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新投資優遇制度(NISA)に関する意識調査

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新投資優遇制度(NISA)に関する意識調査
「新投資優遇制度(NISA)に関する意識調査(2013/07) 結果速報
「新投資優遇制度(NISA)に関する意識調査(2013/07)」
~政府目標の投資総額25兆円を、5年以内に上回ると推定~
2013年8月29日
株式会社野村総合研究所
金融ITイノベーション研究部
リテールビジネス企画部
金子 久
萩野 祐一
調査概要
査概
 2013年7月に実施した調査概要
 調査名: 「新投資優遇制度に関する意識調査(2013/07)」
 調査方法: インターネット調査
 実施時期 : 2013年7月12日(金)~7月16日(火)
 目的: 個人を対象にNISAの認知度、利用意向、検討状況、投資金額と原資、運用目的、保有したい商品、使
いづらい点(利用しない理由)、制度変更による利用意向の変化などを把握する。
 対象者の年齢・性別: 全国の20代~70代の男女個人5,000人
※集計した値を、「NRI生活者1万人アンケ
※集計した値を
「NRI生活者1万人アンケート(2012)」と国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月
ト(2012)」と国立社会保障 人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月
推計)」に基づき、全国の人口分布に近い形になるように補正している (集計の仕方は次ページに詳細を記載)
 2013年2月に実施した前回の調査に関して(参考)
 調査名: 「新投資優遇制度に関する意識調査(2013/02) 」
 調査方法: インターネット調査
 実施時期 : 2013年2月16日(土)~2月18日(月)
 目的: 同上
 対象者の年齢・性別: 全国の20代~70代の男女個人2,226人
※補正方法は同上
注)本アンケートにおける投資とはリターン(利益)を得ることを目的に株式・債券・投資信託などの金融商品を保有・売買することを指し、
不動産や美術品などに対する投資は含まない。 「株式以外の投資商品を保有」とは株式を保有せず、株式以外の投資商品を保有して
いる状況をさしている。
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1
調査概要(集計の仕方)
査概 (集計 仕方)
 本調査では、有効なサンプルを多く集めるために、株式等の投資経験者の割合が高くなるようなサンプリングを行っている。実際の回
収サンプル数は表1のとおりで、20代~70代の男女個人計5,000名からアンケートを回収している。
数 表
代
代 男
,
 性・年代別人口分布に関して、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」、株式ないしそれ以外の
投資商品の保有区分については、「NRI生活者1万人アンケート(2012)」に基づき推定した人口分布は表2となる。
 表
表1と表2の、各項目の合計値に対する割合を比較(表2の各項目の合計に対する比率÷表1の各項目の合計に対する比率)すると、
表
、各項目 合計値 対する割合を比較(表
各項目 合計 対する比率 表
各項目 合計 対する比率)する 、
表3の補正係数が導かれる。本資料の各グラフでは、実際の回答数に補正係数を掛け合わせた値を利用している。
 補正を行う関係で、本資料内の集計やグラフではサンプル数の表記は行っていない。
表1.実際の回収サンプル数
20代
30代
40代
50代
60代
男性
女性
男性
女性
男性
女性
男性
女性
男性
女性
株式を保有
165
133
233
161
221
179
224
175
248
212
株式以外の投資商品を保有
89
114
100
165
85
125
70
125
73
132
投資商品を保有していない
109
105
143
140
131
131
127
128
139
146
合計
363
352
476
466
437
435
421
428
460
490
表2. 「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」と「NRI生活者1万人アンケート(2012)」に基づいて推定した人口分布
20代
30代
40代
50代
60代
(単位:万人)
男性
女性
男性
女性
男性
女性
男性
女性
男性
女性
株式を保有
54.7
31
88.4
51.5
123.1
99
150.2
109.9
196.7
154.7
株式以外の投資商品を保有
28 1
28.1
27 4
27.4
50
71 9
71.9
76 2
76.2
72 1
72.1
48 4
48.4
95 9
95.9
104 7
104.7
111 6
111.6
投資商品を保有していない
596.2
592.6
739.6
728.6
692.7
704.8
579.4
579.2
594.6
683.7
合計
679
651
878
852
892
875.9
778
785
896
950
表3.表1と表2それぞれの合計値に対する比率を比較した補正係数
20代
30代
40代
50代
60代
(単位:万)
男性
女性
男性
女性
男性
女性
男性
女性
男性
女性
株式を保有
0.2
0.1
0.2
0.2
0.3
0.3
0.3
0.3
0.4
0.4
株式以外の投資商品を保有
0.2
0.1
0.3
0.2
0.5
0.3
0.4
0.4
0.7
0.4
投資商品を保有していない
2.8
2.9
2.7
2.7
2.8
2.8
2.4
2.4
2.2
2.4
合計
1.0
1.0
1.0
1.0
1.1
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
(単位:人)
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70代
男性
女性
173
162
39
97
91
110
303
369
70代
男性
女性
136.9
86.5
50 9
50.9
85 4
85.4
429.2
575.1
617
747
70代
男性
女性
0.4
0.3
0.7
0.5
2.5
2.7
1.1
1.1
合計
2,286
1,214
1,500
5 000
5,000
合計
1,283
823
7,496
9,601
合計
0.3
0.4
2.6
1.0
2
サマリー
 NISAの認知度はこの5ケ月で上がり、証券税制としては既に高い水準に達している。(p4,5)
 はっきり「利用したい」という人の割合が増加。
はっきり「利用したい という人の割合が増加
女性や非投資家、金融資産をそれほど多く保有していない層でも利用意向を持つ人の割合が増加。(p7,8)
 NISAへの投資総額は、導入後5年間で28~68兆円(利用者数:950~3,100万人)に達する可能性がある。
(p )
(p10)
 利用意向を持つ人の中では高齢者ほど、具体的に検討や手続きを進めている人が多い。 (p11)
 既に申し込んだ人が200万人(7月中旬現在)、9月末までに累計600万人、年内には同じく累計で900万人
程度が申し込むと推計される。(p12)
 NISA口座を開設する金融機関については、一般の証券会社の出足が早いが、10月以降はやや鈍化する。銀
行は出遅れたものの、この先急速に口座数を増やすことが予想される。(p13)
 NISAは「老後の生活資金」を確保するために利用する、というイメージが強い。(p15)
 投資先が決まっている人の中では、株式を投資対象に含める割合が高い。(p16,17)
投資先が決ま
る人 中 は 株式を投資対象に含める割合が高
( 6 7)
 損の出にくい分散された商品に1~5年投資したいという人が多い。(p18)
 NISA利用希望がある人のうち、家族にNISAを紹介したいという人は5割と多い。(p24)
 年内に申し込む人でも、4割以上の人が知らない重要な制約がある。(p25)
 「制度のわかりにくさ」や「買換ができないこと」、「金融機関の変更ができない」点で、NISAが使いづらいと考え
ている人が多い。(p26)
 申込時に住民票が不要になったり、制度が恒久化された場合には、現状だと30%程度の利用率が40%程度
申込時に住民票が不要にな たり 制度が恒久化された場合には 現状だと30%程度の利用率が40%程度
に増加する可能性がある。(p27)
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3
NISAの認知度
投資している人を中心にNISAの認知度が高まる
 NISAの内容も知っている人は13%に増加(今年2月は5%)、名前だけ知っている人も含めると39%に(同22%)。
 男性も女性も15%程度、認知度が上昇しており、依然、男性の方が女性より高い。
また年齢が高いほど認知度が高い。
 投資していない人のNISAに対する認知度は、投資している人ほど増加していない。
NISAを知っているか(性別・年代別、投資状況別)
100%
90%
80%
70%
60%
50%
%
40%
30%
20%
10%
0%
18%
61%
69%
65%
59%
61%
47%
81%
31%
25%
13%
平均
24%
44%
23%
29%
71%
68%
63%
7%
12%
12%
20代
30代
40代
50代
23%
60代
男性
聞いたことがあり、内容も知っている
57%
31%
72%
37%
38%
24%
15%
53%
31%
18%
13%
5%
70代
20代
22%
24%
8%
9%
30代
40代
19%
28%
28%
51%
32%
17%
19%
15%
50代
60代
70代
5%
株式に 株式以 投資し
投資 外に投 ていな
資
い
女性
聞いたことがあるが、内容は知らない
23%
現在の投資状況
聞いたことはない
「聞いたことがあるが、内容は知らない」と「聞いたことがあり、内容も知っている」の合算(2013年2月)
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出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年2月、7月)
4
【参考】証券税制の認知度
認知度で 特定口座制度の水準に近づくNISA
認知度で、特定口座制度の水準に近づくNISA
 2003年に導入された特定口座制度に関する認知度の高さに、NISAの認知度は近づいている。
 軽減税率の廃止はNISAほど知られておらず、さらなる周知が必要。
証券税制の認知度 (投資状況別)
100%
11%
90%
80%
70%
18%
21%
30%
31%
45%
24%
58%
61%
60%
31%
68%
69%
31%
35%
50%
26%
16%
25%
13%
51%
21%
48%
34%
32%
26%
22%
23%
18%
3%
聞いたことがあり、
内容も知っている
軽減税率の廃止
5%
NISA
A
株式以外に投資
6%
特定口座制度
軽減税率の廃止
NISA
A
平均
特定口座制度
株式に投資
軽減税率の廃止
NISA
A
特定口座制度
10%
軽減税率の廃止
NISA
A
特定口座制度
0%
聞いたことがある
が、内容は知らない
32%
65%
20%
10%
聞いたことはない
79%
37%
40%
30%
72%
投資していない
投資状況
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
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5
NISAについての情報源
テレビ ラジオや金融機関の窓口 営業担当者から聞いた人の割合が増加
テレビ・ラジオや金融機関の窓口・営業担当者から聞いた人の割合が増加
 NISAを知ったきっかけとしては、「テレビ・ラジオ」や「金融機関の窓口・営業担当者」から聞いたと言う人が、
2月よりも増えている。
2月よりも増えている
何でNISAを知ったか(複数回答)
テレビ・ラジオで聞いた
43%
新聞・雑誌で読んだ
36%
インターネットで読んだ
32%
証券会社の窓口・営業担当などから聞いた
13%
銀
銀行の窓口・営業担当などから聞いた
窓
営業担 など
11%
家族から聞いた
4%
今回(2013年7月)
友人 知人から聞いた
友人・知人から聞いた
2%
その他
前回(2013年2月)
5%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年2月、7月)
注)NISAを「聞いたことがあるが、内容は知らない」人と「聞いたことがあり、内容も知っている」人を対象に推計
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6
NISAの利用意向①
若年層の関心も高く 最大で約3 100万人が利用する可能性がある
若年層の関心も高く、最大で約3,100万人が利用する可能性がある
 NISAを「利用したい」という人は10%存在しており、日本全体では約950万人に相当(2月比500万人増加)。
「どちらかと言えば利用したい人」を加えると32% 日本全体では約3 100万人に相当(2月比400万人増加) 。
「どちらかと言えば利用したい人」を加えると32%、日本全体では約3,100万人に相当(2月比400万人増加)
 年齢による利用意向の差は小さい。2月時点に比べ20代を除く全ての年代で利用意向率が増加。
 2月時点に比べ、男女の格差が縮小し、女性の利用意向も高まっている。
NISAを利用したいか (性別・年代別、投資状況別)
100%
9%
80%
利用したくない
18%
90%
42%
47%
41%
35%
38%
47%
40%
41%
41%
49%
42%
43%
16%
45%
20%
70%
50%
どちらかと言えば、利用した
くない
60%
38%
27%
50%
26%
40%
25%
24%
24%
20%
22%
27%
36%
28%
26%
23%
どちらかと言えば、利用した
い
38%
25%
28%
30%
20%
22%
24%
28%
25%
23%
0%
6%
利用したい
23%
25%
17%
10%
10%
22%
11%
11%
10%
15%
13%
20代 30代 40代 50代 60代 70代
平均
男性
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
6%
22%
20%
19%
19%
37%
24%
7%
6%
10%
12%
11%
20代 30代 40代 50代 60代 70代
女性
18%
4%
株式に 株式 投資し
投資 以外に ていな
投資
い
利用したい・どちらかと言え
ば利用したい(2013年2月)
現在の投資状況
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年2月、7月)
7
NISAの利用意向②
投資家の裾野の拡大が期待できる
 人数ベースの比較では、非投資家層でNISAの利用意向を持つ人が増加。
 保有金融資産別では、3,000万円未満の人で利用したい人が増えている。
利用希望をもつ人口の推計値(投資状況別)
NISAを利用したいか(保有金融資産別)
(万人)
1 800
1,800
100%
利用したくない
90%
47%
52%
70%
22%
60%
1,346
22%
27%
278
198
0
株式に投資
株式以外に投資
投資していない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年2月、7月)
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
28%
10%
0%
6%
11%
16%
利用したい
28%
18%
利用したい・どちらか
と言えば利用したい
( 2013年2月)
20%
7%
500~
未満
1000万円未
475
23%
31%
18%
300~
未満
500万円未
200
309
30%
20%
300万円未
未満
400
28%
33%
30%
利用したい・ど
ちらかと言え
ば利用したい
(2013年2月)
どちらかと言えば、利
用したい
28%
485
600
22%
26%
50%
40%
800
25%
どちらかと言えば、利
用したくない
答えたくな
ない
利用したい
1,000
22%
5000万円以
以上
1,200
32%
21%
3000~
未満
5000万円未
どちらかと言え
ば、利用した
、 用
い
1,400
34%
80%
1000~
未満
3000万円未
1,600
26%
8
NISAの投資額①
5年間の投資額は平均で220万円
 5年間の投資額の平均値は220万円 。NISAを「利用したい人」のみの平均額は295万円。
(なお
(なお、NISAを「利用したい」と回答した人のみの平均額は295万円)
を「利
た と 答 た人
均額は
)
 平均額は女性より男性の方が多く、年齢とともに増える。
 投資している人の投資額は多い(特に株式に投資している人)。
5年間のNISAへの投資額(性別・年代別、投資状況別)
(万円)
100%
500
90%
450
80%
327
70%
345
334
327
338
308
295
350
231
50%
249
302
276
271
189
305
192
253
165
223
220
30%
300
250
264
228
248
204
20%
150
122
149
122
10%
100
50
0%
平均
20代 30代 40代 50代 60代 70代
20代 30代 40代 50代 60代 70代
株式に 株式 投資し
投資 以外に ていな
投資
い
男性
女性
現在の投資状況
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
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100万円~200万円
未満
200万円~300万円
右目盛
未満
250
200
183
151
100万円未満
297
272
60%
40%
400
353
分からない
300万円~400万円
未満
400万円~500万円
未満
500万円(限度額
いっぱい)
0
平均投資額(「どち
らかと言えば利用
したい」人を含む)
平均投資額(「利用 左目盛
したい」人のみ)
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
9
NISAへの投資額②
2018年のNISAの投資総額は28兆円 68兆円と推計
2018年のNISAの投資総額は28兆円~68兆円と推計
利用者数
投資金額
規模
2018年に・・・
調査結果
(5年間)
①約950万
②約3,100万人
①約295万円
②約220万円
①約28兆円
②約68兆円
注)①はNISAを「利用したい」人のみ ②は「どちらかと言えば利用したい」人も含む推計値
注)①はNISAを「利用したい」人のみ、②は「どちらかと言えば利用したい」人も含む推計値
2020年に・・・
政府目標
(7年間)
約1 500万人
約1,500万人
約160万円
25兆円
出所)「日本再生戦略」(2012年7月31日)
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10
NISAについての検討や行動状況
何も検討していない人が大半 50代以上は比較的検討が進んでいる
何も検討していない人が大半、50代以上は比較的検討が進んでいる
 「NISAを利用したい」(どちらかと言えばも含む)人の65%は、まだ何もしていない。
 40代以下の7割以上は何もしていない。
割
も
50代以上で検討が進んでおり、「申し込み書や住民票を入手」したり「既に申し込んだ」人の割合も高い。
 投資している人(特に株式に投資している人)は検討が進んでいる。
検討状況
0%
20%
40%
検討状況 年代別
60%
何もしていない
16%
金融機関の資料収集
金融機関に話を聞いた
申込み書や住民票を入手
既に申し込んだ
0%
20%
65%
新聞・雑誌・ネットによる
情報収集
セミナー参加
80%
9%
2%
3%
6%
8%
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
40%
検討状況 投資状況別
60%
56%
58%
58%
18%
21%
17%
21%
13%
9%
10%
6%
6%
10%
12%
9%
3%
1%
1%
3%
2%
4%
2%
2%
2%
4%
5%
5%
5%
3%
4%
8%
9%
9%
3%
4%
5%
10%
12%
14%
80%
0%
20%
40%
74%
70%
73%
43%
14%
14%
20代
50代
60代
70代
56%
80%
80%
22%
株式に投資
30代
40代
60%
4%
16%
11%
株式以外に投資
4%
2%
1%
投資していない
4%
6%
2%
2%
3%
12%
10%
14%
12%
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
11
NISA口座の申込み時期①
既に200 240万人が申込み 年内に申し込む人は780 970万人に
既に200~240万人が申込み、年内に申し込む人は780~970万人に
 株式投資家を中心に、NISA口座を既に200~240万人が申し込んでいる。
 既に申し込んだ人を含めると9月末までに520~620万人が申し込む予定であり、
申
含
が申
また、今年中に申し込む予定の人は累計で780~970万人に達する。
NISA口座の申し込み時期(投資状況別)
(万人)
600
累計 ~1,170万人
500
累計 780~970万人
累計 520~620万人
400
200~240万人
58?
100?
300
現在、投資していない人
104
200
この他に、 NISA の利用
意向を示しながら申込
み時期は未定という人
が、 1,920万人。
65
41?
62
215
100
114?
現在、株式以外の有価証券に
投資している人
26
現在、株式に投資している人
194
137
57
0
申込み済み
9月末まで
10 ~12 月
2014 年
申込時期
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」( NRI: 2013年7月)
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12
NISA口座の申込み時期②
証券会社の出足が早く 銀行は今後申込みが増える
証券会社の出足が早く、銀行は今後申込みが増える
 一般の証券会社には早めに申し込む人が多く、年内に申込む人は累計で約320万人(来年末までに約330
万人)
万人)。
 今後、一般の銀行に申し込む人が増え、年内に申し込む人は同じく約300万人(来年末までに約400万人)。
業態別・申込み時期別のNISA口座申込者数
(万人)
140
120
時期未定
134万人
時期未定
186万人
時期未定
964万人
120 119
時期未定
180万人
117 116
申込み時期
101
100
100
申込み済み
86
80
時期未定
455万人
9月末まで
78
10~12月
2014年
62
60
47
39
40
32
37
18
20
23
21
27
19
10
2
0
一般の証券
般の証券
ネット証券
一般の銀行
般の銀行
ネット銀行
その他
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
注)インターネット調査によるバイアスにより、ネット銀行やネット証券の利用希望者が多くなっている可能性がある。
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13
NISAの運用原資
預貯金や給与 賞与などの
預貯金や給与・賞与などのニューマネーの導入が期待できる
ネ の導入が期待できる
 現在保有している株式や投信を、NISA利用に伴い売却(解約)して買い換えようと考えている人は少ない。
 むしろ、預貯金(全体の75%)や給与・賞与(現役世代の場合2~4割)等を原資と考える人が多い。
 退職世代に限ると、現在保有している株式や投信の売却資金を充てる人の割合が比較的高い(3割弱)。
また現在投資している人の2~4割が、保有している投資商品の売却資金を原資とすると考えている。
NISAの運用原資(性別・年代別、投資状況別、複数回答)
100%
90%
90%
83%
76%
80% 74%
85%
74%
73%
68%
70%
63%
58%
50%
既保有の株を売却した
資金
42%
37%
40%
35%
31%
30%
10%
既保有の投資信託を解
約した資金
64%
63%
60%
20%
預貯金
81%
80%
78%
76%
22%
17%
13%
10%8%
0%
11%
6%5% 5%
5%
3%
3%
0%
0%
20代
平均
30代
40代
27%
25%
23% 23%
18%
8%19%16%
12%
8%
5% 3%
3%
50代
60代
70代
男性
21%
20%
18%
15%
14%
14% 13%12%14%
14% 14%
10%
8%
5%5%
5%
4%
4%
3%
2%0%
1%
1%
20代
30代
40代
50代
女性
60代
70代
25%
18%
13% 12%
6% 4%8%
給与・賞与
21%
年金
9%
2%
0%
その他
株式に 株式以 投資し
投資 外に投 ていな
資
い
現在の投資状況
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
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注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
14
NISAによる運用の目的
「老後の生活資金 作りにNISAを利用しようとする人が多い
「老後の生活資金」作りにNISAを利用しようとする人が多い
 NISAの運用目的については、男性20代を除きどの年代も「老後の生活資金」を挙げる人が最も多い。
特に男性の50代以降、女性の50代で多い。
 男性の場合、年齢と共に「旅行やレジャー資金」を挙げる人が増えている。
 退職世代では、「子供や孫に資産を残す資金」を挙げる人も比較的多い。
どのような目的の資金をNISAで運用するか(性別・年代別、複数回答)
70%
62%
58%
60%
59%
57%
老後の生活資金
老後
活資
52%
50%
52%
49%
50%
46%
43%
39%
経済・投資の勉強
44%
38%
40%
子供の教育・結婚資金
32%
子供や孫に資産を残す資金
30%
25%
20%
10%
5%
24%
3%
17%
19%
20%
20%
13%
13%
10%
3%
住宅の取得や増改築の資金
23%
17%
20%
11%
自身の結婚資金
耐久消費財の購入
8%
3%
3%
旅行やレジャー資金
2%
2%
5%
4%
7%
9%
特に目的はないが資金
その他
0%
20代
30代
40代
平均
50代
60代
70代
男性
20代
30代
40代
50代
60代
70代
女性
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
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注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
15
NISAの投資対象①
投資先を決めている人の中では 株式を投資先に含める割合が高い
投資先を決めている人の中では、株式を投資先に含める割合が高い
 今年2月時点に比べ、購入したい商品が「わからない」が増加。
 NISAで購入したい商品は株式が多い(「上場株式」と「上場株式と投資信託」の合計は40%、「投資信託のみ」は15%)。
 NISAでも現在の投資先と同じ投資先を選ぼうとする傾向が見られるが、現在、投資していない人は「株式」
に投資すると考えている人が多い。
NISAで購入したい商品
で購入したい商品(性別・年代別、投資状況別)
(性
年代
投資状
)
100%
90%
80%
45%
48%
48%
43%
40%
32%
37%
70%
17%
15%
8%
9%
13%
14%
12%
19%
13%
14%
10%
32%
24%
30%
27%
48%
12%
62%
20%
15%
12%
6%
33%
20%
6%
25%
9%
10%
35%
21%
27%
13%
9%
7%
29%
20%
上場株式と投資信託(REITや
ETFも含む)の両方
40%
25%
7%
45%
21%
19%
10%
平均
30代
40代
50代
男性
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60代
70代
20代
30代
40代
50代
女性
60代
上場株式のみ
14%
0%
20代
投資信託(RIETやETFも含む)
のみ
23%
12%
27%
55%
37%
13%
19%
20%
54%
44%
18%
18%
40%
30%
40%
62%
60%
50%
分からない
20%
70代
株式に 株式以 投資し
投資 外に投 ていな
資
い
「上場株式」、「上場株式と投
資信託」(2013年2月)
現在の投資状況
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年2月、7月)
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
16
NISAの投資対象②
株式 投信ともに 国内株式
株式・投信ともに、国内株式への投資を希望する人が多い
投資を希望する人が多
 投資対象に株式を選択した人のうち、約9割の人が国内株式を購入したいと回答。
 投資対象に投信を選択した人のうち、もっとも多いのは約4割の人が選択した国内株式に主に投資する投信。次いで「国内
外の様々な株式や債券等に投資する投信」「RIET」「外国債券/株式に投資する投信」。また、「特に決めていない」人も3割
弱はいる。
どんな投信を購入したいか( 1025)
どんな投信を購入したいか(n=1025)
ど な株 を購
どんな株式を購入したいか(n=1436)
国内株式
90%
国内株式に主に投資する投資信託
40%
国内外の様々な株式や債券等に
投資する投資信託
米国株式
26%
9%
不動産投資信託(REIT)
アセアン株式
中国株式
4%
外国債券に主に投資する投資信託
18%
7%
3%
海外ETF
特に決めていない
19%
外国株式に主に投資する投資信託
3%
国内ETF
その他の国の株式
21%
9%
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
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特に決めていない
5%
28%
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
17
NISAにおける投資方針①
損の出にくい分散された商品に1 5年投資したいという人が多い
損の出にくい分散された商品に1~5年投資したいという人が多い
 投資タイミングについては「積立派」と「一度に派」がほぼ半々。
 投資方針では、積極的にリターンを狙いたい人が25%に対し、損の出にくい商品を選びたい人は74%と多い。
 投資期間は1~5年という方が57%と、最も多い。
NISAにおける投資方針
0%
積立投資
投資タイミング
投資方針
10%
15%
一度に投資
5%
1年以内の投資
5%
5年以上の投資
個別株・特定の銘柄・国に特化した商品
毎月分配型商品
外貨で購入換金する商品
50%
60%
70%
34%
18%
43%
38%
49%
5%
26%
そう思う
25%
43%
45%
3%
15%
19%
29%
44%
どちらかと言えばそう思う
16%
26%
33%
10%
23%
27%
29%
11%
9%
29%
47%
8%
100%
15%
46%
29%
90%
21%
53%
20%
80%
25%
39%
10%
様々な資産に分散投資
投資対象
商品タイプ
40%
20%
大きなリターンを狙って投資
1~5年の投資
30%
40%
12%
損の出にくい商品に投資
投資期間
20%
どちらかと言えばそう思わない
16%
27%
そう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
18
NISAにおける投資方針②
若年層では 「積立投資 を希望する人が多い
若年層では、「積立投資」を希望する人が多い
 20~40代の男性、20,30代の女性に、積立投資を希望する人が多い。
 60代男性や株式に投資している人は、「一度に投資する」と考えている人が多い。
毎月など一定期間ごとに少しずつ積み立てて投資したい
(性別・年代別、投資状況別)
20代
30代
40代
50代
60代
70代
株式に投資
株式以外に投資
投資していない
そう思う
40%
80%
25%
100%
21%
40%
40%
15% 5%
20%
54%
18%
9%
16%
50%
22%
12%
10%
45%
25%
20%
9%
22%
36%
33%
11%
31%
17%
41%
26%
19%
8%
42%
5%
46%
10%
25%
10%
26%
12%
12%
17%
どちらかと言えばそう思う
49%
51%
15%
16%
36%
31%
29%
31%
28%
33%
33%
27%
50%
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
10%
14%
14%
18%
27%
27%
19%
15%
そう思わない
20%
12%
20代
30代
40代
50代
60代
70代
10%
10%
7%
13%
21%
15%
20代
15%
30代 3%
40代
13%
50代
9%
60代
14%
70代
18%
37%
33%
どちらかと言えばそう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
0%
平
均
60%
男性
男性
20代
30代
40代
50代
60代
70代
40%
女性
15%
女性
投資状況
投
20%
投資状況
投
平
均
0%
タイミングを見て一度に投資したい
(性別・年代別、投資状況別)
株式に投資
株式以外に投資
投資していない
そう思う
60%
39%
80%
34%
30%
27%
36%
100%
15%
48%
44%
40%
13%
19%
16%
33%
12%
20%
11%
19%
22%
41%
47%
44%
29%
40%
46%
44%
39%
37%
22%
15%
6%
30%
どちらかと言えばそう思う
40%
50%
39%
29%
35%
28%
28%
50%
7%
19%
12%
12%
20%
17%
19%
44%
27%
44%
どちらかと言えばそう思わない
9%
14%
19%
そう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
19
NISAにおける投資方針③
大きなリタ ンより損の出にくい商品を希望する人が全般に多い
大きなリターンより損の出にくい商品を希望する人が全般に多い
 損の出にくい商品を希望する人は年齢に依らず多い。
 株式に投資している人の中では、大きなリターンを狙って投資したいという人が相対的に多い。
損しても損益通算できないので、あまり儲からなくてもいいから、
損の出にくい商品に投資したい(性別・年代別、投資状況別)
20代
30代
40代
50代
60代
70代
29%
17%
20%
14%
28%
24%
株式に投資
株式以外に投資
投資していない
そう思う
19%
22%
20%
%
どちらかと言えばそう思う
80%
53%
18%
40%
48%
61%
50%
49%
52%
9%
27%
7%
23%
7%
15% 7%
26%
10%
23%
12%
15%
12%
62%
66%
66%
57%
48%
43%
8%1%
8% 9%
10% 4%
22%
7%
13% 11%
20%
14%
50%
50%
56%
%
どちらかと言えばそう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
100%
23%
18%
15%
%
8%
9%
9%
%
そう思わない
0%
平
均
60%
5%
20%
40%
20%
20代 3%
33%
代 7%
30代
31%
40代 3%
22%
50代 9%
24%
60代 7%
22%
70代 6% 16%
20代
30代
40代
50代
60代
70代
9% 6%
2% 11%
2% 18%
4%
21%
1% 13%
8% 14%
どちらかと言えばそう思う
80%
100%
29%
53%
12%
30%
50%
40%
45%
45%
54%
57%
32%
25%
27%
26%
34%
32%
31%
22%
31%
43%
37%
58%
43%
43%
41%
株式に投資 8%
27%
株式以外に投資 4%
21%
投資していない 3%
% 15%
%
そう思う
60%
46%
男性
男性
26%
23%
17%
14%
15%
22%
投資状況
投
20代
代
30代
40代
50代
60代
70代
女性
20%
40%
女性
20%
投資状況
投
平
均
0%
せっかくの非課税制度なのだから、リスクはあっても、
大きなリターンを狙って投資したい(性別・年代別、投資状況別)
42%
43%
49%
%
どちらかと言えばそう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
23%
31%
33%
%
そう思わない
20
NISAにおける投資方針④
1 5年の投資を希望するがどの年代も多い
1~5年の投資を希望するがどの年代も多い
 1~5年の投資を希望する人がどの年代も多い。
 20代~50代の中には、5年以上の投資を考えている人が比較的多い。
株式に投資している人も5年以上の投資を考えている人が多い。
投資状況
そう思う
25%
21%
33%
どちらかと言えばそう思う
47%
38%
37%
48%
46%
33%
25%
26%
16%
15%
%
21%
31%
49%
44%
57%
49%
38%
32%
23%
26%
19%
24%
26%
30%
46%
48%
39%
21%
26%
24%
どちらかと言えばそう思わない
そう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
0%
20%
10%
20代
15%
30代
15%
40代 4%
50代 7%
代
60代
9%
70代
17%
20代 11%
30代 4%
40代 7%
50代 5%
60代 10%
70代
15%
株式に投資
株式以外に投資
投資していない
そう思う
12%
12%
8%
どちらかと言えばそう思う
40%
60%
47%
38%
44%
50%
54%
46%
47%
44%
45%
60%
55%
48%
31%
80%
27%
32%
26%
36%
29%
7%
27%
19%
100%
16%
16%
15%
9%
9%
8%
18%
17%
17%
21%
22%
11%
22%
18%
21%
21%
30%
24%
0%
平
均
100%
23%
平
均
80%
20代 10%
30代
12%
40代 6%
50代
11%
60代
代 8%
70代 3%
20代
30代
40代
50代
60代
70代
28%
30%
51%
47%
45%
25%
25%
29%
どちらかと言えばそう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
12%
16%
18%
そう思わない
20%
8%
男性
25%
27%
42%
29%
8%
28%
29%
3%
25%
2%
27%
2%
23%
3%
24%
7%
29%
5%
34%
株式に投資 8%
株式以外に投資 6%
投資していない 4%
60%
43%
5年以上の期間の投資資金での利用を
考えている(性別・年代別、投資状況別)
女性
女性
20代
30代
40代
50代
60代
70代
40%
男性
男性
20代 3%
30代 9%
40代 6%
50代 8%
代 5%
60代
70代 7%
20%
29%
女性
5%
投資状況
平
均
0%
1年から5年程度の期間の投資資金での利用を
考えている(性別・年代別、投資状況別)
投資状況
1年以内の期間の投資資金での利用を
考えている(性別・年代別、投資状況別)
60%
45%
31%
38%
28%
%
22%
28%
31%
28%
28%
どちらかと言えばそう思う
80%
38%
100%
25%
37%
36%
39%
42%
47%
31%
8%
26%
7%
35%
7%
37%
10%
29%
6% 16%
40%
7% 12%
29%
株式に投資
12%
株式以外に投資
12%
投資していない 4%
そう思う
40%
29%
8%
21%
17%
19%
3%
23%
38%
41%
36%
41%
36%
26%
21%
14%
25%
38%
52%
36%
38%
40%
どちらかと言えばそう思わない
21%
22%
28%
そう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
21
NISAにおける投資方針⑤
現役世代(とりわけ若年層)に分散投資を希望する人が多い
 20~60代の男性、30~50代の女性、株式以外に投資している人に資産分散を希望する人が多い。
株式の個別銘柄や、新興国ファンド/インフラファンド
等、特定の銘柄や国などに特化した商品に投資したい
(性別・年代別、投資状況別)
様々な資産に分散して投資したい
(性別・年代別、投資状況別)
54%
57%
49%
50%
20代
30代
40代
50代
60代
70代
10%
13%
8%
11%
12%
11%
株式に投資
株式以外に投資
投資していない
そう思う
15%
16%
7%
どちらかと言えばそう思う
59%
32%
42%
48%
53%
51%
41%
39%
32%
13% 10%
19%
15%
25%
10%
27%
12%
22%
18%
26%
36%
13%
27%
13%
31%
7%
24%
14%
31%
16%
25%
26%
45%
51%
50%
27%
20%
26%
どちらかと言えばそう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
15%
13%
13%
16%
そう思わない
0%
平
均
18%
12%
8%
12%
10%
9%
26%
100%
5%
男性
20代
30代
40代
50代
60代
70代
80%
20代 5%
30代 5%
40代 3%
50代 11%
60代
9%
70代 6%
女性
49%
男性
11%
60%
20代
30代
40代
50代
60代
70代
投資状況
投
40%
女性
20%
投資状況
投
平
均
0%
3%
2%
5%
5%
5%
4%
株式に投資
9%
株式以外に投資 6%
投資していない 2%
そう思う
20%
40%
33%
39%
42%
33%
34%
34%
34%
29%
32%
26%
34%
29%
23%
36%
32%
31%
どちらかと言えばそう思う
60%
43%
39%
37%
47%
47%
38%
35%
46%
49%
55%
40%
40%
42%
39%
44%
45%
どちらかと言えばそう思わない
80%
100%
19%
17%
16%
17%
9%
19%
25%
22%
17%
14%
21%
27%
31%
16%
19%
22%
そう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
22
NISAにおける投資方針⑥
株式以外に投資している人に分配型商品を希望する人が多い
 現在株式以外に投資している人は分配型商品を希望する人が6割を超えている。
円ではなく、ドルやユーロなど、海外の通貨で購入したり
換金したり、分配金を受け取るタイプの商品に投資したい
(性別・年代別、投資状況別)
毎月など一定期間ごとに分配金が出るタイプの
商品に投資したい(性別・年代別、投資状況別)
20代
30代
40代
50代
代
60代
70代
8%
6%
10%
8%
11%
19%
株式に投資
株式以外に投資
投資していない
10%
18%
7%
そう思う
どちらかと言えばそう思う
80%
45%
29%
49%
42%
50%
40%
35%
42%
16%
32%
34%
31%
34%
37%
21%
34%
31%
24%
24%
36%
47%
52%
22%
28%
どちらかと言えばそう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
11%
14%
13%
17%
19%
24%
30%
26%
27%
52%
57%
55%
44%
45%
37%
100%
10%
11%
8%
17%
20%
19%
20%
13%
14%
そう思わない
0%
平
均
60%
3%
男性
9%
10%
5%
9%
9%
13%
男性
20代
30代
代
40代
50代
60代
70代
40%
女性
10%
女性
投資状況
投
20%
投資状況
投
平
均
0%
40%
60%
26%
3%
37%
37%
3%
29%
7%
25%
2%
21%
5%
2% 17%
20代
30代
40代
50代
代
60代
70代
23%
2%
27%
4%
32%
2%
26%
4%
2%
23%
3% 17%
24%
30%
27%
どちらかと言えばそう思う
80%
44%
20代
30代
代
40代
50代
60代
70代
株式に投資 4%
株式以外に投資 6%
投資していない 2%
そう思う
20%
100%
27%
46%
34%
48%
53%
44%
14%
26%
16%
20%
30%
48%
33%
62%
47%
42%
47%
38%
36%
13%
22%
24%
23%
38%
44%
43%
43%
44%
どちらかと言えばそう思わない
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
29%
21%
27%
そう思わない
23
家族へ勧めるか
NISA利用希望がある人のうち 約半数が家族に勧めたいと考えている
NISA利用希望がある人のうち、約半数が家族に勧めたいと考えている
 NISAを利用したい(どちらかと言えば利用したいを含む)人の48%が、家族にも利用を勧めたいと回答。
 ただし、家族に勧めたい人の割合は、2月に比べ約1割減少している。
 株式に投資している人は、家族に勧めたいという割合が高い。
NISAを家族に勧めたいか (性別・年代別、投資状況別)
100%
90%
20%
18%
24%
18%
18%
22%
17%
14%
24%
11%
22%
24%
22%
16%
19%
勧めたくない
%
22%
80%
26%
70%
60%
32%
35%
32%
39%
28%
29%
33%
39%
28%
23%
25%
31%
どちらかと言えば、勧め
たくない
24%
35%
40%
50%
40%
30%
42%
45%
45%
20%
41%
42%
2%
30代
2%
40代
34%
38%
45%
45%
43%
6%
平均
2%
20代
既に勧めた/勧めたい
47%
32%
36%
10%
0%
49%
53%
48%
7%
50代
12%
60代
8%
70代
男性
3%
20代
2%
30代
5%
40代
10%
12%
11%
50代
60代
70代
女性
どちらかと言えば、勧め
どちらかと言えば
勧め
たい
12%
勧めたい・どちらかと言え
ば勧めたい(2013年2月)
10%
2%
株式に 株式以 投資し
投資 外に投 ていな
資
い
現在の投資状況
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
24
制度制約に関する認知
重要な制約を知らない人も多い
 申込み時期が早い人ほど、制度の制約について認知している。
 既に申し込んだ人や年内に申し込む予定の人でも、4割以上の人が知らない制約も多い。
制度の制約についての認知度(NISA口座申込み予定時期別)
既に申し込んだ
0%
20% 40% 60% 80% 100% 0%
年内に申し込む予定
20% 40% 60% 80% 100% 0%
‘14年に申し込む予定
14年に申し込む予定
20% 40% 60% 80% 100% 0%
申込み時期未定
20% 40% 60% 80% 100%
NISAを利用する際、住民票の
提出しなければならない
NISAを利用する際、住民票の
89%
提出しなければならない
NISAを利用する際、住民票の
65%
提出しなければならない
NISAを利用する際、住民票の
43%
提出しなければならない
非課税適用期間は5年
非課税適用期間は5年
65%
非課税適用期間は5年
63%
非課税適用期間は5年
41%
金融機関の変更ができない
金融機関の変更ができない
61%
金融機関の変更ができない
58%
金融機関の変更ができない
42%
時限措置(買付は2023年ま
で)
時限措置(買付は2023年ま
55%
で)
時限措置(買付は2023年ま
54%
で)
時限措置(買付は2023年ま
27%
で)
損失が出た場合、課税口座と
の通算ができない
損失が出た場合、課税口座と
54%
の通算ができない
損失が出た場合、課税口座と
52%
の通算ができない
損失が出た場合、課税口座と
39%
の通算ができない
未使用枠を繰り延べできない
未使用枠を繰り延べできない
52%
未使用枠を繰り延べできない
52%
未使用枠を繰り延べできない
33%
10%
金融商品の買い換えができな
い
金融商品の買い換えができな
42%
い
金融商品の買い換えができな
42%
い
金融商品の買い換えができな
32%
い
10%
公社債やMMF・中国ファンド
は投資対象でない
公社債やMMF・中国ファンド
33%
は投資対象でない
公社債やMMF・中国ファンド
34%
は投資対象でない
公社債やMMF・中国ファンド
16%
は投資対象でない
10%
17%
14%
17%
13%
16%
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
25
NISAの使いづらい点(見直してもらいたい点)
わかりにくい 買換不可 金融機関の変更不可などを挙げる人が多い
わかりにくい、買換不可、金融機関の変更不可などを挙げる人が多い
 NISAの使いづらい点は、「(条件がたくさんあり)わかりにくい」という人が最も多く、4割を超えている。
 「買換不可」、「金融機関の変更不可」を挙げる人は、それぞれ約2割。
そのほか「住民票の提出」、「損益通算不可」、「未使用枠の繰り延べ不可」は15%程度。
NISAの使いづらい点(見直してもらいたい点) (投資状況別、複数回答)
50%
48%
45%
45%
42%
住民票の提出義務
42%
40%
金融機関の変更不可
35%
買換不可
30%
25%
20%
10%
5%
23%
20% 21%
21%
20%
18%
16%
15%
未使用枠の繰り延べ不可
27%
15%
15%
16%
7%8%
5%
14%
10%
8%
公社債は非対象
23%
18%
16%
18%
20%
19%
15% 16%
11%
9%8%
10年間の時限措置
非課税適用期間5年
13%
5%
5%
19%
10%
6%6%
5%
損益通算不可
わかりにくい
特にない
0%
株式に投資
平均
株式以外に投資
投資していない
現在の投資状況
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
26
制度変更による利用率の変化
諸制度の変更より 利用意向率は現在の3割から4割程度まで上昇
諸制度の変更より、利用意向率は現在の3割から4割程度まで上昇
 「住民票が不要」や「制度の恒久化」により利用意向は約10%上昇。
 「金融機関の変更可能」や「公社債の追加」により、利用意向は6~7%上昇。
制度を変更する前と、したあとの、NISAを「利用したい」及び「どちらかと言えば利用したい」人の割合
0%
5%
10%
15%
20%
25%
30%
35%
40%
口座開設の手続きに
住民票が不要になる
32%
10%
10年などの限定ではなく、
制度が恒久化される
32%
9%
金融機関が毎年変更できる
32%
国債等の公社債も
投資対象になる
32%
45%
7%
6%
現時点での利用意向率(どちらかと言えば利用したいも含む)
各々の制度変更を行 た場合の利用意向率の向上(どちらかと言えば利用したいも含む)
各々の制度変更を行った場合の利用意向率の向上(どちらかと言えば利用したいも含む)
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
注)NISAを「利用したい」、「どちらかと言えば、利用したい」人を対象に推計
27
NISA口座を申し込む金融機関の選択①
 金融機関毎に申し込みが見込まれるNISA口座の数を推計すると、大手都市銀行、大手証券、ゆうちょの順
に多い。
 投資をしていない人が全NISA口座の中で占める割合を見と、ゆうちょ、大手都市銀行などで高く、証券会社
では低い。
業態別NISA口座数(試算)(投資状況別)
(万口座)
800
80%
700
70%
600
60%
500
50%
400
114
433
300
92
356
54
30%
308
200
79
111
20%
171
77
253
100
82
289
69
投資していない
株式以外に投資して
いる
株式に投資している
10%
100
その他
5
7
28
その他の証券
ネット証券
大手証券
36
13
8
その他の銀行
44
64
ネット銀行
4
1
0
外資系銀行
46
37
ゆうちょ
45
地銀・
第二地銀
35
21
23
信託銀行
大手都市銀行
0
40%
84
現在の投資状況
0%
投資していない人の
占める割合(右軸)
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
注)インターネット調査によるバイアスにより、ネット銀行やネット証券の利用希望者が多くなっている可能性がある。
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28
NISA口座を申し込む金融機関の選択②
 大手証券にNISA口座の申込みをする人は既に100万人を超え、年内に280万人に達する。
 大手都市銀行にNISA口座の申込みをする人は現在20万人程度だが、年内には130万人に達する。
業態別および時期別のNISA口座数(試算)
業態別お
び時期別
座数(試算)
(万口座)
800
700
NISA口座の申込み時期
600
未定
500
400
2014年に申し込む
451
128
300
319
200
100
180
105
120
455
9月末まで申込み
100
申込み済み
19
27
23
2
その他
6
1
14
13
その他の証券
47
ネット証券
大手証券
31
5
13
7
1
107
10‐12月に申し込む
39
86
その他の銀行
21
37
32
10
ネット銀行
5
0
外資系銀行
36
9
15
11
ゆうちょ
17
17
30
20
地銀・
第二地銀
37
1
18
15
7
信託銀行
41
59
50
22
大手都市銀行
0
17
72
186
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
注)インターネット調査によるバイアスにより、ネット銀行やネット証券の利用希望者が多くなっている可能性がある。
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29
NISA口座を申し込む金融機関の選択③
 銀行でNISA口座を開設することを希望しながら、NISAで上場株式にも投資したいという人は少なくない。
特に大手都市銀行やネット銀行では4~5割、ゆうちょや地銀・第二地銀でも2割程度存在する。
業態別のNISAで購入したい商品の口座数(試算)
(万口座)
800
80%
700
70%
600
60%
NISAで購入したい商品
500
50%
304
400
300
200
104
82
68
248
119
70
89
100
100
137
40%
株式投信
364
49
106
30%
20%
44
28
196
10%
89
その他
5
6
8
21
その他の証券
ネット証券
大手証券
26
14
5
13
その他の銀行
ネット銀行
1
4
0
105
120
27
33
外資系銀行
56
18
70
ゆうちょ
79
13
23
地銀・
第二地銀
30
29
5
14
信託銀行
大手都市銀行
0
167
わからない
上場株式と株式投信
上場株式
0%
投資対象に上場株式
を含む人の割合(右
軸)
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
注)インターネット調査によるバイアスにより、ネット銀行やネット証券の利用希望者が多くなっている可能性がある。
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NISA口座を申し込む金融機関の選択④
商品・
サービス
給与年金の振込口座
残高が多い
住宅ローン有り
引き落とし口座
仕事上の付き合い
ネット取引が便利
キャッシュバック等
取引手数料優遇
家族の紹介
住民票取得代行
その他
15%
17%
12%
4%
12%
2%
9%
17%
2%
7%
3%
24%
3%
4%
1%
1%
11%
大手都市銀行
37%
32%
20%
6%
3%
10%
1%
23%
16%
3%
15%
2%
6%
2%
3%
0%
0%
3%
信託銀行
22%
21%
10%
9%
9%
32%
3%
1%
29%
1%
1%
9%
12%
8%
10%
8%
1%
3%
地銀・第二地銀
地銀
第 地銀
23%
3%
2%
%
46%
6%
3%
0%
23%
3%
2%
%
28%
8%
38%
6%
20%
0%
7%
%
8%
1%
%
1%
%
2%
%
2%
%
7%
%
ゆうちょ
54%
17%
43%
9%
2%
6%
1%
13%
14%
0%
7%
3%
16%
0%
0%
0%
2%
2%
ネット銀行
4%
17%
10%
20%
8%
2%
0%
1%
12%
0%
5%
0%
65%
1%
5%
0%
0%
1%
大手証券
22%
12%
9%
16%
6%
33%
3%
0%
27%
0%
0%
5%
14%
11%
5%
1%
1%
9%
ネット証券
8%
11%
1%
23%
4%
0%
3%
1%
17%
0%
0%
0%
65%
4%
7%
3%
0%
5%
セミナー・担当者の
説明
地の利
26%
相談できる担当者
ブランドイメージ
平均
専用商品
NISA
経営状 態
NISA口座を作る金融機関別の、その金融機関を選択した理由
出所)「新投資優遇制度に関する意識調査」(NRI:2013年7月)
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