Comments
Description
Transcript
会議資料 - 産科医療補償制度 - 公益財団法人日本医療機能評価機構
第 1 4 回 「 産科 医療補償制 度 再発 防止委 員 会 」 日 時 : 平成 2 4 年 2 月 2 0 日 1 6 : 0 0 () 1 8 (月 ) : 0 0 場所 : 日 本 医 療機 能評 価機構 9 階 ホ ー ル 1 . 開 会 2. 議 事 1 ) 第2回 産 科 医 療 補 償制 度 再発 防 止 に 関 す る 報 告 書 ( 案 ) に つ い て 2 ) そ の他 3 . 閉 会 l 資料 1 第2回 産 科 医療 補償制 度 再発 防止 に 関 す る 報 告 書 ( 案 ) 1 ) 第2回 産科 医療補償制 度 再発防止 に 関 す る 報告書 (案) に つ い て ○ こ れま での委員会におい て 、 「数量的 ・ 疫学的分析」 お よ び 「テーマ に沿 っ た分析」 について の審議を行 っ た- 審議 を踏ま え 「第 2 回 産科医療補償制度 再発防止 に 関す る 報告書一 策) を取 り ま と め た。 圓回 第 2 回 産科腰蝋ネ籟制度 酵済防止に関する 報告書 僕) ○第 9 ~ 1 3 回再発防止委員会 におい て 、 「数量的 ・ 疫学的分析」 お よ び 「テーマ に沿 っ た分析」 につい て審議 を行っ た。 主な審議事項は以下の通 り で あ る 。 第 9 ~ 1 3 回再発防止委員会の主な審議事項 委員会 開催回 主な審議動員 「第 2 回 第9回 産科医療ネ商賞制度 プ ーマ選定 につ い て 第 10 回 テ ーマ に 沿 っ た分析 第 11 回 テーマ に沿 っ た分析 第 12 回 第 13 回 再発防止 に 関す る 報告書」 の テ ーマ に 沿 っ た分析 数量的 ・ 疫学的分析 テーマ に沿 っ た分析 数量的 ・ 疫学的分析 = ) 数量的 ・ 疫学的分析 ①再発 防止分析対象事例 の 内容 ○第 1 回 の報告書か ら の集計項 目 の変更理由 を記載 し て 、 読む人が分か り やすい よ う に し て は ど う か。 ○子宮内感染 について は、 必ず し も 病理検査 に提出す る と は 限 ら な い た め 、 臨床的 に 感染 あ り と 判断 さ れた も の も件数に含 め て は ど う か。 ○子宮内感染 につい て は、 ま だ学会か ら も 指篩テカ ミ 出 てい ない。 再発防止委員会 と して は 、 引 き 続き デー タ を蓄積 し 、 学会な どか ら f鹸十が 出 て か ら 検討 し て は ど う か。 ○ 「不妊治療の有無」 の表 につい て は、 今回 の妊娠が不妊治療 に よ る も の であ る こ と が分か る 注釈 を つ け て は ど う か。 ○ 「分娩に 関わ る 殴爵従事者の常勤職員数」 お よ び 「事例 に 関わ っ た 医療従事者の経 験年数」 の表 に准看護師の数 を追加 し て は ど う か。 ○今後、 出生時は N I C U に お け る 高次医療 を必要 と し な い児が補偉猷、煽せ な る こ と も 考 え ら れ る た め 、 それが分か る よ う デー タ を蓄積 して は ど う か。 ‐ 1 ‐ ○ 「産科合併症」 の表について、 7 9 件全て に産科合併症が あ っ た よ う に華誤解 さ れ る た め 、 表の項 目 と し て掲載 さ れて い る 合併症 正が な かっ た件数を示 し て は ど う か。 ま た 、 そ の件券熟ま、 診療群等 に記載が な く 不明 な件数を含む こ と を記載 し て は ど う か。 ○今後 、 事例の件数が増 え る こ と を こ よ り そ の他の産科合併症の件数 も 増 えて い く 可能 性が あ る 。 掲載す る 項 目 は適宜検討 して は ど う 力 、 ○ 「新生児 に実施 した蘇生法」 の表 について は、 「 出生 3 0 分以 内 に行っ た蘇生処置」 をデー タ と し て蓄積す る こ と は妥当 であ る 。 ○今後 、 マ ス ク で陽圧だけか け て 、 バ ッ グ を押 さ ない と い う 呼吸補助 が増 え て く る こ と が考 え ら れ る た め 、 それが分か る 分類 も 必要では な いか。 ②産科医療補償制度の補偉鰍対象事例 を こお け る 脳ト勤麻痺発症の 主た る 原 因 につい て ○今回 の分析結果が産科医療補償制度でネ靴賞対象 と な っ た児 の事例 で あ る こ と が分か る よ う 、 タ イ ト ノレご表の表現 を 工夫 し、 表 1 を こ示 さ れ る 病態だ け が脳′盤麻痺の原 因 と な る よ う な誤解 を 与 え な い よ う 、 丁寧な記載 を し て は ど う か。 ○ 「主た る 原因」 の考 え方 を分か り やす く 記載 して は ど う か。 ○ 「主た る 原因」 が 1 つ あ る い は複数あ っ て も 、 そ の誘 因 と な る も の が あ り 、 原因 だ け が ク ロ ー ズア ッ プ さ れ る と 誤解 を招 く 可能性が あ る 。 要因 、 誘因 Y悪化因子 な ど も 挙げ る べ き で は ないか。 ○ 「主た る 原因」 の考え方 について は、 死亡診断書 (死体検案書) 記入マ ニ ュ アルに あ る 「直接死因」 の考 え方 を参考を こ して は ど う か。 ○ ま ず“期産出麻痺の原因 を概観す る こ と は 、 大事ではないか。 「主た る 原因」 の誘因 な ど は、 「テ ーマ を こ沿っ た分析」 で分析 し て は ど う か。 ○文章 中 の脳′幽麻痺発症に 関す る 文献的 内容 を こつい て は、 参考文献を追加 し た ほ う が よ い の で は ないか。 ( 2 ) テ ー マ に沿 っ た 分析 ①吸 引 分娩 につい て ○ 吸引 分娩は産科 医 に と っ て非常 に身近なテ ーマ で あ る た め 、 テ ーマ と して取 り 上げ る こ 割ま よ い の で は な い か。 ○ 吸引 分娩の実施 を こつい て は 、 ガイ ド ラ イ ン を こ言及す る こ と が大切 で あ る 。 ガイ ド ラ イ ン を こ従 う と 、 S p 土 o c m で吸 引 分娩 を実施す る 事例 が増 え る 。 ガイ ド ラ イ ン を 見直す よ い機会な の で、 再発 防止委員会で検討 し て は ど う か。 ○ 吸 引 分娩の実施は 、 適応や初産か経産かな どに よ り 判断る瓣兼々 で あ る 。 妊産婦の状 態 をみて産科 医が判 断す る べ き で あ り 、 一概ね こ S p の値だ け で は決 め ら れない。 ガ イ ド ラ イ ンの記載 を念幼頁を こ置 く こ と は重要で あ る が 、 それだけ では な い こ と を 強調 し な く て は な ら ないの で は ないか。 ○ ガイ ド ラ イ ンで示 さ れて い る 2 0 分以 内ルール、 5 回以 内ル」ル を守 る こ と も 大切 であ る。 ‐ 2 - ○ ク リ ス テ レル胎児班≦ 出法の実施凝法について は、 実施 して い る 間 は児 に負荷が かか る と い う デメ リ ッ ト が あ る 一方で、 児が低酸嫁ぐ状態の時に素早 く 娩出 で き る と い う メ リ ッ ト も あ る 。 何回以上実施 して はい け ない と い う 線引 き は難 しい。 0 ク リ ス テ レノ湘剤日駈 土出法は、 多 く は吸 引 分娩 と 併用 し て実施 さ れ る た め、 吸 引 分娩 と 併せて分析 して は ど う か。 ②常f瑚壼盤早期剥離のf荊蔚艶裁 こっい て 0保階謹事 と い う 観点で再発防止 につい て審議 した こ と は な かっ た た め 、 よ い視点で あ る と思 う 。 ○病院外で発症す る 事例が あ る こ と や、 ほ と ん どの事例 に何 ら かの 自 覚症状 を認 め て い る こ と な ど が分か り 、 非常に有意義 なテ ーマ で あ る 。 ○ 常イ瑚髀盤早期剥離への対処に重 き を置い た指導に な っ て い る が 、 バ ラ ンス のいい保 健指導 と い う点へ踏み込んでい く 必要が あ る の では ないか。 ○ リ ス ク 因子 について も 分か り やす く 内容 に加 え て は ど う か。 ○早産、 切迫早産、 蛋 白 尿 、 喫煙な どが要因 と して多い。 最近、 蛋 白 尿の言靴価 も 曖昧 に な っ て き て い る こ と も あ り 、 こ う い っ た点 に も 着 目 して は ど う か。 ○ 喫煙に 関 し て は文献 も 出 て い る た め 、 参考に した上で、 内容 に加 え て は ど う か。 ○士緻或の救急医療の現状を勘案す る と 皆がす ぐ に浅救急車を 呼ぶ こ と は現実的でな い。 例 刻ま、 「 リ ス ク 因子が 高い妊産婦は こ う い う 症状だ っ た ら 、 早 く 分娩機関 を受診す る よ う に」 と い う 提言 に し て は ど う か。 熱 こ か く 早 く に気づ く こ と が重要で あ り 、 病院で診断が つ け ば、 そ の後 の処置は早い と思われ る 。 そ の こ と を伝 え る 記載 に し て は ど う か。 ○ 自 宅での発症か ら 受診ま での 時間 を短 く す る た め の取 り ま と め をすべき で は な いか。 ま た 、 常f湖能盤早期剥離 と い う 疾患 を念淳風 こ置いて指導 を 向上 さ せ る 提言 に し て は ど う か。 ○妊産婦への提言 に あ る 症状 につい て は、 分か り やす く 記載 し て は ど う 力 し ○妊産婦 向 け の提言につい て は、 表現を 工夫 して は ど う か。 医療者への提言につい て は、 具体的 な症状 を分か り やす く 指導、 説明す る よ う に提言すべ き で は ないか。 学 会 ・ 職能団体への提言 について は、 何が 具体的で分か り やすい説明 と な る の か、 医 学的 に示す よ う 提言 して は ど う か。 ⑧診療録等 の記載について ○診療録を言覊け る こ と が直 配翻尚′地麻痺の再発防止 に繋が る わ け では ない が、 原因分 析や再発防止 に 向 け た取 り 組み と し て 取 り 上げて は ど う か。 ○産科 医療 の質の 向 上、 脳′圏麻痺発症の原因分析 と い う 2 つ の点か ら 診療録について は き ち ん と 記載すべ き で あ る と 考 え る 。 0診薦鼬等の記載は 、 脳′鮑秣痺の再発防止 と い う よ り は、 医療安全の た め の注意喚起 と い う 位置付け に な る の で は ない か。 ‐ 3 ‐ ○今回 は、 「行っ た診療行為 につい て は き ち ん と 診療録に記載 し ま し ょ う 」 と い う 趣 旨 の提言 に し て は ど う か。 0処置 中 は診療録等に言蹴け る 時間 が ない の で、 出生後 に言瑯け る こ と が多い。 多 く の 医師が既に行っ て い る こ と だ と思 う が 、 児 が予後不良で あ っ た場合に は、 よ り 詳 細 に記録を残す よ う 提言す る こ と が大切 で あ る 。 ○ き ち ん と 記録を残 して い る 医師に も っ と やれ と 言っ て い る の では な く 、 き ち ん と 記 録を残 し て い ない 医師に注意喚起 を促す内容に して は ど う か。 ○ 「 こ れだけ は記載 して ほ しい」 と い う こ と を提言 して は ど う か。 ○本制度で求め てい る 「産科 医療補償制度の原因分析 ・ 再発防止 に係 る 診療録 ・ 助産 録お よ び検査デー タ 等の記載事項甦 に従っ て診療録等 を記載す る こ と を改め て提言 して は ど う か。 ○記載が不足 して い る と さ れた事例 は全 く 記載が ない の では な く 、 原因分析に必要な 情報が三一部抜 け て いた と い う こ と で あ る 。 そ の点が 明確に な る 記載 にすべき で あ る 。 ○診療録の記載 を通 じで情報が ス タ ッ フ に共有 さ れ る こ と が重要で あ る 。 ( 3 ) 報告書の公表ス ケ ジ ュ ール等 に つ いて ○報告書の公表ス ケ ジ ュ ールは以下の通 り 。 日程 予定 2月 2 0 日 第 1 4 回再発防止委員会 において報告書 鰈 安) の審議 ・ 承認 3月 ~4月 運営組織におい て機関決定、 報告書編集 ・ 印刷 4 月 以降 記者会見 (公望効 ○報告書の周知 について は、 約 3 3 0 0 の本制度加入分娩機関 に衰潔寸す る ほか、 国、 地方 自 治体、 関係団体等約 7 0 0 機関 に送 潔寸 し周 知 を 図 る 。 ○ ま た 、 当 機構ホー ムペー ジ に掲載す る 。 2 ) その他 資料 1 を" ^ 〉、 (葉) 、 増絃腐し云 え ど 愛さ娑きg稼ご ‐ マ 隊ミ きざ ゞ〆 ‐ ニ ・ 、 2 0 1 2 年 0 月 試 公益財団法人 日本医療機能評価機構 産科医療補償制度 再発防止委員会 ,べき薙が麦まき導きミもぎさ湊翁 k ′ ふ も 、 ′多 売 せ ‘を、 いざふ きこぐゞ詰ん ^{ 、 、 館!心 さ 彩る〆い ち ご 、 きさま なぎさあ れ ば な ん い き し、 目 次 は じ め に … … … … … … … … “… … … … … … … … … … … … … … … … 報告書 の 取 り ま と め に あ た っ て ・ … … … " … … … … … … ・ ・ … ‐ … … … “… ‐ … … “ 再発 防止委員会委員 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 第1 章 産科 医療補償制度 I , 制度の概要 ・ … ・ ・ … … … … ・ … … ・ ・ … ‐ … ‐ … ‐ … … … … … " … ‐ … ‐ ・ … ‐ … … 1 . 制度 の 経緯 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 2 . 制度 の概要 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 3 . 制 度 の 運 営 体制 … … … … … … … … … … … … … … … … … ‐ “ … … … … … … ロ . 原 因 分析 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 増さる … … … … “ 第2章 再発 防止 I . 再発防止の 目 的 … … … ・ … … … … … … … … … … … … … … … … … … ' “ … … ・ n . 分析対 象 と な る 情報 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … m . 分析の 方法 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … N . 分析 に つ い て … … … … ・… … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 亀 構成 … … … … … … … … ゞ … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 2 , 数量 的 ・ 疫 学 的 分析 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … ‐ 3 , テ ー マ に 沿 っ た 分析 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … V . 分析 に あ た っ て … … … … … … … … … … … … … … … … ‐ … … " 切 . 再発 防止 に 関 す る 審議状況 … … … … … … … … … … … … ◆ … … … … … … 第3章 数量 的 ・ 疫学 的分析 上 数量的 ・ 疫学 的 分析 に つ い て … … ・ … … … … … … … … … … … " ・ ・ … ‐ … ‐ 1 . 基本的 な 考 え方 ・ … … ' … " … ・ ・ … … … … … … … … ‐ … … … … … … … - … ・ ・ … ‐ 2 . 数量 的 ・ 疫 学 的 分析 の 構成 … … … … … … … … … … … … … … … … ‐! … … 3 . 分析 に あ た っ て … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … “ ロ . 再発防止分析対 象事例 の 内 容 … … … … … ・ ・ … … … … … … … … … … … " 1 . 分娩の 状 況 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … " 2 , 妊産婦 等 に 関 す る 基 本情 報 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 3 , 妊娠経 過 ……………………"……………………………………………" 4 . 分娩経 過 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 5 . 新 生 児期 の経過 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 田 , 再発 防止分析対象事例 に お け る 診療体制 … … … … … … … … … … … … w . 再発 防止分析対象事例 の概況 … … … … … … … … … … … … … … … … … … V . 産科 医療補償制度 の補償対象事例 に お け る 脳性麻痺発症の主 た る 原 因 に つ い て … … … … … … … … … … … … … … 第4章 テ ー マ に 沿 っ た 分析 L テ ー マ に 沿 っ た 分析 に つ い て … … … … … … … … … … … … … … … … … … 篭 . 構成 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 2 . テ ー マ の 選 定 … … … … … … ・ … ' … … ‐ … 1 … … … " …J ・ … … … ‐ … … … … … ・ ・ ロ . 吸引 分娩 に つ い て … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 1 . 原 因 分析報 告書 の 取 り ま と め … … “ … … … … … … … … … … … … … … … ‐ 2 . 吸 引 分娩お よ び ク リ ス テ レ ル胎児圧 出 法 に 関 す る 現況 … … … … … … … 3 , 再発防止お よ び産 科医療の 質の向上 に 向 け て … … … … … … … … … … … 田 . 常位胎盤早期 剥離の 保健指導 に つ い て … … … … … … … … … … … … … 1 原 因 分析報 告書 の 取 り ま と め … … … … … … … … … … … … … … … … … … 2 . 常位胎盤早 期 剥 離 と 保健指 導 に 関 す る 現況 … … … … … … … … … … … … 3 . 再発 防止 お よ び産科 医 療 の 質 の 向 上 に 向 け て … … … … … … … … … … … W . 診療録等の 記載 に つ い て … … … … … … … … … … … … … ‐ ‐ ゞ… … … … … … 亀 原 因分析報 告 書 の 取 り ま と め … … … … … … … … … … … … … … … … … … 2 . 診療録等 に つ い て … ; … … … … … … @ … … … … … … … … … … … … … … … ‐ 3 , 再発 防 止お よ び産科 医療 の 質 の 向 上 に 向 け て … … … … … … … … … … … おわ り に … … … … ・ … … " … …… … … … … …… … … … … … … …" … … … ‐ ◆ … ‐ … ・ ・ 付録 I , 制度加入状況 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 凪 参考 と な る デー タ ふ … ・ ・ … “ ' … ' … … … ・ … … ‐ … … … … … … … … … … … … ‐ m . 再発 防止委 員会か ら の提言 (掲示用 ) … … … … … … … … … … … … … … は じめに 公益 財 団 法 人 日 本 医 療機 能 評価 機構 理事 長 井 原 哲 夫 公益 財 団 法 人 日 本 医 療機 能 評 価 機構 は 、 昨 年 4 月 に 公益 財 団 法 人 に 移 行 い た し ま し た 。 l 995 年 の 設 立 以 来 、 国 民 の 医 療 に 対 す る 信 頼 の 確 保 お よ び 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る た め 、 医 療機 関 の 第三 者 評価 を 行 い 、 医 療機 関 が質 の 高 い 医療 サ ー ビ ス を 提供 し て い く た め の 支援 を 行 う こ と を 目 的 と し て 、 病 院機 能評価 を lま じ め と す る 様 々 な 取 り 組み を 行 っ て お り ま す。 今 日 、 医療 に 求 め ら れ る も の は ま す ま す 高 度化、 多 様化 し て き て お り 、 こ の よ う な 状況 の 中 で 、 国 民 に 対 し て 医 療 提 供 に 関 す る 正 し い 情 報 を 提供 す る こ と や 、 良 質 な 医 療 提 供 を 推 進 し 確 保 し て い く こ と が重要 な 課題 と な っ て お り 、 当機構 と い た し ま し て は 、 各事業 を 通 じ て よ り 一 層 社会 に 貢 献す る 使 命 を 深 く 感 じ て お り ま す 。 産科 医 療 で は 、 過 酷 な 労 働 環境 や 医 事紛 争 が 多 い こ と な ど 【 こ よ り 、 分娩 の 取 り 扱 い を や め る 施 設 が多 く 、 産 科 医 療 の 提 供 が十 分 で な い 地 域 が生 じ て い る こ と 、 さ ら に 産 科 医 に な る こ と を 希 望 す る 若 手 医 師 が減少 し て い る こ と な ど の 問 題 点 が指 摘 さ れ て お り ま す。 こ う し た 状 況 の 中 で 、 産 科 医 不 足 の 改 善 や 今 後 の 産 科 医 療 提供体制 の 確 保 は 、 わ が 国 の 医 療 に お け る 優 先 度 の 高 い 重 要 な 課題 と な っ て き て お り ま す 。 産科 医 療補 償制 度 は 、 ①分娩 に 関 連 し て 発症 し た 重 度脳性麻痺児 と そ の 家族 の 経済 的 負 担 を 速 や か に 補 償 す る 、 ②隣 性 麻痺 発症 の 原 因 分析 を 行 い 、 同 じ よ う な 事例 の 再 発 防 止 に 資 す る 情 報 を 提 供す る 、 ③ こ れ ら に よ り 、 紛争 の 防 止 ・ 早 期 解 決 お よ び 産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る 、 こ と を 目 的 に 2009 年 1 月 か ら 制 度 の 運用 を 開 始 い た し ま し た 。 運 用 開 始 以 降 、 20 1 2年 0 月 現在 、 00件 を 補 償 対 象 と 認 定 し て お り ま す 。 本 制 度 は 、 補 償 に 加 え て 原 因 分析 ・ 再 発 防 止 も 重要 な 柱 と な っ て お り 、 医 学 的 な 観 点 か ら 原 因 分析 さ れ た 個 々 の 事例 を 整 理 ・ 蓄積 し 、 分析す る こ と I こ よ り 再 発防止 に 向 け て の取 り 組 み を 進 め て お り ま す 。 201 1 年 8 月 に は 、 20 1 0年 1 2 月 末 ま で に 公 表 し た 原 因 分析 報 告書 1 5 件 を 取 り ま と め た 、 「 第 1 回 産科 医 療 補 償 制 度 再 発 防止 に 関 す る 報 告 書 」 を 公 表 い た し ま し た 。 こ の 度 、 20 1 1 年 1 2 月 末 ま で に 公 表 し た 原 因 分析 報告 書79 件 を 分析 対象 と し て 第 2 回 の 報 告 書 を 取 り ま と め ま し た 。 第 1 回 の 報 告書 の 公 表 に つ い て は 、 関 係 学会 ・ 団 体 、 報 道 関 係 等 か ら 多 く の 反響 が あ り 、 本 制 度 に対す る 社 会 的 関 心 の 高 さ を 改 め て 実感 し て お り ま す 。 本 制 度 が 円 滑 に 運営 で き て い る こ と は 、 ひ と え に 妊 産 婦 、 国 民 、 分娩機 関 、 専 門 家 の 皆 様 を は じ め と し て 多 く の 方 々 の ご理 解 、 ご協 力 の 賜 物 と 心 よ り 感 謝 申 し 上 げ ま す と と も に 、 こ の よ う な 再 発 防 止 の 取 り 組 み が、 関 係 の 皆 様 の ご尽力 に よ り 、 わ が 国 の 産科 医 療 の 質 の 向 上 に つ な が る こ と を 願 っ て お り ま す 。 当 機構 と い た し ま し て は 、 産科 医 療 補償 制 度 な ど の 事 業 を 通 じ て 国 民 の 医 療 に 対 す る 信 頼 の 確保 お よ び 医 療 の 質 の 向 上 に 尽力 し て ま い り た い と 考え てお り ま す。 -1- -2- 報告書の取 り ま と め に あ た っ て 産科 医 療補 償 制 度 再発 防 止 委 員 会 委員 長 池ノ 上 克 わ が国 の 産 科 ・ 新生児科医療の進歩 に は 自 覚 し い も の があ り 、 母体 、 胎児 、 新生児 の 死 亡 率 は 先 進 諸 国 の 中 で も ト ッ プ レ ベ ル の 低 い 数値 で 推移 し て お り ま す 。 し か し 、 そ の よ う な 医 療 の 現状 の 中 で も 、 生 ま れ な が ら に 重 い 脳 障 害 の あ る お 子様がお ら れ る こ と も 事実 で あ り 、 現在 の 産 科 学 の 知 識 と 技術 を も っ て し て も 、 原 因 を 特定 す る こ と が 困 難 な 場 合 が少 な く な い こ と が、 産科 医 療 に 係 わ る 問 題 点 の 根本解 決 を ー層 困 難 に し て い る と 言 え ま す 。 こ の よ う な 背 景 が あ る と し て も 、 再発 防止 が可 能 と 考 え ら れ る 事柄 に つ い て は そ の こ と を 広 く 公表 し 、 防 げ る も の は 防 ぎ 、 ま た 同 時 に 産 科医療 の 質 の 向 上 を 図 る こ と が、 再 発 防 止 委員 会の 主 な 役割 で あ る と 考 え て お り ま す 。 再 発 防 止委 員 会 で は 、 昨 年 8 月 に 20 10 年 1 2 月 末 ま で に 公 表 し た 原 因 分析報 告書 1 5件 を 取 り ま と め た 、 「 第 1 回 産科 医 療補償 制 度 再 発防 止 に 関 す る 報告書」 に 続 き 、 こ の 度、 こ の 1 5件 も 含 め て 201 1 年 1 2月 ま で に 公表 し た 原 因 分析 報 告 書 79件 を 分析 対 象 と し て 第 2 回 の 報 告 書 を取 り ま と め ま し た 。 第 1 回 の 報告 書 の 公 表 に つ い て は 、 産 科 医療 関 係 者 の 皆様、 関 係 学 会 ・ 団 体 の 皆様 、 報 道 関 係 者 の 皆 様 か ら 様 々 な ご 意 見 を い た だ き 、 ま た 分娩 機 関 だ け で な く 教育 機 関 や 各 種研 修 会 な ど で も こ の 報告 書が 活用 さ れ て い る こ と も 伺 っ て お り ま す 。 こ の よ う な 反響 の 大 き さ か ら 再 発 防 止 委 員 会 の 責 務 を こ れ ま で 以 上 に 深 く 感 じ て お り ま す。 分析対象 は 、 「 分娩 に 関 連 し て 発症 し た 重 度 麗 性 麻 痺 」 と し て 本制 度 で 補 償 対象 と な っ た お 子様の 事例 で す 。 し た が っ て 、 こ の よ う な 対象集 団 の 特性 か ら 、 こ の 情 報 だ け で 分娩 に 係 る 診療行 為 や 妊 産 婦 の 属 性 等 を 比 較分析 し た り 、 新 し い 知 見 等 を 見 出 す こ と は 難 し い 課 題 で あ り ま すが、 そ の 中 で も 再発 防 止 に つ な が る と 考 え ら れ る 情 報 が 得 ら れ て お り ま す の で 、 こ れ ら を 提 供 す る こ と で 同 じ よ う な 事 例 の 再 発 防止 と 産科 医療 の 質 の 向 上 に 貢 献で き る も の と 考 え て お り ま す。 本 報告 書 は 、 「 数量 的 ・ 疫 学 的 分析 」 と 「 テ ー マ に 沿 っ た 分析 」 に 大別 さ れ ま す 。 「 数量 的 ・ 疫 学 的 分析」 に つ い て は 、 個 々 の 事 例 か ら 情 報 を 丁 寧 に 抽 出 し 、 蓄 積 さ れ た 情報 の 概略 を 示せ る よ う に 、 よ り 多 く の 基 本統 計 を 作 成 し ま し た 。 こ の 基 本統計 は 、 毎 年 同 様 の も の を 公 表す る こ と で傾 向 を 経年 的 に 見 る こ と が で き 、 脂 性 麻痺 の 再 発 防 止等 に 関 す る 新 た な 知 見 を 見 出 す 一 助 に な る と 考 え て お り ま す 。 今 回 は 、 分析 対象事例 が79件 と な り ま し た の で 、 「脳性 麻痺 発症 の 主 た る 原 因 に つ い て J を 新 た に 取 り 上 げ ま し た 。 今 回 は 、 最 初 の ス テ ッ プ と し て 、 脳 性 麻痺発症 の 原 因 に つ い て 概観 す る 形 で 取 り ま と め ま し た 。 こ の 取 り ま と め を 行 う こ と に よ り 新 た な 分析 課題 に つ い て も 見 出 す こ と が で き て お り 、 脳 性 麻 痺 発症 の 原 因 に つ い て 深 く 掘 り 下 げた 分析 は 、 今 後 の 課題 と し た い と 考 え て お り ま す 。 今 回 の 『 テ ー マ に 沿 っ た 分析 」 に つ い て は 、 「 吸 引 分娩 に つ い て 」 、 「 常 位 胎 盤 早 期 剥 離 の 保 健指 導 に つ い て 」 、 「 診療 録 等 の 記 載 に つ い て 」 の 3 つ の テ ー マ を 取 り 上 げ ま し た 。 こ れ ら は 、 脳性 麻痺 発症 の 再 発 防 止 に 関 す る テ ー マ だ け で な く 、 産 科 医 療 の 質 の 向 上 に つ な が る も の 、 産 婦 人科 診療 ガ イ ド ラ イ ン の 順守 が 求 め ら れ る も の 、 よ り 慎重 な 対応 が 求 め ら れ る も の に つ い て も テ ー マ と し て 選 定 し 、 事 例 を 深 く 分析 し ま し た 。 再発 防 止 委 員 会 と し て 取 り 上 げた 提 言 に つ い て は 、 産 科 医 療 関 係 者 の 皆 様 に こ れ だ け は 知 っ て い た だ き た い こ と を 分 か り や す く 記 載 し て お り ま す が、 再発 防 止 や 産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る た め に は 妊 -3- 産 婦 の 皆様 が妊娠 ・ 分娩 に つ い て 理 解 し 、 日 常生 活 の 中 で 自 己 管 理 さ れ る と と も に 、 異 常 時 の 対 応 な ど を 知 っ て い た だ く こ と も 重要 で あ る こ と か ら 、 今 回 は 、 妊 産 婦 の 皆様 に 対 す る 提言 を 取 り ま と め た テ ー マ も 設 け ま し た 。 こ れ ら の 3 つ の テ ー マ は 次 の 観点 か ら 選 び ま した。 1 つ 目 の テ ー マ 「 吸引 分娩 に つ い て 」 で は 、 吸 引 分娩 は 、 急 速 遂娩 に 有 効 な 方法 で す が、 母 児 に 合併 症 を き た す こ と も あ り ま す 。 そ の た め 、 、 吸引 分娩 施行 の 判 断 を 適切 に 行 い 、 適 切 な 方 法 で 吸 引 分娩 を 行 う こ と 、 吸 引 分娩施 行 中 は 随 時分娩 方 法 の 見 直 し を 行 う こ と 、 ク リ ス テ レ ル 胎 児 圧 出 法 を 併用 す る 場 合 は 胎 児 の 状態 が悪 化 す る 可 能性が あ る こ と を 認 識す る こ と 、 吸 引 分娩 に よ り 出 生 し た 児 は 一 定 時 間 注 意 深 く 観察 す る こ と が必 要 で あ る こ と か ら 、 テ ー マ と し て取 り 上 げ ま し た 。 2 つ 目 の テ ニ マ 「 常値 胎 盤早期 剥 離 の 保 健 指 導 に つ い て 」 で は 、 常 位胎 盤 早期 剥 離 は 発 症 の 予 測 が 困 難 で あ り 、 発症 す る と 母 児 と も に 急 速 に 状 態 が 悪 化 す る 疾 患 で す 。 発症 し た 場 合 に 母児 に 与 え る 影響 を 少 な く す る た め に は 、 医 療 者側 の 迅 速 な 対応 とと も に 、 で き る だ け早 く 分娩 機 関 を 受診 す る こ と が重 要 で あ り 、 妊 産 婦 の 皆様 に 認 識 し て い た だ く こ と も 必要 で あ る こ と か ら 、 テ ー マ と し て 取 り 上 げ ま し た 。 3 つ 目 の テ ー マ 「診療 録 等 の 記 載 に つ い て 」 で は ゞ 診療 録等 の 記載 は 質 の 高 い 医 療 の 実 現 の た め 、 本 制 度 で 示 し て い る 「 産 科 医 療補 償 制 度 の 原 因 分析 ・ 再 発 防 止 に 係 る 診療 録 ・ 靱 産 録 お よ び検査 デ ー タ 等 の 記 載事項 」 に 従 っ て 記 載 し て い た だ く と と も に 、 特 に 異 常 出 現時 の 母児 の 状 態 、 分娩 誘発 ・ 促進 の 処置 や 急 速 遂娩 施行 の 判 断 と 根 拠 や 内 診所見 、 新生 児 の 蘇生 状 況 に つ い て は 必ず 記 載す る こ と が重 要 で あ る こ と か ら 、 テ ー マ と し て 取 り 上 げ ま した。 再 発防 止 委 員 会 か ら の 提 言 は 、 産 科 医 療 関 係者 の 皆 様 に と っ て は 、 日 常 の 臨 床 現場 で 当 然 行 わ れ て い る 内 容 も あ り ま す が、 提言 に つ い て 、 今一 度 、 日 々 の 診療 等 の 確 認 に 活用 し 、 再発 防 止 と 産科 医 療 の 質 の 向 上 に 取 り 組 ん で い た だ き た い と 考 え て お り ま す 。 さ ら に 、 医 学 教育 、 助 産 教 育 、 卒 前 ・ 卒 後教 育 等 、 様 々 な 教育 現 場 に お い て も 活用 し て い た だ く こ と を 期 待 し ま す 。 ま た 、 妊 産 婦 の 皆様 にと っ て は 、 安 心 し て 出 産 を 迎 え る た め に 役 立 て て い た だ き た い と 考 え て お り ま す。 こ の 提 言 を よ り 多 く の 方 々 に 知 っ て い た だ く た め 、 「 再 発 防 止 委 員 会 か ら の 提言 (掲 示 用 ) 」 を 巻 末 に 添 付 し て お り ま す 。 こ れ は 、 本 報告 書 と 同 様 に 本 制 度 の ホ ー ム ペ ー ジ に も 掲載 し て お り ま す の で 、 掲示 ・ 回 覧 な ど に ご活用 く だ さ い。 こ の よ う に 再発 防 止 委 員 会 に お い て 、 複数 の 事 例 を 通 し て 分析 で き ま す の は 、 補 償対 象 と な っ た お 子様 と そ の ご家 族 、 お よ び診療 録 等 を 提 供 い た だ い た 分娩機 関 の 皆様 の ご理解 と ご協 力 に よ る も の で あ り ま す ○ 皆 様 の ご 理解 と ご協 力 を 心 か ら 感 謝 申 し 上 げ、 今 後 と も 報告書 等 の 充実 に 努力 し て ま い り た い と 存 じ ま す 。 -4- 再発防止委員会委員 委員 長 池ノ 上 委員 長代理 石渡 委員 鮎 澤 純子 九州大学大学院医学研究院 医療経営 ・ 管 理学 講座 、 準教授 板橋 昭和大学医学部小児科学 教授 へ 克 勇 な 宮崎大学医学部附属病 院 院長 石渡産 婦 人科病 院 院長 家頭 夫 岩下 光利 、 杏林大学医学部産科婦人科学 教授 勝村 久 司 連合 隠者本位の医療を確立す る 連絡会」 委員 川 端 正浩 , 同 勢記金病 院産婦人科 部長 隈本 邦彦 江戸川大学 メ ディ ァ コ ミ ュ ニヶー シ 日 ン 学 部 教授 小林 東京大学大学院 医学系 研究科 教授 廉毅 田村 正徳 ′ 小 児科学 福井 日 本看護協会 常任理事 ト シ子 藤森 敬也 箕 浦 茂樹 村上 明 美 埼玉医科大学総合医療セ ンター 教授 福島県立医科大学医学部産科婦人科学 教授 ・ 国立国際医療研究セ ン タ ー病院 産 婦人 科 科 長 神看 護学科 奈川 県立保健福祉大学保健福祉学部 教授 (拗音 願 ・ 敬称 略) 鈎 12年 3 月 末現 在 -5- [ 較べ有 三ごこ ち ふき す き‐て き箋錢透醗酵朝騒ぎ三潴箋 き覊後ざ 機器焚こ ←影 せき氷三澤 劣 よさ 筌たら三 一すさん芯 さぞ 竪雲 -≧ゑ話愛鬱麦 ′ ~産 科 医療補償制 度 亀 制 度の経緯 分娩 時 の 医 療 事故 で は 、 過 失 の 有 無 の 判 断 が 困 難 な 場 合 が多 く 、 裁判 で 争 わ れ る 傾 向 が あ り 、 こ の よ う な 紛 争 が 多 い こ と が 産 科 医 不足 の 理 由 の 一 つ で あ る と 言 わ れ て い る 。 こ の た め 、 安 心 し て 産 科 医 療 を 受 け ら れ る 環境 整 備 の 一 環 と し て 、 分娩 に 係 る 医 療 事 故 に よ り 障 害 等 が 生 じ た 児 ・ 家 族 を 救 済 し 、 紛 争 の 早 期 解 決 を 図 る と と も に 、 事故 原 因 の 分析 を 通 し て 産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る 仕 組 み が、 「 産 科 医 療 に お け る 無 過 失 補 償 制 度 の 枠 組 み 」 と し て 、 2006 年 l 1 月 に 示 さ れた 。 厚 生 労 働 省 、 日 本 医 師 会 等 か ら 、 公正 中 立 な 第 三 者 機 関 と し て 病 院機 能 評 価事 業 や 医 療 事 故 情 報収集 等 事 業 に 取 り 組 ん で い る 日 本 医 療 機 能 評 価 機構 ( 以 下 、 当 機構) に 、 運 営 組織 を 設 置 し て ほ し い と の 要 請 が あ っ た こ と か ら 、 当 機構 に お い て 産 科 医 療 補 償制 度 ( 以 下 、 本 制 度) の 創 設 に 向 け て 準 備 委 員 会 を 設 置 し 、 調 査 、 制 度 設 計等 に つ い て 検討 を 行 っ た 。 2007 年 2 月 よ り 産 科 医 療 補 償 制 度 運 営 組織準 備 委員 会 を 1 2 回 開 催 し 、 200 8年 1 月 に 「 産 科 医 療 補 償 制 度 運 営 組織 準 備委員 会 報告書 」 が 取 り ま と め ら れ 、 当 機 構 理 事 長 に 提 出 さ れ た 。 ま た 、 そ の 間 、 産 科 医 療 補 償 制 度 調 査専 門 委 員 会 を 5 回 に わ た り 開 催 し 、 「 産 科 医 療 補 償 制 度 設 計 に 係 る 医 学 的 調 査報 告 書 」 が ま と め ら れ 、 産 科 医 療補 償 制 度 運 営組 織準 備 委 員 会 報告 書 に 反映 さ れた 。 そ の 後、 2008 年 3 月 に 、 当 機構 と し て 本制 度 の 運 営 組織 の 受 け 入 れ を 正 式 に 決 定 し 、 同 年 6 月 に 産 科 医 療 補 償 制 度 運 営 組織準 備 委 員 会 報 告書 に 沿 っ て 「 標 準 補 償 約 款 」 を 策 定 し た 。 当 機構 で は 、 本制 度 の 引 受 け 損 害保険 会社 に よ る 保 険 商 品 の 開 発 を 経 て 、 分娩 機 関 に 本 制 度 加 入 を 働 き か け 、 同 年 1 0 月 1 日 よ り 加 入分娩 機 関 に お け る 妊産 婦 情 報 の 登録 を 開 始 し 、 2009 年 1 月 1 日 よ り 制 度を 開始 し た。 ま た 、 制 度 開 始 後 、 2009 年 7 月 よ り 補 償 申 請 の 受付 を 開 始 し 、 201 1 年 0 月 末 ま で に ○ 件 の 補 償 認定 を 行 い 、 順 次 補 償 金 の 支 払 い も 行 わ れて い る 。 原 因 分析 に つ い て は 、 運 営 組 織 が 補 償 対象 と 認 定 し た 全事例 を 対 象 と し て 順 次行 っ て お り ゞ 20 1 1 年 0 月 末 ま で に ○ 件 の 原 因 分析 報告 書 を 児 ・ 家 族 お よ び分娩 機 関 に 送 付 し た 。 な お 、 原 因 分析報 告 書 の 要 約 版 は ホ ー ム ペ ー ジ (http ://w w w.s an kahpj cqhc .orjp/) に 掲載 し 、 公 表 し て い る 。 2 , 制 度の概要 め 制 度の 目 的 分娩 に 関 連 し て 発症 し た 重 度 脳 性 麻痺 児 と そ の 家 族 の 経済 的 負 担 を 速 や か に 補 償 す る と と も に 、 脂 性 麻痺 発症 の 原 因 分析 を 行 い 、 同 じ よ う な 事例 の 再 発 防 止 に 資 す る 情 報 を 提 供 す る こ と な ど も こ よ り 、 紛 争 の 防 止 ・ 早 期 解 決 お よ び産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る こ と を 目 的 と す る 。 -6- ゞ鷲 転ぜ ぞ 炙登 な 第1 章 産 科 医 療補償制 度 霞囮圏 分娩 に 関 連 し て 発症 し た重度脳性麻痺児 と そ の家族の経済的負担 を 速や か に 補償す る 。 薑謂匪囲 臟性麻痺発症の原 因 分析 を 行い・ 同 じ よ う な 事例 の再発防止 に 資す る 情報 ′ を提供 す る 。 霊園圏 こ れ ら "こ よ り ・ 紛争の 防止 早期解決お よ び産科医療の質の 向上 を 図 る o 2 ) 補償 の 仕組 み 分娩 機 関 と 妊産 婦 ・ 児 と の 間 で 取 り 交 わ し た 補 償約款 に 基づい て 、 当 該 分娩 機関 か ら 当 該 児 に 補 償 金 を 支払 う 。 分娩機 関 は 補 償 金 を 支払 う こ と に よ っ て 被 る 損 害 を 担保 す る た め に 、 運営組織 で あ る 当 機構 が 契 約 者 と な る 損 害 保 険 に 加 入 す る 。 3 ) 補償 対 象者 補 償 の 対 象 は 、 制 度 加 入 分娩 機 関 の 管 理下 に お け る 分娩 に よ り 、 「 出 生 体重 2,000g以 上 か つ在 胎 週 数3 3週 以 上 」 、 ま た は 「在 胎週 数芻週 以上 で 分娩 に 際 し所 定 の 要件 に 該 当 し た 状 態 」 で 出 生 し た 児 に 、 身体 障 害者 障 害程度等 級 1級 ま た は 2 級相 当 の 重度脳 性 麻痺 が発症 し 、 当 機構 が補 償対象 と し て 認定 し た 場 合 と す る 。 4 ) 除外基準 以 下 の 事 由 に よ っ て 発 症 し た 脳 性 麻痺 は 、 補 償 の 対 象 か ら 除 く 。 ①児 の 先 天性要 因 (両 側 性 の 広 範 な 脂 奇形 、 染 色体異常 、 遺 伝子異 常、 先 天性代謝異常 ま た は先天異常) ② 児 の 新 生 児 期 の 要 因 ( 分娩 後 の 感 染 症 等 ) ③ 妊 娠 も し く は 分娩 中 に お け る 妊 婦 の 故 意 ま た は 重 大 な 過 失 ④ 地 震 、 噴 火 、 津 波 等 の 天 災 ま た は 戦 争 、 暴動 等 の 非 常 事 態 ま た 、 児 が生 後 6 か 月 未 満 で死亡 し た 場合 は 、 補 償対象 と し て 認定 し な い。 5 ) 補償 の 水 準 補 償水準 は 、 看 護 ・ 介護 を 行 う 基盤整備 の た め の 準 備 一 時 金 と し て 600万 円 を 、 ま た 毎 年 の 補償分割 金 と し て 1 20万 円 を 20 回 、 合計 で2,400万 円 を 、 児 の 生存 ・ 死亡 を 問 わ ず給付 す る 。 以 上 に よ り 総額 は 3 ,000万 円 と な る 。 6 ) 補償 申 請 児 (保護者) は 、 原 則 と し て 児 の 満 1 歳の 誕 生 日 か ら 満 5 歳 の 誕 生 日 ま で の 間 に 分娩機 関 に 補償 の 申 請 を 依頼 し 、 分 娩機 関 が 当 機構 に 認定審査 の 申 請 を 行 う 。 ただ し 、 極 め て 重 度 で あ り 診断 が可 能 な 場 合 は 、 児 の 生後 6 か 月 以 降 に 申 請 す る こ と がで き る。 -7- f - }- - ′ - 〆 才子 気 ち - 〆 - "~ “ うえ -“ } - ′ 弍 る ′ 淵〆 7 ) 審 査 ・ 原 因 分析 ・ 再発 防止 ①審査 補 償 対 象 か 否 か は 運 営 組織 で あ る 当 機構 が 一 元 的 に 審 査す る 。 具 体的 に は 、 医 学 的 専 門 知 識 を 有 す る 小 児 科 医 、 産科 医 等 に よ る 書 類 審査 の 結 果 を 受 け て 、 小 児 科 医 、 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 科 医 、 産 科 医 、 学 識経験者 か ら 構 成 さ れ る 「 審 査 委員 会 」 が 審査 し , 'そ れ に 基 づ き 当 機構 が補 償対象 の 認 定 を 行 う 。 ②原 因 分析 補 償対象 と 認定し た 全事 例 に つ い て 、 当 該 分娩機 関 か ら 提 出 さ れ た 診療 録等 に 記 載 さ れ て い る 情 報 お よ び家 族 か ら の 情 報 等 に 基 づ い て 、 医 学 的 な 観 点 か ら 原 因 分析 を 行 う 。 具 体 的 に は 、 産 科 医 、 小 児 科 医 、 助 産 師 、 、 法 律 家 、 医 療 を 受 け る 立 場 の 有 識者 か ら 構 成 さ れ る 「 原 因 分析委 員 会 」 に お い て 原 因 分析 を 行 い 、 原 因 分析 報 告書 を 作成 し 、 児 ‘ 、 家 族 と 分娩 機 関 に 送 付す る 。 ③再 発防止 原 因 分析 さ れ た 個 々 の 事例 情 報 を 体系 的 に 整理 ・、 蓄 積 し 、 「 再 発 防 止 委 員 会 」 に お い て 、 複 数 の 事 例 を 分析 し 、 再 発 防止 に 関 す る 報 告 書 を 取 り ま と め 、 国 民 や 分娩 機 関 、 関 係 学 会 、 行 政 機 関 等 に 提 供 す る こ と で 、 同 じ よ う な 事例 の 再 発 防 止 お よ び産 科 医療 の 質 の 向 上 を 図 る 。 8 ) 補償 金 と 損 害賠償金 と の調 整 分娩機 関 に 損 害 賠 償 責任 が あ る 場 合 は 、 本 制 度 か ら 支払 わ れ る 補 償金 と 損 害 賠 償 金 が二 重 給付 さ れ る こ と を 防 止 す る た め に 調 整 を 行 う 。 原 因 分析 を 行 っ た 結 果、 分娩機 関 に 重大 な 過失 が 明 ら か で あ る と 思 料 さ れ る 場 合 は 、 法 律 家、 産 科 医 か ら 構 成 さ れ る 「調 整委 員 会」 に お い て 調整 を 行 う た め の 審議 を 行 う 。 3 . 制 度の 運営体制 本制 度 を 機 能 的 、 効率 的 かつ 安定 的 に 運用 し て い く 観点 か ら 、 以下 の と お り 6 つ の 委員 会 を 設置す る 。 ① 運営 委 員 会 : 制 度 全 般 の 企 画 調 整 お よ び維 持 、 発展 を 目 的 と し て 運 営 全般 に つ い て 審 議を行う 。 ② 審 査 委員 会 ; 速 や か に 補 償 金 を 支 払 う た め に 補 償 対 象 か 否 か に つ い て 審査 を 行 う 。 ③原 因 分析委 員 会 : 医 学 的 な 観点 か ら 原 因 分析 を 行 い 、 原 因 分析 報告書 を 取 り ま と め る 。 ④再 発 防 止 委員 会 : 複数 の 事例 の 分析 か ら 再 発 防 止 に つ い て 審議 を 行 い 、 再 発 防 止 に 関 す る 報告書 を 取 り ま と め る 。 -8- を漆 三 一罰 第1 章 産 科 医 療補 償 制 度 ⑤異 議 審査委 員 会 : 補 償 審査 に つ い て の 異 議 ・ 不服 に つ い て 、 そ の 内 容等 を 踏 ま え 、 再 審 査 を行う 。 : 原 因 分析 を 行 っ た 結 果 、 重 大 な 過 失 が 明 ら か で あ る と 思 料 さ れ た 事 案 に つ い て 、 重大 な 過失 に よ る 損害賠 償責任 の 有無 に つ い て 審議 を 行 う 。 ⑥調 整 委員 会 図l 焉 l -1 審査 ・ 原 因 分析 ・ 再 発 防止の 流れ と 関 連 の 各委 員会 ①脳 性 麻痺児 が診断医 (基 本的 に は 診 断協 力 医 ) を 受診 ②診断 医 に よ り 児 が重 度 脳 性麻痺 と 診断 分娩 機 関 が 廃 止 等 で ③' 分 の 場合 は 直接 、 当 機 彰 \ ③補 償 請 求 者 は 分娩 機 関 に 診 断書 等 を 提 出 をさま 鯲嬢関 娩機 関 は は診療録等 診療 録等 を を 補補償請求者提出 ゞ 構の蜴へ提 出 き 書類 書類 とと 合合わせ当機構へ提出 わ せ 当 機 構 へ提 出 " 梼へ ⑥審査結果を分轢殿補償請求者へ通知 ,萃 鰹罐薹翳鬮) l 補償金の支払い l ≦ヌ覇怯翅聖園朽隅田匿琶盛岡舅m 判 ①十 分 な 情 報収集 (分娩機 関 か ら 提 出 さ れ た 診療 録 r 肋 産 録 等 の 情 報 , お よ び捕 饑 請 求者 ( 保護者) か ら の 意 見等) ′ ^ 、 - 、 ′ に Jぬき いき 一 番 ▲ ②医 学 的 な 観 点 か ら 原 因分析 (團圏里踵鼬魔鰹菫講 【 棚 覊蹴-團‘ 端麗擁痒 需謡 壁園 ) 盤砲 ③原 因 分析報告書 を 分娩 撥 関 と 補 償 請 求者へ 送付 ・ こ ④蓄 積 さ れ た 情 報 を も と に 應幽 麓盤幽細 糘 韮護讓 に お い て 再 発 防 止 に 関 す る 分析 , 鬱 分娩機 関 が損 害 賠 償 責任 を 負 い 、 損 害賠 償金 が支 払 わ れ る 場合 に 調整 を 実施 鬱 原 因 分析 に よ り 重大な 過 失 が 明 ら か と 思 料さ れた 場 合 は 、 醸8 攝等割 譲護 跨翻 に おいて 法 的 な 観 点 での 検討 溺れ 、 その結 果 に 応 じて 講盤 を 実 施 -9- 霊 園 原 因 分析 委 員 会 で は 、 分娩 機 関 等 か ら 提 出 さ れ た 診療 録 ・ 助 産 録、 検査 デ ー タ 、 診療 体制 等 に 関 す る 情 報、 ′ お よ び児 ・ 家 族 か ら の 情 報 等 に 基 づ い て 医 学 的 な 観 点 で 原 因 分析 を 行 い 、 そ の 結 果 を 原 因 分析報 告 書 と し て 取 り ま と め て い る 。 原 因 分析 報告書 は 、 児 ・ 家 族 お よ び分娩機 関 に 送 付 さ れ る と と も に 、 産 科 医 療 補 償 制 度 の 透 明 性 を 高 め る こ と と 、 同 じ よ う な 事 例 の 再 発 防 止お よ び 産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る こ と を 目 的 と し て 公表 さ れ る 。 具体 的 に は 、 原 因 分析 報告 書 の 要 約 版 を 本 制 度 の ホ ー ム ペ ー ジ 上 に 掲 載 し 、 個 人 情 報 等 を マ ス キ ン グ し た 全文版 を 学 術 的 な 研 究 、 公共 的 な 利 用 、 医 療 安 全 の た め の 資 料 を 目 的 と し て 一 定 の 手続 き に 、 よ り 開 示 請 求 があ っ た 場 合 は 、 当 該 請 求 者 に 開 示 す る 。 原 因 分析 報 告 書 作 成 の 基 本 的 な 考 え 方 は 以 下 の と お り で あ る 。 ① 原 因 分析 は 、 責任追 及 を 目 的 と す る の で は な く 、 「 な ぜ起 こ っ た か 」 な ど の 原 因 を 明 ら か に す る と と も に 、 同 じ よ う な 事例 の 再 発 防 止 を 提 言 す る た め の も の で ある。 ・ ② 原 因 分析報告 書 は 、 保護 者、 国 民、 法律 家 等 か ら 見 て も 、 分 か り や す く 、 か つ 信頼 で き る 内 容 と す る 。 ③ 等 、 分娩 以外 の 要 因 に つ い て も 検討 す る 。 ④ 原 因 分析 に あ た っ て は 、 分娩 経過 中 の 要 因 と と も に 、 既往歴 や 今回 の 妊娠経 過 ・ 医 学 的 評価 に あ た っ て は 、 検 討 すべ き 事象 の 発生 時 に視 点 を 置 き " ぞ の 時 点 で 行 う 妥 当 な 分娩管 理等 は何 か と い う 観 点 で 、 事 例 を 分析 す る 。 ⑤ 、 原 因 分析 報告書 は 、 産 科 医 療 の 質 の 向 上 に 資 す る も の で あ る こ と が求 め ら れ て お り 、 既 知 の 結 果 か ら 振 り 返 る 事 後 的 検討 も 行 っ て 、 再発 防止 に 向 け て 改善 に つ な が る と 考 え ら れ る 課題 が見 つ か れ ば、 そ れ を 指摘 す る 。 - 10 - 第1章 原 因 分析 報告書 の 構成 は 以 下 の と お り で あ る 。 1 . は じめ に 2 , 事例 の 概要 1 ) 妊 産 婦等 に 関 す る 基本情 報 の 今回 の 妊娠経 過 3 ) 分娩 の た め の 入 院時 の 状 況 4 ) 分娩経過 5 ) 新 生 児 期 の 経過 6 ) 産 褥期 の 経過 7 ) 診療 体制 等 に 関 す る 情報 8 \ 児 " 家族 か ら の 報、 、 , 3 . 脳 性 麻痺発症 の 原 因 1 ) 脳性 麻痺 発症 の 原 因 の 考 察 2) まとめ 4 . 臨 床 経過 に 関 す る 医 学 的 評 価 1 ) 臨床経 過 に 関 す る 医 学 的 評 価 ~ 2)ま とめ へ 5 . ・ 今後の 産科医 療向 上 の た め に 検討 すべ き 事項 心 当 該 分娩 機 関 に お け る 診療行為 に つ い て 検 討 す べ き 事項 2 ) 当 該分娩 該分娩機 機 関 に お け る 設備 や や診療 診療 体制 に つ い て て検討 検 す べ き 事項 3 ) わ が国 に お け る 産 科 医 療 に つ い て 検討 すべ き 事項 6 . 関 連 資料 1 ) 本報告書作成 に あ た っ て の 基礎資料 2 ) 参考 文 献 3 ) 医 学用 語 の 解 説 ( 別 冊 ) - 11 - 産科 医 療補償制 度 Iき き 5をぢ写でき鱗宅3露套逡蛋滋磯簔 雙饗壤騒残さ釀雫餐聡壁躯滋菫盪滋さき得度李教室なき琴-こ れごま 汚さ率毒さ凶奮~\ ‘☆さまき麗ば… 再発 防止 圓 好一翼 ‐額 . ・鰹 - - - - 一 室 ---- , 微震 - 個 々 の 事例 情 報 を 体 系 的 に 整 理 ・ 蓄 積 し 、 「 数量 的 ・ 疫 学 的 分析 」 を 行 う と と も に 、 医 学 的 な 観 点 に よ り 原 因 分析 さ れ た 個 々 の 事 例 に つ い て 「 テ ー マ に 沿 っ た 分析 」 を 行 い 、 こ れ ら の 情 報 を 国 民 や 分娩 機 関 、 関 係 学 会 、 行 政 機 関 等 に 提 供 す る こ と で 、 同 じ よ う な 事 例 の 再 発 防 止 お よ び産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る 。 産 科 医 療 関 係 者 が こ の よ う な 情 報 を も と に 再 発 防止 お よ び産 科 医 療 の 質 の 向 上 に 取 り 組 む こ と で 、 国 民 の 産 科 医 療 へ の 信頼 が 高 ま る こ と に つ な が る 。 図2ー l ー T 再発 防止 に 関 す る 分析の 流れ ( イ メ ー ジ 図) 再発防止 に 関する 医 学的 な 観 点 に よ る 個 々 の 事 例 の 分析か ら 再発防止 策等 を 提言 ~ 溌 複数の 事 例 の分析 ・ 再 発防止 策等 を 提 = 分析対象 と な る 情 報 は 、 原 因 分析 委 員 会 に お い て取 り ま と め ら れ た 原 因 分析報告 書 で あ る 。 【-と 登 入 た鏡 ・ 梨当改竪疑 翰ば 鰯斐認"素-岑繊癬 . 饗蝸 、… 鉾等母 灘曜 U. 原 因 分析報 告書 の 情 報 を も と に 、 再 発 防 止 の 視 点 で 必 要 な 情 報 を 整理 す る 。 こ れ ら に 基 づ い て 、 「数 量 的 ・ 疫 学 的 分析 」 お よ び 「 テ ー マ に 沿 っ た 分析 」 を 行 う 。 - 12 - 韓慶 ん 翻 第2章 -{! - … - - -~ - - - -- - - - - -- ‐ -- - - - 再 発 防止 -鬮 鬮 1 . 構成 「 数量 的 ・ 疫 学 的 分析 」 お よ び 「 テ ー マ に 沿 っ た 分析」 の 2 つ の 分析 を 行 う 。 2 . 数量的 ・ 疫学 的分析 ○ 基本 的 な 考 え 方 数量 的 ・ 疫学 的 分析 は 、 個 々 の 事例 に お け る 情報 を 体系 的 に 整理 ・ 蓄積 し 、 分析対象事例 の 概略 を 示 す こ と 、 お よ び集積 さ れ た 事例 か ら 新 た な 知 見 な ど を 見 出 す こ と で あ る 。 さ ら に 再発防止 に 関 し て 深 く 分析 す る た め に 「 テ ー マ に 沿 っ た 分析」 に つ な げて い く 。 ま た 、 同 様 の 分析 を 毎年 継 続す る こ と で 、 経年 的 な 変化や 傾 向 を 明 ら か に す る 。 2 ) 数量 的 ・ 疫学 的 分析 の 構成 個 々 の 事例 の 妊 産婦 の 基 本情報、 妊娠経過、 分娩経過 、 新生児 期 の経過 、 診療体制 等 の情 報 を も と に 、 分析 す る 。 こ こ で 取 り 扱 う デ ー タ は 、 本制 度 で補 償対象 と な っ た 重度脳 性麻痺 の 事例 で あ り 、 わ が 国 の 産科 医療全般 の デー タ で は な い 。 本報告書 の 数量 的 ・ 疫学的 分析 で は 、 本制 度で 補 償対象 と な っ た 重 度脳 性 麻痺 児 の 分娩 に 関 す る 統計が示 さ れ る た め 、 参考 と し て 、 人 口 動 態 統計、 国 民 健 康 ・ 栄養調 査、 医療施設調 査 に掲 載 さ れて い る わ が 国 の 分娩 に 関 す る 統計 資料 を 付録 に 掲 載 した 。 3 . テ ー マ に 沿 っ た 分析 ○ 基本 的 な 考 え 方 テ ー マ に 沿 っ た 分析 は 、 集積 さ れた 事例 か ら 見 え て き た 知 見 な ど を 中心 に 、 深 く 分析す る こ と が必要 な 事例 に つ い て 、 テ ー マ を 選 定 し 、 そ の テ - マ に 沿 っ て 分析 を 行 う こ と で 再発 防 止策等 を 示 す 。 テ ー マ は 、 臟性麻痺 の 再発 防止が可 能 と 考 え ら れ る も の に つ い て は そ れ を テ ー マ と し て 選定す る 。 一 方 、 直接脳性 麻痺 の 再 発 防止 に つ な が ら な い も の で あ っ て も 、 産 科医 療 の 質 の 向 上 を 図 る 上 で 重 要 な も の に つ い て も テ ー マ と し て 選定す る 。 ま た 、 テ ー マ は 、 一 般性 ・ 普遍 性、 発生 頻 度 、 妊 産婦 ・ 児へ の 影響 、 防 止 可 能性、 教 訓 性等 の 観点 か ら 選定す る 。 2 ) テ ー マ に 沿 っ た 分析 の 視 点 テ ー マ に 沿 っ た 分析 は 、 以 下 の 4 つ の 視 点 を 踏 ま え て 行 う 。 ① 集積 さ れた 事 例 を 通 し て 分析 を 行 う 視点 個 々 の 事例 につ い て 分析 さ れ た 原 因 分析報告書 で は 明 ら か に な ら な か っ た 知 見 を 、 集積 さ れ た 事例 を 適 し て 「 テ ー マ に沿 っ た 分析」 を 行 う こ と で 明 ら か に す る 。 ま た 、 同 じ よ う な 事例 の 再 発防止 お よ び産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る た め 、 診療行為 に 関 す る こ と 以外 に も 情 報伝 達 や 診療 体制 に 関 す る こ と な ど、 様 々 な 角 度か ら 分析 し て 共通 的 な 因 子 を 明 ら か に す る 。 - 13 - ! ′ - 、 へ ぐ 弍 式ま ぜ \/ "“ を発 しなみ し≦ 》 - ^ ~ - - . ~ メさぞ " ②実 施可 能 な 視 点 現在 の 産科 医療 の 状況 の 中 で、 多 く の 産科 医療 関 係 者 や 関 係 団 体 に お い て 実施可 能 な こ と な ど を 提 言 し 、 再 発 防 止 お よ び産 科 医 療 の 質 の 向 上 に 着 実 に 取 り 組 め る よ う に す る 。 ③積 極 的 に 取 り 組 ま れ る 視 点 多 く の 産 科 医療 関 係 者 が提 供 さ れ た 再 発 防 止 に 関 す る 情 報 を 、 産 科 医 療 に 積 極 的 に 活 用 し て 再 発 防 止 に 取 り 組 む こ と が重 要 で あ る 。 し た が っ て 、 「 明 日 、 自 分 た ち の 分娩 機 関 で も 起 こ る か も し れな い」 と 思え る テ ー マ な ど を 取 り 上げる 。 ④ 妊 産 婦 や 病 院 運 営 者 等 に お い て も 活用 さ れ る 視 点 再 発 防 止 お よ び産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る た め に は 、 産 科 医 療 に 直 接 携 わ る 者 だ け で な く 、 妊 産 婦 や 病 院 運 営 者等 も 再 発 防止 に 関 心 を 持 っ て 、 共 に 取 り 組 む こ と が重要 で あ る 。 し た が っ て 、 ′ 妊 産 婦 や 病 院運営 者 等 も 認識す る こ と が重 要 で あ る 情 報 な ど 、 産 科 医 療 関 係者 以 外 に も 活用 さ れ る テ ー マ も 取 り 上 げ る 。 再 発 防 止 に 関 す る 分析 対象 は 「 分娩 に 関 連 し て 発症 し た 重 度 脂 性 麻 痺 」 と し て 本 制 度 の 補 償 対象 と な り 、 か つ 20 1 1 年 1 2月 末 ま で に 原 因 分析 報 告書 を 公 表 し た 児 の 事例 で あ る 。 正 常分 娩 の デ ← 夕 と の 比 較 を 行 っ て い な い こ と や 、 本制 度 に お け る 補 償 申 請期 間 が満 5 歳 の 誕 生 日 ま で で あ る こ と か ら 補 償対象 の う ち の 限 ら れ た 事例 し か 扱 っ て い な い こ と な ど、 分析結 果 に つ い て は 、 疫学 的 な 分析 と し て は 必 ず し も 十 分 で は な い 。 し か し 、 再 発 防 止 お よ び産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る 上 で 教 訓 と な る 事例 の 分析 結 果 な ど が 得 ら れ て お り 、 ま た 今後 、 デ ー タ が 蓄 積 さ れ る こ と に よ り 何 ら か の 傾 向 を 導 き だせ る こ と も 考 え ら れ る た め 、 そ の よ う な 視点 か ら取 り ま と め た。 再 発 防 止 の 分析 に あ た っ て 資 料 と し た 原 因 分析 報 告 書 に お い て は 、 脳 性 麻痺 発症 の 原 因 が 医 学 的 に 明 ら か に で き な い 事例 も あ っ た が、 関 連 す る 文 献 や 最 新 の 産 科 医 療 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ン な ど も 参考 に し な が ら 、 再 発 防 止 に 関 し て の 傾 向 を 見 出 し 、 産 科 医療 の 質 の 向 上 に 取 り 組 む と い う 観 点 か ら 分析 を 行 っ た 。 - 14 - 箋き ま絶望 第2章 剛 ' 一 g苗 .・ ご 踵 一 躍.一翼 ・ 一蝨… --ル ー 精 一 再発 防止 徹 絃 騨' 再発 防 止 委 員 会 で は 、 こ れ ま で に 決定 し た 再発防 止 に 関 す る 分析方針 に 従 っ て 第 9 回 ~ 第 14 回 に か け て 第 2 回 報 告 書 作 成 の 審 議 を 行 っ た 。 本 報告 書 の 取 り ま と め に 係 る 委 員 会 開 催 状 況 お よ び審 議 内 容 は 表 2 一 V I ヤ 1 の 通 り で あ る 。 表 2 一 VI 一 1 再発 防止委 員 会 の 開 催状 況 お よ び主 な 審議 内 容 「 第 2 回 再発 防 止 に 関 す る 報 告書」 の テ ー マ 選 定 に つ い て 第9回 、 即11年 8月 1 日 テ ー マ に 沿 っ た 分析 第 10 回 \ 9月 9 日 テ ー マ に 沿 っ た 分析 第1 1 回 、 10月 3 1 日 テ ー マ に沿 っ た分 ミ第 1 2 回 ゞ第 13 回 第M回 、 1 2 月 19 日 20 1 2年 数量 的 ・ 疫学 的 分析 テ ー マ に 沿 っ た 分析 数量 的 ・ 疫学 的 分析 1 月 23 日 20 1 2 年 2 月知日 - 15 - @ “ … 数量 的 ・ 疫 学 的 分析 本 報 告 書 の 分析対象 事例 は 、 本 制 度 の 補 償 対 象 と な っ た 重 度脂 性 麻 痺 児 の う ち 、 20 1 1 年 1 2 月 末 ま で に 公 表 し た 事 例 79 件 で あ る 。 1 . 基本 的 な 考 え 方 数量 的 ・ 疫 学 的 分析 は 、 個 々 の 事例 に お け る 情報 を 体系 的 に 整理 ・ 蓄積 し 、 分析対象事例 の 概 略 を 示 す こ と 、 お よ び集積 さ れ た 事例 か ら 新 た な 知 見 な ど を 見 出 す こ と で あ る 。 さ ら に 再 発 防 止 に 関 し て 深 く 分析 す る た め に 「 テ ー マ に 沿 っ た 分析 」 に つ な げ て い く 。 ま た 、 同 様 の 分析 を 毎 年 継 続 す る こ と で 、 経 年 的 な 変 化 や 傾 向 を 明 ら か に す る 。 2 . 数量的 ・ 疫学 的分析の 構成 個 々 の 事例 の 妊 産 婦 の 基 本情 報 、 妊娠 経過 、 分娩 経 過 、 新 生 児 期 の 経 過 、 診療 体 制 等 の 情 報 を も と に 、 分析 す る 。 こ こ で 取 り 扱 う デ ー タ は 、 本制 度 で補 償対象 と な っ た 重 度 脳 性 麻 痺 の 事例 で あ り 、 わ が 国 の 産 科 医療 全般 の デ ー タ で は な い 。 本 報 告 書 の 数量 的 ・ 疫 学 的 分析 で は 、 本 制 度 で補 償 対象 と な っ た 重 度 晒 性 麻痺 児 の 分 娩 に 関 す る 統 計 が示 さ れ る た め 、 参 考 と し て 、 人 口 動 態 統 計、 国 民 健康 ・ 栄 養 調 査、 医 療 施 設 調 査 に 掲 載 さ れ て い る わ が 国 の 分娩 に 関 す る 統 計 資料 を 付 録 に掲載 し た。 3 . 分析 に あ た っ て 本報 告 書 の 分析対 象 は 、 「 分娩 に 関 連 し て 発症 し た 重 度脳 性 麻痺 」 と し て 本 制 度 の 補 償対 象 と な り 、 か つ 20 1 1 年 1 2 月 末 ま で に 原 因 分析 報 告 書 を 公表 し た 児 の 事例 で あ る 。 正 常分娩 の デ ー タ と の比較 を 行 っ て い な い こ と や 、 本制 度 に お け る 補償 申 請期 間 が満 5 歳の 誕 生 日 ま で で あ る こ と か ら 、 補 償 対 象 の う ち 限 ら れ た 事 例 し か 扱 っ て い な い こ と な ど 、 分析 結 果 に つ い て は 、 疫 学 的 な 分析 と し て は 必 ず し も 十 分 で は な い 。 し か し 、 再 発 防止 お よ び産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る 上 で 教 訓 と な る 事例 の 分析 結 果 な ど が 得 ら れ て お り 、 ま た 今 後 、 デ ー タ が 蓄 積 さ れ る こ と に よ り 何 ら か の 傾 向 を 導 き だせ る こ と も 考 え ら れ る た め 、 そ の よ う な 視点 か ら 取 り ま と め た。 な お 、 必 要 に 応 じ て 比 率 を 掲 載 し て い る が 、 そ の 値 は 四 捨五 入 し て い る た め 、 内 訳 の 合計 が 表 の 「 合 計」 に 合 わ な い 場 合 が あ る 。 - 16 - ‘“ " ' 第3章 数量 的 ・ 疫学 的 分析 1 . 分娩の 状 況 表 3 一 Il - 2 出 生 時 間別 件数 r - -= l台6時7o1~.-&932Jl台時154~. 637時9、l崎台108韮~.時72o3-1台654~.l7時2oI台6198~,.、li′時&72"睾-台53~ l帯時不明間o.汁ぜ\計合m79二ゞ, - 17 - f " ^ こ こ “ ざうぶさ匁~ 表3 ー = ー 3 … 既 … ※ち密 嫁零 炊ぎゞ - - 弍 ゞ \ テ ニ ー 讐を拶 - - 鷲 - - 分娩週数 別 件数 満3l 週以下 満32週 蒲臨週 1 l l 1 l 1 満巧週 l 5 満 36週 満斜週 l l l l 1.3 1 .3 1 .3 o l l 6.3 l 5 l 6.3 満 37週 ‘ 9 l 1 L4 満 総週 満 39週 l 1 8 22 I I lol 27.8 満40週 - 18 I 228 横42週以上 合計 l l o 79 ・ l l oo 1鰻o 満4 1 週 l 9 l o.O l 1 .4 注) 妊娠満 3 7 週 以 降 満 4 2 週 未満 の 分娩 が正 期 産 であ る 。 表3 ‐ = ‐4 分 娩機 関 区分別 件数 病院 診療所 、 助産所 、 ゞゞ 、 合計 、 l l l l 、 49m 29 l 79 注 ) 4 9 件 の う ち 1 2 件 は 妊 産 婦 が搬 送 さ れた 事 例 ( 分娩 直前 に 転 院 と な っ た も の を 含 む ) で あ り 、 1 2 件 の う ち 1 0 件 は 診療所 か ら の 搬送 、 2 件 は 病 院か ら の 搬送で あ る 。 表3ー = ー5 分 娩場所 当 該 分 娩機 関 、 78 987 自 宅 ( 出 張 分娩) 注 " ) 0 自 宅 ( 出 張分娩 以 外) 0 0.0 救急 車内 0 0.0 そ の他 合計 、 0.0 斧2) 、 79 13 いな ご 1節.0 で 注 1 ) 出 張 分娩 と は 、 助 産 師 が妊 産 婦 の 自 宅 に 出 向 い て 分娩 を 介助 す る こ と で あ る d 注 2 ) そ の 他 は 、 車 中 で 分娩 し た事 例 で あ る 。 - 18 - ・鬱 第3章 数量 的 ・ 疫学 的分析 2 . 妊産婦等 に 関 す る 基本情報 表3 ‐ = ー6 出 産 時 に お け る 妊産婦 の 年齢 加歳 未 満 ( 拗 ~ 鰯歳 ′ 25 ~ 29歳 、 ・ 一 0 0.O 9 1 1 .4 雄 め4 30 ~ 34 歳 幻 342 35 ~ 39歳 17 215 40歳 以上 2 , 2、5 ノ て" " き 紅鱒○ 合計 、 表3ー= ー7 妊産 婦 の 身 長 145cm未満 I 1 45cm以上 ~ 150Cm未満 l 1泳m以上~ 1良元m未満 l 155cm以上~ 1鱒◇m未満 l 1靴m 以 上~ 1 銀趾未満 l 1鐙cm 以 上 ~ 17敞m未満 l 170cm以上 l 合計 " 、 o 6 23 第 18 4 、 3 l oo l l l l ー l 7.6 “. l 31.6 22. 8 5.1 a8 rき 79 ゼ ー 1卸‘0 表 3 ー = - 8 ′ 妊産婦 の 体重 4Okg米 満 4 0kg以 上 ~ 60kg未 満 50kg以 上 ~ 60kg未 満 60kg以 上 ~ 70kg米満 不明 、 1 , ゞ 34 - 28 ・ 1 .3 \ 、 0 43.〇 35.4 \ ‐ , 0.0 2 31 2.5 392 7 8.9 27 34.2 1 13 12 1 5.2 3 38 3 3 3 .8 - 4 2 2,5 79 1 0Q 0 - 19 - 、 ・0 79 3.8 、 5. l 0.0 表3ー = ー9 妊産婦の B M -注) やせ 18.5 " 18‐5未満 15 1 9.0 9‐〇 正常 18.5 以 上 ~ 第.0 185 25‐〇 未 満 54 68‐4 684 肥満 I 度 25.0以 上 ~ 30.0未 満 l 肥満 □ 度 即.0以 上 ~ 35.0未満 1 肥満 皿 度 節.0以 上 ~ 40.0末 、 4 4 0.0 以 上 2 ~ 2 ナ 79 、き 不明 、 合計 、 なさ , 、 、・ 、 L3 尺 13 、 ′ 5. 1 、 0 〇 00 〇‐〇 41 5 1 .9 ‐9 30 38.0 1 、 シ 1 .3 4 5. 1 3 3.8 25 0 00 、 1".0 79 25 、 注) B M I、 (B o d y M as s 1nd e x : 肥 満 指 数) = 体重 (k g) ÷ 身 長 (m) 2 表 3 ‐ l1 ‐ lo 妊娠 中 の 体重の 増 減 ± o kg未満 l 1 十 1okg ~ 十 1 5kg未 満 1 39 不明 l 十 15kg ~ 十 20kg未満 + 芻kg以上 l l 合計 1.3 1 49.4 7 o 1 l 79 I 2 } l 8.9 o.o l 25 1ぬo 注) 体格 区 分 別 妊娠 全期 間 を 通 し て の 推 奨 体重増 加 量 は 、 低体重 ( や せ : B M n a5 未 満 ) の 場 合 9 ~ 1 2k g、 ふ つ う (B M n 85 以 上 25.0 未満 ) の 場 合 7 ~ 1 2kg、 肥 満 (B M I2 50 以 上) の 場 合 個 別 対 応 と さ れ て い る 。 出 典 " 厚生 労 働 省 妊 産婦 の た め の 食生活 指 針 平成 1 8 年 2 月 表 3 ‐ Il -= 妊産 婦 の 飲酒 お よ び喫 煙の 有無 な し あ り 、 、 54 684 14 17.字 9 シ と 不明 時 1 11 - 20 - ・ ー ゞ ‐ 1 39 54 684 い 17 - 、 9 、 、 、 2 1 .5 一 7 ‐ 8 10. 1 な どぬきテ ー後室ゑ 第3 章 表3 - = -豆 妊産婦 の 既往 【 重複 あ り 】 対象 数 = 79 既往 な し 、 、 45 高血圧 1 1 甲 状腺 疾 患 糖尿病 O 1 心疾患 0 脳 血管 疾患 O 自 己 免疫疾 患 0 精神 疾患 、 o 婦 人科 疾患 表 3 一 ll 一 1 3 既往分娩 回 数 o回 1回 l - 3回 4回 5 回以上 合計 . l o I 2 l o 汁 、 き 79 2回 " 4 l 尽き 44 “ 10 l l , 1 邱,7 “,1 12.7 l oo l 2. 5 l o. o ~、 岬 ′ 1の○ 表 3 ー = ー 1 4 経産婦 に お け る 既往帝 王切 開術の 回数 0回 1回 2回 3 回 以上 合計 り 、 I l ・、 l 28 、l 7 o l 0 I 、 .鱒こ こ l 卸.o 幻,o o.o 0O 1“.o - 21 - 数 量 的 ・ 疫 学 的 分析 3 . 妊娠経過 表 3 ‐ ′1 l 一 応 不 妊治療の 有無 なし あ り 粧) l 合計 72 7 I 79 l l 91 1 8, 9 、 ゼ ー い い1鱒.は 注) 今 回 の 妊 娠 が不 妊 治療 に よ る も の の 件数で あ る 。 表3 ‐ = ー16 妊婦健 診 受診状 況 定期 的 に 受診 受診回 数 に 不足 あ り 未 受診 l l 77 1 l i ] l 13 1 {ぬO 79。、飛ぶなくF A I鱒がぶれ l 不明 合計 、 l I o l 975 13 o.O 注) 妊 婦 健診 の 実 施 時期 に つ い て は 、 次 に 示 す 時期 が望 ま し い と さ れて い る 。 妊娠初 期 か ら 妊娠 2 3 週 ( 第 6 月 末) ま で : 4 週 間 に 1 回 妊娠 2 4 週 ( 第 7 月 ) か ら 妊娠 3 5 週 ( 第 9 月 末) ま で : 2 週 間 に 1 回 妊娠 3 6 週 ( 第 1 0 月 ) 以 降分 娩 ま で 乳 週 間 に 1 回 出 典 " 母性 ・ 乳幼 児に 対 す る 健康 診査及 び保 健 指 導 の 実 施 に つ い て ( 平 成 8 年 1 1 月 2 0 日 児 発第 93 4 号厚生省 児 童家 庭 局 長 通 知) 表 3 一 ll ‐ 1 7 胎児数 単胎 l 双胎 I 品胎 上 記 以外 合計 表 3 一 = -俗 l 77 、 l 9偽 o o ゞl 、 l 、 l o. o o.o - - ・、、 1鱒o 75 o l l 94.9 oo 2 べし 7け ら l 25 胎盤位置 I l 低置胎 盤 不明 合計 、 、 、 濃 1 l 3 寸 ミ リ9 l 1 .3 l、 38 l きふむ1朧o 羊水量 異 常 羊水過多 羊水過少 異常 な し l 1 I 不明 合計 l , l さ \、 こご 正常 前置胎 盤 表 3 ‐ = ーl9 ・ l 衾' - - 、 ‘l\ o 2 、 76 1 l l l l o.o 2.5 962 \ゞ “ J 1 の.0 l3 - 22 - 第3章 表 3 ー = ー 20 数 量 的 ・ 疫 学 的分析 産科合併 症 【重複あ り 】 、 、 ′ 対 象数 = 79 21 注 1 ) 臨 床 的 に 診 断 さ れ た も の 、 お よ び リ ト ド リ ン 塩酸塩が処方 さ れ た も の と し た 。 注 2 ) 臨 床 的 に 診 断 さ れた も の と し ゞ 「疑 い 」 は 除外 し て い る 。 注 3 ) 原 因 分析報告書 に お い て 、 「子宮 内 感染 あ り 」 と 記載 さ れて い る も の 、 お よ び病理検査 の 結果 、 胎 盤 や 臍 帯 に 炎症所見 を 認 め る 記載 が あ る も の で あ る d 注 4 ) 原 因 分析報告書 に 記載が な い も の を 含 む 。 「 第 1 回 産科 医 療 補 償 制 度 再 発 防 止 に 関 す る 報告書 」 で は 「 妊 娠 中 に 発生 し た 産科 合 併 症 」 と 「 分 娩 進行 中 に 発生 し た 産 科 合 併 症 」 の 2 つ の 表 を 掲載 し て い た が 、 一 連の 妊娠 ・ 分娩 経過 に お い て 、 い ず れ の 時期 に 発 生 し た か 明 確 に で き な い事例 があ る た め 「産科合併症」 と し た 。 4 . 分娩経過 表 3 一 - l ー 2 l ・ 児娩 出経路遡 経臨 分娩 、 29 36.7 正常 分娩 16 … 吸 引 分娩 11 - 鉗子 分娩 2 さ‐ 帝 王切 開 印 予 定帝王切 開 緊急 帝王切 開 も ・ 633 1 - ‐ 49 - 注) 最 終的 な 葬発 出 経路 を 示 し て い る 。 表 3 一 - l 一 22 児娩 出 時 の胎 位 腸 な- 頭位 器 1 横位 - , 、 、、 ・ 96,6 、 0 0 29 - 23 - 1 . , 50 ‐ , 1 節,0 3. 4 0 00 0.0 0 0.0 0・0 0 .0 50 l℃X).O 、 ・べ 表 3 一 = ‐23 和 痛 ・ 無病 分娩 の 実 施 の 有無 表 3 ‐ = ー 24 経歴分 娩事例 に お け る 分 娩所要 時 間 (全 分娩 時 間 お よ び分娩 第 l 期) ‘ ‐;‐ " - ::: - ' - ‐ M 11 ^‘〉 2 0,0 ・14 即.0 15.8 1 5 .8 、 O 0 ・0 1 0.5 1 1 0・0 0 0 ・0 0 0.0 0 00 1 0.5 10.5 1 5.3 5 .3 0 0.0 0 3 1 5 .8 0 0.0 3 1 5 .8 0 ・ 0. 0 1 53 0 0 .0 2 1 0 .5 1 1 0 .0 2 、 1 、 ^○〉 ?“ 0.0 0 り“ 0 5.3 nさ ^○〉 0 ・0 1 0・0 ,主ユ l o・0 ‐ } t上 0・0 14 hh〉 11 ・ 即.0 2 5.3 20 .O ^U ^U '‐上 2 l 時 間 以 上 ~ 24 時 間 未満 5 50 .0 ^U ハU 1 2 時 間 以 上 ~ 1 5時 間 未満 掬 ‐ ' ?“ rリ 9 時 間 以 上 ~ 1 2時 間 未 満 霧 ?“ 1■』 ^U 1具 6 時 間 以 上 ~ 9 時 間 未満 ‐ - 代〉 ^U 3 時間 以上 ~ 6 時 間 未満 - . 注 1 ) 陣痛 が 1 0 分 間 隔 に な っ て か ら 胎 盤 娩 出 ま で の 時 間 で あ る 。 注 2 ) 陣痛 が 1 0 分 間 隔 に な っ て か ら 子 宮 口 が完 全 に 開 く (子宮 口 全 開 大) ま での期 間 の こ と で ある 。 出 典 : 荒 木勤 . 最 新産科学正常編 . 改定 第 2 2 版. 東 京 , 文光堂 , 20 l o, 23 7-24 5p . 表 3 ‐ = ー 25 経腟分 娩事例 に お け る 分娩所要時間 (分娩第 = 期) - ‐ ▼ 21.1 1 時 間 30分 以 ~ 2 3 1 5.8 、 2 時間 以上 ~ 2 時 間 30分以 3 2 , 0 ・0 0 0 .0 1 1 0・ 0 5.3 0 0 .O 1 05 1 1 0 .O 注 ) 子宮 口 が完 全 に 開 い て か ら 、 児 が娩 出 す る ま で の 期 間 の こ と で あ る 。 出 典 ; 荒 木勤 . 最 新 建科学正常 覊 . 改 定 第 2 2 版. 東京 , 文 光 堂 , 2 0 1 0, 2 3 7-2 4 5p . - 24 - - 0 ・0 ^U 1 時 間 以上 ~ l 80.O ^U 1 5.8 ^×〕 1 58 30分 以 上 ~ 1 ‐- き “ 条を し 公雄 第3章 数量 的 ・ 疫学 的 分析 表 3 【 = ー 26 全事例こ お ‘ナ る 分娩所要時間 (破水 か ら 児娩 出 ま で戸 . ■:, I E : : ‐ だ」 13 3時 間 未 満 、 、 3 時 間 以 上~ 6 時 間 未満 6 時 間 以 上 ~ 9 時 間 未満 9 時 間 以 上 ~ 1 2 時 間 未満 15 時 間 未 満 6 5 4 4 0 、 1 1 8時 間 以 上 ~ 2 1 時 間 未満 , 不明 ,. .▼ ▼ -‐ 11 3 1 ,4 13.6 1 1 ,4 9, 1 9. 1 、 ' 、 OQ 12 4 1 1 1 34.3 1 1 ,4 2.9 2.9 2.9 い く 、 、 ・ 23 1 0.0 1 2.9 0・0 0 0・0 3 6.8 0 0,0 1 23 0 00 1 2.3 0 0.0 0 27 時 間 以 上 ~ 卸 時 間 未 満 29.5 で 3 - 6.8 ′ 2.9 、 3 、-ゞ い ゞ 、 鮫ヌ ミ 8.6 ′、 - 、 、 1(ぬ.0 注 ) 帝 王切 開 を 含 む 。 表 3 一 l l 一 27 子宮破裂事例 に お け る 子宮手術の既往の有無 既往 な し 帝 王切 開 の 既往 あ り 3注 い ・' 2滋 ) 、 そ の 他 の 子宮 手 術 の 既往 あ り 鋤.o 40‐0 0 帝王切 開 と そ の 他 の 子宮 手 術 の 既往 あ り 、、 、 、, 、 0.0 0 5 M′ し ・ 、 0.0 1(絶.0 注 1 ) 常 位胎 盤早 期 副 離 に 併 発 し た不 全 注 2 ) 分娩進行 中 に 発生 し た 事例 を 含 む 。 表 3 ー l - - 2 8 臍帯脱 出 事例 に お け る 関連因 子 【 重複 あ り 】 、 対象 数 = 5 人工被膜 メ ト ロ イ リ ー ゼ法注 l ) 子宮収縮薬鉦 2 ) 投与 骨盤値 横位 羊水過 多 つ , l l I 1 l f l 3 4 3 o o o0 注 1 ) 陣 痛 誘 発 と 子 宮 □ の 闘 犬 を 促す 方法 の 一 つ で あ る 。 ゴ ム で で き た 風 船 の よ う な も の を 膨 ら ま さ な い状 態 で子 宮 口 に 入 れ 、 そ の 後滅菌 水 を 注 入 し て 膨 ら ま せ 、 そ れ に よ っ て 子宮 口 を 刺 激 し て 闇 大 を 促 進す る 。 注 2 ) こ こ で扱 う 子宮 収縮 葉 は 、 オ キ シ ト シ ン 、 PG Fね ( プ ロ ス タ グ ラ ン ジ ン Fね) 、 PG & ( プ ロ ス タ グ ラ ン ジ ン &) で あ る o - 25 - 表 3 ー = ‐ 29 分娩誘発 ・ 促進の処置注 1 ) の有無 【重複 あ 明 、 、 、 対象 数 ご 62准 2 ) 分娩 誘発 、 ふ い l7 分娩 促 進 22 注 1 ) こ こ で扱 う 分娩 誘 発 ・ 促 進 の 処置 は 、 子宮額管拡 張器 の 挿入 、 メ ト ロ イ リ ー ゼ法の 実 施 、 人 工破 膜 の 実 施 、 子 宮 収 縮 薬 を 投与 し た も の で あ る 。 注 2 ) 妊娠 中 の異常 に よ り 帝王切 開 と な っ た事例 を 除 き 、 分娩誘 発 . 促 進の対象 と な る 62 事例 に つ いて集計 し た 。 表 3 一 - - 一 3 0 分娩誘発 ・ 促進の処置油 ) の方法 【重複 あ 塀 も 、 対 象 数 = 34 子宮頚管拡張器注 " メ ト ロ イ リ ー ゼ法蓬3 ) 1 l 人 工被 膜 2 9 l オ キ シ ト シ ン の 投与 ′ 、 PG F2 “ の 投与 \ l 、 17 - 24 、l 、 l 注 1 ) こ と で扱 う 分 娩 誘発 ・ 促 進の 処置 は 、 子宮 頚 管拡張器 の 挿入 、 メ ト ロ イ リ ー ゼ法 の 実施 、 人 工被膜の 実施 、 子宮 収 縮 薬 を 投与 し た も の で あ る 。 注 2 ) 陣 高 誘 発 と 子宮 口 の 開 大 を 促す た め に 使 用 す る も の で 、 ラ ミ ナ リ ア 桿 ゞ ラ ミ セ ル 、 ダ イ ラ パ ン S な どがあ る 。 こ こ で扱 う 「子宮 頚 管 拡張 器」 は メ ト ロ イ リ ー ゼ法実 施 時 に 使用 し た も の を 除 く 。 注 3 ) 陣痛 誘 発 と 子 宮 口 の 闘 犬 を 促 す 方 法 の 一 つ で あ る 。 ゴ ム で で き た 風 船 の よ う な も の を 膨 ら ま さ な い 状態 で 子 宮 口 に 入 れ 、 そ の 後滅菌 水 を 注入 し て 膨 ら ま せ 、 そ れ に よ っ て 子宮 口 を 刺 激 し て 開 大 を 促 進す る 。 表 3 一 Il ‐31 人工鼓 膜 実 施 時 の 子宮 口 の 状態 o ~ 2 Cm台 3 ~ 6 cm台 l l o 2 全開大 不明 l l 5 1 7 ~ 9 c m台 合計 表 3 ー = ー 32 l ・ 1 l l 9 o.o n. 8 l 52.9 l ! 29.4 5.9 - - 聴 き対 さ 、 1 鱒競 合 人 工破 膜 実 施 時 の 先 進部 の 高 さ - 0 l o.o ‐ 2 (- - 1 ~- 3 \ I 2 1 1 1 .8 ± o ~ +、 1 + 2~十 3 +4~ l I 7 o 1 不明 合計 , \ r 1 I 7注) 1 濃 い導 41.2 0.o 5.9 412 き、 l ′ 1"o 注) 「 マ イ ナ ス の 領 域」 であ る が詳 細 不 明 の 1 件 を 含 む 。 - 26 - 第3章 数量的 ・ 疫 学 的 分析 表 3 一 l l 一 33 急速遂婉澄 の有無お よ び適応 分娩 遷 延 そ の他 l l 8 9 1 1 ‐ ‐ 注) こ こ で扱 う 急速 遂 娩は 、 吸引 分娩 、 鉗子 分娩、 緊急帝王切 開 を 実施 し た も のであ る 。 表 3 ー = ー 34 急速遂娩注 1 ) 決定か ら 児婉曲 ま での時間 孵 ‐澤訓 ::= 1 0 0 0 0 ‐ 0 4 2 0 4 0 0 0 0 6 30分未満 1 0 10 0 0 0 0 11 30分以上 1 1 8 0 2 0 0 12 4粉以上 l o 7 0 1 0 0 9 5o分以上 l o 3 0 0 、 0 0 4 印分以 上 1 0 6 ~ o 5 - 0 0 12 節 分以 上 0 0 2 0 0 0 0 2 不明注2 ) 1 0 、 l o 0 0 0 2 11 2 ・ 41 0 8 0 ・ 0 62 7 1 1 0 5 0 lo分 未満 3 lo分以上 20分 未満 40分未満 鋤分 未満 知分 未 満 ク リ ステ レル 胎児圧 出法併用 、 ・ 注 1 ) こ こ で扱 う 急 速 遂 嬢 は 、 吸引 分娩 、 鉗子分娩、 繋雛窯帝王切 開 を 実 施 し た も の であ る 。 注 2 ) 急 速達娩の 決定時刻が不 明 であ る 。 表 3 - = 「35 ク リ ス テ レ ル胎 児 住 田 法 の実 施の 有無 合計 ・ 79 ・ し、 1閲.0 - 27 - へ 、 ′ 、 0 14 表 3 ‐ = ー 36 緊 急帝 王切開 決定か ら 児婉 由 ま での時間 10分未満 lo分以上~ め分未満 l I o 4 l l 30分以上 ~ 40分未満 40分以上 ~ 劫分未満 邱分以上 ~ 邱分未満 邱分以上 ~ 知分未満 l l l l 1o 8 3 、 7r l I l l 20分 以上 ~ 30分 未 満 90分以上 不明 注) 1 ′ 14 I 、 1 l 合 合計 2 ・ 1 49 協会 o.o 8.2 1 盤.6 1 41 ".4 16. 3 6.1 軋3 l 20 01 、、 - - 、 1",0 1鱒o 注) 帝王 切 開 の 決 定 時刻 が不 明で あ る 。 表 3 」 = ー37 吸 引 分 娩 お よ び錨子分娩の 回 数 実施 な し 実施あ り 三 ′、 ・ 、 , も 77 97再 2 2.5 0 3回 3 ‐ 0 4 回 2 5回 1 24 . 1 ー 759 19 ′ 60 8 2回 ー " 、 0 表 3 - = ー38 ' - - - 0 、 一 ー 0 ー 0 0・0 0・0 、 胎 児心拍 数異 常 の 有 無 なし あ り 注) 不明 , 合計 ゞき “ l l f l o 76 、 3 ヲ9 l ご oo I 962 l 38 ・ \l ゞ 1", o \ 注) 原 因 分析報告書に 基線細 変 動 減少 ま た は消 失 、 一過性類 脈の 消 失 、 徐 脈の 出 現な どの胎児心拍 数異常 につ い て 記載 さ れた事 例 であ る 。 - 28 - 第3箪 表 3 ー = ー 39 数 量 的 ・ 疫 学 的 分析 分娩 時 の胎児心拍 数聴取方法 なし 、 ドプラ のみ ち、 、 合計 1 1 l 5 l 79 ー ー,3 5 . 新生児期 の経過 表 3 ‐ l l ‐ 40 1即未満 出 生体重 、 " 、 1 3.8 139 “, 1 郎.4 139 2,5 1鱒げび 出 生時 の 発 育状 態 Light for datざ主 1 ) l Heavy for dat儀注 の 合計 ・ l Appropriate for dates (AFD) I 8 63 l l 1o, 1 8 I 79 、 こ ぐ' , ′ r 79.7 101 l閲, o 注 1 ) 在 胎週 数 潮 田 生 体重基 準 値の 1 0 バ ー セ ン タ イ ル 未 満 の 児 を 示 す 。 注 2 ) 在胎週数 別 出 生 体重基準 値の 9 0 パー セ ン タ イ ルを 超 え る 児 を 示す。 表 3 一 l l ‐ 42 男児 女児 不明 合計 新生児の 性別 \ ‐ l } l ‘ 46 l 踞2 33 l 418 o l ao 79 が競い 、 事 1頭ホベ - 29 - -= l l I l l ‘ ‐ 表 3 【 = ー 41 3 11 23 28 11 a 7リト 1,500以上 ~ 2,000未満 l 、 aooo以上 ~ 姫鱒未満 1 2蹠)以上 ~ 3,000未満 l 3,饑)以上 ~ 3,鰈沫満 l 3500以上 ~ 4,000未満 1 4,鱒以 上 l 合計 ′ 、 l・ゞ 表 3 ー = ー 43 ア プガー ス コ ア 注) 0点 17 2 1 .5 1点 32 40.5 2 ,.、 10 3点 、 5点 6点 7 ′ 、 ‐ 6 76 16 203 日 .4 5 ド 6,3 3 38 - { 2 、 、 ・ 茅 9 、 15 、 1 1 .4 1 9・0 4 5. 1 25 8 10. 1 0.0 2 2.5 , 0 0 0.0 1 9点 0 OP 0、 1 .3 、 合計 注) 分娩 直 後の新生 児 の状態 を @)心拍 数、 ②呼吸、⑧筋 緊張、 ④反対、⑤皮膚 色 の 5 項 目 で評価す る 方法であ る 。 表 3 一 l l ‐ 44 臍帯動脈血の pH 検査実 施 な し 、 検査実施 あ り ・ 33 46 1の.0 7.4 以 上 1 2.2 73 以 上 ~ 74未満 5 1 0.9 ・ 7. 2 以 上 ~ 7.3米満 1 7. 1 以 上 ~ 7. 2未満 7 l 5.2 7.0以 上 ~ 7. 1 未満 5 5 10.9 6.9 以 上 ~ 6 2.2 1 3○ G8以 上 ~ 10.9 6.7 以 上 ~ 1 5.2 66 以 上 ~ 5 1 0.9 8.7 79 表 3 一 l l 一 45 臍 帯 巻縦 の 有 無 と そ の 回 数 臍帯巻籍な し 不明 合計 l 57 l 722 ‐ 1回 1 14 1 2回 1 2 I - 3 回 以上 l 3 l 、 - I 2 ~ い 、 今 甘 さ 79 l ミ ミー 17 9 4 “ 2, 5 l mo - 30 - ′ミ 00 渡邊錢繊麗能義終極発会 さま蒸 れ" 第3章 3 ー = - 46 臍帯の 長 さ 卸cm未満 3(km以上 ~ 40cm未満 、 I l 40cm以上 ~ 5(km未満 1 50Cm以上 ~ 60cm未満 l 鋤cm以 上~ 70cm未満 I 7俶m以上 l 不明 l 合計 l 表 3 ー l - - 47 数量 的 ・ 疫 学 的分析 2 4、 25 ・ 、 21 10 8 9 79 ー l l テ ー l 1 l 2.5 5. 主 31 .6 26.6 l 2.7 ぬ1 1 14 逕鑓P 出 生時 に 実施 し た蘇生処置注) 対象 数 = 79 【 重複 あ り 】 人工呼吸 胸骨圧 迫 気管挿管 ア ド レ ナ リ ン 投与 ′ l l l l 72 33 63 27 注 ) こ こ で扱 う 出 生 時 に 実施 し た 蘇 生 処置は , 出 生 後 3 0 分 以 内 に 実 施 し た蘇生法 で あ る 。 表 3 ー 川 一 48 新生 児搬送の 有無 なし 、 あ り濁 、 ミ ニ様 合計 望ん、 、 l ・ 24 1 め.4 i ′ 55 l 69.6 79 l 、 、 79 ・ 、 l ・ 〉 1観o 注 ) 他の 医療機 関 に 新生 児搬送 さ れた事 例 の 件数 を 示 す。 ま た 、 「 な し 」 の 24 件 の全 てが 自 施 設の N IC U 等の 小児科 に お いて 治療 を 行 っ て い る 。 表 3 一 l l 一 49 新 生 児診 断 対 象 数 = 79 【重複 あ り 】 胎便 吸 引 症候群 lo 注) 新生児診 断は 、 原 因 分析の段 階で判 断 さ れ、 原 因 分析報告書 に記載 さ れて い る も の に つ い て 集計 し た 件 数で あ る 。 - 31 - 睾 ノ ベ メ Yで 【 参れ 表 3 一 1ll ー 1 フ 燈多発 で二~ そ れ㈹ 〉 ‐ 一 ・ メ 一 一 ゲ終ぞで / 病院 に お け る 診療体制 .初 刷 . . .--. --… .--…」-… .--.--. -』 二次 表3一mー2 、 1 、 23 病 院 お よ び診 療 所 に お け る 院 内 助 産 (所) の 有無 病院 診療所 雪 、合計 表3一畑一3 ・ 、 r k ぐ ち 二、 - l 7 、 、 1 8 l l ・ 1 42 l 70 澤 28 1 49 29 / 78ざ ら . 診療所お よ び肋産所 に お け る 産科オ ー プ ン シ ス テ ム邇 登録の 有無 注) セ ミ オ ー プ ン シ ス テ ム を 含 む 。 オ ー プ ン シ ス テ ム と は 、 妊婦 健 診 は 診療所で行 い 、 分娩 は 診療所 の 医 師 自 身 が連携病 院 に 赴 い て行 う 場合で あ り 、 セ ミ オ ー プ ン シ ス テ ム と は 、 妊婦 健 診 を た と え ば 9 ヶ 月 位 ま で 診療所 で 診療所 の 医 師が行 い 、 そ の 後は提携病 院へ 患 者 を 送 る 場合 で あ る 。 出 典 : 平 成 1 6 年 度 厚 生 労 働科学 研究費 補助 金 健 康安 全確保総合 研究 分野 医 療技術 評価総合研究 「 産科領域 に お け る 安 全対 策 に 関 す る 研究 ( 主 任 研 究者 ; 中 林正 雄) 」 - 32 - *{ ジ 鵺 第3車 表 3 一 =l ー 4 年 間 分 娩件数 別 再発 防止 分析対象事例 の 件数 数量的 ・ 疫 学 的 分析 4 0件 未 満 - 40件 以 上 ~ ~ 、 0 即件 未 満 1 00 : , 0 0 0 0 1 1 2 0 0 2 0 ・ 0 0 1 0 2 、 ・ 0 ~ 2節 件 未 満 1 ~ 300 ・ 6 3 0 ~ ・ 1 6 0 2 3 0 5 6 、 4 0 10 2 1 0 3 1 0 ll 2 ご - 0 29、 1 ^ 表3一期一5 9 い 、 7 3 4 、 13 、 79 分娩機 関 の 医 療安 全体制 ‘‘ ▼‐ 議 . ,郡 一 ,r 医 療 に 係 る 安全管 理 の た め の 指針 の 整 備 医療機関 内 に お け る 故 告 の医 総係 る 安 全の 確 保 を 目 的 と し た 改 善 の た め の 方 策 , R# ・ .▼ ; -‘ 弱 火 職 49 27 0 76 49 26 0 75 49 26 0 75 47 24 l 、 72 40 - ‐ 40 0 2 2 0 注) こ こ で い う 専 任の安 全管 理者は 、 医療法施行規則 第九条 の 二十三 第一 号 に 規定す る 「 専 任の医療に係 る 安 全 管理 を 行 う 者」 と 同 義であ る 。 表 3 一 -l l - 6 分娩 に 関 わ る 医療従事者の 常勤職員数 (医師) 澄 対象 数 = 78 0人 0 33 1 人 15 7 2人 14 3 3人 4人 5人 ‐ 12 ・ 39 ・ 12 3 5 8 、 2 、 3 6 5 11 9 1 1 ~ 15人 1 4 3 16 ~ 加入 1 3 l 1 2 1 21 ・ 78 , 4 19 6 ~ 10 7 で 78 で き 78 注) 分娩機 関 に お い て 、 分娩 に 関 わ る こ と がで き る 医 師の 数であ る 。 そ の ため助 産 所の 件 数は 計上 し て い な い。 - 33 - 表 3 ‐ -ll - 7 分娩 に 関 わる 医療従事者の 常勤職員数 (助産師 ・ 看護師 ・ 准看護師) 逍 1 ~ 5人 l 20 - 26 l 29 6 ~ 10 人 1 1 ~ 15人 1 l 16 15 l l 19 8 I I 8 7 21 ~ 偽 人 I 9 J l l 16 ~ 加入 1 6 26 ~ 知人 1 31 人以 上 、 l 合計 1 5 4 きざ1 つ 5 2 、 J l 79 4、 1 l 2 l 、 I l 鬱し 79 そご 、 1 , o G 79 注) 分娩機関 に お い て 、 分娩 に 関 わ る こ と がで き る 助 産 師 、 看 護 師 、 准看護 師の数であ る 。 表 3 - lll 一 8 1年 2、年 3年 事例 に 関 わ っ た 医 療従事者 の経験年数 , I , ~ 4 4 I l 3、 I o 1 1 3 1 l l I ) 7 5 l I 6 4 I l 1 3 1 7 l 1o i l 7 2 l l 0 2 I I 3 28 23 28 14 15 l 11 1 I l l 2 7 8 6 2 3 l l l l l l l 4年, 5年 ′ 6年 7年 8年 9年 10年 1 1 年~ 15年 16年 ~ 20年 2輝 ~ 25年 襁戸 ~ 30年 3 1年 ~ 35年 36年 ~ 40年 4 1年 ~ 45年 46年以上 合計 寿 - l 、 l 1 十 J 1 l - I l l ,1 3 、 2 12 o 2 1“ l 6 I I l r I 2 ′ 2 、 ~2\ l l 1 l 7 lo 8 13 21 27 16 、野 4 l l l l r l 、 l 9 l o 1 - 34 - I l 2 1 、、 0 l ぐ お5 さ l ゞ 発 言1 、 玉~ 1 l l ば尹 I Q 汁 r へ5 、・ 4 ご 9 o I o 、 I 6 6 s I o l 9 l 2 1 3 I 3い l o 1 I o l 6 ごl ' 1 l 1 , 2 、 l 2 ′ 岬 、 l l 1 o o 171 I l I・ l l 1 l l I l 1 、 1 0 主 ) l l 1 、 0 o l 2 8 15 20 6 G 4、 l 、 l 1 1 l l 2 16 9 8 3 、 5 o o l l o l 3 r 89 l l 3 66 を 一二 - \ / ^と 」 ば~ 第3章 表 3 可v ー 篤 都道府 県 別 再発 防止分析 対 象 事例 北海道 も つ 澤 ′ 4 青森 1 1 \ ミニ 岩手 ′ I o 宮城 l 2 秋ぼる l 2 山形 l 1 福島 、 l 1 茨城 1 2 栃木 が 。 l ′ 2 群馬 、 J 4 \ 埼玉 もl 1 子葉こご f 4 も 東京 主 l 6 神奈川 ^ 、 l 4 富山 数 量 的 ・ 疫 学 的 分析 l ~ \ 石川 l 2 l 岡山 l l 「 ~ 、 福井 l o l 、 広島 で ゞ l o l 、 山梨 l 1 l ふ し 山 白 ラ ミミー 1 I 長野 l 1 l > ・ て 徳島 l 1 l 三 岐阜 ・ 」 1 ・ l / 香川 r、 1、 ・ 1 l 静 岡 、で きl 4 I ゞ ゞ 髪接さ l 1 l ミ ミ愛知 球 l 、 4 l 高知 ・ ピ ー l 、 l 三 三重 ふ こ l ご 2、 ヘ ー 福岡 I 3 ト ミ き 滋賀 湧 き l o l 、 佐賀 1 l 凧 京都 、 1 1 事 \長崎 l o l なき 大阪 、 1 2 l 熊本 ゞ 、 J l r 兵庫 ピ ー 5 l ハ 犬分 ち, l 4 l - ・ 奈良 、 l o Iき 富時 、 な くl o 主 和歌山 i l ご I m 鹿児高 く 、 I l 2 ′ ・ - 35 - 0 再発防止や産科 医療 の質の 向 上 を 図 る た め 、 脳性麻痺発症 の原因 を 明 ら かにす る こ と は極 め て重要 で あ る 。 そ こ で 、 分析対象 79 件 に つ い て 、 脳性麻痺発症 の原 因 を概観 し た。 毛 分析対 象 分析対象 の 7野牛 の 内 訳 は 、 2 0 0 9 年 に 出 生 し た児 の 事例が 児 の 事例 が 3 件 で あ っ た。 鱗 20 10 年 に 出生 した 分娩周 辺 日拶期 に発 な ど様 々 な 要 因 が考え られている。 発症する時期こついて度が獅、 分女 難産暴露秀麗滲類生霊安溌獺雛聽 生後 が あ り 1 ~ 5 ) 、 脳性麻痺発症 の 時期 も 様 々 で あ る 。 た 重度脳性麻痺で あ の 事例 で は な い。 ま た 、 本制 ま で で あ る が 、 極 め て重症 で 詣 で あ る 。 今 回 の 分析対象 は 早期 に診 断が 可能 な 場合 は 生後 6 全て の 事例 が 1 歳 7 ヶ ま で に診 隧擬 1 歳 ま でに診断 さ れた児 る 原 因 に つ い て 分類 し集計 し た 。 は 、 例 え ば、 「臍帯脱 出 が 発生 し 、 臍 と … 児頭が 固 定 し て い な か っ た 可能性 が あ いり . ・ ・ 」 ている。 今 回 は、 る た め に 、 分娩 開 始前 ま た は分娩 中 の胎児機 「脳性麻痺発症 の 原 因 」 と し て 分類 し集計 し た。 分類 につ いて は、 原 因分 〃 爽 告書 の 「脳性麻痺発症の原因 」 に記載 さ れて い る 内容か ら 、 脳↑馨麻痺発症 の 主た る 原 因 を 抽 出 した。 脳性麻痺発症 の原 因 に つ いて は、 原 因分析報 告書 に お い て 、 原 因 の 関 与 の 度合 い が 様 々 な レベルで記載 さ れて い る が 、 そ の 中 で 、 「脳性麻痺 の原因 は … で あ る 」 、 「 … と 判 断 さ れ る 」 、 「 … が (最 も ) 考 え ら れ る 」 、 「 … が 原 因 と な っ た も の と 考 え ら れ る 」 な ど と 記載 さ れて い る も の を 主 た る 原 因 と し て 整理 し た。 ま た 、 「脳性麻痺 の原 因 は特定 で き な い 」 、 「特定 困 難」 、 「特 定の原 因 は見出せな い」 、 「 明 ら か と はい え な い」 、 「分析す る こ と は 困難」 、 な ど と 記載 さ れて い る も の は 、 「原 因 が 明 ら か で は な い ま た は特定 困 難」 と し て整理 し た 。 な お 、 分類 し た 「原 因 」 に つ い て は 、 さ ら に そ の 要 因 を 分析す る こ と も 重要 で あ る が 、 それ は今後 の課題 と し た 。 - 36 - 3 . 分析対 象の脳性麻痺発症 の 主 た る 原因 分析対象 に お け る脳・ 曲麻痺発症 の原 因 は、 分娩開 始前ま た は分娩 中 の胎児硼芸能不全 や胎児低酸素 等 で あ っ た島 主た る 原因 が 明 確で あ っ た も の は、 常{湖鋭盤早期剥離が 1 4 件、 臍帯 因子が 1 6 件 鯖 帯脱出 5 件、 そ の他の臍帯因 子 1 1 件) 、 子宮破裂が 4 件な どで あ っ た。 ま た、 脳性麻 痺発症の原因 と し て複数の原 因 が 関与 し て い る 事例 が 1 5 件 あ り 、 そ の 中 に は、 臍帯 因 子、 常イ湖台盤早期剥離、 繊毛膜羊膜炎、 胎盤機能不全、 帽状沮轄膜下血腫な どが あ っ た。 一方、 原 因 が 明 ら かで は ない ま た は特定困難 の事例 が 16 件、 原因 が 明 確 で あ る と す られる鰐磁器鱗群落罐“鱗認翻 鞭撻鱗滋離 郷謹灘浚蘇劣嚢蒸鰹離籍鬚繊巍斑饑讓極め発症“ を 特定す る こ と が で き な か っ た事例で あ っ た。 こ と が で き な 増 例が あ っ 総理ミ縮の璽期斎離籍廃学誣讓羅攪駕・凝霧癖 総花彌務蛮避難嬢塚李を 孫が直 ち に児 の娩 出 を試みて も 、 、事例 も ど 、 再発 状態 の 早期 発見や 、 吸 弓 防止 を 考察す る こ と も 、 な お 、 今 回 の 分析対 に 出生 し た補償対象鐵聯 こ と な えら も 吸婆携え る 。 ※鞠翁 そ こ で、 臍帯 因子 に よ る 低酸素 望塾 増嬰 でで あ る こ と か ら 同一年 灘龍簾に診断 さ れた児 の事例が 分析 り 蒸 主た る 原 因 の分布 (分析結果) したが こ のよ う - 37 - 今回 の結果 を も っ て特定の こ と を結 を 蓄積 し様々 な視 点か ら 分析す る こ 新た な 知 見 を 見 出 す こ と に つ な が る 表1 産科 医療補償制度 の補償対象事例注 1 燭 こ お け る 脳性麻痺発症の主た る 原因 n = 79 件数 病態 主た る原因 43 常イ胡台盤早期 剥 離 14 臍帯 因 子 臍帯脱 出 5 そ の 他 の臍帯 因 子 11 子 宮破裂 子宮 内 感染 絨毛膜羊膜炎 そ の 他 の子宮 内 感染 胎児母体 間 輸血症候群 双胎 間 輸血症候群 児 の頭蓋 内 出血 吸 引 分娩 に よ る 帽状腱膜 車 中 の 墜落分娩 に お け る 麻酔導入 中 の 換気不全 に よ 複数の原因注の 重 複 あ り 6 5 1 原因 9 7 合計 注 1 ) 産科医療補償制 鯵繭敲対象‘ま、 分娩こ 関連 して発症 し廻国醐荘疑彗麻痺であ り 、 在胎週数や 出 生体重等 の 基準 を満た し 、 重症 底度 が 身体障害者 障害程度等級 1 級 ・ 2 級 に相 当 す る 場合、 ま た児 の 先 天性要 因 お よ び新生児期 の 要 因 等 の 除外基準 に 該 当 し な い場合 を 補 償対象 と し て い る 。 こ の た め 、 分析対象 は全て の月謝聟麻痺児 の 事例 で は な い。 注 2 ) 「複数の原 因 」 につ い て は 、 2 ~ 4 つ の原 因 が 関 与 し て い た事例 が あ り 、 そ の原 因 も 様 々 で あ っ た。 表 1 で は、 常f瑚台乙盤三 早期 剥 離や臍帯脱 出 以外 の臍帯因 子 な ど代表 的 な も の を件数 と し て 示 して い る 。 - 38 - 参考 文 献 1 ) Mi cha1 VJ. 脳症. R i chard EB, Robert h低 Ha 1 BJ. ネル ソ ン小児科学. 東京, エルメゼ ビ ア ・ ジ ャ パ ン, 2 0 0 5 ; 2 049 ‐205 1 . 2 ) 鈴木文晴. 脳性麻痺の疫学 と 病型 加我牧子, 稲垣真澄. 小児神経学. 東京 治 療 と 診療社, 2 008 ; 1 6 8‐ 1 8 8. 3 ) Cu nn i ngh 捌n FG, L e ve no KJ, B 1 o om SL , e t a L Fe tu s an d Newb orn. Wi l 1 i am s ob s t etr i c s 2 3 rd Ed i t i on ‐ New Yerk : Mc graw H i l 1 Me d i c a L 20 1 0 : 6 1 2-6 1 3 ‐ 4 ) 杉本健郎 . 脳性麻痺の発生要 因 . 日 母 医報 1999 ; 186 : 3 ‐ 14 . 5 ) 杉本健郎 , 義満, 西 田 直樹 他. 分娩時仮死は脳性麻痺準雛証原因 か ? -神経外来で 経過観察 中 の脳性麻痺児 (者) l o6 例 の検討「 産婦八鷁勝実際 1 997 ; 46 : 1 1 3 3 1 1 38 . - 39 - f すぎ髭言キミきれ 、 と~" 二盛箋籍雀醸義三 - -" 罐支 を“鬆転 を 潴襞 こそ ペ ン- ご^ )まな“ ^ ん 】 メネ \ ミ- も ソ メ÷\ ノ が く “ミこニこ三 な なそ 一三方\ ^云い王髭ぶち鰹 - ゞ 鬚き - 一 !△! 湯クキ テ ー マ に 沿 っ た 分析 憩 ' - - -- - - - - - ■ - - - - - - - --- - - - - ~' - ' ・ '- '~ l . 構成 テ ー マ に 沿 っ た 分析 に つ い て は 、 以 下 の 構 成 と な っ て い る 。 第 1 項 「 1 , 原 因 分析 報 告書 の 取 り ま と め 」 は 、 要、 1 ) 分析対象 事 例 の 概況 、 2 ) 事例 の 概 3 ) 分析 対 象 事 例 に お け る テ ー マ に 沿 っ た 視 点 で の 問 題 点 、 4 ) 今 後 の 産 科 医 療 向 上 の た め に 分娩機 関 が 検討 す べ き 事項 、 つ 5 ) 学 会 籤 職 能 団 体へ の 要 望 、 6 ) 国 ・ 地 方 自 治体へ の 要 望 に つ い て 、 原 因 分析 報告 書 に 記 載 さ れ て い る 内 容 を 取 り ま と め た 。 第 2 項 「 2 . テ ー マ に 関 す る 現 況 」 は 、 テ ー マ に 関 す る 現況 に つ い て 文 献等 を も と に 取 り ま と め た。 第 3 項 「 & 再 発 防 止 お よ び産 科 医 療 の 質 の 向 上 に 向 け て 」 は 、 再 発 防 止 委 員 会 と し て 第 1 項お よ び第 2 項 の 内 容 か ら 、 同 じ よ う な 事例 の 再発 防止 お よ び産 科医療 の 質 の 向 上 に 向 け て 、 1 ) 産 科 医 療 関 係 者 に 対 す る 提 言 、 2 ) 学 会 ・ 職 能 団 体 に 対 す る 要望 、 3 ) 国 ・ 地 方 自 治体 に 対す る 要望 に つ い て 取 り ま と め た 。 表4一 l ー 1 テ ー マ に 沿 っ た 分析 の構成 原 因 分析 報 告書 に 記 載 さ れ て い る 内 容を取 り ま と め る 。 1 ) 分析対象事例の概況 L 原 因 分析報告書 の 取 り ま と め 2. テ ー マ に 関 す る 現況 3 . 再 発 防 止 お よ び産 科 医 療 の 質 の 向 上 に 向 けて き\ , “ 1 ) 分析対 象事 例 の 概況 2 ) 事 例 の 概要 2 ) 事例 の概要 3 ) 分析対 象事 例 に お け る テ ー マ に 沿 っ た視点で の 問題点 4 ) 今 後 の 産科 医 療 向 上 の た め に 分 娩機 関 が検討 す べ き 事項 5 ) 学 会 ・ 職 能 団 体へ の 要望 6 ) 国 ・ 地 方 自 治体へ の 要 望 、 テ ー マ に 関 す る 現況 を 取 り ま と め る 。 動 産料医療関 係者に 対 す る 提言 - 原 因 分析報告書に記載 さ れて 原 因 分析 報 告書 に 記 載 さ れ て いい る 内 庶 容 * 陣舅夢及 びに]は 原 因分析報 告書の 記載 で あ る 。 テ ー マ に 関 す る 文 献等 防止委 員 会 と し て の提 ・ 要望 国 ・ - 40 - ‐メ"“ を しき対さ- 一; ふ し - - ′ - - ベ ニ ン Q~ "- “ す岑ふききざ久野こ き デ レ ーベボ テ 第4章 ー テ ー マ に 沿 っ た 分析 2 ・ テ ー マ の選定 今 回 の 「 テ ー マ に 沿 っ た 分析」 に あ た っ て は 、 再発防止 お よ び産科医療の 質 の 向 上 を 図 る た め に 、 日 常 の 産科 医療 に お い て 教訓 と な る こ と を 情報提供 す る こ と が重要 で あ る と 考 え ら れ る テ - マ を 3 つ 選定 し た 。 こ の 3 つ の テ ー マ は 次 の 観点 か ら 選定 し て い る 。 ① 「 吸引 分娩 に つ い て 」 吸 引 分娩 は 、 急速 遂娩 に 有 効 な 方法 で あ る が 、 母 児 に 合併 症 を き た す こ と も あ る 。 そ の た め 、 吸引 分娩 施 行 の 判 断 を 適 切 に 行 い 適切 な 方法 で 吸引 分娩 を 行 う こ と 、 吸引 分娩施 行 中 は 随時分娩 方法 の 見 直 し を 行 う こ と 、 ク リ ス テ レ ル胎児 圧 出 法 を 併用 す る 場 合 は 胎 児 の 状態 が 悪 化す る 可 能性 が あ る こ と を 認識す るこ と 、 吸引 分娩 に よ り 出 生 し た 児 は 一 定 時 間 注意深 く 観察 す る こ と が必 要 で あ る こ と か ら 、 テ ー マ と し て 選 定 し た 。 ② 「 常 位胎 盤早 期 剥 離 の 保 健指 導 に つ い て 」 常位 胎 盤早 期 剥 離 は 、 発症 の 予 測 が困 難 で あ り 、 発症 す る と 母 児 と も に 急速 に 状態 が悪 化 す る 疾 患 で あ る 。 発症 し た 場合 に 母児 に 与 え る 影響 を 少 な く す る た め に は 、 医療者側 の 迅速 な 対応 と と も に 、 で き る だ け 早 く 分娩機 関 を 受診す る こ と が重 要で あ り ・ 妊 産婦 も 認識す る こ と が必 要 で あ る こ と か ら 、 テ ー マ と し て 選 定 し た 。 ③ 「 診療録等 の 記 載 に つ い て 」 診療録 の 記載 は 、 質 の 高 い 医療 の 実現の た め 、 本制 度 で示 し て い る 「 産科医療補 償制 度の 原 因 分析 ・ 再 発防止 に 係 る 診療録 ・ 助 産 録 お よ び検査 デ - タ 等 の 記載事項 」 に従 っ て 記載す る と と も に 、 特 に 異常 出 現時 の 母児 の 状態、 分娩誘発 ・ 促進 の 処置や急速遂娩施行 の 判 断 と 根拠 や 内 診所見 、 新 生 児 の 蘇 生 状況 に つ い て は 必 ず 記 載す る こ と が 重 要 で あ る こ と か ら 、 テ ー マ と し て 選定 し た 。 - 41 - ‐ 1 . 原 因 分析報告書 の 取 り ま と め 1 ) 分析対 象事例 の概 況 公表 し た事例 7 9 件 の う ち 、 急速遂娩 と し て 吸 弓 の う ち 1 2 件 は 、 ク リ ス テ レル胎児圧 出 法 を 併用 ) あ り 、 吸 引 分娩が行溺れた事例 の う ち 、 帝王切 開 術が必要 箋蒸 回以上施行 さ れた事例が 2 件、 総牽弓 時間が 2 0 分脅諺罪 児 に帽状腱膜下血腫が発症 し た事例が 4 件あ り 、 繁 み“う ち が起 こ り 、 脳性麻痺 の発症 に 関 与 した 。 事例 が 1 9 件 に 分析対象 と し た。 リカミ 8 件、 吸 引 が 6 3 件 あ っ た。 ま た 、 ヨ ツク 2 ) 事例 の概要 分析対象事例 1 9 件 の う ち 、 鰹 例 こっい て は、 原因分析報告書灘 とな 価」 、 「今後 の産科 医療向上の た め輩 に 示す。 こ れ ら の 事 の原 因 」 、 「 医学的評 を も と に 、 吸 引 分娩 に 関連す る 部分を 中 心 鎧誕載 し て し 【事例 1 1 初産婦。 長は 1 5 8 滑脱 と 記載霧 2 7 分後 に児 4 点 で あ っ た。 自薦寮費修まれ変ば轢堺襲軍艦姦通疼 鬮轆誇 ら ミ ナ リ れこ ょ り 頚管拡張 2 日 目 ・ オ レノノ レ ロ ぬ 吸引 嚢生 し、 っ た が 子 宮 口 は 3 c m ま で し か 開 大せず、 夕 方 中 行。 子 宮 ロ 全 開 大 し 、 一過性徐脈 が認 め ら れ る し 吸 引 分娩 を 2 回施行 (看護記録 に は 3 - 4 回 4 5 分後 、 分娩 に 至 ら な い た め 帝王切 開 術 を 決かo 3 8 0 0 g、 ア プガー ス コ ア は 1 分後 3 点 、 5 分後 高度遷延一過性徐脈 出 現後 の ク リ ス テ レル胎児圧 出 法 と 吸 引 分娩 が胎児 の 低酸素状 態 を悪化 さ せ 、 そ の 状態 が 出 生 ま で持続 し た こ と に よ る も の と 考 え ら れ る 。 し か し 、 高度遷延 一 過性徐脈の原 因 に つ い て は特定で き な い。 く 医学 的評価) 胎児機能 不全の 判 断後 、 急速遂娩 と し て 吸 引 分娩 を決定 し た こ と は選択肢 と し て あ り 得 る 。 吸 引 分娩 の 開 始か ら 児娩 出 ま で 7 2 分 を 要 し た こ と は 、 診療所 と し て は一般 的 で あ る と す る 意見 も あ る が 、 吸 引 分娩の施行 か ら 帝王切 開術の決定ま でに 4 5 分 を 要 して お り P け さ 実施〆名 2 0 メ さ を 経過 し た 時点 で△娩方法 の 見 し を行わ な か っ - 42 - た こ と は一 鰐 ・ で 云 い。 く 当 該分娩機 関 が検討すべ き事噂爵 帝王切 開 術以外の急速遂娩 を選 鸚尺 して不成功 に な っ た場合 、 緊急度は さ ら に上昇す る 。 吸 引 分娩 を第一選択 と した場合 に は 、 不成功時点が急速遂娩の 開 始時刻 では な い こ と を 再認識す る 必要 が あ る 。 【 事例 2 1 経産婦。 診療所で妊婦健診 を定期的 に受診 してお り あ っ た 。 身長 週 に 陣痛発来 に て 入 シ ト シ ンの役 ラ イ ン と 判断 り 、 帝王切 開 な っ た。 出 生 . 吸 引 分娩施 ヘモ グ 性 シ ョ ッ ク と 診断 さ れた 。 銅 営性麻痺発症 の原 因 ) 出 生後 、 幅 状朧膜下血腫 っ た こ と が脳性麻痺 を発 症 し た 可能性 が そ れ ほ ど重篤 な も る こ と はで き な し 、。 と い ぶ試 、 新生児蘇生処置、 小児科 へ の 転科 と して 可能 な範囲 内 で迅速に行われて いた と 判 断 でき る。 凝議醗酵壤薙ぎ充ぞ類 錐 ・鰤本の難) ) ○ 幅状腱膜下血腫の実態調査、 ど の よ う な 吸 引 分娩 の 手技がハイ リ ス ク か を解明 す る こ と が望ま れ る 。 ○ 吸 引 分娩後 2 4 時間 は児 を 十分な監視下 に置 き 、 幅状月幽瑛下血腫の有無 な ど、 児 の - 43 - 3 ) 分析対 象事例 に お け る 吸 引 分娩施行 に 関 す る 問 題 点 原因 分析報告書に おいて 、 「医学的評価」 等 に記載 さ れた 内 容 を 以 下 に示す。 ( 1 ) 吸 引 分娩の 適応 と 施行す る 際の 条件 に つ い て 0 吸 引 分娩 を施行 し た こ と は 、 胎児 の 状態 が 悪化 し 、 急速遂娩 の 必 要性 が 高 ま っ た こ と か ら 、 選択 席 ン し て あ り 得 る 。 ○基線細変動 が 消失 し徐脈 ( レベル 5 、 高 度異常波形) と な り 、 吸 引 分娩 が行われ 顔榊朧讓鰺騨 は一般的 で あ る 。 れて い る 。 産婦人科診療 。嚢嚢灘簾義経廉潔 下 降 し て い る こ と が勧 め ら れて お り 、 児頭が S p - 2 c m と い う 高 さ か ら 、 吸 引 分娩 を 行 っ た こ と は 医学的妥 当 性 が な い。 0児頭 の位置 が ど の 辺 り ま で 下 降 し て いれ ば、 吸 引 分娩 を施行 し て よ い か と い う 吸 引 適位につ い て は、 十分 な コ ンセ ンサ ス が得 ら れて い な い の が現状 で あ り 、 「産婦 人科診療ガイ ド ラ イ ン 2 0 0 8 」 で は 、 「児頭が嵌入 し 、 十分 に 下 降 し て い る 」 状 態 と さ れ て い る 。 し か し 、 本事例 の 吸 引 開 始 の 際 の児頭 の位置 は診療録 に 記載 が な い た め 、 吸 引 の ′ ' 称 行 の 判 断 に つ い て 、 評価す る こ と “ ま で き な い。 ○胎児 心拍 数 陣痛 図 で は胎児 に 大 き な影響 が あ っ た と は判 断 さ れず、 診療録 の 記載 - 44 - も な い た め 、 吸 引 分娩の適応 につい て の 医学的評価はで き な い。 ( 2 ) 吸引 分娩の 回数 と 総牽 引 時間 に つ い て ○ 吸 引 分娩の 開 始か ら 児娩出 ま で 7 2 分 を要 し た こ と は、 帝王切 開 術の準備 の 時間 を考 え る と 、 診療所 と し て は一般的 で あ る と す る 意見 も あ る 。 しか し 、 胎児」 封自数 陣痛図上、 低酸素状態が持続 し、 児 の状態 の悪化が考 え ら れ る こ と 、 分娩時に 2 名 の 医師が立 ち 会 っ て い る こ と を 考 え る と 、 吸 引 分娩の施行か ら 帝王切 開 術の決定 ま でに 4 5 分 を要 して お り 、 吸 引 分娩開始か ら 2 0 分経過 し た時点で分娩方法 の 見直 事例の状況下で 1 1 額夢 "力 ら2回皺の牽境数の馨の日 掠 での縦してはや 。5 7分間に及ぶ舒2 3回嶬は為も嚇しノ胎児圧出法の鰄妥当で し を行 わな か っ た こ と は一般的 でな い。 む を得 な い選択 の ひ と つ で あ る 。 なし 、 ( 3 ) 吸 引 分娩 と ク リ ス 諾 し た 後 に分娩 O ク リ ス テ レ箋 方法 の 見直 怯玉 じ げ も つ と、 2 が み ら れた と 判 断 し て い る 。 し か し 、 に し、 と 力ゞ 寒 ク リ ス 0 双胎 、 してし 引 分娩後 も ク リ ス テ レル胎児圧 出法 か ら 逸脱 して い る と 判断 さ れ る 。 し 、 8 0 拍/分の徐脈 を認 め た が 、 児 ら れて い る こ はい し な い。 し た が っ て 、 上記判断に基づ き 吸 引 分娩、 を続行 した こ と は、 医学的妥当 性が ない。 児 の分娩 に 際 し て の ク リ ス テ レル胎児圧 出法併用 の 実施 4 ) 今後の産科 医療向 上 の た め に分娩機関 が検討すべ き事項 原因分析報告書 に おい て 、 「 当 該分娩機関 が検討すべ き 事項= こ記載 さ れた 内容 を以 下 に 示す。 - 45 - ○ 分娩第 I 期 後 半 お よ び分娩 第 n 期 に お い て 胎 児機能不全 と 診 断 さ れた 場合 、 当 該 分娩機 関 に お け る 急速遂娩の 方法 と 基準 につ いて 、 改 め て検討すべ き で あ る 。 「産 婦人科診療ガイ ド ラ イ ン産科編 2 0 0 8 、 2 0 1 1 」 に は 、 吸引 分娩の適応 が記載 さ れて い る 。 適正 な標準的産科診療 を行 う た め に 、 ガイ ド ラ イ ン を 遵守 し た診療 を 目 指すべ き で あ る 。 ○ 「産婦人科診療ガイ ド ラ イ ン産科編 2 0 1 1 」 で は 、 吸 引 分娩 を施行す る 際 、 児 頭が嵌入 ( S p 士 o c m) し て い る こ と が勧 め ら れて い る 。 吸 引 分娩 の適応 と 要 約 を 再検討す る こ と が必要 で あ る 。 喫煙鰹繊麗鱗凝瀞雙淺遜雙翹廳葭濃霧 。劇.纐霧雅鱗讓舞鎌総評詫幾群舞聡 から考えて、 この時点穣覇会鷲鷺議匙麹酵飜議轢き 能力 を養 う 必要 が あ る 。 い た と 言わ ざ る を得 な い。 載す る 必要 が あ る 。 離職費 ( 2 ) 吸引分娩の回数 と 繹弓 I時間極麩つ 鮨亀驚纖麩迩参篭 o吸刻鑪蜜譲饗瓣讓衡轆潔濃轆顫覇朧鬱癬耽る こと も念頭に熱な ど ち ら も 不 可能 な 状 況で あ れ ば、 母 し 吸弓 と に な っ た場合、 緊急度 は さ ら に 上昇 不成功 時点 が 急速遂娩 の 開 始 時刻 で る。 ( 3 ) 吸引 袋 藤 ク リ ス 蓑 ル胎児圧 出 法の 併用 に つ い て ○ ク リ ス テ レル臍堤鰯症出法、 吸 引 分娩等 は 、 確実 に娩 出 が 可能 な状況で行われ る 手 技 で あ る 。 こ れ ら の方法 に よ る 介入 は 、 胎盤循環 を悪化 さ せ、 胎児 の 低酸素状態 も 悪化 さ せ る 可能性 が あ り 、 施行 に あ た っ て は基準 を 順守す る こ と が 強 く 勧 め ら れる。 ○双胎 に対す る ク リ ス テ レル胎児圧 出 法実施 につ い て の 適応 ・ 要約 の 検討が 望ま れ る 。 と く に 、 第 I 児分娩 の 際 の ク リ ス テ レル胎児圧 出 法 は 、 第 肛 児 の胎盤循環 に 影響す る 可能性 を 考慮 し 、 慎重 に 実施す る こ と が望ま れ る 。 - 46 - 5 ) 学 会 ・ 職能 団 体へ の 要 望 原因分析報告書に お いて 、 「わ が 国 に お け る 産科医療 に つ いて検討すべき 事項」 に学 会 ・ 職能 団 体 に対 し て 記載 さ れた 内 容 を 以 下 に示す。 ( 1 ) 吸 引 分娩の 適 応 と 施行す る 際の 条 件 に つ い て 0 吸引適位 (吸 引 分娩 開 始の児頭の位置) につい て も 検討す る こ と が望ま れ る 。 ○鉗子 分娩の適応 と 比較 し て 、 吸引 分娩 で は児頭が S p 十 2 c m よ り やや高 い位置 る。 努翼解離磨ぎ"百票婚蒐賞鼈総裁礎"濱 も含めて、 これらの基準 ( 2 ) ク リ ステ援護蓼嬰児圧穐鞘併用穐※ざ の調 査 を 実施す る こ と が 望 ま れ る 。 〇ク リ 兆 ○ク リ ス ( 3 ) 幅 状雌腹下 h 鼈ら い て ○ 吸 引 分娩後 2 4 時 間 は 、 児 を 十分 な監視下 に置 き 、 幅 状鰹膜下血腫の 有無 な ど 、 児 の状態 を 注意深 く 観察す る よ う 周 知す る こ と につ い て 産婦人科診療ガイ ド ラ イ ン を わ か り やすい も の に 改訂す る 努力 が 望 ま れ る 。 ○幅状腱膜下血腫に 関す る わ が 国 で の 全国的 な実態調査 を行い、 ど の よ う な吸 引 分 娩 の 手技がハ イ リ ス ク で あ る かを解明す る こ と に 関 し 、 産婦人科診療ガイ ド ラ イ ン を わ か り やすい も の に 改訂す る 努力 が 望 ま れ る 。 - 47 - ( 4 ) そ の他 ○ 吸 引 分 り に伴 う 曰 歴 な ど の記述 を よ り 充 せ る こ と に つ い て 、 生婦人事 診 ガイ ド ラ イ ン を わか り やすい も の に 改訂す る 努力 が 望 ま れ る 。 ○ 吸 引 分娩 を 経験す る 可能性の あ る 妊産婦すべて に 対 す る 事前 の 情報提供 と 、 そ れ に 関 す る 理解 の確認 を 実施 し 、 必要 時 の 同 意 が 十分 な 理解 を 前提 と し て行 われ る 体制 を検討す る こ と に つ いて 、 産婦人科診療ガイ ド ラ イ ン を わか り やすい も の に 改訂す る 努力 が 望 ま れ る 。 6 ) 国 ・ 地方 自 治体へ の 要望 原因蜥報籍“と おし・ て ・ 「 わ が国における産 戦製幇べき事項」 に 国 ・ 地方 自 治体 に 対す る 記載 は な い。 - 48 - 2 . 吸 引 分娩 お よ び ク リ ス テ レ ル胎児 圧 出 法 に 関 す る 現況 ( 1 ) 吸 引 分娩 に つ い て 吸 引 分娩は、 分娩第 肛 期 に分娩が遷延 し娩 出 で き な い場合、 お よ び胎児心離 に異常 を き た し た場合に有効 で あ る 。 吸引 分娩の手技 は比較的容易 で あ り 、 産科医 を 志 し た 医師 の 多 く が初 め て行 う 産科手術の 1 つ で あ る 。 しか し 、 適応 を守 ら ず、 児頭 の 回旋 を 十分 に把握 し な いま ま 施行す る と 、 児 に対 し て は幅状朧膜下血腫や頭蓋内 出血 な ど △ ‘逸事主 を き 寿オ ン レ ポ あ の ヰ 形爵体 だ対 L れ才稲管裂傷鱗聴 . 令 陰型傷か が の 合 ルー◆ 仏 じ んノ ー “ “ ノ 、 ◇ ~かげ t〕ん ) \い圦 ロ 護嫌が “ ^ 跡h" い 一 ヲ 日 併症 を き たす こ と も あ る 1 ) ~3) 。 一 . ・ Vハ . ‐‐ ---'/“-縁+ …' 」 ‐ ' ‐ 鱗簾麩、 ^ 」 - - ハ ノ逞 い hド P 引 分タ兜 にっいて は、 1産婦人科診療 ガイ ド ブ イ !得鷲餅糊 藁身 1 1 」 “ で取 り 上げ ら れて お り 、 以 下 の記載 が あ る 。 【 産婦人科診療ガイ ド ラ イ ン‐産科編 20 1 l 甥下甦国節が行 う ≦B} ‐ 包 隈割 に 鐙辛 に よ る分娩中 銭 以下の掘台 臘麩甕顔聽~ 拗 l 時間 く 吸引 力 “ 豆初回麓指 時就か 僞 穣醸回仲贓 B 髓 鹸群艫 分を 蛭える 鸚省 燕 鉗子分蟯碎 姦 い【謠 幇王切開を術 蓼 (蝦 団 乳 期引分撻維奪副購嗣 呂0 葡以内 摯軌 鰭割 姉{獨瞑国 教碑禽 ゆる) 勝 脣 回ま で と し , G 園以上隅行わ窒』" {蠣國分読網睡眠 巨 胃焉象i囃 し--捧) 並野 呂. 銅器分娩慰ま 出 屈部. 僻癰 {慨艫) ‘ 低い事理 (中位) 拝 辞いて ‘ か 許 前方 占鶏頭鮑褥 解状窿禽 稍離園 日蓮を、幅台 (母 体 鞘役経 に理願実状鰹の点 す鏑 月鰭瀞 4 5 座乗議} 掟雄 いて の繋行葎蝉難些診 る . 図轉買舘 に対する鍋野趣高い中 藤の錨手隅 輔lE 容態蹟 幅 胃錬 し飽者霜樋行 衰 死 鰺輻蝉する 藍 と 群蟹蜜で極 を ‘ く 団 注) 「産婦人科診療 ガイ ド ラ イ ン - 産科編 20 1 1 」 の Answer の 末尾 に記載 さ れて い る (A, B , C ) は、 推奨 レベル (強度) を示 して お り 、 原則 と して 次の よ う に解釈す る 。 - 49 - A : (実施す る こ と 等 が ) 強 く 勧 め ら れ る B : (実施す る こ と 等が) 勧 め ら れ る C : (実施す る こ と 等 が) 考慮 さ れ る (考慮の 支援象 と な る が 、 必ず し も 実施 が 勧 め ら れて い る わ け では な い) ( 2 ) ク リ ス テ レル胎児 圧 出 法 に つ い て ク リ ス テ レル胎児圧 出 法 と は、 術者 が妊産婦 の 子宮底 に 当 て た手に体重 を か け 、 陣 痛 に合 わせて胎児 を 押 し 出 す手技 で あ り 、 吸 引 分娩 と 併用 さ れ る こ と が多 い。 合併症 を行 う こ と が必要で あ る 5) 。 エ ビデンス が乏 しいのが現状であ り 、 マ 鬘 ・ 證 いるo 電極 - 50 - * 雫 3 . 再発 防止 お よ び産科 医療の 質の 向 上 に 向 け て 分析対象事例 の 中 に は、 吸 引 分娩施行 に あ た り 、 ①吸 引 分娩の適応 と 吸引 分娩を施 行す る 際 の条件、 ②吸 引 分娩の 回数 と 総牽引 時間 、 ③吸引 分娩 と ク リ ス テ レル胎児謳 土 出法 の併用 につ いて 、 課題が あ る 事例が あ っ た。 ま た、 出 生 し た児が幅状朧膜下血腫 を発症 し 、 状態 が 悪化 し た事例 が あ っ た。 吸 引 分娩 は、 分娩第 n 期 に分娩が遷延 した場合、 お よ び胎児′ に舶 に異常 を き た した 場合の 急速遂娩 に有効 な方法であ る 一方、 児 に対 して は幅状腱膜下血腫や頭蓋内 出血 “ の今惟症 は " 彬 爵休ん 7上寸 lね斗額管型襁 院 . 全 陰刻蟹群像 がの合 併症 を き 彬才 ン キ 巳 選午~ - “ 《掌霧海容に" 聡等昂儘霧流儀{宝中談淺費鯰 テ ラ品擶穴燕毎をふ前 あ る こ と か ら ・ 再発 防止お よ び産科医療 の他賞 の 回淘孃襲撃 、 ・ H奴 引 力湖"聞旭= “干り 断を適切 こ"テい、 適切 な方法で吸 引 分娩 を行 う こ と 篝 弘彬謨多希$護取 り ま と め た。 1 ) 産科 医療 関係者 に 対 す る 提言 u か ら の教訓 と し て 「産婦 産科医 療 関係者は、 吸 引 分娩施行 に 人科診療 ガイ ド ラ イ ン‐産科編 2 下 の こ と を徹底 し て 行 う 。 引 分娩 を行 う 。 : 市 の指導下で 医師 が行 う 。 ョ ン、 児頭回旋な ど の 菱 吸引分 ソ : ま た、 吸引 て は、 : 分娩進行薄 守 る こ と が重要で あ l ; る。 勢幾概観の 見直 し を行 う 。 (ス テ ー シ ョ ン 0 ) して い る 」 状態で あ っ , は 、 他の方法 で の急速遂娩が 必要 と な り 、 しか l て い る た め 、 早急な対応が必要 と な る 。 「産婦人 l 2 0 1 1 」 では、 吸 引 分娩総牽引 時間 2 0 分以 内 、 l ルを推奨 して い る が で あ っ て も 随時分 ; 吸 引 鎌 簿鷺錮数剖窮莪内ノ“ルを推奨 が、、 それ以 内 内であ : 娩方法のが霊魁籤鰯 こ と が重要であ る 。 ま た、 吸弓 l分娩を行 ぅ 蔑ま、 帝王切 l 開術への移行選よ び新生児の蘇生が必要こ な る 可能性を念頭に入れて準備 をす l l る と と 潟 こ 、 施行す る に あ た り 必要 な人員 を集 め て お く 。 さ ら し こ 、 急速遂娩 は l 熱 ・つ必要 に な る かわ か ら な い た め 、 各分拶鰯錦設 な り の シ ミ ュ レー シ ョ ン を行 う ; l な ど、 日 ごろ か ら 準備す る こ と が重要で あ る 。 ( 3 ) ク リ ス テ レル胎児圧 出法 の 併用 は、 胎児 の状態 が悪化す る 可能性が あ る こ と を認識す る 。 「 数回の-葹詣で分擬と至る-古考支 ぢ れる芝芸能のみ施行仁一 漫然 古施行む差水 1 : こ と が 重要 で あ る 。 - 51 - ( 4 ) 吸 引 分娩 に よ り 出 生 し た 児 は 、 一 定 時 間 、 注意深 く 観察す る 。 - 吸 引 分娩 が 行われた事例 の 1 9 件 中 2 件 に 出 血性 シ ョ ッ ク を き た す ほ ど の 幅 : l 、が胡座膜下血腫が発生 し て い る 。 1 件は 、 出生約 2 時間 後 をこ 出血性 シ ョ ッ ク が診 l ; 断 さ れて お り 、 も う 1 件 は 、 出 生約 4 時 間後 に 出血性 シ ョ ッ ク が診断 さ れて い l : る 。 吸 引 分娩 を こ よ り 出生 した児 は、 一定時間十分な監視下 に置き 、 幅状腱膜下 i も血腫の有無な-& -注意深≦ 観察せ-る こ と が必要淹透蓬丸 一 - - - - - - - - - - - - - - - - - 2 ) 学会 ・ 職能 団 体 に 対 す る 要望 (1) るこ と 産科 医 が 吸 引 を 要望す る 。 ( 2) 日 本産科婦人科学会 、 日 本産 科編 2 0 1 1 」 を 会員 に 周 知 す く3) 日 本産科婦人科学会 、 日 科診療 ガイ ド ラ イ ン - イ ド ラ イ ン‐産 り ま と め ら れ こ 「産婦人 ・ 鉗子分娩 の 適応 と 要約 、 と し て 「児頭が嵌入 ( ス お よ び、 施行時の注意錢 テーシ ョ ン 0 ) してい しか し、 S p 十 2 c m ま . 事例 も あ る こ と か ら 、 吸 、討す る こ と を 要望す る 。 参考文 献 1) 2) 2 1 版 , 東京, 文光 堂, 2 0 08 , 40 3 分娩 の 生理. NEW 産婦人科学改訂第 2 版 , 東京 , 3 ) 坂元正判衾秦野正彦, 謙治灘ニ , 監修 プ リ ン シプル産科婦人科学 2 , 東京, メ ジかレ ビ ユ き離農1 99鰯廉94. 4 ) 日 本産科婦人纐鼈磯デ 日 本産婦人科医会, 縞. 産婦人科診療ガイ ド ラ イ ン産科編 2o 1 L 東京, 日 本遷菱婦人科学会事務局 20 1 1 , 18 1 . 5 ) 坂元正一 , 水 野正彦, 武治ミ雄二 , 監修 . プ リ ン シ プル産科婦人科学 2 , 東京, メ ジカ ル ビ ュ 一社, 199 8 , 6 85 , 6 ) 日 本産科婦人科学会 日 本産婦人科医会, 編 . 産婦人科診療ガイ ド ラ イ ン‐産科編 2 0 1 1 . 東京, 日 本産婦人科学会事務局 , 2 0 1 1 , 1 8 2 一 1 8 3 . - 52 - = - - 艦 載! 薹轟蘂 易J 灘 薹 ;揺 宮 臟 一 口 ~ 1 . 原 因 分析報告書 の 取 り ま と め 1 ) 分析対 象事例 の 概 況 公法美 した事例 7 9 件の う ち 、 常イ瑚台盤早期剥離 を認 め た事例が 2 0 件 あ り 、 こ れ ら を分析対象 と し た。 分析対象事例 に み ら れた背景 は表 1 の 通 り で あ る 。 2 0 件 の う ち 、 妊産婦が 自 宅で腹痛や性器 出血等の 変調 を認識 した事例が 1 4 件、 要 し た事例 が 9 件 あ っ た (表 2 ) 。 お よ び リ ト ド リ ン旗 面識塩 が 処方 さ れた も の と し た範 注1 ・ を も と に取 り ま と め てお り 、 注2 な かっ た も ので あ る 。 変調 を認瀬議 して か ら 連絡ま で の 時間 件数 で の 時間 3 1 時 間 以 上 3 時 間 未満 4 3 0 ・ 上 1 日、 日 2 、 3 - 53 - .{ 2 ) 事例 の概要 分析対象事例 2 0 件の う ち 、 特 に教訓 と な る 2 件 の 事例 を 以下 に 示す。 こ れ ら の 事 例 につ いて は、 原 因 分析報告書 の 「事例 の概要」 、 「脳性麻痺発症 の原 因」 、 「医学 的評 価」 、 「今後 の産科 医療 向 上 の た め に 分娩機 関 が検討すべ き 事項氾 を も と に 、 常位胎盤 早期 剥離 に 関連す る 部分 を 中 心 に記載 し て い る 。 【事例 1 1 妊産婦 は 1 回 経 箋産婦で あ り 、 妊婦健診 を 定期 的 に受 け て し 貧血で治療 を 受 け た が 、 そ の 他 の 異常 を 認 め な か っ た 。 妊 の子宮収縮を認め 、 子宮収縮抑制薬 ( リ ト ド リ ン塩酸蠣搦驚 ていた。 女鰯娠 3 5 週 1 日 に妊産婦ま下腹痛で 目 が覚 縦爵呼 子をみていた。 性器出血がみ られ腹痛 も増強 した羞 弱診療 院する よ う に指示 さ れた ので、 自 家用 車で受酸淺鬱畦 う と し 困難 と な り 救急車を要請 した。 診療所へ到臓酵祭こ の は、 下 器出血が み ら れて か ら 3 時間後 で あ っ た鱗診療所で靴嬢頚 今 回 の女戟辰経過 で は、 4 週 3 日 の 健診 で軽 酸度 方 さ れ 自 宅 で安静 に し し て様 し た 。 直 ち に来 痛の た め移動 為7 時間後 、 性 当 該分娩機 関 へ母体搬送 と な っ た 。 鋼尚性麻痺発症の原因〉 本事例 に お け る 脳性麻痺発症 の た め に 生 じ た 胎児低酸素性虚 因 は不 明 で あ る 。 (医学 的評価) 妊娠 中 か ていた と 判 が 出現 し 、 に よ る 胎盤循環 障害、 そ 、。 常‘湖罐杢早期 剥 離 の 原 -*蹄ハ 妥 当 な 管理が 行われ 妊娠 -議週 1 日 、 妊産婦 は下腹痛で 目 覚 め 、 出血 出現か ら 3 時間後で あ る 。 診 よ う “ こ 指示 し て お り 、 そ の 対 と 考え 事颯 る が 、 ど ん な に 注意 し て も 常イ湖鑪 盤早 期剥離の よ “隆礬急事態 幟, 、然発症す る こ と が稀では あ る が存在する 。 妊婦健診や母 親学級 な どで姪魔降期の礬臨な症状、 徴候 と それ ら への対応"こっいて指導、 教育する こ と は重要であ り、増轆湊舞戴こっ いて はいっで も 電話で相談こ応 じ る シス テ ム な どの 整備 を充実す る こ と ガ鞄まれ る。 本事例ま、 妊娠 3 4 週で腹痛のた め外来受診 して い る 。 こ の 時期 の腹痛で最 も 危惧 さ れ る の が 常イ湖台著盤早期剥離で あ る こ と か ら 、 子宮収 縮抑 制薬 の 処方 に 際 し 、 よ り き め の 細 かい 個別指導が 重要 で あ り 、 そ の 充実 を 検討す る こ と が望ま る - 54 - 1 回経 鞄産婦。 妊婦健診 を 定期 的 に受 け て い た。 妊娠 3 9 週 3 日 、 自 宅で多量の 出血 がみ ら れ、 2 0 分後 に 当 該分捗鰯幾関へ連絡 し、 連絡か ら 3 5 分後 に受診 し た。 妊産婦 に よ る と 、 4 時間 半ほ ど前か ら あ っ た痛み を 、 そ の 時は陣痛 ま た は下痢か と 考 え 、 ト イ レ に行っ てみた り 横に な っ て みた り し 、 「ま だ電話する に は早い か」 な ど と 考 え な が ら 時間 が過 ぎ、 い よ い よ 我慢 で き な く な り 、 電話を し よ う と 立 ち 上が っ た と こ ろ 出血 し た と さ れて い る 。 入院時、 胎児心拍 数陣痛図 で は 6 0 拍/分の持続性徐脈が認 め ら れた。 超音波 断層 法 の所見等か ら 常イ湖台盤早期剥離が疑われ、 受診か ら 4 2 分後 に帝 王切開 に よ り 3 1 7 0 g の 児 を 娩出 し た。 鋼 菌性麻痺発症 の原 因 〉 き教養蓼 職能団体 に対 して) 〉 麹諺観に異常 を疑 う かが 、 児 のみ な ら ず母 を麓 じた 時に は、 かか り つ け 医 に なるべく 一 つ で あ る 下腹痛 と 陣痛 は 区別 が 難 しい こ " 学級な ど に お い て 、 注意すべ る こ と は重要 で あ り 、 妊産婦へ の き 症博 多 影 た り 、 救命 して も 脳性麻痺 に な る 危 国 定知 ら せ、 そ の可能性が疑われた場合 に は早急に受 通 じ た啓発 が 望 ま れ る 。 つ い て検言渭‐べ き 事項 (国 ・ 地方 自 治体に対 し て) ) 早期診断に 関す る 研究、 啓発運動 を財政的 に支援す る こ 3 ) 分析対象事例 に お け る 医学 的評価 原 因 分析報告書 に おいて 、 「 医学的評価」 等 に記載 さ れた 内容 を 以 下 に示す。 - 55 - ○ 下腹痛、 出血が 出現 し 、 腹痛 も 増強 し て い る が 、 診療所到着 はそ の 3 時間後 で あ る 。 診療所は妊産婦か ら の連絡 に対 し、 直 ち に受診す る よ う に指示 して お り 、 そ の対応 は妥 当 と 考 え ら れ る 。 ○胎動 自 覚消失 と 強い月曼痛 を訴 えて お り 、 臨床症状か ら 常イ湖舘盤早期 剥離 を 疑 う こ と が 可能であ る 。 家族か ら の電話連絡を受 け て 直 ち に受診す る よ 引 こ指導 した こ と は 適確 で あ る 。 ○妊産婦 の 多量 出 血 につ い て の 電話相談に対 し、 直ち に受診す る よ う をこ指示 した 対応 は 医学的妥 当 性 が あ る 。 ○妊産婦か ら の連絡 を 受 け 、 胎動 の 有無に 関す る 問診 の結果、 受診 を促 し、 受診後 に 綱 は不 明 で あ る た め評価で き な い。 4 ) 今後 の 産科 医療 向 上の た め 原 因 分析報告書 に お い て 、 「 に 示 す。 等 に 記載 さ れた 内 容 を 以 下 と 、 突然発症す る 常イ湖捲 、 て 指導 ・ 教育す る こ と は重要で あ り 、 不 " じ る シ ス テ ム な ど の整備 を 充 実す る こ と 安 な 点 に つし し 、 そ の 可能性 が 疑 われ た場合 よ う 、 妊産婦へ の 教育、 指導 を行 う こ と が し、 シ とか 察 し で は、 早産期 の腹痛 で最 も 危惧 さ れ る の が 常イ湖台盤早 よ り き め の細 か い個別指導が重要であ り 、 そ の 充実 を 検討 する こ と リ ス ク 因 子 で あ る 。 妊産婦へ の 適確な 禁煙指導 が 望 ま れる。 5 ) 学会 ・ 職能 団 体へ の 要望 原 因 分析報告書 に お い て 、 「 わが 国 にお け る 産科医療 に つい て 検討すべ き 事項」 と し て 、 学会 ・ 職能 団 体 に対 し て記載 さ れた 内容 を 以下 に示す。 - 56 - ( 1 ) 妊産婦 への 側睦指導 ○ 常イ湖台盤早期剥離 と い う 疾患 に つ いて の情報提供 と 初発症状 に 関 して 周 知 を行 う こ と が 望ま れ る 。 ○ 自 宅で起 こ る 常イ湖台盤早期剥離に 関 して 、 妊産婦 自 身が そ の発症 を早期 に 疑い 、 早期 に連絡 し た り 受診 し た り で き る よ う 、 教育や指導 を行 う 体制 を整備す る こ と が望ま れ る 。 ○妊婦健診や母親学級な ど にお いて 、 注意すべ き 症状や兆候 と それ ら の対応 につい て指導 ・ 教育す る こ と は重要で あ り 、 妊産婦への教育や指導の た め の ガイ ド ラ イ ン等 の 作成 の 検討が 望 ま れ る 。 o喫煙の影響こついて積極的に広報し・ 妊産婦と概要纖り巻く 翳内での禁煙 指 導 を推進す る 必要 が あ る 。 ○夢蝋煙霧勢隊夢現捩裳令錮雑感彎隣並 ぶ蟹熟慮韶麻痺にな ど を 通 じ た啓発 が 望 ま れ る 。 6 ) 国 ・ 地方 自 治体へ の 要望 、 て検討すべ き 辱ロ頁」 と し て 、 国 ・ 地方 団 搦藤に対 して謎話 さ れだ報 、 を以下 に示す。 け る こ と の 大切 さ を 広 く 女性 に 教育 に と っ て 過度 の 経済的 な 負担 と な ら な い よ う と も 継続 し て い く こ と が 望ま れ る こ と が望ま れ る 。 - 57 - 2 . 常位胎盤早期 剥離 と 保健指導 に 関 す る 現況 1 ) 常 位胎盤早期 剥 離 に つ い て 常f湖台盤早期 剥離 と は 、 正 常位置 (子 宮体部) に付着 し て い る 胎盤が 、 妊娠 中 ま た は分娩経過 中 の胎児娩出 以前 に子宮壁か ら 剥離す る こ と 1 ) を い う 。 胎児 は 、 胎盤 を介 し て 母体か ら 酸素や栄養 を 供給 さ れて い る た め 、 胎盤 が 先 に 剥 離 す る と 、 胎児へ の 酸素供給 が 不十分 と な り {氏酸素状態 と な る 。 児 の 予後 は胎盤剥 離面 と される。 さ れて い る 。 そ の解説 に は 、 常‘湖台 多 い こ と や、 常f湖台盤早期 剥 離の既 て い る 。 そ の 他 、 日 本産科婦人科学 会周麓翹矮員会周藤 鬘赫事業幟嚢割こ ま る と 、 妊娠高血圧症候群の妊産婦ま縦湖台 盤早期副護睦発症率が 4橇4 5 イ捜 さ れて い か) 。 ま た、 喫煙をこ 関 して は轍湖台盤早 期剥離の り 蒐隆ぜ 1 . 3 溺野) であ る と い う 報告や、 1 . 4 か ら 2 . 5 倍4) 5) 6) で あ る と の報告 も礬溺鬼禁煙灘鸚産婦が 自 ら でき る 行動であ る こ と か ら 、 喫煙 して い る妊 産婦 こ対 し て は積滝笠鞠嫌 騨漿健指導が必要であ る 。 したが っ て 、 轍湖落盤早期剥離の早期発見 ・ 予防こつな げる た め に は、 こ れ ら の危 険 因 子 を 念頭 に 置 い た 妊婦健診や分娩 管理 が 必 要 で あ る 。 そ の た め に は妊産婦 が適切 な 時期 ・ 間 隔 で妊婦健診 を 受 け る こ と も 重要で あ る 。 - 58 - 2 ) わ が国 に お け る 保健指導 に つ い て 母性 、 乳幼児 に対す る 健康診査及び保健指導 に 関す る 実施要領 (平成 8 年 1 1 月 2 0 日 児発第 9 3 4 号厚生省児童家庭局 長通知) に お いて 、 母子保健の 向 上のた め に は、 母子保健に 関与す る 職種 の すべて が一致協力 し、 母性ま た は乳幼児 を め ぐ る 問題 に対 し て 、 多方面か ら 総合 的 な指 導や助言 を行 う こ と が 必要で あ る と さ れ て い る 。 ま た 、 市町村保健セ ンタ ー等 を 活用 しつ つ 、 保健所、 医療施設 、 助産所、 公共団 体、 地 区組 織等すべ て の 関係機 関 が 、 役 蜷“分担 を 明 確にす る と と も に 、 それぞれが 有機的 に連携 し う る よ う 、 糸軸栽 的 な 体系 を整備 す る 必要 が あ る と さ れて い る 。 母子の健康増進 に は、 母子お よ びそ の家族が健康の 向 上騙鬱 し、 知識 と 理解 を も っ と と と も に 、 専門 的知識を有す る 者 に積極的 に指導 を受 癩夢麩 ら に こ れ を 日 常生活 に 活か し て健康的 な生活の 実践 をす る こ と が重要で あ る参議従魅基 い る 。 そ の た め に 、 母 子 が気軽 に相談 を受 け ら れ る 場所 と 時間 を設定す る 鬘撻 緑 袈轤肇 目 が主体性を持 っ て る と さ 健康管理 を 行 う こ と が で き る よ う 、 適 れて い る 。 特 に 、 疾病 ま た は異 常 の 早期発見お す で に 存在す る 場合 に は 、 た だ ち に相 と も に 、 各 関係機 関 の 連絡 を密 に し 、 」 、 こ と な ど が必要 と さ れて い す ( P . ○) 。 健康状況や 日 常生活 に お け る と さ れ る 妃轉辰 る 。 妊娠時お よ び分娩時の保鰹鱗廉裟 母子健康手鴎こ は、 妊娠、 分娩麓費 ア ドバ イ ス な ど につ い て 記載 さ れ穫護数 高血圧症候群、 喫煙 に 園鹸慰ま、 「飛義 の食事」 な 裁 こお城灘群礎韓虞 ら れ煮誌 増#こ め に」 や 「妊娠 中 と 産後 し て は 、 「妊娠 中 の 喫煙 は、 し、 胎児 の 発育 に悪影響 を 与 切迫早産、 前期鍍探そ 繖湖台斧磁“ 副 え ま すJ と 記載 靴蘂 禁撻蓋が値廃れ れて し - 59 - 母 、 乳 児に対 〆・ す る 健 康診査及 診 及 び保健指導に 呆 日 尋 に 関す る 実施要領 要 ((平成 平 8年1 1 月 【母性 乳幼児 2 0 日 児発第 9 3 4 号厚生省児童家庭局 長通知 ) 一部抜粋】 第 四 妊娠 時 の 母性保健 保健指導 ① 妊娠月 ・ 週 数、 分娩予定 日 を 知 ら せ、 妊娠否観認時 の諸検査及 び定期健暁蕁潴診査、 母親学級等 の意義 を議閣議 さ せ、 こ れ ら を も れ な く 受 け る よ う 指導す る こ と 。 ② 妊娠、 分娩 、 産褥及び育児 に 関 す る 具術的知識 を あ た え る こ と 。 ③ 医師 、 助産婦等 に連絡 を要す る 、 流 ・ 早産、 妊娠 中 毒症等 の女鋤螂箋渦 中 の異常徴候 を妊婦 自 身 の 注意 に よ り 発見 し う る よ う 指導す る こ と 。 妊娠 中 の 生浩平の 沖音- 鮮 猪象事 の飢理嘴簇 ‐ 勤務豆 は 白 家輯 砦俺 の場合 の 労働 に 閏す る 具 …ハ ー レ ー開一シ 開い N 一か" 〉ん汕“# 、 執“^ … 日 震盪薪 が }"] 〉 ん ゑ “ Wノ シ ハ 体的 な指導 を行 う こ と。 ⑤ 栄養所要量 を も と 萃 こ 日 常生活 に即応 し た栄養 の摂取及 ~撻簾 解璽鐺 史 全般 に わた っ て指導 し 、 貧 血、 妊娠 中 毒症、 過剰体重増加 の 防止等 々 ⑥ 妊娠 中 の歯 ロ 清掃法、 歯科他輻診査受診 に つ い て指導す ⑦ 母乳栄養 の重要性 を言梯識 さ せ、 そ の確立 る こ と。 ⑧ 精神の健康保持に留意 し、 妊娠、 分娩罐」 ⑨ と 。 ま た 、 早期 に相 談機 関 を 活用 し て 間 妊娠堀 、 母子健康手帳、 健康保 険の給付、 出等の各種制魔こついて指導瀕鬘魅こと 。 0 健康多食の結果“こついては・ 鰔壤 覊ぷ 族似役割 分娩を担当競る 医師又“識 立 児が いる場合 難 爵轡砦*幟 意尊頭数 る こ と。 出 生届 、 低 出 生体重時の 届 る よ う 協力 を求 め る と ン と。 定、 分娩時 に お け る 家 既に幼 と。 第五 保健 ⑫ こ と。 除去す る よ う 指導す る こ と 。 ぴ と の 間 に十分な説明 と 納得が 得 ら れ る こ と。 ⑮ ⑯ 行 に応 じた 自 覚徴候 に つ いて 指導す る こ と 。 =蹴民 、 排尿 便、 陣痛、 腹圧 、 呼吸法等) につ いて指導す いて指導 る こ と 。 よ う 指導す る こ と 。 - 60 - 3 . 再発 防止 お よ び産科 医療 の 質 の 向 上 に 向 け て 分析対象事例 に お け る 妊産婦が認識 した変調 と して は 、 腹痛、 性器出血、 腹部 の 張 り や繋満が多 く み ら れ、 そ の 他 に は月鸚痛、 胎動消失、 め ま い、 便意 な ど を認識 し た事 例 も あ っ た。 常イ湖能盤早期剥離 と して代表 的 な症状で あ る 腹痛、 性器出 血 は、 切迫早 産徴候お よ び前駆陣痛、 陣痛、 産徴 と い っ た分娩徴候 と の判別が難 しい こ と が あ る 。 今 回 の分析対象事例 におい て も 、 自 宅 で妊産婦 が変調 を認識 し て か ら 分娩機関 への連 絡 ・ 受診 ま で 時 間 を 要 し て い る 事例 が あ っ た。 婦 健診 を 受 け る こ と な ど の 見 につ な が る こ と か ら 、 再 ま と め た。 ま た 、 分析対象 の う て 、 表 4 に取 り ま 燃 と も に急速に状態 が悪化す る 重篤 な疾患 ること る 胎盤が先 に 剥離肘' る こ と & こ よ り 、 : ・ 一方、 母体 も 出血多量 に よ る シ ョ ッ ク な ど重篤 な状態 と な る こ l も に急速 に状態 が 悪化す る た め 、 迅速 な対応 が 必 ; 1 0 0 0 分娩 あ た り 5 . 9 件で あ る と い う 報告 が あ る 。 ( 2 ) 代表 的 な初期症状は腹痛 と 性器出血であ り 、 こ れ ら の症状は切迫早産徴候や分 娩徴候 と の判別が難 しい こ と が あ る 。 常イ湖盤 盤早期 剥離が疑わ しい時、 ま た は 自 身で判断に 困 る 時、 特 に常イ湖髭盤早期剥離の危険因子 と さ れ る 妊娠高血圧症 候群、 常イ湖台盤早期剥離の既往、 切迫早産、 外傷 に該 当 す る 場合 は、 早急に分 娩機関 に連絡 し受診す る 。 ( 3 ) 常イ胡錢盤早期剥離の危険因子 を 予防 ・ 管理す る た め る こ 、 お よ び常f湖台盤早期剥 離の徴候 を早期 発見す る た め に 、 適切 な 時期や間 隔で妊婦健診 を受 け る と と も - 61 - t・ ぎ に 、 自 己 管理 を 心 が け る 。 ・ . ・ - ‐ - ■ - - , 一 - - - - - - - - - - . - - ・ 一 一 - - - - . 一 . - - - - - - . ・ 一 ・ ・ . ・ ・ . ・ 一 ・ ・ . ・ ・ ・ ・ . ・ ・ . - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【 望 ま し い と さ れて い る 妊婦健診 の 受診時期 】 出典 : 「母性 ・ 乳幼児 に対す る 健康診査及び保健指導の実施 について」 (平成 8 年 1 1 月 2 0 日 児発第 9 3 4 号厚生省児童家庭局長通知) 2 ) 産科 医療 関係者 に 対す る 提言 する。 : ①常イ圀台拷盤早期 剥 離は 、 発症す る と 母児 と こ と 、 お よ び症状 が ; 、 て指導す る が る こ と を妊 ; 産婦へ認絹識 さ せ る た め に 、 具体的 Z よ り 注意 を促す よ う 十分 な保 : : ③常位 湖篭盤早期 剥離の危険 因 子 を 有す .・ - - - - - 健指導 - - - - - - - を行 - - ‐ ‐ ‐ う- - 。- - - - - - - - - - 鍔鐵鈎鰡き - - - - - お よ び常‘瑚台盤早期 荊 るよ う妊 3 ) 学会 ・ ,につ いて 、 よ り 具体的 で分か り やすい 内容 (1 ど産科医療 関係者 にそ の 内容 を 改 め て周 知徹 り まと ること (2) 的 に 広報 し、 妊産婦 と 妊産婦 を 取 り 巻 く 環境内 で の 禁 を 要望す る 。 4 ) 国 地方 自 治 体 に 対 す る 要望 ( 1 ) 妊娠初期 か ら 標準 的 な 時期 や 間 隔 で妊婦 健診 を 受 け る こ と の 必要性 を 広 く 周 知 す る こ と を 要望す る 。 ( 2 ) 妊産婦 に 対す る 常‘瑚 台盤早期 剥離な 裁こ 関す る 保健指導 を よ り 充 実 さ せ る た め の 支援 を 要望す る 。 - 62 - ( 3 ) 妊産婦 と 妊産婦 を取 り 巻 く 環境内 での禁煙指導 を推進す る こ と を 要望す る 。 参考文 献 1 ) 周 産期 の異常 . 坂元正一 , 水野正彦, 武治ミ雄二, 監修. プ リ ン シプル産婦人科学 2 . 東京 : 〆 ジカ ル ビ ュ 一社, 1 9 98 ; 3 60‐3 6 4. 2 ) 日 本産科婦人科学会, 日 本産婦人科医会, 編 . 産婦人科診療ガイ ド ラ イ ン - 産科 編 2 0 1 1 . 東京 : 日 本産科婦人科学会事務局 , 20 1 1 ; 1 2 5‐ 1 29 . 3 ) Mat Suda Y, Haya sh i K, Sh L 。Z ak i A, e t a 1 . compar 1 S0n of r1 S k fa c tors for No . 6 : 5 38‐5 46 . 5 ) 知aりth. CV' 競tz Dん麻s WA Jr' Lu灘ぼ・ 虹u箋礬ofhy蛇rt等 雫戦時rs 皺ま二贅飜料理瓱 寒暑霊P中盤;鱗窯諺瓣薇d uter1ne b1eedmg dmng 籤誘導許し脳溌さぞ養護鑑髓端麗叢 る報わtncs a。d Gma。の1敏“. 2006 デー-; 108,- No.…… 4 : 1005‐1016. … -…聡蟷螂聽轆綾に-・ ‘ 覧“離籍 灘鹸我 『界 ……------…・ J y - 63 - 1 . 原 因 分 析 報 告書 の 取 り ま と め 1 ) 分析 対 象事 例 の 概 況 公 表 し た 事例 7 9 件 の う ち 、 行 っ た 診療行 為 等 に つ い て 診 療 録 等 の 記載 不 足 を 指 摘 さ れ た 事 例 3 1 件 に つ い て 取 り ま と め た 。 そ の 鞄蟻 は 、 胎児 徐 豚 等 異 常 搗 ロキ ハ 言コ 篝 済 ミ ズ 亘 1 テ L ・ 妻ゲ 宙 鏥= △ 協 謙 敗 . /ロ .潅枡魂 籟篤 め を 満T 渉 協 捻 舛 ゑ& ハ 磐 H寸彰 中 戰 “ ↑ 生 し 、 V , ん 学 期 \ “ 椀 莇 光 一 陀 造 蘂娑鼾!三 ・ て 祠、 燈娑 玩 卿 " 守 “ m 断 と 根 拠 お よ び 内 診所 見 の 記載 が 不 足 し て い た…誕洌聡-新生 児 の 蘇 生 状況 の 記 載 が 不足 し て い た 事例等 が あ っ た (表 1 ) 。 本 制 度 の 開 始 に あ た っ て は 専 門 家 と 検 討 軽議職 産 科 医療補 鬘 1 度 の 原 因 分析 ・ 再発 防止 に 係 る 診療録 ・ 助 産録 お よ び検 藤夢况 タ 等 の 記載事 ハ髭匙瀞く り ま と め 、 こ れ に 従 っ て 診 療 録 等 の 記載 こ っ い ℃癖簡隊沮 ん で い た だ く ょ う 濁鶏制 度 加 入 分 娩機 関 に 周 知 し て い る ( P . O ) 。 ア 翰 隷診 - 64 - 表1 診療録等 へ の 記載不 足 の 内 容 記載不足 の 内 容 (重複 あ り ) 件数 外 来診療録 検査 の 結果 5 来 院指示や保健指 導等 妊 産婦 に 関 す る 基本情報 (前 回 帝 王切 開 の 記録) 3 1 入 院診療録 分 娩 経過 胎児心柏 薬剤 投 与 ※箋翳り 一 入 時 の 内 診所見 麓朧 の 内 診所 見 1 1 る 記録 1 分娩記録 の 記録 の 方法 8 注) こ の 表 の 項 目 趣隧 い て は 、 本制 度 で 求 め て い る 「産科 医 療補償 制 度 の 原 因 分析 ・ 再発 防止 に係 る 診療録 ・ 助 産録 お よ び検 査デー タ 等 の記載事項 」 ( P . ○ ) に 沿 っ て いる。 - 65 - 2 ) 診 療 行 為 等 の 記載 に つ い て の 指摘 原 因 分析 報 告 書 に お い て 、 明善性麻痺発 症 の 原 因 」 、 「 医 学 的 評価 」 等 に 記載 さ れ た 主 な 内 容 を 以 下 に 示 す。 分娩経過 や新 生児 の 記録 に 関 す る 記 載不 足 の 指 摘 が 多 く 、 そ の 中 で も 分 娩 の 進行 状 況 、 分娩進行 中 の 異 常 出 現 時 の 母 児 の 状 態 、 胎 児 心 拍 の 評 価 、 急速 遂娩 施行 の 判 断 と 根拠や 内 診所 見 な ど に 関 す る 記載 不 足 が指摘 さ れて い る 。 ( 1 ) 外 来 診 療 録 に お け る 指摘 ‐ 4 0 週 4 日 こ しン 前回の署彎青報を、 轆騨噸騒ぎおく 必要がある。 行い得 る こ と と な る た め 、 ( 2 ) 入 院 診 療 録 に お け る 指摘 攪鹸 塗竈隣も き な い。 讓滋讓蓬溌恐麗鰭鷲菱浚隧凄鴦脱出“有無や 子 宮 首魁閾 大度 の 罐仰 が さ れて い た か ど う か不 明 で あ る o く 胎児に・鮮癈盪常 に 潮 ・ て > o入院後 の 内浮謬疵風酵糺含 む分娩 経過 と 胎児 '心拍 数図 の 所 見等 の 医 師 の記載 が な い た め 、 医認誤差診察 . 所見 の 確認 を行 っ た か ど う 力 判断で き な い。 < 薬剤 投 与 に つ い て > を守彰 ○ ア ダ ラ ー ト の 内 服 投 与 に 関 す る 妊産 婦 へ の 説 明 と そ の 内 容 に つ い て は 、 記 載が な く 評価で き な い。 ○ パル ト グ ラ ム に は プ ラ ス テ ロ ン硫酸 エ ス テ ル ナ ト リ ウ ム 水 和 物 製剤 が 投 与 さ れた記載 は あ る も の の 、 ど の よ う な 考 え 方、 指示で行われた か、 投与 に あ た っ て 妊 産婦 に ど の よ う な 説 明 が な さ れ て い た か に つ い て は 、 診 療 録 に 記載 が な く 評価 で き な い。 <処 について > - 66 - ○ 吸 引 開 始 の 際 の 児 頭 の 位 置 は診 療 録 に 記載 が な い た め 、 吸 引 分娩施 行 の 判 断 に つ い て 、 評価 す る こ と は で き な い 。 ○ 鉗子 分 娩 を 開 始 し た 際 の 児頭 の位 置 に つ い て 診療録 に 記 載 が な い た め 、 鉗 子適位 で あ っ た か ど う か に つ い て は 不 明 で あ る 。 0 内 診 を 施行 し た と い う 記載 が な い た め 、 帝 王切 開 に よ る 急速遂娩 を 決 定 し た こ と る こ つ い て は 、 断定 的 な 評 価 が で き な い 。 ○ ク リ ス テ レ ル胎 児 圧 出 法 に 至 っ た 適 応 、 開 始 時 間 や施行 回 数 に つ い て は 、 記載 が な く 評価 で き な い 。 ②新 生 児 の 記録 た め 評価 で き な い。 3 ) 今 後 の 産 科 医 療 向 上 の た 腕緯分 娩機 関 が糠蒸 す べ き 事 項 ( 2 ) 入 院診 療 録 < 分娩進 行 に つ い て > ○ 診 療録 に 、 オ キ シ ト シ ン の 投 与 量 、 投 与 速度 、 陣痛 の 状 況 、 胎 児 心 拍 数 に 関 す る 記載 が 乏 し く 、 ま た 胎児 心拍 数 陣痛 図 記録 に 日 時 の 記載 が な い な ど 、 記録 の 不備 が 散 見 さ れ た 。 行 っ た 診 療行為 等 に つ い て 、 正確 に 記載 す る こ と が望まれる。 - 67 - < 胎児 心拍 数異 吊 に つ い て > ○ 診療録 に は 、 胎児徐 脈 の 波 形 の 種類 を 判 断 し て い た か が 記 載 さ れ て い な い 。 妊 産婦 の 状 態 、 判 断 し た 内 容 に つ い て 診 療録 に 記載 す る 必要 が あ る 。 ○ 妊娠 3 9 週 3 日 の 胎児 心 拍 数 陣痛 図 所見 の 評 価 に 関 す る 記載 が な い 。 脳 性 麻 痺発 症 の 契 機 と な っ た 所 見 で あ り 、 最 も 重 要 な 所 見 で あ る 。 医 師 の 評 価 を 診 療録へ確 実 に 記 載す る 診療 体制 を 構 築 すべ き で あ る 。 < 薬剤 投 与 に つ い て > ○ 陣 痛促進剤 を 使 用 す る 場 合 に も 、 方 法 、 副 作用 、 合併症 な ど の 説 明 と 同 時 < 処置 に つ い て > る こ 超 。 袋礎室幅讓艦隊;擁稼“つい鴬昶“ 5 ) 国 ・ 地方 自 治体への要望 原 因 分 析 報 告 書 に お い て 、 「 わ が 国 に お け る 産 科 医 療 に つ い て 検 討す べ き 事 項 」 に 国 ・ 地 方 自 治体 に 対 す る 記載 は な い 。 - 68 - 2 . 診療録等 に つ い て 1 ) 診療録等の記載 に つ い て 診 療 録 、 助 産録等 の 記 載 に 関 し て は 、 医 師 法 、 保 健 師助 産 師看護 師 法 、 医 師 法施行 規則 、 保 険 医 療機 関 及 び保 険 医 療 療養 担 当 規則 等 に 定 め ら れ て い る 。 ま た 、 産科 医療 に お い て は 、 日 本産 婦人科 医 会発 行 の 研修 ノ ー ト 、 「 産婦 人科診 療 ガイ ド ラ イ ン ‐ 産科編 2 0 1 1 」 、 助 産所 開 業 マ ニ ュ ア ル 、 助 産所業務 マ ニ ュ ア ル 、 妊婦 定期 健康診 査 に 関 す る 厚 生 労働省 通 知 等 に 記載 謙れ て い る 。 本制 度 開 始 に あ た っ て は 、 そ れ ら を も と に 専 門 家 と “範許 し 、 「 産科 医療補償制 等 の 記 載事 項 」 でいただ く よ う 、 度 の 原 因 分析 ・ 再発 防 止 に 係 る 診療録 ・ 助 産 録 お を 取 り ま と め 、 こ れ に 従 っ て 診 療録等 の 記 載 に づ 本制 度加入分娩機関 に 周 知 し て い る 。 こ の 魔藪 加 入 分娩機関 向 け に 送付 し て い る 資料の 蟻郭襲ト ぁ と して 2 ) 診療録等 に 関 す る 関連法規 であ る。 診 療録等 に 関 す る 主 な ( 1 ) 診療録に つ い て 【 医 師法 】 情 第 24 条 に 記載 し 、。 も の は萎 のは、 そ 遅滞 な く 診 療 に 関 す る 事項 を 診療 録 たと て、 る 医 師 の し た診 療 に 関 に お い て 、 そ の他の診療 に 関す 5 年 間 こ れ を保存 し な け ればな ら な い。 項 “ 、 左 の通 り で あ る 。 第 2 3 条 "診療 録 の%覊 氏 名 、 性別 及 び年齢 二 病 名 及 び轍腰 症 状 三 四 治療 方 法 (処 方及 び処置 ) 診療 の 年 月 日 【 保 険 医 療機 関 及 び保 険 医 療養 担 当 規則 】 [ 帳簿等 の 保存 ] 第9条 保 険 医 療機 関 は 、 療養 の 給付 の 担 当 に 関 す る 帳 簿及 び書類 そ の 他 の 記録 を そ の 完 結 の 日 か ら 三年 間 保 存 し な け れ ば な ら な い 。 た だ し 、 患 者 の 診 療録 に あ っ て は 、 そ の 完 結 の 日 か ら 五年 間 と す る 。 - 69 - ( 2 ) 助産録に つ いて 【 保健師助 産 師看護 師 法 】 [ 助 産録 の 記載及 び保存 の 義務 ] 第 四 十二条 助 産 師 が 分べ ん の 介助 を し た と き は 、 肋 産 に 関 す る 事項 を 遅 滞 な く 肋 産録 に 記載 し な け れ ば な ら な い 。 2 前項 の 助 産 録 で あ っ て 病 院 、 診 療 所又 は助 産所 に 勤 務 す る 助 産 師 が 行 っ た 助 産 に 関 す る も の は 、 そ の 病 院 、 診 療 所 又 は 助 産所 の 管 理者 に お い て 、 そ の 他 の 助 産 に 関 す る も の は 、 そ の 助 産 師 に お い て 、 五年 間 こ れ を 保存 し な け れ ば な ら な い 。 竺 ー 項 の 蛆 定 ャ r る 動 産 錫 の 餅 齢事 項 “ 間 膳 綴 酵樅 厚 生 労働 省 令 で テ ル ス “ 佛 ~ ' . G ↓ “ 仔 浄 ツ H ] 秋ナ ス ・ 一 楊遜銚鬚 溌 ぶ tヘ サ 」 " 観 。 = 、 一 れを定め る。 鑪騨麗々皺ま麓礎讓鷺十四号) 第塑痒産四録条の記載事項] 分べん回数及び生死産別」鱗醗畿 罪 讓翼露語浄に関する検査を含む。) ノ、 十二 じ よ く の 総襲及 ぞ 淺秘よ く 婦 、 新生児 の 保 健指 導 の 要領 - 70 - 3 . 再発防止 お よ び産科 医療の 質の 向 上 に 向 け て 分析対象 事 例 の 中 に は 、 十 分 に 診 療 情 報 が 伝 わ ら な か っ た 事 例 、 胎 児徐脈等 異 常 出 現 時 の 記載 が 不 足 し て い た 事 例 、 分 娩誘発 ・ 促進 や 急速遂 娩施行 等 の 判 断 と 根 拠お よ び 内 診 所 見 の 記載 が 不 足 し て い た 事 例 、 新生 児 の 蘇生 状 況 の 記載 が 不 足 し て い た 事例 等 が あ っ た 。 今 日 の 医 療 に お い て は 、 患者 と 医 療 関 係 者 が 共 同 し て 治療 す る 視 点 や チ ー ム 医 療 が 重視 さ れ て い る 。 診 療 録 等 の 記載 は 、 ① 同 施設 内 の ス タ ッ フ 間 の情 報 共 有 、 ②他施設 へ の 転院 な ど の 際 の 施設 間 に お け る 情報義務 、 ③妊産婦 お よ び家 族 の 診 療 に 対 す る 理解 、 ④ 医 療 関係者 が 施行 し た 診郷籤偽 等 を 振 り 返 っ て 検 討 す る 、 な ど の 観 点 か ら 適切 に 行 う こ と が 必要 で 丸 ゞ篝滌騒盪 は 質 の 高 い 医 療 の 実 現につなが る。 医 師 ・ 助 産 師 ・ 看護 ス タ ッ フ は 、 妊産 婦 入院 時 の記録 、 分娩経過 、 分娩記録、 穆繊 載す る こ と が 重要 で あ る 。 ま た 、 本制度 の 開始に あ 補償制 度 の 原 因 分析 ・ 再発 載事項 」 ( P . ○ ) に 従 っ て 依 頼 し て い る と こ を瀬巍養護塗 る 必 要 が め 多離 農封 の 点 に 考えている。 ②特 に 、 - 判断 と 原 因 馨湖 飛め には翌 卦て も 、 に適 の 処置 法ず記 関 に対 し て 「産科医療 ・ よ び検 査 デ ー タ 等 の 記 り 組んでい た だ く こ と を 箱 適切 に 行 わ れ る な ど 、 に し く 十分 艮 が 正 提 供 さ 医 療 関 係 者 に ご理解 い た だ き た い と 析 ・ 再 発 防止 に 係 る 診療 録 助 産 録 お よ び検 っ て 診療録 等 を 記載す る 。 の 状 態 、 分 娩誘 発 ・ 促 進 の 処置 や急速 遂 娩施行 の 新生 児 の 蘇生状況 に つ い て は詳 細 に 記載 す る 。 2 ) 学 会 ・ 職 能 団 f嗣乏 対 す る 要 望 診 療録 等 の 記 載 は 、 産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る た め に 重 要 で あ る こ と か ら 適 切 に 記載す る こ と に つ い て 、 普 及 、 啓発 を 行 う こ と を 要 望す る 。 - 71 - ‘ ゞ ‐ こ し - -- - - - ] - - ききため解きどこ 言玉 --.どぶふ き 、、 ごみ ) 鬘の シ レ 第4章 所 ・ 所誘 経他 錮 ・・ 血 ・・ 時 先 児 感 (状 院 誇 乏 、 表 介 入 * 鬘 E 2 -3 -4 (国 ,、 喘入 り灯さき“い 鑓 元 霧 -ぼ 黛と 鷆 の 霧 " ・ 鋤3 蝋 鸚 鬮D 期 雛O りペ 、 、 @) “) “) “) “) , f拗 鱗‘ 就‘ 欝・ 繃く “ , 隷診 絲 斑l Q、 g はM、 、 リ姓 ー( 響 留 雪 ‘, .; “ 隼 園 田 " 【 鰐鴇舞 i チ 箋 , . 〉 一代 - テ ー マ に 沿 っ た 分析 ′ , り , 鱈 療録 ・ 助産録 外来診療録 ・ 助産録 ) 妊産 婦 に 関 す る 基本情報 く り 氏 名 ゞ 年 齢 、 身 長、 非 妊 娠 時体重、 嗜 好 品 ( 飲 酒 、 喫煉 ) 、 ア レ ル ギ ー 等 ( 2 ) 既往歴 ( 3 ) 妊娠 分娩 歴 " 婚姻 歴 、 妊 娠 ・ 分娩 ・ 滝早 産 回 数 、 分娩様 式、 帝王切 開 の既往等 妊娠経過 記録 分娩予 定 日 : 決定 方 法、 不 妊 治 療 の 有 無 健診記 録 : 健 診年 月 日 、 妊娠 週 数、 子 宮 底 長、 腹 圏 、 血圧 、 尿 生 化学 検査 (糖 、 蛋 白 ) 、 浮腫、 体重、 胎児 心 拍 数、 内 診所 見、 間 稔 (特 記 すべ き 主 語) 、 保 健指 導等 母 体情 報 : 産 科 合 併 症 の 有無 も 倶 発合 併 症 の 有 無等 胎 児 お よ び付 属 物 情 報 " 胎 児 数、 胎 位 、 発 育 、 、 胎 児 形態 異 常、 胎 盤 位 置、 臍 帯 異 常、 羊 水 量 、 胎児 健 康 状 態 備 勳、 胎 児心拍 数等 ) 等 転院の有無 : 転送先施設名等 入 院診療録 ' 助産緑 ) 分 娩の た め の入 院時の記録 ( 1 ) 母 体所 見 : 入 院 日 時、 妊娠 週 数、 身 体所見 ( 身 長 、 体重、 血 圧 、 体温等 ) 、 間 諺 (主 訴) 、 内 診所 見、 ゞ 陣痛 の 有無 ‘ 破水 の 有無 、 出 血 の 有無 、 保健 指 導 等 ( 2 ) 胎 児 所見 : 心拍 数 ( ド プ ラ ま た は 分娩監視残 置 の 記録) 、 胎 位等 そ の 他 ; 本 人 ・ 家 族へ の 説明 内 容 等 分娩経過 1 ) 母 体所 見 : 陣 痛 ( 開 始時刻 、 状 態 ) 、 破 水 ( 日 時、 羊 水 の 性状 、 自 然 ・ 人 工 ) 、 出 血 、 内 診所 見、 血 圧 ・ 体温等 の 一般状 態、 食事 摂取、 排泄等 胎児 所見 " 心 拍 数 (異常所見 お よ びそ の 対応 を 含 む ) 、 回 旋等 分娩 誘 発 ・ 促 進 の有無 : 器 械 的 操作 ( ラ ミ ナ リ ア 法、 メ ト ロ イ リ ー ゼ 法 等 ) 、 薬剤 (薬剤 の 種類、 投与 経路、 投 与 量 等} 等 そ の 他 : 椒察者 の 職種ゞ 付 き 添 い 人 の 有 無 等 分娩藤 嬢 田 日 時、 娩 出 方 法 (経膣 自 然 分娩 、 ク リ ス テ レ ル 庄 山 、 吸引 分娩、 鉗子 分娩 、 帝 王切 開 ) 、 分娩 所 要 時 間 、 羊 水混 濁 、 胎盤娩 出 様 式 、 胎 盤 ・ 蹟 帯所見 、 出 血量 、 会 險所見、 無 擶 分娩 の 有 無等 母 体 の 経過 : 血 圧 ・ 体温等 の - 船状 態 、 子宮 復 古 状態 、 浮腫 、 、 乳 房 の 状態 、 保健 指 導等 新生 児記録 1 ) ゞ 新 生 児 出 生 時 情報 : 出 生 体重、 身 長、 頭 圏 、 胸 囲 、 性 別 、 ア プ ガ - ス コ ア 、 体温、 脈拍 “ 呼 吸 等 の 一 般状態、 臍 帯動 脈 血 ガ ス 分析値舞注、 出 生 時 蘇生 術 の 有 無 (酸 素投与 、 マ ス ク 換気 、 気管 挿 管 、 胸 骨 圧 迫 、 薬 剤 の 使用 等 ) 等 錮 副 審査 対 象 の 妃 に 必 要 で あ り 、 他 の 鬼 に つ い て も 検査 す る こ と が 舘 ま し い 。 診 断 : 新生 児 仮 死 ( 重 症 ・ 中 等 症 ) 、 胎 便 吸 引 症 候 群 (M AS) 、 呼 吸 窮 迫 症 候 群 (R DS) 、 頭 蓋 内 出 血 (ICH) 、 頭血 腫、 先 天 異 常 、 低 血糖 、 高 ピ リ ル ビ ン 血 症、 感染症 ゞ 新 生 児 け い れん等 治療 ; 人 工換気、 薬 剤 の 投与 (昇 圧 剤 、 抗け い れ ん剤 等 〕 等 退 院 時 の 状 態 : 身 体 計 測 値、 栄 養 方 法、 哺 乳状 態 、 陦 の 状態 、 退 院 年 月 日 、 ・ 新生 児 搬送 の 有 無 、 搬 送 先施 設 名 等 新生児代謝 ス ク リ ー ニ ン グ結果 新生 児 に 関 す る 保健 指 導 分娩経 過 表 (パ ル ト グ ラ ム ) 、 手術 記 録、 看 護 記録 、 患者 に 行 っ た 説明 の 記録 と 同 意 書、 他 の 医療 機 関 か ら の 紹 介状等 外来 お よ び入 院 中 に 実 施 し た 血液検査 ・ 分娩監視装 置 等 の 記録 ( コ ピ ー 可 ) - 72 - 弍 ‘ - 73 - T し \さ な 蜜豆7窄も之話- ′ 弓者 惨殺ま総 務べ孫豪 ‘ - 74 - “ ′ な さ 】 ん ・み おわ り に 公益財 団 法 人 日 本 医療機 能 評 価 機構 理事 ・ 産 科 医療補 償 制 度事 業 管 理者 上田 茂 産 科医 療 補償 制 度 の 創 設 に あ た っ て は 、 「真 相 を 知 り た い 」 、 「 同 じ よ う な こ と を 繰 り 返 し て ほ し く な い 」 と い っ た 家 族 の ご意 見 を 受 け て 、 補 償 だ け で な く 、 原 因 分析 ・ 再発 防 止 を も う 一つ の大 き な 柱 と い た し ま し た 。 補償 対 象 と な っ た お 子 様 の 事 例 は 、 医 療 関 係者 、 法 律 家 、 医 療 を 受 け る 立 場 の 有 識 者 か ら 構 成 さ れ る 原 因 分析委 員 会 に お い て 、 分娩 機 関 等 か ら 提 出 さ れ た 診療 録 な どや 家 族 か ら の 情 報 を も と に 、 中 立 ・ 公正 に 医 学 的 な 観 点 か ら 原 因 分析 が行 わ れ 、 原 因 分析報告 書 が作 成 さ れ て お り ま す 。 そ の 中 に は 、 「脳 性 麻痺発症 の 原 因 」 や 「 臨 床経 過 に 関 す る 医 学 的 評 価 」 と と も に 、 「今後 の 産 科 医 療 向 上 の た め に 検 討 す べ き 事項 」 と し て 当 該 分 娩機 関 等 に 再 発 防止 に 取 り 組 んで い た だ き た い こ と が記載 さ れて お り ま す。 さ ら に 、 再発 防止 の 取 り 組 み は 、 原 因 分析 さ れ た 個 々 の 事例 を 整理 ・ 蓄 積 し 、 分析 し て い く こ と に よ り 、 共通 の 知 見 等 を 見 出 し 、 再 発 防 止 策 な ど を 提言 し 、 産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る こ と と し て い ま す 。 昨 年 8 月 に 公 表い た し ま し た 「 第 1 回 再発 防止 に 関 す る 報 告 書 」 は 、 分娩機 関 、 関 係 学 会 ・ 団 体等 に お い て 、 研修 会 の 資料 な ど と し て 様 々 な 形 で 活用 さ れ 、 報告 書 に 対 す る ご要 望 も い た だ い て い お り ま す 。 ま た 、 報道 で も 取 り 上 げ ら れ る な ど、 大 変 反響 が大 き く 、 本制 度 の 社 会 的 意 義 や 重 要性、 運営 組織 と し て の 責務 の 重 さ を 改 め て 認 識 い た し ま し た 。 第 2 回 の 報 告書 の 取 り ま と め に あ た っ て は 、 こ れ ま で に 決定 さ れ た 再 発 防 止 に 関 す る 分析 の 方針 に 基づ き 、 ま た こ れ ま で い た だ い た ご 意 見 も 踏 ま え 、 準備 を 進 め て ま い り ま し た 。 分析 対象 の 中 に は 、 原 因 を 特 定す る こ と が 困 難 で あ る 事 例 が あ る 一 方 で . 再 発 防 止 や 産 科 医 療 の 質 の 向 上 を 図 る 上 で 教 訓 と な る 事例 も あ り ま す 。 テ ー マ に 沿 っ た 分析 で 取 り 上 げた 内 容 は 、 産 科 医 療 関 係 者 に と っ て 日 々 の 臨 床 現場 で 当 然 行 っ て い る と 思 わ れ る こ と が多 い で し ょ う が、 教 訓 と な る 事例 が こ の よ う に 実 際 に 起 こ っ て い ま す の で 、 目 施 設 だ け で な く 、 他施 設 の 事 例 か ら も 日 々 の 診療 等 の 確 認 に ご 活用 し て 、 再 発 防 止 と 産 科医療 の質 の 向上 に 取 り 組 ん で い た だ き た い と い う 思 い か ら 取 り ま と め て お り ま す。 し か し 、 教 訓 と な る 事 例 を 示 す こ と に よ り 、 不 適切 な 医 療 が 行 わ れ て い る と 捉 え ら れ た た め 、 責 任 追 及や 裁量 の 制 限 を 恐 れ る 産 科 医 療 関 係 者 が お ら れ る こ と も 伺 っ て お り ま す 。 本 制 度 で は 、 責任 追 及 を 目 的 と す る の で は な く 、 「 な ぜ 起 こ っ た の か 」 な ど の 原 因 を 明 ら か に す る と と も に 、 同 じ よ う な 事例 の 再発防止や 産科 医療 の 質 の 向 上 の た め に 取 り 組 ん で い ま す。 こ の 再発 防 止 策 の 考 え 方 に つ い て 、 産科 医 療 関 係 者 や 国 民 に 理 解 し て い た だ く よ う 努め て ま い り ま す。 本制 度 は 、 妊 産 婦 の 皆 様 と 分娩機 関 等 の 皆 様 の 双 方 の ご理解 と ご協 力 の 上 で 成 り 立 っ て お り 、 そ れ ぞ れか ら 提 出 し て い た だ い た 情 報 は 大 変 貴 重 で あ り 、 そ の お 陰 に よ り 原 因 分析 と 再 発 防 止 の 取 り 組 み が 実現 で き て お り ま す 。 ま た 、 本 制 度 は 、 国 民 や 産 科 医 療 関 係 者 、 関 係 学 会 ・ 団 体 に 支 え ら れ る こ と に よ り 、 運営 で き る 制 度 で ご ざ い ま す 。 関 係 者 の 皆様 に ご協 力 い た だ き 、 本制 度 に 対 す る 信 頼 が得 ら れ る よ う 、 ま た わ が 国 の 産 科 医 療 の 質 の 向 上 が 図 ら れ る よ う 尽 力 し て ま い り ま す 。 皆 様 の 一 層 の ご理解 、 ご協 力 を よ ろ し く お 願 い 申 し 上 げ ま す。 - 75 - - 76 - き 二で き ら れ 彬沁 き さめ }対韓 トラ き覊解纜*熟練淺 潴きき総轄W′ - 77 - 表一付一 - - 1 産科 医療補償制度加 入分娩機関勘 の現況 癩鮮麗甕彎 注) 20 1 1 年 1 2 月 1 8 日 現在 、 本制 度 に加入 し て い る 分娩機 関 数 を 示 す 。 表一付一 l ー2 r = 北海道 都道府県別産科 医療補償制度加 入分娩機関 数沁 . ‘ 鱈- t l 据 ・ 65 45 14 l9 2 岩手 14 28 1 宮城 18 33 4 17 12 17 瀝 = " 雲 . ・ 13 30 9 52 35 京 33 鍋 薹 80 43 大阪 \ 74 93 28 195 ・ 55 兵庫 50 69 20 1 39 0 29 ・ 奈良 l2 20 9 41 16 0 33 和歌 山 12 l5 l0 37 24 31 4 59 7 10 、 3 20 24 38 8 70 さ、 14 9 1 24 12 35 4 51 ; ゞ, 岡 山 ミ 21 26 7 54 19 28 2 49 な 広島 33 36 6 75 40 78 33 l 51 ご 山口 21 20 5 46 38 81 21 1 40 徳島 9 13 0 22 104 108 54 266 香川 17 12 4 33 新潟 % 第 5 56 高知 8 l3 2 23 富山 14 l4 2 30 の ・ゞ 36 1 03 l6 165 石川 22 17 9 \" 8 22 l 31 福井 11 13 2 26 長崎 ~ 19 40 3 62 8 9 4 2l 熊本 19 43 2 64 31 21 17 69 大分 n 26 4 41 20 ・ 40 9 69 宮崎 14 35 7 56 31 51 19 101 鹿 児 島へ 23 ・ 33 6 62 62 K}(3 21 1 89 沖縄 19 19 4 42 埼玉 - 、 山梨 \ 岐阜 l幻 - 滋賀 、 栃木 1o ′ 、 、 ′、 ~ ご 48 ' ‐ ~ 注 ) 2 0 1 1 年 l 2 月 1 8 日 現在 、 本 制 度 に加 入 し て い る 分娩 機 関 数 を 示 す。 - 78 - 、 ・ どき趨き三 瀦、 】- - ノーツ ご 盛運ぶきざ 超さ支凄 も ハぶれぬき極言 秀才そ う 選球ギ グ ‐ テ ー‐ 】 ! 付録 ゾl - - ルー - - r ' ' … ‐ - - .熟し ミ ラ ー さ - . “ ラ ソ.- - 踵 圓 漢 = 第 3 章 の 数量 的 ・ 疫 学 的 分析 は ゞ 本 制 度 に お い て 補 償 対象 と な っ た 脳 性 麻痺 児 の 基 本統計 で あ る 。 わ が 国 の 分娩 に 関 す る 資 料 と し て 人 口 動態 統計 、 国 民健康 ・ 栄養調 査、 医療 施設調 査 か ら 抜粋 し 、 参考 資 料 と し て 掲 載 し た 。 表 一 付 ど山 一 1 出生数 , 出 生曜 日 ・ 時間 72 1 1 49 73 6 1 72.829 一 平成 1 6 年 一 1 59,8 1 8 4,682 5,062 4,945 、 5,235 4,872 3 7,051 37,669 39,3 18 鋭032 5.78 1 5,695 6,659 1 4,363 1 2,575 1 2,220 233 1 9 れ1 10 9,4 1 4 2.089 45,9 1 6 5,842 3279 6 4.5 17 97 1 1 30 4,743 4,666 4,338 1 21 、 1 21 4,534 1 33 注) 月 ~ 日 曜 日 は祝 日 ・ 年 末 年 始 を 除 く 。 祝 謝 ま 国 民 の 休 日 に 関 ず 年 末 年 始 は 1 2/29 ~ 1 “3 1 , yl ~ 1 /3 出 典 : 平成 1 7 年度 出 生 に 関 す る 統 計 ( 人 口 動態 蕨計時珠報告) - 79 - 41 ミ 名 弍 " … …〆 - ★きぞ ぢ\ちゃ -帷 栩黎製 穢\ 衰 で - ~ へ そ - ゞ W - ヤ ーギ 罐テ 表 一 付 一 = ー 2 妊娠期間別 に み た年次別 出生数及び百分率 潮 ゞ ゞ沁さ 総数 ぞ もゞ ささ ~ふ \ゞ さ ご、 女 実 数 \ 、 1 ,2 21 潮時 u 87,饅 1 ,1 ",547 1 ,第2,5め 1 韮楓8 18 1 ,醇1 ,1 56 1070,035 1 ,07 罐脳 26 l2 5 4 9 11 5 4 1 94 277 308 421 ・ 4 38 、 4 26 458 44 2 2,箙2 a鱒5 2,2 27 2 ,24 2 2.422 2,387 2 ,254 a336 6, 1 39 5, 281 5,鵤 487 5 5.0第 満 22週未満 22 ~ 23 搦み" 、 笏 ~ 31 ・ 4須 0 ‐ 、 5,第7 、 5.鉛 7 ′ 、 \べ き 32 ~ 第 、 きざ・ 2 1 .881 22762 24435 、 ・ 22,鰓 器,545 23345 22.5{〕6 22,735 部 代 39 ) ミ 701 .683 694 5759 穴窓28 2 篤晦鮒 659, 1 70 6 69,07 1 篤4573 “a 432 ・ ゞ 、ミ 490鼠0 461 .邱7 4 4 8,舛5 395再臨 398.弱7 3卸,4第 総4940 377.956 359 4陦 弼 437 機 447 424 ′ 374 馬器1 郡"3 鋭鵤 邱a77 臨 蛙3 6第 1 9 鱒989 6L31 5 23 l 2 2.384 2朝 0 2,“7 2節9 2β24 2,717 2,782 5,837 5139 5,281 5,0{}3 4β 75 5,025 鱒舟42 篶 ,6第 52あ7 1 糾,難 易9 32 5 3,397 53あり8 L1 45520 1 , 1 14,271 1 . l 16 195 995674 L02 1 ,2 75 l ,0滋484 9,瑯 &042 、 5.増 満40週 以上〉 不 詳 で ふき \ ゞ \ 、 早期 (満 37週 未満 ) ・会 満 芻週未満 28 ~ 3 1 32 ~ 36 \ ・ 4,710 を 48,加 正期 (3先鰐41 ) 過期 (満42週 以上 事 メ→ {′≧ もご 、 、 、 ゞ \〉 ふ 総数 む ゞ ,、 、も 、 1 節.0 l “.0 1の,0 1 卸,0 0.0 00 0.0 。・0 0.○ 、 Q0 0. 2 0.2 02 04 05 1 .9 、 、 24 ^一 2 7 、 28 ~ 3 里 ・ 、 〆 ~ メ 8 、 04 ,霧 が, 綿 をも ・ 公 満40週 以上 で も ・ 、 尺を 44第 と べぐ ぐ、 ‘' / ) も 3,942 つ 、 、な 3路2 ^ 1 節.0 1節,0 1 の.0 1節.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 。・0 ん 。。 OG 0・O Q0 0 .2 0. 2 0.2 02 0, 5 05 05 05 0, 5 2. 1 2. 1 2.2 2, 1 2. 1 21 、 、 百 分 率 - ゞヤ ン で き 、ち ゞ 、 02 ・ ・ " 目&5 595 59.9 60. 5 61 3 6 1 .2 6 1 .9 御.2 38.9 37.7 37.2 36.6 、 358 360 第.3 45 4、9 5.4 57 58 5.7 5.7 02 0.2 0.2 03 03 セ ′ 0.3 03 03 0. 4 05 、 0.5 0再 ‐ ○. 5 05 0. 5 満 開還 未満 28 ~ 3 1 、 1 ,α鳩鋤 1 奴瓶鱒 57五 . 早期 (満37週未満) 32 ~ 36 、 18 36 ~ 3 9 1 4碑5 " ' ゞ 、を 、 20,475 ・ 、 、 ミい - ~ 満 栩週未満 2 2 ~ 23 5,“7 ・ 、 0.4 、 ' 5.8 、 、 - 3. 9 4 .3 4,7 4 .9 5. 0 5 .0 5 .0 5 .0 正期 (37 ~ 41 ) も 938 93.9 93.8 93.7 93.7 93β 93.9 93.9 1 ,7 1 .2 08 06 0.5 0.4 0.4 0.3 週期 (満42週 以 上) 注) 妊娠期 間 不 詳 を 除 い た 出 生 数 に 対 す る 百 分率で あ る 。 出 典 : 平成 2 2 年 人 口 動態 調 査 - 80 - 瀑診 舅 付録 都道府県 (20大都市再掲) ◆ 出生の場所別 に み た 出生数 表一付一 = ー3 7 2 957 ‐ 150 23捻 銘 鋭“2 - 2 - - 642 712488 922 - 271 2 24 2 6 3 57552 537621 3 075 1 21424 - 5 ー 3 m 卸161 531滋即19節螂紹勾留4 1 10 5 10 錫 節 約 “ 芻 鋤 37 210 鑓 舞 卸 8 2 賢 良 蜷 3 野 10 7 館 は 選 獨 u ー 第 鐙 1 芻 2 5 7 縊 れ 幻 鋭 7 5 7 8 即 鴉 鈎 施 13 5 勾 142 加 u 2 3 2 ・幻 鋤 蜷 蛇・粥 鰡 398 462 14 1 4 10 5 め 姫 M 引 % 鋭 笠 俎 10 7 2総芻0 1 2 施 錠 41 5‐ 15 4 19賄盪芻乾1 6 6 野鰡‐ 韓 加 艶 9 14 鬚 館 狙 逡 6 9 9 4 27 2鷁施燧 ^れ 郎 随 69 3 蒔 2 6 49 691 “ 節 税 榔 湖 蹴 18 5 39 惚 鱒 靭 廻 廊 彌 卸 悶 粥 織 149 192 671 6 2 約 鋭 姥 6 鰓 ね 芻 閼絶… 溺 21 16 班 鋭 沈 ‐ " " 秀 野 推 概 鱗 瑯 6 147 73 210 即 加 " 獨 43 01 42 1ろ ‘q 1ヱ ー驫 1▲ ・1 1▲ 14 ワー ー・ 篭上 ^3 1▲ 14 一4 ,I▲ ・1 1▲ 14 1▲ 1ユ リノ ー▲ 14 ^3 14 避森手城 田 形島城木馬玉 葉京訓潟山 川井梨野阜岡知重賀部阪庫良汕 取根山島 口島川媛知岡賀崎本分崎島縄 国醉市市師市怖市蹄市市市市市市市市市市 燃青岩宮缺山福茨栃群埼千束神新富石福山長岐靜愛三 滋京大兵奈和鳥島岡広山徳香愛高福佐長熊大宮鯲沖 棘棚仙鰡 千梯川概擬静浜鮎京大堺神岡広 川 僻 第 悩鮎 第 館 館館 槍 u 1 21 31 4第6 11 7絶妙加盟銘器鴉獨第"第“鱒鋭靴鯰斜綿筑幻総 3 90 4狙秘猯螫5 44 6館外印 税 靴 邱 韓 琉 6 55 7瑯“鋤6 16 2総“鐙““鰓 - 81 - f -^ " 】 ^ ど ぶ盆 こぎし 三\ 顎 澪を 弍 熟そ し ・ へ 、 し ′ ~{ 嘆き ぐ k 覇 - -男 翹 表 一 付 一 = ー 4 母の年齢別 に み た 年次別 出 生数 ・ 百分率潮 及び出 生率 (女性人 口 千対) ‐ - き “きべ 総数 ′ ▲ ・ 8 苺 @ へで し , 、 撓も l , 1 87,鰍 ~ 14歳 15 ~ 19 ・ ◆ ‐ ‘ 虹鱒,弱7 Aメまず、 1 , 1 lq721 - 箋 \ 6 8 ・ \ 1 .第2,彌 盆 6 実 数・ 1 競2,674 6 - ; で ミ 1 餌親81 8 37 43 45 42 41 39 1 6.075 1 9,729 1 8,54 6 1 6,53 1 1 5.933 1 5.21 1 ‘ 6 1 ,鮑1 , 156 、 6 \きぶも 1 β70,鮎 - I P7l 即降 38 67 51 1 5.427 1 4,6の0 13.495 沈 ~ 24 1 93,5 14 161 ,蘂1 1臨,4臨 1 2a1 鏥 1 め,加 1 第, l卸 1 24,69 1 ・ 1 l 6,鯛 1 10,956 25 ~ 第 49a7 1 4 470,鱒 3ぬ220 339,328 ・ 鰐5771 324,04 1 3 1 7,7邱 即7,7“ 鉱瓶910 鈎 ~ 34 37 l ,773 3%“蜘1 4 1 5903 404,7" 4 1 7776 4 l 2,61 1 4鍋,771 錢観793 笈紙蘂 範 ~ 39 100P63 1 264鱒 1 50,222 1 53440 1 70.775 1 86.叔逮 2節328 2館,7第 2 20, lo 1 40 ~ 44 1 24 72 14 ,84 8 1 8,7鱒 蜆7即 2 1 ,籤 24 ,鶏 "再 22 3 0線鉾 3 4,饅 45 ~ 49 4 14 鱗 ・ 483 564 522 5知 59 4 硯 7 73 19 鋭 6 8 50 ~ - 6 16 34 9 不, 詳 12 21 10 6 9 数 1鱒.0 1 節.0 1 鱒.0 l mo ~ 1 9歳 1 ,4 1 .7 20 ~ 24 1 63 1 &6 総 こぐ 415 395 30 ~ 34 25 ~ “ 31 3 333 艶 ~ 39 へ 鋭 4 0 ~ 44 1.l 45 一 1 .7 1 23 ・ 、 お3 ・ 、 ・ ゞゞ 百 分 r 率 1 ,6 l"0 ′ へ と 1の.0 ' \ ゞ≦ \" 沈 、 l9 6 1 の,0 1範0 、 ゞ 5 1節.0 15 , 1 .4 1 .4 1 ,4 1 .3 1 2, 1 1 1 .9 1 1 .6 1 1 .4 1 0. 9 1 04 319 3 0.7 2 9,7 2 9. 1 28,8 第.6 3 7,4 38 1 3 I8 .2 3 7.9 3 7, 1 36. 4 35 .9 1Q6 1 35 l 4.4 1 5.6 1 7. 1 1 84 " 9.6 205 1 .2 L7 1 ,9 2.0 2. 3 25 29 3.2 0.0 0.0 0,0 0. l - 0.0 0. 1 0. 1 01 Q1 39 54 57 52 52 ・ 50 52 50 46 " ~ 24 4G4 3 9 .9 37‐4 36.6 3 7‐6 3 7‐0 37‐4 36‐ 1 3 6‐ 1 25 ~ 2 9 1 16. 1 995 88.5 853 8 7, 8 8 7.5 88. 0 866 8 7, 4 30 ~ 34 94 5 935 ・ 8 75 8 5ゐ 89.9 91 5 9は7 94 5 95.3 35 ~ 39 26.2 32 . 1 35. 7 36 . 1 381 40. 9 431 4 4 .6 4 6.2 3.9 4 .9 5 .0 5 .6 6.2 6. 7 73 81 01 0. 1 0. 1 0. 1 0. 2 0. 2 0. 2 0.2 ・ - \ ・ ・ 出 生率 (女性 入 口 手封) 、 \ 15 ~ 1 9歳 40 ~ 4 4 28 45 ~ 49 0. 1 、 注) 年 齢不 詳 を 除 く 出 生 数 に 対 す る 百 分 率 で あ る 。 出 典 : 平 成 2 2 年 人 口 動態 調 査 - 82 - 付録 長一付一 Il ‐5 身長 ・ 体重の 平均値及び標準偏差 (性 ・ 年齢階級別) 1 ,3 35 7 7. 2 48 43 8 80 4 .6 43 1 2 .6 1 .4 20 87.9 39 1 24 3 35 9 82 42 35 1 5. 2 l5 39 9 4 .8 3 .6 14 0 4 40 1 03. 9 4 .6 40 1 6 ,8 2.0 39 杖〕3 .5 4.2 1 &6 4 .4 30 1 7.8 2.0 2 ~ 1 .6 1 ,6 、 1 .8 24 3.4 6 36 1 1 7 .O 7 40 1 2 1 .9 4 ,4 40 ・ 髪博 、 33 33 1 2 L9 5$ 2 2 .9 4 .4 8 40 1 26.5 5. 2 40 253 、 4 .0 46 蛙馬4 6 .O 2 5.7 4 ,9 9 49 1 33 .6 5.9 49 30.8 6. 2 41 l ";3 5 6 .O 30.7 62 6.2 40 総,9 7. 2 6.8 37 3 7.8 、 1 1 .4 53 , . 32 1 50 7 36 1 5 3 .0 4 .6 4a 1 65 53 1 58 .O 54 1 53 , 9 47 4 60 8 .O 39 1 64 .4 28 1 5 7.9 6.4 4 9.6 74 17 44 17 1 8 5 .4 43 61 5 86 26 1 5 7.6 4 .4 5 1 .4 73 18 33 171 .7 54 33 6 33 96 27 1 58. 2 4 .4 5 2. 3 6.2 19 24 1 72 .O 5. 2 24 65, 1 1 0.4 37 1 5 7.7 4 .9 5 1 .4 58 12 13 , 14 16 5. 1 1 05 . 、 6 4 ・0 58 4 5 08 68 22 23 25 2l 1723 171 .4 5.4 25 65 .3 1 1 .2 5 0.0 57 5.6 21 , 63. 2 1 1 .6 35 1 5 8, 6 57 5 16 7.9 24 28 1 69. 9 51 第 6 69 1 4. 3 29 1 E難8 55 5 lo ‐ 1 55 4 06 1 7 1 .4 6‐0 5.9 1 06 406 65‐6 70.8 1 2‐7 1 2.6 1 5 7. 7‐ 1l 30一39 514 1 5鼠 執& 1 5 5‐ 1 、 5.1 4 95 495 539 5状9 1 04 4 0」4 9 4 74 1 70 .9 5.7 4 69 70. 7 1 09 54 7 1 5 7. 7 50 545 5 5.6 1 0. 7 50」59 524 1 68. 1 5.9 520 67.0 1 01 609 1 5 4 .6 5.6 53.9 8.7 赫9 磯 1 “8 5.6 635 6 4 .3 9. 1 7 76 1 5 2 .2 5 ‐2 7 76 5 3.4 85 10 1 4 7.2 6.2 24 ・ ・ ' ‘ 1 116 6 ・ 4 2932 243 166.8 1707 字3 2.923 65.7 n .2 3,錢;2 1 53.4 69 3,6 27 5 2.7 9. 4 5 .9 243 、 64 . 7 1 2.6 褒3 6 1 5 7.5 65 292 5 0.7 7再 鱒稠 322 1 6 5 ,0 5.6 322 64 . 4 9 .8 4 (お 1 53 .2 5.2 405 5 4 .2 8 .8 56 313 64 1 84 3 70 151, 1 5.0 37 l 5 25 8.2 7◇ 74 26 1 1621 5 .6 26 1 6 2.5 86 32 1 1 4 93 5.7 32 1 5 1 .4 8 .3 褒め. 2 6 .0 214 59 5 &3 2 78 1 4 7. 3 5再 277 4 9,8 8 .6 9. 3 31 l 1 45. I 65 芻歳 以 上 欲し29歳 饗し 79 214 注 ) 体重 は 妊婦 除 出 典 : 平成 2 1 年 国 民 健 康 ・ 栄 養 調 査 報告 - 83 - むご ぶ きみさ き多芸すぐさ ききふでき簿 表 一 付 一 I l 一 6 BM Iの状 況 ( 1 垢菱以上, 性 が 年齢階級別) 対 1519歳 ・ JU 鞘 淺… 知 ! 1 箪0 4049歳 l pl 4 - 1のo 塒9箙 鰈9歳 亢筬 以上 空籤 ◆ 総 】 基59 ; 1鐙◆ ( 再 掲) ! 67 i \ -f 隷 芻透 86 ! 96 鶉舘歳 ! r□ 湘 " 臨7 復6 鱒 i 籟 :: =, 24 : 73 :: - れ" “ 増 館 53 : 59 鱒 “ l麩“ !l g8 -誼 饑 l 穏,9 麩鶴l ・“. 舞 L篤 - グ, ・ 事 、 部 l 郷 ー れ, 侍49 !;: 4・a43・05 、 3 73 ; ; 聟丸9 : 52 38 ! 額 l a4 3芻 臨 印-69歳 、 、 14 ; 22 笈し第賎 24 3 lmo 即 , 1 23 怨9歳 範9 l 1の0 lo l 幻 館 60 殉歳 以 上 , 剱 , 1鑓,0 l 1館 ー 69 1 、 45 , 一 185 32 1 32 13 53 卸 ! “ 約 r 蘂2 140 ! “9 1 70 156 24 0 l a6L2 l 47 1 2 9.0 67 2 57 53 24 - 84 - 、 248 盟2 彰 〆 を‐夕べ“ き 7き 付録 表 一 付 - = ー 7 喫煙の 状 況 (性 ・ 年齢階級 別) 9 9 1 3 毎日吸う 時々吸う ている者 95 9 94 3 5 .7 1 37 9 68 毎日 吸う 32 , 時々 吸 う している者 婆謎 ! % 11 l 3.7 9 45 9 51 毎日吸う 時々 吸 う 4. 9 44 している者 2 62 て い る 者 : こ れ ま で 合 計 1節本以上 、 ま た は 6 ヶ 月 以上 た ば こ を 吸 っ て い る (扱 っ て い た ) 者 の う ち 、 「 こ の 1 ヶ 月 閥 に 毎 日 ま た は と き ど き た ば こ を 吸 っ て い る 」 と 回 答 し た者 (再 掲) 毎 日 吸 う : こ れ ま で 合計1の本 以 上 、 ま た は 6 ヶ 月 以 上 た ば こ を 吸 っ て い る (吸 っ て い た ) 者 の う ち 、 「 こ の 1 ヶ 月 間 に 毎 日 た ば こ を 吸 っ て い る 」 と 回 答 し た者 G 明朝 時 々 吸 う ! こ れ ま で 合 計 l の本 以 上 、 ま た は 6 ヶ 月 以 上 た ば こ を 吸 っ て い る (吸 っ て い た ) 者 の う ち 、 「 こ の 1 ヶ 月 間 に と き ど き た ばこ を 吸 っ て い る 」 と 回 答 し た者 過 去 習 慣 的 に 喫煙 し て い た 者 " こ れ ま で合計 1の本 以 上 、 ま た は 6- ヶ 月 以上 た ば こ を 吸 っ て い る (吸 っ て い た ) 者 の う ち 、 「 こ の 1 カ 月 間 に た ば こ を 吸 っ て い な い」 と 回 答 し た 者 喫煙 し な い 者 雑 ま っ た く 吸 っ た こ と が な い」 ま た は 「吸 っ た こ と は あ る が 合計 I の本未満 で あ る 」 と 回 答 し た 者 年 国 民健 康 ・ 栄 養 調 査報告 表一付一 = ー8 飲酒 習 慣の 状 況 (性 ・ 年齢 階級 別 ) 都 総 数 ‘ ‘ ; ・ 女性 なし I 1 1 . ・ 溺 れ. - . ‘ " ‐ ' 緒 方- - ・ 8,奴競 1“0 7節 l 1 節.0 1 .177 1節.0 職72 乳鱒0 1 馬扇 1 のO Lは燧 薄節0 l 範7 nooo a3第 l 63.6 捌 総数 男性 1 3第 I 3 78 6 912 椒 躍 7 1 .7 975 868 鐙9 44 無 95, 1 椰 : 税葵 注) 週 3 日 以 上 で 1 日 1 合 以 上 飲酒 す る 者 を あ り と し た 。 出 典 : 平 成 2 1 年 国 民 健 康 ・ 栄 養 調 査報 告 - 85 - 1 3.2 42 48 訪 ) 、 - - ゞ - \- ' ;-導き対等? 表一付… = ー9 なき 対 決 ふ 忽 ち嗜も- 登- で } ^ ゞ ‐ し 鮒討 ち ‐ 出産順位荘 1 ) 別 に み た 年次別 出 生数及び百分率注 2) ごさ い ・ こご 1 通 ぜ ・ \〆 ! ・ 、 出 生 数・ ・ 1 .576.889 1 ,43 1577 1 ,22 1鼠範 1 , 1 87,064 蟹ぬ粥 1 5%,卸 2 5芻. 140 564,964 鱒ob 2の 1 2002 2003 教XM u 知,547 1 J 70,662 1 , 1 53 .855 1 . 1 23 ,61 0 1 4 10,72 l 戦,932 57 1 ,総 569,468 6 菊227 髭綣,第2 1 ,“a靴 \ も“2ゐ74 1 ,“0,鱗 1 ,071 繃 510あ76 522,79 3 5 1 8.第 1 5 1 6,船 7 51 1 1 鵠 鰈,216 1 98 0 1節,0 4 l ,9 40,6 1 4.8 21 0.7 1饑 1 節, 0 4 1 ,7 ′ 39 2 1 60 25 0,7 l知 1 節,0 43,2 3 75 1 6,0 27 0夕 1 9 95 1 節, 0 47.6 、 360 1 3.3 24 06 知0粉 2脚 1 、 1 鱒.0 1館.0 3 6. 4 3 65 1 2 .0 1 1 .9 2.2 21 0.6 06 0,6 纖 * 2007 2008 纖 2010 、 1 ,第9,8 1 8 1 ,第 1 ,1 56 ・ お 2, 7 1 0 2285 1 8 195,O32 1 58.440 433.935 , 4鋭184 42022 1 ・ ・ 4 1 a3 1 0 4 1 6,777 398,縦 407 7鋭 402,纒 40 」386 露9,31 7 389,486 穏馬簿 3 5,4 6 3 32.51 1 28.91 7 亀 478 9,93 1 8.0 12 7,657 142,鷁 1 39,297 1 33‘060 1 29.396 1 2 7.46 1 麩,766 251 4 6 23.99 3 23,斑6 23,3f18 7,芻 幻 69 7, 1 1 3 7.館 1 7,0";3 1 盤,蹴 13 0,7% 22,錨 24,鱒 ・ 25,043 26,61 7 26,沸 27,673 6877 7,"1 7.657 7,第2 & 1 71 8,6即 136, 1 73 1 39,館4 1 篩,3 l 3 1 37.鰐 、 ノご ベ ド 1980 1鱗 l “0 1 995 ・ ・ 639,49 1 拗763 4 57.8知 427,086 、 さ も 百 べ し分 、 率 芻2 ・ 、 、 、 4 8,8 4 88 \ 1節,0 49,4 3 6 ,4 l 15 21 K粉.0 1 (ぬ. 0 4 8 .5 483 3Z2 3 7.5 1 15 1 1 .5 2. 1 2. 1 数)(お 1 鱒,0 48, 1 3 75 1 1 .7 21 06 2篤 1 節,0 4 7.8 3 7,3 1 2 ,0 22 07 加7 1 節,0 475 379 1 25 23 07 笈)鮨 教X薄 Kb.0 1 蜘. 0 4 7.3 47 8 3 6.8 3 6.4 l 2.7 1 26 2 ,4 2.4 0 ,7 0.8 1 28 26 08 2003 即餌 2 010 , ゞ 1 鱒0 、 ′ 474 , 3 64 、 \ 0.6 0. 6 1 ) 出 産 軸位 日 大 同 じ母親 が こ れ ま で に 出 産 し た 児の 総数 ( 1 脳 年 ま で は 妊娠満即週 以 後 、 1 毀5年 か ら は 妊娠讃滋避 以 後 の 死 批胎 を 含 む ) に つ い て 教 え た 順 序 で あ る 。 2 ) 各 年 次 に お け る 願 位不詳 を 除 い た 出 生 数 に 対 す る 百 分率 で あ る 。 出 典 : 平 成 2 2 年人 口 動態 調査 - 86 - 該 き剃 付録 表 一 付 一 l l - l o 都道府県別 にみた単産-複産 (複産の種類) 別分娩件数 ・注) 全 01 O1 02 館 国 道 遁 森 北 海 青 、 岩 、 茨 栃 群 13 14 15 16 17 東 神 新 富 石 " 21 22 23 24 笏 節 銘 長 岐 静 愛 三 滋 京 大 芻 兵 “ 奈 卸 和 31 鳥 32 ・ 島 瀉 岡 絮 広 鵠 山 鉤 徳 37 香 鯰 愛 39 高 40 福 41 佐 42 長 43 熊 44 大 45 宮 46 鹿 47 沖 外 葉 京 川 潟 山 川 52.392 1第錠3 78981 既鋳2 8,搬 ・ 9720 5 上920 1鯰,総 78,227 1 続 け0 8240 9.626 城 田 形 島 111 2 埼千 18 幅 19 山 城 木 馬 1 ,076,562 4 073 主 1′ 、 9,776 9粥2 1 9蕊 6,752 87第 1 6,総4 241 40 1 6鼠第 1 6O82 手 04 . 宮 鮪 秋 “ 山、 07 福 僻 醇 lo 1,僻ス 148 41 072 .〇72 9,競 仇94 4 ′ 1鋭52 68 10 8,793 1 6473 24.総 1 6,榔 1 6,第 1 玉 奈 井 梨 野 阜 岡 知 重 賀 、 都 阪 庫 良 歌 山 取 根 山 島 、 児 口 島 川 、 媛 知 問 賀 崎 本 分 崎 島 縄 国 印241 6,範2 6749 ““ 55 1 7, 1 1 1 32,芻 1 7蝶滿 1 5,4“ 1 皺め0 2 1 ,428 76,鸚 48‘403 10,劉 7703 4.88 1 5,無 l 6.994 25.847 l 1 ,692 5,靴 8,52 1 1 1 ,銀 5,鰓 47707 7,擬 1 2230 1 6,52 2 10,2 77 10,446 15,434 1 25脳 l第 59675 6.892 6,687 l鯨鰻粥 34 0〇 脳 1能 92 167 58 88 1 39 223 、 183 169 親 4 69 、 L074 753 l92 68 94 70 62 1 7,獺 1 6,蜆 3 1 .961 69,鋭 4 l 5,芻 1 3,352 21144 75,486 1 70 1 57 3l8 7l0 148 1 48 猟 744 4.834 5,7 7 1 16,81 7 25600 1 1 再73 5鍬58 8,4 39 1 1 561 5郎 47,加 7,?幼 1 2,"7 1 6,37 1 1 0. 174 1 0範2 1 5,榔 1 7.352 1 35 47 64 1 77 247 1 19 92 82 1 03 50 472 弱 1 33 151 1 03 84 1 54 1 52 主 47,91 2 1 0,73 1 7,645 490 1 19 那 出 典 : 平 成 2 2 年 人 口 動態調 査 - 87 - ′ 10ぶり4 334 1 07 92 1鐙 57 87 1 38 220 、 1 82 1“ 臨 、 69 61、 1 67 156 縦 701 1 46 147 捌 736 479 1 19 56 47 64 171 240 1 14 88 81 102 49 466 68 1 30 1 48 1節 80 1 51 149 1 2 一 - - ‐ 一 ‐ 、 ‐ ‐ ‐ 8 10 3 l - ‐ - 1 1 、 1 62 6 1 ‐ 2 1 1 1 3 1 3 『 ‐ ・ 、 - 、 - l8 459 1 ,端 743 189 68 93 3 1 12 9 2 1 4 8 -一 、 -‐ 一 一 - 【 【 - ‐ - 一 - 11 2 一 - 一 【 - - ~ 6 7 6 4 1 1 1 6 2 3 2 4 3 3 ‐ ‐ 1 1 」 ‐ - 一 ・ - ‐ ‐ 表 一 付 一 = ‐ 1 1 、 分娩件数 の 年次推移 各年 9 月 中 1987年 59,939 5,933 9.9 45,040 2,948 6.5 1 9卸年 53497 &98 1 1 1 .2 35,233 2,9 1 9 8.3 1 993年 54,偽 7,鱗 1 3β 40,347 3.687 9, 1 1 996年 52,976 7,79 1 1 47 43,034 4,270 9.9 19難年 50.959 8,852 17.4 40,097 ・ 、4,571 1 1 .4 2002年 49,629 8,鯏 17.9 4 1 ,498 4,938 1 1 .9 2の5 年 婦,擬 9,623 2 1 .4 40,247 5, 1 56 1 2.8 2の8年 47,626 1 1 ,第9 233 42,792 5,553 13.0 - 88 - ・・ 付録 表 - 付 一 = ー 1 2 性 ・ 出 生時の体重別 に み た年次別 出 生数 ・ 百分率注 の 及び平均体重注 の (男 ) 出 生 数 (男 ) 総数 559847 559瓢 3 5489廓 55q74 2 ~ Lokg未満 10 ~ 15 626,97 1 L151 2,2の 1 ,3 1 1 24の 、 1 .452 2あ93 1 斑お 2,591 1 ,鱒 2,498 馬91 2.鐙 l ,6 1 9 2,総 L稲 2‘479 2,525 1 5 ~ 20 5463 5,鋤 6,698 66 13 6.690 6.鱗 6即 6糾 6,親 20 を 25 25 ~ 30 鰈鸚7 6 1 2.1 48 545,032 . 馬0439 1 ,673 27, 1 81 3 1 ,41 3 36,鯛 髄,534 36,735 36,842 367 1 0 36, 1 73 36,4 1 4 1 72,242 1 86.弱2 202,033 1 87,674 1 9も2 1 0 1 94忍97 1 95,4 第 1 92,6l5 1 磐,23 1 30 ~ 35 293.246 278,6l 7 27鉄蹄 刻郎風5 243,蜘7 243.餓 24331 8 激,862 239,鯉 35 ~ 40 1 1 0920 91 ,7邨 81 既2 66,鸚 鵡 1 58 67騎7 “鸚2 “,8 77 64,6 15 40 ~ 45 13,45 1 9.81 7 7怨63 5,部 1 6, 1 34 6,臘 6,晦 5,磯 錐“ 72 89 77 即 日1 l" "第 良風682 47.樅 5E強of;6 4第66 557.783 47ゑ52 547,278 46,642 548,%4 46,郷 一 不詳 ・ 1 .okg以 上 ・ 1 08 1 59 ・ 625,71 2 節,* "7,077 41 ,鯛 6 10,624 47,737 54 3.407 46,274 1節.0 1鱒.0 1 節.0 1の.0 1節,0 1 節.0 1の,0 1 節,0 1鱒.0 ~ 1 .okg未満 1 .0 ~ 1 5 0‐2 0.4 0.2 0.4 0.2 0.4 03 05 03 0.4 03 0.5 q3 05 03 0ぁ 05 1 5 ~ 2○ 09 l .0 l .1 1 .2 12 ′ 12 12 12 1 .2 2,5kg未 満 百 分率 (男 ) 総数 0.3 2.○ ~ 25 43 5.2 6.0 65 6.6 6.6 6.6 6.6 6‘6 25 ~ 3.0 275 30,7 33,0 34.4 34,7 348 34.9 35, 1 353 3.○ ~ 35 46.8 45忍 44 馬 43.8 435 4&4 435 435 43‐4 3.5 ~ 4.0 17.7 15. 1 l 33 1 2.2 1 2.2 1 2. 1 1 1.9 11β 1 1 .7 4〇 ~ 45 2. 1 16 13 1 .1 1 .1 1江 う 1.1 10 10 4惹~ ○.2 Ql o. l ql ql o‐ 1 01 0. 1 0. 1 1 okg以 上 難β “β 998 勢7 難.7 997 99.7 997 997 2.5kg未 満 5.7 6.7 字8 8.5 85 8.5 85 85 8.5 31 6 3. 1 1 307 3.第 3,鵤 3.篤 3.第 &04 3.館 平均 体重 (kg) 注 1 ) 出 生 時 の 体 重 不 詳 を 除い た 出 生 数 に 対 す る 百 分′ 分率 で あ る 。 注 2 ) 1 9 9 1 年 ま で の 出 生 時 の 体重 は 、 1 0 0グ ラ ム 単 位で把握 し た た め 、 算 出 平均 体重 に 0.05kg を 加 え た が、 1 9 9 2 年 に 調 査票 を 改 正 し 、 こ れ以 降 は グ ラ ム 単 位 で把握 し た 算術平均 値 で あ る 。 出 典 : 平成 2 2 年 人 口 動態 調 査 - 89 - 表 一 付 一 = ‐ は 性 べ 出生時の体重別にみた年次別出生数 ・ 百分率注 1 ) 及び平均体重注 2) (女) 出 生数 (女) 総数 594鎚 4 57851 7 578,399 517,498 532,鸚 5“,971 53 1 ,643 ~ 1 ,okg 未満 1 ,140 1 ,被 1 ,4 14 騎79 1 ,780 17第 1 ,674 10 ~ 15 2,027 2,灘 24 4 1 2,49 1 24 1 5 24 76 l 5 ~ 20 5337 5,郷 6,印1 6,91 8 7P79 2 0 ~ 25 3 2,毅 一 総,拗 4 4695 44,01 0 2 5 ~ 3.0 204.4 l 7 2 1 8.243 23 2,699 3.0 ~ 35 265, 1節 245,4 8 1 35 ~ 40 75,凝 40 ~ 45 ・ 45 ~ 52 1 ,悦2 520,562 1 ,錐 4 1 ,559 24 26 2,374 2,329 6,8知 6,無 6,601 6,6 l 0 45 ,邱 2 4 6,2 l 9 46,0 92 455 1 0 4 5,焉 2 l 5.227 222 ,2 28 2 2 1 ,34 4 223,733 2 ao,398 2 2 1 .06 2 23鼠郷 “ 1 ,6 1 3 勾6 4艶 笈瓶573 擬晦70 9 笈ぬ,“ 1 2節,325 “ゐ28 ′ 52"3 422 1 6 43,端 42都 1 4 1 ,882 40,793 40,購 7,802 5,522 4,2 1 5 3, 1 70 3,無 3,101 3,028 2,9{}9 2,776 605 4 03 24 6 1 85 1 90 1 87 151 1 58 も ‐ 1 66 ll 5 百 分率 (女) 総数 1 の.0 1"0 l".0 1 節,0 1 節.0 1 の.0 l 節.0 1の,0 1節.0 ~ 1 .okg 未 満 Q2 02 02 03 03 03 0.3 0.3 03 1 ○ ~ 1 .5 0・3 0. 4 0.4 05 05 05 05 0寿 0-4 l 5 ~ 20 0. 9 10 l .1 13 13 13 13 13 13 2 .0 ~ 2 . 5 5.5 6. 7 7.7 85 8. 6 8.7 8 .7 87 8.8 2 .5 ~ 3 .0 34 . 4 3 7.7 402 4 l .6 418 418 42 . 1 423 425 44 ,6 4 2. 4 4 0.4 39 .0 388 388 滋8, 7 絮再 編5 1 2 .7 1 05 90 8. 2 8. 1 8.0 7. 9 7.8 7. 7 1 .3 、 1 .0 0. 7 0‐6 0. 6 0.6 0. 6 0.6 0あ 0. 1 0. 1 00 00 00 00 00 \ OP oo l ,okg以 上 ",8 998 998 99.7 99,7 勢.7 99.7 99,7 25kg未満 Z0 83 9.5 106 1 0.7 108 ・ 10.7 1G8 10.8 &雌 3.03 2.螂 2,% 2 .% 2% 2.第 2.96 2.第 3 .0 ~ 3 5 . 3 5 ~ 4 .0 4 .○ ~ 4 寿 45 ~ 、 ・ 平均 体重 (kg) 、 ・ “,7 増 注 1 ) 出 生 時 の 体 重 不 詳 を 除 い た 出 生 数 に対 す る 百 分率 で あ る 。 注 2 ) 1 9 9 1 年 ま で の 出 生 時 の 体重 は 、 1 0 0 グ ラ ム 単 位 で把握 し た た め 、 算 出 平 均 体重 に 0.05 庭 を 加 え た が 、 1 9 9 2 年 に 調 査票 を 改 正 し 、 こ れ 以 降 は グ ラ ム 単 位で把握 し た 算 術平均 値 で あ る 。 出 典 : 平成 2 2 年 人 口 動態 調 査 - 90 - 付録 表 - 付 一 = ‐ 1 4 年次別 にみ た 出 生数 ・ 率 (人口千対) ◆ 出生性比及び合計特殊出生率 ,.▲ '4 1具 乍具 ,4 14 1具 14 11 14 "▲ "‘上 等ま 1且 "且 奄ム 608, 54 7 6 19, 793 6 10,906 6 1 7,4 1 4 604, 769 6 1 2, 1 48 600,91 8 1▲ 635 . 9 1 5 1 , 1 87,064 14 1 ,鸚,3芻 1上 67仇鮫望 640.506 626.9ね 628,6 1 5 622, l36 6 1 0.24 4 1I 692.304 1 3 14.006 1 ,2淺 6, 802 1 .2 2 1 , 585 1 .223, 245 1 ,籤,9鵠 u 88, 芻2 592 ,840 ー1 576,736 569,559 14 11 5 4 5.03 2 ,玉 1 ,1 9 1 ,665 l a03. 1 4 7 l , 1 7 7.669 1 , 1 90547 l . 1 7〇鍬52 1 , 1 23,6 1 0 L 1 l o.721 1 ,鰤2,彌 し"a674 LO困9 .8 18 109 11 56 M 70,鰈 1 P7 1 ,縦 1驫 l 鷁 6,鑓 1 ,鸚,馬 14 735284 7 n ,301 1 メ粥2.946 764 .59 7 560,4 39 559,847 ○ 9 5 一7 4 6 9 8 6 6 4 7 0 6 6 2 粉 2 4 篇 8 5 7 5 2 3 3 1 ,4 3 1 ,5 7 7 “ 第 鮎 篤 第 鮪 篤 第鮖 第 篤 第 “ 第 鮎 鵤 鮪 鮪 鯛 篤 獨 筋 慌 第 獨 範 第 8 l 1 ,4 1 8 786,596 7 7Z8範 7 75,a06 14 第768欝 l ,529.455 1 再 1 5。392 1 即陷,68 7 1 ,489,780 8.6 1 05. 6 1 34 55 9.5 1 3 8ク l o5. 2 1 37 54a993 550,742 8,5 1 05,4 1 37 85 1篤忍 1 39 に用 い た 分母 入口 は 日 本 人 人 口 で あ る 。 資料 : 国 立社 会 保 障 ・ 人 口 問 題研 究所 「 人 口 統 計 資料集 」 、 厚生 労 働省 「 人 口 動 態 統計 」 出 典 : 平成 2 2 年 人 口 動態 調 査 - 91 - ; ′~′ノ ツ 〉 ^ ′ ≦柔 弱き燃さ≧こ し 誇ら き覇殺さ◇ \て議論~ - " 〆 ' /“ ミー ル炊 き- ---、 鬱し W' 璽 . . 薹- - ' - - , .- - - -, ' -- ' …~ ~ 鱗 ' … ' ' '' ' , 狄 - - ' ‐ ~ 〃 ‐ヲ - - - - ▼ 再発防 止 委員 会 で は 、 201 1 年 12 月 末 ま で に 公表 さ れ た 79 件 を 分析 対象 と して 「 第 2 回 産 科 医 療補 償 制 度 \ 再 発 防 止 に 関 す る 報 告 書 」 を 作 成 し た 。 そ の 中 で 第 4 章 の 「 テ - マ に 沿 っ た 分析 」 で は 、 「 吸 引 分娩 に つ い て J 、 「 常 位 胎 盤 早 期 剥 離 の 保 健 指 導 に つ い て 」 、 「 診療 録等 の 記 載 に つ い て J の 3 つ の テ ー マ を 設 け て 分析 し 、 そ れぞ れ の テー マ の 最 後 に 、 再 発 防止 策 等 と し て 、 再発防止 委 員 会 か ら の 提言 を 取 り ま と め た 。 こ の 提 言 を よ り 多 く の 方 々 に 知 っ て い た だ く た め 、 「 再 発 防止 委 員 会 か ら の 提 言 」 を テ ー マ 別 に 抜 き 出 し た 資料 で あ る 。 分娩機 関 を は じ め と し て 掲 示 ・ 回 覧 し て い た だ き 、 周 知 の た め ご活用 い た だ き た い 。 な お 、 こ の 掲 示用 資料 は 、 本 制 度の ホ ー ム ペ ー ジ (http://w w w.s ankをhpj cqhc.orjp/ ) に も 掲載 し て い る o - 92 - 非医療補償制度ゞ \ 産ゞ \ ゞ〉 - " ! ‐ きJ 期 r 第 2 回 産科医療補償 制 度 再発 防 止 に 関女る 報告書 ^ 0年G月 0O 〉 \ 員賞嚢藝◎提言 産科 医療補償制度再発防止委員会 に お いて取 り ま と め た 「第2 回 産科医療補償制度 再発防 止 に 関 する報 告書」 の 「テ ー マ に 沿っ た 分析」 の 中 で提言 を行っ て い ま す。 提言 は、 産科医療関係 者の皆様に これだけは行って い た だき た い と考える 内 容です。 産科医療関係者の皆様 に とって は、 日 常 の臨床現場で 当 然行っ て いる と 思わ れる 内 容もあ り ま すが、 一方 で実際 に 掲載 した事例 のよ う な こ と が起こ っ て いる こ と も 事 実で す。 提言を 今一度、 日 々 の診療等の 確認 に ご 活用 く ださ い。 試 公益財団法人 日本医療機鑽平価機構 - 93 - 驫 さ\ ‐ 騒ぎ名ゞ- ~ - 94 - 救 う~ 〆 さ◇ . \〆 ・ ゞ こ ぎ 第2 回 、 産科医 療補 償制 度 再発防止 に 関 すを報告書 蒸 産科医療補 償制 度再発防止委員会 に おいて取 り ま と め た 「第2 回 産科医療補償制度 再発 防 止 に 関 する する報告書」 報 告 書」 の 「「テ ÷ マ 掟 沿っ た分析」 の 中 で提言 を行っ て い ま す。 提言 は 、 産科医療関係 者の皆様 に これだけは行ってい た だき た い と考える 内容です。 産科医療関係者の皆様 に とっては、 日 常の臨床現場で 当 然行っ て いる と 思わ れる 内 容 も あ り ま す が、 一方 で実際 に掲載 した事例 のよ う な ことが起こっている ことも事実ですo 提言を今一度、 日 々 の診療等の確認こご活用 く ださいざ し 、 公益財団 法人 日 本医療機能評価機構 - 95 - 罫 ・ 鯰き 魚 - 96 - を な しふ さ ぎ ; 鰺鰺 弍 ~ 三 滝 仇 で人 誉 i 、ニミ テ メ メ 止 に 関 する 報 告 書」 の ペ\ ご て で \ 第2 回 産科医籏橇償制度 再発防風渡すを鰓告舂 0年○月 お い て 取 り ま と め た 「第 2 回 産 科医療補償制度 再 発 防 の 中 で提 言 を 行 っ て い ま す。 提 言 は 、 産 科 医療 関 係 者の 皆様 に こ れだ けは 行 って いた だき た い と考 える 内 容 です。 産科 医療 関係者の 皆様 に とっ ては、 日 常 の 臨床現場で当 然行っ て し、る と 思わ れる 内 容も あ り ま す が、 一方で実際 に 掲載 した事例 のよ う な こ と が起 こっ て い る こ と も 事 実 で す。 提言 を 今一度、 日 々 の診 療等 の 確認 に ご 活 用 く だ さ い。 公益財 団 法人 日 本医療機能評価機構 - 97 - 0〇 - 98 - \ を 本 報 告 書 に 掲 載す る 内 容 は 、 作 成 時 点 の 情 報 お よ び専 門 家 の 意 見 に 基づ い て お り 、 作 成 時 に お け る 正 確 て 、 本 報 告書 は 、 利 用 さ れ る 方 々がY 個 為 の 責 任 に 基 づ き 、 自 由 な 意 思 ・ 判 断 ・ 選択 に よ り 利 用 さ れ る べ き も の で あ り ま す 。 そ の た め 、 当 機構 は 利 用 者 が本報 告 の 内 容 を 用 い て 行 う 一 切 の 行為 に つ い て 何 ら 責任 を 負 う も の で は な い と 同 時 に 、 医療 従事者 の 裁 量 を 制 限 し た り 、 医 療 従事者 に 義 務 や 責任 を 課 し た り す る もの で も あ り ま せ ん 。 - 99 - な %\ 性 に つ い て は 万 全 を 期 し て お り ま す がさ そ の 内 容 を 将 来 に わ た り 保証す る も の で は あ り ま せ ん 。 し た が っ \ 。 装 い 翁 後 雌塞 が 鞘 灸 鶯纒 齦 篩塾 。 農 』 離職 冠 梅 漿 謎 ‘ 録 溢 挑 判 縫 目 趨 ‘ 洽 蟇 後 皿 や 自 責 【 寸 - 辱 蛛 】 。 晨 o 諭 や 閲 工 日 日 oa z魚\o湾 之 O白 煙 出国 S 世盤< 。 農 』 総轄 し 忍 簑搏稲 鼻 奬 れ 立y- ※ ‘ 収 攝 刃 諦 嶮 農 轢圏 刃 嬢製 ぬ 晨 瀝ノ ン 心 〉 臣 醤 [ 【 N T 辱鴇 】 S轢園刈儀 \ め し謂灸暮 齢 ◇ 樽 」 ′巡猥爾 o農』 紫澱窒誕案 勺 寅 捌鰹ゑ熟議鮨弟叢愈隷訃癩器球家裁桑燈叢 【 に 駆曲一 。 農 』 譜織 M 撫 撫 謎 刃 「 / > 簑 聡 範 濃 〉 總 農 孃藝 」 農 拭 き 慧 皿 鼬 永 澤 S 蝨喪 刃 艇 璽 ≦ 總 【 ト 駆曲 】 【 の 辱冊 】 。 裂 い 製 黙 鞭 終 れ ◇ 心 や ノ ム 梛 分 り一 心 拘 。摂 」 縣 輻 樅 希艇 簔 艦 腿蛾M 夢 幻 刃 艇搬 脆鑿馨 縣 攝嘲 , ぬ り 刃 契 ノ き レ 希 恐 浄雙分 裂 裂 き 撫 ぜ 離 し T下 さ 鞘 農 艇嚢 9 岾 瀞 【 0 ヤ 駆冊】 。 表 』 譜 豊く 留 姿蜜銀 J 慧 皿 鼬 目 日 報 望 S 軒 楡 , 機忌 。 摂 』 謎酬 鼬 窒 選巌余 ‘ 」 舵靴 歳 出増餐 煙 嶬濶親分 農 / き 總 農 孃鑿 ‘ 螂 総会 O の 題 盤 - 翌 蝨 絶 。 裂 い 桃 報 奨 沁嬢 S 購余 O 幅 諭 梟 巡 睡 醤 N J 薑 蟇 謄鴎 【 の 率冊】 【 の 辱冊】 窒 執 / き 曲刃 ノ ム 雙 ぬ 余 終 盤 ' や S S 得 』 鞭同 定 製 皿 農 鷆 本態 中 ◇ 入 さ ヤ 今 ◇ 冊噸餐 ‘ 巡 6 事 。 農 』 粧靴 顱 冊増輳 ‘ や S 裂 い 嶮 や 目 粕 S 爛熟 ぬ り 刃 農 』 錐樫 さ 翁 籤 【 寸 辱曲 】 。 農 』 謎 酬 總 区 讓淺余 き 態 皿 昶 9 竪 S 縊 幽 『 愈 撰 し 』 N ぬ 枯 』 舳離 さ 馳 〉 得 れ や 堅篝 岾 / > 枯 ′ > 。 製 靴 曙 姿 囮 歯 蝨 農 雙 長 鼾 対 顔 繕 「" R S 叶 柄薄 め 中継蛔製 桃 」 ‘ 』 9 裂 い 簑 M 堅 9 裂 い に yヌ ヤ ム さ 総 後 謎 【 N 墜曲】 馨 沁 難 。契 叔 樅 製R 振子 長 嬢図 歳 沁 峠 表 い 翁 ぬ 灸 聾幅 ‘ 刃 灼 托 足 襞騰 。 農 』 維熾星 窒 誕餐余髓諺係濶畏 ‘ 刃 「 5 舞 台 後 範蜜 さ き 〉 嬢 条 鑿 鶏 ‘ し 離 刃 ハ て 三 農 雙覊」 く 冊背 水ーて 塾 嶬 し ろ いけ - 勁 出 型墜 S 麗 祷 膝鴎 細無量 瓣 . 日 - 冊寸 舳