...

プレジャーボートの利用の適正化の推進に関する協定要領

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

プレジャーボートの利用の適正化の推進に関する協定要領
プレジャーボートの利用の適正化の推進に関する協定要領
(趣旨)
第1 この要領は、滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例(平成14年滋
賀県条例第52号。以下「条例」という。)第17条の3第1項のプレジャーボートの
利用の適正化の推進に関する協定(以下「協定」という。)の締結の対象となる施
設の基準その他協定の締結に関し必要な事項を定めるものとする。
(協定の締結の対象となる施設の基準)
第2 協定の対象となるプレジャーボートの保管またはレンタルをしている施設(以
下「保管施設等」という。)の基準は、次のとおりとする。
(1) 保管施設等の所在地が滋賀県内にあること。
(2) 保管施設等の施設設置やその事業活動において、河川法(昭和39年法律第167号)
その他関係法令に違反していないこと。
(3) 利用者数に応じた駐車場の確保が十分であること。
(4) 近隣住民に迷惑をかけないよう利用時間等についての配慮がされていること。
(5) その他施設の設置場所などについて、不適切でないこと。
(協定の締結)
第3 知事は、第2に定める基準を満たしている者と協定を締結するものとする。
2 協定書の様式は、別記様式第1号のとおりとする。
(協定の内容)
第4 協定の内容は、次のとおりとする。
(1) 環境対策型エンジンへの転換の促進に関する事項
ア 保管施設等で保管・レンタルをしているプレジャーボート(以下「保管艇等」
という。)について、「環境対策型エンジン転換促進計画書」(別記様式第2号。
以下「計画書」という。)により、環境対策型エンジンへの転換促進計画を策
定し、遵守すること。また、計画書のうち、「従来型2サイクルエンジン転換
促進計画および進捗状況報告書」(別記様式第3号)については、協定締結後、
毎年9月末までに報告すること。
イ 認定申請書(別記様式第4号)を施設利用者から受理し、知事に提出すること。
また、知事が交付する認定証を施設利用者に手交すること。
ウ 認定を受けた施設利用者に係る保管契約期間が終了した際には、遅滞なく知
事に報告すること。
エ 騒音および燃料の流出の防止のため、保管艇等のエンジンの適正な整備を徹
底し、改造エンジンを排除すること。
オ 計画書に基づき、以下の事項について施設利用者に対して遵守徹底させるこ
と。
①平成22年度までに認定申請書により従来型2サイクルエンジンの換転を行う
こと。
②水上オートバイ操船者は水上安全条例に基づく安全講習を受講すること。
③条例第13条に規定する航行規制水域に係る規制を遵守すること。
1
④条例第16条の規定に基づき、エンジンの改造を行わないこと。
⑤保管艇等のエンジンの適正な整備を行い、条例第17条の規定に基づき、騒
音、燃料の流出を防止し、水道取水施設、えりその他の工作物には近づかな
いこと。
⑥条例第19条の規定に基づき、水鳥の営巣地、生息地には近づかないこと。
⑦ 自分で出したゴミは持ち帰ること。
カ 保管施設等は、保管艇等に対して琵琶湖ルール適合艇シール貼付の促進に協
力を行うとともに、保管施設等を利用する者に環境対策型エンジン転換促進助
成金制度を勧奨すること。
キ 従来型2サイクルエンジンを搭載している保管艇等のうち、平成18年3月
31日までに所有されていたもの(以下「既存艇」という。)で、知事の認定
を受けていないものについては、平成20年4月以降は出艇させないこと。
(2) 計画書の提出に関する事項
計画書は、協定を締結した保管施設等が協定締結後1ヶ月以内に知事に提出す
るものとし、当初提出した計画を大幅に変更する場合は、その都度知事に提出す
るものとする。
(協定の廃止)
第5 知事は、協定を締結した保管施設等が、第2に定める基準を満たさなくなった
と認めるとき、または第4に定める協定の内容に違反することが明らかな場合は当
該協定を廃止することができる。
2 知事は、協定の廃止をするときは、当該保管施設等に通知するものとする。
(雑則)
第6 この要領に定めるもののほか、協定の締結に関し必要な事項は、知事が別に定
める。
付
則
この要領は、平成18年9月26日から施行する。
「滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例施行規則で定める基準」
■プレジャーボートが利用の適正化の推進に関する協定要領の対象となる施設において
現に保管されていること。
■認定を受けようとするプレジャーボートを所有する者が、条例に基づく停止命令また
は2サイクル原動機の使用禁止の勧告を受けていないこと。
■プレジャーボートの消音器の除去、消音器の騒音低減機構の除去または消音器の騒音
を低減する機能が著しく劣る消音器への交換が行われていないこと。
2
別記様式第1号
プレジャーボートの利用の適正化の推進に関する協定書
滋賀県知事
嘉田由紀子(以下「甲」という。)と
(以下「乙」という。)とは、次のとおり、滋賀県琵琶湖のレジャー
利用の適正化に関する条例(平成14年滋賀県条例第52号)第17条の3第1項に規定するプ
レジャーボートの利用の適正化の推進に関する協定(以下「協定」という。)を締結する。
(対象施設)
第1 協定の対象施設の名称および所在地は、次のとおりとする。
〔施設の名称〕
〔所在地〕
(環境への負荷の低減を図るための措置)
第2 乙は、下記に定めるプレジャーボートの航行に伴う環境への負荷の低減を図るため
の措置を適正に実施すること。
1
協定の対象施設を管理する者が行う措置
(1)協定の対象施設において保管またはレンタルをしているプレジャーボート(以下
「保管艇等」という。)について、環境対策型エンジン転換促進計画書(別記様式
第2号。以下「計画書」という。)を策定し、遵守すること。また、計画書のうち、
「従来型2サイクルエンジン転換促進計画および進捗状況報告書」(別記様式第3
号)については、協定締結後、毎年9月末までに報告すること。
(2)認定申請書(別記様式第4号)を施設利用者から受理し、甲に提出すること。ま
た、甲が交付する認定証を施設利用者に手交すること。
(3) 認定を受けた施設利用者に係る保管契約期間が終了した際には、遅滞なく知事
に報告すること。
2
協定の対象施設を利用する者が行う措置
以下の事項について、施設利用者に遵守させるよう徹底すること。
(1)平成22年度までに認定申請書により従来型2サイクルエンジンの転換を行うこ
と。
(2)水上オートバイ操船者は水上安全条例に基づく安全講習を受講すること。
(3)条例第13条に規定する航行規制水域に係る規制を遵守すること。
(4)条例第16条の規定に基づき、エンジンの改造を行わないこと。
(5)保管艇等のエンジンの適正な整備を行い、条例第17条の規定に基づき、騒音、
燃料の流出を防止し、水道取水施設、えりその他の工作物には近づかないこと。
(6)条例第19条の規定に基づき、水鳥の営巣地、生息地には近づかないこと。
(7)自分で出したゴミは持ち帰ること。
3
3
乙は、保管艇等に対して琵琶湖ルール適合艇シール貼付の促進に協力を行うとともに、
協定の対象施設を利用する者に環境対策型エンジン転換促進助成金制度を勧奨するこ
と。
4
従来型2サイクルエンジンを搭載している保管艇等のうち、平成18年3月31日ま
でに所有されていたもの(以下「既存艇」という。)で、知事の認定を受けていないも
のについては、平成20年4月以降は出艇させないこと。
5
甲は、第1項に規定する措置の実施状況について、乙に適宜報告を求めることができ
る。
(有効期間)
第3 協定の有効期間は、平成19年
月
日から平成23年3月31日までとする。
(協定の変更または廃止の手続)
第4 協定の内容を変更しようとするときは、相手方に通知し、変更の内容について甲乙
協議を行うものとする。
2
甲は、第2第1項に規定する措置が講じられていないと認めるときは、乙の意見を聴
いた上で、乙に対して協定の廃止の通告を行うものとする。
この協定の締結を証するため、本書2通を作成し、甲乙記名押印の上、各自1通を保有
するものとする。
平成
(甲)
年
月
日
大津市京町四丁目1番1号
滋賀県知事
(乙)
嘉田
由紀子
印
□
所在地
印
□
代表者名
4
別記様式第2号
年
月
日
月
日現在)
環境対策型エンジン転換促進計画書
所在地
施設の名称
1 協定の対象施設の現況
(1) 保管をしているプレジャーボートの台数
(
保管艇の種類
モーターボ
ート
バスボート
年
水上オート
バイ
計
従来型2サイクルエンジン
環境対策型2サイクルエン
ジン
4サイクルエンジン
計
(※現在日は最新のものを記入すること。)
(※保管契約期間が1年以下のプレジャーボートについても、外数で( )書きで記載
すること。ただし、保管契約期間が1ヶ月未満のものについてはこの限りではない。)
(2)レンタルをしているプレジャーボートの台数
(
レンタルボートの種類
モーターボ
ート
バスボート
水上オート
バイ
年
月
日現在)
計
従来型2サイクルエンジン
環境対策型2サイクルエン
ジン
4サイクルエンジン
計
(※現在日は最新のものを記入すること。)
2 従来型2サイクルエンジン転換促進計画および進捗状況報告書
別記様式第3号の通り(上記1のうち、従来型2サイクルエンジン、環境対策型2
サイクルエンジンの保管艇等について記入すること)
5
3
保管艇等のエンジンの適正な整備および改造エンジンの排除のための措置
4
航行規制水域に係る規制の遵守等の指導・徹底のための措置
5 周辺住民の生活環境保全のための措置
(1)利用者への駐車場の確保
駐車場の所在地
収容台数
(2)協定の対象施設の営業時間
□営業時間(土日祝)
時
□休日(
毎週(
分∼
月
∼
□営業時間(平日)
時
分
時
月 )
分∼
□左以外の休日(
)曜日
毎週(
6 添付書類
(1)当該計画書は2部提出のこと。
(2)協定の対象施設の利用規定、料金表を2部添付のこと。
6
時
月
)曜日
分
∼
月 )
従来型2サイクルエンジン転換促進計画および進捗状況報告書
別記様式第3号
協定の対象施設の名称 NO
所有者名
都道府県名
市町村名
メーカー名(機関
の製造者名)
モデル名(機関
の製造者型式)
船舶検査証書
の船舶番号
船舶検査証書
の有効期限
保管契約期間
年月∼年月
年 月 日現在
転換予定年月
※保管をしているものとレンタルしているものの両方を記入すること。
※所有権留保の艇は使用者の名前を所有者名の欄に記入し、備考欄に所有者名を記入すること。
※備考欄には使用の区分を次のとおり記入すること(バスボートは「バ」、水上オートバイは「ス」、モーターボートは「モ」、ジェットボートは「ジ」)。
7
備考
(使用の区分等)
別記様式第4号
年
滋賀県知事
月
日
あて
申請者
住
所
氏
名
印
法人にあっては、主たる事務所の所在
地ならびに名称および代表者の氏名
認定申請書
私の所有する次のプレジャーボートについて、滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化
に関する条例施行規則第15条の規定に基づき認定を申請します。
船舶検査証書の船舶番号
船舶検査証書の有効期間
年
年
月
月
日から
日まで
年
年
月
月
日から
日まで
保管施設の名称
保管契約期間
従来型2サイクルエンジンの転換時期
備考
年
月
滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例施行規則第14条で定める基
準に適合しなくなったと認められるときは認定が取り消されることがあります。
注1
2
用紙の大きさは、日本工業規格A列4番とします。
氏名を記載し、押印することに代えて、署名することができます。
私は琵琶湖の環境を保全するため以下の事項を守ります。
(1) 環境への負荷の低減を図るため、前表のプレジャーボートの従来型2サイクル
エンジンの琵琶湖での使用を前表に掲げる時期までに停止すること。
(2) 条例第13条に規定する航行規制水域に係る規制を遵守するとともに、第16条の
規定に基づきエンジンの改造を行わず、また第17条の規定に基づきプレジャー
ボートから生じる騒音、燃料の流出を防止するための措置を講じること。
(3) 水道取水施設やえり、水鳥の営巣地その他の水鳥の生息地には近づかないこと。
(4) 自分で出したゴミは持ち帰ること。
(5) 琵琶湖ルール適合艇貼付事業に協力すること。
基準適合証明欄
上記認定申請に係るプレジャーボートは、滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関す
る条例施行規則第14条第1号および第3号に規定する基準に適合することを証明する。
平成
年
月
日
(保管施設を管理する者の氏名)
印
8
Fly UP