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スポーツ界最高峰の「スポーツマネジメント大学院(AISTS)」にて 次世代

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スポーツ界最高峰の「スポーツマネジメント大学院(AISTS)」にて 次世代
【配布先:文部科学記者会、東京都庁記者クラブ】
2015 年 3 月 14 日
<報道関係各位>
国立大学法人 筑波大学
つくば国際スポーツアカデミー
スポーツ界最高峰の「スポーツマネジメント大学院(AISTS)」にて
次世代リーダーの育成を視野に
つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)が
特別講義を初開催!
つくば国際スポーツアカデミー(Tsukuba International Academy for Sport Studies:以下、TIAS)
は、国際オリンピック委員会(IOC)が中心となって設立したスポーツ界最高峰のスポーツマネジ
メント大学院(International Academy of Sports Science and Technology:以下、AISTS)にて、
2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催を見据え、国際スポーツ界の次世代リー
ダーを育成するための特別講義を、2015 年 3 月 13 日(スイス・ローザンヌ現地時間)、初めて開
催しました。
AISTS の特別講義には、TIAS から真田久(筑波大学・TIAS アカデミー長)、清水諭(筑波大学・
TIAS 副アカデミー長兼統括責任者)、江上いずみ(筑波大学・講師)の 3 名に加え、東京オリンピ
ック・パラリンピック競技大会組織委員会のマーケティング専任代理店である電通から有賀勝、
満田哲彦、野口嘉一の合計 6 名が日本人講師として登壇しました。
講義には、AISTS でスポーツアカデミーを専攻する学生 41 名が参加。今年度の AISTS の学生は、
スポーツマーケティングの専門家や現役のエンジニア、また数名のオリンピアンや IOC 委員のメ
ンバーなど、世界 26 ヵ国から多様なエキスパートが集まっています。
TIAS 講師陣は、嘉納治五郎と日本におけるオリンピック史、1964 年東京オリンピックと都市デザ
イン、そして日本の「おもてなし精神」や 2020 年東京大会を控えた日本における国際スポーツア
カデミーのヴィジョンなどをテーマに講義を行いました。各授業の後半に設けられたディスカッシ
ョンでは、生徒から活発な質問や議論が飛び交い、講義時間を延長するほど大いに盛り上がり
ました。また、電通講師陣からは、主に統合的なスポーツマーケティングビジネスについての講
義を行いました。
生徒とのディスカッションで熱気に満ち溢れた授業は、さながら“国際スポーツアカデミーの白熱
教室”。特に議論が盛り上がったのは、2020 年東京オリンピック・パラリンピックを見据えた国際
スポーツ市場における産学官の連携です。世界規模で見たこれからのスポーツムーブメントを積
極的に議論し合う生徒の反応を通じて、あらためて 2020 年東京大会への期待と関心の高さがう
かがい知ることができる有意義な講義となりました。
記
日付: 2015 年 3 月 13 日(金) ※スイス・ローザンヌ現地時間
会場: スポーツマネジメント大学院 (International Academy of Sports Science and Technology:AISTS)
11:00 – 12:30
「The role of Sports Marketing Agencies in Japan」
13:30 – 15:00
「Sports Marketing Agencies: the Case of Tokyo 2020」
有賀 勝(電通 スポーツ局 2020 東京オリンピック・パラリンピック室)
満田 哲彦(電通 スポーツ局 2020 東京オリンピック・パラリンピック室)
野口 嘉一(電通 ビジネス・クリエーション・センター 2020 プロジェクト・デザイン室)
15:30 – 17:00
「嘉納治五郎と日本におけるオリンピック史」
真田 久(筑波大学・TIAS アカデミー長)
「1964 年東京オリンピックと都市デザイン」
清水 諭(筑波大学・TIAS 副アカデミー長兼統括責任者)
「日本のおもてなし精神」
江上 いずみ(筑波大学・講師)
以上
「2020 年東京オリンピック・パラリンピックに、何かしらの形でビジネスにかかわっていきたいと思
っています。日本におけるスポーツアカデミーとスポーツビジネスの両方の最新動向を知ること
ができ、とても有意義なレクチャーでした。」
(AISTS 学生/DECOENE Stijn/Belgian,39)
「これまで日本が開催してきたオリンピックの経験と、数々の災害を乗り越えてきたその歴史を踏
まえて、日本がどうやって 2020 を成功させるのか大変興味深い授業でした。日本の“おもてなし
精神”を具体的に聞くことができて、勉強になりました。」
(AISTS 学生/HALL Rashid/Jamaican,26)
「筑波大学の嘉納治五郎が、日本のスポーツ史に与えた影響が絶大であることが興味深かった
です。日本の義務教育(体育)で水泳があるのは、初めて知りました。日本のスポーツ史から、こ
れからのスポーツイノベーションを紐解くのは、面白い研究になるかもしないと思いました。」
(AISTS 学生/QIU Cindy/Chinese,28)
今回の AISTS での特別講義について IOC へ報告するため、TIAS 講師陣はローザンヌにある
IOC 本部を表敬訪問しました。IOC トーマス・バッハ会長秘書室長のヨッヒェン・フェルバー氏にお
出迎え頂き、今後の TIAS との協力体制の更なる強化について改めてお願いをしてきました。
TIAS は、日本政府が推進するスポーツおよびオリンピック・パラリンピックムーブメント普及のた
めの「Sport for Tomorrow」プログラムの一環であり、政府の全面的な支援を受けています。
TIAS の母体である筑波大学は、アジア初の国際オリンピック委員会(IOC)委員である嘉納治五
郎を前身校の学長に持ち、100 年以上にわたって日本のオリンピック・ムーブメントを牽引してき
ました。2020 年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、TIAS では、
世界から選出された学生と交流し、オリンピック・パラリンピック教育をはじめ、最新のスポーツマ
ネジメント、ティーチング・コーチングなど、幅広く学ぶことができます。現在、2015 年 10 月 1 日か
らの入学者を対象とした TIAS 修士学位プログラムの願書(2015 年 3 月 20 日締切)を受け付け
ています。
◆つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)・奨学金プログラムの詳細と申し込み方法について
http://tias.tsukuba.ac.jp/
※TIAS 提携機関:スポーツマネジメント大学院(AISTS:International Academy of Sports Science and Technology)、
ラフバラ大学、ソウル大学、ケルン体育大学など
<本件に関するお問い合わせ先>
広報代理:電通パブリックリレーションズ 担当:石井裕太
E-Mail:[email protected]
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