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環境活動レポート

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環境活動レポート
エコアクション21
環境活動レポート
平成25年度
(平成25年4月1日~平成26年3月31日)
平成26年6月5日作成
鶴丸海運株式会社
環 境 方 針
当 社 は 、環 境 保 全 の 取 組 み が 人 類 共 通 の 最 重 要 課 題 であることを強 く
認 識 し、事 業 活 動 の あらゆ る面 で環 境 へ の 負 荷 の 低 減 に努 め るとともに
地 球 環 境 の 保 全 に最 大 限 の 配 慮 を払 う。
当 社 は 、海 運 業 、貨 物 自 動 車 運 送 業 、港 湾 運 送 事 業 を主 な事 業 として
いることを踏 まえ、特 に船 舶 の 運 航 における二 酸 化 炭 素 排 出 量 の 削 減 、
及 び海 洋 汚 染 防 止 を重 視 し、次 に掲 げ る環 境 活 動 を行 う。
1.事業活動に伴なう環境影響を少なくするために、環境に対する目的と目標
を定め、組織及びルールを確立し、これを継続的に改善する。
2.環境に関係する法規等を遵守するとともに、地域社会との調和を図る。
3.事業活動に伴なう環境影響に対し、次の事項について継続的改善に努める。
(
1
)
省エネ(電気・燃料)による二酸化炭素排出量の削減
(
2
)
廃棄物排出量の削減
(
3
)
水使用量の削減
(
4
) 地球温暖化の防止、資源の循環的な利用、生態系の保全に配慮したサービス
を積極的に開発し、推進する。
(
5
) 環境問題の可能性を評価し、発生の防止に努めるとともに、環境問題が
発生した場合に、環境負荷を最小化するよう適切な処置を迅速に講じる。
4.行政機関などの環境保全施策に協力するとともに、地域社会における環境活動
に積極的に参画し、社会貢献活動を推進する。
5.従業員又はこの業務のために働く全ての人に対し、環境方針を周知させると
5.従業員又はこの業務のために働く全ての人に対し
ともに、環境に関する教育及び広報活動を行う。
6.環境活動レポートを作成し、環境取組の状況を公表する。
平成24年4月1日 改訂
鶴丸海運株式会社
感謝 飛躍 共生
変化を敏感に察知し、未来へ大きく羽ばたく
当社は、西日本最大の取扱量を誇る広域関門港に
活動の拠点を置き、日本国内、更に東南アジアを
中心とした海外へネットワークを拡大している国際
総合物流企業です。
又、創業100周年へ向けた企業活動、事業活動
の総称である『チャレンジ100』をスタートさせ、
「強い会社」、「成長し続ける会社」、「誇れる
会社」を目標に取り組んでいます。
代表取締役社長 鶴 丸 俊 輔
会 社 概 要
平成26年3月期
商 号
鶴丸海運株式会社
代 表 者
代表取締役社長 鶴 丸 俊 輔
Shunsuke Tsurumaru
環境管理責任者
取締役管理本部長 本 社
〒808-0034 北九州市若松区本町1丁目5番11号
TEL(代表)093-761-5631
FAX 093-771-6172
URL
http://www.tsurumaru.co.jp
事 業 所
支社/東京、支店/名古屋
営業所/北九州・福岡・大阪・四国・その他
海外拠点/中国・タイ
対象活動範囲
全部署、全活動
創 業
大正10年8月
資 本 金
2億円
売 上 高
則 松 寛 信
平成23年度
224億円
平成24年度
230億円
平成25年度
244億円
従 業 員
373名
事 業 内 容
海上運送業、内航海運業、船舶代理店業、海運仲立業、
港湾運送事業、貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、
倉庫業、通関業、廃棄物収集運搬業
保有船舶
車両及び倉庫
保有船舶:内航船舶、外航船舶、作業船
保有車両:小型貨物(ユニック車含む)、大型貨物、トレーラー
保有倉庫:一般倉庫、テント倉庫、低温倉庫、危険物倉庫
所有免許
許可・登録
内航海運業、一般貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、
一般港湾運送事業、はしけ運送事業、いかだ運送事業、
倉庫業、通関業、建設業、産業廃棄物収集運搬業
1/13
海上運送事業
当社の推進する経済的かつ地球環境保護に最も適した海上輸送では、セメント専用船を
一般貨物船、ガット船、台船等特殊船を多数保有して、あらゆる形状物の輸送を可能にして
おります。
港湾運送事業
港湾運送事業では、世界各国と取引された多種多様の貨物を取り扱い、国内の窓口として
港湾荷役、通関業務、倉庫保管業務など一貫した港湾運送を実現しています。
2/13
陸上運送事業
陸上運送事業では、フェリー輸送などのモーダルシフト化をいち早く取り入れ、全国に
広がる物流ネットワークを効率良く活用し、最適な方法で全国に輸送しています。
通関事業
通関事業では、多様化するお客様のニーズに沿うべく、設備・体制の強化を進める一方、
外貨取り扱いのノウハウに精通した専門スタッフを各営業所に配置し、国際物流貨物の
更なるスピード化・安全性・正確性の追求に日々取り組んでおります。
3/13
エコアクション21組織図
平成26年4月1日現在
部 門 長
風間孝司
船舶(9隻) 船 長
機 関 長
海 運 部
森 誉志
富高 豪
船舶(8隻) 船 長
機 関 長
本社2・3階 則松寛信
管 理 本 部 中村敏正
加藤久男
東 京 支 社
鶴丸英輔
東 京 支 社 太田 篤 松井健一郎
各責任者
名古屋支店
品川兼治
ロジスティクス部
鉄鋼物流部
二宮一朗
代表取締役社長
環境管理責任者
鶴丸俊輔
則松寛信
鶴丸英輔
船 舶 部
実行責任者 実行推進者
田坂 大
本社 1 階
EA21委員会
部 門
千々和朋広 津室貴雄
小倉営業所
増田将志
黒川政彦
鋼材ヤード
増田将志
黒川政彦
香川浩治
鹿谷洋介
香川浩治
平安兼三
機工物流部
柴田秀孝
本山公彦
門司営業所
西島浩司
島田亮二
危険物倉庫
山口和宏
岩﨑壮太
新門司倉庫
山口和宏
大川一則
福岡営業所
加藤聡志 清原真之介
苅田営業所
増中崇泰
瓜生公俊
東鐵事務所
進 博昭
進 博昭
若松事業所
EA21事務局
中村敏正
加藤久男
ロジスティクス部
品川兼治
ひびき物流センター
複合物流部
江口一成
福川勝也 澤江恵美子
小倉営業所
櫻場徳幸
小野哲哉
大牟田営業所
石橋憲明
石橋憲明
若松営業所
柿野憲司
溝口昌裕
熊本営業所
岩永美直
岩永美直
東京営業所
大川 聖
庭野優紀
北九州営業所
土田昌弘
松代安司
今治営業所
藤田政弘 大河内孝政
役割分担表
氏 名
鶴丸 俊輔
所 属
代 表 者
環境管理責任者
実行責任者
EA21委員会
加藤 久男
全体統括、環境方針の設定、環境への取組を実施する
(代表取締役社長) 為の資源の準備、全体の評価と見直し
則松 寛信
中村 敏正
役割・責任・権限
EA21事務局
実行責任者
各部門より選出
実行推進者
各部門より選出
全体の把握、環境管理責任者として環境経営システム
を構築運用し、その状況を社長に報告する
年に2回程度開催し、環境目標の達成状況及び活動
計画の実行状況を審議する
EA21文書及び記録類の作成・維持・管理
自部門の環境活動計画の実行及び記録の作成、事務局
への報告
自部門の環境への負荷・取組チェック、記録作成及び
活動取組の推進等
4/13
産業廃棄物関連
1.許可内容 (産業廃棄物収集運搬業)
2.施設等の状況
●運搬設備
船舶
車両
600~7,000トン積
~4トン車
7トン車~
10トン車~
トラクター
トレーラー
26隻
4台
2台
4台
25台
92台
●積替保管施設
所在地
面積
保管上限量
産業廃棄物の種類
北九州市若松区響町1丁目62番34
(北九州市リサイクルポートB区画)
23.6m2
5.9m3
廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、
金属くず、ガラスくず、がれき類 (7種類)
3.主要収集運搬品目(ばいじん、汚泥、鉱さい、がれき類他)
4.受託した産業廃棄物の収集運搬量
●産業廃棄物
種類
汚泥
ばいじん
鉱さい
その他
計
平成22年度
96,605
175,203
74,855
20,624
367,287
平成23年度
153,245
173,504
46,667
15,759
389,175
平成24年度
216,223
149,369
48,466
15,116
429,174
単位(トン)
平成25年度
244,390
191,161
35,631
7,863
479,045
500,000
400,000
その他
300,000
鉱さい
ばいじん
200,000
汚泥
100,000
0
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
5/13
●特別管理産業廃棄物
種類
ばいじん
引火性廃油
特定有害廃油
腐食性廃酸
その他
計
平成22年度
66
37
63
180
136
482
平成23年度
平成24年度
0
114
60
140
134
448
0
194
53
44
69
360
単位(トン)
平成25年度
2,328
304
8
0
1
2,641
3,000
2,500
2,000
その他
腐食性廃酸
特定有害廃油
引火性廃油
ばいじん
1,500
1,000
500
0
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
度
度
度
度
5.当社が排出した産業廃棄物の数量
種類
廃プラスチック類
木くず
汚泥
紙くず
その他
計
平成22年度
94
122
18
4
1
239
平成23年度
120
118
3
19
26
286
平成24年度
113
150
5
23
0
291
単位(トン)
平成25年度
97
83
42
5
1
228
300
250
その他
200
紙くず
150
汚泥
100
木くず
廃プラスチック類
50
0
平成22年度平成23年度平成24年度平成25年度
6/13
産 業 廃 棄 物 処 理 業 許 可 一 覧 表 ( 収 集 ・ 運 搬 )
鶴 丸 海 運 株 式 会 社
平成26年3月31日現在
燃
汚
廃
廃
廃
廃
ゴ
金
く
く
ず
ず
くガ
ずラ
ス
く
ず
及
び
陶
磁
器
ム
属
●
●
プ
ア
産業廃棄物の種類
え
ル
ラ
ス
ッ
チ
カ
許可を受けた都道
府県(政令市)名
ク
殻
泥
油
酸
リ
類
●
●
●
●
1
愛 知 県
●
●
2
青
県
●
●
3
秋 田 県
4
森
鉱
い
●
木
類
ダ
ス
ト
類
・
ば
い
じ
ん
ず
ず
ず
●
●
●
●
●
が
れ
さ
き
繊
動
植
維
く
物
く
許 可 年 月 日
く
有 効 期 限
許 可 番 号
性
残
渣
平成25年 9月27日 平成27年10月 5日 第02300000367号
●
平成22年 3月24日 平成27年 3月23日 第00201000367号
●
●
平成25年 1月15日 平成30年 1月14日 第00503000367号
石 川 県
●
●
平成24年11月13日 平成29年11月 5日 第01707000367号
5
茨 城 県
●
●
●
平成24年 8月13日 平成29年 6月22日 第00801000367号
6
愛 媛 県
●
●
7
大 分 県
●
●
8
大 阪 府
9
岡 山 県
10 沖 縄 県
●
紙
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
15 京 都 府
●
●
16 熊
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
22 千 葉 県
23 東
京
●
●
●
●
県
●
●
●
●
根
●
●
●
21 島
●
●
●
●
●
●
●
18 埼 玉 県
県
●
●
●
平成25年 9月25日 平成27年 6月20日 第03304000367号
●
●
●
●
●
平成26年 1月28日 平成31年 1月 7日 第04702000367号
平成21年12月 9日 平成26年12月 8日 第03709000367号
平成22年11月 1日 平成27年10月31日 第01403000367号
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
平成22年 6月21日 平成27年 6月20日 第04305000367号
平成24年 5月18日 平成29年 5月17日 第03900000367号
●
●
●
平成24年 4月27日 平成29年 3月10日 第01104000367号
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
平成26年 3月31日 平成31年 3月30日 第3200000367号
●
●
平成22年 4月21日 平成27年 4月20日 第04106000367号
平成21年 6月30日 平成26年 6月29日 第02201000367号
●
都
平成25年 7月14日 平成30年 7月13日 第07610000367号
平成23年10月18日 平成28年 7月15日 第02600000367号
●
●
●
●
平成25年11月27日 平成30年 7月 9日 第04402000367号
平成25年 4月 4日 平成30年 4月 3日 第02700000367号
●
●
17 高 知 県
岡
平成24年 2月15日 平成29年 2月14日 第3805000367号
●
平成21年 8月24日 平成26年 8月23日 第08201000367号
14 北 九 州 市
20 静
●
●
13 神 奈 川 県
19 佐 賀 県
●
●
12 鹿 児 島 市
県
●
●
11 香 川 県
本
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
平成21年 9月27日 平成26年 9月26日 第01210000367号
●
●
●
平成22年12月 8日 平成27年12月 7日 第1300000367号
24 徳 島 県
●
平成25年 3月20日 平成30年 3月19日 第3600000367号
25 長 崎 県
●
平成25年 7月 2日 平成30年 7月 1日 第04200000367号
●
平成23年 6月18日 平成28年 6月17日 第02804000367号
●
平成24年 5月14日 平成29年 5月13日 第03400000367号
26 新 潟 県
27 兵 庫 県
●
●
28 広 島 県
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
平成24年 3月 6日 平成29年 3月 5日 第01509000367号
●
29 福 井 県
30 福 岡 県
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
31 福 島 県
32 北
海
●
平成24年12月20日 平成29年12月19日 第1807000367号
●
●
●
●
●
道
●
33 三 重 県
●
●
34 山 形 県
●
●
35 山 口 県
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
平成24年12月17日 平成29年12月 4日 第00707000367号
平成23年 9月23日 平成28年 8月16日 第00100000367号
●
●
●
平成21年12月 9日 平成26年12月 8日 第04000000367号
●
平成23年 5月18日 平成28年 4月14日 第02400000367号
●
●
●
平成23年 1月 7日 平成27年10月11日 第0609000367号
●
●
●
●
平成21年 7月 2日 平成26年 7月 1日 第03500000367号
特 別 管 理 産 業 廃 棄 物 処 理 業 許 可 一 覧 表 ( 収 集 ・ 運 搬 )
鶴 丸 海 運 株 式 会 社
平成26年3月31日現在
燃
汚
引
火
特別管理産業廃棄物
の種類
特
定
腐
食
有
性
え
廃
殻
泥
油
定
廃
油
廃
酸
腐
特
食
定
ス
性
有
ト
有
廃
害
ア
性
害
許可を受けた都道
府県(政令市)名
特
廃
酸
鉱
害
廃
ダ
類
さ
・
ア
ば
ル
ル
い
カ
カ
リ
リ
許 可 年 月 日
有 効 期 限
許 可 番 号
じ
い
ん
1
愛 媛 県
●
2
沖 縄 県
●
平成25年 5月 2日 平成30年 5月 1日 第3859000367号
平成26年 1月 8日 平成31年 1月 7日 第04752000367号
3
神 奈 川 県
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
平成25年 3月14日 平成30年 3月 6日 第01453000367号
4
北 九 州 市
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
平成25年10月25日 平成30年10月24日 第07650000367号
7/13
平成25年度達成状況及び中期環境目標
当社は、エコアクション21のガイドラインに基づく環境マネジメントシステムを構築し、各事業所、各船
舶毎に二酸化炭素・廃棄物・水使用量の下記原単位あたりの対平成22年度比3%の削減を目標として掲げ、
活動計画を策定し、環境活動に取り組んできた。
目標
原単位
二酸化炭素総排出量
t-CO2
22年度
基準年
64,773
t-CO2/トン・千キロ
0.021897
トン・千キロ
1,854,023
t-CO2/トン・千キロ
0.031586
セメント船重油
貨物船重油
原
単
位
トラック軽油
リフト軽油
t-CO2/トン・千キロ
0.133
トン・千キロ
24,515
kg-CO2/トン
0.775
1,275,947
0.370
632,005
ガソリン(事務所)
kg-CO2
125,151
電気(事務所)
kg-CO2
289,654
灯油(事務所)
kg-CO2
8,931
プロパンガス(事務所)
kg-CO2
1,814
都市ガス(事務所)
kg-CO2
545
貨物船
トン
産業廃棄物排出量の削減
トン
水使用量の削減
m3
化学物質使用量の削減
トン
グリーン購入の推進
達成率
%
0.359
3%減
kg-CO2
トン
0.752
3%減
その他軽油
トン
0.129
3%減
293,543
一般廃棄物排出量の削減
(事務所)
セメント船
0.030638
3%減
600,330
kg-CO2/トン
0.021240
3%減
トン・千キロ
トン
総
量
判定
○
26年度
目 標
27年度
目 標
1.8%減
トン
電気(倉庫、クレーン)
目 標
25年度
実 績
63,636
284,737
3%減
121,397
3%減
280,965
3%減
8,663
3%減
1,759
3%減
529
3%減
34.925
33.877
3%減
52.340
50.770
3%減
3.765
3.652
3%減
238.252
231.104
3%減
6,344
6,154
3%減
4.640
4.594
1%減
0.022357
×
2.1%増
1,980,283
0.028435
4%減
◎
10%減
516,410
0.151
×
◎
◎
○
◎
10%減
221,782
◎
23%減
8,493
○
4.9%減
1,657
◎
27.237
◎
59.630
×
2.287
◎
227.768
○
5,300
◎
16%減
4.209
○
118,894
278,068
275,172
4%減
5%減
8,574
1,741
523
33.528
50.246
3.614
8/13
8,485
5%減
1,723
5%減
518
5%減
33.179
5%減
49.723
5%減
3.577
5%減
228.722
226.339
4%減
5%減
6,090
4.547
6,027
5%減
4.501
2%減
3%減
50%
60%
注1)電気使用量の排出係数は0.378kg-CO2/kWh(平成21年度実績、九州電力)を使用している。
※化石燃料削減の具体的取り組みが本来業務である為、二酸化炭素の削減に含まれる。
0.351
5%減
5%減
4%減
9.3%減
0.736
5%減
120,145
4%減
4.4%減
0.126
5%減
4%減
4%減
39%減
5%減
278,866
4%減
14%増
0.030007
5%減
4%減
22%減
5%減
281,801
4%減
47%減
0.020802
4%減
4%減
○
8.7%減
291
0.355
4%減
7.3%減
112,696
0.744
4%減
23%減
758,439
272,068
0.128
4%減
16%減
1,634,902
0.284
0.030323
4%減
14%増
18,480
0.650
0.021021
主な環境活動への取り組み
二酸化炭素排出量の削減
●重油使用量(船舶)の削減
●フレンドフィンの取り付け(セメント専用船5隻)
船尾の水流を整流することにより船体の抵抗を減少させ、効率の良い推力を生み出し、6
~8%の燃料消費削減効果がある。
●船首・船尾ブラスト、プロペラ省エネ研磨
通常、塗装は塗り重ねますが、古塗装を
全面剥離し、ブラストという下地処理により
新塗装の密着性を高めて、航行エネルギーの
低減を実現します。
又、海洋生物の付着や経年劣化でプロペラ
の表面粗度が増大するとプロペラ性能が低下
するので、燃料消費量が増大します。
プロペラの表面を研磨することで燃料消費量
を削減することが出来ます。
●エネルギー使用効率の高い運航
・空船回航の回避
・積載率改善への働きかけ
・気象・海象を把握し、入港時間に合わせた経済速力での運航
9/13
●軽油使用量(車両)の削減
●省エネ対策車両の代替購入
尿素SCR触媒による窒素酸化物の浄化と大型PM低減装置による粒子状物質の低減を実
現している。
●バイオディーゼル燃料の使用
バイオディーゼル燃料とは、菜種油等
の植物油や天ぷら油等から作られます。
日本では2007年3月31日に石油
製品品質確保法が改訂され、軽油に最大
5%を限度として添加した「B5軽油」
の販売が認可されました。
植物は二酸化炭素を光合成で吸収する
為、植物由来の燃料=バイオディーゼル
燃料は地球上の二酸化炭素絶対量を増加
させないことになります。
(カーボンニュートラルと言います)
●デジタルタコメーターの装備
デジタルタコメーターを装備し、安全運転・経済走行の徹底させることが燃料費の削減や
環境保全につながると考えています。
●エコドライブ10のすすめ
・ふんわりアクセル「eスタート」
・車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
・減速時は早めにアクセルを離そう
・エアコンの使用は適切に
・ムダなアイドリングはやめよう
・渋滞を避け、余裕をもって出発しよう
・タイヤの空気圧から始める点検・整備
・不要な荷物はおろそう
・走行の妨げとなる駐車はやめよう
・自分の燃費を把握しよう
●電気使用量の削減
●節電意識の徹底
・昼休みの消灯
・トイレの消灯
・事務機器の待機電源オフ
●冷暖房の設定温度の管理
・クールビズ、ウォームビズ
・グリーンカーテン
・フィルターの定期的な清掃
・デマンドシステムの活用
電力/温度/湿度/照度等の無線センサー端末で、見える化による節電・省エネに効果が
ある。
10/13
廃棄物排出量の削減
●紙使用量の削減
●文書管理システムの活用⇒ペーパーレス化
●両面、縮小印刷・コピーの活用
●裏紙使用の促進
●リサイクル、リユース
●分別の徹底⇒分別容器の設置
●詰め替え可能な製品の購入
水使用量の削減
●水道の適正使用
●蛇口付近の節水表示
●漏水のチェック
●洗車時の水の管理
太陽光発電事業
平成26年3月31日、ひびき物流センターの屋根を利用した太陽光発電設備が竣工
しました。
952枚の太陽光パネルの年間発電量は、年間276,351kwhとなります。
平成26年下期より、売電開始予定です。
11/13
環境活動の取り組み結果の評価
削減目標
基準年
対比
二酸化炭素総排出量
1.76%▽
二
酸
化
炭
素
排
出
量
目標値
対比
前年
対比
評価
2.83%▽
セメント船重油
2.10%▲ 5.26%▲ 2.23%▽
船舶の老朽化の中、ブラストの実施、プロペラ研
磨等の省エネ投資の効果が見られた。
貨物船重油
9.98%▽ 7.19%▽ 1.12%▲
昨年に引き続き荷動きが活発。空船回航を少なく
し、積載効率を上げる等の取り組みを継続する。
トラック軽油
13.53%▲ 17.05%▲ 5.59%▲
エコドライブの徹底と併せて、省エネ車両の代替
購入を進め、配車効率の改善に取り組む。
リフト軽油
16.13%▽ 13.56%▽ 3.99%▽
綿密な工程管理により、無駄な作業の発生が抑制
され、作業効率が改善した。
電気
(倉庫、クレーン)
23.24%▽ 20.89%▽ 27.18%▽
綿密な工程管理により、無駄な作業の発生が抑制
され、作業効率が改善した。
節電意識の徹底により、大幅な削減を達成出来
電気(事務所)
23.43%▽ 21.06%▽ 0.56%▲ た。熱中症対策の問題もあり、可能な限りの削減
を目指す。
一
排般
出廃
量棄
物
全員が削減意識をもって取り組み、大幅な削減が
事務所
22.01%▽ 19.60%▽ 19.01%▽ 出来た。今後も、文書管理システムを活用し、各
人の意識改革によりペーパーレス化を進める。
セメント船
貨物船
13.93%▲ 17.45%▲ 8.89%▲ 重点実施項目に掲げ、減量に努めることと併せ
39.26%▽ 37.38%▽ 33.71%▽ て、陸揚げまで厳重な管理を行なう。
産業廃棄物排出量
4.40%▽ 1.44%▽ 21.81%▽
梱包材、緩衝材を安易に受け取らない、返却する
という意識が徹底されてきた。
節水意識をもっての取り組みにより、大幅な削減
水使用量
16.46%▽ 13.88%▽ 7.00%▽ を達成出来た。今後も、全員に節水意識の周知徹
底を図る。
化学物質使用量
9.30%▽ 8.39%▽ 9.30%▽
グリーン購入の推進
MSDSを入手、管理し、ペイントの在庫管理を
徹底している。
エコマーク商品、詰め替え可能な商品を可能な限り選択し、低燃費車への代替
を順次進めている。
環境関連法規への違反、訴訟等の有無
当事業所に適用される環境関連法規の遵守状況を確認した結果、違反はありません。又、関係機関等から
の指摘、利害関係者からの訴訟も過去3年間はありません。
代表者による全体の評価と見直し
当社の二酸化炭素排出量の92.7%を占める重油、6.5%を占める軽油の使用量削減は、当社に
とっての最重要課題です。貨物船は昨年に引き続き荷動きが活発で、順調に推移しています。セメント船は
目標値を達成することはできませんでしたが、前年より数値は改善し、ブラスト、プロペラの研磨等省エネ
設備への投資に一定の効果が見られました。セメント船は次年度新船が1隻就航するので、陸上も低燃費車
への代替を積極的に進め、荷主へも働き掛けながら、空船回航、空車回送の削減に努めて下さい。
産業廃棄物は、取扱量が増えたから増えるではなく、再利用を含めた減量策を検討する必要があります。
船員へは陸員の訪船時、又は入渠時に、技能職へは安全会議等の機会を利用した啓発を含めた教育を定期
的に行ない、部門毎に小さなPDCAが回るよう、EA21活動の周知徹底をお願いします。
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平成26年度の環境活動への取り組み
二酸化炭素排出量の削減
●重油使用量(船舶)の削減
●軽油使用量(車両)の削減
●省エネ対策車両の代替購入の推進
●費用対効果を勘案した省エネ設備への投資
●配車効率の改善
●効率配船
●デジタルタコメーターの活用
●エコドライブの徹底
●ガソリン使用量(車両)の削減
●ハイブリッドカーの代替購入の推進
●エコドライブの徹底
●電気使用量の削減
●節電意識の徹底
●冷暖房の設定温度の管理
廃棄物排出量の削減
●一般廃棄物排出量の削減
●ペーパーレス化への個人の意識改革
●リサイクル、リユースの推進
●産業廃棄物排出量の削減
●梱包材、緩衝材等返却の意識徹底
●リサイクル、リユースの推進
水使用量の削減
●水道の適正使用 ●漏水のチェック ●洗車時の水の管理
化学物質使用量の削減
●船舶用塗料の適正管理
グリーン購入の推進
●買う前に必要か考える
●買う時に環境を考えて作られたものを選ぶ
●使う時に長く大切に使えるものを選ぶ
●使い終えたらごみが少なくなるものを選ぶ
太陽光発電事業
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TSURUMARU
SHIPPING CO.,LTD.
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