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しんじゅくの図書館

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しんじゅくの図書館
しんじゅくの図書館
2009
新宿区立図書館
刊行にあたって
平成 21 年(2009)版の新宿区立図書館年報「しんじゅくの図
書館 2009」をお届けします。
この冊子は、平成 20 年度の事業実績を中心に新宿区立図書館
の活動をまとめたものです。
区立図書館では、区民・利用者にとって役に立つ身近な図書館
をめざして様々な取り組みを進めています。
平成 20 年 1 月には、
「新宿区立図書館基本方針」を策定し、こ
れからの区立図書館が将来目指していく新しい図書館像を方針と
して定めました。
また、平成 16 年 3 月に策定した「新宿区子ども読書活動推進
計画」の成果を検証したうえで、平成 20 年 3 月に「第二次 新
宿区子ども読書活動推進計画」を策定しました。この新たな計画
(平成 20 年4月~平成 24 年 3 月)に基づき、子ども読書活動に
関する事業を総合的に進めていきます。
平成 20 年 1 月には、図書館情報システムの更新により操作性
の向上とシステム安定性の向上を図りました。さらに平成 21 年
2 月からは、区立図書館で貸し出しを行う図書館資料にICタグ
を貼付し、図書館資料の一括管理や自動貸出機の導入によるカウ
ンター業務の省力化を図るとともに、インターネット検索利用者
端末を設置し、利用者サービスの向上を図ってまいりました。
また、平成 21 年度より 3 か年をかけ、地域図書館 8 館に順次、
指定管理者制度を導入いたします。平成 21 年 4 月からは、戸山
図書館、北新宿図書館、中町図書館において、指定管理者による
運営を行っています。これら指定管理者の成果を検証し、利用者
サービスの充実を図ってまいります。
一方、新しい中央図書館については、平成 21 年度に学識経験
者と区民による検討組織を設置し、IT社会に対応した情報セン
ターとしての新中央図書館の整備等を検討していきます。
この冊子を、今後の図書館サービスを考える上での参考にして
頂ければ幸いです。
平成 21 年9月
新宿区立図書館 例 言
1 本書は、新宿区立図書館年報
「しんじゅくの図書館2009」
である。
2 内容は、平成 20 年度及び平
成 21 年度前半期の新宿区立図書
館の事務事業を中心に、関連す
る資料・情報等を掲載したもの
である。
3 本書の作成作業は、各館の
事務事業資料をもとに、中央図
書館が取りまとめた。
『しんじゅくの図書館2009』
目 次
刊行にあたって
例言・目次
Ⅰ 施設の規模と概要 …………………………………………………… 2
1.新宿区立図書館の沿革…………………………………………2
2.施設の規模と概要………………………………………………4
3.図書館案内………………………………………………………6
Ⅱ 利用案内 ……………………………………………………………… 8
1.開館時間・休館日………………………………………………8
2.図書館資料サービス……………………………………………9
3.児童サービス……………………………………………………9
4.視聴覚資料サービス……………………………………………10
5.視覚障害者サービス……………………………………………10
6.家庭配本サービス………………………………………………10
7.その他サービス…………………………………………………11
Ⅲ 利用実績 ……………………………………………………………… 12
1.利用登録者数……………………………………………………12
2.サービス考課……………………………………………………20
3.図書館資料サービス……………………………………………21
4.視聴覚資料サービス……………………………………………29
5.児童サービス……………………………………………………31
6.視覚障害者サービス……………………………………………36
7.家庭配本サービス………………………………………………36
8.その他サービス…………………………………………………37
Ⅳ 図書館資料 …………………………………………………………… 38
1.年間蔵書受入数…………………………………………………38
2.各図書館別部門蔵書数…………………………………………39
3.視聴覚資料数……………………………………………………40
Ⅴ 組織と事務 …………………………………………………………… 41
1.組織と事務………………………………………………………41
2.図書館運営協議会………………………………………………42
3.ICタグシステムの導入………………………………………44
4.指定管理者制度の導入…………………………………………46
5.図書館サポーター制度…………………………………………47
6.大学図書館との連携……………………………………………48
7.子ども読書活動の推進…………………………………………49
8.図書館へのご意見・ご要望等の主な内容……………………52
【資料編】…………………………………………………………………… 53
Ⅰ
施設の規模と概要
2
1. 新宿区立図書館の沿革
【新宿区立図書館の沿革】
昭和24. 7.
25. 9.
26. 3.
27. 11.
31. 9.
35. 9.
38. 3.
38. 4.
41. 4.
44.
46.
47.
47.
47.
49.
49.
54.
55.
56.
57.
57.
58.
58.
60.
61.
平成元
元
3.
3.
4.
5.
6.
6.
6.
8.
9.
9.
9.
9.
10.
10.
11.
11.
12.
新宿区文化会館 (内藤町 87) 3階に児童向の図書室 (蔵書 2 千冊) として発足
23
(開館時間 午前 10 時~午後 6 時)
新宿区文化会館 2 階に CIE(Civil Information and Education Section)
1
民間情報教育局)図書館開設(昭和 27 年 8 月 16 日廃止)
25 図書館法 (昭和 25.4.30 法 118) による公立図書館として名称が
「新宿区立新宿図書館」 となる (蔵書 1 万冊)
新宿区教育委員会の発足により同委員会の組織となる。
1
夜間開館実施(~午後 9 時)
1
落合分室開設(児童図書室)(区長公舎跡)
1
榎町分室開設(榎町特別出張所 3 階)
1
大久保分室開設(大久保特別出張所 3 階)
2
新宿区資料室(昭和 39.4.1 開設、新宿区文化会館 4 階)を教育委員会に移管、
1
図書館の所管となる
中央公園分室開設
4. 16
落合分室廃止
12. 31
中央図書館児童室開設(開館時間 午後 1 時~午後 5 時)
2. 1
4. 18 中央図書館開設(開館時間 午前 10 時~午後 8 時)、資料室を中央図書館
郷土資料室とする[2 館 3 分室]
新宿図書館に読書室及び児童室開設
8. 1
榎町分室廃止
9. 1
鶴巻図書館開設(開館時間 午前 10 時~午後 6 時・児童室~午後 5 時)
9. 5
4. 11 西落合図書館開設(開館時間 午前 10 時~午後 6 時・児童コーナー~午後 5 時)
4. 26 戸山図書館開設(開館時間 午前 10 時~午後 6 時・児童室~午後 5 時)
戸山図書館で視覚障害者サービスを開始(対面朗読)
10. 1
北新宿図書館開設(開館時間 午前 10 時~午後 6 時・児童コーナー~午 5 時)
4. 1
戸山図書館に録音室・対面朗読室完成、録音テープの貸出しを開始
10. 1
郷土資料室を文化財郷土資料担当副主幹として、中央図書館より分離
4. 1
中町図書館開設(開館時間 午前 10 時~午後 6 時・児童コーナー~午後 5 時)
10. 1
区役所内分室開設(開館時間 午前 10 時~午後 5 時)
1. 26
家庭配本サービスを開始(身体障害等来館困難な区民)
9. 1
中央公園分室廃止
8. 31
角筈図書館開設(コンピュータ導入)
9. 5
(開館時間 午前 10 時~午後 6 時・児童コーナー~午後 5 時)
個人の図書館資料(図書・雑誌)貸出冊数を 3 冊から 5 冊以内へ拡大
12. 1
中央図書館にコンピュータ導入、 角筈図書館とオンライン ・ ネットワーク化
12. 3
鶴巻図書館、西落合図書館にコンピュータ導入、4 館をオンライン・ネットワーク化
12. 1
戸山図書館、北新宿図書館にコンピュータ導入、6館をオンライン・ネットワーク化
12. 1
戸山図書館、カセットテープの貸出し対象を視覚障害者から一般へ拡大
大久保分室廃止
3. 31
大久保図書館開設(コンピュータ導入)、7 館をオンライン・ネットワーク化
5. 6
(開館時間 午前 10 時~午後 6 時・児童コーナー~午後 5 時)
中町図書館にコンピュータ導入、8 館をオンライン・ネットワーク化
12. 1
図書のリサイクルフェア実施(11 月 13 日から 17 日の 4 日間、中央図書館大会議室
11. 13
4. 10 新宿図書館を四谷図書館と名称変更し新装開館(四谷区民センター7~ 8 階)
(コンピュータ導入)9 館のオンライン・ネットワーク化完成
(開館時間 午前 10 時~午後 8 時)
こどもの日(祝日)開館(区役所内分室を除く全館 午前 10 時~午後 5 時)
5. 5
視聴覚資料(CD・ビデオテープ各 1 点)の相互貸借開始(予約による)
6. 1
文化の日(祝日)開館(区役所内分室を除く全館 午前 10 時~午後 5 時)
11. 3
個人の図書資料(図書・雑誌)貸出冊数を 5 冊以内から 10 冊以内へ拡大
4. 1
視聴覚資料の相互貸出の予約数を「CD1 点から 3 点」
「ビデオテープ 1 点から 2 点」へ拡大
10. 1
区役所内分室を行政資料コーナーとして再編
5. 13
地域資料室(愛称「わがまち しんじゅく」)開設(中央図書館 3 階)
6. 19
図書資料(図書・雑誌)の予約数を 5 冊以内から 10 冊以内へ拡大
9. 1
13.
13.
13.
14.
14.
14.
14.
15.
4. 1
9. 18
10.16
1. 5
4. 1
7. 11
10. 9
4. 1
15. 4. 30
15. 12. 2
16. 3. 15
16. 4. 1
16. 6. 5
16. 6. 22
16. 7. 6
16. 7. 27
17. 1. 31
17. 3. 8
17. 3. 24
17. 4. 1
17. 5. 10
17. 6. 21
18. 2. 3
18. 1. 17
18. 4. 1
18. 5. 5
18. 6. 20
18. 10.14
18. 10. 21
19. 2. 1
19. 4. 11
19. 4. 23
19. 7. 10
19. 7. 15
20. 1. 15
20. 2. 15
20. 3. 31
20. 7. 26
21. 2. 3
21. 4. 1
21. 7. 1
21. 7. 15
施設の規模と概要
Ⅰ
1. 新宿区立図書館の沿革
3
日曜日・祝日(5/5・11/3)の開館時間 午前 10 時~午後 6 時に拡大
中央図書館児童室 開館時間 午前 10 時~午後 6 時に拡大
その他の児童室・児童コーナー 開館時間「その館の開館時間と同じ」に拡大
全館(区役所内分室を除く)システム機器の一斉更新
AV 利用資格要件の変更(年齢要件の削除)
新宿区立図書館ホームページの開設、 インターネットによる図書検索サービスの開始
電話予約サービスの開始
西落合図書館・戸山図書館・北新宿図書館・鶴巻図書館・中町図書館 5 館の第四火曜日
を開館図書のリサイクルフェアを廃止し、各館にリサイクルコーナーを設置
図書館奉仕員制度のスタートモバイル版図書検索サービスの開始
予約資料受取館指定サービスの開始
インターネット予約検討会の設置
新宿区立図書館運営協議会設置要綱を一部改正
(委員選任と協議会開催回数規定の変更)
「新宿区子ども読書活動推進計画」作成委員会設置
東京富士大学と相互協力に関する覚書に調印(16 年 1 月 20 日制度開始)
「新宿区子ども読書活動推進計画」 策定
DVD の貸出し開始(中央図書館)
図書館運営協議会が区民(図書館利用者)と意見交換会
インターネットによる図書館資料の予約サービスの開始
「図書館サポーター制度」 スタート
図書館ホームページ「こどもページ」の充実
目白大学と図書館相互協力に関する覚書に調印(17 年4月 15 日制度開始)
図書館運営協議会「区立図書館サービスの基本的なあり方について(提言)」を提出
独立行政法人日本学生支援機構と「外国語によるお話会」の実施に関する覚書に調印
利用者登録要件の変更(住所要件なし→都内在住、区内在勤・在学)
開館時館の延長 ( 中央・四谷図書館を除く地域館と中央図書館視聴覚室の火曜日~金曜日
の開館時間を午後 7 時まで延長 )
男女共同参画推進センター(ウィズ新宿)のオンライン・ネットワーク化(図書資料のみ)
と図書の相互貸借を開始。
新宿区立図書館の行政コスト計算を公表 中央図書館児童室を閉室として、こども図書館開設に向けた改修工事を開始
年間を通した祝休日開館 (1/1 を除く ) を開始
男女共同参画推進センターとの相互貸借に視聴覚資料を追加 男女共同参画推進センター(ウィズ新宿)で視聴覚資料のオンライン化
配本車による団体貸出事業の拡大(対象団体・貸出冊数の拡大)
中央図書館 2 階児童室を改装し 「こども図書館」 を開設
セレモニー・こども映画会・フルート演奏にのせたおはなし会を開催
区内 4 病院を対象とした団体貸出サービス開始
新宿歴史博物館のオンライン ・ ネットワーク化(所蔵資料検索のみ)
ビジネス情報支援相談会開始(中央・角筈図書館)
新宿区立図書館夏目漱石生誕 140 年記念事業開始(19 年 12 月 24 日)
図書館情報システム再構築検討会議設置
こども図書館が平成 19 年度子どもの読書活動優秀実践図書館 ・ 団体 (者) 文部科学大臣表彰を受賞
第二次新宿区子ども読書活動推進計画策定委員会設置
「新宿区立図書館基本方針」(中間まとめ)公表
「新宿区立図書館基本方針」 策定
早稲田大学教育・総合科学学術院図書施設と相互協力に関する覚書に調印(20 年 4 月 1 日制度開始)
「第二次新宿区子ども読書活動推進計画」 策定
ボランティア団体による「合同おはなし会」開催
IC タグシステム、 インターネット検索利用者端末を設置
戸山図書館、 北新宿図書館、 中町図書館において、 指定管理者による運営委託を開始
新宿区立図書館(四谷・角筈・大久保)指定管理者選定委員会設置
新宿区立図書館(四谷・角筈・大久保)指定管理者公募開始(~ 8 月 14 日)
Ⅰ
施設の規模と概要
4
2. 施設の規模と概要
館名
中央
設立年月日 所在地・電話番号
S47.4.18
下落合 1-9-8
TEL3364-1421
FAX5389-2241
こども
区役所
内分室
四谷
鶴巻
H18.5.5
S60.1.26
西落合
S54.4.11
戸山
S55.4.26
北新宿
S57.4.1
中町
S58.10.1
角筈
H1.9.5
大久保
H6.5.6
合 計
閲覧席
5,197 ㎡
( 中央 4,674 ㎡ / こども 523 ㎡ )
みどり土木部みどり公園課
職員数(司書数)
一般271 席
合計271 席
職 員
非常勤
合 計
児童54 席
合計54 席
職 員 6 名 (3 名)
非常勤 8 名 (8 名)
合 計 14 名 (11 名)
一般0 席
児童0 席
合計0 席
職 員(- 名)(- 名)
非常勤 (- 名)(- 名)
合 計(- 名)(- 名)
一般98 席
児童30 席
合計128 席
職 員 13 名 (3 名)
非常勤 7 名 (7 名)
合 計 20 名 (10 名)
一般26 席
児童15 席
合計41 席
職 員 7 名 (2 名)
非常勤 4 名 (3 名)
合 計 11 名(5 名)
一般36 席
児童22 席
合計58 席
職 員 6 名 (2 名)
非常勤 3 名 (3 名)
合 計 9 名 (5 名)
33 名 (12 名)
11 名 (10 名)
44 名 (22 名)
西部公園事務所
みどり土木部道路課
西部工事事務所
歌舞伎町 1-4-1
53 ㎡
TEL3209-1111
新宿区役所区政情報センター内
S26.3.25 内藤町 87
( 改築 H9.4.10) TEL3341-0095
S49.9.5
施設の規模・併設の有無
2,399 ㎡
四谷地域センター
早稲田鶴巻町 521
654 ㎡
TEL3208-2431
単独館
西落合 4-13-17
527 ㎡
TEL3954-4373
単独館
戸山 2-11-101
1,121 ㎡
戸山生涯学習館
都営住宅
一般30 席
児童20 席
合計50 席
委託職員 13 名 (8 名)
合 計 13 名 (8 名)
593 ㎡
北新宿生涯学習館
北新宿第二児童館
北新宿第二保育園
一般44 席
児童18 席
合計62 席
委託職員 14 名 (7 名)
合 計 14 名 (7 名)
515 ㎡
中町児童館
中町保育園
一般16 席
児童10 席
合計26 席
委託職員 11 名 (8 名)
合 計 11 名 (8 名)
1,042 ㎡
角筈地域センター
一般30 席
児童20 席
合計50 席
職 員 6 名 (5 名)
非常勤 3 名 (3 名)
合 計 9 名 (8 名)
730 ㎡
大久保地域センター
一般28 席
児童16 席
合計44 席
職 員 7 名 (2 名)
非常勤 4 名 (4 名)
合 計 11 名 (6 名)
施設面積計12,831 ㎡
一般579 席
児童205 席
合計784 席
TEL3207-1191
北新宿 3-20-2
TEL3365-4755
中町 25
TEL3267-3121
西新宿 4-33-7
TEL5371-0010
大久保 2-17-7
TEL3209-3812
職 員
非常勤
委託職員
合 計
78 名(29 名)
40 名 (38 名)
38 名 (23 名)
156 名 (90 名)
資料点数
一般
児童
雑誌
新聞
197,968 LPレコード
-
CD
300 ビデオテープ
51
DVD
16 ミリ等
1,237
児童
69,382
雑誌
53
新聞
4
一般
1,076
行政資料
3,099
一般
89,609
児童
21,739 ビデオテープ
雑誌
320
新聞
37
一般
38,902
児童
13,955
雑誌
87
新聞
15
一般
34,529
児童
13,752
雑誌
79
新聞
20
CD
2. 施設の規模と概要
5
備 考
4,800
10,493
2,687
1,567
レコード試聴卓 1 席
CD試聴卓3
大会議室76 席
視聴覚ホール100 席
6,279 ビデオ視聴卓 2 席
2,153 CD試聴卓2 席
会議室20 席
会議室20 席
一般
58,254
20,798 カセットテープ
CD
4,325
26
一般
44,665
児童
17,881
雑誌
94
新聞
21
一般
45,280
児童
15,366
雑誌
107
新聞
15
一般
54,294
児童
15,708
雑誌
177
新聞
27
一般
51,322
児童
19,183
雑誌
122
新聞
28
JR 線・東京メトロ東西線・西武新宿線
「高田馬場駅」徒歩 8 分
西武新宿線「下落合駅」徒歩 6 分
東京メトロ丸ノ内線
「新宿御苑駅」徒歩 5 分
都バス「新宿一丁目」徒歩 2 分
東京メトロ東西線
「早稲田駅」徒歩 7 分
都バス「早大正門」徒歩 5 分
都営大江戸線「落合南長崎駅」徒歩 10 分
西武池袋線「東長崎駅」徒歩 10 分
都バス・関東バス「西落合一丁目」徒歩 5 分
JR「大久保駅」「東中野駅」徒歩 10 分
都営大江戸線「東中野駅」徒歩 15 分
関東バス「北新宿」徒歩 2 分
JR「飯田橋駅」徒歩 15 分
東京メトロ東西線「神楽坂駅」徒歩 10 分
都営大江戸線「牛込神楽坂駅」徒歩 5 分
都バス「納戸町」徒歩 1 分
CD
4,962
JR 線・小田急線・京王線・都営新宿線
東京メトロ丸ノ内線「新宿駅」徒歩 20 分
都営大江戸線「都庁前駅」徒歩 10 分
京王バス「十二社池の上」徒歩 2 分
CD
4,729
JR「新大久保駅」徒歩 8 分
都営大江戸線・東京メトロ副都心線
「東新宿駅」徒歩 5 分
都バス「大久保通り」「大久保二丁目」徒歩 2 分
一般
618,998 LPレコード
児童
207,764
CD
4,800
30,788
雑誌
1,325 カセットテープ
2,223
新聞
217 ビデオテープ
4,840
1,237
交通機関
JR「新大久保駅」徒歩 15 分
都営大江戸線「若松河田駅」徒歩 8 分
東京メトロ副都心線「東新宿駅」徒歩 10 分
都バス「国立国際医療センター」徒歩 3 分
2,223
108
新聞
16 ミリ等
Ⅰ
※当該分室内の資料の JR 線・小田急線・京王線
みの閲覧・貸出を行う 東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線
「新宿駅」徒歩 8 分
西武新宿線「西武新宿駅」徒歩 7 分
児童
雑誌
施設の規模と概要
DVD
1,567
:車椅子利用可
平成 21 年 4 月 1 日現在
Ⅰ
施設の規模と概要
6
3. 図書館案内
中央図書館 こども図書館
〒161-0033下落合1-9-8
☎ 3364-1421
新 目白通り
鶴巻図書館
N
西武新宿線
〒162-0041 早稲田鶴巻町521
☎ 3208-2431
鶴巻図書館
早大正門
早稲田大学
鶴巻小
早大通り
下落合駅
医院
東京富士大学
さ
か
え
通り
神田川
中央図書館
N
銀行
高
田
馬
場
駅
早稲田通り
こども図書館
交番
鶴巻南公園
早稲田通り
早稲田駅
ビックボックス
東京メトロ東西線早稲田駅下車徒歩 7分
都バス早大正門下車徒歩 5分
JR、東京メトロ東西線、西武新宿線高田馬場駅下車徒歩 8分
西武新宿線下落合駅下車徒歩 6分
四谷図書館
〒160-8581 内藤町87
☎ 3341-0095
戸山図書館
〒162-0052 戸山2-11-101
☎ 3207-1191
戸山図書館
戸山公園
四谷四丁目
交差点
新宿一丁目
箱 国立国際医療センター
根
山
通
り
1F
生涯学習館
新宿通り
新宿御苑前駅
大久保通り
明
治
通
り
新宿御苑
トンネル
大木戸門
N
四谷図書館
四谷地域センター7F
N
新宿御苑
〒161-0031
西落合 4-13-17
☎ 3954-4373
西落合図書館
総務省統計局
国立国際医療
センター
中町図書館
落合第六小
白
大久保通り
通
り
高齢者在宅
サービスセンター
落合南長崎駅
N
水道タンク前
牛
込
中
納戸町 央
通
り
宮城道雄
記念館
愛日小
神
楽
坂
通
り
外堀通り
北新宿図書館
北新宿 3-20-2
☎ 3365-4755
〒169-0074
JR飯田橋駅下車徒歩15分、都バス納戸町下車徒歩1分
都営地下鉄大江戸線牛込神楽坂駅下車徒歩 5分
東京メトロ東西線神楽坂駅下車徒歩10分
北新宿図書館
3F
角筈図書館
西新宿4-33-7
☎ 5371-0010
〒160-0023
N
東中野駅
淀橋
第四小
十二社池の上
N
神
田
川
新
宿
中
央
公
園
都庁前駅
都庁
1F保育園
都庁
公園
大久保通り
コンビニ
北新宿
駅
飯田橋
市ヶ谷駅
交番
都バス・関東バス西落合一丁目下車徒歩5分
都営地下鉄大江戸線落合南長崎駅下車徒歩10分
西武池袋線東長崎駅下車徒歩15分
薬局
B1F
牛込神楽坂駅
逢
坂
新 青 梅街道
交番
中町図書館
牛込北町
銀行
西落合一丁目
病院
中町25
☎ 3267-3121
〒162-0835
神楽坂駅
N
目
地下鉄
若松河田町駅
JR新大久保駅下車徒歩15分
都営地下鉄大江戸線若松河田駅下車徒歩 8分
東京メトロ副都心線東新宿駅下車徒歩10分
都バス国立国際医療センター下車徒歩3分
東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅下車徒歩 5分
都バス新宿一丁目下車徒歩 2分
西落合図書館
都営戸山ハイツ
11号棟2F
NSビル
新
宿
駅
南通り
大
久
保
駅
JR大久保駅下車徒歩10分
都営地下鉄大江戸線東中野駅下車徒歩15分
JR東中野駅下車徒歩10分、関東バス北新宿下車徒歩2分
都庁
消防署
角筈図書館
角筈地域センター5、6F
ワシントンホテル
JR新宿駅(南口)
下車徒歩 20分
都営地下鉄大江戸線都庁前駅下車徒歩10分
京王バス十二社池の上下車徒歩 2分
大久保図書館
新宿社会保険
事務所
新
大
久
保
駅
大久保通り
NTT
大久保二丁目
3. 図書館案内
7
〒160-8484 歌舞伎町1-4-1
☎ 3209-1111 内2268
区役所内分室
大久保通り
大久保図書館
Ⅰ
区役所内分室
大久保2-12-7
☎ 3209-3812
〒169-0072
大久保地域センター2F
施設の規模と概要
新宿区役所1F
区政情報センター内
西
武
新
宿
駅
明
治
通
り
区役所
第一分庁舎
靖国通り
アドホックビル
大久保小
職安通り
N
東新宿駅
新宿通り
新
宿
駅
JR 新大久保駅下車徒歩 8分
都営地下鉄大江戸線東新宿駅下車徒歩 5分
東京メトロ副都心線東新宿駅下車徒歩5分
都バス大久保通り・大久保二丁目下車徒歩2分
JR新宿駅(東口)下車徒歩 8分
西武新宿線西武新宿駅下車徒歩 7分
《関連施設》
男女共同参画推進センター
(ウィズ新宿)
N
《関連施設》
新宿歴史博物館
〒160-0007 荒木町16
☎ 3341-0801
〒160-0008 三栄町22
☎ 3359-2131
合羽坂下
曙
橋
曙橋駅
外
苑
東
通
り
合羽坂下
靖国通り
合羽坂下
津ノ守児童遊園
津
ノ
守
坂
四
谷
駅
ウィズ新宿
南
津
ノ
守
ウィズ新宿 坂
四谷税務署
四
谷
駅
四谷税務署
新宿歴史博物館
N
都営地下鉄新宿線曙橋下車徒歩 8分
東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅下車徒歩10分
都バス合羽坂下下車徒歩 5分
長
崎
鶴巻図書館
新目白 通り
西落合図書館
合
下落
中井
宿線
新
西武
中央図書館
こども図書館
高
田
馬
場
地下
明
治
通
り
北新宿図書館
宿
角筈図書館
河田
線
江戸
西
武 区役所内分室
新
宿
新宿三丁目
中町図書館
若松
通り
鉄大
地下
都営
町
柳
込
牛
坂
楽
神
込
牛
男女共同参画
推進センター(ウィズ新宿)
新宿歴史博物館
新宿御苑前
目
谷三丁
四
四
谷
線
丸ノ内
地下鉄
四谷図書館
前
都庁
目
西線
戸山図書館
東新
宿
西新
五丁
鉄東
大久保
新
大
久
保
新
宿
西
口
宿
西新
西
早
稲
田
飯
田
橋
神楽坂
早稲田
大久保図書館
山
手
線
大
久
保
合
津ノ守児童遊園
四谷三丁目駅
都営地下鉄新宿線曙橋下車徒歩3分
東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅下車徒歩10分
都バス合羽坂下下車徒歩 2分
落
靖国通り
合羽坂下
外
苑
東
通
り
新宿歴史
博物館
四谷三丁目駅
N
曙
橋
曙橋駅
N
Ⅱ
利用案内
8
1. 開館時間・休館日
休 館 日
祝日に当
たる場合
は翌日
5・8
11・2 月
5・8
11・2 月
第
3
日
曜
第
4
日
曜
年末
年始
・
12/29
~
開館時間
毎週
月
曜
館内整理日
毎
毎
月
月
1/4
第
2
木
曜
第
3
木
曜
AM9:00 ~ PM8:00
※日曜日 AM9 ~ PM6
中 央
平成 22 年 4 月 1 日から
休
休
休
AM9:00 ~ PM9:45
※日曜日 AM9 ~ PM6
こども
AM9:00 ~ PM6:00
休
休
休
鶴 巻
AM10:00 ~ PM7:00
休
休
休
西落合
AM10:00 ~ PM7:00
休
休
休
休
休
休
休
休
休
休
休
休
戸 山
北新宿
中 町
※土・日曜日 AM10 ~ PM6
※土・日曜日 AM10 ~ PM6
AM9:00 ~ PM7:00
※土・日曜日 AM9 ~ PM6
AM9:00 ~ PM7:00
※土・日曜日 AM9 ~ PM6
AM9:00 ~ PM7:00
※土・日曜日 AM9 ~ PM6
AM10:00 ~ PM8:00
※日曜日 AM10 ~ PM6
四 谷
平成 22 年 4 月 1 日から
休
休
休
休
休
休
休
休
AM9:00 ~ PM9:45
※日曜日 AM9 ~ PM6
AM10:00 ~ PM7:00
※土・日曜日 AM10 ~ PM6
角 筈
平成 22 年 4 月 1 日から
休
休
AM9:00 ~ PM9:45
※日曜日 AM9 ~ PM6
AM10:00 ~ PM7:00
※土・日曜日 AM10 ~ PM6
大久保
平成 22 年 4 月 1 日から
休
休
AM9:00 ~ PM9:45
※日曜日 AM9 ~ PM6
区役所内分室
AM8:30 ~ PM5:00
※土・日曜日 休室
休
※ 1 この他、各館年間 7 日以内で特別図書整理を行います。各館毎に実施時期・実施期間が異なります。
※ 2 鶴巻・戸山図書館の児童コーナーは PM6:00 に閉室します。
利用案内
Ⅱ
2. 図書資料サービス 3. 児童サービス
9
2 図書資料サービス
館内閲覧
○ 自由に図書を選択・閲覧できる開架式書庫
館外貸出し
○ 現住所を確認の上で、貸出登録を受付
○ 1回 10 冊まで 2 週間貸出し
○「利用者カード」は区内全館共通
○ 次に利用希望者のない場合、1 回 2 週間の貸出延長が可能
○ 参考資料室の資料については、閲覧のみで貸出不可
○ 返却延滞者には、電話・ハガキによる返却要請通知
予約サービス
カウンター
電話
OPAC
インターネット
モバイル
○
○
○
○
○
図書館書架にない図書資料を予約するサービス
返却待ち・他館借用・購入などの方法で利用者へ対応
区内のどの図書館で予約し、どの図書館での受取りも可
電話等申込によるカウンター「取り置き」も可能
区内資料で対応不能の場合、都立図書館・国立国会図書館等からの
借用も可能
レファレンス
サービス
○ 調査研究のために必要な資料・情報の検索をお手伝いするサービス
○ 電話・FAX・手紙でのお問合せも受付
インターネット
図書検索
○ 新宿区立図書館のホームページで蔵書の検索が可能
URL:http://www.library.shinjuku.tokyo.jp/
<モバイル版>
URL:http://mobile.library.shinjuku.tokyo.jp/
○ 利用者の希望図書の状態(在架・貸出中)を確認可能
○ 各館に利用者用開放端末(OPAC)を計29台設置
地域資料
○「新宿」の地域資料を地域資料室に所蔵(中央図書館)
○ 行政資料は、区役所分室にも所蔵
団体貸出し
○ 区内の自治会・企業・読書会等に 100 冊まで 1 ヶ月間貸出
○ 対象は、会員 10 名以上の登録者のいる団体
3 児童サービス
啓発事業
○ 新刊・お薦めブックリストの作成
○ 図書館 HP 内「この本しってる」で児童向け図書を紹介
学校等連携事業
○団体利用:学習活動として学年・クラス単位で団体受入
○病院サービス:区内4病院と協定、団体貸出サービス提供
○図書館見学:図書館案内・利用方法説明
○学校(施設)訪問:学校等を訪問、読み聞かせ等の実施
○職場体験学習:図書館業務の体験プログラム ( 中学生対象 )
○図書館実習:司書資格取得及びインターンシップ実習受入
○学習支援:学校等からの依頼を受け調べ学習用資料を準備
各種事業
○講演会の開催:こども読書の造詣の深い作家を招く講演会
○ お話し会・読み聞かせ会:ちいさい子向けお話し会も開催
○ 外国語のお話し会:韓国語・中国語のお話し会を開催
○ 人形劇会:劇団による人形劇会の開催 年間 9 回開催
○ 工作会・かがく遊び
○クリスマス会の開催
○ 子ども映画会:各館主催で年間 30 回程度開催
Ⅱ
利用案内
10 4. 視聴覚資料サービス 5. 視覚障害者サービス 6. 家庭配本サービス
4 視聴覚資料サービス
○ レコード・CD・カセットテープは合わせて 3 点、ビデオテープ
は 2 点 (DVD の貸出しを受けた方は 1 点 )、DVD は 1 点までで、
貸出し期間はいずれも 2 週間まで(延長不可)
館外貸出し
○ CD・ビデオテープ、DVD は相互貸出しにより、所蔵館以外でも
貸出し可
館外貸出し
○ 中央図書館において、映写機操作資格者を会員等にもつ区内の団
体に 16 ミリフィルム及び映写機器を 3 日間貸出し。
講習会・映画会
○ 中央図書館において、16 ミリ発声映写操作講習会及び 16 ミリ発
声映写機検定を開催
○ 中央図書館視聴覚ホールにおいて、
「映画の夕べ」
・
「水曜上映会」
等を随時開催
視聴覚資料所蔵館
中 央
レコード
○※
CD
○※
カセットテープ
ビデオテープ
○
DVD
○
四 谷
角 筈
大久保
戸 山
○※
○
○
○
○
○※
※印は、試聴・視聴が可能な館
5 視覚障害者サービス
対面朗読
○ 希望する図書をボランティアが朗読
○ 対象は、区内在住・在勤・在学する目の不自由な方
○ 実施館:中央・四谷・鶴巻・西落合・戸山図書館
大活字本貸出し
○ 普通文字の 4 倍の図書を貸出し、
○ 所蔵館:中央・戸山図書館
録音図書の
製作・貸出し
○ 希望図書を著作権者の承諾を得て、録音製作し貸出し
○ 実施館:戸山図書館
6 家庭配本サービス
家庭配本
○
○
○
○
ボランティア及び職員が、希望図書を宅配
対象は、区内の図書館に来館できない肢体の不自由及び高齢な方
ご利用には、事前登録が必要
実施館:区役所分室を除く各館
利用案内
7. その他サービス
Ⅱ
11
7 その他サービス
(1)図書館資料複写(コピー)サービス
利用目的等
○ 個人の調査研究のために限定
対象・条件
○ 対象は、新宿区立図書館の蔵書資料に限定
○ 各館設置コピー機を使用し、申込用紙に記入の上、著作権法範囲内
で複写(有料)
(2)リサイクルコーナー
利用目的等
○ 不用となった図書館資料を無償提供する常設コーナー等
○ 平成 8 年から実施していたリサイクルフェアーは廃止
対 象
○ リサイクル図書を必要とする個人・団体・施設
各館設置箇所
○ 中央・こども:1階入口付近/四谷:四谷地域センターに配布を依
頼/鶴巻:榎町地域センターに配布を依頼/西落合:入口付近/戸
山:雑誌コーナー付近/北新宿:入口付近/中町:入口付近/角筈:
入口付近/大久保:入口付近(毎月、第2金曜日に雑誌・第2土曜
日に一般図書を配布)
※コーナー設置場所は各館の都合により変更の可能性有り
(3)図書館会議室の利用
利用資格
○ 区民が代表で図書館業務及び社会教育に関連する団体
(例:読書グループ・社会教育団体)
利用目的等
○ 図書館事業に関連する会議・研究会及び催物
○ 区内の社会教育関係団体等の会議・講演会及び催物
(※営利事業及び音のでる行為、音楽演奏等は不可)
申込期間
○ 利用日の 1 ヶ月前から 1 週間前まで
(※図書館事業等による使用日以外の日)
施設規模
○ 中央図書館 大会議室 76 席 鶴巻図書館・西落合図書館 会議室 各 20 席
図書館利用者のプライバシーの保護について
「利用者カード」作成にあたり「新宿区図書館情報システム」に記録される利用者情報は、次
の 12 項目です。
①利用者番号/②氏 名/③性 別/④生年月日/⑤住 所/⑥電話番号/⑦在住・在
勤区分/⑧登録年月日/⑨登録館/⑩AV資格/⑪貸出資料コード/⑫予約資料コード
※貸出記録は、資料の返却処理が済むと自動的に消去されます。
※登録者の記録は、区の保有する他の個人情報と結ばれていません。
以上のように、図書館利用者の個人情報は、第三者が知りうることができないように、業務上の措置がとられてい
るほか、最近では、個人情報保護法や新宿区個人情報保護条例等に基づき、厳しく取り扱っています。
Ⅲ
利用実績
12 1. 利用登録者数
(1)新宿区登録者分布図
西落合図書館
中央図書館
こども図書館
N
北新宿図書館
登録率(総数)
25%以上
15%∼25%未満
8%∼15%未満
8%未満
サービスエリア半径800m圏内
角筈図書館
利用実績
Ⅲ
1. 利用登録者数 13
鶴巻図書館
中町図書館
戸山図書館
大久保図書館
区役所内分室
四谷図書館
Ⅲ
利用実績
14 1. 利用登録者数
(2)町丁別登録者数と登録率
小学生以下
町 丁 名
登録者
人口
中学生
登録率 登録者
人口
学生・一般
総 数
人口
人口
登録率 登録者
登録率 登録者
登録率
四
谷
一
丁
目
13
30 43.33%
5
10
50.00%
57
450
12.67%
75
490
15.31%
四
谷
二
丁
目
8
13 61.54%
1
5
20.00%
51
314
16.24%
60
332
18.07%
四
谷
三
丁
目
17
28 60.71%
2
8
25.00%
82
393
20.87%
101
429
23.54%
四
谷
四
丁
目
122
213 57.28%
23
43
53.49%
643
2,576
24.96%
788
2,832
27.82%
本 塩 町
8
21 38.10%
3
4
75.00%
62
390
15.90%
73
415
17.59%
三 栄 町
46
136 33.82%
9
27
33.33%
217
1,355
16.01%
272
1,518
17.92%
町
48
106 45.28%
14
22
63.64%
318
1,766
18.01%
380
1,894
20.06%
坂
若
葉
一
丁
目
83
188 44.15%
12
21
57.14%
369
1,960
18.83%
464
2,169
21.39%
若
葉
二
丁
目
20
31 64.52%
7
12
58.33%
114
668
17.07%
141
711
19.83%
若
葉
三
丁
目
32
68 47.06%
6
9
66.67%
137
953
14.38%
175
1,030
16.99%
須 賀 町
38
90 42.22%
8
13
61.54%
219
1,138
19.24%
265
1,241
21.35%
左 門 町
44
80 55.00%
8
14
57.14%
228
1,241
18.37%
280
1,335
20.97%
信 濃 町
35
72 48.61%
10
13
76.92%
178
898
19.82%
223
983
22.69%
南 元 町
92
197 46.70%
17
40
42.50%
294
1,583
18.57%
403
1,820
22.14%
荒 木 町
59
116 50.86%
13
33
39.39%
319
1,663
19.18%
391
1,812
21.58%
町
12
41 29.27%
4
11
36.36%
181
1,095
16.53%
197
1,147
17.18%
舟
愛 住 町
28
54 51.85%
5
16
31.25%
247
1,048
23.57%
280
1,118
25.04%
大 京 町
118
195 60.51%
15
41
36.59%
595
2,455
24.24%
728
2,691
27.05%
丘
町
14
16 87.50%
4
9
44.44%
42
463
9.07%
60
488
12.30%
藤 町
37
61 60.66%
11
18
61.11%
210
716
29.33%
258
795
32.45%
町
6
20 30.00%
1
2
50.00%
48
334
14.37%
55
356
15.45%
霞
ヶ
内 片
新
宿
一
丁
目
102
159 64.15%
18
38
47.37%
704
3,313
21.25%
824
3,510
23.48%
新
宿
二
丁
目
31
54 57.41%
2
9
22.22%
181
1,068
16.95%
214
1,131
18.92%
新
宿
三
丁
目
1
1 100.00%
3
5
60.00%
13
174
7.47%
17
180
9.44%
新
宿
四
丁
目
1
4 25.00%
1
4
25.00%
62
302
20.53%
64
310
20.65%
新
宿
五
丁
目
35
111 31.53%
14
31
45.16%
272
1,948
13.96%
321
2,090
15.36%
新
宿
六
丁
目
88
164 53.66%
30
45
66.67%
420
2,781
15.10%
538
2,990
17.99%
新
宿
七
丁
目
256
454 56.39%
43
80
53.75%
917
4,778
19.19%
1,216
5,312
22.89%
歌舞伎町一丁目
1
2 50.00%
0
1
0.00%
22
279
7.89%
23
282
8.16%
歌舞伎町二丁目
31
57 54.39%
2
13
15.38%
145
1,605
9.03%
178
1,675
10.63%
市谷田町一丁目
0
0.00%
1
3
33.33%
11
56
19.64%
12
59
20.34%
市谷田町二丁目
12
31 38.71%
3
9
33.33%
61
425
14.35%
76
465
16.34%
市谷田町三丁目
3
6 50.00%
2
4
50.00%
30
169
17.75%
35
179
19.55%
町
64
207 30.92%
6
22
27.27%
241
2,266
10.64%
311
2,495
12.46%
市谷砂土原町一丁目
13
24 54.17%
0
6
0.00%
24
194
12.37%
37
224
16.52%
市谷砂土原町二丁目
14
34 41.18%
0
6
0.00%
75
291
25.77%
89
331
26.89%
市谷砂土原町三丁目
31
72 43.06%
10
20
50.00%
118
608
19.41%
159
700
22.71%
市
町
18
35 51.43%
2
7
28.57%
66
364
18.13%
86
406
21.18%
市谷加賀町一丁目
61
74 82.43%
33
42
78.57%
158
388
40.72%
252
504
50.00%
市
谷
谷
本
左
村
内
0
利用実績
Ⅲ
1. 利用登録者数 15
小学生以下
町 丁 名
登録者
人口
中学生
登録率 登録者
人口
学生・一般
総 数
人口
人口
登録率 登録者
登録率 登録者
登録率
市谷加賀町二丁目
58
119 48.74%
12
22
54.55%
213
977
21.80%
283
1,118
25.31%
市
町
33
47 70.21%
3
6
50.00%
108
510
21.18%
144
563
25.58%
市 谷 船 河 原 町
3
6 50.00%
1
5
20.00%
11
119
9.24%
15
130
11.54%
市 谷 長 延 寺 町
0
5
0.00%
4
5
80.00%
24
171
14.04%
28
181
15.47%
谷
甲
良
市
谷
鷹
匠
町
11
16 68.75%
5
5 100.00%
27
109
24.77%
43
130
33.08%
市
谷
山
伏
町
23
47 48.94%
7
9
77.78%
82
388
21.13%
112
444
25.23%
市
谷
八
幡
町
5
13 38.46%
1
1 100.00%
12
106
11.32%
18
120
15.00%
神 楽 坂 一 丁 目
0
0.00%
0
0
0.00%
0
36
0.00%
0
38
0.00%
神 楽 坂 二 丁 目
4
11 36.36%
2
3
66.67%
24
223
10.76%
30
237
12.66%
神 楽 坂 三 丁 目
6
15 40.00%
2
3
66.67%
54
445
12.13%
62
463
13.39%
神 楽 坂 四 丁 目
3
9 33.33%
3
5
60.00%
14
182
7.69%
20
196
10.20%
神 楽 坂 五 丁 目
27
66 40.91%
3
8
37.50%
99
644
15.37%
129
718
17.97%
神 楽 坂 六 丁 目
10
17 58.82%
4
8
50.00%
76
781
9.73%
90
806
11.17%
細
町
27
33 81.82%
6
10
60.00%
90
447
20.13%
123
490
25.10%
町
44
63 69.84%
12
17
70.59%
135
522
25.86%
191
602
31.73%
町
4
6 66.67%
1
1 100.00%
9
80
11.25%
14
87
16.09%
二
工
十
揚
騎
場
2
津
久
戸
町
1
3 33.33%
0
0
0.00%
16
120
13.33%
17
123
13.82%
東
五
軒
町
62
169 36.69%
6
29
20.69%
138
1,353
10.20%
206
1,551
13.28%
西
五
軒
町
22
96 22.92%
6
21
28.57%
59
1,078
5.47%
87
1,195
7.28%
赤
城
元
町
9
19 47.37%
3
5
60.00%
37
306
12.09%
49
330
14.85%
町
58
98 59.18%
13
21
61.90%
215
1,057
20.34%
286
1,176
24.32%
町
18
40 45.00%
4
8
50.00%
112
553
20.25%
134
601
22.30%
町
52
75 69.33%
6
14
42.86%
154
574
26.83%
212
663
31.98%
南
町
36
56 64.29%
6
13
46.15%
96
456
21.05%
138
525
26.29%
北
町
55
85 64.71%
5
13
38.46%
182
745
24.43%
242
843
28.71%
町
66
73 90.41%
15
18
83.33%
219
800
27.38%
300
891
33.67%
南
榎
袋
払
方
納
戸
南
山
伏
町
22
47 46.81%
5
10
50.00%
142
567
25.04%
169
624
27.08%
北
山
伏
町
14
23 60.87%
2
6
33.33%
61
344
17.73%
77
373
20.64%
町
47
135 34.81%
7
18
38.89%
152
1,125
13.51%
206
1,278
16.12%
町
0
0.00%
0
1
0.00%
13
150
8.67%
13
157
8.28%
白
下
銀
宮
比
6
矢
来
町
299
417 71.70%
63
90
70.00%
789
3,430
23.00%
1,151
3,937
29.24%
若
宮
町
54
90 60.00%
10
16
62.50%
166
782
21.23%
230
888
25.90%
岩
戸
町
6
18 33.33%
1
5
20.00%
50
317
15.77%
57
340
16.76%
町
22
35 62.86%
6
9
66.67%
128
408
31.37%
156
452
34.51%
中
箪
笥
町
13
30 43.33%
3
5
60.00%
82
525
15.62%
98
560
17.50%
横
寺
町
12
32 37.50%
6
10
60.00%
135
786
17.18%
153
828
18.48%
町
25
68 36.76%
3
9
33.33%
96
849
11.31%
124
926
13.39%
204 23.53%
6
26
23.08%
156
2,450
6.37%
210
2,680
7.84%
0.00%
0
0
0.00%
0
0
0.00%
0
0
0.00%
筑
土
八
幡
新
小
川
町
48
神
楽
河
岸
0
市 谷 薬 王 寺 町
98
196 50.00%
27
41
65.85%
392
2,276
17.22%
517
2,513
20.57%
市
25
48 52.08%
3
7
42.86%
103
795
12.96%
131
850
15.41%
谷
柳
町
0
Ⅲ
利用実績
16 1. 利用登録者数
小学生以下
町 丁 名
市
赤
谷
仲
城
天
之
下
神
榎
東
早
早
馬
榎
稲
稲
田
田
場
南
下
登録者
人口
中学生
登録率 登録者
人口
学生・一般
総 数
人口
人口
登録率 登録者
登録率 登録者
登録率
町
91
162 56.17%
6
15
40.00%
248
1,354
18.32%
345
1,531
22.53%
町
23
60 38.33%
5
20
25.00
159
1,184
13.43%
187
1,264
14.79%
町
22
38 57.89%
4
14
28.57%
120
831
14.44%
146
883
16.53%
町
18
32 56.25%
2
6
33.33%
89
494
18.02%
109
532
20.49%
町
7
11 63.64%
0
2
0.00%
24
263
9.13%
31
276
11.23%
町
24
36 66.67%
6
10
60.00%
168
779
21.57%
198
825
24.00%
町
33
46 71.74%
14
18
77.78%
162
806
20.10%
209
870
24.02%
町
12
32 37.50%
4
7
57.14%
70
470
14.89%
86
509
16.90%
原
町
一
丁
目
63
120 52.50%
7
23
30.43%
167
1,137
14.69%
237
1,280
18.52%
原
町
二
丁
目
68
122 55.74%
14
34
41.18%
206
1,059
19.45%
288
1,215
23.70%
原
町
三
丁
目
81
141 57.45%
21
31
67.74%
231
1,302
17.74%
333
1,474
22.59%
町
76
128 59.38%
18
32
56.25%
256
1,575
16.25%
350
1,735
20.17%
喜
久
井
築
地
町
15
41 36.59%
4
7
57.14%
30
460
6.52%
49
508
9.65%
弁
天
町
113
198 57.07%
22
52
42.31%
435
2,437
17.85%
570
2,687
21.21%
中
里
町
22
43 51.16%
7
19
36.84%
65
597
10.89%
94
659
14.26%
山
吹
町
90
180 50.00%
16
43
37.21%
319
2,635
12.11%
425
2,858
14.87%
改
代
町
2
16 12.50%
2
5
40.00%
22
379
5.80%
26
400
6.50%
水
道
町
9
42 21.43%
1
10
10.00%
35
690
5.07%
45
742
6.06%
早 稲 田 鶴 巻 町
245
312 78.53%
43
73
58.90%
1,026
4,470
22.95%
1,314
4,855
27.06%
町
60
167 35.93%
16
33
48.48%
323
2,187
14.77%
399
2,387
16.72%
町
41
75 54.67%
13
18
72.22%
173
1,016
17.03%
227
1,109
20.47%
住
市
吉
谷
台
河
田
町
156
311 50.16%
23
34
67.65%
379
2,102
18.03%
558
2,447
22.80%
若
松
町
311
438 71.00%
47
90
52.22%
809
4,447
18.19%
1,167
4,975
23.46%
余
丁
町
145
314 46.18%
33
61
54.10%
536
3,245
16.52%
714
3,620
19.72%
戸
山
一
丁
目
125
204 61.27%
33
55
60.00%
497
2,264
21.95%
655
2,523
25.96%
戸
山
二
丁
目
204
314 64.97%
58
95
61.05%
1,161
5,744
20.21%
1,423
6,153
23.13%
戸
山
三
丁
目
40
56 71.43%
11
17
64.71%
179
851
21.03%
230
924
24.89%
町
180
358 50.28%
32
66
48.48%
905
4,426
20.45%
1,117
4,850
23.03%
百 人 町 一 丁 目
54
129 41.86%
13
34
38.24%
466
2,711
17.19%
533
2,874
18.55%
百 人 町 二 丁 目
108
217 49.77%
16
35
45.71%
507
2,838
17.86%
631
3,090
20.42%
百 人 町 三 丁 目
402
654 61.47%
87
151
57.62%
1,127
4,696
24.00%
1,616
5,501
29.38%
百 人 町 四 丁 目
28
54 51.85%
4
12
33.33%
203
1,740
11.67%
235
1,806
13.01%
大 久 保 一 丁 目
100
141 70.92%
18
32
56.25%
521
2,366
22.02%
639
2,539
25.17%
大 久 保 二 丁 目
287
419 68.50%
67
100
67.00%
1,162
5,024
23.13%
1,516
5,543
27.35%
大 久 保 三 丁 目
329
478 68.83%
86
126
68.25%
863
3,083
27.99%
1,278
3,687
34.66%
戸 塚 町 一 丁 目
6
11 54.55%
0
2
0.00%
25
155
16.13%
31
168
18.45%
西早稲田一丁目
186
312 59.62%
31
76
40.79%
750
4,342
17.27%
967
4,730
20.44%
西早稲田二丁目
162
278 58.27%
30
72
41.67%
734
3,974
18.47%
926
4,324
21.42%
西早稲田三丁目
304
565 53.81%
78
164
47.56%
922
5,327
17.31%
1,304
6,056
21.53%
高田馬場一丁目
116
233 49.79%
33
49
67.35%
597
3,332
17.92%
746
3,614
20.64%
高田馬場二丁目
54
90 60.00%
10
19
52.63%
227
1,475
15.39%
291
1,584
18.37%
富
久
利用実績
Ⅲ
1. 利用登録者数 17
小学生以下
町 丁 名
登録者
人口
中学生
登録率 登録者
人口
学生・一般
総 数
人口
人口
登録率 登録者
登録率 登録者
登録率
高田馬場三丁目
178
243 73.25%
35
68
51.47%
1,095
4,407
24.85%
1,308
4,718
27.72%
高田馬場四丁目
171
308 55.52%
38
76
50.00%
875
4,570
19.15%
1,084
4,954
21.88%
下 落 合 一 丁 目
68
79 86.08%
20
22
90.91%
617
1,712
36.04%
705
1,813
38.89%
下 落 合 二 丁 目
199
289 68.86 %
33
74
44.59%
617
2,603
23.70%
849
2,966
28.62%
下 落 合 三 丁 目
160
301 53.16%
33
94
35.11%
545
3,650
14.93%
738
4,045
18.24%
下 落 合 四 丁 目
203
337 60.24 %
46
86
53.49%
655
3,458
18.94%
904
3,881
23.29%
中 落 合 一 丁 目
137
223 61.43%
21
56
37.50%
515
2,652
19.42%
673
2,931
22.96%
中 落 合 二 丁 目
209
361 57.89%
41
93
44.09%
616
3,500
17.60%
866
3,954
21.90%
中 落 合 三 丁 目
148
325 45.54 %
32
77
41.56%
535
3,391
15.78%
715
3,793
18.85%
中 落 合 四 丁 目
160
245 65.31%
35
65
53.85%
443
2,516
17.61%
638
2,826
22.58%
上 落 合 一 丁 目
227
353 64.31%
42
78
53.85%
991
4,432
22.36%
1,260
4,863
25.91%
上 落 合 二 丁 目
118
265 44.53%
30
71
42.25%
568
4,196
13.54%
716
4,532
15.80%
上 落 合 三 丁 目
64
204 31.37%
13
54
24.07%
377
4,050
9.31%
454
4,308
10.54%
西 落 合 一 丁 目
185
332 55.72%
39
77
50.65%
616
3,482
17.69%
840
3,891
21.59%
西 落 合 二 丁 目
178
346 51.45%
37
100
37.00%
458
3,335
13.73%
673
3,781
17.80%
西 落 合 三 丁 目
183
247 74.09%
32
48
66.67%
615
2,550
24.12%
830
2,845
29.17%
西 落 合 四 丁 目
143
172 83.14%
23
37
62.16%
470
1,738
27.04%
636
1,947
32.67%
中
井
一
丁
目
26
66 39.39%
11
27
40.74%
202
1,460
13.84%
239
1,553
15.39%
中
井
二
丁
目
113
241 46.89%
23
62
37.10%
369
2,447
15.08%
505
2,750
18.36%
北 新 宿 一 丁 目
211
376 56.12%
32
76
42.11%
713
4,411
16.16%
956
4,863
19.66%
北 新 宿 二 丁 目
188
352 53.41%
46
91
50.55%
678
3,753
18.07%
912
4,196
21.73%
北 新 宿 三 丁 目
216
328 65.85%
41
61
67.21%
1,076
4,676
23.01%
1,333
5,065
26.32%
北 新 宿 四 丁 目
166
313 53.04%
23
57
40.35%
744
4,471
16.64%
933
4,841
19.27%
西 新 宿 一 丁 目
1
2 50.00%
0
1
0.00%
4
84
4.76%
5
87
5.75%
西 新 宿 二 丁 目
0
0
0.00%
0
0
0.00%
1
6
16.67%
1
6
16.67%
西 新 宿 三 丁 目
33
83 39.76%
11
16
68.75%
323
1,568
20.60%
367
1,667
22.02%
西 新 宿 四 丁 目
143
327 43.73 %
26
54
48.15%
1,120
5,751
19.47%
1,289
6,132
21.02%
西 新 宿 五 丁 目
52
166 31.33%
15
32
46.88%
365
2,967
12.30%
432
3,165
13.65%
西 新 宿 六 丁 目
35
87 40.23%
10
20
50.00%
252
1,727
14.59%
297
1,834
16.19%
西 新 宿 七 丁 目
33
98 33.67%
5
16
31.25%
170
1,835
9.26%
208
1,949
10.67%
西 新 宿 八 丁 目
50
123 40.65%
11
26
42.31%
216
2,049
10.54%
277
2,198
12.60%
計 11,374 20,573 55.29%
2,359
4,696
18.20% 60,274 281,037
21.45%
合
50.23% 46,541 255,768
人口 : 平成 21 年 1 月 1 日現在 登録者数 : 平成 21 年 3 月 31 日現在
小学生以下 : 12 歳以下 中学生 : 13 ~ 15 歳 学生 ・ 一般 : 16 歳以上
Ⅲ
利用実績
18 1. 利用登録者数
(3)新宿区立図書館 利用者登録状況
中央
こども
区役所
内分室
四谷
鶴巻
西落合
戸山
北新宿
中町
角筈
大久保
合計
区
内
都
内
都外在勤
都外在学
幼児
48
977
0
670
459
356
452
329
517
127
475
4,410
小学生
161
1,376
0
939
680
607
773
497
838
190
903
6,964
中学生
234
312
0
333
231
170
246
150
284
69
330
2,359
高校生
272
83
0
252
109
85
146
61
184
64
208
1,464
学 生
1,190
80
11
581
267
133
235
164
262
117
387
3,427
一 般
10,212
892
57
8,016
3,047
2,108
3,553
2,395
3,944
2,386
5,040
41,650
計
12,117
3,720
68
10,791
4,793
3,459
5,405
3,596
6,029
2,953
7,343
60,274
比 (%)
56.17%
79.33%
41.98%
58.47%
79.66%
58.43%
85.54%
76.03%
86.19%
34.55%
78.82%
65.01%
幼児
5
171
0
26
24
197
6
30
4
107
3
573
小学生
15
214
0
68
35
341
8
50
9
265
12
1,017
中学生
37
50
0
29
10
109
4
21
8
97
11
376
高校生
131
14
0
57
18
47
15
20
5
59
20
386
学 生
1,062
96
29
335
97
79
55
120
31
175
114
2,193
一 般
6,345
330
49
5,580
803
1,664
621
807
660
4,133
1,377
22,369
計
7,595
875
78
6,095
987
2,437
709
1,048
717
4,836
1,537
26,914
比 (%)
35.21%
18.66%
48.15%
33.03%
16.40%
41.17%
11.22%
22.16%
10.25%
56.57%
16.50%
29.03%
一 般
1,316
38
9
1,450
157
24
172
76
230
729
358
4,559
比 (%)
6.10%
0.81%
5.56%
7.86%
2.61%
0.41%
2.72%
1.61%
3.29%
8.53%
3.84%
4.92%
中学生以下
7
1
0
1
2
0
1
1
0
0
4
17
高校生
8
0
0
4
4
0
2
1
1
3
9
32
学 生
528
55
7
114
74
0
30
8
18
27
65
926
計
543
56
7
119
80
0
33
10
19
30
78
975
2.52%
1.19%
4.32%
0.64%
1.33%
0.00%
0.52%
0.21%
0.27%
0.35%
0.84%
1.05%
幼児
53
1,148
0
696
483
553
458
359
521
234
478
4,983
小学生以下
176
1,590
0
1,007
715
948
781
547
847
455
915
7,981
中学生
278
363
0
363
243
279
251
172
292
166
345
2,752
高校生
411
97
0
313
131
132
163
82
190
126
237
1,882
学 生
2,780
231
47
1,030
438
212
320
292
311
319
566
6,546
一 般
17,873
1,260
115
15,046
4,007
3,796
4,346
3,278
4,834
7,248
6,775
68,578
計
21,571
4,689
162
18,455
6,017
5,920
6,319
4,730
6,995
8,548
9,316
92,722
比 (%)
合
計
比 (%)
100.00% 100.00% 100.00% 100.00% 100.00% 100.00% 100.00% 100.00% 100.00% 100.00% 100.00% 100.00%
平成 21 年 3 月 31 日現在
利用実績
Ⅲ
1. 利用登録者数 19
(4) 各館別利用登録者数
小学生以下
中学生
学 生
一 般
団体分
合計(人)
合計(人)比(%)合計(人)比(%)合計(人)比(%)合計(人)比(%) 団体除く
合計
比(%)
中央図書館
229
1.77%
278
10.10%
3,191
37.86%
17,873
26.06%
21,571
12
6.52%
こども図書館
2,738
21.12%
363
13.19%
328
3.89%
1,260
1.84%
4,689
90
48.91%
区役所内分室
0
0.00%
0
0.00%
47
0.56%
115
0.17%
162
0
0.00%
四谷図書館
1,703
13.14%
363
13.19%
1,343
15.93%
15,046
21.94%
18,455
14
7.61%
鶴巻図書館
1,198
9.24%
243
8.83%
569
6.75%
4,007
5.84%
6,017
7
3.80%
西落合図書館
1,501
11.58%
279
10.14%
344
4.08%
3,796
5.54%
5,920
5
2.72%
戸山図書館
1,239
9.56%
251
9.12%
483
5.73%
4,346
6.34%
6,319
10
5.43%
北新宿図書館
906
6.99%
172
6.25%
374
4.44%
3,278
4.78%
4,730
8
4.35%
中町図書館
1,368
10.55%
292
10.61%
501
5.94%
4,834
7.05%
6,995
11
5.98%
角筈図書館
689
5.31%
166
6.03%
445
5.28%
7,248
10.57%
8,548
2
1.09%
大久保図書館
1,393
10.75%
345
12.54%
803
9.53%
6,775
9.88%
9,316
25
13.59%
68,578 100.00%
92,722
184
100.00%
合 計
12,964 100.00%
2,752 100.00%
8,428 100.00%
平成 21 年 3 月 31 日現在
〈各館別利用登録者現在数構成比〉
小学生以下
中学生
学生
一般
1.1 1.2
中央図書館
21,571
こども図書館
4,689
14.8
82.9
58.4
7.7
7.0
26.9
0.0 0.0
区役所内分室
162
四谷図書館
18,455
鶴巻図書館
6,017
西落合図書館
5,920
戸山図書館
6,319
19.6
北新宿図書館
4,730
19.2
中町図書館
6,995
角筈図書館
8,548
大久保図書館
9,316
29.0
2.0
7.3
9.2
71.0
81.5
4.0
19.9
25.4
9.5
66.6
4.7 5.8
64.1 4.0 7.6
3.6
7.9
4.2
7.2
19.5
1.9
8.1
5.2
68.8
69.3
69.1
84.8
3.7
15.0
8.6
72.7
3.0
合計
14.0
92,722
0
10
9.0
20
74.0
30
40
50
60
70
80
90
100 (%)
Ⅲ
利用実績
20 2. サービス考課
1
項 目
平成 16 年度
平成 17 年度
新宿区人口 A
(外国人登録者含まず)
273,596 人
275,771 人
新宿区人口 B
(外国人登録者含む)
(新宿区人口 A) (新宿区人口 A)
平成 18 年度
平成 19 年度
平成 20 年度
277,078 人
278,350 人
281,037 人
307,415 人
310,206 人
314,592 人
2
利用登録者数
99,841 人
99,950 人
93,620 人
92,152 人
92,722 人
3
区民利用登録者数
67,664 人
64,157 人
62,124 人
60,103 人
60,274 人
4
年間貸出点数(個人)
1,702,301 点
2,090,393 点
2,154,656 点
2,187,669 点
2,126,557 点
22.42%
21.59%
21.45%
24.73%
23.26%
20.21%
19.38%
19.16%
5
6
登 録 率
区民利用登録者/新宿区人口
上段人口 A・下段人口 B
( )
登録者 1 人当りの貸出点数
7
1 日当りの貸出点数
(貸出点数/中央図書館開館日数)
8
区民 1 人当りの図書費
(図書費/新宿区人口A)
9
10
11
17.05 点
20.91 点
23.01 点
23.74 点
22.93 点
6,190.2 点
7,283.6 点
7,379.0 点
7,703.1 点
7,761.2 点
437.85 円
433.76 円
431.23 円
444.38 円
422.66 円
(319.52 円)
(319.84 円)
(315.78 円)
(331.56 円)
(303.82 円)
2.98 冊
2.99 冊
3.01 冊
3.04 冊
2.94 冊
2.71 冊
2.73 冊
2.63 冊
(貸出点数/利用登録者数)
人口 1 人当りの蔵書数
蔵書数/新宿区人口
上段人口 A・下段人口 B
( )
(新宿区人口 A) (新宿区人口 A)
蔵書回転(流通)率
(貸出冊数/蔵書数)
2.09 回
2.53 回
2.58 回
2.58 回
2.57 回
図書等資料購入費
119,794,901 円
119,619,622 円
119,484,757 円
123,695,739 円
124,079,126 円
図書購入費
87,420,000 円
88,201602 円
87,496,766 円
92,288,526 円
90,682,407 円
新聞・雑誌購入費
19,531,512 円
18,874,060 円
19,144,522 円
18,927,485 円
18,950,461 円
官報・法規追録
3,528,608 円
2,974,520 円
3,344,100 円
3,379,082 円
2,785,756 円
視聴覚資料購入費
9,314,781 円
9,569,440 円
9,499,369 円
9,100,646 円
11,660,502 円
※ 平成 20 年度新宿区人口は、 平成 21 年 1 月 1 日現在
※ 新宿区人口Aは、 外国人登録者を含まない人口、 人口Bは外国人登録者を含む人口
※ 平成 11 年度より長期利用の無い登録者を利用登録者数より毎年削除
※ 平成 20 年 1 月より、 利用カード作成後 5 年間 1 度も利用のない利用登録者を随時削除
※ 平成 18 年 12 月に 「利用登録用件」 を変更、 区内在勤 ・ 在学を除く都外在住者を利用登録者より抹消
※ 「5 登録率」 と 「9人口 1 人当たりの蔵書数」 の下段は、 人口 B で除した数値
※ 図書等資料購入費は各年度決算額
※ 区民 1 人当りの図書費の上段は、 分子に図書等資料購入総額を当てた数値、 下段の括弧内は、 図書購入費を分子に当てた数値
利用実績
Ⅲ
3. 図書館資料サービス 21
(1) 年間統計 年間新規利用登録者数
合計(人) 日平均
比
(%)
利用登録者現在数
合計(人)
比
(%)
年間貸出数(個人)
合計 (点)
日平均
比
(%)
年間貸出数
(団体)
団体数 合計
蔵書数
開館
日数
683 197,968
274
中央図書館
4,382
15.99
24.70%
21,571
23.26%
461,874
1,685.67
21.72%
12
こども図書館
976
3.56
5.50%
4,689
5.06%
121,699
444.16
5.72%
90
29,945
69,382
274
区役所内分室
84
0.35
0.47%
162
0.17%
276
1.14
0.01%
0
0
4,175
243
四谷図書館
3,811
13.51
21.48%
18,455
19.90%
377,201
1,337.59
17.74%
14
603 111,348
282
鶴巻図書館
1,011
3.49
5.70%
6,017
6.49%
142,729
492.17
6.71%
7
251
52,857
290
西落合図書館
903
3.11
5.09%
5,920
6.38%
159,110
548.66
7.48%
5
314
48,281
290
戸山図書館
810
3.31
4.57%
6,319
6.81%
137,196
559.98
6.45%
10
1034
79,052
245
北新宿図書館
942
3.27
5.31%
4,730
5.10%
115,831
402.19
5.45%
8
1254
62,546
288
中町図書館
1,202
4.32
6.78%
6,995
7.54%
197,447
710.24
9.28%
11
766
60,646
278
角筈図書館
1,844
6.49
10.39%
8,548
9.22%
162,662
572.75
7.65%
2
16
70,002
284
大久保図書館
1,776
6.23
10.01%
9,316
10.05%
250,532
879.06
11.78%
25
2580
70,505
285
合 計 17,741
701.14 100.00%
184
5.85 100.00%
92,722 100.00% 2,126,557
37,446 826,762 3,033
平成 21 年 3 月 31 日現在
利用登録者現在数
年間貸出数
(個人)
大久保図書館
10.05%
中央図書館
23.26%
角筈図書館
9.22%
中町図書館
7.54%
大久保図書館
11.78%
合計
92,722人
北新宿図書館
5.10%
こども図書館
5.06%
区役所内分室
0.17%
戸山図書館
6.81%
西落合図書館
6.38%
四谷図書館
19.90%
鶴巻図書館
6.49%
中央図書館
21.72%
角筈図書館
7.65%
中町図書館
9.28%
合計
2,126,557点
こども図書館
5.72%
区役所内分室
0.01%
北新宿図書館
5.45%
戸山図書館
6.45%
四谷図書館
17.74%
西落合図書館
7.48%
鶴巻図書館
6.71%
Ⅲ
利用実績
22 3. 図書館資料サービス
(2)年間貸出点数
小学生以下
中
央
こ ど も
区役所分室
合計
日平均
(点)
(点)
23,531
85.88
中学生
比
(%)
学 生
合計
日平均
(点)
(点)
比
(%)
5.91%
5,135
18.74 15.06%
76,231 278.22 19.16%
4,004
14.61 11.75%
0
0.00
0.00%
0
0.00
合計
日平均
(点)
(点)
一 般
比(%)
合計
日平均
(点)
(点)
比
(%)
合計
30,188 110.18 36.65% 403,020 1,470.88 25.00% 461,874
2,426
8.85
2.95%
0.00%
82
0.34
0.10%
13,131
39,038 142.47
194
0.80
2.42% 121,699
0.01%
団体分
683
29,945
276
0
46.56 15.94% 311,396 1,104.24 19.32% 377,201
603
5.95% 142,729
251
四
谷
48,178 170.84 12.11%
4,496
15.94 13.19%
鶴
巻
37,155 128.12
9.34%
2,914
10.05
8.55%
6,790
23.41
8.24%
西 落 合
44,666 154.02 11.22%
2,882
9.94
8.45%
3,885
13.40
4.72% 107,677 371.30
6.68%
159,110
314
戸
31,382 128.09
7.89%
2,798
11.42
8.21%
4,354
17.77
5.29%
98,662 402.70
6.12% 137,196
1,034
北 新 宿
25,709
6.46%
1,436
4.99
4.21%
2,734
9.49
3.32%
85,952 298.44
5.33%
115,831
1,254
中
町
45,302 162.96 11.38%
3,947
14.20 11.58%
5,642
20.29
6.85% 142,556 512.79
8.84% 197,447
766
角
筈
14,833
3.73%
1,787
5.24%
4,784
16.85
5.81% 141,258 497.39
8.76% 162,662
16
大 久 保
50,951 178.78 12.80%
4,690
16.46 13.76%
8,360
29.33 10.15% 186,531 654.49 11.57% 250,532
2,580
合 計
397,938 129.85 100.00%
34,089
11.15 100.00%
82,376
26.95 100.00% 1,612,154 526.01 100.00% 2,126,557
37,446
山
89.27
52.23
6.29
95,870 330.59
平成 21 年 3 月 31 日現在
(3)予約サービス
①予約サービス状況 (資料別件数)
分 類
中央
こども
四谷
鶴巻
一般書
86,804
児童書
西落合
戸山
北新宿
中町
角筈
4,786
75,135
41,178
27,815
20,077
6,031
9,742
9,900
8,388
7,239
一般雑誌
6,284
453
5,373
3,109
児童雑誌
327
370
409
C D
19,806
65
L P
2
ビデオ
DVD
大久保
合計
23,706
52,509
46,468
42,543
421,021
3,991
4,371
12,495
5,669
9,643
77,469
3,269
2,122
2,095
3,620
3,472
4,742
34,539
372
438
173
252
293
195
348
3,177
15,196
7,107
6,988
4,062
5,402
9,302
14,268
9,515
91,711
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
2,130
18
1,313
960
1,094
628
514
1,104
1,239
1,089
10,089
2,365
17
1,843
912
1,047
449
811
1,340
1,595
1,095
11,474
カセット
102
0
161
27
47
49
27
58
137
50
658
紙芝居
43
97
121
12
48
36
8
70
69
53
557
新刊預
0
0
0
2
0
0
0
0
0
0
2
相 互
2,608
186
1,830
759
746
459
793
1,186
642
1,477
10,686
その他
0
0
0
0
0
10
0
0
0
2
12
合 計
126,502
15,734
111,281
62,826
48,731
32,056
37,979
81,977
73,754
70,557
661,397
平成 21 年 3 月 31 日現在
利用実績
Ⅲ
3. 図書館資料サービス 23
②予約サービス状況 (方法別件数)
館名称 受付種別 幼児 小学生 中学生 高校生 学生
カウンター
81
155
226
OPAC
28
198
155
1,233 1,333
863
中 央 WEB
モバイル
104
148
113
合 計
1,446 1,834 1,357
カウンター
263 1,607
225
OPAC
129 1,760
203
1,147 2,622
578
こ ど も WEB
モバイル
44
63
3
合 計
1,583 6,052 1,009
カウンター
140
675
330
OPAC
125
481
205
1,154 2,004 1,108
四 谷 WEB
モバイル
103
147
5
合 計
1,522 3,307 1,648
カウンター
134
396
153
OPAC
76
842
504
1,325 2,718
830
鶴 巻 WEB
モバイル
121
32
47
合 計
1,656 3,988 1,534
カウンター
210
771
173
OPAC
218 1,299
444
1,578 1,836
609
西 落 合 WEB
モバイル
83
75
11
合 計
2,089 3,981 1,237
カウンター
75
263
73
OPAC
170
350
239
668 1,320
660
戸 山 WEB
モバイル
18
78
38
合 計
931 2,011 1,010
カウンター
198
589
130
OPAC
9
286
171
1,465 1,420
405
北 新 宿 WEB
モバイル
23
33
7
合 計
1,695 2,328
713
カウンター
136
804
100
OPAC
272 2,388
805
2,012 3,856 1,334
中 町 WEB
モバイル
146
108
17
合 計
2,566 7,156 2,256
カウンター
35
203
53
OPAC
67
484
101
664 1,380
591
角 筈 WEB
モバイル
25
27
23
合 計
791 2,094
768
カウンター
236 1,157
322
OPAC
123
827
379
1,934 3,348
934
大 久 保 WEB
モバイル
85
291
46
合 計
2,378 5,623 1,681
カウンター 1,508 6,620 1,785
OPAC
1,217 8,915 3,206
13,180 21,837 7,912
全 館 WEB
モバイル
752 1,002
310
合 計
16,657 38,374 13,213
全体比 (%)
2.52%
5.80%
2.00%
20 代
176
583 1,745
170
523 1,366
1,183 4,805 12,303
157 1,159 2,178
1,686 7,070 17,592
213
16
97
19
1
27
49
33
345
13
15
46
294
65
515
192
527 1,380
175
145
485
557 1,279 8,170
208
209
945
1,132 2,160 10,980
36
244
534
65
170
468
757 2,586 6,268
123
453
565
981 3,453 7,835
124
48
271
121
61
475
525 1,189 2,658
67
162
414
837 1,460 3,818
54
44
287
52
81
226
222
679 1,903
5
215
226
333 1,019 2,642
32
159
642
5
34
105
198
472 2,519
11
134
403
246
799 3,669
34
128
412
172
222
265
874 1,306 4,006
154
243
386
1,234 1,899 5,069
37
72
593
118
70
588
767 1,159 5,883
73
85
596
995 1,386 7,660
191
145
624
92
133
364
803 1,592 5,556
38
130
692
1,124 2,000 7,236
1,089 1,966 6,585
989 1,440 4,369
5,935 15,100 49,611
849 2,805 6,451
8,862 21,311 67,016
1.34%
30 代
40 代
50 代
2,975
2,291
27,845
2,359
35,470
257
141
2,496
69
2,963
2,485
1,421
24,005
3,046
30,957
606
1,192
14,359
1,330
17,487
807
1,040
10,421
555
12,823
575
731
5,950
748
8,004
1,040
413
9,948
299
11,700
1,188
1,121
17,485
1,806
21,600
796
1,283
18,696
1,367
22,142
1,290
1,111
11,609
923
14,933
12,019
10,744
142,814
12,502
178,079
3,179
2,244
20,104
1,339
26,866
531
391
1,787
62
2,771
2,510
1,553
23,514
1,800
29,377
695
1,654
10,832
679
13,860
965
1,008
8,622
550
11,145
941
539
6,024
203
7,707
821
474
6,544
135
7,974
1,542
1,592
18,835
618
22,587
1,010
1,257
16,720
696
19,683
2,189
1,413
13,017
525
17,144
14,383
12,125
125,999
6,607
159,114
3,275 4,266 2,226
1,165
490
236
13,440 4,968 1,442
757
256
33
18,637 9,980 3,937
202
135
21
28
4
0
76
10
0
0
0
0
306
149
21
3,309 2,795 1,722
837
352
81
11,998 6,471 1,406
601
75
3
16,745 9,693 3,212
1,285
808
594
647
400
421
5,277 1,752
394
195
16
76
7,404 2,976 1,485
673
981 1,117
634
558
296
3,683 2,348
536
163
0
0
5,153 3,887 1,949
881 1,143
655
284
296
21
2,527 1,374
224
61
16
70
3,753 2,829
970
1,087 1,131
915
156
182
10
2,992 1,250
683
281
1
2
4,516 2,564 1,610
848 1,569
824
786
465
738
7,664 3,252
717
235
94
125
9,533 5,380 2,404
842
798
490
1,174
287
169
9,245 3,965
715
361
15
26
11,622 5,065 1,400
2,140 2,392 1,846
425
426
88
6,279 2,628 1,214
104
194
1
8,948 5,640 3,149
14,542 16,018 10,410
6,136 3,460 2,060
63,181 28,018 7,331
2,758
667
336
86,617 48,163 20,137
3.22% 10.13% 26.93% 24.06% 13.10%
60 代
7.28%
70 代
3.04%
80 ~ その他
527
3
62
0
592
3
0
1
0
4
315
0
231
2
548
112
27
28
0
167
308
0
44
0
352
204
0
621
22
847
163
0
2
0
165
293
0
0
0
293
68
0
27
6
101
487
2
212
0
701
2,480
32
1,228
30
3,770
33
1
1
0
35
2
0
0
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
47
0
0
0
47
0
0
0
0
0
82
1
1
0
84
合計
19,447
8,870
89,582
8,603
126,502
3,572
2,703
9,144
315
15,734
16,380
5,860
81,897
7,144
111,281
5,597
6,466
47,126
3,637
62,826
6,448
6,154
34,049
2,080
48,731
5,195
2,989
22,172
1,700
32,056
6,907
1,845
27,898
1,329
37,979
7,878
8,826
61,341
3,932
81,977
5,044
5,598
59,812
3,300
73,754
13,019
5,383
49,126
3,029
70,557
89,487
54,694
482,147
35,069
661,397
0.57% 0.01% 100.00%
平成 21 年 3 月 31 日現在
Ⅲ
利用実績
24 3. 図書館資料サービス
(4)各館別貸出統計
中 央
こども
四 谷
鶴 巻
西落合
0総記
5,447
1.52%
66
0.05%
3,408
1.12%
1,062
0.79%
1,416
0.94%
1哲学
14,789
4.13%
167
0.14%
8,311
2.73%
3,688
2.73%
3,117
2.07%
2歴史
31,121
8.69%
255
0.21%
22,453
7.37%
8,297
6.15%
9,365
6.21%
3社会科学
45,482
12.70%
539
0.44%
22,267
7.31%
9,407
6.97%
8,206
5.44%
4自然科学
17,239
4.81%
247
0.20%
10,183
3.34%
3,848
2.85%
4,081
2.71%
5技術工学
37,082
10.36%
585
0.48%
25,527
8.38%
10,334
7.66%
13,668
9.06%
一
般
書
6産業
9,443
2.64%
82
0.07%
6,276
2.06%
2,038
1.51%
2,458
1.63%
7芸術スポーツ
24,250
6.77%
395
0.32%
15,293
5.02%
4,810
3.57%
5,436
3.60%
8言語
6,400
1.79%
68
0.06%
4,100
1.35%
1,456
1.08%
1,203
0.80%
9文学
11,349
3.17%
134
0.11%
5,809
1.91%
2,827
2.10%
2,210
1.47%
J(日本文学)
70,767
19.76%
876
0.72%
46,563
15.29%
24,408
18.09%
22,741
15.08%
地域資料
3,265
0.91%
150
0.12%
1,435
0.47%
926
0.69%
283
0.19%
文庫
29,021
8.10%
1,483
1.22%
8,156
2.68%
4,930
3.65%
8,309
5.51%
ビジネス
4,527
1.26%
44
0.04%
1,814
0.60%
931
0.69%
513
0.34%
659
0.18%
376
0.31%
3,637
1.19%
226
0.17%
204
0.14%
洋書
大活字本
664
0.19%
7
0.01%
153
0.05%
42
0.03%
80
0.05%
大型本
2,394
0.67%
262
0.22%
673
0.22%
587
0.44%
1,543
1.02%
文庫新書棚
11,595
3.24%
5,751
4.73%
43,014
14.13%
4,501
3.34%
5,915
3.92%
その他
1,438
0.40%
27
0.02%
448
0.15%
1,004
0.74%
2,136
1.42%
326,932
91.30%
11,514
9.47%
229,520
75.39%
85,322
63.24%
92,884
61.58%
0総記
230
0.06%
345
0.28%
167
0.05%
150
0.11%
624
0.41%
1哲学
136
0.04%
455
0.37%
341
0.11%
173
0.13%
145
0.10%
小 計
2歴史
879
0.25%
3,235
2.66%
1,800
0.59%
729
0.54%
820
0.54%
3社会科学
601
0.17%
1,855
1.53%
1,019
0.33%
469
0.35%
644
0.43%
4自然科学
1,343
0.38%
4,645
3.82%
2,978
0.98%
1,532
1.14%
2,505
1.66%
5技術工学
598
0.17%
2,432
2.00%
1,692
0.56%
948
0.70%
991
0.66%
6産業
児
童
書
637
0.18%
2,544
2.09%
1,287
0.42%
1,002
0.74%
1,578
1.05%
1,417
0.40%
4,487
3.69%
2,571
0.84%
1,945
1.44%
2,942
1.95%
8言語
295
0.08%
964
0.79%
571
0.19%
254
0.19%
556
0.37%
9文学
517
0.14%
1,093
0.90%
1,373
0.45%
449
0.33%
341
0.23%
E絵本
8,147
2.28%
37,204
30.59%
22,137
7.27%
16,596
12.30%
17,192
11.40%
500
0.14%
3,318
2.73%
2,767
0.91%
1,297
0.96%
1,939
1.29%
F1 日本のものがたり
3,011
0.84%
6,821
5.61%
10,910
3.58%
10,083
7.47%
9,915
6.57%
F2 外国のものがたり
1,794
0.50%
3,864
3.18%
3,278
1.08%
2,844
2.11%
2,172
1.44%
漫画
2,986
0.83%
7,475
6.15%
3,010
0.99%
1,549
1.15%
4,793
3.18%
ヤングアダルト
2,817
0.79%
4,819
3.96%
4,424
1.45%
2,683
1.99%
2,182
1.45%
低学年向き
1,016
0.28%
13,713
11.27%
121
0.04%
86
0.06%
264
0.18%
小型本
2,176
0.61%
10,397
8.55%
11,780
3.87%
5,785
4.29%
7,614
5.05%
その他
305
0.09%
355
0.29%
1,680
0.55%
439
0.33%
245
0.16%
29,405
8.21%
110,021
90.45%
73,906
24.27%
49,013
36.33%
57,462
38.10%
5
0.00%
0
0.00%
5
0.00%
1
0.00%
0
0.00%
7芸術スポーツ
K紙しばい
その他
小 計
その他
相互貸借
合 計
視聴覚資料
1,735
0.48%
100
0.08%
1,031
0.34%
574
0.43%
485
0.32%
358,077
100.00%
121,635
100.00%
304,462
100.00%
134,910
100.00%
150,831
100.00%
103,797
64
72,739
7,819
8,279
貸出合計(視聴覚資料含む) 461,874
121,699
377,201
142,729
159,110
427
23,347
8,099
6,879
一般雑誌
18,507
雑誌児童
334
貸出合計(雑誌含む) 480,715
※十進分類以外の分類は別置処理等の分類
6,394
3,022
1,587
1,643
128,520
403,570
152,415
167,632
利用実績
Ⅲ
3. 図書館資料サービス
戸 山
北新宿
中 町
角 筈
大久保
25
合 計
901
0.75%
1,037
0.94%
1,691
0.90%
1,157
0.92%
2,094
0.98%
18,279
2,730
2.28%
2,530
2.30%
5,075
2.71%
4,234
3.36%
5,906
2.76%
50,547
6,237
5.20%
6,077
5.54%
10,929
5.84%
9,690
7.70%
10,539
4.92%
114,963
6,887
5.74%
7,317
6.66%
13,156
7.02%
9,189
7.30%
16,634
7.76%
139,084
4,749
3.96%
3,228
2.94%
5,480
2.93%
4,393
3.49%
7,543
3.52%
60,991
8,724
7.27%
7,614
6.93%
13,722
7.33%
8,881
7.05%
15,142
7.07%
141,279
1,893
1.58%
1,965
1.79%
3,415
1.82%
2,282
1.81%
4,231
1.97%
34,083
4,985
4.16%
6,835
6.23%
6,835
3.65%
5,875
4.67%
8,794
4.10%
83,508
1,368
1.14%
1,039
0.95%
2,110
1.13%
1,511
1.20%
3,033
1.42%
22,288
2,104
1.75%
1,778
1.62%
4,119
2.20%
2,579
2.05%
3,786
1.77%
36,695
19,983
16.66%
18,041
16.43%
30,325
16.19%
18,890
15.00%
40,939
19.11%
293,533
397
0.33%
684
0.62%
443
0.24%
468
0.37%
633
0.30%
8,684
7,331
6.11%
8,992
8.19%
3,866
2.06%
9,947
7.90%
13,827
6.45%
95,862
390
0.33%
546
0.50%
1,119
0.60%
9,601
7.63%
850
0.40%
20,335
74
0.06%
1,061
0.97%
410
0.22%
114
0.09%
2,338
1.09%
9,099
1,815
1.51%
27
0.02%
80
0.04%
73
0.06%
56
0.03%
2,997
565
0.47%
309
0.28%
615
0.33%
528
0.42%
2,273
1.06%
9,749
1,399
1.17%
5,346
4.87%
21,463
11.46%
7,839
6.23%
4,030
1.88%
110,853
610
0.51%
134
0.12%
256
0.14%
674
0.54%
255
0.12%
6,982
73,142
60.99%
74,560
67.91%
125,109
66.80%
97,925
77.78%
142,903
66.69%
1,259,811
125
0.10%
111
0.10%
151
0.08%
220
0.17%
679
0.32%
2,802
145
0.12%
192
0.17%
263
0.14%
147
0.12%
250
0.12%
2,247
1,072
0.89%
494
0.45%
1,634
0.87%
777
0.62%
1,497
0.70%
12,937
609
0.51%
352
0.32%
972
0.52%
422
0.34%
783
0.37%
7,726
1,928
1.61%
1,267
1.15%
2,242
1.20%
1,009
0.80%
2,412
1.13%
21,861
657
0.55%
688
0.63%
815
0.44%
356
0.28%
1,028
0.48%
10,205
1,006
0.84%
765
0.70%
1,241
0.66%
442
0.35%
1,132
0.53%
11,634
1,879
1.57%
1,461
1.33%
1,866
1.00%
1,109
0.88%
2,047
0.96%
21,724
183
0.15%
267
0.24%
264
0.14%
172
0.14%
431
0.20%
3,957
225
0.19%
216
0.20%
567
0.30%
333
0.26%
716
0.33%
5,830
12,318
10.27%
13,224
12.04%
21,064
11.25%
10,820
8.59%
25,642
11.97%
184,344
886
0.74%
901
0.82%
1,839
0.98%
611
0.49%
1,555
0.73%
15,613
7,881
6.57%
6,234
5.68%
14,862
7.94%
4,509
3.58%
13,999
6.53%
88,225
2,372
1.98%
1,513
1.38%
3,651
1.95%
1,523
1.21%
4,129
1.93%
27,140
5,029
4.19%
1,023
0.93%
1,579
0.84%
2,910
2.31%
8,708
4.06%
39,062
1,863
1.55%
1,043
0.95%
2,735
1.46%
1,780
1.41%
2,345
1.09%
26,691
33
0.03%
71
0.06%
154
0.08%
57
0.05%
118
0.06%
15,633
6,237
5.20%
4,877
4.44%
4,580
2.45%
188
0.15%
2,802
1.31%
56,436
1,828
1.52%
69
0.06%
902
0.48%
166
0.13%
135
0.06%
6,124
46,276
38.59%
34,768
31.67%
61,381
32.78%
27,551
21.88%
70,408
32.86%
560,191
16
0.01%
2
0.00%
2
0.00%
0
0.00%
1
0.00%
32
496
0.41%
462
0.42%
785
0.42%
425
0.34%
962
0.45%
7,055
119,930
100.00%
109,792
100.00%
187,277
100.00%
125,901
100.00%
214,274
100.00%
1,827,089
17,266
6,039
10,170
36,761
36,258
299,192
137,196
115,831
197,447
162,662
250,532
2,126,281
5,915
6,200
9,381
9,921
12,738
101,414
980
929
1,564
144,091
122,960
208,392
※「文庫新書棚」と「漫画」は一般書と児童書が混在
671
1,825
173,254
265,095
18,949
2,246,644
平成 21 年 3 月 31 日現在
Ⅲ
利用実績
26 3. 図書館資料サービス
(5)貸出ベスト 30
(平成 20 年度)
一 般 書
順
位
書 名
児 童 書
著 者 名
貸出 順
回数 位
書 名
著 者 名
貸出
回数
1 容疑者Xの献身
東野圭吾/著
520
1 バムとケロのおかいもの
島田ゆか/作/絵
275
2 名もなき毒
宮部みゆき/著
466
2 バムとケロのさむいあさ
島田ゆか/作/絵
271
3 赤い指
東野圭吾/著
462
3 からすのパンやさん
かこさとし/絵・文
262
4 流星の絆
東野圭吾/著
413
4 ぐりとぐら
なかがわりえこ/著
251
5 ダイイング・アイ
東野圭吾/著
400
5 バムとケロのそらのたび
島田ゆか/作/絵
247
6 楽園 上
宮部みゆき/著
389
6
原ゆたか/さく・え
242
6 楽園 下
宮部みゆき/著
380
6
原ゆたか/さく・え
242
8 おひとりさまの老後
上野千鶴子/著
377
8
原ゆたか/さく・え
240
9 陰日向に咲く
劇団ひとり/著
358
9
わかやまけん/〔ほか〕著
237
9 夜明けの街で
東野圭吾/著
358
9
原ゆたか/さく・え
237
原ゆたか/さく・え
232
原ゆたか/さく・え
229
かいけつゾロリやせるぜ !
原ゆたか/さく・え
ダイエット大さくせん
229
11
女性の品格ー装いから生き
坂東眞理子/著
方まで
304 11
かいけつゾロリとなぞのひ
こうき
かいけつゾロリのじごくり
ょこう
かいけつゾロリのきょうふ
のカーニバル
しろくまちゃんのほっとけ
ーき
かいけつゾロリの大きょう
りゅう
かいけつゾロリのゆうれい
せん
12 私(わたし)の男;私の男
桜葉一樹/著
300 12 かいけつゾロリの大金もち
13 使命と魂のリミット
東野圭吾/著
297 12
伊坂幸太郎/著
290 14 バムとケロのにちようび
15 ホームレス中学生
田村裕/著
284 15
15 東京島
桐野夏生/著
284 16
17 手紙
東野圭吾/著
283 17
18 食堂かたつむり
小川糸/著
279 18
19 夢をかなえるゾウ
水野敬也/著
263 19
20 家日和
奥田英朗/著
256 20 バーバパパのたんじょうび
14
21
ゴールデンスランバー
-A memory
東京タワー
リリー・フランキー/著
-オカンとボクと、時々、オトン
かいけつゾロリの大どろぼ
う
かいけつゾロリちきゅうさ
いごの日
かいけつゾロリけっこんす
る !?
かいけつゾロリぜったいぜ
つめい
かいけつゾロリの大かいじ
ゅう
島田ゆか/作/絵
228
原ゆたか/さく・え
225
原ゆたか/さく・え
224
原ゆたか/さく・え
223
原ゆたか/さく・え
222
原ゆたか/さく・え
221
アネット=チゾン : タラス
219
=テイラー/さく
かいけつゾロリのきょうふ
原ゆたか/さく・え
のやかた
かいけつゾロリ大けっとう !
247 22
原ゆたか/さく・え
ゾロリじょう
かいけつゾロリのきょうふ
245 23
原ゆたか/さく・え
のプレゼント
249 21
218
22 震度0(ゼロ)
横山秀夫/著
23 狐宿の人 上
宮部みゆき/著
24 さまよう刃
東野圭吾/著
244 23 かいけつゾロリたべられる !! 原ゆたか/さく・え
216
宮部みゆき/著
241 25 ノンタンいもうといいな
215
26 悪人
吉田修一/著
227 26
かいけつゾロリのなぞのおた
原ゆたか/さく・え
から大さくせん 前編
213
27 つくもがみ貸します
畠中恵/著
225 26
かいけつゾロリまもるぜ!
原ゆたか/さく・え
きょうりゅうのたまご
213
28 ナイチンゲールの沈黙
海堂尊/著
221 28 100 万回生きたねこ
佐野洋子/作/絵
212
29 対岸の彼女
角田光代/著
219 29 11 ぴきのねこ
馬場のぼる/著
211
30 鹿男あをによし
万城目学/著
218 29 はらぺこあおむし
エリック=カール/さく
211
25
おそろし
-三島屋変調百物語事始
キヨノサチコ/作/絵
217
216
利用実績
Ⅲ
3. 図書館資料サービス 27
(平成 20 年度)
C D
順
位
タ イ ト ル
ビ デ オ
貸 出 順
回数 位
タ イ ト ル
D V D
貸出 順
回数 位
タ イ ト ル
貸出
回数
鳥-ザ・ヒッチコック・コレクシ
49
ョン
1 自己ベスト・2
99
1 たそがれ清兵衛
53
1
2 SENTIMENTALovers
96
2 エリザベス
50
2 サウンド・オブ・サイレンス
47
3 A BEST 2:WHITE
95
3 海の上のピアニスト
49
3 カサブランカ 特別版
43
3 ノット・トウ・レイト
95
3
3 D-TOX
43
5 LOVE COOK
93
5 ブリジット・ジョーンズの日記
48
3 ザ・ソルジャー
43
5 ララバイ SINGER
93
6 ビューティフル・マインド
47
6 イノセント・ブラッド
42
5 WAVE
93
6
6 戦火の勇気
42
8 ザ・ヴォイス
92
8 17 歳のカルテ
45
8
91
8 ロード・トゥ・パーディション
45
9 エネミー・ライン
40
91
8 アバウト・ア・ボーイ
45
9 プライベート・ライアン
40
90
11 アトランティスのこころ
44
9 地獄の 7 人
40
89
11 マイノリティ・リポート
44
9 息子
40
89
11 戦場のピアニスト
44
13 逃亡者
39
12 キラーストリート
89
14 エリン・ブロコビッチ
42
13 スパイ・ライク・アス
39
15 デニム
88
14 アイス・エイジ2
42
13 絶対×絶命
39
16 ザ・ビートルズ:1
87
16 モンスターズ・インク
41
13 大地震
39
87
16 トロイ
41
17 シビル・アクション
38
16 ULTRA BLUE
87
16 タクシードライバー
41
17 キングの報酬
38
19 f
85
16 アメリカン・ビューティー
41
17 スニーカーズ
38
20 バラッド 3:the album of LOVE
84
20
40
17 昼下りの決斗
38
20 自己ベスト !
84
20 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
40
21 ラウンド・ミッドナイト
37
20 ベスト:first things
84
20 くまのプーさん 完全保存版
40
21 ハルク
37
23 LOVE PUNCH
83
23 イナフ
39
21 インドへの道
37
24 PORNO GRAFFITTI BEST BLUE’S
82
23
21 ポセイドン・アドベンチャー
37
24 &
82
25 スタンド・バイ・ミー
21 アポロ 13
37
82
26
21 夜の大捜査線
37
82
26 スパイダーマン
37
21 目撃
37
28 フラッシュ・アンド・グリーム
81
26 海は見ていた
37
21 五瓣の椿
37
29 ether(エーテル)
80
26 アイ・アム・サム
37
29 ヘブンアンドアース
36
29 ひとりあそび
80
30 グリーンマイル(2巻組)
36
29 砲艦サンパブロ
36
9
歌バカ Ken Hirai 10th
Anniversary Complete Single Co
9 LOVE PiECE
11
ZARD BEST:The Single
Collection ~軌跡~
12 A BEST 2:BLACK
12
16
Utada Hikaru SINGLE
COLLECTION:VOL.1
そうかな:相対性の彼方/
Kazumasa Oda
志ん朝復活:ち:色は匂えと散り
ぬるを:「百年目」
アマランタイン:プレミアム・ウ
24
ィンター・エデイション
24
パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われ
49
た海賊たち
トムとジェリー/ワイルド・スピ
47
ード
ロード・オブ・ザ・リング/
王の帰還 上下
ハリー・ポッターとアズカバンの
39
囚人(日本語吹替版)
38
ライオン・キング スペシャル・エ
37
ディションー WALT DISNYE CLASSICS
リーグ オブ レジェンド/時空
41
を超えた戦い
Ⅲ
利用実績
28 3. 図書館資料サービス
(6)インターネット図書検索 (「LIVRE インターネットアクセス統計」による)
ホームページへの平成 21 年 7 月期の時間別アクセス件数(※ 3 ~ 5 時システム休止時間)
時間帯
0~1時
1~2時
2~3時
3 ~ 4 時※
4 ~ 5 時※
5~6時
6~7時
7~8時
8~9時
9 ~ 10 時
10~11 時
11~12 時
12~13 時
13~14 時
14~15 時
15~16 時
16~17 時
17~18 時
18~19 時
19~20 時
20~21 時
21~22 時
22~23 時
23~ 0 時
合 計
アクセス件数
60,415件
38,607件
23,312件
7,374件
6,984件
15,688件
23,482件
35,125件
56,312件
87,630件
101,617件
104,285件
103,085件
99,076件
98,939件
97,146件
98,158件
99,851件
77,930件
66,018件
72,933件
87,205件
87,653件
85,933件
1,634,758件
%
3.70%
2.36%
1.43%
0.45%
0.43%
0.96%
1.44%
2.15%
3.44%
5.36%
6.22%
6.38%
6.31%
6.06%
6.05%
5.94%
6.00%
6.11%
4.77%
4.04%
4.46%
5.33%
5.36%
5.25%
100.00%
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
ホームページへの 7 月期の曜日別アクセス件数
曜日
日曜日
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日
合 計
アクセス件数
206,951件
189,361件
216,065件
270,066件
271,309件
269,369件
211,637件
1,634,758件
%
12.66%
11.58%
13.22%
16.52%
16.60%
16.48%
12.94%
100.00%
ホームページへの年別アクセス件数
年
2003年計
2004年計
2005年計
2006年計
2007年計
2008年計
HPアクセス数
1,915,880件
5,504,909件
11,357,624件
13,203,562件
15,739,032件
16,195,212件
前年比
159.59%
287.33%
206.32%
116.25%
119.20%
102.90%
5,000,000
10,000,000
15,000,000
20,000,000
利用実績
4. 視聴覚資料サービス
Ⅲ
29
(1)視聴覚資料等貸出数
CD
LP
ビデオ
カセット
DVD
合計
16・8ミリ
16 ミリ映写機
合計
中央
72,807
139
13,900
73
17,105
104,024
195
16
211
四谷
54,943
0
16,258
125
1,437
72,763
0
0
0
鶴巻
6,202
0
882
18
721
7,823
0
0
0
西落合
6,339
0
1,014
43
884
8,280
0
0
0
戸山
14,547
0
582
1,706
382
17,217
0
0
0
北新宿
4,857
0
471
25
689
6,042
0
0
0
中町
8,031
0
1,004
55
1,080
10,170
0
0
0
角筈
大久保
合計
34,336
34,338
236,400
0
0
139
1,063
983
36,157
114
34
2,193
1,254
905
24,457
36,767
36,260
299,346
0
0
195
0
0
16
0
0
211
平成 21 年 3 月 31 日 現在
①CD・ビデオテープ貸出数
中央図書館
区役所分室
四谷図書館
鶴巻図書館
西落合図書館
戸山図書館
北新宿図書館
中町図書館
角筈図書館
大久保図書館
合 計
小学生以下
1,927
0
1,303
279
483
715
402
514
499
1,045
7,167
中学生
876
0
387
131
153
193
102
294
427
425
2,988
C D
学 生
6,806
0
2,323
879
351
776
157
553
1,209
1,521
14,575
一 般
63,198
0
50,930
4,913
5,352
12,863
4,196
6,670
32,201
31,347
211,670
合 計 小学生以下
72,807
1,698
0
0
54,943
1,832
6,202
49
6,339
122
14,547
88
4,857
22
8,031
94
34,336
46
34,338
98
236,400
4,049
カセットテープ
中学生
学 生
一 般
0
1
71
1
3
121
0
2
15
2
0
39
0
8
1,691
1
1
23
0
1
52
0
1
113
1
0
30
5
17
2,155
合 計 小学生以下
73
1,661
125
58
18
50
43
153
1,706
50
25
93
55
86
114
78
34
70
2,193
2,299
ビデオテープ
中学生
学 生
一 般
合 計
169
619
11,414
13,900
0
0
0
0
81
279
14,066
16,258
26
87
720
882
10
24
858
1,014
9
22
463
582
10
11
428
471
24
33
853
1,004
3
18
996
1,063
8
64
813
983
340
1,157
30,611
36,157
平成 21 年 3 月 31 日 現在
②カセットテープ・DVD貸出数
中央図書館
四谷図書館
鶴巻図書館
西落合図書館
戸山図書館
北新宿図書館
中町図書館
角筈図書館
大久保図書館
合 計
小学生以下
1
0
1
2
7
0
2
0
3
16
中学生
157
15
11
10
18
6
25
27
18
287
DVD
学 生
一 般
合 計
598
14,689
17,105
28
1,336
1,437
50
610
721
13
708
884
5
309
382
4
586
689
17
952
1,080
6
1,143
1,254
21
796
905
742
21,129
24,457
平成 21 年 3 月 31 日 現在
(2)16 ミリ発声映写機操作講習会
回
1
期 間
7 月 2 日(水)・3 日(木)
(3)16 ミリ発声映写機検定登録会
実施年月日 11 月 12 日(水)・13 日(木)
検定台数
42 台(36 団体) 〈検定合格 38 台不合格 4 台〉
(4)16 ミリ操作終了証既得者練習会
実施月日
参加者
6月4日(水)
区内在勤1名
日 数
2
申込人数
15
参加人数
15
Ⅰ
Ⅲ
利用実績
30 4. 視聴覚資料サービス
(5) 映画のタベ (原則として奇数月の第 3 金曜目 午後 6 時~)
上映月日
5 月 16 日
7 月 18 日
9月 5日
11 月 21 日
1 月 16 日
3 月 27 日
上映作品
監督名・制作年
主 演
制作国・上映時間
入場者数
ミラクルバナナ
錦織 良成(2005 年)
小山田さゆり
日本 105 分
巴里祭
ルネ・クレール(1933 年)
アナベラ
フランス 86 分
昇天峠
ルイス・ブニュエル(1951 年)
リリア・プラド
メキシコ 73 分
北極のナヌー
アダム・ラヴェッチ/サラ・ロバートソン(2007 年)
白くま
アメリカ 84 分
石井のおとうさんありがとう
山田火砂子(2004 年)
松平健
日本 111 分
歓喜の歌
松岡錠司(2007 年)
小林薫
日本 112 分
50
70
51
27
33
45
平均入場者数(総人数 276 人/ 6 回)46 人
276
(6) 水曜上映会(第 2 週午後 2 時~)
上映月日
上映作品
上映
時間
上映
メディア
入場
者数
4月 9日
Virtual trip さくら ノスタルジア
53 分
DVD
39
5 月 14 日
レオナルド・ダ・ヴィンチ その謎を視る
60 分
DVD
55
6 月 11 日
ちゅらうみ ~沖縄美ら海水族館への招待~
74 分
DVD
44
7月 9日
エディット・ピアフ~シャンソンの誕生
45 分
DVD
82
8 月 13 日
日本国憲法誕生
74 分
DVD
35
9 月 10 日
古地図江戸さんぽ:池波正太郎「鬼平犯科帳」を歩く
58 分
DVD
57
10 月 8 日
昭和 30 年代の日本・家族の生活~都会のくらし編~
80 分
DVD
30
11 月 12 日
人間国宝ふたり~文楽・終わりなき芸の道~
49 分
DVD
26
12 月 10 日
めぐみ・引き裂かれた家族の 30 年
88 分
DVD
48
1 月 14 日
銃・病原菌・鉄 第 1 話:文明の始まり
53 分
DVD
28
2 月 11 日
永遠のルチアーノ・パヴァロッティ~世界が愛したマエストロ~
80 分
DVD
48
3 月 10 日
銃・病原菌・鉄 第 2 話:2 つの世界の衝突
53 分
DVD
25
平均入場者数(総人数 517 人/ 12 回)43.08 人
517
(7) 懐かし映画会
上映月日
上映作品
監督名・制作年
主 演
制作国・上映時間
銀座カンカン娘
島耕二(1949 年)
灰田勝彦
日本・69 分
2 月 28 日
入場者数
40
利用実績
5. 児童サービス
Ⅲ
31
5 児童サービス
(1)子ども読書事業啓発用パンフ「としょかんへいこう」の発行
図書館事業及び図書館資料に対する理解を深めるため、「としょかんへいこう」を 9,500 部発行し、区民・利
用者へ配布します。
(2)ブックリストの作成・配布等
ア ブックリスト「クローバー」
幅広い年齢層に対して推薦図書を紹介できるように、ひらがな・漢字等の難易度を4種類に分け、4 月 23 日(子
ども読書の日)に発行し、配布します。
イ 「このほんしってる?」(ホームページ版)
新宿区立図書館ホームページのコンテンツである「こどもページ」内で、こどもたちが読書意欲を高める本を
紹介します(毎月更新)。
(3)学校等との連携事業
ア 団体利用
学習活動を目的として、授業時間中に学年・クラス単位で来館する団体を受入れます。
(実績館 こども 32 回・鶴巻 4 回・西落合 24 回・戸山 1 回・北新宿 9 回・大久保 9 回)
№
団体種別
利 用 内 容
のべ団体数
1
幼稚園
団体貸出・読み聞かせ
24
527
2
保育園
団体貸出・読み聞かせ
28
442
3
小学校
団体貸出・生活科授業
21
540
4
中学校・養護学校
調べ学習・団体貸出・読み聞かせ
6
27
79
1,536
合 計
利用者数
イ 病院サービス
区内の 4 病院と協定を結び団体貸出サービスを提供します。
№
団体種別
利 用 内 容
1
東京女子医科大学病院
児童図書等
6
900
2
国立国際医療センター
児童図書等
6
900
3
東京医科大学病院
児童図書等
6
900
4
社会保険中央総合病院
児童図書等
6
900
24
3,600
合 計
貸出回数
貸出冊数
ウ 図書館見学
図書館案内、利用方法の説明などを来館団体に行います。
№
図書館名
1
こども図書館
2
見学内容
団体数
人数
図書館説明、見学、子ども読書活動推進計画について
6
107
鶴巻図書館
図書館見学
3
92
3
西落合図書館
図書館見学
1
15
4
戸山図書館
図書館見学
5
31
5
北新宿図書館
図書館見学
1
5
6
大久保図書館
図書館見学、利用案内
4
167
20
417
合 計
Ⅰ
Ⅲ
利用実績
32 5. 児童サービス
エ 学校(施設)訪問
学校・施設に出向いて「読み聞かせ」「ブックトーク」等の事業を行います。
№
図書館名
内 容
施設数
1
西落合図書館
読み聞かせのコツ講習会・朝の読み聞かせ
9
272
2
戸山図書館
公開授業
1
10
3
中町図書館
出張おはなし会、ブックトーク
19
552
4
角筈図書館
出張おはなし会
1
23
5
鶴巻・中町
読み聞かせの講習会(ボランティア向け)
1
20
31
877
合 計
人数
オ 職場体験学習
生徒を対象に図書館の様々な仕事を 1 ~ 3 日間で体験できるプログラムを実施します。
№
図書館名
受入学校・生徒
学校数
人数
1
こども図書館
区内公立中学校 2 年生
5
20
2
こども図書館
区内公立小学校 6 年生
1
6
3
こども図書館
区内都立高等学校
1
8
4
四谷図書館
区内公立中学校 2 年生
1
2
5
戸山図書館
区内都立高等学校 1 年生
1
3
6
中町図書館
区内公立中学校 2 年生
1
2
7
角筈図書館
区内公立中学校 2 年生
2
4
8
大久保図書館
区内公立中学校 2 年生
1
2
9
大久保図書館
区内公立中学校 1 年生
1
2
10
大久保図書館
区内都立高等学校 1 年生
1
10
15
59
合 計
カ 図書館実習
図書館司書(補)資格取得及びインターンシップ実習のための実習館として一定期間、実習生を受入れます。
(中央図書館・こども図書館・戸山図書館・大久保図書館)
№
実習者所属団体
実習内容
実習日数
人数
1
東京理科大学
インターンシップ実習
6
1
2
立教大学
司書(補)資格実習
12
3
3
LEC 東京リーガルマインド大学
インターンシップ実習
6
1
4
国立国会図書館
3 級研修・外部機関実習
1
2
25
7
合 計
キ 学習支援
学校等からの依頼を受け、調べ学習の資料等を準備し、団体貸出を行います。
№
図書館名
依頼団体
依頼内容
団体数
1
こども図書館
主に区内公立小学校
調べ学習資料(団体貸出)
13
2
鶴巻図書館
主に区内公立小学校
調べ学習資料(団体貸出)
1
3
西落合図書館
主に区内公立小学校
調べ学習資料(団体貸出)
4
4
北新宿図書館
主に区内公立小学校
調べ学習資料(団体貸出)
2
5
中町図書館
主に区内公立小学校
調べ学習資料(団体貸出)
11
6
大久保図書館
主に区内公立小学校
調べ学習資料(団体貸出)
14
合 計
45
利用実績
Ⅲ
5. 児童サービス
33
(4) 各種事業
ア 講演会の開催
こども読書に造詣の深い作家等を招き、読書の機会を広げるための講演会を開催します。
日 付
講演者
内 容
12 月 13 日
いとうひろし
参加者数
絵本ができるまで(四谷地域センターで開催)
15
イ お話し会
館 名
回数(回)
参加者数(人)
平均(人/回)
こども図書館
318
3,531
11.1
四谷図書館
48
957
19.9
鶴巻図書館
114
687
6.0
西落合図書館
66
1,317
20.0
戸山図書館
42
468
11.1
北新宿図書館
50
527
10.5
中町図書館
66
783
11.9
角筈図書館
48
250
5.2
大久保図書館
53
985
18.6
合 計
805
9,505
11.8
ウ 外国語のお話し会
日 付
館 名
外国語・内容
7月 5日
西落合
フランス語「よかったねネッドくん」ほか
11
10 月 18 日
大久保
韓国語「さんまいのおふだ」ほか
10
1月 17 日
北新宿
韓国語「はらぺこあおむし」ほか
2
3 月 20 日
こども
中国語「わたしのワンピース」ほか
合 計
参加者数
20
43
エ 人形劇会
日 付
館 名
作 品 名
7 月 27 日
大久保
「金のがちょう」
95
8月 2日
戸 山
「きき耳ずきん」「うさぎとかめ」
53
10 月 26 日
こども
「ブレーメンの音楽隊」ほか
11 月 1 日
鶴 巻
「十二の月のおくりもの」ほか
42
11 月 1 日
角 筈
「ちいさいおしろ」「にげだしたパンケーキのおはなし」
31
11 月 15 日
北新宿
「ぶんぶくちゃがま」
40
12 月 6 日
西落合
「きたかぜとたいよう」「あっぱ・うっぱ・おっぱ」
75
2 月 25 日
中 町
「さんまいのおふだ」「ふしぎな箱」
74
3 月 14 日
四 谷
「さんびきのこぶた」「日天さん月天さん」 合 計
参加者数
130
177
717
Ⅰ
Ⅲ
利用実績
34 5. 児童サービス
オ 工作会
日 付
館 名
内 容
4 月 26 日
西落合
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「玉ふきクジラ」
25
6月 4日
北新宿
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「すいちょくロケット」・宇
宙の本紹介
27
6月 7日
鶴 巻
7月 2日
中 町
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「おりがみでぱくぱく」
21
7月 2日
北新宿
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「さかなつり」
22
7 月 30 日
北新宿
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「ストローロケット」
28
7 月 30 日
中 町
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「かみコップでおしゃべりさん」
10
7 月 30 日
こども
8 月 13 日
中 町
8 月 23 日
こども
8 月 27 日
中 町
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「まほうのわ」
9 月 24 日
中 町
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「とびだす絵本」
10 月 19 日
戸 山
10 月 29 日
中 町
11 月 22 日
西落合
11 月 26 日
中 町
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「新聞広告で紙てっぽう」
15
12 月 3 日
北新宿
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「つつとばしゲーム:うさぎ
ちゃんをつくろう」
15
12 月 6 日
鶴 巻
1月 7日
中 町
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「おりがみでおさいふづくり」
12
2 月 25 日
北新宿
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「すいちょくロケット」・宇
宙の本紹介
8
はらぺこわんちゃんをつくろう
ハンディ花火をつくろう
参加者数
9
22
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「セロハンでイカ焼き遊び」
ハンディ花火をつくろう
6
14
工作会「くわがた」
9
16
9
“おはなし会でこうさく”読み聞かせ・工作「自分だけのノートづくり」
工作会「まんげきょう」
10
31
木の実をつかった工作「えんぴつ立て」「バッチ」
合 計
24
333
カ かがく遊び・お楽しみ会・その他
日 付
館 名
作 品 名
5月 5日
こども
こども図書館の日 スペシャル小さい子向けおはなし会
16
5月 5日
こども
こども図書館の日 スペシャル“おはなし”を聞く会
11
8月 3日
こども
かがくあそび「まほうの輪」
5
8 月 19 日
こども
かがくあそび「まほうの輪」
5
12 月 17 日
中町
クリスマス スペシャルお話会
21
12 月 24 日
西落合
クリスマス スペシャルお話会
65
12 月 24 日
大久保
冬のおたのしみ会
50
1月 7日
こども
カルタ大会
17
1 月 10 日
鶴巻
カルタであそぼう「ぐりとぐらかるた」「たまごにいちゃんかるた」
13
1 月 24 日
西落合
カルタ大会
11
2 月 11 日
中町
カルタ大会
13
2 月 28 日
西落合
西落寄席「親子で落語を楽しみませんか?」
22
合 計
参加者数
249
利用実績
5. 児童サービス
Ⅲ
35
キ 映画会
実施月日
主 催
作 品 名
4 月 19 日
鶴巻
「忍たま乱太郎の交通安全」
「ぎろろんやまと 10 ぴきのかえる」
「ウォルト・
ディズニー いなかのねずみ」
38
4 月 26 日
こども
「ちびまるこちゃんクラスのお誕生日会」「ちびまるこちゃん文通をはじ
める」「ちびまるこちゃん自習時間大好き」
62
5 月 24 日
こども
「とっとこハム太郎の交通安全」「ムーミン-スナフキンが帰ってきた-」
38
6月 8日
こども
「だるまちゃんとてんぐちゃん」「だるまちゃんとかみなりちゃん」
「くまのおいしゃさん」
39
6 月 15 日
大久保
「はれときどきぶた」「花いっぱいになあれ」
28
7月 5日
こども
「七夕ものがたり」「眠れぬ夜の小さなお話」
53
7 月 23 日
鶴巻
「オバケちゃん」「眠れぬ夜の小さなお話」
48
7 月 24 日
こども
「アンパンマンまじょのくにへ」「物語・フランダースの犬」
80
8月 2日
鶴巻
「かわいそうなぞう」「日本のおばけ話 きもだめしのばん」
「ウォルト・ディズニー みにくいあひるの子」
39
8月 3日
角筈
「ねずみくんのチョッキ 2」
「フランダースの犬」
24
8月 9日
こども
「あした元気になあれ」
38
8 月 11 日
北新宿
「1番げんき」「小さなバイキングビッケ-世界で最初の消防隊」
「ウォルト・ディズニー いなかのねずみ」
43
8 月 23 日
西落合
「魔女の宅急便」
23
8 月 30 日
こども
「ギロロンやまと 10 ピキのかえる」「馬の田楽(落語アニメ)」
23
9 月 13 日
こども
「パパ、お月さまとって」「鉢かづき姫」
24
9 月 27 日
鶴巻
「アンパンマンまじょのくにへ」「どんぐりと山猫」「一休さん」
33
10 月 12 日
大久保
「セロひきのゴーシュ」
「小さなバイキングビッケ-ビッケと大あざらし-」
27
10 月 18 日
こども
「ウォルト・ディズニー ドナルドと魔法使い」
「ウォルト・ディズニー くまのプーさん」
63
11 月 8 日
こども
「きもだめしのばん」「こぎつねコンとこだぬきポン」
34
11 月 23 日
大久保
「モチモチの木」「ムーミン-スナフキンが帰ってきた-」
34
12 月 6 日
こども
「ハメルンの笛吹き」「はれときどきぶた」
47
12 月 24 日
中町
「ウォルト・ディズニー ミッキーマウスのメリークリスマス」
「おじいさんと不思議なおくりもの」
50
12 月 25 日
こども
「マッチ売りの少女」「大男とクリスマスツリー」
「ミッキーマウスとゆかいな仲間たち」
44
1 月 17 日
こども
「からすのパンやさん」「雪渡り」
61
2 月 14 日
こども
「おじいさんと不思議なおくりもの」「鬼の子とゆきうさぎ」
30
2 月 21 日
北新宿
「ムーミン-ゆめ・ゆめ・ゆめ-」「だるまちゃんととらのこちゃん」
28
2 月 21 日
鶴巻
「こぎつねコンとこだぬきポン」「だるまちゃんとうさぎちゃん」
「世界名作アニメ全集 長靴をはいた猫」
35
2 月 22 日
大久保
「おにたのぼうし」「雪渡り」
28
3月 7日
こども
「ジャングル大帝ー誕生」「はなさき山(切り絵アニメ)」
24
3 月 28 日
こども
「魔女の宅急便」
39
3 月 28 日
西落合
「ちいさなバイキングビッケ」「りゅうのめのなみだ」
22
平均入場者数(総人数 1,199 人/ 31 回)38.68 人
参加者数
1,199
Ⅰ
Ⅲ
利用実績
36 6. 視覚障害者サービス 7. 家庭配本サービス
6 視 覚 障 害 者 サ ー ビ ス
(1)
視覚障害者サービス
視覚障害者を対象に、希望図書の対面朗読を実施しています(中央・四谷・鶴巻・西落合・戸山の各図書館)。
また希望の図書等の著作権者及び出版社の了解を得てテープに録音し、郵送で貸出すサービスなどを実施して
います(戸山図書館)。
ア 視覚障害者サービス資料
自館作製録音図書(戸山図書館)
477 点(平成 20 年度作製)
カセットテープ版 10 タイトル
デイジー版
16 タイトル
大型活字本(中央図書館・戸山図書館) 1,824 冊 (中央:442 冊 戸山:1,382 冊)
イ 平成 20 年度 視覚障害者サービス利用状況
登録者数
対面朗読回数
カセットテープ/デイジー貸出
中央
四谷
戸山
計
利用者数
カセットテープ
デイジー
0回
0回
61 回
61 回
1,599 人
931 件
635 件
112 人
ウ 音訳奉仕者 18 人
デイジー編集者 18 人
平成 20 年度は前年度実施した(初級)デイジー編集者養成講座の修了者を対象にレベルアップ講習(2 日間)、
フォローアップ講習(2 日間)を実施し、18 人を新宿区立図書館のデイジー編集者として登録しました。
エ その他
声の図書館だより(年 6 回)を作製し、登録者に送付しています。
7 家庭配本サービス
各図書館では、図書館の利用が困難な身体障害者等を対象に、希望の本を自宅まで配本及び受取るサービス
を実施しています。(平成 20 年度は、4館で実施しました。)
1 回 10 冊まで、貸出期間は 2 週間です。(延長可)
平成 20 年度 家庭配本サービス利用状況
利用登録者数
実施館名
配本回数
貸出冊数
平均貸出冊数
中央図書館
34 回
135 冊
3.97 冊
四谷図書館
92 回
667 冊
7.25 冊
西落合図書館
29 回
326 回
11.24 冊
ボランティア数
戸山図書館
59 回
394 冊
6.68 冊
6名
合 計
214 回
1,522 冊
7.11 冊
28 名
利用実績
Ⅲ
8. その他サービス
37
(1)平和事業
① 戦争と平和に関する図書の展示・貸出及び目録作成
展示図書冊数
館 名
一般書
児童書
合 計
貸出図書冊数
目録冊数
配布/作成
中
央
図
書
館
211
142
353
350
136 / 160
四
谷
図
書
館
176
43
219
158
6 / 20
鶴
巻
図
書
館
103
72
175
100
10 / 32
館
145
104
249
148
20 / 40
館
192
107
299
180
23 / 40
館
98
117
215
119
8 / 20
西
落
戸
北
合
山
新
図
図
宿
書
書
図
書
中
町
図
書
館
149
88
237
158
15 / 23
角
筈
図
書
館
28
34
62
63
2 / 20
館
102
51
153
62
7 / 20
1,204
758
1,962
1,338
227 / 375
大
久
保
図
書
合 計
※ 7 月 25 日~ 8 月 27 日 全館で実施
(会場 : 中央図書館視聴覚ホール)
② 平和映画会 実施月日
上 映 作 品
入場者数
8 月 6 日(水)
「ヒロシマナガサキ」
26
8 月 7 日(木)
「あした元気にな~れ!」
20
8 月 8 日(金)
「TOKKO~特攻」
26
合 計
3 本上映/ 3 日間
72
(2)
図 書 の リ サ イ ク ル
平成 13 年度まで秋に中央図書館で実施していた「図書のリサイクルフェアー」は廃止し、平成 14 年度より、
各館に「図書のリサイクルコーナー」を設置し、常時、図書のリサイクルを実施しています。
平成 20 年度「図書のリサイクル」72,785 冊(内訳:一般書 36,954・児童書 11,722・雑誌 24,109)
(3)行政視察の受入
日付
受入館
来館団体
内 容
人 数
4 月 18 日
こども図書館
徳島市議会
行政視察
1
10 月 4 日
こども図書館
韓国 梨花女子大学
業務内容視察
7
10 月 8 日
こども図書館
町田市立図書館
業務内容視察
6
合 計
14
Ⅳ
図書館資料
38 1. 年間蔵書受入数
新宿区立図書館 年間蔵書受入数
平成 20 年 3 月末
蔵書数
年間受入数
購入数
除籍・廃棄
寄贈数
平成 21 年 3 月末
蔵書数
中央図書館
203,488
11,133
1,065
17,718
197,968
一般書
203,488
11,133
1,065
17,718
197,968
こども図書館
67,988
3,665
140
2,411
69,382
児童書
66,108
3,629
140
2,411
67,466
紙芝居
1,880
36
0
0
1,916
区役所内分室
3,916
497
18
256
4,175
一般書
1,008
102
18
52
1,076
地域資料
2,908
395
0
204
3,099
四谷図書館
112,820
6,936
626
9,034
111,348
一般書
89,475
6,109
610
6,585
89,609
児童書
22,463
827
16
2,325
20,981
紙芝居
882
0
0
124
758
鶴巻図書館
54,600
4,076
311
6,130
52,857
一般書
40,079
2,789
290
4,256
38,902
児童書
13,940
1,266
21
1,818
13,409
紙芝居
581
21
0
56
546
西落合図書館
49,261
3,895
197
5,072
48,281
一般書
35,855
2,601
171
4,098
34,529
児童書
12,868
1,291
26
932
13,253
紙芝居
538
3
0
42
499
80,423
5,169
505
7,045
79,052
戸山図書館
一般書
59,401
4,154
473
5,774
58,254
児童書
20,356
1,015
32
1,235
20,168
紙芝居
666
0
0
36
630
63,949
4,375
294
6,072
62,546
一般書
45,991
3,464
254
5,044
44,665
児童書
17,512
906
40
1,025
17,433
北新宿図書館
紙芝居
446
5
0
3
448
62,866
4,076
242
6,538
60,646
一般書
46,602
3,089
202
4,613
45,280
児童書
15,866
970
40
1,860
15,016
中町図書館
紙芝居
398
17
0
65
350
角筈図書館
73,195
4,662
840
8,695
70,002
一般書
57,312
3,963
804
7,785
54,294
児童書
15,375
696
36
896
15,211
紙芝居
508
3
0
14
497
大久保図書館
74,724
4,973
600
9,792
70,505
一般書
54,509
3,605
514
7,306
51,322
児童書
19,691
1,365
86
2,481
18,661
紙芝居
524
3
0
5
522
総 計
847,230
53,457
4,838
78,763
826,762
一般書
633,720
41,009
4,401
63,231
615,899
地域資料
2,908
395
0
204
3,099
児童書
204,179
11,965
437
14,983
201,598
紙芝居
6,423
88
0
345
註1:除籍・廃棄は除数 註2:寄贈数には移管本含む
6,166
平成 21 年 3 月 31 日現在
図書館資料
Ⅳ
2. 各図書館別部門蔵書数
館名 分類
一
般
書
四谷
鶴巻
西落合
戸山
北新宿
中町
角筈
大久保
合計
0
138
6,996
1,151
1,272
1,793
1,375
3,271
2,704
1,595
35,041
1 哲学
10,090
0
9
3,699
1,615
1,336
2,320
1,677
1,906
2,412
2,573
27,637
2 歴史
25,136
0
265
11,122
5,151
4,034
6,391
5,117
5,096
6,622
5,613
74,547
3 社会科学
39,866
0
347
12,863
6,808
4,865
8,875
7,485
6,656
11,254
4 自然科学
11,119
0
66
5,880
2,808
1,996
4,394
2,638
2,697
3,862
3,262
38,722
5 技術工学
15,051
0
36
7,091
3,144
2,887
4,796
3,741
3,754
5,544
4,137
50,181
6,590
0
51
2,767
1,139
1,175
1,629
1,476
1,499
3,367
1,991
21,684
17,759
0
45
8,566
3,790
3,857
6,000
5,039
3,901
5,443
4,995
59,395
8 言語
3,133
0
52
2,038
876
801
1,344
1,454
972
1,036
1,567
13,273
9 文学
13,758
0
67
9,205
2,406
2,731
5,536
3,962
3,808
2,747
5,020
49,240
J ( 日本文学)
40,388
0
0
19,371
10,012
9,565
15,175
10,697
11,719
9,288
0
0
3,099
0
0
0
0
0
0
0
0
3,099
332
0
0
11
2
10
1
4
1
15
1
377
197,968
0
4,175
89,609
38,902
34,529
58,254
44,665
45,280
54,294
0 総記
0
1,045
0
662
280
392
383
388
235
323
522
4,230
1 哲学
0
506
0
118
100
98
144
136
70
150
145
1,467
2 歴史
0
3,857
0
1,121
361
456
801
730
649
784
768
9,527
3 社会科学
0
4,140
0
1,243
418
686
928
879
824
816
802
10,736
4 自然科学
0
6,947
0
1,846
997
1,153
1,872
1,619
1,178
1,425
1,210
18,247
5 技術工学
0
2,511
0
873
439
414
689
638
400
529
520
7,013
6 産業
0
2,433
0
567
322
359
454
406
337
397
405
5,680
7 芸術スポーツ
0
4,707
0
1,247
572
900
1,158
946
609
1,042
1,152
12,333
8 言語
0
841
0
277
193
173
191
251
169
197
203
2,495
9 文学
0
2,762
0
861
450
300
403
506
505
730
591
7,108
E 絵本
0
18,745
0
6,054
5,005
4,023
7,101
4,525
4,596
4,061
5,945
60,055
K 紙しばい
0
1,916
0
758
546
499
630
448
350
497
522
6,166
F1 日本のものがたり
0
11,348
0
3,494
2,628
2,710
3,039
3,811
3,408
2,630
4,098
37,166
F2 外国のものがたり
0
7,616
0
2,590
1,637
1,553
2,386
2,595
2,026
2,120
2,292
24,815
児童その他
0
8
0
28
7
36
619
3
10
7
8
726
児童書 合計
0
69,382
0
21,739
13,955
13,752
20,798
17,881
15,366
15,708
19,183 207,764
197,968
69,382
4,175 111,348
52,857
48,281
79,052
62,546
60,646
70,002
70,505 826,762
10,799
269
1,208
763
1,027
952
558
1,432
6 産業
7 芸術スポーツ
一般書 合計
書
区役所
内分室
14,746
一般その他
童
こども
0 総記
行政資料
児
中央
39
総 合 計
地 域 資 料※
※冊数は内数
3,099
2,305
8,090 107,109
12,478 138,693
51,322 618,998
943
23,355
Ⅳ
図書館資料
40 3. 視聴覚資料数
(1) 視聴覚資料保有数
中 央
四 谷
戸 山
角 筈
大久保
合 計
C D
10,493
6,279
4,325
4,962
4,729
30,788
ビデオ
2,687
2,153
LP(レコード)
4,800
4,840
4,800
カセットテープ
2,223
2,223
DVD
1,567
1,567
16・8 ミリテープ
751
751
スライドフィルム
486
486
合 計
20,784
8,432
6,548
4,962
4,729
45,455
平成 21 年 3 月 31 日現在
※ 16 ・ 8 ミリフイルム及びスライドフィルムは中央図書館のみで保有
※視聴覚資料は区役所分室 ・ 鶴巻 ・ 西落合 ・ 北新宿 ・ 中町図書館では保有せず。
(2) 視聴覚関係機材保有台数
中 央
四 谷
合 計
ビデオデッキ
0
3
3
CDプレーヤー
6
3
9
レコードプレーヤー
2
0
2
16 ミリ映写機
7
0
7
8 ミリ映写機
1
0
1
スライド映写機
3
0
3
スクリーン
5
0
5
暗 幕
6
0
6
リール
4
0
4
シネマスコープレンズ
3
0
3
備 考
館内視聴 ・ 試聴用
(貸出不可)
館外貸出専用機材
平成 21 年 3 月 31 日現在
組織と事務
Ⅴ
1. 組織と事務 41
【組織図】
教育委員会
教
育
長
事
務
局
図 書 館 運 営 協 議 会
文書の処理及び公印の管守、館舎の維持管理、
管
理
係
調査及び統計、予算、決算及び会計、服務、
広報、他の図書館との連絡調整など
図書館資料の収集、整理、保存及び廃棄、
中
資
料
係
図書館資料の館内での利用及び館外への貸出し、
読書相談、読書案内及び参考調査、16ミリ発声映写機
央
の操作、技術講習会、展示会等の開催及び奨励など
図書館資料の予約、館内での利用及び館外への貸出し、
図
利用者サービス係
障害者に対する利用の援助、図書館サービスの連絡及び
調整、図書館情報システムの運用管理、指定図書館との
書
連絡及び調整など
児童・青少年用図書館資料の収集、整理、
館
保存及び利用
こども図書館
こども読書活動の推進
学校図書館の支援
その他の図書館の児童サービス支援
四谷図書館
鶴巻図書館
西落合図書館
戸山図書館
北新宿図書館
中町図書館
文書の処理及び公印の管守
資料の閲覧及び館外貸出
参考事務
読書相談
資料の収集及び整理
館舎の維持管理など
角筈図書館
大久保図書館
資料の閲覧及び館外貸出
区役所内分室
※区政情報センターと一体運営、運営については、
区長室区政情報課へ事務委任
(平成 21 年 4 月 1 日現在)
Ⅴ
組織と事務
42 2. 図書館運営協議会
2 新宿区立図書館運営協議会
図書館運営協議会は、図書館の運営に関して教育長の諮問に応じるとともに、図書館奉仕について教育長に意
見を述べるため、外部委員 10 名(外に図書館職員 4 名)をもって 2 年間の任期で組織されています。
平成 21・22 年度期の委員は、平成 21 年 7 月に新しく委嘱されました。
(1) 図書館運営協議会委員(平成 21・22 年度期)
役 職
氏 名
現 職
選 任 区 分
会 長
雪 嶋 宏 一
早稲田大学 准教授
学識経験者委員
副会長
油 井 喜 久
新宿区立落合第三小学校 校長
区内学校関係委員
委 員
宮 内 美智子
東京医療保健大学教授 図書館長
学識経験者委員
委 員
糸 賀 雅 児
慶應義塾大学 教授
学識経験者委員
委 員
一 見 真理子
新宿区社会教育委員
社会教育団体関係委員
委 員
木 寺 多恵子
新宿区社会教育委員
社会教育団体関係委員
委 員
浅 井 拓久也
(公募委員)
利用者代表委員
委 員
太 田 節 子
(公募委員)
利用者代表委員
委 員
河 村 幸 子
(公募委員)
利用者代表委員
委 員
戸 川 節 子
(公募委員)
利用者代表委員
*図書館運営協議会委員の構成は上記の外部委員のほか、図書館職員 4 名が加わります。
組織と事務
Ⅴ
2. 図書館運営協議会 43
(2) 平成 20 年度活動実績
回 数
開催日
第1回
平成 20 年
5 月 16 日
議 題
報告事項
平成 20 年度の区立図書館の運営目標について
報告事項
第2回
平成 20 年
7月1日
(1)新宿区立図書館条例の改正について
(2)区立図書館の事業について
①図書館におけるICタグ及び自動貸出機の導入について
②地域図書館 3 館(戸山・北新宿・中町)の指定管理者の募集について
報告事項
(1)「新宿区立戸山・北新宿・中町図書館の指定管理者となるべき候補団体の
第3回
平成 20 年
10 月 10 日
選定」について
(2)「新宿区教育ビジョン素案の概要」について
(3)「新宿区立中央図書館視聴覚室所蔵LPレコードの貸出」について
議題等
第4回
平成 21 年
2月6日
(1)中央図書館レイアウト変更後の新サービスの実施状況等の視察
(2)その他(平成 20 年度のまとめ等)
Ⅴ
組織と事務
44 3. ICタグシステム導入
ICタグシステムの構築
1 目 的
(1)導入目的
貸出処理の迅速化、自動貸出機の設置によるカウンター業務の省力化を図り、レファレンスカウンター等、
他の図書館サービスを充実し、利用者の利便に資する。
(2)導入効果
①特別図書整理期間の短縮に伴う開館日の拡大
②利用者プライバシーの保護
③セキュリティゲートの設置による貸出未処理資料の持ち出し防止及び所在不明資料の削減
2 システム機器設置台数一覧
館
名
中
央
こ
ど
も
四
谷
鶴
巻
西
落
合
戸
山
北
新
宿
中
町
角
筈
大
久
保
ノート
PC
バーコー
ドリーダ
レシート
プリンタ
OPAC
LAN
プリンタ
0
0
6
3
0
3
0
6
8
15
10
2
1
0
0
5
1
4
12
5
0
事務室
0
0
0
3
3
3
0
1
カウンター
0
0
2
0
2
4
2
0
事務室
0
0
5
3
8
6
0
1
カウンター
0
0
4
0
4
8
4
1
事務室
0
0
2
2
4
3
0
1
カウンター
0
0
3
0
3
6
3
0
事務室
0
0
1
2
3
2
0
1
カウンター
0
0
2
0
2
5
3
0
事務室
0
0
2
3
5
2
0
1
カウンター
0
0
2
0
2
5
3
0
事務室
0
0
1
2
3
1
0
1
カウンター
0
0
2
0
2
5
3
0
事務室
0
0
1
2
3
2
0
1
カウンター
0
0
2
0
2
5
3
0
事務室
0
0
2
2
4
2
0
1
カウンター
0
0
2
0
2
5
3
0
事務室
0
0
2
2
4
3
0
1
カウンター
0
0
2
0
2
5
3
0
6
3
49
30
82
93
34
14
設置箇所
サーバ
システム室
6
3
事務室
0
カウンター
合 計
PC(A) PC(B)
組織と事務
3. ICタグシステム導入
Ⅴ
45
IC タグシステム関係機器設置台数一覧表
セキュリティ
ゲート
(計数カウンタ内蔵)
設置場所
管理用PC
自動貸出機
リーダライタ
通路用
中央図書館
システム室
6
事務室
6
カウンター
1
1
3
6
計
1
1
3
18
書架
こども図書館
2
カウンター
1
1
1
2
計
1
1
1
4
事務室
四谷図書館
3
カウンター
1
1
2
5
計
1
1
2
8
事務室
鶴巻図書館
2
カウンター
1
1
1
4
計
1
1
1
6
事務室
西落合図書館
2
カウンター
1
1
1
3
計
1
1
1
5
事務室
戸山図書館
2
カウンター
2
1
1
3
計
2
1
1
5
事務室
北新宿図書館
2
カウンター
1
1
1
3
計
1
1
1
5
事務室
中町図書館
2
カウンター
1
1
1
3
計
1
1
1
5
事務室
角筈図書館
2
カウンター
1
1
1
3
計
1
1
1
5
事務室
大久保図書館
合 計
2
カウンター
1
1
1
3
計
1
1
1
5
11
10
13
66
Ⅴ
組織と事務
46 4. 指定管理者制度の導入
4. 指定管理者制度の導入について
1制度導入の目的
図書館の多様化する利用者ニーズに、より効果的・効率的に対応し、図書館サービスの拡充・向上を図るため、
民間事業者やNPO法人等の能力を活用することにより、区民・利用者満足度の高い図書館運営を行うとともに、
経費の縮減を図ることを目的とする。
2制度導入による効果
(1)民間事業者等の経営ノウハウを活かした図書館サービ ス事業の展開
(2)柔軟な人的配置による開館時間の拡大
(3)司書有資格者や専門的人材の確保により、利用者ニーズに速やかに対応するなど、利用者満足度の向上
3指定期間
①平成 21 年度:3 館(戸山図書館・北新宿図書館・中町図書館)
指定期間:5 年間(平成 21 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで)
②平成 22 年度:3 館(四谷図書館・角筈図書館・大久保図書館)
指定期間:4 年間(平成 22 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで)
③平成 23 年度:2 館(鶴巻図書館・西落合図書館)
指定期間:3 年間(平成 23 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで)
4指定管理者候補団体の選定方法
(1)指定管理者選定委員会の設置
選定委員会は、外部委員として学識経験者、地域関係団体代表、公認会計士、内部委員として教育委員会
事務局職員で構成する。
(2)選定方法
①審査項目、審査基準については、選定委員会が関与し、教育委員会が決定する。
②指定図書館ごとに、第一次審査(書類審査)及び第二次審査(プレゼンテーション)により選定する。なお、
審査の公平性、透明性を確保する観点から、第二次審査(プレゼンテーション)については公開とする。
5利用料金制度の導入について
地域館各館には、会議室がないなど、利用料金収入を見込む事業がないため、利用料金制度を導入しない。
6指定管理者の評価について
評価については、教育委員会が別に定める評価委員会を設置して行う。
7管理業務等の報告の聴取等と指定の取消し等
教育委員会は、指定図書館の管理の適正を期するため、指定管理者に対し、管理業務等について報告を求め、
実地に調査をし、必要な指示を行う。
この指示に従わないとき又は指定管理者による管理を継続することが適当でないと認められるときは、指定
の取消し又は業務の全部若しくは一部の停止命令を行う。
組織と事務
Ⅴ
5. 図書館サポーター制度
47
5 図書館サポーター制度
平成 16 年 7 月より、図書館サポーター制度を導入し、区民の皆さんに幅広く図書館の活動に参加していただくことにより、
地域に密着した図書館づくりを進め、一層のサービス充実を図っています。
活動内容は、資料の返却処理、書架の整理、図書館利用案内、絵本の読み聞かせなどです。
また、20 年度より有志によるニュースの発行が始まり、活動内容がより活発になっています。
(※こども図書館登録者は中央図書館に含む)
(1) 図書館サポーター登録者数
館名
中央
四谷
鶴巻
西落合
戸山
北新宿
中町
角筈
大久保
その他
合計
人数
42
13
19
8
46
1
8
2
7
43
189
(平成 21 年 3 月 31 日現在)
(2) 平成 20 年度 図書館サポーター活動内容
家庭配本
対面朗読
資料整理
読み聞かせ
イベント
その他
合計(人)
中央・こども
32
0
179
116
10
7
344
四 谷
51
0
40
12
0
0
103
鶴 巻
0
0
6
258
0
0
264
西落合
20
0
0
28
0
0
48
戸 山
0
61
24
34
0
0
119
北新宿
0
0
0
39
0
0
39
中 町
0
0
24
52
0
0
76
角 筈
0
0
42
10
0
20
72
大久保
0
0
40
68
0
24
132
合 計
103
61
355
617
10
51
1,197
※「その他」の活動には、フロアー案内や映像資料の不具合を確認する「検盤」などがあります。
(3)平成 20 年度の活動事業等
(会場:中央図書館視聴覚ホール)
①図書館サポーター講習会
日 時
題 目
講 師
参加者数
第1回
7 月 5 日 10 ~ 12 時
朗読講座
関 優子(朗読と語りの会主宰)
30 名
第2回
3 月 14 日 10 ~ 12 時
紙芝居講座
関 優子(朗読と語りの会主宰)
30 名
第3回
3 月 24 日 10 ~ 12 時
手遊び歌講座
田近詩子(声楽家)
25 名
②サポーター合同お話し会
日 時
会 場
12 月 20 日 15 ~ 16 時
中央図書館視聴覚ホール
内 容
バルーン作り、大型絵本、素話、
パネルシアター、紙芝居など
③サポーターズニュースの発行 (年 4 回発行予定)
サポーター同士の情報交換等を目的に「新宿区立図書館サポーターズニュース」(A4 判 P8)を発行
1 号(10 月:A4 判 P8)
、2 号(1 月:A4 判 P8)
、3 号(5 月:A4 判 P8)、各 250 部発行
参加者数
45 名
Ⅴ
組織と事務
48 6. 大学図書館との連携 7. 子ども読書活動の推進
6 大学図書館との連携
新宿区は、区内の大学図書館と区立図書館が相互協力を進め、東京富士大学、目白大学、早稲田大学(教育・
総合科学学術院図書施設)の 3 大学と図書館連携をすることで合意し、覚書に調印しています。
【各大学図書館の概要】
①東京富士大学(図書館)
特に経済・経営に関する図書や資料が充実しており、蔵書は約 17 万冊あります。
②目白大学(図書館)
心理学や英米文学に関する図書を中心に、蔵書は約 16 万冊あります。
③早稲田大学(教育・総合科学学術院図書施設)
教育学部学生図書室(全分野にわたり蔵書は約 4 万冊あります)と、大学院教育学研究科読書室(教科書・指
導書などを中心に、蔵書は約 1 万 3 千冊あります)を利用出来ます。
20 歳以上の、新宿区立図書館に利用登録のある社会人区民(在住者に限る)で、研究テーマ等を持つ方が、年
間登録料(各大学により異なります)を大学に納めることにより、大学図書館の利用が出来ます。
また、新宿区立図書館は、大学図書館が求める区立図書館所蔵の郷土資料・地域資料・行政資料等の貸し出しに
応じます。
具体的に利用できるサービスは次のとおりです。(各大学図書館の規程による)
① 図書館本館における館内閲覧(閲覧席の利用)
② 館外貸出し(1 回に 5 冊まで、期間は 2 週間)
* 早稲田大学(教育・総合科学学術院図書施設)では実施していません。
③ 所蔵資料利用のためのレファレンス
④ コンピューターによる検索
⑤ 複写(有料・著作権法の範囲内)
7 子ども読書活動の推進
新宿区では、
「第二次新宿区子ども読書活動推進計画」
(本計画の期間は、平成 20 年度から平成 23 年度の 4 年間)
を策定し、子どもが読書に親しみ、豊かな感性、情操、思いやりの心を育み、心豊かな人として成長していける
よう区民と区が連携して子どもの読書活動を推進して行くための環境づくりを進めています。
区立図書館は今後も子どもが自主的に読書活動を行うことができるよう、地域に密着した読書活動の拠点とし
て読書に関するサービスを提供します。
(1)新たに展開する事業
ア 絵本でふれあう子育て支援事業
区内の 4 保健センターで実施している3歳児健診の際、絵本の読み聞かせを行うとともに、図書館で絵本
を配付します。
イ 親力向上のための講演会の開催
家庭が本に親しむ環境づくりができるように、小学生低学年、高学年保護者を対象とした講演会を各 3 回
(計 6 回)開催します。
ウ 読書塾の開催
子どもが本に親しみ、本の楽しさを実感できることを目的として、小学生中学年を対象に本と触れ合う機
会を提供(年 2 回開催)します。
エ 学校への図書館司書の派遣
区立小中学校に図書館司書の派遣を行い、学校図書室の環境整備を行います。
組織と事務
Ⅴ
7. 子ども読書活動の推進 49
(2)
平成 20・21 年度 新宿区子ども読書活動推進会議委員名簿
役 職
氏 名
座 長
秋 田 喜代美
東京大学大学院 教授
学識経験者
副座長
戸 畑 勇太郎
社団法人 読書推進運動協議会 事務局長
学識関係者
新宿区立幼稚園 PTA 連合会 会長
地域関係者
委 員
現 職
榎 本 知 子
(平成 21 年度)
区 分
委 員
小野田 剛
新宿区立小学校 PTA 連合会 副会長
地域関係者
委 員
田 中 淳
新宿区立牛込第一中学校 PTA 会長
地域関係者
委 員
松 岡 あすか
新宿区立中央図書館 読み聞かせ会 代表
地域関係者
※新宿区子ども読書活動推進会議委員の構成は、上記 6 名のほか、区関係者 4 名が加わります。
(3)
平成 20 年度 活動実績
回 数
第1回
開催日
平成 20 年
7 月 28 日
協 議 内 容
(1)委嘱状交付
(2)教育長挨拶
(3)委員紹介
(4)報告事項
①指定管理者制度の導入について
② IC タグの導入について
(5)協議事項
①第二次 新宿区子ども読書活動推進計画について
②平成 20 年度の主な取組みについて
(1)報告事項
第2回
第3回
平成 20 年
11 月 27 日
平成 21 年
3 月 16 日
① IC タグの導入について
②中央図書館のレイアウト変更について
(2)協議事項
①新宿区子ども読書活動推進計画の進捗状況について
②絵本の選定について(絵本でふれあう子育て支援事業)
(1)報告事項
①平成 21 年度の区立図書館の運営組織等について
② IC タグの導入及び中央図書館のレイアウト変更について
(2)協議事項
①「第二次新宿区子ども読書活動推進計画」の進捗状況について
②平成 20 年度の数値目標について
Ⅴ
組織と事務
50 7. 子ども読書活動の推進
1 子どもの読書活動の普及啓発
第1 家庭・地域・
民間団体におけ
る子どもの読書 2 家庭における読書活動への支援
活動の推進
保護者や地域の区民に対して子どもの読書活
動の重要性を伝え、この活動の周知と普及並
保護者が様々な読書活動に積極的に参加し、
家庭において子どもが無理なく読書活動行う
ことができる機会を提供します。
3 地域活動への支援
地域において公共の施設に限らず民間の施設
も含めたあらゆる場面で , 保護者と子どもが
1 読書環境の充実
子どもにとって魅力のある図書館となるよう、
より一層の図書の充実・読書環境
の整備を図ります。
第2 こども図書 2 読書活動の支援
第2章 読書活動推進のための役割
第3章 読書活動推進のための具体的な取り組み
館及び区立図書
子どもの読書意欲を高めるための情報発信を
行うとともに、総合的な学習・調べ学習を主
体的に行うことができるよう、子どもの読書
活動の支援をします。
館における子ど
もの読書活動の
推進
3 区立図書館の利用促進
区立図書館で開催する行事等を広く周知し、
親しみを持って利用してもらえるよう図書館
の利用促進及び普及啓発を積極的に行います。
4 学校等との連携
図書館の資料・情報を学校や関連施設で活用
できるよう支援体制の整備を行い、連携の強
化を図ります。
1 読書環境の充実
子どもの発達段階に応じて読書に親しむ態度
を育成し、読書習慣の形成を目指すため、
第3 区立学校に
おける子どもの
2 子どもへの教育活動
子どもが積極的に読書活動を行えるよう、教
職員及び図書館スタッフ、図書館職員が協力
して読書指導等を行います。
読書活動の推進
第4 幼稚園 ・ 保
3 読書活動の支援
子どもが主体的に読書活動に取り組めるよう
支援をします。
1 読書環境の充実
子どもが絵本や童話に自発的・意欲的に親し
む環境を整えます。
育園 ・ 子ども園
における子ども 2 子どもへの活動
成長発達にそった読み聞かせを実施すること
により、言葉の楽しさ、美しさ、内容の面白
の読書活動の推
進
3 家庭における読書活動への支援
子どもの興味や関心のある本を通じて親子の
ふれあいが行われるよう支援をします。 第5 児童館 ・ 保
健センター ・ 男女 1 読書環境の充実
共同参画推進セ
身近な場所で読書に親しむ機会を提供できる
よう環境を整えます。
ンター等におけ
る子どもの読書
活動の推進
2 読書活動の支援
図書館と連携して子どもの読書意欲を高める
ための情報発信を行い、子どもの読書活動の
支援をします
組織と事務
Ⅴ
7. 子ども読書活動の推進 51
びに情報提供に努めます。
読書に親しむ機会の提供に努めます。
さにふれる機会を援助します。
1
2
3
1
2
3
4
1
2
1
2
3
4
5
6
7
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
1
2
3
4
5
6
7
8
1
2
3
4
1
2
3
1
2
3
4
「しんじゅくの教育」への掲載
子どもの読書に関する普及啓発
子どもの読書に関する普及啓発
家庭教育学級・家庭教育講座における読書活動支援 親力向上のための講演会開催 《新規》
絵本でふれあう子育て支援
誕生祝品の支給
幼児サークル等における読み聞かせ会の実施
ボランティアへの研修
魅力ある図書の充実
読書環境の整備
基本図書の充実
展示図書の充実
情報交換コーナーの充実
子どもの意見を反映した選書の実施
新こども図書館の開設準備 《新規》
ホームページの充実
職員研修の実施
推薦図書リストの作成
調べ学習用手引きの作成・活用
出張お話し会・施設訪問の実施
外国語でのお話し会の実施
作家の講演会を開催
障害者サービスの充実
病院サービスの実施
お話し会の充実
読書塾の開催《新規》
図書館だよりの充実
利用者登録の推進
作家の講演会を開催 【再掲】
工作会の実施
映画会の実施
人形劇会の充実
図書館の利用案内
中学生・高校生の図書館サポーター募集《新規》
団体貸出の充実
国立国会図書館国際子ども図書館等との連携
民間専門学校等との交流
学校へ図書館司書の派遣 《新規》
学校図書館の運営の充実
学校図書館の蔵書の充実
校内読書環境の整備
朝読書の推進
指導資料の作成
研修の充実
区立図書館との連携
1
2
3
4
1
読書感想文集「けやき」の発行
読書感想文の表彰
図書館利用指導の充実
ボランティアの活用
絵本コーナーの充実
2
区立図書館の有効活用
1
絵本の読み聞かせの充実
1
絵本の貸し出し
2
家庭における読書活動への支援
1
2
3
4
5
1
2
3
青少年向け資料の充実
児童館の読書環境の整備
児童館図書室の充実
図書貸出の推進
乳幼児健診時等待合場所に読書コーナーを設置
こども図書館との連携
お話し会の実施
絵本でふれあう子育て支援【再掲】
教育政策課
子ども家庭課
中央図書館
教育政策課
中央図書館
中央図書館・保健センター
子どもサービス課
子どもサービス課
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
中央図書館
教育指導課
教育指導課
教育指導課
教育指導課
教育指導課
教育指導課
教育指導課
教育指導課
教育指導課
教育指導課
教育指導課
教育指導課・保育課
幼保連携・子ども園等推進担当
教育指導課・保育課
幼保連携・子ども園等推進担当
教育指導課・保育課
幼保連携・子ども園等推進担当
教育指導課・保育課
幼保連携・子ども園等推進担当
教育指導課・保育課
幼保連携・子ども園等推進担当
男女共同参画課
子どもサービス課
子どもサービス課
子どもサービス課
保健センター
子どもサービス課
子どもサービス課
中央図書館・保健センター
Ⅴ
組織と事務
52 8. 図書館へのご意見・ご要望等の主な内容
(平成 20 年 4 月〜平成 21 年 3 月)
項
目
業務内容
(管理・運営)関係
内
容
◎開館日 ・ 時間の拡大要望
利用登録要件緩和希望
◎図書館ホームページの改善希望
パスワードの再発行方法の問合せ
◎インターネットサービスの改善希望
図書館以外の返却ポスト設置希望
◎貸出暦の確認希望
所蔵していない図書のリクエストの方法の問合せ
◎延滞者への督促強化希望
小学校中 ・ 高学年向けお話し会開催希望
OPAC 検索方法の問合せ
◎書籍の寄贈について
◎図書館資料の貸出期間延長希望
◎図書館資料の貸出点数拡大希望
図書館資料関係
◎図書の充実希望
◎視聴覚資料の充実希望
図書の購入基準について
資料の盗難対策について
職員勤務態度関係
庁舎管理・設備関係
利用者関係
※◎は件数の多いもの
窓口対応 ・ 電話対応の改善希望
◎悪臭 ・ 異臭対応の強化
中央図書館のリフレッシュオープン (平成 21 年 2 月 3 日) について
◎利用者マナーの向上
(閲覧席での居眠り、 閲覧席の長時間占有、 私語、 喫茶室以外での飲食)
資料編
Ⅰ 関係法令等
○社会教育法(抄)
○図書館法(抄)
○子どもの読書活動の推進に関する法律(抄)
○著作権法(抄)
Ⅱ 条例・規則
○新宿区立図書館条例
○新宿区立図書館条例施行規則
○新宿区教育委員会の 16 ミリ発声映写機等管理規則
Ⅲ 要綱・その他
○新宿区立図書館基本方針
○新宿区立図書館管理運営要綱
○新宿区立図書館視覚障害者サービス事業実施要綱
○新宿区立図書館家庭配本サービス事業実施要綱
○新宿区立図書館サポーター制度実施要綱
○新宿区立図書館資料収集要綱
○新宿区立図書館資料の除籍・廃棄要綱
○新宿区立図書館資料のリサイクル事業実施要綱
○新宿区立図書館運営協議会設置要綱
○新宿区子ども読書活動推進会議設置要綱
○図書館の自由に関する宣言
○図書館員の倫理綱領
○これからの図書館像(抄)
54 資料編
五 所管に属する学校の行う社会教育のための講座の開設及
Ⅰ 関係法令等
びその奨励に関すること。
六 講座の開設及び討論会、講習会、講演会、展示会その他
の集会の開催並びにこれらの奨励に関すること。
社会教育法(抄)
七 家庭教育に関する学習の機会を提供するための講座の開
設及び集会の開催並びに家庭教育に関する情報の提供並び
にこれらの奨励に関すること。 昭和 24 年 6 月 10 日
法律第 207 号
( )
最終改正 平成 20 年 6 月 11 日
法律第 59 号
八 職業教育及び産業に関する科学技術指導のための集会の
開催並びにその奨励に関すること。
九 生活の科学化の指導のための集会の開催及びその奨励に
関すること。
十 情報化の進展に対応して情報の収集及び利用を円滑かつ
適正に行うために必要な知識又は技能に関する学習の機会
を提供するための講座の開設及び集会の開催並びにこれら
第 1 章 総 則
の奨励に関すること。
十一 運動会、競技会その他体育指導のための集会の開催及
びその奨励に関すること。
十二 音楽、演劇、美術その他芸術の発表会等の開催及びそ
(この法律の目的)
第 1 条 この法律は、教育基本法(平成 18 年法律第 120 号)
の奨励に関すること。
十三 主として学齢児童及び学齢生徒(それぞれ学校教育法
の精神に則り、社会教育に関する国及び地方公共団体の任
第 18 条に規定する学齢児童及び学齢生徒をいう。
)
に対し、
務を明らかにすることを目的とする。
学校の授業の終了後又は休業日において学校、社会教育施
設その他適切な施設を利用して行う学習その他の活動の機
第 2 条 この法律で「社会教育」とは、学校教育法(昭和
会を提供する事業の実施並びにその推奨に関すること。
22 年法律第 26 号)に基き、学校の教育課程として行われ
十四 青少年に対しボランティア活動など社会奉仕体験活
る教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行わ
動、自然体験活動その他の体験活動の機会を提供する事業
れる組織的な教育活動(体育及びレクリエーションの活動
の実施及びその奨励に関すること。
を含む)をいう。
十五 社会教育における学習の機会を利用して行った学習の
成果を活用して学校、社会教育施設その他地域において行
(国及び地方公共団体の任務)
第 3 条 国及び地方公共団体は、この法律及び他の法令の定
めるところにより、社会教育の奨励に必要な施設の設置及
び運営、集会の開催、資料の作製、頒布その他の方法によ
り、すべての国民があらゆる機会、あらゆる場所を利用し
て、自ら実際生活に即する文化的教養を高め得るような環
境を醸成するように努めなければならない。
う教育活動その他の活動の機会を提供する事業の実施及び
その奨励に関すること。
十六 社会教育に関する情報の収集、整理及び提供に関する
こと。
十七 視聴覚教育、体育及びレクリエーションに必要な設備、
器材及び資料の提供に関すること。
十八 情報の交換及び調査研究に関すること。 十九 その他第 3 条第 1 項の任務を達成するために必要な
(国の地方公共団体に対する援助)
事務。
第 4 条 前条の任務を達成するために、国は、この法律及び
法の法令の定めるところにより、地方公共団体に対し、予
(図書館及び博物館)
算の範囲内において、財政的援助並びに物質の提供及びそ
第 9 条 図書館及び博物館は、社会教育のための機関とする。
のあっせんを行う。
2 図書館及び博物館に関し必要な事項は、別に法律をもっ
て定める。
(市町村の教育委員会の事務)
第 5 条 市
(特別区を含む。以下同じ。
)
町村の教育委員会は、
社会教育に関し、当該地方の必要に応じ、予算の範囲内に
おいて、次の事務を行う。
一 社会教育に必要な援助を行うこと。
二 社会教育委員の委嘱に関すること。
三 公民館の設置及び管理に関すること。
四 所管に属する図書館、博物館、青年の家その他の社会教
育施設の設置及び管理に関すること。
資料編
55
出文庫の巡回を行うこと。
六 読書会、研究会、鑑賞会、映写会、資料展示会等を主催
図書館法(抄)
し、及びこれらの開催を奨励すること。
七 時事に関する情報及び参考資料を紹介し、及び提供する
こと。
昭和 25 年 4 月 30 日
法律第 118 号
八 社会教育における学習の機会を利用して行った学習の成
最終改正 平成 20 年 6 月 11 日
法律第 59 号
九 学校、博物館、公民館、研究所等と緊密に連絡し、協力
( )
果を活用して行う教育活動その他の活動の機会を提供し、
及びその提供を奨励すること。
すること。
(協力の依頼)
第 1 章 総 則
第 8 条 都道府県の教育委員会は、当該都道府県内の図書
館奉仕を促進するために、市(特別区を含む。以下同じ。
)
町村の教育委員会に対し、総合目録の作製、貸出文庫の巡
回、図書館資料の相互貸借等に関して協力を求めることが
(この法律の目的)
できる。
第 1 条 この法律は、社会教育法(昭和 24 年法律第 207 号)
の精神に基き、図書館の設置及び運営に関して必要な事項
を定め、その健全な発達を図り、もって国民の教育と文化
の発展に寄与することを目的とする。
第 2 章 公立図書館
第 10 条 公立図書館の設置に関する事項は、当該図書館を
設置する地方公共団体の条例で定めなければならない。
(定義)
第 2 条 この法律において「図書館」とは、図書、記録そ
(職員)
の他必要な資料を収集し、整理し、保存して、一般公衆の
第 13 条 公立図書館に館長並びに当該図書館を設置する地
利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に
方公共団体の教育委員会が必要と認める専門的職員、事務
資することを目的とする施設で、地方公共団体、日本赤十
職員及び技術職員を置く。
字社又は一般社団法人が設置するもの(学校に付属する図
書館又は図書室を除く)をいう。
2 館長は、館務を掌理し、所属職員を監督して、図書館奉
仕の機能の達成に努めなければならない。
2 前項の図書館のうち、地方公共団体の設置する図書館を
公立図書館といい、日本赤十字社又は一般社団法人若しく
は一般財団法人の設置する図書館を私立図書館という。
(入館料等)
第 17 条 公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に
対するいかなる対価をも徴収してはならない。
(図書館奉仕)
第 3 条 図書館は、図書館奉仕のため、土地の事情及び一
般公衆の希望にそい、更に学校教育を援助し、及び家庭教
育の向上に資することとなるように留意し、おおむね次の
各号に掲げる事項の実施に努めなければならない。
一 郷土資料、地方行政資料、美術品、レコード、フィルム
子どもの読書活動の推進に関する法律(抄)
の収集にも十分留意して、図書、記録、視聴覚教育の資料
その他必要な資料(電磁的記録(電子的方式、磁気的方式
平成 13 年 12 月 12 日
法律第 154 条
その他人の知覚によっては認識することができない方式で
作られた記録をいう。
)
を含む。以下
「図書館資料」
という。)
を収集し、一般公衆の利用に供すること。
二 図書館資料の分類排列を適切にし、及びその目的を整備
すること。
三 図書館の職員が図書館資料について十分な知識を持ち、
その利用のための相談に応ずるようにすること。
(目的)
第 1 条 この法律は、子どもの読書活動の推進に関し、基
本理念を定め、並びに国及び地方公共団体の責務等を明ら
かにするとともに、子どもの読書活動の推進に関する必要
四 他の図書館、国立国会図書館、地方公共団体の議会に附
な事項を定めることにより、子どもの読書活動の推進に関
置する図書室及び学校に附属する図書館又は図書室と緊密
する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって子どもの健
に連絡し、協力し、図書館資料の相互貸借を行うこと。
やかな成長に資することを目的とする。
五 分館、閲覧所、配本所等を設置し、及び自動車文庫、貸
56 資料編
(基本理念)
第 2 条 子ども
(おおむね 18 歳以下の者をいう。以下同じ。)
の読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現
力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生き
意欲を高めるため、子ども読書の日を設ける。
2 子ども読書の日は、4 月 23 日とする。
3 国及び地方公共団体は、子ども読書の日の趣旨にふさわ
しい事業を実施するよう努めなければならない。
る力を身に付けていく上で欠くことのできないものである
ことにかんがみ、すべての子どもがあらゆる機会とあらゆ
る場所において自主的に読書活動を行うことができるよ
う、積極的にそのための環境の整備が推進されなければな
らない。
著作権法(抄)
(国の責務)
第 3 条 国は、前条の基本理念(以下「基本理念」という。)
昭和 45 年 5 月 6 日
法律第 48 号
にのっとり、子どもの読書活動の推進に関する施策を総合
( )
的に策定し、及び実施する責務を有する。
最終改正 平成 20 年 6 月 18 日
法律第 81 号
(地方公共団体の責務)
第 4 条 地方公共団体は、基本理念にのっとり、国との連携
を図りつつ、その地域の実情を踏まえ、子どもの読書活動
の推進に関する施策を策定し、
及び実施する責務を有する。
第 5 条〜第 7 条(省略)
第 1 章 総 則
第 1 節 通 則
(子ども読書活動推進基本計画)
第 8 条 政府は、子どもの読書活動の推進に関する施策の総
(目的)
合的かつ計画的な推進を図るため、子どもの読書活動の推
第 1 条 この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及
進に関する基本的な計画(以下「子どもの読書活動推進基
び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を
本計画」という。
)を策定しなければならない。
定め、これら文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作
2 〜 3(省略)
者等の権利の保護を図り、もって文化の発展に寄与するこ
とを目的とする。
(都道府県子ども読書活動推進計画等)
第 9 条 都道府県は、子ども読書活動推進基本計画を基本と
するとともに、当該都道府県における子どもの読書活動の
推進の状況等を踏まえ、当該都道府県における子どもの読
書活動の推進に関する施策についての計画(以下「都道府
県子ども読書活動推進計画」という。
)を策定するよう努
めなければならない。
2 市町村は、子ども読書活動推進基本計画(都道府県子ど
(定義)
第 2 条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、
当該各号に定めるところによる。
一 著作物 思想又は感情を創作的に表現したものであっ
て、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。
二 著作者 著作物を創作する者をいう。
三 実演 著作物を、演劇的に演じ、舞い、演奏し、歌い、
も読書活動推進基本計画が策定されているときは、子ども
口演し、朗詠し、又はその他の方法により演ずること(こ
読書活動推進基本計画及び都道府県子ども読書活動推進計
れらに類する行為で、著作物を演じないが芸能的な性質を
画)を基本とするとともに、当該市町村におけるこどもの
有するものを含む。)をいう。
読書活動の推進に関する施策についての計画(以下「市町
村子ども読書活動推進計画」という。
)を策定するよう努
めなければならない。
3 都道府県又は市町村は、都道府県子ども読書活動推進計
画又は、
市町村子ども読書活動推進計画を策定したときは、
これを公表しなければならない。
4 前項の規定は、都道府県子ども読書活動推進計画又は、
市町村子ども読書活動推進計画の変更について準用する。
四 実演家 俳優、舞踏家、演奏家、歌手その他実演を行う
者及び実演を指揮し、又は演出する者をいう。
五 レコード 蓄音機用音盤、録音テープその他の物に音を
固定したもの(音をもっぱら影像とともに再生することを
目的とするものを除く。)をいう。
六 レコード製作者 レコードに固定されている音を最初に
固定した者をいう。
七 商業用レコード 市販の目的をもって製作されるレコー
ドの複製物をいう。
(子ども読書の日)
七の二 公衆送信 公衆によって直接受信されることを目的
第 10 条 国民の間に広く子ども読書活動についての関心と
として無線通信又は有線電気通信の送信(有線電気通信設
理解を深めるとともに、子どもが積極的に読書活動を行う
備で、その一の部分の設置の場所が他の部分の設置の場所
資料編
と同一の構内(その構内が二以上の者の占有に属している
場合には、同一の者の占有に属する区域内)にあるものに
よる送信(プログラムの著作物の送信を除く。
)を除く。)
を行うことをいう。
八 放送 公衆送信のうち、公衆によって同一の内容の送信
が同時に受信されることを目的として行う無線通信の送信
をいう。
57
とをいう。
十四 録画 影像を連続して物に固定し、又はその固定物を
増製することをいう。
十五 複製 印刷、写真、複写、録音、録画、その他の方法
により有形的に再製することをいい、次に掲げるものにつ
いては、それぞれ次に掲げる行為を含むものとする。
イ 脚本その他これに類する演劇用の著作物 当該著作
九 放送事業者 放送を業として行う者をいう。
物の上演、放送又は有線放送を録音し、又は録画する
九の二 有線放送 公衆放送のうち、公衆によって同一の内
こと。
容の送信が同時に受信されることを目的として行う有線電
気通信の送信をいう。
九の三 有線放送事業者 有線放送を業として行う者をい
ロ 建築の著作物 建築に関する図面に従って建築物を
完成すること。
十六 上演 演奏(歌唱を含む。以下同じ。
)以外の方法に
より著作物を演ずることをいう。
う。
九の四 自動公衆送信 公衆送信のうち、公衆からの求めに
十七 上映 著作物(公衆送信されるものを除く。)を映写
応じ自動的に行うもの(放送又は有線放送に該当するもの
幕その他のものに映写することをいい、これに伴って映画
を除く。
)をいう。
の著作物において固定されている音を再生するものを含む
九の五 送信可能化 次のいずれかに掲げる行為により自動
公衆送信し得るようにすることをいう。
イ 公衆の用に供されている電気通信回線に接続してい
ものとする。
十八 口述 朗読その他の方法により著作物を口頭で伝達す
ること(実演に該当するものを除く。)をいう。
る自動公衆送信装置(公衆の用に供する電気通信回線
十九 頒布 有償であるか又は無償であるかを問わず、複製
に接続することにより、その記録媒体のうち自動公衆
物を公衆に譲渡し、又は貸与することをいい、映画の著作
送信の用に供する部分(以下この号において「公衆送
物又は映画の著作物において複製されている著作物にあっ
信用記録媒体」という。
)に記録され、又は当該装置
ては、これらの著作物を公衆に提示することを目的として
に入力される情報を自動公衆送信する機能を有する装
当該映画の著作物の複製物を譲渡し、又は貸与することを
置をいう。以下同じ。
)の公衆送信用記録媒体に情報
含むものとする。
を記録し、情報が記録された記録媒体を当該自動公衆
二十 技術的保護手段 電子的方法、磁気的方法その他の人
送信装置の公衆送信用記録媒体として加え、若しくは
の知覚によって認識することができない方法(次号におい
情報が記録された記録媒体を当該自動公衆送信装置の
て「電磁的方法」という。
)により第 17 条第 1 項に規定
公衆送信用記録媒体に変換し、又は当該自動公衆送信
する著作者人格権若しくは著作権又は第 89 条第 1 項に規
装置に情報を入力すること。
定する実演家人格権若しくは同条第 6 項に規定する著作隣
ロ その公衆送信用記録媒体に情報が記録され、又は当
接権(以下この号において「著作権等」という。)を侵害
該自動公衆送信装置に情報が入力されている自動公衆
する行為の防止又は抑止(著作権等を侵害する行為の結果
送信装置について、公衆の用に供されている電気通信
に著しい障害を生じさせることによる当該行為の抑止をい
回線への接続(配線、自動公衆送信装置の始動、送受
う。第 30 条第 1 項第 2 号において同じ。)をする手段(著
信用プログラムの起動その他の一連の行為により行わ
作権等を有する者の意思に基づくことなく用いられている
れる場合には、当該一連の行為のうち最後のものをい
ものを除く。
)であって、著作物、実演、レコード、放送
う。
)を行うこと。
又は有線放送(次号において「著作物等」という。)の利
十 映画製作者 映画の著作物の製作に発意と責任を有する
者をいう。
用(著作者又は実演家の同意を得ないで行ったとしたなら
ば著作者人格権又は実演家人格権の侵害となるべき行為を
十の二 プログラム 電子計算機を機能させて一の結果を得
含む。
)に際しこれに用いられる機器が特定の反応をする
ることができるようにこれに対する指令を組み合わせたも
信号を著作物、実演、レコード又は放送若しくは有線放送
のとして表現したものをいう。
に係る音若しくは影像とともに記録媒体に記録し、又は送
十の三 データベース 論文、数値、図形その他の情報の集
合物であって、それらの情報を電子計算機を用いて検索す
ることができるように体系的に構成したものをいう。
信する方式によるものをいう。
二十一 権利管理情報 第 17 条第 1 項に規定する著作者人
格権若しくは著作権又は第 89 条第 1 項から第 4 項までの
十一 二次的著作物 著作物を翻訳し、編曲し、若しくは変
権利(以下この号において「著作権等」という。)に関す
形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案することにより
る情報であって、イからハまでのいずれかに該当するもの
創作した著作物をいう。
のうち、電磁的方法により著作物、実演、レコード又は放
十二 共同著作物 2 人以上の者が共同して創作した著作物
送若しくは有線放送に係る音若しくは影像とともに記録媒
であって、その各人の寄与を分離して個別的に利用するこ
体に記録され、又は送信されるもの(著作物等の利用状況
とができないものをいう。
の把握、著作物等の利用の許諾に係る事務処理その他の著
十三 録音 音を物に固定し、又はその固定物を増製するこ
作権等の管理(電子計算機によるものに限る。
)に用いら
58 資料編
れていないものを除く。
)をいう。
イ 著作物等、著作権等を有する者その他政令で定める
事項を特定する情報
四 前 3 号に掲げるものの翻訳物及び編集物で、国若しくは
地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人
が作成するもの
ロ 著作物等の利用を許諾する場合の利用方法及び条件
に関する情報
ハ 他の情報と照合することによりイ又はロに掲げる事
項を特定することができることとなる情報
二十二・二十三(省略)
(私的使用のための複製)
第 30 条 著作権の目的となっている著作物(以下この款に
おいて単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内
その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること
(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲
(著作物の例示)
第 10 条 この法律にいう著作物を例示すると、おおむね次
のとおりである。
げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。
一 公衆の使用に供することを目的として設置されている自
動複製機器(複製の機能を有し、これに関する装置の全部
一 小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物
又は主要な部分が自動化されている機器をいう。)を用い
二 音楽の著作物
て複製する場合
三 舞踏又は無言劇の著作物
二 技術的保護手段の回避(技術的保護手段に用いられてい
四 絵画、版画、彫刻その他の美術の著作物
る信号の除去又は改変(記録又は送信の方式の変換に伴う
五 建築の著作物
技術的な制約による除去又は改変を除く。
)を行うことに
六 地図又は学術的な性質を有する図面、図表、模型その他
より、当該技術的保護手段によって防止される行為を可能
の図形の著作物
とし、又は当該技術的保護手段によって抑止される行為の
七 映画の著作物
結果に障害を生じないようにすることをいう。第 120 条
八 写真の著作物
の 2 第 1 号及び第 2 号においても同じ。)により可能となり、
九 プログラムの著作物
又はその結果に障害が生じないようになった複製を、その
2 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項第一
事実を知りながら行う場合
号に掲げる著作物に該当しない。
3 (省略)
2 私的使用を目的として、デジタル方式の録音又は録画の
機能を有する機器(放送の業務のため特別の性能その他の
私的使用に通常供されない特別の性能を有するもの及び録
(二次的著作物)
第 11 条 二次的著作物に対するこの法律による保護は、そ
の原著作物の著作者の権利に影響を及ぼさない。
音機能付きの電話機その他の本来の機能に附属する機能と
して録音又は録画の機能を有するものを除く。
)であって
政令で定めるものにより、当該機器によるデジタル方式の
録音又は録画の用に供される記録媒体であって政令で定め
(編集著作物)
第 12 条 編集物(データベースに該当するものを除く。以
るものに録音又は録画を行う者は、相当な額の補償金を著
作権者に支払わなければならない。
下同じ。)でその素材の選択又は配列によって創作性を有
するものは、著作物として保護する。
2 前項の規定は、同項の編集物の部分を構成する著作物の
著作者の権利に影響を及ぼさない。
(図書館等における複製)
第 31 条 図書、記録その他の資料を公衆の利用に供するこ
とを目的とする図書館その他の施設で政令で定めるもの
(以下この条において「図書館等」という。
)においては、
(データベースの著作物)
次に掲げる場合には、その営利を目的としない事業として、
第 12 条の 2 データベースでその情報の選択又は体系的な
図書館等の図書、記録その他の資料(以下この条において
構成によって創作性を有するものは、著作物として保護す
「図書館資料」という。)を用いて著作物を複製することが
る。
2 (省略)
できる。
一 図書館等の利用者の求めに応じ、その調査研究の用に供
するために、公表された著作物の一部分(発行後相当期間
(権利の目的とならない著作物)
第 13 条 次の各号のいずれかに該当する著作物は、この章
の規定による権利の目的となることができない。
一 憲法その他の法令
二 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方
独立行政法人が発する告示、訓令、通達その他これらに類
を経過した定期刊行物に掲載された個個の著作物にあって
は、その全部)の複製物を一人につき一部提供する場合
二 図書館資料の保存のため必要がある場合
三 他の図書館等の求めに応じ、絶版その他これに準ずる理
由により一般に入手することが困難な図書館資料の複製物
を提供する場合
するもの
三 裁判所の判決、決定、命令及び審判並びに行政庁の裁決
及び決定で裁判に準ずる手続により行われるもの
(点字による複製等)
第 37 条 公表された著作物は、点字により複製することが
資料編
できる。
2 公表された著作物については、電子計算機を用いて点字
59
Ⅱ 条例・規則
を処理する方式により、記録媒体に記録し、又は公衆送信
(放送又は有線放送を除き、自動公衆送信の場合にあって
は送信可能化を含む。
)を行うことができる。
新宿区立図書館条例
3 点字図書館その他の視覚障害者の福祉の増進を目的とす
施設で政令で定めるものにおいては、公表された著作物に
ついて、専ら視覚障害者向けの貸出しの用若しくは自動
昭和 44 年 3 月 31 日
条例第 14 号
公衆送信(送信可能化を含む。以下この項において同じ。)
( )
の用に供するために録音し、又は専ら視覚障害者の用に供
最終改正 平成 21 年 6 月 19 日
条例第 53 号
するために、その録音物を用いて自動公衆送信を行うこと
ができる。
(著作物の利用の許諾)
第 63 条 著作権者は、他人に対し、その著作物の利用を許
新宿区立図書館設置条例(昭和 26 年 3 月新宿区条例第 6 号)
の全部を改正する。
諾することができる。
(設置)
2 前項の許諾を得た者は、その許諾に係る利用方法及び条
件の範囲内において、その許諾に係る著作物を利用するこ
第 1 条 区民の教育と文化の発展に寄与するため、図書館
とができる。
法(昭和 25 年法律第 118 号。以下「法」という。)第 10
3 第 1 項の許諾に係る著作物を利用する権利は、著作権者
条の規定に基づき、新宿区立図書館(以下「館」という。
)
の承諾を得ない限り、譲渡することができない。
を設置する。
第 8 章 罰 則
第 119 条 著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者(第
30 条第 1 項(第 102 条第 1 項において準用する場合を含
む。)に定める私的使用の目的をもって自ら著作物若しく
(名称及び位置)
第 2 条 館の名称及び位置は、別表第 1 のとおりとする。
2 新宿区立中央図書館に分室を置き、その名称及び位置は、
別表第 2 のとおりとする。
(事業)
は実演等の複製を行った者、第 113 条第 3 項の規定によ
第 3 条 館においては、法第 3 条の規定に基づき、次に掲
り著作権若しくは著作隣接権(同条第 4 項の規定により著
げる事業(新宿区立中央図書館区役所内分室にあつては第
作隣接権とみなされる権利を含む。第 120 条の 2 第 3 号
4 号から第 6 号までに掲げる事業を除く。)を行うものと
において同じ。)を侵害する行為とみなされる行為を行っ
する。
た者、第 113 条第 5 項の規定により著作権若しくは著作
隣接権を侵害する行為とみなされる行為を行った者又は次
項第 3 号若しくは第 4 号に掲げる者を除く。
)は、10 年以
下の懲役若しくは 1,000 万円以下の罰金に処し、又はこれ
を併科する。
2 次の各号のいずれかに該当する者は、5 年以下の懲役若
しくは 500 万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
一 著作者人格権又は実演家人格権を侵害した者(第 113
条第 3 項の規定により著作者人格権又は実演家人格権を侵
害する行為とみなされる行為を行った者を除く。
)
二 営利を目的として、第 30 条第 1 項第 1 号に規定する自
動複製機器を著作権、出版権又は著作隣接権の侵害となる
著作物又は実演等の複製に使用させた者
三 第 113 条第 1 項の規定により著作権、出版権又は著作
隣接権を侵害する行為とみなされる行為を行った者
四 第 113 条第 2 項の規定により著作権を侵害する行為と
みなされる行為を行った者
(1)法第 3 条第 1 号に規定する図書館資料(以下「図書
館資料」という。)の収集、整理及び保存に関すること。
(2)図書館資料の館内での利用及び館外への貸出しに関
すること。
(3)読書相談、読書案内及び参考調査に関すること。
(4)読書会、映写会、講習会、展示会等の開催及び奨励に
関すること。
(5)館を利用することに障害がある者に対する利用の援助
に関すること。
(6)他の図書館、学校その他教育機関等との相互協力に関
すること。
(7)その他館の目的を達成するために新宿区教育委員会
(以下「委員会」という。)が必要と認める事業
2 新宿区立こども図書館においては、前項各号に掲げる事
業を行うほか、子どもの読書活動の推進のため、法第 3 条
の規定に基づき、次に掲げる事業を行うものとする。
(1)子どもの読書環境の整備に関すること。
(2)新宿区立の小学校、中学校及び特別支援学校の学校図
書館の支援に関すること。
(3)他の館で行う子どもに対する図書館サービスの支援に
関すること。
60 資料編
(開館時間)
第 4 条 館の開館時間は、
別表第 3 のとおりとする。ただし、
委員会が必要と認めるときは、これを変更することができ
サービスの向上を図るものであること。
(3)事業計画書の内容が、指定図書館の効用を最大限に発
揮させるものであるとともに、その管理に係る経費
(以
下「管理経費」という。)の縮減を図るものであること。
る。
2 第 6 条に規定する指定管理者に管理を行わせる館にあつ
(4)当該申請団体が、事業計画書に沿つた管理を安定して
ては、前項ただし書に定める場合のほか、同条に規定する
行う物的能力及び人的能力を有していること。
指定管理者が特に必要と認めるときは、委員会の承認を受
(5)その他委員会が指定図書館の指定管理者となるべき団
けて、
同項本文に規定する開館時間を変更することができる。
(休館日)
第 5 条 館の休館日は、別表第 4 のとおりとする。ただし、
体を選定するために必要と認める基準
(選定の結果の通知)
第 10 条 委員会は、前条の規定による選定を行つたときは
委員会が必要と認めるときは、これを変更し、又は臨時に
すべての申請団体に速やかにその結果を通知しなければな
休館日を定めることができる。
らない。
2 次条に規定する指定管理者に管理を行わせる館にあつて
は、前項ただし書に定める場合のほか、同条に規定する指
(再度の選定)
定管理者が特に必要と認めるときは、委員会の承認を受け
第 11 条 委員会は、第 9 条の規定により指定管理者となる
て、同項本文に規定する休館日を変更し、又は臨時に休館
べき団体として選定した申請団体(以下「被選定団体」と
日を定めることができる。
いう。
)が次の各号のいずれかに該当するときは、当該被
選定団体を除く申請団体の中から同条の規定により指定管
(指定管理者による管理)
第 6 条 別表第 5 に掲げる館(以下「指定図書館」という。)
の管理は、地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 244
条の 2 第 3 項に規定する指定管理者(以下「指定管理者」
という。
)に行わせるものとする。
(管理業務)
第 7 条 指定管理者は、次に掲げる業務(以下「管理業務」
という。
)を行うものとする。
理者となるべき団体を再び選定することができる。
(1)被選定団体の事情により、指定管理者の指定を受ける
ことが不可能となつたとき。
(2)新たに判明した事実により、指定図書館の管理を行う
ことが適当でないと認められるとき。
2 委員会は、前項の規定により指定管理者となるべき団体
を再び選定する場合(被選定団体から指定管理者となるこ
とを辞退する旨の申出があつた場合を除く。
)には、前条
(1)第 3 条第 1 項各号に掲げる事業に関する業務
の規定により選定の結果を通知した被選定団体に対し、速
(2)指定図書館の施設及び設備(以下「施設等」という。)
やかに当該通知を取り消す旨を通知しなければならない。
の維持管理に関する業務
(3)その他指定図書館の管理に関し、委員会が必要と認め
る業務
(指定管理者の指定)
第 12 条 指定管理者の指定は、被選定団体について、地方
自治法第 244 条の 2 第 6 項の議決を経た後、行うものと
(公募及び申請)
する。
第 8 条 委員会は、新宿区教育委員会規則(以下「規則」と
いう。)で定めるところにより、指定管理者の指定を受け
ようとする団体を公募するものとする。
2 指定管理者の指定を受けようとする団体は、規則で定め
(指定管理者の指定等の公告)
第 13 条 委員会は、次の各号のいずれかの場合には、遅滞
なく、その旨を公告しなければならない。
る申請書に次に掲げる書類を添えて、委員会に申請しなけ
(1)前条の規定により指定管理者の指定を行つたとき。
ればならない。
(2)第 17 条の規定により指定管理者の指定を取り消し、
(1)指定図書館の事業計画書(以下「事業計画書」という。
)
又はその管理業務の全部若しくは一部の停止を命じた
(2)その他委員会が必要なものとして規則で定める書類
とき。
(選定の方法及び基準)
第 9 条 委員会は、規則で定める申請期間内に前条第 2 項
(協定の締結)
第 14 条 新宿区(以下「区」という。
)及び指定管理者は、
の規定により申請した団体(以下「申請団体」という。)
指定図書館の管理に関し、次に掲げる事項について協定を
の中から、次に掲げる選定の基準に照らし、指定図書館の
締結しなければならない。
管理を行わせるに最も適当と認める団体を、指定管理者と
(1)事業計画書に関する事項
なるべき団体として選定するものとする。
(2)管理経費に関する事項
(1)事業計画書の内容が、指定図書館を利用するものの平
等な利用を確保するものであること。
(2)事業計画書の内容が、指定図書館を利用するものへの
(3)管理業務を行うに当たつて指定管理者が収集し、保
管し、又は利用する個人情報の保護に関する事項
(4)地方自治法第 244 条の 2 第 7 項の事業報告書
(以下
「事
資料編
61
(2)その他当該指定管理者による指定図書館の管理を継続
業報告書」という。
)に関する事項
することが適当でないと認められるとき。
(5)第 17 条の規定による指定の取消し及び管理業務の停
止の命令に関する事項
(6)指定図書館の管理上区に生じた損害の賠償責任に関す
(原状回復の義務)
第 18 条 指定管理者は、その指定の期間が満了したとき又
る事項
(7)その他指定図書館の管理に関し、区が必要と認める事項
は前条の規定により指定管理者の指定を取り消され、若し
くは管理業務の全部若しくは一部の停止を命ぜられたとき
(事業報告書の作成及び提出)
は、直ちに指定図書館の施設等を原状に回復しなければな
第 15 条 事業報告書は、毎年度終了後 30 日以内に提出し
なければならない。ただし、指定管理者が年度の途中に
らない。ただし、委員会の承認を受けたときは、この限り
でない。 おいて第 17 条の規定により指定管理者の指定を取り消
されたときは、その取り消された日から起算して 30 日
(損害賠償の義務)
以内に、当該年度の管理業務を開始した日から当該取り
第 19 条 館を利用するものが館の図書館資料若しくは施設
消された日までの間の事業報告書を提出しなければなら
等に損害を与えたとき又は指定管理者が指定図書館の図書
ない。
館資料若しくは施設等に損害を与えたときは、その損害を
2 事業報告書には、次に掲げる事項を記載するものとする。
賠償しなければならない。ただし、委員会がやむを得ない
(1)当該年度の管理業務の実施状況
理由があると認めるときは、その賠償額を減額し、又は免
(2)当該年度の指定図書館の利用状況
除することができる。
(3)当該年度の管理経費の収支状況
(4)その他委員会が指定図書館の管理の実態を把握するた
めに必要なものとして規則で定める事項
(規則への委任)
第 20 条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に
関し必要な事項は、規則で定める。
(管理業務等の報告の聴取等)
第 16 条 委員会は、指定図書館の管理の適正を期するため、
指定管理者に対し、当該管理業務又は当該管理業務に係る
経理の状況に関し、定期若しくは臨時に報告を求め、実地
について調査し、又は必要な指示を行うことができる。
附 則
1 この条例は、平成 22 年 4 月 1 日から施行する。ただし、
次項の規定は、公布の日から施行する。
2 新宿区立四谷図書館、新宿区立角筈図書館及び新宿区
立大久保図書館に係るこの条例による改正後の新宿区立図
(指定の取消し等)
書館条例第 8 条第 1 項の規定による指定管理者の指定を
第 17 条 指定管理者の指定の取消し又は期間を定めて行う
受けようとする団体の公募その他の指定管理者の指定に関
管理業務の全部若しくは一部の停止の命令は、次の各号の
し必要な行為は、この条例の施行の日前においても、同条
いずれかの場合に行うものとする。
から第 11 条までの規定の例により行うことができる。
(1)指定管理者が前条の指示に従わないとき。
別表第1(第 2 条関係)
名 称
新宿区立中央図書館
位 置
東京都新宿区下落合一丁目 9 番 8 号
新宿区立四谷図書館
東京都新宿区内藤町 87 番地
新宿区立鶴巻図書館
東京都新宿区早稲田鶴巻町 521 番地
新宿区立西落合図書館
東京都新宿区西落合四丁目 13 番 17 号
新宿区立戸山図書館
東京都新宿区戸山二丁目 11 番 101 号
新宿区立北新宿図書館
東京都新宿区北新宿三丁目 20 番 2 号
新宿区立中町図書館
東京都新宿区中町 25 番地
新宿区立角筈図書館
東京都新宿区西新宿四丁目 33 番 7 号
新宿区立大久保図書館
東京都新宿区大久保二丁目 12 番 7 号
新宿区立こども図書館
東京都新宿区下落合一丁目 9 番 8 号
別表第 2(第 2 条関係)
名 称
新宿区立中央図書館区役所内分室
位 置
東京都新宿区歌舞伎町一丁目 4 番 1 号
62 資料編
別表第 3(第 4 条関係)
名 称
新宿区立中央図書館
※平成 22 年 3 月 31 日まで
開 館 時 間
1 火曜日から土曜日まで(国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)に規定す
る休日(以下「祝日法の休日」という。)を除く。)は、午前 9 時から午後 8 時まで
2 日曜日及び祝日法の休日は、午前 9 時から午後 6 時まで
新宿区立中央図書館区役所
内分室
午前 8 時 30 分から午後 5 時まで
新宿区立四谷図書館
1 火曜日から土曜日まで(祝日法の休日を除く。)は、午前 10 時から午後 8 時まで
2 日曜日及び祝日法の休日は、午前 10 時から午後 6 時まで
新宿区立鶴巻図書館
新宿区立西落合図書館
新宿区立角筈図書館
新宿区立大久保図書館
新宿区立戸山図書館
新宿区立北新宿図書館
新宿区立中町図書館
新宿区立こども図書館
別表第 3(第 4 条関係)
名 称
新宿区立中央図書館
新宿区立四谷図書館
新宿区立角筈図書館
新宿区立大久保図書館
1 火曜日から金曜日まで(祝日法の休日を除く。)は、午前 10 時から午後 7 時まで
2 土曜日、日曜日及び祝日法の休日は、午前 10 時から午後 6 時まで
1 火曜日から金曜日まで(祝日法の休日を除く。)は、午前 9 時から午後 7 時まで
2 土曜日、日曜日及び祝日法の休日は、午前 9 時から午後 6 時まで
午前 9 時から午後 6 時まで
※平成 22 年 4 月 1 日から
開 館 時 間
1 火曜日から土曜日まで(国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)に規定す
る休日(以下「祝日法の休日」という。)を除く。)は、午前 9 時から午後 9 時 45 分まで
2 日曜日及び祝日法の休日は、午前 9 時から午後 6 時まで
新宿区立中央図書館区役所
内分室
午前 8 時 30 分から午後 5 時まで
新宿区立鶴巻図書館
新宿区立西落合図書館
1 火曜日から金曜日まで(祝日法の休日を除く。)は、午前 10 時から午後 7 時まで
2 土曜日、日曜日及び祝日法の休日は、午前 10 時から午後 6 時まで
新宿区立戸山図書館
新宿区立北新宿図書館
新宿区立中町図書館
1 火曜日から金曜日まで(祝日法の休日を除く。)は、午前 9 時から午後 7 時まで
2 土曜日、日曜日及び祝日法の休日は、午前 9 時から午後 6 時まで
新宿区立こども図書館
午前 9 時から午後 6 時まで
別表第 4(第 5 条関係)
名 称
休 館 日
新宿区立中央図書館
1 月曜日(次項及び第 3 項に掲げる日を除く。)(その日が祝日法の休日に当たるときは、
その日の直後の祝日法の休日でない日)
2 12 月 29 日から翌年の 1 月 3 日までの日
3 館内整理日(毎月第 3 木曜日(その日が祝日法の休日に当たるときは、その翌日)及
び 1 月 4 日)
4 特別整理期間(年間 1 回 7 日以内)
新宿区立中央図書館区役所
内分室
1 新宿区の休日を定める条例(平成元年新宿区条例第 1 号)に規定する休日
2 特別整理期間(年間 1 回 5 日以内)
新宿区立四谷図書館
新宿区立鶴巻図書館
新宿区立西落合図書館
新宿区立戸山図書館
新宿区立北新宿図書館
新宿区立中町図書館
新宿区立角筈図書館
新宿区立大久保図書館
新宿区立こども図書館
1 月曜日(次項及び第 3 項に掲げる日を除く。)
(その日が祝日法の休日に当たると きは、
その日の直後の祝日法の休日でない日)
2 12 月 29 日から翌年の 1 月 3 日までの日
3 館内整理日(毎月第 3 木曜日(新宿区立四谷図書館、新宿区立角筈図書館及び新 宿区
立大久保図書館においては、毎月第 2 木曜日)(その日が祝日法の休日に当 たるときは、
その翌日)及び 1 月 4 日)
4 特別整理期間(年間 1 回 7 日以内)
5 5 月、8 月、11 月及び 2 月の第 3 日曜日(新宿区立四谷図書館及び新宿区立大久 保図
書館に限る。
)
6 5 月、8 月、11 月及び 2 月の第 4 日曜日(新宿区立角筈図書館に限る。)
別表第 5(第 6 条関係)
新宿区立四谷図書館、新宿区立戸山図書館、新宿区立北新宿図書館、新宿区立中町図書館、新宿区立角筈図書館
新宿区立大久保図書館
資料編
63
第 5 条 図書館資料及び図書機材(以下「図書館資料等」とい
新宿区立図書館条例施行規則
う。
)の個人への貸出し(以下「個人貸出し」という。
)を利
用できる者は、別表第 1 の図書館資料等の種別に応じ、そ
れぞれ同表個人貸出しを利用できる者の欄に定める者とす
平成 9 年 3 月 7 日
教育委員会規則第2号
( )
最終改正 平成 20 年 7 月 4 日
教育委員会規則第 42 号
る。
(分室以外の館の登録等)
第 6 条 図書館資料等(中央図書館区役所内分室(以下「分
室」という。
)の図書資料及び視聴覚資料を除く。第 5 項
及び第 8 条第 2 項において同じ。
)の個人貸出しを利用し
ようとする者は、あらかじめ館長に登録の申込みをし、利
(趣旨)
用者カードの交付を受けなければならない。
第 1 条 この規則は、新宿区立図書館条例(昭和 44 年新宿
2 館長は、前項の申込みについて、前条の図書館資料等の
区条例第 14 号。以下「条例」という。
)の施行について
個人貸出しを利用できる者に該当すること及び氏名、住所
必要な事項を定めるものとする。
等の確認ができたときは、登録を行い、利用者カードを交
付するものとする。
(定義)
3 前項の登録を受けた者(以下「分室以外の登録者」とい
第 2 条 この規則において、
次の各号に掲げる用語の意義は、
それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1)図書館資料
図 書 館 法( 昭 和 25 年 法 律 第
118 号)第 3 条第 1 号に規定す
る図書館資料をいい、図書資料、
視聴覚資料及び視覚障害者用資
(2)図書資料
(3)視聴覚資料
又は利用者カードを紛失したときは、館長に速やかにその
旨を届け出なければならない。
4 館長は、次の各号のいずれかに該当するときは、第 2 項
の登録を抹消するものとする。
(1)分室以外の登録者が、転居・異動等により前条の図
料をいう。
書館資料等の個人貸出しを利用できる者に該当しなく
図書、雑誌・新聞等の逐次刊行
なったとき。
物、小冊子、地図、記録等をいう。
(2)利用者カードが他人に貸与され、若しくは譲渡された
映画フィルム、ビデオテープ、
ことが判明したとき、又は利用者カード紛失の届出が
レコード、カセットテープ、コ
ンパクトディスク、DVD 等を
(4)視覚障害者用資料
う。)が、氏名、住所その他登録事項に変更が生じたとき
あったとき。
5 分室以外の登録者が 5 年以上継続して図書館資料等の個
いう。
人貸出しを利用しなかったときは、館長は第 2 項の登録を
視覚障害者用録音図書、点字刊
抹消することができる。
行物等をいう。
(5)図書機材
紙芝居舞台等をいう。
(6)視聴覚機材
16 ミリフィルム発声映写機等
をいう。
(分室の登録等)
第 7 条 分室の図書資料及び視聴覚資料の個人貸出しを利
用しようとする者は、あらかじめ館長に登録の申込みをし、
貸出券の交付を受けなければならない
(運営の基本)
2 館長は、前項の申込みについて、第 5 条の図書館資料等
第 3 条 新宿区立図書館(以下「館」という。
)は、新宿区
の個人貸出しを利用できる者に該当すること及び氏名、住
立中央図書館の統括の下に、相互に緊密に連携して一体的
所等の確認ができたときは、登録を行い、貸出券を交付す
かつ効率的な運営を行い、もって図書館サービスの向上に
るものとする。
努めるものとする。
3 貸出券の有効期限は、交付の日から 2 年間とする。
4 第 2 項の登録を受けた者(以下「分室の登録者」という。
)
(貸出しの制限)
第 4 条 館長(地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 244
条の 2 第 3 項に規定する指定管理者(以下「指定管理者」
という。)に管理を行わせる館にあっては、指定管理者。
以下この条、第 6 条、第 8 条から第 11 条まで及び別表第
が、氏名、住所その他登録事項に変更が生じたとき又は貸
出券を紛失したときは、館長に速やかにその旨を届け出な
ければならない。
5 館長は、次の各号のいずれかに該当するときは、第 2 項
の登録を抹消するものとする。
1 において同じ。
)が指定した図書館資料、図書機材及び
(1)分室の登録者が、転居・異動等により第 5 条の図書
視聴覚機材は、館外貸出しをしない。ただし、館長が管理
館資料等の個人貸出しを利用できる者に該当しなく
運営上支障がないと認めた場合は、この限りでない。
なったとき。
(2)貸出券が他人に貸与され、若しくは譲渡されたことが
(個人貸出しを利用できる者)
判明したとき、又は貸出券紛失の届出があったとき。
64 資料編
(貸出数等)
2 登録団体は、図書資料等の団体貸出しを利用しようとす
るときは、利用者カードを係員に提示しなければならない。
第 8 条 個人貸出しを行う図書館資料等の種別、数量、期
間は、別表第 1 のとおりとする。ただし、館長が、特に必
3 登録団体は、貸出しを受けた図書資料等を営利目的に使
用してはならない。
要と認めたときは、この限りでない。
2 分室以外の登録者が図書館資料等の個人貸出しを利用し
(準用)
ようとするときは利用者カードを、分室の登録者が分室の
図書資料及び視聴覚資料の個人貸出しを利用しようとする
第 12 条 第 9 条の規定は、図書資料等の団体貸出しに準用
する。
ときは貸出券を係員に提示しなければならない。
(会議室の利用の申込み)
(未返却者に対する措置)
第 9 条 館長は、図書館資料等の個人貸出しを利用する者
第 13 条 館の事業に支障のない限り、次の各号のいずれか
に該当する場合は、会議室を利用することができる。
が図書館資料等の返却を怠り、又は督促しても返却しない
場合は、以後その者に対し、貸出しを制限し、又は禁止す
(1)館の事業に関連のある会議、研究会及び催物
ることができる。
(2)区内の社会教育関係団体の会議、講演会及び催物
(3)その他館長が適当と認めた会議、講演会及び催物
(団体登録等)
2 会議室を利用しようとするものは、所定の手続きにより、
あらかじめ館長の承認を受けなければならない。
第 10 条 図書資料、視聴覚資料、図書機材及び視聴覚機材
(分室の図書資料及び視聴覚資料を除く。
以下
「図書資料等」
(利用の不承認)
という。
)の団体への貸出し(以下「団体貸出し」という。)
を利用できる団体は、次の各号に掲げるすべての要件に該
第 14 条 館長は、会議室の利用について、次の各号のいず
れかに該当する場合は、会議室の利用を承認しない。
当する団体とする。
(1)営利を目的とするものと認めたとき。
(1)新宿区(以下「区」という。
)内に事務所又は事業所
を有する法人その他の団体(家族だけを構成員とする
(2)管理上支障があると認めたとき。
団体を除く。
)であること。
(3)前 2 号に掲げるもののほか、
館長が不適当と認めたとき。
(2)団体の構成員が 10 名以上であること。
(利用の制限)
2 図書資料等の団体貸出しを利用しようとする団体は、あ
らかじめ館長に団体登録の申込みをし、利用者カードの交
第 15 条 館長は、会議室の利用について、次の各号のいず
れかに該当すると認めたときは、その利用の承認を取り消
付を受けなければならない。
し、又は利用を停止することができる。
3 館長は、前項の申込みについて、第 1 項の要件に該当す
ること及び団体の代表者の氏名、住所等の確認ができたと
(1)会議室を利用するものがこの規則に違反したとき。
きは、登録を行い、利用者カードを交付するものとする。
(2)利用目的又は利用条件に違反したとき。
(3)災害その他の事故により会議室の利用ができなくなっ
4 前項の登録を受けた団体(以下「登録団体」という。)は、
たとき。
団体名、所在地その他登録事項に変更が生じたとき又は利
(4)前 3 号に掲げるもののほか、館長が特に必要と認め
用者カードを紛失したときは、館長に速やかにその旨を届
たとき。
け出なければならない。
5 館長は、次の各号のいずれかに該当するときは、第 3 項
の登録を抹消するものとする。
(資料の寄贈)
(1)登録団体が、第 1 項の要件に該当しなくなったとき。
第 16 条 館においては、図書館資料の寄贈を受けることが
(2)利用者カードが他人又は他団体に貸与され、若しくは
できる。寄贈された資料は、他の資料と同様の取扱いによ
譲渡されたことが判明したとき、又は利用者カード紛
り一般の利用に供することができる。
失の届出があったとき。
(3)貸出しを受けた図書資料等を営利目的に使用したとき。
(資料の寄託)
6 登録団体が 1 年以上継続して図書資料等の団体貸出しを
第 17 条 館においては、図書館資料の寄託を受けることが
利用しなかったときは、館長は第 3 項の登録を抹消するこ
できる。寄託された資料は、他の資料と同様の取扱いによ
とができる。
り一般の利用に供することができる。
7 図書資料等の団体貸出しに伴う一切の責任は、団体の代
表者に帰するものとする。
(遵守事項)
第 18 条 館を利用するもの(以下「利用者」という。)は、
(貸出数等)
第 11 条 団体貸出しを行う図書資料等の種別、
数量、期間は、
別表第 2 のとおりとする。ただし、館長が特に必要と認め
たときは、この限りでない。
次に掲げる事項を守らなければならない。
(1)騒音を出す、酒気を帯びている等他人に迷惑となる行
為をしないこと。
(2)許可なく危険若しくは不潔な物品又は動物を持ち込ま
資料編
ないこと。
65
ることを確認することができる書類
(3)許可なく火気を使用しないこと。
(2)指定図書館の管理に係る収支計画書
(4)所定の場所以外で飲食をしないこと。
(3)指定図書館の管理に係る人員計画書
(5)物品等の販売又は展示、ビラ等の配布その他これらに
(4)指定管理者の指定を受けようとする団体の案内書
類する行為をしないこと。
(6)その他係員の指示に従うこと。
(5)指定管理者の指定を受けようとする団体の活動の実績
に関する書類
(6)指定管理者の指定を受けようとする団体の経営状況を
(利用の制限)
第 19 条 新宿区教育委員会(以下「委員会」という。
)
(指
説明する書類
(7)その他委員会が必要と認める書類
定管理者に管理を行わせる館にあっては、指定管理者。以
下この条及び次条において同じ。
)は、利用者が次の各号
(申請期間)
のいずれかに該当すると認めるとき又は利用者が前条の規
第 24 条 条例第 9 条の規則で定める申請期間は、公募開始
定に違反し、是正を求める委員会の指示に従わなかったと
日から 30 日を経過する日(当該日が条例別表第 4 に規定
きは、館の利用を制限し、又は停止することができる。
する新宿区立中央図書館の休館日(以下この条において
「休
(1)善良な風俗を乱し、又は他人に危害若しくは迷惑を及
館日」という。
)に当たるときは、当該日の直後の休館日
ぼすもの
でない日)までとする。
(2)騒じょう行為又は示威行為を行うもの
(3)その他館の管理上支障がある行為を行うもの
(選定結果通知書)
第 25 条 条例第 10 条の規定による通知は、指定管理者選
(施設内における禁煙)
定結果通知書(第 2 号様式)により行うものとする。
第 20 条 館の施設内での喫煙は禁止とする。ただし、委員
会が特に認めた場所での喫煙はこの限りでない。
(選定取消通知書)
第 26 条 条例第 11 条第 2 項の規定による選定の結果の通
(公募に際して明示する事項)
第 21 条 委員会は、条例第 8 条第 1 項の規定により指定管
知を取り消す旨の通知は、指定管理者選定結果取消通知書
(第 3 号様式)により行うものとする。
理者の指定を受けようとする団体を公募するときは、次に
掲げる事項を明示するものとする。
(1)条例別表第 5 に掲げる館(以下「指定図書館」という。)
の概要
(2)条例第 7 条に規定する管理業務の範囲及び内容
(指定通知書)
第 27 条 委員会は、条例第 12 条の規定により指定管理者
の指定を行ったときは、同条の被選定団体に対し、指定管
理者指定通知書(第 4 号様式)により通知するものとする。
(3)条例第 8 条第 1 項の規定による公募を開始する日(以
下「公募開始日」という。
)
(4)条例第 8 条第 2 項の規定による申請(以下「指定の
申請」という。
)を行うことができる団体の資格
(5)条例第 9 条に規定する選定の基準
(6)指定管理者を指定して管理を行わせる期間
(7)指定図書館の事業計画書に記載すべき事項
(事業報告書の記載事項)
第 28 条 条例第 15 条第 2 項第 4 号の規則で定める事項は、
次のとおりとする。
(1)当該年度の指定図書館の利用に関する利用者意見の調
査結果
(2)その他委員会が必要と認める事項
(8)第 23 条第 2 項各号に掲げる書類に関する事項
(9)その他委員会が必要と認める事項
(補則)
第 29 条 この規則に定めるもののほか、この規則の施行に
(指定の申請を行うことができる団体の資格)
関し必要な事項は、新宿区教育委員会教育長が別に定める。
第 22 条 指定の申請を行うことができる団体の資格は、次
のとおりとする。
附 則
(1)法人として登記されていること。
1 この規則は、平成 21 年 4 月 1 日から施行する。
(2)その他委員会が別に定める要件を満たしていること。
2 条例第 8 条第 1 項の規定による指定管理者の指定を
受けようとする団体の公募その他の指定管理者の指定に関
(指定申請書及び添付書類)
第 23 条 条例第 8 条第 2 項の規則で定める申請書は、指定
管理者の指定申請書(第 1 号様式)とする。
2 条例第 8 条第 2 項第 2 号の規則で定める書類は、次の
とおりとする。
(1)指定の申請を行うことができる団体の資格を有してい
し必要な行為は、この規則の施行前においても、第 21 条
から第 26 条までの規定の例により行うことができる。
66 資料編
別表第 1(第 5 条、第 8 条関係)
種 別
図書資料
図書、雑誌、
紙芝居、地図等
図書機材
紙芝居舞台等
コンパクトディスク、
カセットテープ、
レコード
視聴覚資料
ビデオテープ
DVD
貸出数量
貸出期間
個人貸出しを利用できる者
10 冊以内
次の各号のいずれかに該当する者
必要数
⑴ 東京都内に住所を有する者
⑵ 区内の事務所若しくは事業所に
3 点以内
2 週間以内
勤務する者又は区内の学校に在学
する者
⑶ 前 2 号のいずれかに該当する者
2 点以内。ただし、DV
Dと合わせて利用の場
合は 1 点
に準ずる者として館長が認めた者
1点
次の各号のいずれかの要件に該当す
視覚障害者
視覚障害者用録音図
資料
書、点字刊行物
る視覚障害者
10 点以内
1か月以内
⑴ 区内に住所を有すること。
⑵ 区内に勤務先又は通学先を有す
ること。
別表第 2(第 11 条関係)
種 別
図書資料
図書、雑誌、紙芝居、
地図等
貸出数量
貸出期間
100 冊以内
1か月以内
図書機材
視聴覚資料
紙芝居舞台
必要数
16 ミリ映画フィルム
必要数
16 ミリ発声映写機
1台
3日以内
視聴覚機材
その他の機材
必要数
備考 館が配本サービス事業を実施している区立小学校、中学校、幼稚園、子ども園、保育園、児童館、
区学童クラブ等子どもの育成にかかわる団体及び病院については、図書資料の貸出数量及び
貸出期間は 150 冊以内、2 か月以内、図書機材の貸出期間は 2 か月以内とする。
資料編
67
(修了証の取消し)
新宿区教育委員会の 16 ミリ発声映写機等
管理規則
昭和 43 年 7 月 9 日
教育委員会規則第 5 号
( )
最終改正 平成 10 年 3 月 11 日
教育委員会規則第 3 号
第 6 条 委員会は、次の各号の1に該当すると認めたときは、
修了証を取り消すことができる。
(1)第 5 条第 1 号又は同条第 2 号に違反したとき。
(2)故意又は重大な過失により、映写機又はフィルムを破
損したとき。
(3)不正な方法により講習を受講し、修了証の受講を受け
たとき。
(4)その他、委員会が必要と認めたとき。
(映写機の登録)
(目的)
第 1 条 この規則は、新宿区教育委員会(以下「委員会」と
第 7 条 委員会の所管するフィルムを利用しよとする者の
映写機は、委員会に登録しなければならない。
いう。
)が所管する 16 ミリ発声映写機(以下「映写機」と
いう。
)及び 16 ミリ映画フィルム(以下「ファルム」という。
の貸出し、操作、映写等について、必要な事項を定めるこ
とを目的とする。
(映写機の検定等)
第 8 条 委員会は、届け出のあった映写機について、16 ミ
リ発声映写機検定法(別表第 2)により検定を行い、当該
映写機の使用によりフィルム損傷のおそれがないとみとめ
(映写機の操作)
第 2 条 映写機を操作する者は、委員会の発行する 16 ミリ
られるものに対しては、16 ミリ発声映写機検定証明書(第
2 号様式。以下「検定証明書」という。)を交付する。
発声映写機操作修了証
(第 1 号様式。以下
「修了証」
という。)
2 検定証明書の有効期限は、発行の日から 1 年間とする。
を交付された者でなければならない。
3 委員会は、登録映写機の性能の低下又はその他の事由に
より、取消しを必要と認めたときは、登録を取り消すもの
(修了証の交付)
第 3 条 修了証は、委員会の行う別表第 1 に定める 16 ミリ
発声映写機操作講習課程を修了した者に交付する。ただし、
とする。
4 登録の取消しを受けた者は、検定証明証を直ちに委員会
に返還しなければならない。
委員会の指導監督のもとに行われた他団体の講習を修了し
た者についても、修了証を交付する。
2 道府県からの転入者で、
既に修了証を取得している者は、
附 則
この規則は、昭和 59 年 6 月 1 日から施行する。
当該修了証を委員会へ提出し、委員会発行の修了証の交付
を受けなければならない。
3 東京都の区市町村からの転入者で、既に修了証を取得し
ている者は、当該修了証の交付を受けた教育委員会に住所
変更を届け出るものとする。
附 則
1 この規則は、公布の日から施行する。
2 この規則の施行の際、改正前の規定によって作成した
様式で現に残存するものは、なお当分の間これを使用する
ことができる。
(受講資格)
第 4 条 次の各号に該当する場合は、講習をうけることが
できない。ただし、第 1 号については、委員会が適当と認
めたときは、この限りではない
(1)満 18 歳未満の者
(2)修了証の取消処分を受けた後、1 年を経過しない者
(遵守事項)
第 5 条 修了証の交付を受けた者は、次の各号を遵守しな
ければならない。
(1)修了証は、映写機の操作中、必ず携帯すること。
(2)修了証は、譲渡又は転貸しないこと。
(3)修了証の記載事項に異動を生じた場合には、速やかに
届け出て、訂正を受けること。
(4)修了証を紛失又は破損した場合には、速やかに届け出
て、再交付を受けること。
附 則
この規則は、平成 10 年 4 月 1 日から施行する。
68 資料編
別表第 1(第 3 条関係)
区
科 目
分
内 容
時 間 数
(1)教育における視聴覚教育の役割
1 視 聴 覚
(2)視聴覚教材とは何か
教育に関
(3)視聴覚教材の特質
する知識
(4)視聴覚教材・機材の利用方法
講
(1)異なる 16 ミリ発声映写機の種類
(2)映写機構部
2 16 ミリ
(3)光学機構部(ハロゲンランプ・クセノンランプ及び各種レ
発声映写
ンズ等
機の種類
(4)音響再生部(以上、日本工業規格による)
(5)会場設営に関する知識(電気・映写会場)
(1)映写開始までの準備(安全、設備、点検、清掃及び空転テスト)
(2)フィルムの装てん
(3)映写開始の順序
(4)補助動作
(5)映写終了時の動作
(6)フィルムの巻戻し
3 操 作 に
(7)復元及び格納
関する知識
(8)機材の清掃及びローラー関係の注油
(9)映写機各機構が常に日本工業規格に定められている性能を
有していること
(10)フィルムの種類
(11)フィルムの構造及び性能
(12)損傷原因(保管、管理、取扱い及び機械による原因)
義
実
習
映写機の操
作
講義3の各項目及びその総合度についてマニュアル映写機及び
オート映写機での講習を行う。
個別操作
映写機操作の各項目及び総合度について、指導者が立会い受講
者が 1 人ずつ行う。
各科目を通じて
3 時間以上
各科目を通じて
6 時間以上
別表第2(第 8 条関係)16 ミリ発声映写機検定方法
委員会は、下記の各項目について検定を行い、
フィルム損傷のおそれの有無を確認するものとする。
項 目
着 眼 点
1
リールアームの状態
ベルトの異常、ファイルム送出しの不適当及び、アームの曲がりはないか
2
リールの着脱の状態
止めが不安全ではないか
3
各ローラーの状態
ローラーの磨耗及び回転不良はないか
4
サウンドドラムの状態
ドラムの磨耗及び回転不良はないか、アームは不完全ではないか
5
スプロケットの歯及び押えの状態
歯の磨耗はないか、押さえの間隔は適当か
6
プレッシャープレートの状態
画面が安定しているか、ループが無くなるようなことはないか
7
フィルム通路の状態
フィルムに損傷を与えないか
8
フィルム巻取力の状態
強く引っぱらないか、巻いた状態がだ円になってないか
9
画面の動揺の状態
不快感を与えるほどの動揺及びチラツキはないか
10
ツメの磨耗の状態
ツメに凹ができていない
11
スケート板の状態
フィルムが食い込むような磨耗はないか
12
リールの状態
リールにゆがみはないか、センターの穴が減ってないか
資料編
69
や価値観が多様化しています。それとともに、
「公」の概念
Ⅲ 要綱・その他
に変化が見られ、NPO など「公」を担う新たな主体が成長し、
システムにも転換の兆しが見えてきています。
「新宿区立図書館基本方針」 一方、人口減少社会に入り、文化の魅力を活かした地域活
性化への戦略の転換が求められるとともに、増加する外国人
と地域住民との共生が求められています。
平成 20 年 1 月 15 日
新宿区教育委員会
また、情報インフラ整備から IT の利活用へ国をあげての
戦略が進められ、情報収集、コミュニケーション、娯楽など
IT の利用が急速に進展しています。その反面、情報過多の
時代から情報格差などのマイナス面も想定されるため、情報
第1章 図書館基本方針策定の背景
弱者への対応も求められています。
今や図書館も今までの貸出中心のサービスでは、地域の課題
公立図書館は社会の変化とともに変わり、今、全国で改革
解決に十分に寄与できません。利用者の要望や社会の変化に
が進められています。
対応した図書館サービスの見直しが迫られています。
国の「これからの図書館の在り方検討協力者会議」は、平
新宿区立図書館でも新しい図書館像を目指して、検討を重
成 18 年3月に「これからの図書館像―地域を支える情報拠
ねてきました。
点をめざして」
(別表1)
という提言をまとめました。これは、
以下、新宿区立図書館が、この先どういう方向を目指してい
図書館の改革を進めるため、地方公共団体、図書館職員、地
くのか、基本方針として提案します。
域住民、各種団体や機関等へ協力を呼びかけたものです。こ
こでは、図書館が、地域の課題解決を支援し、地域の発展を
第2章 図書館サービスの方向性 支える情報拠点であることを認識し、図書館行政の一層の充
実・推進を図ることが記されています。
これからの図書館は、従来型の読書支援も大事にしながら、
東京都でも平成 18 年 8 月に「都立図書館改革の具体的方
調査研究の支援やレファレンスサービス、時事情報の提供等
策」
(別表 2)が策定され、図書館改革の必要性と方針を明
新たに情報センターサービス機能を強化し、
「地域や区民に
らかにしたうえで、今後取り組む改革の具体的な方策を示し
とって役に立つ図書館」として、地域の発展に欠かせない存
ました。国際都市・首都東京の機能や活動を情報面から支
在であることを明確にしていきます。
え、利用者や都区政の抱える課題の解決のために効果的な情
従来からの図書館サービスの充実では、図書館の限られた
報サービスを提供するとしています。
書架スペースの中で、新たな図書を選書するとともに次世代
新宿区においても、平成 17 年 3 月に新宿区立図書館運営
に貴重な文化である図書をバランスよく残し、蔵書資料の充
協議会から
「区立図書館サービスの基本的なあり方について」
実を図っていきます。また、将来的には、行政資料について
の提言があり、現在、一つひとつ具現化を図っています。
も体系的に収集し、提供していきます。 さらに、子どもの
平成 18 年 6 月には新宿区民会議の提言があり、図書館を
読書環境を整備し、学校図書館とも連携し、子どもの読書活
知のネットワークに位置づけ、
「これからの図書館は、区民
動を推進していきます。
の知りたい要望に応え、即時に回答を与え、必要なデータを
さらに、これからは図書館を地域課題解決に必要な情報を
提供する頭脳を持つ館であることが望まれる。
」
「公共図書館
提供し、知の拠点としての施設へと図書館機能を改革してい
は新たにその多様なデータ量を駆使して、生活者に密着した
きます。
地域の情報交差点として、再登場が促されている。
」とあり
現代は自ら判断し、その結果が求められる社会へと変化し
ます。
ています。そのような社会の要請に対応し、地域住民自らが
また、平成 19 年 2 月の新宿区基本構想審議会答申では、
図書館の資料と情報を使って、自分自身と地域の問題を解決
課題として「情報の活用や知的価値が重視される中、図書館
することができるよう支援します。情報化社会の中で図書館
には、ビジネス支援、医療・健康支援など区民の知りたい要
は、より利用者の利便性を図るため、利用者用インターネッ
望に応え、的確な情報提供ができるよう、その強化が求めら
ト端末の設置・CD-ROM や有料データベースの活用など IT
れている。
」そして、施策の基本的な考え方としては、「今後
化を進めます。そして様々な資料から関連する情報を収集し、
は、新宿区の文化・情報発信基地としての機能強化を図って
積極的な情報発信拠点として日々進化していきます。
いく。」とあり、新たな視点からの取り組みが提案されてい
そして、これらの事業を実施していくうえで、IT 社会に
ます。
対応した設備をもつ情報センターとしての中央図書館を整備
社会は刻一刻と変化しています。深刻な少子化の進行や超
していきます。
高齢化社会、加えて人口減少社会の到来と、日本の社会構造
図書館は、サービスの対象であるすべての人に、そして、
が大きな変革期を迎えています。
高齢者・身障者の方にも利用しやすいよう工夫し、必要な情
地域文化の魅力や国際交流の重要性があらためて認識さ
報を提供していきます。また、利用者の利便性を向上するた
れ、情報技術の活用や知的価値が重視されるとともに、24
め開館日や開館時間の拡大を図っていきます。
時間対応型社会や就業形態の変化など人々のライフスタイル
限られた財源・人員の中でこのような図書館サービスを拡
70 資料編
大するためには管理運営形態の見直しが必要になってきます。
背 景
多様な主体による地域館の運営や機械化による省力化によ
少子化の中で子どもの活字離れが広がっています。子ども
り利用者満足度の高い図書館の運営を目指していきます。
は、本や情報に接することによって、知的好奇心が刺激され
学習意欲が向上します。読書活動は、子どもが言葉を学び、
第3章 従来からの図書館サービスの充実 感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものとし、人生
をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできな
(1)蔵書の充実
課題
① 蔵書充実への取組
② バランスのとれた蔵書構成
いものであり、子どもの読書環境を計画的に整備することは
とても重要です。
新宿区でも平成 16 年 3 月に「新宿区子ども読書活動推進
計画」を策定し、今後の新宿区における子どもの読書活動の
推進に関する施策の方向性や取り組みを示し、教育委員会及
び福祉部・健康部等と連携を図りながら、56 項目の具体的
な目標の実現に向けて読書活動を推進してきました。
背 景
また、
「新宿区次世代育成支援計画」でも、目標である「子
図書館の蔵書の特徴をより一層鮮明にするために、地域資
どもの生きる力と豊かな心を育てます」の中に「子ども読書
料を中心とした収集事務基準等を検討してきました。19 年
活動の充実」という内容が盛り込まれており、今後も子ども
4 月に「資料選定事務基準要領」
「中央図書館地域資料室収
の未来を拓く環境づくりに読書は不可欠です。
集事務基準要領」を策定したので、それをもとにさら に蔵
書の充実を図っていく必要があります。
実現に向けて
また、保存に関しては印刷媒体による図書資料を現物保存
新宿区の未来を担うすべての子どもたちに本とふれあう機
するかデジタル処理によるデータベース化するかを検討し、
会をつくり、豊かな読書環境を提供していきます。区内小・
限られたスペースの中で、今まで以上に特徴ある本のライン
中学校、児童館、保健センター等関連機関とのネットワーク
アップを図っていく必要があります。
並びに、子どもの読書活動を支える個人・団体への活動支援
実現に向けて収集事務基準のほか、区民の声も反映し、利
を推進し、多くの親子や児童・生徒から親しまれ楽しく利用
用者の特性や意向を捉え区民に真に役立つ本を取り揃えてい
される図書館を目指します。さらに、次世代を担う子ども達
きます。
にしっかり引き継いでいくことができる持続可能な取り組み
また、
図書館の持つ蔵書の見直しと幅広い情報収集のもと、
をします。
選書の充実を図っていきます。
取り組みの方向
取り組みの方向
①これからの事業展開としては、平成 19 年度までの推進計
①新宿区の特色を活かした地域資料の充実を図っていきま
画の検証及び評価を行ない、新たに策定した「第二次新宿
す。また、地域の課題解決や調査研究、ビジネス・子育
区子ども読書活動推進計画」
(平成 20 年度〜 23 年度)に
て・健康などの生活情報を支援するサービスを提供できる
基づき、行っていきます。引き続き、家庭・地域をはじめ、
よう、区民に役立つビジネス情報、子育て情報、医療情報
図書館・学校などの役割を明確にし、具体的な取組みを示
等に関する蔵書を充実させます。
すことにより、新宿区の全ての子どもが、あらゆる機会と、
また、視聴覚資料やデイジー図書により、情報弱者への支
援を行っていきます。
あらゆる場所において、自主的に読書活動を行なうことが
できるように、読書環境を整備し、計画的に推進していき
現在、蔵書の約 1%を構成している漫画本については、今
ます。特に、読書に関する親力の向上、読書塾の開設等を
後、新宿区の特色を生かした選書基準を検討していきます。
目標内容に追加して、更に充実した計画を実行していきま
②地域図書館ごとの特徴を出すとともに、配本車の活用を考
え、区立図書館全体として蔵書構成します。また、他の自
治体図書館との資料収集・保存・分担を進め、より相互貸
借を利用しやすくします。
す。
第二次計画の策定にあたっては、3 つの目標を掲げ、新
たに展開する事業や数値目標を設定しました。
今後は、常にこの目標を検証しながら、次世代の子どもの
豊かな成長を応援していきます。
(2)子どもの健やかな成長を応援
課題
① 新たな「新宿区子ども読書活動推進計画」への取組
② 学校図書館との連携・支援
③ 地域で子どもを育てるための支援、ブックスタート
事業
②学校からの資料相談や図書館運営のノウハウの提供支援に
応じられるよう人的支援体制の整備を行います。
また、図書館の資料・情報を学校図書館や関係施設で活用
できるようネットワークの整備を行います。
③乳幼児の心健やかな成長を促すため、親子がふれあい、楽
しく育児ができるよう絵本を介しての子育てを支援すると
ともに、子どもが読書に親しめる環境づくりの支援を行な
います。
資料編
ブックスタート事業は、乳幼児健診の際、子どもに対す
71
携し広範な知識と経験を兼ね備えた職員を育成します。
る絵本の読み聞かせの意義を説明し、ボランティアによる
読み聞かせを行い、読書習慣の促進を図るものですが、子
取り組みの方向
どもが将来にわたり読書に親しめる環境づくりができるよ
①地域の情報サービス拠点として地域資料の収集・体系化を
う、区立図書館全館体制で支援していきます。
第4章 これからの情報センターサービス
図り、地域に必要な情報を提供できる環境を整えます。
②情報に対する住民のニーズに適切に対応し、資料や情報の
提供というサービスを通して人々の様々な活動を支援しま
す。そして、区民の生活、仕事、産業等の課題解決を支援
(1)地域の知の拠点
課題
① 地域の特色を生かした情報・資料の充実
② 課題解決型レファレンスサービスの展開
背 景
現代社会は国際化、少子高齢化、地球温暖化等の様々な課
題に直面しており、その解決のために様々な知識や情報を必
要としています。また急激な社会制度の変化や技術革新に追
いつくために、新たな知識の学習や、就労形態の多様化のた
めに仕事に必要な技術・知識を学び直すことが必要となって
する相談・情報提供機能を強化し、地域図書館は、地域の
知の拠点として区民の情報センターとなるために、時代に
即した情報媒体を使いこなし、利用者にわかりやすく役立
つサービスを行っていきます。
(2)わかりやすい情報収集と発信
課題
① 情報技術を積極的に活用した常時アクセス可能な図
書館
② 新たな情報源を創り出す取組み
③ IT 環境の整備、情報メディア・電子資料の充実
います。
このような社会状況のもと、図書館は社会人の学習や情報
背 景
入手の支援を行うことが望まれています。一方、社会に多様
インターネットの普及により家庭や職場で容易に情報が手
な形態で情報が氾濫しているために、信頼できる情報を効率
に入るようになりましたが、新宿区立図書館ではインター
的に選択する必要があります。
ネットが利用できません。また、図書館の資料が出版物を主
図書館は、区民・利用者が学び、自ら考え、自己判断で課
体としていて、電子媒体資料が非常に少なく、館内では利用
題を解決するための資料・情報を提供し、様々な知的活動を
できません。パソコンを利用しながら、インターネット検索
支援し、区民・利用者の知的好奇心を満たし、日々の暮らし
を併用した資料検索などに限界があり、図書館だけでは用が
を支えることが役割です。
済まないために、利用者からたびたび IT 環境の整備の要望
図書館は貸出中心のサービスを行ってきましたが、レファ
も出ています。 レンスサービスも行っていることはあまり知られていません
また膨大な資料があるにもかかわらず、必要な資料を効率
でした。膨大な資料とノウハウを持ちながら十分に活用し切
的かつ的確に検索し利用することができません。中高生や
れていないのが現状です。
20 代の利用が少ないのも、若年層との IT ニーズとのミスマッ
また、これからの図書館は、広がりをもったサービスを指
チがあります。
向していくことが重要になってきています。図書資料の提供
社会の変化や情報通信機能の急速な進歩により、区民・利
だけではなく、地域の人たちとの学びあいや、地域社会にお
用者の価値観の変化に伴い、図書館の情報提供も社会の流れ
ける様々な情報を人の交流を通じて「情報と出会う」図書館
や課題にあった方法が模索されなければなりません。
として、地域社会に寄与していかなければなりません。
生活時間が異なる人や来館困難者なども含め、幅広くより
地域に密着した支援型図書館になるためにも、現在の所蔵資
実現に向けて
料の来館者閲覧・貸出中心という機能から新たな方法での情
図書館の役割は、読書のための資料の提供と様々な課題解
報提供が必要とされています。
決に役立つ資料と情報の提供の両方であることをPRする必
要があります。
実現に向けて
図書館が区民の情報センターとなるために時代に即した情
図書館は、単なる本を貸すだけの施設ではなく、区民の疑
報媒体を使いこなし、利用者に分りやすく役立つサービスを
問に積極的に答え、生活に役立つ情報提供機能が期待されて
行う必要があります。地域の図書館が生活にとって必要不可
います。そのため、機能をもち、発信するサービスを提供す
欠なものとして、また地域の情報拠点として認識されていけ
ることで利用者をより増やします。情報センターとしてイン
ば、地域社会の課題や自己の課題を解決するために「まずは
ターネットの利用は不可欠ですし、インターネット開放端末
図書館へ行ってみよう」となり、図書館が持っている地域資
の設置や CD-ROM 等の電子媒体の資料を購入し、より質の
源の活用を促進します。
高いサービスを提供する必要があります。
一方、課題の解決に最も有効な資料の選択・提供、多岐に
印刷媒体の図書資料を中心に資料を集めて利用する場所か
わたるレファレンスに的確に対応するために、関係機関と連
ら、今後は図書の収集だけではなくより多くの情報を収集し、
72 資料編
わかりやすく情報提供する必要があります。そのためにも、
そこで、中央図書館の役割や機能を抜本的に見直し、新
情報技術を活用し、図書館側からも積極的に情報を発信して
たな IT 社会に対応した、情報センターとして機能を強化
いきます。
した区民に役立つ中央図書館を新たに建設します。
現在の中央図書館は延べ床面積が約 5,000㎡あり、現行規
取り組みの方向
模の施設を確保するためには、相応の敷地面積が必要です。
①利用者のニーズやインターネット社会に対応した図書館の
今後予定される区有施設の有効活用の中で、敷地規模が確
IT 化で時代に即した図書館事業を展開します。また、IT
保され、位置的にも区の中心にあることを鑑み、移転先は
機能を装備したレファレンス専用カウンターを設置し、利
旧戸山中跡地が最適と考えます。平成 20 年度に開通する
用者の研究調査や資料検索に対して支援していきます。
東京メトロ副都心線の「西早稲田駅」と至近距離なので、
②図書館ホームページのコンテンツを充実し、利用目的に
添った課題解決型の資料を紹介します。
交通の便が良いことも利点にあげられます。
この学校跡地は、平成 23 年 4 月以降に利用可能になりま
保有情報のデータベース化を行い、収集した資料や情報
すので、平成 21 年度に、学識経験者や区民利用者の代表
を関連付けながら体系化し、全体が見えるようにしていき
による検討組織を立ち上げ、建物の規模やこれからの中央
ます。
図書館の機能について具体的に検討していきます。
③図書館内に、インターネット利用可能な利用者端末の設置
(2)インターネット予約サービスを取り入れてから、図書館
や CD-ROM 等、多様な情報提供をすることで利便性を向
の利用方法が変わってきています。この間、インターネッ
上させます。
トによる予約件数が大幅に増加し、身近な場所で貸出返却
将来を見据えた図書館業務の IT 化を図り、印刷媒体に
のみを求める声も多くなっています。また、学校や児童館
よる従来型図書館資料を組み合わせることにより図書館機
など団体貸出の配本サービスを拡充することにより、身近
能の充実を図ります。
な場所の読書環境を整備しています。このようなことを踏
まえ、地域図書館については、従前の形態にとらわれず、
第5章 図書館環境の整備
区の施設のあり方の全体計画の中で検討していきます。
現中央図書館の移転にともなう空白地区や新たな中央図
情報化の進展に応じた情報拠点、生活や就労上の問題や課
書館の建設によって複数館が重なる地区についても、今後
題を解決するための課題解決型の図書館、地域の特性や個性
新しい中央図書館の規模や機能を検討していく中で見直し
に応じた資料を備える地域密着型の図書館、さらには乳幼児
や青少年の利用を促す読書環境など、区民の豊かな生活を支
えるサービス提供型図書館のために、図書館整備は重要な課
題です。
していきます。
また、施設と機能を一新した中央図書館を中心に図書館
機能のネットワークを強化していきます。 (3)開館日・開館時間の拡大、IT 社会に対応した図書館の整
一方、これからの図書館運営は、さまざまな主体による図
備や区民生活の課題解決のサポートなど図書館サービスの
書館サービスを促して利用者にとって満足度の高い図書館運
拡充が区民・利用者から強く要望されています。 営を実現する必要があります。
限られた財源・人員の中で利用者満足度の高い図書館運
そのために、施設の再構築と公共サービスのあり方を柱と
営を行うために、管理運営形態の見直しを図っていく必要
して、以下の4点を検討していきます。
があります。
(1)新中央図書館の建設
(2)地域図書館の見直し
(3)開館時間の拡大と指定管理者制度の活用
(4)IC タグ及び自動貸出機の導入
23 区の状況は、新宿区を含めた 3 区を除く 20 区(20 年
度からは 21 区)で一部民間委託や指定管理者制度が導入
され、図書館の開館日や開館時間の拡大を図っています。
今後は、区立図書館全体の専門性や継続性を考慮し、中
央館は区が直接運営し、地域館で民間事業者や NPO 法人
による指定管理者制度の活用を考えていきます。
(1)区民生活をはじめ各分野の課題に直面した区民の課題解
決を支援するため、相談や必要な情報を提供する施設とし
新たな図書館運営形態を活用するにあたっては、地域の区
民と連携し、地域に愛される図書館を目指します。
て中央図書館を整備するには、現在の設備・レイアウトを (4)図書館資料を電子的に管理することで一体的な図書館資
抜本的に見直さなければなりません。
料管理ができ、図書整理に要する時間も大幅に短縮できま
現在の中央図書館は昭和 45 年竣工・昭和 47 年に開設さ
す。また、自動貸出機を導入することで、プライバシーの
れ、施設及び設備の老朽化が目立っています。また、平成
保護やカウンター業務の迅速化を図ることができます。こ
18 年度実施の耐震診断によって、現中央図書館は「耐震性
のようにして、利用者サービスの向上と図書資料管理シス
に問題あり」と判定されました。耐震補強工事を実施する
テムの機能を充実していきます。 には多大な経費と中央図書館の仮移転が必要となります。
さらに、仮設計では、工事実施後は建物の中に耐震壁が増
第6章 図書館基本方針の推進にあたって
え、図書館のレイアウトに支障をきたし、機能が大幅に制
限されることがわかりました。
今後、図書館は、区民や地域との協働・連携をより深め、
資料編
73
区民が主体であることを常に念頭において、様々なライフス
タートする新宿区総合計画・実行計画にリンクさせ推進して
テージの中で区民生活を支えられるよう、図書館サービスを
いきます。
拡充するところは拡充し、効率化すべきところは効率化する
という図書館業務内容の見直しを進めてまいります。
(※註・図・表・資料省略)
なお、具体的な個々の施策については、平成 20 年度からス
〈新宿区立図書館の将来像〉
74 資料編
(レファレンス)
新宿区立図書館管理運営要綱
第 5 条 利用者は、口頭、電話、文書等により、図書館資
料に関する読書案内及び参考調査(以下「レファレンス」
という。)を申し込むことができる。
第 1 章 総 則
2 レファレンス相談に対する回答は、主として図書館資料
その他の資料を提供して行うものとする。
3 次に掲げる次項に関する質問・相談については回答を行
(趣旨)
第 1 条 この要綱は、新宿区立図書館条例施行規則(平成
わないものとする。ただし、問題によっては、機関等を紹
介することができる。
20 年新宿区教育委員会規則第 42 号。以下「規則」という。)
(1)人生相談、医療相談及び法律相談
第 29 条の規定に基づき、新宿区立図書館(以下「館」と
(2)古文書及び美術品等の鑑定
いう。)の管理及び運営に関する細目を定め、図書館業務
(3)学習課題及び懸賞問題に関するもの
の円滑かつ適正な実施に資することを目的とする。
(4)個人の秘密、又は人権を侵害すると認められるもの
(5)その他回答することが不適当と認められるもの
(定義)
第 2 条 この要綱において次の号に掲げる用語の意義は、規
則第 2 条に定める用語の例による。
(1)図書館資料
(2)図書資料
(3)視聴覚資料
(図書資料の複写)
第 6 条 館は、著作権法(昭和 45 年法律 48 号)第 31 条に
定める範囲内において、利用者に図書資料の複写を行わせ
ることができる。
2 図書資料の複写に要する経費は利用者の負担とする。
(4)視覚障害者用資料
(5)図書機材
(6)視聴覚機材
(利用時間)
第 7 条 館長は、特に必要があると認めるときは、利用時
間を変更することができる。
(一体的運営)
第 3 条 館は、新宿区立中央図書館の統括の下に、相互に
緊密に連携して一体的かつ効率的な運営を行い、もって図
書館サービスの向上に努めるものとする。
2 中央図書館以外の新宿区立図書館を、地域図書館(略称
「地域館」)という。地域図書館にはこども図書館を含み、
中央図書館区役所内分室(区政情報センター)を除く。
3 中央図書館長、中央図書館の係長級職員及び地域図書館
(指定図書館を除く)の館長をもって館長会を組織する。
4 館長会は、図書館業務について必要な情報連絡、協議、
調整等を行い、もって図書館活動の発展に寄与する。
5 中央図書館長の下に、一般、児童、視聴覚、障害者その
他の図書館サービス業務ごとに、各館の職員をもって構成
する業務連絡会を設置することができる。
6 中央図書館長、中央図書館の係長級職員及び地域図書館
の館長(指定図書館は指定図書館長)をもって館長連絡会
を組織する。
7 館長連絡会は、指定図書館を含む図書館業務遂行に必要
な事項について、情報連絡、協議、調整等を行う。
8 中央図書館長は、必要に応じて、図書館事業及び業務等
に関する専門協議会を設置することができる。
9 館長会、業務連絡会及び館長連絡会、専門協議会に関す
る細目は中央図書館長が定める。
(入館者の遵守事項)
第 8 条 館に入館する者は、次の事項を遵守しなければな
らない。
(1)酒気を帯びたり、大声を出す等他の入館者に迷惑とな
る行為をしないこと。
(2)所定の場所以外で飲食をし、又は喫煙をしないこと。
(3)火気を使用しないこと。
(4)危険物又は動物(身体障害者補助犬を除く)を持ち込
まないこと。
(5)物品等の販売又は展示、ビラ等の配布その他これらに
類する行為をしないこと。
(6)その他図書館職員の指示に従うこと。
2 館長は、入館者が前項の規定に従わないときは、当該入
館者に入館を禁じ、又は退館させることができる。
(館外貸出しの制限)
第 9 条 規則第 4 条の規定により、図書館資料の館外貸出
しを制限する場合は次のとおりとする。
(1)事典、辞書その他の参考調査資料、高価本等
(2)新聞
(3)雑誌の最新号
(4)国立国会図書館等からの借受け図書で、館外利用が禁
じられているもの
2 前項第 1 号の規定にかかわらず、館長は、図書館資料に
(利用者の秘密の保護)
第 4 条 図書館奉仕に従事する者は、利用者の読書事実等
ついて副本の備えがある場合等においては館外貸出しをす
ることができる。
そのプライバシーの保護について最大限の配慮に努めなけ
ればならない。
(損害の賠償)
資料編
第 10 条 利用者が図書館資料を紛失し、又は損傷した場合
には、
事故(紛失・損傷)届(第 1 号様式)の提出を求める。
75
(2)虚偽の申込みによる交付等不正に取得したもの
(3)前条第6項により登録を抹消された者
ただし、次の各号のいずれかに該当する場合には、館長は、
損害の賠償義務を免除することができる。
(1)火災、又は天災の不可抗力によるとき。
(2)損害が軽微にとどまるとき。
(利用者カードの再交付)
第 14 条 館長は、利用者カードの交付を受けた者がこれを紛
失したときは、第 12 条の例により再交付することができる。
(3)当該資料が受入れ後相当の期間を経過し、かつ、資料
価値が低下しているとき。
(利用)
第 15 条 利用者カードは、分室を除く全館において共通し
(貸出期間の変更等)
て利用できる。
第 11 条 館長は、次の各号に該当する場合は、規則第 8 条
2 視聴覚機材の個人貸出しを受ける者は、映写機材・フィ
及び第 11 条に定める貸出期間を変更することができる。
ルム利用申込書(第 5 様式)を提出しなければならない。
(1)貸出期間の末日が特別整理期間に係る休館日にあたる
場合
(2)貸出期間の末日が年末・年始に係る休館日にあたる場
合
(3)その他真にやむを得ない事情がある場合
(年齢計算)
第 16 条 規則別表第 1 に定める利用資格の年齢計算につい
ては、貸出日に属する当該年度内に 16 歳に達するものを
含むものとする。
2 図書資料の館外貸出しを受け、その期間内に利用を終わ
らなかった者が、貸出期間の最終日又はその前日に申し出
(予約)
た場合においては、雑誌及び予約の入っている図書資料を
第 17 条 希望する図書館資料が貸出中、又は未所蔵の場合
除き、さらに 2 週間に限り延長を認める。ただし、団体貸
に当該資料を提供することを約束するサービス(以下「予
出しについては、この限りでない。
約」という。)
2 予約できる図書館資料の数は、図書資料(図書・雑誌・
(登録等)
紙芝居)については 10 冊以内、視聴覚資料においてはビ
第 12 条 図書館資料の個人貸出しを受けようとする者は、
デオテープ・DVD について合わせて 2 点(ただし、DVD
利用登録申込書(第 2 号様式)に氏名、住所その他必要事
については 1 点とする。)、コンパクトディスク・カセット
項を記入し、館長に申し込まなければならない。
テープ・レコードについて合わせて 3 点(ただし、レコー
2 館長は、規則第 5 条別表第1に定めのあるものを除き、
東京都内に住所を有する者より登録の申込みがあったとき
は、健康保険証、自動車運転免許証、住民票の写し等によ
り当該申込者の氏名、住所等を確認しなければならない。
3 館長は、規則第 5 条別表第1に定めのあるものを除き、
東京都外に住所を有する者より登録の申込みがあったとき
は、前項の氏名、住所等のほか、新宿区内の事務所若しく
は事業所に勤務する証明や学生証等により当該申込者が区
内在勤若しくは在学者であることを確認しなければならな
ドについて予約・貸出とも所蔵資料のみとする。
)までと
する。
3 所蔵している図書館資料の予約は、次の各号により申し
込むものとする。 (1)予約カード(第 6 号様式)
(図書館資料用)第 7 号様式
(視
聴覚資料用)に必要事項を記載して申し込むこととす
る。
(2)利用者開放端末により、必要事項を入力して申し込む
ものとする。
(3)インターネット接続端末・モバイルにより必要事項を
い。
4 館長は、利用者カード(第 3 号様式)
(分室については
貸出券(第 4 様式)
)を交付する。
5 利用者カードの交付は、1 人について 1 枚とする。
6 利用カードの登録者が転居・異動等により前第 2 項もし
くは第 3 項の登録申込み時の要件に該当しなくなったと
き、登録を抹消する。
7 登録者が、5 年以上継続して図書館資料の個人貸出しを
利用しなかったときは、登録を抹消することができる。
入力して申し込むものとする。
(4)電話により、必要事項を口頭で申し込むものとする。
4 所蔵していない図書資料の予約は前項第 1 項の規定を準
用する。
5 前項の予約申し込みを受けた場合においては、都立図書
館及び他区市町村の協力貸出制度を活用するほか、購入を
検討する等その提供に努めるものとする。
6 予約資料の提供ができる旨を電話・E メール等により連
絡した後、予約申し込みをした者が 7 開館日以内に利用手
(利用者カードの無効)
第 13 条 規則第 7 条に定めるもののほか、次の利用者カー
続きをとらない場合には当該予約を取り消したものとみな
す。 ド(貸出券を含む。以下次条において同じ。
)
は無効とする。
(1)規則第 7 条第 5 項の規定に定めるもののほか、次の
利用者カード(貸出券を含む。以下、次条において同
じ。
)は無効とする。
(未返却者に対する措置)
第 18 条 館長は、図書館資料の貸出しを受け、貸出し期限
を過ぎた者に対して、図書館資料の貸出しを停止すること
76 資料編
ができる。
変更を加えてはならない。ただし、あらかじめ館長の承認
2 図書館資料の返却を貸出し期限から 40 日以上怠った者
を受けたときは、この限りではない。また、利用者は、利
に対して、図書館資料の貸出しを停止することができる。
用を終了したときは、会議室の施設又は設備を現状に回復
3 前項による貸出し停止の期限は、すべての資料を返却す
しなければならない。
るまでとし、返却を完了した時点で停止を解除するものと
第 4 章 資料の寄贈
する。
4 前 3 項のほか、図書館資料の貸出停止に関する細目は中
(寄贈の申入れ)
央図書館長が別に定める。
第 2 節 団体貸出し
第 25 条 資料の寄贈を希望するものは、寄贈資料申込書(第
15 号様式)により館長に申し込むものとする。
2 寄贈は対象となる資料のこん包及び運搬等に要する費用
(登録)
は、原則として寄贈者の負担とする。
第 19 条 規則第 10 条に基づき団体貸出しを受けることがで
(補則)
きるものは、原則としてその構成員が 10 名以上の団体とす
第 26 条 この要綱に規定するもののほか、この要綱に実施
る。
2 団体貸出しを受けようとするものは、その代表者が原則
に関する細目は中央図書館長が定める。
として構成員の名簿を添えて団体登録申込書(第 9 号様式)
により登録をしなければならない。
3 館長は、団体登録の代表者に対し利用者カードを交付す
附 則
この要綱は、平成 10 年 4 月 1 日から施行する。
る。
(中 略) (視聴覚資料等の貸出し)
第 20 条 規則別表第 2. に定める視聴覚資料及び視聴覚機材
附 則
の貸出しを受ける団体の代表者は、資格を証する書類を提
1 この要綱は、平成 17 年 4 月 1 日から施行する。ただし、
示し、映写機材・フィルム利用者登録申込書(第 10 号様
第 12 条の改正規定は、平成 17 年 5 月 10 日から施行する。
式)により申し込みし、映写機材、
・フィルム利用登録証(第
2 規則第 10 条第 1 項及び第 2 項の規定により登録をし、
11 号様式)の交付を受けなければならない。
利用者カードの交付を受けている者で、規則第 10 条第 1
2 映写機材・フィルム利用登録証の有効期限は、登録の日
から1年とする。
項各号のいずれにも該当しない者については、経過措置と
して平成 18 年 12 月 31 日限り登録を抹消する。
3 団体の代表者は、映写機材・フィルム等を利用しようと
するときは、映写機材・フィルムを利用しようとするときは、
附 則
映写機材・フィルム利用申込書(第 12 号様式)を提出し
この要綱は、平成 20 年 10 月 22 日から施行する。
なければならない。
この要綱は、平成 21 年 4 月 1 日から施行する。
(準用)
第 21 条 第 13 条、第 14 条、第 15 条第 1 項及び第 18 条の
規定は、団体貸出しに準用する。
第 3 章 会議室の利用
(利用の申込書)
新宿区立図書館視覚障害者サービス実施要綱
(目的)
第 22 条 会議室の利用を希望する者は、会議室利用申込書
第 1 条 この要綱は、新宿区立図書館の管理及び運営に関
(第 13 号様式)を館長に提出し、会議室利用承認書(第
する規則(平成 9 年新宿区教育委員会規則第 2 号。以下
「規
14 号様式)の交付を受けなければならない。
2 会議室を利用するときは、利用者は会議室利用承認書を
提示しなければならない。
3 会議室の利用申込みは、利用日の 1 箇月前から受け付け
る。
則」という。
)第 4 条第 5 号の規程に基づき、視覚障害者
に対するサービスに関して必要な事項を定め、その教養、
調査研究等に資することを目的とする。
2 視覚障害者に対するサービスの実施拠点館を戸山図書館
とする。
4 会議室の利用時間は、午前 9 時から午後 6 時とする。
(対象者)
(利用権譲渡の等の禁止)
第 23 条 利用者は、会議室の施設に特別の設備をし、又は
第 2 条 この要綱に基づくサービスを受けることができる者
は、新宿区内に住所を有し、又は新宿区内に勤務し、若し
資料編
くは通学する者で、視力・視野・眼球運動等の障害により
墨字資料の使用が困難なもの(以下「視覚障害者」という。
)
附 則
77
1 この要綱は、平成 11 年 4 月 1 日から施行する。
とする。
2 この要綱の施行の際、この要綱による改正前の新宿区
(利用登録)
立視覚障害者奉仕要綱の規定によりなされた利用登録、録
第 3 条 この要綱に基づくサービスを受けることを希望す
音図書の貸出しその他の行為については、それぞれこの要
る視覚障害者は、あらかじめ利用登録をしなければならな
綱による改正後の新宿区立図書館視覚障害者サービス実施
い。
要綱の相当の規定によりなされたものとみなす。
この要綱は、平成 12 年 4 月 1 日から施行する。
2 前項の登録は、口頭又は電話により、また、本人に代わっ
この要綱は、平成 13 年 4 月 1 日から施行する。
て代理人がこれを行うことができる。
(サービス)
第 4 条 視覚障害者に対するサービスは次のとおりとする。
(1)録音図書の貸出し(他館借用録音図書、市販録音図書
を含む。
)
新宿区立図書館家庭配本サービス事業実施要綱
(2)点字刊行物の貸出し(他館借用点字刊行物を含む。)
(3)テープ雑誌の貸出し
(4)対面朗読
(5)視覚障害者用資料の郵送貸出し
(6)前各号に定めるもののほか、中央図書館長が必要と認
めるもの
(目的)
第 1 条 この要綱は、新宿区立図書館の管理及び運営に関
する規則(平成 9 年新宿区教育委員会規則第 2 号。以下
「規
則」という。
)第 4 条第 5 号の規定に基づき、図書館の利
用が困難な身体障害者に対して、自宅まで配本することに
(音訳者等)
第 5 条 中央図書館長は、原則として中央図書館が主催する
より、図書館サービスの増進を図り、身体障害者の教養と
福祉の向上に資することを目的とする。
音訳講習会を修了し、又はこれと同等の技術を有すると認
めた者を新宿区立図書館音訳者として登録しておかなけれ
ばならない。
2 録音図書の作製及び対面朗読は、音訳者に依頼して行う
ものとする。
(対象者)
第 2 条 この要綱による貸出し対象者は、区内に居住し、次
の事項に該当する者とする。
(1)身体障害者のため、来館が困難な者
(2)高齢のため、来館が困難な者
(対面朗読)
第 6 条 対面朗読を希望する視覚障害者は、希望する日時
(3)病気、怪我などで来館困難な者
(4)その他、中央図書館長が必要と認めた者
をあらかじめ戸山図書館長に申し込まなければならない。
2 対面朗読は、対面朗読室又は会議室がある図書館で行う
ものとする。
3 前項の対面朗読室又は会議室の利用時間は、午前 10 時
(資料)
第 3 条 貸出す資料は、規則第 8 条の規定に基づき、館外
貸出しを不適当と認めた資料を除いた図書館資料とする。
から午後 6 時とする。
4 対面朗読の時間は、1 回当たり 2 時間以内とする。
(登録)
第 4 条 資料の貸出しを希望する者は、別に定める様式に
(視覚障害者用資料の貸出し)
第 7 条 視覚障害者用資料の 1 回当たりの貸出点数及び貸
基づき、登録をするものとする。
2 前項の登録は電話、郵便等の方法により行うものとする。
出期間については、規則別表第 1 に定めるところによる。
(利用及び配本の方法)
(著作権処理)
第 8 条 視覚障害者の希望により録音図書の作製を行う場
合で著作権の処理を必要とするものについては、中央図書
館長は、事前に原資料の著作権の許諾を受けなければなら
ない。
(補足)
第 9 条 この要綱に定めるもののほか、視覚障害者サービス
の実施に関する事項は中央図書館長が定める。
第 5 条 登録者は配本希望図書について、予め電話、郵便
等の方法により予約を行うことができるものとする。
2 登録者は月 2 回をめどに、図書館職員及びボランティア
による定期的配本を受けることができるものとする。
78 資料編
る。
新宿区立図書館サポーター制度実施要綱
(遵守事項)
第 9 条 サポーターは、図書館業務上知りえた情報等は漏
(目的)
第 1 条 この要綱は図書館利用者へのサービスの充実と向
らしてはならない。また、サポーター登録の解除後も同様
とする。
上を図るため、
図書館業務に協力する図書館サポーター(以
下「サポーター」という。
)に関し、必要な事項を定める
附 則
ことを目的とする。
この要綱は、平成 16 年 4 月 1 日から施行する。
(定義)
第 2 条 この要綱においてサポーターとは、図書館業務へ
の協力をその自由意志に基づき、
無償で提供する方をいう。
ただし、視覚障害者サービスと家庭配本サービスにかかる
新宿区立図書館資料収集要綱
費用弁償はこの限りではない。
(登録資格)
第 3 条 サポーターは、次の資格を備える方とする。
第1章 総 則
(1)新宿区在住または在勤・在学で、満 18 歳以上の方
(2)継続的に活動が出来る意思がある方
(3)図書館活動に関心のある方
(目的)
第 1 条 この要綱は、新宿区立図書館の管理及び運営に関
する規則(平成9年新宿区教育委員会規則第2号。以下
「規
(登録等)
第 4 条 登録等は下記のとおりとする。
(1)サポーター活動を希望する方は、別に定める様式に基
則」という。
)に定められた事業を十分かつ円滑に運営す
るため、資料の収集に関して必要な事項を定めることを目
的とする。
づき中央図書館長に申請する。
(2)登録期間は、当該年度とする。ただし、サポーターが
第2章 基本方針
希望する場合は更新することが出来る。
(3)サポーターが次の各号に該当するときは、登録を解除
することが出来る。
(利用者の要望への対応)
第 2 条 利用者の資料要求が十分に反映されるよう配慮し
ア 本人の申し出によるとき
て、利用者の学習、教養、調査研究、実用及びレクリエー
イ 転出または転勤・卒業等の事由により、協力がで
ションに資する資料を幅広く収集する。
きなくなったとき
ウ その他、中央図書館長が登録を解除することが適
当と認めたとき
(収集する資料の種類)
第 3 条 収集する資料の種類は次のとおりとする。
(1)図書、逐次刊行物等の印刷資料及び視聴覚資料とする。
(活動)
第 5 条 サポーターは図書館長の依頼により、図書館業務
のサポート活動を行う。対象の図書館業務は別途細目で定
める。
(保険)
第 6 条 中央図書館長はサポーター登録者に対し、公費に
てボランティア保険に加入するものとする。ただし、年度
途中の登録者はこの限りでない。
(2)収集する資料は、原則として国内で発行及び製作され
ている資料とする。
ただし、必要に応じて、国外で発行及び製作されている資
料も収集する。
(収集資料の範囲)
第 4 条 収集する資料の範囲は、全分野にわたり、基礎的、
入門的なものから専門的なものまで幅広く収集する。
2 利用が集中し、又は利用の集中することが予想される資
料については、複数の収集を行うことができるものとする。
(研修)
第 7 条 中央図書館長は登録されたサポーターに対し研修
等・説明会等を行い、業務の円滑な運営を図るものとする。
(懇談会)
第 8 条 中央図書館長はサポーター活動を円滑に行うため、
必要に応じてサポーターとの懇談会を開催することができ
(蔵書計画及び蔵書構成)
第 5 条 資料の収集は、資料の特質をいかした総合的な蔵
書計画及び蔵書構成を十分に考慮する。
2 資料の収集は、総合的な蔵書計画及び蔵書構成を十分に
考慮して体系的に行うため、各分野の蔵書構成、未収資料、
資料編
欠本の補充等その他の必要事項について調査検討のうえ収
集する。
3 資料の収集は、他の国公立図書館及び文化施設等の類縁
機関の蔵書構成をも考慮して行う。
79
(児童図書)
第 11 条 児童により良い読書の興味をよびおこし、児童の
人格形成に役立つものを幅広く収集する。
(1)児童図書
児童の多彩な成長過程を十分留意し収集する。
(資料の選定)
第 6 条 資料の選定は、年間の収集方針及び購入計画に基
づいて行う。
2 資料の選定にあたっては、日本図書館協会の採択にかか
る「図書館の自由に関する宣言」及び「図書館員の倫理綱
領」の趣旨を尊重し、資料及び著者のあらゆる思想的立場
(2)児童雑誌
児童の多様な成長過程を慎重に検討しながら収集す
る。
(3)紙芝居
演ずることにより大勢の子供が同時に喜びを共有で
きるものを収集する。
あるいは著者の人権、国籍、言語を理由としてその資料を排
除することなく、公平で自由な幅広い視野をもって行う。
3 資料の選定を適切に行うため資料選定会を設け、必要に
応じて図書館相互の連絡・調整を図る。
(地域資料)
第 12 条 地域資料
(1)郷土資料
新宿区を中心に、関連性の深い周辺地域一帯を含め
(収集の方法)
第 7 条 資料の収集方法は、購入のみならず、寄贈、配布、
寄託、交換等の手段を十分に活用し、もっとも迅速、的確
な方法で収集する。
た地域の歴史、風土、芸術、文化、産業等の実状及び
変遷を記録した文書、写真等の図書資料を可能な限り
幅広く収集する。
(2)行政資料
新宿区の作成、発行にかかる資料を主体に収集する。
(中央図書館と中央図書館以外の区立図書館(以下「地
区図書館」という。
)の資料収集の分担)
また、東京都、特別区、市町村等の発行する行政資料
も可能な限り幅広く収集する。
第 8 条 中央図書館は原則として次の資料を収集する。
(1)一般的奉仕のために必要な次の資料を収集る。
ア 利用者の学習及び教養に資する資料
イ 利用者の一般的調査研究に資する資料
(官公庁出版物)
第 13 条 官公庁出版物は必要な限り収集する。また、関係
機関の必要資料も収集する。
ウ 利用者の日常的生活の維持向上に資する資料
エ 利用者の趣味及びレクリエーションに資する資料
(2)利用者の学習並びに調査研究に資する学術・専門的資
料、参考図書およびその他の資料を収集する。
(図書館関係資料)
第 14 条 図書館及び類縁機関の刊行物は必要に応じて収集
する。
(3)利用者の趣味、教養、文化活動及び社会教育活動に資
する視聴覚資料を収集する。
2 地区図書館は原則として前項の(1)で規定した一般的
奉仕のために必要な資料を収集する。
(逐次刊行物)
第 15 条 逐次刊行物
(1)新聞(新聞縮刷版も含む。)
全国紙を中心に幅広く収集する。
(参考図書)
第 9 条 参考調査機能を果たすために必要な図書を全分野
にわたり幅広く収集する。
(1)利用者の一般的な調査研究に必要なもの。
(2)雑誌
各分野にわたる雑誌を幅広く収集する。ただし、高
度な学術専門誌については厳選する。
(3)幅広く収集するため各館の相互協力分担収集に努める。
(2)利用者の高度に専門的な調査研究に必要なもの。
(3)利用者への参考業務に必要なもの。
(視聴覚資料)
第 16 条 視聴覚資料
(一般図書)
第 10 条 全分野にわたり、基礎的、入門的なものから専門
的なものにいたるまで幅広く収集する。ただし、次の図書
については厳選する。
(1)利用者あるいは利用者がきわめて限られているもの。
(2)一資料として自立しえないもの及び一過的なの。
(3)きわめて特殊な読書の領域に属するもの。
(4)他の図書館及び類縁機関を通じて提供できるの。
(1)レコード、コンパクトディスク、カセットテープ
クラシック、軽音楽、邦楽等のあらゆる分野にわた
て幅広く収集する。
(2)フィルム、ビデオテープ、DVD
社会教育を目的とした記録、教育上及び芸能上すぐ
れたものを収集する。
(3)その他の視聴覚資料
利用者の要望と奉仕上の必要性を十分考慮して可能
な限り収集する。
80 資料編
(視覚障害者用資料)
第 17 条 視覚障害者用資料
(1)視覚障害者用録音資料
記録、教育上すぐれたもの及び対象者の趣味、教養、
娯楽等に資するものは可能な限り幅広く収集する。
(2)その他の視覚障害者用資料
大型活字本等の資料及びその他適切な形態のものに
図書資料については以下の通りとする。
(1)分冊若しくは合冊により数量更正しようとするもの。
(2)館長が所属換を必要と認めたもの。
視聴覚資料については以下の通りとする。
(1)利用、貸出及び管理上、数量更正・所属換が適当と判
断されるもの
(2)館長が所属換を必要と認めたもの
ついてはできるだけ収集する。
(廃棄の基準)
附 則
第3条 廃棄は、次の基準により、これを行う。
この要綱は、昭和 61 年 4 月 1 日から施行する。
1 前条第 2 項又は第 3 項に該当する図書館資料等
(中 略)
この要綱は、平成 17 年 4 月 1 日から施行する。
(除籍・廃棄の決定等)
第4条 図書館資料の除籍・廃棄は館長が決定するとともに、
除籍・廃棄とする図書等の有効活用を図るため、新宿区立
図書館資料のリサイクル事業実施要綱に基づき処理する。
新宿区立図書館資料の除籍・廃棄要綱
附 則
この要綱は、昭和 49 年 5 月 1 日から施行する。
(中 略) (目的)
この要綱は、平成 21 年 4 月 1 日から施行する。
第 1 条 この要綱は、新宿区立図書館が所蔵する図書館資
料について、除籍、廃棄する場合の基準を定めるものであ
なお、この要綱の決定に伴い新宿区立図書館視聴覚資料の
除籍・廃棄に関する取扱基準は廃止する。
る。
(除籍の基準)
第2条 除籍は、次の各号に掲げる基準により、これを行う。
1 亡 失
(1)3 年間以上所在不明となったもの。
新宿区立図書館資料のリサイクル事業実施要綱
(2)回収不能及び現品弁償不能となり、貸出し時から 3
年以上経過したもの。
(3)災害、その他の事故により失われたもの。
2 毀 損
(目的)
第 1 条 この要綱は、新宿区立図書館(分室を含む。以下「図
図書資料は、はなはだしい汚損若しくは破損のため、修
書館」という。)において除籍された図書館資料(以下「リ
理製本ができないもの、又は製本する価値がないと認めた
サイクル資料」という。
)を区立施設、区内公共施設及び
もの。
区民等に無償で提供することにより、図書館において不用
視聴覚資料は、映像又は音声の再生が不完全で、資料と
しての価値を失ったもの。
3 不 用
経年等により、内容的にみて利用価値が少なくなったも
となった図書等の有効活用を図り、もって区民の知識と教
養の向上に資することを目的とする。
2 この要綱に基づいて実施する事業を、図書館資料のリサ
イクル事業(以下「事業」という。)という。
の。
(1)図書については資料の購入年月日から起算して 1 年
(対象資料)
以上、雑誌については保存年限、視聴覚資料について
第 2 条 この事業の用に供するリサイクル資料は、図書館
は 3 年以上を経過し、内容的にみて利用価値が少なく
に置いて所蔵し、除籍手続きを経て不用となった全ての資
なったもの、又は資料としての価値を失ったもの
料及び、図書館資料以外のもので、寄贈資料(図書館で受
(2)同一資料で複数所蔵のある資料
け入れなかったもの)
、リサイクル用として個人から持ち
(3)貸出実績が長期間無い等、資料の保存価値、収蔵能力
込まれた図書等とする。ただし、汚損・破損の状態が著し
等を総合的に判断し、所蔵することが適当でなくなっ
く使用に耐えないもの、その他中央図書館長(以下「館長」
た資料
という。
)がリサイクル資料として不適当と認めたものは
(4)その他、中央図書館長(以下、
「館長」という。)が認
めたもの
4 その他
除くものとする。
2 リサイクル資料は、シールの貼付その他適当な方法によ
り、事業の用に供するものである旨の明示を行う。
資料編
(組織)
3 映像資料については、著作権法上の制限があるため、対
象としない。
81
第 2 条 協議会は、14 人以内の委員をもって組織する。
2 委員は、次の者のうちから教育長が委嘱又は指名する。
(リサイクル資料の提供先)
(1)区内の社会教育団体の関係者
2 人以内
(2)区内学校の関係者
1 人以内
(1)区立施設
(3)学識経験者
3 人以内
(2)区内公共施設
(4)館利用者代表
4 人以内
(3)個人
(5)館職員
4 人以内
第 3 条 2 その他公益上必要な施設・団体で、館長が適当と認めた
(任期)
もの。
第 3 条 委員の任期は、2 年とし、再任を妨げない。ただし、
(リサイクル資料の提供の制限等)
第 4 条 提供先に提供するリサイクル資料の数量等につい
欠員が生じた場合の補欠委員の任期は、前任者の残任期間
とする。
ては、提供先ごとに各図書館長が定める。
(会長及び副会長)
(リサイクル資料の提供の方法等)
第 5 条 リサイクル資料の提供方法は、常設リサイクルコー
ナーの設置等各図書館長が別に定める。
第 4 条 協議会に会長及び副会長各1名を置く。
2 会長及び副会長は、委員が互選する。
3 会長は、協議会を代表し、会務を総理する。
4 副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるときは、その
(遵守事項)
職務を代理する。
第 6 条 リサイクル資料の提供を受けたものは、次の事項
(会議)
を遵守しなければならない。
(1)リサイクル資料を古書店等に売却する等営利目的に使
用してはならない。
第 5 条 協議会は、年 4 回以上開催し、会長が招集する。
2 協議会は、委員の過半数が出席しなければ会議を開く
ことができない。
(2)その他各図書館長が指定する事項
3 協議会の議事は、出席した委員の過半数をもって決し、
(報告)
第 7 条 中央図書館長は、各図書館の報告を取りまとめ年
可否同数のときは、会長の決するところによる。
4 協議会は、必要があるときは、委員以外の者の出席を求
めることができる。
度末、教育長にあてに提供したリサイクル資料の1年間の
数量その他必要事項を報告するものとする。
(庶務)
(委任)
第 6 条 協議会の庶務は、中央図書館が行う。
第 8 条 この要綱の実施に関し必要な事項は、館長が別に
(委任)
定める。
第 7 条 この要綱の実施について必要な事項は、中央図書館
附 則
長が別に定める。
この要綱は、平成 8 年 11 月 1 日から施行する。
(中 略)
附 則
この要綱は、平成 21 年 4 月 1 日から施行する。
この要綱は、平成 11 年 4 月 1 日から施行する。
この要綱は、平成 12 年 4 月 1 日から施行する。
この要綱は、平成 15 年 4 月 1 日から施行する。
新宿区立図書館運営協議会設置要綱
新宿区子ども読書活動推進会議設置要綱
(設置)
第 1 条 新宿区立図書館(以下「館」という。
)の運営に関
し新宿区教育委員会教育長(以下「教育長」という。
)の
(設置)
諮問に応じるとともに、館の行う図書館奉仕について教育
第1条 新宿区子ども読書活動推進計画(以下「推進計画」
長に意見を述べることを目的に、新宿区立図書館運営協議
という。
)に基づき、区民との協働による子どもの読書活
会(以下「協議会」という。
)を置く。
動を推進するため、新宿区子ども読書活動推進会議(以下
82 資料編
ており、この国民主権の原理を維持し発展させるために
「推進会議」という。
)を設置する。
は、国民ひとりひとりが思想・意見を自由に発表し交換
(担当事項)
すること、すなわち表現の自由の保障が不可欠である
第 2 条 推進会議は、新宿区の子ども読書活動の推進に関
知る自由は、表現の送り手に対して保障されるべき自
由と表裏一体をなすものであり、知る自由の保障があっ
する次の事項を協議する。
(1)推進計画の策定及び進捗状況に関すること。
てこそ表現の自由は成立する。
知る自由は、また、思想・良心の自由をはじめとして、
(2)推進計画の普及・啓発に関すること。
(3)関係機関等の連携・協力に関すること。
いっさいの基本的人権と密接にかかわり、それらの保障
(4)その他
を実現するための基礎的な要件である。それは、憲法が
示すように、国民の不断の努力によって保持されなけれ
(構成)
ばならない。
第 3 条 推進会議は、10 人の委員をもって組織する。
(1)新宿区立幼稚園 PTA 連合会・新宿区立小学校 PTA 連
合会・新宿区立中学校 PTA 協議会各代表
3人
2. すべての国民は、いつでもその必要とする資料を入手
し利用する権利を有する。この権利を社会的に保障する
ことは、すなわち知る自由を保障することである。図書
館は、まさにこのことに責任を負う機関である。
(2)中央図書館読み聞かせ会代表
1人
(3)学識経験者
2人
3. 図書館は、権力の介入または社会的圧力に左右される
(4)区職員
4人
ことなく、自らの責任にもとづき、図書館間の相互協力
2 推進会議に座長及び副座長各1名を置く。 3 座長及び副座長は、委員が互選する。 4 座長に事故があるときは、副座長がその職務を代理する。
をふくむ図書館の総力をあげて、収集した資料と整備さ
れた施設を国民の利用に供するものである。
4. わが国においては、図書館が国民の知る自由を保障す
るのではなく、国民に対する「思想善導」の機関として、
(推進会議)
国民の知る自由を妨げる役割さえ果たした歴史的事実が
第 4 条 推進会議は、座長が召集する。
あることを忘れてはならない。図書館は、この反省の上
2 推進会議は、委員の半数以上の出席がなければ会議を開
に、国民の知る自由を守り、ひろげていく責任を果たす
ことが必要である。
くことができない。
3 座長は、必要に応じて関係者の出席を求めることができ
5. すべての国民は、図書館利用に公平な権利をもってお
り、人種、信条、性別、年齢やそのおかれている条件等
る。
によっていかなる差別もあってはならない。
(任期)
外国人も、その権利は保障される。
第 5 条 委員の任期は、2 年とし、再任を妨げない。
ただし、欠員が生じた場合の補欠委員の任期は、前任者の
6. ここに掲げる「図書館の自由」に関する原則は、国民
の知る自由を保障するためであって、すべての図書館に
基本的に妥当するものである。
残任期間とする。
この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実
(庶務)
践する。
第 6 条 推進会議の庶務は、こども図書館が担当する。
第1 図書館は資料収集の自由を有する
1. 図書館は、国民の知る自由を保障する機関として、国
民のあらゆる資料要求にこたえなければならない。
附 則
この要綱は、平成 16 年 4 月 30 日から適用する。
この要綱は、平成 19 年 4 月 1 日から施行する。
2. 図書館は、自らの責任において作成した収集方針にも
とづき資料の選択および収集を行う。その際、
(1)多様な、対立する意見のある問題については、それ
ぞれの観点に立つ資料を幅広く収集する。
(2)著者の思想的、宗教的、党派的立場にとらわれて、
その著作を排除することはしない。
図書館の自由に関する宣言
社団法人 日本図書館協会
1954 年総会決議、‘79 訂
(3)図書館員の個人的な関心や好みによって選択をしな
い。
(4)個人・組織・団体からの圧力や干渉によって収集の
自由を放棄したり、紛糾をおそれて自己規制したり
はしない。
図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ
国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な
任務とする。
1. 日本国憲法は主権が国民に存するとの原理にもとづい
(5)寄贈資料の受入にあたっても同様である。図書館の
収集した資料がどのような思想や主 張をもってい
ようとも、それを図書館および図書館員が支持する
ことを意味するものではない。
資料編
3. 図書館は、成文化された収集方針を公開して、広く社
会からの批判と協力を得るようにつとめる。
83
1. 図書館の自由の状況は、一国の民主主義の進展をはか
る重要な指標である。図書館の自由が侵されようとする
第2 図書館は資料提供の自由を有する
とき、われわれ図書館にかかわるものは、その侵害を排
1. 国民の知る自由を保障するため、すべての図書館資料
除する行動を起こす。このためには、図書館の民主的な
は、
原則として国民の自由な利用に供されるべきである。
運営と図書館員の連帯の強化を欠かすことができない。
図書館は、正当な理由がないかぎり、ある種の資料を
2. 図書館の自由を守る行動は、自由と人権を守る国民の
特別扱いしたり、資料の内容に手を加えたり、書架か
たたかいの一環である。われわれは、図書館の自由を守
ら撤去したり、廃棄したりはしない。 提供の自由は、
ることで共通の立場に立つ団体・機関・人びとと提携し
次の場合にかぎって制限されることがある。これらの制
て、図書館の自由を守りぬく責任をもつ。
限は、極力限定して適用し、時期を経て再検討されるべ
きものである。
(1)人権またはプライバシーを侵害するもの
(2)わいせつ出版物であるとの判決が確定したもの
(3)寄贈または寄託資料のうち、寄贈者または寄託者が
公開を否とする非公刊資料
3. 図書館の自由に対する国民の支持と協力は、国民が、
図書館活動を通じて図書館の自由の尊さを体験している
場合にのみ得られる。われわれは、図書館の自由を守る
努力を不断に続けるものである。
4. 図書館の自由を守る行動において、これにかかわっ
た図書館員が不利益をうけることがあっては ならない。
2. 図書館は、将来にわたる利用に備えるため、資料を保
これを未然に防止し、万一そのような事態が生じた場合
存する責任を負う。図書館の保存する資料は、一時的な
にその救済につとめることは、日本図書館協会の重要な
社会的要請、個人・組織・団体からの圧力や干渉によっ
責務である。
(1979.5.30 総会決議)
て廃棄されることはない。
3. 図書館の集会室等は、国民の自主的な学習や創造を援
助するために、身近にいつでも利用できる豊富な資料が
組織されている場にあるという特徴を持っている。 図
書館は、集会室等の施設を、営利を目的とする場合を除
いて、個人、団体を問わず公平な利用に供する。
図書館員の倫理綱領
4. 図書館の企画する集会や行事等が、個人・組織・団体
日本図書館協会
1980.6.4 総会決議
からの圧力や干渉によってゆがめられてはならない。
第3 図書館は利用者の秘密を守る
1. 読者が何を読むかはその人のプライバシーに属するこ
とであり、図書館は、利用者の読書事実を外部に漏らさ
ない。ただし、憲法第35条にもとづく令状を確認した
場合は例外とする。
2. 図書館は、読書記録以外の図書館の利用事実に関して
も、利用者のプライバシーを侵さない。
この倫理綱領は、
「図書館の自由に関する宣言」によっ
て示された図書館の社会的責任を自覚し、自らの職責
を遂行していくための図書館員としての自律的規範で
ある。
1. この綱領は、
「図書館の自由に関する宣言」と表裏一
3. 利用者の読書事実、利用事実は、図書館が業務上知り
体の関係にある。この宣言に示された図書館の社会的責
得た秘密であって、図書館活動に従事するすべての人び
任を日常の図書館活動において果たしていくのは、職業
とは、この秘密を守らなければならない。
集団としての内容の充実によらなければならない。この
第4 図書館はすべての検閲に反対する
綱領は、その内容の充実を目標とし、図書館員としての
1. 検閲は、権力が国民の思想・言論の自由を抑圧する手
職責を明らかにすることによって、自らの姿勢をただす
段として常用してきたものであって、国民の知る自由を
ための自律的規範である。したがってこの綱領は、単な
基盤とする民主主義とは相容れない。
る徳目の列挙や権利の主張を目的とするものでなく、す
検閲が、図書館における資料収集を事前に制約し、さ
べての館種に共通な図書館員のあり方を考え、共通な基
らに、収集した資料の書架からの撤去、廃棄に及ぶこと
盤を拡大することによって、図書館を社会の有用な機関
は、
内外の苦渋にみちた歴史と経験により明らかである。
たらしめようという、前向きでしかも活動的なものであ
したがって、図書館はすべての検閲に反対する。
2. 検閲と同様の結果をもたらすものとして、個人・組織・
る。
この綱領でいう図書館員とは、図書館に働くすべての
団体からの圧力や干渉がある。図書館は、
これらの思想・
職員のことである。綱領の各条項の具体化に当たっては、
言論の抑圧に対しても反対する。
図書館長の理解とすぐれた指導力が不可欠である。
3. それらの抑圧は、図書館における自己規制を生みやす
2. 綱領の内容はこれまでの図書館活動の実践の中から生
い。しかし図書館は、そうした自己規制におちいること
まれたものである。それを倫理綱領という形にまとめた
なく、国民の知る自由を守る。
のは、今や個人の献身や一館の努力だけでは図書館本来
図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あく
の役割を果たすことができず、図書館員という職業集団
まで自由を守る。
の総合的な努力が必要となり、かつ図書館員のあるべき
84 資料編
姿を、図書館員と利用者と、図書館を設置する機関また
は不注意に漏らすなど、利用者のプライバシーを侵す行
は団体との三者が、共に考えるべき段階に立ち至ったか
為をしてはならない。このことは、図書館活動に従事す
らである。
るすべての人びとに課せられた責務である。
3. この綱領は、われわれの図書館員としての自覚の上に
(資料に関する責任)
成立する。したがってその自覚以外にはいかなる拘束力
第4 図書館員は図書館の自由を守り、資料 の収集、保存
もない。しかしながら、これを公表することによって、
および提供につとめる。
われわれの共通の目的と努力、さらにひとつの職業集団
図書館員は、専門的知識と的確な判断とに基づいて資
としての判断と行動とを社会に誓約することになる。そ
料を収集し、組織し、保存し、積極的に提供する。その
の結果、われわれはまず図書館に大きな期待を持つ人び
ためには、資料の収集・提供の自由を侵すいかなる圧力・
とから、ついで社会全体からのきびしい批判に自らをさ
検閲をも受け入れてはならないし、個人的な関心や好み
らすことになる。
による資料の収集・提供をしてはならない。図書館員は、
この批判の下での努力こそが、図書館員という職業集
団への信頼を生む。
図書館員の専門性は、
この信頼によっ
てまず利用者に支えられ、さらに司書職制度という形で
確認され、充実されねばならない。そしてその専門性が
私的報酬や個人的利益を求めて、資料の収集・提供を行っ
てはならない。
第5 図書館員は常に資料を知ることにつとめる。
資料のひとつひとつについて知るということは決して
もたらす図書館奉仕の向上は、
すべて社会に還元される。
容易ではないが、図書館員は常に資料を知る努力を怠っ
そうした方向へわれわれ図書館員全体が進む第一歩がこ
てはならない。資料についての十分な知識は、これまで
の倫理綱領の制定である。
にも図書館員に対する最も大きな期待のひとつであっ
4. この綱領は、すべての図書館員が館種、館内の地位、
た。図書館に対する要求が飛躍的に増大している今日、
職種及び司書資格の有無にかかわらず、綱領を通して図
この期待もいちだんと高まっていることを忘れてはなら
書館の役割を理解し、綱領実現への努力に積極的に参加
ない。さらに、この知識を前提としてはじめて、潜在要
することを期待している。さらに、図書館に働くボラン
求をふくむすべての要求に対応し、資料の収集・提供活
ティアや図書館同種施設に働く人びと、地域文庫にかか
わる人びと等による理解をも望んでいる。
動ができることを自覚すべきである。
(研修につとめる責任)
5. 綱領の構成は、図書館員個人の倫理規定にはじまり、
第6 図書館員は個人的、集団的に、不断の 研修につとめる。
組織体の一員としての図書館員の任務を考え、ついで図
図書館員が専門性の要求をみたすためには、
(1)利用
書館間および図書館以外の人びととの協力に及び、ひろ
者を知り、
(2)資料を知り、
(3)利用者と資料を結び
く社会における図書館員の果たすべき任務に至ってい
つけるための資料の適切な組織化と提供の知識・技術を
る。
究明しなければならない。そのためには、個人的、集団
(図書館員の基本的態度)
的に日常不断の研修が必要であり、これらの研修の成果
第1 図書館員は、社会の期待と利用者の要求を基本的なよ
が、図書館活動全体を発展させる専門知識として集積さ
りどころとして職務を遂行する。
れていくのである。その意味で、研修は図書館員の義務
図書館は社会の期待と利用者の要求の上に成立する。
であり権利である。したがって図書館員は、自主的研修
そして、ここから国民の知る自由の保障という図書館の
にはげむと共に研修条件の改善に努力し、制度としての
目的も、またすべての国民への資料提供という基本機能
研修を確立するようつとめるべきである。
も導き出される。したがって、図書館へのあらゆる期待
(組織体の一員として)
と要求とを的確に把握し、分析し、かつ予測して、期待
第7 図書館員は、自館の運営方針や奉仕計 画の策定に積
にこたえ、要求を実現するように努力することこそ、図
極的に参画する。
書館員の基本的な態度である。
(利用者に対する責任)
第2 図書館員は利用者を差別しない。
個々の図書館員が積極的な姿勢をもたなければ、図書
館は適切・円滑に運営することができない。図書館員は、
その図書館の設置目的と利用者の要求を理解し、全員が
国民の図書館を利用する権利は平等である。図書館員
運営方針や奉仕計画等を十分理解していなければならな
は、常に自由で公正で積極的な資料提供に心がけ、利用
い。そのためには、図書館員は計画等の策定にたえず関
者をその国籍、信条、性別、年齢等によって差別しては
心をもち、積極的に参加するようつとめるべきである。
ならないし、図書館に対するさまざまな圧力や干渉に
第8 図書館員は、相互の協力を密にして、集団としての専
よって利用者を差別してはならない。
また、
これまでサー
門的能力の向上につとめる。
ビスを受けられなかった人びとに対しても、平等なサー
ビスがゆきわたるように努力すべきである。
第3 図書館員は利用者の秘密を漏らさない。
図書館がその機能を十分に果たすためには、ひとりの
図書館員の力だけでなく、職員集団としての力が発揮さ
れなければならない。このためには、図書館員は同一職
図書館員は、国民の読書の自由を保障するために、資
種内の協調と共に、他職種の役割をも正しく理解し、さ
料や施設の提供を通じて知りえた利用者の個人名や資料
らに、地域および全国規模の図書館団体に結集して図書
名等をさまざまな圧力や干渉に屈して明かしたり、また
館に働くすべての職員の協力のもとに、それぞれの専門
資料編
85
的知識と経験を総合する必要がある。図書館員の専門性
は、現場での実践経験と不断の研修及び職員集団の協力
によって高められのであるから、図書館員は、経験の累
積と専門知識の定着が、頻繁すぎる人事異動や不当配転
等によって妨げられないようつとめるべきである。
これからの図書館
―地域を支える情報拠点をめざして―
平成 18 年 3 月
これからの図書館の在り方検討協力者会議
第9 図書館員は、図書館奉仕のため適正な労働条件の確保
につとめる。
組織体の一員として図書館員の自覚がいかに高くて
も、劣悪な労働条件のもとでは、利用者の要求にこたえ
る十分な活動ができないばかりか、図書館員の健康その
ものをも維持しがたい。適正数の職員配置をはじめ、労
働災害や職業病の防止、婦人図書館員の母性保護等、適
切な図書館奉仕が可能な労働条件を確保し、働きやすい
職場づくりにつとめる必要がある。図書館員は図書館奉
はじめに (省略)
第 1 章 よびかけ
1.地方公共団体のすべての機関の方々へ (省略)
2.図書館の設置者として (省略)
3.地域住民の方々へ (省略)
4.各種団体や機関の方々へ (省略)
第 2 章 提案 これからの図書館の在り方
仕の向上のため、図書館における労働の独自性について
自ら追求すべきである。
(図書館間の協力)
第 10 図書館員は図書館間の理解と協力につとめる。
図書館が本来の目的を達成するためには、一館独自の
1.公立図書館をめぐる状況
(1)図書館の現状(省略)
(2)社会の変化 (省略)
2.これからの図書館サービスに求められる新たな視点
働きだけでなく、組織的に活動する必要がある。各図書
図書館法(昭和 25 年法律第 118 号)第 2 条では、図
館は館種・地域・設置者の別をこえ、理解と協力につと
書館は、図書等の必要な資料を収集、整理、保存し、一
めるべきである。図書館員はこのことをすべて制度上の
般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエー
問題に帰するのでなく、自らの職業上の姿勢としてとら
ション等に資することを目的とする施設とされている。
えなければならない。図書館間の相互協力は、自館にお
また、第 3 条では、これらを実現するための具体的な「図
ける十分な努力が前提となることを忘れてはならない。
書館奉仕」(図書館サービス)の内容が定められており、
(文化の創造への寄与)
第 11 図書館員は住民や他団体とも協力して、社会の文化
環境の醸成につとめる。
職員が「図書館資料の利用のための相談」に応じ(レファ
レンスサービス)、「時事に関する情報及び参考資料」を
紹介・提供すること等についても定められている。
図書館は孤立した存在であってはならない。地域社会
1960 年代後半に始まった貸出重視の図書館サービスに
に対する図書館の協力は、健康で民主的な文化環境を生
より、図書館の数と規模、所蔵資料の蓄積と職員数の増
み出す上に欠くことができない。他方、この文化環境に
加、図書館利用の飛躍的な増大等がもたらされた。しか
よって図書館の本来の機能は著しい発達をうながされ
し、図書館法で掲げられている調査研究への支援やレ
る。図書館員は住民の自主的な読書運動や文庫活動等を
ファレンスサービス、時事情報の提供等は未だ十分とは
よく理解し、図書館の増設やサービス改善を求める要求
いえない。これからの図書館は、従来のサービスに加え
や批判に、謙虚かつ積極的にこたえなければならない。
て、これらを始めとするサービスや情報提供を行うこと
さらに、地域の教育・社会・文化諸機関や団体とも連携
によって、地域の課題解決や地域の振興を図る必要があ
を保ちながら、地域文化の向上に寄与すべきである。
る。それが、社会教育施設としての図書館の新たな役割
第 12 図書館員は、読者の立場に立って出 版文化の発展
に寄与するようつとめる。
出版の自由は、単に資料・情報の送り手の自由を意味
するのではなく、より根本的に受け手の知る自由に根ざ
であり、この役割を果たすため、これからの図書館サー
ビスに求められる新たな視点を順次以下に述べていく。
(1)図書館活動の意義の理解促進
図書館は、出版物に発表された正確で体系的な知識や
している。この意味で図書館は、読者の立場に立って、
情報を提供するとともに、インターネット上の多様な情
出版物の生産・流通の問題に積極的に対処する社会的役
報源の利用の機会を提供することができる。図書館はこ
割と責任を持つ。また図書館員は、
「図書館の自由に関
れらの様々な資料や情報を分類・整理・保管し、案内・
する宣言」の堅持が、出版・新聞放送等の分野における
提供するとともに、あらゆる情報を一箇所で提供しうる
表現の自由を守る活動と深い関係を持つことを自覚し、
「ワンストップサービス」機関であり、職員がそれを求
常に読者の立場に立ってこれら関連分野との協力につと
めに応じて案内する点に大きな特徴がある。あわせて、
めるべきである。
これらの情報を利用するための情報リテラシーを育成す
日本図書館協会は、わが国の図書館の現状にかんがみ
る役割を持っている。
この倫理綱領を作成し、提唱する。本協会はこの綱領の
図書館は様々な主題に関する資料を収集しているた
維持発展につとめると共に、この綱領と相いれない事態
め、課題解決や調査研究に際して、どのような課題にも
に対しては、その改善に向って不断に努力する。
対応でき、どのような分野の人々にも役立つ施設であり、
86 資料編
また、関連する主題も含めて広い範囲でとらえ、多面的
では、これらのカウンターや窓口がない図書館が 65 パー
な観点から情報を提供することができる。
セントにのぼっている。また、専用カウンターや窓口を
ところが、住民や地方公共団体関係者には、図書館は
設置している図書館でも、市立では 2 割(20 パーセン
「本を借りるところ」
、図書館職員は「本の貸出手続きを
ト)
、町村立では 7 割(66 パーセント)近くが職員を配
する人」、図書館では「本は自分で探すもの」と考えて
置していない。(数値は「2004 年度公立図書館における
いる人が少なくない。小規模な図書館では、小説や実用
レファレンスサービスの実態に関する研究報告書(全国
書が中心で専門書は少ないところもあることから、図書
公共図書館協議会)」による。)
館一般をそのような施設だと考える人もあり、図書館の
持つ力や効用はあまり理解されていない。
このように、専用カウンターを設置している図書館が
少なく、設置している場合でも、2 階の参考図書室や奥
図書館サービスの内容や、図書館の存在意義について
まった位置にあることが多い。レファレンスサービスの
まだ理解が進んでいないのは、図書館関係者による努力
存在を知る利用者が少なく、実際の利用も少なかった原
が必ずしも十分でなかったためと考えられる。広く理解
因の一つはここにあると考えられる。レファレンスサー
を得られるよう、図書館のサービスと活動の内容を見直
ビスが十分に行われてこなかった理由としては、このほ
し、そのことを周知することが必要である。
か、図書館サービスが貸出冊数や利用者数等で評価され
具体的な取組としては、まず、地域社会の現状を把握
てきたことや、参考図書や雑誌が少なく図書中心の蔵書
し、生活や仕事の上で様々な課題があることを認識した
構成であること、すべての職員があらゆる業務を一律に
上で、図書館がどのように役に立つのかをわかりやすい
行わなければならないという意識があり、レファレンス
形で明らかにする。そして、図書館が地域の課題解決や
サービス担当者を置くことに対する消極的な姿勢があっ
調査研究を支援できるようサービスや運営を改革し、地
たこと等が考えられる。
域の人々に図書館の利用を働きかけていくことが必要で
今後は、貸出サービスのみを優先することなく、
レファ
ある。その際には、図書館を利用していない住民に対し
レンスサービスを不可欠のサービスと位置づけ、その利
ても積極的に働きかけを行うことや、身体的、距離的、
用を促進するような体制と環境を用意することが必要で
時間的などの様々な理由により図書館の利用が困難な
ある。そのためには、専用デスクを設置して、確実に職
人々を対象としたサービスも積極的に行うことが重要で
員を確保することにより、職員の能力の向上を図るとと
ある。
もに、利用状況やサービスの質の評価を行い、改善を図っ
あわせて、地方公共団体関係者をはじめとして、広く
ていくことが求められる。
関係者に図書館の意義について積極的にアピールを行う
実際に行われているレファレンスサービスの改善例と
ことが必要である。特に、時々の行政課題に図書館がど
して、
「本の案内」等の専用デスクを入口付近に設けて
う役に立つのかを検討し、地方公共団体の行政部局に対
気軽に質問できるようにし、わかりやすい表現やサイン
して図書館側から積極的に提案していくことが求められ
を用いるなどの取組がある。また、レファレンスサービ
る。「行政にも役立つ図書館」としてアピールすること
スがどう実生活に役立つかが分かりにくいため、行政支
により、図書館政策が自治体行政の基本的な政策体系に
援、学校教育支援、ビジネス支援等のサービスの中でレ
位置づけられるよう、努力していく必要がある。
ファレンスサービスを実施し、利用を促進することも考
こういった取組の実績をもとに、例えば、
「困ったと
えられる。
きには図書館へ」
、
「分からなければ司書に訊け」という
また、図書館に来館しにくい人や勤務時間後に図書館
ようなキャッチフレーズを広めて、それが住民や地方公
の利用を望む人のために、電話、ファックス、電子メー
共団体関係者の意識に浮かぶように、また、
「役に立つ
ルでレファレンス質問を受け付け、学校、行政部局、市
図書館」として認知してもらうよう努めていく必要があ
民団体、商工団体等の組織に対して広報することも必要
る。
(2)レファレンスサービスの充実と利用促進
である。
レファレンスサービスを効率的に行うには、インター
利用者が、求めている資料を的確に探し出し、あるい
ネット上で公開されている図書、雑誌記事や新聞記事等
は短時間で調査の回答を得るためには、レファレンス
のデータベースのほか、各種の機関や団体が公開してい
サービスの活用が不可欠である。特に調査研究において
る情報源の活用が不可欠である。利用者が文献を調べた
は、レファレンスサービスを通じた雑誌記事や新聞記事
り調査を進めたりできるようにするための手引き(パス
の検索と提供が必要である。
ファインダー)を作成し、講習会を開催することも必要
しかしながら、レファレンスサービスを図書館が提供
である。
していることはあまり知られていない。
その原因として、 (3)課題解決支援機能の充実
レファレンスサービスの提供体制が不十分な図書館が多
これからの図書館には、住民の読書を支援するだけで
いことが考えられる。全国の公立図書館のうちの中心館
なく、地域の課題解決に向けた取組に必要な資料や情報
でも,独立した専用カウンターを設置している図書館が
を提供し、住民が日常生活をおくる上での問題解決に必
13 パーセント,貸出カウンター内に窓口を設けている
要な資料や情報を提供するなど、地域や住民の課題解決
図書館が 10 パーセントにとどまっている。市立図書館
を支援する機能の充実が求められる。課題解決支援には、
資料編
87
行政支援、学校教育支援、ビジネス(地場産業)支援、
国やシンガポールでも、データベースや各種ソフトウェ
子育て支援等が考えられる。そのほか、医療・健康、福
アの提供、電子図書の普及等、IT を活用したサービス
祉、法務等に関する情報や地域資料など、地域の実情に
が急速に充実してきている。
応じた情報提供サービスが必要である。
課題解決支援機能を充実させるためには、利用者が直
面する課題や問題を的確に捉え、市販の図書や雑誌だけ
でなく、地域資料や行政資料等も含め、その解決に必要
また、携帯電話も含めた電子メールによるレファレン
スサービス、メールマガジンの配信など、積極的な情報
発信も充実すべきである。
電子情報の活用により、障害者等の図書館への来館が
な資料や情報を広範囲にわたって調査し、確実に収集す
困難な人々にとっても情報を活用できる範囲が広がり、
ることが重要である。サービス面では、基礎的なサービ
自立の促進につながることが期待されるため、そのよう
スとして、貸出、リクエストサービスのほか、レファレ
な観点からも取組を進めるべきである。
ンスサービスの充実が必要である。課題解決支援におい
さらに、今後は、行政機関等が発行する電子情報を整
て特に重要なのは、資料や情報をそのまま提供するだけ
理・保存し、デジタル・アーカイブ機能を志向すること
でなく、利用者が有効活用できるよう分類、目録、排架、
も、図書館の重要な役割になっていくと考えられる。
展示等の組織化に配慮し、付加価値を高める工夫をする
以上のような IT 化の進展に伴い、住民がこれを十分
ことである。具体的には、関連資料の案内図やサインの
活用できるようにするため、利用の案内・支援や、他の
整備、テーマ別資料コーナーや展示コーナーの設置、文
社会教育施設等と連携して情報リテラシーの向上を目指
献探索・調査案内(パスファインダー)やリンク集の作
した講座の充実を図ることも図書館の重要な役割であ
成などがある。関係機関や団体との連携によって講座や
る。(中略)
相談会等も開催できる。これらの活動についてホーム
トピックス:韓国やシンガポールで急速に進むハイブリッ
ト化
ページを用いて情報発信すると効果的である。
また、図書館が持つこうした機能を広く周知し、地域
や住民の課題解決に役立つ機関であることをアピールす
東アジア諸国では、IT を活用した図書館サービスが
急速に発展している。
ることも重要である。受け身で利用者の来館を待ってい
韓国では、国立中央図書館、国会図書館、韓国科学技
るだけでなく、積極的に情報発信を行う必要がある。こ
術院、韓国科学技術情報院等 8 つの機関が参加し、70
れらの課題解決支援を効果的に実施するには、地域の関
の多様なデータベースを共同利用し、統合検索ができる
係機関や団体との連携・協力が不可欠である。
(中略)
「国家電子図書館」(※国際電子図書館ホームページへリ
(4)紙媒体と電子媒体の組合せによるハイブリッド図書館
の整備
ンク)が構築されている。
このうち国立中央図書館では、学術書等の原文データ
情報化の進展に伴い、電子媒体の利用を進め、印刷媒
ベースを作成・提供し、各公立図書館の端末を通じて無
体とインターネット等による電子媒体を組み合わせて利
料で閲覧・プリントアウトできる。これは、国立中央図
用できる図書館(ハイブリッド図書館)を目指すことが
書館が出版団体と交渉したことにより実現したもので、
緊急の課題となっている。図書館をハイブリッド化する
出版後 5 年以上経過した著作物は、国立中央図書館で無
ことにより、レファレンスサービスや課題解決支援機能
料で電子化できることとされた。一方、出版後 5 年以
の充実を図ることができる。また、
小規模な図書館でも、
内の著作物については、著作権を一元的に管理している
国立国会図書館が提供するデータベースや、国・都道府
「複写電送権管理センター」に所定の金額を支払うこと
県レベルの総合目録データベースや横断検索システム等
により電子化やプリントアウトを行うことができる。ま
を活用することにより、
豊富な情報の提供が可能となる。
た、韓国教育学術情報院(KERIS)では、学術雑誌の
図書館は、業務をオンライン化し、インターネット端
電子化や修士以上の学位論文のウェブ上での全文公開等
末を設置し、データベースを含むインターネット上の情
を行っている。この他、各公立図書館でも、各種の地域
報を活用するとともに、ホームページを開設し、まず図
資料について原文データベースや地域に関する新聞・雑
書館の利用案内やお知らせ、
所蔵目録(Web - OPAC(注
4))、リンク集などを整備する。さらに、文献探索・調
誌記事索引データベース等を作成・提供している。
公立図書館によっては「デジタルライブラリー」が設
査案内(パスファインダー)
、レファレンス回答データ
置され、インターネットサービスのための端末が複数台
ベース、地域資料索引、関係団体・機関リスト等の独自
(10 台~ 100 台程度)用意されている。デジタルライブ
のコンテンツを作成するなど、
館の実状に応じて計画的・
ラリーでは、インターネット利用のほか、上記の多様な
段階的にホームページを充実することによって、多様な
データベースや e ラーニングのコンテンツ等の閲覧がで
情報源への入口としての「地域のポータルサイト(注 5)」
きる。また、利用者は自宅からインターネットを通じて
を目指す必要がある。
閲覧席を予約することができるほか、外国語自動翻訳、
先進国の図書館では、図書館のインターネット端末か
ら各種データベースを活用できるほか、利用者が自宅や
職場のコンピュータから図書館へアクセスして、利用許
諾を得ているデータベースを利用することができる。韓
朗読、電子音声情報などのソフトウェアも使用すること
ができる。
こうしたハイブリッド化に対応するため、図書館職員
の研修も奨励されており、研修に応じてポイント(点数)
88 資料編
を取得し、それが職場での昇進や昇給に反映される仕組
る能力)は、世界第 14 位で、前回(2000 年)順位 8 位
みが用意されている。大学院に入学して、高度な知識を
から大きく低下し、点数は OECD 平均程度まで低下し
身につけようとする職員も多いようだ。
ている。
また、シンガポールでは、商用データベースを含めた
読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表
各種のデータベース(約 80 種)を国立図書館が一括で
現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く
ライセンス契約しており、利用者は、国内の各公立図書
生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないもの
館の端末で、格安の使用料(1 分 3 セント(平成 18 年
である。また、読書を通じて、読む力及び書く力並びに
2 月現在)
)で閲覧できる。しかしながら、インターネッ
これらの力を基礎とする言語に関する能力を涵養するこ
トで情報が得られるからといって図書館利用者が減少す
とができる。未来を担う子ども達がこういった力を身に
ることはなく、館内は、図書館資料を閲覧するとともに、
つけることは、我が国の継続的な発展のために大変重要
パソコンにも向かう利用者で賑わっている。
である。
なお、シンガポール国立図書館庁(National Library
Board)では、近未来の図書館像を描いた Library 2010
(※シンガポール国立図書館庁ホームページへリンク)
をまとめ、図書館振興を図っている。
(中略)
(5)多様な資料の提供
文部科学省が実施した調査によれば、子どもの読書活
動について、保護者が子どもに「家に本をたくさん置く」
「図書館へ連れて行く」等の支援をしている場合、それ
らの支援をしていない場合と比較して、本を読むことが
好きと回答した児童・生徒の割合が 5 パーセント以上高
これまでの図書館は、図書の提供が中心であったが、
くなっている。また、子どもの読書活動を推進するため
今後は、図書だけでなく、雑誌記事や新聞記事も重視す
に必要なこととして、地域では「公共図書館における児
ることが必要である。また、地域資料や、地域の機関や
童コーナーの設置や児童書の充実」
、家庭では「本のこ
団体が発行しているパンフレットやちらしを提供するこ
とについて話をする」、「図書館へ連れて行く」等が多く
とも、地域の課題解決や地域文化の保存の観点から重要
となってくる。
雑誌に掲載される記事や論文の特徴として、その時々
あげられた。
なお、前述の「生徒の学習到達度調査」で読解力が第
1 位のフィンランドでは、読書を積極的に推進しており、
に関心の高いテーマを取り上げている、記事の件数や著
人口当たりの図書館数が多く、図書館利用率が非常に高
者の数が多い、単行本に収録されない情報が多い、詳細
いと言われている。
な主題検索が可能である、バックナンバーは書店では入
青少年に対しては、これまでヤングアダルトサービス
手しにくい等があり、調査研究や課題解決支援に不可欠
が行われてきたが、このサービスを普及させるとともに、
である。
不登校などの問題を抱えた青少年に対しても、地域全体
地域資料には、活字資料以外にも写真、8 ミリ・16
の取組の中で図書館として必要な支援を行っていく必要
ミリ映画、ビデオ、DVD 等の映像資料や音声資料等が
がある。読書離れが進む中学生や高校生への対応として、
あり、地域の様子や生活の姿を具体的に記録することが
図書館で本に関する案内や助言が行われることが望まし
できる。しかし、これまで組織的、系統的に保存されて
い。また、読書会の開催など本をめぐる意見交換の場を
いなかったため、歴史博物館や郷土資料館等と連携しつ
提供することも効果的である。
つ、図書館でも系統的に収集する必要がある。また、郷
児童・青少年サービスを効果のあるものとするために
土史、地域文化など地域に関する資料を作成し、出版す
は、PTA や子ども会、児童会等子どもの読書活動を推
る役割を担っていくことも必要である。さらに、これら
進する団体・グループやボランティアとの連携が必要で
の地域資料を電子化して保存し、デジタル・アーカイブ
あり、図書館では、それらを対象とした研修会を実施す
機能の一環として広範囲に利用できるよう情報発信する
ることも必要である。(中略)
ことも重要である。
講座やセミナー等は、最新の文献を紹介・解説すると
ともに、まだ資料になっていない最新の知識を提供し、
参加者が抱えている問題への回答を直接行える点で情報
提供の一環としてとらえることができる。
(中略)
(6)児童・青少年サービスの充実
(7)他の図書館や関係機関との連携・協力
①図書館間の連携・協力
図書館は互に連携協力することによって、図書館サー
ビスを拡大・発展させ、運営の効率を向上させることが
できるため、連携・協力をさらに拡大するべきである。
現在、都道府県立図書館による域内市町村立図書館へ
子どもの読書離れを防ぎ、子どもの読書を盛んにする
の支援は、すべての都道府県で実施されているが、近隣
ため、学校との連携を図りつつ、図書館の児童サービス
の市町村間においても連携・協力の仕組みを構築してい
を充実することが必要である。
くことが望ましい。都道府県立図書館を中心とする図書
平成 15 年(2003 年)7 月に OECD(経済協力開発機
館資料の横断検索システムは、現在、全公立図書館の約
構)が実施した PISA 調査(生徒の学習到達度調査)に
3 割でしか整備されていない。また、相互貸借が行われ
よれば、
我が国の 15 歳児の読解力
(自らの目標を達成し、
ていても、利用者が入手できるまでに 1 ~ 2 週間かか
自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加す
る場合もある。これを実効的かつ魅力あるサービスとす
るために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考す
るためには、できる限り短期間で利用者に届けることが
資料編
89
必要である。今後、横断検索システムの整備を進めると
増加するなど、相互に大きな効果が得られる。さらには、
ともに、きめ細かな資料搬送サービスと組み合わせるこ
そこから人的ネットワークの形成による情報提供の広が
とにより、都道府県内の図書館の資料を十二分に活用し
りが可能になる。
て、市町村立図書館等への支援や相互貸借を通じた全域
サービスを展開していくことが重要である。
また、大学図書館や専門図書館と協力し、住民が、公
これらの取組によって、行政部局に対し、図書館の機
能の理解促進を図り、図書館が役立つ施設であることを
認知してもらうよう働きかけることができる。
(中略)
立図書館のレファレンスサービスを通じて、大学図書館
(8)学校との連携・協力 (省略)
等の持つ専門的資料を利用できるようにしたり、専門的
(9)著作権制度の理解と配慮 (省略)
な質問に対するレファレンスサービスを受けられるよう
にすることや、大学図書館等において公立図書館が持つ
3.これからの図書館経営に必要な視点
一般書や初級の専門書等の資料を利用できるようにする
(1)図書館の持つ資源の見直しと再配分
など、相互にサービスを利用できる仕組みを整備するこ
とも必要である。
「2.これからの図書館サービスに求められる新たな視
点」で提案してきたサービスは、いずれも図書館として
こういった取組を進めるためには、図書館間のネット
本来実施すべきサービスである。今後は、従来行われて
ワーク形成、運営の経費負担の在り方等、持続可能な仕
きたサービスを続けつつ、それと同時に、これまで不十
組みについて検討を行い、コンソーシアム(注 6)の設
分であったレファレンスサービス、課題解決・調査研究
置や協力協定などの工夫を行うことが必要である。
の援助、時事情報の提供、専門的資料の提供、勤労者へ
また、これらの図書館との連携・協力を進める上で、
のサービス等を充実させるべきである。
国立情報学研究所が提供する NACSIS-CAT(注 7)や
これらを実現するためには、図書館の経営方針や、資
NACSIS-ILL(注 8)
、国立国会図書館の総合目録ネッ
源配分の優先順位と比率の見直しが必要である。小規模
トワーク(注 9)やレファレンス協同データベース事業
な図書館であっても、適切な資源配分を行うことにより、
(注 10)を活用することも効果的である。
(中略)
②行政部局、各種団体・機関との連携・協力
充実したサービスを提供できている例もある。
資源配分のための枠組みとしては、図書館法第 2 条で
図書館は、地方公共団体の様々な行政部局と連携し、
規定されている「教養、調査研究、レクリエーション」
行政を支援していくことにより、行政事務や政策立案の
といった目的による枠組みや、
「貸出・リクエスト、
レファ
効率化を図ることができる。具体的には、行政事務や政
レンス・情報発信」といったサービスの方法による枠組
策立案に必要な資料を積極的に収集し、レファレンス質
みが考えられる。これらの枠組みの間でバランスのとれ
問に回答し、求められた資料を検索して提供すること
た適切な計画を立て、着実に実行することが必要である。
ができる。積極的な情報サービスとして、地域や地方
閲覧サービス、貸出サービス、リクエストサービスは、
自治に関する新聞記事のリスト、関係雑誌の目次をまと
最も基礎的なサービスである。これらのサービスが未だ
めた冊子、関連資料リストを提供することができる。地
不十分な図書館もあることから、利用者が求める資料を
方公共団体の庁舎内に図書室を設置し、図書館と協力し
確実に探索・提供することを重視し、本の案内やレファ
て、各部局が共通して利用する専門書や雑誌、有料デー
レンスサービス等の充実を図ることによって、その充実
タベース等を図書館で収集・提供し、司書が必要な情報
を検索して提供する試みも行われている。各部局が購入
を図ることが重要である。
(2)図書館長の役割
した雑誌のバックナンバーを図書館が一括管理すること
図書館を社会環境の変化に合わせて改革するために
もできる。図書館が必要な時に資料を貸し出すので、行
は、図書館の改革をリードし、図書館経営の中心を担う
政部局は資料を重複して購入する必要がなくなり、コス
図書館長の役割が重要であり、今後ますますその重要性
ト削減にも効果がある。その他、行政機関や公的施設、
が高まると考えられる。
NPO、まちづくり団体、ボランティア等が、その取組
図書館長は、社会や地域の中で図書館が持つ意義や果
や活動を広報するために作成・配付するちらしを積極的
たすべき役割を十分認識し、その実現に向けて職員を統
に収集・配付して、地域における様々な活動の周知と促
括し、迅速な意思決定を行うことが必要である。
進を図ることができる。行政機関が地域課題に関するイ
特に、地方公共団体の首長・行政部局や議会に対して、
ベントを行う際にも、関連資料の展示や資料リストの配
図書館の役割や意義を理解してもらうよう積極的に働き
付を行うことができる。これにより、住民の地域課題に
かけを行うことが必要である。また、図書館職員に対し
関する理解が促進される。
ては、社会のニーズや行政の施策を理解させることに
この他、図書館は、行政部局や各種団体・機関と連携
して講座や相談会等を開催することによって、講座等の
よって、それらと図書館サービスの関わりを見出し、結
びつけることができるよう配慮すべきである。
主題に関する資料を展示したり、資料や情報のリストを
教育委員会は、図書館長がこれらの役割を果たすため、
作成・配付して紹介することができる。団体・機関にとっ
実質的に図書館長としての業務を行える勤務体制と権限
ては、図書館の集客力や資料や情報を活用でき、図書館
を確保し、同時に図書館経営について継続的に研修を受
にとっては、情報提供機能のアピールができ、来館者が
けられるように配慮する必要がある。
90 資料編
(3)利用者の視点に立った経営方針の策定
図書館の経営にあたっては、開館時間の延長や来館が
困難な人への対応、利用条件の緩和、利用者の声を運営
に反映させる仕組みづくりなど、利用者の視点に立った
経営方針の策定や、
サービス内容の見直しが必要である。
図書館サービスの評価は、地方公共団体が行う政策評
価の一環として位置づけられるようになってきている。
図書館サービスの必要性、有効性、効率性等の観点から
評価を行い、住民に公表していくことが求められている。
評価に当たっては、図書館では多様なサービスが展開
また、障害者サービス、高齢者サービス、多文化サー
されてきていることを踏まえ、これまでの貸出冊数を中
ビスへの取組を引き続き強化していく必要がある。これ
心とした評価の在り方を現在の社会のニーズに応じて見
らのサービスは、図書館によって実施状況の格差が大き
直し、多様なサービスに対応した評価の在り方を考える
く、実施している場合でも、職員全体の理解が不十分な
必要がある。また、評価指標には、どれだけの資料やサー
場合もある。このため、各図書館で具体的なサービスの
ビス等を提供したか(アウトプット)だけでなく、サー
指針を作成し、確実に実現することが必要である。
ビス等を提供した結果として地域や住民に対して実際ど
これらの取組を効果的に行うためには、他の部局とも
連携し、地域全体として検討・推進していく必要がある。
(4)効率的な運営方法
運営コストの削減や司書の業務の生産性の向上など、
のような成果がもたらされたか(アウトカム)を表す指
標が必要である。さらに、設置者と住民、図書館と連携
協力する諸機関の三者の視点からの評価が必要である。
具体的な評価指標の例としては、従来から用いられて
運営の効率化を図るためには、職員の適正な配置、機械
いる貸出冊数や利用者数に加え、レファレンスサービス
化による省力化、他機関との連携などの方法がある。
件数、ホームページアクセス数、集会・行事講座等の開
職員を、資格、勤務経験、教育・研修歴、能力等に応
催状況及び参加状況、利用者の満足度(各種図書館資料、
じて適切な業務に配置することによって、業務の効率性
各種サービス、利用環境等)等がある。また、あわせて
を高めることが必要である。
本報告書参考資料「3.図書館サービスの指標の例、及
そのためには、司書の担う専門的業務の範囲を定め、
び人口段階別の上位の数値」に掲げる指標及び数値も、
それらの業務にどれだけの時間と労力を割くべきかを明
その参考になると思われる。これらを自館(地方公共団
確にすることが必要である。司書の専門的業務は、専門
体)において時系列で分析したり、他の類似の図書館(地
的知識と一定の経験年数を必要とするものであり、具体
方公共団体)と比較したりすることで、自館の実績を相
的には、地域社会のニーズの把握、地方公共団体の施策
対的に評価することができる。
の把握、図書館運営の企画立案、サービス計画の作成、
評価は実施するだけでなく、その結果を確実に業務の
地域の組織・団体との連携協力、地域の課題や要求に応
改善に結びつけていくことが重要である。評価結果を踏
える資料の収集とコレクションの構築、レファレンス
まえて業務の改善方針や計画を策定し、図書館協議会の
サービスと情報提供サービス、貸出サービスの管理、リ
協力を得つつ定期的に見直すことが必要である。
(中略)
クエストサービス、利用者別サービス(児童・青少年、 (6)継続的な予算の獲得 (省略)
行政・学校教育・ビジネス・子育て支援、障害者、高齢
者、多文化の各サービス等)の計画の作成と実施、図書
館の経営・管理などが挙げられる。
この他にも、個々の職員の能力を生かしつつ、利用者
(7)広報
図書館の活動や事業、イベント等を広報する主な媒体
は、地方公共団体の広報誌である。住民及び行政関係者
を対象に、図書館の多様な機能を紹介することが必要で
のニーズの変化や新しいサービスに迅速に対応できるよ
ある。また、広報誌以外に、学校、市役所、社会教育施設、
う、チーム、グループ制などの柔軟性のある組織の導入
商工団体、市民団体等の組織・団体に対して個別に広報
についても検討が望まれる。
することが重要である。組織・団体と協力し、その構成
また、BDS(注 11)
、自動貸出機、IC タグの導入など、
員に対して広報を行うことは、費用がかからず、多くの
省力化と経費節減につながる機械化を進めたり、業務の
人々にアピールする上で効率的であるだけでなく、連携
内容に応じて業務委託を進めることも考えられる。
のきっかけにもなる。また、ホームページによる広報は、
他の図書館、行政部局、学校、各種団体・組織との連
最新の情報をその都度提供できる、十分な量の情報を提
携・協力も効率的な運営方法の一つである。他との連携
供できる、日頃の地道な成果を広報できる、人々の目に
に際しては、まず、図書館が持つ資産を洗い出し、十分
触れる機会が増える点で効果的である。
認識することが必要である。図書館が持つ資産には、あ
広報は、対象を絞って実施することが重要である。個
らゆる主題・分野にわたる資料、資料や情報の検索シス
人(成人、子ども等)
、民間団体、行政関係者、地域の
テム、司書を含む職員、閲覧席や集会室などのスペース、
報道機関等の対象に応じて、どのようなことに関心や興
立地条件、土・日曜や夜間等にわたる開館日・時間、地
味を持つのかを検討し、媒体や手法、重点的に広報する
域における認知度、幼児から高齢者までの全ての人々へ
点等を工夫することが必要である。
の公開など、これまで蓄積・拡大してきた様々な資産が
とりわけ地方新聞社やテレビ局などの報道機関を通じ
ある。これらは、連携先にとっても貴重な資産と成り得
た広報は、事業、イベントなどを広報する上で大変効果
るものである。
的であり、積極的に活用すべきである。日頃から図書館
(5)図書館サービスの評価
活動を紹介し、イベントや話題になる出来事について案
資料編
内するとともに、わかりやすく簡潔で記事を書きやすい
広報資料を作成して配付することが必要である。
91
書を養成する必要がある。
アメリカでは、法律分野では修士以上の資格を持つ図
また、遠隔地の住民や、様々な理由によりこれまで図
書館職員など専門性の高い職員の養成を組織的に行って
書館を利用していなかった人に対しても遠隔地サービス
いる。日本の現状を考慮すると、専門的な司書を養成す
等を積極的に広報するなど、図書館職員は、これまでの
るには時間がかかるため、現職の図書館司書のスキル
「待ち」の姿勢から意識を転換し、新たな利用者を開拓
アップを図ることが考えられる。また、他分野で専門的
するために図書館側から積極的に働きかけを行うことが
な知識を持つ人(企業関係者、法曹関係者、医療関係者
必要である。
等の専門家)との協力により、サービスを実施すること
(8)危機管理 (省略)
(9)図書館職員の資質向上と教育・研修
①図書館職員の資質向上
も考えられる。
(10)市町村合併を踏まえた図書館経営 (省略)
(11)管理運営形態の考え方
社会の変化に対応して図書館を改革するには、図書館
図書館の管理運営形態については、地方公共団体が直
職員が意識を改革し、自身が持っている図書館の古いイ
接運営するほか、平成 15 年 9 月に導入された指定管理
メージを払拭するとともに、図書館が住民の学習や地域
者制度により、民間事業者を含めた法人その他の団体に
課題の解決に貢献できる力を持っていることをアピール
する能力を身につけることが必要である。
そのためには、
よる管理運営が可能となっている。
この中で、近時、図書館の管理運営に指定管理者制度
司書の養成課程や研修において、地域社会の課題やそれ
を導入する地方公共団体も一部で見られるところとなっ
に対する行政施策・手法、地域の情報要求の内容、図書
ている。その際、指定管理者が担う業務の範囲、期間、
館サービスの内容と可能性を学び、情報技術や経営能力
体制等は、それぞれの地域の実情に応じて異なっている。
を身につけ、さらに、コスト意識や将来のビジョンを持
他方、図書館の管理運営に指定管理者制度を導入しない
つことなどが必要である。
②図書館職員の研修、リカレント教育 (省略)
ことを決定した地方公共団体もある。
図書館の管理運営形態を検討する際には、具体的な評
③司書の養成
価基準を作成する必要がある。その内容としては、図書
司書の養成課程では、実践的かつ専門的な知識・能力
館の設置目的に照らして、図書館サービスの目標や達成
を身に付けるとともに、地域社会の課題やニーズを把握
度をどう設定するか、どのような内容・計画で実施する
する能力、情報技術、図書館経営能力など、改革の進ん
か、どのような方法によってサービスの質と量を確保し
だ図書館で必要となる能力を身に付けるための教育を行
水準の維持を図るか、どのようにして資料の計画的・長
うことが必要である。
期的な収集を行うか、運営コストの効率性や運営の中立
司書を目指す人々の中には、旧来の図書館のイメージ
性・公共性をどう確保するか、関係機関等との連携・支
に魅かれている人や貸出・リクエストサービスだけを重
援の体制をどう確保するか、住民や地域からの情報収集・
要視している人も少なくない。新しい図書館に対する展
提供体制をどう整備するか、運営における責任の所在は
望を持ち、現状を積極的に改革できる人材が司書となる
明確かどうか、専門的な職員をどう確保するかのほか、
ことが必要であるため、養成段階から、新しい図書館の
専門的な知識・技術を継続的に蓄積するための取組、職
在り方を理解できるようにすることが重要である。司書
員の研修及び計画的な人材育成の実施、設置者と住民に
資格の修得科目の改正から既に 10 年が経過しており、
よる点検・評価の実施方法などが考えられる。これらに
社会の変化に対応して、科目の見直しの検討を行うこと
ついて十分に比較検討し、どのような管理運営形態が、
も必要であると考えられる。
当該地域の実情に照らして、当該図書館の設置目的を最
また、司書資格については、司書資格の修得科目改正
の際に、従来の科目で資格を取得した司書の再教育を行
も効果的に達成することができるかを十分検討した上
で、各地方公共団体が自ら判断するべきである。
うこともあわせて検討する必要がある。また、一定期間
(注 11)磁気を利用した図書館用貸出手続き確認装置。貸
ごとに何らかの教育・研修を行って資格を更新する更新
出手続きをせずに資料を持ち出そうとすると、センサー
制度の検討も必要である。
が反応して警報が鳴ったり、ゲートのバーが閉じたりす
④専門主題情報担当者の教育
今後、医療、法律などに関する情報提供サービスを行
うために、各分野の情報について高度な教育を受けた司
る。(Book Detection System の略)
4.国、都道府県の役割 (省略)
この印刷物は、700 部印刷しており、その経費として、業者委託
による製本経費を含め 1 部当たり 630 円(税込)がかかっています。
ただし、編集時の職員人件費や配送費等は含んでいません。
しんじゅくの図書館 2009
印刷物登録番号
2009-10-5519
平成 21 年 9 月発行
編集・発行
新 宿区立中央図書館
東京都新宿区下落合 1-9-8
電話(03)3364-1421
印 刷
株式会社 信英堂
電話(03)3357-6711
本誌は、地球環境保全推進のため、
再生紙を使用しています。
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