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コミュニティ放送局開設の手引き - 電波利用ホームページ

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コミュニティ放送局開設の手引き - 電波利用ホームページ
コミュニティ放送局開設の手引き
平成27年4月
総務省情報流通行政局
衛星・地域放送課地域放送推進室
目
次
第 1章 地 上 基 幹 放 送 の概 要 ---------------------------------- 1
第 2章 コミュニティ放 送 の概 要 --------------------------------- 3
第 3章 事 業 計 画 の策 定 と開 局 までの流 れ ------------------------ 4
第 4章 コミュニティ放 送 局 の免 許 申 請 手 続 ----------------------- 6
第 5章 審 査 ------------------------------------------------ 9
第 6章 免 許 等 ---------------------------------------------- 12
第 7章 コミュニティ放 送 局 の運 用 ------------------------------- 13
(参考資料1)各地域の総合通信局の連絡先一覧 ----------------------- 22
(参考資料2)申請書様式、添付書類等
(参考資料3)参照条文
第1章
地上基幹放送の概要
1.地上基幹放送関係法令
(1)放送法(昭和25年法律第132号)
ア
目的(第1条)
昭和25年に施行された法律で、次に掲げる原則に従って、放送を公共の福祉に適合するよ
うに規律し、その健全な発達を図ることを目的とします。
一
放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること。
二
放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を確
保すること。
三
放送に携わる者の職責を明らかにすることによって、放送が健全な民主主義の発達に
資するようにすること。
イ
放送番組編集の自由(第3条)
放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律
されることがありません。
ウ
国内放送の放送番組の編集等 (第4条)
放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たっては、次に定めるところによらなけ
ればなりません。
一
公安及び善良な風俗を害しないこと。
二
政治的に公平であること。
三
報道は事実をまげないですること。
四
意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにす
ること。
また、基幹放送事業者は、国内基幹放送の教育番組の編集及び放送に当たっては、その
放送の対象とする者が明確で、内容がその者に有益適切であり、組織的かつ継続的である
ようにするとともに、その放送の計画及び内容をあらかじめ公衆が知ることができるよう
にしなければなりません。この場合において、当該番組が学校向けのものであるときは、
その内容が学校教育に関する法令の定める教育課程の基準に準拠するようにしなければな
りません。 (放送法第 106 条第 2 項)
エ
番組基準(第 5 条)
放送事業者は、放送番組の種別及び放送の対象とする者に応じて放送番組の編集の基準
を定め、これに従って放送番組の編集をしなければなりません。
また、放送事業者は、国内放送について番組基準を定めた場合には、これを公表しなけ
ればなりません(変更した場合も同様とします。)。公表の方法は、当該事業者が行う放
1
送、事務所への書面の備置き及びインターネットの利用その他のできるだけ多くの公衆が
知ることができる方法により行うものとします。
オ
訂正放送等(第9条)
放送事業者が真実でない事項の放送をしたという理由によって、その放送により権利の侵
害を受けた本人又はその直接関係人から、放送のあった日から三箇月以内に請求があったと
きは、放送事業者は、遅滞なくその放送をした事項が真実でないかどうかを調査して、その
真実でないことが判明したときは、判明した日から二日以内に、その放送をした放送設備と
同等の放送設備により、相当の方法で、訂正又は取消しの放送をしなければなりません。
放送事業者がその放送について真実でない事項を発見したときも、同様とします。
(なお、当該規定は、民法の規定による損害賠償の請求を妨げるものではありません。)
(2)電波法(昭和25年法律第131号)
昭和25年に施行された法律で、電波の公平かつ能率的な利用を確保することによって、公
共の福祉を増進することを目的とし、無線局(放送局も含まれる。)の免許、無線設備、無線
従事者、無線局の運用等について規定されています。
(参考資料
「地上基幹放送関係法令等」を参照)
2
第2章
コミュニティ放送の概要
1.コミュニティ放送局とは
(1)市区町村の一部の区域において、地域に密着した情報を提供するために、平成4年1月に
制度化されたFM放送局です。
(2)地域の特色を活かした番組や防災・災害情報等を提供することにより、地域情報の発信拠
点として、豊かで安全な街づくりに貢献できる放送局です。
(3)76.1MHzから94.9MHzのFM放送の周波数帯の電波を利用するため、一般に市販されているFM
ラジオやカーラジオで聴くことができます。
(4)コミュニティ放送局ならではの小回りの利いた取材で、地域のイベントや身近な話題を
取り上げるなど、地域の特性を活かした番組作りを行っています。
(5)平成7年1月の阪神淡路大震災、平成23年3月の東日本大震災において災害情報等がリアル
タイムにきめ細かく提供されたことなどをきっかけに、災害時においてコミュニティ放送
が大きな役割を担うことが期待されています。
2. コミュニティ放送局の開局状況
(1)平成27年4月1日現在、全国で287局が開局しています。
3
第3章
事業計画の策定と開局までの流れ
コミュニティ放送局を開局するためには、以下のとおり放送法や電波法等関係法令に定める
手続きが必要です。
免許申請を行うにあたっては、制度の趣旨をふまえ、地域住民、地方自治体、経済界等の協
力を得て、地域全体の取組みとして進めることが望ましく、また、円滑な事業運営を行うた
め、資金の規模及びその調達方法を定め、無理のない計画を立ててください。
コミュニティ放送を開局する地域を管轄する総合通信局において、コミュニティ放送局の免
許手続き等の説明や相談に応じていますので、計画の段階からお問い合わせください。
1.事業計画の策定等の流れ
項
目
事業計画
準 備 が 必 要 な も の
各地域の総合通信局と打合せ
発起人集め
↓
設立準備会
既設
法人
↓
発起人総会
↓
事業計画の策定
発起人引受承諾書(様式6)
主たる出資者集め(様式2-7)
・株式引受承諾書(様式8)
発起人総会議事録、発起人組合契約書
定款認証(様式2-5)
事業規模の決定(放送区域の設定)
・資金計画
・送信所、演奏所の確保(様式4,5)
役員(予定)の決定(様式2-10)
・役員就任承諾書(様式6参照)
(既設法人の場合を除く。)
・履歴書
放送番組の編集(様式2-11、2-12)
・タイムテーブル等(様式2-13)
番組審議機関(予定)の設置(様式2-14)
・委員就任承諾書(様式6参照)
経営見通し
・5年間の事業収支見積り(様式2-17)
申請書類の準備
免許申請
4
2.開局までの流れ
項
目
準 備 が 必 要 な も の
( 審 査 )
免許申請書及び添付書類等の確認
免許申請
↓
形式審査
↓
審
査
E
申請書等審査
・電波法等関係法令への適合
・経理的基礎の有無、事業計画の確実性
技術審査
・工事設計の技術基準、電気通信設備の技術
基準への適合
・周波数、空中線電力等の指定可否
・混信妨害等
A
E
当該市区町村へ
意見照会
予備免許
無線設備の工事着手
無線従事者選(解)任届(様式10)
試験電波発射届(様式11)
A
既設
法人
E
↓
確認申請書(様式9)
(既設法人の場合を除く。)
法人の設立
の確認申請
↓
法人設立
↓
確認書交付
↓
工事落成
A
E
↓
落成検査
↓
E
無線設備等の点検実施報告書(様式13)
無線設備、無線従事者の資格及び員数
時計、無線局業務書類等
A
運用開始
A
無線局工事落成届(様式12)
(検査手数料を収入印紙により納付)
E
無線局運用開始届(様式14)
電波利用料納入
5
第4章
コミュニティ放送局の免許申請手続
コミュニティ放送局を開局するためには、総務大臣の免許を受けなければなりません。放送
局の免許申請にあたっては、次の書類を提出する必要があります。
1.無線局免許申請書(様式1)
申請者の住所、法人名、代表者氏名、無線局の種別等を記載する。
(免許申請手数料を収入印紙により納付)
2.無線局事項書(様式2-1)
無線局の開設を必要とする理由、電波の型式、希望する周波数の範囲、空中線電力、放送区域
内の世帯数等を記載する。
(1)無線局事項書の「添付書類」について
ア
放送区域図(無線局事項書31欄関係)
5万分の1以上の精密度を有する地図に放送区域を表示し、放送区域となる地域に指定さ
れた電界強度又は電力束密度による等電界強度線又は等電力束密度及び送信空中線の位置
を表示する。
(2)「別紙」とする事項について
ア
無線設備の工事費(無線局事項書21欄関係)(様式2-2)
送信所及び演奏所の機械設備、土地、建物等の工事費等について記載する。
イ
基幹放送の業務に用いられる電気通信設備の概要(無線局事項書23欄関係)
(様式2-3)
ウ
基幹放送の業務を維持するに足りる技術的能力(無線局事項書25欄関係)
(様式2-4)
エ
事業計画等(無線局事項書26欄関係)
①
経営形態及び資本又は出資の額(様式2-5)
株式会社、設立中の株式会社等別に株式数等について記載する。
②
事業開始までに要する用途別資金及びその調達の方法(様式2-6)
工事費、創業費等の用途別資金の額並びにその調達の方法の別(資本金、出資金、借
入金等)及び額を記載する。
③
主たる出資者及びその議決権の数(様式2-7)
総議決権に対する比率が100分の1以上の出資者について、住所、職業、総議決権に対
する比率等を記載する。
④
10分の1を超える議決権を有する者に関する事項(様式2-8)
6
10分の1を超える議決権を有する者について、氏名又は名称、総議決権に対する比率
、衛星基幹放送事業者若しくは移動受信用地上基幹放送事業者の3分の1以上の議決権を
有する場合の当該事業者の名称等を記載する。
⑤ 10分の1を超える議決権を有する他の地上基幹放送事業者又は3分の1を超える議決
権を有する他の衛星基幹放送事業者若しくは移動受信用地上基幹放送事業者に関する
事項(様式2-9)
自らが10分の1を超える議決権を有する他の地上基幹放送事業者又は3分の1を超え
る議決権を有する衛星基幹放送事業者若しくは移動受信用地上基幹放送事業者につい
て、氏名又は名称、他の基幹放送事業者の総議決権に対する比率等を記載する。
⑥
役員に関する事項(様式2-10)
特定役員について、氏名、住所、役名、担当部門等を記載する。
⑦
放送番組の編集の基準(様式2-11)
放送番組の種別及び放送の対象とする者に応じた放送番組の編集の基準を記載する。
⑧
放送番組の編集に関する基本計画(様式2-12)
具体的に放送番組を編集するための基本的な計画を記載する。
⑨
週間放送番組の編集に関する事項(様式2-13)
1週間の放送番組の代表例を記載する。
⑩
放送番組の審議機関に関する事項(様式2-14)
番組審議委員について、氏名、住所、性別、生年月日、職業等を記載する。
⑪
放送番組の編集の機構及び考査に関する事項(様式2-15)
放送番組を編集する組織機構、(考査する組織機構がある場合は)考査する組織機
構について、職務内容を系統的かつ具体的に記載する。この場合において、編集の責
任者については、その権限等について併せて記載する。考査については、その方法を
記載するとともに基準等があるときはそれらを記載又は添付する。
⑫
災害放送に関する事項(様式2-16)
災害放送の実施体制(責任者、連絡系統、要員等)について記載する。
⑬
事業収支見積り(様式2-17)
向こう5年の事業収支見積りについて記載する。
⑭
放送番組の主たる利用見込者(様式2-18)
主たる利用見込者について、氏名又は名称、住所、一年間の利用見込金額等を記載す
る。
3.工事設計書(様式3)
送信の方式、送信機、空中線系、電源設備等について記載する。
(1)工事設計書の「添付書類」について
7
ア
空中線系構成図(工事設計書12欄関係)
構成が複雑なため、工事設計書12欄の記載が困難な時は、次により空中線の構成を示
す図面を添付すること。
・送信機の出力端子から送信空中線まで及び受信空中線から受信機の入力端子までの系
統を記載する。
・空中線柱等における空中線の取付けの状況(平面図及び側面図により明示するこ
と。)を記載する。
・送信空中線については輻射体の形状及び大きさ並びに当該空中線が複数の輻射体によ
り構成されている場合は、各輻射体に給電される電力の比率を記載する。
・送信機の出力端子から送信空中線までの間に給電線以外の装置が挿入されている場合
は、挿入箇所を記載する。
イ
送受信機系統図(工事設計書16欄関係)
当該図面に係る装置を有する場合に添付すること。
・送信機に係るものは、真空管、半導体又は集積回路の名称及び用途、各段の周波数、
発振周波数から発射電波の周波数を合成する方法並びに電源の電圧を、受信機に係るも
のは、真空管、半導体又は集積回路の名称及び用途並びに各段の周波数(受信周波数と
第1局部発信周波数部の周波数との高低の関係を含む。)を記載する。
ウ
電源系統図(工事設計書16欄関係)
当該図面に係る装置を有する場合に添付すること。
・機器の種類、電圧、容量及び相数を記載する。
エ
調整装置系統図(工事設計書16欄関係)
当該図面に係る装置を有する場合に添付すること。
・DS(データサーバ)、APS(番組組立部)、字幕・データ放送等制作システム、EWS
(緊急警報信号発生装置)、ENC(符号化装置)、MUX(多重化装置)、放送スクランブル
装置等の接続を記載する。
【申請手続等の電子化について】
近年の情報化の進展に伴い、政府として申請・届出等の手続の電子化・ペーパーレス化に取
り組んでおり、総務省においても無線局の免許申請等される場合の申請手続等の電子化を推進
しています。
詳細については、各地域の総合通信局にお問い合わせください。
1.電子申請
インターネットを利用して、申請・届出などの行政手続を、いつでも、どこからでも
行うことができます。
8
第5章
審 査
免許申請に対し、電波法の規定により、以下のとおり審査を行います。
1.欠格事由(電波法第5条第4項)
次のいずれかに該当する者には、無線局の免許が与えられません。
一
日本の国籍を有しない人
二
外国政府又はその代表者
三
外国の法人又は団体
四
法人又は団体であって、前三号に掲げる者が特定役員(※)であるもの又はこれらの
者がその議決権の五分の一以上を占めるもの
(※)「特定役員」とは、定款に特別の定めがある場合などを除き、株式会社(取締役会設
置会社を除く。)においては「取締役」、特定非営利活動法人においては「理事」が該
当すると定められています(監査役は含まず)。法人又は団体の各区分に応じた定めに
ついては、「地上基幹放送関係法令等」をご参照ください。
また、電波法又は放送法に規定する罪を犯し罰せられた者や免許の取消処分を受けた者
は、免許が与えられないことがあります。詳細については、各地域の総合通信局にお問い合
わせください。
2.審 査(電波法第7条第2項)
(1)工事設計が電波法第三章に定める技術基準及び基幹放送の業務に用いる電気通信設備が
放送法第121条第1項の総務省令で定める技術基準に適合すること。
工事設計が電波法第三章(無線設備)の技術基準及びこれに基づく省令「無線設備規
則」(昭和25年電波監理委員会規則第18号)等並びに基幹放送の業務に用いられる電気通
信設備が放送法第121条第1項の総務省令「放送法施行規則」に適合しているかを審査す
る。
(2)「基幹放送用周波数使用計画」(昭和63年郵政省告示第661号)に基づき、周波数の割
当てが可能であること。
放送用に使用できる周波数は、告示により「基幹放送用周波数使用計画」として定めら
れており、これに基づき周波数の割当てが可能であるかを審査する。
(3)当該業務を維持するに足りる経理的基礎及び技術的能力があること。
放送局を開設し運営していくためには、相当の経費を必要とするため、工事費の見積り
9
及びその支弁方法、事業計画、事業収支見積り等の妥当性や実施の確実性等について審査
する。
(4)「基幹放送の業務に係る特定役員及び支配関係の定義並びに表現の自由享有基準」(平
成27年総務省令第26号)に合致するかを審査する。
ア
マスメディア集中排除原則
放送をすることができる機会をできるだけ多くの者に対し確保することにより、放送によ
る表現の自由ができるだけ多くの者によって享有されるようにするため、原則として一の
者が複数の放送事業者を支配することができない。(放送法第93条第1項第3号)
① 「支配関係」とは、以下に該当する行為(放送法第2条第1項第32号)
A)議決権の所有
・〔放送対象地域が重複する場合〕
一の者が法人又は団体の議決権の10分の1を超える議決権を有すること。
・[放送対象地域が重複しない場合]
一の者が法人又は団体の議決権の3分の1を超える議決権を有すること。
B)役員
・一の法人又は団体の特定役員で他の法人又は団体の特定役員を兼ねる者の数が、当該他の法人
又は団体の特定役員の総数の5分の1を超えること。
・一の法人又は団体の代表権を有する特定役員又は常勤の特定役員が他の法人又は団体の代表権
を有する特定役員又は常勤の特定役員を兼ねること。
②
同一市町村の区域におけるコミュニティ放送局に係る特例(基幹放送の業務に係る特定役員及び
支配関係の定義並びに表現の自由享有基準第8条第1項第3号)
放送対象地域がいずれも特定の一市区町村である場合、複数のコミュニティ放送局を開設する
ことができることとされている。
その他にもいくつかの特例が設けられております。詳細については、各地域の総合通信局にお問
い合わせください。
(5)「基幹放送普及計画」(昭和63年郵政省告示第660号)に適合すること。
①
災害放送の実施体制(責任者、連絡系統、要員等)が確保(整備)されていること
を確認する。
②
特定の者からのみ放送番組の供給を受けることとなる条項を含む協定を締結しない
ことを確認する。
(6)「放送法関係審査基準」(平成23年総務省訓令第30号)に適合すること。
地上基幹放送の業務を行うことについては、放送法関係の審査に適合するかも審査す
る。
①
申請者が設立中の法人であるときは、当該法人の設立が確実であると認められるものであるこ
10
と。
②
放送番組の編集及び放送は、次に掲げる事項に適合すること。
・公安及び善良な風俗が害しないこと。
・政治的に公平であること。
・報道は、事実をまげないですること。
・意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
③
放送番組の種別及び放送の対象とする者に応じた放送番組の編集の基準を定め、かつ、その基準
に従って放送番組の編集及び放送を行うものであること。また、基準を定め、又は変更した場合に
は、公表するものであること。
④
放送番組審議機関を設置するものであること。また、審議機関は委員5人以上をもって組織する
こと。
⑤
放送対象地域の大部分を共通にする地上基幹放送事業者がいる場合に、1日の放送時間の1/3以上
完全に同一のものとならないこと。
⑥
できる限り毎日放送を行うものであること。
⑦
他人の利用に供するものについては、利用の度合において一部の利用者の独占とならないこと。
⑧
地域密着性の確保のため、次に掲げる事項に適合すること。
・地域に密着した各種の情報(地域の行政情報・タウン情報・交通情報・観光情報等)に関する番
組等、地域住民の要望に応える放送が、できる限り1週間の放送時間(1日につき午前8時から午後8
時までの間に限る。)の50%以上を占めていること。
・発起人及び役員(予定者を含む。)については、できる限り放送を行おうとする地域に住所を有
する者であること。また、主たる出資者についても、できる限り放送を行おうとする地域に住所を
有する者(事業活動の拠点(支社、支店等)を有する者を含む。)であること。
・審議機関の委員は、できる限り放送区域内に住所を有する者であること。
(7)「電波法関係審査基準」(平成13年総務省訓令第67号)等に適合すること。
①
放送区域について
放送を行おうとしている地域以外の放送区域はできる限り小さくなるよう、空中線の設置場所は
なるべく低い場所であり、また、指向性を持った空中線の使用や俯角付き空中線の使用等の対策を
講じたものであること。
② 空中線電力について
20W以下で、かつ、放送を行おうとする地域を放送区域とするために必要最小限の値であること。
3.審査上必要とする資料
申請の審査に際し、電波法第7条第6項の規定に基づき、別途、関係資料の提出を求めるこ
とがあります。
11
第6章
免許等
1.予備免許(電波法第8条第1項)
審査の結果、適合していると判断した場合、電波法第8条第1項に基づき、次の事項を
指定して、予備免許を与えます。
一
工事落成の期限
二
電波の型式及び周波数
三
呼出符号及び呼出名称
四
空中線電力
五
運用許容時間
なお、申請者が設立中の法人の場合、予備免許時に、電波法第104条の2に基づき、「会社設
立の期限」等の条件を付することがあります。その際には、この条件の履行確認のため、予備
免許後おおむね6ヶ月以内に確認申請書の提出が必要です。
2.落成後の検査(電波法第10条)
(1)無線局工事落成届(様式13)
予備免許を受けた者は、工事が落成したときは、その旨を総務大臣に届け出なければなり
ません。
(2)検査
無線局工事落成届の提出後、無線設備、無線従事者の資格及び員数並びに時計及び書類に
ついて検査を受けなければなりません。
なお、当該検査を受けようとする無線設備等について、電波法第24条の2第1項又は第24条
の13第1項の登録を受けた者が総務省令(登録検査等規則)で定めるところにより行った当
該登録に係る点検の結果を記載した書類を添えて上記の届出をした場合においては、検査の
一部を省略することができます。
3.免 許
(1)免許の付与(電波法第12条)
電波法第10条の規定による落成後の検査を行った結果、規定にそれぞれ違反しないと認め
られ検査に合格した場合は、免許が付与されます。
(2)免許の有効期間(電波法第13条、平成7年郵政省告示第198号)
免許の有効期間は、免許の日から起算して5年を超えない期間となります。
コミュニティ放送を行う放送局の有効期間は、平成27年10月31日及びその後5年ごとの10月
31日に満了するよう定められています。
12
第7章
コミュニティ放送局の運用
1.無線局の運用管理
放送事業は公共性が極めて高く、また社会的影響力の大きい事業です。したがって、放送法
や電波法等関係法令に定める規定を遵守する必要があります。
運用にあたっては、以下の無線局運用管理指針に基づき、放送事業者自ら適切な運用・管理
を行うようにしてください。
【無線局運用管理指針】
ア
自主管理体制の確立
①
無線局運用管理規程等により無線局の管理責任体制を明確にし、適正な運用の確保に努
めること。
②
送信所等においては、環境の整備に努めるとともに、施設の安全、事故の未然防止に留
意すること。
③
イ
無線従事者は、無線局の運用形態等に照らし配置すること。
非常災害時における放送実施体制の確保
①
災害情報の伝達及び収集体制について
・災害対策基本法(昭和36年法律第223号)第2条第6号に基づく指定地方公共機関の指定
を受けるとともに都道府県又は市区町村の災害対策本部からの情報伝達の体制を確立する
ことが望ましい。
・災害対策基本法第57条に基づく放送の円滑な実施を図るため、都道府県知事又は市区町
村長との間に協定を締結することが望ましい。
②
非常災害時における放送の実施体制について
・正確かつ迅速な放送の実施を図るために、責任体制、連絡体制、動員体制、放送実施体
制等に関する災害対策要綱等を作成すること。
・災害情報に関しては、防災行政機関との協議の上、災害の種類、規模に応じた各種の原
稿等を予め作成し、速報体制を確立すること。
③
非常災害時における放送施設の確保について
・放送用建築物(演奏所、送信所及び受信所等)及び放送用中継回線の地震、火災、風水
害への対策について万全を期すこと。
・予備送信機(又は代替送信機)、予備送信空中線及び予備電源等の設置の促進を図るこ
と。
・施設の配置箇所又は保管場所は、日常的な使用形態に対応するだけでなく、非常災害時
の通信確保に迅速、適切に対応できるよう整えること。
13
④
非常災害対策の訓練等について
・実際に現用の設備に障害を生じた場合も想定した訓練に努めること。
・非常災害用設備は、定期的な点検を図り、正常に作動することを確認しておくととも
に、関係者に対し、その取扱方法について十分習熟させておくこと。
14
《無線局運用管理規程の例示》
無
線
局
運
用
管
理
規
程
商
号
)が、放送業務を行うために開設した無線局を適正に運
(目的)
第1条
この規程は、(
用・管理するために必要な事項を定めることを目的とする。
(定義)
第2条
この規程において、無線局とは当社が開設する無線局の無線設備及び当該無線設備を
運用・管理する者の総体をいう。
(無線局管理責任者等)
第3条
無線局運用管理体制を明確にするため、次のとおり責任者を選任する。
無線局管理責任者
会社の役職・氏名
無線局運用責任者
会社の役職・氏名
無線局保守責任者
会社の役職・氏名
(無線局管理責任者等の職務等)
第4条
(1)
無線局管理責任者等の職務等を次のとおり定める。
無線局管理責任者
無線局管理責任者は、無線局の管理、運用、保守等に係る総括的な責任を負うこと
とし、次の職務を行う。
ア
無線局の開設又は変更等に関する計画の検討
イ
電波法令上の手続きをする上で、代理人を定めて委任する場合の代理人の選定
及び委任範囲の決定等
(2)
ウ
無線局の開設又は変更に係る工事業者の選定、契約、施行の監督等
エ
電波法令に基づく無線局検査の事前準備、立会及び検査後に必要とする措置
オ
無線従事者の補充又は複数選任に関すること
カ
無線局の運用指導
キ
その他必要とする事項
無線局運用責任者
無線局運用責任者は、無線局の運用に関する責任を負う。
(3)
無線局保守責任者
無線局保守責任者は、無線局の保守に関する責任を負う。
(4)
無線担当者
無線担当者は、電波法令等に定める業務を遂行するために、無線局管理責任者が命
ずる次の職務を行う。
ア
電波法令に基づく申請、届出、報告等の書類作成、手続き及び管理・保管
15
イ
無線設備の点検
ウ
商用電源障害時における運用及び予備電源の機能試験
エ
その他必要とする事項
(無線局の運用)
第5条
無線局の運用に当たっては、免許状に記載された目的又は放送事項の範囲を超える運
用は行わない。
なお、非常災害等が発生し、又は発生するおそれがある場合には、災害放送に関する
事項(事業計画等の添付書類)に基づき、当該情報の収集に努め、正確かつ迅速な放送
の実施を図る。
(備え付け書類と保存期間)
第6条
無線局に備え付けを要する業務書類は、次のとおりとする。
(1)
無線局免許状
(2)
免許申請書の添付書類
(再免許後も工事設計書及び添付図面の保存を必要とする。)
(3)
変更申請書、届書及び添付書類の写し
(4)
無線業務日誌
(5)
無線従事者選(解)任届の写し
2
免許状は、送信装置のある場所の見易い箇所に掲示する。
3
業務書類は、一括して○○に備え付ける。
4
無線従事者選(解)任届は、選任又は解任に係る変更があった都度、その時点にお
ける無線従事者全員を記載した現状のものとする。
(無線設備の障害等)
第7条
無線従事者及び無線担当者が無線設備に障害等の異状があることを発見したときは、
その状況を無線局管理責任者に報告し、指示にもとづき、速やかに対処する。
(指示事項等の措置報告)
第8条
無線局管理責任者は、○○総合通信局が行う無線局の検査において指示、又は勧告事
項があったときは、速やかに必要な措置を行うとともに指示事項については、○○総合
通信局長に対し、その措置状況を報告する。
(無線設備の点検)
第9条
(1)
無線局の保守について万全を期するため、次に掲げる定期点検を行うものとする。
毎日点検
無線従事者及び無線担当者の勤務時において送受信装置の電源を「ON」にした状態
で、機器点検を行うとともに時計の時刻照合を行う。
(2)
年次点検
毎年1回以上、あらかじめ定める日に点検を行うこととし、特に次の事項について
16
は、重点的に確認を行う。
ア
書類点検
備え付け書類の整備状況について点検を行う。
イ
設備点検
送信設備に使用する電波の周波数の偏差、占有周波数帯域幅、空中線電力、スプ
リアス発射の強度及び送信装置の総合周波数特性について実測並びに放送区域内の
受信状況について実聴点検を行うとともに、工事設計書の記載事項と設備の現状に
ついて対比照合を行う。
附
則
この規程は、平成○年○月○日から実施する。
17
2.運用に際しての主な遵守事項
(1)放送番組審議機関への諮問及び報告等(放送法第6条)
ア
番組基準及び放送番組の編集に関する基本計画を定め、又はこれを変更しようとする
ときは、審議機関に諮問しなければなりません。
イ
審議機関が諮問に応じて答申し、又は意見を述べた事項があるときは、これを尊重し
て必要な措置をしなければなりません。
ウ
イにより講じた措置、訂正又は取消しの放送の実施状況、放送番組に関して申出のあっ
た苦情その他の意見の概要を審議機関に報告しなければなりません。
エ
審議機関からの答申又は意見を放送番組に反映させるようにするため審議機関の機能
の活用に努めるとともに、審議機関の答申又は意見の内容その他審議機関の議事の概
要、講じた措置の内容を公表しなければなりません。
(2)災害の場合の放送(放送法第108条)
基幹放送事業者は災害が発生し、又は発生するおそれがある場合には、その発生を予防
し、又はその被害の軽減するために役立つ放送をしなければなりません。
(3)広告放送の識別のための措置(放送法第12条)
放送事業者は、対価を得て広告放送を行う場合には、受信者がその放送が広告放送であるこ
とを明らかに識別することができるようにしなければなりません。
(4)呼出符号等の放送(無線局運用規則第138条)
放送局は、放送の開始及び終了に際しては、自局の呼出符号又は呼出名称を放送しなければ
なりません。また、放送中は毎時一回以上自局の呼出符号又は呼出名称を放送しなければなり
ません。
(5)試験電波の発射(無線局運用規則第139条)
放送局は、無線機器の試験又は調整のため電波の発射を必要とするときは、他の無線局の通
信に混信を与えないことを確かめた後でなければその電波を発射できません。また、電波を発
射したときは、発射直後及びその発射中10分ごとを標準として、試験電波である旨及び自局の
呼出符号又は呼出名称を放送しなければなりません。
(6)定期検査の実施(電波法第73条)
電波法施行規則別表第5号第2項(2)の規定に基づき、5年毎に各地域の総合通信局より定期
検査の通知があるので、第6章2(2)記載の電波法第10条に定める落成検査に準じて対応しなけ
ればなりません。
18
3.法令に基づく報告等
(1)無線従事者選(解)任届(電波法第51条)(様式10)
無線従事者を配置し、選任・解任の都度、届出が必要です。
(2)停波事故報告、重大な事故報告書(詳細)(放送法第113条)(様式21、22)
何らかの事故により放送の送出が止まった場合は、直ちに原因と停波時間等を報告する必
要があります。また、停波報告の提出後、総合通信局からの指示により重大な事故報告書の
提出も必要となります。
(3)特定地上基幹放送局等設備の状況報告(放送法施行規則第127条)(様式23)
毎年4月から各6か月までの期間ごとにその期間中における放送設備等の状況をまとめ、
報告が必要です。
(4)放送事業収支結果報告(電波法施行規則第43条の3第2項)(様式15)
年1回(決算期ごと)、事業収支結果について、財務諸表の記載のある書類(株主総会で
使用したもので可)を添えて報告が必要です。
(5)事業計画の変更届(電波法施行規則第43条の3第1項)
免許申請時に提出した以下の事業計画の内容に変更があったときは、事業計画の変更の届
出が必要です。
①
経営形態及び資本又は出資の額(様式16-1)
②
主たる出資者及びその議決権の数(様式16-2)
③
10分の1を超える議決権を有する者に関する事項(様式16-3)
④
10分の1を超える議決権を有する他の地上基幹放送事業者又は3分の1を超える議決権
を有する他の衛星基幹放送事業者若しくは移動受信用地上基幹放送事業者に関する事項
(様式16-4)
⑤
役員に関する事項(様式16-5)
⑥
週間放送番組の編集に関する事項(様式16-6)
⑦
放送番組の編集の機構及び考査に関する事項(様式16-7)
(6)資料の提出(放送法施行令第7条第3号)
放送法第175条に基づき、放送法施行令(昭和25年政令第163号)の定めるところにより、
以下の資料を提出してください。
ア
放送番組の編集の基準に関する事項、放送番組の編集に関する基本計画に関する事
項、放送番組審議機関の組織及び運営に関する事項
以下について、制定又は変更の都度、関係の資料を提出してください。
19
①
放送番組の編集の基準に関する事項(様式17-1)
②
放送番組の編集に関する基本計画に関する事項(様式17-2)
③
放送番組審議機関の組織及び運営に関する事項(様式17-3、17-4)
(組織及び議事に関する規程の変更、番組審議委員の変更)
イ
放送番組審議基幹の議事の概要並びにその答申又は意見に対して講じた措置に関する
事項(開催報告)(様式18)
放送番組審議会を開催した場合は、議事概要等(開催年月日及び議事概要並びに答申又
は意見に対して講じた措置の内容及び年月日並びに公表の内容、方法及び年月日)を毎月
提出してください。
なお、番組審議機関の開催回数については、放送番組の適正を図るにあたって、その機
能が発揮されるに十分な回数を開催するよう努めてください。
【放送番組審議会規程の例示】
○○コミュニティ放送番組審議会規程
第1条
この規程は、○○コミュニティ放送の番組審議会の議事を円滑に
進めるために設けるものである。
第2条
○○コミュニティ放送番組審議会(以下当会という)は、○○市
内に居住する有識者により構成する。
第3条
当会は委員5名で構成し、委員から座長1名を選出する。
第4条
当会委員の任期は1年間とし、再任を妨げない。
第5条
当会には、○○コミュニティ放送㈱(以下会社という)から番
組、編成責任者を出席させることができる。
第6条
当会は、原則として毎月1回開催し、諸般の事情により開催が困
難な場合はその月を休会とすることができる。
第7条
当会は、会社の諮問に応じ、放送番組の適正を図るため必要な事
項を審議し、これに関し会社に意見を述べることができる。
第8条
会社は、当会から出された意見は尊重し、必要な措置を講じなけ
ればならない。
第9条
ウ
この他、当会の運営は放送法第6条の規定に基づく。
訂正又は取消しの放送に関する報告(様式19)
訂正又は取消し放送の請求に対して措置をした場合、その都度報告するとともに、毎年
度、訂正又は取消し放送の実施状況をまとめて報告してください。
20
エ
放送番組の供給に関する協定の報告について(様式20)
協定の成立又は変更の都度、提出してください。
4.備付けを要する業務書類等(電波法第60条、電波法施行規則第38条)
放送局には次の書類等を備え付けておかなければなりません。
① 免許状
② 無線局の申請書等の写し
③ 無線業務日誌※
④ 正確な時計
(※)無線業務日誌と基幹放送業務日誌を一つにまとめて作成する場合、基幹放送業務日誌
に記載が求められる「放送のたびごとの放送開始時刻、放送終了時刻」の記入漏れのな
いように注意してください。
21
各地域の総合通信局の連絡先一覧
------------------------------------------------------------------------------------------北海道総合通信局放送課 〒060-8795
札幌市北区北8条西2-1-1 札幌第一合同庁舎
011(709)2311内4664
------------------------------------------------------------------------------------------東北総合通信局 放送課 〒980-8795
仙台市青葉区本町3-2-23 仙台第二合同庁舎
222(221)0699
------------------------------------------------------------------------------------------関東総合通信局 放送課 〒102-8795
千代田区九段南1-2-1
九段第三合同庁舎
03(6238)1705
------------------------------------------------------------------------------------------信越総合通信局 放送課 〒380-8795
長野市旭町1108
026(234)9992
------------------------------------------------------------------------------------------北陸総合通信局 放送課 〒920-8795
金沢市広坂2-2-60 金沢広坂合同庁舎
076(233)4492
------------------------------------------------------------------------------------------東海総合通信局 放送課 〒461-8795
名古屋市東区白壁1-15-1 名古屋合同庁舎第3号館
052(971)9148
------------------------------------------------------------------------------------------近畿総合通信局 放送課 〒540-8795
大阪市中央区大手前1-5-44 大阪合同庁舎第一号館
06(6942)8568
------------------------------------------------------------------------------------------中国総合通信局 放送課 〒730-8795
広島市中区東白島町19-36
082(222)3385
------------------------------------------------------------------------------------------四国総合通信局 放送課 〒790-8795
松山市宮田町8-5
089(936)5038
------------------------------------------------------------------------------------------九州総合通信局 放送課 〒860-8795
熊本市西区春日2-10-1
096(326)7307
------------------------------------------------------------------------------------------沖縄総合通信事務所 情報通信課 〒900-0029
那覇市旭町1-9 カフーナ旭橋B-1街区5F
098(865)2307
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------情報流通行政局 衛星・地域放送課 地域放送推進室
〒100-8926
千代田区霞が関2-1-2
03(5253)5809
-------------------------------------------------------------------------------------------
22
添付書類等の様式及び記載方法
様
式
《参考》各種報告・届出一覧
【無線局免許申請関係様式】
○免許申請時提出
1
無線局免許申請書
2-1
無線局事項書
2-2
無線設備の工事費(別紙21)
2-3
基幹放送の業務に用いられる電気通信設備の概要(別紙23-①~⑩)
2-4
基幹放送の業務を維持するに足りる技術的能力(別紙25-①~③)
2-5
経営形態及び資本又は出資の額(別紙26の(1))
2-6
事業開始までに要する用途別資金及びその調達の方法(別紙26の(2))
2-7
主たる出資者及びその議決権の数(別紙26の(3))
2-8
10分の1を超える議決権を有する者に関する事項(別紙26の(4))
2-9
10分の1を超える議決権を有する他の一地上基幹送事業者又は3分の1
を超える議決権を有する他の衛星基幹放送事業者若しくは移動受信用地
上基幹放送事業者に関する事項(別紙26の(5))
2-10 役員に関する事項(別紙26の(6))
2-11 放送番組の編集の基準(別紙26の(7))
2-12 放送番組の編集に関する基本計画(別紙26の(8))
2-13 週間放送番組の編集に関する事項(別紙26の(9))
2-14 放送番組の審議機関に関する事項(別紙26の(10))
2-15 放送番組の編集の機構及び考査に関する事項(別紙26の(11))
2-16 災害放送に関する事項(別紙26の(12))
2-17 事業収支見積り(別紙26の(17))
2-18 放送番組の主たる利用見込者(別紙26の(18))
3
工事設計書
4
送信所敷地使用承諾書
5
演奏所敷地使用承諾書
6
発起人引受承諾書(設立中の法人の場合)
7
法人設立計画書(設立中の法人の場合)
8
株式引受承諾書(設立中の法人の場合)
○予備免許後提出
9
確認申請書(予備免許後に会社設立の場合)
10
無線従事者選(解)任届
11
試験電波発射届
12
無線局工事落成届
13
無線設備等の点検実施報告書
○免許後提出
14
無線局運用開始届
【各種報告・届出関係様式】
15
放送事業収支結果報告
16-1 事業計画変更届 経営形態及び資本又は出資の額
16-2 事業計画変更届 主たる出資者及びその議決権の数
16-3 事業計画変更届 10分の1を超える議決権を有する者に関する事項
16-4 事業計画変更届 10分の1を超える議決権を有する他の地上基幹放送事
業者又は3分の1を超える議決権を有する他の衛星基幹
放送事業者若しくは移動受信用地上基幹放送事業者 に
関する事項
16-5 事業計画変更届 役員に関する事項
16-6 事業計画変更届 週間放送番組の編集に関する事項
16-7 事業計画変更届 放送番組の編集の機構及び考査に関する事項
17-1 資料の提出 放送番組の編集の基準に関する事項
17-2 資料の提出 放送番組の編集に関する基本計画に関する事項
17-3 資料の提出 放送番組審議機関の組織及び運営に関する事項(組織及び
議事に関する規定の変更)
17-4 資料の提出 放送番組審議機関の組織及び運営に関する事項(番組審議
委員の変更)
18
放送番組審議会議事録の提出について
19
20
21
22
23
24
25
26
訂正又は取消しの放送に関する報告
放送番組の供給に関する協定の報告について
停波事故報告
重大な事故報告書(詳細)
特定地上基幹放送局等設備の状況報告書
無線局変更申請(届)書
放送休止届
無線局廃止届
《参考》各種報告・届出一覧
区分
様式
提出時期
様式14
免許を受けたとき
1部
■無線従事者選(解)任届(電波法第51条)
様式10
選任又は解任の都度
1部
様式15
毎年度(提出期限:6月末)
※決算期が異なる場合は決算後速やかに
2部
■放送事業収支結果報告(電波法施行規則第43条の3第2項、第3項)
内容、注意点、添付書類等
提出部数
■運用開始届(電波法第16条第1項)
・決算期ごとに財務諸表の記載のある書類(株主総会で使用したもので可)を添付
■放送局事業計画変更届(電波法施行規則第43条の3第1項)
経営形態及び資本又は出資の額
様式16-1 ※様式2-5添付
主たる出資者及びその議決権の数
※外国人等の占める議決権の数を含む
様式16-2 ※様式2-7添付
10分の1を超える議決権を有する者に関する事項
様式16-3 ※様式2-8添付
・変更後の定款又は寄付行為の謄本を添付
変更の都度
10分の1を超える議決権を有する他の地上基幹放送事業者又は3分の1を
超える議決権を有する他の衛星基幹放送事業者若しくは移動受信用地上 様式16-4 ※様式2-9添付
基幹放送事業者に関する事項
・無線局免許手続規則第4条第2項に規定する様式に変更後の現状を付し、変更箇所に※印を付
し、備考欄又は余白に変更年月日を記載したものを添付
・役員に関する事項に変更があった場合には、新たに選任された役員等の履歴書を添付
2部
役員に関する事項
様式16-5 ※様式2-10添付
週間放送番組の編集に関する事項
様式16-6 ※様式2-13添付 変更の都度(4月・10月)
・4月及び10月の週間放送番組を添付
放送番組の編集の機構及び考査に関する事項
様式16-7 ※様式2-15添付
・変更事項について新旧を対比したものを添付
変更の都度
その他の事項
■資料の提出(放送法施行令第7条第3号)
放送番組の編集の基準に関する事項
様式17-1 ※様式2-11添付
放送番組の編集に関する基本計画に関する事項
様式17-2 ※様式2-12添付
放送番組審議機関の組織及び運営に関する事項
(組織及び議事に関する規程変更、番組審議委員の変更)
様式17-3(規定等変更)
様式17-4(審議委員変更)
※様式2-14添付
放送番組審議機関の議事の概要並びに
その答申又は意見に対して講じた措置に関する事項(開催報告)
様式18
制定又は変更の都度
・当該書類を添付
毎月
2部
訂正又は取消しの放送に関する報告
様式19
(訂正又は取消しの請求件数及びこれらの請求に対して措置した件数)
毎年度(提出期限:4/5)
訂正又は取消しの放送に関する報告
(訂正又は取消し放送の措置報告)
様式19
発生の都度、可及的速やかに(電話により
第一報、その後メール又はFAX等にて報告)
放送番組の供給に関する協定の報告について
様式20
協定の成立又は変更の都度
・協定書の写し又は協定の内容を証する書類を添付
■停波事故報告
様式21
発生の都度、可及的速やかに(電話により
2部
第一報、その後メール又はFAX等にて報告)
・何らかの事故により放送の送出が止まった場合は、直ちに原因と停波時間等を報告すること
■重大な事故報告書(詳細)(放送法第113条)
様式22
停波報告提出後、総合通信局からの指示に
より作成し、提出する。
2部
■特定地上基幹放送局等設備の状況報告書(放送法第115条)
様式23
規定の様式により定期報告を行う必要があ
る。(4月・10月)
2部
■無線局変更申請(届)書(電波法第17条、第19条)
様式24
変更しようとするとき(申請又は届出が必
要な事項のみ)
2部
■放送休止届(電波法第16条第2項)
様式25
1ヶ月以上休止するとき、
休止期間を変更するとき
2部
■無線局廃止届(電波法第22条)
様式26
廃止前までに
2部
・無線設備、無線設備の設置場所、指定事項の変更など
・免許人が無線局を廃止したときは、免許は、その効力を失う(電波法第23条)
・免許がその効力を失ったときは、免許人であった者は、一箇月以内にその免許状を返納しな
ければならない(電波法第24条)
・免許がその効力を失ったときは、免許人等であった者は、遅滞なく空中線の撤去その他の総
務省令で定める電波の発射を防止するために必要な措置を講じなければならない(電波法第78
条)
[様式1]
免
許
無線局
申請書
再免許
収入印紙ちよう付欄
年
総務大臣 殿
申
請
月
日
※申請年月日を記載
者
住 所 ※本店又は主たる事務所の所在地を記載
氏 名
印
代表者氏名
※代理人による申請の場合は、申請者に関する必要事項を記載するとともに、
当該代理人の氏名、住所及び電話番号を付記すること。
を 開 設 し た い の で 、 電 波 法 第 6 条
下記の無線局
の規定により別紙の書類を添えて申請します。
の再免許を受けたいので、無線局免許手続規則第 16 条
① 無線局の種別及び局数
※無線局の種別(放送の種類を付記)
と局数を記載
(記載例)
② 識別信号
※記載を要しない
記
③ 免許の番号
※記載を要しない
基幹放送局(超短波放送(コミュニテ
ィ放送局)
) 1局
④ 免許の年月日
※記載を要しない
⑤ 備考
※免許申請手数料を記載のこと
(参考)0.1W 以下 9,700 円
3W 以下 39,100 円
10W 以下: 54,300 円
20W 以下: 96,400 円
申請に関する連絡責任者 ※申請についての連絡者に関する必要事項を記載すること。
住
所
所
属
氏
名
電話番号
電子メールアドレス
*用紙は、日本工業規格A列4番とし、当該欄に全部を記載することができない場合は、その欄に別紙に記載する旨を記載し、この様式に定める規格の用紙に適宜
記載すること。
1
1枚目
[様式2-1]
無線局事項書
1 申請(届出)の区分
免許の申請を行う場合、「開
設」の□にレ印を付けること。
□ 開 設 □ 変 更 □再 免 許
電波法第5条の欠格事由の有無につい
て該当の□にレ印を付けること。
特定地上基幹放送局の場合は、
「BC」と記入。
2 無線局の種
別コード
BC
3 免許の番号
※ 整理番号
※記載不要
※開設の場合は記載不要
※開設の場合、「継続開設又は変更」の文字を抹消し、開設を必要とする理由をできる限り詳しく記
載すること。
4 欠格事由
法人又は団体
(
6
申
請
)
届
出
短
者
名
等
○○ホウソウカブシキカイシャ
氏
名 コード[ ] ○○放送株式会社
又
は
日本工業規格JIS X0401及び
名
X0402に規定する都道府県及び市
称 姓 フリガナ
区町村コードにより該当するコー
ドを記載。(不明の場合は記載は
不要)
①申請者が法人の場合:その名称
②団体の場合:その名称及び代表者氏名
を記載し、それぞれにフリガナを付けること。
代表者名
名 フリガナ
フリガナ
□ 無
「何時から何時まで」のように記載す
ること。ただし、24時間を希望する場
合は記載不要。
7 希望する運用許容時間
5 開設、継続開設又は
変更を必要とする理由
フリガナ
□ 有
□ 日付指定: . . .
8 工事落成の予定期日
□ 予備免許の日から 月目の日
□ 予備免許の日から 日目の日
該当する□にレ印を付けること。日付指定については「平
成27年10月1日」は「H27.10.1」のように記載すること。
9 免許の年月日
※開設の場合は記載不要
10 免許の有効期間
※開設の場合は記載不要
11 希望する免許の有効期間
※開設の場合は記載不要
12 最初の免許の年月日
※開設の場合は記載不要
※申請者が法人又は団体の場合は本店又は主たる事業所の所在地を記載し、フリガナを付
都道府県-市区町村コード
けること。なお、都道府県コードを記載した場合は、都道府県及び市区町村の記載は要し
住
[(例)01-102 ]
ない。
所
□ 免許の日
□ 日付指定: . . .
□ 予備免許の日から 月以内の日
□ 免許の日から 月以内の日
該当する□にレ印を付けること。日付指定につい
ては「平成27年10月1日」は「H27.10.1」のように
記載すること。
13 運用開始の予定期日
郵便番号
(例)123 - 4567
電話番号
(例)012-345-6789
14 無線局の目的コード 無線局の目的コード [ BBC ] 基幹放送の種類コード [ CFM ]
辺
コード [
]
コード [
]
15 放送事項
コード表(告示平16第860号)により該当するコード(BBC:
基幹放送用、CFM:コミュニティ放送)を記載
コード [
]
放送事項を放送の目的別種類により記載すること。目的別種類
の記載例については「15 放送事項記」載例を参照のこと
コード [
]
16 識別信号
コード [
コード [
]
当該放送局を識別するための名称(免許申
]
請の場合は希望する名称)を記載すること。
※19、28、30、32及び34の欄にも同じ名称
を記載
17 基幹放送局の名称
免許の申請の場合、希望する呼出名称があれば記載のこと(なければ記載不要)。
呼出名称は申請者の名称又は略称、設置場所の地名(必要があると認められる場合に
限る。)の次に「エフエム」又は「エフエムほうそう」の文字を付したもの。ただし、
申請者の名称に「エフエム」が使用されているときは、「エフエム」又は「エフエム
①電波の型式:電波法施行規則第四条の二参照。
ほうそう」の文字を省略することができる。
「(F):周波数変調」、「(3):アナログ信号である単一チャンネルのもの」、
「(8):アナログ信号である二以上のチャンネルのもの」、
18 電波の型式並びに希 (例)F3E・F8E 76.1MHz~94.9MHz ~20W 最大実効輻射電力~68W
「(E):電話(音響の放送を含む。)」
望する周波数の範囲及 方向別実効輻射電力「工事設計書添付の送信空中線の水平指向図による。」
②周波数の範囲:コミュニティ放送に割り当てられている「76.1MHzから
び空中線電力
94.9MHzまで」を記載
③空中線電力:空中線電力及び最大実行輻射電力又は最大等価等方輻射電力を
記載のこと。
長
辺
(日本工業規格A列4番)
2
2枚目
19 無線局の区別
設置場所の
区別コード
設置場所
番号
(例)1
T
(例)2
S
20 無線設備の設
置場所
フリガナ
○○ケン○○シ○○1-2-3
都道府県-市区町村コード
[ ]
○○県○○市○○1-2-3
フリガナ
○○ケン○○シ○○4-5-6
都道府県-市区町村コード
[ ]
○○県○○市××4-5-6
都道府県-市区町村コード
[ ]
別紙に記載のとおり
※ 整理番号
※記載不要
住所
フリガナ
短
21 無線設備の工
事費
※17欄の名称を記載
送信所、受信所、演奏所等無線設備の設置場所を異にするものについては、設置場所番号の欄に個
別の番号を付し、設置場所の区別コード(送信所:T、受信所:R、送受信所:W、演奏所:S)を記
載し、それぞれの設置場所(「北海道○○市○○町○-○-○何内」のように記載し、フリガナを
付けること。)を記載すること。異にしないものについては、設置場所番号の欄及び設置場所の区
別コードの欄は記載しないこととし、設置場所を同様に記載すること。
「別紙に記載のとおり」とし、様式2-2「別紙21 無線設備の工事費」に詳細を記載し提出すること。
法人又は団体
フリガナ
22 認定を受けようとす
る者の氏名又は名称
姓
一の放送系における地上基幹放送の業務を行うことについて放送法第93条
第1項の規定により一の認定を受けようとする者の氏名又は名称(申請者
代表者名
が法人の場合はその名称を、団体の場合はその名称及び代表者氏名を記載
フリガナ
し、それぞれにフリガナを付けること。)を記載すること。
名
フリガナ
(特定地上基幹放送局の場合は、記載不要)
23 基幹放送の業務に用
いられる電気通信設備の 別紙23-①~⑫
概要
24 放送法第2条第24号
特定地上基幹放送局は不要
の基幹放送局設備の範囲
25 基幹放送の業務を維
持するに足りる技術的能 別紙25-①~③
力
(記載例)別紙26の(1)~(12)、(17)~(18)に記載のとおり
(別紙)
26 事業計画等
レ
□(1) 経営形態及び資本又は出資の額
レ
□(11) 放送番組の編集の機構及び考査に関する事項
レ
□(2) 事業開始までに要する用途別資金及びその調達の方法
レ
□(12)
レ
□(3) 主たる出資者及びその議決権の数
□(13) 試験、研究又は調査の方法及び具体的計画
レ
□(4) 10分の1を超える議決権を有する者に関する事項
レ
□(5) 10分の1を超える議決権を有する他の地上基幹放送事業者又は3分の
1を超える議決権を有する他の衛星基幹放送事業者若しくは他の移動受信
用地上基幹放送事業者に関する事項
レ
□(6) 役員に関する事項
レ
□(7) 放送番組の編集の基準
□(14) 試験の方法及び具体的計画
□(15) 放送事業と併せ行う事業及び当該事業の業務の概要
□(16) 将来の事業予定
レ
□(17) 事業収支見積り
レ
□(18) 放送番組の主たる利用見込者
レ
□(19) 免許の期間における事業並びに資産、負債及び収支の実績
レ
□(8) 放送番組の編集に関する基本計画
レ
□(9) 週間放送番組の編集に関する事項
レ
□(10) 放送番組の審議機関に関する事項
辺
27 備考
(記載例)コミュニティ放送の実施予定地域は○○市の一部
長
災害放送に関する事項
コミュニティ放送の実施予定地域(申請者が地域住民の需要にこたえ放送をしようとする地域を
いう。)を記載すること。
辺
(日本工業規格A列4番)
3
3枚目
28 無線局の区別
※17欄の名称を記載
※記載不要
※ 整理番号
使用する無線設備の区分
29
□送信所
□予備送信所
世帯数
(A)
都道府県-市区町村コード
短
市、区、町又は村を単
位に、都道府県コード
を記載すること。
放送区域内の
世帯数(B)
□主送信機
比率 (
□予備送信機
(B)
× 100)
(A)
世帯数、放送区域内の世
帯数の欄には、最近の国
勢調査による数を記載す
ること。
放
都道府県-市区町村コード
□主空中線
世帯数(A)
放送区域内の
世帯数(B)
□予備空中線
比率 (
(B)
(A)
×100)
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
送
区
域
内
の
世
帯
数
情
報
辺
%
長
辺
合 計
(日本工業規格A列4番)
4
4枚目
30 無線局の区別
※17欄の名称を記載
※ 整理番号
※記載不要
使用する無線設備の区分
□送信所
□予備送信所
都道府県-市区町村コード
短
31
市、区、町又は村を単位に、
都道府県コードを記載し、
「全部・一部の別」欄の該
当する□にレ印を付けるこ
と。
放
送
全 部 ・ 一 部 の 別
□主送信機
□予備送信機
都道府県-市区町村コード
辺
域
長
都道府県-市区町村コード
□予備空中線
全 部 ・ 一 部 の 別
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
放送区域を表示した地図を添付すること。
・5万分の1以上の精密度を有する地図に「基幹放送局の開設の
□ 全部
□ 一部
根本的基準第2条第15号」の規定による放送区域を表示し、か
つ、同号の規定により放送区域となる地域に指定された電界強
度又は電力束密度による等電界強度線又は等電力束密度線及び
□ 全部
□ 一部
送信空中線の位置を表示すること。この図面の大きさが1平方
メートル以上になるときは、50万分の1又は20万分の1の精密度
を有する地図に記載すること。
・放送区域、等電界強度線及び等電力束密度線を表示するに当
□ 全部
□ 一部
たっては、超短波放送は「85MHz」によること。
区
全 部 ・ 一 部 の 別
□主空中線
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
□ 全部
□ 一部
辺
(日本工業規格A列4番)
「15 放送事項」記載例
コード
放送事項(括弧内の内容は各放送局において適宜記載のこと)
〔 0 1 〕 報道
(一般ニュース、ニュース解説、スポーツニュース、週間ニュース、災害に関する情報等)
〔 0 2 〕 教育
(学年別学校向講座、英会話の時間、職業教育講座等)
〔 0 3 〕 教養
(政治解説、政治討論会、婦人向講座、文学座談会、音楽講座、街頭討論会等)
〔 0 4 〕 娯楽
(音楽、スポーツ行事、小説朗読、演芸等)
〔 0 6 〕 その他
(通信販売番組、放送番組の予告等)
上記の他、コミュニティ放送を行う放送局の場合は、適宜の分類を用いることができる。
以下、記載例
コード
放送事項(括弧内の内容は各放送局において適宜記載のこと)
〔
〕 生活情報 (道路交通情報、病院の案内、天気予報等)
〔
〕 行政情報 (市区町村議会情報、市区町村広報等)
〔
〕 観光情報 (観光地、観光施設の案内、宿泊施設の案内、各種行事の案内等)
※無線局事項書の欄に書ききれない場合は、別紙として添付することも可
[様式2-2]
別紙21
無線設備の工事費
区
AE
送信所の
機械設備
演奏所の
機械設備
受信所の
機械設備
土 地
AE
E
分
E
AE
金
額
E
AE
備
考
E
千円
(記載例)
送 信 機
空 中 線 系
空 中 線 柱
電 源 装 置
その他の設備
計
演 奏 装 置
撮 像 装 置
調 整 装 置
電 源 装 置
そ の 他 の 設 備
計
受 信 機
空 中 線 系
その他の設備
計
送 信 所
演 奏 所
受 信 所
事 務 所 等
計
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
は、その旨及び1年分の借料を
AE
E
記載すること。
AE
E
※
※
土地、建物等を借用する場合
土地又は建物の規模等を「畑
地何平方メートル何某所有」、
「鉄筋コンクリート何階建何平
方メートル」のように記載する
こと。
送 信 所
演 奏 所
建
物
受 信 所
事 務 所 等
計
事務所設備
道路分担金
電力引込負担金
その他
STリンク
工事雑費等
計
合
計
AE
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
AE
E
※
同上
E
AE
E
《添付書類》
送信所、演奏所、受信所等の土地若しくは建物の購入又は借用、送信空中線の共用等の場
合は、譲渡承諾書、賃貸承諾書、使用許可書の写し等その確実性を証明する書類を添付する
こと。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
平成○○年
事業者名
試験機器及び応急復旧
機材の配備
CFM
送信空中線に起因する
誘導対策
別紙○
放送設備を収容する建
築物
(11) 耐雷対策
(10)
(9) 屋外設備
(8) 防火対策
(7)
(6) 停電対策
(5) 機能確認
(4) 耐震対策
(3)
(2) 故障検出
大項目
(1) 予備機器等
文書
放送ネットワーク概要図
電気通信回線設備の構成図
①
②
ア
イ
ウ
①
②
①
②
③
①
②
①
②
火災への対策
空中線等への環境影響の防止
公衆による接触の防止
建築物の強度
屋内設備の動作環境の維持
立ち入りへの対策
雷害への対策
電磁誘導の防止
試験機器の配備
応急復旧機材の配備
設備据付けに関する地震対策
設備構成部品に関する地震対策
①、②に関する大規模地震対策
予備機器の機能確認
電源供給状況の確認
予備電源の確保
発電機の燃料の確保
やむを得ず①の措置を講ずることがで
② きない設備について、故障等を速やか
に検出、運用者へ通知
小分類
予備機器の確保、切替
① 故障等を直ちに検出、運用者へ通知
措置項目
系統図
電源系統図
措置項目及び措置事項
対象設備
設備の分類
別紙番号
別紙 23-①
別紙 23-②
○
○
○
○
○
○
・送出マトリクス
・音声調整装置(主)
・ステレオ変調装置 等
別紙 23-③
別紙 23-④
演奏所(○○放送所)
番組送出設備
中継回線設備
中継局へ送信
複数回線ある場合は分けて記
載する
の欄は、法令上の必須事項
○
○
親局へ送信
別紙 23-⑤
別紙 23-⑥
別紙 23-⑨
演奏所~親局
(固定局又は有線)
・STL
・TTL 等
コミュニティ放送に係る措置項目と対象設備
○
○
○
○
○
○
親局
・送信装置
・空中線 等
○
○
○
中継局
別紙 23-⑦
別紙 23-⑧
○○局
放送局の送信設備
[様式 2-3]
別紙 23-0
別紙 23 の表紙として、本表を添付する。
措置している事項について
「○」をつけておく
[様式 2-3]
別紙 23-①
・放送対象地域を単位として、当該地域内における放送ネットワーク構成概要図を作成する
放送対象地域
中継局a
中継局b
<凡 例>
[局種等]
番組送出設備の設置場所
中継局c
親局
:親局
:中継局(プラン局)
:中継局(プラン局以外)
固定局a
:固定局
中継局h
中継局g
:番組送出設備の設置場所(演奏所)
[中継ルート]
中継局d
:固定局受信
:放送波受信
中継局f
中継局e
:有線受信
【別紙 23-①の記載のポイント】
・放送局の送信設備に至るまでの番組中継の流れ(中継回線設備の構成)について、無線(マイクロ)、有線、
放送波中継の別を明記するとともに、現用ルートと予備ルートがある場合には、これを明記する。
・局種等について明記する。
・番組送出設備の設置場所が放送対象地域外にある場合には、当該放送対象地域までの間の番組中継の流れに
ついて明記する。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式 2-3]
別紙 23-②
・番組送出設備から放送局の送信設備までの電気通信設備の構成図(ブロック図)を作成する
(特定地上基幹放送事業者の親局の免許を申請する場合)
中継回線設備
無線(現用ルート)
免許番号:第xxxx号
放送局の
送信設備
(親局)
番組送出設備
有線(予備ルート)
事業者名:□ □ □ □
安全・信頼性に関する技術基準への適合性を審査
【別紙 23-②の記載のポイント】
・電波法の規定に基づき特定地上基幹放送事業者の親局の免許を申請する際においては、当該親局における放
送局の送信設備、当該親局に至るまでの中継回線設備及び番組送出設備について、安全・信頼性に関する技術
基準への適合性を確認し、記載すること。
・番組送出設備から放送局の送信設備に至るまでの番組中継の流れ(中継回線設備の構成)について、無線(マ
イクロ)、有線、放送波中継の別を明記するとともに、現用ルートと予備ルートがある場合には、これを明記
する。
・申請対象の放送設備を示すブロックを明記する。
・既に免許発行済又は認定済の放送設備がある場合には、該当するブロックを明記するとともに免許番号又は
認定番号を付記する。
・中継回線設備について、他事業者が提供する電気通信設備を利用する場合には、該当するブロックを明記す
るとともに当該事業者名を付記する。
・親局から全ての中継局までの流れをまとめて記載できる場合は、その 1 枚の提出によりそのほか全ての局の
書類作成・提出を省略できる。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式 2-3]
別紙 23-③
・番組送出設備を構成する各装置について、系統図(ブロック図)を作成する
・なお、工事設計書の添付図面により足りる場合には、これを使用できるものとする。
営放システム
送出管理装置(APS、APC)
アラーム装置
番組送出設備
字幕送出装置
データ放送送出装置
ECM送出装置
SI/EPG送出装置
多重化装置
(EWS含む)
エン
コー
ダ
番組バンク(番組サー
バー 、VTR演算装置)
放
送
ス
ク
ラ
ン
ブ
ル
装
置
TS
切
替
器
STL送信機
(中継回線設備)
CMバンク(CMサーバー)
TSL
FPU
ネット
局
VAF
送出
マトリクス
回線設備(回線センター)
ネット
送出
装置
スタジオ設備
SNG
基準信号発生装置
ネット局へ
字幕送出装置
制御装置(リモコン)
データ放送送出装置
【別紙 23-③の記載のポイント】
・予備機器等の設置状況を明記すること。
・下記事項に留意の上、番組送出設備の範囲を枠囲みで明記すること。
・番組を制作するための設備(番組バンク、CMバンク、VAF、回線設備、スタジオ設備等)と番組送出
設備の分界点(送出マトリクス等の入力端子)
。
・番組送出設備と中継回線設備の分界点(中継回線設備を構成する装置(STL送信機、光端局装置等)の
入力端子)
。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式 2-3]
別紙 23-④
・番組送出設備の電源設備について電源系統図を作成する。
・なお、工事設計書の添付図面により足りる場合には、これを使用できるものとする。
受電
単相2線 200V
非常用発電機
3相 200V
15kVA
G
~
耐雷トランス
15kVA
1相2線
200/200
60A
受配電盤
60A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
充電器
(48V)
1000AH
直流分電盤
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
番組送出設備(
予備系)
番組送出設備(
現用系)
【別紙 23-④の記載のポイント】
・番組送出設備を構成する各装置に対して供給する系統を明記すること。
・予備電源設備(非常用発電機、バッテリー等)を設置している場合には、当該設備の容量を明記すること。
・通常供給されている電力の異常を検知するための設備(保護継電器等)を設置している場合には、当該設備
を明記すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式 2-3]
別紙 23-⑤
・中継回線設備を構成する各装置について、系統図(ブロック図)を作成する
(例 1:固定局、例 2:有線参照)。
・なお、工事設計書の添付図面により足りる場合には、これを使用できるものとする。
・また、他事業者が提供する電気通信設備を利用する場合には、本図面を含む後述の図面(別
紙 23-⑤、⑥)に替え、当該電気通信設備について、別紙 23-0 により講じるべき措置の項
目を確認の上、別紙 23-⑨において具体的な措置例として記載された事項が講じられ、技術
基準に合致していることが確認できる契約書の写し等の書類を作成する。
Tx多重処理部
64QAM変調部
RF送信部
番組送出設備
切
替
器
Tx多重処理部
64QAM変調部
共
用
器
TS-TTL
RF送信部
基準信号発生装置
中継回線設備
Rx多重処理部
RF受信部
64QAM復調部
Rx多重処理部
放送局の送信設備
64QAM復調部
分配器
TS-TTL
RF受信部
共
用
器
基準信号発生装置
例 1.中継回線設備(TS による無線伝送の場合)に関する系統図の記載例
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
64QAM変調部
光搬送端局装置
Tx多重処理部
64QAM変調部
光搬送端局装置
光ファイバーケーブル
番組送出設備
Tx多重処理部
光ファイバーケーブル
基準信号発生装置
中継回線設備
光ファイバーケーブル
他事業者が提供する電気通信設備
64QAM復調部
Rx多重処理部
光搬送端局装置
64QAM復調部
Rx多重処理部
放送局の送信設備
光搬送端局装置
光ファイバーケーブル
基準信号発生装置
他事業者が提供する電気通信設備
例 2.中継回線設備(TS による有線伝送の場合)に関する系統図の記載例
【別紙 23-⑤の記載のポイント】
・予備機器等の設置状況を明記すること。
・下記事項に留意の上、中継回線設備の範囲を枠囲みで明記すること。
・番組送出設備と中継回線設備の分界点(中継回線設備を構成する装置(STL送信機、光端局装置等)の
入力端子)
。
・中継回線設備と放送局の送信設備の分界点(放送局の送信設備を構成する装置(送信機)の入力端子)
。
・他事業者が提供する電気通信設備を利用する場合には、当該電気通信設備と申請者の保有する設備との分
界点。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式 2-3]
別紙 23-⑥
・中継回線設備の電源設備について電源系統図を作成する
・なお、工事設計書の添付図面により足りる場合には、これを使用できるものとする。
受電
単相2線 200V
耐雷トランス
15kVA
1相2線
200/200
受配電盤
60A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
充電器
(48V)
1000AH
直流分電盤
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
中継回線設備(
予備系)
中継回線設備(
現用系)
【別紙 23-⑥の記載のポイント】
・中継回線設備を構成する各装置に対して供給する系統を明記すること。
・予備電源設備(非常用発電機、バッテリー等)を設置している場合には、当該設備を明記すること。
・通常供給されている電力の異常を検知するための設備(保護継電器等)を設置している場合には、当該設備
を明記すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式 2-3]
別紙 23-⑦
・放送局の送信設備を構成する各装置について、系統図(ブロック図)を作成する。
・なお、工事設計書の添付図面により足りる場合には、これを使用できるものとする。
OFDM変調器
励振器
電力増幅器
中継回線設備
切
替
器
OFDM変調器
励振器
共
用
器
放送波
電力増幅器
基準信号発生装置
【別紙 23-⑦の記載のポイント】
・予備機器等の設置状況を明記すること。
・下記事項に留意の上、放送局の送信設備の範囲を枠囲みで明記すること。
・中継回線設備と放送局の送信設備の分界点(放送局の送信設備を構成する装置(送信機)の入力端子)
。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式 2-3]
別紙 23-⑧
・放送局の送信設備の電源設備について電源系統図を作成する。
・なお、工事設計書の添付図面により足りる場合には、これを使用できるものとする。
受電
単相2線 200V
耐雷トランス
15kVA
1相2線
200/100
受配電盤
60A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
充電器
(48V)
1000AH
直流分電盤
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
30A
送信設備(
予備系)
送信設備(
現用系)
【別紙 23-⑧の記載のポイント】
・放送局の送信設備を構成する各装置に対して供給する系統を明記すること。
・予備電源設備(非常用発電機、バッテリー等)を設置している場合には、当該設備を明記すること。
・通常供給されている電力の異常を検知するための設備(保護継電器等)を設置している場合には、当該設備
を明記すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-3]
別紙23-⑨
申請局名:
(親局)
基幹放送の安全・信頼性に関する技術基準への適合の確認表
措置状況のチェック
必須ではないがより望ましい事項:☆ 地域によって考慮が必要な項目:◇
※各項番ごとに最低1カ所のチェックが必要。黒塗りの事項は不要。
コミュニティ放送
【親局】
(審査対象設備に「レ」を記入)
回線ルート:
項番
具体的な措置例
(1)予備機器等
ア 番組送出設備及び放送局の送信設備を現用予備構成とする措置
イ 送信装置を並列合成方式とする措置
ウ 局間回線を二重化構成とする措置
エ 中継回線設備を無線(又は有線)及び有線の2ルートで構成する措置
中継回線設備における終端装置(光回線用端局装置等)について二重化構成をとり、いずれかに障害が発生して
オ
ももう一方を使用して放送を継続する措置
カ
番組送出
設備
中継回線
設備
放送局の
送信設備
レ
レ
レ
措置内容に「レ」を記入
中波放送、短波放送及び超短波放送の番組送出設備について、番組送出設備に障害が発生し演奏所からの放送が
不可能な場合に、送信所における音声信号の入力部分に予備機器を接続して放送を継続する措置
中波放送、短波放送及び超短波放送の中継回線設備について、中継回線設備に障害が発生した場合、公衆回線
(アナログ電話、ISDN、IP電話、携帯電話網)と音声変換装置(コーデック)等の組合せを利用して予備
回線を構成する措置
限定的な地域を対象とする予備送信所を親局に係る放送局の送信設備と異なる場所に設置し、親局に係る放送局
ク
の送信設備が機能しなくなった場合に限り運用し放送を継続する措置
(2-1)故障検出(損壊等を直ちに検出し、運用者へ通知)
ア 番組送出設備の損壊等を自動検出して、運用者に通報するアラームシステムを設ける措置
放送局の送信設備や中継回線設備の損壊等を自動検出して、演奏所の運用者又は運用を委託された事業者に自動
イ
通報するシステムを設ける措置
ウ 無人運用時放送設備の損壊等を運用者の携帯端末にメールで自動通報するシステムを設ける措置
放送局の送信設備及びそれに対する受電装置等を電話回線を使用して遠隔監視し、状態を通知する機能を設ける
エ
措置
キ
オ 監視・制御所の設置又は委託業者による放送設備の集中監視及び運用者への通報を実施する措置
(2-2)故障検出(やむを得ず(2-1)の措置を講ずることができない放送設備について、損壊等を速やかに検出
し、運用者へ通知)
ア 電気店などに委託して、エアモニタリングを実施し、損壊等の発生時に運用者に通知する措置
(8)防火対策
ア 自動火災報知器、消火ガス(ハロンガス、CO2等)系自動消火装置、消火器等を設置する措置
イ
建築物内、配管及び配線用空間内について、防火壁等による区画化又は石膏ボード等による間仕切りを行う措置
放送設備の電源系統のショート等に起因する火災を防止するため、受電設備に当該電源系統を切り離すための保
護継電器及び遮断器を設置する措置
エ 内装材、建築材料、ケーブル等について不燃性又は難燃性のものを用いる措置
外部からの延焼を防止するため、RC(鉄筋コンクリート)局舎、CB(コンクリートブロック)局舎又は金属
オ
若しくはセメント板パネルを使用した局舎に放送設備を収容する措置
(9-1)屋外設備(空中線等への環境影響の防止)
水等に直接接触しないよう耐候性塗料による塗装や水の侵入を防ぐための防水テープ、防水ゴムパッキン等の防
ア
水加工を施し降雨等による錆を低減させる措置
(2-1)(2-2)で最低1カ所 レ
(2-1)(2-2)で最低1カ所 レ
措置内容に「レ」を記入
☆
☆
☆
☆
ウ
イ
風又は雪による空中線の損壊を防ぐため、通常想定される風圧又は積雪量に耐えられる強度を確保する措置
ウ
腐食等に十分耐えられるよう、ステンレス、真ちゅう材、溶融亜鉛メッキ材等の耐候性部材を使用する措置
FRP素材等を使用した防雪カバーで覆うことで、空中線が直接雨、雪等に触れないようにする措置
屋外に設置される給電線等の消耗を定期的に視認する措置
<寒冷地に設置されている場合には下記措置を考慮すること>
カ
寒冷地における屋外放熱器(水冷)には不凍液等による凍結対策を実施する措置
<津波の影響が考えられる位置に設置されている場合には下記措置を考慮すること>
キ
津波の影響を容易に受けないよう設置場所を選定する措置
(10-1)放送設備を収容する建築物(建築物の強度)
所要の強度や耐久性を確保できるよう、放送設備を固定する天井面、壁面及び床面に補強材(フレーム、筋交
ア
い、鋼材等)を施す措置
イ 建物の構造を堅固なものとする措置(コンクリート造、鉄骨造、耐震設計等)
(10-3)放送設備を収容する建築物(立入りへの対策)
建築物、放送設備を設置している機器室並びに金属及びセメント板パネルを使用した局舎に入る扉への施錠、警
ア
備員による入退出管理又は防犯ブザーや監視カメラ等の設置を行う措置
イ 他社ビルに放送設備を設置する場合、容易に立ち入れない部屋を借用し、鍵はビルの管理下とする措置
ウ 常駐警備員による巡回警備を実施する措置
エ 敷地内への進入を防ぐ防護壁、フェンス等を設置する措置
オ 小規模な中継局の放送設備収容函に施錠する措置
措置内容に「レ」を記入
エ
オ
◇
☆
措置内容に「レ」を記入
措置内容に「レ」を記入
☆
☆
実際に講じられている措置内容
(「具体的な措置例」に同じ場合は記載不要)
[様式2-3]
別紙23-⑨
申請局名:
(中継局)
基幹放送の安全・信頼性に関する技術基準への適合の確認表
措置状況のチェック
必須ではないがより望ましい事項:☆ 地域によって考慮が必要な項目:◇
※各項番ごとに最低1カ所のチェックが必要。黒塗りの事項は不要。
※「番組送出設備」については、番組送出設備から直接中継を受ける場合のみチェックが必要
コミュニティ放送
【中継局】
(審査対象設備に「レ」を記入)
回線ルート:
項番
具体的な措置例
(1)予備機器等
ア 番組送出設備及び放送局の送信設備を現用予備構成とする措置
イ 送信装置を並列合成方式とする措置
ウ 局間回線を二重化構成とする措置
エ 中継回線設備を無線(又は有線)及び有線の2ルートで構成する措置
中継回線設備における終端装置(光回線用端局装置等)について二重化構成をとり、いずれかに障害が発生して
オ
ももう一方を使用して放送を継続する措置
カ
番組送出
設備
中継回線
設備
放送局の
送信設備
レ
レ
レ
措置内容に「レ」を記入
中波放送、短波放送及び超短波放送の番組送出設備について、番組送出設備に障害が発生し演奏所からの放送が
不可能な場合に、送信所における音声信号の入力部分に予備機器を接続して放送を継続する措置
中波放送、短波放送及び超短波放送の中継回線設備について、中継回線設備に障害が発生した場合、公衆回線
(アナログ電話、ISDN、IP電話、携帯電話網)と音声変換装置(コーデック)等の組合せを利用して予備
回線を構成する措置
限定的な地域を対象とする予備送信所を親局に係る放送局の送信設備と異なる場所に設置し、親局に係る放送局
ク
の送信設備が機能しなくなった場合に限り運用し放送を継続する措置
(2-1)故障検出(損壊等を直ちに検出し、運用者へ通知)
ア 番組送出設備の損壊等を自動検出して、運用者に通報するアラームシステムを設ける措置
放送局の送信設備や中継回線設備の損壊等を自動検出して、演奏所の運用者又は運用を委託された事業者に自動
イ
通報するシステムを設ける措置
ウ 無人運用時放送設備の損壊等を運用者の携帯端末にメールで自動通報するシステムを設ける措置
放送局の送信設備及びそれに対する受電装置等を電話回線を使用して遠隔監視し、状態を通知する機能を設ける
エ
措置
キ
オ 監視・制御所の設置又は委託業者による放送設備の集中監視及び運用者への通報を実施する措置
(2-2)故障検出(やむを得ず(2-1)の措置を講ずることができない放送設備について、損壊等を速やかに検出
し、運用者へ通知)
ア 電気店などに委託して、エアモニタリングを実施し、損壊等の発生時に運用者に通知する措置
(8)防火対策
ア 自動火災報知器、消火ガス(ハロンガス、CO2等)系自動消火装置、消火器等を設置する措置
イ
建築物内、配管及び配線用空間内について、防火壁等による区画化又は石膏ボード等による間仕切りを行う措置
放送設備の電源系統のショート等に起因する火災を防止するため、受電設備に当該電源系統を切り離すための保
ウ
護継電器及び遮断器を設置する措置
エ 内装材、建築材料、ケーブル等について不燃性又は難燃性のものを用いる措置
外部からの延焼を防止するため、RC(鉄筋コンクリート)局舎、CB(コンクリートブロック)局舎又は金属
オ
若しくはセメント板パネルを使用した局舎に放送設備を収容する措置
(9-1)屋外設備(空中線等への環境影響の防止)
水等に直接接触しないよう耐候性塗料による塗装や水の侵入を防ぐための防水テープ、防水ゴムパッキン等の防
ア
水加工を施し降雨等による錆を低減させる措置
イ 風又は雪による空中線の損壊を防ぐため、通常想定される風圧又は積雪量に耐えられる強度を確保する措置
ウ 腐食等に十分耐えられるよう、ステンレス、真ちゅう材、溶融亜鉛メッキ材等の耐候性部材を使用する措置
エ FRP素材等を使用した防雪カバーで覆うことで、空中線が直接雨、雪等に触れないようにする措置
オ 屋外に設置される給電線等の消耗を定期的に視認する措置
<寒冷地に設置されている場合には下記措置を考慮すること>
カ
寒冷地における屋外放熱器(水冷)には不凍液等による凍結対策を実施する措置
<津波の影響が考えられる位置に設置されている場合には下記措置を考慮すること>
キ
津波の影響を容易に受けないよう設置場所を選定する措置
(10-1)放送設備を収容する建築物(建築物の強度)
所要の強度や耐久性を確保できるよう、放送設備を固定する天井面、壁面及び床面に補強材(フレーム、筋交
ア
い、鋼材等)を施す措置
イ 建物の構造を堅固なものとする措置(コンクリート造、鉄骨造、耐震設計等)
(10-2)放送設備を収容する建築物(屋内設備の動作環境の維持)
(10-3)放送設備を収容する建築物(立入りへの対策)
建築物、放送設備を設置している機器室並びに金属及びセメント板パネルを使用した局舎に入る扉への施錠、警
ア
備員による入退出管理又は防犯ブザーや監視カメラ等の設置を行う措置
イ 他社ビルに放送設備を設置する場合、容易に立ち入れない部屋を借用し、鍵はビルの管理下とする措置
ウ 常駐警備員による巡回警備を実施する措置
エ 敷地内への進入を防ぐ防護壁、フェンス等を設置する措置
オ 小規模な中継局の放送設備収容函に施錠する措置
(2-1)(2-2)で最低1カ所 レ
(2-1)(2-2)で最低1カ所 レ
措置内容に「レ」を記入
☆
☆
措置内容に「レ」を記入
◇
☆
措置内容に「レ」を記入
措置内容に「レ」を記入
措置内容に「レ」を記入
☆
☆
実際に講じられている措置内容
(「具体的な措置例」に同じ場合は記載不要)
[様式 2-3]
別紙 23-⑩
・
「基幹放送の業務に用いられる電気通信設備」について、当該設備が以下の標準方式に適合することを確認
し、チェック欄に「レ」と記入する。
基幹放送の品質に関する技術基準への適合の確認
チェック欄
超短波放送に関する送信の標準方式(平成23年総務省令第86号)
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式 2-4]
別紙 25-①
基幹放送の業務を維持するに足りる技術的能力
・業務を確実に実施することができる体制
業務を確実に実施することができる体制を示す資料として、組織体制図、管理規程類を作成する。
① 組織体制図
総務省 ●●総合通信局
総括グループ
・責任者:[氏名を記載]
・業務概要:放送設備の維持業務に関する総括
総務省、地方自治体等公共機関、
他事業者との連携
・所在地:[住所を記載]
・要員数:10名
他事業者
地方自治体等公共機関
総務省窓口連絡先:
昼間(9:00~17:00):03-xxxx-yyyy
夜間(上記以外)
:090-xxxx-yyyy
代表取締役社長
放送部長
運用・監視グループ
・責任者:[氏名を記載]
・所在地:[住所を記載]
保守会社
・責任者:[氏名を記載]
・業務概要:放送設備の監視(24時間)、設備損壊等発生時の応動指揮等
・所在地:[住所を記載]
・要員数:10名
技術グループ
機器ベンダー
・責任者:[氏名を記載]
・業務概要:放送設備の管理、設備損壊等発生時の復旧方策検討、支援等
・所在地:[住所を記載]
・要員数:10名
【別紙 25-①の記載のポイント】
・平常時の放送設備の的確な運用・保守及び非常災害発生等の緊急時を含め、放送設備の損壊等が発生した際にお
ける的確な対応を実施するための組織全体の連絡系統、各組織の名称、責任者、業務概要、及び要員の数を記載
すること。
・「責任者」については、当該実施体制における総括責任者を記載し、その者以外に社内各部署に責任者が置かれ
る場合は、連絡系統組織図内に適宜記載すること。
・「連絡系統及び要員」については、他事業者との連絡系統、迅速な故障原因分析のための保守会社及び機器ベン
ダーとの連絡系統、総務省との連絡系統を記載するとともに、地方自治体等公共機関との連絡体制が整えられ
ている場合はそれらも含め、記載すること。
・「総務省との連絡系統」については、非常災害等を含む設備故障発生時において、確実に連絡をとることができ
る連絡先を記載すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式 2-4]
別紙 25-②
②管理規程類
業務を確実に遂行するために整備している規程、マニュアル等※について、その名称と概要を記載する。
※
障害対応に関するもの、非常災害発生等の緊急時における対応に関するもの、放送設備の保守に関するもの、
放送設備の的確な維持・管理に資する技術・技能を習得するための訓練に関するもの
平成○○年
事業者名
CFM
等
別紙○
[様式 2-4]
別紙 25-③
③業務に従事する者の実務経験等
組織体制図における各組織の責任者の実務経験等として、放送設備の運用・保守等の業務に従事する者の氏名、略歴
(放送設備の運用・保守の業務及びこれに類する業務等に従事した年数が分かるもの及び無線従事者資格その他の放
送の業務を行うために必要な技術的知識、能力の習得に関する学科等の履修歴)
、従事した業務概要等を記載する。
組織名称
氏 名
略
歴
無線従事者資格等
その他特記事項
重大事故報告・年次報告
放送部
総務 太郎
昭和62年4月 入社(○○配属)
平成11年4月 ○○部○○GM
平成18年4月 ○○部○○GM
平成23年4月 放送部長
現職に至る。
第一級総合無線通信士
電気通信主任技術者
放送部
総括グループ
安全 一番
平成 5年 4月 入社(技術開発局配属)
平成17年4月 ○○部○○GM
平成19年4月 ○○部○○GM
平成23年4月 放送部総括GM
現職に至る。
第一級総合無線通信士
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
記載例.組織責任者の実務経験等
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-5]
別紙26の(1)
ア
経営形態及び資本又は出資の額
株式会社の場合
経営形態
株式会社
資本又は
発行済みの株式の
増資予定の期日、
増資後の資本の額
額及びその株式数
額及びその株式数
及びその株式数
出資の額
イ
設立中の株式会社の場合
経営形態
株式会社(設立中)
発起人引受けの株
募集の株式数
式数及びその額
及びその額
AE
資本又は
合 計
E
出資の額
ウ
株式会社及び設立中の株式会社以外の場合は、上記の様式に準じて記載すること。
【記載方法等】
上記ア、イ、ウのいずれかの様式で提出すること。
《添付書類》
ア)法人の場 (1) 定款又は寄附行為及び登記事項証明書
合
(2) 定款又は寄附行為に放送事業を行うことについての定めがない場合は
当該申請を行うことを決議した取締役会等の議事録の写し
イ)設立中の (1)
法人の場合
定款(会社法(平成17年法律第86号)第30条第1項及びその準用規定
により認証を必要とする場合には、認証のある定款)又は寄附行為
(2) 法人設立計画書(法人設立までの進行予定を記載した書類とする。)
(3) 設立しようとする法人が株式会社であるときは、発起人会議事録の写
し、発起人組合契約書の写し及び発起人引受承諾書
ウ)株式会社 ア及びイに準ずる書類を添付すること
及び設立中の
株式会社以外
の場合
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-6]
別紙26の(2)
AE
用 途 別 資 金 の 額
工 事 費
AE
事業開始までに要する用途別資金及びその調達の方法
E
AE
千円
E
資 金 調 達 の 方 法
E
(記載例)
資本金 ○○千円
借入金 ○○千円
AE
創 業 費
E
AE
そ の 他
E
AE
合 計
E
【記載方法等】
(1)「資金調達の方法」の欄について
資本金、出資金、社債、借入金、寄附金、積立金、営業収入等の別及び金額を記載する
こと。
《添付書類》
賃借対照表、損益計算書、株式引受承諾書の写し、社債申込証の写し、融資証明書等資金
調達の確実性を証明する書類を添付すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-7]
別紙26の(3)
ア
主たる出資者及びその議決権の数
主たる出資者及び議決権の数
フ
リ ガ ナ
AE
AE
氏名又は名称
住 所
E
AE
職 業
総議決権に
E
AE
対する比率
E
備 考
E
(記載例)
※法人の場合
○○株式会社
北海道○○市
○○事業
%
○○(株)
%
(↑本店又は主たる事
○○ ○○
務所の所在地)
(↑代表者氏名)
※個人の場合
北海道○○市
(代)専務(常)
○○ ○○
【記載方法等】
(1)全体について
・ 総議決権に対する比率が100分の1以上の者について記載すること。
・ 設立中の法人にあっては、上記によるほか、発起人全員について記載すること。
・ 増資その他の理由により将来において、総議決権に対する比率が100分の1以上となる
場合は、それについて併せて記載すること。
(2)「氏名又は名称」欄について
・ 法人にあっては、名称に代表者氏名を付記すること。
(3)「住所」欄について
・ 都道府県市区町村を記載すること。この場合において、法人にあっては本店又は主た
る事務所の所在地を記載すること。
(4)「職業」欄について
・ 法人にあっては「何事業」、個人にあっては「何(株)(代)専務(常)」、「雑貨商
店主」のように記載すること。この場合において、法人の代表権を有する役員について
は役名の前に「(代)」の文字を、常勤の役員については役名の後に 「(常)」の文字を
付記すること。
(5)「備考」欄について(次の事項を記載すること。)
ア 出資が株式の引受け以外の形態をとるときは、出資金、寄付金等の出資の種類
イ 発起人又は発起人代表であるときはその旨
ウ 日本の国籍を有しない人又は外国の法人若しくは団体であるときはその旨
エ 出資の予定のものについてはその旨
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
イ
外国人等の占める議決権の数
当該出資者
フリガナ
氏名又は
住所
職業
名称
総議決権に
対する比率
の議決権を
有する外国
人等の氏名
外国人等が当
該出資者に占
める議決権の
又は名称
※様式アに
準じて記載
※様式ア
に準じて
記載
比率
当該外国人
等が申請者
に対し間接
備考
に占める議
決権の比率
※様式ア
に準じて
記載
※様式ア
に準じて
記載
%
%
%
外国人等の直接に占める
議決権のうち1000分の1
%
未満の比率のものの計
計
外国人等の直
外国人等の
接に占める議
間接に占め
決権の比率の
る議決権の
計
比率の計
%
%
外国人等の直接及び間接に占める議決権の比率の合計
合
計
%
※「該当なし」の場合もその旨記載して提出すること。
【記載方法等】
(1)全体について
・ 外国人等とは、電波法第5条第1項第1号から第3号までに掲げる者及び同条第4項第3号ロに掲
げる者並びに電波法施行規則第6条の3の2第4項に規定する外国法人等とみなされる法人又は
団体及び同条第5項に規定するそのすべてを間接に占められる議決権の割合とされる議決権を
有し、又は有するものとみなされる法人又は団体をいう。
(2)「氏名又は名称」、「住所」、「職業」の欄について
・ 様式アに準じて記載すること。
(3)「外国人等の直接に占める議決権のうち1000分の1未満のものの比率のものの計」欄につい
て
・ 外国人等の直接に占める議決権のうち1000分の1未満のものの比率は、合算して記載する
こと。
(4)「外国人等が当該出資者に占める議決権の比率」の欄について
・ 当該出資者が申請者に対し総議決権に対する比率の100分の10以上の議決権を有し、かつ、
一の外国人等が当該出資者に対し100分の10以上の議決権を有する場合に記載すること。
ア 当該出資者に二以上の外国人等がそれぞれ100分の10以上の議決権を有する場合は、それ
ぞれの比率を記載すること。
イ 電波法施行規則第6条の3の2第3項に規定する一の外国人等が申請者の議決権を有する二
以上の出資者の議決権を有する場合であって、これらの議決権の比率の全部又は一部が100
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
分の10未満であるもののこれらの議決権の比率を出資者ごとに乗じその結果を合算した比
率が100分の10以上となる場合は、100分の10未満であっても記載すること。
(5)「当該外国人等が申請者に対し間接に占める議決権の比率」の欄について
・ 当該出資者の申請者に対する総議決権に対する比率と外国人等が当該出資者に占める議決権
の比率を乗じて計算した比率を記載すること。
ア 一の外国人等が当該出資者に対し100分の50を超える議決権を有する場合は、当該出資
者の総議決権に対する比率を記載すること。
イ 当該出資者に二以上の外国人等が議決権を有する場合は、それぞれの外国人等が当該出
資者に占める議決権の比率を合算し、総議決権に対する比率を乗じて計算した比率を記
載すること。ただし、当該一の外国人等が100分の50を超える議決権を有する場合は、当該
出資者の総議決権に対する比率を記載すること。
(6)「備考」の欄について
・ 様式アの記載方法(5)ア、イ、エに準じて記載すること。また、電波法施行規則第6
条の3の2第3項、第4項及び第5項の規定に該当する場合は、その旨を記載すること。
(7)特定非営利活動法人、一般社団法人及び公益社団法人の場合について
・ 社員の総数に対し外国籍の社員が有する議決権の比率、一般財団法人及び公益財団法人
にあっては評議員の総数に対し外国籍の評議員が有する議決権の比率を記載すること
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-8]
別紙26の(4)
10分の1を超える議決権を有する者に関する事項
(A)が地上基幹放送事業者の
氏 名 又 は 総議決権に
名称
対する比率
10分の1を超える議決権又は衛
星基幹放送事業者若しくは移動
備
考
受信用地上基幹放送事業者の3
分の1を超える議決権
10分の1を超える
議決権を有する者
(A)
%
うち(A)の有する議
決権と計算される議
決権を有する者
(B)
%
【記載方法等】
(1) 議決権の取扱いは、次のアからウまでに定めるところにより計算し、記載すること。
ア
一の者が自己の計算により議決権を有する場合、その議決権に係る株式の所有者の名義
が異なっていても、その議決権は、当該一の者の有する議決権とするものとする。また、
一の者が、未公開株式(証券取引法(昭和23年法律第25号)第2条第16項に規定する金融
商品取引所に上場されておらず、かつ、同法第67条の11第1項の店頭売買有価証券登録原
簿に登録されていない株式をいう。)に係る議決権の行使について、信託契約に基づき指
図を行うことができる権限を有する場合等、信託の受託者が当該一の者の意思と同一の内
容の議決権を行使すると認められる場合においては、その議決権は当該一の者の有する議
決権とみなして計算すること。
イ
一の者が議決権の2分の1を超える議決権を有する法人又は団体が、基幹放送局を開設し
ようとする者の議決権を有する場合、その議決権は、当該一の者の有する議決権とみなす
。ただし、一般社団法人等(一般社団法人、一般財団法人、私立学校法(昭和24年法律第
270号)第3条に規定する学校法人、社会福祉法(昭和26年法律第45号)第22条に規定する
社会福祉法人、宗教法人法(昭和26年法律第126号)第4条第2項に規定する宗教法人及び
特定非営利活動法人をいう。以下同じ。)が基幹放送局を開設しようとする者の議決権を
有する場合にあっては、一の者の役員が当該一般社団法人等の過半数の理事又は責任役員
(以下「理事等」という。)を兼ねているときに、その議決権は当該一の者の有する議決
権とみなして計算すること。
ウ
イの本文の規定は、基幹放送局を開設しようとする者の議決権を有する法人又は団体
と一の者との間にこれらの者と議決権の保有を通じた関係にある一又は二以上の法人又
は団体(以下「関連法人等」という。)が介在している場合(関連法人等及び当該法人
又は団体がそれぞれその議決権の2分の1を超える議決権を当該一の者又は他の関連法人
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
等(その議決権の2分の1を超える議決権が当該一の者又は他の関連法人等によって保有
されているものに限る。)によって保有されている場合に限る。)に準用する。
エ
ウの規定を適用する場合において、介在している関連法人等も10分の1以上の議決権
を有する者となるときは、当該関連法人等についても(A)及び(B)の欄を記載するこ
と。なお、(B)の欄の記載については、(A)の欄に記載される者の議決権と計算され
る議決権を、関連法人等を介在することなく直接有する者についてのみ記載するものと
する。
(2) (B)の欄は、議決権を有するすべての者について記載すること。
(3) 備考の欄は、出資が株式の引受け以外の形態をとるときは、出資金、寄付金等の出資
の種類を記載すること。また、(B)の欄を記載した場合は、当該欄の備考の欄に(A)
の有する議決権と計算される理由を記載すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-9]
別紙26の(5)
10分の1を超える議決権を有する他の地上基幹放送事業者又は3分
の1を超える議決権を有する他の衛星基幹放送事業者若しくは移動受信用地上基
幹放送事業者に関する事項
氏 名 又 は 他の地上基幹放送事業者の総議決権に対
名称
する比率
備
考
自らが10分の1を超える議
決権を有する他の地上基
幹放送事業者又は3分の1
を超える議決権を有する
%
他の衛星基幹放送事業者
若しくは移動受信用地上
基幹放送事業者
(A)
うち自らの有する議決権
と計算される議決権を有
する者
(B)
%
※「該当なし」の場合もその旨記載して提出すること。
【記載方法等】
(1) 様式2-8(別紙26の(4))の記載方法(1)アからウ、(2)及び(3)に準じて記載
すること。また、次のア及びイによること。
ア 様式2-8の記載方法(1)アからウについては、「一の者」とあるのは「基幹放送局を
開設しようとする者」と、「基幹放送局を開設しようとする者」とあるのは「他の基幹
放送事業者」とそれぞれ読み替えること。
イ 様式2-8の記載方法(1)アからウに準じて記載する場合において、介在している関連
法人等がさらに他の関連法人等を介在して基幹放送事業者の議決権を有するときの(B
)の欄の記載については、(A)の欄に記載される基幹放送事業者の議決権を他の関連
法人等を介在することなく直接有する者についてのみ記載するものとする。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-10]
別紙26の(6)
役 員 に 関 す る 事 項
フリガナ
住
AE
氏
所
E
AE
役 名
E
担当部門
AE
兼
職
E
AE
備 考
E
名
(記載例)
○○ ○○
北海道○○市 (代)取締役(常) 統括責任者
○○株式会社
取締役(常)
○○ ○○
北海道○○市 取締役(常)
総務部長
株式会社○○ 予定
取締役
【記載方法等】
(1)「住所」欄について
・ 住民基本台帳に記載された住所の都道府県市区町村を記載すること。
(2)「役名」欄について
・ 代表権を有する役員については役名の前に「(代)」の文字を、常勤の役員について
は役名の後に「(常)」の文字を付記すること。
(3)「兼職」欄について
・ 基幹放送の業務を行う事業及び新聞事業に係るものについてはその全部を、その他の
ものについては、その代表的なものを「役名」欄の記載方法に準じて記載すること。
(4)「備考」欄について(次の事項を記載すること。)
ア
発起人又は発起人代表であるときはその旨
イ 日本の国籍を有しない人であるとき又は兼職に係る法人若しくは団体が外国の法人
若しくは団体であるときはその旨
ウ
予定のものについてはその旨
《添付書類》
役員又は役員予定者の履歴書を添付するほか役員予定者については役員就任承諾書を添付
すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-11]
別紙26の(7)
放送番組の編集の基準
【記載方法等】
放送番組の種別及び放送の対象とする者に応じた放送番組の編集の基準又はその案を記載
すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-12]
別紙26の(8)
放送番組の編集に関する基本計画
※記載例
(放送時間)
(番組の種類とその比率)
(番組の配列)
以下、放送番組の種類ごとに編集内容を記載すること。
(○○○○)
(○○○○)
【記載方法等】
具体的に放送番組を編集するための基本的な計画又はその案を記載すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-13]
別紙26の(9)
ア
週間放送番組の編集に関する事項
放送番組表
月
火
水
木
金
土
日
時間 分
時間 分
時間 分
時間 分
時間 分
時間 分
時間 分
曜日
時刻
計
合
計
時間
分
備
考
【記載方法等】
(1)1週間の放送番組の代表例を記載すること。
(2)個々の放送番組の内容が放送の目的別種類のいずれかの記号(報道は(報)、教育は(
育)、教養は(養)、娯楽は(娯)、その他は(他)と表示)に従い、個々の放送番組の
欄内に表示すること。この場合において、一の放送番組の内容が2以上の種類に該当する
ときは、それらの種類のすべてについて表示するとともに放送時間を付記すること。
(3)個々の放送番組について、その開始及び終了の時刻を記載すること。
イ
放送の目的別種類による放送時間等
放送の目的別種類
報
道
教
育
教
養
娯
楽
そ
の 他
合
計
1週間の放送時間
時間
分
時間
分
比
率
備
考
%
100.0%
【記載方法等】
(1)1週間の放送時間の欄はアの放送番組表に基づいて集計したものを記載すること。
(2)放送の目的別種類の「その他」とは、通信販売番組その他教養番組、教育番組、報道番
組及び娯楽番組以外の放送番組をいい、通信販売番組とそれ以外のものとに細分すること
。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
ウ
ローカル番組
(ア)ニュース
番組名
合
そのうち自主制作
放送日時
番組の時間
時間 分(%)
計
時間 分(%)
(イ)天気予報
番組名
合
そのうち自主制作
放送日時
番組の時間
時間 分(%)
計
時間 分(%)
(ウ)ニュース及び天気予報以外の番組
番組名
合
そのうち自主制作
放送日時
番組の時間
時間 分(%)
計
時間 分(%)
(エ)総合系
総合計(ア)+(イ)+(ウ)
時間 分(%)
【記載方法等】
(1)アの放送番組表に基づいて記載すること。
(2)出演者、番組内容等からみて、当該放送事業者の放送対象地域向けの放送番組と認めら
れるもの(自社以外が制作したものを含む。)について記載すること。
(3)合計及び総合計の欄の比率は、アの放送番組表に基づいて1週間の総放送時間に対する
当該欄の時間の比率を記載すること。
エ
自社において制作する放送番組及びその制作体制
自社において制作する放送番組
他から供給
①完全局制 ②制作会社 ③共同制作 ④制作委託 ⑤再放送
を受ける放
作
送番組
協力
合計
分
分
分
分
分
分
分
%
%
%
%
%
%
100.0%
【記載方法等】
(1)アの放送番組表に基づいて各項目の放送時間(分)及び1週間の総放送時間に対する割
合を記載すること。
(2)①から④までの番組については、いずれも再放送の番組を除くこと。
(3)自社における制作能力及び制作体制の確実性を裏付ける資料がある場合は、添付するこ
と。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
オ
他から供給を受ける放送番組の時間帯
供給者名
1週間の放送時間(他から供給を受ける
供給に関する協定等
放送番組)
の有無
(ニュース)
放送事業者
小計
時間
分(
分)
%
時間
分(
分)
%
時間
分(
分)
%
時間
分(
分)
%
時間
分(
分)
%
時間
分(
分)
%
その他の者
小計
計(①)
(ニュース以外の番組)
放送事業者
小計
その他の者
小計
計(②)
合計(①+②=③)
備考
他社の放送番組
時間
分(
分)
%
自社の放送番組
時間
分(
分)
%
※「該当なし」の場合もその旨記載して提出すること。
【記載方法等】
(1)供給者名の欄は、アの放送番組表に記載した放送番組のうち、他から供給を受けるも
のについて、放送事業者及びその他の者の別に記載し、供給者のそれぞれについて、供給
を受けようとするものの放送時間を記載し、放送事業者及びその他の者ごとに小計を記載
し、計及び合計を記載すること。
(2)合計の欄の比率は、アの放送番組表の合計の欄の時間に対する当該欄の時間の比率を
記載すること。
(3)備考の欄の比率はアの放送番組表の合計の欄の時間から合計(③)の欄の比率を差し引
いた比率を記載すること。
《添付書類》
放送番組の供給に関する協定等がある場合は、その内容を記載した書類を添付すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-14]
別紙26の(10)
フ
リ ガ ナ
AE
委員の氏名
AE
放送番組の審議機関に関する事項
住 所
E
性別
AE
生年月日
E
AE
職 業
E
AE
備
考
E
(記載例)
AE
○○ ○○
北海道○○市
男
昭和○年○月○日
○○大学教授
○○ ○○
北海道○○市
女
昭和○年○月○日
評論家
委 員 総 数
人
E
【記載方法等】
(1)「住所」欄について
・ 都道府県市区町村を記載すること。
(2)「職業」欄について
・ 主たる職業を「何大学教授」、「評論家」等のように記載すること。
(3)備考の欄について(次の事項を記載すること。)
ア
他の放送番組の審議機関の委員であるときはその旨及び当該審議機関の名称
イ
他の放送事業者の審議機関と共同して設置しようとする場合はその旨及び共同設
置者の氏名又は名称
ウ
予定のものについてはその旨
《添付書類》
委員予定者については、委員就任承諾書を添付すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
E
[様式2-15]
別紙26の(11)
放送番組の編集の機構及び考査に関する事項
【記載方法等】
(1) 放送番組を編集する組織機構について、職務内容を系統的かつ具体的に記載するこ
と。この場合において、編集の責任者については、その権限について併せて記載するこ
と。
(2) 放送番組を考査する組織機構がある場合には、(1)に準じて記載すること。この
場合において、考査の方法を併せて記載し、考査に関する基準等があるときはそれらを
記載又は添付すること。
(3) 予定のものについては、その旨を記載すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-16]
別紙26の(12)
災害放送に関する事項
災 害 放 送 の 実 施 状 況
(責任者)
(連絡系統及び要員(連絡系統組織図))
【記載方法等】
(1) 災害放送の実施体制(責任者、連絡系統、要員等)を記載すること。
・ 災害時に災害情報を取りまとめ、当該情報を自社の放送により地域住民に伝達するため
の組織体制について記載すること。
・
「責任者」については、当該実施体制における総括責任者を記載し、その者以外に社内
各部署に責任者が置かれる場合は、連絡系統組織図内に適宜記載すること。
・
「連絡系統及び要員」については、他事業者との連絡系統、迅速な故障原因分析のため
の保守会社及び機器ベンダーとの連絡系統、総務省との連絡系統を記載するとともに、地
方自治体等公共機関との連絡体制が整えられている場合はそれらも含め、記載すること。
(2) 本様式とは別に、既に災害放送の実施体制に関する組織図等を作成している場合は、
「別紙のとおり」と記載の上、当該組織図等を添付することで差し支えない。
《添付書類》
災害放送の実施要領等を作成している場合は、添付すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-17]
別紙26の(17)
第1
見積表
科
1
事 業 収 支 見 積 り
目
第1年目
基幹
放送
の業
事業 務を
収支 行う
事業
の収
支
千円 千円
第2年目
基幹
放送
の業
事業 務を
収支 行う
事業
の収
支
千円 千円
第3年目
基幹
放送
の業
事業 務を
収支 行う
事業
の収
支
千円 千円
第4年目
基幹
放送
の業
事業 務を
収支 行う
事業
の収
支
千円 千円
第5年目
基幹
放送
の業
事業 務を
収支 行う
事業
の収
支
千円 千円
売上高
放送料
有料放送料
放送番組制作
料
放送番組売上
料
放送受託費(放送局
設備供給役務料)
その他
2 売上原価
放送費
技術費
人件費
減価償却費
その他
3 売上総利益(12)
4 販売費及び一般
管理費
販売費
一般管理費
人件費
減価償却費
その他
5 営業利益(34)
6 営業外収益
7 営業外費用
8 経常利益(5+
(6-7)
)
備
考
注1 見積表上の「第1年目」から「第5年目」までの各年目は、事業者の決算年度ベース
で事業開始から5年間分を記載すること(例えば、3月決算の事業者で、第1年目の基
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
幹放送の業務を行う事業の開始が10月であれば、第1年目の「基幹放送の業務を行う事
業の収支」は6ヶ月分である。)。
注2 事業収支の欄は、申請者が行う基幹放送の業務及び兼営する事業の収支を総合したも
のを記載すること。
注3 備考の欄は、事業収支が相償わない場合における措置を記載すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
第2
見積りの根拠
ア 収益
区
(記載例)
放送料
Aタイム
Bタイム
1週間平均の回
数
回
分
単 価
千円
1週間平均の収
入
千円
1年間の収
入
千円
30 分
15 分
30 分
15 分
Aスポット
Bスポット
注1 第1の表の1の項の収益の科目ごとに、第1年目、第2年目、第3年目、第4年
目及び第5年目の別に記載すること。ただし、売上高のその他及び営業外収益の科
目については適宜の様式により記載すること.
イ
費用
科
目
金
額
根
拠
千円
注1 アの注に準じて記載すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式2-18]
別紙26の(18)
放送番組の主たる利用見込み者
1年間平均
フリガナ
住
氏名又は名称
所
1年間の利用
の利用度
見込金額
回数
備
考
時間
(記載例)
○○株式会社
北海道○○市
○○千円
(↑本店又は主た
る事務所の所在
地)
※都道府県市区町村
を記載すること
○回
○時間
スポット ○回
○時間
タイム
【記載方法等】
(1)全体について
・ 他人の利用にするものについて記載すること。
・ 利用見込者は、都道府県別に記載すること。
(2)「住所」欄について
・ 都道府県市区町村を記載すること。この場合において、法人にあっては本店又は主た
る事務所の所在地を記載すること。
(3)「備考」欄について
・ 利用見込者が株主であるとき又は株主になろうとするものであるときは、その旨を記
載すること。
平成○○年
事業者名
CFM
別紙○
[様式3]
FA2 超短波放送に関する送信の標準方式第2
章に規定される方式によりステレオホニック放
送を行うもの:コード表(平16告示859号)
工事設計書
2 装置
の区別
番号
無線局事項書の17欄に記載した名
称を記載。※18、20、22欄も同様
1 無線局の区別
定格
出力
(W)
低下させる
方法コード
低下後の 変調方式
出力(W)
コード
FM
発振
コード
製造者名
型式又は名称
LRC
○○株式会社
○○-○○
)
送受の別
コード
基本
コード
T
YA
付加
コード
空中線の位置
偏波面
コード
空中線柱
の高さ
(m)
海抜高
(m)
地上高
(m)
利 得
(dBd 、 dBi
又 は dB)
H
10
132.5
40.13
7.5
当該無線局で使用する空中線ごとに個別の番号を付けるこ
と。なお、同一の空中線であっても、空中線の利得及び給
)
( 電線の損失等が異なる場合は、「1-2」のように枝番を付す
こと。また、括弧内には「主送信空中線」のように記載す
ること。
(
)
検定
番号
技術基準適
合証明番号
製造番号
通過帯
域幅
6 設置
雑音指 場所番
数(dB) 号
○○○
無線局事項書の
設置場所番号の
欄において記載
した当該装置の
設置場所番号を
記載すること。
9 給電線等
8 空中線
7 空中線系番号
※記載不要
5 受信機
・定格出力:電波の型式別に、送受信機系統図に示す出力端子における出力規格の値を記載すること。
・低下させる方法コード、変調方式コード、発振コード:コード表(平16告示859号)により該当する
コードを記載すること。
・低下後の出力:定格出力を低下させて使用する場合に限り記載することとし、低下後の希望する出力の
最大のものを記載すること。ただし、希望する空中線電力が複数ある場合等については、その他の出力を
17の欄に記載すること。
空中線型式等
(
工事の落成ま
でに記載で可。
4 送信機
3 送信
の方式
コード 発射可能な電波の型式及び周波数の範囲
FA2
(例)F8E 76.1MHzから94.9MHzまで
20
N
第 装置
(
)
一の無線局において2以上の送信装置又は受信装置を有する場合に限り、
当該装置ごとに個別の番号を付けること。この場合、送信機、受信機、送
現用装置
受信空中線等の関連づけができるように原則装置ごとに記載すること。括
の番号
弧内には「現用」又は「予備」のように記載すること。なお、複数の設備
を一括して申請する場合等においては工事設計の内容が同一である部分に
「第1装置と同じ」のように記載することができる。
(例)
1
※ 整理番号
経度
緯度
141.21.02
43.04.07
給電線
損失
(dB)
共用器
損失
(dB)
1
0.2
10 発射す
その他 る周波数
損失 等
(dB)
11 受信する周波数
・送受の別コード、基本コード、付加コード、偏波面コード:コード表(平16告示859号)により該当するコードを記載すること。
・空中線柱の高さ:空中線柱の基部の設置部から空中線の輻射体の中心までの高さを記載すること。
・海抜高:〔送信空中線〕空中線の輻射体の中心までの高さ、〔受信空中線〕開口面の空中線(パラボラ等)を使用する場合は、
空中線の輻射体の中心までの高さ、〔その他の空中線〕最高部の高さ
・地上高:〔送信空中線〕主たる放送区域の平均地面から空中線の輻射体の中心までの高さ
12 空中線系に関するその他の事項
□ 構成が複雑なため記載が困難であり、構成は添付図面のとおりである。
(例)5素子YA H 2面 1段 0度(真北から75度、245度、335度)
・型式、構成(偏波面を含む。)及び水平面に対する主輻射の角度を記載すること。・空中線及び給電線等を他の基幹放送局と共用する場合はその旨及び当該他の基幹放送局の名称を記載すること。
・構成が複雑なため記載が困難な時は、次により空中線の構成を示す図面を添付することとし、□にレ印を付けること。(ア)送信機の出力端子から送信空中線まで及び受信空中線から受信機の入力端子までの系
統を記載すること。(イ)空中線柱等における空中線の取付けの状況(平面図及び側面図により明示すること)を記載すること。(ウ)送信空中線については輻射体の形状及び大きさ並びに当該空中線が複数の輻
射体により構成されている場合は、各輻射体に給電される電力の比率を記載すること。(エ)送信機の出力端子から送信空中線までの間に給電線以外の装置が挿入されている場合は、挿入箇所を記載すること。
コード
14 電源設備
13 附属装置
記載部
区別
(例)PTR 高さ○m、基部地上高○m、1基
演奏所
コード表(平16告示第859号)に掲げる装置がある場合に限り、該当する
コードを記載するとともに、補足事項を記載すること。
合致している場合は□にレ印を付けること。
送信所
予 備
□ 有
□ 無
□ 有
□ 無
15 その他の工事設計
□ 法第3章に規定する条件に合致する。
17 備考
送信機の出力を合成するものの場合は、合成の方法を「出力
合成方法25kW×2台並列方式」のように記載すること。
補足事項
該当する事項の□にレ印を付けること。
16 添付図面
□ 送受信機系統図 □ 電源系統図 □ 調整装置系統図
当該図面に係る装置を有する場合は、それぞれ該当する図面を提出するものとし、該当す
る□にレ印を付けること。
18 無線局の区別
空
中
角 度
(度)
線
系
番
減 衰 量
(dB)
号
角 度
(度)
減 衰 量
(dB)
角 度
(度)
減 衰 量
(dB)
(
角 度
減 衰 量
(度)
(dB)
※1欄の名称を記載
※ 整理番号
水 平 面 又 は 垂 直 面 の 別 □ 水平面
□ 垂直面(方位角
)
角 度 減 衰 量 角 度 減 衰 量 角 度 減 衰 量 角 度 減 衰 量
(度)
(dB)
(度)
(dB)
(度)
(dB)
(度)
(dB)
19
空
中
線
指
向
情
報
そ
の
1
送信空中線に限り次により記載すること。
(ア)空中線の水平面の指向特性について、最大空中線利得からの減衰量を、下記の方位角の範囲
及び方位角の幅以下の間隔において記載すること。水平面又は垂直面の区別の欄には、水平面の□
にレ印を付け、角度の欄には方位角を、減衰量の欄にはその方位角における減衰量を記載すること。
(イ)空中線の垂直面の指向特性について、最大空中線利得からの減衰量を、複数の輻射体により
構成されている場合にはその主輻射方向ごとに、下記の俯角の範囲及び俯角の幅以下の間隔におい
て記載すること。水平面又は垂直面の区別の欄には、垂直面の□にレ印を、括弧に主輻射方向の方
位角を記載し、角度の欄には俯角を、減衰量の欄にはその俯角における減衰量を記載すること。
(ウ)空中線系番号の欄は、7の欄から該当する番号を記載すること。
補足事項
※記載不要
度)
角 度
(度)
減衰量
(dB)
20 無線局の区別
空
中
角 度
(度)
線
系
番
減 衰 量
(dB)
号
角 度
(度)
減 衰 量
(dB)
角 度
(度)
減 衰 量
(dB)
21
空
中
線
指
向
情
報
そ
の
2
19の欄と同様に記載
補足事項
(
角 度
減 衰 量
(度)
(dB)
※1欄の名称を記載
※ 整理番号
※記載不要
水 平 面 又 は 垂 直 面 の 別 □ 水平面
□ 垂直面(方位角
)
角 度 減 衰 量 角 度 減 衰 量 角 度 減 衰 量 角 度 減 衰 量
(度)
(dB)
(度)
(dB)
(度)
(dB)
(度)
(dB)
度)
角 度
(度)
減衰量
(dB)
22 無線局の区別
周波数番号
電 波 の 型 式
周
波
数
空
中
線
※1欄の名称を記載
電
力
※ 整理番号
実効輻射電力又は
等価等方輻射電力
23
、
発
射
す
る
電
波
の
型
式
周
波
数
及
び
空
中
線
電
力
送信装置、空中線、発射する周波数等の関連付けができるように記載することとし、次によること。
(1)周波数番号の欄は、送信装置、空中線、発射する周波数等の関連付けができるように付番すること。
(2) 電波の型式の欄は、使用する空中線から発射する電波の型式を記載すること。
(3)周波数の欄は、使用する空中線から発射する周波数を記載すること。
(4)空中線電力の欄は、使用する空中線から発射する周波数の空中線電力を記載すること。
(5)実行輻射電力又は等価等方輻射電力の欄は、実行輻射電力、最大実行輻射電力又は最大等価等方輻
射電力を「ERP 1W」、「最大ERP 1W」又は「最大EIRP 1W」のように記載すること。
(6)補足事項の欄は、周波数等の条件がある場合はそれを記載すること。
※記載不要
補足事項
[様式4]
平成○年○月○日
送 信 所 敷 地 使 用 承 諾 書
○○コミュニティ放送株式会社
発起人代表
○
○
○
○
殿
住
所
氏
名
印
私は、○○コミュニティ放送株式会社に「基幹放送局(超短波放送(コミュニテ
ィ放送局))」の予備免許が交付された場合、下記敷地使用について承諾します。
記
所在地
○○市○○町○○丁目○○番地
[様式5]
平成○年○月○日
演 奏 所 敷 地 使 用 承 諾 書
○○コミュニティ放送株式会社
発起人代表
○
○
○
○
殿
住
所
氏
名
印
私は、○○コミュニティ放送株式会社に「基幹放送局(超短波放送(コミュニテ
ィ放送局))」の予備免許が交付された場合、下記敷地使用について承諾します。
記
所在地
○○市○○町○○丁目○○番地
[様式6]
発 起 人 引 受 承 諾 書
○○コミュニテイ放送株式会社
発起人代表 ○ ○ ○ ○ 殿
私は、○○コミュニティ放送株式会社の発起人となることを承諾します。
平成○年○月○日
住
氏
所
名
印
[様式7]
法
人
設
立
計
画
書
1
発起人総会
平成○年○月○日
2
定款認証
平成○年○月○日
3
放送局免許申請書の提出
平成○年○月○日
4
株式払込銀行委託契約
平成○年○月○日
5
株式申込証送付
株式払込銀行委託契約後
6
株式申込期日
株式申込証送付後
7
株式払込期日
株式申込期日経過後
○○日目の日
8
創立総会召集通知発送
株式払込期日経過後
○○日以内
9
創立総会
召集通知発送の日から
10
設立登記
創立総会後
○○日以内
11
確認申請書の提出
創立登記後
○○日以内
○○日以内
○○日以内
○○日後の日を予定
[様式8]
株
式
引
受
承
諾
書
○○コミュニティ放送株式会社
発起人代表
○
○
○
○
殿
私は、○○コミュニティ放送株式会社に予備免許が交付された場合には、下記の
とおり株式の引受を承諾します。
記
引受額面株式数
○○○株
額
EA
金
○○○円
一株の発行価格
金
○○○円
引
受
金
平成○年○月○日
住
所
氏
名
印
[様式9]
確
認
申
請
書
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
申請者
住所
氏名(社
名)
(代表者役職名及び氏名)印
平成○年○月○日付をもって予備免許を受けた基幹放送局(超短波放送(コミュ
ニティ放送局))(局名)について、予備免許の条件に従い会社を設立したので、
条件の達成の確認を受けるため関係書類を添えて申請します。
注
確認のための添付書類は次のとおりです。
1
認証定款
2
設立趣意書及び目論見書
3
全出資者名及びその住所、職業、出資の額並びに議決権の数
4
全出資者の株式申込書の写し
5
主たる出資者(出資者1%以上のもの)に関する次の書類
(1)個人(役員の場合を除く)の場合は略歴
(2)法人の場合は、法人の概要、常勤役員名及びその兼職並びに当該法人の主
な株主
6
役員に関する事項(氏名、住所、役名、担当部門及び兼職)
7
発起人会議事録の写し
8
創立総会議事録の写し
9
取締役会議事録の写し
10
登記簿謄本
[様式10]
無 線 従 事 者 選 ( 解 ) 任 届
A
E
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
無線従事者を下記のとおり選(解)任したので、電波法第51条の規定により届
け出ます。
記
フ リ ガ
氏
無線局の種別等
基幹放送局(超短波放送(コミュニティ放送局))
免許番号
北放第○○○○○○号
呼出符号
JOZZ○○○-FM
呼出名称
エフエム○○
無線設備の設置場所
送信所
○○○○
演奏所
○○○○
ナ
名
資
格
免許証の番号
選(解)任年月日
業 務 経 歴
[様式11]
試
験
電
波
発
射
届
平成○年○月○日
○○総合通信局長
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
平成○年○月○日付けで、予備免許された基幹放送局(超短波放送(コミュニ
ティ放送局))の無線設備の機器調整のため、下記により試験電波を発射しますの
で、届け出ます。
記
1
試験電波の発射日時
平成○年○月○日
から
2
試験電波の発射場所
(※送信所の住所を記載)
3
電波の型式、周波数及び空中線電力
4
呼出符号及び呼出名称
○月○日まで
[様式12]
無 線 局 工 事 落 成 届
A
E
平成○年○月○日
収入印紙
を貼付
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
平成○年○月○日付けで予備免許された基幹放送局(超短波放送(コミュニティ
放送局))の工事は下記のとおり落成したので、電波法第10条の規定により届け
出ます。
記
1
工事落成期限
平成○年○月○日
2
工事落成年月日
平成○年○月○日
無線局の種別
E
基幹放送局(超短
波放送(コミュニ
ティ放送局))
呼出符号及び呼出名称
JOZZ○○○-FM
○○○○○○
備
考
※空中線電力及び落成後の
検査手数料額を記載
[様式13]
無 線 設 備 等 の 点 検 実 施 報 告 書
平成○年○月○日
○○総合通信局長
殿
免許人 (予備免許を受けたものを含む。)
の氏名又は名称(氏名を自筆で記入した
ときは、押印を省略できる。)
印
第10条第2項
私所属の無線局について無線設備等の点検を行ったので電波法第18条第2項の
第73条第3項
規定により登録点検結果通知書を添えて提出します。
点検年月日
無線局の種別
識 別 信 号
免許の番号
A
E
点検を行った場所
登録検査等事業者名
備
考
【記載方法等】
(1) 点検の種別を区分する該当条項の不要の文字は削除すること。
(2) 備考の欄には、電波法第10条第2項の点検である場合には「予備免許
の番号」、第18第2項の点検である場合には「許可の番号」を記載する
こと。
※電波法第10条第2項(落成後の検査)、第18条第2項(変更検査)、第73条第3項(定期検査)
[様式14]
無 線 局 運 用 開 始 届
A
E
平成○年○月○日
総
務 大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
平成○年○月○日付け○○○○号で免許された下記基幹放送局(超短波放送(コ
ミュニティ放送局))を平成○年○月○日より運用開始したいので、電波法第16
条第1項の規定により届け出ます。
記
無線局の種別
A
E
呼出符号及び呼出名称
電波の型式及び周波数
空中線電力
基幹放送局(超短
波放送(コミュニ
ティ放送局))
JOZZ○○○-FM
○○○○○○○
[様式15]
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
放 送 事 業 収 支 結 果 報 告
平成○年度(第○期)の放送事業収支結果について、電波法施行規則第43条の
3第2項の規定により、別紙の書類を添えて報告します。
添付書類
別紙
事業報告書(営業報告書及び財務諸表)
【記載方法等】
(1) 年1回、決算期毎に財務諸表の記載のある書類(株主総会で使用したも
ので可)を添付のうえ、提出してください。
(2) 毎年6月末日まで(決算期が異なる場合は決算後速やかに)に提出して
ください。
(3) 報告書は2部(添付書類含む。)提出してください。
[様式16-1]
※記載例:「経営形態及び資本又は出資の額」の変更
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長 ○○○○○
印
放 送 局 事 業 計 画 変 更 届
下記の事項について変更があったので、電波法施行規則第43条の3第1項の規
定により、別紙の書類を添えて届け出ます。
記
1.変更事項
経営形態及び資本又は出資の額
2.添付書類
①変更内容(※新旧対比表等)
②変更後の現状(※無線局事項書「別紙26の(1)」の様式)
③変更後の定款又は寄付行為の謄本
【提出部数】
届出書は2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式16-2]
※記載例:「主たる出資者及びその議決権の数」の変更
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長 ○○○○○
印
放 送 局 事 業 計 画 変 更 届
下記の事項について変更があったので、電波法施行規則第43条の3第1項の規
定により、別紙の書類を添えて届け出ます。
記
1.変更事項
主たる出資者及びその議決権の数
2.添付書類
①変更内容(※新旧対比表等)
②変更後の現状(※無線局事項書「別紙26の(3)」の様式)
【記載方法等】
(1) 変更後の現状は、変更箇所に※印を付し、備考欄又は余白に変更年月
日を記載してください。
(2) 届出書は2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式16-3]
※記載例:「10分の1を超える議決権を有する者に関する事項」の変更
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長 ○○○○○
印
放 送 局 事 業 計 画 変 更 届
下記の事項について変更があったので、電波法施行規則第43条の3第1項の規
定により、別紙の書類を添えて届け出ます。
記
1.変更事項
10分の1を超える議決権を有する者に関する事項
2.添付書類
①変更内容(※新旧対比表等)
②変更後の現状(※無線局事項書「別紙26の(4)」の様式)
【記載方法等】
(1) 変更後の現状は、変更箇所に※印を付し、備考欄又は余白に変更年月
日を記載してください。
(2) 届出書は2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式16-4]
※記載例:「10分の1を超える議決権を有する他の地上基幹放送事業者又は3分の
1を超える議決権を有する他の衛星基幹放送事業者若しくは移動受信用地上基
幹放送事業者に関する事項」の変更
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長 ○○○○○
印
放 送 局 事 業 計 画 変 更 届
下記の事項について変更があったので、電波法施行規則第43条の3第1項の規
定により、別紙の書類を添えて届け出ます。
記
1.変更事項
10分の1を超える議決権を有する他の地上基幹放送事業者又は3分
の1を超える議決権を有する他の衛星基幹放送事業者若しくは移動
受信用地上基幹放送事業者に関する事項
2.添付書類
①変更内容(※新旧対比表等)
②変更後の現状(※無線局事項書「別紙26の(5)」の様式)
【記載方法等】
(1) 変更後の現状は、変更箇所に※印を付し、備考欄又は余白に変更年月
日を記載してください。
(2) 届出書は2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式16-5]
※記載例:「役員に関する事項」の変更
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長 ○○○○○
印
放 送 局 事 業 計 画 変 更 届
下記の事項について変更があったので、電波法施行規則第43条の3第1項の規
定により、別紙の書類を添えて届け出ます。
記
1.変更事項
役員に関する事項
2.添付書類
①変更内容(※新旧対比表等)
②変更後の現状(※無線局事項書「別紙26の(6)」の様式)
③新たに選任された役員等の履歴書
【記載方法等】
(1) 変更後の現状は、変更箇所に※印を付し、備考欄又は余白に変更年月
日を記載してください。
(2) 新たに選任された役員等の履歴書を添付してください。
(3) 届出書は2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式16-6]
※記載例:「週間放送番組の編集に関する事項」の変更
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長 ○○○○○
印
放 送 局 事 業 計 画 変 更 届
下記の事項について変更があったので、電波法施行規則第43条の3第1項の規
定により、別紙の書類を添えて届け出ます。
記
1.変更事項
週間放送番組の編集に関する事項(4月又は10月)
2.添付書類
変更後の現状(※無線局事項書「別紙26の(9)」の様式)
【記載方法等】
(1) 変更のあった4月または10月期の週間放送番組表を添付してください。
(2) 届出書は2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式16-7]
※記載例:「放送番組の編集の機構及び考査に関する事項」の変更
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長 ○○○○○
印
放 送 局 事 業 計 画 変 更 届
下記の事項について変更があったので、電波法施行規則第43条の3第1項の規
定により、別紙の書類を添えて届け出ます。
記
1.変更事項
放送番組の編集の機構及び考査に関する事項
2.添付書類
①変更内容(※新旧対比表等)
②変更後の現状(※無線局事項書「別紙26の(11)」の様式)
【提出部数】
届出書は2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式17-1]
※記載例:「放送番組の編集の基準に関する事項」の変更
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
放送法施行令第7条第3号の規定による資料の提出について
下記の事項について変更があったので、放送法施行令第7条第3号の規定により、
別紙の書類を提出いたします。
記
1.変更事項
放送番組の編集の基準に関する事項
2.添付書類
①変更内容、番組審議機関諮問年月日、公表の期日及び方法
(※新旧対比表等)
②変更後の現状(※無線局事項書「別紙26の(7)」の様式)
【提出部数】
届出書は2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式17-2]
※記載例:「放送番組の編集に関する基本計画に関する事項」の変更
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
放送法施行令第7条第3号の規定による資料の提出について
下記の事項について変更があったので、放送法施行令第7条第3号の規定により、
別紙の書類を提出いたします。
記
1.変更事項
放送番組の編集に関する基本計画に関する事項
2.添付書類
①変更内容、番組審議機関諮問年月日、公表の期日及び方法
(※新旧対比表等)
②変更後の現状(※無線局事項書「別紙26の(8)」の様式)
【提出部数】
届出書は2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式17-3]
※記載例:「放送番組審議機関の組織及び運営に関する事項(組織及び議事に関
する規定)」の変更
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
放送法施行令第7条第3号の規定による資料の提出について
下記の事項について変更があったので、放送法施行令第7条第3号の規定により、
別紙の書類を提出いたします。
記
1.変更事項
放送番組審議機関の組織及び運営に関する事項(組織及び議事に関す
る規定の変更)
2.添付書類
①変更内容、変更年月日(※新旧対比表等)
②変更後の現状
【提出部数】
届出書は2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式17-4]
※記載例:「放送番組審議機関の組織及び運営に関する事項(番組審議委員)」
の変更
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
放送法施行令第7条第3号の規定による資料の提出について
下記の事項について変更があったので、放送法施行令第7条第3号の規定により、
別紙の書類を提出いたします。
記
1.変更事項
放送番組審議機関の組織及び運営に関する事項(番組審議委員の変更)
2.添付書類
①変更内容、変更年月日(※新旧対比表等)
②変更後の現状(※無線局事項書「別紙26の(10)」の様式)
【提出部数】
届出書は2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式18]
※記載例:放送番組審議機関の議事の概要並びにその答申又は意見に対して講じた
措置に関する事項(開催報告)
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
放送番組審議会議事録の提出について
標記について、放送法施行令第7条第3号の規定により、下記の書類を添えて提
出します。
番組審議会議事録(第○○回、平成○年○月○日開催)
【記載方法等】
(1)別紙の様式により、開催された都度作成してください。
(2)開催後速やかに、2部(添付書類を含む。)提出してください。
※記載例
≪別紙≫
1
開催年月日
2
開催場所
3
委員出席
委員総数
○名
出席委員数
○名
出席委員の氏名
欠席委員の氏名
放送事業者側出席者名
4
議
題
5
議事の概要
6
審議内容(各委員の発言及び放送事業者側の説明又は回答をできるだけ詳細に
記載すること。)
7
審議機関の答申又は意見に対してとった措置の内容及び年月日(答申又は意見
の内容及びその年月日を併せて記載すること。)
8 審議機関の答申又は意見の概要の公表
公表の方法[例:①自社放送
②事務所への備置き
③日刊新聞紙等への掲載
④自社ホームページ(URL)への掲載
⑤社内報]
公表の内容
公表年月日
9
その他参考事項
【記載方法等】
8の「公表の方法」は、該当するものを記載してください。
[様式19]
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
訂正又は取消しの放送に関する報告
標記について、放送法施行令第7条第3号の規定に基づき、別紙のとおり報告し
ます。
【記載方法等】
(1)放送法第9条第1項による訂正又は取消しの放送を行った場合に報告願
います。
(2)2部(添付書類を含む。)提出してください。
※様式例
≪別紙様式1≫
年度報告用(4月5日まで提出)
訂正又は取消しの放送の請求件数及びこれらの請求に対して措置した件数
平成○年度
請求件数
件
請求に対して措置(訂正放送)を行った件数
件
※報告する案件がない場合も「0件」としてご報告願います。
≪別紙様式2≫
措置の都度提出用(随時提出用)
訂正又は取消し放送の措置報告
訂正又は取消しの放送の請求者氏名
請求に係る権利侵害の内容
請求年月日
請求の原因となった放送の内容及びその
年月日
当該請求に対して執った措置及びその年
月日
【記載方法等】
(1)報告の対象は、放送法第9条1項に基づく請求があった場合のみです。
(2)発生の都度、可及的速やかに電話等で○○総合通信局へ一報、その後、
本様式例を参考にして報告事項をまとめ、メール又はFAX等により報告
願います。
(3)請求が2件以上の場合は、それぞれ作成し提出してください。
[様式20]
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
○○○○○
印
放送番組の供給に関する協定の報告について
標記について、新たに協定の成立(変更)があったので、放送法施行令第7条第
3号の規定により、別紙のとおり報告します。
【記載方法等】
(1)文中の「成立」又は「変更」の文字はいずれか不要の文字を抹消してく
ださい。
(2)協定書の写し又は協定の内容を証する書類を添付してください。
(3)2部(添付書類を含む。)提出してください。
[様式21]
平成○年○月○日
○○総合通信局長
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
停
波
事
故
報
○○○○○
印
告
標記について、下記のとおり報告いたします。
記
1
放送局名
JOZZ○○○-FM
○○エフエム
2
停波日時
平成○年○月○日
○○:○○:○○
3
復旧日時
平成○年○月○日
○○:○○:○○
4
停波時間
○○:○○:○○
5
原因
6
措置
7
今後の対応等
8
備考(影響世帯数、苦情件数等)
【記載方法等】
何らかの事故により放送の送出が止まった場合は、可及的速やかに電話等で
○○総合通信局へ一報、その後、本様式例を参考にして報告事項をまとめ、メー
ル又はFAX等により報告願います。
[様式22]
別表第二十五号(第124条関係)
重大な事故報告書(詳細)
年
総務大臣
月
日
殿
郵 便 番 号
住
所
(ふりがな)
氏
名(法人又は団体にあつ
ては、名称及び代
表者の氏名。記名
押印又は署名)
電 話 番 号
免 許 番 号
放送法第 113 条第2項の規定に基づき、重大な事故報告書を提出します。
発生年月日及び時刻
復旧年月日及び時刻
発生場所
事故の原因となつた特定地上基幹放送局
等設備の概要
発生状況
措置模様
発生原因
再発防止策
利用者対応状況
注1 「発生場所」の欄は、当該事故の原因となつた特定地上基幹放送局等設
備の設置場所(住所・建物名等)を記載すること。
注2 「事故の原因となつた特定地上基幹放送局等設備の概要」の欄は、当該
設備の名称等を記載し、当該設備の役割が分かる設備構成図等を添付する
こと。
注3 「発生状況」の欄は、当該事故が影響を与えた地上基幹放送の業務の概
要説明及び影響利用者数を記載するとともに、影響を与えた地域を記載又
は影響範囲の地図等を添付すること。なお、当該事故が断続的に発生した
こと等により記載内容が時間によつて変化した場合は、それぞれの内容を
記載すること。
注4 「措置模様」の欄は、当該事故の発生時、認知時、復旧作業経過、後日
対応等に応じた措置模様を、日時とともに記載すること。
注5 「発生原因」の欄は、当該事故の発生の原因となつた特定地上基幹放送
局等設備又は行為がどのような影響を与えて事故を発生させたのか、記載
すること。
注6 「再発防止策」の欄は、当該事故に係る再発防止策、同様の事故の発生
を防ぐための再発防止策及びそれらの実施完了日又は実施予定時期を記載
すること。
注7 「利用者対応状況」の欄は、利用者からの申告(苦情等)数並びに当該
事故に係る広報の手段(ホームページの掲載、報道発表等)、日時及び内容
を記載すること。
注8 用紙の大きさは、日本工業規格A列4番とすること。
[様式 23]
別表第二十九号(第 127 条関係)
特定地上基幹放送局等設備の状況報告書
年
総務大臣
月
日
殿
郵 便 番
住
(ふりがな
氏
号
所
)
名(法人又は団体にあつては、
名称及び代表者の氏名。
記名押印又は署名)
電
免
話
許
番
番
号
号(親局の免許番号を記載)
放送法施行規則第 127 条の規定により、
年
月
日から
日までの特定地上基幹放送局等設備の状況を、次のとおり報告します。
発生年月日
(発生時
刻)
復旧年月日
(復旧時
刻)
発生区分
□設備故障
□自然災害
□その他
□設備故障
□自然災害
□その他
□設備故障
□自然災害
□その他
□設備故障
□自然災害
□その他
□設備故障
□自然災害
□その他
発生
原因
故障
設備
措置
模様
年
影響が
あつた
下位の
放送局
月
備考
□回線障害
□停電
□回線障害
□停電
□回線障害
□停電
□回線障害
□停電
□回線障害
□停電
注1 「発生区分」の欄は、発生の第1要因にチェックすること。
注2 「発生原因」の欄は、第1要因を起因として放送の中断に至つた要因を記
載すること。
注3 「故障設備」の欄は、放送の中断があつた主たる放送局の免許番号及び
設備の区分(番組送出設備、中継回線設備又は放送局の送出設備の別)と
ともに、直接の原因となつた設備の名称を記載すること。
注4 「措置模様」の欄は、放送の中断から復旧に至るまでの措置の模様を記載
すること。
注5 「影響があつた下位の放送局」の欄は、放送の中断により影響を受けた
下位の放送局の免許番号を全て記載すること。
注6 注記すべき事項がある場合には、「備考」の欄にその内容を記載すること。
注7 用紙の大きさは、日本工業規格A列4番とすること。
[様式24]
無線局変更申請(届)書
平成
総
務
大
臣
年
月
殿
申
代
請
理
者
住所
氏名
代表者氏名
住所
氏名
代表者氏名
人
当社所属無線局の下記事項(○印を付した事項)を変更
したい
し た
ので、別紙の書類を添えて
印
印
申請します。
届け出ます。
記
申 請 事 項
項目(根拠条項)
局
種
局
届 出 事 項
項 目 ( 根 拠 条 項)
名
1
無線設備 (法第 17 条第 1 項)
1
無線設備 (法第 17 条第 2 項)
2
電気通信設備(法第 17 条第 1 項)
2
その他
3
無線設備の設置場所 (法第 17 条第 1 項)
4
指定事項 (法第 19 条)
5
免許状の訂正(法第 21 条)
申請に関する連絡責任者 住所
氏名
電子メールアドレス
所属
電話番号
局
種
局
名
日
[様式25]
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
放
送
休
止
○○○○○
印
届
標記について、電波法第16条第2項の規定により、下記のとおり届け出ます。
記
放送局名
JOZZ○○○-FM
○○エフエム
休止期間
平成○年○月○日~平成○年○月○日
休止理由
【記載方法等】
無線局の運用を1ヶ月以上休止する場合に提出が必要です。
[様式26]
平成○年○月○日
総
務
大
臣
殿
○○市○○町○○-○○
○○放送株式会社
代表取締役社長
無
線
局
廃
止
○○○○○
届
標記について、電波法第22条の規定により、下記のとおり届け出ます。
記
1
放送局名
JOZZ○○○-FM
2
廃止日
平成○年○月○日
3
廃止理由
○○エフエム
【記載方法等】
廃止を検討する場合は事前に○○総合通信局へご相談ください。
印
参 考 資 料
地上基幹放送関係法令等
1 地上基幹放送関係法令等の概要
(1)
電波法(昭和25年 法律第131号)
電波の公平、かつ能率的な利用を確保することにより、公共の福祉を増進することを目的とす
る法律。
(2) 無線局免許手続規則(昭和25年 電波監理委員会規則第15号)
電波法の規定に基づき、免許、許可、届出等の手続に関する事項を規定する省令。
(3) 電波法施行規則(昭和25年 電波監理委員会規則第14号)
電波法の規定を施行するために必要とする事項及び電波法の委任に基づく事項を定める省令。
(4) 放送法(昭和25年 法律第132号)
3つの原則(①放送の普及、②放送の不偏不党、表現の自由、③放送の健全な発達)に従って、
放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ることを目的とする法律。
(5) 放送法施行令(昭和25年 政令第163号)
放送法の規定に基づき、放送番組の保存方法や総務大臣が求めることができる事項等について
規定する政令。
(6) 放送法施行規則(昭和25年 電波監理委員会規則第10号)
放送法の規定を施行するために必要とする事項及び放送法の委任に基づく事項を定める省令。
(7) 無線局運用規則(昭和25年 電波監理委員会規則第17号)
電波法の規定に基づき、無線局の運用について規定する省令。
(8) 基幹放送局の開設の根本的基準(昭和25年 電波監理委員会規則第21号)
基幹放送局の開設の根本的基準を定める省令。
(9) 基幹放送普及計画(昭和63年 郵政省告示第660号)
基幹放送が国民に最大限に普及されてその効用をもたらすとともに健全な民主主義の発達に資
するために、基幹放送の計画的な普及及び健全な発達を図ることを目的とする告示。
(10) 基幹放送用周波数使用計画(昭和63年 郵政省告示第661号)
基幹放送局に使用させることのできる周波数及びその周波数の使用に関し必要な事項を定める
告示。
(11) 電波法関係審査基準(平成13年 総務省訓令第67号)
電波法に基づく許認可等に係る審査基準を定める省令。
(12) 放送法関係審査基準(平成23年 総務省訓令第30号)
放送法に基づく許認可等に係る審査基準を定める省令。
(13) 基幹放送の業務に係る特定役員及び支配関係の定義並びに表現の自由享有基準の特例に関す
る省令(平成27年 総務省令第26号)
基幹放送の業務に係る特定役員及び支配関係の定義並びに表現の自由享有基準の特例に関して、
放送法の委任に基づく事項を定めることを目的とする省令。
(14) 行政手続法(平成5年 法律第88号)
処分、行政指導及び届出に関する手続並びに命令等を定める手続に関し、共通する事項を定め
ることによって、行政運営における公正の確保と透明性の向上を図ることを目的とする法律。
1
1
電波法(昭和25年法律第131号)
第5条(欠格事由)
1 次の各号のいずれかに該当する者には、無線局の免許を与えない。
一 日本の国籍を有しない人
二 外国政府又はその代表者
三 外国の法人又は団体
四 法人又は団体であって、前三号に掲げる者がその代表者であるもの又はこれらの者がその役員
の三分の一以上若しくは議決権の三分の一以上を占めるもの
2 (略)
3 次の各号のいずれかに該当する者には、無線局の免許を与えないことができる。
一 この法律又は放送法(昭和25年法律第132号)に規定する罪を犯し罰金以上の刑に処せら
れ、その執行を終わり、又はその執行を受けることがなくなった日から二年を経過しない者
二 第75条第1項又は第76条第4項(第四号を除く。)若しくは第5項(第五号を除く。)の規
定により無線局の免許の取消しを受け、その取消しの日から二年を経過しない者
三~四 (略)
4 公衆によって直接受信されることを目的とする無線通信の送信(第99条の2を除き、以下「放
送」という。)であって、第26条第2項第五号イに掲げる周波数(第7条第3項及び第4項にお
いて「基幹放送用割当可能周波数」という。)の電波を使用するもの(以下「基幹放送」という。)
をする無線局(略)については、第1項及び前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当
する者には、無線局の免許を与えない。
一 第1項第一号から第三号まで若しくは前項各号に掲げる者又は放送法第103条第1項若し
くは第104条(第五号を除く。
)の規定による認定の取消し若しくは同法第131条の規定に
より登録の取消しを受け、その取消しの日から二年を経過しない者
二 法人又は団体であって、第1項第一号から第三号までに掲げる者が放送法第2条第31号の
特定役員であるもの又はこれらの者がその議決権の五分の一以上を占めるもの
三 法人又は団体であって、イに掲げる者により直接に占められる議決権の割合とこれらの者に
よりロに掲げる者を通じて間接に占められる議決権の割合として総務省令で定める割合とを合
計した割合がその議決権の五分の一以上を占めるもの(前号に該当する場合を除く。
)
イ 第1項第一号から第三号までに掲げる者
ロ イに掲げる者により直接に占められる議決権の割合が総務省令で定める割合以上である法
人又は団体
四 法人又は団体であって、その役員が前項各号のいずれかに該当する者であるもの
5 (略)
第6条(免許の申請)
1 無線局の免許を受けようとする者は、申請書に、次に掲げる事項を記載した書類を添えて、総務
大臣に提出しなければならない。
一 目的(二以上の目的を有する無線局であって、その目的に主たるものと従たるものの区別があ
る場合にあっては、その主従の区別を含む。
)
二 開設を必要とする理由
三 通信の相手方及び通信事項
四 無線設備の設置場所(略)
五 電波の型式並びに希望する周波数の範囲及び空中線電力
六 希望する運用許容時間(運用することができる時間をいう。以下同じ。
)
七 無線設備(略)の工事設計及び工事落成の予定期日
八 運用開始の予定期日
九 (略)
2
2
基幹放送局(基幹放送をする無線局をいい、当該基幹放送に加えて基幹放送以外の無線通信の送
信をするものを含む。以下同じ。)の免許を受けようとする者は、前項の規定にかかわらず、申請書
に、次に掲げる事項(自己の地上基幹放送の業務に用いる無線局(以下「特定地上基幹放送局」と
いう。
)の免許を受けようとする者にあっては次に掲げる事項及び放送事項、地上基幹放送の業務を
行うことについて放送法第93条第1項の規定により認定を受けようとする者の当該業務に用いら
れる無線局の免許を受けようとする者にあっては次に掲げる事項及び当該認定を受けようとする者
の氏名又は名称)を記載した書類を添えて、総務大臣に提出しなければならない。
一 目的
二 前項第二号から第九号まで(基幹放送のみをする無線局にあっては、第三号を除く。
)に掲げる
事項
三 無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方法
四 事業計画及び事業収支見積
五 放送区域
六 基幹放送の業務に用いられる電気通信設備(電気通信事業法第2条第二号の電気通信設備をい
う。以下同じ。
)の概要
3~6 (略)
7 次に掲げる無線局(総務省令で定めるものを除く。)であって総務大臣が公示する周波数を使用す
るものの免許の申請は、総務大臣が公示する期間内に行わなければならない。
一~三 (略)
四 基幹放送局
8 前項の期間は、一月を下らない範囲内で周波数ごとに定める期間とし、同項の規定による期間の
公示は、免許を受ける無線局の無線設備の設置場所とすることができる区域の範囲その他免許の申
請に資する事項を併せ行うものとする。
第7条(申請の審査)
1 総務大臣は、前条第1項の申請書を受理したときは、遅滞なくその申請が次の各号のいずれにも
適合しているかどうかを審査しなければならない。
一 工事設計が第三章に定める技術基準に適合すること。
二 周波数の割当てが可能であること。
三 主たる目的及び従たる目的を有する無線局にあっては、その従たる目的の遂行がその主たる目
的の遂行に支障を及ぼすおそれがないこと。
四 前三号に掲げるもののほか、総務省令で定める無線局(基幹放送局を除く。
)の開設の根本的基
準に合致すること。
2 総務大臣は、前条第2項の申請書を受理したときは、遅滞なくその申請が次の各号に適合してい
るかどうかを審査しなければならない。
一 工事設計が第三章に定める技術基準に適合すること及び基幹放送の業務に用いられる電気通信
設備が放送法第121条第1項の総務省令で定める技術基準に適合すること。
二 総務大臣が定める基幹放送用周波数使用計画(基幹放送局に使用させることのできる周波数及
びその周波数の使用に関し必要な事項を定める計画をいう。以下同じ。)に基づき、周波数の割当
てが可能であること。
三 当該業務を維持するに足りる経理的基礎及び技術的能力があること。
四 特定地上基幹放送局にあっては、次のいずれにも適合すること。
イ 基幹放送の業務に用いられる電気通信設備が放送法第111条第1項の総務省令で定める技
術基準に適合すること。
ロ 免許を受けようとする者が放送法第93条第1項第四号に掲げる要件に該当すること。
ハ その免許を与えることが放送法第91条第1項の基幹放送普及計画に適合することその他放
送の普及及び健全な発達のために適切であること。
五 地上基幹放送の業務を行うことについて放送法第93条第1項の規定により認定を受けようと
する者の当該業務に用いられる無線局にあっては、当該認定を受けようとする者が同項各号に掲
3
げる要件のいずれにも該当すること。
六 基幹放送に加えて基幹放送以外の無線通信の送信をする無線局にあっては、次のいずれにも適
合すること。
イ 基幹放送以外の無線通信の送信について、周波数の割当てが可能であること。
ロ 基幹放送以外の無線通信の送信について、前項第四号の総務省令で定める無線局(基幹放送
局を除く。
)の開設の根本的基準に合致すること。
ハ 基幹放送以外の無線通信の送信をすることが適正かつ確実に基幹放送をすることに支障を及
ぼすおそれがないものとして総務省令で定める基準に合致すること。
七 前各号に掲げるもののほか、総務省令で定める基幹放送局の開設の根本的基準に合致すること。
3 基幹放送用周波数使用計画は、放送法第91条第1項の基幹放送普及計画に定める同条第2項第
三号の放送系の数の目標(次項において「放送系の数の目標」という。
)の達成に資することとなる
ように、基幹放送用割当可能周波数の範囲内で、混信の防止その他電波の公平かつ能率的な利用を
確保するために必要な事項を勘案して定めるものとする。
4 総務大臣は、放送系の数の目標、基幹放送用割当可能周波数及び前項に規定する混信の防止その
他電波の公平かつ能率的な利用を確保するために必要な事項の変更により必要があると認めるとき
は、基幹放送用周波数使用計画を変更することができる。
5 総務大臣は、基幹放送用周波数使用計画を定め、又は変更したときは、遅滞なく、これを公示し
なければならない。
6 総務大臣は、申請の審査に際し、必要があると認めるときは、申請者に出頭又は資料の提出を求
めることができる。
第8条(予備免許)
1 総務大臣は、前条の規定により審査した結果、その申請が同条第1項各号又は第2項各号に適合
していると認めるときは、申請者に対し、次に掲げる事項を指定して、無線局の予備免許を与える。
一 工事落成の期限
二 電波の型式及び周波数
三 呼出符号(標識符号を含む。)、呼出名称その他の総務省令で定める識別信号(以下「識別信号」
という。
)
四 空中線電力
五 運用許容時間
2 総務大臣は、予備免許を受けた者から申請があった場合において、相当と認めるときは、前項第
一号の期限を延長することができる。
第9条(工事設計等の変更)
1 前条の予備免許を受けた者は、工事設計を変更しようとするときは、あらかじめ総務大臣の許可
を受けなければならない。但し、総務省令で定める軽微な事項については、この限りでない。
2 前項但書の事項について工事設計を変更したときは、遅滞なくその旨を総務大臣に届け出なけれ
ばならない。
3 第1項の変更は、周波数、電波の型式又は空中線電力に変更を来すものであってはならず、かつ、
第7条第1項第一号又は第2項第一号の技術基準(第三章に定めるものに限る。
)に合致するもので
なければならない。
4 前条の予備免許を受けた者は、無線局の目的、通信の相手方、通信事項、放送事項、放送区域、
無線設備の設置場所又は基幹放送の業務に用いられる電気通信設備を変更しようとするときは、あ
らかじめ総務大臣の許可を受けなければならない。ただし、次に掲げる事項を内容とする無線局の
目的の変更は、これを行うことができない。
一 基幹放送局以外の無線局が基幹放送をすることとすること。
二 基幹放送局が基幹放送をしないこととすること。
5 前項本文の規定にかかわらず、基幹放送の業務に用いられる電気通信設備の変更が総務省令で定
める軽微な変更に該当するときは、その変更をした後遅滞なく、その旨を総務大臣に届け出ること
4
をもって足りる。
6 第5条第1項から第3項までの規定は、無線局の目的の変更に係る第4項の許可に準用する。
第10条(落成後の検査)
1 第8条の予備免許を受けた者は、工事が落成したときは、その旨を総務大臣に届け出て、その無
線設備、無線従事者の資格(略)及び員数並びに時計及び書類(以下「無線設備等」という。
)につ
いて検査を受けなければならない。
2 前項の検査は、同項の検査を受けようとする者が、当該検査を受けようとする無線設備等につい
て第24条の2第1項又は第24条の13第1項の登録を受けた者が総務省令で定めるところによ
り行った当該登録に係る点検の結果を記載した書類を添えて前項の届出をした場合においては、そ
の一部を省略することができる。
第11条(免許の拒否)
第8条第1項第一号の期限(同条第2項の規定による期限の延長があったときは、その期限)経過
後二週間以内に前条の規定による届出がないときは、総務大臣は、その無線局の免許を拒否しなけれ
ばならない。
第12条(免許の付与)
総務大臣は、第10条の規定による検査を行った結果、その無線設備が第6条第1項第七号又は同
条第2項第二号の工事設計(第9条第1項の規定による変更があったときは、変更があったもの)に
合致し、かつ、その無線従事者の資格及び員数が第39条又は第39条の13、第40条及び第50
条の規定に、その時計及び書類が第60条の規定にそれぞれ違反しないと認めるときは、遅滞なく申
請者に対し免許を与えなければならない。
第13条(免許の有効期間)
1 免許の有効期間は、免許の日から起算して五年を超えない範囲内において総務省令で定める。た
だし、再免許を妨げない。
2 (略)
第14条(免許状)
1 総務大臣は、免許を与えたときは、免許状を交付する。
2 免許状には、次に掲げる事項を記載しなければならない。
一 免許の年月日及び免許の番号
二 免許人(無線局の免許を受けた者をいう。以下同じ。
)の氏名又は名称及び住所
三 無線局の種別
四 無線局の目的(主たる目的及び従たる目的を有する無線局にあっては、その主従の区別を含む。
)
五 通信の相手方及び通信事項
六 無線設備の設置場所
七 免許の有効期間
八 識別信号
九 電波の型式及び周波数
十 空中線電力
十一 運用許容時間
3 基幹放送局の免許状には、前項の規定にかかわらず、次に掲げる事項を記載しなければならない。
一 前項各号(基幹放送のみをする無線局の免許状にあっては、第五号を除く。
)に掲げる事項
二 放送区域
三 特定地上基幹放送局の免許状にあっては放送事項、認定基幹放送事業者(略)の地上基幹放送
の業務の用に供する無線局にあってはその無線局に係る認定基幹放送事業者の氏名又は名称
5
第15条(簡易な免許手続)
第13条第1項ただし書の再免許及び適合表示無線設備のみを使用する無線局その他総務省令で定
める無線局の免許については、第6条及び第8条から第12条までの規定にかかわらず、総務省令で
定める簡易な手続によることができる。
第16条(運用開始及び休止の届出)
1 免許人は、免許を受けたときは、遅滞なくその無線局の運用開始の期日を総務大臣に届け出なけ
ればならない。ただし、総務省令で定める無線局については、この限りでない。
2 前項の規定により届け出た無線局の運用を一箇月以上休止するときは、免許人は、その休止期間
を総務大臣に届け出なければならない。休止期間を変更するときも、同様とする。
第17条(変更等の許可)
1 免許人は、無線局の目的、通信の相手方、通信事項、放送事項、放送区域、無線設備の設置場所
若しくは基幹放送の業務に用いられる電気通信設備を変更し、又は無線設備の変更の工事をしよう
とするときは、あらかじめ総務大臣の許可を受けなければならない。ただし、次に掲げる事項を内
容とする無線局の目的の変更は、これを行うことができない。
一 基幹放送局以外の無線局が基幹放送をすることとすること。
二 基幹放送局が基幹放送をしないこととすること。
2 前項本文の規定にかかわらず、基幹放送の業務に用いられる電気通信設備の変更が総務省令で定
める軽微な変更に該当するときは、その変更をした後遅滞なく、その旨を総務大臣に届け出ること
をもって足りる。
3 第5条第1項から第3項までの規定は無線局の目的の変更に係る第1項の許可について、第9条
第1項ただし書、第2項及び第3項の規定は第1項の規定により無線設備の変更の工事をする場合
について、それぞれ準用する。
第18条(変更検査)
1 前条第1項の規定により無線設備の設置場所の変更又は無線設備の変更の工事の許可を受けた免
許人は、総務大臣の検査を受け、当該変更又は工事の結果が同条同項の許可の内容に適合している
と認められた後でなければ、許可に係る無線設備を運用してはならない。ただし、総務省令で定め
る場合は、この限りでない。
2 前項の検査は、同項の検査を受けようとする者が、当該検査を受けようとする無線設備について
第24条の2第1項又は第24条の13第1項の登録を受けた者が総務省令で定めるところにより
行った当該登録に係る点検の結果を記載した書類を総務大臣に提出した場合においては、その一部
を省略することができる。
第19条(申請による周波数等の変更)
総務大臣は、免許人又は第8条の予備免許を受けた者が識別信号、電波の型式、周波数、空中線電
力又は運用許容時間の指定の変更を申請した場合において、混信の除去その他特に必要があると認め
るときは、その指定を変更することができる。
第21条(免許状の訂正)
免許人は、免許状に記載した事項に変更を生じたときは、その免許状を総務大臣に提出し、訂正を
受けなければならない。
第22条(無線局の廃止)
免許人は、その無線局を廃止するときは、その旨を総務大臣に届け出なければならない。
第23条
免許人が無線局を廃止したときは、免許は、その効力を失う。
6
第24条(免許状の返納)
免許がその効力を失ったときは、免許人であった者は、一箇月以内にその免許状を返納しなければ
ならない。
第25条(無線局に関する情報の公表等)
1 総務大臣は、無線局の免許又は第27条の18第1項の登録(以下「免許等」という。)をした
ときは、総務省令で定める無線局を除き、その無線局の免許状に記載された事項若しくは第27条
の6第3項の規定により届け出られた事項(第14条第2項各号に記載された事項若しくは第27
条の31の規定により届け出られた事項(第27条の22第2項に規定する事項に相当する事項に
限る。)のうち総務省令で定めるものをインターネットの利用その他の方法により公表する。
2 前項の規定により公表する事項のほか、総務大臣は、自己の無線局の開設又は周波数の変更をす
る場合その他総務省令で定める場合に必要とされる混信若しくはふくそうに関する調査又は第27
条の12第2項第五号に規定する終了促進措置を行おうとする者の求めに応じ、当該調査又は当該
終了促進措置を行うために必要な限度において、当該者に対し、無線局の無線設備の工事設計その
他の無線局に関する事項に係る情報であって総務省令で定めるものを提供することができる。
3 前項の規定に基づき情報の提供を受けた者は、当該情報を同項の調査又は終了促進措置の用に供
する目的以外の目的のために利用し、又は提供してはならない。
第26条(周波数割当計画)
1 総務大臣は、免許の申請等に資するため、割り当てることが可能である周波数の表(以下「周波
数割当計画」という。)を作成し、これを公衆の閲覧に供するとともに、公示しなければならない。
これを変更したときも、同様とする。
2 周波数割当計画には、割当てを受けることができる無線局の範囲を明らかにするため、割り当て
ることが可能である周波数ごとに、次に掲げる事項を記載するものとする。
一 無線局の行う無線通信の態様
二 無線局の目的
三 周波数の使用の期限その他の周波数の使用に関する条件
四 第27条の13第4項の規定により指定された周波数であるときは、その旨
五 放送をする無線局に係る周波数にあっては、次に掲げる周波数の区分の別
イ 放送をする無線局に専ら又は優先的に割り当てる周波数
ロ イに掲げる周波数以外のもの
第28条(電波の質)
送信設備に使用する電波の周波数の偏差及び幅、高調波の強度等電波の質は、総務省令で定めると
ころに適合するものでなければならない。
第29条(受信設備の条件)
受信設備は、その副次的に発する電波又は高周波電流が、総務省令で定める限度をこえて他の無線
設備の機能に支障を与えるものであってはならない。
第30条(安全施設)
無線設備には、人体に危害を及ぼし、又は物件に損傷を与えることがないように、総務省令で定め
る施設をしなければならない。
第31条(周波数測定装置の備えつけ)
総務省令で定める送信設備には、その誤差が使用周波数の許容偏差の二分の一以下である周波数測
定装置を備えつけなければならない。
7
第37条(無線設備の機器の検定)
次に掲げる無線設備の機器は、その型式について、総務大臣の行う検定に合格したものでなければ、
施設してはならない。ただし、総務大臣が行う検定に相当する型式検定に合格している機器その他の
機器であって総務省令で定めるものを施設する場合は、この限りでない。
一 第31条の規定により備え付けなければならない周波数測定装置
二~六 (略)
第38条(その他の技術基準)
無線設備(放送の受信のみを目的とするものを除く。)は、この章に定めるものの外、総務省令で
定める技術基準に適合するものでなければならない。
第39条(無線設備の操作)
1 第40条の定めるところにより無線設備の操作を行うことができる無線従事者(略)以外の者は、
無線局(略)の無線設備の操作の監督を行う者(以下「主任無線従事者」という。)として選任さ
れた者であって第4項の規定によりその選任の届出がされたものにより監督を受けなければ、無線
局の無線設備の操作(簡易な操作であって総務省令で定めるものを除く。)を行ってはならない。
(略)
2 (略)
3 主任無線従事者は、第40条の定めるところにより、無線設備の操作の監督を行うことができる
無線従事者であって、総務省令で定める事由に該当しないものでなければならない。
4 無線局の免許人等は、主任無線従事者を選任したときは、遅滞なく、その旨を総務大臣に届け出
なければならない。これを解任したときも、同様とする。
5 前項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者は、無線設備の操作の監督に関し総務
省令で定める職務を誠実に行わなければならない。
6 第4項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者の監督の下に無線設備の操作に従事
する者は、当該主任無線従事者が前項の職務を行うため必要であると認めてする指示に従わなけれ
ばならない。
7 無線局(総務省令で定めるものを除く。)の免許人等は、第4項の規定によりその選任の届出を
した主任無線従事者に、総務省令で定める期間ごとに、無線設備の操作の監督に関し総務大臣の行
う講習を受けさせなければならない。
第41条(免許)
1 無線従事者になろうとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
2 無線従事者の免許は、次の各号のいずれかに該当する者(第二号から第四号までに該当する者に
あっては、第48条第1項後段の規定により期間を定めて試験を受けさせないこととした者で、当
該期間を経過しないものを除く。)でなければ、受けることができない。
一 前条第1項の資格別に行う無線従事者国家試験に合格した者
二 前条第1項の資格(総務省令で定めるものに限る。)の無線従事者の養成課程で、総務大臣が
総務省令で定める基準に適合するものであることの認定をしたものを修了した者
三 前条第1項の資格(総務省令で定めるものに限る。)ごとに次に掲げる学校教育法(昭和22
年法律第26号)に基づく学校の区分に応じ総務省令で定める無線通信に関する科目を修めて卒
業した者
イ 大学(短期大学を除く。)
ロ 短期大学又は高等専門学校
ハ 高等学校又は中等教育学校
四 前条第1項の資格(総務省令で定めるものに限る。)ごとに前三号に掲げる者と同等以上の知
識及び技能を有する者として総務省令で定める同項の資格及び業務経歴その他の要件を備える者
第42条(免許を与えない場合)
8
次の各号のいずれかに該当する者に対しては、無線従事者の免許を与えないことができる。
一 第九章の罪を犯し罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又はその執行を受けることが
なくなった日から二年を経過しない者
二 第79条第1項第一号又は第二号の規定により無線従事者の免許を取り消され、取消しの日か
ら二年を経過しない者
三 著しく心身に欠陥があって無線従事者たるに適しない者
第43条(無線従事者原簿)
総務大臣は、無線従事者原簿を備えつけ、免許に関する事項を記載する。
第44条(無線従事者国家試験)
無線従事者国家試験は、無線設備の操作に必要な知識及び技能について行う。
第45条
無線従事者国家試験は、第40条の資格別に、毎年少なくとも一回総務大臣が行う。
第51条(選解任届)
第39条第4項の規定は、主任無線従事者以外の無線従事者の選任又は解任に準用する。
第52条(目的外使用の禁止等)
無線局は、免許状に記載された目的又は通信の相手方若しくは通信事項(特定地上基幹放送局につ
いては放送事項)の範囲を超えて運用してはならない。ただし、次に掲げる通信については、この限
りでない。
一~六 (略)
第53条
無線局を運用する場合においては、無線設備の設置場所、識別信号、電波の型式及び周波数は、そ
の無線局の免許状又は第27条の22第1項の登録状(次条第一号及び第103条の2第4項第二号
において「免許状等」という。)に記載されたところによらなければならない。ただし、遭難通信に
ついては、この限りでない。
第54条
無線局を運用する場合においては、空中線電力は、次の各号の定めるところによらなければならな
い。ただし、遭難通信については、この限りでない。
一 免許状等に記載されたものの範囲内であること。
二 通信を行うため必要最小のものであること。
第55条
無線局は、免許状に記載された運用許容時間内でなければ、運用してはならない。ただし、第52
条各号に掲げる通信を行う場合及び総務省令で定める場合は、この限りでない。
第56条(混信等の防止)
1 無線局は、他の無線局又は電波天文業務(略)の用に供する受信設備その他の総務省令で定める
受信設備(無線局のものを除く。)で総務大臣が指定するものにその運用を阻害するような混信そ
の他の妨害を与えないように運用しなければならない。但し、第52条第一号から第四号までに掲
げる通信については、この限りでない。
2 前項に規定する指定は、当該指定に係る受信設備を設置している者の申請により行なう。
3 総務大臣は、第1項に規定する指定をしたときは、当該指定に係る受信設備について、総務省令
で定める事項を公示しなければならない。
9
4
前二項に規定するもののほか、指定の申請の手続、指定の基準、指定の取消しその他の第1項に
規定する指定に関し必要な事項は、総務省令で定める。
第57条(疑似空中線回路の使用)
無線局は、次に掲げる場合には、なるべく疑似空中線回路を使用しなければならない。
一 無線設備の機器の試験又は調整を行うために運用するとき。
二 実験等無線局を運用するとき。
第60条(時計、業務書類等の備付け)
無線局には、正確な時計及び無線業務日誌その他総務省令で定める書類を備え付けておかなければ
ならない。ただし、総務省令で定める無線局については、これらの全部又は一部の備付けを省略する
ことができる。
第71条の5(技術基準適合命令)
総務大臣は、無線設備が第三章に定める技術基準に適合していないと認めるときは、当該無線設備
を使用する無線局の免許人等に対し、その技術基準に適合するように当該無線設備の修理その他の必
要な措置をとるべきことを命ずることができる。
第72条(電波の発射の停止)
1 総務大臣は、無線局の発射する電波の質が第28条の総務省令で定めるものに適合していないと
認めるときは、当該無線局に対して臨時に電波の発射の停止を命ずることができる。
2 総務大臣は、前項の命令を受けた無線局からその発射する電波の質が第28条の総務省令の定め
るものに適合するに至った旨の申出を受けたときは、その無線局に電波を試験的に発射させなけれ
ばならない。
3 総務大臣は、前項の規定により発射する電波の質が第28条の総務省令で定めるものに適合して
いるときは、直ちに第1項の停止を解除しなければならない。
第73条(検査)
1 総務大臣は、総務省令で定める時期ごとに、あらかじめ通知する期日に、その職員を無線局(総
務省令で定めるものを除く。)に派遣し、その無線設備等を検査させる。ただし、当該無線局の発
射する電波の質又は空中線電力に係る無線設備の事項以外の事項の検査を行う必要がないと認める
無線局については、その無線局に電波の発射を命じて、その発射する電波の質又は空中線電力の検
査を行う。
2 (略)
3 第1項の検査は、当該無線局(人の生命又は身体の安全の確保のためその適正な運用の確保が必
要な無線局として総務省令で定めるものを除く。以下この項において同じ。)の免許人から、第1
項の規定により総務大臣が通知した期日の一月前までに、当該無線局の無線設備等について第24
条の2第1項の登録を受けた者(無線設備等の点検の事業のみを行う者を除く。)が、総務省令で
定めるところにより、当該登録に係る検査を行い、当該無線局の無線設備がその工事設計に合致し
ており、かつ、その無線従事者の資格及び員数が第39条又は第39条の13、第40条及び第5
0条の規定に、その時計及び書類が第60条の規定にそれぞれ違反していない旨を記載した証明書
の提出があったときは、第1項の規定にかかわらず、省略することができる。
4 第1項の検査は、当該無線局の免許人から、同項の規定により総務大臣が通知した期日の一箇月
前までに、当該無線局の無線設備等について第24条の2第1項又は第24条の13第1項の登録
を受けた者が総務省令で定めるところにより行った当該登録に係る点検の結果を記載した書類の提
出があったときは、第1項の規定にかかわらず、その一部を省略することができる。
5~7 (略)
第74条(非常の場合の無線通信)
10
1
総務大臣は、地震、台風、洪水、津波、雪害、火災、暴動その他非常の事態が発生し、又は発生
するおそれがある場合においては、人命の救助、災害の救援、交通通信の確保又は秩序の維持のた
めに必要な通信を無線局に行わせることができる。
2 総務大臣が前項に規定により無線局に通信を行わせたときは、国は、その通信に要した実費を弁
償しなければならない。
第75条(無線局の免許の取消し等)
1 総務大臣は、免許人が第5条第1項、第2項及び第4項の規定により免許を受けることができな
い者となったとき、又は地上基幹放送の業務を行う認定基幹放送事業者の認定がその効力を失った
ときは、当該免許を受けることができない者となった免許人の免許又は当該地上基幹放送の業務に
用いられる無線局の免許を取り消さなければならない。
2 前項の規定にかかわらず、総務大臣は、免許人が第5条第4項(第三号に該当する場合に限る。)
の規定により免許を受けることができない者となった場合において、同項第三号に該当することと
なった状況その他の事情を勘案して必要があると認めるときは、当該免許人の免許の有効期間の残
存期間内に限り、期間を定めてその免許を取り消さないことができる。
第76条
1 総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づ
く処分に違反したときは、三箇月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、又は期間を定め
て運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。
2~3 (略)
4 総務大臣は、免許人(包括免許人を除く。)が次の各号のいずれかに該当するときは、その免許を
取り消すことができる。
一 正当な理由がないのに、無線局の運用を引き続き六箇月以上休止したとき。
二 不正な手段により無線局の免許若しくは第17条の許可を受け、又は第19条の規定による指
定の変更を行わせたとき。
三 第1項の規定による命令又は制限に従わないとき。
四 免許人が第5条第3項第一号に該当するに至ったとき。
五 特定地上基幹放送局の免許人が第7条第2項第四号ロに適合しなくなったとき。
5~7 (略)
第78条(電波の発射の防止)
無線局の免許等がその効力を失ったときは、免許人等であった者は、遅滞なく空中線の撤去その他
の総務省令で定める電波の発射を防止するために必要な措置を講じなければならない。
第99条の11(必要的諮問事項)
1 総務大臣は、次に掲げる事項については、電波監理審議会に諮問しなければならない。
一~三 (略)
四 第4条の規定による免許(地上基幹放送をする無線局の再免許であるものに限る。)、第8条の
規定による無線局の予備免許、第9条第1項の規定による工事設計変更の許可、同条第4項若し
くは第17条第1項の規定による無線局の目的、放送事項若しくは基幹放送の業務に用いられる
電気通信設備の変更の許可(略)
五 (略)
2 前項各号(第三号を除く。
)に掲げる事項のうち、電波監理審議会が軽微なものと認めるものにつ
いては、総務大臣は、電波監理審議会に諮問しないで措置をすることができる。
第103条(手数料の徴収)
1 次の各号に掲げる者は、政令の定めるところにより、実費を勘案して政令で定める額の手数料を
国(指定講習機関が行う講習を受ける者にあっては当該指定講習機関、指定試験機関がその実施に
11
関する実務を行う無線従事者国家試験を受ける者にあっては当該指定試験機関、機構が行う較正を
受ける者にあっては機構)に納めなければならない。
一 第6条の規定による免許を申請する者
二 第10条の規定による検査を受ける者
三 第18条の規定よる検査を受ける者(第71条第1項又は第76条の3第1項の規定に基づ
く指定の変更を受けたため第17条第1項の許可を受けた者を除く。)
四 第24条の2の2第1項の規定による登録の更新を申請する者
五 第25条第2項の規定による情報の提供を受ける者
六~九 (略)
十 第37条の規定による検定を受ける者
十一~十三 (略)
十四 第39条第7項の規定による講習を受ける者
十五 第41条の規定による無線従事者国家試験を受ける者
十六 第41条の規定による免許を申請する者
十七~二十 (略)
二十一 第73条第1項の規定による検査を受ける者
二十二 第102条の18第1項の規定による較正(指定較正機関が行うものを除く。)を受け
る者
2 地震、台風、洪水、津波、雪害、火災、暴動その他非常の事態(以下この項において「地震等」
という。)が発生し、又は発生するおそれがある場合において専ら人命の救助、災害の救援、交通
通信の確保若しくは秩序の維持のために必要な通信又は第102条の2第1項各号に掲げる無線通
信(当該必要な通信に該当するものを除く。)を行う無線局のうち、当該地震等による被害の発生
を防止し、又は軽減するために必要な通信を行う無線局として総務大臣が認めるものであって、臨
時に開設するものについては、前項第一号、第二号、第六号、第八号または第九号に掲げる者は、
同項の規定にかかわらず、手数料を納めることを要しない。
3 第1項の規定により指定講習機関、指定試験機関又は機構に納められた手数料は、当該指定講習
機関、当該指定試験機関又は機構の収入とする。
第103条の2(電波利用料の徴収等)
1 免許人等は、電波利用料として、無線局の免許等の日から起算して三十日以内及びその後毎年そ
の免許等の日に応当する日(応当する日がない場合は、その翌日。以下この条に「応当日」という。)
から起算して三十日以内に、当該無線局の免許等の日又は応当日(以下この項において「起算日」
という。)から始まる各一年の期間(略)について、別表第6の上覧に掲げる無線局の区分に従い
同表の下欄に掲げる金額(起算日から当該免許等の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たな
い場合は、その額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当する金額)を国に
納めなければならない。
2~15 (略)
16 第1項、第2項、第5項及び第7項の月数は、暦に従って計算し、一月に満たない端数を生じ
たときは、これを一月とする。
17 免許人等(略)は、第1項の規定により電波利用料を納めるときには、その翌年の応当日以後
の期間に係る電波利用料を前納することができる。
18 前項の規定により前納した電波利用料は、前納した者の請求により、その請求をした日後に最
初に到来する応当日以後の期間に係るものに限り、還付する。
19~45 (略)
第104条の2(予備免許等の条件等)
1 予備免許、免許、許可又は第27条の18第1項の登録には、条件又は期限を付することができ
る。
2 前項の条件又は期限は、公共の利益を増進し、又は予備免許、免許、許可若しくは第27条の1
12
8第1項の登録に係る事項の確実な実施を図るため必要最小限度のものに限り、かつ、当該処分を
受ける者に不当な義務を課することとならないものでなければならない。
13
2
無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号)
第2条(免許の単位)
1 無線局の免許の申請は、次に掲げる無線局の種別に従い、送信設備の設置場所(略)ごとに行わ
なければならない。
一
(1)特定地上基幹放送局
(2)特定地上基幹放送局以外の地上基幹放送局
(略)
2 前項の場合において、同項各号(略)に掲げる無線局の実用化試験を目的とする無線局について
は、実用化試験局として免許を申請するものとする。
3~4 (略)
5 基幹放送局(基幹放送(法第5条第4項の基幹放送をいう。以下同じ。
)を行う実用化試験局を含
む。以下同じ。
)の免許の申請は、第1項及び第2項の規定によるほか、次の各号に定める区分ごと
に、かつ、希望する周波数の一ごと(略)に行わなければならない。
一 国内放送等の基幹放送の区分
(1) 国内放送
(略)
二 地上基幹放送等の基幹放送の区分
(1) 地上基幹放送
(略)
三 デジタル放送(標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式(平成2
3年総務省令第87号)によるものに限る。以下同じ。)又はそれ以外の放送の区分
四 基幹放送の種類による区分
(1) 中波放送
(2) 短波放送
(3) 超短波放送
(略)
五 有料放送を含む基幹放送又はそれ以外の基幹放送の区分
六 放送法(昭和25年法律第132号)第8条に規定する臨時かつ一時の目的のための放送(以
下「臨時目的放送」という。)
、コミュニティ放送(放送法施行規則(昭和25年電波監理委員会
規則第10号)別表第五号(注)九のコミュニティ放送をいう。以下同じ。)
、(略)
(略)
第3条(申請書)
法第6条に規定する申請書の様式は、次の表の上欄に掲げる区分に従い、それぞれ同表の下欄に掲
げるとおりとする。
区
分
申請書の様式
一
パーソナル無線及びアマチュア局
別表第一号
二
その他の無線局
別表第一号の二
第4条(添附書類等)
1 法第6条の規定により前条の申請書に添附する書類は、無線局事項書及び工事設計書とし、無線
局事項書には無線設備の工事設計に係る事項以外の事項を、工事設計書には無線設備の工事設計に
係る事項をそれぞれ記載するものとする。
2 無線局事項書及び工事設計書の様式は、次の表に掲げるとおりとする。
- 14 -
無線局事項書及び工事設計書の様式
無線局事項書の様式
工事設計書の様式
一 基幹放送局(衛星基幹放送局及び衛星基幹放送 別表第二号第1
別表第二号の二第1
試験局を除く。
)
二~十五 (略)
(略)
(略)
区
分
第6条(基幹放送局の事業計画)
1 申請者は、法第6条第2項の規定により提出する書類に記載する事業計画には、次に掲げる事項
を記載しなければならない。
一 経営形態
二 資本又は出資の額
三 事業開始までに要する用途別資金及びその調達の方法
四 主たる出資者及びその議決権の数
五 申請者が特定地上基幹放送局又は特定地上基幹放送試験局の免許を申請しようとするときは、
申請者の議決権を有する者に関する事項(十分の一を超える議決権を有する者に関する事項)
六 申請者が特定地上基幹放送局又は特定地上基幹放送試験局の免許を申請しようとするときは、
申請者自らが議決権を有する他の基幹放送事業者(放送法第2条第二十三号に規定する基幹放送
事業者をいい、日本放送協会(以下「協会」という。
)及び放送大学学園法(平成14年法律第1
56号)第3条に規定する放送大学学園(以下「学園」という。
)を除く。以下同じ。
)であって、
次に掲げるものに関する事項
イ 十分の一を超える議決権を有する他の地上基幹放送事業者(略)
ロ 三分の一を超える議決権を有する他の衛星基幹放送事業者(略)又は他の
移動受信用地上基幹放送事業者(略)
七 役員に関する事項
八 基幹放送の業務を行う事業又は放送法第118条第1項に規定する放送局設備供給役務の提供
を行う事業と併せ行う事業及び当該事業の業務の概要並びに将来の事業予定並びに経営方針とし
て次の表の上欄に掲げる区分に応じ、それぞれ同表の下欄に掲げる事項
区
分
イ 特定地上基幹放送局及び特定
地上基幹放送試験局(以下「特定地
上基幹放送局等」という。
)の場合
記
⑴
⑵
⑶
⑷
⑸
⑹
載
事
項
放送番組の編集の基準
放送番組の編集に関する基本計画
週間放送番組の編集に関する事項
放送番組の審議機関に関する事項
放送番組の編集の機構及び考査に関する事項
放送法第108条の規定による放送(以下「災
害放送」という。)に関する事項
ロ、ハ
(略)
2~5 (略)
6 第1項の場合において、申請者が臨時目的放送を専ら行う基幹放送局(当該放送の電波に重畳して
い多重放送を行う基幹放送局を含む。)の免許を申請しようとするときは、同項の規定にかかわらず、
次に掲げる事項を記載するものとする。
一 第1項第一号から第四号まで及び第七号に掲げる事項
二 週間放送番組の編集に関する事項及び災害放送に関する事項(特定地上基幹放送局等の場合に
限る。)
7 第1項の場合において、申請者がコミュニティ放送を行う基幹放送局(当該放送の電波に重畳して
い多重放送を行う基幹放送局を含む。)の免許を申請しようとするときは、同項の規定にかかわらず、
次に掲げる事項を記載するものとする。
一 第1項第一号から第七号までに掲げる事項
二 経営方針(放送番組の編集の基準、放送番組の編集に関する基本計画、週間放送番組の編集に
関する事項、放送番組の審議機関に関する事項、放送番組の編集の機構及び考査に関する事項並
- 15 -
びに災害放送に関する事項)(特定地上基幹放送局等の場合に限る。
)
第7条(放送区域)
1 法第6条第2項の規定により提出する書類に記載する放送区域は、地図(略)により表示するも
のとする。
2 放送区域等を計算による電界強度に基づいて定める場合における当該電界強度の算出の方法は、
総務大臣が別に告示する。
3 申請者は、第1項の放送区域と法第8条の規定により指定された周波数及び空中線電力による放
送区域とが異なる場合においては、当該周波数及び空中線電力による放送区域を前二項の規定に従
って記載した書類を工事落成の日までに総務大臣に提出しなければならない。
第8条(添付書類の写しの提出部数等)
1 次の表の上欄に掲げる無線局の免許の申請をしようとする者は、免許の申請書及び添付書類に、
次の表の上欄に掲げる区分に従い、それぞれ同表の下欄に掲げる通数の書類を添えて総務大臣又は
総合通信局長(沖縄総合通信事務所長を含む。以下同じ。)に提出しなければならない。ただし、総
務大臣又は総合通信局長が写しの提出部数を減じ、又はその提出を要しないこととしたときは、こ
の限りでない。
区
分
書
類
一
基幹放送局、
(略)
無線局事項書及び工事設計書の写し
二
(略)
(略)
二通
2
総務大臣又は総合通信局長は、免許の申請につき法第8条第1項の規定により予備免許を与えた
ときは、前項の規定による写しのうち一通について提出書類の写しであることを証明して申請者に
返すものとする。ただし、免許の申請が、電子申請等(施行規則第38条第6項の電子申請等をい
う。以下同じ。
)である場合は、当該申請につき予備免許を与えたときは、前項の規定による写しに
ついて提出書類の写しであることを証明して申請者に返したものとみなす。
第8条の3(施行規則第6条の4第十一号に規定する無線局の免許の申請の期間)
施行規則第6条の4第十一号に規定する無線局の免許の申請は、同条第十号に掲げる無線局の免許
の有効期間満了前三箇月以上六箇月を超えない期間において行わなければならない。
第9条(不適法な申請書等)
1 無線局の免許の申請書又は添付書類が不適法(違式な記載を含む。
)なものであると認めるときは、
相当な期間を定めて、申請者に補正を求めるものとする。
2 前項の規定は、無線局の免許に係るその他の申請の場合に準用する。
第10条(予備免許の付与の通知)
法第8条第1項の規定により無線局の予備免許を与えたときは、申請者に対しその旨を文書をもっ
て通知する。
第10条の3(空中線電力の指定)
法第8条第1項第四号の空中線電力の指定は、次の表の上欄に掲げる区分に従い、それぞれ同表の
下欄に掲げるとおり行うものとする。
区分
空中線電力
一
(略)
(略)
二
超短波放送、テレビジョン放送及び
当該無線局が送信に際して使用しなければな
マルチメディア放送を行う基幹放送局
らない単一の値の空中線電力(実効幅ふく射電
- 16 -
(略)
三~六
力を併せて指定する。
(略)
)
(略)
(略)
第12条(工事設計等の変更の申請及び届出)
1 次の各号の一に該当する場合は、申請書又は届書に第4条第2項の表の上欄に掲げる無線局の区
分に従い、同表の下欄に掲げる無線局事項書又は工事設計書を添えて総務大臣又は総合通信局長に
提出して行うものとする。
一 法第9条第1項又は同条第2項の規定により工事設計変更の許可を受け又は届出をしようとす
る場合
二 法第9条第4項の規定により無線局の目的、通信の相手方、通信事項、放送事項、放送区域、
無線設備又は基幹放送の業務に用いられる電気通信設備の設置場所の変更の許可を受けようとす
る場合
三 法第9条第5項の規定により届出をしようとする場合
四 法第8条の予備免許を受けた者が法第19条の指定の変更の申請をしようとする場合
2 基幹放送局に係る前項各号に掲げる場合において、その変更により当該基幹放送局の事業計画又
は事業収支見積りに重大な変更があるときは、第4条第2項に規定する様式に準じて記載した事業
計画又は事業収支見積りを添付するものとする。
(略)
3 第8条の規定は、前二項の規定による申請又は届出を行う場合に準用する。
第13条(工事の落成届)
法第10条の規定による工事落成の届出は、文書により総務大臣又は総合通信局長に提出するもの
とする。
第16条(再免許の申請)
1 再免許を申請しようとするときは、再免許申請書に次に掲げる事項を記載した書類を添えて総務
大臣又は総合通信局長に提出して行わなければならない。
一 免許の番号
二 免許の年月日及び有効期間満了の期日
三 継続開設を必要とする理由(遭難自動通報局を除く。)
四 希望する電波の型式、周波数の範囲及び空中線電力
五 希望する運用許容時間(第15条第1項の規定により申請書にその記載の省略を受けた無線局
を除く。)
六、七 (略)
八 申請の際における無線設備の工事設計の内容
九、十 (略)
2 前項の場合において、再免許の申請が基幹放送局に関するものであるときは、同項の書類に記載
すべき事項は、同項第一号から第五号まで及び第八号から第十号までに掲げる事項並びに次に掲げ
る事項とする。
一 将来の事業計画(第6条に規定するところによる。ただし、経営形態を除く。)
二 将来の事業収支見積り(略)
三 放送事項(特定地上基幹放送局等の場合に限る。
)
四 放送区域
五 免許の期間における事業並びに資産、負債及び収支の実績(略)
六 一の放送系における地上基幹放送の業務を行うことについて放送法第93条第1項の規定によ
り一の認定を受けようとする者の当該業務に用いられる無線局の免許を受けようとする者にあっ
ては、当該認定を受けようとする一の者の氏名又は名称
七 基幹放送の業務に用いられる電気通信設備の概要
3 前項の場合において、同項第一号に規定する将来の事業計画、同項第四号に規定する放送区域又
- 17 -
は同項第七号に規定する基幹放送の業務に用いられる電気通信設備の概要の全部又は一部が現に免
許を受けている当該基幹放送局の事業計画、放送区域又は基幹放送の業務に用いられる電気通信設
備の概要と同一であるときは、その旨を記載して、その全部又は一部の記載を省略することができ
る。
4 第15条第3項及び第4項の規定は、基幹放送局の再免許の場合に準用する。この場合において、
第3項中「事業計画」とあるのは、
「事業計画、第16条第2項第五号に規定する事項」と読み替え
るものとする。
5 第15条の2の2第1項及び第2項並びに第15条の3第1項、第3項及び第4項の規定は、再
免許の場合に準用する。
第17条(申請の期間)
1 再免許の申請は、
(略)その他の無線局にあっては免許の有効期間満了前三箇月以上六箇月を超え
ない期間において行わなければならない。ただし、免許の有効期間が一年以内である無線局につい
ては、その有効期間満了前一箇月までに行うことができる。
2 免許の有効期間満了前一箇月以内に免許を与えられた無線局については、前項の規定にかかわら
ず、免許を受けた後直ちに再免許の申請を行わなければならない。
第18条(申請書等)
1 第3条及び第4条第2項の規定は、再免許の申請(略)について準用する。
2 (略)
第18条の2(工事設計書等の提出の省略等)
無線局の再免許の申請をしようとする場合であって、免許の有効期間中において再免許の申請の時
までに、当該無線局の無線設備の工事設計の内容に変更がなかったとき又はその内容に変更があった
場合において第4条第2項の表に掲げる区分に従い全部の事項について記載した工事設計書(略)を
当該変更の許可の申請若しくは届出に際し提出したときは、前条の規定により再免許申請書に添付す
べき工事設計書の提出(略)を省略することができる。この場合においては、再免許申請書に添付す
る無線局事項書(略)にその旨を記載しなければならない。
第19条(審査及び免許の附与)
1 総務大臣又は総合通信局長は、法第7条の規定により再免許の申請を審査した結果、その申請が
同条第1項各号又は第2項各号に適合していると認めるときは、申請者に対し、左に掲げる事項を
指定して、無線局の免許を与える。
一 電波の型式及び周波数
二 識別信号
三 空中線電力
四 運用許容時間
2 第8条第2項の規定は、前項の申請につき無線局の免許を与えた場合に準用する。
第20条(省略する手続)
法第8条に規定する予備免許、法第9条に規定する工事設計等の変更、法第10条に規定する落成
後の検査及び法第11条に規定する免許の拒否の各手続は、再免許については、適用しない。
第21条(様式等)
1 法第14条の免許状の様式は、別表第五号から別表第五号の四までで定める。
2~7 (略)
第22条(訂正)
- 18 -
1
免許人は、法第21条の免許状の訂正を受けようとするときは、総務大臣又は総合通信局長に対
し、事由及び訂正すべき箇所を附して、その旨を申請するものとする。
2 前項の申請があった場合において、総務大臣又は総合通信局長は、新たな免許状の交付による訂
正を行うことがある。
3 総務大臣又は総合通信局長は、第1項の申請による場合の外、職権により免許状の訂正を行うこ
とがある。
4 免許人は、新たな免許状の交付を受けたときは、遅滞なく旧免許状を返さなければならない。
第24条(運用開始等の届出)
法第16条又は法第27条の6第2項の規定による届出をしようとする場合は、文書により行なう
ものとする。この場合において、当該届出が法第16条第2項の規定によるものであるときは、その
理由を届書に付記するものとする。
第25条
1 第12条の規定は、法第17条の規定による許可の申請若しくは届出又は法第19条の規定によ
る指定の変更の申請を行う場合に準用する。
2 第2条第6項の規定は、同項各号に掲げる装置を共通に使用しようとする無線局について、法第
17条の規定による無線設備の変更の工事の許可の申請又は届出を行なう場合に準用する。
(略)
3 第15条の3第1項、第3項及び第4項の規定は、法第17条の規定による無線設備の変更の工
事の許可の申請又は届出を行う場合に準用する。
4 法第17条第1項の規定により無線設備の設置場所の変更又は無線設備の変更の工事の許可を受
けた免許人は、当該変更をしたとき又は当該工事を完了したときは、その旨を文書により総務大臣
又は総合通信局長に届け出なければならない。
5 法第18条第2項で定める書類は、前項の届出書に添えて提出しなければならない。
6 第15条の2の2第1項及び第2項の規定は、法第17条の規定による許可の申請若しくは届出、
法第19条の規定による指定の変更の申請又は施行規則第43条第1項、第2項若しくは第3項の
規定による届出を行う場合に準用する。
- 19 -
3
電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)
第6条の3の2(間接に占められる議決権の割合)
1 法第5条第4項第三号に規定する間接に占められる議決権の割合として総務省令で定める割合は
一の同号イに掲げる者(以下この条において「外国法人等」という。)について、基幹放送局の免許
人(免許を受けようとする者を含む。以下この条において「放送免許人等」という。
)の議決権の割
合の十分の一以上を占める同号ロに掲げる者(当該放送免許人等をその子会社とする認定放送持株
会社(放送法第2条第27号に規定する認定放送持株会社をいう。以下同じ。
)を除く。以下この条
において「外資系日本法人」という。
)が直接占める放送免許人等の議決権の割合に、当該外国人等
が占める外資系日本法人の議決権の割合(十分の一以上である場合における当該割合をいう。
)を乗
じて計算した割合とする。ただし、一の外国法人等が占める外資系日本法人の議決権の割合が二分
の一を超えるときは、当該外資系日本法人に係る間接に占められる議決権の割合は、当該外資系日
本法人が占める放送免許人等の議決権の割合とする。
2 前項の場合において、一の外資系日本法人につき外国法人等が二以上ある場合であって、そのう
ち一の外国法人等が占める当該外資系日本法人の議決権の割合が二分の一を超えるときは、他の外
国法人等について当該一の外資系日本法人に係る計算をすることを要しない。
3 一の外国法人等が放送免許人等の議決権を有する二以上の法人(当該放送免許人等をその子会社
とする認定放送持株会社を除く。
)又は団体の議決権を有する場合であって、これらの議決権の割合
の全部又は一部が十分の一未満であるために前二項の規定による間接に占められる議決権の割合が
ないときに、当該一の外国法人等について、これらの議決権の割合を用いて前二項の規定により計
算した結果が十分の一以上となるときは、前二項の規定にかかわらず、当該計算した結果を間接に
占められる議決権の割合とする。
4 放送免許人等の議決権を有する法人又は団体の議決権を有する法人又は団体をその子会社等(議
決権の二分の一を超える割合を一の法人又は団体に占められる法人又は団体をいう。以下この項に
おいて同じ。)とする一の外国法人等がある場合(当該一の外国法人等の子会社等が、放送免許人等
の議決権を有する法人又は団体の議決権を有する法人又は団体でない場合であって、当該子会社等
が子会社等である他の法人又は団体を通じて当該放送免許人等の議決権を有する法人又は団体の議
決権を有するときを含む。
)は、当該放送免許人等の議決権を有する法人又は団体の議決権を有する
法人又は団体を当該一の外国法人等とみなして前三項の規定を適用する。
5 放送法第116条第1項に規定する基幹放送事業者(放送法第2条第二十三号の基幹放送事業者
をいう。以下同じ。)
(特定地上基幹放送事業者に限る。)である放送免許人等が、同項若しくは同条
第2項に規定する請求若しくは通知を受けた場合において第1項及び第2項の規定により算出され
る間接に占められる議決権の割合を確認し、又は同条第4項に規定する株式会社である特定地上基
幹放送事業者が、同項に規定する議決権を有することとなる株式以外の株式を特定するため、放送
免許人等の議決権を有する法人又は団体(放送免許人等の議決権の十分の一以上を占める者(当該
放送免許人等をその子会社とする認定放送持株会社を除く。)に限る。次項において同じ。
)に対し、
書面又は電子情報処理組織(放送免許人等の使用に係る電子計算機と照会を受ける者の使用に係る
電子計算機とを電気通信回線で接続した電子情報処理組織をいう。次項において同じ。
)の使用によ
り、その者に占める一の外国法人等の議決権の割合その他の事項について照会をした場合において、
当該法人又は団体が当該照会を受けた日から起算して七営業日以内にその回答が得られないときは、
当該法人又は団体の占めるこれらの放送免許人等の議決権の全てを間接に占められる議決権の割合
いとして第1項の計算をする。
6 放送法第125条第1項第二号に規定する地上基幹放送をする無線局の免許を受けた基幹放送局
提供事業者(放送法第2条第二十四号の基幹放送局提供事業者をいう。以下同じ。)である放送免許
人等が、同項若しくは同法第125条第2項において準用する同法第116条第2項に規定する請
求若しくは通知を受けた場合において第1項及び第2項の規定により算出される間接に占められる
議決権の割合を確認し、又は同法第125条第2項において準用する同法第116条第4項に規定
する株式会社である地上基幹放送をする無線局の免許を受けた基幹放送局提供事業者が、同項に規
- 20 -
定する議決権を有することとなる株式以外の株式を特定するため、放送免許人等の議決権を有する
法人又は団体に対し、書面又は電子情報処理組織の使用により、その者に占める一の外国法人等の
議決権の割合その他の事項について照会をした場合において、当該法人又は団体が当該照会を受け
た日から起算して七営業日以内にその回答が得られないときは、当該法人又は団体の占めるこれら
の放送免許人等の議決権の全てを間接に占められる議決権の割合として第1項の計算をする。
7 放送免許人等は、第3項及び第4項の規定に基づく計算をするべき事実があることを知ったとき
は、速やかにその旨を総務大臣に報告するものとし、第3項及び第4項の規定に基づく計算は当該
報告をした日にされたものとする。
第6条の3の4(事業計画の公表等)
1 総務大臣は、法第6条第2項の申請書(略)及び同項第三号の事業計画(第43条の3第1項の
規定に基づき届け出る書類を含む。
)に記載された事項のうち、特に公表することが適当であるもの
を告示する。
2 総務大臣は、前項の規定により告示した事項について、インターネットの利用その他の方法によ
り公表する。
第6条の4(公示する期間内に申請することを要しない無線局)
1 法第6条第7項の総務省令で定める無線局は、次の各号に掲げるものとする。
一~五 (略)
六 放送法第8条の規定による臨時かつ一時の目的のための放送(以下「臨時目的放送」という。)
を専ら行う基幹放送局
七 コミュニティ放送(放送法施行規則別表第五号(注)十二のコミュニティ放送をいう。以下同じ。)
を行う基幹放送局
八 同一人に属する他の基幹放送局の放送番組を中継する方法のみによる放送を行う基幹放送局
(第二号、第三号及び第五号から前号までに掲げるものを除く。)
九~十一 (略)
第6条の4の2(適正かつ確実に基幹放送をすることに支障を及ぼすおそれがないものとする基準)
1 法第7条第2項第六号ハの適正かつ確実に基幹放送をすることに支障を及ぼすおそれがないもの
として総務省令で定める基準は、次に掲げるものとする。
一 放送法第108条に基づく災害の場合の放送その他基幹放送事業者が法律に基づき行う放送を
しようとする場合において、基幹放送に加えてする基幹放送以外の無線通信の送信(以下「基幹
放送外の送信」という。
)が当該放送を阻害するときには、当該基幹放送外の送信を中断して、当
該放送を行うものであること。
二 基幹放送外の送信が、基幹放送と認識されないよう適切な措置を講じていること。
三 基幹放送外の送信が、その基幹放送の受信設備に影響を与えるものではないこと。
四 基幹放送局提供事業者が基幹放送外の送信を行う場合にあっては、その実施の詳細についてそ
の基幹放送設備を基幹放送の業務の用に供する認定基幹放送事業者の承諾を得ているものである
こと。
五 前各号に掲げるもののほか、基幹放送外の送信が、基幹放送を行うべき時間又は帯域に影響を
及ぼすものではないこと。
第7条(免許等の有効期間)
1 法第13条第1項の総務省令で定める免許の有効期間は、次の各号に掲げる無線局の種別に従い、
それぞれ当該各号に定めるとおりとする。
一 地上基幹放送局(臨時目的放送を専ら行うものに限る。) 当該放送の目的を達成するために必
要な期間
二~六 (略)
七 その他の無線局 五年
- 21 -
第11条の2の2(混信又はふくそうに関する調査を行おうとする場合)
法第25条第2項の総務省令で定める場合は、免許人又は法第8条の予備免許を受けた者が、次の
いずれかの工事又は変更を行おうとする場合及び登録人(法第27条の23第1項に規定する登録人
をいう。以下同じ。)が第三号又は第六号の変更を行おうとする場合とする。
一 工事設計の変更又は無線設備の変更の工事(第10条に規定する許可を要しない工事設計の変
更等を除く。
)
二 通信の相手方の変更
三 無線設備の設置場所又は無線設備を設置しようとする区域の変更
四 放送区域の変更
五 電波の型式の変更
六 空中線電力の変更
七 運用許容時間の変更
第11条の2の3(混信若しくはふくそうに関する調査又は終了促進措置のために提供する情報)
法第25条第2項の無線局に関する事項に係る情報であって総務省令で定めるもののうち、混信又
はふくそうに関する調査に係るものは別表第二号の二の二、終了促進措置に係るものは別表第二号の
二の三のとおりとする。ただし、第11条の2第一号、第二号、第五号及び第六号に規定する無線局
(第10条の2第二号から第五号までに掲げる無線局、非常局及び特別業務の局を除く。
)のもの並び
に同条第七号、第八号及び第十号に規定する無線局のうち1GMz未満の周波数を使用する無線局の
ものについては、この限りでない。
第11条の2の4(情報の提供の請求)
1 法第25条第2項の規定による情報の提供を受けようとする者(以下「請求者」という。)は、次
に掲げる事項を記載した請求書を、混信又はふくそうに関する調査に係るものについては総合通信
局長に、法第27条の12第2項第五号に規定する終了促進措置(以下「終了促進措置」という。)
に係るものについては総務大臣に提出しなければならない。
一 請求者の氏名及び住所
二 請求理由
三 開設又は変更しようとする無線局の概要
四 希望する情報提供の範囲
五 希望する情報提供の実施の方法
2 前項の請求書の様式は、混信又はふくそうに関する調査に係るものについては別表第二号の二の
四、終了促進措置に係るものについては別表第二号の二の五のとおりとする。
3 第1項の請求に係る無線局の行う無線通信の態様及び目的は、周波数割当計画に示される割充て
ることが可能である周波数ごとに記載している事項に合致しているものでなければならない。
4 総務大臣又は総合通信局長は、第1項の請求が、法第25条第2項に規定する混信若しくはふく
そうに関する調査又は終了促進措置の用に供する目的以外の目的に使用することが明らかなときは
その他当該請求を拒むことについて正当な理由があると認めるときは、情報を提供しないものとす
る。
5 第1項の請求に際し、総合通信局長は、次に掲げる書類のいずれかであって、請求者の氏名が記
載されているものの提示を求めるものとする。
一 運転免許証、健康保険の被保険者証、出入国管理及び難民認定法(昭和26年政令第319号)
第19条の3に規定する在留カード、日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の
出入国管理に関する特例法(平成3年法律第71号)第7条第1項に規定する特別永住者証明書
その他の法律又はこれに基づく命令の規定により交付された書類であって当該請求者が本人であ
ることを確認するに足りるもの
二 前号に掲げる書類をやむを得ない理由により提示することができない場合には、当該請求者が
本人であることを確認するため総合通信局長が適当と認める書類
- 22 -
第11条の2の5(請求の単位)
1 混信又はふくそうに関する調査に係る前条第1項の請求は、次に掲げる無線局の種別に従い、開
設又は変更しようとする無線局の送信設備の設置場所及び周波数割当計画に示される割り当てるこ
とが可能である周波数ごとに行わなければならない。
一 固定局
二 地上基幹放送局
三 地上基幹放送試験局
(略)
2、3 (略)
第38条(備付けを要する業務書類)
法第60条の規定により無線局に備え付けておかなければならない書類は、次の表の上欄の無線局
につき、それぞれ同表の下欄に掲げるとおりとする。
無
線
局
業
務
書
類
一~六(略)
(略)
七 基幹放送局
(一) 免許状
(二) 無線局の免許の申請書の添付書類の写し(略)
(三) (略)
八・九(略)
(略)
注 (略)
第40条(無線業務日誌)
1 法第60条に規定する無線業務日誌には、毎日次に掲げる事項を記載しなければならない。ただ
し、総務大臣又は総合通信局長において特に必要がないと認めた場合は、記載の一部を省略するこ
とができる。
一 海上移動業務、航空移動業務若しくは無線標識業務を行う無線局(略)
(1) 無線従事者(主任無線従事者の監督を受けて無線設備の操作を行う者を含む。次条におい
て同じ。
)の氏名、資格及び服務方法(変更のあったときに限る。)
(2) (略)
(3) 発射電波の周波数の偏差を測定したときは、その結果及び許容偏差を超える偏差があると
きは、その措置の内容
(4) 機器の故障の事実、原因及びこれに対する措置の内容
(5) 電波の規正について指示を受けたときは、その事実及び措置の内容
(6) 法第80条第二号の場合は、その事実
(7) その他参考となる事項
二 基幹放送局
(1) 前号の(1)及び(3)から(5)までに掲げる事項
(2) 使用電波の周波数別の放送の開始及び終了の時刻(短波放送を行う基幹放送局の場合に限
る。
)
(3) 運用規則第138条の2の規定により緊急警報信号を使用して放送したときは、そのたび
ごとにその事実(受信障害対策中継放送又は同一人に属する他の基幹放送局の放送番組を中
継する方法のみによる放送を行う基幹放送局の場合を除き、緊急警報信号発生装置をその業
務に用いる者に限る。
)
(4) 予備送信機又は予備空中線を使用した場合は、その時間
(5) 運用許容時間中において任意に放送を休止した時間
(6) 放送が中断された時間
(7) 遭難通信、緊急通信、安全通信及び法第74条第1項に規定する通信を行ったときは、そ
のたびごとにその通信の概要及びこれに対する措置の内容
(8) その他参考となる事項
- 23 -
三
(略)
2 (略)
3 前二項に規定する時刻は、次に掲げる区別によるものとする。
一 船舶局、航空機局、船舶地球局、航空機地球局又は国際通信を行う航空局においては、協定世
界時(略)
二 前号以外の無線局においては、中央標準時
4 使用を終わった無線業務日誌は、使用を終った日から二年間保存しなければならない。
第42条の2(電波の発射の防止)
法第78条の総務省令で定める電波の発射を防止するために必要な措置は、次の表の上欄に掲げる
無線局の無線設備の区別に従い、それぞれ同表の下欄に掲げるとおりとする。ただし、当該無線設備
のうち、設置場所(移動する無線局にあっては、移動範囲又は常置場所)、利用方法その他の事情によ
り当該措置を行うことが困難なものであって総務大臣が別に告示するものについては、同表の下段に
掲げる措置に代え、別に告示する措置によることができる。
無線設備
必要な措置
一
(略)
(略)
二
固定局、基幹放送局及び地上一般放
空中線を撤去すること(空中線を撤去すること
送局の無線設備
が困難な場合にあっては、送信機、給電線又は
電源設備を撤去すること。)
。
三~五
(略)
(略)
第43条の3
1 基幹放送局の免許人は、法第6条第2項第四号に規定する事業計画に変更があったときは、別に
告示するところにより、総務大臣に届け出なければならない。
2 基幹放送局の免許人(略)は、基幹放送の業務を行う事業又は放送法第118条第1項に規定する
放送局設備供給役務の提供を行う事業の決算期ごとに、その事業収支の結果を総務大臣に報告しな
ければならない。
3 前項の報告は、計算書類の提出をもってこれに替えることができる。
- 24 -
電波法施行規則第43条の3第1項の規定に基づく基幹放送局の事業計画の変更の届出に関する事項
(平成23年総務省告示276号)
電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)第43条の3第1項の規定に基づき、
基幹放送局の事業計画の変更の届出に関する事項を次のように定め、平成23年6月30日から施行
することとしたので、告示する。
なお、昭和51年郵政省告示第217号(放送局の事業計画の変更の届出に関する事項)は、廃止
する。
届出を要する事項は、無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号)第6条第1
項各号、第2項各号、第3項各号、第5項各号、第6項各号又は第7項各号に掲げる事項(略)につ
いては、放送番組の編集の基準、放送番組の編集に関する基本計画及び放送番組の審議機関に関する
事項を除く。)の変更に係る事項とし、届出は、次の表の上欄の区分に従い、同表の下欄に掲げる提出
書類に、その写し一通を添えて遅滞なく提出して行うものとする。
区分
一 経営形態及び資本又は出資の額
二 主たる出資者及びその議決権の数
三 役員に関する事項
四 基幹放送の業務又は放送法第118
条第1項に規定する放送局設備供給役
務の提供を行う事業と併せ行う事業及
び当該事業の業務の概要
五 十分の一を超える議決権を有する者
に関する事項
六 十分の一を超える議決権を有する他
の基幹放送事業者(略)に関する事項
七 週間放送番組の編集に関する事項
提出書類
変更後の定款又は寄附行為
一 無線局免許手続規則第4条第2項に規定する様
式に変更後の現状を記載し、変更箇所に※印を伏
し、備考欄又は余白に変更年月日を記載したもの
二 役員に関する事項に変更があった場合には、新た
に選任された役員等の履歴書を添えること
八
九
変更事項について新旧を対比したもの
放送番組の編集に関する基本計画
放送番組の編集の機構及び考査に関
する事項
十 その他の事項
四月及び十月の週間放送番組表
第52条の3(電子申請等の場合の添付書類等の提出)
1 法及びこれに基づく命令の規定による申請又は届出を電子申請等により行う場合において、当該
申請又は届出に添付することとされている書類等(当該書類等に記載すべき事項について総務省の
使用に係る電子計算機に備えられたファイルに電子申請等をする者の使用に係る電子計算機から入
力して記録することとされているものを除く。)があるときは、当該書類等の提出は、免許状、免
許証その他の総務大臣が別に告示するものを除き、当該書類等をスキャナ(これに準ずる画像読取
装置を含む。)に読み取ってできた電磁的記録を当該申請又は届出に併せて送信することにより行
うことができる。
2 前項の規定により電磁的記録を送信した者は、当該電磁的記録を送信した日から二年間(この間
に当該申請又は届出に係る許認可等の有効期間が満了する場合は、当該有効期間が満了する日まで
の間)、前項の規定により読み取った書類等を保存しなければならない。ただし、当該書類等が、
電子申請等をした者が当該申請又は届出のために自ら作成したものであるときは、この限りでない。
- 25 -
3
総務大臣は、第1項の規定により送信された電磁的記録に疑義があるとき又は判読することがで
きないときは、当該電磁的記録を送信した者に対して、期限を定めて、前項の規定により保持する
書類等の提出を求めることができる。
4 (略)
- 26 -
4
放送法(昭和25年法律第132号)
第2条(定義)
三十一 「特定役員」とは、法人又は団体のうち、当該法人又は団体の業務の執行に対し相当程度の
影響力を有する者として総務省令で定めるものをいう。
三十二 「支配関係」とは、次のいずれかに該当する関係をいう。
イ 一の者及び当該一の者の子会社(第158条第1項に規定する子会社をいう。
)その他当該
一の者と総務省令で定める特別の関係にある者が有する法人又は団体の議決権の数の当該法
人又は団体の議決権の総数に占める割合が十分の一以上三分の一以下の範囲内で総務省令で
定める割合を超える場合における当該一の者と当該法人又は団体の関係
ロ 一の法人又は団体の特定役員で他の法人又は団体の特定役員の地位を兼ねる者の数の当該
他の法人又は団体の特定役員の総数に占める割合が五分の一以上三分の一以下の範囲内で総
務省令で定める割合を超える場合における当該一の法人又は団体と当該他の法人又は団体と
の関係
ハ イ及びロに掲げるもののほか、一の者が株式の所有、役員の兼任その他の事由を通じて法
人又は団体の経営を実質的に支配することが可能となる関係にあるものとして総務省令で定
める場合における当該一の者と当該法人又は団体の関係
第3条(放送番組編集の自由)
放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されるこ
とがない。
第4条(国内放送等の放送番組の編集等)
1 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。
)の放送番組の編集に当たっ
ては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 政治的に公平であること。
三 報道は事実をまげないですること。
四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
2 (略)
第5条(番組基準)
1 放送事業者は、放送番組の種別(教養番組、教育番組、報道番組、娯楽番組等の区分をいう。以
下同じ。)及び放送の対象とする者に応じて放送番組の編集の基準(以下「番組基準」という。)を
定め、これに従って放送番組の編集をしなければならない。
2 放送事業者は、国内放送等について前項の規定により番組基準を定めた場合には、総務省令で定
めるところにより、これを公表しなければならない。これを変更した場合も、同様とする。
第6条(放送番組審議機関)
1 放送事業者は、放送番組の適正を図るため、放送番組審議機関(以下「審議機関」という。
)を置
くものとする。
2 審議機関は、放送事業者の諮問に応じ、放送番組の適正を図るため必要な事項を審議するほか、
これに関し、放送事業者に対して意見を述べることができる。
3 放送事業者は、番組基準及び放送番組の編集に関する基本計画を定め、又はこれを変更しようと
するときは、審議機関に諮問しなければならない。
4 放送事業者は、審議機関が第2項の規定により諮問に応じて答申し、又は意見を述べた事項があ
るときは、これを尊重して必要な措置をしなければならない。
5 放送事業者は、総務省令で定めるところにより、次の各号に掲げる事項を審議機関に報告しなけ
- 27 -
ればならない。
一 前項の規定により講じた措置の内容
二 第9条第1項の規定による訂正又は取消しの放送の実施状況
三 放送番組に関して申出のあった苦情その他の意見の概要
6 放送事業者は、審議機関からの答申又は意見を放送番組に反映させるようにするため審議機関の
機能の活用に努めるとともに、総務省令で定めるところにより、次の各号に掲げる事項を公表しな
ければならない。
一 審議機関が放送事業者の諮問に応じてした答申又は放送事業者に対して述べた意見の内容その
他審議機関の議事の概要
二 第4項の規定により講じた措置の内容
第7条
1 放送事業者の審議機関は、委員七人(テレビジョン放送による基幹放送を行う放送事業者以外の
放送事業者の審議機関にあっては、総務省令で定める七人未満の員数)以上をもって組織する。
2 放送事業者の審議機関の委員は、学識経験を有する者のうちから、当該放送事業者が委嘱する。
3 二以上の放送事業者は、次に掲げる要件のいずれをも満たす場合には、共同して審議機関を置く
ことができる。この場合においては、前項の規定による審議機関の委員の委嘱は、これらの放送事
業者が共同して行う。
一 当該放送事業者のうちに同一の認定放送持株会社の関係会社(第158条第2項に規定する関
係会社をいう。
)である基幹放送事業者(その基幹放送に係る放送対象地域(第91条第2項第2
号の放送対象地域をいう。第14条において同じ。)が全国である者を除く。)が二以上含まれて
いないこと。
二 当該放送事業者のうちに基幹放送事業者がある場合において、いずれの基幹放送事業者につい
ても当該基幹放送事業者以外の全ての放送事業者との間において次に掲げる要件のいずれかを満
たす放送区域(電波法第14条第3項第二号の規定により基幹放送の業務に用いられる基幹放送
局の免許状に記載された放送区域をいう。以下この項において同じ。
)又は業務区域(第126条
第2項第四号の業務区域をいう。以下この項において同じ。)の重複があること。
イ 放送区域又は業務区域が重複する区域の面積が当該いずれかの放送事業者の放送区域又は業
務区域の面積の三分の二以上に当たること。
ロ 放送区域又は業務区域が重複する部分の放送区域の区域内の人口が当該いずれかの放送事業
者の放送区域又は業務区域内の全人口の三分の二以上に当たること。
三 当該放送事業者のうちに二以上の一般放送事業者がある場合において、当該一般放送事業者の
うちのいずれの二の一般放送事業者の間においても次に掲げる要件のいずれかを満たす関係があ
ること。
イ 業務区域が重複し、かつ、業務区域が重複する区域の面積が当該いずれかの一般放送事業者
の業務区域の面積の三分の二以上に当たること。
ロ 業務区域が重複し、かつ、業務区域が重複する区域内の人口が当該いずれかの一般放送事業
者の業務区域内の全人口の三分の二以上に当たること。
ハ 当該二の一般放送事業者の業務区域の属する都道府県が同一であること。
第8条(番組基準等の規定の適用除外)
前三条の規定は、経済市況、自然事象及びスポーツに関する時事に関する事項その他総務省令で定
める事項のみを放送事項とする放送又は臨時かつ一時の目的(総務省令で定めるものに限る。
)のため
の放送を専ら行う放送事業者には、適用しない。
第9条(訂正放送等)
1 放送事業者が真実でない事項の放送をしたという理由によって、その放送により権利の侵害を受
けた本人又はその直接関係人から、放送のあった日から三箇月以内に請求があったときは、放送事
業者は、遅滞なくその放送をした事項が真実でないかどうかを調査して、その真実でないことが判
- 28 -
明したときは、判明した日から二日以内に、その放送をした放送設備と同等の放送設備により、相
当の方法で、訂正又は取消しの放送をしなければならない。
2 放送事業者がその放送について真実でない事項を発見したときも、前項と同様とする。
3 (略)
第10条(放送番組の保存)
放送事業者は、当該放送番組の放送後三箇月間(前条第1項の規定による訂正又は取消しの放送の
請求があった放送について、その請求に係る事案が三箇月を超えて継続する場合は、六箇月を超えな
い範囲内において当該事案が継続する期間)は、政令で定めるところにより、放送番組の内容を放送
後において審議機関又は同条の規定による訂正若しくは取消しの放送の関係者が視聴その他の方法に
より確認することができるように放送番組を保存しなければならない。
第11条(再放送)
放送事業者は、他の放送事業者の同意を得なければ、その放送を受信し、その再放送をしてはなら
ない。
第12条(広告放送の識別のための措置)
放送事業者は、対価を得て広告放送を行う場合には、その放送を受信する者がその放送が広告放送
であることを明らかに識別することができるようにしなければならない。
第91条(基幹放送普及計画)
1 総務大臣は、基幹放送の計画的な普及及び健全な発達を図るため、基幹放送普及計画を定め、こ
れに基づき必要な措置を講ずるものとする。
2 基幹放送普及計画には、次に掲げる事項を定めるものとする。
一 基幹放送を国民に最大限に普及させるための指針、基幹放送をすることができる機会をできる
だけ多くの者に対し確保することにより、基幹放送による表現の自由ができるだけ多くの者によ
って享有されるようにするための指針その他基幹放送の計画的な普及及び健全な発達を図るため
の基本的事項
二 協会の放送、学園の放送又はその他の放送の区分、国内放送、国際放送、中継国際放送、協会
国際衛星放送又は内外放送の区分、中波放送、超短波放送、テレビジョン放送その他の放送の種
類による区分その他の総務省令で定める基幹放送の区分ごとの同一の放送番組の放送を同時に受
信できることが相当と認められる一定の区域(以下「放送対象地域」という。
)
三 放送対象地域ごとの放送系(同一の放送番組の放送を同時に行うことのできる基幹放送局の総
体をいう。以下この号において同じ。)の数(衛星基幹放送及び移動受信用地上基幹放送に係る放
送対象地域にあっては、放送系により放送をすることのできる放送番組の数)の目標
3 基幹放送普及計画は、第20条第1項、第2項第一号及び第5項に規定する事項、電波法第5条
第4項の基幹放送用割当可能周波数、放送に関する技術の発達及び需要の動向、地域の自然的経済
的社会的文化的諸事情その他の事情を勘案して定める。
4 総務大臣は、前項の事情の変動により必要があると認めるときは、基幹放送普及計画を変更する
ことができる。
5 総務大臣は、基幹放送普及計画を定め、又は変更したときは、遅滞なく、これを公示しなければ
ならない。
第92条(基幹放送の受信に係る事業者の責務)
特定地上基幹放送事業者及び基幹放送局提供事業者(電波法の規定により衛星基幹放送の業務に用
いられる基幹放送局の免許を受けた者を除く。
)は、その基幹放送局を用いて行われる基幹放送に係る
放送対象地域において、当該基幹放送があまねく受信できるように努めるものとする。
第93条(認定)
- 29 -
1
基幹放送の業務を行おうとする者(電波法の規定により当該基幹放送の業務に用いられる特定地
上基幹放送局の免許を受けようとする者又は受けた者を除く。
)は、次に掲げる要件のいずれにも該
当することについて、総務大臣の認定を受けなければならない。
一 当該業務に用いられる基幹放送局設備を確保することが可能であること。
二 当該業務を維持するに足りる経理的基礎及び技術的能力があること。
三 当該業務に用いられる電気通信設備(基幹放送局設備を除く。以下「基幹放送設備」という。)
が第111条第1項の総務省令で定める技術基準に適合すること。
四 当該業務を行おうとする者が次のいずれにも該当しないこと。ただし、当該業務に係る放送の
種類、放送対象地域その他の事項に照らして基幹放送による表現の自由ができるだけ多くの者に
よって享有されることが妨げられないと認められる場合として総務省令で定める場合は、この限
りでない。
イ 基幹放送事業者
ロ イに掲げる者に対して支配関係を有する者
ハ イ又はロに掲げる者がある者に対して支配関係を有する場合におけるその者
五 その認定をすることが基幹放送普及計画に適合することその他放送の普及及び健全な発達のた
めに適切であること。
六 当該業務を行おうとする者が次のイからルまで(衛星基幹放送又は移動受信用地上基幹放送の
業務を行おうとする場合にあっては、ホを除く。
)のいずれにも該当しないこと。
イ 日本の国籍を有しない人
ロ 外国政府又はその代表者
ハ 外国の法人又は団体
ニ 法人又は団体であって、イからハまでに掲げる者が特定役員であるもの又はこれらの者がそ
の議決権の五分の一以上を占めるもの
ホ 法人又は団体であって、⑴に掲げる者により直接に占められる議決権の割合とこれらの者に
より⑵に掲げる者を通じて間接に占められる議決権の割合として総務省令で定める割合とを合
計した割合がその議決権の五分の一以上を占めるもの(ニに該当する場合を除く。)
⑴ イからハまでに掲げる者
⑵ ⑴に掲げる者により直接に占められる議決権の割合が総務省令で定める割合以上である法
人又は団体
ヘ この法律又は電波法に規定する罪を犯して罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又
はその執行を受けることがなくなった日から二年を経過しない者
ト 第103条第1項又は第104条(第五号を除く。)の規定により認定の取消しを受け、その
取消しの日から二年を経過しない者
チ 第131条の規定により登録の取消しを受け、その取消しの日から二年を経過しない者
リ 電波法第75条第1項又は第76条第4項(第四号を除く。
)の規定により基幹放送局の免許
の取消しを受け、その取消しの日から二年を経過しない者
ヌ 電波法第27条の15第1項又は第2項(第三号を除く。
)の規定により移動受信用基幹放送
をする無線局に係る同法第27条の13第1項の開設計画の認定の取消しを受け、その取消し
の日から二年を経過しない者
ル 法人又は団体であって、その役員がヘからヌまでのいずれかに該当する者であるもの
2 前項の認定を受けようとする者は、総務省令で定めるところにより、次の事項(略)を記載した
申請書を総務大臣に提出しなければならない。
一 氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名
二 基幹放送の種類
三 基幹放送の業務に用いられる基幹放送局について電波法の規定による免許を受けようとする者
又はその免許を受けた者の氏名又は名称
四 希望する放送対象地域
五 基幹放送に関し希望する周波数
六 業務開始の予定期日
- 30 -
七 放送事項
八 基幹放送の業務に用いられる電気通信設備の概要
3 前項の申請書には、事業計画書、事業収支見積書その他総務省令で定める書類を添付しなければ
ならない。
4 第1項の認定(協会又は学園の基幹放送の業務その他総務省令で定める特別な基幹放送の業務に
係るものを除く。
)の申請は、総務大臣が公示する期間内に行わなければならない。第96条第1項
の認定の更新(地上基幹放送の業務に係るものに限る。)の申請についても、同様とする。
5 前項の期間は、一月を下らない範囲内で申請に係る基幹放送において使用する周波数ごとに定め
る期間(地上基幹放送において使用する周波数にあっては、その周波数を使用する基幹放送局に係
る電波法第6条第7項の公示の期間と同一の期間)とし、前項の規定による期間の公示は、基幹放
送の種類及び放送対象地域その他認定の申請に資する事項を併せ行うものとする。
第94条(指定事項及び認定証)
1 前条第1項の認定は、次の事項(略)を指定して行う。
一 電波法の規定により基幹放送の業務に用いられる基幹放送局の免許を受けた者の氏名又は名称
二 放送対象地域
三 基幹放送に係る周波数
2 総務大臣は、前条第1項の認定をしたときは、認定証を交付する。
3 認定証には、次の事項(略)を記載しなければならない。
一 認定の年月日及び認定の番号
二 認定を受けた者の氏名又は名称
三 基幹放送の種類
四 電波法の規定により基幹放送の業務に用いられる基幹放送局の免許を受けた者の氏名又は名称
五 放送対象地域
六 基幹放送に係る周波数
七 放送事項
第95条(業務の開始及び休止の届出)
1 認定基幹放送事業者は、第93条第1項の認定を受けたときは、遅滞なく、その業務の開始の期
日を総務大臣に届け出なければならない。
2 基幹放送の業務を一箇月以上休止するときは、認定基幹放送事業者は、その休止期間を総務大臣
に届け出なければならない。休止期間を変更するときも、同様とする。
第96条(認定の更新)
1 第93条第1項の認定は、五年ごと(地上基幹放送の業務の認定にあっては、電波法の規定によ
る当該地上基幹放送の業務に用いられる基幹放送局の免許の有効期間と同一の期間ごと)にその更
新を受けなければ、その効力を失う。
2 (略)
第97条(放送事項等の変更)
1 認定基幹放送事業者は、第93条第2項第七号又は第八号に掲げる事項を変更しようとするとき
は、あらかじめ、総務大臣の許可を受けなければならない。ただし、総務省令で定める軽微な変更
については、この限りでない。
2 認定基幹放送事業者は、前項ただし書の総務省令で定める軽微な変更に該当する変更をしたとき
は、遅滞なく、その旨を総務大臣に届け出なければならない。
3 (略)
第99条(認定証の訂正)
認定基幹放送事業者は、認定証に記載した事項に変更を生じたときは、その認定証を総務大臣に提
- 31 -
出し、訂正を受けなければならない。
第100条(業務の廃止)
認定基幹放送事業者は、その業務を廃止するときは、その旨を総務大臣に届け出なければならない。
第101条
認定基幹放送事業者が基幹放送の業務を廃止したときは、第93条第1項の認定は、その効力を失
う。
第102条
第93条第1項の認定がその効力を失ったときは、認定基幹放送事業者であった者は、一箇月
以内にその認定証を返納しなければならない。
第103条(認定の取消し等)
1 総務大臣は、認定基幹放送事業者が第93条第1項第六号(トを除く。
)に掲げる要件に該当しな
いこととなったとき、又は認定基幹放送事業者が行う地上基幹放送の業務に用いられる基幹放送局
の免許がその効力を失ったときは、その認定を取り消さなければならない。
2 前項の規定にかかわらず、総務大臣は、認定基幹放送事業者が第93条第1項第六号ホに該当す
ることとなった場合において、同号ホに該当することとなった状況その他の事情を勘案して必要が
あると認めるときは、当該認定基幹放送事業者の認定の有効期間の残存期間内に限り、期間を定め
てその認定を取り消さないことができる。
第104条
総務大臣は、認定基幹放送事業者が次の各号のいずれかに該当するときは、その認定を取り消すこ
とができる。
一 正当な理由がないのに、基幹放送の業務を引き続き六月以上休止したとき。
二 不正な手段により、第93条第1項の認定又は第97条第1項の許可を受けたとき。
三 第93条第1項第四号に掲げる要件に該当しないこととなったとき。
四 第174条の規定による命令に従わないとき。
五 (略)
第105条(通知)
総務大臣は、第100条の規定による業務の廃止の届出を受けたとき、又は第103条第1項若し
くは前条の規定による認定の取消し若しくは第174条の規定による業務の停止の命令をしたときは、
その旨を当該届出又は取消し若しくは命令に係る業務に用いられる基幹放送局の免許を受けた者に通
知するものとする。
第106条(国内基幹放送等の放送番組の編集等)
1 (略)
2 基幹放送事業者は、国内基幹放送等の教育番組の編集及び放送に当たっては、その放送の対象と
する者が明確で、内容がその者に有益適切であり、組織的かつ継続的であるようにするとともに、
その放送の計画及び内容をあらかじめ公衆が知ることができるようにしなければならない。この場
合において、当該番組が学校向けのものであるときは、その内容が学校教育に関する法令の定める
教育課程の基準に準拠するようにしなければならない。
第108条(災害の場合の放送)
基幹放送事業者は、国内基幹放送等を行うに当たり、暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その
他による災害が発生し、又は発生するおそれがある場合には、その発生を予防し、又はその被害を軽
減するために役立つ放送をするようにしなければならない。
- 32 -
第109条(学校向け放送における広告の制限)
基幹放送事業者は、学校向けの教育番組の放送を行う場合には、その放送番組に学校教育の妨げに
なると認められる広告を含めてはならない。
第110条(放送番組の供給に関する協定の制限)
基幹放送事業者は、特定の者からのみ放送番組の供給を受けることとなる条項を含む放送番組の供
給に関する協定を締結してはならない。
第111条(設備の維持)
1 認定基幹放送事業者は、基幹放送設備を総務省令で定める技術基準に適合するように維持しなけ
ればならない。
2 前項の技術基準は、これにより次に掲げる事項が確保されるものとして定められなければならな
い。
一 基幹放送設備の損壊又は故障により、基幹放送の業務に著しい支障を及ぼさないようにするこ
と。
二 基幹放送設備を用いて行われる基幹放送の品質が適正であるようにすること。
第112条
特定地上基幹放送事業者は、自己の地上基幹放送の業務に用いる電気通信設備(以下「特定地上基
幹放送局等設備」という。
)を前条第1項の総務省令で定める技術基準及び第121条第1項の総務省
令で定める技術基準に適合するように維持しなければならない。
第113条(重大事故の報告)
1 認定基幹放送事業者は、基幹放送設備に起因する放送の停止その他の重大な事故であって総務省
令で定めるものが生じたときは、その旨をその理由又は原因とともに、遅滞なく、総務大臣に報告
しなければならない。
2 特定地上基幹放送事業者は、特定地上基幹放送局等設備に起因する放送の停止その他の重大な事
故であって総務省令で定めるものが生じたときは、その旨をその理由又は原因とともに、遅滞なく、
総務大臣に報告しなければならない。
第114条(設備の改善命令)
1 総務大臣は、基幹放送設備が第111条第1項の総務省令で定める技術基準に適合していないと
認めるときは、認定基幹放送事業者に対し、当該技術基準に適合するように当該基幹放送設備を改
善すべきことを命ずることができる。
2 総務大臣は、特定地上基幹放送局等設備が第111条第1項の総務省令で定める技術基準又は第
121条第1項の総務省令で定める技術基準に適合していないと認めるときは、特定地上基幹放送
事業者に対し、当該技術基準に適合するように当該特定地上基幹放送局等設備を改善すべきことを
命ずることができる。
第115条(設備に関する報告及び検査)
1 総務大臣は、第111条第1項、第113条第1項及び前条第1項の規定の施行に必要な限度に
おいて、認定基幹放送事業者に対し、基幹放送設備の状況その他必要な事項の報告を求め、又はそ
の職員に、当該基幹放送設備を設置する場所に立ち入り、当該基幹放送設備を検査させることがで
きる。
2 総務大臣は、第112条、第113条第2項及び前条第2項の規定の施行に必要な限度において、
特定地上基幹放送事業者に対し、特定地上基幹放送局等設備の状況その他必要な事項の報告を求め、
又はその職員に、当該特定地上基幹放送局等設備を設置する場所に立ち入り、当該特定地上基幹放
送局等設備を検査させることができる。
- 33 -
3
前二項の規定により立入検査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係人に提示しな
ければならない。
4 第1項及び第2項の規定による立入検査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈して
はならない。
第117条(提供義務等)
1 基幹放送局提供事業者は、認定基幹放送事業者から、当該認定基幹放送事業者に係る第94条第
2項の認定証に記載された同条第3項第三号から第六号までに掲げる事項(略)に従った基幹放送
局設備の提供に関する契約(以下「放送局設備供給契約」という。)の申込みを受けたときは、正当
な理由がなければ、これを拒んではならない。
2 基幹放送局提供事業者は、認定基幹放送事業者以外の者から放送局設備供給契約の申込みを受け
たとき、又は認定基幹放送事業者から認定証記載事項に従わない放送局設備供給契約の申込みを受
けたときは、これを承諾してはならない。
第118条(役務の提供条件)
1 基幹放送局提供事業者は、基幹放送局設備を認定基幹放送事業者の基幹放送の業務の用に供する
役務(以下「放送局設備供給役務」という。
)の料金その他の総務省令で定める提供条件を定め、そ
の実施前に、総務大臣に届け出なければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。
2 基幹放送局提供事業者は、前項の規定により届け出た提供条件以外の提供条件により放送局設備
供給役務を提供してはならない。
第119条(会計整理等)
基幹放送局提供事業者であって認定基幹放送事業者又は特定地上基幹放送事業者を兼ねるものは、
総務省令で定めるところにより、基幹放送局設備又は特定地上基幹放送局等設備(次条第四号におい
て「基幹放送局設備等」という。)を基幹放送の業務の用に供する業務に関する会計を整理し、及びこ
れに基づき当該業務に関する収支の状況その他総務省令で定める事項を公表しなければならない。
第120条(変更命令)
総務大臣は、基幹放送局提供事業者が第118条第1項の規定により届け出た提供条件が次の各号
のいずれかに該当するため、当該提供条件による放送局設備供給役務の提供が基幹放送の業務の運営
を阻害していると認めるときは、当該基幹放送局提供事業者に対し、当該提供条件を変更すべきこと
を命ずることができる。
一 放送局設備供給役務の料金が特定の認定基幹放送事業者に対し不当な差別的取扱いをするもの
であること。
二 放送局設備供給契約の締結及び解除、放送局設備供給役務の提供の停止並びに基幹放送局提供
事業者及び認定基幹放送事業者の責任に関する事項が適正かつ明確に定められていないこと。
三 認定基幹放送事業者に不当な義務を課するものであること。
四 基幹放送局提供事業者であって認定基幹放送事業者又は特定地上基幹放送事業者を兼ねるもの
が提供する放送局設備供給役務に関する料金その他の提供条件が基幹放送局設備等を自己の基幹
放送の業務の用に供することとした場合の条件に比して不利なものであること。
第121条(設備の維持)
1 基幹放送局提供事業者は、基幹放送局設備を総務省令で定める技術基準に適合するように維持し
なければならない。
2 前項の技術基準は、これにより次に掲げる事項が確保されるものとして定められなければならな
い。
一 基幹放送局設備の損壊又は故障により、基幹放送局の運用に著しい支障を及ぼさないようにす
ること。
二 基幹放送局設備を用いて行われる基幹放送の品質が適正であるようにすること。
- 34 -
第122条(重大事故の報告)
基幹放送局提供事業者は、基幹放送局設備に起因する放送の停止その他の重大な事故であって総務
省令で定めるものが生じたときは、その旨をその理由又は原因とともに、遅滞なく、総務大臣に報告
しなければならない。
第123条(設備の改善命令)
総務大臣は、基幹放送局設備が第121条第1項の総務省令で定める技術基準に適合していないと
認めるときは、基幹放送局提供事業者に対し、当該技術基準に適合するように当該基幹放送局設備を
改善すべきことを命ずることができる。
第124条(設備に関する報告及び検査)
1 総務大臣は、前三条の規定の施行に必要な限度において、基幹放送局提供事業者に対し、基幹放
送局設備の状況その他必要な事項の報告を求め、又はその職員に、当該基幹放送局設備を設置する
場所に立ち入り、当該基幹放送局設備を検査させることができる。
2 前項の規定により立入検査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係人に提示しなけ
ればならない。
3 第1項の規定による立入検査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。
第174条(業務の停止)
総務大臣は、放送事業者(特定地上基幹放送事業者を除く。
)がこの法律又はこの法律に基づく命令
若しくは処分に違反したときは、三月以内の期間を定めて、放送の業務の停止を命ずることができる。
第175条(資料の提出)
総務大臣は、この法律の施行に必要な限度において、政令の定めるところにより、放送事業者、基
幹放送局提供事業者、有料放送管理事業者又は認定放送持株会社に対しその業務に関し資料の提出を
求めることができる。
第181条(総務省令への委任)
この法律に定めるもののほか、この法律を実施するため必要な事項は、総務省令で定める。
- 35 -
5
放送法施行令(昭和25年政令第163号)
第1条(放送番組の保存)
放送法(以下「法」という。
)第10条(法第81条第6項において準用する場合を含む。)の規定
による放送番組の保存は、次に掲げる放送番組(略)につき、録音又は録画をした物を保存する方法
によってしなければならない。
一 経済状況、自然事象及びスポーツに関する時事に関する事項その他総務省令で定める事項のみ
を内容とする放送番組以外の放送番組
二 法第6条第1項(法第81条第6項において準用する場合を含む。
)に規定する放送番組審議機
関(以下「審議機関」という。
)が放送番組の内容を確認することができるように要求した放送番
組
三 法第9条第1項(法第81条第6項において準用する場合を含む。
)の規定による訂正又は取消
しの放送の放送番組
第7条(資料の提出)
法第175条(略)の規定により総務大臣が資料の提出を求めることができる事項は、次の各号に
掲げる区分に応じ、当該各号に定める事項とする。
一 協会 次に掲げる事項
イ 法第5条第1項(略)に規定する番組基準及び法第6条第3項(略)に規定する放送番組の編集
に関する基本計画に関する事項
ロ 審議機関の組織及び運営に関する事項、その議事の概要並びにその答申又は意見に対して講じた
措置に関する事項
ハ 法第9条第1項(略)の規定による訂正又は取消しの放送に関する事項
ニ~チ (略)
二 (略)
三 基幹放送事業者(略) 次に掲げる事項(法第8条に規定する放送事業者にあっては、イに掲げ
る事項を除く。
)
イ 第一号イ及びロに掲げる事項
ロ 第一号ハに掲げる事項
ハ 法第110条に規定する放送番組の供給に関する協定に関する事項
ニ (略)
四~六 (略)
- 36 -
6
放送法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第10号)
第3条(基幹放送局設備の範囲)
法第2条第二十四号の総務省令で定めるその他の電気通信設備は、次の各号に掲げる場合の区分に
応じ、当該各号に定めるものとする。
一 基幹放送局設備(法第2条第二十四号に規定する基幹放送局設備をいう。以下同じ。
)を地上基
幹放送の業務又は移動受信用地上基幹放送の業務の用に供する場合 番組送出設備(中継回線設
備を含む。
)の全部又は一部(基幹放送局提供事業者が電波法(昭和25年法律第131号)の規
定により受けた基幹放送局(法第2条第九号の基幹放送局をいう。以下同じ。
)の免許に係る基幹
放送の業務に用いられる電気通信設備である場合に限る。
)
二 (略)
第4条(番組基準等の公表)
1 法第5条第2項及び第6条第6項(略)の公表は、放送事業者が行う放送に係る放送対象地域(法
第91条第2項第二号の放送対象地域をいう。以下同じ。
)又は業務区域(法第126条第2項第四
号の業務区域をいう。以下同じ。)において、次の各号に掲げる方法により行うものとする。
一 当該放送事業者が行う放送
二 当該事項を記載した書面の当該放送事業者の各事務所への備置き
三 インターネットの利用その他のできるだけ多くの公衆が知ることができる方法
2 (略)
3 法第6条第6項第一号(略)の審議機関の議事の概要の公表については、次の各号に掲げる事項
を公表するものとする。
一 出席者の氏名
二 議題及び審議の経過の概要
三 前二号に掲げるもののほか、放送番組審議機関(以下「審議機関」という。
)の審議状況を示す
主な事項
4、5 (略)
6 法第6条第6項第一号(略)に掲げる事項の公表は、当該審議機関の終了後速やかに行うものと
し、法第6条第6項第二号(略)に掲げる事項の公表は、当該措置が講じられた後速やかに行うも
のとする。
第5条(審議機関への報告)
1 法第6条第5項(略)の規定による審議機関への報告は、当該事項を記載した書面をもって行う
ものとする。
2 前項の規定によるほか、法第6条第5項第二号及び第三号(略)に掲げる事項については、審議
機関の審議に資するよう当該事項に係る放送番組の視聴その他の当該事項の内容が容易に分かる方
法により報告するものとする。
3 法第6条第5項(略)の規定による審議機関への報告は、次の各号に定めるところにより行うも
のとする。
一 法第6条第5項第一号及び第二号(略)に掲げる事項の報告については、法第6条第5項第一
号に規定する措置又は法第9条第1項(略)の規定による措置が講じられた直後の審議機関の開
催時に行わなければならない。ただし、報告の準備に時間を要する場合その他やむを得ない事情
があるときは、その次の審議機関の開催時に行うことができる。
二 法第6条第5項第三号(略)に掲げる事項の報告については、審議機関の開催の都度行わなけ
ればならない。ただし、同一月内に審議機関を二回以上開催する場合にあってはそのいずれかの
開催時に行うことができる。
- 37 -
三 (略)
4 (略)
(テレビジョン放送による基幹放送を行う放送事業者以外の放送事業者の審議機関の委員の員数)
第6条 法第7条第1項の総務省令で定める七人未満の員数は、五人とする。
第7条(番組基準等の規定の適用除外)
法第8条(略)の総務省令で定める事項は、次のとおりとする。
一 交通情報、道路情報又は駐車場情報
二 自己又は他人の営業に関する広告
三 学校教育法(昭和22年法律第26号)に規定する学校、専修学校又は各種学校が同法の定め
るところによる教科に関してその教員に行わせる授業
四 囲碁若しくは将棋に関する時事、実況、解説又は講座
五 放送番組の検索又は選択に関する情報
六 受信機が正常に作動するために必要なプログラム(電子計算機に対する指令であって、一の結
果を得ることができるように組み合わされたものをいう。次条において同じ。
)の変換に必要な情
報
七 基幹放送普及計画の定めるところにより、他の放送事業者の放送と同一の放送を同時に行う場
合における当該他の放送事業者の放送番組
2 法第8条に規定する臨時かつ一時の目的のための放送(以下「臨時目的放送」という。
)は、次の
各号に掲げる事項のいずれかを目的とするものでなければならない。
一 国又は地方公共団体が主催し、後援し、又は協賛する博覧会その他これに類する催し物の用に
供すること。
二 暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害が発生した場合に、その被害を軽減
するために役立つこと。
第8条(放送番組の保存の適用除外)
放送法施行令(昭和25年政令第163号。以下「令」という。
)第1条第一号の総務省令で定める
事項は、次のとおりとする。
一 映画、漫画、ドラマ又は演劇
二 音楽
三 交通情報、道路情報又は駐車場情報
四 公営競技情報
五 自己又は他人の営業に関する広告
六 囲碁又は将棋に関する時事
七 放送番組の検索又は選択に関する情報
八 受信機が正常に作動するために必要なプログラムの変換に必要な情報
九 基幹放送普及計画の定めるところにより、他の放送事業者の放送と同一の放送を同時に行う場
合における当該他の放送事業者の放送番組
第60条
法第91条第2項第二号の総務省令で定める基幹放送の区分は、別表第五号のとおりとする。
第61条(認定の申請)
基幹放送の業務の認定の申請は、次の各号に掲げる基幹放送の区分に応じ、当該各号に定める項目
ごとに行わなければならない。
一 地上基幹放送 放送の種類ごと、放送対象地域ごと、かつ、放送系(法第91条第2項第三号
に規定する放送系をいう。以下同じ。
)ごと
二、三 (略)
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第64条(申請書)
法第93条第2項に規定する申請書の様式は、別表第六号に掲げるとおりとする。
第65条(添付書類等)
1 法第93条第3項の事業計画書の様式は別表第七号に掲げるとおりとし、同項の事業収支見積書
の様式は別表第八号に掲げるとおりとする。
2 法第93条第3項の総務省令で定める書類は、別表第九号の様式による基幹放送の業務を維持す
るに足りる技術的能力及び別表第十号の様式による基幹放送の業務に用いられる設備等の工事に係
る費用(地上基幹放送の場合に限る。
)とする。
第66条(公示する期間内に申請することを要しない基幹放送の業務)
法第93条第4項の総務省令で定める特別な基幹放送の業務は、次に掲げるものとする。
一~三 (略)
四 臨時目的放送の業務
五 コミュニティ放送(別表第五号(注)九のコミュニティ放送をいう。以下同じ。
)の業務
六 (略)
第67条(不適法な申請書等)
1 基幹放送の業務の認定の申請書又は添付書類が不適法(違式な記載を含む。
)なものであると認め
るときは申請者に訂正を求め、又は理由を示して返すことがある。
2 前項の規定は、法及びこれに基づく省令の規定に基づいて行う基幹放送の業務の認定以外の基幹
放送の業務に関する申請の場合に準用する。
第72条(事業計画書の公表等)
1 総務大臣は、第64条の申請書(略)及び第65条第1項の事業計画書(略)に記載された事項
のうち、特に公表することが適当であるものを告示する。
2 総務大臣は、前項の規定により告示した事項について、インターネットの利用その他の方法によ
り公表する。
第73条(基幹放送の業務の開始等の届出)
1 法第95条第1項の規定による業務の開始の届出は、別表第十二号の様式により行うものとする。
2 法第95条第2項の規定による業務の休止の届出は、別表第十三号の様式により行うものとする。
3 法第100条の規定による業務の廃止の届出は、別表第十四号の様式により行うものとする。
第74条(認定の更新の申請)
1 地上基幹放送の業務の認定の更新を申請しようとする者は別表第十五号の様式の更新申請書を、
(略)総務大臣に提出するものとする。
2 前項の申請書には、次に掲げる基幹放送の区分に応じ、それぞれ当該各号に定める書類を添付す
るものとする。
一 地上基幹放送 別表第六号から別表第十号までの様式による書類
二 (略)
第75条(認定の更新の申請の期間)
基幹放送の業務(法第93条第4項の規定の適用を受けるものを除く。)の認定の更新の申請は、認
定の失効前三箇月以上六箇月を超えない期間において行わなければならない。
第76条(放送事項等の変更)
1 法第97条第1項の規定により変更の許可を受けようとする者は、別表第十七号の様式の申請書
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に事業計画及び事業収支見積書を添えて、総務大臣に提出するものとする。
2 前項の事業計画書の様式は別表第七号に掲げるとおりとし、事業出資見積書の様式は別表第八号
に掲げるとおりとする。
3 法第97条第1項ただし書の総務省令で定める軽微な変更は、次に掲げる場合とする。
一 (略)
二 基幹放送の業務に用いられる電気通信設備の変更が別表第十八号に該当する場合
4 法第97条第2項の規定による変更に該当する届出は、別表第十九号の様式により行うものとす
る。
5 (略)
第80条(訂正)
1 認定基幹放送事業者は、法第99条の認定証の訂正を受けようとするときは、総務大臣に対し、
事由及び訂正すべき箇所を付して、その旨を申請するものとする。
2 前項の申請があった場合において、総務大臣は、新たな認定証の交付による訂正を行うことがあ
る。
3 総務大臣は、第1項の申請による場合のほか、職権により認定証の訂正を行うことがある。
4 認定基幹放送事業者は、新たな認定証の交付を受けたときは、遅滞なく旧認定証を返さなければ
ならない。
第81条(認定証の再交付)
1 認定基幹放送事業者は、認定証を破損し、汚し、失った等のために認定証の再交付を申請しよう
とするときは、理由を記載した申請書に事業計画書及び事業収支見積書を添えて、総務大臣に提出
しなければならない。
2 前条第4項の規定は、前条の規定により認定証の再交付を受けた場合に準用する。ただし、認定
証を失った等のためにこれを返すことができない場合は、この限りでない。
第84条(基幹放送業務日誌)
1 基幹放送事業者の事務所には、基幹放送業務日誌を備え付けておかなければならない。
2 基幹放送業務日誌には、毎日次に掲げる事項を記載しなければならない。ただし、総務大臣にお
いて特に必要がないと認めた場合は、記載の一部を省略することができる。
一 放送のたびごとの放送の業務の開始及び終了の時刻
二、三 (略)
四 任意に放送の業務を休止した期間
五 放送の業務が中断された時間
六 その他参考となる事項
第85条(放送のたびごとの放送の業務の開始及び終了の時刻並びに使用伝送容量の一日の平均値の
期間中における平均値の記録の提出)
1 基幹放送事業者は、毎年四月から各六箇月の基幹(臨時目的放送を専ら行う基幹放送事業者にあ
っては、認定の有効期間)ごとにその期間中における次に掲げる事項を簡明に記載した記録を、速
やかに総務大臣に提出しなければならない。ただし、総務大臣において特に必要がないと認めた場
合は記録の提出又は記載事項の一部を省略することができる。
一 放送のたびごとの放送の業務の開始及び終了の時刻(記録すべき期間中において毎日放送の業
務を行った基幹放送事業者を除く。)
二 (略)
三 その他参考となる事項
第86条(事業計画書の変更等)
1 認定基幹放送事業者(略)は、法第93条第3項に規定する事業計画書に変更があったときは、
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別に告示するところにより、総務大臣に届け出なければならない。
2 認定基幹放送事業者(略)は、基幹放送の業務を行う事業の決算期ごとに、その事業収支の結果
を総務大臣に報告しなければならない。
3 前項の報告は、計算書類の提出をもってこれに代えることができる。
第92条(役務の提供条件)
1 法第118条第1項の総務省令で定める提供条件は、次のとおりとする。
一 放送局設備供給役務の料金及びその支払方法
二 基幹放送局設備の管理方法
三 その他基幹放送の業務の運営に重大な関係を有する事項
2 法第118条第1項の届出をしようとする者は、別表第二十二号の様式の届出書に次に掲げる書
類を添えて、総務大臣に提出するものとする。
一 提供条件(変更の届出の場合は、提供条件の新旧対照)
二 実施しようとする期日
第93条(兼業事業者の会計整理等)
法第119条の規定により、基幹放送局提供事業者であって認定基幹放送事業者又は特定地上基幹
放送事業者を兼ねるもの(以下「兼業事業者」という。)が行う会計の整理及びこれに基づき公表しな
ければならない事項は、次条から第101条までに定めるところによる。
第94条(遵守義務)
1 兼業事業者は、次の各号に掲げる場合を除き、基幹放送局設備等(法第119条の基幹放送局設
備等をいう。以下同じ。
)を基幹放送の業務の用に供する業務(以下「放送局設備等供給業務」とい
う。
)に関する会計を整理しなければならない。ただし、特別の理由がある場合には、総務大臣の許
可を受けて、この省令の規定によらないことができる。
一 兼業事業者が基幹放送局設備を用に供する衛星基幹放送、移動受信用地上基幹放送又は地上基
幹放送の別が、その兼業事業者が行う基幹放送の別と異なる場合
二 兼業事業者の基幹放送局(自己の基幹放送の業務に用いる放送局を除く。
)の放送区域(法第7
条第3項第二号に規定する放送区域をいう。
)と当該兼業事業者の基幹放送の業務に係る放送対象
地域の重複がない場合(前号に掲げる場合を除く。
)
2 第25条の規定は、兼業事業者の会計について準用する。
第95条(会計の基準の整備等)
兼業事業者は、この省令の規定に基づく費用及び収益の計算を正確に行うための規程その他経理に
関する制度を整え、放送局設備等供給業務に関する会計を整理しなければならない。
第96条(会計単位の区分)
1 兼業事業者は、放送局設備等供給業務に関連する費用及び収益を、放送局設備等供給業務管理部
門(当該兼業事業者の基幹放送局設備等(当該基幹放送局設備等のうち、特定地上基幹放送局等設
備(法第112条に規定する特定地上基幹放送局等設備をいう。以下同じ。
)にあっては、当該兼業
事業者の基幹放送局設備に相当する部分に限る。以下同じ。)及びその管理運営(開発、計画、設置、
運用、保守、撤去及びその他の活動並びにこれらに付随する活動をいう。以下同じ。
)に必要な費用
並びに当該基幹放送局設備等の提供に関連する収益を整理するために設定される会計単位をいう。
以下同じ。
)と放送局設備等供給業務利用部門(基幹放送の業務に属する活動(当該兼業事業者の基
幹放送局設備等及びその管理運営を除く。)に必要な費用及び当該活動に関連する収益を整理するた
めに設定される会計単位をいう。以下同じ。
)とに適正に区分して整理しなければならない。
2 前項の場合において、基幹放送局設備等の利用に関する放送局設備等供給業務管理部門と放送局
設備等供給業務利用部門との取引は、法第118条第1項の規定により届け出られた放送局設備供
給役務の提供条件に記載された当該取引に適用することが相当と認められる料金の振替によって整
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理しなければならない。
第102条(適用の範囲)
法第111条第1項の技術基準(同条第2項第一号に係るものに限る。
)及び法第121条第1項の
技術基準(同条第2項第一号に係るものに限る。
)は、この款の定めるところによる。
第103条(定義)
この款において使用する用語は、次の定義に従うものとする。
一 「親局」とは、放送対象地域ごとの放送系のうち最も中心的な機能を果たす基幹放送局であっ
て、基幹放送用周波数使用計画(昭和63年郵政省告示第661号)の表に掲げる親局のことを
いう。
二 「プラン局」とは、親局以外の基幹放送局のうち、基幹放送用周波数使用計画の表に掲げる中
継局のことをいう。
三 「その他の中継局」とは、親局及びプラン局以外の基幹放送局をいう。
第104条(予備機器等)
番組送出設備、中継回線設備(送信空中線系及び受信空中線系を除く。)、地球局設備(送信空中線
系を除く。)及び放送局の送信設備(送信空中線系を除く。)の機器は、その機能を代替することがで
きる予備の機器の設置若しくは配備の措置又はこれに準ずる措置が講じられ、かつ、その損壊又は故
障(以下「損壊等」という。)の発生時に当該予備の機器に速やかに切り替えられるようにしなければ
ならない。ただし、他に放送を継続する手段がある場合は、この限りでない。
第105条(故障検出)
1 番組送出設備、中継回線設備、地球局設備及び放送局の送信設備(以下この款において「放送設
備」という。)は、電源供給停止、動作停止、動作不良(誤設定によるものを含む。)その他放送の
業務に直接係る機能に重大な支障を及ぼす損壊等の発生時には、これを直ちに検出し、当該放送設
備を運用する者に通知する機能を備えなければならない。
2 前項の規定にかかわらず、やむを得ず同項に規定する機能を備えることができない放送設備は、
損壊等の発生時にこれを目視又は聴音等により速やかに検出し、当該放送設備を運用する者に通知
することが可能となる措置を講じなければならない。
第106条(試験機器及び応急復旧機材の配備)
1 放送設備の工事、維持又は運用を行う場所には、当該放送設備の点検及び調整に必要な試験機器
の配備又はこれに準ずる措置が講じられたものでなければならない。
2 放送設備の工事、維持又は運用を行う場所には、当該放送設備の損壊等が発生した場合における
応急復旧工事、電力の供給その他の応急復旧措置を行うために必要な機材の配備又はこれに準ずる
措置が講じられたものでなければならない。
第107条(耐震対策)
1 放送設備の据付けに当たっては、通常想定される規模の地震による転倒又は移動を防止するため、
床への緊結その他の耐震措置が講じられなければならない。
2 放送設備は、通常想定される規模の地震による構成部品の接触不良及び脱落を防止するため、構
成部品の固定その他の耐震措置が講じられたものでなければならない。
3 その損壊等により放送の業務に著しい支障を及ぼすおそれのある放送設備に関しては、前二項の
耐震措置は、大規模な地震を考慮したものでなければならない。
第108条(機能確認)
1 放送設備の機器の機能を代替することができる第104条に規定する予備の機器は、定期的に機
能確認等の措置が講じられていなければならない。
2 放送設備の電源設備は、定期的に電力供給状況の確認等の措置が講じられていなければならない。
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第109条(停電対策)
1 放送設備は、通常受けている電力の供給に異常が生じた場合において放送の業務に著しい支障を
及ぼさないよう自家用発電機又は蓄電池の設置その他これに準ずる措置が講じられなければならな
い。
2 前項の規定に基づく自家用発電機の設置又は移動式の電源設備の配備を行う場合には、それらに
使用される燃料について、必要な量の備蓄又は補給手段の確保に努めなければならない。
第110条(送信空中線に起因する誘導対策)
送信空中線に近接した場所に設置する放送設備、工作物、工具その他送信空中線に近接した場所に
設置するものは、送信空中線からの電磁誘導作用による影響を防止する措置が講じられていなければ
ならない。
第111条(防火対策)
放送設備を収容し、又は設置する機器室は、自動火災報知設備及び消火設備の適切な設置その他こ
れに準ずる措置が講じられたものでなければならない。
第112条(屋外設備)
1 屋外に設置する空中線(給電線を含む。
)及びその附属設備並びにこれらを支持し又は設置するた
めの工作物(次条の建築物を除く。次項において「屋外設備」という。
)は、通常想定される気象の
変化、振動、衝撃、圧力その他設置場所における外部環境の影響を容易に受けないものでなければ
ならない。
2 屋外設備は、公衆が容易にそれに触れることができないように設置されなければならない。
第113条(放送設備を収容する建築物)
放送設備を収容し、又は設置する建築物は、次の各号に適合するものでなければならない。
一 当該放送設備を安全に設置することができる堅固で耐久性に富むものであること。
二 当該放送設備が安定に動作する環境を維持することができること。
三 当該放送設備を収容し、又は設置する機器室に、公衆が容易に立ち入り、又は公衆が容易に放
送設備に触れることができないよう施錠その他必要な措置が講じられていること。
第114条(耐雷対策)
放送設備は、落雷による被害を防止するための耐雷トランスの設置その他の措置が講じられていな
ければならない。
第118条(超短波放送に係る電気通信設備についての規定の適用の特例)
1 第105条第2項、第112条及び第115条の規定は、超短波放送(コミュニティ放送を除く。
以下この条において同じ。
)の業務に用いられる番組送出設備について適用しない。
2 第105条第2項及び第115条の規定は、超短波放送の業務に用いられる親局及びプラン局へ
の送信に係る中継回線設備及び親局及びプラン局に係る放送局の送信設備について適用しない。
3 第104条、第107条から第109条まで、第111条、第112条第2項及び第115条の
規定は、超短波放送の業務に用いられるその他の中継局への送信に係る中継回線設備及びその他の
中継局に係る放送局の送信設備について適用しない。
4 前三項の規定は、超短波音声多重放送及び超短波文字多重放送(コミュニティ放送の多重放送で
あるものを除く。
)の業務に用いられる電気通信設備について準用する。
第119条(コミュニティ放送に係る電気通信設備についての規定の適用の特例)
1 第106条から第110条まで、第112条、第113条第二号、第114条及び第115条の
規定は、コミュニティ放送の業務に用いられる番組送出設備について適用しない。
- 43 -
2
第104条及び第106条から第115条までの規定は、コミュニティ放送の業務に用いられる
親局への送信に係る中継回線設備について適用しない。
3 第104条、第106条から第110条まで、第112条第2項、第113条第二号、第114
条及び第115条の規定は、コミュニティ放送の業務に用いられる親局に係る放送局の送信設備に
ついて適用しない。
4 第104条から第115条までの規定は、コミュニティ放送の業務に用いられるその他の中継局
への送信に係る中継回線設備について適用しない。
5 第104条から第111条まで、第112条第2項、第113条第二号、第114条及び第11
5条の規定は、コミュニティ放送の業務に用いられるその他の中継局に係る放送局の送信設備につ
いて適用しない。
6 前各項の規定は、超短波音声多重放送及び超短波文字多重放送(コミュニティ放送の多重放送で
あるものに限る。
)の業務に用いられる電気通信設備について準用する。
第121条(臨時目的放送)
第116条から前条までの規定にかかわらず、前目の規定は、臨時目的放送の業務に用いられる放
送設備について適用しない。
第124条(放送の停止等の報告)
法第113条及び第122条の規定による報告をしようとする者は、報告を要する事由が発生した
後速やかにその発生日時及び場所、概要、理由又は原因、措置模様その他参考となる事項について適
当な方法により報告するとともに、その詳細について、次の各号に掲げる設備の区分に応じ、当該各
号に定める様式の報告書を、報告を要する事由が発生した日から三十日以内に提出しなければならな
い。
一 認定基幹放送事業者の基幹放送設備 別表第二十四号の様式
二 特定地上基幹放送事業者の特定地上基幹放送局等設備 別表第二十五号の様式
三 基幹放送局提供事業者の基幹放送局設備 別表第二十六号の様式
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別表第二十五号(第 124 条関係)
重大な事故報告書(詳細)
年
月
日
総務大臣 殿
郵
便
番
号
住
所
( ふ り が な )
氏
電
免
話
許
番
番
名(法人又は団体にあつては、名称及び代表者の氏名。記名押印又は署名)
号
号
放送法第 113 条第 2 項の規定に基づき、重大な事故報告書を提出します。
発生年月日及び時刻
復旧年月日及び時刻
発生場所
事故の原因となつた特定地上基幹放送局等設備
の概要
発生状況
措置模様
発生原因
再発防止策
利用者対応状況
注1
「発生場所」の欄は、当該事故の原因となつた特定地上基幹放送局等設備の設置場所(住所・建物名等)
を記載すること。
注2 「事故の原因となつた特定地上基幹放送局等設備の概要」の欄は、当該設備の名称等を記載し、当該設備
の役割が分かる設備構成図等を添付すること。
注3 「発生状況」の欄は、当該事故が影響を与えた地上基幹放送の業務の概要説明及び影響利用者数を記載す
るとともに、影響を与えた地域を記載又は影響範囲の地図等を添付すること。なお、当該事故が断続的に発
生したこと等により記載内容が時間によつて変化した場合は、それぞれの内容を記載すること。
注4 「措置模様」の欄は、当該事故の発生時、認知時、復旧作業経過、後日対応等に応じた措置模様を、日時
とともに記載すること。
注5 「発生原因」の欄は、当該事故の発生の原因となつた特定地上基幹放送局等設備又は行為がどのような影
響を与えて事故を発生させたのか、記載すること。
注6 「再発防止策」の欄は、当該事故に係る再発防止策、同様の事故の発生を防ぐための再発防止策及びそれ
らの実施完了日又は実施予定時期を記載すること。
注7 「利用者対応状況」の欄は、利用者からの申告(苦情等)数並びに当該事故に係る広報の手段(ホームペ
ージの掲載、報道発表等)
、日時及び内容を記載すること。
注8 用紙の大きさは、日本工業規格A列4番とすること。
- 45 -
第125条(報告を要する重大な事故)
1 (略)
2 法第113条第2項の総務省令で定める重大な事故は、特定地上基幹放送局等設備(特定地上基
幹放送局の無線設備にあっては、基幹放送用周波数使用計画第二から第五までに定める周波数を使
用するものに限る。以下この項において同じ。
)に起因して放送の全部又は一部を停止させた事故で
あって、次の各号に掲げるものとする。
一 放送対象地域において自己に属する他の基幹放送局の放送番組を中継する方法のみにより放送
を行う基幹放送局(以下この条において「中継局」という。
)の無線設備(当該中継局に係る中継
回線設備を含む。以下この条において同じ。
)に起因して当該中継局を用いて行われる放送を停止
させた事故であって、当該放送の停止時間が二時間以上のもの
二 特定地上基幹放送局等設備(中継局の無線設備を除く。
)に起因して当該特定地上基幹放送局等
設備を用いて行われる放送を停止させた事故であって、当該放送の停止時間が十五分以上のもの
3 (略)
4 前二項の規定にかかわらず、超短波放送に係る重大な事故は、次の各号に掲げるものとする。
一 法第133条第2項の総務省令で定める重大な事故は、特定地上基幹放送局等設備(特定地上
基幹放送局の無線設備にあっては、基幹放送用周波数計画第四に定める周波数を使用するものに
限る。
)に起因して放送の全部又は一部を停止させた事故であって、当該放送の停止時間が十五分
以上のもの。
二 法第122条の総務省令で定める重大な事故は、基幹放送局設備(地上基幹放送局の無線設備
にあっては、基幹放送用周波数使用計画第四に定める周波数を使用するものに限る。
)に起因して
放送の全部又は一部を停止させた事故であって、当該放送の停止時間が十五分以上のもの
5 前各項の規定にかかわらず、コミュニティ放送に係る重大な事故は、次の各号に掲げるものとす
る。
一 法第133条第1項の総務省令で定める重大な事故は、基幹放送設備に起因して当該基幹放送
設備を用いて行われる放送の全部又は一部を停止させた事故であって、当該放送の停止時間が二
時間以上のもの。
二 法第113条第2項の総務省令で定める重大な事故は、特定地上基幹放送局等設備(中継局の
無線設備を除く。)に起因して当該特定地上基幹放送局等設備を用いて行われる放送の全部又は
一部を停止させた事故であって、当該放送の停止時間が二時間以上のもの
三 法第122条の総務省令で定める重大な事故は、基幹放送局設備(中継局の無線設備を除く。)
に起因して当該基幹放送局設備を用いて行われる放送の全部又は一部を停止させた事故であって、
当該放送の停止時間が二時間以上のもの。
6 (略)
第127条(設備に関する報告)
認定基幹放送事業者、特定地上基幹放送事業者及び基幹放送局提供事業者は、毎年四月から各六箇
月までの期間ごとにその期間中における基幹放送設備、特定地上基幹放送局等設備又は基幹放送局設
備の状況について、次の各号に掲げる設備の区分に応じ、当該各号に定める様式の報告書を総務大臣
に提出しなければならない。
一 認定基幹放送事業者の基幹放送設備 別表第二十八号の様式
二 特定地上基幹放送事業者の特定地上基幹放送局等設備 別表第二十九号の様式
三 基幹放送局提供事業者の基幹放送局設備 別表第三十号の様式
第216条(書類の提出等)
1
法(第五章、第六章、第147条、第175条及び第180条の規定に限る。)又はこの省令(第
四章及び第五章の規定に限る。)の規定により総務大臣に提出する書類は、次の各号に掲げる書類
の区分に応じ、当該各号に定める方法により提出することができる。
一
申請、届出又は報告(以下「申請等」という。)
- 46 -
当該申請等をしようとする者が行い、又は
行おうとする放送の放送対象地域(略)又は業務区域(これらの区域が二以上の総合通信局(沖
縄総合通信事務所を含む。次号及び次項において同じ。)の管轄区域にわたるときは、そのいず
れか一の管轄区域)を管轄する総合通信局長を経由して当該申請等を行うこと。
二
2
(略)
前項の規定にかかわらず、法(第93条、第96条から第98条まで及び第175条の規定に限
る。)又はこの省令(第61条、第64条、第65条、第74条及び第76条から第79条までの
規定に限る。)の規定により地上基幹放送及び移動受信用地上基幹放送(略)に係る申請等を行う
者は、当該規定に定める書類一通及びその写し二通を当該申請等を行い、又は行おうとする放送の
放送対象地域を管轄する総合通信局長を経由して総務大臣に提出しなければならない。ただし、総
務大臣が移しの提出部数を減じたときは、この限りでない。
3
総務大臣は、前項の書類を受理したときは、その写し一通について提出書類の写しであることを
証明して提出した者に返すものとする。
4
(略)
第217条(電磁的方法により記録することができる書類等)
1
この省令の規定に基づき作成する書類及び総務大臣に提出する書類は、これらの書類の記載事項
を記録した総務大臣が別に告示する電磁的方法(電子的方法、磁気的方法その他の人の知覚によっ
ては認識することができない方法をいう。以下同じ。)による記録に係る記録媒体により作成し及
び提出することができる。
2
前項により電磁的方法による記録に係る記録媒体により提出する場合には、申請者又は届出書の
氏名及び住所並びに申請又は届出の年月日を記載した書類を添付しなければならない。
第218条
放送事業者は、次の各号に掲げる書類等については、当該書類等による保存に代え、電磁的方法に
より保存することができる。この場合において、当該書類等を必要に応じ直ちに表示することができ
る電子計算機その他の機器を放送事業者の事務所に備え付けておかなければならない。
一
第4条第1項の規定に基づき備え置く番組基準並びに審議機関の疑似の概要及び審議機関の答
申等により講じた措置の内容
二
第9条の規定に基づき記録する候補者放送の記録
三 第84条の規定に基づき備え付ける基幹放送業務日誌
四 第101条の規定に基づき保存する会計記録
別表第五号(第60条関係)
一
二
(略)
地上基幹放送等の基幹放送の区分
⑴ 地上基幹放送
⑵ 衛星基幹放送
⑶ 移動受信用地上基幹放送
三 送信の方式による基幹放送の区分
- 47 -
⑴
⑵
デジタル放送
デジタル放送以外の放送
四 (略)
五 放送の種類による基幹放送の区分
⑴、⑵ (略)
⑶ 超短波放送
⑷~⑼ (略)
六、七 (略)
八 放送対象地域による基幹放送の区分
⑴ 全国放送
⑵ 広域放送
⑶ 県域放送
⑷ コミュニティ放送
⑸ その他の放送
九 その他の基幹放送の区分
⑴ 受信障害対策中継放送
⑵ 臨時目的放送
⑶、⑷ (略)
(注)
一~六 (略)
七 この表において、
「広域放送」とは、三以上の都府県の各区域を併せた区域における需要に
応えるための放送をいう。
八 この表において、
「県域放送」とは、一の都道府県の区域又は二の県の各区域を併せた区域
における需要に応えるための放送をいう。
九 この表において、
「コミュニティ放送」とは、一の市町村の一部の区域(当該区域が他の市
町村の一部の区域に隣接する場合は、その区域を併せた区域とし、当該区域が他の市町村の一
部の区域に隣接し、かつ、当該隣接する区域が他の市町村の一部の区域に隣接し、住民のコミ
ュニティとしての一体性が認められる場合には、その区域を併せた区域とする。
)における需
要に応えるための放送をいう。
十~十三 (略)
- 48 -
7
無線局運用規則(昭和25年 電波監理委員会規則第17号)
第3条(時計)
法第60条の時計は、その時刻を毎日一回以上中央標準時又は協定世界時に照合しておかなければ
ならない。
第4条(周波数の測定)
1 法第31条の規定により周波数測定装置を備えつけた無線局は、できる限りしばしば自局の発射
する電波の周波数(施行規則第11条の3第三号に該当する送信設備の使用電波の周波数を測定す
ることとなっている無線局であるときは、それらの周波数を含む。)を測定しなければならない。
2 施行規則第11条の3第四号の規定による送信設備を有する無線局は、別に備えつけた法第31
条の周波数測定装置により、できる限りしばしば当該送信設備の発射する電波の周波数を測定しな
ければならない。
3 前二項の測定の結果、その偏差が許容値をこえるときは、直ちに調整して許容値内に保たなけれ
ばならない。
4 第1項及び第2項の無線局は、その周波数測定装置を常時法第31条に規定する確度を保つよう
に較正しておかなければならない。
第138条(呼出符号等の放送)
1 地上基幹放送局及び地上一般放送局は、放送の開始及び終了に際しては、自局の呼出符号又は呼
出名称(略)を放送しなければならない。ただし、これを放送することが困難であるか又は不合理
である地上基幹放送局若しくは地上一般放送局であって、別に告示するものについては、この限り
でない。
2 地上基幹放送局及び地上一般放送局は、放送している時間中は、毎時一回以上自局の呼出符号又
は呼出名称(略)を放送しなければならない。ただし、前項ただし書に規定する地上基幹放送局若
しくは地上一般放送局の場合又は放送の効果を妨げるおそれがある場合は、この限りでない。
3 前項の場合において地上基幹放送局及び地上一般放送局は、国際放送を行う場合を除くほか、自
局であることを容易に識別することができる方法をもって自局の呼出符号又は呼出名称に代えるこ
とができる。
第138条の2(緊急警報信号の使用)
1 地上基幹放送局及び地上一般放送局は、次の表の上欄に掲げる場合において、災害の発生の予防
又は被害の軽減に役立つようにするため必要があると認めるときは、それぞれ同表の下欄に掲げる
緊急警報信号を前置して放送することができる。
区別
前置する緊急警報
信号
一
大規模地震対策特別措置法(昭和53年法律第73号)第9条第1項 第一種開始信号
の規定により警戒宣言が発せられたことを放送する場合
二
災害対策基本法(昭和36年法律第223号)第57条(大規模地震
対策特別措置法第20条において準用する場合を含む。)の規定により
求められた放送を行う場合
三
気象業務法(昭和27年法律第165号)第13条第1項の規定によ 第二種開始信号
り津波警報が発せられたことを放送する場合
2
地上基幹放送局及び地上一般放送局は、前項に規定する緊急警報信号を前置して放送したときは、
速やかに終了信号を送らなければならない。
3 緊急警報信号は、前二項に規定する場合のほかは使用してはならない。
- 49 -
第138条の3(地域符号の使用区分)
緊急警報信号に使用する地域符号(緊急警報信号の受信地域を一定の地域とするための符号をいう。)
の使用区分は、次の表のとおりとする。
区分
一
前条第1項の表の一の項及び三の項に掲
げる場合
二
前条第1項の表の二の項に掲げる場合
使用する地域符号
地域共通符号、広域符号又は県域符号のうち必要と認
めるもの
広域符号又は県域符号のうち必要と認めるもの
注一
地域共通符号は、緊急警報信号の受信地域を地上基幹放送局の放送区域及び地上一般放送局の
業務区域の全域とするための符号で、全国共通のものとする。
注二 広域符号は、緊急警報信号の受信地域を別に告示する広域圏内とするための符号とする。
注三 県域符号は、緊急警報信号の受信地域を各都道府県の区域内とするための符号とする。
第139条(試験電波の発射)
1 地上基幹放送局及び地上一般放送局は、無線機器の試験又は調整のため電波の発射を必要とする
ときは、発射する前に自局の発射しようとする電波の周波数及びその他必要と認める周波数によっ
て聴守し、他の無線局の通信に混信を与えないことを確かめた後でなければその電波を発射しては
ならない。
2 地上基幹放送局及び地上一般放送局は、前項の電波を発射したときは、その電波の発射の直後及び
その発射中十分ごとを標準として、試験電波である旨及び「こちらは(外国語を使用する場合は、
これに相当する語)」を前置した自局の呼出符号又は呼出名称(略)を放送しなければならない。
3 地上基幹放送局及び地上一般放送局が試験又は調整のために送信する音響又は映像は、当該試験
又は調整のために必要な範囲内のものでなければならない。
4 地上基幹放送局及び地上一般放送局において試験電波を発射するときは、第14条第1項の規定
にかかわらずレコード又は低周波発振器による音声出力によってその電波を変調することができる。
第139の2(受信機の機能確認のための緊急警報信号の使用)
1 地上基幹放送局及び地上一般放送局は、受信者が待受状態にある受信機の機能確認をすることが
できるようにするため必要があると認めるときは、第138条の2第3項の規定にかかわらず、試
験信号として終了信号を送ることができる。
2 前項の規定により終了信号を送るときは、その前後に受信機の機能確認のためのものであること
を放送しなければならない。
- 50 -
8
基幹放送局の開設の根本的基準(昭和25年電波監理委員会規則第21号)
第2条(用語の意義)
この規則中の次に掲げる用語の意義は、本条に示すとおりとする。
一~十四 (略)
十五 「放送区域」とは、一の基幹放送局(人工衛星に開設するものを除く。
)の放送に係る区域で
あって、中波放送、超短波放送、(略)を行う基幹放送局については、次に掲げる区域をいう。
(1) (略)
(2) 超短波放送、超短波音声多重放送又は超短波文字多重放送を行う基幹放送局
(一) デジタル放送を行わないもの
基幹放送局の電界強度(地上4メートルの高さにおけるものとする。
(二)において同じ。
)
が、次の表に掲げる電界強度の範囲において総務大臣が告示する値以上である区域
区
域
電界強度の範囲(単位ミリボルト毎メートル)
高雑音区域
3以上
10以下
中雑音区域
1以上
3未満
低雑音区域
0.25以上
1未満
(二)
(略)
(3)~(5) (略)
第3条(国内放送を行う基幹放送局)
国内放送(地上基幹放送に限る。以下同じ。)を行う基幹放送局は、次の各号(受信障害対策中継放
送を行う基幹放送局にあっては、第一号及び第二号)の条件を満たすほか、当該基幹放送局が特定地
上基幹放送局の場合にあっては、電波法第7条第2項第四号ハの規定により、特定地上基幹放送局以
外の地上基幹放送局の場合にあっては、当該地上基幹放送局を用いて地上基幹放送の業務を行おうと
する者が、同項第五号の規定により、放送法(昭和25年法律第132号)第91条第1項の基幹放
送普及計画に適合することその他放送の普及及び健全な発達のために適切であることに適合しなけれ
ばならない。
一 その局の免許を受けようとする者(以下「申請者」という。
)が確実にその事業の計画を実施す
ることができること。
二 申請者が設立中の法人であるときは、当該法人の設立が確実であると認められるものであるこ
と。
三~六 (略)
2 再免許については、放送法第91条第1項の基幹放送普及計画に適合することその他放送の普及
及び健全な発達のために適切であることに適合することは、過去の実績をもっても証明されなけれ
ばならない。
3 受信障害対策中継放送を行う基幹放送局は、第1項第一号及び第二号の条件を満たすほか、その
基幹放送局が再放送をしようとする地上基幹放送について発生している受信の障害を能率的に解消
するために必要なものでなければならない。
第5条(基幹放送局の設置場所等)
基幹放送局の空中線装置は、航空の安全その他生命、財産の安全に支障を与えない場所に設置する
ものでなければならない。
第7条
超短波放送、(略)を行う基幹放送局(略)を開設しようとする者は、指針として次の各号の条件
を満たすようにしなければならない。
- 51 -
一
開設しようとする基幹放送局の送信空中線の型式及び構成、設置場所(次号の規定により他の基
幹放送局の送信空中線の設置場所に近接することとなる場合のものを除く。)並びに高さ並びに実効
輻射電力は、その放送しようとする地域におけるその放送の受信が有効に行われるため必要な電界
強度を生ずるものであること。
(略)
第8条(既設局等への妨害排除)
開設しようとする基幹放送局は、その局を開設することにより既設の無線局(予備免許を受けてい
るものを含む。)若しくは法第56条第1項に規定する指定を受けている受信設備の運用又は電波の監
視(総務大臣がその公示する場所において行うものに限る。
)に支障を与えないものでなければならな
い。
第9条(基幹放送の普及)
開設しようとする基幹放送局は、第3条及び第6条から前条までに規定する条件を満たすほか、そ
の局を開設することが放送の公正かつ能率的な普及に役立つものでなければならない。
第10条(優先順位)
1 第3条から前条までの各条項(基幹放送の業務に係る特定役員及び支配関係の定義並びに表現の
自由享有基準の特例に関する省令(略)の各条項を含む。以下この条において同じ。
)に適合する基
幹放送局に割り当てることのできる周波数が不足する場合には、各条項に適合する度合いから見て
最も公共の福祉に寄与するものが優先するものとする。
2 地上基幹放送に係る優先順位を決定するに当たっては、特定地上基幹放送局以外の地上基幹放送
局の免許を受けようとする者の当該免許の申請及び当該地上基幹放送局を用いて地上基幹放送の業
務を行おうとする者の放送法第93条第1項の規定による認定の申請を特定地上基幹放送局の免許
の申請に相当する一の申請とみなして、前項の規定を適用する。
- 52 -
9
基幹放送普及計画(昭和63年郵政省告示第660号)
第1 基幹放送の計画的な普及及び健全な発達を図るための基本的事項
(略)
1 基幹放送を国民に最大限に普及させるための指針
(1)国内放送の普及
ア 地上基幹放送
地上基幹放送については、地上基幹放送局(地上基幹放送をする無線局をいう。
)を用いて行
われる当該放送を国民に最大限に普及させるようにするため、次のとおりとする。
(ア)、(イ) (略)
(ウ)超短波放送
(略)
コミュニティ放送については、放送に関する需要動向、周波数に関する事情等を勘案し
つつ、商業、業務、行政等の機能の集積した区域、スポーツ、レクリエーション、教養文
化活動等の活動に資するための施設の整備された区域等、コミュニティ放送の特性が十分
発揮されることが見込まれる区域において、その普及を図ること。(略)
(エ)、
(オ) (略)
イ、ウ (略)
(2)、(3) (略)
(4)その他放送の多様化、高度化等のための施策
ア 今後における多様化、高度化する放送需要に対応するため、技術開発を積極的に推進するこ
と。
イ 既存の放送の普及促進、受信改善に資するため、基幹放送用周波数の有効活用、受信障害対
策等に関する所要の技術を開発し、その早期の実用化を図ること。
ウ 地上基幹放送によるデジタル方式の超短波放送については、将来の実用化に資するため、周
波数事情等を勘案の上、試験放送を実施できるようにすること。
エ 以上のほか、放送に対する多様な需要に応ずるため、必要と認められる場合には、周波数事
情等を勘案の上、試験放送又は臨時かつ一時の目的のための放送を適時適切に実施できるよう
にするとともに、基幹放送局の置局を円滑に促進するための環境の整備を図ること。
2 基幹放送をすることができる機会をできるだけ多くの者に対し確保することにより、基幹放送に
よる表現の自由ができるだけ多くの者によって享有されるようにするための指針
(1) 地上基幹放送を行う民間基幹放送事業者による地上基幹放送による放送については、原則とし
て、放送法第93条第1項第4号の規定により一の者によって所有又は支配される放送系の数を
制限し、さらに、コミュニティ放送については、空中線電力の値を必要最小限のものとすること
により、できるだけ多くの者に対し地上基幹放送を行う機会を開放する。
(2) 、(3) (略)
(4) 各地域社会における各種の大衆情報提供手段の所有及び支配が、原則として、特定の者に集中
することを避ける。
3 その他基幹放送の計画的な普及及び健全な発達を図るための基本的事項
基幹放送を行う民間基幹放送事業者による基幹放送(全国放送であるものを除く。)については、
放送事業者の構成及び運営において地域社会を基盤とするとともにその基幹放送を通じて地域住民
の要望にこたえることにより、基幹放送に関する当該地域社会の要望を充足すること。
第2 放送法第93条第1項第5号に規定する「基幹放送普及計画に適合すること」への適合(特
定地上基幹放送事業者の場合にあっては、電波法第7条第2項第4号ハに規定する「基幹放送普
及計画に適合すること」への適合)
1 「基幹放送普及計画に適合すること」に関しては、次の要件に該当すること。
(1) 放送法第106条第1項の規定に基づき、放送番組の相互の間の調和を保つこと(総合放送を
- 53 -
行うものに限る。)
。
(2) 放送法第106条第2項の規定に基づき、教育番組の編集及び放送に当たって、その放送の対
象とする者が明確で、内容がその者に有益適切であり、組織的かつ継続的であるようにするとと
もに、その放送の計画及び内容をあらかじめ公衆が知ることができるようにすること(この場合
において、当該番組が学校向けのものであるときは、その内容が学校教育に関する法令の定める
教育課程の基準に準拠すること。)
。
(3) 放送法第108条の規定に基づき、暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害
が発生し、又は発生するおそれがある場合には、その発生を予防し、又はその被害を軽減するた
めに役立つ放送をすること。
(4) 放送法第109条の規定に基づき、学校向けの教育番組の放送を行う場合には、その放送番組
に学校教育の妨げになると認められる広告を含めないこと。
(5) 放送法第110条の規定に基づき、特定の者からのみ放送番組の供給を受けることとなる条項
を含む放送番組の供給に関する協定を締結しないこと。
(6)放送法第163条の規定に基づき、認定放送持株会社の関係会社である基幹放送事業者が行う
地上基幹放送(全国放送を除く。)の業務については、国内基幹放送の放送番組の編集に当たって
は、その放送対象地域における多様な放送番組に対する需要を満たすため、当該放送対象地域向
けに自らが制作する放送番組を有するように努めること。
(7)地上基幹放送(全国放送を除く。)の業務を行う基幹放送事業者の次に掲げる者(認定放送持株
会社の関係会社にあっては、ウに掲げる者)は、できるだけその地上基幹放送の業務に係る放送
対象地域に住所を有する者であること。
ア 主たる出資者
イ 役員
ウ 審議機関の委員
2 以上のほか、第3の基幹放送の区分ごとの放送対象地域及び放送対象地域ごとの放送系の数の目
標を充足すること。
第3 基幹放送の区分ごとの放送対象地域及び放送対象地域ごとの放送系の数(衛星基幹放送及び移
動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域にあっては、放送系により放送をすることのできる放
送番組の数)の目標
1 総則
(1) 以下の規定に関しては、電波及び放送に関する法令の定めるところによるほか、次の定義によ
るものとする。
ア 「関東広域圏」とは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県の各
区域を併せた区域をいう。
イ 「中京広域圏」とは、岐阜県、愛知県及び三重県の各区域を併せた区域をいう。
ウ 「近畿広域圏」とは、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県及び和歌山県の各区域を併
せた区域をいう。
エ 「東北広域圏」とは、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、及び福島県の各区域を併
せた区域をいう。
オ 「関東・甲信越広域圏」とは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川
県、新潟県、山梨県、及び長野県の各区域を併せた区域をいう。
カ 「東海・北陸広域圏」とは、富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県及び三重県
の各区域を併せた区域をいう。
キ 「中国・四国広域圏」とは、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、
愛媛県、及び高知県の各区域を併せた区域をいう。
ク「九州・沖縄広域圏」とは、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、
及び沖縄県の各区域を併せた区域をいう。
(2) 基幹放送の区分ごとの放送対象地域及び放送対象地域ごとの放送系の数の目標は、⑶に定める
ものを除き、2に定めるとおりとする。
- 54 -
(3) 次のいずれかに該当する基幹放送については、当該基幹放送の必要性、周波数事情その他の事
情を勘案し、個別に必要な基幹放送が実施できるよう措置するものとする。
ア コミュニティ放送
イ (略)
ウ 臨時かつ一時の目的のための放送
エ~カ (略)
- 55 -
10
基幹放送用周波数使用計画(昭和63年郵政省告示第661号)
第1 総 則
1 この計画の規定の解釈に関しては、電波及び放送に関する法令並びに基幹放送普及計画の定めるところによ
るほか、次の定義に従うものとする。
(1) 「周波数等」とは、周波数、その周波数に係る電波の送信場所及び空中線電力をいう。
(2) 「親局」とは、放送対象地域ごとの放送系のうち最も中心的な機能を果たす基幹放送局をいう。
(3) 「中継局」とは、親局以外の基幹放送局をいう。
2 この計画において周波数等は、次により表示する。
(1) 周波数
各基幹放送局に使用させることができる周波数帯の中央の周波数(中波放送及び超短波放送については、
次に掲げる周波数、テレビジョン放送に係るものについては、次に掲げるチャンネル番号)
ア (略)
イ 超短波放送(地上系(略)
)
76.1MHzから94.9MHzまでの0.1MHz間隔の周波数
ウ (略)
(略)
3 放送対象地域ごとの放送局に使用させることのできる周波数等は、4から11までに規定するものを除き、
第2から第7までに定めるとおりとする。
(略)
10 コミュニティ放送を行う基幹放送局に使用させることのできる周波数等は、個別に定めるものとする。この
場合において、原則として、周波数は次の周波数のなかから選定し、空中線電力は20W以下で必要最小限の
ものとする。
76.1MHz、76.2MHz、76.3MHz、76.4MHz、76.5MHz
11 試験放送を行う基幹放送局及び臨時かつ一時の目的のための基幹放送を行う基幹放送局であってその開設が
必要と認められるものの周波数等は、電波の公平かつ能率的な利用を確保するために必要な事項を勘案して個
別に定めるものとする。
12
以上のほか、基幹放送用の周波数の使用は、電波に関する国際的取り決め及び次に掲げる要件
に適合するとともに、電波の公平かつ能率的な利用の確保に資するものとする。
(1)、(2) (略)
(3)超短波放送(地上系)(略)
ア 必要と認められる場合には、指向性空中線、俯角付き空中線及び垂直偏波を使用させること
ができるものとする。
イ 基幹放送局の開設の根本的基準(昭和25年電波監理委員会規則第21号)第7条第1項第
2号による送信空中線の設置場所の制限に対する同条第2項の適用については、他の基幹放送
局の送信空中線の設置場所に近接して設置するよりも近接していない場所に設置した方が、電
波の公平かつ能率的な利用の観点から実情に即していると認められる場合とする。
(略)
- 56 -
11
電波法関係審査基準(平成13年総務省訓令第67号)
第3条(無線局の免許及び再免許並びに予備免許)
法第6条第1項又は第2項の申請書並びにそれに添付される免許規則に定める無線局事項書及び工
事設計書を受理したときは、法第7条第1項又は第2項の規定に基づき、その申請が次の各号に適合
しているかどうかを審査し、適合していると認められるときは、予備免許若しくは免許又は再免許を
与える。ただし、電気通信業務用無線局(略)又は基幹放送をする無線局に割り当てることのできる
周波数が不足する場合には、それぞれ、根本基準第9条又は放送局根本基準第10条の規定に基づき
優先する無線局の申請者に予備免許又は再免許を与える。この場合において、一方の申請者が再免許
の申請を行った者であるときは、他方の申請者は、当該再免許に係る無線局の免許の有効期間満了前
3か月以上6か月を超えない期間に申請を行った者に限り、電気通信業務用無線局については根本基
準第9条の規定に基づき優先する無線局を審査する際に、基幹放送をする無線局については放送局根
本基準第10条の規定に基づき優先する基幹放送をする無線局を審査する際に、それぞれ再免許に係
る電気通信業務又は基幹放送業務の継続の確保に配慮する。(略)
(1)工事設計書に記載された事項は、次のアからコまでに適合するものであること。
ア、イ (略)
ウ 送信装置は、次の条件に適合するものであること。
(ア) 定格出力は、電波の型式別の空中線電力の表示方法との関連及び終段素子の使用条件、そ
の出力規格、出力特性、空中線電力の換算比等からみて、送信機の出力端子における値とし
て適正なものであること。
(イ)~(ク) (略)
(ケ) 予備の送信装置は、当該無線局の開設目的、事業又は業務の遂行上からみて適正なもので
あること。
エ、オ (略)
カ 空中線系は、次の条件に適合するものであること。
(ア) 空中線の形状、指向特性、利得等は、希望する周波数、通信方式、回線経路、回線系統、
プロフィル及びサービスエリア等からみて適正なものであること。
(イ) 空中線の地上高は、空中線電力、必要なサービスエリア等との関連において、できる限り
低いものであること。
(略)
(ウ) (略)
(エ) 基幹放送局の送信空中線の指向特性は、送信機出力の電力分配、空中線の諸元等を総合的
に検討し、放送しようとする地区において必要な電界強度又は電力束密度を生じさせるのに
妥当なものであり、かつ、その地区における主要な区域に対しては、有効な受信が確保され
るよう考慮されているものであること。
(オ)~(ケ) (略)
キ、ク (略)
ケ 主調整装置が放送対象地域外に設置される基幹放送局の場合にあっては、当該装置に対する
免許人の責務及び管理体制が明確であり、災害に関する放送を実施できる機能が十分確保され
ているものであること。
コ (略)
⑵ 周波数の割当可能性は、次のアからエまでに適合するもの(略)であること。この場合におい
て、他の無線局の免許人等(法第6条第1項第9号に規定する免許人等をいう。以下同じ。
)との
間で混信その他の妨害を防止するために必要な措置に関する契約が締結されている場合は当該契
約の内容を、法第27条の12第2項第5号に規定する終了促進措置が行われる場合は当該措置
の実施状況を、それぞれ考慮すること。
ア (略)
イ 周波数の数は、基幹放送局を除き、当該申請者の開設する他の無線局の使用周波数、構成し
ようとする通信系統、必要と認められる通信量、当該無線局の地理的条件等からみて、当該無
- 57 -
線局の目的を達成するため必要最小限のものであること。
ウ 基幹放送局の周波数については、基幹放送用周波数使用計画(昭和63年郵政省告示第66
1号)に基づき割当てが可能であること。
エ (略)
⑶ 無線局事項書に記載された事項は、次のアからクまでに適合するものであること。
ア~ウ (略)
エ 無線設備の工事落成の予定期日は、原則として予備免許の日から6か月以内であること。た
だし、基幹放送局の無線設備の工事落成の予定期日は、原則として予備免許の日から1年以内
であること。
オ (略)
カ 無線設備の設置場所は、次の条件に適合するものであること。
(ア)~(カ) (略)
(キ) 基幹放送局の送信空中線の位置は、山、高層建築物等により、放送の受信者側にゴースト
あるいはマルチパスを生ずるおそれが極力ない場所であること。
キ、ク (略)
⑷~⑺ (略)
⑻ 基幹放送局の業務を維持するに足りる経理的基礎は、次のア及びイに適合するものであること。
ア 法第6条第2項第3号に規定する無線設備の工事費については、当該基幹放送局を開設する
ために必要とする適正な工事費として計上されていること。
また、無線設備の工事費の支弁方法並びに無線局の運用費及びその支弁方法については、事
業計画の該当事項及び事業収支見積りの中において適正に計上されていること。
イ 法第6条第2項第4号に規定する事業計画及び事業収支見積りについては、その記載内容が
当該地区における諸般の状況等から判断して、客観的に適切な内容のものであり、希望する免
許の有効期間において確実にその事業の計画を実施することができるものであること。
特に、事業収支見積りにおいて収入が減少傾向にある場合は、事業収支見積りの裏付けとな
る費用削減方策が具体的、かつ、適切に記載されていること。
⑼ 基幹放送局の業務を維持するに足りる技術的能力は、次のア及びイに適合するものであること。
ア 基幹放送の業務に用いられる電気通信設備を、放送法第121条第1項(特定地上基幹放送
局を用いて行う地上基幹放送にあっては、同法第111条第1項及び第121条第1項)の技
術基準に適合するように維持するための運用・保守等(以下「設備維持業務」という。
)の業務
を確実に実施するため、適正に要員を配置することや緊急時の連絡体制が整備されていること。
イ 設備維持業務に従事する者が業務を確実に実施することができる実務経験等の能力を有して
いること。
⑽ 地上基幹放送局(地上基幹放送を行うものに限る。
)の新たな免許の申請である場合、予備免許
後1年以内に親局(基幹放送用周波数使用計画第1の1(2)に規定する親局をいう。以下同じ。)
から放送を行うものであること。
⑾ (略)
⑿ 特定地上基幹放送局の申請である場合、次のア及びイによること。
ア 放送法第93条第1項第4号の掲げる要件に該当することの審査は、表現の自由享有基準、
及び放送法関係審査基準第二章によること。
イ 基幹放送普及計画に適合することその他放送の普及及び健全な発達のために適切であること
の審査は、放送法関係審査基準第2章によること。
⒀~⒂ (略)
第4条 (無線局の局種別審査)
無線局の局種別の審査は、 別紙1に定めるところによる。
第5条 (無線局の目的別審査)
無線局の目的別の審査は、 別紙2に定めるところによる。
- 58 -
第7条(工事設計及び無線局の目的等の変更の許可)
法第9条第1項又は第4項の規定による工事設計の変更又は無線局の目的、通信の相手方、通信事
項、放送事項、放送区域若しくは無線設備の設置場所の変更の申請書を受理したときは、第3条から
第5条までの規定を準用して審査するとともに、当該変更が無線局の同一性を存続させるものである
かどうかを審査し、適合していると認めるときは、許可する。ただし、法第6条第7項に規定する無
線局の目的の変更にあっては、当該変更を許可することが比較審査の公平性を損なうこととなるよう
な場合はこの限りでない。
第9条 (無線設備の変更の工事等の許可)
法第17条第1項の規定による無線局の目的、通信の相手方、通信事項、放送事項、放送区域若し
くは無線設備の設置場所の変更又は無線設備の変更の工事の申請書を受理したときは、第3条から第
5条までの規定を準用して審査するとともに、当該変更が無線局の同一性を存続させるものであるか
どうかを審査し、適合していると認めるときは、許可する。ただし、法第6条第7項に規定する無線
局の目的の変更にあっては、当該変更を許可することが比較審査の公平性を損なうこととなるような
場合は、この限りでない。
第10条 (指定事項の変更)
法第19条の規定による識別信号、電波の型式、周波数、空中線電力又は運用許容時間の指定の変
更の申請書を受理したときは、第3条から第5条までの規定を準用して審査し、適合していると認め
るときは、指定を変更する。この場合の識別信号は、第8章に定める識別信号の指定基準により指定
を変更する。
別紙1
第2 地上基幹放送局
1 高精細度テレビジョン放送を含むテレビジョン放送局(地上系)(移動受信用地上基幹放送を行
うものを除く。)
高精細度テレビジョン放送を含むテレビジョン放送局(地上系)(移動受信用地上基幹放送を行う
ものを除く。以下本項1において「DTV放送局」という。)の審査は、第2章の基準によるほか、
次により行う。
(1) DTV放送局の放送区域は、原則として放送対象地域内に含まれるものであること。ただし、
以下の各事項に合致すると判断される場合には、その局の設置が当該基幹放送事業者の放送対象
地域を超えて差し支えないものとする。この場合、放送対象地域を超える放送区域は、必要最小
の範囲となるよう、基幹放送事業者等において設置場所の選定及び技術的な措置を講じること。
ア 当該放送中継局の設置が難視聴解消を目的とするものであること。
イ 地域の地理的事情及び当該基幹放送事業者等の経済的事情から必要不可欠であること。
ウ 割り当てる周波数が現に存在すること。
エ 現状で周波数の割り当てが可能であっても、当該放送中継局の設置場所が放送対象地域とな
る基幹放送事業者等の設置計画に支障を来さないこと等について、当該基幹放送事業者等の意
見を聴取し問題ないと判断できるものであること。
(2) 放送区域を示す図は、送信空中線の位置、高さ、指向特性及び実効幅射電力からみて適正に記
載されているものであること。(略)
(3) (略)
(4) 送信空中線は、その発射する電波の偏波面が水平となるものであること。ただし、次に掲げる
場合は、垂直とすることができる。
ア~ウ (略)
(5)~(8) (略)
- 59 -
2
超短波放送局(地上系)
(基幹放送用周波数使用計画第1の2(1)イに規定する周波数を使用す
るものに限る。
)
超短波放送局(地上系)
(基幹放送用周波数使用計画第1の2(1)イに規定する周波数を使用す
るものに限る。以下「FM放送局」という。)の審査は、1(1)の基準によるほか、次により行う。
この場合において1(1)中「DTV放送」とあるのは「FM放送」と読み替えるものとする。
(1) (略)
(2) 送信空中線
ア 送信空中線は、その発射する電波の偏波面が原則として水平となるものであること。ただし、
次に掲げる場合は、その限りでない。
(ア) 同一場所に設置された既設空中線の偏波面に一致させる場合
(イ) 放送波による中継(以下「放送波中継」という。)を行っている回線への干渉を軽減で
きると認められる場合。
イ 多段空中線の使用により俯角を調整できる場合は、放送区域外に必要以上に電波を放射しな
いための措置を講じてあること。
ウ 地上高については、放送区域を示す図及び海抜高等からみて適切に記載されていること。
(3)~(5) 略
別紙2
第5 放送関係
4 超短波放送局
(1) コミュニティ放送局
コミュニティ放送局の審査は、次の基準によるほか、別紙1第2の2の基準により行う。
ア 放送区域について
放送を行おうとする地域(コミュニティ放送を行う地上基幹放送事業者又はコミュニティ放
送局の免許を受けようとする者が、地域住民の需要に応え放送を実施しようとする地域をいう。
以下同じ。
)以外の地域における放送区域はできる限り小さくなるよう、空中線の設置場所はな
るべく低い場所であり、また、指向性を持った空中線の使用や俯角付き空中線の使用等の対策
を講じたものであること。
イ 空中線電力について
20W以下で、かつ、放送を行おうとする地域を放送区域とするために必要最小限の値であるこ
と。ただし、次に掲げる要件を全て満たす場合に限り、20Wを超える空中線電力とすることがで
きる(当該放送を行おうとする地域がコミュニティ放送局への新たな周波数の割当てが困難な
状態にある東京二十三区及びその周辺並びに大阪市及びその周辺(兵庫県南東部を含む。
)の地
域である場合を除く。
)。
(ア)他の無線局に混信を与えないものであること。
(イ)当該放送を行おうとする地域(放送法施行規則別表第五号(注)十二に規定する「当該
区域が他の市町村の一部の区域に隣接する場合は、その区域を併せた区域とし、当該区域
が他の市町村の一部の区域に隣接し、かつ当該隣接する区域が他の市町村の一部の区域に
隣接し、住民のコミュニティとしての一体性が認められる場合には、その区域を併せた区
域とする。
」を適用する地域を除く。以下、本項において同じ。
)の世帯カバー率の向上の
ための技術的方法として、空中線電力を増加する方法以外に方法がない又は当該方法が最
適であると認められること。
(ウ)当該放送を行おうとする地域の周辺の市区町村を通じて新たなコミュニティ放送局の開
局計画の情報等について調査し、その結果把握した情報に基づき開局が計画されている新
たなコミュニティ放送局並びに協会及び県域放送を行う協会外基幹放送事業者等において
設置が計画されている中継局の諸元への影響がないと認められること。
- 60 -
(エ)当該放送を行おうとする地域以外の地域における放送区域ができる限り小さくなるよう、
工事設計上最大限の措置が講じられていると認められること。
ウ 中継局について
放送を行おうとする地域内の不感地域解消のため、中継局(申請者の主たる基幹放送局の放
送番組と同一の内容を放送するものに限る。
)を設置する場合には、主たる基幹放送局と同一の
周波数を使用し、かつ、妨害が発生しない場合に限り認めることとする。ただし、主たる基幹
放送局と同一の周波数を使用することが技術的に困難な場合等に限り、異なる周波数を使用す
ることを認めることとする。
(2) イベント放送局
イベント放送局の審査は、次の基準によるほか、別紙 1 第 2 の 2 の基準により行う。
ア、イ (略)
ウ 放送対象地域は、イベント会場及びその周辺であること。
(3) 臨時災害放送局
臨時災害放送局の審査は、次の基準によるほか、別紙1第2の2の基準により行う。
ア 免許主体としては、被災地の地方公共団体等、災害対策放送を行うのに適した団体であるこ
と。
イ 放送対象地域は、災害対策に必要な地域の範囲内であること。
- 61 -
12
放送法関係審査基準(平成13年総務省訓令第68号)
第3条(認定等の基準)
地上基幹放送の業務の認定等に当たっては、次の各号の条件を満たすものでなければならない。
(1) 地上基幹放送の業務に用いられる基幹放送局設備を確保することが可能であること。
(2) 認定等を受けようとする者(以下「申請者」という。)が確実にその事業の計画を実施するこ
とができること。
(3) 申請者が設立中の法人であるときは、当該法人の設立が確実であると認められるものであるこ
と。
(4) 地上基幹放送の業務が確実に開始され、かつ、継続的に運営されることを確保するため、経理
的基礎が次に適合すること。
ア 事業開始までの所要資金の調達見通し
事業開始までに必要な資金の調達が可能であり、かつ、その方法が適正なものであること。
イ 事業開始以後の継続性
事業収支見積りについては、各年度毎に費用が適正に算出され、収入は合理的な収入予測を
基に算出された内容のものであって、事業開始以後において継続的な運営を確保するための資
金計画に妥当性があること。
(5) 法第93条第3項に規定する事業計画書及び事業収支見積書等については、その記載内容が認
定等を受けようとする地上基幹放送の業務に係る放送対象地域における諸般の状況等から判断し
て、客観的に適切な内容のものであり、確実にその事業の計画を実施することができるものであ
ること。特に、事業収支見積りにおいて収入が減少傾向にある場合は、事業収支見積りの裏付け
となる費用削減方策が具体的、かつ、適切に記載されていること。
(6) 地上基幹放送の業務を維持するに足りる技術的能力は、次に適合するものであること。
ア 地上基幹放送の業務に用いられる電気通信設備を、法第111条第1項の技術基準に適合す
るように維持するための運用・保守等の業務(以下この章において「設備維持業務」という。)
を確実に実施するため、適正に要員を配置することや緊急時の連絡体制が整備されていること。
イ 設備維持業務に従事する者が当該業務を確実に実施することができる実務経験等の能力を有
していること。
(7) 地上基幹放送の業務に用いられる電気通信設備は、次の要件に適合するものであること。
ア 法第111条第2項第1号の規定による設備の損壊又は故障に対する措置については、規則
第104条から第114条まで及び第116条から第121条までの規定に従い、別添1に掲
げる対策が講じられていること。
イ 法第111条第2項第2号の規定による地上基幹放送の品質に対する措置は、別添2に掲げ
る送信の標準方式に適合するものであること。
(8) 法第93条第1項第4号及び基幹放送の業務に係る特定役員及び支配関係の定義並びに表現
の自由享有基準の特例に関する省令((略)以下「自由享有基準」という。
)及に規定する要件に
適合していること。
(9) 自由享有基準第4条の規定に基づき、一の者が法人又は団体の議決権の10分の1又は3分の
1を超える議決権を有しているか否かの判定は、次のアからウまでの議決権を合算して行うもの
とすること。
ア 一の者の名義に係る議決権
イ 一の者が自己の計算により議決権を有する場合であって、その議決権に係る株式の所有者の
名義が異なる場合における当該議決権
ウ 一の者が、未公開株式(金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第16項に規定
する金融商品取引所に上場されておらず、かつ、同法第67条の11第1項の店頭売買有価証
券登録原簿に登録されていない株式をいう。以下同じ。)に係る議決権の行使について、信託契
約に基づき指図を行うことができる権限を有する場合等、信託の受託者が当該一の者の意思と
同一の内容の議決権を行使すると認められる場合における当該議決権
- 62 -
(10) 認定等をすることが基幹放送普及計画に適合することその他放送の普及及び健全な発達のた
めに適切であること。
別紙1の基準に合致すること。
(11) 当該業務を行おうとする者が法第93条第1項第6号イからルまでの各規定に該当しないこ
と。
第4条(資料の提出)
この章に規定する審査を行うに当たって必要があると認めるときは、申請者に対し、追加資料の提
出を求めるものとする。
別紙1(第3条関係)
第3条(11)による審査は、関係法令、基幹放送普及計画及び基幹放送用周波数使用計画によるほか、
下記の基準によることとする。
記
1 放送番組の編集及び放送は、次に掲げる事項に適合するものでなければならない。
(1) 公安及び善良な風俗を害しないこと。
(2) 政治的に公平であること。
(3) 報道は、事実をまげないですること。
(4) 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
(5)、(6) (略)
2、3 (略)
4 臨時目的放送を専ら行う地上基幹放送の業務であるときは、その放送番組は、当該目的の達成の
ために必要な範囲内のものであること。
5 (略)
6 申請者(学園及び臨時目的放送の業務を行おうとする者を除く。8において同じ。)は、放送番組
の種別及び放送の対象とする者に応じた放送番組の編集の基準を定め、かつ、その基準に従って放
送番組の編集及び放送を行うものであること。
7 6の基準を定め、又は変更した場合には、法第5条第2項の規定により、これを公表するもので
あること。
8 申請者は、法第6条第1項に規定する放送番組審議機関を設置するものであること。
9~12 (略)
13 その地上基幹放送の業務を行うことにより一の地上基幹放送の放送対象地域内において又は放送
対象地域の大部分を共通にして二以上の地上基幹放送の業務を行う者がいることとなる場合に、そ
の地上基幹放送の放送番組が他の地上基幹放送の放送番組と一日の放送時間(補完放送であって、
超短波放送の主音声又はテレビジョン放送の映像に伴うもの以外のものの放送の放送番組の放送時
間を除く。
)の3分の1以上完全に同一のものとなってはならないこと。ただし、次に掲げる地上基
幹放送については、この限りでない。
(1) 放送の種類を異にする地上基幹放送局を用いて行う地上基幹放送
(2) 同一周波数による地上基幹放送局を用いて行う地上基幹放送
(3) 試験放送
(4) 総務大臣が放送番組及び受信機の状況等によりその地方及び受信者が受ける利益、事業経営の
合理性、過去の業績等を参酌し、公益上特に必要があると認められる地上基幹放送
14 地上基幹放送の業務(試験放送を行う基幹放送局を用いて行う地上基幹放送の業務を除く。)は、
毎日放送を行うものであること。
15 コミュニティ放送を行う地上基幹放送の業務(当該放送の電波に重畳して多重放送を行う地上基
幹放送の業務を含む。以下同じ。)にあっては、14 にかかわらず、できる限り毎日(スポーツ、レク
リエーション、教養文化活動等の活動に資するための施設であって季節的に利用されるものの整備
された区域における季節的な需要に応えるためのコミュニティ放送を行う基幹放送局にあっては、
- 63 -
当該需要に応えるために必要な期間内においてできる限り毎日)放送を行うものであること。
16 地上基幹放送の業務の放送の時間であって、他人の利用に供するものについては、その利用の度
合において一部の利用者の独占となるものでないこと。
17、18 (略)
19 コミュニティ放送を行う地上基幹放送の業務の認定等は、15 の基準によるほか、次の各号の条件
を満たすものでなければならない。
(1) コミュニティ放送を行う地上基幹放送事業者又はコミュニティ放送を行う地上基幹放送の業
務の認定等を受けようとする者が、地域住民の需要に応え放送を実施しようとする地域(以下「放
送を行おうとする地域」という。)は、一の市町村の一部の区域であること。
なお、地域的一体性が認められる場合には、当該区域に接する市町村の一部の区域(以下「隣
接する一部の区域」という。)を併せた区域とすることができ、さらに、住民のコミュニティとし
ての一体性が認められる場合には、隣接する一部の区域に隣接する市町村の一部の区域に及ぶこ
とも差し支えない。
(注1)隣接する市町村との地域的一体性が認められる場合とは、市町村の広域連合といった
行政的一体性、地域の主要産業、観光、商業といった経済圏としての一体性が認められる
場合をいう。
(注2)住民のコミュニティとしての一体性が認められる場合とは、公立の小中学校への通学、
日常生活の用に供する食料品等の買い物、日刊新聞紙の折り込み広告等地元情報の日常的
な流通等、住民が日常生活や社会生活を営む上で一つのコミュニティとしての一体性があ
り、同じ地域情報を共有する観点から一の放送を行おうとする地域とすることが相当と認
められる場合をいう。
(2) 認定等の主体としては、次の各条件に適合しているものであること。
ア 認定等を受けようとする者は、法人格を有する団体(設立準備中の法人を含む。
)であること
が望ましい。
イ 申請者の事業目的が、法の趣旨に照らした公共性を有し、かつ、大きな社会的影響力を有す
る放送事業を行うのに不適切な内容のものでないこと。
ウ 申請者が次に規定するものの場合は、ア及びイによるほか次の条件に適合しているものであ
ること。
(ア) 有線一般放送の業務を行う一般放送事業者
原則認定等の主体として認めないが、申請者が放送を行おうとする地域において、他にコ
ミュニティ放送の業務の認定等を受けようとする者がいないこと、放送を行おうとする地域
の住民からコミュニティ放送を行うことについて強い要望があること等の事情から、一般放
送事業者がコミュニティ放送を行うことが、当該地域におけるコミュニティ放送の普及等の
ため特に必要があると判断される場合に限り、認定等の主体として認める。
(イ) 公益法人
当該公益法人(公益社団法人、公益財団法人及び特例民法法人をいう。)の所管庁の監督権
が番組編成権に及ばないことを確認した上で認定等の主体として認める。
(3) 地域密着性の確保のため、次の各条件に適合しているものであること。
ア 放送番組の編集
放送を行おうとする地域に密着した各種の情報(地域の行政情報・タウン情報・交通情報・
観光情報等)に関する番組等、当該地域の住民の要望に応える放送が、1週間の放送時間(1
日につき午前8時から午後8時までの間に限る。
)の50%以上を占めていること。
イ 役員等
発起人及び役員(予定者を含む。
)については、できる限り放送を行おうとする地域内に住所
を有する者であること。
また、主たる出資者(予定者を含む。
)についても、できる限り放送を行おうとする地域に住
所を有する者(当該地域に事業活動の拠点(支社、支店等)を有する者を含む。)であること。
ウ 審議機関の委員
審議機関の委員は、できる限り放送区域内に住所を有する者であること。
- 64 -
(4) 地方自治体の意見照会について
ア 審査の参考とするため、当該放送の業務を行おうとする地域が、コミュニティ放送の特性が
十分発揮されることが見込まれる区域であり、公共の福祉の増進に寄与するものであるかどう
か等について、当該市町村長に意見を照会すること。
複数市町村に対して放送を行おうとする場合も、当該複数市町村に対して照会をすること。
なお、地形、地勢等の理由により、やむを得ず放送を行おうとする地域以外で放送区域にな
ってしまう市町村に対しては、照会の必要はない。
イ 当該放送の業務を行おうとする地域の周辺の市区町村を通じて新たなコミュニティ放送の業
務の計画の情報等について調査すること。
20 (略)
21 臨時災害放送を行う地上基幹放送の業務の認定等は、次の基準によるものとする。
(1) 認定等主体としては、被災地の地方公共団体等、災害対策放送を行うのに適した団体であるこ
と。
(2) 放送対象地域は、災害対策に必要な地域の範囲内であること。
(3) 放送番組は、被災地における被災者への支援及び救援活動等の円滑な実施を確保するために必
要な範囲内のものであること。
22~25 (略)
- 65 -
13 基幹放送の業務に係る特定役員及び支配関係の定義並びに表現の自由享有基準
(平成27年省令第26号)
第2条(定義)
この省令において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
一 取締役会設置会社 会社法(平成17年法律第86号)第2条第7号に規定する取締役会設置
会社をいう。
二 指名委員会等設置会社 会社法第2条第12号に規定する指名委員会等設置会社をいう。
三 業務執行取締役 会社法第2条第15号イに規定する業務執行取締役をいう。
四 持分会社 会社法第575条第1項に規定する持分会社をいう。
五 理事会設置一般社団法人 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成18年法律第4
8号)第16条第1項に規定する理事会設置一般社団法人をいう。
六 業務執行理事 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第261条第1項第3号に規定す
る業務執行理事をいう。
七 学校法人 私立学校法(昭和24年法律第270号)第3条に規定する学校法人をいう。
八 社会福祉法人 社会福祉法(昭和26年法律第45号)第22条に規定する社会福祉法人をい
う。
九 特定非営利活動法人 特定非営利活動促進法(平成10年法律第7号)第2条第2項に規定す
る特定非営利活動法人をいう。
十 宗教法人 宗教法人法(昭和26年法律第126号)第4条第2項に規定する宗教法人をいう。
十一 中小企業等協同組合 中小企業等協同組合法(昭和24年法律第181号)第3条に規定す
る中小企業等協同組合をいう。
十二 民法組合 民法(明治29年法律第89号)第667条第1項に規定する組合契約によって
成立する組合をいう。
十三 業務執行役員 定款に特別の定めがある場合その他これに準ずる特別の事情がある場合を除
き、次のイからルまでに掲げる法人又は団体の区分に応じ、当該イからルまでに定める者をいう。
イ 株式会社 次に定める者
(1) 株式会社(取締役会設置会社を除く。) 取締役
(2) 取締役会設置会社(指名委員会等設置会社を除く。) 業務執行取締役
(3) 指名委員会等設置会社 執行役
ロ 持分会社 社員
ハ 一般社団法人 次に定める者
(1) 一般社団法人(理事会設置一般社団法人を除く。) 理事
(2) 理事会設置一般社団法人 業務執行理事
ニ 一般財団法人 業務執行理事
ホ 学校法人 理事
ヘ 社会福祉法人 理事
ト 特定非営利活動法人 理事
チ 宗教法人 代表役員
リ 中小企業等協同組合 代表理事
ヌ 民法組合 組合員
ル その他の法人又は団体 イからヌまでに定める者に準ずる者
十四 業務執行決定役員 定款に特別の定めがある場合その他これに準ずる特別の事情がある場合
を除き、次のイからルまでに掲げる法人又は団体の区分に応じ、当該イからルまでに定める者を
いう。
イ 株式会社 取締役
ロ 持分会社 社員
ハ 一般社団法人 理事
- 66 -
二
ホ
ヘ
ト
チ
リ
ヌ
ル
一般財団法人 理事
学校法人 理事
社会福祉法人 理事
特定非営利活動法人 理事
宗教法人 責任役員
中小企業等協同 組合 理事
民法組合 組合員
その他の法人又は団体 イからヌまでに定める者に準ずる者
十五 一般社団法人等 一般社団法人、一般財団法人、学校法人、社会福祉法人、特定非営利活動
法人、宗教法人その他これらに準ずる法人又は団体をいう。
十六 申請者 基幹放送の業務を行うことについて法第93条第1項の認定の申請をする者又は電
波法(昭和25年法律第131号)の規定により特定地上基幹放送局の免許の申請をする者をい
う。
十七 申請者等 一の者(申請者又は申請者に対して支配関係を有する者をいう。)及び当該一の
者がある者に対して支配関係を有する場合におけるその者(当該一の者が申請者に対して支配関
係を有する者である場合にあっては、申請者がある者に対して支配関係を有する場合におけるそ
の者を含む。)から成る集団(申請者に対して支配関係を有する者及び申請者がある者に対して
支配関係を有する場合におけるその者がない場合にあっては、申請者)をいう。
十八 子会社 法第158条第1項に規定する子会社をいう。
十九 関係会社 法第158条第2項に規定する関係会社をいう。
二十 認定放送持株会社等 申請者等であって、申請者を関係会社とする認定放送持株会社を第1
7号に規定する一の者とするものをいう。
二十一 特定議決権保有関係 一の者及び当該一の者の子会社その他法第2条第32号イに規定す
る特別の関係にある者が地上基幹放送の業務を行う者の議決権の十分の一を超え三分の一以下
の議決権を有する場合における当該一の者と当該地上基幹放送の業務を行う者の関係をいう。
二十二 放送対象地域 法第91条第2項第2号に規定する放送対象地域をいう。
二十三 放送系 法第91条第2項第3号に規定する放送系をいう。
二十四~三十七 (略)
第3条(特定役員の定義)
法第2条第31号の総務省令で定める者は、業務執行役員及び業務執行決定役員とする。
2 (略)
第4条(特別の関係)
法第2条第32号イの総務省令で定める特別の関係は、次のいずれかに該当する関係とする。
一 一の者が有する法人又は団体(一般社団法人等を除く。以下この号において同じ。)の議決権
の数の当該法人又は団体の議決権の総数に占める割合が二分の一を超える場合における当該一の
者(以下この条において「支配株主等」という。)と当該法人又は団体(以下この条において「被
支配法人等」という。)との関係
二 一の法人又は団体の特定役員で他の法人又は団体(一般社団法人等に限る。以下この号におい
て同じ。
)の特定役員の地位を兼ねる者の数の当該他の法人又は団体の特定役員の総数に占める割
合が二分の一を超える場合における当該一の法人又は団体と当該他の法人又は団体との関係
2 被支配法人等が有する他の法人又は団体(一般社団法人等を除く。以下この項において同じ。
)の
議決権の数の当該他の法人又は団体の議決権の総数に占める割合が二分の一を超える場合には、当
該他の法人又は団体も、支配株主等の被支配法人等とみなして前項第1号の規定を適用する。
第5条(支配関係に該当する議決権の占める割合)
法第2条第32号イの総務省令で定める割合は、十分の一とする。
2 前項の規定にかかわらず、法第2条第32号イの一の者が地上基幹放送の業務に係る次のいずれ
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かに該当する者であり、かつ、同号イの法人又は団体が当該地上基幹放送の業務に係る放送対象
地域と重複しない放送対象地域において地上基幹放送の業務を行う者である場合における当該業
務に係る同号イの総務省令で定める割合は、三分の一とする。
一 申請者
二 一の者及び当該一の者の子会社その他法第2条第32号イに規定する特別の関係にある者が有
する申請者の議決権の数の当該申請者の議決権の総数に占める割合が十分の一を超える場合にお
ける当該一の者(認定放送持株会社を除く。
)
3 (略)
第6条(支配関係に該当する兼任役員の占める割合)
法第2条第32号ロの総務省令で定める割合は、五分の一とする。
第7条(法第2条第32号ハに定める場合)
法第2条第32号ハの総務省令で定める割合は、一の法人又は団体の代表権を有する特定役員又は
常勤の特定役員が他の法人又は団体の代表権を有する特定役員又は常勤の特定役員の地位を兼ねる場
合とする。
第8条(通則)
法第93条第1項第4号ただし書(法第162条第1項の規定により読み替えて適用する場合を含
む。
)の総務省令で定める場合は、申請者等(二以上の者が申請者に対して支配関係を有する場合にあ
っては、当該二以上の者ごとの申請者等)が次の各号のいずれにも適合する場合(当該申請者等が認
定放送持株会社等である場合にあっては、当該認定放送持株会社等が次の各号のいずれにも適合する
場合又は当該認定放送持株会社等に係る認定放送持株会社が次条各号のいずれにも適合する場合)と
する。ただし、基幹放送の普及及び健全な発達のため特に必要があると認める場合その他特別の事情
がある場合は、この限りではない。
一~二 (略)
三 特定議決権保有関係を支配関係に該当しないものとみなした場合に、申請者等がラジオ放送(コ
ミュニティ放送に限る。
)による地上基幹放送の業務に関し使用する放送系の数の合計が一を超え
る場合にあっては、それらの放送系に係る放送対象地域がいずれも特定の一の市区町村の区域を
その全部又は一部とするものであること。
四 申請者等にラジオ放送(コミュニティ放送を除く。
)による地上基幹放送の業務を行う者及びラ
ジオ放送(コミュニティ放送に限る。)による地上基幹放送の業務を行う者のいずれもが属する場
合にあっては、次のいずれにも該当すること。
イ 当該ラジオ放送(コミュニティ放送を除く。
)による地上基幹放送の業務に係る放送対象地域
と当該ラジオ放送(コミュニティ放送に限る。)による地上基幹放送の業務に係る放送対象地域
とが重複しないこと。
ロ 特定議決権保有関係を支配関係に該当しないものとみなした場合に、申請者等にラジオ放送
(コミュニティ放送を除く。)による地上基幹放送の業務を行う者又はラジオ放送(コミュニテ
ィ放送に限る。
)による地上基幹放送の業務を行う者のいずれかが属さないこと。
五 申請者等に係る第2条第17号に規定する一の者がテレビジョン放送による地上基幹放送の業
務を自ら行い、又はテレビジョン放送による地上基幹放送の業務を行う者に対して支配関係を有
し、かつ、当該一の者がそれらのテレビジョン放送による地上基幹放送の業務に係る放送対象地
域と重複する放送対象地域においてラジオ放送(全国放送を除く。以下この号において同じ。)に
よる地上基幹放送の業務を自ら行い、又はラジオ放送による地上基幹放送の業務を行う者に対し
て支配関係を有する場合にあっては、当該一の者が当該重複する地域において新聞社を自ら経営
し、又は新聞社を経営する者に対して支配関係を有するものでないこと。ただし、当該重複する
地域において、他に基幹放送事業者、新聞社、通信社その他のニュース又は情報の頒布を業とす
る事業者がある場合であって、当該一の者(当該一の者がある者に対して支配関係を有する場合
におけるその者を含む。
)がニュース又は情報の独占的頒布を行うこととなるおそれがないときは、
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この限りでない。
六~十 (略)
第9条(認定放送持株会社であって総務省令で定めるもの)
法第162条第1項の規定により読み替えて適用する法第93条第1項第4号ハの認定放送持株会
社であって総務省令で定めるものは、次の各号のいずれにも適合する認定放送持株会社とする。ただ
し、基幹放送の普及及び健全な発達のため特に必要があると認める場合その他特別の事情がある場合
は、この限りではない。
一 当該認定放送持株会社に係る認定放送持株会社等が前条各号(第1号ロ、第2号ロ、第3号、
第4号ロ及び第7号イを除く。)のいずれにも適合すること。この場合において、同条第2号イ中
「の数の合計(ロの放送系の数の合計に含まれるものを除く。
)にロの放送系の数の合計を加えた
数」とあるのは、
「の数の合計」とする。
二 当該認定放送持株会社に係る認定放送持株会社等が次のいずれにも該当すること。ただし、当
該認定放送持株会社等が前条第1号ロ、第2号ロ、第3号及び第4号ロのいずれにも適合する場
合は、この限りでない。
イ 特定議決権保有関係を支配関係に該当しないものとみなした場合に、次に掲げる数の合計が
十二を超えないこと。
(1)~(2) (略)
(3) 当該認定放送持株会社等がラジオ放送(コミュニティ放送に限る。
)による地上基幹放送
の業務に関し使用する放送系に係る放送対象地域の全部又は一部を含む市区町村の数
ロ 次のいずれにも該当すること。
(1) 当該認定放送持株会社の関係会社である地上基幹放送の業務を行う者が、二以上の放送系
に係る地上基幹放送の業務を自ら行うものでないこと。
(2) 当該認定放送持株会社の関係会社である地上基幹放送の業務を行う者が、当該地上基幹放
送の業務に係る放送対象地域と重複する放送対象地域において地上基幹放送の業務を行う
者に対して支配関係を有しないこと。
(3) 特定議決権保有関係を支配関係に該当しないものとみなした場合に、当該認定放送持株会
社の関係会社である地上基幹放送の業務を行う者が、他の地上基幹放送の業務を行う者に
対して支配関係を有しないこと。
三 (略)
四 基幹放送の業務を行う者(当該認定放送持株会社の子会社を除く。
)の特定役員で当該認定放送
持株会社の特定役員の地位を兼ねる者の数の当該認定放送持株会社の特定役員の総数に占める割
合が五分の一を超えないこと。
五 基幹放送の業務を行う者(当該認定放送持株会社の子会社を除く。
)の代表権を有する特定役員
又は常勤の特定役員が当該認定放送持株会社の代表権を有する特定役員又は常勤の特定役員の地
位を兼ねないこと。
第12条(特定隣接地域等に係る特例)
申請者等が次の各号のいずれにも適合する場合は、当該申請者等に対する第8条の規定の適用につ
いては、当該申請者等は同条第1号の規定に適合するものとみなす。
一 申請者等がテレビジョン放送による地上基幹放送の業務に関し使用する放送系の数の合計が一
を超え、かつ、当該放送系に係る放送対象地域が重複しないこと。
二 特定議決権保有関係を支配関係に該当しないものとみなした場合に、申請者等がテレビジョン
放送による地上基幹放送の業務に関し使用する放送系に係る放送対象地域の全部が次号の特定隣
接地域に含まれること。
三 特定議決権保有関係を法第2条第32号イの関係に該当するものとみなし、かつ、同号ロ及び
ハに規定する関係を支配関係に該当しないものとみなした場合に、申請者等がテレビジョン放送
による地上基幹放送の業務に関し使用する放送系に係る放送対象地域の集合が、一の特定隣接地
域を構成すること。
2 認定放送持株会社等が前項各号の規定に適合する場合は、当該認定放送持株会社等に対する第9
- 69 -
条第2号ロの規定の適用については、同号ロ(1)から(3)までの規定中「こと」とあるのは、
「こと。
ただし、当該地上基幹放送の業務がいずれもテレビジョン放送による地上基幹放送の業務である場合
は、この限りでない」とする。
3 第1項の特定隣接地域とは、二以上の放送対象地域(全国放送、広域放送及び外国語放送に係る
ものを除く。)のうちの特定の一の放送対象地域に当該二以上の放送対象地域のうちの他の全ての放
送対象地域が隣接する位置関係にある場合(当該位置関係と同程度に地域的関連性が密接であるもの
として総務大臣が告示する地域に該当する場合を含む。)における当該二以上の放送対象地域の集合
をいう。
4 (略)
5 申請者等が次の各号のいずれにも適合する場合は、当該申請者等に対する第8条の規定の適用に
ついては、当該申請者等は同条第3号の規定に適合するものとみなす。
一 申請者等がラジオ放送(コミュニティ放送に限る。以下この項において同じ。
)による地上基幹
放送の業務に関し使用する放送系の数の合計が一を超え、かつ、次のいずれにも該当すること。
イ 当該ラジオ放送による地上基幹放送の業務に係る放送対象地域が重複しないこと。
ロ 特定議決権保有関係を支配関係に該当しないものとみなした場合に、申請者等が一の都道府
県においてラジオ放送による地上基幹放送の業務に関し使用する放送系の数の合計が、いずれの
都道府県においても一を超えないこと。
二 特定議決権保有関係を支配関係に該当しないものとみなした場合に、申請者等がラジオ放送に
よる地上基幹放送の業務に関し使用する放送系に係る放送対象地域が属する都道府県が全て次号
の特定隣接都道府県に含まれること。
三 特定議決権保有関係を法第2条第32号イの関係に該当するものとみなし、かつ、同号ロ及び
ハに規定する関係を支配関係に該当しないものとみなした場合に、申請者等がラジオ放送による
地上基幹放送の業務に関し使用する放送系に係る放送対象地域が属する都道府県の集合が、一の
特定隣接都道府県を構成すること。
6 認定放送持株会社等が前項各号の規定に適合する場合は、当該認定放送持株会社等に対する第9
条第2号ロの規定の適用については、同号ロ(1)から(3)までの規定中「こと」とあるのは、
「こと。
ただし、当該地上基幹放送の業務がいずれもラジオ放送(コミュニティ放送に限る。
)による地上基
幹放送の業務である場合は、この限りでない」とする。
7 第5項の特定隣接都道府県とは、二以上の都道府県のうちの特定の一の都道府県に当該二以上の
都道府県のうちの他の全ての都道府県が隣接する位置関係にある場合(第3項に規定する総務大臣が
告示する地域に該当する場合を含む。
)における当該二以上の都道府県の集合をいう。
第13条(第9条第2号ロの規定の適用に係る特例)
1、2 (略)
3 認定放送持株会社等が第8条第3号の規定に適合する場合は、当該認定放送持株会社等に対する
第9条第2号ロの規定の適用については、同号ロ(1)から(3)までの規定中「こと」とあるのは、
「こ
と。ただし、当該地上基幹放送の業務がいずれもラジオ放送(コミュニティ放送に限る。
)による地
上基幹放送の業務である場合は、この限りでない」とする。
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行政手続法(平成5年法律第88号)
第5条(審査基準)
1 行政庁は、審査基準を定めるものとする。
2 行政庁は、審査基準を定めるに当たっては、許認可等の性質に照らしてできる限り具体的なもの
としなければならない。
3 行政庁は、行政上特別の支障があるときを除き、法令により申請の提出先とされている機関の事
務所における備付けその他の適当な方法により審査基準を公にしておかなければならない。
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