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諫早市の明日を語る ∼ローカルマニフェスト型公開討論会∼ ローカル

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諫早市の明日を語る ∼ローカルマニフェスト型公開討論会∼ ローカル
諫早市の明日を語る ∼ローカルマニフェスト型公開討論会∼ ローカルマニフェスト
氏名
奥田 なおふみ
㊞
基本理念(諫早市政の現状認識と目指すべき諫早市のビジョン)
(現状認識)
何か「特徴」があれば、人が集まりやすい好立地の県央に位置しているのが諫早市です。しかし、その「特徴」を探す一歩を踏み出せず
にこれまでに至りました。
農業を中心とした田園都市であり、風光明媚な環境が特徴でしたが、時代の流れと共に、市民が求める理想的な街からかけ離れていった
感があります。
特に、「衣食住」の部分で他市に遅れをとっており、せっかくベッドタウンとして機能しているにも関わらず、多くの市民の皆様が近隣他
市へ「楽しみ」を求めて出て行っている傾向があります。
同時に、合併後の中心部と郡部の不平等感を市民が感じ、そこに地元経済の閉塞感が重なり、市民感情に暗い影をおとしております。
(ビジョン)
「人が集まる、楽しみと笑顔にあふれる街」これが、4年後の諫早市が目指すべき姿であります。
真の街づくりとは、市民の皆様がこの諫早市を「終の住み家」と位置付けて頂くようになることではないでしょうか。その為には、3つの
満足が融合していなければなりません。企業の経営哲学が示す如く、顧客(市民)、社員(市の職員)、企業(諫早市)の満足が揃ってこそ、
街が発展するものと考えます。
まず、企業(諫早市)と社員(市の職員)が、自らを律し、真剣に仕事に取り組み、顧客(市民)の皆様が衣・食・住に対して御満足す
る姿が実現する様、努力する姿勢をお見せする。そして、その姿を市民の皆様が見て、「自分達も街の為になにかやろう。」と思い行動して
頂く。この相互作用があってはじめて、「人が集まる、楽しみと笑顔にあふれる街」が実現されるのです。
すぐに行う重要施策(優先順位高い順に3つ)
財政と運営経費節減の分析
諫早市の財務内容の弱点は、行政の中に入ってみなければ分かりません。
特に、運営経費の削減(ムダ遣いを無くす)に重点を置き、運営に効率的な財務体質の構築をいたします。そして、これに政策実行に必要
な予算を換算した上で、諫早市の新しい「市政方針」を、視覚的手法を用いるなど、小学生から御年配の方まで幅広い年齢層の市民の皆様
に御理解いただける形でお示し致します。
人が集まる街の創造にとりかかります
新生諫早市の特徴の一つとして、「人が集まる、楽しみと笑顔にあふれる街」を目指します。大型商業施設誘致や諫早市独自のイベントの
充実を起爆剤に、県央という立地条件を活かして、市外県外から人が集まる街をつくります。
諫早市内の私学が保有するスクールバスを、コミュニティバスとして利用します
市民の皆様、特に車を運転されない御年配の方々から、病院と病院を結ぶような循環バスが欲しいとの声をお聞きします。
諫早市内の私立学校に協力してもらい、昼間に使われていないスクールバスを利用し、この御要望にお答え致します。
100 円でどこまでもける「100 円バス」としますが、65 歳以上の方は無料と致します。
4 年間で行う重要施策(優先順位高い順に3つ)
「教育立市いさはや」の実現
街づくりの基礎は人づくりです。将来、立派に諫早市を支えてくれる次世代の育成に力を注ぎます。行政が、各学校の特徴・弱点を精
査し、教育効果が上がる予算付けを行います。
学習の基本は、基礎学力が重要です。「諫早の公立小学校・中学校にまかせておけば基礎学力は大丈夫!」と言って頂ける様、子供た
ちの教育に力を注ぎます。特に、特別支援授業に力を入れる為、専門の教員を必要と感じている学校には、市と教育委員会で採用し
た教員を派遣します。
子供たちが毎日通う学校までの道のり(学校周辺)を、楽しく、快適に、安全に通える空間を作り出します。
今、場所によって非常に交通量が多いにも関わらず、歩道もなしの状態を歩いている子供たちがいます。
せっかく毎日通る学校までの道のりです。少しでも安全に、楽しく歩くことができるよう整備いたします。
これは、地域の景観を整える意味においても効果があります。
第一産業(農業・漁業)の推進と第二次産業(加工・販売)への発展に努めます
諫早市の中心的産業は第一次産業です。諫早市でとれた産品を、行政も強力に市外・県外へセールスし、市産品のブランド力を増して
いきます。
また、地元で取れた市産品が、更にお菓子や缶詰め等の加工品につながる、名物として販売されるというレベルに発展する様、市と
して補助等で最大限のバックアップを致します。第二次産業にまで発展するということは、雇用促進にもつながります。新たなアイ
デアで加工工場を作りたい、「道の駅」のような直売所を作りたいという声には、市から補助を出すことで協力いたします。
他の自治体首長との連携強化
今、全国には若い市長が次々と誕生しております。全国最年少、三重県松阪市(33 歳)を皮切りに、大阪府箕面市(34 歳)、熊本県
南天草市(37 歳)、佐賀県武雄市(39 歳)と、若い力、若い発想でそれぞれの街を活性化されておられます。
こういった若い市長さん達やベテランの市長さん達との協力体制を作り、街づくり、人・物の流通、地元産品の全国へのアピールを
協力してできるよう関係を強化して参ります。
<個別テーマ>
1. 行財政改革の具体策を優先順に3つ挙げてください。
①内容
手段
②内容
手段
③内容
手段
「包括外部監査」や「エコアクション」
を利用した行政改革を行います。
4 年間
期限
ムダ使いをなくすために、そして、最少の費用で最大の効果が表れるよう、包括外部監査導入を議会決定し、利用した監査を受け、
運営の合理化に努めます。行政としては珍しい、エコアクションの利用により、行政職員に企業人として「社会貢献をする意識」
を持ってもらい、市民の皆様に御満足頂ける行政サービスを実現致します。
特殊勤務手当(危険現場手当など)については、一般常識的に考え、廃止を検討いたします。
合併特例債の使途は慎重に行います。
4 年間
期限
②内容
手段
③内容
手段
数値目標
なし
合併特例債は、借金です。現在、509 億円の上限に対し、諫早市は約 250 億円を使っています。この内、3 割は諫早市の借金とし
て覆い被さってきます。国の制度変更により、自治体決算は連結決算となり、所属する公営団体(土地開発公社等)の負債が諫早
市の財政に重くのしかかり、さらに財務状況が悪くなる事が予想されます。
合併特例債は、使い方をよくよく精査し、本当の意味で市民の皆様に満足頂ける使い方を致します。
市役所職員の給与・賞与の下2ケタを
寄付してもらい、各種基金に充当致し
ます。
4 年間
期限
年間 100 万円
数値目標
これから福祉予算が増える事が予想される中、財源の確保に動き出さなければなりません。
まずは、市の職員の給与・賞与の下 2 ケタ(10 円単位)を寄付してもらい、各種基金に充当させて頂きます。
微々たる金額かもしれませんが、チリもつもれば山となります。同時に、上記にある「社会貢献をする意識」を市職員に更に強く
持ってもらう事にも役立てることができる政策です。
将来的には、諫早市にある民間企業の協力を頂くまでに普及させたいと思っております。
2. 諫早市経済活性化の具体策を優先順に3つ挙げてください。
市街化調整区域を外す努力を積
①内容 極的に行います
期限
4 年間
手段
数値目標
事業費
なし
財源
調整区域:30%減
人口:1,000 人増
今の現状では、諫早市の多くの土地に調整区域としての網がかかっており、諫早市に家を建てようにも建てる場所が無く、建て
たとしても高価になってしまいます。家が一軒建つ事で、大工さん、庭師さん、冊子屋さん等、多くの方々の仕事が増えます。家
が建てやすい環境を作り、地元経済活性化に寄与します。
また、企業や店舗の誘致も困難にしており、政策のコンセプトである「人が集まる、楽しみと笑顔のある街」の実現が成り立た
ない状況にあります。地元企業に仕事を増やし、経済活性化につなげる為にも、調整区域を外す努力を徹底して行います。4 年間で
調整区域 30%減を目指します。
この政策により、経済活性化の観点から、諫早市に多く存在する活用されていない土地を有効活用し、家や企業・店舗を増やし、
人口流出に歯止めをかけ、活気ある諫早市が作り出せます。目標として、4 年間に人口 1,000 人増を目指します。
コンベンション型
(イベント・研究会・発表会)で人
が集まる街を作ります。
期限
4 年間
事業費
なし
財源
なし
サッカーチームの V ファーレンを諫早市として積極的に応援する。全国大会規模のイベント・発表会等を諫早市で定期的に行う
等、諫早市に多くの人達が集まる仕掛けをして参ります。
一例として、市の条例で V ファーレン・ウィークを定め、キャンペーン期間中は、市の職員もユニフォーム姿で業務にあたり、様々
な形でバックアップを致します。J2、J1 と昇格するにあたり、その経済効果は莫大なものとなり、また、こういった機会を増やす
事で、地元産品のアピールを多くの人達にし、ブランド力強化に役立てて参ります。
大型商業施設や地元スーパーと
の連携で農業・漁業の安定収入に
寄与します。
期限
4 年間
事業費
なし
財源
なし
大型商業施設や地元スーパーとの協力体制を組み、一括買い(形が悪く売れない商品も含めて買い取る方法)により、農家・漁
師の皆さんの安定的収入をバックアップします。
現在、諫早市民の多くの方が市外で買い物をされておられます。この手法を実現する事で、諫早の消費者に地元で買い物をして
頂き、諫早市内でお金の循環が生れるしくみを作り出します。
3. 上記2つ以外の重要課題を具体的に3つ挙げてください。
①内容
手段
②内容
手段
③内容
手段
旧 5 町の活性化
期限
4 年間
事業費
未
財源
文化振興事業費
補助金
旧 5 町(多良見・森山・飯盛・高来・小長井)地区にお住まいの方々も大事な諫早市民です。
各地域の特徴を活かし、その隅々まで伝わる文化・伝統・祭りを教育的観点、文化振興の立場から、行政も皆様の活動をバックア
ップいたします。
新幹線着工を最大限に利用しま
期限
4 年間
事業費
なし
財源
なし
す
今のままの諫早市では、ストロー現象(人が他市へとられる)が起き、ますます地元経済が悪い状態になってしまいます。魅力
ある街づくり実現に努力し、新幹線で多くの人達が諫早に降りていただくようにします。
駅前商店街の復興を支えるために、地元のお土産品や地元名産をお買い求め頂く空間を作ります。また、国や県の出先機関も商
店街内に入ってもらい、官民を通じて外からの玄関口としての機能を持つ諫早の顔となるものといたします。
これを機に、駅前商店街を外からのお客様を主体に、中央商店街を地元の方々を主体にと、ターゲットをこれまでより絞った戦
略で商売が成り立つよう、行政もバックアップいたします。
地元ブランドの推進
期限
4 年間
事業費
なし
財源
なし
伊木力のみかん、飯盛のにんじんなど、諫早には全国ブランドと成り得る可能性がある素晴らしい産物があります。一自治体
での全国展開は難しいですが、上記の「他自治体との連携」により、東京を代表とする大きなマーケットへの販売ルートを作り、
地元産物を全国ブランド化いたします。
これを更に、第二次産業(加工業)の発展につなげ、これも全国ブランドへと成長させて参ります。
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