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清掃業務請負標準仕様 清掃業務請負標準仕様書
清掃業務請負標準仕様書 清掃業務請負標準仕様書 (清 掃 業 務 用) 平成 27 年版 杉 並 区 付記1 平成 16年 8 月一部改訂 同年 9 月 1 日より施行 付記2 平成 18年1月一部改訂 同年4月 1 日より施行 付記3 平成 19年11月一部改訂 平成20年4月 1 日より施行 付記4 平成21 平成21年12月一部改訂 21年12月一部改訂 平成22年4月1日より施行 年4月1日より施行 平成22 付記5 平成26年1 平成26年1月一部改訂 平成26年4 平成26年4月1日より施行 付記6 付記6 平成26 平成26年12月一部改訂 12月一部改訂 平成27 平成27年4月1日より施行 付記7 平成27年12月一部改訂 平成28 平成28年4月1日より施行 清掃業務請負標準仕様書 目 第 1 編 一般共通事項 次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 第 1 章 適 用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 第 2 章 その他の事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 (1) 業務の必要資格等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 清掃業務他必要資格等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 (2) 常駐管理技術者・清掃員等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 (3) 清掃・点検記録写真撮影要領 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 (4) 費用分担表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 (5) 清掃回数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 第2編 清掃等 清掃等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 第 1 章 一般事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 1 節 一般事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 2 章 清掃種別による作業項目及び ・・・・・・・・・・・・・・・ 清掃種別による作業項目及び内容 項目及び内容 第1節 日常清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)床の日常清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)床以外の日常清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)建物外部の日常清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 2 節 定期清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)床の定期清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)床以外の定期清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)建物外部の定期清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 3 節 追加清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)床の追加清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)床以外の定期清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)建物外部の定期清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 4 節 その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 3 章 建築物環境衛生管理業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 1 節 室内環境測定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 2 節 作業環境測定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 3 節 照度測定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 4 節 害虫駆除及び消毒 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 5 節 煤煙濃度測定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 4 節 水質管理・検査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 4 章 常駐者管理業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 9 11 11 11 12 15 16 16 18 20 22 22 23 24 24 25 25 27 28 29 37 37 38 第 1 編 一般共通事項 -1- 第1章 第1章 適 用 第1章 適 用 等 本清掃業務請負標準仕様書 清掃業務請負標準仕様書(以下「標準仕様書」という。 )は、杉並区が管理する建築物等 清掃業務請負標準仕様書 の清掃業務 清掃業務等 適 清掃業務等(日常・定期清掃、建築物環境衛生管理業務、常駐者管理業務、その他)に適 用する。 本業務における、 「一般共通事項 一般共通事項等 建築保全業務 一般共通事項等」は国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「建築保全業務 共通仕様書(平成 」第1編及び第4編第1章 第1編及び第4編第1章を準用 共通仕様書(平成25 (平成25年版) 25年版) 第1編及び第4編第1章 準用する。 準用 -2- 第 2 章 その他の事項 (1) 業務の必要資格等 清掃業務 清掃業務他 業務他必要資格は下表のとおりとする。 要資格は下表のとおりとする。 項 目 NO 1 2 3 資 格 名 称 等 建築物環境衛生管理技術者の選任 延床面積が事務所ビルで 3,000 ㎡以上、学 (建築物における衛生的環境の確保に関する法律に 校で 8,000 ㎡以上 該当する建物) 労働安全衛生法による、2m以上の高所作 厚生労働大臣の定める各種の安全衛生教育修了者 業を行う作業員 測定者の資格は不要 水質検査{残留塩素、外観(色,濁り,臭い,味)} 4 、消防設備士(甲 消防用設備点検(消火栓、自動火災報知設 消防設備点検資格者(一種・二種) 種、乙種) 備、誘導灯等) 5 ボイラー取り扱い作業主任者の選任 6 7 8 9 10 伝熱面積 等により特級・1 級・2級各ボイラー技師、 及びボイラー取扱技能講習修了者 ボイラー及び第一種圧力容器の性能検査の ボイラー整備士 ための整備 性能検査:不要、定期自主検査(年 1 回)及び取扱業 小型ボイラー 務:小型ボイラー取扱業務特別教育修了者 性能検査:不要、定期自主検査:不要 簡易ボイラー 取扱業務:資格不要(施設管理者等) 指定数量以上の危険物地下貯蔵タンクの定 危険物取扱者、危険物施設保安員 期点検(指定数量:重油=2,000L) 指定数量以上の危険物地下貯蔵タンク等、 点検の方法に関する知識及び技能を有する者(技術講 地下埋設配管の漏れ点検 習修了者) -3- (2)常駐管理技術者・清掃員等 常駐管理技術者・清掃員 常駐管理技術者・清掃員等の技能は下表のとおりとする。 の技能は下表のとおりとする。 適正な技能を有する者を配置すること。 NO 技 術 者 名 称 技能、経験年数、他 1 建築保全業務技術者 技師Ⅰ 受変電、自家発電設備又は昇降機(以下受変電設備等 という。 )の点検整備 実務経験 15 年以上 2 建築保全業務技術者 技師Ⅱ 受変電設備等以外の点検整備 実務経験 15 年以上 建築業務について、作業の内容判断ができる、一級建 築士取得後実務経験3年以上若しくは二級建築士取 得後実務経験5年以上又は建築系大学卒業後実務経験 8年以上 設備点検整備業務について、作業の内容判断ができ る、実務経験 10 年以上 15 年未満 運転・監視及び日常的な点検保守業務について、実務 経験 10 年以上 設備の点検整備業務について、保全技師又は保全技師 補の指示に従って作業ができる、 実務経験5年以上 10 年未満 運転・監視及び日常的な点検保守業務について、実務 経験 5 年以上 10 年未満 設備の点検整備業務について、保全技師員の指示に従 って作業ができる、実務経験5年未満 運転・監視及び日常的な点検保守業務について、保全 技術者の指示に従って作業ができる、実務経験 5 年未 満 作業の内容判断ができ、技術・指導等総合技能を有し 実務経験6年以上 3 建築保全業務技術者 技師Ⅲ 4 建築保全業務技術者 技師補 5 建築保全業務技術者 技術員 6 建築保全業務技術者 技術員補 7 建築保全業務技術者 清掃員A 8 建築保全業務技術者 清掃員B 作業の内容判断ができ、実務経験3年以上6年未満 9 建築保全業務技術者 清掃員C 清掃員A又はBの指示に従って作業ができる実務経 験3年未満 10 清掃パートA(日曜・祭日) 11 清掃パートB(平日) 12 産業廃棄物の許可業者(下請委託不可) 除害施設(排水処理施設)の清掃・運搬・処分 13 一般廃棄物の許可業者 汚水槽・浄化槽等の清掃・運搬・処分 14 飲用貯水槽清掃関係技術者 厚生労働大臣の定める講習・研修を終了した者 ・NO.10~NO.11 の清掃員については区と協議し、これと同等の能力があると認められる場合には これによることができる。 -4- (3) 清掃・点検記録写真撮影要領 清掃・点検記録写真撮影要領 1.清掃・ 保守・点検記録写真の撮影に先立ち、受託者は実施計画に基づき保守点検種別 1.清掃・点検記録写 清掃・点検記録写 真 ごとに、時期、撮影個所、方法及び撮影頻度等を記載した記録写真撮影計画書を 作成提出し、施設管理責任者の承諾を得ること。 尚、軽易な保守・点検作業については施設管理担当者の承諾を得て省略するこ とができる。 2.写真の大きさ及び 色彩 写真は原則としてサービス版とし、色彩はカラーとする。 3.撮影個所 3.撮影個所 記録写真の撮影は原則として、次の①から⑤のとおりとする。 ① 着手前の状況写真 ② 作業状況の確認写真 ③ 使用材料等の写真 ④ 作業完了後の状況写真 ⑤ 点検結果、修理が必要と思われる部分の詳細な写真 4.写真の提出 4.写真の提出 撮影した写真は、写真帳に整理し、日時・箇所・作業内容等を記載のうえ、報 告書とともに施設管理者に提出すること。 提出部数は 1 部とする。 5.撮影に使用する記 記名板は黒板を使用し、委託件名、請負者、撮影年月日、撮影箇所、仕様、形 名板 状寸法等を記入する。 6.撮影箇所の例 ・風量、温度測定状況 ・フィルターの清掃、洗浄状況 ・水質検査時の試薬及び作業状況 ・清掃作業時の洗剤及び作業状況 ・ボイラー、バーナー関係点検状況 ・排水桝内の現状及び清掃状況 ・各種測定状況 ・各種機器等の清掃作業状況 ・各種ランプの点灯状況 7.撮影する業務の例 7.撮影する業務の例 ・各種の定期清掃、害虫駆除等、空気環境測定、水質10項目検査、他 8.撮影内容 ・清掃作業時の作業前、作業中・状況、作業後及び機材や洗剤、床ワックス等 ・害虫駆除時の調査・防除・効果判定等の作業状況や修理状況及び資材等 ・各種測定状況 ・その他、施設管理者との協議による。 -5- 9.記名板の例 記名板の例 横 約 60cm×縦 約 40cm 委 託 件 名 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 清掃業務請負 撮影年月日 H○○.10.15 撮影箇所:2F 事務室の定期床清掃、清掃中 請負者:○ ○ ○ ○株式会社 氏名 立合者:○○ ○○ 氏名 -6- (4)費 用 分 担 表 区と請負者の費用分担は下表のとおりとする。 項目 区 請 負 者 備 品 机、椅子、ロッカー 左記以外で通常業務に要するものすべて 部 品 右記以外の部品 ヒューズ類、ランプ類、パッキン、クギ、ネジ、 針金、電線等簡易な部品 消耗品 照明管球類、冷媒、 次亜塩素酸ソーダ 左記以外のもの(洗剤、トイレットペーパー、 石鹸水、防臭剤等) 事務用品 通常報告等に要するものすべて 清掃用具 通常清掃に要するものすべて 測定機器 測定に要するものすべて 備 考 ・ トイレットペーパー等の衛生消耗品については、日常清掃の場合の費用分担であり、定期清掃だけ の場合や、公園・公衆便所の清掃の場合は区の負担とする。 (5)清掃回数 特記仕様書による。 -7- 第 2 編 清 掃 等 -8- 第1章 一 般 事 項 第 1 節 一般事項 清掃業務の実施にあたっては、日常並びに定期清掃を主たる任務とし、品質良好な材料・器材を使用 し快適な環境を維持すること。また、建材の保全に努め、安全には最善の努力をはらうこと。 (1)清掃業務の範囲 請負者は、本仕様書に基づき能率的に行う。なお、本仕様書に記載ない事項についても、建物管 理上当然に必要と認められる事項については、請負の範囲に含まれる。 ア.家具、什器等(椅子等軽微なものを除く)の移動は、特記がない限り別途とする。 イ.次にかかげる部分の清掃は、特記がない限り省略できる。 (ア)ロッカー、家具等(椅子等軽微なものを除く)があり清掃不可能な部分 (イ)電気が通電されている部分又は運転中の機器が近くにある等、清掃が極めて危険な部分 (ウ)執務中の清掃場所又は部位で、あらかじめ施設管理責任者に指示を受けた場合。 (2)臨時の措置 臨時に新たな清掃が必要になったときは、その旨を施設管理責任者に報告し指示を受ける。 (3)清掃業務の確認 清掃業務終了後に、施設管理責任者に報告し確認を受ける。 (4)資機材等の保管 資機材及び消耗品類は、施設管理責任者より指定された場所に、整理し保管する。 (5)清掃に伴う注意事項 ア.使用する資機材は、清掃場所の床材等、各材質の特性及び機能を十分把握したうえ、最適なもの を使用し、最良な方法で清掃する。また、リン酸塩を添加しないものを使用する。 イ.便所、洗面所の資機材は、他と区別して、専用のものを用いる。 ウ.清掃業務終了後は、椅子等を整理し、窓及び扉等の戸締り並びに火元確認をし、必要のない照明 を消すこと。 (6)用語 ア.日常清掃 日常清掃とは、日単位等の短い周期で日常的に行う清掃業務をいう。 イ.定期清掃 定期清掃とは、月単位、年単位の長い周期で定期的に行う清掃業務をいう。 ウ.追加清掃 追加清掃とは、日1回の日常清掃後、巡回し、必要に応じ行う補足的な清掃業務をいう。 エ.資機材 資機材とは、次のような資材及び機材をいう。 (ア) 資材 → 洗浄用洗剤、剥離洗剤、樹脂床維持剤、パッド、タオル、容器等 (イ) 機材 → 自在箒、モップ、真空掃除機、床磨き機等 オ.消耗品類 消耗品類とは、洗剤、衛生消耗品(トイレットペーパー、水石鹸等)をいう。 カ.特記とは、 「契約書、清掃業務請負特記仕様書」に指定された事項をいう。 -9- (7)従事者数及び作業可能時間 従事者数、作業時間等は特記仕様書による。 (8)環境への配慮 受託者は、業務の実施においては、施設利用者の健康への影響に配慮し適切に行うこと。 ア.建物の日常・定期清掃に用いる洗剤は環境にやさしい、フォ-ミュラーG-510 と同等品を使 用するものとする。 イ.床ワックス作業における配慮事項 ・床ワックス等については、使用成分を確認し、ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン等の揮 発性有機化合物を含む製品については使用しないこと。 (シックハウス対策済み同等品以上を 使用すること。 ) ・床ワックス等の使用材料について、施設管理担当者より、 「材料成分の安全データーシート」 の提出を求められた場合は速やかに提出すること。 ・床ワックスの塗布作業中や作業終了後、窓を開放し十分な換気を行うこと。 (9)その他の留意 (9)その他の留意事項 )その他の留意事項 ア.常駐者のいる施設はひと通りの「日常清掃」終了後、状況に応じて随時「追加清掃」を補足して 行う(作業内容の詳細は本標準仕様書による。 )こと。 イ. 「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に該当しない規模の施設において、この法律 に規定されている業務を行う場合は、この法律及び関係条例、規則等を準用する。 - 10 - 第 2 章 清掃種別による作業項目及び内容 清掃種別による作業項目及び内容 第 1 節 日常清掃 (1)床の日常清掃 各施設における床の日常清掃は、下記(イ)の類似の場所別、仕上げ別の「作業項目」を(ウ) 「項目別の作業内容」により適正に実施する。 (ア)床仕上げ 床仕上げを、次のように分類する。 a.弾性床 → ビニル床タイル、ビニル床シート等、コルク床タイル等 b.硬質床 → 陶磁器質タイル、石、コンクリート、モルタル等 c.繊維床 → カーペット、じゅうたん等 d.木床 → フローリング、フローリングブロック等(表面未塗装を除く) e.畳敷 → 畳等 (イ)場所別、仕上げ別の作業項目 場 所 1.玄関ホール、ロビー 2.廊下及びエレベータホール 仕 上 げ 弾性床又は硬質床、 FRP床 弾性床又は硬質床、 3.事務室、会議室、階段 繊維床 弾性床又は硬質床 4.事務室、会議室、階段 繊維床 5.機械室、倉庫 6.便所及び洗面所 硬質床 弾性床又は硬質床 7.湯沸室 弾性床 8.エレベータ 弾性床 硬質床 フロアマット 木床 畳敷 弾性床又は木床 9.遊戯室 10.和室 11.食堂 12.浴室、シャワールーム、脱衣室 - 11 - 硬質床 弾性床又は木床 作 業 項 目 1.除塵 A 2.部分水拭き 1.除塵 A 2.部分水拭き 1.除塵 A 1.除塵 A 2.部分水拭き 1.除塵 A 1.除塵 B 1.除塵 A 2.全体水拭き 1.除塵 A 2.全体水拭き 1.除塵 B 2.部分水拭き 1.除塵 A 2.部分水拭き 1.除塵 B 1.除塵 A 1.除塵 B 1.除塵 A 2.部分水拭き 1.洗浄 1.除塵 A 2.拭き (ウ)作業項目別の作業内容 作 業 項 目 1.除塵 (1)除塵 A 自在箒又はフロアダス ターによる除塵 (2)除塵 B 真空掃除機による除塵 2.水拭き (1)部分水拭き (2)全体水拭き 作 業 内 容 自在箒、フロアダスター(ダストモップ)で丁寧に掃 き、集めた塵芥を処理する。 真空掃除機で丁寧に吸塵する。 汚れや水滴などが付着した部分をモップで拭く。 床全面をモップ等で丁寧に拭きあげる。 3.洗浄 適正洗剤を用いて、ブラシ又は床磨き機により洗浄 し、水拭きする。 適正洗剤を用いて、モップ又はタオルで洗剤拭き及び 水拭きをする。 4.拭き (2)床以外の日常清掃 各施設における床以外の日常清掃は、下記(ア)場所別の「作業項目」を(イ) 「項目別の作業 内容」により適正に実施する。 (ア)場所別の作業項目 場 所 作 業 項 目 1.玄関ホール 1. フロアマット 除塵 B 2. 扉ガラス 部分拭き 3. 什器備品 除塵 4. 灰皿 吸殻処理 A 5. ごみ箱 ゴミ処理 A 6. 金属部分 除塵 吸殻処理 A 2.事務所、廊下及 1. 灰皿 びエレベータホ 2. ごみ箱 ゴミ処理 A ール 3. 手すり 拭き 3.便所及び洗面所 1. 灰皿 吸殻処理 A 2. ごみ箱 ゴミ処理 A 3. 扉及び便所へだて 部分拭き 4. 洗面台、水栓 拭き A 5. 鏡 拭き A 6. 衛生陶器(便器等) 洗浄 A 7. 衛生消耗品 補充 8. 汚物容器 汚物処理 A 4.湯沸室 1. 流し台 洗浄 2. 厨芥処理 厨芥処理 5.エレベータ 1. 壁、扉、操作盤 部分拭き 2. 扉溝 除塵 6.階段 1. 手摺 2. 窓台 拭き 除塵 拭き - 12 - 場 所 7.会議室 作 業 項 目 1.灰皿 吸殻処理 A 2.ごみ箱 ゴミ処理 A 3.什器備品 除塵 4.窓台 除塵 拭き 8.食堂 1.洗面台 拭き A 2.鏡 拭き A 3.窓台 除塵 9.浴室、シャワール 1.壁(浴室・シャワーブース内) 拭き ーム・脱衣室 2.灰皿 吸殻処理 A 3.ごみ箱 ゴミ処理 A 4.扉 部分拭き 5.洗面台 拭き A 6.鏡 拭き A 7.椅子・洗面台 拭き 8.水栓・シャワー金具等 拭き 9.排水口 ゴミ収集 10.足拭きマット 乾燥 11.脱衣箱・脱衣かご 拭き 12.消耗品 補充 ※注意事項 日常清掃において、便所等の清掃時には、床排水金物の内部清掃を3ヶ月1回、及び水の補給(臭 気防止)を 1 週間に1回程度行うこと。 - 13 - (イ)作業項目別の作業内容 作 業 項 目 1.フロアマット 除塵 A 2.扉ガラス 部分拭き 3.什器備品 除塵 4.灰皿 吸殻処理 A 5.ごみ箱 ごみ処理 A 6.金属部分 除塵 7.扉及び便所へだて 部分拭き 8.洗面台 拭き A 9.鏡 拭き A 10.衛生陶器 洗浄 A (便器等) 11.消耗品類 補充 12.汚物容器 汚物処理 A 13.流し台 洗浄 14.厨芥処理 15.壁・扉・操作盤 部分拭き 16.手摺 拭き 17.家具 拭き A 18.扉溝 19.窓台 20.窓台 21.壁(浴室等) 除塵 除塵 拭き 拭き 22.壁(浴室等) 部分拭き 23.椅子・洗面台(浴室等) 拭き 24.排水口(浴室等) ゴミ収集 25.足拭きマット(浴室等) 乾燥 26.脱衣箱・脱衣カゴ(浴室 等) 拭き 27.消耗品(浴室等) 補充 作 業 内 容 真空掃除機で吸塵する。 汚れの目立つ部分をタオルで水拭き又は空拭きする。 タオル、ダストクロス等で埃を取る。 吸殻を収集、処理し、灰皿を拭く。 ごみを収集、処理し、容器を拭く。 タオル、ダストクロス等で埃を取る。 汚れた部分を、水又は専用洗剤を用いて拭く。 スポンジで専用洗剤を用いて洗浄し拭きあげる。 乾拭きして仕上げる。 専用洗剤を用いて洗浄し拭きあげる。同時に金属類も 拭きあげる。 トイレットペーパーや水石鹸等を補充する。 内容物を処理し、容器を洗浄する。 専用洗剤を用いてスポンジで丁寧に洗浄する。 1.厨芥を処理する 2.容器を専用洗剤(ジャスタブル等)で洗浄する。 汚れた部分を水又は専用洗剤で拭く。 タオルで水拭きする。 タオル、ダストクロスで拭き上げる。必要に応じ、そ の前に真空掃除機で吸塵する。 真空掃除機などで除塵を行う。 タオル等で埃をとる。 タオルで水拭き又は適正洗剤を用いて拭く。 スポンジで適正洗剤を塗布して洗浄し、タオルで拭 く。 汚れた部分を水拭き又は適正洗剤を用いて除去する。 スポンジで適正洗剤を塗布して洗浄し、タオルで拭 き、整理する。 ごみを収集し、目皿を水で洗う。 足拭きマットを乾燥させる。又は、交換する。 タオルで拭き、整理する。 指定された消耗品(石鹸、タオル、ペーパー類)を補 充する - 14 - (3)建物外部の日常清掃 各施設における、建物外部の日常清掃は、下記(ア)場所別の「作業項目」を(イ) 「項目別の 作業内容」により適正に実施する。 (ア)場所別の作業項目 場 所 1.玄関廻り 床 2.犬走り 床 構内通路 床 駐車場・駐輪場 床 3.屋上広場 床 作 業 項 目 1.除塵 2.水拭き 1.拾い掃き 2.除草 A 1.拾い掃き (イ)作業項目別の作業内容 作 業 項 目 1.除塵 2.水拭き 3.拾い掃き 4.除草 A 作 業 内 容 自在箒で塵芥を収集、処理する。 汚れた部分をモップで拭く。 巡回して粗ごみの拾いや部分掃き。 雑草等を除去する。 - 15 - 第 2 節 定期清掃 (1)床の定期清掃 各施設における床の定期清掃は、下記(ア)の類似の場所別、仕上げ別の「作業項目」を(イ) 「項目別の作業内容」により適正に実施する。 (ア)場所別、仕上げ別の作業項目及び参考周期 場 所 仕上げ 1.玄関ホール、廊下、エレベータホ 弾性床 ール、事務室、他各室、階段、便 所、洗面所、湯沸室及びエレベー タ、食堂 2.会議室 弾性床 ※周期は特記による。 周期 作業項目 1回/2ヶ月 1.洗浄 A 特記による 2.洗浄 B 1回/2ヶ月 特記による 特記による 3.浴室・シャワールーム、脱衣室 弾性床(脱衣 特記による 室) 特記による 4.玄関ホール、廊下、エレベータホ 硬質床 1回/2ヶ月 ール、便所及び洗面所、エレベー 石 床 特記による タ、階段 5.事務室、会議室、他各室、廊下、 繊維床 1回/年 エレベータホール、階段 6.遊戯室 木 床 1回/2ヶ月 7.和室 畳 敷 1回/2ヶ月 8.エレベータ フロアマット 1回/2ヶ月 ※ 階段洗浄時には、幅木、ノンスリップの清掃も行う。 1.洗浄 2.洗浄 3.補修 1.洗浄 2.洗浄 1. 洗浄 洗浄 2.洗浄 1.洗浄 A B A B A又は C B D 1.洗浄 E 1.洗浄 F 1.洗浄 G (イ)作業項目別の作業内容 作業項目 1.洗浄 (1)洗浄 A 表面洗浄 (弾性床・硬質 床) 作 業 内 容 1.床面の除塵を行う。除塵作業は「除塵 A」又は「除塵 B」によ り行う。 2.適正に希釈した表面洗浄洗剤をモップでむらのないように塗布する。 3.洗浄用パッドを装着した床磨き機で、皮膜表面の汚れを洗浄する。 4.吸水用真空掃除機又は床用スクイージーで汚水を除去する。 5.2回以上水拭きを行って、汚水や洗剤分を完全に除去した後、十分 に乾燥させる。水拭き作業は「全体水拭き」により行う。 6.樹脂床維持材を、塗り残しや塗りむらのないように塗布し、十分に 乾燥した後、塗り重ねる。 7.樹脂床維持材の塗布回数は特記による。特記のない場合は2回とし、 皮膜の損傷が著しい場合は、さらに1回重ね塗りをする。 - 16 - 作業項目 作 業 内 容 (2)洗浄 B 1.床面の除塵を行う。除塵作業は「除塵 A」又は「除塵 B」によ 剥離洗浄 り行う。 (弾性床・硬質 2.適正に希釈した剥離洗剤をモップでむらのないように塗布する。 床) 3.剥離用パッドを装着した床磨き機で洗浄する。 4.吸水用真空掃除機又は床用スクイージーで汚水を除去する。 5.剥離状況を点検し、不十分な箇所がある場合は再度剥離作業を行う。 6.水をまき、床磨き機で洗浄する。 7.吸水用真空掃除機又は床用スクイージーで汚水を除去する。 8.3回以上水拭きを行って、汚水や剥離材を完全に除去した後、十分 に乾燥させる。水拭き作業は「全体水拭き」により行う。 9.樹脂床維持剤をモップで、塗り残しや塗りむらのないように塗布し、 十分に乾燥した後塗り重ねる。 10.樹脂床維持材の塗布回数は特記による。特記のない場合は3回(格 子塗り)とする。 (3)洗浄 C 洗浄 (硬質床) 1.床面の除塵を行う。除塵作業は「除塵 A」又は「除塵 B」によ り行う。 2.床面を十分にぬらした後、適正に希釈した表面洗浄用洗剤をむらの ないように塗布する。 3.洗浄用パッドを装着した床磨き機で、皮膜表面の汚れを洗浄する。 4.吸水用真空掃除機又は床用スクイージーで汚水を除去する。 5.2回以上水拭きを行って、汚水や洗剤分を完全に除去した後、十分 に乾燥させる。水拭き作業は「全面水拭き」により行う。 (4)洗浄 D 1.床面の除塵を行う。除塵作業は「除塵 B」 (洗浄専用真空掃除機) により行う。 全面クリー 2.水溶性、油溶性などしみの性質と繊維素材に適したしみ取り剤を用 ニング いてしみを取る。なお、方法は特記による。 (繊維床) 3.シャンプークリーニング方式、ドライフォームシャンプー方式、ボ ンネットバフ方式、エクストラクション・ホットエクストラクション 方式、パウダークリーニング方式、ツーステップ方式等のいずれを採 用すべきかを検討し、適正洗浄剤を使用したクリーニングを行う。な お、方法は特記による。 4.乾燥後、バキュームをかけ、パイルを立ててセツトする。 (5)洗浄 E 洗浄 (木床) 1.床面の除塵を行う。除塵作業は「除塵 A」又は「除塵 B」によ り行う。 2.パッド(白)を装着した床磨き機で、皮膜表面の汚れを洗浄する。 3.吸水用真空掃除機で汚水を除去する。 4.2回以上水拭きを行って、汚水や洗剤分を完全に除去した後、十分 に乾燥させる。水拭き作業は「全体水拭き」により行う。 5.専用床維持材を、塗り残しや塗りむらのないように塗布する。塗り 重ねる場合は、十分に乾燥させて行う。 6.専用床維持材は、床材の構造や仕上げ等を十分検討して決める。 (6)洗浄 F 洗浄 (畳敷き等) 1.床面の除塵を行う。除塵作業は「除塵 B」により行う。 2.必要に応じ洗浄剤を用いる。 3.床全面をモップ(畳の場合は雑巾等)で丁寧に拭きあげる。 - 17 - ※注意事項 上記の各洗浄において、洗浄水の浸水のおそれのある床コンセント等は、適正な養生を行 うこと。 (2)床以外の定期清掃 各施設における、床以外の定期清掃は、下記(ア)場所別の「作業項目」を(イ) 「項目別の作 業内容」により適正に実施する。 (ア)場所別の作業項目及び参考周期 場 1.玄関ホール 所 周 期 1回/月 2.玄関ホール、廊下、エレベー 1回/月 タホール、事務室、会議室、そ の他各室、階段、便所、洗面所、 2回/月 湯沸室 3.事務室、会議室 他 4.全室 5.エレベータ 6.食堂 1回/年 6回/年(保守含 む) 1回/年 1回/月 2回/月 7.浴室・シャワールーム、脱衣室 2回/月 1回/年 - 18 - ※周期は特記による。 作 業 項 目 1.フロアマット 洗浄 2.扉ガラス 全面洗浄 3.什器備品 拭き 1.壁 除塵 2.換気扇 拭き (便所・洗面所、湯沸室のみ) 1.壁 部分拭き 1.ブラインド 拭き 1.設備機器 フィルター清掃 1.照明器具 拭き 2.空調吹出口等(吸・排気口 含む) 拭き 1.壁・扉・操作盤 全面拭き 1.窓台 拭き 2.扉 洗浄 1.天井 拭き 2.扉 全面拭き 1.換気扇 拭き (イ)作業項目別の作業内容 作業項目 1.壁 部分拭き 2.壁 除塵 3.壁 部分洗浄 4.フロアマット 洗浄 作 業 内 容 汚れた部分を水又は専用洗剤を用いて拭く。 鳥毛はたき又は静電気除塵具等で除塵する。 固着した部分的汚れを専用洗剤等を用いて洗浄する。 洗剤や水を用いて洗浄し、土砂や汚れを取り除く。洗剤を用いる 場合はよくすすいだ後、十分に乾燥させる。 5.扉ガラス 全面洗浄 ガラス両面に水又は専用洗剤を塗り、窓用スクイジーで汚れを取 る。 6.什器備品 拭き タオルで水拭きする。 7.金属部分 磨き 専用洗剤を用い、汚れを除去し、洗剤分を十分に拭き取った後、 乾いた布で磨く。 8.照明器具 拭き 適正洗剤を用いて、管球、反射板やカバーなどを拭き、水拭きし て仕上げる。汚れが落ちない場合は溶剤で拭き取り、タオルで乾 拭きする。 9.空調吹出口等(吸・ 1.吹出口、吸込口下の床面を養生する。 排気口含む) 拭き 2.吹出口、吸込口及びその周辺を除塵する。 3.吹出口、吸込口及びその周辺の汚れを中性洗剤を用いて除去 し、水拭きして仕上げる。 10.窓台 除塵 タオル、ダストクロス等で埃を取る。 11.窓台 拭き タオルで水拭き又は洗剤拭きする。 12.ブラインド 拭き 中性洗剤を用いて、羽根等を拭きあげる。 13.扉 部分拭き 汚れや部分を、水又は専用洗剤を用いて拭く。 14.扉 部分洗浄 固着した部分的汚れを、専用洗剤等用いて洗浄する。 15.扉及び便所へだて 全面を、専用洗剤を用いて洗浄する。 全面洗浄 16.換気扇 拭き 中性洗剤等で洗浄し、水拭きして仕上げる。 外壁のフード等のホコリの除去、清掃をする。 17.壁・扉・操作盤 中性洗剤等で拭きあげた後、水拭きして仕上げる。 全面拭き 18.手摺 部分拭き 汚れた部分を洗剤で洗浄し水拭きする。 19.設備機器 フィルター清掃 20.家具 清掃 21.扉 洗浄 22.扉 全面拭き 23.天井 拭き 洗浄タイプは、水又は中性洗剤で洗浄し、十分に乾燥させる。 非洗浄タイプは、掃除機などで除塵を行う。 素材別に方法を検討し、クリーニングを行う。 防塵後、汚れの強い部分を適正洗剤を用いて洗浄する。 適正洗剤を用いて洗剤拭き及び水拭きをする。 適正洗剤を用いて洗剤拭き及び水拭きをする。 - 19 - (3)建物外部の定期清掃 各施設における、建物外部の定期清掃は、下記(ア)の場所別の「作業項目」を(イ) 「項目別 の作業内容」により適正に実施する。 (ア)場所別の作業項目及び参考周期 場 所 1.玄関周り 床 2.窓ガラス 3.屋上床、バルコニー(庇) 床 4.桝(雨水、トラップ) 5.U字溝 6.敷地内 7.グリース阻集器 8.外部建具(アルミニウム製) ※周期は特記による。 周 期 作 業 項 目 1回/月 1.洗浄 2回/年 1.窓ガラス 洗浄 2回/年 1.屋上床 除塵 1回/年 1.桝 清掃 1回/年 1.U字溝 清掃 2回/年 1.除草 B 1.グリース阻集器 点検・清掃 1回/年 1.通常の汚れ 洗浄 特記による 2.著しい汚れ 洗浄 (イ)作業項目別の作業内容 作業項目 1.窓ガラス 洗浄 (熱線反射ガラスは対象外) 2.アルミニウム製外部建具 洗浄 (1)洗浄 A (通常の汚れ) (2)洗浄 B (著しい汚れ) 3.外壁 アルミニウム製カー テンウォール 洗浄 (1)洗浄 A (通常の汚れ) (2)洗浄 B (著しい汚れ) 作 業 内 容 1.ガラス内・外面に適正に希釈した中性洗剤を塗布し、汚 れを除去して、ガラススクイジーで汚水を切る。 2.ガラス面の隅の汚水をタオルで拭き取る。 3.硝子廻りのサッシをタオルで清拭する。 1.刷毛又は真空掃除機等で建具の表面や溝の除塵をする。 2.中性洗剤を用いて汚れを除去し汚水を拭き取る。 3.水拭きを行い、空拭きして仕上げる。 1.刷毛又は真空掃除機等で建具の表面や溝の除塵をする。 2.専用洗剤を用いて汚れを磨き洗いして、除去し、汚水を 拭き取る。 3.水拭きを行い、空拭きして仕上げる。 1.中性洗剤を用いて汚れを除去して、汚水を拭き取る。 2.水拭きを行い、空拭きして仕上げる。 1.専用洗剤を用いて汚れを磨き洗いして、除去し、汚水を 拭き取る。 2.水拭きを行い、空拭きして仕上げる。 - 20 - 作 業 項 目 4.外壁 タイル張り、石張り 及びコンクリート打放し (1)洗浄 A (通常の汚れ) (2)洗浄 B (著しい汚れ) 5.屋上床 除塵 作 業 内 容 1.中性洗剤を用いて汚れを除去する。 2.水拭きを行い、空拭きして仕上げる。 1.専用洗剤を用いて汚れを除去する。 2.水拭き又は水洗いして仕上げる。 ※ エフロレッセンスや錆汁が発生している場合は、専用剤 で処理後、水洗いする。 錆汁が残存する場合は、専用剤(漂白剤)で処理後、水 洗いする。作業後、必要に応じて中和処理をする。 1.木の葉、土・草・木を取り除き、ゴミの清掃をする。 2.ドレーン周りのごみ、泥を取り除く。 3.ドレーン及び周りを洗浄する。 6.桝 清掃 (雨水、トラップ桝のみ) 7.U字溝 清掃 1.泥溜りの除去をする。 2.桝内を洗浄する。 1.底部のごみ、泥等を除去する。 2.溝内を洗浄する。 8.屋外床 除塵 1.箒で丁寧に掃き、集めた塵芥は所定の場所に搬出する。 2.必要に応じ、水洗い又は散水する。 9.除草 B 1.花壇及び土の部分の雑草等を除去・清掃する。 10.グリース阻集器 点検・清 1.分離された油脂分、内部の残渣物(沈殿物等)を確実に 掃 除去する。 2.阻集器壁、スクリーンに付着した油脂分をケレン、スク レバー、シカラップ、柄付きタワシ等で取り除く。 3.必要に応じさらに薬品洗浄を行い、内部、排水管内を清 掃する。 4.本体、受け籠、蓋等の損傷及び水漏れの有無を点検する。 11.洗浄 1.洗浄用ブラシを装着した床磨き機で汚れを洗浄する。 - 21 - 第 3 節 追加清掃 (1)床の追加清掃 各施設における、床の追加清掃は、下記(ア)の類似の場所別、仕上げ別の「作業項目」を(イ) 「項目別の作業内容」により適正に実施する。 (ア)場所別、仕上げ別の作業項目 場 所 1.玄関ホール、廊下及びエレ ベータホール 2.事務室、会議室、他各室 階段 3.事務室、会議室、他各室 4.便所及び洗面所 5.湯沸室 6.遊戯室、他各室 7.廊下・エレベータホール 仕 上 げ 弾性床又は硬質床 弾性床 繊維床 弾性床又は硬質床 弾性床又は硬質床 木床 繊維床 作 業 項 目 1.部分水拭き 2.補修 A又は補修 B 1.部分水拭き 2.補修 A 1.しみ取り 1.部分水拭き 1.部分水拭き 1.拭き 1.除塵 (イ)作業項目別の作業内容 作 業 項 目 1.部分水拭き 2.しみ取り 作 業 内 容 汚れや水滴などが付着した部分をモップで拭く。 水溶液、油溶性などしみの性質と繊維素材に適したしみ取り剤 を用いてしみを取る。 3.補修 人通りの多い床面を、パッドを装着した床磨き機で研磨する。 (1)補修 A 空バフィング 1.汚れた部分に、水又は専用補修液をスプレーし、パッドを (2)補修 B 装着した床磨き機で乾燥するまで研磨する。 スプレーバフィング 2.削り取られたカスを取り除き、スプレーバフィングを行っ (スプレークリー二ング) た箇所をきれいに拭いた後、樹脂床維持材を塗布して補修す る。 除塵作業だけでは除去できない汚れの甚だしい区域について、 (3)補修 C スポットクリーニング 部分的なクリーニングを行う。 4.拭き 汚れや水滴などが付着した部分をダストモップ(専用補修液を スプレーした)で拭く。 - 22 - (2)床以外の追加清掃 各施設における、床以外の追加清掃は、下記(ア)の場所別の「作業項目」を(イ) 「項目別の 作業内容」により適正に実施する。 (ア)場所別の作業項目(参考例) 場 所 1.便所、洗面所 作 業 項 1.洗面台 拭き B 2.鏡 拭き B 3.衛生陶器 洗浄 B 4.衛生消耗品の補充 5.ごみ箱 ゴミ処理 B 6.汚物容器 汚物処理 B 2.玄関ホール 1.灰皿 吸殻処理 B 2.ごみ箱 ゴミ処理 B 3.フロアマット 除塵 B 3.廊下・エレベータホ 1.灰皿 吸殻処理 B ール 2.ごみ箱 ゴミ処理 B 目 (イ)作業項目別の作業内容 作 業 項 目 1.灰皿 吸殻処理 B 2.ごみ箱 ごみ処理 B 3.フロアマット 除塵 B 4.洗面台 拭き B 5.鏡 拭き B 6.衛生陶器 洗浄 B 7.衛生消耗品 補充 8.汚物容器 汚物処理 B 作 業 内 容 灰皿を点検し、吸殻を収集、処理する。 ごみ箱を点検し、ごみを収集、処理する。 汚れた部分を真空掃除機で除塵する。 汚れた部分を拭く。 汚れた部分を拭く。 汚れた部分を洗浄し拭く。 トイレットペーパーや水石鹸等を補充する。 内容物を処理する。 - 23 - (3)建物外部の追加清掃 各施設における、建物外部の追加清掃は、下記(ア)の場所別の「作業項目」を(イ) 「項目別 の作業内容」により適正に実施する。 (ア)場所別の作業項目 場 所 1.玄関周り 床 2.敷地内の植栽 作 業 項 目 1.水拭き 1.植栽への散水 (イ)作業項目別の作業内容 作 業 項 目 1.水拭き 2.散水 作 業 汚れた部分をモップで拭く。 散水する。 第 4 節 その他 その他 当該施設で特に清掃が必要なもの。 - 24 - 内 容 第 3 章 建築物環境衛生管理業務 第 1 節 室内環境測定 本業務の実施にあたっては、環境衛生上必要な事項について、衛生的環境を常に最良な状態に保持す ること。また、建築物における衛生的環境の確保に関する法律、関係法令、条例、規則等を遵守し、安 全には最善の努力を払うこと。 (1)適用 中央管理方式の空気調和設備及び機械換気設備を設けている居室に適用する。 (2)空気環境測定を行う者の資格 測定を行う者は建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第 26 条第 2 号の規定に該当 する者とする。 (3)測定結果の報告 測定結果はすみやかに施設管理担当者に報告する。測定の結果管理基準値に適合しない場合には、そ の原因を推定し施設管理責任者に報告する。 (4)測定周期 測定周期は2ヶ月に1回とする。ただし、新規に竣功した建築物については、空気環境の実態が把握 できるまで毎月実施する。 (5)測定位置等 当該建築物の通常の使用期間中に、室内については各階毎に居室の適切な位置の床上 75 ㎝以上 150 ㎝以下の高さで測定し、外気については外気取入口付近及び1階出入口付近で測定するものとする。 (6)測定点数 測定点数は特記による。なお、特記がない場合は1.1表により算出する。 1.1表 測定点数 当該建築物の延べ床面積 測定を要する延べ床面積(注)に対し1測定 外気の測定点数 点当たりの床面積 3,000 ㎡ 未満 300 ㎡ 2点 3,000 ㎡以上 5,000 ㎡ 未満 400 ㎡ 2点 5,000 ㎡以上 10,000 ㎡未満 5OO ㎡ 2点 10,000 ㎡以上 20,000 ㎡ 未満 800 ㎡ 2点 20,000 ㎡以上 30,000 ㎡ 未満 1,000 ㎡ 2点 30,000 ㎡以上 100,000 ㎡未満 2,000 ㎡ 2点 (注)1.測定を要する延べ床面積とは、空気調和設備及び機械換気設備を設けている居室の延べ床面積 をいう。 2.算出値の小数点以下は切り上げる。 (7)測定項目及び機器 ア.室内の場合の測定項目及び機器は1.2表による。ただし、中央管理方式の機械換気設備を設け ている場合には温度及び相対湿度の測定については特記のない限り行わない。 イ.外気の場合の測定項目及び機器は1.2表による。ただし、気流及びホルムアルデヒドの測定は 行わない。 ウ.室内の環境測定において床上 10 ㎝の高さでの温度測定の必要がある場合には特記による。 - 25 - 1.2表 室内環境測定 測 定 項 目 測 定 器 等 1.浮遊粉塵の量 グラスファイバーろ紙(0.3 ミクロンのステアリ ン酸粒子を 99.9%以上捕集する性能を有するも のに限る)を装着して相対沈降径が概ね 10 ミク ロン以下の浮遊粉塵を重量法により測定する機 器又は厚生労働大臣の指定した者により当該機 器を標準として較正された機器 2.一酸化炭素の含有 検知管方式による一酸化炭素検定器又はこれら 量 と同程度以上の性能を有するもの 3.二酸化炭素の含有 検知管方式による二酸化炭素検定器又はこれら 量 と同程度以上の性能を有するもの 4.温度 0.5 度目盛の温度計又はこれらと同程度以上の性 能を有するもの 管 理 基 準 値 空気1㎥につき 0.15mg 以 下 (注1)100 万分の 10 100 万分の 1,000 以下 ①17 度以上 28 度以下 ②居室における温度を外気 より低くする場合は、その 差を著しくしないこと 5.相対湿度 0.5 度目盛の乾湿湿度計又はこれらと同程度以上 40%以上 70%以下 の性能を有するもの 6.気流 0.2m/s以上の気流を測定することができる風 0.5m/s以下 速計又はこれらと同程度以上の性能を有するも の 7.ホルムアルデヒド 2・4-ジニトロフェニルヒドラジン捕集-拘束 空気1㎥につき0.1mg 以下 の量(注2) 液体クロマトグラフ法により測定する機器、4- アミノ-3-ヒドラジン-5-メルカプト- 1・2・4-トリアゾール法により測定する機器 又は厚生労働大臣が別に指定する測定器 (注1)厚生労働省令で定める特別の事情がある建築物は、大気中における一酸化炭素の含有率が概ね 100 万分の 10 を超えるため、居室における一酸化炭素の含有率が概ね 100 万分 10 以下になる ように空気を浄化して供給することが困難である建築物とし、厚生労働省令で定める数値は 100 万分の 20 とする。 (注2)測定は、新築・増築、大規模の修繕又は模様替えを行い、建築物の使用を開始した時点から直 近の測定期間(6月1日~9月30日までの間)中に1回行うものとする。 測定箇所は、新築・増築、大規模の修繕又は模様替えを行った各階ごとの一箇所とする。 ※表中1, 2, 3に掲げる管理基準値について比較すべき数値は、 1日の使用時間中の平均値とする。 この場合の平均値は、始業後、終業前の2時点において測定し、その平均値をもって当該平均値とし て差し支えない。 ※表中4, 5, 6に掲げる管理基準値について比較すべき数値は、 居室の使用時間中常時の値とする。 ただし、これによりがたい場合は、1日の使用時間中における2~3回の測定値とする。 - 26 - 第2節 作業環境測定 本業務の実施にあたっては、環境衛生上必要な事項について、衛生的環境を常に最良な状態に保持する こと。また、また、事務所衛生基準施行規則等を遵守し、安全には最善の努力を払うこと。 (1)適用 事務所(建築基準法第二条第一号に掲げる建築物又はその一部で事務作業に従事する労働者が主とし て使用するものをいう)について適用される。 (2)測定結果の報告 (2)測定結果の報告 測定結果はすみやかに施設管理担当者に報告する。測定の結果、管理基準値に適合しない場合は、そ の原因を推定し施設管理責任者に報告する。 (区は保存しなければならない) (3)測定周期 測定周期は2ヶ月に1回とする。ただし、前年1年間において、当該室の気温が17度以上28度以 下及び相対湿度が40%以上70%以下である状況が継続し、 かつ、 当該測定日から1年間において、 引き続きその状態が継続される場合「室温及び外気温」 、 「相対湿度」については、3月から5月の期 間又は9月から11月までの期間、6月から8月までの期間及び12月から2月までの期間ごとに1 回とすることができる。 (4)測定項目及び機器 測定項目及び機器は2.1表による。 2.1表 作業環境測定 測 定 項 目 1.浮遊粉塵の量 測 定 器 等 グラスファイバーろ紙(0.3 ミクロンのステアリ ン酸粒子を 99.9%以上捕集する性能を有するも のに限る)を装着して相対沈降径が概ね 10 ミク ロン以下の浮遊粉塵を重量法により測定する機 器又は厚生労働大臣の指定した者により当該機 器を標準として較正された機器 (デジタル粉じん計、ろ紙じんあい計等により測 定すること(吹出口等で測定する)) 2.一酸化炭素 検知管方式による一酸化炭素検定器 (注1) (検知管等により測定すること(吹出口等で測定 すること) ) 3.二酸化炭素 検知管方式による二酸化炭素検定器 (注1) (検知管等により測定すること(吹出口等で測定 すること) ) 4.ホルムアルデヒド 2・4-ジニトロフェニルヒドラジン捕集―高速 (注2) 液体クロマトグラフ法により測定する機器、4- アミノ-3-ヒドラジノ-5-メルカプト- 1・2・4-トリアゾール法による測定する機器 (指定された測定機器により測定すること) - 27 - 管 理 基 準 値 0.15mg/㎥以下とする 10ppm以下とすること 0.1%以下とすること 0.1mg/㎥以下とすること 測 定 項 目 5.気温(注1) 測 定 器 0.5度目盛の温度計 等 管 理 基 準 値 17℃以上28℃以下にな るように努めること 6.相対湿度(注1) 0.5度目盛の乾湿球の湿度計 40%以上70%以下にな (アウグスト乾湿計、アスマン通風乾湿計) るように努めること 7.気流(注1) 0.2m/s 以上の気流を測定することができる 0.5m/s 以下とすること 風速計 (注1)一酸化炭素及び二酸化炭素の含有量、気温、相対湿度並びに気流の測定は、室の通常の使用時間 中に、該当室の中央部の床上75cm 以上120cm 以下の位置において行うものとする。 (注2)測定は、新築・増築、大規模の修繕又は模様替えを行い、建築物の使用を開始した時点から直 近の測定期間(6月1日~9月30日までの間)中に1回行うものとする。 測定箇所は、新築・増築、大規模の修繕又は模様替えを行った各室ごとに、通常の使用時間中に 当該室の中央部の床上50cm 以上150cm 以下の位置において測定する。 注:測定箇所は、特記による。 第3節 照度測定 本業務は、建築物の照度を測定することにより、執務環境を快適にするとともに、視作業による作業効 率の向上、作業安全の向上に資することを目的とする。 (1)適用 建築物の室で、事務所の用に供されるものに適用される。 (2)測定結果の報告 測定結果はすみやかに施設管理担当者に報告する。測定の結果、管理基準値に適合しない場合は、そ の原因を推定し施設管理責任者に報告する。 (区は保存しなければならない) (3)測定周期及び測定方法・ (3)測定周期及び測定方法・機器 方法・機器 測定周期は6ヶ月に1回とする。 測定方法は、JIS C 7612(照度測定方法)によるものとし、測定機器はJIS C 1609(照 度計)の規格品とする。 (4)照度基準 3.1表 所要照度 作業の区分 精密な作業 普通の作業 粗な作業 作業の種類又は場所 一般事務室、会議室、電話交換室、電子計算室、制御室他 書庫、受付、玄関、廊下、洗面所、便所他 宿直室、湯沸室、浴室、機械室、更衣室、階段、倉庫他 注:測定箇所は、特記による。 - 28 - 所要照度(ルクス) 300 以上 150 以上 70 以上 第4節 害虫駆除及び消毒 1 一般事項 本節は、ねずみ・昆虫等の調査及び防除に適用する。 (建築物における衛生的環境の確保に関する法律の「建築物環境衛生維持管理要領」と「建築物にお ける維持管理マニュアル」による防除に適用) (1)業務目的 (1)業務目的 建築物等において、ねずみ・昆虫等、人の健康を損なう事態を生じさせるおそれのある動物に関する 調査及びその結果に基づく防除を行うことにより、衛生的環境の確保を図り、公衆衛生の向上及び増進 に資することを目的とする。 (建築物における衛生的環境の確保に関する法律(以下「ビル管法」 )施行 規則第4条の5(清掃及びねずみ等の防除)の規定準用) (2)周期 本業務は以下のとおりとする。 ア. 「ビル管法」に該当する施設は、厚生労働省令で定める掃除は、日常行うもののほか、大掃除を 6ヶ月以内ごとに定期的に行う。 また、ねずみ・昆虫等の発生場所、生息場所及び侵入経路並びにねずみ・昆虫等による被害状況 について、6ヶ月以内ごとに1回(発生しやすい箇所は2ヶ月に1回) 、定期に、統一的に調査 を実施し、当該調査の結果に基づき、ねずみ等の発生を防止するため必要な措置を講じる。 イ.その他の施設(例:ブロック別集合契約している施設など)は、6ヶ月以内ごとに1回(施設に よっては特記による。 )定期に統一的に実施する。 ※ ブロック別集合契約している施設などで、清掃の常駐者が配置されている施設は、毎月1回目 視調査及び記録を行う。 (3)用語 ア. 「発生しやすい箇所」とは、食料を取り扱う区域、汚水槽、雑排水槽、湧水槽、浄化槽、雨水桝、 阻集器(グリーストラップ) 、排水溝、廃棄物の保管庫等をいう。 イ. 「無毒餌」とは、ねずみ用毒餌として使用する餌の基材となるもので、殺鼠剤を入れていないも のをいう。 ウ. 「ハエ」とは、イエバエ、クロバエ、ニクバエなど、 「コバエ」とはチョウバエ、ノミバエ、ニセ ケバエ、ショウジョウバエ、クロバネキノコバエなどの小型のハエをいう。 ヱ. 「許容水準」とは、人の健康を損なわない良好な状態をいう。 オ. 「警戒水準」とは、放置すると問題になる可能性のある状態をいう。 カ. 「措置水準」とは、ねずみ・昆虫等の発生や目撃をすることが多く、すぐに防除作業が必要な状 態をいう。 キ. 「ムスカ」とは、細菌、懸濁物質、繊維質、油脂質、炭酸ガス等が浮遊物とともに浮上して、気 泡がスポンジ質の厚い膜状になったものをいう。 (4)業務の基本的考え方 ねずみ・昆虫等の調査及び防除は、人の健康に対するリスクと環境への負荷を最小限にとどめる方 法により、建築物において考えられる有効・適切な技術を組合わせて有害生物を制御し、その水準を 維持する総合的有害生物管理(IPM)に基づき行うものとする。 総合的有害生物管理では、発生源対策、侵入防止対策が前提となるので、実施のための組織作りを し、全体を統括する責任者を決め、施設を利用する各担当者と役割分担を決定し、日常的に実施する。 (5)調査及び防除業務内容 調査及び防除業務内容 建物及び敷地全域を対象とするが、エレベーター昇降路、ピット内など普段入ることのできない個 - 29 - 所、高所で届かない個所は除く。 (6)業務時間 調査及び防除を行う時間は、特記等による。 (7)業務の報告 調査及び防除業務終了後に、指定された書類(調査報告書・措置提案書・措置報告書等)をもって、 施設管理担当者へ報告する。 (8)注意事項 ア.ねずみ・昆虫等の防除のため殺鼠剤又は殺虫剤を使用する場合は、薬事法(昭和三十五年法律 第百四十五号)第十四条又は第十九条のニの規定による承認を受けた医薬品又は医薬部外品を 用いること。 イ.殺鼠剤又は殺虫剤を用いる場合は、使用及び管理を適切に行い、これらによる作業者並びに建 築物の使用者及び利用者の事故の防止に努めること。 ウ.薬剤を使用する場合は、事前に当該区域の管理者や利用者の了解を得て実施し、処理前後3日 間はその旨の掲示を行うこと。 エ.ねずみ・昆虫等の防除作業終了後は、必要に応じ、強制換気や清掃等を行うこと。 オ.ねずみ・昆虫等の防除作業終に用いる機械器具その他の設備について、定期的に点検し、必要 に応じ、整備又は修理を行うこと。 カ.施設管理担当者からのねずみ・昆虫等の防除作業に係る苦情又は緊急の連絡に対して、迅速に 対応できる体制を整備しておくこと。 2 ねずみ・昆虫等の調査 (1)業務目的 ねずみ・昆虫等の発生場所、生息場所及び侵入経路並びに被害の状況について調査することを目的 とする。 (2)調査業務の範囲 (2)調査業務の範囲 専有部分、共有部分のほか、機械室、電気室、パイプシャフト室、駐車場、建築物の周囲等、建築 物内外に対して行うものとする。 (3)調査の周期 (3)調査の周期 ねずみ・昆虫等の調査の周期は、次による。 ア.表4-1の調査は、半年に1回以上行うものとする。 イ.表4-1の調査のうち、発生しやすい箇所は、2ヶ月に1回以上行うものとする。 (4)調査結果の報告 「調査報告書」及び「措置提案書」を作成し提出する。 (5)注意事項 調査は、過去の状況を参考に調査内容、調査箇所を選定し、効率的に実施する。 (6)調査の内容 ねずみ・昆虫等の調査内容は、表4-1による。 - 30 - 表4-1 調査内容 調 査 項 目 調 査 内 容 1.聞き取り調査 ねずみ、ゴキブリ、蚊、ハエ、コバエ、ダニを対象として、施設管理担当 者又は建築物各区域の職員から目撃情報、被害状況を聞き取る。 2.目視による調査 ねずみ、ゴキブリ、蚊、ハエ、コバエを対象として、以下の調査を実施す る。 ① ねずみ 建築物の区画ごとに次のような証跡(ラットサイン)を調査する。 調査項目は、糞、尿によるシミ、足跡、齧り跡、ラブサイン(こすり跡) 、 鳴き声、侵入場所(穴) 、営巣場所等の有無を確認する。 ② ゴキブリ 建築物の区画ごとに証拠を調査する。 調査項目は、虫体、糞、ローチスポット、卵鞘の有無を確認する。 ③ 蚊、ハエ・コバエ 建築物全体を巡回調査する。調査項目は、成虫の存在、発生源、外部発 生源との関連などを確認する。 3.トラップ等によ る調査 ねずみを対象として、以下の調査を実施する。 a.喫食調査、足跡 ・ 天井の点検口などに無毒餌を配置して、その喫食状況から生息状況を確 調査 認する。 ・ 天井の点検口などねずみの往来しそうな箇所に黒紙を配置し、足跡の付 着の程度から生息状況を確認する。 b.粘着トラップゴキブリを対象として、以下の調査を実施する。 ・ 建築物の区画ごとに、ゴキブリ用粘着トラップを生息が多い箇所では3~ 7日を過去の実績を目安に設置し、捕獲指数を算出する。配置数は、厨 房など発生しやすい場所では5㎡の1枚、事務所などでは発生のおそれ のある場所に 25~50 ㎡に1枚を目安に、 過去の実績に基づき決定する。 。 ・ 建築物の1区画に配置したトラップ数が 10 個以下の場合にあっては、捕 獲数の多いトラップ上位3つまでを、また、トラップ数が 10 個より多く 配置した場合にあっては、配置数の 30%を目安に捕獲数上位のトラップ c. ライトトラップ を捕獲指数の算出に用いる。なお、上位3つまで又は 30%までに0が含 調査 まれる場合は、これも捕獲指数の算出に加える。なお、卵鞘から孵化し た1令幼虫は加えない。 蚊、ハエ・コバエを対象として、以下の調査を実施する。 ・ 厨房及び浄化槽のある区域、発生の恐れのある区域に、ライトトラップ や粘着シート、ハエ取りリボンを、発生の多い場所では14日以内を目 安に設置する。 4.環境及び施設・ 設備の調査 ① 清掃状況の調査をする。 a.環境調査 ・厨房機器、流し台、床、排水溝などに厨芥類が付着していないか、清潔 になっているか。 ・阻集器(グリーストラップ)や汚水槽、雑排水槽が定期的に清掃され、 腐敗した有機物が付着していないか。 ② 整理整頓状況の調査をする。 ・棚の整理が欄脱で、ダンボールや包装材が放置されていないか。 - 31 - 調 査 項 目 調 査 内 容 ③ 食物管理状況の調査をする。 ・食物や食品材料が放置されていないか。 ④ 厨芥類の管理状況の調査をする。 ・厨芥類が放置されていないか、ごみ箱は清掃されて厨芥類が付着してい ないか。 b.施設・設備の調 ① 建築物周囲に外部からの侵入できる隙間がないか。 査 ② パイプシャフト周囲など垂直に移動できる隙間がないか。 ③ 壁、天井、床、カウンター、食器棚周囲に隙間がないか。 ④ 排水系統からねずみが侵入できない構造になっているか。 ⑤ 厨房機器の下部は清掃ができる構造になっているか。 ⑥ 窓に網戸が設置されているか。 (7)調査結果の判定 )調査結果の判定 ア.調査結果は、表4-2の目標水準に基づき、判定する。 イ.調査結果の判定により講じる措置は、次による。 (ア) 許可水準に該当する場合は、定期的に表4-1の調査を継続する。 (イ) 警戒水準に該当する場合は、当該区域に対して発生防止対策を講じるとともに、必要に応 じて、施設改善及び防除作業を実施する。 (ウ) 措置水準に該当する場合は、発生源や当該区域に対して発生防止対策を講じるとともに, 施設改善及び防除作業を実施する。 ウ. 食物管理や施設改善など、 職員や施設による措置が必要な場合は、 施設管理担当者に提案する。 対象生物 ねずみ ゴキブリ 蚊 表4-2 目標水準 許可水準 警戒水準 以下全て該当する場合 以下全て該当する場合 ①生きたねずみが確認さ ①生きたねずみが確認され れない。 ない ②配置した無毒餌が喫食 ①無毒餌が喫食されるか、 配置した紙に足跡や齧り されない。 跡が確認される。 ③天井等に配置した紙に 足跡や齧り跡が付かな い。 以下1つ以上が該当する場 以下全て該当する場合 ①トラップによる捕獲指 合 数が 0.5 未満。 ①トラップによる捕獲指数 が 0.5 以上1未満。 ②生きたゴキブリが目撃 されない。 ②生きたゴキブリが僅かに 目撃される。 以下1つ以上が該当する場 以下全て該当する場合 合 ①ライトトラップによる 捕獲指数が1未満。 ①ライトトラップによる捕 ②屋内に生きた蚊が目撃 獲指数が1以上3未 されない。 満。 ②屋内に生きた蚊が僅かに 目撃される。 - 32 - 措置水準 以下の1つ以上該当する場 合 ①生きたねずみが確認され る。 ②食品や家具・什器等に咬 害が見られる 以下1つ以上がする場合 ①トラップによる捕獲指数 が1以上。 ②生きたゴキブリがかなり 目撃される。 以下1つ以上が該当する場 合 ①ライトトラップによる捕 獲指数が3以上。 ②屋内で吸血される。 許可水準 警戒水準 措置水準 対象生物 以下1つ以上が該当する場 以下1つ以上が該当する場 ハエ・コバ 以下全て該当する場合 合 エ ①ハエはライトトラップ 合 による捕獲指数が1未 ①ハエはライトトラップに ①ハエはライトトラップに よる捕獲指数が5以上。 満。コバエ類は3未満。 よる捕獲指数が1以上5 ②生きたハエ・コバエ類 未満。コバエ類は3以上 コバエ類は多数目撃され が目撃されない。 5未満。 る。 ②生きたハエ・コバエ類が ②生きたハエ・コバエ類が 僅かに目撃される。 多数目撃される。 ダニ 以下1つ以上該当する場合 は、 「表4-3 ダニの生息 実態調査」を行う。 ①屋内で刺咬される。 ②ダニアレルギーが発症す る。 表4-3 ダニの生息実態調査 作 業 項 目 作 業 内 容 被害発生の恐れのある箇所について、以下の方法のいずれかにより調査す る。 1.粘着式クリーナ ローラー式の粘着クリーナーにより床面を転がし、付着したダニを実体顕 ーによる調査 微鏡下で観察する。 2.飽和食塩水浮遊 掃除機で採取した塵からダニを分類する方法で、飽和食塩水に塵を入れて 法 よく攪拌し、その上澄み液をろ紙上に展開し、実体顕微鏡下で拾い出し、顕 微鏡標本を作成し生物顕微鏡で同定する方法。 3.ダニ簡易検査キ ダニ虫体に由来する Der2アレルゲンに特異的に反応するモノクロナール ット 抗体を用いたキットで、掃除機で採取した塵を入れた抽出液に試験紙を反応 させ、その発色の度合いでアレルゲン量を測定する。 3 ねずみ・昆虫等の防除 (1)防除作業等 ア.調査結果の判定に基づき措置を行う。 (ア) 発生防止対策は、表4-4による。 (イ) 施設改善は、表4-5による。 (ウ) 防除作業は、表4-6から表4-10による。 イ.防除作業に先立ち、提案書を作成し、作業計画を立てて、施設管理責任者に承諾を得るものと する。 ウ.作業終了後、死鼠の処分や殺鼠剤、トラップを撤収し、安全に配慮する。 (2)事前通知 ア.薬剤を使用する場合は、少なくとも3日前までに使用薬剤名、実施場所、臭いの程度、化学物 質などに対する過敏者への注意などを記載した事前通知を作成し、実施3日後まで当該場所入 口等に掲示する。 - 33 - イ.トラップ等を使用する場合は、トラップの種類、設置場所、数等を記載する。 (3)効果判定 防除作業終了後、措置を行った箇所に対して、前調査と同じ方法により、効果判定を行う。 (4)再作業 効果判定によって措置水準に該当する場合には、再度調査を行って問題点を明らかにし、作業を行 う。 (5)注意事項 殺虫剤や殺鼠剤を使用する場合は、薬事法で承認を受けたものを用法、用量、使用上の注意を守っ て使用する。 表4-4 発生防止対策 作 業 項 目 1.食物管理 2.清掃管理 作 業 内 容 食品倉庫を密閉する。野菜等を冷蔵庫や密閉されたキャビネットに収納す る。厨芥類は始末し、使った食器などは、洗浄後、戸棚に収納する。 ① 厨房の床は就業時間後に清掃し、厨房機器の上部、下部や裏側に残菜を 残さないように片付ける。床の水分も拭き取る。 ② 棚や引き出しは整理整頓し、ダンボール箱などは片付ける。 ③ 排水溝やグリーストラップを清掃し、厨芥類は処分する。 ④ ごみ箱は就業時間後に洗浄し、内部に厨芥類を残さない。 表4-5 施設改善 作 業 項 目 1.防鼠工事 作 業 内 容 ねずみの侵入口及び侵入の恐れのある箇所を金属板、金網、防鼠パテ等で 塞ぐ。 2.隙間コーキング ゴキブリの潜む場所となる隙間や割れ目をコーキング剤等によって塞ぐ。 3.ピットの設置 蚊やコバエの防除にあたり、マンホールがない水槽では、薬剤投入のため 床面に小さな穴(ピット)を設ける。 4.水槽内の清掃 ハエ・コバエの発生源となる水槽は、水面のスカム、壁面、マンホール蓋 裏側を掃除し、汚れを除去する。 表4-6 ねずみの防除方法 作 業 内 容 次の方法等により適切な防除作業を行う。 1.毒餌処理 ねずみの生息場所、通路、餌場、休息場所等に毒餌皿 に入れて配置する。食料品に混入する恐れのある箇所、 子供やペットがいる場所では、毒餌箱に入れて配置する。 2.粘着トラップ ①ねずみの出没する箇所に夜間配置し、就業前に回収す による防除 る。なお、生息数が多い場合では1枚/㎡以上配置する ②天井裏等に侵入の恐れのある箇所に配置する。 3.補鼠器による ①圧殺式トラップ(パチンコ)又は生捕りトラップを配置 防除 する。人が出入りする箇所では、安全に十分配慮し取り 扱いに注意する。 作 業 項 目 - 34 - 警戒 措置 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ②天井裏等侵入の恐れのある箇所に配置する。 表4-7 ゴキブリの防除方法 作 業 内 容 次の方法等により適切な防除作業を行う。 1.毒餌処理 ゴキブリ用ベイト剤又は容器入りのものを配置する。 2.殺虫剤の散布 ゴキブリの生息場所となる隙間や割れ目、徘徊場所に重 処理 点処理する。 3.ULV処理 ピレスロイド系の水性乳剤を用法、用量に基づいて、電 動式ULV機、ノズル式ULV機、炭酸ガス製剤噴出機等 により処理する。 4.蒸散剤による ジクロルボス樹脂蒸散剤をセットした蒸散剤殺虫機に 処理 より、用法・用量・使用上の注意に基づいて室内に薬剤を 充満させる。 作 業 項 目 警戒 措置 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 表4-8 蚊の防除方法 作 業 内 容 調査の結果に基づき、発生場所、生息場所及び侵入経路 並びに被害の状況等から下記に示す方法、その他有効な方 法を組合せて防除作業を実施する。 1.殺虫剤による 幼虫が発生する水域に薬剤を用法、用量に基づいて散布 処理 する。 2.ULV処理 蚊の発生しているマンホール内部及び飛翔区域に、ピレ スロイド系の水性乳剤をULV機、ノイズ式ULV機、炭 酸ガス製剤噴出機等により処理する。 3.蒸散剤による ジクロルボス又はピレスロイド系の樹脂蒸散剤を用法、 処理 用量に基づいて、マンホール内部に吊るす。 4.ライトトラッ 発生の恐れのある区域には、粘着シート式ライトトラッ プによる防除 プを設置する。 作 業 項 目 警戒 措置 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 警戒 ○ 措置 ○ 表4-9 ハエ・コバエ類の防除方法 作 業 項 目 1.殺虫剤による 処理 2.ULV処理 作 業 内 容 幼虫の発生源に薬剤を用法、用量に基づいて散布する。 コバエ類が発生しているマンホール内部及び飛翔区域 に、ピレスロイド系の水性乳剤を電動式ULV機、ノズル 式ULV機、炭酸ガス製剤噴出機等により処理する。食料 を扱う区域では、ビニールシート等により処理する。 3.蒸散剤による ジクロルボス又はピレスロイド系の樹脂蒸散剤を用法、 処理 用量に基づいて、マンホール内部に吊るす。 4.トラップによ 発生の恐れのある区域には、粘着シート式ライトトラッ る防除 プを設置する。 - 35 - ○ ○ ○ ○ ○ 表4-10 ダニの防除方法 作 業 内 容 ダニの精密調査の結果に基づき、次の方法等により、適切な防除 作業を行う。 1.殺虫剤による 被害を訴えのある箇所に全自動噴霧機により重点処理する。 処理 2.ULV処理 ピレスロイド系の水性乳剤を用法、用量に基づいて、電動式UL V機、ノズル式ULV機、炭酸ガス製剤噴出機等により噴霧する。 3.加熱処理 布団、畳は布団乾燥車で内部温度を60℃で2時間、加熱乾燥さ せる。 作 業 項 目 - 36 - 措置 ○ ○ ○ 第5節 煤煙濃度測定 本業務の実施にあたっては、環境衛生上必要な事項について、衛生的環境を常に最良な状態に保持す ること。また、大気汚染防止法、関係法令、条例、規則等を遵守し、安全には最善の努力を払うこと。 (1)適用 大気汚染防止法施行令第2条に掲げられている施設(ボイラー)に適用する。 (2)測定結果の報告 測定結果は速やかに施設管理担当者に報告する。測定の結果管理基準値に適合しない場合には、その 原因を推定し施設管理責任者に報告する。 また、測定結果を大気汚染防止法に基づく届出機関に届け出る。なお、手数料等の費用は、別途とす る。 (3)測定内容 大気汚染防止法第16条による測定及び記録 (大気汚染防止法施行規則第15条による測定及び記録) (4)検査項目 ア.排ガス温度 イ.排ガス中の水分量 ウ.排ガス静圧 エ.排ガス動圧 オ.ばいじん量 カ.全いおう酸化物濃度 キ.窒素酸化物濃度 ク.オルザット分析 (ア)二酸化炭素濃度 (イ)酸素濃度 (ウ)一酸化炭素濃度 (5)測定方法 ア.ばいじん量測定方法 JIS Z 8808 円筒ろ紙法 イ.全いおう酸化物濃度測定方法 JIS K 0103 沈殿物滴定法 ウ.窒素酸化物濃度 JIS K 0104 PDS法 エ.上記以外の項目は、専用測定器にて測定 第6節 水質管理・検査 水質検査項目、周期等 ・杉並区保守点検業務委託標準仕様書(機械設備用) 「第7節水質管理」の項目を適用し確実に実施 すること。 - 37 - 第 4 章 常駐者管理業務 ( 清 掃 ) (1)適用 本章は、清掃員が常駐(常駐者)して実施する日常清掃業務等に適用する。 (2)常駐者管理業務の目的 施設の汚れを除去し、汚れを予防するための技術的な努力を払うことにより、より良い衛生的環境の 確保(生理的やすらぎ) 、建築物の延命(動的やすらぎ) 、美観の向上(心理的やすらぎ)を図ることを 目的とする。 (3)業務内容 (3)業務内容 日常清掃業務の常駐者は、特記による他、以下の業務を含む。 ・ 他の委託業者及び施設関係者との連絡調整 ・ 消耗品、雑用品の補充計画及び補充 ・ 監督官庁検査等の連絡調整 ・ 照明管球類の取り付け替え及び、小規模の錆塗り、ビスの増締め等の小修理。 ・ 床、壁、天井部等の汚れの目視点検及び、可能な範囲での清掃。 ・ 給茶器等、機器類の突発的な汚れの清掃。 ・ 便所等の床排水金物への水の補給(随時) 。 ・ 水漏れ箇所等の発見に伴う可能な範囲での修理、及び関係部署への連絡。 ・ 風水害時の緊急対応及び関係部署への連絡。 その他、杉並区清掃業務請負標準仕様書に記載の日常業務を行う。 (4)その他 (4)その他 ・ 施設管理担当者との業務上の協議 ・ その他 - 38 -