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北海道大学大型計算センターニュース
北海道大学大型計算機センターニュース 速 報 札幌市北区北11条西5丁目 北海道大学大型計算機センター TEL,011−716−2111(代表) FAX.011−737−6812 共同利用掛 (内 線)2956 (直 通)01卜706−2956 1994 No.3 1994年3月7日発行 目次〒060 1.センターの休館について 2.平成6年度への継続申請について(再掲) 3.OSF/1の継続申請について 4.継続時におけるデータセットには十分注意! 一譲渡する方、される方へ−(再掲) 5.「入門SAS」および「DMSの住い方」の発行について 〔3∼4月のスケジュール〕 3月18日(金) 第二センタ「継続申請締切(詳細は本号) 31日(木)センター休館(詳細は本号) 今年度の利用期限が切れます。計算機利用は30日(水)まで。 4月1日(金) 月次処理を行わないため通常どおり9時15分から計算サービス開始 〔3月からのセンター利用時間帯〕 期 間 曜 日 セ ンター 内 利 用 時 間 第 1 、第 3 、第 5 11 :15 ∼ 19 :45 第 2 、第 4 13 :15∼ 19 :45 閉 時 館 刻 セ ン タ ー 外 利 用 時 間 11 :15∼ 2 0 ■ :0 0 月 20 :00 13 :15∼ 2 0 :0 0 3 月 ∼ 10月 火 ∼ 金 ‘ 土 9 :15∼ 2 0 :0 0 9 :15∼ 19 :45 − ー 平 日 は左 記 の 利 用 時 間 以 降 ア クテ ィ ブ端 末 が 10台 以 上 、 また ほバ ッ チ ジ ョブが 5 個 以 上 あ る場 合 に は運 転 を 継 続 します 。 9 :15 ∼ 18 :0 0 ※ 月次処理(月1回)、センター内作業などのために利用時間帯に変更がある場合は、そのつど速報、 TSSメッセージ等で通知します。 −1− 1.センターの休館について 3月31日(木)は、月次処理および年度末処理のためセ㌢クーを休館いたします。年度末処理の都 合上システム内に残っている出力待ちジョブについては、強制出力いたします。 なお、4月1日(金)は通常どおり−9時15分から計算サービスを行います。 (システム運用掛 2927) 2.平成6年度への継続申請について 平成6年度への継続申請期限は次のとおりです。 4月以降も当センターの計算機を利用される方は、継続中請を行って下さい。申請方法の詳細につ きましては、速報恥2(1994年2月7日発行)をご覧下さい。 継続申請スケジュール − ‰ 南 北 属 大 セ が ン 夕 l 」 の 方 ∴∴ 舛  ̄ 北大 のみ 継続す る方 15 l L r 一 第 2 セ ンタ丁 、 L. も継続す る方 東大舶 月11日盲で j巨 大が L 「第 2 セ ンター 」 の方 r 申請についてご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせ下さい。 (共同利用掛(総合受付)011こ716−2111内線 2951) − 2 − 3.OSF/1の継続申請について OSF/1の次年度への継続申請は, て下さい。 末 こなっ その場合,必ずあゑ愈点ぬ「継続申請書」による本センターの継続申請手続きを済ませてか ら,利用者各位がオンラインで処理されるようお願いいたします。 〈操作手順〉 利用者番号「glO234」の利用者の継続処理の例を示します。 ①VOS3でTSSセションを開始します。 このとき,ユーザIDのかわりに「OSFUSR」を指定します。 LOGON OSFUSR 〈送信〉 ◆ ※Hト借F/トMJシステムへの利用者登録処理をはじめます。 #ユーザIDをキーインして下さい〉〉引0234〈送信〉 ◆ VOS3システムで使用している利用者番号を 指定します。 #パスワードをキーインして下さい〉〉xxxxx〈送信〉 ◆ VOS3で使用しているパスワードを指定します。 #パスワード・チェックOK。 ◆ VOS3での利用資格が確認されると一瞬表示されます。 利用者番号,パスワードに誤りがある時や,J兼競忠義羞⊥ ,その旨の メッセージが表示されOSF/1への継続処理は強制終了され 自動的にLOGOFFします。 − 3 − ②次の利用登録メニューで,「4.前年度から利用者番号を継続する。」を選びます。 「4.」は,4月のみメニュー上に表示されます。 ★★★Hト鵬F/ト対Jシステムへの利用登録メニュー★★★ 1.新規に利用者登録をする。 2.登録情報を変更する。(メール用の別名,課金番号,利用期限の変更) 3.使用の停止を解除する。(予算額を変更した後など) 4.前年度から利用者番号を継続する。 E.登録処理をやめる。 #処理番号をトインして下さい(1/2/3/E)−〉〉旦〈送信〉 4:前年度からの利用者番号を継続して使用する場合。 ③継続処理が始まります。 ※鵬F/1で使用する利用期限をⅤ鵬3と合わせます。 #他に変更する項目がありますか?(Y/N) 〉〉N四 ◆ 「N」(または「n」)をキーインします。 ★★★ 変更する内容 ★★★ メール用の別名 課金番号 利用期限 ● :950331 ※項目の設定されているものが変更されます。 #変更していいですか?(Y/N) 〉〉Y団 − 4 − ◆ 「Y」(または「y」)をキーインします。 ※HトOSF/トMJに登録されている利用者情報を変更します。 ※少々 お待ち下さい。(約30秒) ◆ 変更処理中に画面上にピリオドが表示されます。 変更には20∼30秒あまりかかりますので, キーボードには触れずにそのままお待ち下さい。 ④登録された利用期限を次の画面で確認して下さい。 ★★★ 登録した内容 ★★★ 利用者番号 利用者の本名 メール用の別名 課金番号 利用期限 パスワード 910234 950331 ※以上の通り,登録いたしました。内容をご確認下さい。 ※利用者番号の先頭文字と,パスワードは英小文字でご利用下さい。 T S Sセ シ ョ ン が終 了 す  ̄ る。 (システム管理掛 2943) 4.継続時におけるデータセットには十分注意! 一議渡する方、される方へ− 平成6年度の継続をしない場合の計算機利用は3月30日(水)(それ以前に利用期限を設定されて いる方は、その日)までです。 利用期限が切れるとデータセットは利用できません。継続をしない方は、4月以降支障をきたさな いよう、早急にデータセットに関して対処願います。 例年4月に入ってから、退職または卒業された利用者の方のデータセットを研究継続上どうしても 使いたいと、継続されなかった方と同じ講座の方などが非常に因って相談にみえることが少なからず ー 5 − あります。しかし、たとえ同じ講座の方からの申し出であっても継続されなかった方のデータセット の利用許可については、機密保護の観点からも当センターが判断できることではありません。この点 について、譲渡する方とされる方の適切な対処をお願い致しますこ 対処の方法としては、 1)自分のデータセットを特定の利用者に譲り渡す。 2)特定の利用者(達)がデータセットをコピーできるように、自分のデータセットの利用権限を 変更する。 3)データセットをフロッピーディスク等に保存し、必要な人に渡す。 などが考えられます。 以下に、継続しない人(=譲渡する人)の利用者番号をZll‖1、データセットを利用する人(=譲 渡される人)の利用者番号をZ55555として、それぞれの操作例・説明を掲載しましたので参考にして 下さい。( ほ入力を示します) なお、遠隔地の利用者の方で対処することが困難な場合は、共同利用掛へご相談下さい。 ◆り 自分のデータセットを特定の利用者に譲り渡す◆ ①<譲り渡す人> 自分のデータセットを特定の利用者に譲り渡す宣言をする。 譲 り受 け る相手 が、受 け取 る操 作③ を行な ちた時点で 、 守 一 タセ ッ トはな くな ります。以後譲渡 したデー タセ ッ トは利用 で きません。 (Zlllllのセッションで、利用期限前までに) READY TRTRANS DS%TO(Z55555) 〔文法:TRTRANS DS データセット名 TO(利用者番号)〕 <説明> Z55555は譲り渡す相手の利用者番号です。 この例では、自分の全てのデータセット(データセット名の‘‘%’’指定)を相手に 譲り渡す宣言をしています。 特定のデータセットのみ譲り渡す場合は、 TRTRANS DS PROG.FORT TO(Z55555)(PROG.FORTのみ) TRTRANS DS*.FORT TO(Z55555) (識別子がFORTのもの全部) のように、譲渡データセット名を適当に指定します。 ②<譲り受ける人> アーカイブされているデータセットを磁気ディスク上にもってくる。 (Z55555のセッションで、4月15日までに) READY HREC#Zlllll.% <説明> 一定期間使われなかったデータセットは、自動的にアーカイブされ磁気ディスク上 − 6 − にはありません。これを磁気ディスク上に持ってくる操作です。これを行なわないと、 データセット受け取りに失敗しますので、必ず実行して下さい。 Zlllllは譲渡してくれた相手の利用者番号です。 ③<譲り受ける人> ①で譲渡宣言されたデータセットを実際に受け取る。 (Z55555のセッションで、4月15日までに) READY TRRECEIV DS #Zlllll.% % 〔文法:TRRECEIV DS譲渡データセット名 受け取りデータセット名〕 〈騒音;ト名=先頭に#を付ける <説明> Zlllllは譲渡してくれた相手の利用者番号です。 ここで注意しなければならないことは、受け取りデータセッ ト名が既に存在する場 合、そのデータセットを受け取ることができないことです。 この例は、Zlllll所有の全てのデータセット(データセット名“%”指定)を、同 じデータセット名で受け取ろうとするものです。しかし、①で譲渡宣言されていない データセットについては受け取れない旨のメッセージ JDT25204IUNABLE TO RECEIVE DATA SFT…IS NOTTRANSFERREDが出力されます。 特定のデータセットのみ受け取る場合は、 TRRECEIV DS#Zlllll.PROG.FORT %(PROG.FORTのみ) TRRECEIV DS#Zlllll.*.FORT % (識別子がFORTのもの全部) のように、譲渡データセット名を適当に指定します。この時、受け取りデータセット 名が既に存在する場合には、違うデータセット名を指定しなければなりません。 TRRECEIV DS#Zlllll.PROG.FORT JOUTO.PROG.FORT のように、存在しない名前を指定します。 ◆2)特定の利用者(達)がデータセットをコピーできるように、自分のデータセッ.トの利用権限を変 更する◆ ①<コピーを許可する人> 特定の利用者(達)が、データセットをコピーできるように、利用権 限を変更する。 この操 作 で は、 デ ー タセ ッ トはな くな り ませ ん の で 、 利 用 期 限 ま で デ ー タセ ッ トを 利 用 す る こ とが で き ま す 。 (Zlllllのセッションで、利用期限前までに) READY TRPERMIT DS % TO(Z55555) 〔文法:TRPERMIT DSデータセット名 TO(利用者番号)〕 <説明> Z55555はコピーを許可する相手の利用者番号です。 ー 7 − この例では、自分の全てのデータセット(データセット名の“%”指定)を相手が コピーできることになります。 特定のデータセットのみ許可する場合は、 TRPERMIT DS PROG.FORT TO(Z55555)(PROG.FORTのみ) TRPERMIT DS*.FORT TO(Z55555) (識別子がFORTのもの全部) のように、許可するデータセット名を適当に指定します。 ②<コピーを許可された人> 必要なデータセットをコピーする。 (Z55555のセッションで、4月15日までに) READY COPY#Zlllll.% % DSG .〔文法:COPY 複写元データセット名 複写先データセット名 DSG〕 〉r二言㌫芯;ト名=先頭に#を付ける <説明> Zlllllはコピーを許可してくれた相手の利用者番号です。 ここで注意しなければならないことば、複写先データセナト名が既に存在する場合 は、その内容が複写元の内容に書き香えられてしまうことです。 この例は、Zlllll所有の全てのデータセットを、同じデータセット名でコピーしよ うとするものです。しかし、①で利用権限を与えられていないデータセットについて は、コピーできない旨のメッセージ JETllO521COPYABEND DUE TO CODE S913が出力されます。 特定のデータセットのみコピーする場合は、 COPY#Z11111.PROG.FORT%(PROG.FORTのみ) COPY#Zlllll.*.FORT% (識別子がFORTのもの全部) のように、複写元データセット名を適当に指定します。この時、複写先のデータセッ ト名が既に存在する場合、複写元の内容に書き替えられます。それを避ける場合は、 複写先データセット名を指定しなければなりません。 COPY#Zlllll.PROG.FORT COPY.PROG.FORT のように、存在しない名前を指定します。 ◆3)データセットをフロッピーディスク等に保存し、必要な人に渡す◆ 例えば、3020ワークステーションを利用してファイル転送を行なうことができます。 フォーマットした3.5インチのフロッピーディスクを用意し、以下の操作手順を参考にしてくだ さい。なお、3020でフォーマットしたフロッピーはPC98等では扱えませんので、PC98等でフォーマ ットすることをおすすめします。 (Zlllllのセッションで、利用期限前までに) (∋ 3020ワークステーションでLOGON ② 「ALT」キーと「H」キーを同時に押してMS−DOSモードにする ⑧ 「OT」コマンドを投入して、 − 8 − 1.ファイル転送種別「PF2:MS−DOSファイル転送」 2.転送ファイルの仕様「ファイル編成=順編成、コード変換=有り」を設定する。 ④ 上記(診の操作で画面がオンラインモードに切り換わるので「IFIT」コマンドを投入し、メニ ュー画面で機能やデータセット名を投入して実行する。 なお、「ALT」+「H」でオフラインモード画面に、「ALT」+「0」でオンラインモ ード画面に切り換わります。 (共同利用掛 2951) 5.「入門SAS」および「DMSの使い方」の発行について 統計プログラム・パッケージSASに関する次の手引を作成いたしました。 入手ご希望の方は、総合受付(内線2951)までお申し出下さい。 ・「入門SAS」 簡単な例題を用いて、はじめてSASを使用する方を対象に初歩的 な使い方を説明しています。 DATAステップの使い方や、いくつかの基本的なプロシジャの使 用方法も紹介しています。 ・「DMSの使い方」 SASバージョン6で主要な使い方となるDMS(ディスプレイ・ マネージャ・システム)の紹介をしています。 DMSで表示する各種のウィンドウに関してわかりやすく解説して います。 (システム管理掛 2943) ー 9 −