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CBCクレーピングブレードコントロール

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CBCクレーピングブレードコントロール
CBCクレーピングホルダー
̶期待以上の投資効果を約束します̶
CBCクレーピングホルダー
BTGは高性能・超寿命のセラミックブレード
(Duroblade ®)
の世界トップ
メーカーとして、
ティッシュマシンへのクレーピング・
ドクターブレードを製造・
販売していることで知られています。
このセラミック・クレーピングドクターの
経験と実績により、
BTGはハイクオリティのクレープ
(ティッシュ)
を製造する
ために重要なパラメーターを熟知しています。それはブレード・ローティング
(線圧)
とクレーピング・ポケットアングル
(刃当たり角度)
です。
しかし、
従来の
クレーピングホルダーの機構、
テクノロジーではこれらの重要なパラメーター
は十分にコントロールする事ができません。
そこでBTGは独自のテクノロジーを開発しました。
それがCBCTMクレーピン
グブレードホルダーです。CBCは今までに無い特殊機構により幅方向で
ドクター線圧を均一する事が実現でき、
また刃先角度の調整も操業中でも
自由に行うことが可能です。この画期的なCBCクレーピングホルダーを
導入・設置すればティッシュマシン生産効率とティッシュクレープ品質の
向上を短期間で実感できることを約束します。
『CBC+Duroblade』のコンビネーションはクレーピングホルダー
操業を最適化できる最高の組合せです。
またCBCの導入によって
BTGセラミック・クレーピングブレードの効果を最大限に発揮でき、
クレープ
(ティッシュ)
品質の向上が期待できます。
CBC導入後のメリット
実際にCBCを導入されたティッシュマシンではさまざまなメリットが
実証されています。
ブレードがもたらすヤンキーへの負荷の低減
エッジ部(耳端部)
へのブレード線圧調整によるエッジ部からの
断紙の低減、
それによる増産
■ ブレー
ド交換周期の延命
(通常で2‐3倍)
、
コスト削減と増産より
ソフトでファインなクレープ
(ティッシュ)
品質の実現
■ 一定なクレープの長時間操業可能により、
ロール巻き径の安定、
品質ばらつきを改善
■ 幅方向でのクレープ
(ティッシュ)均一化により、加工後工程
(コンバーティング)
の効率向上
■ ヤンキー表面に追従した
ドクタリング
(特にエッジ部)
により、
ドク
タリング不良断紙50%改善
■ ホルダー角度調整機構により、
最大75%の銘柄替えによる損
紙発生低減
■ 特殊線圧機構により
ドクター線圧を最大1/3まで低減可能
ブレード交換周期の延命とドクター線圧低減によりヤンキー・
ギアボックスへの負荷の低減
■
■
CBC設置例
CBC導入によるメリット
生産効率の向上
クレープ品質の向上
■ クレーピング
・ブレード交換周期の延命
■ クレーピング
・ブレードデザイン
(角度)
の単純化
■ ブレー
ドエッジ磨耗による断紙の低減
■ CBC導入コス
トの短期な回収が可能
■ 簡単かつ安全な操作性
■
■
CBCクレーピングホルダーの特徴
BTGのCBCクレーピングホルダーは従来のクレーピングホルダーに
は無い特徴があります。
幅方向に均一なドクター線圧
ヤンキー表面に追従したドクター線圧の制御機構
■ エッジ部分
(耳端部)
のドクター線圧を独立して調節可能
■ ブレー
ド・スティックアウト
(突出し長)
の無段階調節を実現
■ドクター線圧に影響を与えずホルダー角度の調節を実現
■
■
ユニークなCBCのコンセプト
CBCの独自の特徴
独自の特殊ローディング機構(60mmピッチ間隔ダイヤフラム)による幅方向ドクター線圧の均一を実現化
CBCのクランプはブレードを固定しない状態で、
エアーダイアフラムによって加圧されます。
これらのBTG独自の機構によってブレードは理想的な
『フリー』
の状態となりヤンキー表面に追従した線圧が可能となります。
このCBCドクター加圧機構は従来のクレーピングホルダーとは全く異なり、60mm間隔の加圧ダイヤフラムによって幅方向の線圧は制御されています。
こ
のBTGだけの特殊加圧アクチエーターは特別なパーツ
(プレッシャー・アームやメタリック・エアーベローズ)
により構成されています。
それぞれのアクチエー
ターの制御加圧はプレッシャーブレードを介在してクレーピング・
ドクターブレードに伝えられます。
このプレッシャーブレードはドクターブレードのベンディング
(しなり)
発生を避けるために刃先に近いところで加圧をしています。
この独自のコンセプトにより、CBCはホルダーアングルの増減に影響を受けずに、
クレーピング・
ドクターブレードに伝えられた線圧はヤンキー幅方向に
追従して均一な線圧を実現できます。CBCだけが本当の意味で幅方向での均一なドクタリング制御できる唯一のクレーピングホルダーなのです。
CBCは幅方向で均一なドクタリングが実現できるために、
クレーピング線圧を従来のホルダーよりも大幅に下げる事が可能となります。
この低線圧ドクタ
リングがクレーピング・ブレードの寿命の延命をもたらし、
またヤンキーシリンダーの表面の負荷やダメージを解消します。
独自の機構によるドクター線圧の均一化を実現
メタリック・エアベローズ
エッジ部分(耳端部)の独立ドクタリング加圧制御
ヤンキーへのドクタリング調整は、線圧が弱いとバイパス
(紙抜け、紙噛込)
が発生しやすく、
また線圧が高いとヤンキーへの負荷問題が発生します。特に
ヤンキー耳部のドクタリングは温度変化や表面の薬品コーティング状態が原因で問題が起きやすいことはどのティシュマシンでも知られています。
しかも
従来のクレーピング・
ドクターホルダーの加圧機構を考えるとこのエッジ部のドクタリングは一層制御が難しいものとして知られています。
BTGが開発したCBCクレーピング・
ドクターホルダーは、60mmピッチ加圧ダイアフラムを3ゾーンに分割制御
(駆動側‐中央部‐操作側)
が可能なため、
エッジ部だけを独立した線圧制御コントロールできます。これにより問題となっているエッジ部の最適なドクタリングが実現でき、
またヤンキー耳部への
ダメージも軽減できます。
エッジ部分の独立加圧制御
クレーピングブレード・スティックアウト(突き出し長さ)調整機構
従来のクレーピング・
ドクターホルダーではスティックアウトはラダー機構により4‐6mmピッチでのみ調整可能です。
またラダー調節は時間がかかり安全面でも
オペレーターには負担な作業です。CBCでは特殊なジャッキスクリューの搭載により、
このスティックアウトの調整は極めて簡単な操作でかつ無段階の調整
が可能です。
スティックアウト調整機構
スティックアウト調整ハンドル
クレーピング・ホルダーアングル調整機構
CBCではホルダーアングル調整の旋回中心点が常にブレード刃先となるように設計されています。
したがって従来のクレーピングホルダーのようにアングルを
変えることでドクターの刃先当たりが変化することはありません。
またこのホルダーアングルの調整は運転中でもハンドルひとつで操作可能です。
CBCのホルダー角度調整によるメリット
ブレード刃先磨耗によるクレープ品質変化の防止
対抗策
■ ティ
ッシュ厚み
(バルク)
の調整
■ 銘柄別ブレー
ドデザイン多種対応の簡略化
■
BTGグループのご紹介
25度ホルダー角度
12度ホルダー角度
ホルダー角度指示計
クレーピング・ブレード交換作業の軽減
CBC本体ビームは独自機構により旋回するので、従来のホルダーよりもはるかにヤンキー
シリンダーから離れるためにクレーピング・ブレード交換作業はオペレーターにとってより簡
単で安全なものになります。
またクランプ部は開放型6mmスロットであるため、
ブレードが薬
品や熱によって抜けにくいトラブルも発生せず、
クランプ部の清掃も容易です。
BTGは主にセラミックブレードを取り扱っているDuroblade部門と
計測機器を取り扱っているInstrument部門があります。BTGの
紙パルプ業界での歴史は長く85年以上になります。BTGの歴史
の中で一貫して取り組んでいる事は、最新技術の開発と紙パル
ププロセスの生産効率改善によるコスト削減への寄与です。
Duroblade製品にはコーティング・ブレード、
クレーピング・ブレー
ド、
メタリング・ロッド‐ベッド、ヘッドボックシートがあり、Instrument
製品にはパルプ濃度計、白色時計やチャージ計、
リテンション計
などがあります。BTGはこれからも世界規模のマーケットに常に新
たなイノベーションとソリューションを提供してきます。
川之江造機株式会社のご紹介
川之江造機株式会社は、紙パルプ機械の製造を開始して65年
余の歴史があります。省エネルギー、環境対応に貢献する技術を
背景に、特に家庭紙分野において納入実績150台以上を誇る
高効率ティッシュマシン
“ベストフォーマ
「BF」”
が多くのユーザーに
認められ、
アジアNo.
1ティッシュマシンメーカーとなっています。
CBC操業位置
CBC後退
(ブレード交換)
位置
川之江造機
(株)
とBTGはアジア圏において、CBCの製作/販売
の独占ライセンス契約を提携しました。ベストフォーマとCBCの理
想的な組合せによって、
ティッシュマシンの生産効率・コスト削減
が飛躍的に改善される事が約束されます。
愛媛県四国中央市川之江町1514
電話
(0896)
58-0111
(代表)
FAX
(0896)
58-2864 E-mail : [email protected]
東京営業所 東京都台東区上野2-18-7 共同ビル
(上野)
802号
電話
(03)
3839-2250 FAX
(03)
3839-2251
富士営業所 静岡県富士市浅間上町1丁目14号
電話
(0545)
52-8480 FAX
(0545)
52-8462
工 場 川之江・三島・余木
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