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アメリカ合衆国・リヴィア市

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アメリカ合衆国・リヴィア市
 市では、国際化時代に対応した国際感覚豊かな人
材を育てるため、オーストラリアおよびアメリカ合
衆国との交流事業を行っています。
今年の7月∼8月、市内の中・高校生、一般研修生
が海外に派遣され、現地でのホームスティなどを通し
て人々と触れ合い、異文化との交流を深めました。
マサチューセッツ州リヴィア市と
の国際交流事業は、旧月舘町の事業で
平成6年度から続いています。
この事業は、主に中学生を対象とし
て1年ごとに派遣と受入を行ってお
り、今年度までの相互交流で、派遣、
受入共に100人を超しています。
今年からは対象を全市に広げ、保
原・梁川地域からも研修生が参加し、8人の中学生と3人の
一般研修生がリヴィア市に派遣されました。
リヴィア市は、日本から飛行機で約12時間、アメリカ
の東海岸、ボストンのすぐ北にある市です。
11人の研修生は、7日間のホームスティで、ホストファ
ミリーとの貴重な出会いとすばらしい交流をしてきました。
アメリカ合衆国・リヴィア市
リヴィア市役所を訪問し、市長(下右)らと一緒に
科学博物館を訪れて
おそろいのTシャツで「cheese !」
「笑顔、笑顔の7日間」 月舘中学校1年 菅野友貴
●アメリカ・リヴィア市 研修行程表●
月日
行動日程
7月29日(火) 出発式、成田空港へ
30日(水) 空路アメリカへ、シカゴ経由でボストンへ到着
31日(木)
リヴィア市に移動、ホストファミリーとの
対面式、ウェルカムパーティ
8月1日(金) ボストン市内観光、大リーグ野球観戦
2日(土) 科学博物館見学、交流会
3日(日)
4日(月)
ホストファミリーとの交流
リヴィア市内見学
5日(火)
6日(水)
僕は、リヴィア市に行く前は、言葉が通じなかったらどうしようと
か、不安なことがたくさんありました。
対面式の後、ホストファミリーの家に行きました。僕は、ケインとデ
ビッドの家に泊まりましたが、両方の家にプールがあったのにはびっ
くりしました。一番の思い出は、レッドソックスの試合です。幸運に
も、松坂投手が先発し岡島投手も投げました。観客の熱狂的な応援と、
メジャーリーグの迫力に驚きました。
リヴィアでの生活は、とても楽しく、毎日笑顔が絶えませんでした。
最後の「さよならパーティ」で僕たちは、YOSAKOIを踊りました。み
んなで抱き合い、とても寂しい気持ちになり、日本に帰りたくありませ
んでした。 ケインとデビッドの家族は、どちらも僕のことを家族のよ
うに、やさしく接してくれ、うれしかったです。 この体験は、将来、絶対に忘れることのない思い出になると思います。
公立学校、市役所訪問、リヴィアビーチ
へ、さよならパーティ
7日(木) ボストン・ローガン空港から空路日本へ
8日(金) 成田空港着、伊達市へ
「 Ⅰ love Revere !」
松陽中学校3年 菅野教子
リヴィアでの毎日は楽しく、すばら
しい思い出になりました。皆さんの温
かい愛情に包まれ、ホームシックになる
どころか日本に帰りたくないほどでした。
ホストファミリーのペイジは一つ歳
下で、妹のように付き合ってくれまし
た。日本にも来たことのあるケイトリ
アメリカの子どもたちと
ンは、日本語が少し話せるので、難しい
単語は使わずに英語を教えてくれ、私のことを、my daughterと呼ん
で面倒をみてくれました。ケルシーは、私が具合が悪かったとき、抱き
しめてくれたりしました。彼女には、my old sisterと呼ばれ、本当の
姉妹のようにしてもらいました。まるでみんなが昔からの友達のよう
に感じられました。
アメリカの人たちは、日本人と違い、初めて会った人にも笑顔であい
さつし、仲良くしてくれます。私の誕生日がアメリカの独立記念日だ
と教えると、彼らはとても喜んでくれました。
私は、リヴィアの人たちからたくさんの愛情をもらい、皆さんのよう
な愛情を持った人間になりたいと思いました。
美しいリヴィアビーチで交流
だて市政だより
2
異文化との出会い
国際交流事業報告
ローヤル・フライング・ドクター博物館にて
●オーストラリア・ケアンズ市 研修行程表●
月日
行動日程
7月28日(月) 出発式、成田空港へ
29日(火)
ケアンズ着、受け入れ校へ移動
ホストファミリーと対面
30日(水) 英語レッスン、アボリジニ カルチャーパーク見学
31日(木)
英語レッスン、ローヤル・フライング・ドクター
博物館見学
オーストラリア・ケアンズ市
保原町国際交流協会が主催する青少
年海外派遣研修事業は、平成元年度に
スコットランド・エジンバラ市との相互
交流事業が始まりです。平成11年度か
らは、オーストラリアのケアンズ市へ
の派遣が開始され、今回で8回目です。
今 年 は、中 学 生6人 と 高 校 生4人 が
12日間の日程で派遣されました。
ケアンズ市は、日本から飛行機で約7
時間、オーストラリアの北東部に位置し、人口約13万人の
都市です。1年中温暖な気候で、季節としては真冬でした
が日中は半袖で過ごすことができました。
研修生たちは、ホームステイをして語学学校に通い英会
話を学びました。また、ホストファミリーや現地の人との
交流を図りました。
8月1日(金) 英語レッスン、ケアンズ・トロピカル動物園見学
2日(土) 英語レッスン、グリーン島観光
3日(日) ホストファミリーと過ごす休日
4日(月) 英語レッスン、現地学校訪問
5日(火) 英語レッスン、現地企業見学
6日(水) 英語レッスン、買い物を通じた会話研修
7日(木) さよならパーティ、ケアンズ空港―空路日本へ
8日(金) 成田空港着、伊達市へ
「お弁当が楽しみ!」 梁川中学校1年 泉 元哉
今回の研修を振り返ると、学校での授業はとても勉強になり、ホ
ストファミリーのお宅での生活も楽しかったので、全般的にとても
充実した研修でした。午後の課外授業で、動物園やグリーン島など
いろいろなところに出かけたり、アボリジニの文化・歴史の見学、
コアラなど珍しい動物とのふれあ
いなど、オーストラリアでしかで
きない体験ができたことは本当に
楽しかったです。
また、ホストマザーが作ってく
れる毎日のお弁当にはお菓子も入
っていて、それがとても楽しみで
「This is…」語学学校での授業風景
した。
この派遣研修に参加することができて本当に良かったです。 左:砂に埋まっているのは誰? 右:グリーン島でシュノーケリング
3
だて市政だより11月号
初日のランチはバーベキュー「おいしい!」
「意思表示ははっきりと」 福島南高校2年 大江美穂
私は、今回が初めての海外な
ので、この研修をとても楽しみ
に待ち望んでいました。
この研修で特に学んだこと
は、コミュニケーションを図る
ことの大切さです。
あいさつは自分の感情・表情
メッセージが書かれた旗
を十分に出してすることや相手
に自分の意思をはっきり伝えることの大切さを再認識し
ました。やはり、日本人は外国人と比べると控え目な民族
であると感じました。
ホームステイの初めの頃は、緊張と恥ずかしさでホスト
ファミリーとあまり会話することができませんでしたが、
徐々に慣れて、研修終盤には会話も楽しめるようになりました。
再び海外を訪ねる機会があれば、はっきりと意思表示し
て積極的に外国人とコミュニケーションを図りたいと思
います。
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