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今年度も 高い就職内定率を獲得!!
今年度も 高い就職内定率を獲得!! 平成22年度は、現代コミュニケーション学科95%、子どもコ ミュニケーション学科10 0%の非常に高い(全国大卒平均 91%、同静岡県87%)内定率を達成しました。本年度は数年来 の不況に加え、東日本大震災という一層厳しい就職環境下で はありましたが、2月12日現在で現代コミュニケーション学科 第37号 2012年3月発行 学事日程 3.8 一般入試(B日程) 3.9~18 多文化体験実習 3.19 卒業式 93%、子どもコミュニケーション学科100%という極めて高い 内定率を獲得しています。内定先は地元企業や幼稚園・保育 所、社会福祉施設など多様な業種にわたっていますが、特筆 すべきことの一つに子どもコミュニケーション学科の20%以上にあたる10名の学生が静岡市・浜松市・ 焼津市・袋井市・磐田市の公立幼稚園・保育所に正規採用されたことがあげられます。 ハマガクくん これらの内定率は、大健闘した昨年度の同時期を上回る数字であり、学生自身の努力はもちろん、 本学が日頃から一人ひとりの学生のニーズに応じたきめ細かな就職支援のたまものでもあります。特 に今年度は文部科学省採択の学生支援推進事業「ニーズの多様化に対応するオーダーメード型の就 職支援」の最終年度でもあり、学生別にニーズや就職状況の情報をまとめた「電子版学生カルテ」や 目次 多様な就職対策講座や企業見学の実施、学生相互の支援や卒業生によるメンター・チューター制度の 導入など、多面的な支援を行ってきた成果とも言えるでしょう。 学習支援 卸・小売業 運輸・郵便業 不動産 地方公務員 認定こども園 卸・小売業 社会福祉施設 保育所 製造業 1 ドキュメンタリー映画 「孤独なツバメたち」を制作 1 学生が公民館講座の 2 講師を務めました お菓子作りで異文化交流 -地域共創学科- 幼稚園 医療・福祉 高い就職内定率を獲得! 医療 『ウキウキ音楽学校』に集まれ -子どもコミュニケーション学科- サービス業 共創祭にHGUの森あらわる -子どもコミュニケーション学科- 現代コミュニケーション学科 子どもコミュニケーション学科 多文化保育の教材づくり -子どもコミュニケーション学科- ドキュメンタリー映画「孤独なツバメたち」を制作 地域共創学科の津村公博教授が、5年以上継続調査・サポートしている、日系ブラジル人の青年た ちの姿を追ったドキュメンタリー映画「孤独なツバメたち」が完成しました。 津村教授と中村真夕映画監督との共同監督で制作され、日本とブラジル二つの故郷の間で揺れ 動く日系ブラジル人の若者5人の姿を2年半を掛けて、日本、ブラジ ルで撮影したドキュメンタリーです。 2世3世の日系人の諸問題に迫 るドキュメンタリー映画として期待が寄せられています。 この映画は国際交流基金の支援を受け制作されたもので、2月13 基礎演習ディベート大会 -地域共創学科- リサイクル教室 -地域共創学科- 学生広報委員レポート 3 3 3 3 ビジネスコンテストで優秀賞 4 地域共創センター 4 防災訓練を実施しました 4 HGUライブラリーメイト 4 日に駐日ブラジル大使館で上映されたほか、現在までに東京、浜 松、ブラジルサンパウロ市、アメリカ複数都市での上映が決まってい ます。 Page 1 学生が公民館講座の講師を務めました -浜松市との連携講座- 本学は、浜松市と連携して公民館に大学生を講師として派遣する事業「大学と公民館の連携講 座」を23年度後期授業から開始しています。6人の教員が担当するゼミナールや授業を受講する 本学学生が、教材研究などの事前研修と指導を受け、公民館講座の講師として公民館に赴き、一 般の方々や子ども達を相手に講師をつとめます。 講座の内容は担当する教員の専門から、青年心理学、音楽、運動、多文化教育などの多様な分野に渡ります。 お菓子作りで異文化交流 ~地域共創学科~ 津村公博先生と光安アパレシダ先生が担当する演習科目「多文化教育」を受講する地域共創学科の2年生が講師 として、中部公民館の市民講座に取り組むみました。小学生を対象とした講座のため、内容は参加した子ども達が楽 しく学べるよう体験的なものを目指し、考え出したのが、お菓子作りを通して異なる文化を学ぶ講座「お菓子作りで 異文化交流」でした。 10月15日、22日、29日の3回の講座で、大学生が参加児童とブラジルのお菓子を一緒に作りながらブラジルの生 活文化やアマゾン地域の動物の生態などを教えました。 講座の実施内容は何回も試作や教える内容の検討を重ね 準備しました。 また、大学生ならではのアイデアで教室を賑やかに飾り付けることもしました。普段の授業の合間 を使って装飾を作り、前日には公民館に足を運び準備をしました。 教室の楽しげな雰囲気は参加した子ども達にも大好評で、楽しい講座に なりました。 右) 講座を終えて、記念の一枚 前列左から 桜井健雄さん(天竜特別支 援高卒)、佐藤美帆さん(浜松湖東高 卒)、天野藍さん(興誠現浜松学院高卒)、広 瀬サユリさん(浜松市立高卒)、大石優弥 さん(高卒認定)、権藤香さん(浜松湖東 高卒)、村上ナオキさん(横須賀高卒)、 寺島広将さん(浜松湖南高卒)、井口記 仁さん(豊橋西高卒) 後列左から 光 安アパレシダ光江先生、津村公博先生、 中部公民館のスッタフのみなさん 『ウキウキ音楽学校』にみんな集まれ! ~子どもコミュニケーション学科~ 高久ゼミに所属する子どもコミュニケーション学科の学生7名が講師として、県居公民館で市民講座を12月か ら5回開きました。対象者は小学生の低学年から高学年までで、初回から定員20名を超えるたくさんの応募があ りました。 講座名は「音楽の街、浜松でいろんな楽器・音楽を楽しもう『ウキ ウキ音楽学校』」。 写真は第4回目で、この日の授業内容は「音楽に合わせて体を動か そう」です。マルマルモリモリやアルゴリズム体操などにチャレンジ し、小学生25名は夢中になって学生達と一緒に体を動かしました。 ピアノの構造を紹介するために、ピアノの蓋や鍵盤を子ども達の 目の前で外して見せたりもしました。もちろん、先生の指導のもと事 前に何回も練習を重ねて、講座に臨みました。子どもたちの視線が 集中するので、解体作業は緊張しますが、好奇心いっぱいの素直な 反応が印象に残る回でした。 Page 2 子どもと一緒に元気いっぱい踊ります。 奥列左から 宮分亜久理さん(気賀高卒)、近藤有希さん(浜松海の星高卒)、山下り えさん(興誠現浜松学院高卒)、横原佑太さん(浜松湖東高卒)、落合茉里菜さん(浜松市 立高卒) 共創祭に「HGUの森」あらわる! ~子どもコミュニケーション学科~ 名倉主題演習では、学園祭に子ども対象のあそびイベント「HGUの森」を行 いました。秋の森をイメージして4つのあそび場を考え作っていきました。準備 は試行錯誤の繰り返しで、どうしたら子どもたちが楽しんでくれるかを考えな がら、夜遅くまで取り組みました。 当日は、あいにくの雨でしたが、訪れた子どもたちは笑顔で楽しんでくれました。特に、何度も 写真 上より 子どもの視線は杉山耀一さん(浜松大平台高卒)の 赤いフサフサのシッポと耳に釘付け! これは準備中の様子 うまく魚が釣れたかな?右から 戸塚実紗希さん(磐田東高卒) 間宮早津紀さん (磐田西高卒) 大野紗季さん (興誠高卒) 何度も繰り返しあそんでいく子がいました。一生懸命作ったあそび場で、子どもたちが心から楽し んでくれていたことに感動しました。 計画通りにいかず大変なこともありましたが、一つのことをやりとげる経験を通して、計画を立 て実行することの難しさと大切さ、また、人と協力す ることの大変さと充実感を学ぶことができました。 写真 左より 釣り堀の案内は魚大好きネコの大野紗季さん(興誠現浜松学院高卒) お菓子の家にいたのは怪人澤木将太さん(磐田農業高卒)と お姫様小栁由美さん(浜松湖東高卒) 工作のコーナーで使うどんぐりを選ぶ姿は真剣そのもの 工作を助けてくれる優しいライオンは伊代田洋輝さん(興誠現浜松学院高卒) 多文化保育の教材づくり ~子どもコミュニケーション学科~ 三輪ゼミⅡ(4年生9名)は外国人の子どもの保育や多文化保育のあり方について学んでいます。 多文化保育は現場でも既製の教材が少ないことが悩みの一つです。そこで、三輪ゼミⅡではブラ ジル人に馴染みの深い民話を参考に、多文化保育用の独自教材を作成しました。今回は、森に棲ん で自然や動物を守っている「クルピーラ」を題材に、パネルシアターを作成しました。 昨年11月、南米人の子どもが多く通う保育所でパネルシアターを披露させていただき、子どもた ちはクルピーラの活躍に大喜びでした。ゼミ生は、脚本や図案、作曲まですべて自分たちで行った 左から ので大変でしたが、今回の経験を将来に活かしたいとの感想を述べていました。 基礎演習の ディベート大会 西條葵さん(浜松湖東高卒)、松尾朋美さん(浜 松湖南高卒)、藤本真由香さん(気賀高卒)、根 木郁美さん(興誠高卒 現:浜松学院高校) エコアクション21学生推進委員会の リサイクル教室 ~地域共創学科~ ~地域共創学科~ 1月末に1年生の基礎演習の授業でディベート大会 エコアクション21推進学生委員会では、1月7日(土)に地域の小学 が行われました。 ディベートのテーマは「外国人労働者を受け入れる べきか否か」というものでした。 各クラスとも入念に準備に取り組み、ときには授業 生を対象とした「リサイクル工作教室」を行いました。この活動は、牛 乳パックなど普段は捨ててしまうものを使って工作を行い、遊具を 作ることでリサイクルをしようという活動です。 当日は10名を超える小学生が集まり、委員会のメンバーが太鼓や 時間外に自発的に学生 ブーメラン、サイコロなどの作り方を が集まり、練習をしてい 教えました。 る姿も見られました。 参加した子どもたちは工作に熱心 これまでの成果が発 に取り組み、中にはユニークな作品を 揮 され、活発な 議論が 作っている子どもや、「牛乳パックを 展開されました。 持ってきて良かった!」と言う子ども もおり、大好評でした。 Page 3 学生広報委員レポート ビジネスコンテストで優秀賞 2011年12月12日に「はままつビジネスコンテスト2011」が開催されました。そこで地域共創学科3年の渡 邉翔さんが最終審査に、見事学生プラン部門で優秀賞をとりました。 このはままつビジネスコンテストは起業・創業を目指す人や、夢をカタチにしようとする学生が事業計画 を考え発表するものです。 渡邉さんの発表内容は「浜松ジオラマ館」という事業計画です。緻密に製作されたジオラマを販売する というものです。 渡邉さんがこの事業を考えたきっかけは高校時代、部活で出会ったジオラマにありま した。ジオラマの魅力は風景を形にできる、その町並みを一見できることにあります。それを事業にできた らいいのではないかと話していました。 受賞したときの感想 を渡邉さんは「他にも、 優れたプランがあるな 学生部門の再交渉「優秀賞」を受賞した 地域共創学科3年の 渡邉翔さん(興誠現浜松学院校)高卒 か、まさか自分が優秀賞をいただけるなんて。」と 照れくさそうに話していました。 《学生広報委員》 知念正輝(子どもコミュニケーション学科2年) 渡邊泰史(子どもコミュニケーション学科2年) 写真左、中) はままつビジネスコンテスト最終審査での発表の様子 写真右)ビジネスプランとともに製作し展示されたジオラマ 地域共創センターより 防災訓練を実施しました!! 本学の地域共創センターでは、地域の課題について情報収集・ 分析を行うとともに、地域で活躍できる人材育成を目指して、一 般の方々が参加できる様々な講演を開催しています。 2011年12月7日 防災訓練が実施されま した。当日は学生・教職員合わせて200 名余りが参加し、救助袋での避難体験も 行われました。参加した学生をはじめ、 「子育て支援セミナー」 第6回 3月11日(日) 教職員も、日頃から避難経路を考える等、防災について再 大野木龍太郎 浜松学院大学教授 「どうせ無理って思ってませんか ~夢を描ける子どもにしていくために~」 認識するいい機会となりました。 HGUライブラリーメイト 本学の図書館では、ライブラリーメイトという図書館と学生を 受講料は無料。 繋ぐボランティア活動を学生主体で行っています。主な活動内容 申し込み方法等の詳細はホームページで。 は、新入生ガイダンス時の図書館見学ツアーのサポート、共創祭 「地域共創センター公開シンポジウム」 での絵本の読み聞かせ、図書館だより「ライブラリーニュース」の 企画・編集です。 テーマ 在日南米人幼児の就学に向けた支援を考える ー就学前に何を習得すべきかー 2月25日に公開シンポジウムが行われました。保育の国際化が 2月に発行されたライブラリーニュース最新号 では、「ライブラリーメイトのおすすめ本」や「今 進む地域で、外国人幼児が問題なく学習活 年度図書館で借りられた本ランキング」等が取り 動に入っていくために幼児期の支援はどう 上げられ、見どころ満載です。本学の図書館にて あるべきかが話し合われました。 配付していますので、ぜひ一度お立ち寄り ください。 現代コミュニケーション学部 ■お問い合わせ■ 浜松学院大学 総務・入試グループ 〒432-8012 浜松市中区布橋3-2-3 □地域共創学科(経営専攻/心理専攻/多文化専攻) □子どもコミュニケーション学科 Tel (053)450-7117 Fax (053)450-7110 E-mail:[email protected] (初等教育専攻/幼児教育・保育専攻) http://www.hgu.ac.jp □現代コミュニケーション学科 Page 4 ライブラリーニュースNO.7 はなちゃん、がっくん、うみくん