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第13号(2月1日発行
On the way 富 富田 田小 小学 学校 校5 5年 年生 生・ ・学 学年 年だ だよ より り <2012年2月1日・第13号> 先日、大阪国際女子マラソンが行われました。優勝したのは、 右 の 写 真 の重 友 梨 佐 選 手( 天 満屋 )で し た。 2度 目の マ ラソ ン 挑 戦 で の 快挙 、 オ リ ン ピッ ク 出場 もほ ぼ 手中 にし まし た 。フ ル マラソンを3度走った私よりも経験が浅いのに…(笑)。 彼 女 の 優勝 の 裏 で 、 比較 さ れ悔 しい 思 いを した のが 、 下の 写 真の 福士 加代子選手(ワ コール)です。大 きく注目され、マス コミでもしばしば取り上げられていまし た。 4年 前のリベンジと 言うこともあり、 本人もかなり意気込 んでいたようです。しかしながら、30 km 手前 で失速し、4年 前の再現のように なりました。トラッ クの女王も、マラソンでは結果が出せま せん でし た。表題の『願 えば叶う』という 言葉、これは福士選 手が大切にしているものです。昨年、丸 亀ハ ーフ マラソンに参加 するために来県し た際に書いてもらっ たサイン色紙にも記されています。彼女 は、まずこうありたいという「願い」をもって挑戦するそうです。そのためには、 人 一 倍 の 努力 を積 みま す 。し か しな がら 、今 回 のよ うに そ れが 結果 とな っ て表 れ な い こ と もあ りま す。 し かし な がら 、そ の一 歩 を踏 み出 す には 、や はり 「 願い 」 必 要 で す 。失 敗し ても 笑 顔を 絶 やさ ない 彼女 、 その 笑顔 の 陰に は相 当の 思 いが 秘 められているのだと思います。 5年生もあと2ヶ月、「願い」をもってもう一度頑張ってみたいと思います。 ◇◇◇今、頑張っていること◇◇◇ ☆文集「しらさぎ」☆ 文集「しらさぎ」が今年も発行されます。冬休みに書いた作文を、ローマ 字入力に悪戦苦闘しながら、それぞれがコンピューターを使って原稿を打ち 込みました。5年生の思い出の文集、3月の配布まで今しばらくお待ちくだ さい。 ☆学習発表会に向けて☆ 2月3日(金)13:00より、学習発表会が行われます。日程等については既に お 知 ら せ し て お り ま す が 、 5 年 生 は 「し ら さ ぎ 学 習 」( 総 合 的 な 学 習 の 時 間 ) で 学 ん だ バリアフリーについての発表をします。これまで、調べ学習や校外学習による体験をし たり、福祉施設で働く人の話を直接聞いたりして学んできました。その一端を劇を交え てプレゼンテーションを使って発表します。39人で発表しますので、一人あたりの役 割は少ないですが、ぜひ多くの保護者の方々に見に来ていただければと思います。なお、 学習発表会後に学級PTAもございますので、御出席よろしくお願いします。 ☆校内持久走記録会に向けて☆ 2月16日(木)に行われる校内持久走記録会に向けて、朝のジョギング や体育の時間に長い距離を走る練習をしています。続けて頑張ること、努力 する姿勢は高学年にはとても大切なことです。自分に挑戦する、自分の力を 高めることを目標に頑張っています。お時間がございましたら、応援におい でください。 ジョギングを1周する毎にマラソンカードに色を塗って頑張っていますが、100周 走るともらえる「マラソンマスターカード」のイラストを、5年生が描きましたのでそ の一部を紹介します。 ★2月の学習★ 国語 社会 算数 理科 音楽 家庭 図工 体育 古文に親しもう わたしの「とっておきの一枚」 社会を変える情報 環境を守るわたしたち 割合 円と正多角形 もののとけ方 アリラン まつり花 大空がむかえる朝 考えよう、買い物とくらし 版画 サッカー 体力を高める運動 保健「心の健康」 ★子どもが「熱中していること」は、こうほめてあげる★ このクラスの担任をして、10ヶ月が過ぎました。先日、ある女の子に「先生のこ どもってかわいそう」と言われました。「どうして」と聞くと、「いつも怒ってばか りいるから」という返事。確かにそうだったなあと今更ながら反省させられます。 『褒めて育てろ』という言葉をよく耳にします。それはどうすればいいのかと思い 本をめくってみましたので紹介します。 ************************************************************************************ 子どもが自信をもつためには、自分の「得意なもの」をもたせることが大切です。 しかし、親はどうしても子どもの欠点ばかりに目がいってしまいます。もちろん、そ れは少しでもわが子を良くしようとする気持ちの表れなのでしょう。しかし、これで は子どもは、なかなか自分の得意なものを探すことができません。欠点ばかり指摘さ れると、子どもはそこから抜け出せなくなってしまうのです。 子どもの得意なものを見つけてあげるには、その子のいいところを見つけ、それを ほめてあげることです。認められ、ほめられれば、子どもはその長所をどんどん伸ば していきます。長所が伸びていけば、今まで欠点だと思っていたところも気にならな くなり、いつの間にか消えてしまいます。 「いいところ」は、何も学校の成績に限る必要はありません。走るのがクラスのだ れよりも速いとか、車のことなら何でもよく知っているとか、新幹線の列車の発車時 刻と停車駅をすべて覚えているとか、どんなことでもいいのです。子ども自身が、「 このことなら、自分は友だちのだれにも負けない」と思えるものをもつことが大事な のです。それが自信になります。そして、自信をもつと強くなれます。もちろん、友 だちが興味をもっていないことを、ひたすら自慢げにしゃべるのでは困りますが…。 みなさんも、学校の教科や成績に関係ないことであっても、お子さんが熱中してい るものがあったら、それを認めて、ほめてあげてください。一つのことに熱中できる と、それ以外のことにも興味の幅が広がっていきます。そして、自信もつきます。そ うなれば、勉強にも集中できるようになるものです。子どもが勉強以外の何かに熱中 していても、決して「そんなことするより勉強しなさい」とは言わないでください。 (ゲーム等々は別ですが・・・) 『子どもが一週間で変わる・親の「この一言」 波多野ミキ著』より