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【石廊崎レース・Trans-Sagami Yacht Race 共通】 1.セール番号の無い
2012.6.21 第 7 回静岡県知事杯石廊崎レース・Trans-Sagami Yacht Race 2012 【レース参加にあたってのご案内】 レース適用の規則や規定の改訂に伴う変更や、安全確保などの目的により参加資格等が変更となっ ています。ここにポイントとなる点を記載します。この書類はわかりやすく要約していますので、最 終的にはレース公示や適用規則をよく読み理解してください。 【石廊崎レース・Trans-Sagami Yacht Race 共通】 1.セール番号の無い艇は艇番号を購入<TS クラス> 公益財団法人日本セーリング連盟(JSAF)が発行するセール番号が無い艇には、艇を特定するため に昨年度までは数字が記載された旗「艇番号」を無償提供(要返却)していましたが、今年からはこ の「艇番号」は買い取り(5,000 円/1 艇分)に変更します。 (今レースのみ使用可能) 【レース公示 4-2.g および 6-2.を参照】 なお、JSAF のセール番号は JSAF へ艇登録することで取得可能です(3,000 円/年間)。セール番号を 艇に実行するには、セールに番号を記載する実費が別途必要。JSAF への艇登録はお近くの JSAF 加盟団 体へお尋ねください(一部の特別加盟団体でも艇登録業務可能です) 。 【石廊崎レースのみ】 2.石廊崎レースも 3 つのクラス分けにて実施 今年の石廊崎レースは、IRC・ORC・TS の 3 つのクラス分けで実施します。石廊崎レースは、 Trans-Sagami Yacht Race 付属のレースではなく、単独のレースです。石廊崎レースにおいても豪華副 賞を予定しています。入賞チャンスは単純に 3 倍!ぜひ、石廊崎レースにもご参加ください。 【Trans-Sagami Yacht Race のみ】 3.JSAF 外洋特別規定に関して<全クラス> JSAF 外洋特別規定は、今年改訂されました。不明点などは所属する加盟団体にお尋ねください。 JSAF 外洋特別規定は次のウエブサイトから入手可能です。http://www.jsaf-anzen.jp/1-1.html 3-1.全クラスに JSAF 外洋特別規定カテゴリー3 を適用<TS クラス> JSAF 外洋特別規定は昨年まで IRC クラスと ORC クラスに適用し、TS クラスは本レース独自の規定を 設けていました。しかし同じ海域を帆走するレースですので、今年からは参加全ての艇に同じ規定を 適用することとしました。 TS クラスにおいては、昨年度までの装備に加えていくつかの装備を追加する必要があります。JSAF 外洋特別規定をよく読み準備を進めてください。 3-2.規定改訂に伴う装備品の準備<全クラス> JSAF 外洋特別規定は今年 4 月からの改訂に伴い、いくつかの装備の追加が必要となっています。 特に以下の項目は注意ください。下記以外にも変更はありますので詳細は規定本文で確認ください。 ①. 消防カバー(fire blanket)の追加装備【規定番号 4.05.4】 ②.レーダーリフレクターの仕様変更【規定番号 4.10.1 a】 ③.ライフジャケットライトの仕様変更【規定番号 5.01.1 c】 ④.通信設備の変更【規定番号 3.29】*詳細は以下 3-3.に記載。 参考書類(JSAF 外洋安全委員会 HP 外洋特別規定・関連情報ページより)↓ 1 http://www.jsaf-anzen.jp/pdf/JOSC11_No_004.pdf 3-3.通信設備の準備<全クラス> JSAF 外洋特別規定カテゴリー3 では、今年 4 月の改訂に伴い以下の 2 種類の通信設備が昨年度より 追加となっています【規定番号 3.29】 。 ①.防水対策されたハンディタイプの VHF トランシーバー【規定番号 3.29.1 e】 ②.船舶用トランシーバー【規定番号 3.29.1 a】 ①. のハンディタイプ VHF トランシーバーは②のトランシーバーの種類にかかわらず必要です。 ただし、TS クラスは下記「3-4.TS クラスにおける通信設備」を参照ください。 ②.の船舶用トランシーバーは現時点でいくつかの選択肢があります。例えば下記、 a. 出力 25 ワットでマストトップアンテナを持つ VHF トランシーバー 25 ワット VHF を選択した場合の仕様詳細は【規定番号 3.29.1 b】に記載されています。設備の 工事に加え、日本国内においての使用には海上無線技士 2 級以上の免許と開局手続きが必要と なりますので早めに準備ください。なお、25 ワットの VHF トランシーバーを装備していても、 ①.のハンディタイプ VHF トランシーバーは別途必要となります。 b.衛星電話(イリジウム、船舶電話、インマルサット)など。 (一般携帯電話は不可) 衛星電話は免許不要です。イリジウム衛星携帯電話が比較的入手が容易で購入以外にレンタルも 可能です。 イリジウム衛星携帯電話の詳細 http://www.kddi.com/business/iridium/keitai/index.html レンタルの例(あくまでも例ですので下記以外にもレンタル会社はあります) モベル=2,625 円/1 日 http://www.mobell.co.jp/products/satellite-phone-rental/ 株式会社アジ=14,500 円/1 週間 http://www.eisei-tel.com/charge/ 3-4.TS クラスにおける通信設備 全参加艇に JSAF 外洋特別規定カテゴリー3 を適用していますので TS クラス参加艇でも 2-3.記載の 通信設備の装備が必要です。 ただし TS クラスにおいては、 ①.防水対策されたハンディタイプの VHF トランシーバー【規定番号 3.29.1 e】を、レース公示に て防水対策が施された携帯電話でも可としました【レース公示 4-3.e 参照】 。これはやむなくの 場合ですので、VHF トランシーバーを搭載することを強く推奨します。 ②.船舶用トランシーバー【規定番号 3.29.1 a】は別途必要ですので、上記 3-3.記載通りのいずれ かの通信設備を準備ください。 また JSAF 外洋特別規定カテゴリー3 では、2-3.に記載した今年から追加された通信設備以外に従来 から要求されている通信設備、気象通報が受信可能なラジオ【規定番号 3.29.1 f】や電子測位システ ム(例えば GPS)【規定番号 3.29.1 i】なども必要ですので併せて準備ください。 なお、来年度は TS クラスも JSAF 外洋特別規定のままの適用を予定しています。 【その他】 4.ORC レーティングが無料取得できます。 日本 ORC 協会は現在、計測証書無料発行キャンペーンを実施しています。ORC と IRC のみが日本国内 の公式レーティングです。まだどちらも取得していない艇はこの機会に公式レーティングを取得して、 レースに参加してみませんか? キャンペーンの詳細は、日本 ORC 協会のウエブサイトをご覧ください。http://www.orcan.org/ 以上 2