Comments
Description
Transcript
第3号「メンタリング研修会を開催しました」(2010年9月発行
文部科学省科学技術振興調整費 「女性研究者支援モデル育成」事業 NAROメンタリングプログラム事務局 女性研究者支援室内 ~ 女性研究者支援のための ~ [ 第 3 号 ] NARO メンタリング プログラム 2010年9月 NARO MENTORING NEWS メンタリングとは… ・成熟したメンター (知識や経験の豊かな人/支援者)が、 ・若年のメンティー(若手/後輩)と ・基本的に1対1で ・継続的・定期的に交流し ・信頼関係の構築を通じて [NARO メンタリングニュース] ・メンティーのキャリア形成を支援します [ NAROメンタリングニュース ] はメンタリングプログラムに関する知識や情報を提供・共有するために発行しています。 メンタリング研修会を開催しました NAROメンタリングプログラムの参加者およびメンター登録者を対象とした研修会を開催しました。 メンタリング効果を向上させるコミュニケーションに関する演習、コミュニケーションスキルの紹介等の講義の他、 小規模な拠点を多く持つ農研機構における女性研究者の事例の紹介をもとに意見交換を行いました。 【日時・場所】 平成22年8月30日(月) 10:00~12:00 場所 リサーチギャラリー内 オリエンテーションルーム 【受講対象者】 「NAROメンタリングプログラム」の参加者 メンター登録者およびメンター登録希望者 プログラム 1. メンタリングにおけるコミュニケーションのあり方 講師:NPO法人 T.I.E.メンタリングパートナーズ 中島薫 氏 2. メンタリングで役立つコミュニケーションスキルの紹介 講師:東北農業研究センター 由比真美子 主任研究員 (平成21年度キャリアアドバイザー養成講座受講者) 3. 意見交換/事例紹介 進行:女性研究者支援室 濱松潮香 主任研究員 「小規模研究拠点における若手女性研究者の現状」 小規模研究拠点の事例紹介・メンター制度の支援に関する意見交換 中島氏の講義は、まずグループに分かれショート ケース(事例)についてディスカッションをし、その 後全員で意見交換をする形式でおこなわれました。 【受講者の声】 ●事例紹介ではメンターに期待されていることは何か、認識を深めることができました。 ●男性のメンター登録者が参加していたので、若手女性の育成に理解のある男性職員がいることがわかり、心強く 感じました。 ●研修会でのショートケースがとても身近で、メンティーの立場で考えて対処する重要性を考える良い機会となりま した。他のメンターの意見も聞けたことで、自分では気付かなかった点を知ることができてとても良かったです。 メンタリングに対する理解をより深めることができ、今回得られたことを今後に活かしたいと思います。 今後の予定 メンタリング事務局では、今後「NAROメンタリングプログラム」についてのニーズ調査を実施する予定です。 より利用しやすいメンター制度とするために、職員のみなさまのご協力をよろしくお願いします。 メンタリングの手段について 7月からNAROメンタリングプロラムの試行を開始して、2ヶ月が経過しました。 プログラムに参加しているペアは月に2回以上のペースでメンタリング(対話・交流)をおこなっています。 メンタリングの方法は基本的には面談ですが、両者の仕事の状況や地理的条件などにより難しい場合は、他の手 段(メールや電話など)を利用して交流を図っています。 また、文部科学省科学技術振興調整費による「女性研究者支援モデル育成事業」で導入した機器により、オンラ イン会議システムを用いてのメンタリングも可能です。(詳細は内部専用サイト「男女共同参画に関するお知らせ」を ご覧ください) メンタリング Q&A 【第2回】 いくつかメンタリングについて質問が寄せられています。 今回はメンタリングにE-mailを用いるメリットについて、ご紹介します。 Answer 「距離」を越えて対話・交流が可能。 面談が不可能な場面でもメンターを得られる。 長所・利点を活かす方向で利用すれば、大きな力になる。 E-mailでのメンタリングの長所 ❶ 面談が不可能な場面でもメンターを得られる良さ 具体的には「距離」。九州と北海道などでの対話・交流が可能。 ❷ 参加者の幅を広げることができマッチングがうまくいくこと 時間や場所に縛られないことで気軽さが増し、参加しやすい。 ❸ 対面での対話が苦手な方にも機会が与えられることがある ❹ 交換できる情報量の多さ 「ご参考まで」とURLを貼り付けたり、ファイル添付 すれば即時的に大量の情報でも共有できる。 E-mailでのメンタリングの短所 ❶ 行間を読みにくい ❷ 文字だけの印象の温度差、意外と時間がかかる ❸ 返信についてのストレス (返信が来ない、出さなくてはならない) 他 手紙やE-mailだけでのやりとりは、面談や電話での 対話と異なり、受け手の状態によって意図が間違っ て伝わる場合もあり、特に注意が必要です。 相手への気遣いとして、一方性や頻度などの「重 さ」を大きくしすぎないことが重要です。 事務局からのお知らせ * NAROメンタリングプログラム事務局は、女性研究者支援室内にあります* ■本プログラムについてのご意見、ご質問はお気軽に事務局までお寄せください。 ■本プログラムについて、この「NAROメンタリングニュース」のほか、メンターやメンティーと なった時に役立つ情報を内部専用サイト「男女共同参画に関するお知らせ」内でも随時 報告していきます。ぜひご覧ください。 ■メンタリングは通常、業務時間内に実施されます。プログラム参加者だけでなく、職員の 皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。 【事務局連絡先】 TEL 029-838-7199 FAX 029-838-8525 e-mail [email protected] 担当者 中井聖 (女性研究者支援室コーディネーター) ■編集・発行■ 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 女性研究者支援室 / NAROメンタリングプログラム事務局 〒305-8517 茨城県つくば市観音台3丁目1-1 TEL : 029-838-7199 FAX : 029-838-8525 E-mail: 事務局 [email protected] URL:https://ml-wiki.sys.affrc.go.jp/f-support/ (内部専用サイト) 女性研究者支援室