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薬理試験 - 和光純薬工業
細胞評価 活性測定 カルプロテクチン測定 自然免疫応用技研株式会社 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病) マーカーの一つ、カルプロテクチンの測定を実施しております。 ■糞便中のカルプロテクチン値が、炎症性腸疾患(IBD)の優れた炎症活動マーカーとして学会・論文で注目されています。 ◦メリットその1:糞便中の濃度を測定するので、採血や内視鏡検査の必要がありません。 ⇒被験者の苦痛が軽減します。 ◦メリットその2:CRP、赤沈検査(ESR)、白血球数は、腸管だけでなく体の他の部分の炎症においても高値を示しますが、便中のカルプ ロテクチンは腸管粘膜の炎症のみを反映します。 ⇒潰瘍性大腸炎(UC)やクローン病(CD)に対する特異性や感受性が優れています。 ◦メリットその3:カルプロテクチンの測定はCrohn’s disease activity index(CDAI)やUlcerative colitis activity index(UCAI)、 Harvey-Bradshaw activity indexより、粘膜の炎症を反映しています。 【カルプロテクチンとは】 主に好中球(一部、単球や活性化マクロファージ)により分泌 されるカルシウム結合タンパク質で、好中球の管腔への移行に比 例し、糞便中のカルプロテクチン濃度が上昇することが知られて います。 control InactiveUC ActiveUC 0 10 20 30 40 ◦便中のカルプロテクチンは UC や CD に対する特異性や感受性 が高いため、再燃リスクマーカーとなります。 Relative fecal calprotectin ◦便中のカルプロテクチンが 50 μg/g を越えると、炎症性腸疾 薬理試験 患の再発リスクが 13 倍上昇することが報告されています。 価格 ◦ELISA法で測定いたします。 ■前処理 ◦測定する被験対象の糞便のスプーンひとさじ程度を、検便の容 便中のカルプロテクチン抽出:5,000 円/検体あたり 10 サービス内容 ■測 定 器に入れ、冷凍でご送付ください。 ELISA法測定 40 検体毎 40 検体まで:400,000 円 ■カルプロテクチン検量線データ Calprotectin O.D.450 nm-(n=2) ng/mL 1 2 840 2.368 2.360 AV SD %CV 2.364 0.006 0.239 210 1.490 1.478 1.484 0.008 0.572 52 0.589 0.592 0.591 0.002 0.359 80 検体まで:730,000 円 表示価格はすべて税別価格です。 その他 13 0.190 0.188 0.189 0.001 0.748 ◦試験の詳細については、お問い合わせください。 0 0.061 0.061 0.061 0.000 0.000 ※本業務は、依頼者に代わり糞便中のカルプロテクチン値を測定します。従っ て、その測定値の評価は、依頼者自身のご判断でお願いいたします。受託 に伴って公開される試料の情報、測定結果、依頼主様の個人情報等は本受 託業務の遂行のみに利用し、他の目的に利用したり、第三者へ開示するこ とはありません。また、本測定は研究を目的としております。病気の診断 には使用できません。 参考文献 Digestive and Liver Disease 2009;41:56-66 World Journal of Gastroenterology 2008;14(1):53-57 お見積もり・ご注文には、 本カタログ巻末の「受託サービス見積依頼書」をご利用ください。 受託カタログ 2016−2017 127 マクロファージ活性化能評価試験 自然免疫応用技研株式会社 ご依頼のサンプルを用いてマクロファージを刺激した後、 マクロファージの活性化を各種活性指標により、 解析いたします。 基本サービス 図3 マクロファージのTNF産生 ラット 肺 胞 マ ク ロ ファー ジ 細 胞 株 (NR8383)のTNF 産生能。NR8383細 胞に大腸菌由来 の LPSを各濃度 (0.1∼ 1,000 ng/mL) 添加 し3 時間後の培養上 清を回収した。 L-929細胞傷害試験 (アクチノマイシンD 存在下)試験でTNF 産生量を測定した。 :ご依頼の物質をマウスに経口や腹腔内、静脈内投与し、 腹腔細胞等を回収し、接着法で回収した接着細胞(マクロファージ) を用いて蛍光ラテックスビーズまたはザイモザン等を貪食させて、 貪食したマクロファージの割合、粒 図 1 ラテックスビーズ貪食 子数を測定いたします。 TNF(U/mL) ■マクロファージの貪食活性試験 :マクロファージ細胞株 (RAW264.7やNR8383、J774.1 等)培養液中にご依頼の物質を添加 LPS(ng/mL) して回収した細胞に蛍光ラテックス ビーズまたはザイモザン等を貪食 ■ させて、マクロファージの割合、 貪食した粒子数を測定いたします (図1)。 NR8383 細胞に蛍光ラテックス ビーズを貪食させた後、洗浄し、 ギムザ染色した。矢印:ビーズ , でのTNF産生プライミング作用解析 マクロファージの高感度活性化法として、TNF産生におけるプラ イミング作用を解析いたします。この方法はin vivoでの各種免疫 賦活物質の効果を明確にできる検出力を有しています。 方法:ご依頼の物質をマウスに経口や腹腔内、静脈内投与し、そ の3 ~ 6 時間後にLPSを静脈内投与し、1 時間後の血中のTNF量 マクロファージ細胞株(RAW264.7やNR8383、J774.1等)培養 図4 TNFプライミング作用 液中にご依頼の物質を添加し、24 ~ 72 時間後の培養上清を回収 します。一酸化窒素産生能として、上清中の亜硝酸量をグリエス 試薬を用いて測定いたします(図2)。 10 また、ご依頼のサンプルをTLR4欠損マウス(C3H/HeJ)の腹腔マ クロファージを用いて測定することも可能です。 ご希望により、ご依頼サンプルをポリミキシンB と混合し、NO 産生能を測定し、LPSの混入の影響を確認いたします。 Nitrite(μM) 図2 マクロファージのNO産生 ラット末梢血単球と 肺胞マクロファージ 細胞株(NR8383) のNO産生能の比 較。ラット末梢血から 単球を回収した。細 胞に大腸菌由来 の LPSを各濃度(0.01 ∼100 ng/mL) 添加 し24時間後の培養 上清を回収した。グ リエ ス 試 薬 を 用 い て、上清中の亜硝酸 量を測定した。 LPS(ng/mL) マウスに糖脂質を 1 ng 静脈 内 に投 与し、1.5、3、24 時 間後に OK-432(ピシバニー ル:溶連菌製剤)を 1KE(0.1 mg)投 与した。2 時 間 後 に 採血し、血清中の TNF 活性 を L929 細胞傷害活性(アク チノマイシン D 存在下)で測 定した。OK432 単独では 1 unit/mL の TNF 活性であっ たが、糖脂質 1 ng の投与で、 100 unit/mL に TNF 産生能 が増強した。この増強効果を プライミング作用と呼ぶ。 TNF Activity(unit/mL) 薬理試験 を測定いたします(図4)。 ■マクロファージのNO産生試験 ■マクロファージのサイトカイン産生試験 :ご依頼の物質をマウスに皮内や腹腔内、静脈内投与し、 血清や腹腔細胞や脾臓、肝臓のホモジネート上清の各種サイトカ インのタンパク質量を市販のELISAを用いて定量いたします。 : マ ク ロ フ ァ ー ジ 細 胞 株(RAW264.7やNR8383、 J774.1等)培養液中にご依頼の物質を添加し、3 ~ 24 時間後の 上清中の、各種サイトカインのタンパク質量を市販のELISAを用 いて定量いたします。 ■マクロファージのTNF産生試験 :ご依頼の物質をマウスに皮内や腹腔内、静脈内投与し、 血液(腹腔内投与の場合は腹腔洗浄液等)を回収し、血清中や腹腔 洗浄液等のTNF活性を測定いたします。 : マ ク ロ フ ァ ー ジ 細 胞 株(RAW264.7やNR8383、 J774.1等)培養液中にご依頼の物質を添加し、3 ~ 24 時間後の 培養上清を回収いたします。上清中のTNF量はELISAによる測定 のほか、L-929細胞傷害試験も承っております(図3)。 128 受託カタログ 2016−2017 http://www.wako-chem.co.jp フリーダイヤル:0120-052-099 フリーファックス:0120-052-806 ◦プライミング能解析 価格/納期 基本料金(陽性対照、陰性対照含む)の場合:260,000 円 ■価格 +1 検体(3 種類の濃度を試験)ごと:+33,000 円 試験 ◦マクロファージのサイトカイン産生試験 以下の料金はn=3の場合(基本)の価格です。 お問い合わせください。 ◦貪食活性試験 基本料金(陽性対照、陰性対照含む)の場合:275,000 円 +1 検体(3 種類の濃度を試験)ごと:+33,800 円 ◦NO産生試験 その他 試験 マウスやラットへの経肺投与によるBALの活性化評価試験、経 口投与による腹腔マクロファージの貪食能評価試験、魚類の自然 基本料金(陽性対照、陰性対照含む)の場合:260,000 円 +1 検体(3 種類の濃度を試験)ごと:+33,000 円 免疫活性化評価試験等も受託しております。その他詳細はお問い 合わせください。 ◦TNF産生試験(a+bの合計額) ■納期 試料を受け取ってから約1 ヶ月後に速報を連絡させてい a)細胞処理 ただきます。(時期・試料・研究内容によっては、1 ヶ月 基本料金(陽性対照、陰性対照含む)の場合:138,000 円 以上かかることがあります。) +1 検体(3 種類の濃度を試験)ごと:+33,000 円 b)培養液のTNFのELISA測定 基本料金(陽性対照、陰性対照含む)+3 検体まで (検体毎に3 種類の濃度で試験の場合):325,000 円 +4 検体以上:お問い合わせください。 表示価格はすべて税別価格です。 ジアミンオキシダーゼ(DAO) 、GLP-1、GLP-2測定 価格 ■ DAO(ジアミンオキシダーゼ) 活性測定(腸管機能マーカー) DAO活性は小腸や腎、胎盤、特に小腸の絨毛上部において活性が 高いことが知られています。DAOの作用としては、細胞増殖の制 〈DAO活性測定〉 ◦Takagiらの方法 希望納入価格 1∼25 100,000 円 臨床的意義としては、①ヒトでは出生後6歳頃までDAO活性は上 のDAO活性は血中のDAO活性と有意に相関すること ③絶食や手 26∼50 196,000 円 昇し、それ以降は徐々に低下し成人値に近づくこと ②小腸組織中 51∼75 285,000 円 76∼100 372,000 円 術等のストレス、抗がん剤等は腸管上皮細胞の萎縮を引き起こすた ◦ELISA法 お問い合わせください。 め、DAO活性が低下することが知られています。 以上のことから、DAOは腸管が正常に機能していることを評価する 指標として重要なマーカーであると考えられています。 (下図参照) 測定方法は、Takagiらの方法またはELISA法により、血清、腸管 組織サンプルを測定いたします。 DAO活性と腸管構造イメージ図 健常小腸 DAO活性高 萎縮・障害小腸 DAO活性低 絨毛 小腸断面モデル図 ■GLP-1, GLP-2(グルカゴン様ペプチド)測定(腸管細胞増殖マー カー) GLP-1、GLP-2 (glucagon-like peptide)-1, 2は小腸絨毛の高さ を上昇させ、小窩細胞の増殖を促進し、腸細胞のアポトーシスを抑 制します。完全静脈栄養に起因する腸の発育不全を防ぐとされてい ます。従って、これらは腸管上皮細胞の健常性を評価する指標とし て有用であると考えられます。 血清や腸管組織サンプルをELISA法を用いて測定いたします。 10 試料数 御、有害なポリアミン、ヒスタミンの異化による生体防御があります。 薬理試験 製品概要 自然免疫応用技研株式会社 〈GLP-1, GLP-2測定〉 1 ~ 40 検体まで一律料金。n=2での測定。キット代込み。 ①GLP-1(Active)測定 項 目 希望納入価格 数 量 ELISA 195,000 円 1式 項 目 希望納入価格 数 量 ELISA 201,500 円 1式 項 目 希望納入価格 数 量 ELISA 201,500 円 1式 ②GLP-1(Total)測定 ③GLP-2測定 ※メーカー指定のキット以外をご希望の場合は別途お見積もりします。 フリーズボックスの送付および、残試料の返送にかかる輸送費につ きましては、別途ご請求させていただきます。 表示価格はすべて税別価格です。 その他 ※本業務は、依頼者に代わり測定を行います。従って、その測定値の評価は、 依頼者自身のご判断でお願いいたします。受託に伴って公開される試料の 情報、測定結果、依頼主様の個人情報等は本受託業務の遂行のみに利用し、 他の目的に利用したり、第三者へ開示することはありません。また、本測 定は研究を目的としております。病気の診断には使用できません。 注)ヒトから採取したサンプルの場合、サンプル名を匿名化してお送りください。サンプルは必ずインフォームドコンセントを行っていることをご確認ください。 また、お送りいただく前に必ず、感染症検査を行い、陰性をご確認ください。 お見積もり・ご注文には、 本カタログ巻末の「受託サービス見積依頼書」をご利用ください。 受託カタログ 2016−2017 129 イメージング 抗がん作用、抗転移作用薬剤のマウスモデルに よる薬効評価試験(生体蛍光イメージング法) AntiCancer Japan株式会社 がん細胞移植マウスのin vivoイメージングを用いる抗がん剤等のリード化合物の薬効を評価いたします。 ■以下の項目を選択あるいは指定をお願いいたします。 特長 ◦80 種類以上の蛍光タンパク質(GFP/RFP)導入がん細胞を国内 在庫しています。ご指定のがん細胞に蛍光タンパク質(GFP/ RFP)を導入いたします(納期:3 ヶ月)。 ◦ ヒ ト と 同 じ 挙 動 で 増 殖・ 転 移 す る が ん の マ ウ ス モ デ ル (MetaMouse )、がんの増殖や血管新生をリアルタイムで、 ® 非侵襲的に、定量的に測定する技術(OncoBrite )、GFP, RFP, ® CFPトランスジェニックマウス、4 社の蛍光イメージング装置 を所有しています。 ◦ヒトでのがんと同様の転移挙動を示す“外科的同所移植(SOI)” にて腫瘍片を移植します。一般的に行われています皮下移植と は薬効、転移能が異なります。 ◦がん細胞の増殖・退縮の観察、抗がん剤の治療効果をリアルタ イムでモニターします。 ◦実際に測定する腫瘍面積(イメージング法)と腫瘍体積の相関性 が認められています。 ◦血管新生のタイムコースの測定が可能です。 これらを基に、プロトコールをお届けいたします。 使用するマウスの種類 :ヌードマウス、GFP, RFP, CFPヌードマウス 他 群数(群名)、各n数 がん細胞 : カタログ掲載細胞 他 がん細胞の導入方法 : 外科的同所移植、皮下移植、尾静脈注入 等 薬剤の投与ルート、頻度、時期: 腹腔、尾静脈、経口投与、その他 蛍光イメージャー : オリンパス製 OV100、Indec製 FluorVivo100、 UVP製 iBOX イメージング方法: 全身イメージング、necroscopy, cell-cell interaction 等 イメージング頻度 :がん細胞の増殖スピード、転移の時期・臓器等の情 報が弊社にあります場合はご連絡いたします。 価格/納期 決定したプロトコールを用いて見積書を提出いたします。 納品物 ◦最終報告書 ◦イメージング写真 ◦その他、ご指定いただいた資料 等 薬理試験 試験結果の例 ■がん細胞の増殖・退縮のリアルタイムでの観察・抗がん剤の治 療効果の全身イメージング(Katz 113, 151-160(2003).) 10 本実験では膵臓がんMiaPaCa2-RFPをマウスの膵臓に外科的に同所 移植(SOI) を行い、薬物による治療効果を比較しています。 10 Days After SOI 17 24 48 56 Control CPT-11はcontrolに比べると原発巣、転移巣ともに抑制効果を示して います。Gemcitabineは1ヶ月間、がんの進行を抑制しましたが、そ の後治療を続けたにも関わらず原発巣、転移巣とも抑制されません でした。 CPT-11 Gemcitabine <膵臓がんMiaPaCa2-RFPの進展と抗がん剤の治療効果> 白△ (大) は原発巣、白△ (小) は転移巣を示す External vs. Internal Quantitative Imaging Primary Primary Diaphragm Mesenteric Lymph Nodes Diaphragm Mesenteric Lymph Nodes Primary Fluorescent Area(mm2) 113, 151-160(2003).) ■腫瘍面積と腫瘍体積の相関性(Katz 400 300 200 100 0 Regression 95% confidence r=0.89, p<0.05 0 2000 4000 6000 8000 Primary Tumor Volume(mm3) RFPを導入したヒト膵臓がんMiaPaCa2-RFPをSOIで移植してマウスを飼育しました。その後、広範囲に広がったがんの局所生育および転移を、外 部から全身イメージングしました(図左、図中央) 。外部から得られた腫瘍の面積(赤い蛍光を発している部分) (イメージャーを用いて測定) と摘出後 に実測した腫瘍体積には強い相関性が認められました(r=0.89) 。 (図右) 腹水が存在する時(r=0.83) は、腹水が存在しない時に比べてやや精度が低下しました。 抗がん作用の測定以外に、弊社で有する製品・技術・特許を組み合わせたマウスがんモデルを用いる受託試験サービスを行っています。 本受託試験サービスではライセンス料は不要です。 弊社で有する製品・技術・特許・サービス・使用する蛍光イメージャー等は下記ホームページをご参照ください。 http://www.anticancerjapan.com 130 受託カタログ 2016−2017 http://www.wako-chem.co.jp フリーダイヤル:0120-052-099 フリーファックス:0120-052-806 アトピー性皮膚炎 モデルマウス アトピー性皮膚炎モデルマウスの 惹起作業 株式会社ビオスタ 「ビオスタ®AD」※を使用してマウスに慢性化アトピー性皮膚炎を誘発し、発症マウスをお返しするサービスです。 ※アトピー性皮膚炎の原因の一つとされる屋内塵性ダニ由来のアレルゲンを含む軟膏状の試薬で NC/Ngaマウスに反復塗布することで経皮的 に感作を成立させます。 特長 誘発例 ◦ヒトのアトピー性皮膚炎発症に関係のあるダニ虫体成分を誘発 4 %SDSで皮膚のバリアを破壊後、マウス背部および耳介部に に使用します。 本品を週2 回、100 mg/匹/回塗布します。誘発期間の目安は3 ◦アトピー性皮膚炎に類似した症状を誘発します。 週間(計6 回)です。 ◦現在治療に用いられているステロイド軟膏およびプロトピック 本モデルでは塗布開始1 ~ 2 週間目から発症、3 ~ 4 週間で約 軟膏の効果が確認できます。 80 %の発症率を示します。 ◦皮膚炎が発症すると、誘発を中止しても皮膚炎が持続し、医薬 品の評価系として使いやすいです。 ◦マウス背部での滞留性に優れ、少量で皮膚炎を誘発できます。 ◦皮膚炎の発症率が高い。 ◦皮膚炎誘発までの期間が従来法(抗原液の反復塗布) よりも短い。 ご提供いただくもの NC/Ngaマウス(日本チャールス・リバー株式会社製推奨)、 5 匹~ 価格/納期 サービスの流れ お客様でご用意いただいたNC/Ngaマウスをビオスタまでお送り いただきます。NC/Ngaマウスは日本チャールズ・リバー株式会 皮膚炎の誘発作業を行い、お客様へ発症マウスをお返しいたしま す。 ■納期 マウス到着後 約6 週間 納品物 薬理試験 社製品を推奨いたします。 ■価格 お問い合わせください。 発症マウス 8 バリア破壊 + コントロール 7 5 10 皮膚炎重症度スコア ** バリア破壊 + ビオスタAD 6 ** 4 ** ; p<0.01 vs バリア破壊 + コントロール 3 2 1 0 0 14 21 初回塗布からの経過日数 アトピー性皮膚炎 モデルマウス 皮膚炎重症度スコア:9 アトピー性皮膚炎モデルマウスを 使用した薬効・薬理評価 株式会社ビオスタ ビオスタ®AD誘発アトピー性皮膚炎発症マウスを使用して薬効・薬理試験を行います。 基本サービス 実験例 動物:NC/Ngaマウス アトピー性皮膚炎に有効な化合物の評価 期間:詳細につきましてはご相談ください。 アトピー性皮膚炎に有効な食品の評価 数量:詳細につきましてはご相談ください。 かゆみ抑制に有効な化合物の評価 試験項目:皮膚炎重症度スコア、生化学検査、病理組織検査、 痒破回数測定 その他、詳細につきましてはご相談ください。 価格/納期 お問い合わせください。 お見積もり・ご注文には、 本カタログ巻末の「受託サービス見積依頼書」をご利用ください。 受託カタログ 2016−2017 131 薬効評価試験 アイテックラボではラット・マウスおよびサル等を用いた医薬品・一般化学物質・機能性食品等の効果・作用および安全 性評価試験を手掛けております。これまでに培ったIntelligenceと信頼度の高いTechnologyを駆使し、試験結果に付加価 値をもたらす新しいタイプの受託試験研究施設です。試験・解析・測定等を、NPO法人プライメイト・アゴラとの融合連 携で展開しています。 小動物を用いた 効果・作用・機能試験 および がん 薬理試験 細胞を用いた 効果・作用・機能試験 10 サルモデル試験 および 細菌DNA (Log) (/uni) 腸内細菌プロファイル解析 0 1 2 経過時間 (月) 3 価格/納期 詳細はお客様とお打ち合わせの上、お見積もりとなります。 132 受託カタログ 2016−2017 http://www.wako-chem.co.jp フリーダイヤル:0120-052-099 フリーファックス:0120-052-806 病理試験 病理切片作製・病理解析 アプライドメディカルリサーチは、 本流研究施設のSecondary Laboratoryとして、 さまざまなニーズにお応えいたします。 臨床医学ならびに基礎医学研究に従事する方々に対し、有用な病理組織学的評価の資料をご提供いたします。 特長 ◦アプライドメディカルリサーチは、病理組織学的解析を専門とした受託施設で、光学顕微鏡解析、免疫組織化学的解析、電子顕微鏡解析に おいて、組織標本作製ならびに、組織学的評価・検討の業務を幅広く受託しております。 基本サービス ▲実験病理 ▲臨床病理検査 ■光学顕微鏡解析 1.組織診断 1.被検動物解剖、臓器採取、湿臓器、 切出操作 2.細胞診断 2.組織標本作製 3.免疫組織化学的検査(酵素抗体法・蛍光抗体法) ブロック標本(パラフィン・凍結・樹脂・規格外パラフィン 4.電子顕微鏡検査 47×70 mm、70×95 mm) スライド標本(HE染色・未染色・特殊染色・規格外スライ ド52×76 mm、100×100 mm) 価格/納期 3.病理組織学的評価 肉眼的所見、病理組織学的所見、組織写真撮影、画像解析 お問い合わせください。 ■免疫組織化学的解析 ご依頼方法 凍結切片、パラフィン切片、樹脂切片 専用の病理依頼書に必要事項をご記入の上、ご依頼ください。 2.免疫染色条件検討 酵素抗体法、蛍光抗体法による染色条件の設定 3.免疫組織化学的評価 依頼書は和光純薬工業の営業担当者もしくは販売代理店よりお受 薬理試験 1.免疫染色標本作製 け取りください。 10 組織写真撮影、画像解析 ■電子顕微鏡解析 1.電顕標本作製 樹脂ブロック標本、厚切標本、超薄切片標本 2.電顕写真撮影 3.電顕評価 試験分類 ▲実験病理 ◦毒性試験 ▲人体病理 ◦組織診断 ▲家畜病理 ◦組織診断 ◦薬効薬理試験 ◦細胞診断 ◦細胞診断 ◦生体再生試験 ◦臨床試験 ◦その他 ◦材料の生体適合性試験 ◦バイオ実験 ◦ステント留置試験 ◦その他 お見積もり・ご注文には、 本カタログ巻末の「受託サービス見積依頼書」をご利用ください。 受託カタログ 2016−2017 133 実験病理の業務案内 ■光学顕微鏡解析 ■免疫組織化学的解析 1.被検動物解剖、臓器採取、湿臓器、切出操作 1.免疫染色標本作製 2.組織標本作製 凍結切片、パラフィン切片、樹脂切片 ブロック標本(パラフィン・凍結・樹脂・規格外パラフィン 2.免疫染色条件検討 47×70 mm、70×95 mm) 酵素抗体法、蛍光抗体法による染色条件の設定 スライド標本(HE染色・未染色・特殊染色・規格外スライ ド52×76 mm、100×100 mm) 3.免疫組織化学的評価 組織写真撮影、画像解析 ■電子顕微鏡解析 3.病理組織学的評価 肉眼的所見、病理組織学的所見、組織写真撮影、画像解析 1.電顕標本作製 樹脂ブロック標本、厚切標本、超薄切片標本 2.電顕写真撮影 3.電顕評価 人体病理の業務案内 ■病理組織検査 ■電子顕微鏡検査 ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色標本にて診断いたします。 ■病理標本作製 樹脂ブロック標本の作製 トルイジンブルー染色標本の作製 依頼内容に従って、標本作製いたします。 超薄切片標本の作製(電子染色標本作製) パラフィンブロック作製、HE・特殊染色・免疫組織化学染色標 電顕組織写真集の作成 本作製 電顕診断報告書の作成 ■蛍光抗体法検査 ■細胞診検査 ・腎生検 PAP染色標本 薬理試験 HE染色、PAS染色、PAM染色と蛍光抗体染色標本(写真)にて 婦人科・呼吸器科・泌尿器科 診断いたします。 PAP染色標本、ギムザ染色標本(PAS染色標本:診断に必要な場合) 使用抗体IgG、IgA、IgM、C1q、C4、C3、フィブリノーゲン 消化器・体腔液、その他 ・皮膚生検 HE染色、と蛍光抗体染色標本(写真)にて診断いたします。 使用抗体IgG、IgA、IgM、C1q、C4、C3、フィブリノーゲン 10 134 ■施設写真 湿臓器の切出し作業台 脱水・透徹・パラフィン浸透装置 包埋センター パラフィン切片作製・ミクロトーム 凍結切片作製・クリオスタット ステント用樹脂切片作製・回転式ミクロトーム 受託カタログ 2016−2017 http://www.wako-chem.co.jp フリーダイヤル:0120-052-099 フリーファックス:0120-052-806 染色用ドラフト作業台① 染色用ドラフト作業台② ヒストスティナー(自動免疫染色機) 自動封入機 特殊染色用・自動染色機 透過型電子顕微鏡 薬理試験 10 電顕(走査型)真空蒸着装置 電顕超薄切片作製・ウルトラミクロトーム 光学顕微鏡・カメラ ■組織写真 HE染色 ラット 消化管 ×20 アザン染色 ラット 肝臓 ×20 オイルレッドO染色 マウス 大動脈弁 ×40 S-100タンパク染色 ヒト 消化管 ×20 サフラニンO・ファストグリーン染色 ラット 関節 (大腿骨)×10 電顕写真 心筋 ×3,000 お見積もり・ご注文には、 本カタログ巻末の「受託サービス見積依頼書」をご利用ください。 受託カタログ 2016−2017 135 染色一覧 ◦基本染色 無機物染色 ヘマトキシリン・エオジン染色(HE) カルシウム ◦特殊染色 ・コッサ染色 結合組織染色 鉄 膠原線維 ・ベルリンブルー染色 ・アザン染色 銅 ・マッソン ・ トリクローム染色 ・ロダニン銅検出法 ・ピクロシリウスレッド染色 多糖類染色 ・ビクトリアブルー染色 ・モバット ・ ペンタクロム染色 グリコーゲン、中性ムコ多糖類 弾性線維 ・PAS 染色 ・エラスチカ ・ ワンギーソン染色 酸性ムコ多糖類 ・ワイゲルトのレゾルシン フクシン ・アルシアンブルー染色 細網線維 中性粘液 ・鍍銀染色(好銀線維染色:渡辺変法) ・ムチカルミン染色 ・過ヨウ素酸メセナミン銀染色(PAM) アミロイド染色 線維素 ・燐タングステン酸ヘマトキシリン染色(PTAH) ・コンゴーレッド染色 ・MSB 染色 ・ダイレクト・ファースト・スカーレット染色 脂肪染色 細胞内病原体の染色 ・ズダンⅢ染色 薬理試験 ・ズダンブラック B 染色 ・レフレルのメチレンブルー染色 ・オイルレッド O 染色 ・ギムザ染色 ・ナイルブルー染色 ・グラム染色 軟骨染色 ・グロコット染色 ・サフラニン O・ファストグリーン染色 ・チールネルゼン染色 ・アルシアンブルー染色 ・ワルチン ・ スターリー染色 ・トルイジンブルー染色 ・オルセイン染色 好酸球染色 ・ビクトリアブルー染色 10 ・LUNA 染色 肥満細胞染色 核酸染色 ・トルイジンブルー染色 ・フォイルゲン反応 ・メチレンブルー染色 ・メチルグリーン ・ ピロニン染色 神経染色 ・ニッスル染色 酵素組織染色 ・トルイジンブルー染色 ・アルカリフォスファターゼ染色 ・ルクソール ・ ファストブルー染色 ・酸性フォスファターゼ染色 ・ビルショウスキー染色 ・TRAP 染色 筋線維の染色 ・X-gal 染色 ・コハク酸脱水素染色(SDH) ・NADH-TR 染色 ・チトクローム C 酸化酵素染色 ISH 法による染色 ・TUNEL 染色 内分泌細胞の染色 ・グリメリウス染色 細胞診染色 ・ゴモリのアルデヒドフクシン染色 ・パパニコロウ染色 ・フォンタナ・マッソン染色 ・メイグリュンワルド ・ ギムザ染色 細胞内色素の染色 ・PAS 染色* リポフスチン ・グロコット染色 ・シュモール反応 *:診断に必要な場合 メラニン ・フォンタナ・マッソン染色 ・メラニン漂白法 その他、特殊染色 お問い合わせください。 胆汁色素 ・シュタインのヨード法 免疫組織化学染色 お問い合わせください。 136 受託カタログ 2016−2017 http://www.wako-chem.co.jp フリーダイヤル:0120-052-099 フリーファックス:0120-052-806