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地域活性化伝道師が地方公共団体を対象に講演を行いました。(PDF

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地域活性化伝道師が地方公共団体を対象に講演を行いました。(PDF
地域活性化統合事務局の業務概要
地域活性化統合事務局について
地域活性化支援のコーディネータ役(ワンストップサービス)
①総合コンサルティング
②政策のボトルネックの解消
③政策のすき間の解消
<内閣官房地域活性化統合事務局>
ブロック業務
地
相談
提案
アドバイス
域
問題解決
地域への
総合コンサルティング
○全国を8つのブロック
(北海道~九州・沖縄
まで)で分担
○地域の多様な相談に
対応
政策業務
法令業務を中心に支援
○規制緩和や税・財政支
援等の政策ツール(構
造改革特区、地域再生、
総合特区等)の活用
○各省庁の制度等におけ
る支援の検討
連携
各
府
省
協力
庁
政府一体となった地域活性化の取組
・地域活性化統合本部会合 (H19.10~)
地域活性化支援のコーディネータ役(ワンストップサービス)
・地域活性化統合事務局
[都市再生]
内閣官房地域活性化統合事務局
H13. 5 都市再生本部設置
H14. 6 都市再生特別措置法施行
・都市再生プロジェクトの推進
・民間都市開発投資の促進
・全国都市再生の推進
[構造改革特区]
ブロック業務
地
H14.7 構造改革特区推進本部設置
H14.12 構造改革特別区域法施行
・構造改革特区計画の認定により、
地域の特性に応じた規制の特例措置
を推進
相談
提案
地域への総合コンサルティング
連携
○全国を8ブロックに分け、担当参事官及び地方連絡室 (一元
的な相談窓口)を配置。
府
○地方ブロックごとに地域からの様々な政策テーマに関する相
談に対応。
省
[地域再生]
H15.10 地域再生本部設置
H17.4 地域再生法施行
・地域の自主的・自立的な取組を国
が地域再生計画を認定し、交付金等
により支援
[中心市街地活性化]
H18.8 中心市街地活性化本部設置
H18.8 改正中心市街地の活性化に
関する法律等を施行
・中心市街地活性化計画の認定によ
り、中心市街地における都市機能の
増強と経済活力の向上を支援
[総合特区]
H23.8 総合特別区域推進本部設置
H23.8 総合特別区域法施行
・総合特別区域の指定等により、産
業の国際競争力の強化や地域の活性
化を推進
各
アドバイス
域
問題解決
【総合コンサルティングの具体例】
○地域の相談に応じ、職員や地域興しの専門家(地域活性化伝
道師)を派遣。特産品や自然を活用したまちづくりなど、地域の
取組みを応援
○総合特区や地域再生制度など当室所管の施策を中心に、他省
庁や県庁等の施策を含め、課題解決のためのアドバイスを実施。
地域自主戦略交付金の配分
地域自主戦略交付金(6,963億
円)の配分に係る業務を行った。
稼働中の産業遺産等の
世界遺産登録の推進
稼働中の産業遺産等を世界
遺産登録に向けて推薦する
手続き等に関する新たな枠
組みを整備(H24.5.25 閣
議決定)。
協力
庁
「環境モデル都市」、「環境
未来都市」の支援等(H20~)
環境モデル都市は20都市を選定。
環境未来都市は11都市を選定。
228団体が「環境未来都市」構
想推進協議会に参画。
東北ブロックにおける取組(平成24年度)
<連絡室員会議>
○年2回開催(仙台、新潟)
○取組状況等についての情報共有、等。
<各種説明会>
○「特定地域再生制度」に関する説明会を開催(ブロック内5か所)
<伝道師派遣>
○山形県鶴岡市、秋田県横手市など、5か所に派遣
<総合コンサルティング(現地)>
○秋田県小坂町など、4か所にて現地アドバイス
<専門家派遣事業>
○宮城県東松島市、岩手県大船渡市をはじめとして、23市町村で活用
地域再生制度について
地域再生制度の概要
○ 地域再生計画
地 域
地域再生制度
を活用すると府
省横断的に
様々な支援措
置を活用できる。
民間事業者等
参画
申請は年3回
申請から3月
以内に認定
連
携
地域再生協議会(任意)
組織
地方公共団体
作成
認定
国
地域再生計画
支援
○○をやりたい
のだが適当な支
援策はないか?
地方公共団体・
個人・NPO・
民間企業 等
主な支援措置メニュー
○地域再生計画と連動する施策
(平成25年度 35施策)
■地域再生法に基づく施策
①地域再生基盤強化交付金
・道整備交付金
・汚水処理施設整備交付金
・港整備交付金
②地域再生利子補給金
③補助対象施設の転用手続の一元化・
迅速化の特例
・ 実践型地域雇用創造事業
(新パッケージ事業) -厚生労働省-
・ 外国人研究者等に対する入国申請手続
に係る優先処理事業
-法務省-
・ 都市農村共生・対流総合対策交付金
-農林水産省- 等
○その他 地域活性化・地域再生に資する施策
地域再生基盤強化交付金【地域再生】
平成25年度予算
502.2億円
(平成24年度予算558億円)
事業概要・目的
(目的)
○地域再生基盤強化交付金は、「地域再生法」に基づく地方公共団体作成の「地域再生計画」に対する特
別措置の1つであり、社会経済情勢の変化に対応して、地域が行う自主的かつ自立的な取組による地域
経済の活性化、地域における雇用機会の創出その他の地域の活力の再生を総合的かつ効果的に推進する
ための施策です。
(事業概要)
○「平成24年度補正予算及び平成25年度予算の編成方針等について」(平成24年12月27日臨時閣議総理大
臣発言要旨)における重点3分野のうち『暮らしの安心・地域活性化』に該当。
○将来のために必要な成長基盤や安全・安心基盤である地域再生基盤施設の整備を進め、地域の特色を最
大限に活かす国土の均衡ある発展を目指します。
資金の流れ
内
閣
府
移替え
農林水産省
国土交通省
環境省
期待される効果
地方公共団体
(都道府県・市町村)
交付金
○各事業について連携が取れた予算配分が可能
○交付申請に係る事務手続き簡素化され、地方の事
務負担が軽減
○年度途中に、地方の裁量で必要な事業に予算の充
当が可能となり、効率的な事業実施につながる。
地域再生基盤強化交付金の概要
地域再生基盤強化交付金は、地域再生計画に基づく事業に対する特別の措置の1
つとして、平成17年度に創設
本交付金では、
• 道、汚水処理施設、港の3つの分野において、
• 省庁の所管を超えて一体的に整備する計画に対して支援を行っている。
対象事業
道整備交付金
林道
市町村道
汚水処理施設
整備交付金
広域農道
浄化槽
集落排水施設
公共下水道
第1種・第2種漁港
地方港湾
港整備交付金
地域再生基盤強化交付金の特長
①類似施設の一体的な整備計画を認定
・省庁の所管を超えて類似施設を一体的に整備が可能。
・重複投資や効果発現時期の不一致等による無駄を排除。
②手続の一本化が可
・交付申請の窓口を一元化することにより、事務の簡素化が図られる(ワンストップ窓口)。
③年度間の融通が可
・計画期間全体で国費の充当率を定める。
⇒年度内に計画変更があっても、次年度以降で調整可能。
(国費返還や繰り越し手続きも不要)
④施設間への充当が可
・分野ごとに交付決定額の1/2未満で他施設に充てることが可能(交付変更手続き不要)
⇒進捗に応じた弾力的な事業実施が可能。
利子補給金【地域再生】&【特定地域再生】
平成25年度予算
事業概要・目的
2.2億円(平成24年度予算1.7億円)
事業イメージ・具体例
○概要:認定された地域再生計画に資する事業を行う事
業者が、金融機関から当該事業を実施するうえで
必要な資金を借り入れる場合に、国が当該金融機
関を指定(以下「指定金融機関」という。)した
うえで、予算の範囲内で最大0.7%の利子補給
金を支給します。利子補給の支給期間は、指定金
融機関が事業者へ最初に貸付けした日から起算し
て5年間です。
また、具体の実施事業を計画に記載する特定地
域再生計画に基づく場合は、金融機関が地域再生
協議会の構成員であることを必要としない要件緩
和を行います。
※
①組織
指定
金融機関
利子を軽減
した融資
事
業
者
④
①参画
※
(指定)金融機関
⑤
⑦
⑨
⑥融資
⑧返済
③認定申請
④認定
⑤指定
⑦利子補給契約締結
(支給期間5年間)
⑨利子補給
※特定地域再生計画に基づく場合は不要
府
利子補給金
③
地域再生協議会 ※
企業・NPO等
(認定地域再生計画に資する
事業を実施する事業者)
資金の流れ
国
地方公共団体
②
地域再生
計画作成
閣
○地域再生支援利子補給金のイメージ
内
○目的:地域再生を総合的かつ効果的に推進するという
地域再生法の目的に資するため、投資を誘発し、
地域経済を活性化させ、雇用の創出を図ることを
目標に、金融面での支援を行うものです。
地域再生法の改正について
※第180回通常国会において、「地域再生法の一部を改正する法律」が成立(衆・参全会一致)
特定政策課題の設定
◆少子高齢化の進展に対応した良好な居住環境の形成
①健康まちづくり ②郊外住宅団地再生 ③集落再生
◆未利用の又は利用の程度の低い資源を有効に活用した産業の振興
④6次産業化 ⑤再生可能エネルギーの活用等
地方公共団体は、特定政策課題の解決に資する事業を記載した地域再生計画を作成し、
内閣総理大臣に認定を申請
認定後の支援措置
・民間事業者への融資に関する特定地域再生支援利子補給金の支給
・社会福祉の増進等に取り組む株式会社への出資に係る課税の特例
・公共施設等の除却に要する経費を地方債の起債対象とする地方債の特例
・その他、特定地域再生事業費補助金を予算措置
地域再生制度及び構造改革特区制度の見直し(
選択と集中
平 成 2 4 年 度 )
総合特区制度
○政策課題 → 包括性+戦略性
○総合特区の指定 → 必然性+本気度
○「国の支援措置」(提案制度 PDCA)
オーダーメイド・総合的
(規制制度の特例、財政・税制・金融措置)
構造改革特区との一体的活用
特定地域再生制度
特定政策課題の解決に資する地域再生計画を策
定する場合に活用できる特例措置を新設
(税制・財政・金融支援措置の拡充等)
政策・制度の改革を実現
地域再生制度
一般・汎用的
○これまで 1,619計画を認定
○「国の支援措置」(提案制度 PDCA)
• 財政支援、金融支援、規制特例
• 各府省施策との連動
構造改革特区制度
○規制改革757件、計画認定1,197
件
○規制制度改革の突破口に(全国
展開 525件)
• 提案募集期限等の延長
• 河川法及び電気事業法の特例等の
追加 等
地域再生制度の支援措置
主な支援措置メニュー
◆「地域再生計画」と連動(平成25年度 35施策)
■「地域再生法」に基づく施策(6施策)
①地域再生基盤強化交付金(502.2億円)
・「道」、「汚水処理施設」、「港」の整備に対する交付金
②地域再生支援利子補給金
③補助対象施設の転用手続の一元化・迅速化の特例
特定政策課題の解決に資する事業への支援
④特定地域再生支援利子補給金
⑤株式会社への投資促進税制(株式譲渡益控除等)
⑥地方債の特例 (国庫補助対象の除却を対象)
■それ以外の連動施策(29施策)
・ 実践型地域雇用創造事業
-厚生労働省-
・ 外国人研究者等に対する入国申請手続に係る優先処理事業
・ 都市農村共生・対流総合対策交付金
-農林水産省-
特定政策課題の解決に資する事業への支援
・ 特定地域再生事業費補助金(3億円) -内閣府-
-法務省-
等
特定地域再生事業のイメージ(例)①
特定地域再生事業のイメージ(例)②
特定地域再生事業のイメージ(例)③
特定地域再生事業のイメージ(例)④
新潟県見附市等の取組
~Smart Wellness City 健幸なまちづくり~
<超高齢・人口減少社会への危機感を共有する首長が「Smart Wellness City 首長研究会」設立>
○主要施策
・歩いて暮らせるまちづくり、・地域に根ざした健康サービス産業による雇用促進、等
○都市づくりのポイント
「エビデンスに基づく総合的政策」、「相乗効果が発揮できる施策」
千葉県柏市 の取組
住み慣れた場所で自分ら
しく老いることのできる長
寿社会のまちづくり
在宅で医療、看護、介護サービスを受ける体制が整い、
いつまでも在宅で安心して生活できる。
豊四季台の住宅団地の
建替え需要の機会を捉え、
地域の中に多様な活躍の場があり、
いつまでも元気で活躍できる。
柏市が、
・東京大学高齢社会総合
研究機構
・UR都市機構
・企業、住民
と協働。
~福祉政策と併せ、高齢者の生きがい就労事業を促進~
「エイジング・イン・プレイ
ス」を実践
※将来の豊四季台地域のイメージ
特定地域再生事業費補助金【特定地域再生】
平成25年度予算
事業概要・目的
目的:特定政策課題の解決に資する地域再生計画
の策定・事業の実施を支援
① 特定地域再生計画策定費(定額補助)
地域再生計画を策定しようとする地方公共団
体が、地域の将来像や課題の解決のための取組
について住民や関係団体との合意形成を図るた
め、調査等を実施する場合に補助金を交付
②
特定地域再生計画推進事業(1/2補助)
地方公共団体、NPO等のうち地域再生推進
法人として指定された者が、特定政策課題の解
決に資する地域再生計画に記載された事業を実
施する場合に補助金を交付
3.0億円
(平成24年度予算5.0億円)
事業イメージ・具体例
住民・関係団体
●地域住民
の意識調査
●ワークショップ
の開催
●ニーズ・課題の把握
●コンセンサスの醸成
地方公共団体
特定政策課題の解決に
資する地域再生計画
●複数施設の統合化 ●既存遊休施設の改修
●コミュニティバスの購入
●長期型専門家派遣 ●高齢者・女性の就業支援
●複業化、マルチ人材育成支援(農業・伝統工芸等) 等
課税の特例【特定地域再生】
特定の政策課題の解決に資する事業を行う株式会社に対する投資について、広く民
間から志ある資金を集めるための税制上の優遇措置を講じ、対象事業の充実を図る。
内閣総理大臣
地方公共団体
特定地域再生事業の内容
地域再生計画の作成
①社会福祉の増進に関する事業
②環境の保全に関する事業
(株式会社が行う特定地域再生事業を記載)
認定
認定基準
①地域再生基本方針に適合すること
②地域再生の実現に相当程度寄与すること
③円滑かつ確実な実施が見込まれること
認定地域再生計画
要件に該当する旨の確認
地方公共団体の確認に係る要件
(計画認定とは別に地方公共団体の確認が必要)
確認を受けた株式会社
認定地域再生計画に基づき、
特定地域再生事業を行う株式会社
①常時雇用者数が2人以上であること
②特定地域再生事業を専ら行う株式会社であること
③中小企業者であり、大規模法人の子会社ではないこと
④非上場会社、非店頭登録会社であること
⑤性風俗関連営業を行うものではないこと
⑥株式投資契約を締結する株式会社であること
出資に対する税制上の特例措置
出資
個人投資家
①投資時点
投資額を他の株式譲渡益から控除
②売却等により損失が発生した場合
損失を翌年以降3年間にわたって株式譲渡益から控除
地方債の特例【特定地域再生】
施設の統廃合等により不要となった公共施設又は公用施設については、老朽化等による危険
性の増大や一定の維持管理コストの発生が見込まれるため、特定の政策課題の解決に資する
当該施設の除却について、支援措置を講じる。
現行制度
○地方債の対象経費は、地方財政法
第5条により、建設事業等に限定
○除却については、新たな施設の建
設に伴うもののみ対象象
拡充内容
特定の政策課題の解決を図るための公共施設
等の除却に関する事業を地域再生計画に記載
(内閣総理大臣の認定)
除却のみでも一定の事業(※)については地方
債の対象事業とする。
※国庫補助金の対象となる事業
<参照条文:地方財政法(昭和23年法律第109号)>
(地方債の制限)
第五条 地方公共団体の歳出は、地方債以外の歳入をもつて、その財源としなければならない。ただし、次に掲げる場合にお
いては、地方債をもつてその財源とすることができる。
一~四 (略)
五 学校その他の文教施設、保育所その他の厚生施設、消防施設、道路、河川、港湾その他の土木施設等の公共施設又
は公用施設の建設事業費(公共的団体又は国若しくは地方公共団体が出資している法人で政令で定めるものが設置す
る公共施設の建設事業に係る負担又は助成に要する経費を含む。)及び公共用若しくは公用に供する土地又はその代
替地としてあらかじめ取得する土地の購入費(当該土地に関する所有権以外の権利を取得するために要する経費を含
む。)の財源とする場合
トップ > 会議等一覧
地域経済の活性化と地域雇用の創造を、地域の視点から積極的かつ総合的に推進
するため、平成15年10月24日に、内閣に「地域再生本部」を設置しました。
【お知らせ】
■ 平成19年10月9日の閣議決定(平成24年7月27日一部改正)により、特段の事情がない
限り、地域活性化関係5本部を合同で開催することとし、これを「地域活性化統合本部
会合」と称することとしました。
■ 平成25年6月28日
構造改革特別区域計画の第31回認定申請及び地域再生計画
の第25回認定について(新着情報)
■ 平成25年6月26日
構造改革特区の第23次提案及び地域再生の第10次提案に関
する再検討要請の実施について(新着情報)
■ 平成25年6月18日
地域再生基本方針の一部変更について(平成25年6月18日:閣議
決定)
〔概要/ 基本方針/ 別表〕(新着情報)
■ 平成25年6月14日
平成25年度特定地域再生事業費補助金事業の第2次募集につ
いて(新着情報)
■ 平成25年6月12日
構造改革特区の第23次提案及び地域再生の第10次提案に関
する検討要請に対する各府省庁からの回答について(新着情
報)
■ 平成25年6月6日
平成25年度特定地域再生事業費補助金事業の採択結果につい
て
■ 平成25年6月6日
平成24年度特定地域再生事業費補助金の第2次募集の採択結
果について
■ 平成25年5月16日
地域再生支援利子補給金関係手続の手引きについて(一部改
定)
■ 平成25年5月14日
構造改革特区の第23次提案及び地域再生の第10次提案に関
する検討要請の実施について(お知らせ)
■ 平成25年5月8日
地域再生計画における支援措置に関するアンケート調査(結果)
について(平成24年度)
■ 平成25年4月25日
構造改革特区の第23次提案及び地域再生の第10次提案受付
状況について
■ 平成25年3月26日
第4回ふるさと投資プラットフォーム推進協議会が開催されまし
た
■ 平成25年3月8日
構造改革特区・地域再生の提案募集及び事前相談について
■ 平成25年3月8日
平成25年度の地域再生支援利子補給金の受付について
■ 平成25年3月8日
地域再生支援利子補給金関係手続の手引きについて
■ 平成24年11月9日
平成24年度特定地域再生事業費補助金事業第1次募集の採
択結果について
■ 平成24年11月2日
地域再生基本方針の一部変更について(平成24年11月2日:閣議
トップ > 会議等一覧 > 地域再生本部
平成25年3月15日から4月15日に募集しました「平成25年度特定地域再生事業費補
助金事業」について、選定された事業を公表します。
■ 特定地域再生計画策定事業として選定された事業
No.
申請者
事業名
1
北海道
夕張市
「コンパクトシティゆうばり」を支える新交通システム
導入計画策定調査事業
申請書
2
北海道
江別市
江別市安心生活まちづくり推進事業
申請書
3
北海道
上士幌町
元気まち上士幌~ふれあいの街中空間推進事業に
係る、上士幌町公共施設再編計画に伴う、(仮称)
申請書
元気まちぷらっとセンター新設の基本計画策定に関
わる各種調査事業
4
岩手県
遠野市
遠野物語発祥の地・遠野民俗学大学院構想による
地域再生計画
申請書
5
岩手県
紫波町
オガールタウンのエコ形成事業
申請書
6
茨城県
行方市
市民が創る健康・医療・福祉のまち「弐湖の国なめ
がた」再生計画策定事業
申請書
7
栃木県
芳賀町
「健康で元気あふれるまち・はが再生計画」策定調
査事業
申請書
8
埼玉県
秩父市
地域バイオマス資源と人材を活用するエコタウン計
画策定事業
申請書
9
千葉県
館山市
農産物の地域内流通システム構築による食のまち
づくり推進事業
申請書
10
千葉県
習志野市
習志野市公共施設再生計画
申請書
11
千葉県
睦沢町
地域再生・健幸(健康で幸せ)のまちづくり計画策定
事業
申請書
12
新潟県
長岡市
多世代にわたる健康・福祉のキー・ステーションの
創造による「まちなか再生」プラン
申請書
13
新潟県
見附市
三条市
歩いて暮らせる都市実現のために都市のスプロー
ル化を抑制する計画策定事業
申請書
14
長野県
茅野市
縄文文化を継承した「公民協働茅野市モデル」創出
事業
申請書
15
滋賀県
守山市
守山循環型農業推進によるびわ湖環境改善事業
申請書
16
滋賀県
湖南市
市民共同発電を核とした地域循環システム構築に
かかる調査事業
申請書
17
京都府
与謝野町
新しい有機質肥料と、圃場モニタリング技術を用い
た低負荷栽培及び観光資源維持による自然循環農 申請書
業活性調査事業
18
和歌山県
古座川町
古座川町コンパクトビレッジ構想検討調査
19
広島県
福山市
福山市次世代エネルギーパーク基本計画策定事業 申請書
20
広島県
府中市
地域での生活を支える医療のまちづくり
申請書
21
徳島県
上勝町
ゼロ・ウェイスト推進計画策定事業
申請書
22
愛媛県
松山市
松山の限りある資源(たから)の補完と地域活性化
計画策定調査
申請書
23
福岡県
飯塚市
拠点連携型の「いいづか健幸都市マスタープラン」
策定事業
申請書
申請書
■ 特定地域再生計画推進事業として選定された事業
No.
1
申請者
北海道
釧路市
事業名
くしろ木づなプロジェクト
申請書
2
千葉県
柏市
高齢者の生きがい就労の創成
申請書
3
熊本県
天草市
天草宝島二地域就労促進事業
申請書
■ 今後のスケジュール
(特定地域再生計画策定事業)
・4月15日 補助金事業募集締め切り
・5月中旬 補助金事業の選定
・6月下旬 補助金の交付決定後、事業開始(予定)
(特定地域再生計画推進事業)
・4月15日 補助金事業募集締め切り
・5月中旬 補助金事業の選定
・6月下旬 地域再生計画の認定(予定)
・7月以降 補助金の交付決定後、事業開始(予定)
■ 応募手続き等について
・平成25年度特定地域再生事業費補助金事業募集要領
・募集様式集
【参考】
・特定地域再生事業費補助金交付要綱
・特定地域再生制度の概要
■ 地域再生推進法人について
・地域再生推進法人制度について(平成24年10月3日版)
・地域再生推進法人の指定等に関する事務取扱要綱(例)
問い合わせ先
内閣官房地域活性化統合事務局 特定地域再生計画担当
(担当:高橋、西、深田)
〒100-0014
東京都千代田区永田町1-11-39永田町合同庁舎6階
TEL:03-5510-2475
FAX:03-3591-1974
e-mail:i.chiiki アットマーク cas.go.jp
【様式 2】
平成 24 年度特定地域再生事業費補助金事業の概要書
【テーマ:「②-イ、ロ」(再生可能エネルギーの活用による事業創出及び農業地域の活性化)】
1 事業名
さいせい
かのう
どうにゅう
こくせつ がた のうぎょう
のうそん さいせい けいかく さくてい
じぎょう
再生可能エネルギーの導入による克雪型農業・農村再生計画策定事業
2 事業主体の名称
たきかわし
滝川市
3 新規・継続
新規
4 補助金事業の期間
平成 25 年 1 月 7 日 ~ 平成 25 年 3 月 31 日
5 特定地域再生事業費補助金の種類
特定地域再生計画策定事業
○
特定地域再生計画推進事業
6 要望国費
8,870,000 円
7 事業の概要(全角 500 文字以内)
1)課題
滝川市は、産炭、及び農業を基幹産業として発展してきたが、国のエネルギー政策の転換から、周辺炭
鉱は閉山に追いやられ多くの人口が流出した。また、昨今の少子高齢化による担い手不足、これによる
農業の衰退も懸念されるところであり、新産業の創出が喫緊の課題となっている。
2)目標
本市の基幹産業であったエネルギー産業と、農業の再生を図る。具体的には、筑波大学の協力のも
と、積雪寒冷地における「藻類バイオ」の事業化に向けた取り組みにいち早く着手し、地域資源を活用し
た培養熱源の製造、バイオ燃料の製造、これらを活用した植物工場の展開や他産業への波及効果を
目指す。
3)取り組み
「藻類バイオ」を核としたエネルギー産業と農業の事業化に向け、バイオマスを中心に、市内の未利用
エネルギー資源の徹底的な掘り起こし(利用可能量の把握)、積雪寒冷地に適した藻類バイオ培養方
法の検討、植物工場における栽培種の選定、熱源システムの効率化検討、収益シミュレーションを実施
する。また、他地域への展開策として、本事業で構築した生産システムのパッケージ化も検討する。
-1-
【様式 3】
平成 24 年度特定地域再生計画策定事業の内容説明書
【テーマ:「②-イ、ロ」(再生可能エネルギーの活用による事業創出及び農業地域の活性化)】
1 事業(調査等)の名称
さいせい
かのう
どうにゅう
こくせつ がた のうぎょう
のうそん さいせい けいかく さくてい
じぎょう
再生可能エネルギーの導入による克雪型農業・農村再生計画策定事業
2 事業主体の名称
たきかわし
滝川市
3 地域の課題等
(1)人口や社会経済の状況
・
滝川市は道央の交通の要衝として、周辺
の農業地域・産炭地域を含む中心市として
発展。
・
しかしながら、中空知地域(5 市 5 町)の人
口はピーク時に 30 万人を超えていたが、
わずか 50 年で 1/3 の約 11 万人まで減少
している。
・
滝川市の人口は S58 53,000 人をピーク
に現在 42,000 人まで減少。
・
また、全国を上回るスピードで、少子高齢
化が進行している。(中空知:33%・滝川市
28%)
・
さらに、エネルギー政策の転換から、周辺
炭鉱の相次ぐ閉山に加え、人口減少・少子
高齢化の進行により、地域経済は疲弊し
ている状況が長く続いている。
【位置図】 北海道滝川市
(2)地域課題
・
環境に負荷のかかるエネルギーや化石燃料への依存から脱却するとともに、防災上の観点からも地
域において自立できるエネルギー源を確保する必要がある。
・
本市の経済を支える産業の大きな柱である農業では、高齢化や後継者不足による担い手の減少が深
刻化してきており、雇用の主要な受け皿であった建設業も公共事業の減少とともに厳しい局面を迎え
ている。
・
冬期間、雪に閉ざされる地域において農業所得を確保するためには雪の克服が重要な課題となって
いる。
・
このような厳しい現状を打破するためにも地域産業へ波及し、地域の活力を取り戻す積極的な取り組
みが求められている。
・
また、市内には遊休市有地や道立畜産試験場跡地など広大な未利用地・農地が存在しており、有効
に活用する必要がある。
-2-
(3)地域資源
①生産拠点の立地に必要な資源
・
広大な土地
・
豊かな水資源
・
農業生産アドバイザー(高齢農業者)の存在
②藻類バイオの培養、植物工場運営に必要な資源(熱源)
a.主要熱源:バイオマス
・
道路事業や河川事業の維持管理から発生する刈草や剪定枝(北海道開発局や北海道との連携)。特
に北海道全域に繁茂するクマイザサやイタドリに注目。
・
主要作物である稲、麦、蕎麦などの農業系非食用部、果樹剪定枝。
・
木屑(一般廃棄物)。
b.補助熱源:その他熱利用
・
市有温泉施設からの排湯(温度 35℃)
・
地中熱(本市の年間平均気温である 7℃程度;ヒートポンプ利用)
・
下水熱(年平均 10℃程度;;ヒートポンプ利用)
・
生ごみバイオマスプラントの余剰ガス
・
雪氷冷熱(植物工場において夏季の温度上昇抑制に活用)
4 調査の作業フロー
(1)熱源として期待される再生可能エネルギー利用可能量調査
・
主要熱源;バイオマス
・
補助熱源;その他(温泉、地中熱、下水熱、バイオガス、雪氷冷熱)
(2)積雪寒冷地における藻類バイオ培養の可能性検討
・
先進事例調査(筑波大学研究施設等を想定)
・
積雪寒冷地に適した藻類の調査(筑波大学の協力)
・
培養環境の検討(ハウスの規模、形状、構造、室内環境、その他)
・
培養規模ごとに必要な熱量の検討
(3)積雪寒冷地における植物工場の展開可能性調査
・
先進事例調査
・
滝川市における栽培種の検討
・
効率的な熱源システムの検討
・
栽培環境の検討(ハウスの規模、形状、構造、室内環境、その他)。
-3-
・
栽培規模ごとに必要な熱量の検討。
≪ 作 業 フ ロ ー ≫
(4)事業化シミュレーション
再生可能エネルギー利用可能量調査
・
マーケット調査(食料品、藻類燃料)
・
ビジネスモデルの構築
・
事業参画意向調査
・
事業化シミュレーション(経済性、雇用創出効
果、熱量、環境性など)
植物工場の展開可能性調査
・
ビジネスモデルのパッケージ化(他地域への
展開)
事業化シミュレーション
藻類バイオ培養の可能性検討
調査報告・とりまとめ
(5)調査報告
・
市民を対象としたシンポジウムの開催
・
報告書の取りまとめ
5 事業(調査等)の基本方針
・
滝川市は後背地に産炭地を抱え、戦時中の石油不足に対応するため、東洋一の化学工場と言われ
た「北海道人造石油株式会社滝川工場」が立地し、石炭からの液化燃料化精製に取り組んできてお
り、その後も全国有数の産炭地域として国のエネルギー需要を賄ってきた地域でもある。
・
また、周辺から産出される石炭を利用し、北海道電力㈱滝川火力発電所が昭和 35 年から約 30 年間
にわたり稼働するなど、歴史的にもエネルギー産業との関わりが深い地域である。
・
その後、エネルギー政策の転換により、相次ぐ炭鉱の閉山を迎え、ピーク時には 30 万人を超えていた
周辺人口もわずか 50 年で 1/3 の約 11 万人にまで減少し、地域の活力は衰退の一途をたどっている。
・
滝川市は、平成 8 年に新エネルギービジョン、平成 15 年には環境都市宣言、平成 18 年には環境基
本計画の策定、平成 21 年には省エネルギービジョンを策定したほか、平成 15 年 4 月には広域ごみ
処理施設では全国でもいち早く生ごみによるバイオガス発電に取り組み、再生可能エネルギーの活用
を進めてきた。
・
一方、滝川市では、稲作を中心に、全国一の面積を誇るなたね、初冬まきハルユタカ、春の生鮮野菜
である「なばな」、トマト、花きなど様々な農産物が生産されており、地域経済を支える大きな柱となっ
ている。
・
しかしながら、農業所得の面で言えば原料供給の体制のみで、加工・販売の体制が整っていないこと
や原油価格の高騰による燃料費、資材費の上昇、積雪寒冷地のため冬期間の所得確保が困難なこ
となどがマイナス要因となっている。
・
さらに、農家戸数の減少と高齢化が進行しており、労働力の不足、現在の担い手の大量リタイヤ、遊
休農地の発生・増大が懸念される。
・
こうした状況の中、将来を担う農業者を確保し、農業生産力や農地、農村環境の維持・向上を図るた
めにも「多様な形態の担い手の確保と育成」、「冬期間における農業所得の確保」が急務となってい
る。
・
また、雇用の主要な受け皿であった建設業も公共事業の減少とともに厳しい局面を迎えている中で、
事業の多角化の一環としてハウス栽培を含めた農業生産に取り組む動きも出てきており、新たな農業
-4-
の担い手としての可能性が出てきている。
・
全国より早く進む少子高齢化、長引く景気低迷の中、地域経済が疲弊し、明るい展望を見いだせずに
いる地域ではあるが、基幹産業であったエネルギー関連産業と農業の再生により将来にわたって持
続可能な地域再生を目指す。
≪調査のポイント≫
・
「もの」や「ひと」が動く機会を多く設定し、収益の多角化を図ることが今回の事業の目的。再生可能エ
ネルギーの中で、このコンセプトに合うものはバイオマスのみ(太陽光発電や風力発電はメーカーに収
益が上がるだけで、地域還元はほとんどない)。
・
また、想定する事業も経営者が異なる事業を多く設定
①バイオマス燃料の製造・販売
②藻類バイオ液体燃料の製造・販売(売電含む)
③植物工場における通年栽培・販売
④食品関連製品の製造・販売など
⑤市内耕作放棄地におけるヤナギの栽培(成長の早い原木の栽培・供給)
6 体制
(1)滝川市エネルギー研究会
・
庁内横断的に関係所管の職員によるエネルギー研究会を設置している。調査により得られた情報
をもとに事業化に向けた検討を行う。運営は環境政策及び省エネルギー政策を所管する市民生活
部くらし支援課が担う。
(2)市民会議
・
市民団体や経済団体、金融機関、大学などで構成する市民会議を組織し、再生可能エネルギーの
地域におけるあり方や市民への還元方法など議論いただく。
(3)民間企業・団体
・
建設協会・商工会議所・農協など産業関係団体と個別に意見交換を行い、再生可能エネルギーの
導入や事業主体としての可能性について探る。
・
また、再生可能エネルギー事業への参入の可能性のある民間企業・団体から事業化提案を募り、
コンペティションを実施し、事業化につなげる。
(4)専門家・大学
・
外部アドバイザーとして、エネルギー関連団体や大学教授など有識者からの知見を調査結果に反
映させる。
(5)計画策定事務局
・
事務局を滝川市経済部産業振興課に置き、エネルギー研究会や環境市民会議と連携し、国等の動
向、他地域の情報収集・実態調査、計画の内容検討等、計画原案を作成する。
(6)調査補助機関
・
計画策定に係る一連の調査業務の補助をコンサルタントに委託する。
-5-
≪事業推進体制≫
滝川市エネルギー
研究会
大学・専門家
市民会議
計画策定事務局
民間企業・団体
調査補助機関
(コンサルタント)
7 事業(調査等)の内容
(1)熱源として期待される再生可能エネルギー利用可能量調査
・
主要熱源として活用可能なバイオマス資源についてその賦存量及び利用可能量を把握する。
①道路・河川管理から発生する刈り草や剪定枝
②もみ殻・稲わらなど農業系非食用部
③木屑や周辺地域における木質バイオマス
・
また、補助熱源についても経済性を考慮し、利用可能量を把握する。
①市有温泉施設からの排湯(温度 35℃)
②地中熱(本市の年間平均気温である 7℃程度;ヒートポンプ利用)
③下水熱(年平均 10℃程度;;ヒートポンプ利用)
④生ごみバイオマスプラントの余剰ガス
⑤雪氷冷熱(植物工場において夏季の温度上昇抑制に活用)
(2)積雪寒冷地における藻類バイオ培養の可能性検討
・
筑波大学の協力のもと積雪寒冷地に適した藻類の調査及び培養環境の検討、培養に必要な熱量
の試算を行う。
①先進事例調査(筑波大学研究施設を想定)
②積雪寒冷地に適した藻類の調査(筑波大学の協力)
③培養環境の検討(ハウスの規模、形状、構造、室内環境、その他)
④培養規模ごとに必要な熱量の検討
(3)積雪寒冷地における植物工場の展開可能性調査
・
積雪寒冷地におけるハウス栽培や植物工場の可能性について、栽培種の選定や熱源、熱量、栽
培環境の検討を行う。
①先進事例調査
②滝川市における栽培種の検討
③効率的な熱源システムの検討
④栽培環境の検討(ハウスの規模、形状、構造、室内環境、その他)
⑤栽培規模ごとに必要な熱量の検討
-6-
(4)事業化シミュレーション
・
藻類バイオの培養から得られるバイオ燃料や植物工場で生産される野菜などの市場性について調
査するとともに、市内における事業化の可能性について地域の様々な主体に対しヒアリングを行
い、事業化のシミュレーションを行う。
①マーケット調査(食料品・藻類燃料)
②ビジネスモデルの構築
③事業参画意向調査(農業関係・建設業関係などへのヒアリング)
④事業化シミュレーション(経済性、雇用創出効果、熱量、環境性など)
⑤ビジネスモデルのパッケージ化
(5)調査報告
・
上記調査結果を踏まえ、市民や地域の民間企業・団体へのコンセンサスを得るためにシンポジウム
を行うとともに、一連の調査結果を報告書として取りまとめ、地域再生計画の策定に向けた基礎資
料とする。
①市民を対象としたシンポジウムの開催
②報告書の取りまとめ
8 評価項目に対する内容
8-1
国策への寄与
8-2
取組の先駆性・
モデル性
8-3
多様な主体
8-4
事業の熟度
・
少子高齢化が進む農村地域における「地域産業の活性化」と「環境に負荷をかけ
ない地域づくり」を両立させるモデル都市として国の政策に寄与する。
・
地域における未利用資源を活用したエネルギー分野の産業化や遊休地化した市
有地や農地の活用による事業化を促進することにより、地域活力の維持・向上に
努める。
・
そのほか、冬期間の農業所得の向上、建設業の異分野進出を促進することにつな
がる。
・
本事業のコア技術である「藻類バイオ」については、研究中の技術であることに加
え、積雪寒冷地における事業化の提案は極めて先駆的である。
・
調査の実施にあたっては、筑波大学のアドバイスをいただきながら、寒冷地に適し
た藻類の抽出や培養方法について調査を進める。
・
市民団体を含め、市内の民間事業者(農業者・建設業者・商工業者)、金融機関、
大学などの意見を聴取や事業参画を進めるとともに、筑波大学の研究者など有識
者の参画も進める。
・
また事業化にあたっては、積極的に地域産業への投げかけを行うとともに、農業分
野へ既に進出している建設事業者の参画を想定している。
・
藻類バイオのように先進的な資源の活用を想定する一方で、熱源として想定して
いる資源や技術については既に確立された分野でもあるため、地域特性を踏まえ
ながら、いかに安定・安価に供給できるか、供給システムの構築がメインとなる。
-7-
8-5
その他
・
かつて道立の畜産試験場として活用されていた約 800ha に及ぶ農地が未利用の
状況にあり、北海道庁との連携のもと 6 次産業化の拠点として、民間活力の導入
を計画している。
・
この計画に賛同する民間事業者が参画し、一部農地利用を始めている状況にあ
り、さらにこの広大な未利用地をエネルギーの拠点として整備が促進されれば、農
業とエネルギーによる地域再生の拠点となりうる。
・
たとえば、燃料コストが課題となる豪雪地域におけるハウス栽培の振興や農地か
ら生み出されるバイオマス資源によるエネルギー生産などの事業化が考えられ
る。
・
また、公共事業の減少などにより新たな事業分野への進出が求められている建設
業の新規事業展開なども促進される可能性が高い。(現状においても農業分野へ
の参画が進み始めている。)
9 活用する規制の特例措置の内容
・
収益性に関して課題の残るバイオマス燃料の製造・販売において、地域限定利用を条件とした石油税
の免除
⇒化石燃料からバイオマス燃料への移行が促進されることで、環境に負荷のかからないエネルギー源
が確保できることのほか、流通コストの削減や消費動向の域内循環による地域経済の活性化
・
バイオマス燃料の製造プラント建設に係る農地転用の弾力化、若しくは農地における建設承認
⇒農業に由来したバイオ燃料の製造拠点と消費地の近接化に伴う経済性の向上
10 スケジュール
平成 25 年
年月
項目
1月
2月
熱源として期待される再生可能
エネルギー利用可能量調査
積雪寒冷地における藻類バイオ
培養の可能性検討
積雪寒冷地における植物工場
の展開可能性調査
事業化シミュレーション
調査報告
11 事業費(調査費)の内訳
経費の区分
内訳
報償費
旅費
-8-
3月
委託費
使用料・賃借料
印刷製本費
消耗品費
経費計
8,870 千円
要望国費
8,870 千円
12 その他
本調査は、行政ばかりでなく市民や地域の企業、農業者、大学など多様な主体が関わり、新たな再生可
能エネルギーの事業化、農業の再生、他産業への波及などを進める上で課題となる積雪寒冷地であるが
ゆえのデメリットを克服し、地域再生・地域活性化に結びつけるための事業モデルとなりうる。
-9-
~地域の活力で日本を元気に~
内閣官房 地域活性化統合事務局
内 閣 府 地 域 活 性 化 推 進 室
目
次
Ⅰ
構造改革特区制度とは・・・・・・・・・・・・
2
Ⅱ
規制の特例措置の提案について・・・・・・・・
5
Ⅲ
特区計画の認定について・・・・・・・・・・・
7
Ⅳ
規制の特例措置の評価について・・・・・・・・
9
Ⅴ
規制の特例措置(特定事業)の事例について・・11
Ⅵ
地域再生制度等との連携について・・・・・・・15
Ⅶ
相談・質問など・・・・・・・・・・・・・・・17
構造改革特区など地域活性化の相談窓口
内閣官房地域活性化統合事務局・内閣府地域活性化推進室
TEL:(03)5510-2467 メール:[email protected]
住所:東京都千代田区永田町1-11-39 永田町合同庁舎6階
北海道地方連絡室(北海道)
TEL:(011)706-0100 メール:[email protected]
住所:札幌市北区北8条西2丁目 札幌第1合同庁舎8階
東北圏地方連絡室(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、新潟県)
TEL:(022)265-9889 メール:[email protected]
住所:仙台市青葉区本町3-3-1 仙台合同庁舎7階
首都圏地方連絡室(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県)
住所:さいたま市中央区新都心2-1 さいたま新都心合同庁舎2号館15階
TEL:(048)601-3100 メール:[email protected]
北陸圏・中部圏地方連絡室(富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)
住所:名古屋市中区三の丸1-2-2 東海農政局4階
TEL:(052)219-8655 メール:[email protected]
近畿圏地方連絡室(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
住所:大阪市中央区大手前1-5-44 大阪合同庁舎第1号館3階
TEL:(06)4790-6148 メール:[email protected]
中国圏地方連絡室(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)
住所:広島市中区上八丁堀6-30 広島合同庁舎2号館2階
TEL:(082)224-5615 メール:[email protected]
四国圏地方連絡室(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)
住所:高松市サンポート3-33 高松サンポート合同庁舎4階
TEL:(087)811-8308 メール:[email protected]
九州圏・沖縄県地方連絡室(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
住所:福岡市博多区博多駅東2-11-1 福岡合同庁舎新館7階
1
TEL:(092)432-1964 メール:[email protected]
構造改革特区制度の概要
実情に合わなくなった国の規制が、民間企業の経済活動や地方公共団体の事業を妨げてい
ることがあります。
構造改革特区制度は、こうした実情に合わなくなった国の規制について、地域を限定して
改革することにより、構造改革を進め、地域を活性化させることを目的として平成14年度
に創設されました。平成24年までの10年間で、1,100余の特区が生まれ、地域で
様々な取組が成されてきたところです。「日本経済再生に向けた緊急経済対策」(平成25
年1月11日閣議決定)においても、地域の特色を生かした地域経済の活性化を図るために、
構造改革特区制度を活用することがうたわれています。
地域活性化統合事務局では、民間事業者や地方公共団体はもとより、どなたからでも要望、
相談、提案を受け付け、新たな規制の特例措置の実現などの規制改革を進めています。
また、既に規制の特例措置のメニューができているものについては、地方公共団体が特区
計画を作成・申請し、内閣総理大臣の認定を受けることにより、特区計画に定めた区域内で、
その規制の特例措置を活用することができます。
地域の自然的、経済的、社会的諸条件等を活かした地域の活性化を実現するために、地域
の取組の妨げとなる規制を取り除くツールとして、構造改革特区制度を活用ください。
構造改革特区制度の目標
構造改革特区制度は、次の2点を目標としています。
①
特定の地域における構造改革の成功事例を示すことにより、全国的な構造改革へと波及さ
せ、我が国全体の経済の活性化を実現すること。
②
地域の特性に応じた産業の集積や新規産業の創出等により、地域の活性化につなげること。
2
構造改革特区制度の流れ
構造改革特区制度は、
①規制の特例措置の提案
②特区計画の認定
③規制の特例措置の評価
により構成されています。
地域
<民間事業者等・地方公共団体>
規制の特例措置の
① 提案
<地方公共団体>
規制の特例措置を活用した事業に
関する特区計画の作成・認定申請
国
地域活性化統合事務局と
各府省庁との間で調整
→特区で実施する規制改革
項目等を決定
特区計画の
② 認定
民間事業者等の方は地方公共団体に特区
計画の作成を提案することができます
3
<民間事業者等・地方公共団体>
評価・調査委員会における
規制の特例措置の
規制の特例措置を活用
した事業の実施
③ 評価
① 規制の特例措置の提案とは ~規制改革のメニューを作るためのアイデアを募集~
規制の特例措置は、民間事業者や地方公共団体を始め、皆様からの提案に基づいて整
備します。このため、地域活性化統合事務局は、年に2回(通常10月及び3月)新たな規制
の特例措置の提案を皆様から幅広く募集します。いただいた提案については、地域活性化
統合事務局が関係府省庁と調整を行い、規制の特例措置として実現した場合は「構造改革
特別区域基本方針別表」(以下「メニュー表」という。)に掲載します。
構造改革特別区域推進本部のホームページにおいて、メニュー表を公表するとともに、規
制の特例措置を活用できる事業(特定事業)の概要一覧についても公表しています。
(詳細はP5、6)
② 特区計画の認定とは ~規制の特例措置を活用するには特区計画の認定が必要~
メニュー表にある規制の特例措置を活用した事業を行う場合は、地方公共団体がその事
業に関する特区計画を作成し、内閣総理大臣から認定を受ける必要があります。特区計画
には、区域の範囲や活用する特例措置の内容など所定の項目を記載してください。
特区計画の認定申請は、年に3回(通常5月、9月及び1月)集中的に受け付けます。
また、集中受付期間に先立ち、1ヶ月間の事前相談期間を設けますので、特区計画の作
成や手続きの流れなど、不明の点がある場合は、地域活性化統合事務局に相談してくださ
い。また、規制の特例措置の活用を希望される民間事業者等の方は、地方公共団体に対し
て特区計画作成の提案ができるとともに、必要に応じて地方公共団体と共同で特区計画認
定の申請ができますので、関係する地方公共団体に相談してください。
(詳細はP7、8)
③ 規制の特例措置の評価とは ~規制の特例措置は評価により全国的な規制改革に拡大~
メニュー表にある規制の特例措置については、規制改革に伴う弊害が生じていないかな
どの観点から、その実施状況について有識者からなる構造改革特別区域推進本部評価・
調査委員会において評価を行います。その上で、特段の問題がないものは、原則として全
国レベルの規制改革に拡大されます。これが、特例措置の全国展開と呼ばれるものです。
(詳細はP9、10)
【構造改革特別区域基本方針はこちらから】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/hourei.html
【規制の特例措置を活用できる特定事業一覧はこちらから】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/kouhyou/panf/index.html
4
新たな規制の特例措置の提案を皆様から幅広く募集します。いただいた提案については、地域活性
化統合事務局が関係府省庁と調整を行い、実現したものは構造改革特別区域基本方針(閣議決定)
に掲載します。
地域
地方公共団体
④意 見
④回 答
②提 案
①提案募集
⑤対応方針の決定
民間事業者等
特区で
対応
構造改革特
別区域基本
方針に掲載
全国で
対応
関係府省庁
所管法令の
改正 等
国
地域活性化統合事務局
③調 整
関係府省庁
現行制度
で
実現可能
対応不可
⑥調査審議
評価・調査委員会
① 地域活性化統合事務局が提案の募集を行います。応募の方法については、募集の都度、構造改
革特別区域推進本部のホームページ(P18参照)において公表します。
② 地方公共団体・民間事業者・個人の方など、どなたでも提案いただけます。
③・④いただいた提案の実現に向けて、地域活性化統合事務局が関係府省庁と調整を行います。
調整の際、関係府省庁からの「回答」に対して、提案者は「意見」を提出する機会があります。
関係府省庁と地域活性化統合事務局との調整状況、提案者の「意見」は全てホームページ上に
公開します。
⑤ 調整の結果について、構造改革特別区域推進本部(本部長:内閣総理大臣)が政府の対応方針
を決定します。
⑥ 「対応不可」とされた提案の中から、経済的社会的に意義がある提案について、評価・調査委員会
で実現に向けた調査審議が行われます。
必要に応じ、委員会の場で、提案者、関係府省庁、有識者からの意見聴取が行われます。
5
提案を実現するためのポイント
提案書記載の際には・・・
「ニーズ」「規制の特例措置内容」「効果」を具体的に記載すると効果的です
○規制の特例措置によりどのような事業が可能となるのか、逆に現在の規制によってど
のような事業ができないのか、具体的なニーズに基づいて記述すると効果的です。
○どのような規制改革が必要なのか、単に規制を廃止するというだけでなく、どのよう
な規制に変えればいいのかなどを検討してください。
○規制の特例措置により期待される効果を記載してください。
記載例) 地域での観光振興のため○○を行うことを検討していますが、○○を行うのに必要な△△が現
在の規制では認められていません。△△は○○を行うのに必要不可欠であり、地域の現状から
考えて△△を認めることに特段の問題があるとは考えられません。○○を行うことによる観光振
興により地域経済に◇◇億円の波及効果が見込まれ、都市部との交流拡大による地域の活性
化も見込まれます。
記載例) ○○の製造免許を得るために必要な△△の最低製造見込み数量について、現在は年◇◇kg
となっているが、これを年間××kgに変更してほしい。製造コストを賄うためには××kg程度の
製造は最低限必要と考えられるため、この基準の方が合理的です。
※単に税や補助金の優遇を求める提案については、検討の対象外となります。
過去の議論を踏まえた提案をすると効果的です
○過去に提案されたものと同じ提案を行う際には、これまで関係府省庁から示された回
答や懸念事項に対する具体的な解決方法等を示すと効果的です。
記載例) 第○次提案で△△省からの回答に示された、規制を緩和した場合に考えられる◇◇の弊害に
ついては、当市において××を行うことにより弊害の発生を予防することが可能と考えられます。
※過去の提案については、ホームページをご覧いただくか、地域活性化統合事務局までお問い合わせく
ださい。
提案書提出後は・・・
関係府省庁に対する「意見」を提出してください
○地域活性化統合事務局と関係府省庁との間での調整の際、関係府省庁から懸念事項な
どが示されます。これらに対して、具体的な解決方法などを「意見」として提出して
ください。
※「意見」を求める際には、地域活性化統合事務局から提案者に連絡をいたします。
また、提案に対する関係府省庁からの回答については、ホームページで公開しています。
わからないことがあったら・・・
ご相談を受け付けています(詳細はP17)
○事業活動を阻害している規制の特定、代替措置の検討、提案書の書き方、効果的な参
考資料の作成方法など、お気軽にご相談ください。みなさまのお悩みにお答えします。
※特区エキスパート、地方連絡室もご活用ください。
【過去の提案・関係府省庁からの回答についてはこちらから】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/teianbosyu.html
6
地方公共団体は、構造改革特別区域基本方針のメニュー表に掲載されている規制の特例措置を活用した
事業に関する特区計画を作成・申請し、内閣総理大臣の認定を受けます。こうして行われる事業を特定事業
といいます。
構造改革特別区域基本方針(
メニュー表)
地域
民間事業者等
特定
事業
地方公共団体
①提案
③特区計画作成
⑦認定
④認定申請
②事前相談
国
関係府省庁
⑤協議
⑥同意
地域活性化推進室
①~④ 地方公共団体は、規制の特例措置を活用した事業(特定事業)に関する特区計画を
作成し、認定申請をします。なお、民間事業者等が特定事業の実施を希望する場合
は、地方公共団体に対して特区計画作成の提案ができるとともに、必要に応じて地
方公共団体と共同で特区計画認定の申請ができます。
⑤・⑥
認定申請された特区計画は、必要事項の記載や認定基準の適合状況について確
認します。
⑦
7
内閣総理大臣の認定により、特定事業の実施が可能となります。
計画実施時の
行政機関の配慮
○ 事業実施に必要な許認可等の運用に当たって、関係行政機関の長に対して
配慮を求めることができます。
提案者特区への
重点的な支援
○ 提案者が関係する特区計画について、計画策定時の相談や認定後の助言
等を行います。
【認定申請の手続き等についてはこちらから】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/sinsei.html
【規制の特例措置を活用できる特定事業一覧はこちらから】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/kouhyou/panf/index.html
(主な特定事業はP13に掲載しています)
特区計画の認定状況(平成24年11月末現在)
主な分野別
1,189の特区が誕生しました。
教育分野
(例)
●特区研究開発学校の設置(教育課程の弾力化)を認める特区(全国展開済)・・・・・・・・・・109件
農林水産分野
(例)
●「どぶろく・果実酒」の製造免許の要件緩和を認める特区 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 135件
●農地貸し付け方式による株式会社等の農業経営への参入を認める特区(全国展開済)・・・・・・・71件
幼保・医療・福祉分野
(例)
●高齢者のための介護施設で障害者等のデイサービスを認める特区(全国展開済)・・・・・・・・・27件
●NPOボランティア輸送によるセダン車の使用を認める特区(全国展開済)・・・・・・・・・・156件
環境分野
(例)
●レンタカー型カーシェアリングについて無人の貸渡しシステムを実施できる特区(全国展開済)・・・6件
産業振興
まちづくり分野
(例)
●特定刑事施設における収容及び処遇に関する事務の委託が可能となる特区(全国展開済)・・・・・・4件
●自動車の回送運行時における仮ナンバー表示を柔軟化する特区(全国展開済)・・・・・・・・・・・5件
都道府県別
(累計件数)
北海道
115
福井県
11
山口県
18
青森県
16
山梨県
20
徳島県
8
岩手県
19
長野県
75
香川県
11
宮城県
29
岐阜県
38
愛媛県
20
秋田県
19
静岡県
22
高知県
18
認定計画数 30件~
山形県
20
愛知県
49
福岡県
21
認定計画数 20~29件
福島県
25
三重県
26
佐賀県
10
認定計画数 10~19件
茨城県
39
滋賀県
8
長崎県
20
栃木県
17
京都府
29
熊本県
27
群馬県
18
大阪府
36
大分県
16
埼玉県
24
兵庫県
42
宮崎県
13
千葉県
34
奈良県
17
鹿児島県
21
東京都
48
和歌山県
18
沖縄県
6
神奈川県
31
鳥取県
13
合計
1,189
新潟県
29
島根県
26
富山県
石川県
12
13
岡山県
広島県
24
22
認定計画数 ~9件
注1: 複数の県にまたがる特区が
あるため(4特区)各県の合計
は1,189と一致しない。
注2: 特区の全国化に伴い、現在の
特区数は345件。
【過去に認定された特区計画はこちらから】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/ninteisinsei.html
8
構造改革特別区域推進本部評価・調査委員会において、規制の特例措置の実施状況に基づき評価を
行い、特段の問題が生じていないと判断されたものについては、原則として全国展開します。
その他、地域性が強い規制の特例措置については特区において当分の間存続させるなどの対応を決
定します。
地域
特区計画の認定を受けている
地方公共団体
①弊害等の調査
②効果等の調査
国
③結果報告
評価・調査委員会
関係府省庁
④意見聴取
⑤評価意見提出
全国展開
⑥対応方針の決定
9
特区として存続
弊害が生じていない場合、あるいは弊害が生じていても予防措
置が確保される場合などは、全国展開します。(P12(事例)参照)
地域性が強く、全国的な規制改革の突破口というよりは、地域
の活性化として意義が大きい場合は、引き続き特区として存続
します。
拡
充
拡充提案等に基づき、規制の特例措置の要件や手続きを緩和
又は変更します。
是
正
確認された弊害について、予防等の措置を講ずるため、規制の
特例措置の要件や手続きを見直します。
廃
止
確認された弊害について、予防等の措置を講ずることが困難と
認められる場合は、規制の特例措置を廃止します。
①
関係府省庁の長は、評価の対象となった規制の特例措置について、弊害
の発生の有無等に関する調査を行います。
②
評価・調査委員会は、規制の特例措置を全国展開することによる効果、
地域性が強い規制の特例措置かどうか等について独自の調査を行います。
③
関係府省庁の長は、調査の結果を評価・調査委員会に報告します。
④
評価・調査委員会は必要に応じて関係府省庁から意見を聴取します。
⑤
評価・調査委員会は、①~④の結果を踏まえ、規制の特例措置の評価を
行い、本部長(内閣総理大臣)に意見を提出します。
⑥
評価・調査委員会の意見を踏まえ、構造改革特別区域推進本部が政府の
対応方針を決定します。
拡充提案・関連提案
評価を予定する規制の特例措置について、拡充提案及び関連提案を募集します。これら
の提案がある場合、関係府省庁と調整を行い、その結果については、評価において活用
するため、評価・調査委員会に報告します。
規制の特例措置を活用して
みようかな・・・
規制の特例措置を活用
しているが・・・
関連する別の規制等
が妨げとなっている
要件や手続が過剰
事業等に活用できない、
活用しにくい!!
拡充提案
要件や手続を緩和
(変更)してほしい
地域活性化統合事務局
関連提案
と関係府省庁との間で調整
別の規制等を改革
してほしい
【評価・調査委員会についてはこちらから】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/hyouka_chousa.html
10
特区の事例
特定農業者による特定酒類の製造事業
認定地方公共団体:岩手県遠野市 (平成15年11月~)
特定事業の概要
農家民宿や農園レストラン等を営む農業者が、自ら生
産した米を原料として濁酒(いわゆる「どぶろく」)を製造
する場合には、最低製造数量基準を適用しないこととす
る特例です。
事業実施の意義
農家民宿等を営む農業者が、自らが生産した米を原
料として獨酒を製造・提供することにより、地域資源を活
用したグリーンツーリズムが推進され、交流人口の増加
につながることが期待されます。
児童発達支援センターにおける給食の外部搬入方式の容認事業
認定地方公共団体:千葉県 (平成24年3月~)
特定事業の概要
児童発達支援センターにおける運営の合理化を進め
る等の観点から、一定の要件を満たす場合、児童発達
支援センターにおける給食の外部搬入が可能となる特
例です。
事業実施の意義
児童発達支援センターにおける児童の給食について、
各種調理機材が完備し、栄養士や調理師等が充実して
いる事業者等から搬入することにより、食事内容の充
実や人件費の節減、調理業務効率の向上、給食経費の
節減が期待されます。
これにより、多くの事業主体による児童発達支援セ
ンター設置への参入や、障害児通所施設から児童発達
支援センターへ移行した際の安定的な事業運営やサー
ビス水準の維持向上を促進することができます。
また、千葉県産品を利用した地産地消(千産千消)
を進めることで、地場産品の消費の拡大が促進される
こと、健全な食生活を実践することで、児童が食を通
した郷土意識を育めることが見込まれます。
11
搭乗型移動支援ロボットの公道実証実験事業
認定地方公共団体:茨城県つくば市 (平成23年3月~)
特定事業の概要
現行法令上での位置づけが明確でない搭乗型移動支
援ロボットについて、有効性・安全性等を検証するた
め、道路交通法による道路使用許可及び道路運送車両
法による保安基準緩和の認定を受けることにより、実
証実験を行うことができます。
事業実施の意義
次世代ロボット産業の育成を目指して、一定エリア
の公道において、搭乗型移動支援ロボットの実証実験
を行い、社会的な有効性、歩行者等との親和性、実環
境における搭乗者の安全性等を実証することを目的と
しています。
本事業は、高齢化が進む日本の社会構造において、
搭乗型移動支援ロボットが、高齢者を含めた国民生活
の移動性の向上に大きく貢献する可能性を持っている
ことや、低炭素社会の実現等の社会的効果を実証でき
る事例です。
規制の特例措置(特定事業)の評価(P9参照)の結果、
全国展開した事例
特区研究開発学校の設置事業(教育課程の弾力化)
~ 平成20年4月から全国展開 ~
【特区で活用された例】
小中一貫教育特区:東京都品川区
全国どの地域で教育を受けても、一定水準の教育を受
けられるようにするために、各学校では、文部科学省
が定めた学習指導要領等の基準に基づいたカリキュラ
ムを編成しなければなりませんでしたが、この特例措
置(平成15年8月)により学校種間のカリキュラムの円
滑な連携や教科の自由な設定など、地方公共団体と学
校が独自に発想した課題に基づいて、弾力的な教育課
程を編成・実施することができるようになりました。
本特例措置は、延べ109特区で活用されていまし
たが、現在では全国展開され、学校教育法の目標等と
の適合性など一定の要件を満たす場合には、文部科学
大臣の指定を受けて、地域の特色を活かした教育課程
の弾力化が行えるようになりました。
12
主な規制の特例措置(特定事業)
(平成24年11月2日現在:特定事業は概ね年2回程度更新されます。)
関係
省庁
特定事業(特定事業番号)
警察庁
搭乗型移動支援ロボットの公道実証実験事業(105(106・107)・1222)
総務省
地方公務員に係る臨時的任用事業(409)
一定の要件を満たす搭乗型移動支援ロボットについて、一定の公道において、搭乗型移動支援ロボットの特性や道路交通環境を踏ま
えつつ、必要となる安全措置を講じた上で、実証実験を行うことを可能とする。
通常1年以内しか認められない地方公務員の臨時的任用について、地域固有の課題に対応する必要等がある場合は、1年を超えて任
用を認める。
法務省
外国人技能実習生受入れによる人材育成促進事業(506(513))
外国人技能実習生を中小企業等が受け入れる場合には、6人まで受け入れることを可能とする。
特定農業者による特定酒類の製造事業(707(708))
財務省
農家民宿等を営む農業者が、自ら生産した米又は果実を原料とした濁酒(いわゆる「どぶろく」)又は果実酒を製造するため、濁酒又は
果実酒の製造免許を申請した場合には、一定の要件の下、最低製造数量基準(現行6キロリットル)を適用しない。
(濁酒製造における副原料について、新たにそば・アマランサスなどを含む雑穀全般の使用が可能に:平成21年7月)
特産酒類の製造事業(709(710))
地域の特産物を原料とした果実酒又はリキュールを製造しようとする者が、果実酒又はリキュールの製造免許を申請した場合には、一
定の要件の下、最低製造数量基準(現行6キロリットル)を果実酒については2キロリットルに、リキュールについては1キロリットルに引
き下げる。
文部科学省
学校設置会社による学校設置事業(816)
株式会社が学校を設置することを可能とする。
公立保育所における給食の外部搬入方式の容認事業(920)
厚生労働省
公立保育所の3歳未満児に対する給食について、保育所外で調理し搬入することを可能とする。
(一部全国展開:3歳以上児に限り、平成22年6月から全国展開)
指定小規模多機能型居宅介護事業所における障害児(者)の受入事業(934)
近隣において自立訓練又は児童デイサービス事業を利用することが困難な障害者又は障害児が、介護保険法の規定に基づく指定小
規模多機能型居宅介護事業所を利用することを可能とする。(一部全国展開:基準該当生活介護について、平成22年6月から全国展
開。基準該当短期入所について、平成23年6月から全国展開。)
農林水産省
農業関連事業普及指導員任用事業(1013)
農業経営や農産物のマーケティング等のスペシャリストを普及指導員の任用資格を有する者として扱うことを可能とする。
長大フルトレーラ連結車による輸送効率化事業(1223)
国土交通省
フルトレーラ連結車(セミトレーラ連結車のうち、セミトレーラ連結車のけん引自動車の全長及びセミトレーラ連結車の連結装置中心か
ら当該セミトレーラ連結車の後端までの水平距離が、それぞれ12メートル以内であるものを含む。)について、各道路管理者は、車両の
長さについて、21メートルを上限値として許可することができる。
45フィートコンテナ輸送円滑化事業(1224)
45フィートコンテナ用セミトレーラ連結車の通行手続きの円滑な運用に向けて、セミトレーラ連結車の長さの基準を緩和し、40フィート
コンテナ用セミトレーラ連結車と同等の通行条件(長さに対応したもの)を適用することを可能とする。
13
【規制の特例措置を活用できる特定事業一覧はこちらから】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/kouhyou/panf/index.html
特区における主な経済的社会的効果について
(平成23年9月末現在)
交流による地域活性化
約153万人の日帰り客の増加 (52特区集計分)
約16万人の宿泊客の増加
(40特区集計分)
就業者数の増加
約3,800人の増加
(42特区集計分)
コスト削減
約172億円のコスト削減
(47特区集計分)
生活環境被害の軽減
有害鳥獣の捕獲で狩猟免許所持者の
監督下で免許不所持者の参加が可能
約1,800頭を捕獲
(8特区集計分)
(シカ、イノシシなど)
救急活動の効率化
平均現場到着時間が約9分
から約5.8分に短縮
(横浜市)
平成23年9月末現在で認定されている構造改革特区計画(特例措置の全国展開等により既に取り消された計画を除く)334件の
地方公共団体に対し、認定後の特区の効果や達成状況について調査を実施しました。
14
構造改革を進め、地域を活性化させるためには、特区制度による規制改革と、地域再生制度を
はじめとする他の地域活性化策を併せて活用すると一層効果的です。
各地の街や集落では
構造改革特区
構造改革特区法
規制の
特例措置
●事業参入・実施の実現
●多様な人材受入の実現
●施設等の有効活用
<農業・工業>
・事業の誘致、育成
・人材の確保、育成
地域再生
地域再生法
●基盤となる施設の整備・活用
●研究、開発の支援
基盤強化交付金
利子補給金 等
例えば、
●人材育成、人的交流の支援
<研究・教育>
・先端的な取組の支援
・人材の確保、育成
特定地域再生制度
・少子高齢化等に良好な居住環境の形成
・低未利用資源を活用した産業振興
中心市街地活性化
中心市街地の活性化
に関する法律
補助金
交付金 等
●市街地の整備改善
●都市福利施設の整備
<観光(ツーリズム)>
・観光資源の開拓
・旅行客の誘致(インバウンド)
<まちづくり>
・にぎわい創出
・都市機能の集積
・歩いて暮らせる環境整備
●まちなか居住の推進
●商業の活性化
認 定
構造改革特区制度の規制の特例措置と併せて、地域再生制度や中心市街地活性化制
度の支援措置等を活用する場合、これらの措置を記載した計画を作成の上、一括して認
定を申請することができます。
15
特定地域再生制度
特定地域再生制度は、少子高齢化への対応など全国の地域に共通する重要な政策課題につい
て、国が「特定政策課題」として設定して、その解決に取り組む地域を重点的かつ総合的に支
援する制度です。
特定政策課題
○地域における少子高齢化の進展に対応した良好な居住環境の形成
・居住者の少子高齢化等が進む市街地において、保健・医療、介護・福祉、子育て等のサービスを一体的に整備・提供す
るまちづくり。
・居住者の高齢化等が進む郊外住宅団地における生活環境の維持・向上。
・居住者の少子高齢化と人口減少が同時並行的に進む中山間地域や農山漁村地域における地域活力の維持・向上。
○地域における未利用・低利用の資源を有効に活用した産業の振興
・地域における農林水産物等の有効利用による6次産業化や観光・健康等の他分野との連携を通じた地域活力の向上。
・地域に賦存する再生可能エネルギーの活用による事業の創出とともに、省エネルギー対策等を一体的に行うエコタウン
の推進。
特定地域再生制度との一体的活用に対する支援
○構造改革特区制度
○特定地域再生制度
地方公共団体等の取組を妨げているような国の規制につい
地域の少子高齢化対策・低未利用資源の有効活用という政策
て、地域を限定して、これらの規制を改革する制度
課題に取り組む地域に対し、国として重点的に支援する制度
○両制度連携の意義
特定地域再生事業の推進に当たっては、構造改革特区制度による規制の特例措置を併せて適用するこ
と(両制度の連携)により、一層の事業効果の発現、さらに先駆的な取組の他地域への波及を期待
○両制度を活用する事業への支援
地方公共団体において、特定地域再生事業と規制の特例措置について、全体をパッケージとして検討さ
支援1
れたものに対して、以下の支援を実施
支援2
○規制の特例措置
○特定地域再生事業費補助金
特定地域再生計画の認定申請と併せて提案された「新たな規制の特例措置」にあっては、関
併せて活用する規制の特例措置の内容を加
係府省庁と地方公共団体が協議する場を設け、重点的に関係府省庁との調整を実施します。
味して選定します。
特定地域再生制度・特定政策課題については、地域再生本部ホームページをご覧ください
【地域再生本部ホームページはこちらから】 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiikisaisei/index.html
16
1.特区制度の活用のための情報
構造改革特区制度については、インターネット上で情報発信しています。
詳しく知りたい方は、下記サイトにアクセスしてみてください。
● 構造改革特別区域推進本部
(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/index.html)
特区に関する関係法令や会議資料等の全般の情報を提供しています。
(詳細はP18)
構造改革特別区域推進本部|
検索
●地域活性化総合情報サイト(http://www.chiiki-info.go.jp/)
地域活性化に係る施策情報、施策事例等について検索ができます。
また、地域活性化に係る イベント情報等を掲載しています。
●地域活性化統合本部会合(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/)
地域活性化統合事務局の政策情報や事例等を掲載しています。
2.特区制度に関するお問い合わせ
●メール相談窓口
構造改革特区制度について、お気軽にご相談いただけるメール相談窓口を開設
しています。
(構造改革特別区域推進本部ホームページ(P18参照)下部の
「ご意見・ご質問の募集」をクリック→フォームに入力後、「送信」ボタンを押して ください。)
●特区エキスパート
各都道府県には、構造改革特区制度の専門家がおりますので、お気軽にご相談ください。
(構造改革特別区域推進本部ホームページ下部の「資料集」をクリック→「特区エキスパートにつ
いて」をクリックしてください。)
●地域活性化統合事務局の各地方連絡室
地域のワンストップ相談窓口として、地方ブロックごとに8つの地方連絡室を運営しています(P1
を参照)。構造改革特区制度を始め、地域活性化全般に関する施策について、お気軽にお問
い合わせください。
また、「地域活性化伝道師(※)」の紹介・派遣や地方相談会の開催なども行っています。
(※)地域活性化伝道師について
地域活性化に向けた具体的な取組みを行う地域に対して、地域おこしのスペシャリストである
地域活性化伝道師が現地指導・助言を行います。
【地域活性化伝道師はこちらから】 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/ouentai.html
17
3.ホームページの見方について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/index.html
【お知らせ】
■‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
提案の応募方法は、募集
の都度、お知らせします。
■‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
写
真
第○○回の認定内容についてはこちらから
構造改革特別区域法を始
めとした関係法令を見る
ことができます。
基本方針別表1の規制の
特例措置を活用できる特
定事業、基本方針別表2
の全国展開された規制の
特例措置を見ることがで
きます。
□ 根拠
過去の提案や関係府省庁
の回答を見ることができ
ます。
□ 開催状況
□ 関連閣議決定
□ 関連法令等
□ 構造改革特区の提案募集について(第1次~第○○次)
□ 構造改革特区の認定申請について
特区計画の認定申請の方
法を見ることができます。
□ 認定された構造改革特別区域計画について(第1回~第○○回)
□ 認定された構造改革特別区域計画について(随時変更)
過去に認定された特区計
画を見ることができます。
□ 重点支援特区について
□ 評価・調査委員会について
(旧評価委員会、構造改革特区に関する有識者会議についてもこちらをご覧下さい。)
□ 資料集
□ 都道府県版特区制度について
特区エキスパートについ
てはこちらからどうぞ。
□ 法令解釈事前確認制度
□ 苦情処理・相談窓口
□ ご意見・ご質問の募集
ご意見・ご質問、メール
相談窓口はこちらからど
うぞ。
18
構造改革特区スケジュール(予定)
提案
認定
評価
4月
5月
地域活性化統合事務局
と関係府省庁で折衝
特区計画認定申請受付
6月
7月
認 定
規制の特例措置
の追加について
政府の対応方針
(本部決定)
8月
9月
10月
特区計画認定申請受付
評価・調査委員会による
調査・検討開始
拡充提案・
提案募集
関連提案の募集
(※「提案」と同じプロセス)
11月
12月
認 定
地域活性化統合事務局
と関係府省庁で折衝
1月
特区計画認定申請受付
2月
3月
評価意見取りまとめ
規制の特例措置
の追加について
政府の対応方針
(本部決定)
拡充提案・
提案募集
認 定
関連提案の募集
(※「提案」と同じプロセス)
(発行)
内閣官房 地域活性化統合事務局
内閣府
地域活性化推進室
【平成25年1月版】
~地域の活力で日本を元気に~
構造改革特区制度の目標
◎
特定の地域における構造改革の成功事例を示すことにより、全国的な構造改
革へと波及させ、我が国全体の経済の活性化を実現すること。
◎
地域の特性に応じた産業の集積や新規産業の創出等により、地域の活性化に
つなげること。
規制の特例措置の提案
~新しい規制改革のメニューを作るためのアイデアを募集しています~
◎ 提案募集:3月・10月に集中募集
◎ 提案者:地方公共団体,民間事業者,個人など、どなたからでも提案できます。
◎ 地域活性化統合事務局が関係府省庁と調整を行います。
特区計画の認定
~規制の特例措置が利用できます~
◎ 認定申請:1月・5月・9月に集中受付
◎ 60メニュー(事業)が利用できます[平成25年6月現在]
◎ 申請者:地方公共団体
民間事業者等の方は、地方公共団体との共同提案ができます。
また、地方公共団体に対して特区計画作成の提案ができます。
問合先: 内閣官房地域活性化統合事務局・内閣府地域活性化推進室
東京都千代田区永田町1-11-39 永田町合同庁舎6階
TEL:(03)5510-2467
メール:[email protected]
日本のふるさと再生特区(岩手県遠野市)
「どぶろく」の製造免許
の要件緩和の特例を
認めるなどして、地域
資源、多彩な人材等
を活用し都市との交流
拡大を図るとともに、
地域に根ざした新たな
起業を促進する。
農業・都市農村交流
関連
つくばモビリティロボット実験特区
(茨城県つくば市)
産業活性化関連
つくば市内の一定エリ
アの公道において、モ
ビリティロボットの実証
実験を行い、社会的な
有効性、歩行者等との
親和性、実環境におけ
る搭乗者の安全性等
を実証することにより、
次世代ロボット産業の
育成を目指す。
元気いっぱいちば障害児給食特区(千葉県)
生活福祉関連
児童発達支援センター
における給食の外部搬
入を可能とすることによ
り、多くの事業主体によ
るセンター設置への参
入や、障害児通所施設
のセンター移行後の安
定的な事業運営やサー
ビス水準の維持向上を
促進する。
小中一貫教育特区(東京都品川区)
教育関連
全国化済
学習指導要領等の教育
課程・基準によらない特
例を活用して、小学校と
中学校の垣根を取り去
り、9年間一貫したカリ
キュラムを編成・実施す
るとともに、学校運営や
施設面でも一体化した
小中一貫校の複数開設
を目指す。
特区における主な経済的社会的効果(平成24年9月末現在)
交流による地域活性化
生活環境被害の軽減
約295万人の日帰り客の増加 (66特区集計分)
約42万人の宿泊客の増加
(48特区集計分)
有害鳥獣の捕獲時に狩猟免許所持者の監督下で
免許不所持者の参加が可能
約2,400頭を捕獲 [シカ、イノシシなど]
(7特区集計分)
就業者数の増加
約4,800人の増加
救急活動の効率化
(51特区集計分)
平均現場到着時間が約9分から
約5.8分に短縮
(横浜市)
コスト削減
約195億円のコスト削減
(48特区集計分)
平成24年9月末現在で認定されている構造改革特区
計画(特例措置の全国展開等により既に取り消された
計画を除く)345件の地方公共団体に対し、認定後の特
区の効果や達成状況について調査を実施しました。
構造改革特区制度のより一層の活用について
構造改革特別区域制度については、平成14年の創設以来、全国において様々な規制の特例措置を活用していただき、地域の活性化に役立ってき
ました。
しかしながら、特例措置の中には周知不足等により、活用が進んでいないもの(別紙をご参照ください)もあります。地域の取組の妨げとなる規制を
取り除くツールとして、ぜひこれらを含む特例措置の活用をご検討ください。
なお、規制の特例措置を活用した事業を行う場合は、地方公共団体がその事業に関する特区計画を作成し、内閣総理大臣から認定を受ける必要
があります。
特区計画の認定申請は、年に3回(通常5月、9月及び1月)集中的に受け付けることとしておりますので、そのスケジュール等については、
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/kouhyou/panf/index.html をご覧ください。
なお、その他認定申請全般に関するお問い合わせは『内閣府地域活性化推進室 認定担当(電話03-5510-2465)』までお願いいたします。
活用前
活用後
地域特性に応じた
道路標識設置事業
認定件数:1件
案内標識及び警戒標識の寸法、
並びに案内標識に表示する文字
の寸法を二分の一まで縮小する
ことを可能とする。
地域限定旅行業における
旅行業務取扱管理者の
要件緩和事業
認定件数:0件 ※
農業関連事業普及指導員
任用事業
地域の旅行業務取扱管理
者に他業種との兼任を認め
る。
農業経営や農産物のマーケ
ティング等のスペシャリストを
普及指導員の任用資格を有
する者として扱うことを可能と
する。
※平成25年5月21日に特例
措置として追加されました。
認定件数:1件
各認定件数は平成25年3月29日時点のもの
これらの特例措置もご活用ください!!
101
特殊海岸地域交通安全対策事業
105(106・107)・1222 搭乗型移動支援ロボットの公道実証実験事業
1101
再生資源を利用したアルコール製造事業
1105
一般用電気工作物への位置付けによる小規模ガスタービン発電設備導入事業
203
研究職員の勤務時間内監査役兼業事業
1108
保安統括者等の選任を要しない水素ガススタンド等設置事業
412
条例による事務処理の特例に係る事務の合理化事業
1109
燃料電池自動車等に搭載された状態での燃料装置用容器の再検査事業
413
救急隊の編成の基準の特例適用の拡大による救急隊編成弾力化事業
1121
小規模場外車券発売施設事業
811
校地面積基準の引き下げによる大学等設置事業
1123
研究開発用海水温度差発電設備の法定検査手続不要化事業
817
学校設置非営利法人による学校設置事業
1124
海水等温度差発電設備の定期事業者検査時期変更事業
822
公私協力学校設置事業
834(835)
901
907-1
910
911-2
1125(1114)
地方公共団体の長による学校等施設の管理及び整備に関する事務の実施事業
特定施設における保安検査期間変更事業
1129-1(1112) 液化ガスの容器における充てん率変更事業
社会保険労務士を活用した労働契約の締結等に係る代理事業
1130
オートレース小規模場外車券発売施設事業
民間事業者による特別養護老人ホーム設置事業
1142
研究開発用温泉熱利用発電設備の法定検査手続不要化事業
病院等開設会社による病院等開設事業
1147・1225
特定水力発電事業
ボイラー及び第一種圧力容器の連続運転の共同実施事業
1210
橋の設置を目的とした公的主体以外の者による河川敷地の占用の許可柔軟化事業
市町村による狂犬病予防員任命事業
1218
地域特性に応じた道路標識設置事業
938
サービス管理責任者の資格要件弾力化事業
1219
特殊な大型輸送用車両による港湾物流効率化事業
1003
保安林解除に伴い残置又は造成する森林面積の引下げを適用する学校施設整備事
業
1224
45フィートコンテナの輸送円滑化事業
1004
保安林解除に係る用地事情要件の適用を除外する施設設置事業
1226
地域限定旅行業における旅行業務取扱管理者の要件緩和事業
1008
家畜排せつ物を利用した昆虫飼育事業
1010
地方競馬における小規模場外設備設置事業
1306
地中空間を利用した溶融一般廃棄物埋立処分事業
1012
地方競馬における七重勝単勝式勝馬投票法の実施事業
1308
特別管理産業廃棄物の運搬に係るパイプライン使用の特例事業
1013
農業関連事業普及指導員任用事業
927
1304(1305)
再生利用認定制度対象廃棄物拡大事業
構造改革特区として活用できる特定事業一覧 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/kouhyou/panf/sankouzyoho121102.pdf
環境未来都市・環境モデル都市
環境未来都市ホームページ
環境モデル都市ホームページ
http://futurecity.rro.go.jp/
http://ecomodelproject.go.jp/
環境未来都市・環境モデル都市
環境未来都市
○環境、社会、経済の三側面に優れた、より高いレベルの持続可能な都市
○「環境・超高齢化対応等に向けた、人間中心の新たな価値を創造する都市」を基本
コンセプトに、平成23年度に11都市・地域を選定
環境モデル都市
○「環境未来都市」構想の基盤を支える低炭素都市
○温室効果ガス排出の大幅な削減など低炭素社会の実現に向け、高い目標を掲げて
先駆的な取組にチャレンジする都市・地域として、平成20年度に13都市、
平成24年度に7都市の合計20都市を選定
「環境未来都市」構想
環境(低炭素・廃棄物・自然)
少子高齢化(医療・介護・子育て)
経済成長
国際展開
低炭素
地域活性化
環境未来都市
厳選
環境モデル都市
40~50都市
「環境未来都市」推進協議会
先進事例づくり・
国際展開を支援
都市の自主的取組み
を側面支援
環境未来都市・環境モ
デル都市を目指す自治
体等の自主的な活動
※協議会構成員でなくても、環境モデル都市への応募は可能
「環境未来都市」について
目
的
○限られた数の特定の都市・地域において、世界に類のない成功事例を創出
○成功事例を国内外に普及展開 → 需要拡大、雇用創出、国際的課題解決力の強化
概 要
〇環境・超高齢化対応等に向けた、人間中心の新たな価値を創造する都市を目指す。
=環境価値、社会的価値、経済的価値の創造により、「誰もが暮らしたいまち」・「誰もが活力あるまち」を実現。人々の生活
の質を向上。
○環境と超高齢化対応は必須のテーマ。海外とのネットワーク化による強力な国際連携の下で実施。都市・地域の実情や戦
略により、適宜テーマを追加。
○生活の基盤としての教育、医療・介護、エネルギー、情報通信技術等に関する社会経済システムへの適用のための社会実
以上「環境未来都市」構想のコンセプト中間取りまとめ
践を集中実施。
(平成23年2月 「環境未来都市」構想有識者検討会)より
→ 自律的なモデルの構築
○国は国際フォーラムの開催、有識者による選定都市への助言、モデル事業に対する補助金等の支援を行っている。
経緯・イメージ
平成23年9月1日から9月30日まで(被災地は10月25日まで)募
集し、被災地6件を含む30件の応募あり。
環境未来都市として、被災地6件を含む11件を選定
(平成23年12月 総理大臣決裁で選定)
○被災地域以外(5件)
北海道下川町/千葉県柏市等/神奈川県横浜市/
富山県富山市/福岡県北九州市
○被災地域(6件)
岩手県大船渡市・陸前高田市・住田町等/
岩手県釜石市/宮城県岩沼市/宮城県東松島市/
福島県南相馬市/福島県新地町
環境・超高齢化対応等に向けた、人間中心の新たな価値を創造する都市
環境価値の創造
社会的価値の創造
・健康・医療
・介護・福祉
・防災
・子育て・教育
・低炭素・省エネルギー
・水・大気
・自然環境・生物多様性
・3R(リデュース・リユース・リサイクル)
等
経済的価値の創造
・雇用、所得の創出
・観光
・新産業
・産学官連携
等
等
・教育
・医療・介護 ・エネルギー
・情報通信技術 ・モビリティ
・住宅・建築物
等
生活の基盤
環
境
超高齢化対応
その他
「環境モデル都市」について
概 要
○ 我が国を低炭素社会に転換していくため、温室効果ガスの大幅削減など高い目標を掲げて先駆的な取組に
チャレンジする都市を「環境モデル都市」として選定・支援し、未来の低炭素都市像を世界に提示
※環境モデル都市選定の視点・基準 ①大幅な削減目標、②先導性・モデル性、③地域に適応、④実現可能性、⑤取組が持続的
○ 地域資源を最大限に活用し、低炭素化と持続的発展を両立する地域モデルの実現を先導
経 緯
○【平成20年度選定】第169回国会における福田内閣総理大臣(当時)施政方針演説(平成20年1月18日)
を受け、環境モデル都市を募集
⇒ 13都市を選定
[13都市]
下川町、帯広市、千代田区、横浜市、飯田市、豊田市、富山市、
ゆすはらちょう
京都市、堺市、檮原町、北九州市、水俣市、宮古島市
○【平成24年度選定】東日本大震災を契機に、低炭素まちづくりを全国に一層普及させるため、
追加選定を実施(最終的に全国40-50都市に拡大)⇒ 7都市を追加選定
みたけちょう
[7都市]
にしあわくらそん
つくば市、新潟市、御嵩町、神戸市、尼崎市、西粟倉村、松山市
○ 各環境モデル都市は、目標達成に向けた具体の行動計画(アクションプラン)を作成する。
⇒ 取組の実施状況等については、毎年度、有識者によるフォローアップを実施
「環境モデル都市」のイメージ
・コンパクトシティ化(歩いて暮らせるまちづくり)
・交通体系の整備(LRTなど公共交通の充実、電気自動車普及)
・住民一人ひとりのエコライフスタイルの実現(環境教育、環境活動を通じた市民交流)
・再生可能エネルギー普及(太陽光発電、風力発電、バイオマス等)
・森林の保全と活用(オフセット、ICTを用いた森林管理)など
都市内で統合的に実現
地域において、ライフスタイルやビジネススタイルの転換など
社会変革に向けたうねりを起こし、地域の活力を創出
「環境モデル都市」 位置図
【平成20年度選定都市】
№
市区町名
①
⑤
下川町
(北海道)
帯広市
(北海道)
千代田区
(東京都)
横浜市
(神奈川県)
飯田市
(長野県)
103,000
市民参加による自然エネルギー導入、低炭素街づくり
⑥
富山市
(富山県)
420,000
富山市コンパクトシティ戦略によるCO2削減計画
⑦
豊田市
(愛知県)
420,000
次世代エネルギーとモビリティを活用した低炭素まちづくり
⑧
京都市
(京都府)
1,470,000
⑨
堺市
(大阪府)
梼原町
(高知県)
北九州市
(福岡県)
水俣市
(熊本県)
宮古島市
(沖縄県)
②
③
④
⑩
⑪
⑫
⑬
人口
3,600
取 組 概 要
168,000
田園環境モデル都市・おびひろ
50,000
省エネ型都市づくり、エネルギー効率向上
3,690,000
840,000
3,800
①
北の森林共生低炭素モデル社会・下川
②
横浜スマートシティプロジェクトの展開
人が主役の魅力あるまちづくり、「地域力」を活かした低炭素化活動
「快適な暮らし」と「まちの賑わい」が持続する低炭素都市
木質バイオマス地域循環モデル事業
970,000
アジアの環境フロンティア都市・北九州市
27,000
環境と経済の調和した持続可能な小規模自治体モデルの提案
52,000
島嶼型低炭素社会システム・「エコアイランド宮古島」
⑭
【平成24年度選定都市】
№
市区町名
⑭
⑱
新潟市
(新潟県)
つくば市
(茨城県)
御嵩町
(岐阜県)
尼崎市
(兵庫県)
神戸市
(兵庫県)
⑲
西粟倉村
(岡山県)
1,600
⑳
松山市
(愛媛県)
513,000
⑮
⑯
⑰
人口
取 組 概 要
808,000
「田園型環境都市にいがた」~地域が育む豊かな価値が循環するまち~
217,000
つくば環境スタイル“SMILe” ~みんなの知恵とテクノロジーで笑顔になる街~
19,000
地域資源(森林、公共交通、再生可能エネルギー等)を活かした低炭素コミュニ
ティ「みたけ」の実現
451,000
「ECO未来都市あまがさき」へのチャレンジ
1,542,000
⑪
神戸市環境モデル都市
「上質な田舎」を目指した、低炭素モデル社会の創造
環境と経済の両立を目指して「誇れる環境モデル都市まつやま」
⑥
⑮
⑯⑤ ③
④
⑲ ⑱⑧ ⑦
⑰
⑨
⑳
⑩
⑫
⑬
「環境モデル都市」の選定方法について
Step1.提案の募集
Step 2.有識者による評価
【環境モデル都市評価基準】
1.温室効果ガスの大幅な削減
2.先導性・モデル性
3.地域適応性
4.実現可能性
5.持続性
Step 3.日本政府による選定
6
「環境未来都市」構想推進協議会とは
「環境未来都市」構想推進協議会
★ 21世紀の人類共通の課題である環境や超高齢化対応等を解決する成功事例を創出
し、全国へ展開・波及させることで我が国全体における持続可能な経済社会づくりの
推進を図ることを目的に意欲ある地方自治体等により創設。(H25.5月時点で233団体が参加)
★「環境未来都市」「環境モデル都市」を先頭に、以下の取組により、地方自治体間
で切磋琢磨し、取組の裾野拡大を図る。
・施策情報や取組成果の情報共有
・国内外への情報発信
国際フォーラム
平成24年度 第2回国際フォーラムin下川
(2013.2.16 北海道下川町)
▼開催目的
・「環境未来都市」構想への理解と協力の輪の拡大
・各環境未来都市の先進的取り組みを国内外で共有
・国際的ネットワークの構築と深化
海外招聘者を含め、合計300人が参加
⇒ 実務者レベルによるワーキンググループ活動
⇒ 国際フォーラムの開催、イベント出展、ウェブ情報の発信
ワーキンググループ
優れた取組の全国展開や地方自治体同士の切
磋琢磨の推進のため、環境・超高齢化といった
テーマを対象に実務者レベルのワーキンググ
ループを設置。
平成24年度の取組
・低炭素都市づくり課題共有解決策検討WG
~これまでの歩み~
H20.12.14 設立
環境モデル都市の取組を全国に普及
する等を目的として意欲ある地方自治
体等により低炭素都市推進協議会を
設立
H24.05.29 改組
「環境未来都市」構想推進協議会へ
発展的に改組。環境モデル都市に加
え環境未来都市の取組の推進も図る
ことになった。
~参加団体~
参加団体数 計233団体
◇市町村
:111団体
◇道府県
: 46団体
◇その他
: 76団体
(関係省庁・民間企業など)
地域活性化伝道師について
地域活性化伝道師について
事業概要
活性化に向けた具体的な取組を行う地域に対して、地域興しのスペシャリスト(地域活性化
伝道師)を紹介。現地の産・学・官に対し、地域活性化伝道師による現地指導・助言を行う。
地域活性化伝道師登録数、実績及び活用方法
○地域活性化伝道師登録数:304名(平成25年4月1日現在)
分野別登録数(重複を含む)
1.地域産業等
2.農・林・水産業
95人
43人
3.観光・交流
4.環境
109人
15人
5.まちづくり
136人
6.地域コミュニティ・
7.地域医療等
集落再生
53人
8.地域交通等
15人
13人
○平成24年度実績:地域活性化伝道師(延べ13名)を全国12地域に複数回派遣
○活用方法:①各自治体及び団体等が、課題解決への取組みに適した伝道師を選び、任意に招へいや相談を行う。
②取組みの熟度が高く、支援すべきと判断される地域に、国の予算で派遣する。
モデル地域における指導内容イメージ
①地域リーダーの育成
地域活性化伝道師の講義を受け、
取組の立ち上がり段階における
実行プランの企画、取組の実施
体制の構築を後押し。
②取組の実施段階
実行プランに基づく取組を実施
拡大していく上で必要となる人
員を確保し、スキルアップ研修
などの実施を後押し。
③取組の事業化段階
地域リーダーが中心となって、
地域の産学官連携で商品開発を
進め、事業化に必要な経営や広
告・宣伝のノウハウを伝授。
④販路拡大・雇用創出
マーケティング・販路拡大の支
援を実施することにより、地域
の新たな産業として定着。これ
がモデルとなり、地域間連携に
より、広域的に波及。
地域の成長力強化・雇用創出に資するよう、地域人材力の強化について地域活性化伝道師が切れ目なく支援
地域活性化伝道師の活用事例①(山形県新庄市)
<伝道師>
<渡邉賢一伝道師 (産官学民連携コンサルタント / ソーシャル・プロデューサー)>
クールジャパン戦略、インバウンド観光振興、地域活性化事業に関する事業開発を総
合的に支援。日本各地の有形無形の地域資源を国内外の市場に向けて高付加価値
でプロモーションする事がモットー。
○これまでの実績等
・産官学民連携事業コンサルティングを目的とした(社)元気ジャパンを設立(H22)
・経済産業省クールジャパン政策フランス事業総合プロデューサーに就任(H23)
・旅行業界専門誌『トラベルジャーナル誌』に「インバウンドの教科書」連載中
<相談者>
○新庄市、最上広域市町村圏事務組合、山形県最上総合支庁、新庄信用金庫ほか
※協議会等の組織された団体ではなく、これを機会に同じテーブルについた。
→地域資源の活用については官民共通の問題意識があった。
地域活性化伝道師の活用事例①(山形県新庄市)
<課題・相談内容>
○御当地とゆかりが深いマンガや
アニメなどの活用の糸口を模索し
ている。
○年間を通じて国内外から観光客
を呼び込み、交流人口の増加を図
ることで地域の活力を生み出した
い。
○新幹線駅併設の交流センターの
活用のための戦略へのアドバイス
が欲しい。
<最上広域交流センター ゆめりあ>
地域活性化伝道師の活用事例①(山形県新庄市)
< 対 応 >
○コンテンツの活用
→全体として「何をやりたいか」を示す導入部分で共感を得る
○成功しているところの事例
→視察等により国内の先行事例を蓄積する
○参加型ツーリズムの可能性
→単体でのツアー設定が困難であれば近隣観光地とセット商品化する
○プロジェクトを推進するチームの必要性
→行政だけでなく民間の熱も高まっている状況にブレーキをかけない
地域活性化伝道師の活用事例①(山形県新庄市)
<成果と課題>
・国内先進事例を踏まえたアドバイスにより、官民一体となった議論が本
格化した。
・ハード面での取り組みは、具体化に向けて中長期的かつ慎重に検討す
る必要がある。
<最近の動き>
・本プロジェクト推進の中核として、新庄市にクールジャパン新庄推進室
が設置され、具現化に着手することになった。(H25.4)
※Facebookも開設済み http://www.facebook.com/shinjocity
地域活性化伝道師の活用事例②(秋田県横手市)
<伝道師>
<清水愼一伝道師(立教大学観光学部特任教授)>
JR東日本で、グループキャンペーンや旅行商品の造成等を担当。「交流人口の増加
こそが地域活性化の起爆剤」という考え方の下、鳴子や鎌先等の衰退した温泉街の
再生に尽力。その後、JTBで地域交流ビジネスを担当し、現職。
○これまでの実績等
・JR東日本仙台支社長、JTB常務取締役等を歴任
・宇宙旅行、ロングスティプランなどの新商品やシニアサマーカレッジなどの地域交流
ビジネスを打ち出す。
・「‘新しいたび‘を意識した地域づくりのダイナミズムと持続的なイノベーション」(H19)
<相談者>
○横手市、三郷町の担当課(観光物産課、文化財保護課、市長公室)、市観光協会など
※行政の担当者が中心に出席
地域活性化伝道師の活用事例②(秋田県横手市)
<課題・相談内容>
○世界遺産登録された平泉文化の礎となる浄土思想は、「後三年の合戦」
に契機(※)がある。
→歴史を活かした着地型観光をどう構築するか。
○横手・美郷・平泉の連携した発展を模索
○平成25年秋に行われるJRの秋田DCを見据えた対応。
※ 後三年合戦の勝者である清原清衡(のちの藤原清衡)が平泉を建設し、平泉文化が発展した。
<「後三年合戦」に関する絵図。1083年~1087年に、現横手市・美郷町内で源義家らと清原家衡らが争ったもの。>
地域活性化伝道師の活用事例(②秋田県横手市)
< 対 応 >
○差別化可能な着目点
→オンリーワンの観光要素
○着地型観光のための素材
→魅力的な資源の発掘、紹介
○具体的なプラン作り
<伝道師のコンサルティングの様子>
→多様な滞在プランの紹介
○地元の人たちの理解
→わかりやすいガイドブックの作成、小学校の総合学習の活用など
地域活性化伝道師の活用事例(②秋田県横手市)
<成果と課題>
・着地型観光について、具体的な観光プランの充実を早急に目指すこと
とした。
・地元住民を巻き込んだ活動展開の必要性が認識された。
<最近の動き>
・地元新聞社とタイアップしたガイドブックの作成
・タクシーツアーの設定
・首都圏などでの「後三年合戦シンポジウム」の開催 など
地域活性化伝道師の活用事例③(山形県鶴岡市)
<伝道師>
<金丸 弘美伝道師 (食総合プロデユーサー/食環境ジャーナリスト)>
全国の食の現場に足を運び執筆活動を行うと同時に、農家:漁村・行政・学校などと連
携をした食のワークショップを展開。大分県竹田市、佐賀県唐津市など、全国各地で
食からの地域づくりを展開。
○これまでの実績等
・H18~H20年 大分県食育事業アドバイザー
・H20
総務省地域力創造アドバイザー
・H22
高知県農業創造人材育成事業講師
・「本物を伝える日本のスローフード」、「創造的な食育ワークショップ」等、著作多数。
<相談者>
○櫛引地域産業振興プロジェクト推進協議会(山形県鶴岡市)
・市、生産者、産直関係者らで組織、農業と観光の連携事業を行う。
地域活性化伝道師の活用事例③(山形県鶴岡市)
<課題・相談内容>
○鶴岡市はユネスコの食文化都市
の登録を目指している。
○食による地域づくりをどのように
進めるべきか。
○6次産業化など、今後の経営展
開に関する先進事例を紹介して欲
しい。
○農業生産者、実施主体等の意欲
喚起
<さくらんぼ、りんご、ぶどう、和
梨など、栽培されている果物の多
さは県内一を誇る櫛引地区>
地域活性化伝道師の活用事例③(山形県鶴岡市)
< 対 応 >
○伝道師による全体相談会を開催
→鶴岡市、生産者、産直関係者等、約70名が参加
→地域の食材について、歴史風土、品種、生産量、栽培方法、出荷窓
口、食べ方などを調べ、データベース化することが重要
○個別相談会・指導
→産直・体験農園等を視察
→商品の選定・配置方法など具体的にアドバイス
地域活性化伝道師の活用事例③(山形県鶴岡市)
<成果と課題>
○生産者等に6次産業化は仰々しいものではなく、身近なところから始め
られるという意識を持たせることができた。
○個別相談会ではペースト加工や商品試作の相談が寄せられるなど、
参加者の意欲喚起につながった。
<最近の動き>
・今年の秋を目途に果実を加工した商品(ジュース)を新発売する予定。
その他にも商品化に向けた動きが何件かあり。
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