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バドミントン愛知132号 - 愛知県バドミントン協会
バドミントン 愛知 BADMINTON AICHI № 132 平成 28 年３月 発行者／愛知県バドミントン協会 編集者／広報委員会 第51回 愛知県社会人バドミントン選手権大会 一般女子シングルス ― 平成28年１月24日 昭和SC ― ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 齋藤選手５連覇達成 “有終の美を飾る” 決勝戦、第１ゲームの滑り出しは、齋藤の軽やかなフットワークと早い 攻撃で合田（東海興業）に攻める隙を与えないプレイで、一気に点数を重 ね 11－３でインターバル。合田側コーチは、攻撃方法を伝授。齋藤の左バッ ク奥をクリアーでしつこく攻撃し、ミスを誘った。これをきっかけに、18 －15 まで持ち直す。対する齋藤は、合田のサーブを渾身のストレートスマッ シュなどで 20－15 とゲームポイントを掴む。20 点を先に取った齋藤は、勝 ちを意識したのか、その後スマッシュアウトなど連続して３本ミスして 20 －18 まで追いつめられる。しかし、ここはベテラン齋藤。シャトル交換を 一般女子単（参加16名）優勝 要求し、一呼吸置いた。流れを止められた合田はサーブが硬くなりサイド 齋藤しおり（トヨタ自動車） アウトで 21－18 ワンゲームオーバー。 第２ゲーム、齋藤は優勝を意識したのか体が硬かった。最初のロングサーブがジャストアウト、合田の切れ のあるネットショットなどに対し、齋藤は小さなミスが目立ち３－７とリードされる。このまま合田有利で試 合が進むと思われたが、合田にアクシデントが発生。試合途中、ラケットを持つ手の親指の付け根を気にする ようになり、長いラリーでのハイクリアーミスやスマッシュミスを連発。耐え切れず主審に親指根元の応急処 置を申し出、一時中断。試合再開するが、合田は、負傷個所の違和感が気になり、ポイントは稼ぐもののミス の比率が高くなり、齋藤にリードを許し 11－10 で折り返す。一方、齋藤は、息を吹き返したようにプレイが 冴えポイントを稼ぐ。最後 16－14 からは、齋藤の連続ポイントで 21－14 とゲームセット。 試合後の優勝インタビューでは、一番苦しかった試合はとの問いに対して、２回戦での園田（東海興業） との試合、延長ゲームまで持ち込まれ、途中 10－15 で負けていたものの、チームメンバーの大きな声援で 力が湧き、逆転勝利することができた。５連覇達成に対しては、今大会で引退を決めていた。今シーズンは、 結果が出せずに苦しかったが最後に優勝できて本当にうれしい。最後は、勝っても負けても合田と対戦した かった。試合ができてうれしい。 その後、監督に会いに行き、目頭を熱くした表情で、優勝の報告をした。（森田英樹） 一般男子シングルス ― 平成28年１月24日 昭和SC ― ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 長谷川選手２連覇達成 “冴える技” 長谷川（大同特殊鋼）は、全国でも名の知れた選手で、ハイバックから クリアー・カット・スマッシュを自在に使い分けるショット、ジャンプスマッ シュ後軽やかなフットワークで素早いネットプッシュ、ネットぎりぎりの ヘアピンショットなど多彩である。一方、サウスポーの斎藤（トヨタ自動車） は、長身から繰り出す高い打点からの鋭角で速いスマッシュ、相手のハイ クリアーを長い腕を伸ばし高く前で捉えた早い返球は脅威である。 １ゲーム目の滑り出しは、長谷川のショートサービス、斎藤のロブ、長 谷川のハイクリアー、斎藤の鋭角なスマッシュで、長谷川は手を出せず、 一般男子単（参加58名）優勝 斎藤ポイントでスタートした。続いて、斎藤のショートサービス、長谷川 長谷川達也（大同特殊鋼） のロブ、斎藤のサイド一杯のスマッシュを長谷川はバックサイドの奥から バックハンドでネット際へレシーブ、斎藤はヘアピン、長谷川はネットぎりぎりのシャトルをクロスにネッ ト際を這う絶妙のコントロール、斎藤は予想外のショットで一歩も動けず、長谷川のポイント。第１ゲーム はこのようなプレイで、お互いがポイントを稼いだ。しかし、途中斎藤は気負ったのか、スマッシュのサイ ドアウトを連発するなどし、結果として 21－13 で長谷川１ゲーム先取。 ２ゲーム目は、１ゲーム目と同様の流れで、長谷川リードのまま 11－５で折り返した。 インターバルの後、長谷川のショートサーブに、斎藤がサイドを狙ったロブ、長谷川がプッシュしたとき ガットが切れてしまった。長谷川はラケットを替えたことで、ラケットコントロールが効かなくなった。こ こで流れが変わった。斎藤は、ここが唯一の逆転チャンスであった。斎藤はヘッドスライディングのヘアピ ンなどでプレイを繋ぎ、これまで決まらなかったクロススマッシュや、ヘアピンを思わせるフェイントロブ ―1― などがどんどん決まり、アッという間に 15－16 と挽回した。しかし、ここで長谷川は試合展開を変えた。 これまで斎藤がヘアピンでネット際に落としたショットは、基本的にロブで返球していたが、長谷川は、ネッ ト際すれすれのヘアピンで勝負に出た。斎藤は、ロブと思い込み体を後ろに傾向けたとき、ネット際に落と されたため一歩も動けず長谷川のポイントなった。このワンポイントで大きく流れが傾いた。さらに、これ まで斎藤だけがワンプレイごとに「ウォー」と声を出していたが、ここから長谷川も気合の「オゥ」と声を 出だした。長谷川の執拗なネット際の厳しいヘアピンは、斎藤のロブがネットに当たり長谷川側コートのバッ クラインまで届かないロブとなり、長谷川のジャンプスマッシュの餌食となった。その後は長谷川のワンサ イドゲームとなり 21－17 で長谷川の勝利となった。 試合後のインタビューでは、「２ゲーム目にガットが切れ、ラケットコントロールができず逆転された。 声を出して気持ちを入れ替えた。第２ゲームの終盤のヘアピンは、絶妙のコントロールができ勝つことがで きた。あのセットを取られたら、たぶん負けていた。」と振り返った。２連覇できた勝因はとの問いに対して、 「自分は色んな配球ができる。様々な特徴を持った選手がいるが自分が持っている配球で対応できているか ら、それが２連覇できた理由だと思う。」と語った。（森田英樹） 年齢別男女シングルス ― 平成28年１月24日 中SC ― ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 繰り広げられた熱戦！ 「 （昨年、準優勝で悔しい思いをしたから）今年は 狙っていた。 」32 歳の桂秀典（豊田自動織機）は、う れしさと同時に目標を達成し「ほっとした」表情を浮 かべて優勝者写真に納まった。長身から繰り出す鋭い カットスマッシュが武器。 「枠に恵まれた」 のもあって、 どれも危なげない試合運びだった。 「県社会人のシー ド権が取れるように頑張っていく」と、さわやかに今 後の抱負を語った。 40 歳になったばかりの中根竜也（BS モリタ）が、 初エントリーであっさり優勝をさらった。持ち前の 軽やかなフットワークで勝ち上がってゆく。決勝の 相手は青木伸也（東海興業）。様子を見ながらの冷静 な展開。緩急をつけたドロップショットを交ぜ、青 木をコートいっぱい走らせる。お互い脚にきてると 感じ、「気合を入れて」勝ちきった。 50 歳代は、準決勝で白熱したゲームを制して決勝 にコマを進めた舟木勝正（大門 BC）と岩渕信司（豊 田自動織機）との戦い。２試合連続のファイナルゲー ムの長いラリーに脚がついていかず「２ゲーム目で （既に）勝負はついていた。」と舟木の敗戦の弁。岩 渕の体力と我慢が勝った。嬉しいシングルス初優勝 だ。６連覇を目指すダブルスと２冠を狙う。 60 歳代は、青木忠雄（三菱重工名古屋）が、世界 シニア出場など豊富な経験で貫禄の４連覇。 30 歳代、40 歳代女子はそれぞれ間瀬さやか（ウィ スタリア BC） 、中林明子（Cuckoo 愛知）が圧倒的な 強さで制した。 「次は全日本シニア」と目標は定まっ ている。 （山本真弓） 30歳男子単（参加21名）優勝 桂秀典（豊田自動織機） 30歳女子単（参加3名）優勝 間瀬さやか（ウィスタリアBC） 40歳以上男子単（参加31名）優勝 中根竜也（BSモリタ） 40歳女子単（参加８名）優勝 中林明子（Cuckoo愛知） 50歳以上男子単（参加17名）優勝 岩渕信司（豊田自動織機） 60歳以上男子単（参加15名）優勝 青山忠雄（三菱重工名古屋） 男女各種目ダブルス ― 平成28年１月31日 露橋SC ― ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 基本に忠実に、普段どおりのプレーを！ 大会最終日。この日は前週までの寒さとは打って変わって暖かな晴天のもと、ダブルスの各試合が露橋ス ポーツセンターで開催されました。 一般男女、年齢別男女とも、一回戦から随所に素晴らしいプレーが見られ、白熱した試合が繰り広げられ ました。中でも目を引いたのが、誰もが丁寧かつ真剣にプレーに向き合う姿でした。プレーをする選手はも ちろん、敗れて審判に回る人も一つひとつのラリーに集中して判定する姿は素晴らしいものでした。 試合が進んでいくにつれて、ラリーの早さ、タッチの正確さが増し、非常に見応えのある試合が各コート で展開され、中でも一般女子、一般男子の決勝はまさに圧巻でした。 優勝された方々にコメントをいただきましたが、みなさん異口同音に「普段の練習どおりのプレーができ た」、「基本に忠実なプレーを心がけた」、「お互い信頼し合ってミスなくプレーができた」、「自分たちの持ち 味を活かした攻撃が決まってよかった」など、力強いお言葉が聞かれました。改めて、基本に忠実に、普段 どおりのプレーを試合で出すことが大切なのだと感じました。 ―2― ＜各種目ごとの優勝者とコメント＞ 一般男子ダブルス ――――――――――――――――― 三好耕二・本田尚人（大同特殊鋼） 天井が暗く見づらくはあったが、自分たちの持ち味であ るスマッシュを中心とした攻撃を勝負所でしっかり決め て点差を詰められないように心がけた。 一般女子ダブルス ――――――――――――――――― 下農麻結・杉山利奈（東海興業） いつもやっている相手なので、慌てることなく落ち着い てプレーできた。途中前衛で置きにいってしまったが、 積極的にプッシュしていこうと話し合って切り替えるこ とができた。 六十歳以上男子ダブルス ―――――――――――――― 青山伸幸・上前茂人（大門 BC） 六十歳以上二連覇できてうれしい。冷静に普段の練習ど おりにできたことがよかったと思う。 六十歳以上女子ダブルス ―――――――――――――― 村上啓子（小牧）・西本民子（春日井） まさか優勝できるとは思っていなかったからうれしい。 クリアが飛んだのがよかったと思う。 五十歳以上男子ダブルス ―――――――――――――― 岩淵信司（豊田自動織機）・新田正喜（BS モリタ） 二人でつなごうという意識と基本に忠実にプレーできた のがよかったと思う。 五十歳以上女子ダブルス ―――――――――――――― 森本千恵子（名古屋名城）・間瀬孝子（半田） クリアとカットとをコースをしっかり狙って打ち分けら れたことと落ち着いて自滅しないプレーができたことが よかったと思う。 一般男子複（参加33組）優勝 三好耕二 （大同特殊鋼） 本田尚人 一般女子複（参加16組）優勝 下農麻結 （東海興業） 杉山利奈 30歳男子複（参加18組）優勝 磯貝謙太郎 （紫電会） 花井謙吉 30歳女子複（参加13組）優勝 工藤美保 個人登録 佐野由紀子東海興業 40歳以上男子複 （参加24組） 優勝 40歳以上女子複 （参加22組） 優勝 中島信頼（PHOENIX） 小佐々美千代 （堤バドミントンクラブ） 岡田耕作（大門BC） 前田久美子 四十歳以上男子ダブルス ―――――――――――――― 中島信頼（PHOENIX）・岡田耕作（大門 BC） 四十歳以上女子ダブルス ―――――――――――――― 小佐々美千代・前田久美子（堤バドミントンクラブ） 途中守りに入ってしまったが、切り替えてしっかり攻撃 して終われたことがよかった。 50歳以上男子複 （参加15組） 優勝 50歳以上女子複 （参加10組） 優勝 岩渕信司（豊田自動織機） 森本千恵子（名古屋名城） 新田正喜（BSモリタ） 間瀬孝子（半田） 三十歳以上男子ダブルス ―――――――――――――― 磯貝謙太郎・花井謙吉（紫電会） 今日のできは決してよくはなかったが、長く一緒にやって いるので、良いときも悪いときもあり、悪いときは悪いと きでなんとかし合える。サーブとレシーブがよかった。 三十歳以上女子ダブルス ―――――――――――――― 工藤美保（個人登録）・佐野由紀子（東海興業） お互い楽しく、役割分担をしてミスなくやれたことがよ かったと思う。 （天野英也） ―3― 60歳以上男子複 （参加13組） 優勝 60歳以上女子複 （参加８組） 優勝 青山伸幸 村上啓子（小牧） （大門BC） 上前茂人 西本民子（春日井） 第12回愛知県シニアバドミントン交流会 －平成28年１月17日 スカイホール豊田サブホール－ 第 12 回愛知県シニア交流大会が 1 月 17 日、スカイホール豊田で 126 組の選手によって繰り広げられました。 参加賞が配られるなど、開会式までは、他の大会にない和やかな雰囲気でしたが、試合が始まると会場は 熱気にあふれた大会となりました。 ■ 40 歳以上では、男子複が大方の予想通り花井・清水組が文句なしの新チャンピオンとなりました。 ■ 50 歳以上では、混合複の辻口・門間組が開催地のメンツをかけ優勝。 ■ 60 歳以上では、混合複の上前・佐野組が３年目の挑戦で初めてのチャンピオンを勝ち取りました。 印象に残った優勝者の一言、50 歳以上女子複 西川・井上組 「よかった～、よかった～、本当によかった～」 みなさんお疲れ様でした。（山田敏勝） 40男子複 花井謙吉・清水孝一 40女子複 佐藤三葉・河合千織 50混合複 辻口裕信・門間由美子 40混合複 長谷川学・佐藤郁江 60男子複 近藤一男・浅野 勇 50男子複 岩淵信司・新田正喜 60女子複 西本民子・村上啓子 50女子複 西川福美・井上貴子 60混合複 上前茂人・佐野信子 愛知県バドミントン協会 理事長 山田順一郎 昨年４月に新体制を迎え新たな事業計画を目標としてスタートした本会も、時 は瞬く間に過ぎ年度末を迎えこの一年を振り返ると共に次年度へ向けての事業計 画を策定する今日この頃となりました。この１年間の皆様方のご尽力とご協力に 対しまして心より感謝申し上げます。 本会の主たる事業である普及、指導、強化の事業を中心にそれらの目標実現の ため、総務、広報、競技、審判、指導、選手強化の６つの委員会が力を合わせ事 業目標の実現に向けてこの１年間邁進して参りました。結果として総務委員会 は本年度からスタートしました会員登録のサポートシステムを使い会員増強を進 め、昨年を上回る会員登録者数を得ることができました。また、全ての事業をス ムーズに進めることができるよう健全な財務運営に力を注いできました。広報委員会は広報紙「バドミ ントン愛知」の紙面を一新し、今まで以上にタイムリーでニーズに則した内容になるように努めてきま した。競技委員会はＩＴ機能を使い大会の取りまとめや運営に関する人的負担を軽減できるよう努力し てまいりました。審判委員会は審判員の増強と競技規則の普及はいうまでもなく、審判委員長自らが日 本バドミントン協会の競技審判部委員になり最新の審判関連情報を県内に周知させてまいりました。指 導委員会は今年から小中学生の強化事業をジュニアの指導事業の一環としてとらえ、ジュニア層の指導・ 強化そしてジュニア指導者の育成にも力を注いできました。最後に選手強化委員会は本年度からジュニ ア、学生、社会人の県内トップレベルの選手が一堂に会し、愛知のトッププレーヤーとして一体感を持っ て競技力向上を目指す「オール愛知強化練習会」をスタートさせ、成果は着実に表れてまいりました。 以上のように各方面の事業に対する改善、刷新を進めて来ましたこの１年ですが、本会が一層の飛躍 を遂げるためにはこれらの事業が今年のみにとどまらず次年度へと引き継がれていかねばなりません。 来年度も倍旧のご尽力、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 ―4― 山 本 優 愛（みかクラブ） 「いっぽーん。 」ひときわ響く高い声。我が“みかクラブ”のホープ、山本優 愛さんを紹介します。 優愛さんは、平成 27 年全国小学生 ABC 大会（C グループ）において、全戦 ストレート勝ちで優勝を勝ち取りました。みかクラブ初の快挙です。そんな優 愛さんに試合前後の心境を聞きました。 「前日は試合が楽しみでしたが、当日は緊張しました。応援して下さった皆さん のためにも絶対勝ちたかったです。母と目指した日本一となった時、言葉では言 い表せないほど嬉しかったです。また同じ愛知の方々も一緒に喜んでくれたこと もとても嬉しく思いました。 」と、 感謝の気持ちも忘れない優愛さん。みかクラブとしても、 全員の熱いメッセー ジ入りのタオルを作り、全国大会の地である熊本へと送り出したので、優勝の一報にはみんなで喜びました。 優愛さんがバドミントンを始めたのは５才の時。シャトルを追い続けるお母さんの姿に「かっこいい」と 感じ、 「お母さんと一緒にやりたい。」と思ったのがきっかけでした。以来、母と子で厳しい練習に向き合い、 仲間と切磋琢磨しながら腕を磨きました。時に泣き、時にコーチの母に優しく抱きしめられながら日々を過 ごしています。２年生ながらチームを引っ張る頼もしい存在であり、みかクラブの中口邦美代表も、「運動 能力もさることながら、全てがしっかりしていて、将来楽しみな選手」と今後の伸びしろに期待を寄せてい ます。学業も優秀、家庭での手伝いも進んでこなすなど名の通り優れた選手です。 家康の生誕地である岡崎から全国へ、更なる天下統一を目指して、今日も練習に励みます。ファイト！ （みかクラブ 保護者 平野裕里） 此の欄は、連載物のコーナーと して県内各チームの紹介やその他 の記事を皆さんに続けてお届け するコーナーです。 今回は、 「 中京大学バドミントン部 」 を紹介します。 中京大学バドミントン部は、昔から活動しており、歴史のある部活動の一つです。これまでたくさんの選 手が全国大会に出場しており、東海地区で活躍した選手が多数いました。 今現在の部員数は男子が 19 名、女子が６名の合計 25 名で活動しています。中京大学は上下関係や人間関 係を大事にする大学で、下級生が上級生を敬ったり、試合結果の報告を先輩に常にしていたりと、大学生で はあまり見られない決まりや教えを大事にする大学です。 日頃の主な練習内容は、コート数が限られているので、トレーニ ングやノックとランニングを中心に行っています。バドミントンに 必要な体作りと、どのショットにも的確に対応できるような練習で 毎日鍛えています。そして今一番意識して練習していることは、体 がぶれないようシャトルを打つことだそうです。そのためには体幹 のトレーニングやフットワークの向上などのトレーニングは欠かせ ないものになってきます。また先ほどのランニングの話になります が、中京大学は周辺が山で囲まれているので、精神面を鍛えるため にもかなり走り込みを行っているそうです。自分がこの前訪問させ ていただいた時も、みなさん外でランニングをしていたのでひたすら体育館で待機していました。 最後に今後のチームとしての目標をお聞きすると、今年の４年生が卒業してかなり戦力が下がってしまっ たので、目先の大会である東海リーグを優勝する事で、その先の中部大会、西日本大会で結果を出して全日 本大会に出場することが目標だそうです。また別の目標で駅伝に出場するとも言っていました。大学生らしい、 ユーモアのある目標ですね。これからの中京大学バドミントン部がさらに活躍するように応援しましょう。 ―5― ◆ 第２回オール愛知強化練習会開催 平成 27 年 12 月 13 日（日）豊田自動織機体育館 にて、愛知県内の小・中・高・大学のトップ選手及 び実業団選手を集めた強化練習会を開催しました。 当日は、愛知県バドミントン協会の末岡会長・上 原副会長も激励に駆けつけて頂きました。 特に、12 月 23 日から北九州市で開催される第 24 回全国小学生大会に出場するジュニア選手は気迫の あるプレーを披露しており、カテゴリーを超えた選 手との白熱した試合を繰り広げておりました。 次回以降も各カテゴリー関係者と連携を図り、愛 知県選手の強化に努めたいと考えます。第３回は平 成 28 年２月 14 日、新年度のスタートを４月９日に 予定しています。 末岡会長より激励 カテゴリーを超えて指導 練習を終えて集合写真 ◆ 第７回愛知オープンレディースバドミントン大会 （団体戦）成績表 主催 愛知県レディースバドミントン連盟 後援 中日新聞社 期日 平成 28 年１月 13日（水） ・14日（木） ・19日（火） 26日（火） ・27日（水） 会場 日本ガイシスポーツプラザ 第２競技場・知多市市民体育館 Ｂクラス３ あ Ｂクラス４ Ｕ Ｂクラス５ ば Ｂクラス６ Ｂクラス７ コ Ｂクラス８ タ Ｂクラス９ Ｂクラス10 ず さ 瀬 戸 Ｂクラス26 四 Ｂ 三 重 Ｌ 大 阪 Ｂクラス27 トウィンクル 安 城 ず 滋 賀 Ｃクラス１ レ ツ 神奈川 天 白 ウ イ ン 名古屋 Ｃクラス２ ひ ま わ り 江 南 ス 安 城 Ｃクラス３ な で し こ 知 立 プ 大 阪 Ｃクラス４ マ ッ ク ス 蟹 江 フェアリーズ 静 岡 Ｃクラス５ パ ン ジ ー 安 城 フリーバードＡ 津 島 Ｃクラス６ サ ル ビ ア 安 城 Ｂクラス11 ネ ル 小 牧 Ｃクラス７ ダイヤモンド 西 尾 Ｂクラス12 さ き 東 海 Ｃクラス８ あじさいブルー 京 都 Ｂクラス13 キャッツアイ 西 尾 Ｃクラス９ あじさいパープル 京 都 Ｂクラス14 ジ ャ ス ミ ン 神奈川 Ｄクラス１ ペ ル セ ウ ス 岡 崎 Ｂクラス15 ホ ト 稲 沢 Ｄクラス２ ミ ッ ク ス 神奈川 Ｂクラス16 フットワーク 尾張旭 Ｄクラス３ な で し こ 刈 谷 Ｂクラス17 松 Ａ 三 重 Ｄクラス４ 尾 張 小 町 一 宮 Ｂクラス18 M I N N E Y 春日井 ど ん ス モ ッ ー ブ つ ワ イ 阪 日 市 ッ 当連盟は男子 51 チーム、女子４チームで構成され ており、前期・後期に２複３単の団体リーグ戦を実 施しています。上位チームは 「日本リーグ （２部） 」 「 、日 本リーグ（チャレンジリーグ） 」に男子７チーム、女 子３チームが所属しており、愛知県の競技力向上に 貢献しています。下期の大会成績を報告いたします。 １．「第 102 回愛知県実業団バドミントン選手権大 会（後期リーグ戦）」 男子１部 優勝：ジェイテクト、２位：大同特殊鋼、 ３位：東海興業 女子１部 優勝：東海興業、２位：トヨタ自動車、 ３位：豊田通商 ２．「日本リーグ（２部）」 男子：東海興業２位、大同特殊鋼４位、 ジェイテクト７位 女子：東海興業５位 ３．「日本リーグ（チャレンジリーグ）」 男子４チーム、女子２チームが参戦するが大 会前のため成績省略 また１の大会は春と秋に県内で実施され、公共体 育館で開催しています。誰でも無料で観戦できます ので、愛知県バドミントン協会公式サイトから日程 と会場を確認し、日本リーグ２部レベルの熱戦をご 堪能下さい。 190 チーム 1209 名 クラス 優勝チーム 地域 クラス 優勝チーム 地域 A クラス１ 愛 知 愛 知 Ｂクラス19 インターバル 名古屋 A クラス２ レイクシスターズ 滋 賀 Ｂクラス20 四 Ａ 三 重 A クラス３ 瑞 穂 名古屋 Ｂクラス21 スルガウイングスＢ 静 岡 A クラス４ Ｍ Ｘ 春日井 Ｂクラス22 小俣レディース 三 重 A クラス５ ソ ア ー（ Ａ ） 岐 阜 Ｂクラス23 マ リ ー ノ Ｂ 静 岡 Ｂクラス１ ペ ス 岡 崎 Ｂクラス24 五十鈴クラブ 三 重 Ｂクラス２ わ か し ゃ ち 名古屋 Ｂクラス25 か 刈 谷 Ｉ ガ サ 日 り 市 が ね ◆ 高体連の試合結果、活動状況など 昨年より学校対抗において男女各１枠、全国選抜 出場ストレート枠が愛知県には導入されました。そ の全国選抜出場を懸けた新人戦県大会団体戦が平 成 27 年 10 月 31 日に常滑市体育館で行われました。 決勝では男女ともに名経大市邨と岡崎城西が接戦の 末、岡崎城西が男女アベック優勝を果たしました。 ―6― 試合終了後、女子、下込貞司監督と男子、野瀬泰弘 監督が久しぶりの男女アベック優勝に熱く堅い握手 を交わして喜びを分かち合っていました。 の一般男女個人戦はダブルス６種目 148 組 296 名、 合計 500 名を超える過去最大の参加者で熱戦を繰り 広げました。 その結果は以下のとおりとなりました。 全国選抜出場の愛知県出場校と選手 優勝 男子 女子 学校対抗 （ストレート枠） 岡崎城西 岡崎城西 シングルス （東海ブロック予選） 優勝 村瀬康之介 （名経大市邨） 3 位 吉田菜那 （岡崎城西） 高校男子団体 高校女子団体 男子ダブルス ダブルス 優勝 成田圭佑・小西真弘 （東海ブロック予選） （愛工大名電） １部 男子ダブルス ２部 12 月７日～10 日に、天白スポーツセンターで第 60 回愛知学生新人バドミントン選手権大会が行わ れました。大会の結果は以下のとおりです。 今回、男子ダブルスの優勝者の森上選手と小原選 手にお話を聞くことができました。優勝した率直な 感想を聞くと、森上選手は「周りの人たちに感謝し ています。また、愛知新人だけでなく、愛知学生や 東海で結果を残せるように頑張りたいと思います。」 と言っていました。また、小原選手は「僕にとって の愛知新人は通過点であり、ゴールではありません。 これからもっと高みを目指して頑張りたいと思いま す。」と言っていました。この結果を自信にかえて、 次回行われる東海のリーグや個人戦で活躍できるよ うに応援しましょう。 神谷 諭（愛知淑徳大学） 男複 森上 雄斗・小原 悠揮（愛知学院大学） 女単 依田 史奈（中京大学） 女複 山田 麻衣・旅家 美晴（名古屋女子大学） ３部 女子ダブルス １部 女子ダブルス ２部 女子ダブルス ３部 ３位 半田工業高校Ａ 半田工業高校Ｂ 半田東高校Ａ 半田高校Ａ 阿久比高校Ａ 常滑高校Ｂ 武豊高校Ａ 三好 耕二 嘉村 昌俊 武山 修三 長谷川達也 清水 翔太 村田 成也 （東海市） （大府市） （大府市） 安田 正輝 市野 和幸 石黒 貴博 近藤 成浩 三戸 裕司 杉田樹美洋 （美浜町） （半田市） （美浜町） 小塚 雅弘 佐藤 雄太 木村 真淳 近 将章 水野 友輝 杉江 富夫 工藤 邦晶 林 祐一 （半田市） （美浜町） （知多市） （大府市） 室達 茜 佐野由紀子 園田絵里奈 下農 麻結 井上 洗 杉山 莉奈 （大府市） （大府市） （大府市） 山本 寛子 岡本早慧香 伊藤 綾子 矢野千恵子 榊原絵里香 中倉あづさ （東海市） （知多市） （大府市） 大西 晴美 藤井 梓 横井 里奈 大島美代子 小嶋 真弓 花井 眞帆 藤森 美咲 辻 みどり （知多市） （東海商業） （半田市） （東海市） ◆ 新春バドミントン大会開催 優勝 男単 男子ダブルス ２位 初春を迎え、正月にふさわしく「松」「竹」「梅」 の種目で大会を平成 28 年１月 28 日に知多市民体育 館で開催した。小学生の種目も含めすべてダブルス で行い、150 名の参加者で賑わい、なごやかななか で熱い戦いが繰り広げられました。その大会結果は 以下のとおりとなりました。 大会種目 混合ダブルス 松の部 同上竹の部 同上梅の部 優 勝 準優勝 ３ 位 斉藤 昌和 上村 幸司 川村由里子 上村ますみ 佐藤加奈子 （新田） （新田） （スマイル） 福岡 靖仁 甲木 亮典 坪井 英之 斉藤 敏和 榊原絵梨香 松久保恵美 森田 信江 斉藤 敏恵 （佐布里） （佐布里） （マスカット） 相馬 英記 中村 佳和 岩田 恒夫 竹内 重明 田中 直美 中村美和子 榊原 郁代 則武 盟乃 （つつじ） （新田） （新田） （新知） 山内 さら 隈原 康介 早川 真由 斉藤 桃花 古川 宙 早川慎之介 横山 和香 小川 真奈 （知多 Jr） （知多 Jr） （八幡） （八幡） 早川滉之助 玉井 秀東 上村 咲智 井上 和夏 坂本 天 北林 陸音 山内 めい 永井 優来 （知多 Jr） （八幡） （知多 Jr） （新知） 川内 遥奈 松久保芽衣 賢生 菜瑠 伊藤千代里 山本 有桜 古川 杏奈 鈴木 寧々 市来 沙良 （知多 Jr） （知多 Jr） （新知） （八幡） 伊藤 正和 （新田） 森上 雄斗・小原 悠揮（愛知学院大学） 小学生ダブルス ６年 ☆知多市体育協会バドミントン連盟☆ 同上５年 ◆ 愛知県知事杯 第39回全知多バドミントン大会結果 平成27年10月31日（土） ・11月１日（日）の２日間に わたり、首記の大会を知多市民体育館で開催した。 初日は高校男女団体戦に 34 チーム 238 名、２日目 ―7― 同上４年 ☆春日井市バドミントン連盟☆ ☆蒲郡バドミントン協会☆ ◆ 市内のジュニアクラブを紹介します。 「にこにこ北城クラブ」 ◆ 蒲郡市民総合体育大会 選手、コーチ、OB、みんなが「にこにこ」楽し めるチームを目指し日々活動しています。全国レベ ルの先輩もいて子供たちの目標になり励みにもなっ ております。 平成27年11月１日に開催され、男子１部とジュニ アの部（小学生）はシングルス、男子２部と女子１・ ２部はダブルスで競いました。平成 25 年度から新 設されたジュニアの部は、年々参加者が増え、試合 内容も充実したものになっています。蒲郡の子ども たちの今後が楽しみです。 ジュニアの部高学年入賞者 ■ 春日井市バドミントン連盟のホームページ ■ http://www.h3.dion.ne.jp/~kasugai 県協会ＨＰにもリンクされています。 ☆日進バドミントン協会☆ ジュニアの部低学年入賞者 ◆ 第20回NTN日進オープンバドミントン大会 2015 年 12月13日 日進市スポーツセンター 男子ダブルス ジュニアの部 女子ダブルス 優 勝 高野陽介 高橋佑典 井田理沙子 竹下穂乃花 準優勝 梅田大夢 林幸輝 山牟田涼香 杉原由姫 優 勝 前澤良 半田裕嗣 横田美鈴 濱野絵美 準優勝 生田陸 山田彩暉 吉田淳子 吉田亜由美 優 勝 小山陸斗 大石花颯 杉原颯姫 伊藤実咲 準優勝 中道薫 北澤直樹 永瀬遥 生田結 優 勝 大槻美紀 本多有花 準優勝 早野裕子 石田静佳 １部 ２部 ３部 男子の部 女子の部 高学年 低学年 １部 ２部 １部 ２部 １位 北原元 荒島 井原 夏目・大須賀 壁谷て・鋤柄 早川・高田 ２位 松下 北原奏 澤田 濱村・成枝 佐野・久田 鈴木舞・原田茉 ３位 小林 大野田 久田 鈴木・関口 新井・羽賀 福澤・原田千 ▪ 編集後記 この誌面が配布される頃には、愛知県バドミントン協会の 総会が開催されていることと思います。運営役員の皆さま、ご 参加いただいた会員の皆さま、お忙しい中ご苦労様です。さら なるバドミントン競技の普及、発展のため、今後とも何とぞよ ろしくお願い申し上げます。 （高山孝治） ••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••• ４部 ―8―