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Research Methods in Political Science I: Syllabus
政治学方法論 I:講義要綱 2016 年 4 月 3 日版 政治学方法論 I 神戸大学法学部・大学院法学研究科 2016 年度前期 開講日時:水曜 17:00–18:30 担当:矢内 勇生 教室:第三学舎 情報処理演習室 Email: [email protected] : 毎週月曜(祝日 12:00–13:30( TA: 宋 以外 除 ) 時間 Website: http://www.yukiyanai.com 予約制) 研究室:第四学舎 404 研究室 ([email protected]) SA: 淺野 良成 ([email protected]) 講義 概要 目的 政治学 。 理論・仮説 、自 換 方法 疑問 答 研究上 身 量的 (数字 答 必要 疑問 。 上 、 理解 表 見 方法 。最後 使 ) 用 出 、 検証 分析可能 収集 、論文執筆 方法 分析 研究発表 際 習得 形式 変 、研究上 分析結果 効果的 伝達 。 履修要件 授業 受講 前 統計学 授業 履修済 基礎 不安 者 計学 、 入門 (政治 望 、以下 、7∼9 番程度 内容 要 分析 。 本(番号 理解 分析、政治学方法論特殊講義 I) 統計学 小 易 望 ( ) 学習 者 自習 読 必要 勧 。1 番 、統 。第 5 週 順番 読 必 )。 ・ 1. (高木秀玄 訳)1968.『統計 法:数式 2. 小島寛之. 2006.『完全独習 統計学入門』 使 統計学入門』講談社. 社. 3. Wheelan, Charles. 2013 Naked Statistics: Stripping the Dread from the Data. New York: W.W. Norton.(山形浩生、守岡桜 訳. 2014.『統計学 裸 : 怖 』 日本経済新聞出版社.) 4. 高橋信、 ・ . 2004.『 統計学』 社. 5. Rowntree, Derek. 2000. Statistics without Tears. London: Penguin.(加納悟 訳. 2001.『新・ 涙 統計学』新世社.) 6. 永野裕之、岡田謙介. 2015.『統計学 7. 高橋信、井上 、 ・ 数学教室』 社. . 2005.『 統計学:回帰分析編』 社. 8. Moore, David S., George P. McCabe, and Bruce A Craig. 2014. Introduction to the Practice of Statistics, 8th ed. New York: W.H. Freeman.(原著第 5 版 部分訳(第 1 章 生一枝、南條郁子 訳.2008.『実 9. 鳥居泰彦. 1994.『 学 、使 統計入門』日本評論社.) 統計学』日本経済新聞出版社. 10. 山田剛史, 杉澤武俊, 村井潤一郎. 2008.『R 1/7 統計学』 社. 3 章):麻 政治学方法論 I:講義要綱 2016 年 4 月 3 日版 11. Blitzstein, Joseph, and Jessica Hwang. 2014. Introduction to Probability. Boca Raton: CRC Press. 大学院生 授業 授業 授業(政治学 同時 受講 強 勧 特殊講義) 履修済 者 、 。 方法 授業 講義 、 教室 、講義 30 分 実習 行 予定 、時間配分 内容 受講生 、備 付 (iMac) 持 込 織 交 変 使 行 。各回 60 分 。 (ID 必要) 、自分 。 教室 (遠慮 実習 、教室内 飲食 、 自由 。授業中 飲食 必要 、廊下 出 )。 成績評価 成績 、以下 • 授業 要素 構成 。 参加 [単 出席 参加 ](最終成績 20%) • 課題 提出状況 完成度(50%) • 期末試験( 毎週 課題 構成 、解析的 。課題 前 10 時 過 )(30%) 、授業 ( 直後 )問題、 取 、 Slack(後述) 投稿 、課題 課題 、一切受 期末試験 (数学 。通常 変 切 、課題 (0 点 付 実施 締 分析 、次 週 確認 水曜 )。締 午 切 )。 課 、受講生 相談 決 。 http://www2.kobe-u.ac.jp/∼yyanai/jp/classes/rm1/contents/ 定期的 (少 週 1 度)更新内容 確認 「更新」 (最新 内容 確実 使 。 授業 使 方 読 込 、 )。 Slack 授業時間外 、Slack 。Slack https://kobe-rmps1.slack.com/ 事 参照 授業 求 知 、 記事 記 。 内容 、他 。 基本的 Slack 受講生 、質問 。一定 後 質問 、Slack 質問 積極的 自 時間 答 回答 問題 適切 投稿 回答 期待 見 、 場合 場合) 2/7 。回答 完全 投稿 、他 答 、R 言語 。受講生 関 技術的 、講義担当者 受講生 、質問 共有 質問(特定 TA、SA 回答 。 政治学方法論 I:講義要綱 2016 年 4 月 3 日版 質問、回答、議論 Slack 無関係 内容 毎週 課題 認 、授業 貢献 投稿 限 議論 妨害 、 課題(初回 確認 授業中 提示 応 、減点 、議論 Slack 。最初 、内容 参加点 。授業 。 参加 気 )提出後 加算 投稿内容 、Slack 定期的 招待状 確 送付 。 利用 授業 、 収集、管理、分析 統計処理言語 行 。 無料 RStudio 、各自 、課題 作成 機会 使 方 学習 、 用 、RStudio 用 。R、 (Linux, Mac, Windows) 参照 (Stata 説明 方 統合開発環境 (IDE) 、授業 R 以外 統計分析 、 使 、各自 。詳細 使 方 、R 使 R ) 使 SPSS 責任 。 使 課題 、R 以外 。 、LATEX 用 R Markdown 覚 )。LATEX 望 (必須 、 • 奥村晴彦、黒木裕介. 2013.『LATEX2ϵ 美文書作成入門 改訂第 6 版』(技術評論社) 、R Markdown 、 • 技術評論社.「R Markdown 楽々 」 参照。 教科書 以下 教科書 全員用意 。 • 浅野正彦、矢内勇生. 2013.『Stata 購入 計量政治学』 、印刷版(図 安価 。Amazon 教科書 、Stata 用 教科書 。Stata R 想定 実行 解説 無視 ) 。 統計分析 実行 内容 完全 PDF 版電子書籍(図 一部 ) Kindle 版 販売 社. 、著者( 、参照 授業 担当者) 読 進 。 参考書 購入 必要 、授業内容 理解 助 思 本 以下 挙 。 1. Peng, Roger D. 2015. Report Writing for Data Science in R. Leanpub. 2. Lander, Jared P. 2014. R for Everyone: Advanced Analytics and Graphics. Upper Saddle River: Addison-Wesley.(高柳慎一 教科書』 訳. 2015.『 R: 分析 統計解析 新 .) 3. Grolemund, Garret. 2014. Hands-On Programming with R. Sebastopol: O’Reilly.(大橋真也 監訳. 2015.『RStudio 4. 石田基広. 2014.『R 言語逆引 5. Chang, Winston(石井弓美子 作成 集』 入門』 R ・ .) 改訂 2 版』C&R 研究所. 訳)2013.『R ・ . 3/7 :ggplot2 政治学方法論 I:講義要綱 2016 年 4 月 3 日版 6. 石田基広. 2015.『新米探偵、 分析 挑 』SB . 7. 飯田健. 2013.『計量政治分析』共立出版. 8. 森田果. 2014.『実証分析入門』日本評論社. 9. 竹澤邦夫. 2012.『 理解 回帰分析』共立出版. 10. 田中隆一. 2015.『計量経済学 第一歩』有斐閣. 11. 末石直也. 2015.『計量経済学: 分析 』日本評論社. 12. 難波明生. 2015.『計量経済学講義』日本評論社. 13. Gelman, Andrew, and Jennifer Hill. 2007. Data Analysis Using Regression and Multilevel/Hierarchical Models. New York: Cambridge University Press. 14. Moore, Will H., and David A. Siegel. 2013. A Mathematics Course for Political and Social Research. Princeton: Princeton University Press. 授業計画 授業計画 以下 講義要綱 必読文献 通 。 更新 、Slack 全員必 文献 復習 授業 前 読 、授業 案内 読 進捗状況 応 変更 可能性 。変更 際 。 。大学院生 。授業 内容 、推薦文献 深 理解 併 読 望 者 、参考文献 併 。推薦 読 。 4 月 6 日 休講 補講 6 月 1 日(水)5 限 行 。 (4 月 13 日) 1. 、授業 進 方、概要、成績評価 方法 学習 教科書 第 1–3 章 参考 石田 (2015) 番外編. 参考 Grolemund (2014) Appendix A. 参考 Lander (2014) ch.1–4. 2. 統計学 復習 使 必読 教科書 第 5 章 推薦 統計学 参考 基礎 基礎 身 不安 者 、統計学 。R 。 3. 統計的推定 検定(4 月 27 日) 必読 基本事項 確認 操作法 学 教科書(上 Lander (2014) ch. 4, 6, 8, 14, and 15 推測統計学 後、R RStudio 基本操作 基礎(4 月 20 日) R 統計分析 行 望 。 。 必読 R 説明 。 教科書 第 6–9 章 4/7 「履修要件」 、統計学 復習 参照) 復習 。 政治学方法論 I:講義要綱 2016 年 4 月 3 日版 推薦 飯田 (2013) 第 2 章 推薦 森田 (2014) 第 7 章 参考 内田治、西澤英子. 2012.『R 統計的検定 推定』 社. 4. 統計分析 不確実性(5 月 11 日) 統計分析 結果 付随 不確実性 理解 。 必読 Gelman, Andrew. 2013. “P Values and Statistical Practice.” Epidemiology 24(1): 69–72. 必読 Nakagawa, Shinichi, and Innes C. Cuthill. 2007. “Effect Size, Confidence Interval and Statistical Significance: A Practical Guide for Biologists.” Biological Reviews 82: 591–605. 推薦 Cohen, Jacob. 1994. “The Earth Is Round (p < .05).” American Psychologist 49(12): 997–1003. 参考 Morey, Richard D., Rink Hoekstra, Jeffrey N. Rouder, Michael D. Lee, and Eric-Jan Wagenmakers. 2015. “The Fallacy of Placing Confidence in Confidence Intervals.” Psychonomic Bulletin & Review, 1–21. 参考 森棟 . 2008.『統計学』第 9 章 5. 線形回帰 I(5 月 18 日) 線形回帰 基礎 学習 、R 線形回帰 実行 。 必読 教科書 第 10 章 必読 Powell, Victor, and Lewis Lehe. “Ordinary Least Squares Regression: Explained Visually.” 推薦 森田 (2014) 第 4 章 参考 Lander (2014) ch.16 6. 再現性 研究 実施法(5 月 25 日) 再現性 研究 (reproducible research) 再現可能性 必読 研究 実施 方法 何 、 、 必要 理解 、R 学 。 Donoho, David L. 2010. “An Invitation to Reproducible Computational Research.” Biostatistics 11(3): 385–388. 必読 Beck, Nathaniel. 2014. “Research Replication in Social Science.” OUPblog. 24 August 2014. 推薦 King, Gary, Robert O. Keohane, and Sidney Verba. 1994. Designing Social Inquiry: Scientific Inference in Qualitative Research. Princeton: Princeton University Press.(真渕勝 監 訳. 2004.『社会科学 ・ :定性的研究 科学的推論』勁草書房)Ch. 1 推薦 King, Gary. 1995. “Replication, Replication.” PS: Political Science & Politics 28: 444–452. 参考 Freese, Jeremy. 2007. “Replication Standards for Quantitative Social Science: Why Not Sociology? Sociological Methods & Research 36(2): 153–172. 参考 Gandrud, Christopher. 2015. Reproducible Research with R and RStudio, 2nd edition. Boca Raton: CRC Press. 参考 高橋康介. 2014.『 ・ 生成』共立出版 参考 Xie, Yihui. 2013. Dynamic Documents with R and knitr. Boca Raton: CRC Press. 5/7 政治学方法論 I:講義要綱 2016 年 4 月 3 日版 収集(6 月 1 日:4 月 6 日 補講) 7. Web Scraping 推薦 Friedl, Jeffrey E.F. 2006. Mastering Regular Expressions, 3rd Edition. Sebastopol: O’Reilly. (株式会社 推薦 , 長尾高広 訳. 2008.『詳説 正規表現 第 3 版』 ・ .) Munzert, Simon, Christian Rubba, Peter Meißner, and Dominic Nyhuis. 2015. Automated Data Collection with R: A Practical Guide to Web Scraping and Text Mining. Chichester: Wiley. 参考 Mitchell, Ryan. 2015. Web Scraping with Python: Collecting Data from the Modern Web. Sebastopol: O’Reilly. 参考 Severance, Charles. 2014–2016. Python for Informatics: Exploring Information. 参考 Dive Into Python 3. http://www.diveintopython3.net/ (日本語版. http://diveintopython3ja.rdy.jp/ ) 参考 Hemenway, Kevin, and Tara Calishain. 2003. Spidering Hacks: 100 Industrial-Strength Tips & Tools. Sebastopol, CA: O’Reilly.(村上雅章 訳. 2004.『Spidering Hacks: 8. API 推薦 取得 101 選』 ・ 利用 収集(6 月 8 日) qy 情報 ) Bassett, Lindsay. 2015. Introduction to JavaScript Object Notation: A To-the-Point Guide to JSON. Sebastopol: O’Reilly. 参考 中山清喬, 飯田理恵子. 2013.『 参考 水野貴明. 2014.『Web API: The Good Parts』 9. 推薦 SQL 入門』 . ・ . 編集 (6 月 15 日) Wickham, Hadley. 2007. “Reshaping Data with the reshape Package. Journal of Statistical Software 21(12): 1–20. 参考 Spector, Phil. 2008. Data Manipulation with R. New York: Springer. 可視化・視覚化 I(6 月 22 日) 10. 内容 必読 分析結果 図表 選 方・描 方 学 。 Kastellec, Jonathan P., and Eduardo L. Leoni. 2007. “Using Graphs Instead of Tables in Political Science.” Perspectives on Politics 4: 755–771. 推薦 Gelman, Andrew. 2011. “Why Tables Are Really Much Better Than Graphs.” Journal of Computational and Graphical Statistics 20(1): 3–7. (A working paper version is available here.) 参考 Wickham, Hadley. 2010. ggplot2: Elegant Graphics for Data Analysis. New York: Springer. 参考 Tufte, Edward. 2001. The Visual Display of Quantitative Information. Cheshire: Graphics Press. 参考 Yau, Nathan. 2011. Visualize This: The FlowingData Guide to Design, Visualization, and Statistics. Indianapolis: Wiley. 参考 Tukey, John W. 1977. Exploratory Data Analysis. Reading: Addison-Wesley. 6/7 政治学方法論 I:講義要綱 可視化・視覚化 II(6 月 29 日) 11. 前回 必読 2016 年 4 月 3 日版 続 。 King, Gary, Michael Tomz, and Jason Wittenberg.2000. “Making the Most of Statistical Analyses: Improving Interpretation and Presentation.” American Journal of Political Science 44(2): 347–361. 推薦 Leeper, Thomas. 2013. “Making High-Resolution Graphics for Academic Publishing.” Political Methodologist 21(1): 2–5. 12. 線形回帰 II (7 月 6 日) 最小二乗法 線形回帰分析 方法 学 必読 教科書 第 10, 11 章 必読 今井亮佑, 荒井紀一郎. 2013. 「 。 」状況下 業績評価 投票行動.『選挙研究』29(1): 87–101. 推薦 飯田 (2013) 第 3, 4 章 推薦 森田 (2014) 第 4–6, 8, 9 章 参考 Fox, John. 1997. Applied Regression Analysis, Linear Models, and Related Methods. Thousand Oaks: SAGE Publication. 参考 Fox, John, and Harvey Sanford Weisberg. 2011. An R Companion to Applied Regression. Thousand Oaks: SAGE Publication. 参考 Gelman and Hill (2007) ch.3–4 13. 線形回帰 III(7 月 13 日) 最小二乗法 線形回帰分析 方法 学 。 必読 教科書 第 12, 13 章 推薦 飯田 (2013) 第 3, 4 章 推薦 森田 (2014) 第 10, 11 章 推薦 Brambor, Thomas, William Roberts Clark, and Matt Golder. 2006. “Understanding Interaction Models: Improving Empirical Analyses.” Political Analysis 14(1): 63–82. 推薦 Krueger, James S., and Michael S. Lewis-Beck. 2008. “Is OLS Dead?” Political Methodologist 15(2): 2–4. 参考 第 12 回 同 14. 線形回帰 IV(7 月 20 日) 前回 続 。 15. 受講生 各受講生 研究発表(7 月 27 日) 、 分析・可視化 成果 発表 。 7/7