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No,25(平成24年7月24日発行)

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No,25(平成24年7月24日発行)
も く じ
◆☆きらり☆~地域で輝く企業から〔オホーツク管内〕
株式会社 東横イン・・・・・・・・・・・・・・・1
◆地域発〔渡島管内・石狩管内〕
・はじめまして新企業です。
株式会社名美興業・・・・・・・・・・・・・・・2
・我が社の子育て環境づくり
株式会社玉川組・・・・・・・・・・・・・・・・2
◆家庭教育支援の輪を広げる〔後志管内〕
ネットワーク「さぽネットしりべし」立ち上げ・・・3
◆新・情報館〔日高管内・上川管内〕
・新たなネットワークづくりに挑む!
企業の力を共有した取組を目指して・・・・・・・4
・知りたい・学びたい・つながりたい
子どもたちの望ましい読書習慣の定着に向けて・・5
家庭教育サポート企業の取組・・・・・・・・・・5
◆ 親子での学びや職場の研修として
「ほっかいどう学検定」を!・・・・・・・・・・6
ほっかいどう元気ファミリー
フォトコンテスト【準大賞】
「ソリ遊び楽しいな!」
オホーツク・網走駅前 小川支配人
道内各地にある人気ビジネスホテルの 1 つである『株式会社 東横イン』
。地域に貢献する企業として、
地域の情報やイベント情報などを発信するなど、ホテル業ならではの様々な取組を展開しています。
オホーツク・網走駅前と北見駅前の 2 店舗では、子どもたちを対象とした「東横イン はじめての出
張」を開催する予定です。家庭教育サポート企業として、従業員の家庭はもとより、地域全体の、家庭教
育支援に向けた活動の第一歩を踏み出します。
北見駅前 岩佐支配人
「東横イン はじめての出張」
子どもたちが各自でチェックイン
オリエンテーション&グループ分け
グループごとにお部屋の使い方を説明
起床(6:00)
朝食・身支度
入浴・自由時間(学習や余暇)
チェックアウト
出張証明書授与
消灯(22:00)
学校へ登校
『東横イン』では、全道的にこの取組を行っています。
オホーツクでは、子どもたちのサポート役に学生ボランティアを活用し、学習
習慣定着に向けた学習支援を予定しています。
また、「こども 110 番」に申請し、地域の「駆け込み寺」としての役割も果
たします。
-1-
ハダーズ函館元町ライオンズW・B ・C が学校支援
名美興業は、車椅子バスケットボールチーム「ハダーズ函館元町ライオンズ W・B・C」のスポンサー
企業です。
選手たちは学校支援の一環として木古内小学校を訪れ、日曜参観に集まった児童、保護者、教職員総
勢250名と交流しました。選手たちの学校への訪問は、子どもたちが車椅子の体験や選手との交流を
通して、障がいに対する理解を深めることを目的に実施されています。
全体交流では、1年生から3年生は車いすに乗る体験をし、4年生から6年生は車いすバスケットボ
ールを体験しました。
阿相社長は、
「子どもたちも保護者も選手との交流や車椅子の体
験を通して、障がい者への理解を深めることができた。今後もこ
の取組を行っていきたい。
」と話していました。
(選手と交流する児童・保護者の様子→)
所定労働時間の短縮
措置を独自に延長
玉川組では、所定労働時間の短縮措置を、法律
においては 3 歳までのところ、小学校就学前ま
で延長し、社員が家族とふれあう時間を確保する
など、子育てしやすい職場環境づくりに取り組ん
でいます。
-2-
【恵庭市】
スポーツで子ども
の育ちを応援!
昭和 59 年から 29 年間にわたり、
少年野球大会「玉川組旗争奪少年野球
大会」を開催。スポーツを通じた子ど
もの健全育成に取り組んでいます。
後志管内の家庭教育サポート企業の代表者や従業員な
どの有志による「研修交流会」が、7月11日に開催さ
れました。これは、家庭教育に関する研修や情報交流を
行うことにより、企業等が連携して、後志の子どもたち
の健全育成に向けた取組を推進することなどを目的とし
たものです。
上川管内のサポート企業ネットワーク「上川23ネッ
ト」の髙橋稔さん(髙橋建設株式会社・士別市)に講話
をいただきました。
高橋さんには、ネットワークを立ち上げた経緯や、上
川23ネットの川柳コンテストや家読の取組について説
明していただきました。
「従業員の家庭における生活習慣
を見直すなど、
『大人が背中を見せる』環境づくりを整え
ることが大切。その活動を交流するなど、企業と企業、
企業と行政が連携することにより、新たな発見や取組が
生まれてくる。
」と話されました。
協議の中で、それぞれの企業の取組を交流しました。
職場見学デーの実施、子どもに対する自然体験活動の提
供、保護者向けの「おこづかい教育セミナー」の出前な
ど、特徴ある取組が発表されました。
まずは企業それぞれの取組を発信したり、情
報交換し合ったりするなど、できることからはじ
めて行きたいと思います。
管内の子どもたちの幸せのために、がんばっ
ていきますので、よろしくお願いします!
その中で、
「上川のようなネットワークをつくり、企業
同士がつながる場を設けてはどうか。
」とのご意見をいた
だき、後志管内でも企業間ネットワークを立ち上げるこ
とになりました。
「さぽネットしりべし」と名付けられた、このネット
ワークで、今後、情報交流や道の事業への協力を進めて
いくことになります。
-3-
日高管内では、「北海道家庭教育サポート企業等制度」に締結いただいている企業が、地域の学校や教育委員会と
連携し、職場における家庭教育の支援、職場体験、
「早寝・早起き・朝ごはん運動」に積極的に取り組んでいます。
こうした取組が行われている一方で、企業間連携の仕組みや体制が整備されておらず、情報を共有し発信するため
の企業間の連携・ネットワークづくりが課題のひとつとなっています。
今回は、こうした企業間の連携・ネットワークづくりを進めるヒントとなる一企業の取組を紹介します。
小林組(平取町)では、10 年前から空知管内長沼町にあ
る「ハイジ牧場」の移動動物園を活用した「ミニ動物園」を
開催しています。子どもたちに「生命」の大切さ、尊さを学
ばせるために、子育てサークルの親子が動物と触れ合う活動
羊の授乳体験
がきっかけとなり、現在では、近隣の保育所や小学校、養護
学校、児童館の子どもたちも、バスで訪れるようになりまし
た。
当初は、会社で飼っていたヤギ3頭とポニーだけでした
が、現在では、17種77匹の動物と、子どもたちが間近で
触れ合えるようにされています。
今年度も7月9日、小雨の降る天候の中、200 人近い子
どもたちが会場を訪れ、動物を抱き上げたり、授乳体験する
など、笑顔で触れ合っていました。
ブタと初対面
企業間が連携し、互いに持つ資源を共有し有効活用することで、効果的な取組を展開することができます。
また、企業間のネットワーク構築は、互いの情報を共有・発信でき、より充実した家庭教育支援の取組が
展開できます。
日高管内では、今年度、各企業が持っている資源の有効活用と企業間の連携・融合を目指して、その仕組
みづくりと体制づくりに取り組んでまいります。
-4-
平成23年度に実施した「全国学力・学習状況調査」の結果
から、北海道の児童生徒には、一日当たりの読書の時間に課題
が見られています。
小中学校ともに「読書が好きですか」という問いに「当ては
まる」「どちらかといえば当てはまる」と回答した児童生徒は、
7割程度でした。
道教委では、児童生徒の豊かな心を育むため、これまでの全
国学力・学習状況調査において、「読書は好きですか」という
設問に対して、全ての児童・生徒が「当てはまる」
「どちらか
といえば当てはまる」と回答することを目指し、読書活動の推
進に取り組んでおり、今後も児童生徒の読書に親しむ態度を育
成する必要があると考えています。
調査の結果からは、「読書が好き」と答えた児童生徒ほど、
国語・算数ともに平均正答率が高い傾向も見られました。
また、
「普段(月~金曜日)
、一日あたりどれくらいの時間、
テレビやビデオ・DVDを見たり聞いたりしますか。」という
問いでは、
「4時間以上」と回答した児童が 25.5%、「3 時間」
以上、4 時間より少ない」と回答した児童が 20.9%で、約半
数の児童生徒が、平日に 3 時間以上テレビやビデオ・DVDを
見ている実態が明らかになりました。
読書は好きですか。
当てはまる
どちらかといえば当てはまる
どちらかといえば当てはまらない
当てはまらない
H22全国
47.7
H22全道
46.6
H23全道
44.7
25.3
16.4
23.9
10.4
16.8
23.5
12.4
17.8
13.8
(対象:小学6年生)
家や図書館で、普段(月~金曜日)、一日あたりどれくら
いの時間、読書をしますか。
2時間以上
1時間以上、2時間未満
30分以上、1時間未満
10分以上、30分未満
10分未満
全くしない
その他、無回答
H22全国
6.3 10
19.1
H22全道
6.9 9.7
17.1
H23全道
6.8 9.2
15.5
26.5
16.8
23.9
21.6
16.1
16.1
20.7
26.2
0.1
30.8
(対象:小学6年生)
※グラフは、H22・H23 全国学力・学習状況調査(児童質問紙)の結果です。H23 は全国調査が行われなかったため、全国のデータがありません。
上川管内家庭教育サポート企業ネットワーク「上川23ネット」では、昨
年10月に「家読チャレンジ」ホームページを作成するなど、家庭での読書
を推進しています。
また、上川23ネットが実施した「ほっかいどう読書ファミリー川柳コン
テスト」において優秀作品が選定され、その作品を掲載した「楽しい読書活
動推進ポスター」は、管内各地で家庭での読書の啓発に活用されています。
現在、士別市の(有)富喜堂が、北海道ブックシェアリングと連携し、家
庭や企業で不要になった図書を再活用して作成した本のセットを企業間で交
換しながら読む「家読の輪」に取り組んでいます。
【旭川市:
(株)メディア】
(宮本
英貴
【士別市:
(株)すがや】
代表取締役)
(菅林
政宏
代表取締役)
いろいろなジャンルの本がセット
の中に入っているところが良く、子ど
もたちが読書に関心をもつきっかけに
なります。地域にも広がっていけばと
思います。
普段、自分ではあまり買わないジャ
ンルの本に触れることができるところ
が良く、大人が読む一般書を中心に本
の貸出数が伸びています。開始以来、
貸出数は30冊を超えました。
-5-
親子での学びや職場の研修として「ほっかいどう学検定」を!
「ほっかいどう学検定」は、平成20年度から「ほっかいどう学検定推進機構」(事務局 (財)北海道生涯学習協会内)が
実施しているご当地検定です。
北海道をよく知ることを地域づくりの基本とし、北海道を理解し、北海道を愛し、北海道の創造的発展の主体となる道民を
育てることを目指すもので、これまで、3200名以上の方が受検しております。
■一般検定
北海道に興味関心のある方であればどなたでも受検可能です。親子での学びや職場の研修、生涯学習の一環として、学ぶ楽
しさを実感できる検定となっています。
【検定内容】 (1) 歴史・文化編、自然環境編
(2) 入門検定(基礎知識編)∼50問、45分 上級検定(応用編)∼100問、60分
【検定会場】 (1) 石狩会場(北海道札幌南高等学校)、石狩を除く13(総合)振興局所在地
(2) 学校や団体等で受検する場合には、任意の施設で受検が可能ですので、お問い合わせ下さい。
【検 定 日】 10月28日(日)
■今年度「ジュニア検定」を実施
今年度は、これからの北海道を担う小中学生を対象に「郷土学習」のきっかけづくりとして、各道立青少年教育施設で「ジ
ュニア検定」を実施する予定でおります。
【検定内容】 歴史・文化および自然環境∼50問45分
【検定会場】 道立青年の家(深川市)、各道立少年自然の家(洞爺、砂川、常呂、厚岸、森、足寄)
《お問い合わせ》
●一般検定
ほっかいどう学検定推進機構事務局へお問い合わせください。
TEL:011−204−5780
ホームページ:http://www.hsgk.jp/kentei/index.html
●ジュニア検定
検定会場へお問い合わせください。
道 立 青 年 の 家 TEL:0164−25−2059 洞爺少年自然の家 TEL:0142−82−5131 砂川少年自然の家 TEL:0125−53−2246
常呂少年自然の家 TEL:0152−54−2584 厚岸少年自然の家 TEL:0153−52−1151 森少年自然の家
TEL:01374−5−2110
足寄少年自然の家 TEL:0156−25−6111
ほっかいどう学検定推進機構
「ほっかいどう学検定」を通して、北海道を知ることが地域づくりの基本であるという思いから、北海道を理解し、
北海道の創造的発展の主体となる道民を育てることを目的に設立した機構です。
ほっかいどう学検定推進機構構成団体
北海道/北海道教育委員会/(株)北海道新聞社/日本私立大学協会北海道支部/北海道高等学校長協会/北海道経済団体連合会/北海道中小企
業家同友会/北海道放送株式会社/北海道市長会・北海道町村会/北海道都市教育委員会連絡協議会・北海道町村教育委員会連合会/(財)北海道
生涯学習協会
◆ほっかいどう学検定推進機構からのお願い◆
ほっかいどう学検定推進機構では、
「ほっかいどう学検定」を安定的に運営するための基盤づくりとして協賛金を募集していま
す。協賛いただける場合には御連絡をお願いいたします。
協賛金額 1口 5,000円
※ 何口でも構いません
《連絡先》ほっかいどう学検定推進機構事務局
住所 〒060-0002 北海道札幌市北2条西7丁目 かでる2・7 9F (財)北海道生涯学習協会内
電話 011−204−5780
◇サポート企業だよりについてのご意見(このような話題も掲載してほしい…)をお寄せください。
【連絡先】北海道教育庁生涯学習課 担当 稲村 電話 011-231-4111(内線 35-524)
[email protected]
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