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公表済であるが未適用の米国会計基準

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公表済であるが未適用の米国会計基準
東京都千代田区内幸町二丁目 2 番 3 号
日比谷国際ビル 〒100-0011
Tel:+81 3 3503 1100(代表)
www.shinnihon.or.jp
2013 年 4 月 5 日
公表されているが、未だ適用されていない米国会計基準の一覧
(2012 年 12 月 31 日現在)
1. はじめに
下記の米国会計基準の一覧は 2013 年 1 月に Ernst & Young が公表した 2012 Standard
Setter Update (SSU)の 2012 年 12 月 31 日までの米国財務報告・会計に関する動向のうち、
2012 年 12 月 31 日現在で公表されているが、未だ適用されていない米国財務会計基準審議
会(FASB)の最終公表物及び発生問題専門委員会(EITF)の最終合意をまとめたものです。
詳細及び利用に関しましては、担当会計士へご相談ください。
1
2. 2012 年 12 月 31 日現在、公表されているが未だ適用されていない米国会計基準の一覧
番号
►
ASU 2012-07
タイトル
►
適用時期
娯楽 - 映画 (トピック
ASU 2012-06
SEC 登録企業: 2012 年 12 月 15
926)
、 測定日後に生じる
日以降に実施される減損テスト
公正価値情報の会計処理
から適用。
及び未償却の映画製作費
►
►
►
その他の企業: 2013 年 12 月 15
用の減損分析での考慮
日以降に実施される減損テスト
►
2012 年 10 月公表
から適用。
►
企業結合(トピック 805)
、 ►
2012 年 12 月 15 日以降に開始
政府援助による金融機関
する事業年度及びその事業年度
の買収の結果、取得日に認
内の期中報告期間から適用。
識した補償資産に関する
当初認識後の会計処理
►
ASU 2012-05
►
2012 年 10 月公表
►
キャッシュ・フロー計算書
►
2013 年 6 月 16 日以降に開始す
(トピック 230)
、非営利
る事業年度及びその事業年度内
企業:寄付された金融資産
の期中報告期間から適用。
の売却収入のキャッシ
ュ・フロー計算書上の分類
►
ASU 2012-04
►
2012 年 10 月公表
►
技術的修正及び改善
►
2012 年 10 月公表
►
経過指針の適用対象でない修正
►
公表(2012 年 10 月 1 日)
後即時に適用。
►
経過指針の適用対象となる修正
►
公開企業:2012 年 12 月 16
日以降に開始する事業年度
から適用。
►
非公開企業:2013 年 12 月
16 日以降に開始する事業年
度から適用。
►
ASU 2012-02
►
►
無形資産 - のれん及びそ
►
2012 年 9 月 16 日以降に開始す
の他(トピック 350)
、 耐
る事業年度について実施される
用年数を確定できない無
年次及び期中の減損テストから
形資産の減損テスト
適用。
2012 年 7 月公表
2
►
ASU 2012-01
►
►
ヘルスケア事業体(トピッ
►
公開企業(コンデュイット債券債
ク 954)
、終身介護コミュ
務者を含む): 2012 年 12 月 16
ニティー – 返金可能な前
日以降に開始する事業年度から
受金
適用。
2012 年 7 月公表
►
非公開企業: 2013 年 12 月 16
日以降に開始する事業年度から
適用。
►
►
ASU 2011-11
ASU 2011-10
►
貸借対照表(トピック
2013 年 1 月 1 日以降に開始す
210)
、 資産及び負債の相
る事業年度及びその事業年度内
殺に係る開示
の期中報告期間から適用。
►
2011 年 12 月公表
►
有形固定資産(トピック
►
►
►
公開企業: 2012 年 6 月 15 日以
360)
、 実質的不動産の認
降に開始する事業年度及びその
識中止 - 適用範囲の明確
事業年度内の期中報告期間から
化
適用。
2011 年 12 月公表
►
非公開企業: 2013 年 12 月 16 日
以降に終了する事業年度及びそ
れ以降の期中報告期間及び事業
年度から適用。
►
ASU 2011-06
►
営業外費用(トピック
720) 、医療保険会社によ
って連邦政府に支払われ
る手数料
►
2011 年 7 月公表
3
►
2014 年 1 月 1 日以降に開始す
る暦年から適用。
3. 各基準の概要
►
ASU 2012-07
当該 ASU は、ASU 926-20 で定められた貸借対照表日後、かつ財務諸表発行前に生じた未
償却の映画製作費用の減損を示唆する状況が貸借対照表日現在に存在していたという反証
可能な推定を削除するものである。よって、測定日に市場参加者が知っているまたは知り
うる情報だけが、未償却の映画製作費用の減損分析の際に使用される公正価値測定に含め
られることになる。
SEC 登録企業については 2012 年 12 月 15 日以降に実施される減損テストから、その他
の企業については、 2013 年 12 月 15 日以降に実施される減損テストから、将来に向かっ
て適用される。早期適用も認められる。
►
ASU 2012-06
当該 ASU は、企業が補償契約を伴う政府援助による金融機関の買収の結果、補償資産を
認識し、その後、補償資産からの予想キャッシュ・フローに変動が生じた場合、当該測定
による変動を補償対象項目の変動と同じ基準で会計処理することを要求するものである。
評価変動額の償却期間は、補償契約の契約期間または補償資産の残存期間のいずれか短い
方に限定される。
2012 年 12 月 15 日以降に開始する事業年度及びその事業年度内の期中報告期間から適
用される。なお、適用日における既存の補償資産及び適用日後に取得した新規補償資産に
対して、将来に向かって適用される。早期適用も認められる。
►
ASU 2012-05
当該 ASU は、非営利企業が売却の制約を課されずに寄付された金融資産を直ちに売却し
た場合、当該売却による現金収入をキャッシュ・フロー計算書上、営業活動に分類するこ
とを求めている。しかし、寄贈者が寄付した資産の使用を長期目的に制限している場合、
売却による現金収入は財務活動によるキャッシュ・フローに分類される。
2013 年 6 月 16 日以降に開始する事業年度及びその事業年度内の期中報告期間から、将
来に向かって適用される。遡及適用も認められる。事業年度の期首から適用する場合は早
期適用が認められる。
►
ASU 2012-04
当該 ASU は、FASB 会計基準の体系化(Codification)の様々なトピックに対して技術
的修正及び改善を加えるものである。修正は、出典文献の改訂、指針の明確化及び参照の
修正ならびに指針の移動を含んでいる。また、ASC820 の公正価値測定及び開示要求を全面
的に反映させるため、Codification 内の用語の統一及び特定指針の明確化が実施された。
経過指針の適用対象でない修正は公表後即時に適用される。経過指針の適用対象となる
4
修正の場合、公開企業については、2012 年 12 月 16 日以降に開始する事業年度から適用さ
れ、非公開企業については、2013 年 12 月 16 日以降に開始する事業年度から適用される。
►
ASU 2012-02
当該 ASU は、ASU 2011-08 で公表されたのれんの指針と同様に、耐用年数を確定でき
ない無形資産が減損しているか否かを判定するために、定性的評価を実施する選択肢を追
加している。企業は、最初に耐用年数を確定できない無形資産が減損している可能性が 50%
超か否かについての定性的評価を実施する選択肢を与えられており、当該資産の公正価値
が帳簿価額を上回っている可能性が 50%超であると結論付けた場合には、その年度におい
て当該資産の公正価値を算出する必要はない。しかし、50%超ではないと結論付けた場合に
は、年次の定量的減損テストを実施しなければならない。
2012 年 9 月 16 日以降に開始する事業年度について実施される年次及び期中の減損テス
トから適用され、早期適用も認められる。
►
ASU 2012-01
当該 ASU は、終身介護コミュニティー(continuing care retirement community)と入
居者の間で、後続の入居者の入居を条件として、当該入居者からの入金額を限度とする前
受金の返金を定めた契約が締結されている場合、終身介護コミュニティーは、返金可能な
前受金を繰延収益として認識することを明確化している。後続の入居者の入居を条件とし
ているが、当該入居者からの入金額を限度としない返金可能な前受金は負債として認識さ
れる。
公開企業(コンデュイット債券債務者を含む)については、2012 年 12 月 16 日以降に
開始する事業年度から適用され、非公開企業については、2013 年 12 月 16 日以降に開始
する事業年度から適用される。
►
ASU 2011-11
当該 ASU は、金融商品の相殺及び関連する契約が企業の財政状態に与えている影響につ
いて、財務諸表利用者の理解に資するため追加開示を要求するものである。
2013 年 1 月 1 日以降に開始する事業年度及びその事業年度内の期中報告期間から開示
されている全ての期間に渡って遡及的に適用される。
►
ASU 2011-10
当該 ASU は、不動産を担保とする債務の不履行による実質的に不動産と見なされる子会
社に対する支配の喪失を伴う取引に限定される。その場合、子会社を連結除外するか否か
を検討するにあたって、ASC 360-20「有形固定資産 - 不動産の売却(Property, Plant, and
Equipment -Real Estate Sales)
」に定める不動産の売却に関する会計指針を適用しなけれ
ばならない。
5
公開企業については 2012 年 6 月 15 日以降に開始する事業年度及びその事業年度内の期
中報告期間から適用され、非公開企業については、2013 年 12 月 16 日以降に終了する事
業年度及びそれ以降の期中報告期間及び事業年度から適用される。
►
ASU 2011-06
当該 ASU は、医療保険会社がその損益計算書において、患者保護・医療費負担適正化法
(医療・教育負担抑制調整法により改定)によって義務付けられている米国政府に支払う
手数料をどのように認識し、分類するかを取り扱っている。この手数料は、各医療保険会
社に業界全体が前暦年度中に引き受けた契約の純保険料及び第三者事務契約手数料に占め
る各々の割合に基づき割り当てられる。手数料は、2014 年 1 月 1 日以降に開始する暦年
ごとに、米国市民・居住者等の健康リスク(US health risk)を対象とする医療保険を提供
した医療保険会社に課せられる。
当該 ASU では、企業が手数料を支払うべき暦年において対象となる医療保険を提供した
時点でこの手数料を見積もり、その全額を負債として認識することを定めている。それに
対応する繰延コスト資産(deferred cost asset)は、手数料を支払うべき暦年にわたり定額
法を用いて(ただし、別の方法を用いた方が手数料が適切に配分される場合を除く)認識
され、償却して営業費用に計上される。この手数料は、ASU 2010-26 によって改定された
「獲得費用(acquisition cost )
」の定義には当てはまらない。
2014 年 1 月 1 日以降に開始する暦年から適用される。
以上
6
Ernst & Young
アーンスト・アンド・ヤングについて
アーンスト・アンド・ヤングは、アシュアランス、税務、トランザクションおよびアドバイザリーサービスの分野における世界的なリー
ダーです。全世界の 16 万 7 千人の構成員は、共通のバリュー(価値観)に基づいて、品質において徹底した責任を果します。私
どもは、クライアント、構成員、そして社会の可能性の実現に向けて、プラスの変化をもたらすよう支援します。
「アーンスト・アンド・ヤング」とは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのメンバーファームで構成されるグローバル・ネットワークを指し、
各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サー
ビスは提供していません。 詳しくは、www.ey.com にて紹介しています。
新日本有限責任監査法人について
新日本有限責任監査法人は、アーンスト・アンド・ヤングのメンバーファームです。全国に拠点を持ち、日本最大級の人員を擁す
る監査法人業界のリーダーです。品質を最優先に、監査および保証業務をはじめ、各種財務関連アドバイザリーサービスなどを
提供しています。アーンスト・アンド・ヤングのグローバル・ネットワークを通じて、日本を取り巻く世界経済、社会における資本市
場への信任を確保し、その機能を向上するため、可能性の実現を追求します。詳しくは、www.shinnihon.or.jp にて紹介してい
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