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臨海部における緑化指導基準

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臨海部における緑化指導基準
16川環公緑第382号
平成16年9月1日
臨海部における緑化指導基準
本市では、川崎臨海部を川崎再生に向けた「国際環境特区」として位置付け、その推進
により川崎市の特性に応じた産業の集積や新規産業等を発展させながら、水と緑の魅力あ
ふれる環境の整備を進めることとしている。
しかしながら、既存の規制として
(1)「川崎市緑の保全及び緑化の推進に関する条例」に基づく「川崎市緑化指針」による
緑化指導(10%以上の緑化面積を確保)
(2)「環境影響評価に関する条例」に基づく緑被の確保(緑被率約15%以上を確保)
(3)「工場立地法」に基づく緑地の確保(15%以上の緑地を確保)
が、厳しい経済情勢と併せ、有効な土地利用を図るうえで負担となり、臨海部の産業の活
性化に支障をきたしている為、今後は「国際環境特区」に合わせた、より柔軟な対応が必
要とされるので、指導基準を定めこれにあたる。
対象区域
・ 臨海部の範囲:産業道路から東側(海側)とします。
協議対象事業及びその規模
対 象 事
事
業
業
所
(店舗・倉庫・オフィスビル・研究所等)
公共・公益施設
・
規
模
・
建築敷地面積1,000㎡以上
・
建築敷地面積1,000㎡以上
関係法制度に係る事業については、従前のとおりとします。
確保すべき緑化面積率
臨海部
1 事業所
緑化面積率:建築敷地面積の10%以上
2 公共・公益施設
緑化面積率:建築敷地面積の10%以上
臨海緑化ゾーンにおける施設では、まとまりのある緑の創出が課題となっていること
から、特に事業所の緑化面積はできる限り広く確保するよう努めてください。
緑化面積の考え方
・ 用語の定義については緑化指針のとおりとします。
・ 下表は遮断植栽を例にした緑化地面積当たりの植栽本数です。緑の量的水準として
は、次の算式を標準として計画してください。
高木0.08本/㎡ ※高木、中木、低木を比率に応じて換算して
中木0.16本/㎡ 植栽することもできます。但しそれぞれの数
低木0.48本/㎡ 値標準の半数以上は植栽するものとします。
・
緑化地の裸地部分については芝生等の地被植物を植栽し、緑化を図るようにして下
さい。
(既存の緑化指針に追加)
・ 次の1∼4に該当する緑化については、緑化面積の50%以上の緑化地面積を確保
することを前提に、緑化面積として計上することができます。但し、屋上緑化、壁面
緑化のみで緑化面積を計上することもできます。
1.既存緑地についても次の条件を満たすことにより、接道部緑化と同等の取扱いを
行い緑化面積の1.5倍を緑化面積として計上できます。
(緑化地面積の0.5倍
を割増して計上)
①緑化地の幅員は1.0m以上確保すること。
②フェンス等の構造物をやむを得ず設ける場合には、道路空間と一体としてとら
えられることができるように配慮すること。
2.接道部に生垣状の植栽(高さ1.5m以上)が存する場合は、高さ×延長の面積
を緑化面積として計上することができます。
3.敷地内に存する、シンボルツリー・ランドマークツリーとなっている良好な既存
樹木で、高さ6.0m以上、目通周0.4m以上、葉張2.5m以上の高木を、
高さを直径とした円の面積を緑化面積として計上することができます。
4.臨海部内の別の用地に緑化を行う場合、緑化面積として計上できます。
(( 建築敷地 + 緑化を行う用地 ) × 10% = 緑化面積 )
※ ただし、他の事業者の用地に緑化を行う場合は、事前にみどりの協働推進課
にご相談ください。
附則
(施行期日)
この基準は、平成16年9月1日から施行する。
附則
(施行期日)
この基準は、平成17年10月1日から施行する。
附則
(施行期日)
この基準は、平成27年9月1日から施行する。
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