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PDF形式 - 秋田県立秋田高等学校同窓会
VOL.98 AKITA HIGH SCHOOL alumni association news 平成27年度通常総会 ●平成26年度決算書・平成27年度予算書 ●全国支部長会議 ●提言 ◎清水谷 尚順氏 常置委、特別委活動報告 校友往来 ●天上天下 ●エッセイ ◎陶芸家 田村 一氏 ズームアップ ◎佐々木 勉氏、水野 千夏氏 ●つどい 秋高NOW ◎ソフトテニス部、新聞委員会 秋田県立秋田高等学校 ●学校創立 明治6年 (1873年)9月1日 ●卒業生総数/ 37,565人 (旧制中学7,080人、 新制高校30,485人) ●在籍生徒数/ 822人(男子504人、女子318人) [平成27年11月1日現在] ●同窓会員数/ 38,031人 ●物故者/ 8,849人 ●現会員数/ 28,993人 ●ホームページ http://akitahs-doso.jp ●E-mail [email protected] 町田会長 「郷土創生」貢献を強調 平成 27 年度通常総会 年後のことだが、この時既に 月 日、秋田市の秋田ビューホテ TENJO TENGE 炊きたての新米の馥郁たる香 ば し さ が う れ し い 季 節 で あ る。 だが、コメを取り巻く環境は内 外ともに厳しさを増すばかりだ ▼その一つ、日本穀物検定協会 の食味ランキングで特においし いコメとされる最高ランクの 「特A」。設定された1989年 は、あきたこまちとコシヒカリ の 銘柄だけ、産地も全国 地 区 に 過 ぎ な か っ た。 と こ ろ が 2009年には 銘柄 地区に 増え、 年は一気に 銘柄 地 区に急増した▼常連あきたこま ちのライバルは北海道から四 国、 九 州 ま で 全 国 に 広 が っ た。 消費低迷の中、生き残りをかけ た産地間競争は熾烈をきわめて いる▼銘柄の産地数ではコシヒ カ リ の が ダ ン ト ツ の ト ッ プ、 ひとめぼれ 、つや姫とヒノヒ カリ各 が続き、あきたこまち はわずかに の劣勢である▼県 農業試験場が育成した新品種 「つぶぞろい」と「秋のきらめき」 が今秋デビューした。2019 年をめどにこまちをしのぐ極良 食味米の開発も進んでいるとい う。 年間孤塁を守ってきたあ きたこまちに続くこれら新品種 が、秋田のブランド米として再 び全国トップの座に躍り出る日 を楽しみに待ちたい。 6 天 上天 下 る規程」については、①顧問 は現行どおり「本会に功績の あ っ た 者 」 と す る 一 方、「 母 校の校長経験者の中から」と していた参与は「母校の校長 経験者等から」とし、会長が 「 運 営 委 員 会 に 諮 り、 委 嘱 す る」に変更②顧問、参与の職 務は現行の「必要に応じ会長 等の相談に応ずる」から「本 会の目的達成のため必要な助 言を行う」に変更、とする改 定案が提出され、いずれも異 議なく承認された。 平成 年度の会務報告と事 業報告に続いて決算報告が行 われ、収支ともに予算の執行 は適正だったとする監査報告 を受けて 年度決算は原案ど おり認定された。さらに総額 千485万円にのぼる平成 年度一般会計予算案が提案 され、満場の拍手で原案どお り承認された( 年度決算と 年度予算の詳細は別掲)。 ただ、一連の質疑の中で会 場から手が挙がり「同窓会事 務局に関する提案」と題する 意見書が緊急動議として出さ れた。発言者は議長の許可を 得て出席者にこれを配り、実 効性のある事務局体制の実現 を訴える一幕があった。 26 意見書は理事有志一同の名 前でA4判 ぺージ。およそ 2 『秋高百年史』によると、秋田中学校同窓会は、大正 (1915)年 月 日に雨天体操場で発会式が行わ れた。学校創立から実に ほうはい 卒業生は1200人を超え、卒業生同士の連絡不通をか こつ声が澎湃と湧き上がっていたという。今年はその同 年度通常総会は 窓会設立から数えてちょうど100周年。節目となる平 成 ルで開かれた。 また、伊藤校長も挨拶の中 で、地方創生の要は人材の育 成 に あ る と し て、「 世 界 的 な 視野を持つグローバルな人材 を育てるため質の高い教育活 動を展開していきたい」と語 り、学校としても地方創生を 後押しする考えを示した。 続いて議事に移り、まず会 則の一部改定案を議題とし た。このうち「会員相互の親 睦を図り、母校の発展に尽く す」ことを同窓会の目的に掲 げ た 第 条 に、「 郷 土 の 創 生 に尽くす」ことを加えた改定 案が提案され、満場の拍手で 承認された。 ま た、「 顧 問・ 参 与 に 関 す 2 13 42 21 同窓会設立100周年 会則にも理念盛り込む 24 20 16 8 6 会場は300人近い出席者 でびっしりと埋まり、校歌の 斉唱に続いて町田会長が挨拶 に立った。この中で町田会長 は、日本創成会議が発表した 2040年の人口推計で、秋 田県は大潟村を除く の自治 体がことごとく消滅可能都市 になると指摘された点に触 れ、 「同窓会の目的に掲げて いる『会員相互の親睦』や『母 校の発展』も、そもそも地方 創生なくしては実現できない ものだ」と述べ、同窓会とし て今後、ふるさと秋田の創生 にも力を入れ、郷土の発展に 貢献していく考えを強調し た。 5 1 14 19 3 26 26 2 31 27 2 27 22 42 4 27 2 美子、中嶋修子、坂本公正(平 成 卒) 【続先蹤録編纂準備特別委員 会】▽担当副会長 銭谷眞美 (昭和 卒)▽委員◎畠山茂 (昭和 卒)、武藤冨士雄(昭 和 卒)、豊嶋司(昭和 卒)、 相馬高道(昭和 卒) 【郷土創生特別委員会】▽担 当副会長 三浦廣巳(昭和 卒)▽委員◎佐藤裕之(昭和 卒)、松岡正樹(昭和 卒)、 石 井 仁( 昭 和 卒 )、 藤 盛 節 子(昭和 卒)、高橋秀晴(昭 和 卒)、竹内伸文(平成 卒) ◎は委員長。 総 会 に 引 き 続 き、 銭 谷 氏 が「日本の文化と秋田の文化 力」と題して記念講演を行っ た(講演要旨は同窓会ホーム ペ ー ジ に 掲 載 )。 講 演 後 の 同 窓会設立100周年記念祝賀 会はおよそ330人の参加者 であふれ返った。昭和 年卒 歳の最年長、古村潤二郎さ んから平成 年卒の若い女性 会員まで、大正、昭和、平成 の 世代が一堂に会してグラ スを傾けながら母校の思い出 話等に花を咲かせた。会場か らは終始笑い声が絶えず、締 めくくりに応援団OB紫紺の 会のリードで「校友会歌」を 大合唱してようやくお開きと なった。 銭谷眞美副会長略歴 昭和48年 東 北大学教育学部卒、 文部省入省 平成10年 大臣官房審議官 平成15年 文 部 科 学 省生 涯 学 習 政策局長 平成16年 初等中等教育局長 平成19年 文部科学事務次官 平成21年 東京国立博物館長、現 在に至る は、会員が多いので寄付で協 力できる、全国大会に出られ るよう頑張ってほしい!と母 校への声援があった。 支部との連携強化は同窓会 活動の活性化のため重要であ り、各支部同士の情報交換の 場も必要であるとの認識で一 致し、支部長会議は今後 年 ごとに開催することにした。 (企画委員会) 年ぶりに支部長会議開催 4 27 3 14 10 51 42 6 43 55 50 44 30 2 16 43 43 44 21 14 昨年の国民文化祭に合わせ て開催した全国支部交流会が 好評であったことから、同窓 会設立100周年記念の総会 にあわせ、「連携強化」をテー マに支部長会議を開催した。 年ぶりの開催となった が、津軽、大館など地域支部 支部、県庁、秋田市役所な ど職域支部 支部の代表と本 部役員等 人が参加し、支部 活動の現状と課題、支部から 同窓会本部への要望などにつ いて協議した。 各支部からは、支部総会や 行事の参加者は限定的になっ ている、支部報の発行は重要、 若い会員が少ない、職域支部 の転勤者情報を地域支部にも 送ってほしいなどの報告・要 望が出された。県庁支部から 秋田高校同窓会だより VOL.98 3 43 33 50 92 3 銭谷氏を 副会長に選任 年間勤務した女性職員が昨 年 月に辞めて以来、補充が ないまま事務局は事務局長一 人体制が続いている現状を憂 慮、チェック機能の低下を指 総 会 は こ の 後、 学 校 創 立 摘している。そのうえで、① 150周年(2023年)に 事務局を常勤 人体制に戻す 向 け て 発 行 す る『 続 先 蹤 録 』 こと②事務局長の選任は公募 に関して、町田会長から「続 制で行うこと③報酬は有償ボ 先蹤録編纂準備特別委員会」 ランティアを基本とし、時給 設立とその統括責任者として 制を排除しない、などを骨子 銭谷眞美氏(昭和 卒)を新 としている。これに対して町 たに副会長に迎えたいという 田 会 長 は 検 討 さ せ て ほ し い、 提案があった。異議なし、の と答弁し、後日、企画委員長 声があり、拍手で銭谷氏の副 に検討を指示した。 会長就任を了承した。 さ ら に 会 則 改 正 に 基 づ き、 郷土秋田の再生と新たな発展 のために動き出す機関とし て「郷土創生特別委員会」の 設置も提案され、両特別委と も委員名が読み上げられて承 認された。既に動き出してい る「150周年記念誌編集準 備特別委員会」とあわせ、特 別 委 の 委 員 名 は 次 の と お り。 【150周 年 記 念 誌 編 集 準 備 特 別 委 員 会 】 ▽ 担 当 副 会 長 高島清子(昭和 卒)▽委員 ◎ 高 橋 秀 晴( 昭 和 卒 )、 伊 藤 史( 平 成 卒 )、 加 賀 谷 真 澄(平成 卒) 、 佐藤正臣(平 成 卒)▽学校委員 今井智 幸( 副 校 長 ) 、 物 部 長 幸( 平 成 卒) 、 木村司(昭和 卒)、 金 内 哲( 昭 和 卒 )、 深 井 富 1 3 61 8 6 20 9 2 57 44 もご希望の方は事務局にご連 絡いただければ同用紙をお送 りいたします。 (委員長 速水 洋子) 名簿委員会 名 簿 号 を 発 刊 し て か ら、 ちょうど 年が経過しまし た。 古 本 屋 に 出 て い る と か、 悪徳商法に利用されていると いう声が全く聞こえてきませ ん。これは、今回の名簿から 始めた、すべてのものに管理 番号を付した成果だと思って います。 今年の委員会の主たる目標 は、 名 簿 捕 捉 率 の 向 上 で す。 名簿捕捉は、同窓会の基盤で あると考え、今まで以上に支 部・年次との連携を強めてい きたいと考えています。 また、前号同窓会だより発 送 時 に、 捕 捉 率 の 低 い 年 次 へ、「 住 所 未 判 明 者 一 覧 」 を 同封するなどの手立ても取り ました。これからは、部活動 のOB会とも連携を進めてい きたいと考えています。会員 捕捉は、地道にこつこつしか ありません。 (委員長 越中谷孝一) 広報委員会 広報委員会は現在、学校側 委員を含め 人の委員で「同 窓会だより」の編集・発行を 行っています。毎回だより発 行のおよそ か月前に編集会 議を開き、発行に向けた準備 にとりかかります。 委員が持ち寄った情報に基 づいて各ページごとに掲載内 容を協議、全容を固め、仕事 の分担を確認します。その後 は、各自締め切りに向かって 全 力 投 球。 取 材・ 写 真 撮 影、 執筆をお願いする方々との執 筆 交 渉、 原 稿 の 校 正・ 校 閲、 「 つ ど い 」 原 稿 等 の 整 理、 印 刷会社との細かいすり合わ せ、ゲラ刷りの確認等々、怒 涛の か月半が待っていま す。「 だ よ り 」 は 同 窓 会 員 の もの、これからも全国の会員 から多種多様なご意見・情報 の提供をお待ちしています。 (委員長 石井 仁) 8 1 けでなく、スマートフォンな どの携帯端末でも見やすい画 面を設定しています。さらに、 トップページに秋田高校に関 連するツィッターやフェイス ブックなどの外部情報を掲載 し、同窓生がHP上で気軽に 情報発信できる環境を構築し ています。 また、ビジネスを含む同窓 生 の 活 動 発 信 を 目 的 に、 バ ナー広告の掲載を試行運用し ています。掲載広告をクリッ クすることで、企業・団体の さらなる情報を閲覧すること ができます。今後試行運用結 果をもとに、料金や掲載方法 などを決定していく予定で す。変化しているHPをまず は閲覧していただき、今後の 改善に向けたご意見等をいた だければ幸いです。 (委員長 武内伸文) 本委員会は、2023年に 発行することになるであろう 創立150周年記念誌の編集 準備を進めている。開校から の100年間については『秋 高百年史』をリライトし、そ の後の 年間を新たに執筆し 150周年記念誌編集 準備特別委員会 ホームページ(HP)委員 会では、若年層を含む同窓生 のホームページへのアクセス 数向上を目的に、パソコンだ ホームページ委員会 2 45 27 40 2 常置委員会・ 特別委員会活動報告 11 15 財政委員会 4 26 総会で認定・承認された決 算と予算について少し補足を い た し ま す。 ま ず 平 成 年 度 一 般 会 計 決 算 で は、 名 簿 会 計 の 廃 止 に 伴 い、 お よ そ 460万円が繰入金として算 入された結果、収入が支出を 千 万円上回りました。 平成 年度一般会計予算で は、これをそのまま繰越金と して収入の部に計上していま す。繰越金は前年度よりほぼ 倍増しており、運営委員会で も決して好ましい状態ではな い、 と い う 指 摘 が 出 ま し た。 来 年 度 の 予 算 作 成 の 際 に は、 今年度の経験を踏まえ適切な 善後策を講じなければと考え ています。 一方、来年 月から実施す る 年 会 費 の 口 座 振 替( 銀 行 口座からの自動引き落とし) は 月 末 日 現 在、 希 望 者 が 200人を超えました。この 方々には今回のだよりに手続 き用紙を同封しました。今後 1 9 企画委員会 2 今年は同窓会設立100周 年ということで、多くの同窓 生から協賛していただき秋田 魁新報に総会開催案内の全面 広告を出すことができた。格 調あるリードで祝賀会を盛り 上げてくれた応援団OB紫紺 の会にも感謝したい。 総会・講演会及び入会式の 企画運営などは、例年、当番 年次の協力を得ながら実施し ている。 年度 回目の当番 年次会議と来年度当番の1回 目の会議をそれぞれ 月中に 開催し、入会式と総会講演会 の講師を選任する予定。入会 式の記念品は生徒にも評判が よいので、校歌の歌詞の一部 を 印 刷 し たUSBメ モ リ を 贈っている。 会議室無料貸し出し、軽印 刷 機 利 用、 郵 便 物 発 送 代 行 や、卒業 周年・ 周年同期 会開催支援など、組織強化の ための支援を継続・強化して いく。 (委員長 佐藤悦紹) 50 27 10 4 1 1 平成27年度 秋田高校同窓会 一般会計 予算書 平成26年度 秋田高校同窓会 一般会計 決算書 平成27年3月31日現在 ◇ 収 入 総 額 ◇ 支 出 総 額 ◇ 差 引 残 額 25,545,558 円 15,093,418 円 10,452,140 円 <収入の部> 項 目 入 会 金 入 会 金 会 費 協賛広告費 会議収入 雑 収 入 繰 入 金 繰 越 金 収入合計 (単位:円) 予算額 決算額 増減 1 965 600 1,965,600 11,286,000 480,000 1,615,500 156,488 4,600,018 5,441,952 △ 14,400 14 400 286,000 80,000 665,500 128,176 282 0 24 400 000 24,400,000 25 545 558 25,545,558 1 145 558 1,145,558 収入合計 事 業 費 だより発行費 母校協力費 新入会員歓迎費 年次強化費 ホームページ維持費 名簿管理費 資料室運営費 広 告 費 羽城館維持管理費 会 議 費 総 会 費 総 会 費 運営委員会費 委員会費 支部関係費 事 務 費 給料・手当 消耗品費 印 刷 費 通 信 費 通 信 費 手 数 料 機器運営費 旅費・交通費 基 金 同窓会基金 雑 費 慶 弔 費 雑 雑 費 費 退 職 金 退職金積立 予 備 費 予 備 費 支出合計 (単位:円) 予算額 決算額 増減 9,449,736 2,000,000 1,000,000 700,000 , 200,000 350,000 4,599,736 100,000 100,000 400,000 2,700,000 900,000 800,000 400,000 600,000 8,550,000 2,900,000 450,000 200,000 3 000 000 3,000,000 800,000 200,000 1,000,000 1,000,000 1,000,000 150,000 100,000 50,000 50 000 0 0 2,550,264 2,550,264 3,905,783 1,666,033 1,025,000 485,031 , 104,804 48,600 294,308 17,133 64,800 200,074 2,847,833 1,230,293 870,704 144,236 602,600 7,232,679 2,444,200 253,347 133,056 2 962 824 2,962,824 722,788 183,956 532,508 1,000,000 1,000,000 85,523 67,462 18,061 18 061 0 0 21,600 21,600 △ 5,543,953 △ 333,967 25,000 △ 214,969 , △ 95,196 △ 301,400 △ 4,305,428 △ 82,867 △ 35,200 △ 199,926 147,833 330,293 70,704 △ 255,764 2,600 △ 1,317,321 △ 455,800 △ 196,653 △ 66,944 △ 37,176 37 176 △ 77,212 △ 16,044 △ 467,492 0 0 △ 64,477 △ 32,538 △ 31 31,939 939 0 0 △ 2,528,664 △ 2,528,664 24,400,000 15,093,418 △ 9,306,582 だより95・96号印刷費・封入料金他 母校協力金(生徒活動助成費)、文武両道賞副賞 入会記念品(USBメモリー)、祝菓、入会の栞印刷 会記 品( )、祝菓、 会 栞印刷 卒業4・10・15周年同期会・若年次支援 HPドメイン契約料 名簿管理ソフトVU・年次名簿委員会議・役員名簿製作 職員録(県・市・教職員)、魁データブック 魁新報等企画広告掲載(甲子園県大会.年賀他) ダスキンモップ・床面ワックス塗布、除雪用具、便座交換 総会資料、講師謝礼、会場費、当番年次会議 運営委員会4回、理事会2回 各常置委員会、合同委員会、計14回 支部総会参加費、支部交流会、来校者接待他 嘱託手当、事務補助手当、アルバイト賃金 コピー機リース、パフォーマンスチャージ料、トナー他 会費払込取扱票 NTT インターネット 郵便料金(だより送料を含む) NTT、インターネット、郵便料金(だより送料を含む) 会費・協賛広告振込手数料(ゆうちょ・コンビニ)他 パソコン、プリンター更新 支部等出席旅費、私用車ガソリン代 基金積立会計へ 祝電・弔電・葬儀花 残高証明書 茶 洗剤 他 残高証明書、茶、洗剤 弁護士費用 (単位:円) 27年度予算額 前年度予算額 増 減 1,980,000 1 980 000 11,000,000 400,000 1,000,000 17,860 0 10,452,140 1,980,000 1 980 000 11,000,000 400,000 950,000 28,312 4,599,736 5,441,952 0 0 0 50,000 △ 10,452 △ 4,599,736 5,010,188 24,850,000 24,400,000 450,000 摘 要 7,200円×275名 7 200円×275名 2,000円×5,500名 だより協賛広告 10,000円×20コマ×2回 総会、理事会・運営委員会懇親会参加費 普通預金利息,名簿・140周年誌販売売上 (前年度は名簿会計) 前年度から <支出の部> 項 目 摘 要 24,850,000 円 24,850,000 円 0円 <収入の部> 入 会 金 入 会 金 会 費 協賛広告費 会議収入 雑 収 入 繰 入 金 繰 越 金 273名×7,200円 273名×7 200円 5,643名×2,000円 95号24コマ分、96号24コマ分 総会、理事会×2回・運営委員会×4回 140記念誌 名簿40号販売代金他 名簿会計から(解約利息を含む) 平成25年度会計から <支出の部> 項 目 ◇ 収 入 総 額 ◇ 支 出 総 額 ◇ 差 引 残 額 項 目 摘 要 1 980 000 1,980,000 11,000,000 400,000 950,000 28,312 4,599,736 5,441,952 (委員長 畠山 茂) 27 など、細部にわたる方針を樹 立すべく委員会活動を継続す る所存。 郷土創生特別委員会 我が同窓会は、ただいたず らにノスタルジアに浸るだけ の存在であってはならず、己 の今を形作ってくれた郷土へ の恩返しも込めて、地元振興 に一肌脱がねばならぬので あって、その矜恃を具体的な 行動に移す、というのが当委 員会の使命だと理解していま す。 去る 月 日の第 回会議 では、この趣旨を確認し、事 業 の 方 向 性 を 確 認 し ま し た。 その結果を踏まえ、企画素案 が策定され、次回会議でさら に検討を重ねる予定です。 秋田高校同窓会という組織 の特性を活かしながら、郷土 秋田が元気になるユニークな 方策を打ち立てていきたいと 思いますので、格別のご支援 よろしくお願いします。 (委員長 佐藤裕之) 7 6 3 て、一冊で秋高の150年が 見渡せるような構成とする計 画だ。 現在、学校委員の方々とと もに、月 回に近いペースで 打ち合わせをし、執筆作業に 入っている。2015年度内 にはリライトを終える予定で ある。 なお、この機会に、資料を 発掘し、校史に新たな角度か ら光を当てたいと考えてい る。同窓生各位が所蔵・保管 している写真や新聞記事等に ついて、積極的に情報提供頂 ければ大変ありがたい。お心 当たりのある方は同窓会事務 局までご一報を。 (委員長 高橋秀晴) 9 続先蹤録編纂準備 特別委員会 当特別委員会は 月の設置 以来、委員全員の参加のもと 月下旬までに 回の正式委 員会を開催。その間ネット情 報を間断なく交換して委員の 意見を蓄積、 精査。その結果、 年後の上梓を目標とする編 纂方針案の骨子策定を年度半 ばでほぼ終えつつあり。年度 末に向けてはさらに具体的な 編集組織案や候補者案の調査 8 事 業 費 だより発行費 母校協力費 新入会員歓迎費 年次強化費 ホームページ維持費 名簿管理費 資料室運営費 広 告 費 羽城館維持管理費 会 議 費 総 会 費 総 会 費 運営委員会費 委員会費 支部関係費 事 務 費 給料・手当 消耗品費 印 刷 費 通 信 費 手 数 料 機器運営費 旅費・交通費 基 金 同窓会基金 雑 費 慶 弔 費 慶 弔 費 雑 費 退 職 金 退職金積立 予 備 費 予 備 費 支出合計 (単位:円) 27年度予算額 前年度予算額 増 減 9,255,428 2,000,000 1,100,000 700 000 700,000 200,000 350,000 4,305,428 100,000 100,000 400,000 3,300,000 1 000 000 1,000,000 800,000 700,000 800,000 8,550,000 2,900,000 450,000 200,000 3,000,000 800,000 200,000 1,000,000 1,000,000 1,000,000 150,000 100 000 100,000 50,000 0 0 2,594,572 2,594,572 9,449,736 2,000,000 1,000,000 700 000 700,000 200,000 350,000 4,599,736 100,000 100,000 400,000 2,700,000 900 900,000 000 800,000 400,000 600,000 8,550,000 2,900,000 450,000 200,000 3,000,000 800,000 200,000 1,000,000 1,000,000 1,000,000 150,000 100 000 100,000 50,000 0 0 2,550,264 2,550,264 △ 194,308 0 100,000 0 0 0 △ 294,308 0 0 0 600,000 100 100,000 000 0 300,000 200,000 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 44,308 44,308 24,850,000 24,400,000 450,000 摘 要 窓付封筒、だより印刷費、封入料金 母校協力金(生徒活動助成費)、文武両道賞副賞 栞、入会記念品、激励者謝礼、昼食会他 卒業10・15周年同期会・若年次支援 ドメイン料、委託料他 会員名簿システム維持・管理経費 秋高祭展示・保管資料・維持整備用品 魁新報企画広告掲載(甲子園野球県大会・年賀) 羽城館修繕、ワックスがけ他 総会資料、講演謝礼、懇親会経費他 総会資料 講演謝礼 懇親会経費他 運営委員会2回、理事会2回、懇親会経費 常置委員会、特別委員会 支部総会・年次同期会・歓迎会参加費、支部長会議 嘱託・事務補助・アルバイト手当 事務消耗品、各用紙代、コピーリース料、トナー 他 会費払込取扱票・.各サイズ封筒等印刷代 郵便料金(だより送料含む)、NTT料金、インターネット回 線 会費・協賛広告等振込手数料、コンビニ収納手数料他 機器修理 他 旅費・交通費、タクシー代、私用車ガソリン代 各種慶弔 残高証明書、茶、洗剤 他 藤田建設 秋田県知事登録 018-0191 建設業知事許可H-40317 一般建築 設計・施工・注文住宅・リフォーム 税理士 伊 保 谷 徹 藤 田 達 光(平成 6 年卒) 〒018-1516 秋田県南秋田郡井川町 浜井川字家ノ東133-21 TEL:018-874-2423 FAX:018-874-9423 E-mail:[email protected] その他 各種翻訳・通訳業務(英語・ロシア語) 5 秋田高校同窓会だより VOL.98 (昭和59年卒) 会 長 代表取締役 越中谷 正美 (昭和29年卒) 常務取締役 越中谷(昭和59年卒) 孝一 越中谷 (平成6年卒) 孝一 〒011-0946 秋田市土崎港中央2-2-4 TEL018-845-1573 伊保谷税務会計 〒192-0906 八王子北野町556番地11 安藤ビル101 TEL.042-660-5735 FAX.042-660-5737 E-mail [email protected] 院 長 鈴木道明 (昭和59年卒) 〒187-0041 東京都小平市美園町1-15-2 プレミール小山405 TEL.042-349-0 015 FAX.042-349-0 020 一隅を照らす 提言 浅草寺支院善龍院住職・ 浅草寺録事 清水谷 先日、恩師より久方ぶりに お電話をいただきまして、同 窓会誌にお寺とカバディのこ とを中心に、来たる東京オリ ンピックを絡めて寄稿してほ しいとのお話しがございまし た。日頃より僧侶として「ご 縁の大切さ」を説く身でもあ り、またかつて秋田高校にて ご恩を受けた者として、浅学 菲才ではありますがお受けさ せていただきました。 私 は 今、 浅 草 に あ り ま す 浅草寺で僧侶として勤めて い ま す。 浅 草 寺 は 今 か ら 約 1 400年 前 の 推 古 天 皇 尚順 (平成 卒) 3 年(西暦628年)に開創し た、東京では最も古いお寺で す。ご本尊は観音さまで、 「あ さくさかんのん」の呼称で全 国のご信者さんに親しまれて おります。お寺での日常のお 勤めは、日々の観音さまへの ご祈祷やご信者さんへのご布 教・ご相談対応、お正月から 始まる年中行事の数々と、と ても多岐にわたっておりま す。 一方で、私は仏教系の大学 への進学とともに「カバディ」 というスポーツの虜になりま した。カバディとはインドの 国技で、南アジアを中心に数 千万人の競技人口(インドら しくアバウトな数字ですが …)を持つスポーツです。日 本での知名度は低いながら も、攻撃時に「カバディ、カ バディ」と言い続ける様子は 聞き覚えがあるのではないで しょうか。一見コミカルな競 技と思われますが、実は古代 インドの集団狩猟法を起源と した、一種の集団格闘技とも い え る 激 し い ス ポ ー ツ で す。 くすことによってやがて 世の中全体が明るくなる あのお釈迦さまも若かりし頃 と い う 意 味 で す。 こ の 雷 門 この競技を行っていたといわ を通り浅草寺を訪れて下さ れています。 る多くの方々にいかに良き 私はこのカバディで日本代 思 い を 抱 い て い た だ け る か、 表選手に選出されアジア版オ 自問自答の毎日です。 リンピックといわれているア 東京オリンピック招致の ジア競技大会へ出場しまし 際、 滝 川 ク リ ス テ ル さ ん の た。そして、大会や競技を通 し多くのアジアの選手たちと 「 お も て な し 」 の ス ピ ー チ は 世界中の人々に感銘を与え 交流する中で、人とのつなが ま し た。 こ の「 お も て な し 」 りの大切さを学び、そして心 の 心 を 体 現 す る た め、「 信 は より世界が平和であってほ 荘厳より起こる」といわれ しいと願うようになりまし ますように日々境内伽藍の た。 残 念 な が ら カ バ デ ィ は 清 掃 等 に 努 め、 笑 顔 で 多 く 2020年に開催される東京 の方を迎えたいと思ってお オリンピックの競技種目では り ま す。 世 界 の 平 和 と 人 々 ございませんが、いつの日か の心の平安を願って。 カバディがオリンピック種目 となる日が来るのを夢見てお ります。 近 年、 浅 草 寺 に は 年 間 約 千万人の方がお参りに訪れ ます。その中には約500万 人の外国人の方々も含まれて おります。そして、その多く の方が、浅草寺の玄関口であ る「雷門」で楽しそうに記念 写真を撮られます。その様子 を見て私は日々噛み締めるこ とばがあります。 それは、天台宗の開祖最澄 さまの「一隅を照らす」とい うことばで、一人ひとりがそ れぞれの持ち場で最善を尽 秋田県秋田市中通四丁目1-28 TEL:018-8 3 3- 6 3 71㈹ (平成16年卒) 〒010-0146 秋田市下新城中野 琵琶沼166-16 TEL 018-853-9849 須 田 紘 彬 〒010-0041 秋 田 市 広 面 字 蓮 沼 87-1 T E L . 0 1 8 - 8 3 4 -2 1 2 1 小 泉 亮 道(昭和40年卒) (昭和40年卒) 理事長 秋田就職総合研究所 あきたきた整骨院 小泉病院 医療 法人 院長 鎌 田 滋 夫 (平成6年卒) から支えます! 各種健康診断・人間ドック受付 雇用とキャリア教育 相馬 貴幸 県内の経済を 鎌田 クリニック 内科、消化器内科、胃腸・内視鏡内科、 循環器内科、呼吸器内科、外科、肛門外科 リハビリテーション科 循環器科 内 科 36 敵の攻撃手をチーム7人で捕獲するカバディ (広州アジア大会の日本代表/2010年) 3 Profile しみずたに・しょうじゅん/1973年東 京生まれ。4歳で父の故郷秋田へ、高 校卒業まで秋田市で育つ。東京の大学 へ進学、卒業後天台宗総本山比叡山 延暦寺での修行ののち、先代である祖 父の後を継ぎ浅草寺支院善龍院住職と なる。現在は浅草寺の録事も務める。 大学3年時よりカバディ日本代表選手に 選出、以後広島・バンコク・釜山・ドー ハでのアジア大会に出場。引退後の今 は日本カバディ協会理事を務める。 6 (昭和 卒) 水野 千夏 あきた舞妓派遣会社せん社長 秋田美人の産業化に全力 (平成 卒) 時には町の人に話しを聞き秋田美人 の情報を徹底的に探りました。そん な中私の一番驚いたこと、それは芸 者文化が秋田に存在していたという ことでした。 この文化を今の時代に合わせた産 業として復活させたい。ニーズも受 け皿もない秋田でこのサービスを立 ち上げることはリスクが高いことで したが、私はそのリスクにも勝る魅 力が秋田美人という言葉にはあると 確信していました。そしてこの芸者 文 化 を お 座 敷 文 化 の 発 達 で は な く、 秋田に人が来る仕組みのひとつ観光 文化の発達を目指す事業に。かつて 秋田市を賑わせた芸者衆の思いを受 け継ぎ、秋田美人の具現化を目指す。 そ れ が 会 え る 秋 田 美 人、〝 あ き た 舞 妓〟です。格式はそのままに敷居は 低く、いつでも誰でも会える秋田美 人。 文化を一から創り上げることは簡 単なことではありませんが、美の国 秋田の文化発展に寄与するため、本 気で秋田と向き合っていきたいと思 います。 19 息づ く 〝 お も て な し の 心 〟 佐々木 勉 ZOOM UP! 2014年、秋田美人の産業化を 図ることを目的とした株式会社せん を設立、同時に代表取締役に就任。 2007年高校卒業後、都会への 憧れから横浜の大学に進学。秋田を 離れるといかに秋田には素晴らしい 資源が眠っているのか、いかに秋田 がマイナスなイメージを持たれてい るのかを思い知りました。 社会人になってからは高校の時に 培った自主自律の精神から、誰でも できる仕事ではなく、自分にしかで きない仕事をしたい。そんなことを 思っていた私の頭をよぎったのは起 業でした。さらには自分の故郷であ る秋田に恩返しをしたい。そこで起 業の場所を秋田にすることを決めま した。 少子高齢化、人口減少、そして産 業の衰退が進む秋田の現状を秋田の 魅力をうまく活用することで、補う ことができるはず。秋田の魅力の一 つ、秋田美人は認知度も高く、誇る べき資源であるのになぜ言葉のみ が 先 行 し て 知 れ わ た っ て い る の か、 ル ー ツ は な ん な の か。 書 物 を 読 み、 秋田高校同窓会だより VOL.98 7 帝国ホテル 営業部次長 1 59 べ放題の代名詞として日本中で目に するようになりました。 開 業 か ら の125年 に わ た っ て、 先達が築き、また継承されてきた「お も て な し の 心 」、「 先 駆 の 精 神 」。 こ のDNAを 年後、 年後、100 年後の当社を担う後輩に確実に引き 継 い で い く こ と と と も に、「 変 え て はいけないもの、変えなければいけ な い も の 」、 常 に こ の 言 葉 を 念 頭 に 置き、次世代を担う人材を育成する ことが、今の私に与えられた最大の ミッションだと思っております。 2020年、東京オリンピックの 開催年に当社は開業130周年を迎 えます。今後も世界各国から、また、 日本全国からお客様をお迎えするホ テルでありたいと、日比谷の地での 奮闘は続きます。 10 23 明治政府が推し進めた欧化政策の ひ と つ と し て、 「鹿鳴館」の隣接地 に1890(明治 )年に開業した 帝国ホテル。現在の私の職場です。 海外からの賓客をお迎えする「日 本の迎賓館」 として誕生した当社は、 この 月に開業125周年を迎えま す。 明治、大正、昭和、平成。時の流 れ、 ライフスタイルの変化に合わせ、 営業体制は開業当初と大きく変わり ました。 レストランでのご会食、ご宴会や ご披露宴へのご出席、フードショッ プでのお買物やご宿泊等、当社をご 利用いただくお客様は 日あたりお よそ 千人。125年の歴史の中で 先達が築いてきた 「おもてなしの心」 は、大切なDNAとして現在の私た ちに引き継がれ、開業時と変わらぬ 気持ちでお客様をお迎えしておりま す。 ま た、 常 に 新 し い サ ー ビ ス に 取 り 組 み、 提 供 し て き たのも私たちの先達でした。 「ホテルウェディング」は 関 東 大 震 災 後、 「ディナー シ ョ ー」 は1966年 に 帝 国ホテルが日本で初めて取 り入れたものです。 「バイキング」は、北欧料 理のスモーガスボードをヒ ントに帝国ホテルが始めた ス タ イ ル で す が、 今 で は 食 みずの・ちなつ/1988年生 まれ、秋田市出身。2011年 に神 奈 川大 学 卒 業 後、 東 京都にある化粧品会社へ入 社。2012年秋田市へUター ン、秋田市内の企業に転職。 2013年秋、あきた舞妓事業 設 立。2014年4月、 株 式会 社せん設立、代表取締役に 就 任。 現 在3人のあきた舞 妓を擁し、秋田美人の売り 込み、秋田県活性化のため に東奔西走の日々を送る。 20 ささき・つとむ/1966年生まれ、秋田市出身。 1989年早稲田大学卒業、同年㈱帝国ホテル 入社。入社後、1年間の現場研修。1992年 から2年間、ドイツのホテルに出向。帰国後 帝国ホテル大阪の開業準備に携わる。以降、 宿泊やウェディング、外販のマーケティング業 務などを担当、日本を代表するホテルの業務 を幅広く経験。2015年4月より現職。 11 8 大会後、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑 波宇宙センターの見学希望があり案内。歴代の 観測衛星を見聞、実物大の宇宙ステーションの 中を体験見学してもらい、無事宿舎へ送り届け た。 (柴田久志=昭和34卒) 校友 往来 美郷町に佐々木毅記念室 オープン 秋田県・美郷町出身の政治学者で元東大総 長の佐々木毅氏(昭和36卒)の事績を展示する 「美郷町歴史民俗資料館佐々木毅記念室」が10 KOUYU-OURAI 月1日にオープンした。 同資料館は平成25年度末に閉校した旧千畑 南小学校の校舎を活用、郷土の歴史と民俗に 関する資料を展示している。佐々木毅記念室は 矢留倶楽部 その1階ロビー前にあり、氏の著書や蔵書、論文 今年は第1回全国中等学校優勝野球大会開催 の原稿、委員を歴任した各種審議会の資料のほ から100年の節目の年です。第1回大会準優勝 か愛用の机、2001年から4年間務めた東大総 校である母校野球部は、12年ぶりの甲子園出場を目指しました 長時代のガウンなど貴重な品々を展示している。同資料館のオー が、残念ながら叶いませんでした。 プンに招かれた佐々木氏は、 「このたび甚だ贅沢なことに、美郷 この高校野球100年の記念の年に、第1回大会に参加した10 町のご厚意により、私なりに人生に一区切りをつける機会が与え 校のOBが、12月19、20日の両日、甲子園に集い、再現大会 られた。今後はその充実のために、年に1回ぐらいは展示替えが を開催します。 できるよう私も努力を続けるつもりだ」と感想を語っていた。 我がOB会矢留倶楽部チームは19日(土)午後1時より、三重・ 開館時間は午前9時から午後5時まで、休館日は月曜日と年末 宇治山田高校と対戦します。日程の都合で1試合だけとなりまし 年始。詳しくは同資料館(0187-88-8706)にお問い合わせを。 たが、50人を超えるOBが参加予定です。甲子園を楽しみながら (広報委員会) も秋高のOBらしいプレーをし、勝利したいと思います。 (猿田五知夫=昭和51卒) 決戦は土曜日、宇治山田と対戦 男鹿日本海花火を支える 同期ゴルフ会50回で幕 4B2E会 昭和42年卒のゴルフ愛好会は、その名も大きく「4バーディー 2イーグル会」と命名して26年前に誕生した。毎年春と秋の年2 回、秋田市周辺のゴルフ場を転戦する。県外からの常連もいて、 毎回8〜10組の参加者で賑わう。2011年だけは東日本大震災で 中止となったため、今年で50回を数えるが、みんなで相談して これを機会に26年間続いた恒例イベントに終止符を打つことに なった。 最後のコンペは10月8日、秋田市のノースハンプトンゴルフ倶 楽部で行った。今回も30人が参加し、名残を惜しみつつ昼のプ レーを楽しみ、夜の表彰式・懇親会で底抜けに盛り上がった。 解散記念に積立金で全員に50回記念を刻したスポーツタオルが 贈られ、皆感慨ひとしおといった面持ちで4B2E会の最後を拍手 で見送った。 (鎌田正美=昭和42卒) 「校友往来」の原稿募集 同窓会だよりは今号から新企画「校友往来」の掲載を開始し ました。校友往来は、地域支部や職域支部をはじめ年次、部活 OB会、個別のグループなどで最近話題になっているトピックス やイベント、さらに現在取り組んでいる社会貢献活動や地域興 し活動など全国各地のホットな情報を取り上げます。 支部総会や同期会が中心の「つどい」欄とは一線を画す性格 のもので、文字数は300字前後でお願いします。原稿は同窓会 事務局までFAXまたはメールでお寄せください。(広報委員会) 石田歯科医院 《診療時間》 平日 9:00~12:30 14:00~18:30 土曜 9:00~13:00 日曜・祭日 休診 水曜昼往診 午後変更あり 石田 達郎(昭和50年卒) 副院長 石田 貴洋(平成15年卒) 院 長 秋田市南通亀の町5-7 TEL.018-832-5482 内科・循環器内科・呼吸器内科 阿部クリニック 院長 阿 部 豊 彦 (昭和50年卒) 男鹿支部 男鹿市の一大イベントである男鹿日本海花火は毎年8月14日 に開催される。今年で13回目であるが、県内外から10万人以上 の観衆が訪れ、夜空を彩る花火の美しさに酔いしれている。こ のイベントは渡部幸男氏(昭和45卒=現男鹿市長)が地域興し 活動の一環として立ち上げ今日に至っている。 花火の特徴は、毎年創造的かつ進化することであり、テーマ を掲げ実施している。ちなみに今年のテーマは「リズムアンドダ ンス」であった。花火が縁で新しいカップルが誕生したのは大変 うれしいことである。この花火は、多くの人々の協力により運営 されているが、協賛事業者の菅原宏二氏(昭和45卒)小生、同 窓生がその一角を担っている。 (今津谷勉=昭和37卒) 全国高文祭参加の後輩を案内 茨城秋高会 少し古い話になるが、平成26年全国高等学校総合文化祭茨 城大会が開催された時のこと。秋田高校は7部門に参加。茨城 秋高会では学園都市つくば市で開催された「写真部門」で地理 不案内の手助けをと考え、私柴田と上村謙次郎(昭和41卒)が 顧問の茜谷信也先生、2年生の須田珠遥さん、同行のお母様を ご案内した。 全国47都道府県選抜作品307点、うち受賞作品30点の中に 須田さんの母校野球応援スナップ「勝利の女神」 (だより96号 に掲載)が見事奨励賞(20点)を受賞した。東北で2点だけの 快挙であった。ご案内した甲斐があったと2人で大喜びした。 気付いた時が修理どき! 住まいの増改築なら 清三屋施設工業株式会社 代表取締役会長 代表取締役会長 高 橋 基 (昭和40年卒) 秋田市仁井田本町三丁目28-13 T E L . 0 1 8-8 9 2-6 7 1 1 給排水・空調・ガス設備工事 秋 田 市 新 屋 天 秤 野 4-8 T E L . 0 1 8-8 6 3-0 4 3 8 高 橋 正 男(昭和40年卒) 代表取締役社長 高 橋 洋 平(平成7年卒) 〒010-1611 秋田市新屋天秤野5番18号 T E L. 018ー864ー9311 FAX. 018ー865ー1327 8 2000年頃から陶芸家としての活動を始め て、 よく「作るのがお好きなんですね?」とか「好 きなことを仕事にされてうらやましいです」と 言われる。そのたびに自問するのが「自分は本 当に作るのが好きなんだろうか?」ということ。 確かに子供の頃から手を動かして何かを作るの は嫌いではなかったし、陶芸やガラスの作家が 何か作っている様子を映したテレビの番組があ ると、それをかじりつくように見ていた。 ところが、いざ「陶芸が好きか?」と問われ ると、はたと返事に困ってしまう。好きとか 嫌い以上に「面倒くさい」ことの方が多いの だ。たとえば自分の窯には茶碗なら200個は 入る。だからと言って、いつも窯を焚くたびに 200個茶碗を作ればいいというわけではな い。同じ湯呑を300個作ってほしいという注 文があれば、ただ機械のように黙々と手を動か してそれだけ作る。もちろんそれが自分が気に 入ってるかどうかは度外視で。 また、実際に焼けた作品はそれを愛でている だけではダメで、値段を付けて梱包して納品し て展示して……。その過程は基本的には一人で の作業だし、何よりいちばん厄介なのが、そう やって作った作品が売れる保証はどこにもない ということ。だから「作る」以上に「売る」こ とに必死にならないと新しい作品は作れない。 それが実に面倒くさい。そんなことを自分はす でに 年以上続けていることになる。 単純に「好き」だけなら休みの日に気に入っ たものを作ればいいだけの話だし、それはと てもとても楽しいはず。でも自分はそうではな い。結果に結び付かない作業を延々と続けるに は、ただ好きという感情だけではダメだと思う。 たとえば自分の制作姿勢を振り返ってみると、 ある種の思いつきで作っている。粘土の生理を 探って、それを感じて、形作る。たまに手に 粘土から「こ うしとくとい い」みたいな フィードバッ クがある。そ うするとしめ たもので、ま るで将棋の対 局のようにお 互い丁々発止 の探り合いを してるような 感 覚 に な る。 作品は勝手に できてくる。もちろん自ずと作品は安定せずど んどん変化していくのだけど、これが実に楽し い。反面、とても面倒くさい。でも早く「次」 が見たいから、どんどん手を動かしていく。京 都の陶芸家の河井寛次郎の残した「新しい自分 が見たいのだ……仕事する」という言葉はこれ かと、今書きながら思いついた。 ともかく陶芸は制作から発表するまで、面倒 くさいことだらけなのである。もしかしたら面 倒くさいことに対して、自分はとうに諦めてし まったのかもしれない。他のことは本当に面倒 くさがりの自分だけど、どうも陶芸に対しては そうでもない自分を見つけることができた。必 要以上に早起きしてギターを弾いたり、する必 要もない徹夜をして物語を書いたり……それ だって十分面倒なことだろう。もし、面倒くさ くてもそれに対して意識が向くのであれば、実 際にやってみたらいいと思う。 「好き」とは別の次元でやれることがあるか もしれないし、それを続けるのは割と苦になら ない。自分はこれからも毎日、あー面倒くせー とか言いながら、 茶碗を作っていくことだろう。 秋田高校同窓会だより VOL.98 9 エッセイ 「好き」と「面倒くさい」の間 【本社】〒010-0951 秋田市山王五丁目6-20 TEL.018-823-2579 FAX.018-823-2591 秋田市寺内字蛭根85-7 TEL.018-862-6601㈹ http://www.akita-isuzu.co.jp 秋田市千秋矢留町2-8 TEL.884-7474 FAX.884-7440 (昭和50年卒) 【本店】〒018-4301 北秋田市米内沢字倉ノ沢出口5-1 TEL.0186-72-3001 FAX.0186-72-3004 代表取締役 土井純一郎(昭和50年卒) 取 締 役 石田達郎/石田歯科医院 院長(昭和50年卒) 石川浩一/石川医院 院長(昭和50年卒) 顧 問 竹田隆一/山形大学教授(昭和50年卒) 株式会社 千秋矢留会 すくすく保育園 すくすく学童クラブ 辻 良 之 北 林 一 成(昭和50年卒) 代表取締役 代表取締役社長 大仙市刈和野312 TEL.0187-75-2211 FAX.0187-75-0423 秋田土建株式会社 土井 純一郎(昭和50年卒) 秋田いすゞ自動車株式会社 代表取締役 人と美しい自然の調和 株式会社 土井商店 陶芸家 田村 一(平成4卒) たむら・はじめ/1973年、秋 田市生まれ、1992年早稲田 大学入学後、陶芸を始める。 大学院修了後、東京をメイ ン に 作 家 活 動 開 始。2002 年、益子に移住。以後、国 内 外で 個 展 開 催。2011年、 秋田市仁別に戻り、スタジ オ”nesta”設営。 また、 週刊モー ニング連 載中の『へうげも の』とのコラボレーションを 果たす。 「へうげ十作」の1人。 2015年 冬 に はnoma Japan の ため の 器 を 制 作[HI1] 。 http://calmdown1.tumblr. com/ 15 古田織部没後400年忌 へうげ十作展より 平成27年度 2.年会費の請求は単年度のみとし、過年度分は請求 しない。 3.母校卒業後4年間は年会費の納入を免除する。 年会費納入のお願い 12 1 8 7 5 11 4 27 20 28 42 29 22 20 31 25 59 31 23 42 30 4 41 43 25 6 19 21 42 35 20 36 29 11 27 18 25 23 32 31 5 20 29 20 32 18 30 38 30 55 31 15 39 33 42 30 25 35 31 8 7 月 月 月 9 月 10 40 38 33 萩原 卓( 昭 豊島 司( 昭 後藤 重幸( 昭 鈴木 幸雄( 昭 仲谷 一馬( 昭 竹内 一朔( 昭 石黒 隆二( 昭 京極 五郎( 昭 佐藤 昭夫( 昭 石川 栄一( 昭 中島 悦朗( 昭 井川 一夫( 昭 相澤 謙一( 昭 進藤 則敏( 昭 八代 伯郎( 昭 加賀谷誠一( 昭 米谷 節郎( 昭 福田 啓一( 昭 藤本 磐雄( 昭 牧野 達夫( 昭 近藤 響二( 昭 伊藤 勲( 昭 土田 和夫( 昭 山本正司郎( 昭 小野 衛( 昭 野村 潔( 昭 菊地 晴夫( 昭 大塚 章( 昭 嵯峨多義雄( 昭 阿部 義一( 昭 長谷川 盈( 昭 田村 義智( 昭 武塙林太郎( 昭 布袋屋博啓( 昭 三浦 重弘( 昭 原 三男( 昭 湯川 隆( 昭 37 31 20 32 37 ) ) ) ) ) ) ) 定) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) 定) ④) ) ) ) ) ) 定) ) 定) ) ⑤) ) ) ) ) 20 敬称は省略させていただきました 31 40 37 14 33 29 34 31 22 28 18 23 28 35 29 33 謹んでご冥福をお祈り申し上げます 29 ) 定) ) ) 定) ④) ) ) ) ) 33 23 27 26 ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) 定) ) 定) ) ) ④) ) ) ) 定) ⑤) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) ) 年で卒業したことを表す 5 2 澤田石銀平( 昭 熊谷 護戈( 昭 山口 通明( 昭 川上 景昭( 昭 斎藤 和憲( 昭 阿部 行夫( 昭 大渕 紘一( 昭 高橋 秀治( 昭 扇田 幹夫( 昭 岡部 博之( 昭 佐藤 恭一( 昭 樋口 勝郎( 昭 伊藤 勝夫( 昭 栗原 二郎( 昭 月 長尾 英宏( 昭 平川孫兵衛( 昭 千葉 隆( 昭 藤原優太郎( 昭 尾形 勇( 昭 宮川 雄作( 昭 鈴木 梧郎( 昭 石川 裕久( 昭 佐藤 信也( 昭 佐藤 文彦( 昭 土田 威( 昭 月 加藤 保廣( 昭 最上徳之助( 昭 太田 稔( 昭 堀井 孝( 昭 中田 倫子( 昭 佐藤 隆彦( 昭 藤原 髙司( 昭 安田 展敏( 昭 保泉 忠正( 昭 田淵 節子( 昭 渡部 順吉( 昭 菊地 秀夫( 昭 ⑤)は 20 3 夜) ) ) ) ) ) ) ) ) 定) ) ⑤) ) 定) ) ) ④) ) ) ) ) 定) ) ) ) 年で卒業、(昭 4 平成 年 月 浅野惣市郎( 昭 佐々木良朗( 昭 月 伏見 武治( 昭 月 伊藤 良行( 昭 月 長澤 正( 昭 川辺 俊夫( 昭 月 佐藤 義昭( 昭 今野 恭一( 昭 高橋 與貢( 昭 月 三浦 清( 昭 平成 年 月 金沢 正隆( 昭 石崎 重廣( 昭 藤田専三郎( 昭 佐藤 美紀( 平 佐藤 晋( 昭 佐藤 良平( 昭 月 岡部 雄幸( 昭 佐藤 政由( 昭 麻木 博( 昭 山本 五郎( 昭 栗山 祐治( 昭 梁田 昭悦( 昭 鐙屋 茂富( 昭 月 伊藤 高( 昭 小澤 文義( 昭 中川 誠( 昭 佐藤 明男( 昭 高久 守( 昭 伊吹 勝三( 昭 村上 貞幸( 昭 大石 守( 昭 朝倉 昇一( 昭 妹尾 収( 昭 古野 輝男( 昭 月 斎藤弘太郎( 昭 ㊟(昭 ④)は旧制中学を 20 4 哀悼 会員の皆さまには日頃から同窓会活動に深いご理解 また、総会等で再三要望がありました年会費の口座 とご協力を賜り、心より厚くお礼申し上げます。 さて、秋田高校同窓会の運営は、その財政基盤の 振替(銀行口座からの自動引き落とし)を平成28年度 ほとんどを会員の皆さまの年会費に依存しております。 から実施することになりました。取扱銀行は秋田銀行、 円滑な同窓会活動を推進するため、平成27年度の年会 北都銀行、みずほ銀行の3行です。口座振替を希望す 昨年11月18日に発行した「同窓会だより第94号」の別刷り広報第4号 (140周年記念募金寄付者一覧)4ページ 費納入がまだお済みでない方には、同封の 「払込取扱 る方は、今回同封している払込取扱票のうちコンビニ 訂 正 氏は伊藤英 氏の誤りでした。訂正してお詫びいたします。 用のものではなく、必ずゆうちょ銀行・郵便局用の用 票」での納入に記載の昭和35卒・伊藤英 (ゆうちょ銀行・郵便局、コンビニで取り 扱い)に、何卒ご協力を賜りますようお願い申し上げま 紙に、希望する銀行名を〇で囲んで納入してくださる ようお願いいたします。来年度から実施するのは当面、 す。年会費に関する取り決めは以下のとおりです。 単年度分の口座振替で、多年度分前納についてはまだ 1.年会費は会員1人当たり2,000円とする。 結論が出ていません。 (同窓会財政委員会) 27 23 29 35 表紙写真 (上から) 19 41 15 42 45 29 32 28 31 29 17 26 17 10 32 5 23 37 29 26 ①夏の高校野球で紫のメガホンが揺れる秋高スタンド(写真部撮影) ②秋高祭・生物部の実験に子どもたちの目はくぎ付け(写真部撮影) 13 28 28 18 40 30 27 ③秋高祭で演奏する吹奏楽部イケメンサックスパート (広報委員会撮影) ④晴天に恵まれた秋高祭、かき氷店は大にぎわい(広報委員会撮影) 郷土の環境をよりよくするために… 秋田環境測定センター株式会社 代表取締役 森 洋 (昭和50年卒) 秋 田 市 川 尻 御 休 町 11 - 14 T E L . 0 1 8 - 8 6 4 -1 2 8 1 F A X . 0 1 8 - 8 6 4 -1 2 8 2 船木清治税理士事務所 株式会社 船木会計センター (旧社名 株式会社中央経営計算センター) 専務取締役事務長 船 木 紀 生 (昭和50年卒) 〒010-1618 秋田市新屋松美ガ丘北町3番24号 T E L . 0 1 8 -8 6 3-7 7 4 4 FA X . 0 1 8-8 6 3-9 8 2 8 10 つどい つどい -TSUDOI- 挑戦の大切さを学ぶ 昭和42年卒四二会 昭和42年卒の同期会・四二会の今年度例会が9月5日、 秋田市の協働大町ビルで開かれた。出席者は県内外から 72人。女性陣も4人元気な姿を見せた。 まずは全員で集合写真をパチリ。物故者に黙とうを捧げ た後、校歌を全5番まで歌いきった。大久保正樹会長の 開会挨拶に続き、米シアトル在住の辻純一君の発声で地 元秋田の日本酒で乾杯、懇親会に移った。アルコールの メーターが上がるにつれ、会場には談笑の輪が幾つもでき て話の花が咲き、あっという間の3時間が過ぎた。 最後に高知市から夫妻で駆けつけた千葉徹君が登壇。 14年前に脳出血で倒れ左半身の自由を失ったが、2年前 から障害者の水泳教室に通うようになり、周囲の励ましに 支えられて今年5月、高知県障害者水泳大会に参加した 経験を語った。そして25メートルと50メートルに挑戦した 結果、ともに金メダルを取ることができたと報告があると、 会場から大きな歓声が上がり拍手が鳴りやまなかった。 挑戦することの大切さをみんなでかみしめながら来年の 再会を約束して散会した。 (石井 仁 記) 汽車通時代を懐かしむ 昭和29年卒奥羽線上りの会 9月10日、大仙市大曲の大曲エンパイアホテルを会場 に、昭和29年卒(秋高80期)奥羽線上りの会が開かれ た。これは、当時の国鉄四ツ小屋駅より先からの汽車通 学、下宿など、いわゆる県南出身者、または県南に勤務 などで在住したことのある者を対象とした同期会で、今年 で6回目を数えた。 対象者は78人を数えるが、物故者が20数人、現在は毎 回15〜20人の出席がある。今回は17人、汽車通時代の 思い出はいつも尽きることなく、物資は乏しかったが心は 豊かだった思い出話に花が咲いた。 (世話人 矢野恵之助 記) プレ還暦同期会を開催 銘酒と民謡で盛り上がり 8月15日、再来年の還暦同期会に一人でも多くの参加 者を得ようとプレ還暦同期会を開催した。当日は第10回 となる51の会ゴルフコンペを秋田カントリー倶楽部で開 催し、20人がプレーを楽しんだ。 秋田キャッスルホテルで開催した同期会には74人が参 加、菅原実君の司会でまず太平洋戦争の犠牲者に黙とう を捧げた。猿田五知夫代表の挨拶、 滝田亙応援団員のリー ドによる校歌斉唱・エールと続き、乾杯の後、テーブルス ピーチに移行した。酔いが回ってからは和気藹々の懇親を 深め、中締めの後、2次会、3次会へと流れ、秋田の活 性化に少しだけ貢献して再来年夏の再会を誓い散会した。 (福岡 健 記) 時折、秋雨のパラつくあいにくの9月19日、第39回同 期会は協働大町ビルで、 同期35人、 賛助 (逝去会員の伴侶) 3人、同伴1人の合計39人が出席して開かれた。 席上、長年にわたり同期会の発展に大きく寄与された 代表の大友康二君に菅原三朗君から感謝状並びに記念品 を贈呈。続いて遠来の高堂知吉と栗原勝雄の両君による 乾杯の音頭で祝宴に入った。祝酒は故鈴木松右衛門君の ご長男である直樹様からご恵送いただいた銘酒「秀よし」 で、満場からは「うまい!」 「うめなァ!」の声が連発。ア トラクションは、秋田県を代表する民謡歌手・佐々木常雄 さんが主宰する「秋田民謡・五星会」の主要メンバーが数々 の有名な民謡や踊りを披露してくれ、全員拍手喝采の盛り 上がりとなった。 (田中孝一 記) 11 -TSUDOI- 秋田高校同窓会だより VOL.98 昭和51年卒同期会 昭和25年卒同期会 恩師5人の激励活力に 還暦を祝う会に99人参加 第4回同期会が72人の出席を得て8月14日イヤタカで開催 されました。校歌斉唱、同期会会長亀井哲夫君の挨拶の 後、来賓代表の小野寺清先生から“50歳半ばの君たちは これから先の人生が重要”という秋高生時代と変わらない 叱咤激励をうけました。 元生徒会長柏崎洋樹君の乾杯で宴が始まり、川口百合 子先生から“最近北アルプスに登り、昨年は南米に行った” との元気なお話がありました。高橋祥祐先生は“同期会に 出るのは若い人のエキスを吸うため“と、三船新次先生は 昔と変わらない体型で“年をとると筋力を保つことが重要” と話され、柴田義弘先生は一回り違う私たちに“恩師より 早く死んではいけない”と諭されました。 想い出話は尽きることなく、激しい雨の中を移動し2次 会会場に63人がなだれ込みました。次は4年後に開催さ れる予定ですので多くの同期生のご参集をお待ちしており ます。 (三浦俊一 記) 2年半ごとに開催している49年卒同期会は、還暦を祝 う会として1年前倒しで8月15日、秋田キャッスルホテルで 開催。恩師の三船新次、藤田幸雄、小野寺清、芳賀哲 雄の各先生を含め99人の参加があり大いに盛り上がった。 幹事を代表して小泉ひろみが歓迎の挨拶、母校校長の 伊藤成年が学校紹介を兼ねて乾杯。恩師の挨拶のあと、 初参加の同期生10人からは、近況報告や今回メッセージ 募集したテーマ「60歳になって思うこと」 「今後10年あな たは何をしますか」などの話があり、共感や驚きの声も。 恒例となった校歌・エールリードの元応援団荘司裕は赤 い学生服でサプライズ登場。同窓会副会長の佐野元彦の 中締めの音頭で祝賀会はお開き。同日開催の中学校同期 会への参加者以外は、同ホテル・ロータスでの2次会へ。 千秋公園の夜景を見ながら、往時の思い出と第二の人生 でチャレンジしたいことなど大いに語り合った。 (佐藤悦紹 記) 〝八十路パワー〟健在 今年も賑やかに愉快な宴 私どもは、終戦翌年の昭和21年4月、秋田中学として の最後の入学生で、2年前80歳の大台を越え、会員も減 少傾向にあるが、 総会と新年会の開催、 同期会報の発行 (年 3回)を続け現在に至っている。 平成27年度の総会は6月4日午後6時から秋田市の協働 大町ビルで、町田睿同窓会長と佐藤英明事務局長を招き、 会員は東京から2人、札幌から1人、県内18人の総員23人 で盛会に開催出来た。 懇親会は町田会長の父君・恩師町田與太郎先生との 思い出やエピソードを中心に、長い間の絆と互いの健康 を祝して盛り上ったものとなった。校歌、応援歌、万歳 三唱の発声で来年の再会を期し閉会。互いに八十路に入 り、アルコールの効き目は早くなったが、元気さは変わらず、 懇親を深め、思い出に残る記念の会となった。 (嵯峨正博 記) 9月4日、メトロポリタンホテル秋田に「32会」会員36 人が出席(県外から5人出席)総会が開催されました。昨 年喜寿の祝いを済ませており、参加者の不足が心配され ましたが、今年も無事開催することが出来ました。 物故者が増加していることが事務局から報告され、お互 いに健康に留意し、何とか次のオリンピックまでは頑張ろ うということで会議が終わり、懇親会へと移りました。乾 杯が終わると、あっという間に、昭和30年代の駅前校舎 時代にタイムスリップし、賑やかに、元気よく、愉快な楽 しい宴となりました。中締めで、 佐々木信吾副会長から、 「皆 さん健康長寿でなければ生きている意義がない!」との檄 が飛び、校歌大合唱で今年度の32会も無事に幕となりま した。 (國安志郎 記) 昭和53年卒同期会 昭和27年卒同期会 ❷原稿の最後に執筆者名(支部等にあっては卒業年次も)をお忘れなく。 ❸投稿いただいた原稿、写真はお返ししません。どうぞご了承ください。 〈広報委員会〉 昭和49年卒同期会 秋高32会総会 12 つどい -TSUDOI- 約束の新宿で恒例同窓会 次の世代へ 会則制定 今年の「秋中14日会」は4月12日、例年どおり東京・新宿 の小田急ホテルサザンタワー21階アーバンルームで開催した。 この会が誕生したのは、昭和36年1月14日。その後、 昭和57年8月21日には卒業35周年記念に昭和21・22年 旧制秋田中学卒合同の同窓会として東京・目黒の雅叙園 で一泊の盛大な会を行い67人の参加が記録されている。 その年から数えて今年は33回目となり、あと2回で卒業 70周年、全員が米寿を迎えることになる。 今回はこれまでで最も少ない人数だったが、話は盛り上 がった。秋田から同窓会幹事の佐藤鉄男君、仙台から八 代梓君ご夫妻と工藤充君、静岡から小西忠邦君、照井敏 雄君が加わり、首都圏の常連も出揃ったので次へ前進す ることに迷うことはなかった。 金沢佑吉君のプロ並みの写真に収まると、当番幹事の 相馬守胤君、簗茂和君、久しぶりの那小屋豊君の元気な 姿に力を得て、野口力君の音頭で校歌、秋田県民歌を合 唱し得意の締めで散会した。次は来年4月10日、同一の 場所と時間で待っている。 (和田 明 記) 東北六魂祭で賑わう5月30日、秋田市の大町ビルで平 成27年度総会を開催しました。新会員を含む10人が参加 し、在学中の思い出や母校への思いを熱く語り合いました。 また、総会に先立つ役員会では会則を制定可決し、会 の体制が一段としっかりしたものになりました。総会では 同窓会設立100周年祝賀会への出演依頼を受けたことも 報告され、6月13日には母校研修会館で校歌と校友会歌 の練習会を実施、 6月21日の祝賀会本番に備えました。 (写 真は祝賀会で校歌のリードを務める池田副会長) (保坂尚吾[昭和55卒]記) 秋中14日会 応援団OB会紫紺の会 秋田、東京で同時開催 内陸線と温泉を独り占め 秋高36会同期会 7月4日、昭和55年卒の私たちは卒業後35年にして、 初の同期会を開催しました。校歌の「拡げよよもに」を地 でいき全国、世界に活動の場を広げている皆の都合を考 慮して秋田と東京に会場を確保し、ネットを使った2元中 継のまねごとなども実施しました。すると、今年の開催が 必然であったかのように、全体で110人を超える盛会とな りました。 秋田会場では先生方にもご列席を賜り、はだはだ(鰰) やガッコなどを交えた秋田のうめものに加え、同期生経営 の酒蔵が今回のためだけに作ってくれた吟醸酒などで大い に盛り上がり、語り、かだった(集まった)のでした。 東京会場では思い出再現スライドショーや同期生のプロ ギタリスト演奏、応援団長リードで校歌斉唱などの企画も あり、あっという間の2時間でした。あまりの盛り上がりに 「次回なんとするか」の問いに、多くの意見、希望、夢が 寄せられ、再会の日が遠くないことを実感しています。 (佐藤 研 記) 東京会場 卒業55周年を記念した秋高36会の同期会を、10月22 日・23日の両日、マタギの里打当温泉を借り切って開催し た。県内外から同期生40人が集まった。 22日は角館・阿仁間を秋田内陸縦貫鉄道の車両に秋高 36会のエンブレムをつけたお座敷列車と展望車を借り切 り、紅葉の中、別便を運行、深まる秋の車窓を楽しんだ。 森吉山のゴンドラに乗り、眼下に絶景を眺め、阿仁クマ 牧場を見学の後、貸し切りの打当温泉で旧交を温めた。 翌23日はバス2台で紅葉盛りの大覚野峠を越え、田沢 湖畔の思い出の潟分校でミニ授業、昔昔に思いをはせる。 秋晴れの中、たくさんの思い出を胸に田沢湖、角館を経 由し秋田へ、それぞれの帰途についた。 (大石礼之輔 記) 昭和55年卒同期会 秋田会場 13 秋田高校同窓会だより VOL.98 「つどい」投稿について ❶「つどい」欄への投稿は毎回多数にのぼるため、スペースの制約からやむを得 ず原稿を短縮したり、次号に回すことがあります。ご容赦ください。 8 2 一輝 1 甲子園のその先へ 菅原 硬式野球部前主将 3A 1 2 花緒 佐藤 1 放送委員会 2B 11 1 3 1 めて確かに向かったことを 感 じ た。 新 体 制 を 迎 え た 私 た ち は、 月 に 今 年 度 の 県 大 会 が 控 え て い る。 先 輩 方 が成し遂げた偉業に対する 大きな重圧を抱えてはいる が、 受 け 継 ぎ た い と い う 思 い も 強 く 持 っ て い る。 委 員 全員が結束して大会に向か い、 来 年 度 の 広 島 大 会 へ 駒 を進められるよう努力を続 けていきたい。 宮 澤 一 治 (昭和60年卒) 拠点センター アルヴェ4階 (昭和60年卒) 〒104-0033 東京都中央区新川1丁目3番10号(旭ビルディング) TEL(03)3553-1409㈹ FAX(03)3553-1407 http://www.succ.co.jp E-mail:[email protected] 院 長 小 林 千 裕 1 ビデオ部門で全国 位 1 エリアマネジャー みやざわ ペインクリニック Miyazawa Pain Clinic 人材育成本部 本部長 兼 システム開発本部 部長 長い歴史を感じるオール ドスタイルのユニフォーム に初めて袖を通した時、高校 野 球 が 始 ま っ て か ら100 周年という節目の年に秋田 高校で野球ができたことを 改 め て 幸 せ に 感 じ ま し た。 そして秋田高校の歴史を築 き上げられた先輩方から繋 いだ意志を強く心に刻みま した。 夏の県大会が始まる前か ら、 経 験 し た こ と の な い ほ ど多くの取材を受けて今大 会への意気込みを聞かれま し た。 私 は そ の 度 に、 秋 田 高校は毎年甲子園で優勝す る の が 目 標 で あ り、100 年だから目指すのではあり ま せ ん、 と 答 え て い ま し た。 し か し、 迎 え た 最 後 の 夏 は 結果を出すことができず、 人で入場行進をするのが決 まった時のあの気持ちは言 い表せないほどのものでし た。 そ れ で も 秋 田 高 校、 全 国の応援してくださる方々 の代表として行進するとい う、 人 生 で 二 度 と な い 経 験 ができる幸せを前向きに捉 え、胸を張って臨みました。 球 場 内 に 響 く 歓 声、 土 を 踏んだ感触、そして何と言っ ても高野連会長の挨拶は決 して忘れられない記憶とな り ま し た。 全 国 か ら 勝 ち 上 が っ て き た チ ー ム、 そ し て 多くの高校野球ファンが集 まった中でお話ししてくだ さ っ た の は、 第 回 大 会 で の秋田中の勇姿についてで し た。 私 は 暑 く、 そ し て 熱 い甲子園で 人、鳥肌が立っ ていました。 私 の 今 ま で の 体 験 が、 本 当の輝きを放つのはこれか ら だ と 思 っ て い ま す。 そ の ためにも野球を通して学ん だ こ と を 継 続 し、 努 力 し ま す。 ま た、 こ の 経 験 が 後 輩 に 受 け 継 が れ、 新 た な 秋 高 の 未 来、 そ し て 勝 利 を 築 き 上げていく一つのきっかけ となってほしいと思います。 ォームで入場行進する YADOMEの復刻ユニフ 社 写真提供・秋田魁新報 菅原一輝主将 31 月 日、 月 日の 日間、 全国高校総合文化祭滋賀大会 放送部門が開催された。その 中でも、本校からは昨年秋の 県大会で代表に選ばれた朗読 部門 人、制作部門 作品が エントリーした。そして、ビ デオメッセージ部門に出品し た「ただ、ここに在り続けた い」が優秀賞( 位)を受賞 し、結果を得点化したものを 都道府県ごとに集計し総合得 点を争う総合賞では、秋田県 勢が最優秀賞にあたる文部科 学大臣賞に輝いた。文部科学 大臣賞受賞は本県初となる。 「 た だ、 こ こ に 在 り 続 け た い 」 は、 上 小 阿 仁 村 で 開催される芸術イベント 「KAMIKOANI プ ロ ジェクト秋田」に焦点をあて たドキュメンタリー番組であ る。限界集落で行われている このイベントに込められた メッセージを、自然豊かな村 の映像とともに伝えた。今作 は、先輩方が 年前から続け ていた取材の集大成ともいえ る作品となった。 今大会を経験し、委員の目 指すベクトルが全国大会に改 7 初の文部科学大臣賞に 輝いた秋高を含む秋田 県勢 14 全国高校総合文化祭出品作品 (滋賀県・ / ~ / 28 8 ) 1 (書道部) 秋田市更正育成医療指定病院・秋田県顎口腔機能診断施設 佳帆 秋田高校同窓会だより VOL.98 15 久弥 3G鈴木 〒010-1612 秋田市新屋豊町3-48 T E L. 018ー862-2611 2B 島田 り ん り きょう し 「臨李 嶠 詩」 秋田県顎口腔機能診断施設 P 0120-064-807 www.yama-ortho.info 日本矯正歯科学会 臨床研修機関 秋田市中通3-1-7 〒010-0001 TEL&FAX 018-832-5252 [email protected] 秋田市更正・育成医療病院 (昭和60年卒) 科 日本矯正歯科学会認定医・専門医 山 内 積 YAMANOUCHI DENTAL AND ORTHODONTIC OFFICE 矯 正 30 1 6 2 山 内 歯 科 いい暮らし届けたい 11 2 9 67 7 「ヨモスガラ」 3A 石川 果奈(美術部) 「era」 2G 舘岡 美紅(美術部) 留学を言葉に 7 と現在の実力の大きな差を痛 フィンランド留学で感じたこ 感しました。長い期間丁寧に と、考えたことを言葉にして 指導してくださった英語科の 周りに伝えたい。その思いか 先生方、ALTのマイケル先 ら 月 日、県総合教育セン 生、協力してくれた友人には ター(潟上市)で行われた第 本当に感謝しています。 回秋田県高等学校英語弁 大会では、全県の高校から 論・ 暗 唱 大 会 に 出 場 し ま し 集まった 人の高校生が、英 た。 ス ピ ー チ の タ イ ト ル は、 語で独自の主張を展開してい 「 Re-solution for coexistence ま し た。 そ の 中 で 自 分 の ス (共に生きる決意) 」 。異なる ピーチが 位に評価されたこ 価値観を持つ人たちと共存し とを、非常にうれしく光栄に ていくために、いま私たちは 思います。 どうすべきかを、フィンラン ドでの体験を交え自分の言葉 月 日に岩手県盛岡市で 行われる東北大会では、これ で表現しました。 まで学んできたことを生か スピーチは、夏休みに作成 し、 位入賞の秋山瑞思さん しました。難しいトピックに ( 年 ) と と も に、 人 で も ついて英語で文章を書くの 多くの人の心に残るようなス は、非常に大変でしたが、同 ピーチをしてきたいと思いま 時に今まで知らなかった多 す。 くの知識を得ることができ ま し た。 「伝える英語」には 英単語の微妙 なニュアンス の理解や緻密 な文構成など が必要不可欠 で あ り、 英 文 の推敲を通し て、 私 の 理 想 とするレベル School Topics 1 秋高生が1、2位独占! 優勝の島田君(左)と2位秋山さん 11 9 2 2 3 4 3 9 25 学校新聞で秋高に「風」を 2 6 1 ソフトテニス部 3 2 新聞委員会 秋田高新聞282号 2、3面の特集記事 事務局通信 通 称 同 窓 会 館、 校 史 資 料 館・羽城館には展示室と3つ の 会 議 室 が あ り、 学 校・ 生 徒・年次等の利用に供してい ます。展示室は昨年度から申 し込みによる展示を行ってお り、今年度は在校生 件、年 次・ 個 人 が 各 件 の 予 定 で す。 現在は 月 日までの予定 で 渡 辺 芳 勝 さ ん( 昭 和 卒 ) の油絵展開催中です。学校方 面にお出での際は、ぜひお立 ち寄りください。会議室、展 示室の利用については、事務 局にご連絡ください。 編集後記 2020年東京五輪まであ と 年を切った。浅草寺録事 清水谷さんも帝国ホテルの営 業マン佐々木さんも、遠来の 客を迎えるキーワードに挙げ た の は「 お も て な し の 心 」。 笑顔が東京五輪成功の扉を開 く▼人口減少に歯止めがかか らない郷土秋田の創生に向け て 同 窓 会 は 何 が で き る の か。 豊富な人材の経験と知見の出 番である。 (半可通) 発行者/秋田県立秋田高等学校同窓会 秋田市手形字中台1番地 電話 018−832−9553 FAX 018−832−9588 印 刷/秋田協同印刷株式会社 秋田高校新聞委員会は現 在 年 生 人、 年 生 人 の計 人と少ない人数では あ り ま す が、 少 数 精 鋭 を 自 称しながら日々全力で活動 し て い ま す。 年 回 の 発 行 に 向 け て、 イ ン タ ビ ュ ー に 押 し か け た り、 レ イ ア ウ ト で 揉 め た り、 時 に は 細 か い 文章表現で論争したりと白 熱した活動を展開していま す。 そんな私たちの目標は学 校新聞コンクールで最優秀 賞 を と り、 全 国 大 会 へ 行 く ことです。先日このコンクールに、 月 日に発行した秋田高新 聞第282号を応募しました。先輩方が引退してから初めての制 作ということで、悪戦苦闘する場面も多々ありましたが、なんと か乗り越えて完成にこぎつけました。 中でも苦労したのは 、 面の特集記事です。全校生徒に関心 を持ってもらえるように、校歌の一節にある「わが生わが世の天 職いかに」から「天職とは何か」をテーマに特集を組みました。 年生の生徒とその保護者の方々にアンケートを実施し、親子二 世代の対比を主軸に据え、さらに校長先生と教育実習生のインタ ビューを掲載し、幅広い世代の見解を集めました。また、分析を 踏まえ、論説をまとめました。今持てる力を全て使った渾身の記 事です。 「秋高にさまざまな視点からの風を吹き込み、全校生徒に考え てもらうこと」。これが私たちの編集方針です。読ませる記事を 作るという姿勢を忘れず、これからも努力していきます。 〔新聞委員長 2A 佐々木美衣〕 12 2015 年 11 月 25 日 2 35 1 25 1 2 高みを目指して 4 vol.98 5 ナウ 2 私たち男子ソフトテニス部は、 年生 人、 年 生 人の計 人で活動しています。 年生が 人し かいないため、準備や後片付けを全員で行っている ように、普段の学校生活からもかなり協力的なチームです。 月に行われた中央支部新人大会では、 年ぶりに学校対抗戦 優勝という成績を収めることができましたが、 年前の先輩たち が残した全県ベスト を超える成績も残せるようにしたいです。 東北大会、インターハイに出場できるのは全県の上位 チームだ けなのですが、 現在秋田県では上位 チームの力が突出していて、 位以下のチームとの力の差がかなり開いている状況です。 位 以下の中にも、強豪のチームはたくさんあり、私たちはなかなか 勝ち進むことができていません。 そこで、私たちが工夫している点が二つあります。一つ目は、 部で定期購読している『ソフトテニスマガジン』の活用です。私 たちは周りの強豪校に比べてテニスの知識が少ないので、練習中 にプレーの分からない点を本で確認し修正しています。二つ目は、 課題の明確化です。私たち は、練習や試合の終わりに 部員全員でその日の活動を 反省し、次の練習や試合に 生かすようにしています。 日頃、よりよい環境で練 習 で き る よ う に と、 外 部 コ ー ト の 予 約 や 送 迎 な ど、 様々な面で支援してくれて いる保護者の方々の期待に 応えるためにも、目標とし ている成績を残せるように したいです。 〔ソフトテニス部主将 2E 菅原 哲〕 秋田高校 同窓会だより 2 2 NOW 9 AKITA HIGH SCHOOL alumni association news 5 2 中央支部新人団体戦で優勝 県立中央公園テニスコート(秋田市・9/13) 1 4 秋高 3