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ニキビ予防
尋常性ざ瘡の病理病態 ざ瘡の出発点である微小面皰・面皰の形成を抑制することが重要 進展性疾患 尋常性ざ瘡の 前段階 微小面皰 (病理組織学的変化※) ※肉眼では見ることはできない。 尋常性ざ瘡 非炎症性皮疹 (面皰) 炎症性皮疹 (紅色丘疹) 白ニキビ (閉鎖面皰) 赤ニキビ 炎症性皮疹 (膿疱) 嚢腫/結節 瘢痕 黒ニキビ (開放面皰) 微小面皰 監修:ジャパンアクネボード 1 症例1 治療開始1ヵ月後では効果不十分な症例:20歳女性 初診時 1ヵ月後 4ヵ月後 初診時と比べ、1ヵ月後はまだ顕著な効果は認められなかった。 しかし4ヵ月後には、明らかなニキビの減少が確認された。 さらにその後も治療を継続することで、ニキビの新生がなくなり、ターンオーバーが正常化して角質層が 均一化することによって肌のきめが整い、同時に毛穴の開きも目立たなくなってきた。 かくた皮膚科クリニック・角田美英先生よりご提供. 症例2(重症ニキビが約半年で大幅改善した症例:17歳女性) 結節、嚢胞 赤みが増し、一見、ニキビが 悪化したように感じられる。 ニキビの悪化は止まり、快 方に向かっている。 さらに治療が進み、ニキビはもちろん、赤みがとれてきめが整ってきた。 毛穴も目立たない状態になっている。 Copyright (C) since2010 Kakuta Dermatology Clinic. All Rights Reserved. ニキビの原因 睡眠不足 過度の精神的なストレス 不規則な食生活 便秘 紫外線 不適切なスキンケア ニキビができるまで 毛穴の出口の角質化 男性ホルモンの影響で皮脂腺が発達 毛穴の出口の角質が はがれず,厚くなる 皮脂の分泌が活性化 アクネ菌が 増殖 毛穴のつまり=微小面ぽう 皮脂の分泌が 盛ん 白ニキビ アクネ菌の増殖による炎症 男性ホルモン 男性ホルモン 赤ニキビ 毛穴が開いて色素がたまる 黒ニキビ *微小面ぽう:皮脂が毛穴につまりはじめた状態,目に見えないくらい小さなもの ニキビの予防 肌を清潔に保つ。 汗をかいたらすぐ拭取る。 洗いすぎは肌に必要な水分や脂分を奪ってしまう。 刺激を与えないよう,やさしく丁寧に洗顔する。 触ると刺激になりニキビを悪化させるので,気になっ ても触らない。 スキンケアに配慮する。 油分の多いクリームはさける。 バランスの取れた食事をとる。 ビタミンの豊富な緑黄色野菜や,食物繊維を含んだ食物 睡眠をしっかりとり,疲れを翌日に持ち越さないよう 規則正しい生活を。