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1.事業説明資料 - 熊本市ホームページ
熊本市事務事業外部評価会議 中心市街地賑わい創出事業 くまもと城下まつり 平成23年8月28日(日) 農水商工局 商工振興部 商工振興課 事業の主な目的 1 「城下町くまもと」の魅力を県内外に発信 2 熊本城と中心市街地との回遊性の向上 3 中心市街地及び地域商店街の賑わい創出 1 事業概要(平成20年度から平成22年度まで) 開催場所 ◆メイン会場◆ 通町筋電車通り(歩行者天国) ◆連携イベント会場◆ 中心商店街 他 開催時間 約3時間/1日 ◆終日市電無料運行◆ 2 事業概要(平成22年度開催経費内訳) ※くまもと城下まつり実行委員会の収支 【収入】 件 (単位:千円) 名 摘 要 熊本市 負担金 45,000 関連イベント団体負担金 1,846 計 【支出】 件 46,846 名 摘 要 イベント委託関係 イベント企画、会場設営及び運営、告知 等 19,492 関連イベント運営 中心及び市電沿線商店街イベント運営経費 5,626 交通警備対策 交通規制予告等案内看板、警備費 等 市電借り上げ経費 市電無料運行に伴う借上料 事務局運営経費 計 イベント調査経費、イベント保険料 他 16,390 4,000 1,338 46,846 3 事業の見直し 見直し理由 ①約3時間のイベントに、 約4,700万円の予算 ②歩行者天国化に伴う多額の 交通警備対策経費 ③イベント会場の賑わいに 比べ商店街内の通行者数は 減少(回遊性の低下) 見直し内容 ①3月から5月まで、複数 イベントを「くまもと城下 まつり」と位置づけて開催 3,000万円の予算 ②通町筋の歩行者天国を 中止し、約1,700万円の 交通警備対策経費を削減 ③熊本城、中心商店街、 市電沿線商店街の各会 場をメイン会場として開催 4 事業概要(平成23年度) くまもと城下まつり2011 3月 4月 5月 くまもと花絵巻 城下町春の祭典 坪井川大園遊会 3月12日~3月27日 4月29日、30日 4月29日~5月8日 【実施主体】 くまもと花絵巻 実行委員会 【実施主体】 くまもと城下まつり 実行委員会 【実施主体】 県民運動本部 【総事業費(予算)】 1,052万円 【総事業費(予算)】 2,802万円 《助成額》 「熊本城400年と熊本ルネッサンス」 【総事業費(予算)】 《助成額》 300万円 700万円 2,000万円 平成23年度 くまもと城下まつり 開催経費 3,000万円 5 事業概要(平成23年度春の祭典開催経費) ※くまもと城下まつり実行委員会「春の祭典」の収支 【収入】 (単位:千円) 件 名 負担金 摘 要 熊本市 20,000 計 【支出】 件 20,000 名 摘 要 イベント委託関係 イベント企画、会場設営及び運営、開催告知 経費 等 5,600 関連イベント運営 中心及び市電沿線商店街イベント運営経費 5,000 市電借り上げ経費 市電無料運行に伴う借上料 8,000 先行チラシ作成費用等 1,000 開催広報費 事務局運営経費 計 会議室使用料等事務局運営経費 400 20,000 6 くまもと城下まつり実行委員会 中心商店街、すきたい熊本協議会、熊本商工会議所 民間イベント代表者、民間事業者、熊本市で構成 委員会の役割 ① 年間の予算案及び事業案の決定 ② 各事業の進捗状況に合わせ、修正 訂正が生じた場合の変更案件の承認 例)各イベント内容や期間等の変更、予算の変更 ③ イベント内容への提言 7 くまもと城下まつり実行委員会 事務局/熊本市商工振興課 事務局の役割 ① イベントの企画、契約 他事務執行 ② 実行委員会会議の運営 ③ 各関係機関との連絡調整 ④ イベント実施時の運営スタッフ 8 効 果 (来場者数) ■坪井川大園遊会 190,000人 ■城下町春の祭典(中心市街地のみ) 223,000人 9 効 果 (歩行者通行量) 平成22年度 平成22年度 平成23年度 (通常時) (開催時) (開催時) 上通 100% 106% 147% 下通 100% 141% 192% 新市街 100% 142% 212% 平均 100% 125% 176% ※同時間帯の通行量比較 ※平成23年度は「春の祭典」開催2日間の平均数値で比較 10 効 果(春の祭典来場者アンケート) n=286 居住地 八代 その他 宇土・宇城 2% 16% 2% 菊池 6% 阿蘇 1% 山鹿・鹿本 1% 熊本市 72% 11 効 果(春の祭典来場者アンケート) n=286 来街目的(%) 無回答 その他 仕事 近所 買い物 熊本城見学 城下まつり 1.4 11.2 1.4 3.1 26.6 6.3 63.6 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 12 効 果(商店街への影響調査) 上通12店舗、下通8店舗、新市街6店舗及び百貨店等への売上げ・来客数調査 通常の休日 来客数 売上げ 上通 119% 113% 下通 120% 116% 108% 105% 126% 114% 新市街 百貨店等 100% ※平成22年度開催時の各店平均 13 中心市街地活性化予算の推移 単位:千円 事 業 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 くまもと城下まつり開催経費 34,419 50,000 45,000 30,000 中心市街地活性化基本計画 掲載事業 ・光のページェント ・ゆかた祭り ・銀杏祭 ・YOSAKOIまつり ・ストリートアートプレックス等 29,700 26,600 20,400 20,400 8,266 6,651 6,008 6,816 72,385 83,251 71,408 57,216 中心商店街における 主な活性化イベントへの補助金 (上通、下通、新市街、他) 合計 14 現 状①中心商店街歩行者数の減少 人 中心市街地(上通、下通、新市街他28地点)歩行者通行量 10年前から 約3割の減少。 平成22年度 は過去最低 900,000 801,301 797,624 800,000 687,449 618,762 698,331 604,341 700,000 600,000 500,000 449,104 585,507 554,034 569,171 407,241 400,000 412,810 300,000 394,060 283,162 270,872 200,000 平日 日曜 合計 100,000 0 H12 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 年度 15 現 状②街なかの魅力低下(空き店舗増加) % 中心商店街( 上通、下通、新市街、駕町、シャワー通り) における空き店舗率の推移 12 11.4 平成22年度 はじめて 10%超 10 8 6.3 5 3.3 4 2 5.7 5.9 6 2.5 2.7 0.7 0 H12 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 年度 16 課 題 ■イベント開催による中心商店街の賑わいは一時 的なものに留まり、減少傾向にある通行量にみら れるように、持続的な賑わいに繋がっていないの ではないか。 ■中心市街地にも空き店舗が増加しており、魅力 ある店舗の誘致など、商店街自体の魅力向上を 講じていく必要があるのではないか。 17 今後の事業展開(政策的支援) 実施主体を民間に移行し、商店街及び個店の 賑わいを生むイベント内容を検討 魅力ある、商店街・個店づくりへの支援の充実 例えば・・・ ◇空き店舗を利用したチャレンジショップへの支援 ◇熊本“発”の店舗情報収集、情報発信 ◇商店街毎の将来ビジョンの策定 など 18 論 点 ○イベント事業による中心市街地の賑わい 創出効果をどう考えるか ○行政がイベントの実施主体となっている ことをどう考えるか ○持続的な中心市街地の賑わい創出のた めにはどうすればよいか 19 事業概要総括シート <中心市街地賑わい創出事業> (くまもと城下まつり) 20 中心市街地賑わい創出事業(くまもと城下まつり) (事業開始年度:平成20年~) ★★★★★ 本市の自己評価 ★★★★★★★★★★★★★ ⑦ 事業の自己評価 着眼点 事業の ○「城下町くまもと」の魅力を県内外に発信すること。 ○熊本城と中心市街地との回遊性の向上を図ること。 目的 ○中心市街地並びに地域商店街の賑わい創出を図ること 市民ニーズ、環境(社会経済状況、時代潮流 事業実 施の 必要性 か 市が実施することが妥当か(国・県・民間等で ② 同様の事業を実施していないか) 事業の成果指標の目的達成状況は順調に推移し 【H23年度】 ○「九州新幹線全線開業記念イベント」とし て、①城下町春の祭典②坪井川園遊会③ くまもと花絵巻2011として官民で3月か ら5月までのロングラン開催。 ○「城下町春の祭典」では、びぷれす広場、 辛島公園、交通センターセンターコート 等で①ステージイベント②出店ブース③ その他の催し(スタンプラリー等)を実施 。 ○市電を終日無料運行し、中心市街地に加え 、市電沿線商店街でもイベント実施。 ④ 効果 【来場者比較】 H20 H21 4/20 (日) 単位:人 H23 H22 5/31 4/29 (日) (祝) 活動内 容の 有効性 4/29 (祝) 4/30 (土) 平成22年度 平成22年度 平成23年度 (通常時) (開催時) (開催時) 100% 100% 100% 100% 成果を向上(または安定)させるため、活動 ④ (事業)内容に見直しの余地はあるか 民間活力の活用によって、成果を下げずにコス ⑤ ト削減できるか 単位:人 【商店街歩行者通行量】 上通 下通 新市街 合計 ③ ているか 園遊会 70,000 75,000 84,000 115,000 108,000 190,000 106% 141% 142% 125% 147% 192% 212% 176% 類似事業との統合や関連事業との連携によるコ ⑥ スト削減は可能か 執行内 容の 効率性 ⑦ 臨時職員・非常勤職員等による対応は可能か ※平成23年度は春の祭典開催2日間の平均値で比較 ② 対象者・受益者 A 薄れていない ① 等)の変化により、事業の役割が薄れていない B 若干薄れている ★★★★★ 事業の内容 ★★★★★★★★★★★★★★★★ ① 事業概要 評価 B C 薄れている A 妥当である B あまり妥当でない C 妥当でない B A 順調である B あまり順調ではない C 順調ではない B A 見直しの余地はない B 検討の余地あり C 見直すべき B A できない B 検討の余地あり C 可能である B A できない B 検討の余地あり C 可能である B A できない B 検討の余地あり C 可能である A 受益者負担に見直しの余地はあるか(負担の引 A まったくない ⑧ き上げ、引き下げ、廃止、新たな負担を求める B 検討の余地有り 等) ○市民 ○県民 ○観光客等の来熊者 ⑧ 課題 ○イベント開催による中心商店街の賑わいは一時的なものに留まり、減少傾向にある通行量にみら れるように、継続的な賑わいに繋がっていないこと。 ③ 実施内容 (過去3ヵ年の取り組み状況) H 20 年 度 【第1回】「熊本城本丸御殿落成記念」 として開催 通町筋電車通りを歩行者天国とし、イベ ント開催。市電無料運行。 H 21 年 度 【第2回】「熊本城入園者日本一記念」 として開催 通町筋電車通りを歩行者天国とし、中心 商店街並びに市電沿線商店街、本丸御殿 でイベント開催。市電無料運行。 H 22 年 度 【第3回】「九州新幹線全線開業プレイ ベント&新熊本市誕生記念」として開催 通町筋電車通りを歩行者天国とし、中心 商店街並びに市電沿線商店街、交通セン ターセンターコートでイベント開催。市 電無料運行。 B C ある ⑤ 関連事業 ○中心商店街による独自イベント ○中心市街地にも空き店舗が増加しており、魅力ある店舗の誘致など、商店街自体の魅力向上を講 じていく必要があること。 ★★★★★ 本市の今後の事業展開 ★★★★★★★★★★★★ ⑨ 今後の事業展開 ⑥ 類似事業(民間・他行政機関含む) ○大にぎわい市 ○ゆかた祭り ○お城まつり ○魅力ある商店街・個店づくりへの支援の充実 ○実施主体を民間に移行し、商店街、個店の賑わいを生むイベント内容を検討 21 ★★★★★ 論点 ★★★★★★★★★★★★ ★★★★★ 歳出・歳入の内容 <平成23年度> ★★★★★★ ⑩ 事業費(支出) 項 目 <単位:千円> 金 額 主な内訳 ○イベント事業による中心市街地の賑わい創出効果をどう考えるか 春の祭典(くまもと城下まつり実行委員会) 負担金 30,000 くまもと花絵巻(くまもと花絵巻実行委員会) 2,000万円 700万円 ○行政がイベントの実施主体となっていることをどう考えるか ○持続的な中心市街地の賑わい創出のためにはどうすればよいか 坪井川大園遊会 300万円 (熊本城400年と熊本ルネッサンス」県民運動本部) 職員人件費 1,331 給与:444千円(0.087人) 時間外:887千円(385.75時間) 総額 31,331 ⑪ 財源内訳(収入) 項 目 <単位:千円> 主な内訳 金 額 受益者負担分(使用料等) 国・県支出金 市債 一般財源(税等) 31,331 総額 31,331 <財源内訳比率> <過去5年の財源内訳(決算)の推移> 60000 50000 40000 30000 一般財源(税 等)100% 20000 10000 0 H19 H20 H21 H22 H23 ※ 上記は、実行委員会の財源内訳 ※上記年次推移は、職員人件費除く。 ではありません。 対象 者数 725,937 受益 者数 413,000 対象者一人あたりのコスト 43 円 市民一人あたりのコスト 43 円 比率 56.8920% 比率 = 受益者数/対象者数 受益者一人あたりのコスト 76 円 ※左記のコストはH23.71現在の市民人口725,937人で計算 22 END 23