...

PGP NetShare

by user

on
Category: Documents
20

views

Report

Comments

Transcript

PGP NetShare
PGP NetShare
クイック スタート ガイド
バージョン 10.1
簡単なので、初めての方でも安心してお使いいただけます。
PGP NetShare について
y
PGP NetShare 製品は、データを保護し共有するための複数の
方法を備えたソフトウェア ツールです。
y
PGP NetShare を使うと、
y
y
y
y
y
y
ファイル サーバー、共有フォルダー、USB リムーバブル
ドライブなどの共有場所にある保護されたファイルを承認
されたユーザー間で共有できます。
ハード ドライブ領域の一部に独自のドライブ文字を割り
当て、暗号化された仮想ディスク ボリュームとして使用
します。
安全で暗号化された Zip アーカイブを作成します。
PGP Desktop Email または PGP Desktop がインストールさ
れていない Windows システム上で開くことのできる、暗
号化された単一の圧縮パッケージにファイルおよびフォル
ダーを入れることができます。
PGP シュレッダーはファイルおよびフォルダーを完全に
破棄するので、ファイル回復用ソフトウェアを使用しても
ファイルは回復できません。
ご使用のドライブの空きスペースを安全に消去するので、
削除したデータが完全に回復不可能になります。
メモ : PGP NetShareのライセンスによって、特定のPGP
NetShare機能へのアクセスが可能になります。PGP
NetShare機能の中には、別のライセンスが必要なものも
あります。詳細については、『PGP Desktopユーザー ガイ
ド』のライセンスに関する項を参照してください。
y
インストール後、PGP 鍵ペアを作成するための画面が PGP
NetShare によって表示されます。鍵ペアは、秘密鍵と公開鍵
の組み合わせです。
y
< prod > とは 『ページ1』
y
初めて < prod > をご使用になる方へ 『ページ1』
基本事項について 『ページ1』
インストールされる内容について 『ページ2』
システム要件 『ページ2』
PGP NetShareのインストール 『ページ2』
PGP NetShareの起動 『ページ3』
PGP NetShareのメイン画面 『ページ3』
PGP NetShareの使用 『ページ4』
PGP仮想ディスク ボリュームの作成 『ページ8, ペー
y
y
y
y
y
y
y
PGP NetShareの導入、管理、およびポリシー施行につい
ての情報は、『PGP Universal Server管理者ガイド』を参照
してください。
基本事項について
目次
y
この『クイック スタート ガイド』では、PGP NetShare
のインストール手順および基本的な使用方法について説明
します。
PGP NetShareに関するより詳細な情報は、『PGP Desktop
ユーザー ガイド』に記載されています。ここでは、鍵ペア
について、鍵ペアを作成する理由、鍵ペアの作成方法、お
よび鍵ペアを交換してご使用のデータを暗号化し、データ
を他のユーザーと安全に共有する方法についてご案内しま
す。
名前が示すように、秘密鍵とそのパスフレーズは秘密にし
てください。他のユーザーがあなたの秘密鍵とパスフレー
ズを入手した場合、他のユーザーがあなたのメッセージを
読み、あなたになりすますことができます。あなたの秘密
鍵は受信する暗号化されたメッセージを復号化し、送信す
るメッセージに署名します。
公開鍵は他のユーザーに渡すことができます。これにはパ
y
スフレーズがありません。あなたの公開鍵は、あなたの秘
密鍵が復号化でき、あなたの署名を検証できるメッセージ
のみを暗号化します。
あなたの鍵リングは、あなたの鍵ペアと、暗号化されたメッセ
ージを送信する他のユーザーの公開鍵の両方を保持します。鍵
リングの鍵を表示するには、[PGP 鍵] コントロール ボックス
をクリックします。
y
ジ4』
y
PGP Zipアーカイブの作成 『ページ5』
y
[PGP完全削除] を使用した [ファイルの完全削除] の実
行 『ページ6』
y
サポート情報 『ページ7』
1.
初めて PGP NetShare をご使用になる
方へ
この詳細手順を示したガイドを使用して開始してください。
PGP NetShare でデータを保護するのは錠に鍵をかけるように
1
2 本の鍵が重なったアイコンは秘密鍵と公開鍵を表してお
り、PGP 鍵ペアであることを示します。たとえば、この
図では Alice Cameron というユーザーが PGP 鍵ペアを持っ
ています。
2.
他のユーザーの公開鍵のアイコンには、鍵が 1 つだけ表示
されています。たとえば、この図では、Ming Pa の公開鍵
が鍵リングに追加されています。
PGPシュレッダー : ファイルおよびフォルダーを完全削除し
、ファイル リカバリー用ソフトウェアを使用しても回復でき
ないようにします。ファイルを削除するときにオペレーティン
グ システム上の [ごみ箱] を使用した場合、そのファイル自
体は実際には削除されず、ドライブ上に残っています。それま
では、攻撃者がそのファイルを回復することは容易なことです
。 これに対して、PGPシュレッダーではファイルが複数回に
わたって直ちに上書きされます。これは、高度なファイル回復
用ソフトウェアでもファイルを回復できないほど効果的です。
また、この機能は、ご使用のドライブの空きスペースを完全に
抹消するので、削除したデータが完全に回復不可能になります
。
鍵の管理 : 自分の鍵ペアと他のユーザーの公開鍵の両方の
PGP鍵を管理します。秘密鍵は、公開鍵で暗号化されたメッセ
ージを復号化したり、PGP仮想ディスク ボリュームをセキュ
アにしたりするために使用します。公開鍵は、他のユーザー宛
てのメッセージを暗号化したり、PGP仮想ディスク ボリュー
ムにアクセスできるユーザーを追加したりするために使用しま
す。
インストールされる内容について
PGP NetShare では、購入された機能へのアクセス権を付与す
るためにライセンスが使用されます。ユーザーのライセンスに
応じて、PGP NetShare ファミリーで一部またはすべてのアプ
リケーションが使用可能になります。
システム要件
このドキュメントには、ご使用のライセンスでアクティブ化さ
れた機能を表示するための説明が記載されています。
PGP NetShare は、次のバージョンの Microsoft Windows オペ
レーティング システムが実行されているシステムにインスト
ールできます。
PGP NetShareはPGP Desktopファミリーのアプリケーション
の 1 つです。PGP NetShareを使用すると、会社のファイル サ
ーバー、共有フォルダー、USBドライブのようなリムーバブル
メディアなどの共有場所にある保護されたファイルを承認され
たユーザー間で共有することができます。保護フォルダー内の
暗号化されたファイルは通常のアプリケーション ファイルと
同様、承認されたユーザーに対し表示されます。ファイルに物
理的にアクセスできる他ユーザーはファイルを見ることができ
ますが、使うことはできません。
y
PGP NetShare に含まれるその他のコンポーネントは次のとお
りです。
Windows XP Professional 32 ビット版 (Service Pack 2 ま
たは Service Pack 3)、Windows XP Professional 64 ビット
版 (Service Pack 2)、Windows XP Home Edition (Service
Pack 2 または Service Pack 3)、Microsoft Windows XP
Tablet PC Edition 2005、Windows Vista (Service Pack 1 お
よび 2 を含むすべての 32 ビット版および 64 ビット版)、
Windows 7 (すべての 32 ビット版および 64 ビット版)、
Windows Server 2003 (Service Pack 1 および 2)。
メモ : 上記のオペレーティング システムがサポートされ
るのは、Microsoftからのすべての最新のホット フィック
スおよびセキュリティ パッチが適用されている場合に限
られます。
PGP仮想ディスク ボリューム : ハード ドライブ領域の一部
に独自のドライブ文字を割り当て、暗号化された仮想ディスク
ボリュームとして使用できます。PGP仮想ディスクは、機密フ
ァイルを保管するのに最適な格納場所です。これは、それらを
金庫に保管するのと同じです。金庫の扉を開ける (ボリューム
をマウントする) と、保管されているファイルを変更したり、
ファイルを取り出したり、ファイルをボリュームに移動するこ
とができます。 それ以外の場合 (ボリュームのマウントが解
除される)、ボリューム上のすべてのデータは保護されます。
ハードウェア要件
y
y
PGP Zip : 暗号化されて圧縮されたポータブル アーカイブに
ファイルやフォルダーを自由に追加できます。PGP Zipアーカ
イブはPGP Desktopがインストールされているシステム上での
み、作成したり開いたりすることができます。PGP Zipは機密
データを他のユーザーにセキュアに配布したい場合、または機
密データのバックアップを取りたい場合などに、暗号化してア
ーカイブするツールです。
512 MB 以上の RAM
64 MB 以上のハード ディスク領域
PGP NetShare のインストール
PGP Corporation はインストールを開始する前に、すべての起
動中のアプリケーションを終了することを推奨します。インス
トール プロセスではシステムの再起動が必要です。
メモ : PGP Universal Serverで管理された環境でPGP NetShare
を使用している場合、PGP NetShareインストーラーが特定の
機能または設定、あるいはその両方で構成されている場合があ
ります。
PGP自己復号型アーカイブ (SDA) : PGPソフトウェアが
インストールされていないWindowsシステム上で
開くことのできる、暗号化された圧縮パッケージ
にファイルおよびフォルダーを入れることができ
ます。SDAは、PGPソフトウェアをインストール
していないユーザーと安全にファイルを交換する
完全なソリューションです。
2
¾
PGP NetShare をインストールするには、次の手順
に従います。
1.
ダウンロードした PGP NetShare インストール プログラ
ムを検索します。
PGP NetShare のメイン画面
PGP NetShare アプリケーション ウィンドウは製品の主要な
インターフェイスです。
インストーラー プログラムは、Microsoft SMS 導入ツー
ルを使用して PGP 管理者により配布されている場合があ
ります。
2.
インストーラーをダブルクリックします。
3.
画面に表示される指示に従います。
4.
指示に従ってシステムを再起動します。
5.
システムの再起動後は、画面上の指示に従って PGP
NetShare の設定を行ってください。
ライセンス
現行のライセンスによってサポートされている機能を表示する
には、PGP NetShareを開き、[Help] > [ライセンス] を選択し
ます。チェックマークの付いた機能は、有効なライセンスでサ
ポートされています。
PGP NetShare のメイン画面には、次の要素が含まれます。
1
メニュー バー PGP NetShareのコマンドにアクセスでき
ます。メニュー バーのメニューは、選択されているコ
ントロール ボックスに応じて変わります。
2
[PGP鍵] コントロール ボックス。PGP鍵を管理できま
す。
3
[PGPメッセージング] コントロール ボックス。PGPメ
ッセージングを管理できます。
4
[PGP Zip] コントロール ボックス。PGP Zipを管理する
機能や、新しいPGP Zipアーカイブの作成を支援する
PGP Zipアシスタントを制御できます。
5
[PGPディスク] コントロール ボックス。PGPディスク
を管理できます。
6
[PGP Viewer] コントロール ボックス : メール ストリ
ーム外にあるメッセージを復号化、検証、および表示で
きます。
7
[PGP NetShare] コントロール ボックス。PGP
NetShareを管理できます。
8
PGP NetShare作業領域選択したコントロール ボック
スに関する情報と実行できる操作が表示されます。
9
PGP鍵の検索ボックス。 鍵リングにある鍵を検索する
のに使用します。ボックスにテキストを入力すると、
PGP NetShareは名前か電子メール アドレスによる検索
結果を表示します。
PGP NetShare の起動
PGP NetShare を開始するには、次のいずれかの方法を使用し
ます。
y
y
y
[PGP トレイ] アイコンをダブルクリックする。
[PGPトレイ] アイコンを右クリックし、[PGP NetShare
を開く] を選択する。
[スタート] メニューから [Programs] > [PGP] > [PGP
NetShare] を選択します。
各コントロール ボックスを展開すると、利用できるオプショ
ンが表示されます。折りたたむと、スペースの節約になります
(コントロール ボックスのバナーだけが表示されます)。 コン
トロール ボックスを展開するには、バナーをクリックします
。
3
てを行うことができます。また、別のユーザーを管理
者に昇格させることもできます。
PGP NetShare の使用
PGP NetShare の機能を使用すると、承認されたユーザーは保
護されたファイルを共有することができます。まず保護フォル
ダーを作成し、ファイルの使用を承認するユーザーを指定する
必要があります。
1.
[PGP NetShare] コントロール ボックスの [フォルダーの
追加] をクリックします。フォルダーの選択画面
が表示されます。
y
グループ管理者 : 各PGP NetShare保護フォルダーに
対して、必要な数のグループ管理者を作成します。こ
の役割は、フォルダーに対する完全な読み込み/書き
込み権限を持ち、ユーザーの追加や削除を行うことが
でき、別のユーザーを管理者に昇格させることができ
ます。
y
ユーザー :各PGP NetShare保護フォルダーに対して、
必要な数のユーザーを作成します。この役割は、フォ
ルダーに対する完全な読み取り/書き込み権限を持ち
ます。
ユーザーの役割は、保護フォルダーの作成後にいつでも変
更できます。役割を変更するには、PGP NetShare で保護
フォルダーをクリックし、ユーザー名を右クリックします
。
2.
[参照] をクリックして、保護するフォルダーを選択しま
す。
3.
[説明] フィールドに、作成中の保護フォルダーの説明を入
力するか、または空白のままにしてデフォルトの名前を使
います。
4.
[次へ] をクリックします。ユーザーの追加画面が表
示されます。
7.
[次へ] をクリックします。署名者の選択画面が表示
されます。
8.
ローカルの鍵リングから秘密鍵を 1 つ選択し、適切なパス
フレーズを入力してください (パスフレーズがキャッシュ
されていない場合)。この鍵は、保護フォルダーおよびそ
の中にあるファイルの PGP NetShare 構成情報をセキュリ
ティ保護するために使用します。
9.
[次へ] をクリックします。進捗状況の画面が表示さ
れます。これで、指定した保護フォルダー内のファイルが
暗号化され、ユーザーがファイルを使用することが承認さ
れました。Iシステム ファイルなど、スキップされたファ
イルがあれば、ここに一覧表示されます。
10. [完了]
5.
保護フォルダーにあるファイルのユーザーを指定するには
、下向き矢印をクリックし、ユーザーを選択し、[追加]
をクリックします。自分が保護フォルダーにあるファイ
ルにアクセスしたい場合は、自分自身を追加してください
。
PGP 仮想ディスク ボリュームの作成
PGP 仮想ディスク ボリューム機能では、ハード ドライブ領
域の一部に独自のドライブ文字を割り当て、暗号化された仮想
ディスク ボリュームとして使用できます。また、ボリューム
に対して追加ユーザーを作成して、承認したユーザーがそのボ
リュームにアクセスできるようにすることもできます。
PGP NetShare からは保護ファイルにアクセスできるユー
ザーになったことが通知されません。ユーザーに通知する
のは新しい保護フォルダーの作成者の責任です。
6.
各ユーザーに役割を割り当てるには、ユーザー名を右クリ
ックし、次の中から役割を選択します。
y
をクリックします。
管理者 : PGP NetShare保護フォルダーごとに 1 人の管
理者のみを作成します。この役割は、フォルダーに対
する完全な読み込み/書き込み権限を持ち、ユーザー
の追加や削除、および他のユーザーへの役割の割り当
4
1.
[PGPディスク] コントロール ボックスの [新規仮想ディ
スク] をクリックします。
4.
ユーザーに管理者権限を付与するにはそのユーザーを選択
し、[管理者にする] をクリックします。
5.
ユーザーを削除するには、そのユーザーを選択し、[削除]
をクリックします。
PGP Zip アーカイブの作成
PGP Zip アーカイブを使用すると、圧縮されたアーカイブに
、ファイルやフォルダーを自由に追加できます。PGP Zip アー
カイブには次の 4 種類があります。
y
2.
ボリュームの名前を入力します。
3.
ボリュームのディスク ファイルの場所を指定します。
4.
マウントの設定を選択するには、次の手順に従います。
y
ボリュームのドライブ文字を [マウントするドライブ
文字] で選択します。
y
新しいボリュームがコンピューターの起動時に自動的
にマウントされるようにするには、[起動時にマウン
ト] を選択します。
y
指定した時間 (分単位) ボリュームが使用されない場
合に自動的にマウントを解除するには [次の期間アク
ティブでない状態が続いたらマウント解除] をオンに
します。
5.
[容量] で、ファイルを追加するにつれてボリュームのサ
イズが増えるようにするには [ダイナミック (サイズ変更
可能)] を選択し、ボリュームのサイズを常に一定にする
には、[固定サイズ] を選択します。
6.
ボリュームのファイル システムの [形式] を指定します
。
7.
ボリュームの [暗号化] アルゴリズムを指定します。
8.
[ユーザー鍵の追加] をクリックし、公開鍵暗号化方式を
使用して認証を行うユーザーを追加するか、[新規パスフ
レーズ ユーザー] をクリックし、パスフレーズを使用し
て認証を行うユーザーを追加します。
9.
[作成] をクリックします。
受信者鍵 : アーカイブを公開鍵で暗号化します。対応す
る秘密鍵の所有者のみがアーカイブを開くことができます
。これが最もセキュアなPGP Zipアーカイブです。受信者
は、PGPソフトウェア (Windows版またはMac OS X版)
を使用する必要があります。
パスフレーズ :アーカイブをパスフレーズで暗号化します
y
。これは受信者に伝える必要があります。受信者は、PGP
ソフトウェア (Windows版またはMac OS X版) を使用す
る必要があります。
PGP自己復号化アーカイブアーカイブをパスフレーズで暗
y
号化します。受信者はPGPソフトウェアを使ってそれを開
く必要はありませんが、Microsoft Windowsが実行されて
いる必要があります。パスフレーズは受信者に伝える必要
があります。
署名のみ : アーカイブを暗号化せずに署名することで、
y
ユーザーが送信者であることを証明します。受信者はアー
カイブを開いて検証するのに、PGPソフトウェア
(Windows版またはMac OS X版) を使用する必要がありま
す。
パスフレーズおよび署名のみのPGP Zipの詳細については、『
PGP Desktopユーザー ガイド』を参照してください。ここでは
簡単に説明します。
[ユーザー アクセス] セクションを使用してPGP仮想ディスク
ボリュームの既存のユーザーを管理します。
1.
公開鍵暗号化方式を使用して認証を行うユーザーを追加す
るには、[ユーザー鍵の追加] をクリックします。
2.
パスフレーズを使用して認証を行うユーザーを追加するに
は、[新規パスフレーズ ユーザー] をクリックします。
3.
パスフレーズ ユーザーのパスフレーズを変更するにはそ
のユーザーを選択し、[パスフレーズの変更] をクリック
します。
5
1.
[PGP Zip] コントロール ボックスの [新規PGP Zip] をク
リックします。
2.
アーカイブに含めるファイルやフォルダーをドラッグ ア
ンド ドロップするか、ボタンを使用してそれらを選択し
ます。
3.
アーカイブを作成した後、アーカイブに含めたファイルや
フォルダーを完全削除するには、[完了後に元のファイル
をPGPシュレッダーに送信] を選択します。
4.
[次へ] をクリックします。
5.
必要な種類の PGP Zip アーカイブを選択します。
6.
y
受信者の鍵
y
パスフレーズ
y
PGP自己復号型アーカイブ (SDA)
y
署名のみ
[PGP 完全削除] を使用した [ファイル
の完全削除] の実行
PGP シュレッダー機能では、ファイルおよびフォルダーを完
全削除し、ファイル リカバリー ソフトウェアを使用しても
回復できないようにします。デスクトップには [PGP シュレッ
ダー] と Windows の [ごみ箱] の両方のアイコンが表示されま
すが、[PGP シュレッダー] だけが、指定したファイルを直ち
に上書きし、回復不可能にします。
[次へ] をクリックします。
[パスフレーズ] と [署名のみ] の詳細については、『PGP
Desktopユーザー ガイド』を参照してください。
指定した PGP Zip アーカイブの種類に応じて、以下のページの
適切なセクションを参照してください。
次のいずれかの方法で、ファイルを完全削除できます。
受信者の鍵
y
y
y
ユーザー鍵の追加画面が表示されます。
1.
[追加] をクリックし、[ユーザー選択] 画面を使用して、
アーカイブを開けるようにするユーザーの公開鍵を選択し
ます。自分自身でアーカイブを開けるようにするには、あ
なたの公開鍵を含めるようにしてください。
[PGP シュレッダー] アイコンを使用する。
PGP ツールバーを使用する。
PGP ショートカット メニューを使用する。
[PGP シュレッダー] アイコンを使用したファ
イルの完全削除
2.
[次へ] をクリックします。
3.
アーカイブに署名するために使用するローカル システム
上の秘密鍵を選択します。
¾
4.
アーカイブの名前および場所を指定します。デフォルトの
名前はアーカイブの最初のファイルまたはフォルダーの名
前であり、デフォルトの場所はアーカイブに含めるファイ
ルやフォルダーの場所です。
[PGP シュレッダー] アイコンを使用してファイルを
完全削除するには、次の手順に従います。
1.
[次へ] をクリックします。PGP Zipアーカイブが作成され
ます。[完了] 画面に新しいアーカイブに関する情報が表
示されます。
Windows デスクトップで、完全削除するファイルおよび
フォルダーを PGP シュレッダーにドラッグします。ファ
イルを完全削除するかどうかを確認するダイアログ ボッ
クスが表示されます。
2.
[はい] をクリックします。指定したファイルおよびフォ
ルダーが完全削除されます。
5.
6.
[完了] をクリックします。
メモ : PGP Zipアーカイブの種類のパスフレーズは、受信者鍵
とよく似ています。異なる点は、鍵の代わりにパスフレーズが
アーカイブを保護するために使用されることです。
メモ : PGP Zipアーカイブの種類の署名のみは、受信者鍵と似
ています。異なる点は、アーカイブが署名のみされていて暗号
化されていないため、公開鍵を選択しないことです。
PGP ツールバーを使用してファイルを完全削
除します。
PGP 自己復号型アーカイブ (SDA)
¾
PGP ツールバーを使用してファイルを完全削除する
には、次の手順に従います。
1.
PGP NetShareのメイン アプリケーション ウィンドウで
、[ツール] > [ファイルの完全削除] を選択します。[開く]
ダイアログ ボックスが表示されます。
2.
細断処理するファイルを選択し、[開く] をクリックしま
す。選択したファイルやフォルダーを細断処理 (完全削除
) するかどうかをたずねる確認ダイアログ ボックスが表
示されます。
3.
[はい] をクリックします。これで、ファイルが完全に削
除されます。
[パスフレーズの作成] 画面が表示されます。
1.
PGP Zip 自己復号化アーカイブ (SDA) のパスフレーズを
入力し、パスフレーズをもう一度入力します。
2.
[次へ] をクリックします。
3.
アーカイブに署名するために使用するローカル システム
上の秘密鍵を選択します。
4.
アーカイブの名前および場所を指定します。デフォルトの
名前はアーカイブの最初のファイルまたはフォルダーの名
前であり、デフォルトの場所はアーカイブに含めるファイ
ルやフォルダーの場所です。
5.
[次へ] をクリックします。これでPGP SDAが作成されま
した。
6.
[完了] をクリックします。
[PGP ショートカット] メニューを使用したフ
ァイルの完全削除
¾
6
Windows エクスプローラのファイルを完全削除す
ある、内部データ構造の小さい (1 K 未満) ファイルが完
全削除されます。
るには、次の手順に従います。
1.
2.
Windows エクスプローラで、細断処理するファイルまた
はフォルダーを右クリックします。選択したファイルやフ
ォルダーを細断処理 (完全削除) するかどうかをたずねる
確認ダイアログ ボックスが表示されます。
6.
メモ : [スケジュール] をクリックして、空き領域の完全
削除を今実行する代わりに、スケジュールを設定すること
ができます。Windowsタスク スケジューラーがインスト
ールされていることを確認してください。
[はい] をクリックします。これで、ファイルが完全に削
除されます。
メモ : PGPシュレッダー機能を頻繁に使用しない場合は、
[PGPオプション] を介して、デスクトップから [PGPシュレッ
ダー] アイコンを削除できます。これを行うには、[ツール] > [
オプション] を選択し、ディスク タブを選択し、[デスクトッ
プに [PGP シュレッダー] アイコンを配置してください。] オ
プションをオフにして、[OK] をクリックします。
空き領域の完全削除プロセスの長さは、指定したパスの数
、プロセッサーの速度、実行している他のアプリケーショ
ンの数などに左右されます。
メモ : [PGPオプション] を使用して、削除するときに作成さ
れるパスの数 (パスが多くなれば安全になりますが長くなりま
す)、Windowsのごみ箱を空にしたときに中のファイルを完全
削除するかどうか、および完全削除するときに警告ダイアログ
ボックスを表示するかどうかを管理できます。
7.
完全削除セッションが完了したら、[次へ] をクリックし
ます。
8.
[完了] 画面で、[完了] をクリックします。
サポート情報
連絡先情報
空き領域の完全削除
PGP 空き領域の完全削除機能は、ご使用のドライブの空きス
ペースを完全に削除処理するので、削除したデータが完全にリ
カバリ不可能となります。 「空き領域」は実際には誤った呼称
であることに注意してください。 PGP 空き領域の完全削除は
、Windows が空と認識するハード ドライブの一部を上書きし
ます。実際には、その領域は空であるか、Windows が削除し
たと示すファイルを保持している場合があります。
y
Windows のごみ箱にファイルを入れて空にしても、ファイル
は実際には削除されません。Windows はそこに何もないかの
ように動作し、最終的にファイルを上書きします。それらのフ
ァイルが上書きされるまでは、攻撃者がそのファイルを回復す
ることは容易なことです。PGP 空き領域の完全削除ではこの
「空き領域」が上書きされるため、ディスク リカバリ ソフト
ウェアを使用してもファイルを元に戻すことはできません。
y
¾
ディスクの空き領域を完全削除するには、次の手順
に従います。
1.
PGP NetShare を開きます。
2.
[ツール] > [PGP空き領域の完全削除] を選択します。
3.
最初の画面で説明を読み、[次へ] をクリックします。
4.
[情報の収集] 画面の [ドライブの完全削除] フィールドで
、完全削除するディスクまたはボリューム、およびPGP空
き領域の完全削除が実行するパスの数を選択します。
技術サポートへのお問い合わせ
y
5.
個人ユーザーで 3 パス。
y
商用で 10 パス。
y
軍事用で 18 パス。
y
最大限のセキュリティで 26 パス。
PGPサポート オプションとPGP技術サポートへのお問い
合わせ方法の詳細については、PGP Corporationサポート
ホーム ページ 『https://support.pgp.com』を参照してく
ださい。
PGPサポート ナレッジベースにアクセスしたり、PGP技
術サポートにサポートを依頼したりするには、PGPサポー
ト ポータルWebサイト 『https://support.pgp.com』を参
照してください。 サポート契約がない場合でもPGPサポ
ート ナレッジベースの一部にアクセスできますが、技術
サポートにサポートを依頼するには、有効なサポート契約
が必要です。
PGPサポート フォーラムを利用するには、PGPサポート
『Error! Hyperlink reference not valid.』にアクセスして
ください。 PGPサポート フォーラムは、PGP
Corporation主催のユーザー コミュニティ向けフォーラム
です。
カスタマー サービスへのお問い合わせ
y
パス数を選択する際には、次のガイドラインを参考にして
ください。
y
[完全削除の実行] 画面で、[完全削除の開始] をクリック
します。
注文、ダウンロード、およびライセンスに関するお問い合
わせは、PGP Corporationカスタマー サービス 『
https://pgp.custhelp.com/app/cshome』にアクセスしてく
ださい。
他の部門へのお問い合わせ
y
y
その他のPGP Corporationへのお問い合わせについては、
PGP連絡先ページ 『
http://www.pgp.com/about_pgp_corporation/contact/index
.htmlを参照』にアクセスしてください。
PGP Corporationの会社概要については、PGP Webサイト
『http://www.pgp.com』にアクセスしてください。
入手可能なマニュアル
[NTFS内部データ構造の抹消] (一部のコンピューターでは
使用できません) を選択し、[次へ] をクリックします。
インストール前に、すべての製品マニュアルをPGP
Corporationサポート ポータル 『https://support.pgp.com』よ
このオプションを使用すると、削除されていない可能性の
7
りご覧いただけます。
特に断りのない限り、オンライン ヘルプはPGP NetShare製品
にインストールされ、利用できます。製品マニュアルに記載さ
れていない応急対策情報を収録した、リリース ノートも付属
しています。Adobe Acrobat PDFファイルで提供されるユーザ
ー ガイドおよびクイック スタート ガイドは、PGPサポート
ポータルの「マニュアル 『https://pgp.custhelp.com/app/docs』
」セクションから入手できます。
PGP NetShareのリリース以降、製品に関する追加情報は、
PGPサポート ポータルWebサイト 『https://support.pgp.com』
にあるオンラインのナレッジ ベースに掲載されます。
著作権および商標
Copyright (c) 1991-2010 PGP Corporation.All Rights Reserved.
「PGP」、「Pretty Good Privacy」、および PGP ロゴは、米国
およびその他の国における PGP Corporation の登録商標であり
、PGP Universal は、米国およびその他の国における PGP
Corporation の商標です。このリリースノートに記載されてい
るその他すべての登録商標および未登録商標は、各所有企業に
帰属します。
8
Fly UP