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2016年 9月発行 第409号

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2016年 9月発行 第409号
おとずれ
(発行者)富士吉田カトリック教会
(住所)〒403-0005
山梨県富士吉田市上吉田3-5-7
(TEL&FAX)0555-22-3199
2016年9月第409号 ホームページ http:www.fgo.j/~catholic/index.html
『
ようこそ
第40回ヨハネ祭へ
』
富士聖ヨハネ学園
山本一孝
富士聖ヨハネ学園は創立 60 周年を迎えました。富士聖ヨハネ学園の前身である「甲の原学院」
が1956年(昭和31年)に東京都八王子に開設され、1972年(昭和47年)にここ忍野
の地に移転しました。
今年で第40回を向えることになり、「おいでヨここに!みんなのヨハネ祭」をテーマに開催
いたします。「ヨハネ祭」は、地域との交わりはもとより、神様への感謝、支援協力して頂いて
いる皆様への感謝を込めて行なわれています。
模擬店は地域の福祉施設、各社会福祉協議会、保護者会等、約30店を予定しており富士吉田教
会は毎年出店していただいています。
感謝を込めて、皆さんのお越しを心よりお待ちしております。
☆場所:富士聖ヨハネ学園
園内
☆日時:9月25日(日曜日)10時から14時
☆内容:模擬店:日用雑貨、クッキー、ぶどう
食事処:カレー、うどん、焼きそば、
ステージ:太鼓、バンド、
『富士聖ヨハネ学園のあゆみ』の上映
※雨天決行
昨年(第 39 回)のヨハネ祭
1
日曜学校山中湖遠足「イエスさまを感じて歩こう」
遠藤伸子
昨年までキャンプで宿泊していた星美ホームが
利用できなくなったため、今年は山中湖へ遠足に
行ってきました。
7 月 16 日土曜日、心配された雨はあがり、曇り
空。歩くにはぴったりの天気です。当日飛び入り
参加の子があり、子ども 10 名、リーダー5 名、救
護係の山本一孝・美和ご夫妻が集まりました。歩
くのが得意な森田神父様が体調不良で参加できず、
残念!
まず、シスターの待つ山中修道院に行き、お弁当、着替えなど午後使うものを預け、お祈りを
して、スタート地点である「夕日の見える渚」に車で向かいました。
あいにく富士山は見えませんでしたが、これから向かう桟橋がはるか遠くに見えました。テー
マソング「ガリラヤの風かおる丘で」を歌ってスタート。
波打ち際を歩きながら、子どもたちは貝殻ひろいに夢中です。魚もうちあげられていてびっく
り。そこで最初の弟子の召し出しの場面を目をつぶって聞きました。
「わたしについてきなさい。」
のみことば入りのカードをもらい、しおりに貼ります。カードに描かれた絵をみて「想像した船
とちょっと違った。」
「イエス様の服はおんなじ!」と感想を漏らす子どもたち。少しずつ歩いて
は、銀貨をくわえた魚の話(マタイ17・24~27)や湖へなだれ込む豚の話(ルカ8・26
~33)など、主日のミサでは読まれないけれど知っておきたい福音箇所も聞き、カードを貼っ
ていきました。
おやつを食べたり、湖の上を歩くイエス様の話のあとにタイルで描かれた山中湖の上を歩いた
り、おしりそっくりの木をみつけたり、クイズを解いたりしながら楽しく歩きました。
とうとう桟橋の所まで来て、桟橋の一番先まで行かせていただき
みんなで腰をおろしました。「波を見ていると本当に船で進んでいるみた
い。」揺れながら、荒れる海でおびえる弟子たちを「まだ信じないのか」
としかったイエス様のみことばを聞きました。この桟橋は白鳥と鯉が間近
にみられる場所で、まだ羽の黒っぽい子どもの白鳥も観察できました。ボー
ト屋さんのご厚意でいただいたえさを、こどもたちはなかよく分け合って、と
てもうれしそうにえさやりをしていました。
こうしてガリラヤ湖畔で宣教なさったイエス様をイメージしながら、湖にまつ
わる 6 箇所の福音を聞き、カードを貼ったすてきなしおりが完成しました。
修道院に戻ってお弁当を食べると、お楽しみの水遊びです。この頃には薄日が差してきたので、
シャボン玉、水鉄砲で大はしゃぎをして遊びました。修道院からおやつやロザリオのお土産をい
ただき、笑顔いっぱいの子どもたちでした。
遠足の無事をお祈りくださった皆様、差し入れしてくださったシスター達、福永さん、忙しい
中土曜日をご奉仕に捧げてくださった山本夫妻、リーダーたち(小佐野さん、曾根さん、新井君、
2
ゆりえさん)本当にありがとうございました。私たちにいつも素晴らしい時間をお恵みくださる
神様、ありがとうございます。これからも神様が真ん中にいらっしゃる時間を子どもたちと共に
過ごしていくことができますように。
「2016 年ワールドユースデークラクフ大会」に参加して
遠藤すみれ(24 歳)
ワールドユースデー(WYD)日本巡礼団の
スケジュールには、各教区での期間と本大会
期間、そしてオプションツアーが設けられて
いました。それぞれの教区で各教会の信徒と
交わる期間が 3 日間、本大会期間は十字架の
道行など聖週間をなぞるような内容で 6 日間、
それから、ポーランドの巡礼地やアウシュビ
ッツ収容所などを訪れるために 3 日間用意さ
れていました。(機内泊も含め 7 月 23 日~8
月 5 日)
教区での日々は、古都クラクフの北東に位置するキェルツェ教区でお世話になりました。信徒
の家庭でホームステイし、食文化や習慣の違いを話したり、教会の青年たちとハイキングをした
りダンスを踊ったり、盛りだくさんの毎日でした。私が過ごした聖ヤドウィガ教会では、中学生
から 20 歳前後の青年たちが 15 人ほど一緒に活動してくれました。彼らは、学校で英語を習っ
ているので会話はたいてい英語で、学校のことや夏休みの過ごし方を話したり、よく教会で歌う
歌を一緒に歌ったり、早口言葉を教えあったり交流を深めました。食事のテーブルが一緒になる
と、それぞれ料理の説明を毎回してくれて、仲良くなった女の子は、彼氏を紹介してくれました。
とても短い期間でしたが、帰ってきた今でも連絡を取り合うほど親しくなり、そんなつながりが
できたということだけでも参加してよかったと思える滞在でした。
本大会期間中はクラクフ市内でホームステイをし、午前中は日本から参加なさった司教様方のカ
テケージス(講話)とわかちあい、そしてミサ、午後は本大会現地プログラムに参加する毎日で
した。本大会期間中は 10 人程度の班での行動が決まり事で、わかちあいはもちろん、移動や食
事もすべて班で一緒に行いました。私の班は、大分、大阪、埼玉、東京、北海道の仲間と同伴者
のシスター、神父様を含む 9 人で、チームワークよくわかちあいを大切にすごしました。クラ
イマックスは本大会最終日。復活徹夜祭になぞらえたこの日に教皇ミサが行われるため、参加者
は前日から野外会場を目指して徒歩巡礼を行います。幸か不幸かよく晴れ、日陰もほとんどなく
うだるような暑さの中、昼ごろから野宿の荷物を背負ってひたすら歩きました。10 キロほどの
道のりでしたが、同じ場所に 160 万人が向かうため 5 時間ほどかかりました。会場につくと、
そこは人の海でした。こんなにたくさんの数の人を見たのは初めてでしたが、教皇様の呼びかけ
に応えて若者がこれだけ集まったという事実に素直に感動しました。へとへとになった 20 時頃、
3
見事な夕焼けとともに教皇様と夕べの祈り(写真)を行い、各々夜をすごしました。私たちの
班はろうそくの火を囲んでわかちあいをし、翌朝のミサへ心を向けました。
最後の 3 日間は、黒いマドンナのあるチェンストホバとアウシュビッツ収容所、聖ヨハネ・パ
ウロ 2 世のふるさとヴァドヴィツェなどを訪れました。どの場所でも受ける刺激はとても大き
く、ここには書ききれません。それでもアウシュビッツ収容所は、もう一度きちんと見に行きた
いと感じるところでした。
この 2 週間を通して私は「つかわされるために、ここに集められた」と強く感じました。教皇
ミサの派遣の祝福の際、日本に帰ってからも尽きないお恵みをいただいたと心の底から思いまし
た。ここでの経験や教皇メッセージ、司教様方のカテケージス(講話)を聴いて得たさまざまな
糧も、私の内だけにとどめてしまっては、みこころを行うことではないし、周りに対する憐みで
もないと思うので、これからいろいろな機会に分かち合うことができればいいなと考えています。
たくさんの方々のお祈り、ありがとうございました。
教会委員会記録
8月7日
12 名参加
1.8~9月の典礼について(こよみ参照)
2.9月18日敬老のお祝いミサ(塗油の秘跡)・茶話会・・・対象の方々34 名
3.10月15日(土)「いつくしみの特別聖年巡礼」は浜松教会へ変更。
教会経由バス出ます。
4.2016年度「感謝と喜びの集い」第1回打ち合わせを7月13日に行った。
詳細及び寄付先は、次回の教会委員会に諮る。
5.幼稚園関係スケジュールなど。
・外のトイレ工事は今夏行わない。
・8月29日(月)2学期始業式 午前10時聖堂にてお祈り
・9月24日(土)運動会
・司教様教会訪問の際、幼稚園職員参加も検討し、予定を幼稚園にお知らせする。
4
6.山梨地区共同宣教司牧委員会が7月31日に富士吉田教会で行われた。
・韮崎教会信徒館新築工事、9月完成予定。
・横浜教区宣教司牧協議会が10月1~2日軽井沢で開催。山本さん参加予定。
7.財務より。来年度の「予算申請書」を各係に配布。10月の教会委員会で予算案
を承認いただくため、9月11日までに提出して欲しい。
8.こぴっとプロジェクトより。「福島から語る」というタイトルの小雑誌が出た。
希望者は300円以上を献金いただきたい。申し込みは福永さんまで。
9.12月黙想会指導司祭は、岡野充良新司祭
10.電子オルガンに交換したが、音に違和感の無いか?聖堂に合う音を探していく。
11.「おとずれ」原稿について、意見、要望を募集。
お知らせ
・8月14日(日)のミサは、アシジのフランシス
コ牧山善彦新司祭による司式が行われました。
司祭叙階記念の聖句「しかし、私が願うことでは
なく、御心に適うことが行われますように。
」マルコ 14.36
全国最年少の司祭。現在、横浜教区本部司教館に赴
任し、平日は教区本部事務局勤務、土日は週ごとに
別々の教会や修道院を訪問しているそうです。奉献
文の唱える柔らかい張りのある声が聞かれました。
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
教会記録
異
◎
動
シスター マリア
コスタ
サレジアンシスターズ調布修道院へ異動
*イタリア語教室、幼稚園父兄へのイタリア料理教室、富士五湖ダルクへの支援など、大変御世話
になりました。長年にわたり、ありがとうございました。
9月のミサ奉仕
月日
4
先唱
聖体奉仕者
侍者
東海林美佐子
東海林義夫
真彩
11
東海林義夫
山本一孝
18
江守香代子
25
江守香代子
第1朗読
第2朗読
歌伴奏
志村好直
小松二三子
堀内千鶴
藤原
福永好雄
江守香代子
-
藤原
英語
?
シスター
シスター
栗原今朝夫
真彩
渡辺幹雄
相沢千代子
シスター
5
こ
よ
み
9月
2日(金)初金曜日 ロザリオ10:00 ミサ10:30
4日(日)年間第23主日 ミサ9:30 教会委員会
(聖堂掃除は河口湖・都留地区)
8日(木)聖マリアの誕生(祝日)
11日(日)年間第24主日 ミサ9:30
(聖堂清掃は河口湖・吉田地区有志)
14日(水)十字架称賛(祝日)
手芸会 9:30
18日(日)年間第25主日 国際ミサ9:30 敬老会
(聖堂清掃はインターナショナル・山中・忍野地区)
21日(水)聖マタイ使徒福音記者(祝日)
22日(木・祝)横浜教区一粒会大会 横浜雙葉学園講堂 10:00
25日(日)年間第26主日 ミサ9:30 世界難民移住移動者の日(献金)
(聖堂清掃は吉田地区)
ヨハネ祭 (富士聖ヨハネ学園)
29日(木)聖ミカエル 聖ガブリエル 聖ラファエル大天使(祝日)
****************************************
金曜 10:00ロザリオ 10:30ミサ(2,9,16,23,30日)
イタリア語教室(有料)月曜10:00(5・12・26日)
日曜学校は9月夏休み
****************************************
10月
1日(土)聖テレジア(幼いイエスの)おとめ教会博士 ミサ10:00
2日(日)年間第27主日 ミサ9:30 教会委員会
7日(金)初金曜日 ロザリオ10:00 ミサ10:30
【2016 年 9 月 4 日マザー・テレサ列聖式】
ローマ法王庁(バチカン)で、マザー・テレサの「列聖式」が執り行われます。コルカタのテ
レサ(マザー・テレサ、本名アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ、1910-1997)
「大切なのは私たちが何をするかではなく どれだけの愛をその行いにこめるかです 小さな
ことも大きな愛をもって」マザー・テレサの言葉より
マザー・テレサの列聖を記念して、今年 9 月 10 日(土)から 9 月 30 日(金)まで、恵比寿・東京都
写真美術館ホールで映画祭開催(9/12, 20, 26 休映)
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