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免除負荷

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免除負荷
1/48
環境負荷物質対応 仕入先説明会
1.欧州廃車指令(ELV指令) ANNEXⅡ改訂
2.はんだ鉛フリー化対応
3.当社の自主規制物質対応方針
4.JAMAシート改訂
2008年10月10日
株式会社デンソー 安全環境推進部
材料技術部
生産技術開発部
技術管理部
1.欧州廃車指令(ELV指令) ANNEXⅡ改訂
2/48
1-1.改訂の概要
EU廃車指令(2000/53/EC)
・ 2003年7月1日以降に上市する自動車・自動車部品に対し4物質
(鉛・カドミ・水銀・6価クロム)の使用を原則禁止
・ 一部の材料・部品は適用が免除され、適用除外期限とともに適用除外リスト
(ANNEXⅡ)に記載
ANNEXⅡの改訂: 技術の進捗等を踏まえ、内容を見直し
第1回:2002年、第2回:2005年、第3回:2008年(今回) ※
※07年12月の欧州ELV指令の適用除外項目の見直し提案がなされ、08年8月1日で改正版法規
が発布(08年8月23日付官報で告示)
<今回改訂の概要>
・電気電子部品中のはんだの鉛の使用禁止(2011年1月1日以降の新型車)
※ただし2009年再検討 ・水銀の使用を禁止(2012年7月1日以降の新型車)
・スペアパーツに対する緩和要件追加 等
※ ANNEXⅡ原文は右記HPに掲載あり http://eur-lex.europa.eu/
3/48
1-2.改訂内容の詳細
赤字:改訂された箇所
旧ELV指令 ANNEXⅡ
2008.8.23改訂ELV指令 ANNEXⅡ
変更の概要
物質
N0.
鉛
1
2a
材料・化合物
重量で0.35%以下の鉛を含
有する機械加工用スティー
ルと亜鉛メッキ鋼
重量で1.5%以下の鉛を含有
する機械加工用のアルミニ
ウム
免除範囲と
失効期限
表示 N0.
(期限なし)
材料・化合物
免除範囲と
失効期限
1
重量で0.35%以下の鉛を含有
する機械加工用スティールと
亜鉛メッキ鋼
2a
2005年7月1日
重量で2%以下の鉛を含有する 以前に上市した
車両の交換用
機械加工用のアルミニウム
部品
2b
2008年7月1日
重量で1.5%以下の鉛を含有す 以前に上市した
るアルミニウム
車両の交換用
部品
・加工目的のスペア
パーツの免除拡大
・加工目的以外の
スペアパーツの
免除拡大
・新規販売車は免除
終了により重量で
0.4%以下に規制
2008年7月1日
重量で0.4%以下の鉛を含有
する機械加工用のアルミニ
ウム
(期限なし)
2c
重量で0.4%以下の鉛を含有す
るアルミニウム
(期限なし)
3
重量で4%までの鉛を含有す
る銅合金
(期限なし)
3
重量で4%以下の鉛を含有する
銅合金
(期限なし)
4a
軸受け銅とブッシュ
変更無し
(無期限免除)
(期限なし)
2b
4
表示
2008年7月1日
軸受け銅とブッシュ
変更無し
(無期限免除)
・免除期限満了の
ため期限削除
(使用禁止)
・スペアパーツの
免除拡大
2008年7月1日
以前に上市した
車両の交換用
部品
エンジン、トランスミッション、
・2011年7月1日
エアコンコンプレッサの軸受け ・2011年7月1日
4b 銅とブッシュ
以前に上市し
た車両の交換
用部品
・特定部品の規制
延期
・特定部品のスペア
パーツの免除拡大
5
バッテリー
(期限なし)
X
5
バッテリー
(期限なし)
X
変更無し
(無期限免除)
6
振動ダンパー
(期限なし)
X
6
振動ダンパー
(期限なし)
X
変更無し
(無期限免除)
4/48
赤字:改訂された箇所
旧ELV指令 ANNEXⅡ
2008.8.23改訂ELV指令 ANNEXⅡ
変更の概要
物質
N0.
材料・化合物
免除範囲と
失効期限
表示
鉛
重量で0.5%以下の鉛を含有
する流体処理用途とパワート
7a
2006年7月1日
レイン用途のエラストマーに
使う加硫剤と安定剤
重量で 0.5%以下の鉛を含有
7b するパワートレイン部品のエ
ラストマの接着剤
8
9
電子回路基板用及びその他
電気品用のハンダ
(期限なし)
(期限なし)
銅中に重量で0.4%を超える
鉛を含有するブレーキライニ 2007年7月1日
ング摩擦材
×
No.
材料・化合物
免除範囲と
失効期限
ブレーキホース、燃料ホース、
換気ホース、シャシー部品中
7a の金属部品、エンジンマウン
ティングのエラストマに使う
加硫剤と安定剤
2005年7月1日
以前に上市した
車両の交換用
部品
重量で0.5%以下の鉛を含有す
るブレーキホース、燃料ホー
ス、換気ホース、シャシー部品
7b
中の金属部品、エンジンマウ
ンティングのエラストマに使う
加硫剤と安定剤
2006年7月1日
以前に上市した
車両の交換用
部品
重量で 0.5%以下の鉛を含有
7c するパワートレイン部品のエラ 2009年7月1日
ストマの接着剤
電子回路基板用及びその他
2010年12月31日
電気品用のハンダ
以前に型式認可
(ガラス上のはんだを除く)
8a
された車両およ
びそれらの車両
の交換用部品
電気部品のガラス上のはんだ 2010年12月31日
以前に型式認可
された車両およ
8b
びそれらの車両
の交換用部品
×
-
表示
・スペアパーツの
免除拡大
・免除期限満了の
ため期限削除
(使用禁止)
全廃期限の設定
×
・全廃期限設定
・スペアパーツの
免除項目の設定
※2009年再見直し
×
免除期限満了の
ため項目削除
(使用禁止)
5/48
赤字:改訂された箇所
旧ELV指令 ANNEXⅡ
2008.8.23改訂ELV指令 ANNEXⅡ
変更の概要
物質
N0.
材料・化合物
免除範囲と
失効期限
表示 N0.
材料・化合物
免除範囲と
失効期限
表示
鉛
10
バルブシート
11
ガラス又はセラミックマトリク
ス化合物に鉛を含んだ電気
コンポーネント但しバルブの
ガラスとスパークプラグの釉
薬は除く
12
点火装置の起爆剤
2003年7月1日ま
でに開発された
エンジン型式
:2007年7月1日
(期限なし)
2006年7月1日以
前に型式認可さ
れた車両および
それらの車両の
交換用起爆剤
X
9
バルブシート
10
ガラス又はセラミックマトリクス
化合物に鉛を含んだ電気コン
ポーネント但しバルブのガラス
とスパークプラグの釉薬は除く
11
点火装置の起爆剤
・2003年7月1日
以前に開発された
エンジン型式の
免除期限満了に
より使用禁止
・スペアパーツに対
する免除項目設定
2003年7月1日ま
でに開発された
エンジン型式の
交換用部品
(期限なし)
2006年7月1日
以前に型式認可
された車両およ
びそれらの車両
の交換用部品
X
変更無し
(無期限免除)
スペアパーツに対
する緩和要件変更
6/48
赤字:改訂された箇所
旧ELV指令 ANNEXⅡ
2008.8.23改訂ELV指令 ANNEXⅡ
変更の概要
物質
N0.
材料・化合物
免除範囲と
失効期限
表示
N0.
材料・化合物
Cr6
13a 腐食防止コーティング
2007年7月1日
12a 腐食防止コーティング
シャシー用途のボルト及び
ナットで腐食防止コーティング
2008年7月1日
12b
モータキャラバン用吸収式冷
凍機
(期限なし)
13b
14
X
Hg
15
ディスチャージランプとインパ
ネ表示盤
(期限なし)
X
13
シャシー用途のボルト及び
ナットで腐食防止コーティング
モータキャラバン用吸収式冷凍
機
免除範囲と
失効期限
表示
2007年7月1日
以前に上市した
車両の交換用
部品
・免除期限満了の
ため期限削除
(使用「禁止)
・スペアパーツの
免除拡大
2008年7月1日
以前に上市した
車両の交換用
部品
(期限なし)
2012年7月1日
以前に型式認可
ヘッドライト要のディスチャージ
された車両および
14a
ランプ
それらの車両の
交換用部品
2012年7月1日
以前に型式認可
インパネ表示盤に使用する
された車両および
14b
蛍光灯
それらの車両の
交換用部品
X
変更無し
(無期限免除)
X
・全廃期限の設定
・スペアパーツに対
する免除項目設定
X
・全廃期日の設定
・スペアパーツに対
する免除項目設定
Cd
16
厚膜ペースト
2006年7月1日
2008年12月31日
2008年12月31日
以降は,それ以前
に販売された車
両の交換用NiCd
バッテリのみ販
売可能
17
電気自動車用バッテリー
18
ドライバ支援システムに使用 2007年7月1日
するガラス化合物の可視光線
部品
免除期限満了の
ため項目削除
(使用禁止)
-
X
17
X
-
電気自動車用バッテリ
2008年12月31日
2008年12月31日
以前に上市され
た車両の交換用
部品
X
スペアパーツに対
する免除項目設定
免除期限満了の
ため項目削除
(使用禁止)
1-3. 欧州廃車指令ANNEX Ⅱ主要変更点のまとめ
7/48
1.新たに全廃(閾値以下に規制)期限が設定された用途
1) 電子回路基板用及びその他電気品用のハンダおよび、電気部品のガラス 上の
はんだ中の鉛
2011年1月1日以降に認可される新型式車より使用禁止 ※ただし、2009年に再度見直し
2) ヘッドライト用のディスチャージランプ及びインパネ表示盤に使用する蛍光灯中
の水銀
2012年7月1日以降に認可される新型式車より使用禁止
3) パワートレイン部品のエラストマの接着剤中の鉛
2009年7月1日以降使用禁止
2.免除期限終了により新たに使用禁止となった用途
1) 加工目的のアルミニウム中の鉛 2) エンジン、トランスミッション、エアコンコンプレッサを除く、軸受け銅とブッシュ中の鉛 ※ただし、エンジン、トランスミッション、エアコンコンプレッサの軸受け銅とブッシュ 中の鉛は、2011年7月1日 3) 液体処理、パワートレイン用途のエラストマーの加硫剤と安定剤中の鉛
4) ブレーキライニング摩擦材中の鉛
5) バルブシート中の鉛 6) 腐食防止コーティング中の6価クロム 7) 厚膜ペースト中のカドミウム
8) ドライバ支援システムに使用するガラス化合物中の光学構成部品 8/48
1-4. DDS2004「環境負荷物質の材料及び製部品への使用制限」の改訂
<改訂の経緯>
2005年1月 環境負荷物質の材料および製部品への使用制限に関する基準DDS2004 の全面改訂改訂・公開
2006年2月 ・環境負荷物質リストGADSL発行・改訂に伴う、DDS2004へのGADSL準用 ・ANNEX Ⅱ改訂内容取り込み ・旧型補給品への特別処理追加
2007年7月 ・GADSLへの化審法規制物質の追加に伴い、“環境負荷物質リスト”更新 ・ELV規制改訂に伴い、4物質含有定義見直し (閾値以下での意図的/非意図的含有区分廃止)
今回改訂 ・ 2008年8月のANNEX Ⅱ改訂に伴う欧州廃車指令適用除外リストの反映 10月に仕入先様にDDS2004改訂版を配布予定(弊社ホームページに掲載)
別途、各社窓口の方に御連絡します
以上
9/48
2.はんだ鉛フリー化対応
2-1.法規制の動き
□欧州廃車指令のANNEXⅡ(付属書)改定
07年12月の欧州ELV指令の適用除外項目の見直し提案がなされ、08年8月1日で改正
版法規が発布(08年8月23日付官報で告示)
□法規制の内容 従来
見直し後
電子回路のはんだ、その他電気部品用の
電子回路のはんだ、その他電気部品用
はんだに使用される鉛は、全て
のはんだに使用される鉛は、全て
2011年1月以降の新型車搭載部品は
無期限で適用除外
使用禁止
自動車業界*は、規制内容の見直しロビーを進めている状況
1.高温はんだの適用除外
2.高温はんだ以外の適用延期
*:ACEA(欧州自工会)、JAMA(日本自工会)、KAMA(韓国自工会)、CLEPA(欧州部工会)、JAPIA(日本
部工会)、AIAG(米国自部工会)、MEMA(米国部工会)、EECA(欧州半導体協会)が共同で渉外対応中
10/48
2-2.購入品の切替計画
切替完了目標
対象
購入電子部品
2009年12月末
ASSY購入品
2010年6月末
高温はんだ以外
高温はんだ(鉛85%以上含有のはんだ)
対象外(2009年中に見直し予定)
2-3.仕入先様へのお願い
切替対象品のリストアップ、切替計画を立案する目的で、鉛含有はんだ使用状
況および仕入先様の鉛フリー化計画について事業グループ代表購買部署から、
一斉調査をお願いする予定です。 関係仕入先様には大変お手数をお掛けしま
すが、宜しく御対応をお願い致します。
<対象>
購入電子部品、 ASSY購入品
<調査スケジュール>
依頼: 10月初旬、回答納期:12月末
※過去に実施させて頂きました調査と一部重複する場合がありますが、今回、法規
改定にあわせて最新の状況を確認させて頂きたく、御理解を賜りますようお願い
致します。
以上
11/48
3.当社の自主規制物質対応方針
今後は、原則、デンソー独自の自主規制物質は設けず、法規制および自動車業界
統一物質リスト「GADSL(05年2月制定)」に従い対応
【参考】 04年9月アナウンス内容
はんだの鉛
08年8月法制化 可塑剤その他
REACH規則等の 法規制に従い対応
車室内VOC
車室内製品に付き、
個別にお願い中
4.JAMAシート改訂について
Ⅰ.改訂の概要
Ⅱ.改訂内容の詳細
Ⅲ. 改訂版(Ver.2.04)の運用スケジュールとお願い Ⅳ.データ入力における注意とお願い
Ⅴ.今後のJAMAシート改訂予定について
12/48
自動車業界の環境負荷物質調査標準化の活動経緯
13/48
報告要件の統一化、IMDSとの整合化をはかるべく、自動車業界として、
標準化活動へ取組み(自工会/部工会)
2006年4月: 「JAMA/JAPIA統一データシート」(以下、JAMAシート)
を導入 (デンソーも同時に使用開始)
2006年5月:IMDS更新(Ver.3.0⇒4.0)
2006年10月: JAMAシート改訂版(Ver.2.01)を導入
(社内材料コード追加、再生材使用率の入力チェック変更、材質表示の入力チェック変更
化合物の含有率のばらつきの入力チェック追加 等)
入力効率化、活用性向上等の改善検討(自工会/部工会)
2007年7月: JAMAシート改訂版(Ver.2.02)を導入
(パスワード機能の追加、材料マスタの導入 等)
2007年10月:不備修正し、JAMAシート改訂版(Ver.2.03)を導入
入力効率化、活用性向上等の改善検討(自工会/部工会)
2008年11月:
2008年11月: JAMAシート改訂版(Ver.2.04)を導入
JAMAシート改訂版(Ver.2.04)を導入
(入力項目の一部見直し、メッキコード変更 等)
(入力項目の一部見直し、メッキコード変更 等)
14/48
Ⅰ. 改訂の概要
改訂項目
1
改訂理由
改訂内容
1.1
データ入力簡易化 メッキの IMDS公開データ 素地材質記号を削除
材料コード との整合化
1.2
ELV指令
入力内容 電子部品
ANNEXⅡの
変更
用材料
該当有無を区別
詳細P.17
入力ルール変更
(JAMAA2222 と JAMAA4444)
材料規格とアプリケーションの
組合せチェック機能を追加
詳細P.18-22
1.3
材料
Node ID
JIS規格材料の
IMDS公開データ
への登録を反映
JIS規格材料の材料Node IDに、
IMDS Node IDを反映
詳細P.23-24
(次ページに続く)
15/48
改訂項目
1
改訂理由
1.4
入力内容 記入帳票
の
変更
以下の入力項目を削除
入力効率化
項目削除 使用状況を確認し、
(前ページ続き)
2
改訂内容
不要と判断された 項目を削除
2.1 CSV
使用外部リスト
ファイル
の履歴を管理
への出力
その他
変更点 2.2
記入帳票 IMDSとの対比
の
容易化
入力要領
JAMA含有目的コード(項目番号:21)
JAMA含有目的名称(項目番号:22)
物質名称(項目番号:23)
化合物含有量(項目番号:27)
備考(Module ID IMDS管理) (項目番号:35)
備考(項目番号:36)
備考(項目番号:37)
備考(項目番号:38)
詳細P.25-26
データ入力に使用した外部リスト ファイル名を履歴管理情報として 自動的に出力
詳細P.28
IMDSフィールド名称追加
詳細P.29
(次ページに続く)
16/48
改訂項目
3
改訂理由
改訂内容
3.1
・JIS規格の改訂内容を反映
登録情報の更新・
・追加登録申請された材料を反映
材料リスト
見直し
・誤記訂正
詳細P.30-33
3.2
外部
リスト
-
化合物
リスト
登録情報の更新・
見直し
3.3
化合物の
登録情報の更新
GADSL
分類
3.4
ELV指令適用
アプリケーション
除外リスト変更
関連のリスト
記入帳票
改訂に合せ変更
パスワード
・IMDS BSLの変更内容(追加・修正・
削除)を反映。これに伴い、化合物名
称(日本語)を見直し
・GADSL Ver.5を反映
資料なし
GADSL Ver.5を反映
資料なし
更新されたアプリケーションの
反映
資料なし
記入帳票を開く際の
パスワードを変更
※ 3.1、3.2、3.3とパスワードは、例年通りの改訂です。
詳細P.37
17/48
Ⅱ. 改訂内容の詳細
1. 入力内容の変更
1.1 メッキの材料コード変更
変更理由 :データ入力の簡易化、IMDS公開データとの整合化
変更箇所 :素地材質記号の入力を廃止する
[変更前]
[変更後]
例)Ep-$/Cu
例)Ep-Cu
メッキ材質
素地材質
(Fe 等)
メッキ材質
電気メッキ
電気メッキ
JIS記号を適用
素地材質記号($)の
入力を廃止
18/48
1.2 電子部品用材料の入力ルール変更
変更理由 :ELV指令ANNEXⅡへの該当有無を明示する為
1.2.1 電子部品用 材料規格 入力ルール変更内容
対象材料
電子部品 ELV指令ANNEXⅡに
該当する場合
用
材料
上記以外
電子部品用材料以外
入力ルール
変更前
変更後
「JAMAA2222」、 「JAMAA2222」を選択
「JAMAA4444」の
区別なし
「JAMAA4444」を選択
電子部品用材料が、ELV指令ANNEXⅡに該当する場合は、
「JAMAA2222」を選択して下さい。
19/48
「はんだ」の例
<変更前>
選択基準:
JAMAA2222と
JAMAA4444の区別なし
同上
<変更後>
選択基準:
←ANNEXⅡに該当(閾値超過)
←同 非該当(閾値以下)
←同 非該当
20/48
1.2.2 材料リスト登録内容の変更
◆材料リストの変更① 登録材料の追加 材料名称(日) 材料名称(英)
材料規格
材料コード VDA材料分類
ガラス
Glass
JAMAA2222
GLASS
7.2
セラミックス
Ceramics
JAMAA2222
CERAMICS
7.2
フェライト
マグネット
Ferrite Magnet JAMAA2222
MAGNET
FERRITE
7.2
備考
用途がELV指令ANNEXⅡ
に該当する電子部品
の場合は、
左記(JAMAA2222)
を選択する。
◆材料リストの変更② 登録材料の削除
材料名称(日) 材料名称(英)
材料規格
鉛フリー
はんだ
Lead Free
Solder
有機材料
(電子部品)
Organic
Materials
JAMAA2222
(Electronic
Components)
JAMAA2222
材料コード VDA材料分類
SOLDER
NONPB
OEC
備考
8.1
ルール変更後、鉛フリー
はんだは全て、
‘ SOLDERNONPB
(JAMAA4444) ’
を選択する。
8.1
ルール変更後、
材料の具体的名称から
選択入力する。
21/48
◆材料リストの変更③ 登録内容の変更
ルール変更に伴い、材料規格、VDA分類を変更する。
材料名称(日)
材料名称(英)
材料規格
材料コード
VDA材料分類
変更前
半導体用材料
Semiconductor
JAMAA2222 SEMICON
8.1
変更後
半導体用材料
Semiconductor
JAMAA4444 SEMICON
7.2
22/48
1.2.3 材料規格とアプリケーションの組合せチェックについて
材料規格とアプリケーションの組合せが、ルールに適合していない場合、
エラーメッセージを表示します
例1)鉛を含有しないが、‘JAMAA2222’を入力している場合 <エラーメッセージ> 「この材料規格はELV4物質が含まれている場合のみ指定可能です。 」
<対処>材料規格に ‘JAMAA4444’ を選択する
例2)閾値を超える鉛を含有するが、‘JAMAA4444’を入力している場合 <エラーメッセージ> 「材料規格・アプリケーションの組み合わせが正しくありません。」
<対処>材料規格に ‘JAMAA2222’ を選択する 【注意】
旧バージョンにて作成したデータで、上記ルールに適合していない場合は、材料規格、
VDA材料分類コードを修正する必要があります。旧バージョンで作成したデータは、必
ず、依頼元へ送信する前に点検をして下さい。
23/48
1.3 材料マスタのNode ID[材料]に IMDS Node ID登録
変更理由 :IMDSとの互換性確保
(IMDSに繰り返しアップロードする場合の、ID使用数増加を抑制)
変更対象 : IMDS公開材料データとして登録された材料マスタの材料
変更内容 : NodeID[材料]にIMDS Node ID(8桁の数字)を付与
<材料の選択画面: 材料コードSUS304TKAの例>
変更前(仮ID)
変更後(IMDS NodeID)
(次ページに続く)
(前ページからの続き)
24/48
【注意】 旧バージョンで作成した仮IDを含むデータにおいて、エラーチェックを実行する
と以下の警告表示が出る場合があります。
<警告表示>
[mes113:警告] 含有率の範囲値の差が許容値を越えてはなりません。
<警告が出る理由>
JIS規格により規定されている材料の中にはIMDSリコメンデーションで決められた許容公
差範囲を超える材料がありますが、このような材料はリコメンデーションでは例外として
認められています。JAMAシートではエラーチェックがかからないように設定されて
いますが、NodeID[材料]において入力内容と外部リストが不一致の場合、エラー
チェックが実行されてしまい、上記の警告表示が出てしまいます。
<例>材料の成分 許容公差範囲超過の例
C
Si
Mn
P
0.08
1.00
2.00
0.045
SUS304TKA
以下
以下
以下
以下
単位[%]
Fe
S
Ni
Cr
0.030 8.00~ 18.00~
残り
以下
10.50
20.00
許容公差範囲(最小値-最大値)は2%以下
警告が出た場合、以下手順でNodeID[材料]を「仮ID」から「IMDS Node ID」に修正して下さい。
<手順>
①材料検索画面を開き、キーワードを入力し、所定の材料を表示する。
②材料検索画面にて、NodeID[材料]に表示されているIMDS Node IDを確認する。
③材料検索画面を閉じる
④入力帳票のNodeID[材料]の「仮ID」を、「IMDS Node ID」に修正する。
25/48
1.4 記入帳票の入力項目削除
<変更点>
以下の項目を削除
注) Excelでは非表示になっています。
21:JAMA含有目的コード
22:JAMA含有目的名称
23:物質名称
27:化合物含有量
(次ページに続く)
(前ページからの続き)
26/48
<変更点>
以下の項目を削除
注) Excelでは非表示になっています。
35:備考(Module ID IMDS管理)
36:備考
37:備考
38:備考
【注意】
入力項目の削除により、Excel自体の表示は旧バージョンと異なりますが、CSVファイルの
出力内容には変更はありませんので、新旧データシート同士や、入力事例集との間ではコ ピー・ペーストが可能です。但し、一部、互換性が無い場合もありますので、御注意下さい。
27/48
1.5 「1.入力内容の変更」に関するお願い事項
仕入先様が成分調査効率化の為に自社で「マスター
データ」を作成されている場合、P.17~26の
「入力内容の変更」に従い、データを修正して下さい。
入力内容の変更点
1.1 メッキの材料コード変更
1.2 電子部品用材料の入力ルール変更
1.3 材料マスタのNode ID[材料]に IMDS Node IDを登録
1.4 記入帳票の入力項目削除
28/48
2. その他変更点
2.1 CSVファイルへの外部リストファイル名の出力
変更理由:使用した外部リストの履歴を管理
(使用した外部リストのバージョンが確認できます)
変更箇所:CSVファイルに、「外部リストファイル名」を自動的に出力
外部リストを参照せずにCSVファイルを出力の場合
「Not Found」を出力
<CSV出力ファイルのイメージ>
"C","Ver.2.04","2008/10/30","正常終了"","","EXLIST-2008-11-01JP.xls”
"H","1234","0001","2005/12/05","2005/11/30"
"D","1","1234568980","ASSY","100","S123-23","","1","","","",…(省略)
"D","2","1234568980","ASSY","","S123-23","","2","1111111111","Part1","70","1","",…(省略)
"D","3","1234568980","ASSY","","S123-23","","2","1111111111","Part1","","1","",…(省略)
"D","4","1234568980","ASSY","","S123-23","","2","1111111111","Part1","","1","",…(省略)
2.2 入力要領へのIMDSフィールド名称の追加
29/48
<変更点>
記入帳票の「入力要領シート」に「IMDSフィールド名称」欄
を追加
理由: IMDSとJAMAシートの項目を対比可能とする為
30/48
3. 外部リスト
3.1 材料リスト変更
3.1.1 JIS改訂内容の反映
(1) 削除
表面
処理
識別
構成材料名称(英語)
構成材料名称(日本語)
材料規格
材料コード
(金属 ・ その他)
VDA材料
分類
コード
1
Ceramic sprayed Coatings P-WAO-1
酸化アルミニウム溶射 (プラズマ溶射)
JISH8304
P-WAO-1
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings P-WAO-2
酸化アルミニウム溶射 (プラズマ溶射)
JISH8304
P-WAO-2
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings P-WAO-3
酸化アルミニウム溶射 (プラズマ溶射)
JISH8304
P-WAO-3
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings P-GAO-1
酸化アルミニウム溶射 (プラズマ溶射)
JISH8304
P-GAO-1
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings P-GAO-2
酸化アルミニウム溶射 (プラズマ溶射)
JISH8304
P-GAO-2
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings P-GAO-3
酸化アルミニウム溶射 (プラズマ溶射)
JISH8304
P-GAO-3
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings T-WAO-1
酸化アルミニウム溶射 (粉末式フレーム溶射)
JISH8304
T-WAO-1
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings T-WAO-2
酸化アルミニウム溶射 (粉末式フレーム溶射)
JISH8304
T-WAO-2
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings T-WAO-3
酸化アルミニウム溶射 (粉末式フレーム溶射)
JISH8304
T-WAO-3
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings T-GAO-1
酸化アルミニウム溶射 (粉末式フレーム溶射)
JISH8304
T-GAO-1
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings T-GAO-2
酸化アルミニウム溶射 (粉末式フレーム溶射)
JISH8304
T-GAO-2
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings T-TiO-CrO-45-1
酸化クロム溶射 (粉末式フレーム溶射)
JISH8304
T-TiO-CrO-45-1
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings T-TiO-CrO-45-2
酸化クロム溶射 (粉末式フレーム溶射)
JISH8304
T-TiO-CrO-45-2
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings R-WAO-1
酸化アルミニウム溶射 (溶棒式フレーム溶射)
JISH8304
R-WAO-1
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings R-WAO-2
酸化アルミニウム溶射 (溶棒式フレーム溶射)
JISH8304
R-WAO-2
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings R-GAO-1
酸化アルミニウム溶射 (溶棒式フレーム溶射)
JISH8304
R-GAO-1
7.3
1
Ceramic sprayed Coatings R-GAO-2
酸化アルミニウム溶射 (溶棒式フレーム溶射)
JISH8304
R-GAO-2
7.3
31/48
(2) 追加
表面
処理
識別
構成材料名称(英語)
構成材料名称(日本語)
材料規格
材料コード
(金属 ・ その他)
VDA材料
分類
コード
Titanium and titanium alloy sheets, plates
and strips TAP1500
チタン及びチタン合金の板及
び条
JISH4600
TAP1500@
2.3
Titanium and titanium alloy sheets, plates
and strips TRP1500
チタン及びチタン合金の板及
び条
JISH4600
TRP1500@
2.3
Titanium and titanium alloy seamless pipes
TATP1500
チタン及びチタン合金の継目
無管
JISH4630
TATP1500@
2.3
Titanium and titanium alloy seamless pipes
TAT3250
チタン及びチタン合金の継目
無管
JISH4630
Titanium and titanium alloy rods and bars
TAB1500
チタン及びチタン合金の棒
JISH4650
TAB1500@
2.3
Titanium and titanium alloy forgings
TAF1500
チタン及びチタン合金の鍛造
品
JISH4657
TAF1500
2.3
Titanium and titanium alloy wires TAW1500
チタン及びチタン合金の線
JISH4670
TAW1500
2.3
Steel Casting GX100Mn13
高マンガン鋳鋼品
JISG5131
GX100Mn13
1.1.2
Steel Casting GX120Mn13
高マンガン鋳鋼品
JISG5131
GX120Mn13
1.1.2
Steel Casting GX120Mn17
高マンガン鋳鋼品
JISG5131
GX120Mn17
1.1.2
Steel Casting GX120MnCr13-2
高マンガン鋳鋼品
JISG5131
GX120MnCr13-2
1.1.2
Steel Casting GX120MnCr17-2
高マンガン鋳鋼品
JISG5131
GX120MnCr17-2
1.1.2
Steel Casting GX120MnMo7-1
高マンガン鋳鋼品
JISG5131
GX120MnMo7-1
1.1.2
Steel Casting GX110MnMo13-1
高マンガン鋳鋼品
JISG5131
GX110MnMo13-1
1.1.2
Steel Casting GX90MnMo14
高マンガン鋳鋼品
JISG5131
GX90MnMo14
1.1.2
Steel Casting GX120MnNi13-3
高マンガン鋳鋼品
JISG5131
GX120MnNi13-3
1.1.2
TAT3250@
2.3
32/48
3.1.2 追加登録申請の反映
Ver.2.02リリース(2007年7月)以降、ユーザから追加申請を受けた下記材料を
材料リストに追加
表面処理
識別
構成材料名称(英語)
構成材料名称(日本語)
材料コード
(金属 ・ その他)
材料規格
VDA材料分類
コード
Tin blackplate
ぶりき原板
JISG3303
SPB
4.2
Lithium/Other Lithium alloy
リチウム及びその他リチウム合金
JAMAA4444
LI@
4.2
Adhesive STARCH
接着剤(でんぷん)
JAMAA4444
STARCH
6.2
Gas He
ヘリウムガス
JAMAA4444
HE
9.8
33/48
3.1.3 誤記の訂正 等
下表の通り、誤記・漏れ等があったので、修正する。(青字アンダーライン:修正した箇所)
表面処理
識別
追加
修正
構成材料名称(英語)
構成材料名称(日本語)
材料規格
材料コード
(金属 ・ その他)
材料記号
(樹脂・ゴム)
VDA材料分類
コード
Copper alloy continuous castings CAC804C
銅合金連続鋳造鋳物
JISH5121
CAC804C
3.2
Copper alloy continuous castings CAC901C
銅合金連続鋳造鋳物
JISH5121
CAC901C
3.2
Copper alloy continuous castings CAC902C
銅合金連続鋳造鋳物
JISH5121
CAC902C
3.2
Copper alloy continuous castings CAC903C
銅合金連続鋳造鋳物
JISH5121
CAC903C
3.2
Copper alloy continuous castings CAC911C
銅合金連続鋳造鋳物
JISH5121
CAC911C
3.2
Brake fluid BF-3
ブレーキフルード
JISK2233
BF-3
9.3
Brake fluid BF-4
ブレーキフルード
JISK2233
BF-4
9.3
Brake fluid BF-5
ブレーキフルード
JISK2233
BF-5
9.3
Brake fluid BF-6
ブレーキフルード
JISK2233
BF-6
9.3
Covered electrodes DFMB
硬化肉盛用アーク溶接棒
JISZ3251
DFMB
1.1.2
Precious brazing filler metals for vacuum service BVAu-1
真空用貴金属ろう
JISZ3268
BVAu-1
4.2
Flux cored wires for arc welding YFW-C50DX
アーク溶接フラックス入ワイヤ
JISZ3313
YFW-C50DX
1.1.1
Flux cored wires for arc welding YFEG-41C
アーク溶接用フラックス入ワイヤ
JISZ3319
YFEG-41C
1.1.1
Stainless steel, welding rods and solid wires Y308N2
ステンレス鋼溶加棒及びソリッドワイヤ
JISZ3321
Y308N2
1.1.2
Plastics AMMA alloy (Filled)
アクリロニトリル-メチルメタクリレート樹脂
ISO1043
AMMA+$-$
5.1.a
Plastics AMMA alloy (Unfilled)
アクリロニトリル-メチルメタクリレート樹脂
ISO1043
AMMA+$
5.1.b
Electrolytic Rhodium Plating
電気ロジウムめっき
JAMAH4444
Ep-Rh
4.1
Electrolytic Palladium Plating
電気パラジウムめっき
JAMAH4444
Ep-Pd
4.1
Ⅲ. 改訂版(Ver.2.04)の運用スケジュールとお願い
1. スケジュール(暫定)
2008年10月
JAMAシート運用
11月
34/48
12月
◇Ver.2.04導入(11/1予定)
(自工会・部工会)
調査依頼
Ver.2.03
弊社運用
Ver.2.04
[弊社→1次仕入先様]
Ver.2.03
調査結果受領
[1次仕入先様→弊社]
Ver.2.04
新・旧併用
改訂版に一本化
詳細スケジュールは、ホームページ掲載、記入帳票の新パスワードの御連絡と
あわせて技術管理部から各社の窓口の方に別途お知らせします。
(デンソーグループ会社の仕入先様には、各グループ会社の事務局から御連絡します)
35/48
従来版(Ver.2.03)での調査依頼分について、11月末迄に御回答
ができない場合は、下記の方法にて御対応をお願いします。
[方法1]
改訂版(Ver.2.04)にてデータを作成して、御回答頂く。
[方法2]
従来版(Ver.2.03)でデータを作成し、以下手順で改訂版(Ver.2.04)に変換
処理を行い、御回答頂く。
<手順>
1. JAMAシート(Ver.2.04)にて「CSVファイル取込み」を実施
2.エラーチェックを実施 注)外部リストも改訂版(Ver.2.04)を使用のこと
a) エラーが無い場合: 「CSVファイルの出力」を実施し、出力された
CSVファイルを御送付下さい
b) エラーがある場合: エラー箇所を修正して下さい。
エラー修正後、a)と同様の手順でCSVファイルを
御送付下さい
2. お願い
36/48
・当社ホームページに記入帳票、外部リストの改訂版を掲載後、
ダウンロードを実施し、改訂版への切替対応をお願いします。
※記入帳票、外部リストは下記URLに掲載しています http://www.denso.co.jp/ja/aboutdenso/purcha/green/datasheet/index.html
注) 記入帳票(JAMAシート)、外部リストについては、違うバージョンと の組合せでは、エラーチェックや選択入力の機能が正しく動作しません。
・二次仕入先様がある場合、記入帳票のパスワードを一次仕入先
様から確実に伝えて頂きますようお願いします。
注)弊社から二次以降の仕入先様に直接お伝えすることはできません。
37/48
記入帳票のパスワード展開方法について
<開示範囲> ・自工会、部工会の会員会社
・上記のサプライチェーン内の会社 <サプライチェーン内への開示方法>
自工会・部工会
会員会社
展開
1次仕入先様
展開
2次仕入先様
展開
展開する情報
・帳票類の掲載場所
・パスワード情報
物質調査を2次仕入先様以降へ依頼する
際は、依頼の電子メール等に、
帳票類の掲載場所とともに、
記入帳票のパスワードも御記載下さい。
38/48
「外部リスト」ファイルのダウンロード手順について
・外部リストは、ユーザーが直接開いて見ることはできません。
(パスワードは、ユーザーには開示されません。)
・ダウンロードの際は、右クリックし、保存して下さい。
資料名称
更新日
バージョン
2008年11月1日
2.04
2008年11月1日
2.04
日/英
①右クリック
②選択
③保存
39/48
JAMA/JAPIA統一データシート関連資料 (デンソーホームページに掲載)
名称
No.
記載内容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
JAMA/JAPIA統一データシート(記入帳票)
データ入力用のフォーマット
JAMA/JAPIA統一データシート(外部リスト)
データ入力時に記入帳票が参照するリスト
JAMA/JAPIA統一データシート(外部リスト):抜粋
外部リスト(非開示)に掲載されていたリストの抜粋
操作手順書
JAMAシートの操作手順に関する解説
簡易入力マニュアル
入力要領の説明
入力事例
代表的部品・材料の入力事例 (メッキ鋼板、電子部品等)
Q&A
日常的にある問合せ・回答のまとめ
外部リスト追加申請書
材料リスト、化合物リストへの追加申請に使用する帳票
自工会製品含有化学物質リストについて
GADSL最新版、GADSL分類の日本語訳 等
材料リスト補足説明資料
材料情報(材料名称、材料コード等)選択のルール解説
材料マスタに関する説明資料
材料マスタの内容、利用上の注意事項
VDA材料分類コード日英対照表
VDA材料分類コードの一覧表
13
JAMA/JAPIA統一データシート改正内容まとめ
(Ver.2.01)
JAMA/JAPIA統一データシート改正内容まとめ
(Ver.2.02)
JAMA/JAPIA統一データシート改正内容まとめ
(Ver.2.03)
JAMA/JAPIA統一データシート改正内容まとめ
(Ver.2.04)
14
15
16
Ver.2.00からの変更内容に関する解説
Ver.2.01からの変更内容に関する解説
Ver.2.02からの変更内容に関する解説
Ver.2.03からの変更内容に関する解説
40/48
Ⅳ.データ入力における注意とお願い
1.ワイルドカードの使用について
JAMAシートのルール(=IMDSのルール)
・ワイルドカードの使用は、10%以下
・複数のワイルドカードを使用する場合は、合計で10%以下
・繊維・皮に含有される染料・顔料のワイルドカードは5%以下
例1
例2
化合物名称
含有率(%)
化合物名称
含有率(%)
Plastic: PVC
60
Plastic: PVC
60
Calcium carbonate
29
Calcium carbonate
30
Flame Retardant, not to declare
8
Flame Retardant, not to declare
7
Plasticizer, not to declare
3
Plasticizer, not to declare
3
青字:ワイルドカード
合計が11%の為、報告不可
合計が10%なので、報告OK
2次仕入先様以降にも、周知徹底いただくよう、お願いいたします
41/48
2.化合物含有率の許容公差範囲について
許容公差範囲(最小値-最大値)は、IMDSレコメンデーションの
通り(下表参照)として下さい。
材料分類により許容範囲が異なりますので、ご注意下さい。
表1. 材料分類 5.1.x/ 5.2/ 5.3/ 5.4/ 5.5.1/ 6.2
表2. 材料分類 9.2
化合物含有率
許容公差範囲
化合物含有率
許容公差範囲
最大=Y% 最小=X%
M=Y%-X%
最大=Y% 最小=X%
M=Y%-X%
0≦X≦7.5
M ≦3
0≦X≦5
M ≦4
7.5<X≦20
M ≦5
5<X≦20
M ≦6
20<X≦100
M ≦10
20<X≦100
M ≦10
表3. 他の材料分類
化合物含有率
許容公差範囲
最大=Y% 最小=X%
M=Y%-X%
0≦X≦10
M ≦2
10<X≦20
M ≦4
20<X≦50
M ≦6
50<X≦100
M ≦10
42/48
3.化合物リストにおける登録化合物の削除について
Ver.2.02リリース以降、下表の化合物がIMDSから削除されています(削除は不定期に実施)
CAS_CODE
化合物名称(英)
化合物名称(日)
1
68475-76-3
Flue dust, portland cement
ポートランドセメントのフルーダスト
①
2
12604-53-4
Manganese alloy, Mn 74-76, Fe 14-19, C6.9-7.5,
Si0-1.2, P 0-0.4
フェロマンガン
①
Clay
クレイ(粘土)
ISO 1043-2
ISO 1043-2
Kaolin
カオリン
Oxide
酸化物
Basic Polymer:PFPE
基本ポリマー: PFPE
PFPE
PFPE
Perfluoropolyether
パーフルオロポリエステル
Plastic:PFPE
プラスチック: PFPE
Magnesium powder (not stabilized)
マグネシウム
Mg
マグネシウム
Zinc powder - Zinc dust (not stabilized)
亜鉛
Polydimethylsiloxane rubber
ビニルメチルシリコン(別名シリコーン)ゴム系シリ
コン(別名シリコーン)ゴム:VMQ
Silicone rubber
ビニルメチルシリコン(別名シリコーン)ゴム系シリ
コン(別名シリコーン)ゴム:VMQ
VMQ
ビニルメチルシリコン(別名シリコーン)ゴム系シリ
コン(別名シリコーン)ゴム:VMQ
3
4
5
-
-
-
6
7439-95-4
7
7440-66-6
8
63394-02-5
削除の理由: ①特定の化合物を表していない(特にCAS_CODEが無い場合) ②同一化合物が重複登録されている ③その他(登録ミスなど)
削除理由
①
①
③
②
②
③
43/48
<お願い>
既存データに削除された化合物がある場合は、下記に従い、データの更新をお願いします
CAS_CODE
化合物名称(英)
化合物名称(日)
1
68475-76-3
Flue dust, portland cement
ポートランドセメントのフルーダスト
2
12604-53-4
Manganese alloy, Mn 74-76, Fe 14-19, C6.9-7.5,
Si0-1.2, P 0-0.4
フェロマンガン
Clay
クレイ(粘土)
ISO 1043-2
ISO 1043-2
Kaolin
カオリン
Oxide
酸化物
Basic Polymer:PFPE
基本ポリマー: PFPE
PFPE
PFPE
Perfluoropolyether
パーフルオロポリエステル
Plastic:PFPE
プラスチック: PFPE
Magnesium powder (not stabilized)
マグネシウム
Mg
マグネシウム
Zinc powder - Zinc dust (not stabilized)
亜鉛
Polydimethylsiloxane rubber
ビニルメチルシリコン(別名シリコーン)ゴム系シリコン
(別名シリコーン)ゴム:VMQ
Silicone rubber
ビニルメチルシリコン(別名シリコーン)ゴム系シリコン
(別名シリコーン)ゴム:VMQ
VMQ
ビニルメチルシリコン(別名シリコーン)ゴム系シリコン
(別名シリコーン)ゴム:VMQ
3
4
5
6
7
8
-
-
-
7439-95-4
7440-66-6
63394-02-5
対処方法
化合物を特
定の上、化
合物リスト
から選択し
直す
次ページ
に記す要領
にて、化合
物の置き換
えを実施す
る
44/48
化合物の置き換え方法
CAS_CODE
7439-95-4
化合物名称(英)
化合物名称(日)
Magnesium powder (not stabilized)
マグネシウム
Mg
マグネシウム
(Node ID: 2290)
Magnesium (metal)
マグネシウム
Mg
マグネシウム
7439-95-4
(Node ID: 1785659)
CAS_CODE
化合物名称(英)
化合物名称(日)
7440-66-6
Zinc powder - Zinc dust (not stabilized)
亜鉛
(Node ID: 3281456)
7440-66-6
Zinc (metal)
(Node ID: 3281499)
亜鉛
45/48
CAS_CODE
63394-02-5
化合物名称(英)
化合物名称(日)
Polydimethylsiloxane rubber
ビニルメチルシリコン(別名シリコーン)ゴム
系シリコン(別名シリコーン)ゴム:VMQ
Silicone rubber
ビニルメチルシリコン(別名シリコーン)ゴム
系シリコン(別名シリコーン)ゴム:VMQ
VMQ
ビニルメチルシリコン(別名シリコーン)ゴム
系シリコン(別名シリコーン)ゴム:VMQ
(Node ID: 23389)
63394-02-5
Polydimethylsiloxane rubber
シリコン(別名シリコーン)ゴム
Silicone rubber
シリコン(別名シリコーン)ゴム
VMQ
シリコン(別名シリコーン)ゴム
(Node ID: 154880)
Ⅴ.今後のJAMAシート改訂予定について
□ 欧州自動車業界の動き
REACH SVHC(高懸念物質)調査にIMDS、GADSLを使用すべく、現在、
準備を進めている状況
◆IMDS
SVHCの表示・検索機能を導入 (08年末)
◆GADSL
自動車用途のSVHCは当局公表後、順次、GADSLに包含される予定
※ 6月30日に公表されたSVHC候補16物質については、13物質が登録済み
□ 今後のJAMAシートの改訂について
SVHC調査対応ツールとして活用すべく、IMDS、GADSL改訂に追従し、
JAMAシートの改訂を実施していく予定 (09年改訂から導入)
46/48
47/48
(参考)SVHC位置付け
REACH規制対象物質(約10万物質) ata System
*2. IMDS: International Material Data
(自動車部品に含有される物質情報収集システム)
自動車に使用される物質(約1万)・・IMDS*2に包含
*1. SVHC :Substance of Very High Concern
(高懸念物質)
*3. GADSL: Global Automotive Declarable Substance List
(日米欧自動車業界の共通物質リスト)
SVHC*1(約1500)
GADSL*3(約2600)
情報開示/届出が必要な物質
・・現在の調査対象
(リスト未確定)
自動車以外
自動車用
禁止物質(ELV4物質等)
要報告物質
自動車用途のSVHCは当局公表後、順次、IMDS、GADSLに包含される予定
(2008年10月以降のできるだけ早いタイミンング)
2008年6月30日に公表されたSVHC候補16物質のGADSLへの反映状況
No.
化合物名称
CAS-No.
GADSL記載
有無
GADSL
category
備考
1
アントラセン
120-12-7
yes
D
Ver.5に追加
2
4,4’-メチレンジアニリン
101-77-9
yes
P
3
フタル酸ジ-n-ブチル (DBP)
84-74-2
yes
D
4
シクロドデカン
294-62-2
no
-
5
塩化コバルト(II)
7646-79-9
yes
D
6
五酸化二ヒ素
1303-28-2
yes
D
7
三酸化二ヒ素
1327-53-3
yes
D
8
二クロム酸二ナトリウム・二水和物
7789-12-0
yes
D/P
9
2,4,6-トリニトロ-5-tert-ブチル-1,
3-キシレン
81-15-2
no
-
10
フタル酸ビス(2-エチルヘキシル) DEHP
(DOP)
117-81-7
yes
D
11
ヘキサブロモシクロドデカン
25637-99-4
yes
D
異性体がVer.5に追加
12
塩素化パラフィン(短鎖)
85535-84-8
yes
P
13
ビス(トリブチルスズ)オキシド
56-35-9
yes
D
14
ヒ酸鉛(PbHAsO4)
7784-40-9
yes
D/P
15
トリエチルヒ酸
15606-95-8
no
-
16
フタル酸n-ブチル=ベンジル (BBP)
85-68-7
yes
D
48/48
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