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平成23年度活動報告書 - 新居浜工業高等専門学校

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平成23年度活動報告書 - 新居浜工業高等専門学校
ものづくり教育支援センター活動報告書
平成23年度
ものづくり
課外活動支援
教育研究支援
地域連携による技術交流・支援
新居浜工業高等専門学校
まえがき
この度、ものづくり教育支援センター活動報告書(平成 23 年度)が発刊される運びとな
りました。多くの皆様方に本報告書をご高覧いただき、ものづくり教育支援センターの取
り組みについて、また、ものづくり教育や技術支援のあり方について、ご指導・ご鞭撻を
いただければ幸甚に存じます。
本校では、平成 16 年度、技術職員の組織改革により、ものづくり教育支援センターが発
足しました。これにより、技術職員は従来の学科専属の技術支援から、学科横断型の学内
および地域の教育・研究支援に関する業務に携わって参りました。組織は、教員や事務職
員と独立した形態にて、センター長(1 名)
、副センター長(2 名)、技術室職員(12 名)に
て運営を行っています。「ものづくり、困ったときには、技術室」というキャッチ・コピー
のもと、ものづくりの音と学生や教職員との交流の声が響く環境づくりを目指しています。
社会が求める高専の技術者育成には、理論と実践の融合が不可欠であるとともに、様々
な専門領域を持つ多くの学生が自由に議論を行いながらものづくり活動ができる環境が必
要です。このような時代と社会の要求から、ものづくり教育支援センターは、「各学科の実
験、実習、卒業研究などの教育研究支援」、「ロボコンなどのものづくり課外活動支援」、お
よび「地域連携による技術交流支援」を目的に運営されています。また、近年では、当セ
ンターから、出前授業や地域イベントへの出展、社会人を対象とした企業人材育成事業に
も数多く参画し、本校の専門 5 学科や課外活動とは異なる形での高専 PR 活動、地域貢献と
しての実績も増えて参りました。さらには、工学分野に限ることなく、数学や理科の分野
等においても、教育支援のための教材開発のニーズが増え、担当教員と共に学術的なもの
づくりにも挑戦しています。これからも、ものづくり教育支援センターは、技術の高度化・
多様化に対応できるよう日々の研鑽を重ね、高専におけるものづくり教育環境の充実と社
会の要請に応える技術力確保のために邁進して参ります。
今後とも、当センターの活動に、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成 24 年 11 月
ものづくり教育支援センター長
松田雄二
目
次
1.センターの概要
1.1 センターの組織
(1) センター構成員と業務
(2) 技術室
1.2 センターの主な施設・設備
(1) 実習工場
(2) アイデア通り工房
7
8
9
12
2.センターの活動
2.1 地域連携による技術交流の支援
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
ライブスチームロコモーティブ(蒸気機関車)製作プロジェクト
小中学校教員夏季実技研修
出前サイエンス講座 (不思議なオモチャで遊びましょう)
ものづくり担い手育成事業【機械加工コース】
新居浜市金子地区文化祭への参加
みんな集まれ!わくわくサイエンス広場
15
19
20
22
23
24
2.2 アイデア通り工房を利用した創造性科目授業や課外活動の支援
(1) ものづくり課外活動
1) ロボットコンテスト
(2) 授業
1) デザイン工学演習 (2M)「ミニロボコン大会」
2) 材料機能制御実習 (1SM)「磁性材料の開発に関する実習」
3) 工学基礎実験 (2M) 「力・力のモーメントのつり合い実験」
(3) 学校行事
1) ものづくり体験講座
25
26
27
28
29
2.3 教育や研究の支援
(1) 授業支援
1) 各学科への教育支援
2) 実験実習授業等担当表
3) 数学授業への支援
(2) 情報教育センター関連
(3) 高度技術教育研究センター関連
3.技術職員の研修・発表実績
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
四国地区国立高等専門学校技術職員研修・技術発表会
国立高専機構 IT 担当研修会
西日本地域高等専門学校技術職員特別研修会(物質系)
第 11 回愛媛大学工学部等技術部技術職員技術発表会
オムロン株式会社「制御技術セミナ」
日本電子 SEMテクニカルワークショップ
30
35
36
37
38
41
44
46
48
49
50
2.3 教育や研究の支援
高度技術教育研究センター関連
技術室は高度技術教育研究センターから依頼されて、以下の支援業務を行っ
ている。
1) 高度技術教育研究センターのホームページ管理(担当:辻
2) 四国5高専研究者データベースの管理(担当:辻
久巳)
久巳)
システム構成:Debian + Apache + Namazu
3) 環境放射線測定装置の管理(担当:塩見
正樹)
ポケット検量計10台、各種放射線(α・β・γ線)測定装置9台
4) 測定機器の管理(教員研究補助)
〇電子線マイクロアナライザ(EPMA)の測定及び管理(担当:大内
稼働日数:54日(平成23年度)
測定内容:①分析依頼
〇Ti-Al 定性、面分析
〇SUS304 定性、定量、面分析
〇Bi-Ca、Al 定性、ピークシフト測定
②教官研究、卒研補助
〇Ti-Al-V 合金 定性、面分析
管理他:EDS・WDS 真空引き(定期的)
フィラメント交換、調整
データー整理
忠司)
○走査電子顕微鏡(SEM)の測定及び管理(担当:塩見 正樹)
稼動日数:7日(平成23年度)
測定内容:繊維・アルミナ粉末・金属薄膜などの依頼測定・研究補助
○分析走査電子顕微鏡(SEM,EDS)の測定及び管理(担当:塩見
稼動日数:23日(平成23年度)
測定内容:研究補助(不織布・金属薄膜などの測定・分析)
- 38 -
正樹)
目
(7) 日本電子
次
電子光学機器講習会:EDS分析標準コース
50
4.技術職員の業務依頼実績
53
5.技術職員の資格取得実績
59
1. センターの概要
1.1 センターの組織
センター構成員と業務
本センターは、ものづくり教育及び地域等との技術交流を推進することを目
的に平成17年4月に設置された。センターの主な業務内容は以下のとおりで
ある。
(1) 組織図
(2) ものづくり教育支援センターの業務
1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
各学科の実験・実習及び卒業研究等の教育研究支援に関すること。
ものづくり課外活動の支援に関すること。
地域連携による技術交流・支援に関すること。
機械及び材料実習工場の管理・運営に関すること。
アイデア通り工房の管理・運営に関すること。
技術室の業務目標・計画及び評価に関すること。
技術職員の研修計画に関すること。
その他ものづくり教育及び地域等との技術交流の推進に関すること。
-7-
1.1 センターの組織
技術室
(1) 業務内容
技術室では、本校の教育研究等に関する技術的専門業務を組織的かつ効率的
に処理している。技術室の主な業務内容は以下のとおりである。
1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
学生の実験・実習及び卒業研究等の技術支援に関すること。
教育研究支援のための技術開発及び技術業務に関すること。
技術の継承及び保存に関すること。
技術研修に関する調査研究に関すること。
実験室及び実習室等の安全管理に関すること。
実験室及び実習室等の設備・備品等の維持管理に関すること。
その他技術業務に関すること。
(2) スタッフ紹介
職
位
所属部門
技術室長
(ものづくり教育支援センター長)
技術長
第一部門
(第一部門班長)
(機械系)
技術専門職員
第三部門
(第三部門班長)
(化学・材料系)
技術専門職員
第二部門
(第二部門班長)
(電気・電子系)
氏
名
松田
雄二
渡邊
定和
大内
忠司
伊藤
潤一
技術職員
第二部門
本田
智弘
技術職員
第三部門
吉良
真
技術職員
第三部門
塩見
正樹
技術職員
第三部門
辻
久巳
技術職員
第二部門
則包
早百合
技術職員
第一部門
松田
陽一
技術職員
第一部門
山口
翼
技術職員
第一部門
小田
健二
技術職員
第一部門
宗次
将之
-8-
1.2 センターの主な施設・設備
実習工場
(1) 目
的
実習工場は、本校の教職員及び学生に対し、保有する施設・設備を用いて教
育研究に役立てることを目的とする。実習工場担当技術職員の主な業務内容は
以下のとおりである。
1) 実習工場の実習用機器及び諸材料の運用並びに保守等に関すること。
2) 実習工場における学生実習等に関すること。
3) その他実習工場に関する必要な事項
(2) 施設・設備
実習工場は、次の施設・設備がある。
1) 機械実習工場は、鋳造、鍛造、溶接、手仕上及び機械に係る施設・
設備並びに材料庫に係る施設。
2) 材料実習工場は、鋳造、粉末加工、塑性加工及び試験検査に係る
施設・設備。
(3) 機械配置図と機械一覧表
1) 機械実習工場内機械配置図
-9-
1.2 センターの主な施設・設備
2) 機械実習工場内機械一覧表
番号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
機械名
台数
汎用旋盤
8
CNC旋盤
立フライス盤
ベッド型横フライス盤
小型ラジアルボール盤
直立ボール盤
形削盤
精密平面研磨盤
スロッター
ホブ盤
コンタマシン
XYテーブル付き卓上ボール盤
卓上ボール盤
高速切断機
のこ盤
両頭グラインダ
ベルトグラインダ
交流アーク溶接機
Tig溶接機
プラズマ切断機
CO2・溶接機
MIG自動溶接機
エアハンマ
鍛造用コークス炉
移動式ガス溶接機
軽合金溶解炉
砂型造型機
シェルモールド造型機
可傾式坩堝炉
サンドブレンザ
高周波誘導溶解炉
スポット溶接機
Tig溶接機
立形マシニングセンタ
4
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
1
2
6
1
4
2
1
2
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
2
1
仕様
大隅−1、山崎−1、ダイワ−2
滝沢5500−1、800D−3
ベッド長1000mm
ベッド長1000mm、1100mm
ベッド長1300mm
腕長900m/m
テーブル510φ 能力銅40φ
ストローク650mm
ベッド長700mm
利用状況
13h/週
9h/週
5h/週
5h/週
6h/月
6h/月
5h/週
5h/週
年5回
6h/週
5h/週
年5回
5h/週
305mm
出力電流範囲 55∼300A
出力電流範囲 4∼200A直流式
出力電流範囲 20∼80A
DC 60∼350A 16∼36V
アルミ用
1/20t 大谷式
電気炉
ジョルトスクイーズ式
ガスバーナー過熱式
コークス炉
3000Hz
50Kg
出力電流範囲 10∼300A直交流式
森精機 Dura Vertical 5060
- 10 -
6h/週
年10回
年6回
5h/週
年5回
5h/月
5h/月
年6回
年5回
170h/年
1.2 センターの主な施設・設備
3) 材料実習工場内機械配置図
4) 材料実習工場内機械一覧表
番号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
機械名
シリコユニット電機炉
縦フライス盤
小型圧延機
スエージングマシン
縦フライス盤
ボール盤
旋盤
バイブレーションカッター
グラインダー
旋盤
研削盤
ファインカット
圧縮試験機
シリコユニット電気炉
コンプレッサー
ガス溶解炉
高周波誘導真空溶解炉
台数
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
18
放電プラズマ焼結装置
1
19
20
21
22
23
24
25
手押し鉋
自動鉋
琢磨機
変圧器
角取り
絞り器
粗さ計
1
1
1
1
1
1
1
仕様
200V 15kW 常用1500℃
600mm
ローラー盤 120mm
10mm−2mm
900mm
最高3000rpm
1200mm
1000mm
150A
1200mm
最大荷重 100t
200V 2.7kW
2.2kW
常用1400℃
20kW 3kH 溶解量5Kg
最高加熱温度2400℃
加圧範囲5∼50kN
雰囲気 真空・大気・不活性ガス
パルス出力調整範囲0∼1500A
- 11 -
利用状況
1日/週
1日/週
1日/週
1日/週
2h/週
1日/週
1日/週
年2ヶ月
1日/週
1日/週
1.2 センターの主な施設・設備
アイデア通り工房
(1) 目
的
学生、教員及び地域住民から地域環境の向上に役立つアイデアの発想を求め、
その実現に向けた取組を本校の中心に広げていく中で、本校と地域の活性化を
図るとともに様々なプロジェクトの推進を通して学生に問題設定とその解決能
力を付与することを目的とした、「新居浜高専アイデア通り」構想を学内全組織
で進めている。この構想を円滑に推進し、そのほかに講義、ロボコン等の課外
活動、体験学習等の各種イベントに多面的に共同利用する施設として整備した
ものである。
(2) 設
備
品
名
糸鋸盤
旋盤
卓上フライス盤
卓上ノコ盤
ベルトディスクサンダー
卓上ボール盤
卓上ボール盤
3次元樹脂モデル造形機
規 格
REXON SS−16
桐生機械 LF2A型
東洋アソシエイツ FV−320T
UNIQUE U−32
東洋アソシエイツ BD−8184
東芝 DP−138
日立工機 BA330−2
Dimension SST 1200
- 12 -
台数
1
1
1
2
1
2
1
1
2. センターの活動
2.1 地域連携による技術交流の支援
ライブスチームロコモーティブ(蒸気機関車)製作プロジェクト
1.はじめに
蒸気のエネルギーは、現在でも原子力発電や火力発電など、様々なエネルギーの原点と
なっている。今の時代にエネルギーを考えるきっかけとなるべく、蒸気機関車は、熱力学
や熱機関、機構学、流体・エネルギーなど、工学分野の教育教材として活用されている。
ものづくり教育支援センターでは、平成 23 年 1 月、本校学生と教職員、地域の方々と共
に、産業史を振り返りつつ新しき工学を探求し、夢を語ることができるものづくりのテー
マとして、ライブスチームロコモーティブ(蒸気機関車)製作プロジェクト(以下、プロ
ジェクトと記す)を立ち上げた。
2.プロジェクト内容と計画
本プロジェクトでは、蒸気機関車をものづくり教材への導入と発展のさせ方を検討でき
るよう、次の 3 つの項目を掲げ、同時に進行している。
1.
2.
3.
市販の蒸気機関車(表 1)を組上げることでこれを教材として、蒸気機関の構造、
メカニズム、運転、メンテナンスなどの総合的な技術を習得する(平成 23 年 1 月∼)
。
組上げた蒸気機関車の運転会の実施と共に、来場者が楽しめる人力トロッコやレー
ルを製作し、高専 PR と地域貢献を目的に企画や演出を検討する(平成 24 年度予定)。
卒業研究・特別研究において、教材に活用することが可能で、将来、別子鉱山鉄道
(図 1)の復元に発展させるための蒸気機関車の試作機を製作する。試作機(軌間:5
インチ)は、アルコールランプを熱源とした低出力のタイプから始め、安全性を確認
しながら市販の蒸気機関車と同じ程度の大型化と復元のための設計を行う(平成 24
年度∼予定)
。
なお、別子鉱山鉄道の復元計画については、愛媛県、新居浜市、住友金属鉱山㈱等々に
て立案されているが、復元箇所・規模(機関車、レール、駅舎など)の総合的な詳細計画
は現在調整中である。運転会のイベント会場においても、産官学連携による別子鉱山鉄道
の復元に寄せる期待は大きく、本プロジェクトにおいて機関車の復元事業に参画すべく前
進を図るものである。
3.市販の蒸気機関車の組立と運転会
平成 23 年度は、市販の蒸気機関車(㈱小川精機、DORTE、キット)から構造を学ぶこと
からスタートした。プロジェクト発足当時は、蒸気機関車に関する全てが情報収集から始
まる環境の下で、メーカー担当者から、機種選定や運転方法、燃料(石炭)の性質、使用
する水、メンテナンス方法や運転会の演出方法など、様々な知識を得ることができた。
- 15 -
表1
購入した蒸気機関車(DORTE)の仕様
形式
自由型ナローゲージ C 型タンク機関車
軌間
5 インチ(127mm)
動輪
直径 86mm
シリンダー
内径 30mm
行程 44mm
排水 4 コック(手動式)
弁 形式
スライドバルブ
バルブトラベル 12mm
弁 装置
マーシャル式
ボイラー
全銅製、銀ロウ付
安全弁 2 個
水圧テスト圧力 1.2MPa
水容量 約 2 リットル
火格子寸法 94mm×114mm
燃料
石炭 または L.P.G.
加減弁
ネジ式
給水装置
軸駆動式ポンプ φ13mm×12mm
手動式ポンプ φ12mm×17mm
給油器
ウェークフィールド式
油容量 26cc
汽笛
スチーム式 φ12.7mm×100mm
重量(ドライ)
44.5kg
水タンク
0.8 リットル×2
全長
630mm
全幅
285mm
全高
442mm
ホイールベース
232mm
最小通過半径
3.8m
最大牽引人数
機関士含む 5 名
(http://www.oslivesteam.com/japanese/lineup/trains/dorte/index.htm)
図1
別子鉱山鉄道
図2
16
蒸気機関車(キット)の組立風景
表2
平成 23 年度に実施した学外イベントにおける運転会の実績
(1) 「春は子ども天国」
(6) 「大物産展 in にいはま駅前」
・ 主
・ 主
催
「ふるさと、お宝再発見」実行委員会
催
(社)新居浜観光協会、
春は子ども天国実行委員会
・ 日
時
平成 23 年 5 月 5 日(水) 10:00-16:00
・ 日
時
平成 23 年 11 月 20 日(日) 10:00-16:00
・ 会
場
銅夢にいはま・登道商店街
・ 場
所
新居浜駅前広場
・ 同時出展
たぬきロボットと遊ぼう!、
・ 同時出展
奇術部パフォーマンス
・ 乗車人数
約 300 人
バルーンメイキング
・ 乗車人数
約 100 人
(2) 「にいはま駅フェス」
(7) 「ふたば土曜広場」
・ 主
・ 主
催
双葉幼稚園
・ 日
時
平成 23 年 11 月 26 日(土) 09:00-12:00
所
双葉幼稚園(西条市)
催
新居浜駅開業 90 周年
駅前交通広場完成記念行事実行委員会
・ 日
時
平成 23 年 6 月 12 日(日) 10:00-16:00
・ 場
・ 場
所
新居浜駅前広場、新居浜テレコムプラザ
・ 乗車人数
・ 同時出展
子女郎たぬき
・ 乗車人数
雨天のため展示のみ
約 150 人
(3) 「翠波高原コスモスまつり 2011」
(8) 「2011しこちゅー冬夜市」
・ 主
・ 主
催
四国中央市観光交流課、
催
コスモス感謝祭実行委員会
市民で灯そう10万の光実行委員会、
四国中央市
・ 日
時
平成 23 年 8 月 21 日(日) 10:00-16:00
・ 日
時
平成 23 年 12 月 23 日(金) 11:00-20:00
・ 場
所
翠波高原(四国中央市)
・ 場
所
イオン川之江店
約 150 人
・ 乗車人数
・ 乗車人数
約 650 人
(4) 「別子銅山から紐解く地域交流パネル展」
(9) 「みんな集まれ!わくわくサイエンス広場」
・ 主
催
愛媛県
・ 主
催
愛媛県総合科学博物館
・ 日
時
平成 23 年 10 月 1 日(土)・2 日(日) 10:
・ 日
時
平成 24 年 2 月 11 日(土)・12 日(日)
所
萬翠荘、大街道商店街(松山市)
・ 場
所
愛媛県総合科学博物館
00-1600
・ 場
10:00-17:00
・ 同時出展
奇術部パフォーマンス、
・ 同時出展
高専紹介ミニパネル展
・ 乗車人数
ロボットで遊ぼう、
二足歩行のおもちゃの製作教室
約 200 人
・ 乗車人数
約 300 人
(5) 「金子校区文化祭」
(10) 「聖マリア幼稚園 ミニ SL 運転会」
・ 主
催
新居浜市立金子小学校
・ 主
催
聖マリア幼稚園
・ 日
時
平成 23 年 11 月 13 日(日) 10:00-15:00
・ 日
時
平成 24 年 2 月 28 日(火) 10:00-12:00
・ 場
所
金子小学校運動場
・ 場
所
聖マリア幼稚園(新居浜市)
・ 同時出展
空気砲実験
・ 乗車人数
・ 乗車人数
約 200 人
17
約 240 人
平成 23 年 3 月の春休み期間中に、技術室職員をはじめ、
機械工学科の卒業研究生と共に、
何千点ものパーツに及ぶ蒸気機関車を組上げた(図 2)。組立の工程にて、動輪、ピストン・
クランク、火室、ボイラー、給水装置等々の構造を理解し、オリジナルの蒸気機関車を設
計するための参考資料とした。また、マニュアル通りに組上げるのではなく、部品を加工
し独自の加工品と置き換えることで、今後の設計・製作に活用できる経験と自信に繋げる
ことができた。完成後は、組上げた蒸気機関車を単なる本校学生の教材に限ることなく、こ
の地域の持つ歴史的な背景の下で、これから理科や歴史を学ぶ子供達から、鉱山鉄道や国鉄
の蒸気機関車を知る大人までを対象に、校内外の各種イベントにおいて高専 PR を兼ねて蒸気
機関車の運転会を開催している。
平成 23 年度に学外において実施した運転会の実績を表 2 に、
イベントの様子を図 3、4 に示す。
全般的に、運転手は本校の学生が務め、乗車賃・運営費は無償である。運転会では、軌間
が 5 インチの小型であるが、駆動のメカニズム、石炭の手触り、煙の臭い、ボイラーの熱、
吹き上げる蒸気、ドラフト音、汽笛の音色、レールの振動など、年齢を問わず五感で感じ
る感動を与えることができる。特に年配の方の関心が高く、熱心に質問をされる場面が多
い。なお、運転状況の管理(周回数・周回時間)は、客車に搭載したトランスポンダー(ARC
システム、TD3)と敷設レール下に設置したループコイルを介してコンピュータに取り込み、
会場でのリアルタイムの状況把握と同時に、後日の解析により走行距離、燃料・水の消費
量についての情報を整理している。1 日の運転で、石炭は約 10kg、水(精製水)は約 20 リ
ットル消費する。
現在、当センターが保有するレールは、既製品のアルミ製で、直線部約 20m と曲線部
(R=3.6m)である。今後、鉄製レールを製作し、イベント会場の規模に応じたレールレイ
アウトができるよう計画中である。
図3
運転会風景 1
図4
運転会風景 2(運転は本校学生)
4.おわりに
学内外のイベントにおいて。蒸気機関車の運転会は、年齢を問わず、蒸気の生み出すエ
ネルギーの力強さの魅力と共に、乗車の楽しさ、各人の思い出や時代背景など、話題の広
がる運転会となっている。これらの経験と実績から、蒸気機関車が教材として有効に機能
することを確信することができた。
今後も、世代を超えて、時代を超えて、本物志向の高専教育として、ぜひとも継承した
いプロジェクトである。
- 18 -
2.1 地域連携による技術交流の支援
小中学校教員夏季実技研修
技術科教員研修
実施日
:平成23年7月26日(火)9:00∼16:00
研修会場
:電算機第 1 演習室
研修テーマ :3次元設計ソフトウェア(3D-CAD:Pro/E)体験セミナー
講師
:松田 陽一(技術室)、谷口 佳文(機械工学科)
松英 達也(環境材料工学科)、松田 雄二(機械工学科)
参加者
:中学校技術科教員 5名
研修概要
: 本校の機械工学科で創造設計科目として使用している 3D-CAD
(Pro/E)ソフトを用いて、その使用方法と、ものづくりに欠か
せない設計と製図に関するセミナーを行った。午前の部は基礎
編、午後の部は応用編とした。Pro/E の無料体験版を販売元よ
りご提供いただき、参加者が中学校に持ち帰って教材開発がで
きるような事例を中心に、ソフトの使用方法について研修を行
った。
当研修会では初めて、技術職員が講師を務めた。
理科教員研修
実施日
:平成23年8月1日(月)9:00∼16:00
研修会場
:環境材料工学科 2F 実験室
研修テーマ :理科教材の開発 ∼風力発電キットと分光器∼
講師
:松英 達也(環境材料工学科)、西井 靖博(生物応用化学科)
谷口 佳文(機械工学科)、松田 雄二(機械工学科)
参加者
:小中学校理科教員 25名
研修概要
:午前の部 風力発電キットの製作
再生可能なエネルギーへの関心が高まっている中で、発電用
風車の設置が各自治体等で進められている。小中学校の理科教
材においても、風力によって発電する仕組みや発電した電気の
利用方法などをテーマに取り上げたいという要望も多い。
ここでは、風力発電キットを用いて、風により羽根車を廻し
てモータを介して発電し、LED の点灯と電子メロディを奏でる
工作を行った。
午後の部 分光器(虹を化学しよう!!)
簡易分光器を製作して、金属を光で見分けることや人工虹を
観察し、身近にある光について考えることのできる教材を製作
した。
- 19 -
2.1 地域連携による技術交流の支援
出前サイエンス講座 (不思議なオモチャで遊びましょう)
技術室
辻
久巳
新居浜高専では、小中学生向けの理科教育支援として、出前サイエンス講座
を開設している。平成 22 年 8 月 25 日(木)と 11 月 20 日(日)に行われた出前サ
イエンス講座「不思議なオモチャで遊びましょう」について報告する。
日 時
場 所
担 当
人 数
平成 23 年 8 月 25 日(木) 10:00∼11:00
若宮小学校 こねこクラブ
辻 久巳,渡邊 定和,宗次 将之
小学生 17 名
日
場
担
人
平成 23 年 11 月 20 日(日) 13:0∼14:00
西条市立橘小学校
辻 久巳,塩見 正樹,則包 早百合
小学生 20 名
時
所
当
数
以下の 3 つの不思議なオモチャを作った。
ブンブン蝉
ガリガリ風車
内
容
鶏コッコ
本テーマのねらいは、不思議なオモチャが、なぜ?動くか、なぜ?
音が鳴るか。物理現象の仕組みを考える学習をしてもらうことにあ
る。
- 20 -
2.1 地域連携による技術交流の支援
出前講座の実施風景
若宮小学校 こねこクラブ
西条市立橘小学校
また、出前サイエンス講座の受講記念として、バナーワークで作製した以下
のようなガラス細工作品を配布した。
- 21 -
2.1 地域連携による技術交流の支援
ものづくり担い手育成事業【機械加工コース】の研修補助
財団法人東予産業創造センターの依頼により、地域鉄工業者等の従業員およ
び求職者 8 名を対象に、5 日間研修(H22.8.24∼8.31)を行いました。旋盤の基
本的な操作、刃物の研ぎ方、ねじ切り、4 つ爪での心出しなど、初級技能士育成
を対象とし、実技をメインに進めました。
- 22 -
2.1 地域連携による技術交流の支援
新居浜市金子校区文化祭への参加
平成23年11月13日(日)、新居浜市立金子小学校で行われた金子校区
文化祭において、ものづくり教育支援センターから、「ミニ SL 運転会」と「空
気砲で遊ぼう」の内容にて出展を行った。文化祭では初めての蒸気機関車の登
場とあって、児童や保護者など多くの方々に、石炭が燃える様子、黒煙や蒸気
の噴き上げなどを興味深くご観覧いただき(図 1)、ミニ SL の乗車会(図 2、
のべ約 200 人)と同レール上を人力で走るトロッコの乗車会(図 3)、さらに
は、空気砲によるボウリング競技(図 4)を行った。
図1
図3
ミニ SL 運転会風景
図2
人力トロッコ運行風景
図4
- 23 -
ミニ SL 運行風景
空気砲でボウリング
2.1 地域連携による技術交流の支援
みんな集まれ!わくわくサイエンス広場
実施日 :平成24年2月11日(土)、12日(日)10:00∼17:00
実施場所:愛媛県総合科学博物館
このイベントは、県総合科学博物館の主催で、児童に様々な科学実験や工作
にチャレンジしてもらい、科学の楽しさを体感し、科学を身近に感じ興味を持
ってもらうことを目的としている。今年度本校からは、実演コーナに「ロボッ
トで遊ぼう」、工作コーナに「二足で坂道を下るおもちゃの製作」、屋外広場
に「ミニ SL 運転会」の企画を出展した。「ロボットで遊ぼう」では、操縦して
動かせるロボットで玉入れに挑戦するコーナー(図 1)や、電子制御されたユ
ニークな乗り物も登場した。「二足で坂道を下るおもちゃの製作」では、消し
ゴムとクリップを用いて、坂道をよちよちと下って行くおもちゃを製作した。
重心を利用した簡単な構造のおもちゃではあるが、バランスを取りながら一歩
一歩繰り出す動きに、参加者は夢中になって調整に取り組んでいた(図 2)。
屋外広場では、軌間 5 インチで本物の石炭を燃やして黒煙と蒸気を噴き上げな
がら走るミニ SL の運転会を開催した。蒸気機関車を初めて見る児童も多く、大
人から子供まで、乗ったり眺めたりと人気のスポットとなった(図 3、4)。
図 1 ロボットで遊ぼう 会場風景
図 2 二足歩行おもちゃの調整中
図 3 ミニ SL 運転会風景 1
図 4 ミニ SL 運転会風景 2
- 24 -
2.2 アイデア通り工房を利用した授業や課外活動の支援
(1) ものづくり課外活動
ロボットコンテスト
電子制御工学科
松友真哉
出口幹雄
高専ロボコン
アイデア対決全国高等専門学校ロボットコンテスト(高専ロボコン)2011 に
出場するロボットを製作するために、ロボット研究会が 4 月∼10 月までアイデ
ア通り工房を使用した。今年のロボコンの競技課題は「ロボ・ボウル」で、2
足歩行のオフェンス・ロボットが、学生から受け取ったボールを、ディフェン
ス・ロボットをかいくぐり、チームメイトの学生に向けてノーバウンドでタッ
チダウンパスを送る時間を競った。
10 月 23 日に本校で開催された四国地区大会には、Aチーム「燧のQB」、B
チーム「発条シューター」が出場し、Aチームが特別賞を受賞した。
燧のQB
発条シューター
ロボコン競技風景
四国地区高等専門学校総合文化祭
ミニロボコン
総合文化祭ミニロボコンに出場するロボットを製作するために、ロボット研究
会が 10 月∼12 月にアイデア通り工房を使用した。12 月 17 日∼18 日に高知高専
主管で開催された四国地区総合文化祭に参加した。本校より出場の E チームが
「アイデア倒れ賞」を受賞した。
- 25 -
2.2 アイデア通り工房を利用した授業や課外活動の支援
(2) 授業
デザイン工学演習:「ミニロボコン」
科目名:デザイン工学演習(機械工学科2学年・前期1単位)
課題「玉入れロボット」
日 時:木曜日3時限
場 所:第1アイデア工房、第2アイデア工房
担 当:教員3名(吉川、谷脇、玉男木)
学生数:39名
内
容:
機械工学科2年では、デザイン工学演習の授業で「玉入れロボットの製作」
を行います。この授業では、ただ作るだけではなくて、目的を達成するために、
アイデアを出し合い、チームで構想を練り、製作図面をかき、玉入れロボット
を製作するといったものづくりに必要な事柄を体験します。
平成23年度は、39名が16チームに分かれ、ロボットの製作に取り組み
ました。
今年の競技内容は、競技テーブル中央に設置された高さ40mm のゴールに
ブロックおよびボールを入れるものです。制限時間内に用意されたブロック(5
個)およびボール(5個)をたくさん入れたチームの勝ちです。ただし、ゴー
ルの高さがブロックおよびボールより高いので、目的を達成する(ゴールにい
れる)ためには、“動く機能”と“入れる機能”の2つの機能を持たせたロボッ
トの作製が必要です。
アイデア工房第1では、図面を基に材料を加工しました。アイデア工房第2
では、各チームで作製するロボットについての話し合い 、製作図面(組立図や
部品図)の作成、ロボットの組み立てなどの作業を行いました。コンテスト前
にはテストランを行い、改善点を見つけて改良し、コンテストに臨みました。
- 26 -
2.2 アイデア通り工房を利用した授業や課外活動の支援
(2) 授業
材料機能制御実習:「磁性材料の開発に関する実習」
科目名:材料機能制御実習(専攻科1年・通年2単位)
課題「磁性材料の開発に関する実習」
日 時:通年:前期・後期 月曜日3、4時限
場 所:アイデア通り工房2(材料工学科棟1F)
担 当:教員2名(高橋、平澤)
学生数:3名
内 容:
生産工学専攻環境材料工学コースの学生 3 名を対象とした『材料機能制御実
習』では、前期にアルミニウム合金の設計における溶体化処理や時効による機
械的および熱的特性について実習を行い、後期には「強磁性フェライト磁石の
開発」をテーマとして独自の発想により新しい磁石の開発に取り組んだ。
実習では既存の合金設計や磁石の作製法について講義を受けた後、実際にア
ルミニウム合金や磁石を作製し、その性能を評価した。また、後期においては
作製した磁性材料の磁気的性質をより正確に「評価」するためにはどのような
実験を行う必要があるのか、自ら判断し測定装置をレゴマインドストームによ
り作製した。
この実習では、実際の研究活動にほぼ近い形となるように工夫しており、製
品開発とその性能評価について「重要となるポイントは何か」ということを学
生自身に気付かせるための試みとして実施している。学生達3名は作製方法や
磁気的性質の向上など様々な問題に対し、よくディスカッションを行い、解決
策を導き出していた。
これらの作業により学生には創造力および発想力、さらに協調性を養うこと
となり、本科目の目的は充分に果たせたと考えている。
学生が作製した測定用器具と磁石
- 27 -
2.2 アイデア通り工房を利用した授業や課外活動の支援
(2) 授業
工学基礎実験
科目名:工学基礎実験(機械工学科2年・後期1単位)
課題「力・力のモーメントのつり合い実験」
日 時:月曜日2時限
場 所:アイデア通り工房第二(材料工学科棟1F)
担 当:鎌田慶宣
学生数:39名
内 容:
機械工学科の2年生の「工学基礎実験」科目では、1クラス46名を5班
に分けて、五つの実験テーマで実施している。そのうち、
「力・力のモーメント
の実験」をアイデア通り工房第二で行った。これは、3 年生から学習を始める専
門科目の「材料力学」の理解に最も重要な内容を含んだ実験である。
広い工房なので実験環境も良好であり、主に①滑車と錘を用いた力のつり合
い、②刻度棹と錘を用いた力のモーメントのつり合い、を体験させることがで
きた。これらの実験を通して、
「材料力学」の導入部分として重要な「力」や「力
のモーメント」についての実感が得られ、本科目の目的を果たせたと考える。
l 学生の感想例
M君
T君
- 28 -
2.2 アイデア通り工房を利用した授業や課外活動の支援
(3) 学校行事
ものづくり体験講座
平成23年10月26日(水)13:50−15:40
(美術教室)
新居浜市立大生院中学校 1年生 53名
本事業は「地域産業を誇りに思う気持ち・理科系教育への動機付けの契機」
をコンセプトに「早期工学人材育成事業:ものづくり体験講座」として(財)東予
産業創造センターが行ったプログラムの一部である。本報告はその事業におけ
る本校ものづくり支援センターが協力した講座のみ紹介する。
[ものづくり体験講座]
地域産業の誇りの一つである「クレーン」製造にかかわる「設計」
「制御」
「金
型」
「製造」の現場を見学する前段階として、
「構造の意味」
「ものづくりの難し
さ」「理科・数学の必要性」について体験してもらうことを目的とした。
今回のテーマは「ストロー斜塔の創製」。ストローを用いて強い斜塔をつくる
という課題に対して、各班(10班)ごとに「製作する斜塔のコンセプト」を
決め、アイデアを出し合い、基本構造を決め、具体的に製作を行った。なお、
材料は配給されたもののみ用い、制限時間を設けて行った。その後、コンテス
トを行い、耐荷重、高さ、張出しを測定して最優秀班を決めた。
これらの体験を通じて、
“工作”と“ものづくり”の違いや、ものづくりの楽
しさや難しさを学んでもらえたと思われる。
- 29 -
2.3 教育や研究の支援
(1)授業支援
機械工学科への教育支援
機械工学科へは1∼3年の工作実習、4∼5年の工学実験、3∼4年の CAD
を使用する授業に関する支援を主な業務として行っている。
<工作実習>
工作実習では1クラスを5∼6班に
分け、鋳造、鍛造、溶接、手仕上げ、汎
用旋盤、CNC 旋盤、マシニングセンタ、
フライス盤、形削盤等で各種の生産、加
工法を体験する。5∼6名の技術職員が
教員担当の1ショップを除く、4∼5シ
ョップをそれぞれ担当し、技術指導を行
っている。
汎用旋盤
鋳造
マシニングセンタ
<CAD>
CAD は3年「CAD 製図」、4年「創
造設計製作」で使用する。3年で CAD
の使用法を習得し、4年で CAD を用い
てテーマに沿ったビークルを設計する。
2∼3名の技術職員が指導を行ってい
る。
CAD 製図
- 30 -
2.3 教育や研究の支援
(1)授業支援
電気情報工学科への教育支援
1~5 年生の実験・実習、情報リテラシーやプログラミングの演習授業への支
援を行っている。支援内容は、実験・実習や演習の指導補助、準備・後片付け、
機器・工具・実験室の点検・保守、実験道具の改良・製作などである。電子制
御工学科担当技術職員の協力を得て、技術職員 2 名で教育支援を行っている。
実験・実習では、LED 点灯回路やラジオ、ライントレーサなどの電子回路の
製作や PIC,LegoMindStorm を用いたプログラミング、モータの制御やアンテ
ナの指向性の測定実験などがある。
情報処理室での演習授業では、Word や Excel、PowerPoint などの使い方や
HTML、C 言語のプログラミングなどを行っている。
ラジオの製作(1 年実習)
実験回路の製作
実験室での実験風景
- 31 -
2.3 教育や研究の支援
(1) 授業支援
電子制御工学科への教育支援
電子制御工学科からの依頼により、学生実験、実習支援のほか実験装置の製
作、整備点検、卒業研究、体験学習、ものづくりフェスタ等各種イベント、実
験室の管理、その他教育に関わることの業務を技術室第二部門が支援している。
【学生実験】
【学生実験】
(多関節ロボット制御実習)
(シーケンス制御実習)
【創作実習】
(学生の製作したロボット)
- 32 -
2.3 教育や研究の支援
(1)授業支援
生物応用化学科への教育支援
生物応用化学科では、1∼4年生対象で学生実験が行われている。内容と派
遣している技術職員数は以下の通り。
基礎化学実験(1C 通年) 2名 分析化学実験(2C 通年) 2名
生物応用化学実験 1(3C 通年) 1名 生物応用化学実験 2(3C 通年)
応用化学実験 1(4C 半期, 応用化学コース) 1名
応用化学実験 2(4C 半期, 応用化学コース) 1名
生物工学実験 1(4C 半期, 生物化学コース) 1名
生物工学実験 2(4C 半期, 生物化学コース) 1名
1名
情報処理系の授業に対する補助業務に派遣している技術職員数は以下の通り。
情報リテラシー(1C 半期) 1名
コンピュータサイエンス 2 (2C 通年) 1名
授業・実験内容(2011 年度)
授業風景
(1年情報リテラシー)
グループ科学実験
(3年生物応用化学実験1,2)
- 33 -
2.3 教育や研究の支援
(1)授業支援
環境材料科への技術支援
平成23年度の、環境材料工学科への実験・実習の教育支援について報告し
ます。
4年生で行う、材料創生デザイン演習において、
「放置自転車からキックスケ
ーターを作成」の支援を技術職員4名にて行った。
デザイン発表風景
作成品による競技の様子
1年生で行う、環境材料工学入門において、
「銀の指輪の作成」の支援を技術職
員3名にて行った。
作成風景
バーナーによる焼きなまし
- 34 -
2.3 教育や研究の支援
(1) 授業支援
実験実習授業等担当表
- 35 -
2.3 教育や研究の支援
(1)授業支援
数学授業への支援
数理科では,昨年度に引き続いて,重積分などの授業の補助教材としての立体模型の作
成を技術室に依頼した.前年度作成した立体模型を用いることで授業にも効果が見られた
ため,23年度は数学の教員に行きわたるよう,同じ模型の追加の作成を依頼した.また,
新たに紙では作成が困難な回転放物面で囲まれた立体の作成も依頼した.
式や板書した図で立体を示すだけでなく,実際の形を直接見せることができるようにな
り,そのことが学生の理解に役立った.学生も立体模型には興味を示し,授業への関心を
高めることにも効果があった.また,授業では,新たな活用として,立体の質量を計算で
求め,実際の質量との比較を行うことにも取り組んだ.
- 36 -
2.3 教育や研究の支援
情報教育センター関連
技術室
辻
久巳
情報教育センター(ネットワーク運用管理部門)委員として主に以下の業務
を支援している。
○ウィルス対策ソフトの管理
・Windows とMacintosh 兼用
1本
○電子計算機室第2演習室の管理
・パソコン(Windows 7)
・モノクロプリンタ
25台
1台
○情報教育センターのホームページ管理
URL:http://www.niihama-nct.ac.jp/iec/index.html
- 37 -
2.3 教育や研究の支援
高度技術教育研究センター関連
技術室は高度技術教育研究センターから依頼されて、以下の支援業務を行っ
ている。
1) 高度技術教育研究センターのホームページ管理(担当:辻
2) 四国5高専研究者データベースの管理(担当:辻
久巳)
久巳)
システム構成:Debian + Apache + Namazu
3) 環境放射線測定装置の管理(担当:塩見
正樹)
ポケット検量計10台、各種放射線(α・β・γ線)測定装置9台
4) 測定機器の管理(教員研究補助)
〇電子線マイクロアナライザ(EPMA)の測定及び管理(担当:大内
稼働日数:54日(平成23年度)
測定内容:①分析依頼
〇Ti-Al 定性、面分析
〇SUS304 定性、定量、面分析
〇Bi-Ca、Al 定性、ピークシフト測定
②教官研究、卒研補助
〇Ti-Al-V 合金 定性、面分析
管理他:EDS・WDS 真空引き(定期的)
フィラメント交換、調整
データー整理
忠司)
○走査電子顕微鏡(SEM)の測定及び管理(担当:塩見 正樹)
稼動日数:7日(平成23年度)
測定内容:繊維・アルミナ粉末・金属薄膜などの依頼測定・研究補助
○分析走査電子顕微鏡(SEM,EDS)の測定及び管理(担当:塩見
稼動日数:23日(平成23年度)
測定内容:研究補助(不織布・金属薄膜などの測定・分析)
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正樹)
3. 技術職員の研修・発表実績
3.技術職員の研修・発表実績
平成 23 年度 四国地区国立高等専門学校技術職員研修・技術発表会
本校が主催で行った四国地区技術職員向けの研修・技術発表会報告をする。
1.研修名
平成 23 年度 四国地区国立高等専門学校技術職員研修・技術発表会
2.受講場所
新居浜工業高等専門学校
愛媛県新居浜市八雲町 7-1
3.受講期間
平成 23 年 8 月 11,12 日
4.参加者
本校技術職員
12 名
他高専技術職員 7 名
5.研修・技術発表内容
1 日目(8/11)
校長講話
題 目
講 師
四国の水資源事情−潤いのある生活を支える水資源−
新居浜高専校長
鈴木 幸一
技術発表
学 校 名
氏
名
発 表 題 目
向井利夫
救命艇降下訓練−STCW 条約に基づく訓練−に
ついて
高知高専
北村
達
工作実習における総合実習の取り組みについて
阿南高専
立石
学
「金属屑の油分脱離に関する研究」
弓削商船高専
香川高専
高松キャンパス
香川高専
詫間キャンパス
新居浜高専
丸笹憲志
ワイヤ放電加工機の使用済みワイヤ屑の再利用
方法に関して
井上和孝
理科教育、課外活動支援について
辻
携帯端末用 Web 制作の基礎と新居浜高専の携帯
サイト
久巳
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3.技術職員の研修・発表実績
校長講話
技術発表
2 日目(8/12)
特別講演
題 目
講 師
高専の技術者教育における授業の一例
新居浜高専 機械工学科
松田 雄二
ものづくり体験(とんぼ玉)
・無地玉、点打ち、細引きの実演と実習
・線流し、引っかきの実演と実習
・片づけ、ストラップ加工
とんぼ玉の写真(左から無地玉、点打ち、線流し、引っかき)
特別講演
ものづくり体験
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3.技術職員の研修・発表実績
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3.技術職員の研修・発表実績
平成23年度西日本地域高等専門学校技術職員特別研修会(物質系)
ものづくり教育支援センター 塩見正樹
1
目的
西日本地域高等専門学校技術職員特別研修会(以下「特別研修会」という。)は,高等専
門学校(以下「高専」という。
)の技術職員(高専の学科,教室,教育研究センター,
実習工場及び練習船等における教育・研究の技術支援等に従事する職員をいう。以下同
じ。
)に対して,その職務の遂行に必要な高度で専門的な知識を修得させ,技術職員の
資質の向上を図ることを目的とする。
2
日程
主催:独立行政法人国立高等専門学校機構
担当校:和歌山工業高等専門学校
期間:平成 23 年 8 月 24 日(水)∼8 月 26 日(金)
会場:豊橋技術科学大学情報メディア基盤センタ−
開催研修分野:物質系
3
参加人数:17 名
受講講義・実習内容
「物質系で教育・研究を遂行するために:環境の変化への対応」
豊橋技術科学大学 副学長 角田範義
「世界の中で共に生きる力を育てる」
和歌山工業高等専門学校
校長 堀江振一郎
「環境を守る触媒技術」
豊橋技術科学大学 環境・生命工学系准教授 水嶋生智
「有機化学の射程」
豊橋技術科学大学 環境・生命工学系准教授 岩佐精二
施設見学:花王株式会社
豊橋工場
技術課題の発表及び討議
「学生実験テーマの作成:ニッケル電池」
4
研修を終えて
豊橋での特別研修は今回が3度目の参加となった。前回、前々回と比べると科研費の
申請・取得に関連した発表や出前授業に関する発表が多くなっており、各高専をとりま
く環境が変化していることを感じさせる。物質系の技術職員は高専全体でもそれほど多
くないため前回の参加者も多く、様々な情報交換ができた。また技術課題の発表につい
ても討議に多くの時間を割けたように感じた。
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3.技術職員の研修・発表実績
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3.技術職員の研修・発表実績
平成 23 年度 国立高専機構 IT 担当研修会
技術室 辻 久巳
高専機構が主催で行った IT 担当の技術職員(教員)向けの研修報告をする。
1.研修名
平成 23 年度 国立高等専門学校機構 IT 担当研修会
2.受講場所
α ラーニングセンター水道橋
東京都千代田区西神田 3-8-1 千代田ファーストビル東館 8F
3.受講期間
平成 23 年 8 月 18,19 日
4.研修内容
1 日目(8/18)
情報セキュリティ(講義)
・情報セキュリティの重要性
・情報セキュリティ基礎知識
・セキュリティ事故が起きる背景や損失
・所属員(職員・社員)の皆さんに求める行動
事例紹介
・iPad を用いたペーパレス会議システムの構築
・津山高専の教育用電子計算機システムの更新について
・Macintosh を端末とした教育用計算機システムの導入とその運用
2 日目(8/19)
仮想化入門(講義及び実習)・仮想化技術概論
・仮想化ソフトウェアのインストール
・仮想マシンの作成
・仮想マシンの利用
5.研修の成果・感想
1 日目)
外部講師による情報セキュリティ講義を聴講し、本校も 1 年に 1 度は情報セキュリテ
ィ管理の啓蒙を行う必要性を感じた。
また、
各高専の事例紹介は興味深い内容であった。
2 日目)
仮想化入門は、ネットワーク技術を学習する上で有益な内容であった。
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3.技術職員の研修・発表実績
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3.技術職員の研修・発表実績
第11回愛媛大学工学部等技術部技術職員技術発表会
ものづくり教育支援センター 塩見正樹
日程
日時:平成 23 年 8 月 30 日(火)
会場:愛媛大学工学部
本館3階
10:30∼15:40
会議室
発表者数:10 名
発表テーマ
「学生実験テーマの作成:ニッケル電池」
愛媛大学で開催されている工学部等の技術発表会は毎年夏に開催されており、これまでに
新居浜高専から聴講での参加はあったが、今回初めて発表者として参加することとなった。
発表内容は西日本地域高等専門学校技術職員特別研修会と同じものである。討議では高専
での業務内容の詳細についての質問が多く、高専と大学における技術職員の業務の違いに
ついて多くの情報を交換できた。
愛媛大学では平成25年3月に 500 件以上の発表者が予想される「総合技術研究会」が
開催されるため、これに向けて技術職員が準備をすすめている。
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3.技術職員の研修・発表実績
オムロン株式会社「制御技術セミナ」
技術室
期
場
間
所
伊藤 潤一
:平成23年9月21日∼平成23年9月22日
:オムロン株式会社東京事業所
<研修内容>
・シーケンス制御の原理、制御機器の種類と特徴
・有接点制御回路の基礎、実習
・センサの基礎、実習
・PLCの基礎、命令言語、回路設計
・PLCプログラミング実習
<セミナについて>
高専機構では、平成 20 年度よりオムロン株式会社から「ものづくり技術者の
育成」に対して数々の寄付及び支援を頂き、即戦力となる人材育成のための共
同教育事業を展開している。今回の「制御技術セミナ」も、オムロン株式会社
により全国の高専教職員を対象に開催していただいた。
<教材について>
教材はオムロン製で、リレー、スイッチ、セ
ンサーおよびコントローラーなどの制御部品
やコンベア動作モデルで構成されており、基
礎から PLC を利用した実践的な内容までを学
習することができる。
教材(オムロン阿蘇株式会社製)
<最後に>
今回の研修は、担当している実習に直接役立つ実践的な内容で、大変有意義
なものであった。今後の学生指導や支援業務に反映させていきたい。
また、このような機会を設けて頂いたオムロン株式会社、セミナ講師の方々
はじめ関係各位の皆様に感謝申し上げます。
- 49 -
3.技術職員の研修・発表実績
日本電子
SEMテクニカルワークショップ
ものづくり教育支援センター 塩見正樹
日程
日時:平成 23 年 6 月 9 日(木)
9:15∼17:00
会場:
(株)日本電子 広島支店
内容:走査型電子顕微鏡に関する講義、操作実習
日本電子
電子光学機器講習会:EDS分析標準コース
ものづくり教育支援センター 塩見正樹
日程
日時:平成 24 年 3 月 22 日(木)∼3 月 23 日(金)
会場:
(株)日本電子 本社 昭島製作所
内容:走査型電子顕微鏡のエネルギー分散型 X 線分析(EDS)に関する講義、
より精密な分析結果を得るための応用的な操作に関する操作実習
- 50 -
4. 技術職員の業務依頼実績
4.業務依頼実績
業務依頼実績
分 類
日 数
そ
の
他
№
日付
1
2
4月4日
4月1日
3
4月4日
✔
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
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23
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29
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31
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65
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67
68
69
70
71
72
73
4月5日
4月5日
4月7日
4月8日
4月11日
4月12日
4月13日
4月13日
4月14日
4月18日
4月19日
4月20日
4月20日
4月22日
4月26日
4月27日
5月2日
5月13日
5月10日
5月17日
5月5日
5月6日
5月11日
5月17日
5月17日
5月17日
5月19日
5月23日
5月25日
5月25日
5月26日
5月26日
6月1日
6月2日
6月2日
6月8日
6月9日
6月9日
6月13日
6月14日
6月16日
6月20日
6月21日
6月21日
6月21日
6月24日
6月24日
6月24日
7月1日
7月4日
7月4日
7月5日
7月9日
7月11日
7月12日
7月12日
7月15日
7月20日
7月20日
7月21日
7月22日
7月22日
7月26日
7月27日
7月27日
7月27日
7月28日
7月28日
7月29日
8月2日
✔
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教 研
育 究
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✔
✔
✔
✔
✔
内
容
2
依 頼 者
半 1 日
日 日 以
日野(環境材料工学科)
栗原(電子制御工学科)
各センター
広報推進本部
高橋(環境材料工学科)
牧(生物応用化学科)
事務
松田(機械工学科)
越智彩(総務企画係)
中山(生物応用化学科)
中山(生物応用化学科)
中山(生物応用化学科)
新田(生物応用化学科)
中川(生物応用化学科)
山本(介護工学研究会)
中山(生物応用化学科)
ものづくり教育センター
今岡(総務企画係)
山本(介護工学研究会)
ものづくり教育センター
柳井(数理科)
鎌田(機械工学科)
新田(環境材料工学科)
高橋(環境材料工学科)
ものづくり教育センター
広報推進
福重(図書係)
牧(生物応用化学科)
生物応用化学科
越智彩(総務企画係)
学生
桑田(生物応用化学科)
新田(環境材料工学科)
越智彩(総務企画係)
情報教育センター
桑田(生物応用化学科)
越智彩(総務企画係)
今岡(総務企画係)
情報教育センター
新田(環境材料工学科)
施設係
新田(環境材料工学科)
桑田(生物応用化学科)
越智彩(総務企画係)
今岡(総務企画係)
学生(鳥人間航空研究
越智彩(総務企画係)
越智彩(総務企画係)
学生(鳥人間航空研究
今岡(総務企画係)
越智彩(総務企画係)
学生(環境材料工学科)
電子制御工学科
越智彩(総務企画係)
若宮小学校
山本(介護工学研究会)
高橋(環境材料工学科)
生物応用化学科
越智彩(総務企画係)
早瀬(生物応用化学科)
西原(総務企画係)
越智彩(総務企画係)
中山(生物応用化学科)
生物応用化学科
松英(環境材料工学科)
生物応用化学科
ものづくり教育センター
生物応用化学科
技術室
山本(介護工学研究会)
✔
上
実験用テキスト印刷・製本
校内エイリアスの設定
ホームページ(メールアドレス一覧、年間行事、研究者総覧、過去の
シラバス、各センター)の更新
EPMA測定 Ti合金面分析
ネットワークのトラブル対応(原因はLANケーブルの接触不良)
入学式(高専駐車場班)
蒸気機関車用線路組み立て
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
PDFファイルの編集
ホームページ(出前講座)の更新
研究者総覧更新CGIの設定
EPMA測定 SUS304定性分析・SEM像
PCのトラブル対応(ウイルス対策ソフトの文字化け)
TIGによるステンレスの溶接
ノートPCのネットワーク、プリンタ設定
蒸気機関車模型の試運転
校長、事務部長の予定管理システムを作成
TIGによるステンレスの溶接
蒸気機関車試運転
アルミ加工
3次元CADの操作指導
回転焼結装置のスラグ除去
EPMAのデーター処理
イベントでの蒸気機関車模型の運転業務
高専HPの更新確認と依頼
新聞ホルダー切断加工
ブラシ掛けの制作
草刈り(危険物倉庫と生物応用化学科棟の周辺)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
自転車パンク修理
ものづくりフェスタのお土産(ストラップ)を作成
研究室出入り口の修理
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
専攻科棟AV教室 電源装置修理、動作確認作業
PCのネットワーク設定等
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
ホームページ(情報教育センター)の更新
EPMA測定 SUS304SEM像・定性分析・定量分析
照明の笠製作
TIGによるアルミの溶接(電灯の笠の製作)
ものづくりフェスタ(ガリガリ風車)の準備
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
TIGによるアルミの溶接(トリコンの機体の製作)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
TIGによるアルミの溶接(トリコンの機体の製作)
ホームページ(最近の出来事・話題)の更新
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
たたら後の試料の鍛造
体験学習用の部品製作
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
出前講座(不思議なオモチャで遊びましょう)の準備
TIGによるステンレスの溶接
市民大学講座
体験学習用材料加工
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
ロシア人学生の訪問準備(ガリガリ風車など)
ホームページルビターのトラブル対応
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
ソフトのインストール(Windows 7 Pro XP モード)
出窓の掃除(生物応用化学科棟の階段)
小中学校理化教員夏季実技研修会用教材製作
草刈り(危険物倉庫、生物棟の周辺)
中学校技術教員・夏季実技研修会
夏季体験学習の補助
平成23年度四国地区国立高等専門学校技術職員研修の準備
TIGによるアルミニウムの溶接
除草作業
プラズマ切断機によるステンレス板の切断
ものつくりフェスタ用部品製作
5高専研究者データベースの更新
- 55 -
山本(介護工学研究会)
電子制御工学科
高技センター(中山)
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74
75
76
77
78
79
80
81
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109
110
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114
115
116
117
118
119
120
121
122
8月2日
8月8日
8月8日
8月9日
8月10日
8月13日
8月22日
8月25日
8月25日
8月26日
8月29日
8月30日
8月31日
9月1日
9月2日
9月7日
9月8日
9月8日
9月10日
9月13日
9月21日
9月21日
9月26日
9月27日
10月3日
10月3日
10月5日
10月6日
10月6日
10月11日
10月15日
10月15日
10月18日
10月19日
10月20日
10月25日
10月27日
11月8日
11月11日
11月12日
11月1日
11月4日
11月8日
11月15日
11月18日
11月18日
11月20日
11月24日
12月2日
123
12月2日
124 12月6日
125 12月9日
126 12月12日
127 12月20日
128 12月26日
129 1月4日
130 1月4日
131 1月4日
132 1月10日
133 1月11日
134 1月11日
135 1月12日
136 1月13日
137 1月16日
138 1月17日
139 1月18日
140 1月19日
141 1月19日
142 1月20日
143 1月20日
144 1月23日
145 1月25日
146 1月30日
147 1月30日
148 2月1日
✔
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149
2月6日
✔
150
151
152
153
2月7日
2月13日
2月14日
2月17日
✔
✔
✔
✔
TIGによるステンレスの溶接
山本(介護工学研究会)
生物応用化学科ファイルサーバの復旧
生物応用化学科
中山(生物応用化学科)
ノートPCの初期設定
今岡(総務企画係)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
中山(生物応用化学科)
ノートPCの初期設定
今岡(総務企画係)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
蒸気機関車線路作り
松田(機械工学科)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
若宮小学校 こ
出前講座(不思議なオモチャで遊びましょう)
生物応用化学科ファイルサーバにバックアップ用HDDの接続と設定
生物応用化学科
危険物倉庫と生物棟周辺の草刈り
生物応用化学科
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
ネットワークプリンタの設定
中川(生物応用化学科)
中山(生物応用化学科)
プリンタのトラブル対応(XPモードで印刷ができない)
中山(生物応用化学科)
ホームページ(高技センター行事)の掲載
今岡(総務企画係)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
中山(生物応用化学科)
1SC先端機器測定実習(LabVIEW実習)9/8,22,27を担当
学校見学会の補助
生物応用化学科
エアコンフィルターの清掃(実験室、教室、事務室)
生物応用化学科
EPMAメンテナンス・データー整理他
新田(環境材料工学科)
中山(生物応用化学科)
ネットワークの設定
五味(事務部長)
最近の出来事・話題の改善を検討
ロボコン練習用フィールド作成
学生課
専攻科生
測定停止条件(LabVIEW)プログラムの検討
ロボコン練習用フィールド作成
学生課
今岡(総務企画係)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
豊田(機械工学科)
PCのトラブル対応(リカバリメディアが分からない)
EPMAパーツ交換・メンテナンス補助
新田(環境材料工学科)
中山(生物応用化学科)
科展示の準備(フェージングの試作品)
中山(生物応用化学科)
ホームページ(高技センター行事)の掲載
CDの自動起動等について教える
越智彩(総務企画係)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
今岡(総務企画係)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
今岡(総務企画係)
flashバナーの制作
EPMA測定SUS304 EDS
新田(環境材料工学科)
新居浜高専おもしろ実験・ものづくり講座準備
新田(環境材料工学科)
新居浜高専おもしろ実験・ものづくり講座補助
新田(環境材料工学科)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
生物応用化学科
科展示の補助
西条市立橘小学校
出前講座の準備
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
今岡(総務企画係)
flashバナーの修正
ものづくり教育センター
ものづくりセンター報の編集
西条市立橘小学校
出前講座の実施
中川(生物応用化学科)
PCのトラブル対応(MBRの修復)
中山(生物応用化学科)
ホームページ(高技センター行事)の掲載
Win95制御の分析機器をWinXPで動かす(データをUSBメディアで取り
桑田(生物応用化学科)
出すため)
今岡(総務企画係)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
中川(生物応用化学科)
ノートパソコンのメモリ取り付け
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
EPMAメンテナンス・データー整理他
新田(環境材料工学科)
生物応用化学科
ノートPCの初期設定
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
ものづくり教育センター
ものづくりセンターHPの更新
中山(生物応用化学科)
ソフトウェアの初期設定
自転車タイヤ交換
学生
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
校内看板修理
契約係長
たたら後の試料の鍛造
松英達也(Z料)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
EPMAサンプル カーボーンコート他
新田(環境材料工学科)
バルブ開閉ハンドルの作製(TIG溶接)
永易(寮務担当)
中山(生物応用化学科)
ホームページ(出前講座)の更新(新テーマの追加)
バルブ開閉ハンドルの作製(被覆アーク溶接)
永易(寮務担当)
推薦入試会場設営
学生課専門員
山内(教務係)
推薦入試の設営
Bi-Ca系ガラスEPMA分析
新田(環境材料工学科)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
Al EPMA分析
新田(環境材料工学科)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
卒業研究用装置製作
柏尾(電子制御工学科)
EPMA測定Ti-Al・V合金 定性分析・面分析
高橋(環境材料工学科)
SEM像X250 X500 X1000 X2000 X4000
自転車パンク修理
学生
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
越智彩(総務企画係)
今岡(総務企画係)
ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
- 54 -
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4.業務依頼実績
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
2月17日
2月19日
2月21日
2月23日
2月23日
2月24日
2月27日
2月27日
2月27日
2月28日
2月28日
3月2日
3月5日
3月6日
3月7日
3月8日
3月9日
3月9日
3月9日
173
3月12日
174
175
176
177
178
179
180
3月14日
3月15日
3月15日
3月16日
3月23日
3月26日
3月27日
件数合計
✔
✔
✔ 学力入試の設営
✔ 学力入試の検査室連絡担当
✔ 四国5高専データベースのトップ画像を更新
専攻科(2SM,2SCマイクロエレクトロニクス)実習 学生指導
✔ ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
4D創作実習支援
✔ 自転車タイヤ交換
✔ 出前講座のお土産(とんぼ玉ストラップ)
✔ ホームページ(高技センター行事の紹介)の掲載
✔ 飛行機の材料 主翼・尾翼・機体 各100機分製作
✔ ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
✔ ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
✔ ホームページ(高技センターの行事紹介)の掲載
✔ ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
✔ 学科面談の設営
✔ 学科面談の補助
✔ ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
✔ ホームページ(出前講座のテーマ追加)の掲載
✔ ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
EPMA測定Ti-Al・V合金 定性分析・面分析
✔
SEM像X250 X500 X1000 X2000 X4000
✔ 第二演習室の片づけ
✔ ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
✔ 安否確認システムの設置
✔ 卒業式の高専駐車場、祝賀会場班
✔ 事務文書管理システムの更新
✔ ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
✔ ホームページ(最近の出来事・話題)の掲載
7 11 162
教務係
教務係
今岡(総務企画係)
福田(電子制御工学科)
越智彩(総務企画係)
電子制御工学科
学生
桑田(生物応用化学科)
中山(生物応用化学科)
松田(機械工学科)
今岡(総務企画係)
今岡(総務企画係)
中山(生物応用化学科)
越智彩(総務企画係)
教務係
教務係
越智彩(総務企画係)
中山(生物応用化学科)
越智彩(総務企画係)
✔
✔
✔
✔
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✔
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✔
✔
高橋(環境材料工学科)
情報教育センター
今岡(総務企画係)
学生課
事務
事務
越智彩(総務企画係)
今岡(総務企画係)
日数合計
✔
✔
✔
✔
✔
✔
✔
✔
122 13 45
ロボコン練習ステージ製作中①
ロボコン練習ステージ製作中②
ロボコン練習ステージ製作中③
ロボコン練習ステージ設営中①
ロボコン練習ステージ設営中②
ロボコン練習ステージ完成
- 55 -
5. 技術職員の資格取得実績
5.技術職員の資格取得実績
技術職員の資格取得実績
平成23年度現在、技術職員が取得している資格(技術系)の種類・人数は
次のとおりである。
取得資格
人数
第2種放射線取扱主任者免状(科学技術庁)
二級仕上げ技能士
土木施工管理技士2級
技術士一次試験合格(化学部門)
ガス溶接作業主任者免許
2級ボイラー技士
危険物取扱者免状(甲種)
〃
(乙種第1類)
〃
(乙種第3類)
〃
(乙種第4類)
〃
(乙種第5類)
〃
(乙種第6類)
2級化学分析技能士
一般毒物劇物取扱者
電気工事士第2種
第1級陸上特殊無線技士
第2級陸上特殊無線技士
第2級海上特殊無線技士
航空特殊無線技士
第2級総合無線通信士
ラジオ音響オーディオ技能検定3級
電気通信の工事担任者アナログ第3種
電気通信の工事担任者デジタル第3種
.com Master ★ 2003
1級3次元 CAD 利用技術者試験
1
1
1
1
5
4
1
1
1
8
1
2
1
1
1
4
2
2
1
2
1
1
1
1
1
初級システムアドミニストレータ
基本情報技術者試験(平成 23 年度取得)
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ものづくり教育支援センターの関係所在地
●お問合せ先
本センターに関するお問合せ、その他関連事項についてのご照会は、下記に
お願い致します。
新居浜高専
総務課
TEL 0897‐37‐7700
FAX 0897‐37‐7842
新居浜工業高等専門学校
ものづくり教育支援センター
〒792‐8580 新居浜市八雲町 7‐1
TEL 0897‐37‐7700
FAX 0897‐37‐7842
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