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「(仮称)まちづくりガイドブック」作成業務委託仕様書
「(仮称)まちづくりガイドブック」作成業務委託仕様書 1 業務の目的 平成10年4月に策定した「職住共存地区整備ガイドプラン」に基づき,都心再生の 先導地区として「職住共存地区」のまちづくりに取り組んで 12 年が経過した。この間, 職住共存地区の各学区の自治連合会を中心に,地域協働型地区計画等の都市計画手法を 活用したまちのビジョン等の策定による「共汗」の取組を進め,地域住民主体のまちづ くり活動が活性化するなどの成果を得てきた。この取組の中で,建物のあり方や土地利 用を考えることが契機となって,地域の将来の姿やまちのあり方を住民が主体となって 考える場面が多く見受けられた。また,地域の将来像を考えることで取組の方向が明確 になるとともに,地域の一体感が増し,都市計画に限らない他の地域課題への対応にも つながることが確認できた。 次期京都市基本計画においては,推進施策として,個性豊かで魅力的なまちづくりや, まちづくりを支援するしくみづくりが盛り込まれている。職住共存地区での取組成果, 課題を踏まえながら,次期基本計画の施策を推進するため,都市づくり推進課でかかわ ってきた経験を活かし,活発に活動を展開される地域の事例や活動プロセスを分析し, 身近な都市計画からまちづくりを考え,活動を円滑に進めるためのエッセンスを紹介す る冊子を作成する。 この冊子を活用していくことで,都心地域だけでなく,市域全体のまちづくり活動が 活発化することを目指す。 ※ 添付書類 職住共存地区整備ガイドプラン(パンフレット) 2 工程(案)※題材は当課が中心になって収集し,原稿作成する。 ア これまでの事例を分析し,関係者にヒアリングする。(1月) イ 原稿作成(2月) 3 業務期間 契約の日から平成23年3月31日までとする。 4 業務の内容 「(仮称)まちづくりガイドブック」の作成 地域のまちづくりビジョン作成を促進するため,「(仮称)まちづくりガイドブック」 の作成を行う。下記の業務を含む。 ア 原稿内容の確認 イ 全体構成,レイアウト ウ 図案の提案・作成(イラスト,漫画,イメージ図,模式図及び写真等) -1- エ 印刷用版下作成 オ 仕様 規模:A5×48ページ(表紙別) ※ ただし,協議によって若干の数量変更となる場合はこの限りではない。 数量:5,000部 色数:フルカラー印刷(4色刷) カラー写真10点,イラスト50点 ※ ただし,協議によって若干の数量変更となる場合はこの限りではない。 製本方法:無線綴じ 用紙:マットコート<86> 校正:文字校正2回,色校正1回(ただし,欠字,誤字のある場合はこの限りではない) 5 成果品の提出等 本市に下記の成果品を提出すること。成果品の著作権は本市に帰属する。なお,成果 品の作成に当たっては本市担当者と協議のうえ決定する。 (1) 「(仮称)まちづくりガイドブック」(A5 版・フルカラー48 ページ) 5,000部 ※ 上記ガイドブックについては,京都市のホームページにも掲載することとする。 (2) 「(仮称)まちづくりガイドブック」入稿データ 一式 (3) その他本市担当者が指示するもの 一式 ※ 入稿データに関しては,Adobe Illustrator(v5.5∼CS2)で作成し,PDF 形式デ ータにて提出すること。 6 業務の進め方 (1) 受注者は業務着手に先立ち,本市担当者と協議し,調整のうえ,業務工程表を提 出すること。 (2) 本業務の円滑な進捗を図るため,受託者は逐次,本市担当者と協議しながら作業 を進めること。 (3) デザイン等については,複数案を提示し,協議による変更等についても速やかに 対応すること。 (4) 受託者は本業務について機密を守り,業務内容を許可無く第三者に公表,転用及 び貸与してはならない。 (5) 7 受託者は,業務の主たる部分を再委託してはならない。 その他 (1) 本仕様書に疑義がある場合は本市担当者の指示に従うものとし,本仕様書に明示 がない事項については,その都度,本市担当者と受託者が協議の上決定する。 (2) この仕様書に記載の成果と同等以上の成果が得られる場合,本市担当者と協議の 上,仕様書の内容を一部変更可能とする。 -2- (3) 関連資料,その他貸与した資料は,委託業務の完了後に返還すること。写しを取 っている場合も同様とする。 -3-