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Redmond, Washington
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Healthcare
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Commercial Lighting
Background
マイクロソフトが現在のようなソフトウェア界の巨大企業に発展する
につれ、そのグローバルな施設の管理者は会議室の予約に関する問題
に頭を悩ませていました。
北米だけでも 3,400 もの会議室があるにも関わらずシステム化されて
なく、利用者が「空いている部屋があれば取る」という状態でした。
会議の参加者達と他の利用者との部屋の取り合いで揉め事は絶えませ
んでした。
それ以外にも会議室を予約したが、ミーディングがキャンセルになり
予約者が、会議室をリリースしなかったが為に空室のまま無駄にされ
る事も多々あったのです。
これらの施設や設備にかかるコストを考慮し、マイクロソフト・リア
ルエステート&ファシリティ (RE&F) チームは、コストを最大限に活
用し効率化するためには、技術標準と部屋の管理プロセスのシステム
化が必要であると判断したのです。
そこでマイクロソフトが必要としているシステム
の柔軟性、統合性を提供できる技術と過去の実績、
共に持つクレストロンが選ばれたのです。
部屋の管理に当たり、RE&F は2つの条件を提示しました。
1つは、マイクロソフト Exchange を利用した部屋の予約情報を、会
マイクロソフトは、グローバル企業の管理ソリューションとして、クレストロンを標準化
しました。
そして私達は顧客、売り手、そしてパートナーとして相互的な関係を発展させました。
このパートナーシップの成功にと、2つの企業が持ち寄る専門知識によって、クレストロ
ンとマイクロソフトは今システムの構築や新しい技術の共同開発に、協力して取り組んで
おり、市場を活性化し、これからの AV 産業に恩恵をもたらす事がますます期待されます。
議室の外に設置したタッチパネルに表示する事。
つまり、廊下のディスプレイにて、利用者がタッチパネルを使ってそ
の場で予約ができ、その後に Exchange が、Outlook 上で部屋の予約ス
ケジュールを更新するという訳です。
2 つ目の条件は、リモート・デバイス・マネジメント (RDM) です。
RDM の目的は、トラブルシュート、そして利用者のエラーをサービスデ
スクから直接修正する事を可能にし、担当者の現地サポートを減らす、
即ち人件費の削減する事。
またシステム監視を行い、デバイスなどの機能停止をが起こった場合は、
直ちに修正し会議参加者に迷惑をかけない事。
そして、部屋やデバイスの使用状況をレポートするというビジネスイン
テリジェンス性を持つという事でした。
これらの目的を達成する為に、マイクロソフトは対象になる様々なメーカ
のソリューションに対して極めて厳しい基準で検討を始めました。
ハイパフォーマンスなハードウェアやソフトウェア以上にマイクロソフト
は共に協力・革新ができ、また変わりゆく状況に柔軟に対応できる事業パー
トナーを必要としていたのです。
そして最終的に、マイクロソフトが求めていた柔軟性、統合性、そして実績
を持つ企業として、クレストロンが選ばれたのです。
The Challenge
マイクロソフトは当初、25,548 平方メートルの建物に、小会議室(8 人収容)7室、
中会議室(14 人収容)22 室、大会議室(16-20 人収容)6 室、特大会議室(40 人収容)
2室を設置するべく設計を行いました。
しかし結果は計算通りの結果を得ることができませんでした。
Outlook を利用して部屋の予約を行うというルールを敷いたにも関わらず、予約も予定も
されていなスポット会議をその場で空いている部屋を見つけ、予約をせずに利用してしま
う人が続出しました。
これでは、きちんと予約された会議スケジュールが無駄になり、他の利用者は貴重な時間
を、他の空いている部屋を探すのに使わなくてはなりませんでした。
終了日時を設定せずに、予約された部屋を使用しないという事も多くありました。
会議が実際に進行中の時には、その会議はユーザーエラーもしくはデバイスの誤動作に
より中止となる場合もありました。予約されている会議の出席者と他の利用者との間で
は論争になり、予約をキャンセルしたにも関わらず、予約者がスケジュールを更新しな
かったが為に、会議室が空のまま無駄になるという問題も多くありました。
これらを解決する為にはレポート機能を持つ管理ソリューション無しでは、無駄にされた
時間と、非効率化は計り知れない状態でした。
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この問題により生産性をこれ以上下げない為に、マイクロソフト RE&F は、
マイクロソフトとクレストロンのコラボレーションによって、Fusion RV の高度
ネットワーク化された部屋の予約システムを実装する必要がありました。
な機能がいくつか発展しました。例えば、会議を予約する際に、ユーザーがすべ
導入するシステム条件は、部屋とデバイス両方の効率的な利用を確保し、結
き事はただ1つ、会議のタイプを選ぶだけです(ディスカッション、プレゼンテ
果を評価する為のデータベースを持つ事です。
ーション、音声会議、ビデオ会議、マルチポイント等)。
すると自動的に、必要な AV システムや照明の設定が行われます。Fusion RV は
RE&F によるシステム仕様では、ディスプレイの廊下への設置と、リモート
また、マイクロソフト Exchange と密接に統合されているので、マイクロソフト
デバイスマネジメントが必須条件とされていました。
のエンドユーザが会議室を予約する際にも、今まで通りの操作方法で予約が行え
るため、利用者に新たな負担をかけることはありません。
The Solution
あらゆる企業が提供するソリューションを全て評価し、マイクロソフトは、
クレストロン社のハードウェアとソフトウェアで企業内全において標準化
を決めました。
照明、シェード機能には iLux® 、部屋内部のデバイス操作に MPCs ( 壁面取
り付けメディアプレゼンテーションコントローラ )、廊下のディスプレイには
TPMC-8L タッチパネル 、RDM (Remote Device Management) の要件を満
たすためにクレストロン Fusion RV®。が導入されました。
MPCsと Exchange のソフトウェア間の架け橋として、Fusion RV が部屋の
予約管理をタッチパネルでできるようにし、リモートアセット管理、そしてレ
ポート機能と使用状況のデータを提供し、RE&F が、会議室に配置してある技
術設備、また、新しいマイクロソフトのオフィスビル内に配置される部屋タイ
プと数を含む、マイクロソフト社の会議スペースの規格を再定義するための有
用な情報としました。
クレストロン DigitalMediaTM (DM) は、HDMI とレガシーアナログサポート
HDCP の管理と分配のために実装されました。
全てがこの DM が提供する、経済的な、1つのケーブルのみのソリューション
に含まれるのです。
また、Fusion RV は、SQL サーバーをバックエンドとして使用していますから、
マイクロソフトは既存の「SQL サーバーリポートシステム」を利用して、独自の
カスタマーレポートを作成する事ができます。
もし、「連絡無しの会議キャンセル」が起こった場合には、クレストロンコントロ
ールシステムが会議室の予定表からその会議を削除します。
もしそれが、連続して開催される(予約してある)会議で連続して「連絡無しの
キャンセル」が起こった場合には、コントロールシステムは、その会議に関する
今後全ての予約を削除します。
また、Exchange 内では、部屋の正確な予約状況を表示し、FusionRV 内では、
使用状況の統計を表示する事ができます。
FusionRV のアーキテクチャによって広まったマルチサーバーの発達により、
FusionRV をグローバルなアクセスを持ちつつ地域ごとで利用する事が可能になりま
した。
少しのミスをも防ぎ、2つ又はそれ以上のサーバの間にも仕事を広げることにより、
最適なリソースの使用を可能にし、スループットを最大にし、レスポンスタイムを最
小にします。
FusionRV から、部屋のデバイスを直接設定する事ができます。
例えば、プロジェクターを替えた時や、テレビ会議用ユニットが追加された時などに
便利です。FusionRV に適切なドライバをインストールする事によって、コントロール
システムのプログラムを新しいアセットに適用する事ができるのです。
プログラミングも必要ありません。
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部屋の外側に設置されたタッチパネル上に、複数の部屋のスケジュールを表示
する事を可能にした、廊下ディスプレイスケジューリングアーキテクチャも
また、マイクロソフトによって開発を促されたされたものです。
ハードウェアとソフトウェアの標準的ソリューションと、部屋の使用状況を評
価する方法を見い出す事で、マイクロソフトでは、異なるタイプの会議室や、
合理的な購買、インストール、操作とメンテナンス等のそれぞれの目的に特定
したデザインのガイドラインの実装が可能になりました。さらに、RE&F が
FusionRV が提供する使用量のデータ ( 建物、エネルギー消費状況、スペース
使用見通しプランから ) を分析し、本当のビジネスニーズを見分ける事が可能
になった事で、重要な、コスト削減の為の判断をする為のより優れた判断基準
を持つ事ができたのです。
The Results
Fusion RV が作るレポートによると、使用量のパターンを分析した結果、マイ
クロソフトは中~大会議室が過剰で、逆に小会議室が不足しているという事実
がわかりました。その対応策として、RE&F は計画を変更し、より多くの小会
議室を収容する事にしました。結果として、効率は上がり、大きくコストが削
減されました。
FusionRV が提供する会議室の分配メトリクスによると、実際行われている会
議の 71% が、8 人かそれ以下の人数によるものでした。
この情報に基き、設定は実際のユーザコミュニティが求めるものに変えられ、
結果として、建物の総合コストが $14,800 減りました。小さな部屋は、かかる
コストも少ないからです。
クレストロンのハードウェアとソフトウェアに標準化する事で、結果として、
プログラミング費用、交渉で得たハードウェアの価格、メンテナンスに人件費
など、多くのエリアでコストが削減されました。標準化以前には、「強化コラボ
レーション」会議室の平均コストは 1 部屋$4,000 でした。標準化後の 2008
年度と 2009 年度に、RE&F は新たに 65 の、同じプログラムを持つ「強化コラ
ボレーション」会議室を作りましたが、初期コストで $260,000 も削減されま
した (1部屋につき $4,000).
1,920 の標準会議室がそれに続き、結果としてさらに$960,000 のコストが
削減されました (1部屋につき $500)。FusionRV のリモートデバイス管理
によって、 RE&F は、2009 年度は年間 $200,000 に値する労働力と稼動
コストが削減された事を知ったのです。
The Outcome
マイクロソフトとクレストロンは、顧客として、売り手として、そしてパートナー
として、相互的に恩恵をもたらす関係にあります。
マイクロソフトのビジネス条件は結果として Fusion RV のソフトウェアを展開させ、
現在の RV の、よりパワフルで、多機能なプログラムをもたらしてくれました。
マイクロソフトは、クレストロンハードウェア製品の発展に良い影響を与えてくれま
した。複数のシグナルタイプに対応し、アナログビデオ、デジタルビデオ、そして
USB エクステンダという昔ながらの3つの設備に取って替わった「DM-TX-300 トラ
ンスミッター」などがその代表例です。
クレストロンは、マイクロソフトの全ての部屋と全てのアプリケーションにハード
ウェアとソフトウェアソリューションを提供する事で、マイクロソフトが最善の実践
方法を開発できるべく、貢献しました。
また、クレストロンが、Windows media center との統合とコントロールを実現した
事で、今ではマイクロソフトはホームオートメーションの市場にも参入する事ができ
ました。
マイクロソフトとクレストロンのパートナーシップにより、Exchange 2010 ベータ
バージョンは、一般公開よりもずっと早くにクレストロンのソフトウェアエンジニア
達は入手していました。
その事と、また、Exchange の開発者とクレストロンのエンジニア達との直接のコミュ
ニケーションによって、Fusion RV と Exchange 2010 間の確固たる互換性が確立さ
れたのです。
クレストロンは 2008 年 7 月に開催された「マイクロソフトグローバルエクスチェンジ」
にゴールドパートナーとして選ばれた 4 社の中の 1 社です。
マイクロソフト社ワールドクラス・セールスディレクターのキンバリー・イショイは、
「私達とクレストロンとのパートナーシップが、我々のグローバルな販売力をより高
めた事、そしてワールドクラスのパートナーシップとはこういうものだと言う事を、
こうして皆様にお見せできる事を嬉しく思います。」と発言しています。
全てのクレストロン・タッチパネル・メディアセンターは (TPMCs)Windows OS を使用
しています。
それによりクレストロンタッチパネルには、内蔵 Web ブラウザ、ワイヤレスメディア
のストリーミング対応性、アノテーション機能、PowerPoint,、Word そして Excel など
のスタンダード MS Office アプリケーションをスクリーン上で使用できるという、今まで
に見た事もなかった機能性がもたらされたのです。
マイクロソフトとクレストロンは、共に格別の優れたエンジニアスタッフとリソースを持
っています。
どちらも独自のスキルと専門知識を持っています。今ではこれら2つのエンジニアチームが
共同で、新しい技術の開発、革新に取り組んでおり、デジタルコンテンツの配信を再定義
するであろう共同ブランド製品の開発を目指しています。このパートナーシップがもたら
す恩恵は、各々の企業の可能性を遥かに超えた大きな可能性を持っています。
そして我々はこれからも、消費者、商業用そして専門的な住居の市場をリードし、AV 産業
を大きく発展させることでしょう。
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マイクロソフトは、非効率的な部屋の割り当て方法に頭を悩ませており、
適切なアセット管理システムが無い事で、生産性にマイナスの影響があ
り困っていました。
高パフォーマンスなハードウェアやソフトウェア以上に、マイクロソフト
が求めていたのは、共に協力し、革新し、変わり行く状況に適応できる
パートナーだったのです。
最終的に、そのパートナーとしてクレストロンが選ばれました。
グローバル企業であるマイクロソフトはクレストロンのハードウェアと
ソフトウェアソリューションに、社内全てを標準化しました。
そして、かなりの投資対効果を上げてきました。
マイクロソフトが求めてきたビジネス条件は、クレストロンの製品開発
に、これからも良い影響を与え続けて行く事でしょう。
クレストロンとマイクロソフトは共に、未来のデジタルメディアの革新
の為に、今、協力して取り組んでいるテクノロジー界のリーダーです。
この生産的なパートナーシップこそが、IT と AV の本当の意味での収束
であり、新たな機会を創造し、グローバルなマーケットにおいて、次な
る世代の企業マネジメントとコミュニケーション・ソリューションを提
供するべく、運命づけられているのです。
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