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平成17年度から平成27年度プレスリリース

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平成17年度から平成27年度プレスリリース
平成 17 年度(2005 年度)障害学生の修学支援に関する実態調査
平成 18 年 1 月 18 日
全国の大学・短大・高専に 5,444 人の障害学生が在籍、在籍率は全学生数の 0.16%
国の行政機関で JASSO が初めて日本の大学等における障害学生数を調査
~「大学、短期大学、高等専門学校における障害学生の修学支援に関する実態調査」報告~
独立行政法人日本学生支援機構/JASSO(理事長:北原保雄、以下「JASSO」)は、平成 17 年
5 月に全国の大学、短期大学、高等専門学校(以下「大学等」)の計 1,115 校を対象に、障害学
生の修学支援に関する実態についてアンケート調査を実施しました。調査の回収率は 90.5%で
した。
本調査は、全国の大学等における障害学生数を国の行政機関で初めて*1明らかにし、障害
学生に対する支援体制等を詳しくとらえているのが特徴です。大学等における障害学生の修学
支援の実態を全国規模で実施した本格的な調査となっております。
今回確認できた主な障害学生の修学支援の実態は以下の通りです。
■大学等における障害学生数*2



大学等における障害学生の在籍数は 5,444 人で、学校基本調査(文部科学省)における
全学生数に対する在籍率は0.16%*3。
障害学生が在籍する学校数は 592 校で回答校全体の 59.1%、在籍していないと回答し
た学校数は 409 校で回答校全体の 40.9%。
障害学生のうち、大学等に支援の申し出があり、それに対して大学等が何らかの支援
を行っている(予定を含む)障害学生の数は 2,029 人で、障害学生総数に占める割合は
37.3%。
■大学等における障害学生の修学支援に関する体制等



障害学生の修学支援に関する委員会やセンターなどの専門の組織を設置していると回
答した大学等は 114 校、回答校全体の 11.4%。
障害学生の修学支援にかかわるコーディネート業務*4を専門に行っているスタッフを配
置していると回答した学校数は 33 校、回答校全体の 3.3%。
授業保障*5を行っていると回答した大学等は 206 校で、回答校全体の 20.6%。障害学
生支援にかかわる教員に対する研修などのFD*6活動への展開を図っている大学等は
31 校で、回答校全体の 3.1%。
上記の通り、障害学生の在籍率は 0.16%で、約 4 割の大学等では障害学生は在籍していま
せん。また、障害学生の修学支援に関する体制では、専門の組織の設置率、専門のスタッフの
配置率、授業保障・FD活動の実施率などで 3 割を下回っております。今後、障害学生の在籍状
況等に応じて、大学等での障害学生の修学支援体制の更なる整備が必要といえるでしょう。
JASSOは、平成 16 年度より障害学生の修学支援事業をスタートし、本調査をはじめとした大
学等における障害学生の修学支援事業に取り組んでいます。平成 17 年 8 月には「大学等にお
ける障害学生の修学支援の在り方」報告書を公表、本報告書では「必要となる事業」及び「中
長期的に必要となる事業」として4つの事業(大学等間ネットワークの構築、障害学生受け入れ
の促進、支援学生のスキルアップ、大学等における修学支援体制等の構築)を提示しました。
JASSOはこれらの事業を通じて、障害学生受け入れの促進、教育の機会均等、高等教育のユ
ニバーサル・アクセスの実現を目指します。
*1 平成 18 年 1 月 18 日現在、日本学生支援機構調べ。 「国の行政機関」とは、全省庁、独立
行政法人のことを指す。
*2 平成 17 年 5 月 1 日現在の在籍数
*3 「学校基本調査(平成 17 年度速報)」(文部科学省)における数値を用いて算出した参考値。
詳細は報告書pg10、12 参照。
*4 コーディネート業務:障害学生と支援する学生などとのマッチング、障害学生からの相談対
応など
*5 授業保障:ノートテイク(要約筆記)、手話通訳、音訳、点訳、など
*6 FD:Faculty Development の略
【本件に関するお問い合わせ先】
独立行政法人 日本学生支援機構 学生生活部 特別支援課 吉田
○電話:045-924-0362 ○FAX:045-924-0376
○メール:tokubetsushien「@」jasso.go.jp (メールを送る際は、@前後の「」をとってご利用くださ
い。)
⇒本調査の報告書は下記からダウンロードできます。
大学等における障害学生の修学支援に関する実態調査報告書(PDF:567KB)
「大学等における障害学生の修学支援に関する実態調査」報告書 ダイジェスト
1.「大学、短期大学、高等専門学校における障害学生の修学支援に関する実態調査」調査概
要
対象
大学、短期大学、高等専門学校 全 1,115 校。
回答校数
1,009 校(回収率:90.5%)
調査方法
郵送配布・回収による悉皆調査(一部 FAX・電子メールにて回収)
調査期日
平成 17 年 5 月 1 日現在
2.調査結果概要
(1) 障害学生の在籍数
[詳細は調査報告書 pg12, 13 参照]


大学等における障害学生の在籍数は 5,444 人で、学校基本調査(文部科学省)における
全学生数に対する在籍率は 0.16%【参考値】。*1
障害別の内訳をみると、「視覚障害」が 510 人(障害学生総数の 9.4%)、聴覚・言語障害
が 1,158 人(同 21.3%)、肢体不自由が 1,700 人(同 31.2%)、そのほか病弱・虚弱が
1,327 人(同 24.4%)。
*1 「学校基本調査(平成 17 年度速報)」(文部科学省)における数値を用いて算出した参考値。
詳細は報告書pg10、12 参照。
(2) 障害学生が在籍する学校数
[詳細は調査報告書 pg14 参照]

障害学生が在籍する学校数は 592 校で、回答校全体の 59.1%。障害学生が在籍してい
ないと回答した学校数は 409 校で、回答校全体の 40.9%。
(3)支援の申し出があり、大学等が何らかの支援を行っている障害学生数
[詳細は調査報告書 pg16、17 参照]


障害学生のうち、大学等に支援の申し出があり、それに対して大学等が何らかの支援
を行っている(予定を含む)障害学生の数は 2,029 人で、障害学生総数に占める割合は
37.3%
同割合を障害種別にみると、視覚障害:63.9%、聴覚・言語障害:57.7%、肢体不自由:
35.6%、病弱・虚弱:14.6%。
(4)専門の組織を設置している学校数
[詳細は調査報告書 pg19 参照]


障害学生の修学支援に関する委員会やセンターなどの専門の組織を設置していると回
答した大学等は 114 校で、回答校全体の 11.4%(検討中 1 校を含む。)
障害学生在籍数の階層別にみると在籍数が多い学校ほど専門の組織を設置している
比率(設置率=設置校数÷回答数)が高くなっており、6 人以上在籍している学校は設
置率が 20%を超えている。ただし、21 人以上在籍している学校においても設置率は
30%に達していない。
(5)専門のスタッフを配置している学校数
[詳細は調査報告書 pg20 参照]


障害学生の修学支援にかかわるコーディネイト業務を専門に行っているスタッフを配置
していると回答した学校の数は 33 校(回答校全体の 3.3%)で、そのうちの 22 校(配置校
全体の 66.7%)に 6 人以上の障害学生が在籍している。
障害学生在籍数の階層別にみると、在籍数が多い学校ほど専門のスタッフを配置して
いる比率(配置率=配置校数÷回答校数)も概ね高くなっている。ただし、21 人以上の
学校でも配置率は 1 割を超える程度である。
(6)進学率【参考値】
大学・短期大学の 1~2 年及び高等専門学校の 4~5 年に在籍する障害学生数(身体障害)と、
該当年齢(18~19 歳)の身体障害者全国推計数から、身体障害者の大まかな大学等進学率を
算出すると、おおよそ 17%~20%と推定される。
1)大学・短期大学の 1~2 年及び高等専門学校の 4~5 年に在籍する障害学生数(「その他」を
除く):2,219 人
2)1)から「病弱・虚弱」を除いた障害学生数:1,547 人
3)18 歳~19 歳の身体障害者全国推計数(平成 13 年):11 千人
4)3)から「内部障害」を除いた身体障害者数(平成 13 年):9 千人
■身体障害学生全体
1) ÷ 3) = 2,219 ÷ 11,000 = 20.2%
■「病弱・虚弱」又は「内部障害」を除く
2) ÷ 4) = 1,547 ÷ 9,000 = 17.2%
注)1)2)は本調査結果に基づく数値。3)4)は「平成 13 年身体障害児・者実態調査」(厚生労
働省)の数値を基に算出。
※この他、本調査では授業保障の実施状況や施設・設備の整備状況など、障害学生の修学支
援に関する実態を幅広く調査しております。詳細は報告書(PDF:567KB)でご覧いただけます。
以上
JASSO PRESS
平成 19 年(2007 年)5 月 22 日
報道関係者各位
JASSO日本学生支援機構
平成 18 年度(2006 年度)大学・短期大学・高等専門学校における
障害学生の修学支援に関する実態調査結果について
独立行政法人日本学生支援機構では、全国の大学・短期大学・高等専門学校を対象に障害学生の修
学支援に関する実態調査を実施しました。本調査は昨年度に引き続き2回目であり、結果の概要は次の通り
です。
記
1.
調査概要及び回収状況
(1)
目的:今後の障害学生の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学・短期大学・高等
専門学校(以下「学校」という。)における障害学生の状況及びその支援状況について把握
し、障害学生の修学支援の充実に資する。
(2)
対象:大学(大学院及び大学院大学を含む。以下同じ。)短期大学(部)(大学内に短期大学部を
有している場合を含む。以下同じ)、高等専門学校(専攻科を含む。以下同じ。)
(3)
調査方法:郵送による悉皆調査
(4)
調査期日:平成 18 年 5 月 1 日現在
(5)
回収状況:回答校数 1,167 校(回収率 93.8%)
2.
調査結果概要
(1)
障害学生数:4,937 人(全学生数に対する割合は 0.16%)
障害学生が 0 人の学校数:497 校(回答校全体の 42.6%)
障害学生が 1 人以上在籍する学校数:670 校(回答校全体の 57.4%)
障害学生数(障害種別)
障害学生在籍数別学校数
その他
視覚
379 人 510 人
(10.3%)
(7.7%)
発達障害
127 人
(2.6%)
病弱・虚弱
877 人
(17.8%)
重複
93 人
(1.9%)
聴覚・言語
1,200 人
(24.3%)
肢体不自由
1,751 人
(35.5%)
障害学生数 4,937 人
障害学生が
障害学生が
1 人以上在籍
0 人の学校数
する学校数
670 校
497 校
(42.6%)
(57.4%)
回答校数 1,167 校
JASSO PRESS
(2)
支援障害学生*1数:2,256 人(全学生数に対する割合は 0.07%)
支援障害学生が 0 人の学校数:699 校(回答校全体の 59.9%)
支援障害学生が 1 人以上在籍する学校数:468 校(回答校全体の 40.1%)
支援障害学生数(障害種別)
支援障害学生在籍数別学校数
その他
発達障害
46 人(2.0%) 87 人(3.9%)
病弱・虚弱
視覚
199 人(8.8%)
367 人
(16.3%)
重複
36 人
(1.6%)
肢体不自由
722 人
(32.0%)
支援障害学生が
支援障害学生が
1 人以上在籍
0 人の学校数
する学校数
699 校
468 校
聴覚・言語
799 人
(35.4%)
(40.1%)
支援障害学生数 2,256 人
(3)
(59.9%)
回答校数 1,167 校
障害学生の修学支援に関する実施校数状況
ア.
授 業 保 障 * 2:397 校(回答校全体の 34.0%)
イ.
研 修 ・啓 発 活 動 : 4 3 5 校 ( 回 答 校 全 体 の 3 7 .3 %)
ウ.
委 員 会 等 設 置:88 校 ( 回 答 校 全 体 の 7 .5 %)
エ . 部署・機関設置:28 校 (回 答 校 全 体 の 2 .4 %)
オ. コーディネイト業務*3 を専門に行っているスタッフ配置:40 校(回答校全体の 3.4%)
ア.授業保障 397 (34.0%)
イ.研修・啓発活動
435
(37.3%)
88 (7.5%)
ウ.委員会等設置
28 (2.4%)
エ.部署・機関設置
40 (3.4%)
オ.コーディネーター配置
(校)
0
100
200
300
400
*1
500
支援障害学生:学校に支援の申し出があり、それに対して学校が何らかの支援を行っている(予定を含む。)障害学生。
授業保障:ノートテイク、手話通訳、点訳など。
*3
コーディネイト業務:障害学生からの相談対応、障害学生と支援スタッフとの連絡調整など。
*2
独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)
学生生活部 特別支援課/谷川、小越、石川
電 話:045-924-0362 FAX:045-924-0376
JASSO PRESS
平成 20 年(2008 年)6 月 20 日
報道関係者各位
「平成 19 年度(2007 年度)大学・短期大学・高等専門学校における
障害学生の修学支援に関する実態調査」結果の概要について
独立行政法人日本学生支援機構では、全国の大学、短期大学及び高等専門学校を対象に障害学生
の修学支援に関する実態調査を実施しました。本調査は 3 回目であり、調査結果の概要は次の通りです。
記
1.調査概要及び回収状況
(1)目的:今後の障害学生の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学・短期大学・高等専門
学校(以下「学校」という。)における障害学生の状況及びその支援状況について把握し、障害
学生の修学支援の充実に資する。
(2)対象:大学(大学院、大学院大学及び専攻科を含む。以下同じ。)、短期大学(部)(大学内に短期大
学部を有している場合を含む。専攻科を含む。以下同じ。)及び高等専門学校(専攻科を含む。
以下同じ。)
(3)調査方法:郵送による悉皆調査
(4)調査期日:平成 19 年 5 月 1 日現在
(5)回収状況:回答校数 1,230 校(前年度 1,167 校)(回収率 100.0%(同 93.8%))
2.調査結果概要
(1)障害学生数等
障害学生数:5,404 人(前年度 4,937 人)(全学生数に対する割合は 0.17%(同 0.16%))
障害学生が 0 人の学校数:520 校(同 497 校)(回答校全体の 42.3%(同 42.6%))
障害学生が 1 人以上在籍する学校数:710 校(同 670 校)(回答校全体の 57.7%(同 57.4%))
障害学生数(障害種別)
発達障害
178 人
(3.3%)
障害学生在籍数別学校数
その他
視覚
444 人 577 人
(10.7%)
(8.2%)
病弱・虚弱
703 人
聴覚・言語
(13.0%)
1,355 人
重複
(25.1%)
79 人
肢体不自由
(1.5%)
2,068 人
(38.3%)
障害学生数 5,404 人
障害学生が
障害学生が
1 人以上在籍
0 人の学校数
する学校数
710 校
520 校
(42.3%)
(57.7%)
回答校数 1,230 校
(2)支援障害学生*1数等
支援障害学生数:2,972 人(前年度 2,256 人)(全学生数に対する割合は 0.09%(同 0.07%))
支援障害学生が 0 人の学校数:711 校(同 699 校)(回答校全体の 57.8%(同 59.9%))
支援障害学生が 1 人以上在籍する学校数:519 校(468 校)(回答校全体の 42.2%(同 40.1%))
支援障害学生数(障害種別)
発達障害
91 人(3.1%)
その他
154 人(5.2%)
病弱・虚弱
206 人(6.9%)
重複
58 人
(2.0%)
支援障害学生在籍数別学校数
視覚
452 人
(15.2%)
肢体不自由
1,088 人
(36.6%)
支援障害学生が
1 人以上在籍
支援障害学生が
する学校数
0 人の学校数
711 校
519 校
聴覚・言語
923 人
(31.1%)
(42.2%)
(57.8%)
回答校数 1,230 校
支援障害学生数 2,972 人
(3)障害学生の修学支援に関する実施校数状況
※授業保障*2 については支援障害学生在籍校数に対する割合、その他の項目は回答校数に対する割合。
485 (93.4%)
373 (79.7%)
ア.授業保障
559(45.4%)
イ.研修・啓発活動
435 (37.3%)
129 (10.5%)
88(7.5%)
ウ.委員会等設置
44 (3.6%)
28 (2.4%)
エ.部署・機関設置
平成19年度
173 (14.1%)
オ.支援担当者配置
平成18年度
97 (7.9%)
カ.規程等整備
0
100
200
300
400
500
600
(校)
700
(4)障害学生の卒業後の進路
平成 18 年度最高年次障害学生数:1,217 人
平成 18 年度卒業の障害学生数:1,005 人
進学者・就職者等*3 数:679 人
1,400
1,217
平成18年度最高年次障害学生数
1,200
1,005
(
800
679
)
人
平成18年度卒業の障害学生数
928
1,000
765
600
進学・就職者等数
509
400
273 224
200
154
16
16
16
0
全体
大学
短期大学(部)
高等専門学校
*1
支援障害学生:学校に支援の申し出があり、それに対して学校が何らかの支援を行っている(予定を含む。)障害学生。
*2
授業保障:ノートテイク、手話通訳、点訳など。
*3
進学者・就職者等:大学院、大学学部、短期大学本科、専攻科、臨床研修医、専修学校・教育訓練校へ進学等した者
及び就職者
独立行政法人
TEL:03-5520-6173
日本学生支援機構(JASSO)
学生生活部
特別支援課
FAX:03-5520-6051 E-MAIL:[email protected]
/谷川、石川
URL:http//www.jasso.go.jp/
JASSO PRESS
平成 21 年(2009 年)9 月 25 日
報道関係者各位
「平成 20 年度(2008 年度)大学、短期大学及び高等専門学校における
障害のある学生の修学支援に関する実態調査」結果の概要について
独立行政法人日本学生支援機構では、全国の大学、短期大学及び高等専門学校を対象に障害のある学生(以下、「障
害学生」という。)の修学支援に関する実態調査を実施しました。本調査は4回目であり、調査結果の概要は次の通りです。
記
1.調査概要及び回収状況
(1)目的:今後の障害学生の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学、短期大学及び高等専門学校(以下「学
校」という)における障害学生の状況及びその支援状況について把握し、障害学生の修学支援の充実に資する。
(2)対象:大学(大学院、大学院大学及び専攻科を含む。以下同じ。)、短期大学(部)(大学内に短期大学部を有している場
合を含む。専攻科を含む。以下同じ。)及び高等専門学校(専攻科を含む。以下同じ。)
(3)調査方法:郵送による悉皆調査
(4)調査期日:平成 20 年 5 月 1 日現在
(5)回収状況:回答校数 1,218 校(前年度 1,230 校)(回収率 100.0%(同 100.0%))
2.調査結果概要
(1)障害学生数等
障害学生数:6,235 人(前年度 5,404 人)(全学生数に対する割合は 0.20%(同 0.17%))
障害学生が 0 人の学校数:499 校(同 520 校)(回答校全体の 41.0%(同 42.3%))
障害学生が 1 人以上在籍する学校数:719 校(同 710 校)(回答校全体の 59.0%(同 57.7%))
障害学生在籍校数(障害学生数別)
障害学生数(障害種別)
その他 422 人(6.8%)
発達障害
(診断書有)
299 人
(4.8%)
病弱・虚弱
1,063 人
(17.0%)
視覚
646 人
(10.4%)
聴覚・言語
1,435 人
(23.0%)
障害学生が
1 人以上
在籍する学校数
719 校
(59.0%)
肢体不自由
2,231 人
(35.8%)
重複
139 人
(2.2%)
障害学生が
0 人の学校数
499 校
(41.0%)
回答校数 1,218 校
障害学生数 6,235 人
(2)大学(大学院含む)に在籍している障害学生数(学科(専攻)別)
保健(医・歯学)49 人(0.8%)
家政 70 人(1.2%)
農学 80 人(1.4%)
その他
514 人
(8.9%)
社会科学
2,124 人
(36.6%)
芸術 162 人(2.8%)
理学 170 人(2.9%)
保健(医・歯学を除く)284 人(4.9%)
教育 328 人(5.7%)
工学 677 人(11.7%)
人文科学
1,339 人
(23.1%)
大学(大学院含む)に在籍する障害学生数 5,797 人
(3)支援障害学生(学校に支援の申し出があり、それに対して学校が何らかの支援を行っている(予定を含む。)障害学生)数等
支援障害学生数:3,440 人(前年度 2,972 人)(全学生数に対する割合は 0.11%(同 0.09%))
支援障害学生が 0 人の学校数:651 校(同 711 校)(回答校全体の 53.4%(同 57.8%))
支援障害学生が 1 人以上在籍する学校数:567 校(同 519 校)(回答校全体の 46.6%(同 42.2%))
支援障害学生在籍校数(支援障害学生数別)
支援障害学生数(障害種別)
その他 152 人(4.4%)
発達障害(診断書有)
228 人(6.6%)
視覚
460 人
(13.4%)
病弱・虚弱
406 人
(17.0%)
重複
76 人
(2.2%)
肢体不自由
1,216 人
(35.3%)
支援障害学生
が 1 人以上在籍 支援障害学生
が 0 人の学校数
する学校数
567 校(46.6%) 651 校(53.4%)
聴覚・言語
902 人
(26.2%)
回答校数 1,218 校
支援障害学生数 3,440 人
(4)障害学生の卒業後の進路
平成 19 年度最高年次障害学生数:1,404 人(前年度 1,217 人)
平成 19 年度卒業の障害学生数:1,070 人(同 1,005 人)
進学者・就職者等(大学院、大学学部、短期大学本科、専攻科、別科、臨床研修医、専修学校・外国の学校・教育訓
練校へ進学等した者及び就職者)数:778 人(同 679 人)
(人)1,600
1,404
1,400
ア.平成19年度最高年次障害学生数
1,151
1,200
ア
1,070
イ.平成19年度卒業の障害学生数
1,000
イ
800
600
ア
778
845
イ
ウ
ウ.進学・就職者等数
602
ウ
400
200
240
213
ア
イ
0
全体
大学
165
ア
イ ウ
ウ
13
12
短期大学(部)
11
高等専門学校
【参考】障害学生数・支援障害学生数(平成 17 年度~平成 20 年度)
障害学生数
(人)
区分
支援障害学生数
(人)
障害学生
在籍率
平成 17 年度
5,444
2,029
0.16%
平成 18 年度
4,937
2,256
0.16%
平成 19 年度
5,404
2,972
0.17%
平成 20 年度
6,235
3,440
0.20%
※年度により障害の定義が異なる
※詳細はホームページを参照
独立行政法人
TEL:03-5520-6173
日本学生支援機構(JASSO)
学生生活部
特別支援課
/荒木、石川
FAX:03-5520-6051 E-MAIL:[email protected] URL:http//www.jasso.go.jp/
JASSO PRESS
平成 22 年(2010 年)10 月 18 日
報道関係者各位
「平成 21 年度(2009 年度)大学、短期大学及び高等専門学校における
障害のある学生の修学支援に関する実態調査」結果の概要について
独立行政法人日本学生支援機構では、全国の大学、短期大学及び高等専門学校を対象に障害のある学生(以下、
「障害学生」という。)の修学支援に関する実態調査を実施しました。今回の調査では、障害学生数は 7,103 人(全学生
数に対する割合 0.22%)で前回調査より 868 人増加。在籍学校数も前回調査より 23 校増え全部で 742 校となり、全学校
数 1,224 校の 60.6%となっています。 また、卒業者数は 990 人で、そのうち進学者は 130 人、就職者は 529 人となっ
ています。(グラフ参照)
※障害学生・・・・身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳及び療育手帳を有している学生又は健康診断等において
障害があることが明らかになった学生。
調査目的及び回収状況
(1)目
的:障害学生の今後の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学、短期大学及び高等専門学校における障
害学生の状況及びその支援状況について把握し、障害学生の修学支援の充実に資する。
(2)対
象:大学(大学院、大学院大学及び専攻科を含む。)、短期大学(部)(大学内に短期大学部を有している場合を含む。
専攻科を含む。)及び高等専門学校(専攻科を含む。)
(3)調査方法:郵送による悉皆調査
(4)調査期日:平成 21 年 5 月 1 日現在
(5)回収状況:回答校数 1,224 校(前年度 1,218 校)(回収率 100.0%(同 100.0%))
その他
721 人
10.2%
発達障害(診断書有)569 人 8.0%
重複 157 人 2.2%
視覚障害
645 人
9.1%
11~20 人 80 校 6.5%
21 人以上 63 校 5.1%
6~10 人
124 校
10.1%
2~5 人
319 校
26.1%
障害学生
在籍学校数
742 校
0人
482 校
39.4%
病弱・
虚弱
1,319 人
18.6%
障害学生数
(障害種別)
7,103 人
聴覚・
言語障害
1,487 人
20.9%
肢体不自由
2,205 人 31.0%
その他 175 人
17.7%
死亡・
不詳の者
68 人 6.9%
平成 20 年度
卒業障害学生
990 人
進路状況
一時的な職に就いた者 37 人 3.7%
医療・福祉施設入所等 7 人 0.7%
1人
156 校
12.7%
進学者
130 人
13.1%
専修学校・教育訓練機関等 41 人 4.1%
臨床研修医 3 人 0.3%
独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)
学生生活部 特別支援課/荒木、千葉
TEL: 03-5520-6173 FAX: 03-5520-6051
E-mail: [email protected] URL: http://www.jasso.go.jp/
就職者 529 人
53.4%
JASSO PRESS
平成 23 年(2011 年)3 月 31 日
報道関係者各位
「平成 22 年度(2010 年度)大学、短期大学及び高等専門学校における
障害のある学生の修学支援に関する実態調査」結果の概要について
独立行政法人日本学生支援機構では、全国の大学、短期大学及び高等専門学校を対象に障害のある学生(以下、
「障害学生」という。)の修学支援に関する実態調査を実施しました。今回の調査では、障害学生数は 8,810 人(全学生
数に対する割合 0.27%)で前回調査より 1,707 人増加しました。在籍学校数も前回調査より 43 校増えて全部で 785 校
となり、全学校数 1,220 校の 64.3%となっています。また、卒業者数は 1,180 人で、そのうち進学者は 235 人、就職者
は 548 人となっています。(グラフ参照)
※障害学生・・・・身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳及び療育手帳を有している学生又は健康診断等にお
いて障害があることが明らかになった学生。
調査概要及び回収状況
(1)目
的:障害学生の今後の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学、短期大学及び高等専門学校における障
害学生の状況及びその支援状況について把握し、障害学生の修学支援の充実に資する。
(2)対
象:大学(大学院、大学院大学及び専攻科を含む。)、短期大学(部)(大学内に短期大学部を有している場合を含む。
専攻科を含む。)及び高等専門学校(専攻科を含む。)
(3)調査方法:悉皆調査。
各学校が日本学生支援機構のホームページより調査票をダウンロード。回答を記入後、メール添付にて提出。
(4)調査期日:平成 22 年 5 月 1 日現在
(5)回収状況:回答校数 1,220 校(前年度 1,224 校)(回収率 100.0%(同 100.0%))
視覚障害
発達障害(診断書有) 1,064人 12.1%
その他
重複 165人 1.9%
1,403人
669人
7.6%
15.9%
11~20人 100校 8.2%
聴覚・
言語障害
1,537人
17.4%
障害学生数
(障害種別)
8,810 人
21人以上 91校 7.5%
0人
435校
11.6%
肢体不自由
虚弱
2,353人
26.7%
18.4%
その他
235人
224人
19.9%
19.0%
35.7%
6~10人
142校
進学者
病弱・
1,619人
死亡・不詳の者 74人 6.3%
障害学生
在籍学校数
785校
2~5人
304校
24.9%
一時的な職に就いた者 39人 3.3%
平成21年度
卒業障害学生
1,180人
進路状況
社会福祉施設・医療機関入所者 14人 1.2%
1人
就職者 548人
148校
専修学校・外国の学校・教育訓練機関等 41人 3.5%
12.1%
臨床研修医 5人 0.4%
独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)
学生生活部 特別支援課/荒木、千葉
TEL: 03-5520-6176 FAX: 03-5520-6051
E-mail: [email protected] URL: http://www.jasso.go.jp/
46.4%
JASSO PRESS
平成 24 年(2012 年)2 月 14 日
報道関係者各位
「平成 23 年度(2011 年度)大学、短期大学及び高等専門学校における
障害のある学生の修学支援に関する実態調査」結果の概要について
独立行政法人日本学生支援機構では、全国の大学、短期大学及び高等専門学校を対象に障害のある学生(以下、
「障害学生」という。)の修学支援に関する実態調査を実施しました。今回の調査では、障害学生数は 10,236 人(全学
生数に対する割合 0.32%)で前回調査より 1,426 人増加しました。在籍学校数も前回調査より 22 校増えて全部で 807
校となり、全学校数 1,206 校の 66.9%となっています。また、卒業者数は 1,439 人で、そのうち進学者は 214 人、就職
者は 677 人となっています。(グラフ参照)
※障害学生・・・・身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳及び療育手帳を有している学生又は健康診断等にお
いて障害があることが明らかになった学生。
調査概要及び回収状況
(1)目
的:障害学生の今後の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学、短期大学及び高等専門学校における障
害学生の状況及びその支援状況について把握し、障害学生の修学支援の充実に資する。
(2)対
象:大学(大学院、大学院大学及び専攻科を含む。)、短期大学(部)(大学内に短期大学部を有している場合を含む。
専攻科を含む。)及び高等専門学校(専攻科を含む。)
(3)調査方法:悉皆調査。
各学校が日本学生支援機構のホームページより調査票をダウンロード。回答を記入後、メール添付にて提出。
(4)調査期日:平成 23 年 5 月 1 日現在
(5)回収状況:回答校数 1,206 校(前年度 1,220 校)(回収率 100.0%(同 100.0%))
独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)
学生生活部 特別支援課/田中、千葉
TEL: 03-5520-6176 FAX: 03-5520-6051
E-mail: [email protected] URL: http://www.jasso.go.jp/
JASSO PRESS
平成 25 年(2013 年)3 月 15 日
報道関係者各位
「平成 24 年度(2012 年度)大学、短期大学及び高等専門学校における
障害のある学生の修学支援に関する実態調査」結果の概要について
独立行政法人日本学生支援機構では、全国の大学、短期大学及び高等専門学校を対象に障害のある学生(以下、
「障害学生」という。)の修学支援に関する実態調査を実施しました。今回の調査では、障害学生数は 11,768 人(全学
生数に対する割合 0.37%)で前回調査より 1,532 人増加しました。在籍学校数は前回調査より 14 校減って 793 校とな
り、回答校数1,197 校の 66.2%となっています。また、卒業者数は 1,660 人で、そのうち進学者は 179 人、就職者は 831
人となっています。(グラフ参照)
※障害学生・・・・身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳及び療育手帳を有している学生又は健康診断等にお
いて障害があることが明らかになった学生。
調査概要及び回収状況
(1)目
的:障害学生の今後の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学、短期大学及び高等専門学校における障
害学生の状況及びその支援状況について把握し、障害学生の修学支援の充実に資する。
(2)対
象:大学(大学院、大学院大学及び専攻科を含む。)、短期大学(部)(大学内に短期大学部を有している場合を含む。
専攻科を含む。)及び高等専門学校(専攻科を含む。)
(3)調査方法:悉皆調査
各学校が日本学生支援機構のウェブサイトより調査票をダウンロード。回答を記入後、メール添付にて提出。
(4)調査期日:平成 24 年 5 月 1 日現在
(5)回収状況:回答校数 1,197 校(前年度 1,206 校)(回収率 99.9%(同 100.0%))
0人
404校
33.8%
視覚障害
694人
5.9%
その他
2,425人 20.6%
発達障害
(診断書有)
1,878人
16.0%
重複
263人
2.2%
(障害学生在籍者数別)
回答校数 1,197校
6~10人
障害学生1人以上在籍
154校
793校
12.9%
聴覚・
言語障害
1,488人
12.6%
障害学生数
(障害種別)
全障害学生数
11,768人
病弱・虚弱
2,570人 21.8%
21人以上
133校
11.1% 11~
20人
122校
障害学生
10.2%
在籍学校数
1人
139校
11.6%
肢体不自由
2,450人
20.8%
死亡・
不詳の者
116人
7.0%
その他
364人
21.9%
2~5人 245校
20.5%
平成23年度
卒業
障害学生
1,660人
進路状況
一時的な職に
就いた者
91人 5.5%
社会福祉施設・
医療機関入所者
11人 0.7%
専修学校・
外国の学校・
臨床研修医
教育訓練機関等(予定者を含む)
65人 3.9% 3人 0.2%
独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)
学生生活部 特別支援課/田中、榎元、千葉
TEL: 03-5520-6176 FAX: 03-5520-6051
E-mail: [email protected] URL: http://www.jasso.go.jp/
進学
179人
10.8%
就職者
831人
50.1%
JASSO PRESS
平成 26 年(2014 年)3 月 18 日
報道関係者各位
「平成 25 年度(2013 年度)大学、短期大学及び高等専門学校における
障害のある学生の修学支援に関する実態調査」結果の概要について
独立行政法人日本学生支援機構では、全国の大学、短期大学及び高等専門学校を対象に障害のある学生(以下、
「障害学生」という。)の修学支援に関する実態調査を実施しました。今回の調査では、障害学生数は 13,449 人(全学
生数に対する割合 0.42%)で前回調査より 1,681 人増加しました。在籍学校数は前回調査より 18 校増えて 811 校とな
り、全学校数1,190 校の 68.2%となっています。また、卒業者数は 1,881 人で、そのうち進学者は 247 人、就職者は 919
人となっています。(グラフ参照)
※障害学生・・・・身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳及び療育手帳を有している学生又は健康診断等にお
いて障害があることが明らかになった学生。
調査概要及び回収状況
(1)目
的:障害学生の今後の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学、短期大学及び高等専門学校における障
害学生の状況及びその支援状況について把握し、障害学生の修学支援の充実に資する。
(2)対
象:大学(大学院、大学院大学及び専攻科を含む。)、短期大学(部)(大学内に短期大学部を有している場合を含む。
専攻科を含む。)及び高等専門学校(専攻科を含む。)
(3)調査方法:悉皆調査
各学校が日本学生支援機構のウェブサイトより調査票をダウンロード。回答を記入後、メール添付にて提出。
(4)調査期日:平成 25 年 5 月 1 日現在
(5)回収状況:全学校数 1,190 校(前年度 1,197 校)(回収率 100%)
独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)
学生生活部 障害学生支援課/田中、榎元
TEL: 03-5520-6176 FAX: 03-5520-6051
E-mail: [email protected] URL: http://www.jasso.go.jp/
JASSO PRESS
平成 27 年(2015 年)3 月 27 日
報道関係者各位
「平成 26 年度(2014 年度)大学、短期大学及び高等専門学校における
障害のある学生の修学支援に関する実態調査」結果の概要について
独立行政法人日本学生支援機構では、全国の大学、短期大学及び高等専門学校を対象に障害のある学生(以下、
「障害学生」という。)の修学支援に関する実態調査を実施しました。今回の調査では、障害学生数は 14,127 人(全学
生数に対する割合0.44%)で前回調査より 678 人増加しました。在籍学校数は前回調査より 22 校増えて 833 校となり、
全学校数 1,185 校の 70.3%となっています。また、卒業者数は 2,122 人で、そのうち進学者は 270 人、就職者は 1,061
人となっています。(グラフ参照)
※障害学生・・・・身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳及び療育手帳を有している学生又は健康診断等にお
いて障害があることが明らかになった学生。
調査概要及び回収状況
(1)目
的:障害学生の今後の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学、短期大学及び高等専門学校における障
害学生の状況及びその支援状況について把握し、障害学生の修学支援の充実に資する。
(2)対
象:大学(大学院、大学院大学及び専攻科を含む。)、短期大学(大学内に短期大学部を有している場合を含む。専攻
科を含む。)及び高等専門学校(専攻科を含む。)
(3)調査方法:悉皆調査
各学校が日本学生支援機構のウェブサイトより調査票をダウンロード。回答を記入後、メール添付にて提出。
(4)調査期日:平成 26 年 5 月 1 日現在
(5)回収状況:全学校数 1,185 校(前年度 1,190 校)(回収率 100%)
独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)
学生生活部 障害学生支援課/石塚、榎元
TEL: 03-5520-6176 FAX: 03-5520-6051
E-mail: [email protected] URL: http://www.jasso.go.jp/
平成 27 年 3 月 27 日
学生生活部 障害学生支援課
「平成 26 年度(2014 年度)大学、短期大学及び高等専門学校における
障害のある学生の修学支援に関する実態調査」の結果報告について
1.調査の対象:全国の大学・短期大学・高等専門学校
2.調査の時期:平成 26 年 5 月 1 日現在の状況を同年9月に調査
(平成 17 年度以降、毎年実施)
3.調査内容:障害学生数、障害学生在籍学校数、授業に関する支援の実施状
況、障害学生支援に関する体制等、障害のある生徒の受入に関す
る配慮及び入学者数等、障害学生の卒業後の進路、発達障害学生
支援状況等
4.調査数:1,185 校(回収率 100%)
5.調査項目の変更点
「2.支援体制・活動や取組」の設問において、下記4点を変更。
(1)障害学生が支援の申し出等を相談するための窓口が設けられているか、
また、学生にその存在が周知されているかどうかについて、設問「障
害学生の相談受付窓口」を加えた。
(2)「障害学生修学支援に関する活動や取組」の設問中「③修学支援情報
の公開(ホームページ)」について
………公開の有無のみを調査していたものを、
↓
「ア.相談窓口について、イ.具体的な授業支援等の支援内容の
説明、ウ.在籍障害学生数、エ.キャンパスのバリアフリーマッ
プ等の掲示、オ.その他」の項目を設けて調査。
(3)「障害学生修学支援に関する活動や取組」の設問中「⑤障害学生に対
する就職支援やキャリア教育支援」について
………実施の有無のみを調査していたものを、
↓
自由記述欄を設け具体的な内容を調査。
(4)「障害学生修学支援に関する規程等」の設問において、支援の申し出
に関する対応手順を明記した文書があるかどうかの項目を追加した。
1
6.調査結果の概要
(1)障害学生在籍人数
平成 26 年度の障害学生数は 14,127 人で、25 年度(13,449 人)より 678
人の増。全学生数に対する在籍率は 0.44%で、25 年度(0.42%)より 0.02
ポイントの増。
※1 本調査における「障害学生」とは、「身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳及び療育手帳」を有している学生
又は「健康診断等において障害があることが明らかになった学生」をいう。
※2 グラフの数値には、
「大学」
「短期大学」「高等専門学校」における人数を含む。ただし、研究生、科目等履修生、
聴講生及び別科生は含まない。
(2)在籍学校数
平成 26 年度の在籍学校数は 833 校(70.3%)で、平成 25 年度 811 校
(68.2%)より 22 校の増。
2
(3)障害学生数の推移(障害種別)
※1 本調査における「障害学生」とは、「身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳及び療育手帳」を有している学生
又は「健康診断等において障害があることが明らかになった学生」をいう。
※2 「病弱・虚弱」とは、心臓、腎臓、呼吸器、ぼうこう又は直腸、小腸、肝臓等の機能障害、ヒト免疫不全ウィルス
による免疫機能障害、神経疾患、悪性新生物等、及び身体虚弱の状態が継続して生活規制を必要とするものを含む。
※3 知的障害、精神障害、精神疾患等は「その他」に含む。
(平成 26 年度:その他 3,144 人中精神疾患・精神障害は 2,826
人、慢性疾患・機能障害は 247 人、知的障害 46 人、それ以外 25 人))
※4 グラフの数値には、
「大学」
「短期大学」「高等専門学校」における人数を含む。ただし、研究生、科目等履修生、
聴講生及び別科生は含まない。
(4)入学者選抜における特別措置を行なった受験者・合格者・入学者数
※受験者、合格者は延べ数、入学者は実数。
3
(5)卒業者数
・ 通学制の最高年次に在籍していた障害学生は 2,885 人(平成 25 年 5 月 1
日時点)で、平成 24 年より 405 人の増(大学院は調査対象外)。
※1 最高年次とは「大学:4 年次及び 6 年次、短期大学:2 年次(3 年制の場合は 3 年次)、高等専門学校:5 年次」を
いう。
※2 卒業者数は、当該年度の最終日(3 月 31 日)までに卒業した障害学生数。
(6)発達障害学生数
※1 LD:学習障害、ADHD:注意欠陥/多動性障害、高機能自閉症等:高機能自閉症及びアスペルガー症候群、発
達障害の重複:前述3つのいずれかが重複している者
※2 発達障害の重複については、平成 23 年度に調査項目を追加
4
JASSO PRESS
平成 28 年(2016 年)8 月 25 日
報道関係者各位
「平成 27 年度(2015 年度)大学、短期大学及び高等専門学校における
障害のある学生の修学支援に関する実態調査」結果の概要について
独立行政法人日本学生支援機構では、全国の大学、短期大学及び高等専門学校を対象に、障害のある学生(以
下「障害学生」という)の修学支援に関する実態調査を実施しました。
平成 27 年 5 月 1 日現在における障害学生数は 21,721 人(全学生数の 0.68%)、障害学生在籍学校数は 880
校(全学校数 1,182 校の 74.5%)で、障害学生数は 7,594 人増(前回から 0.24 ポイント増)、障害学生在
籍学校数は 47 校増(前回 4.2 ポイント増)となりました。
増加の理由としては様々なことが推測されますが、調査方法を整理・改善したことや、各大学における障害
学生の把握が進んだことが大きな要因ではないかと思われます。
その背景としては、
○本調査において、より正確な実態把握を目指し、これまで「その他」に分類されていたため明示されてい
なかった障害・疾患名について具体的に例示するなど、調査方法に関連した整理・改善を図った結果、各
大学等において、より精緻な確認が行われたこと
○「障害者差別解消法」の施行(平成 28 年 4 月)を前にして、各大学等において、障害学生の把握スキー
ムを含む障害学生支援体制の整備が進んでいること
などが考えられます。
調査方法に関連した主な整理・改善としては、
○昨年度調査までの定義等は変更することなく、障害種別の「その他」
に計上されていたもののうち精神疾患、精神障害等を「精神障害」
として独立したカテゴリーとした上で、そこに含まれる疾患名を例
示したこと
○「病弱・虚弱」に例示されていた疾患名を「内部障害等」「他の慢
性疾患」に分類し、さらに例示を追加したこと
○「他の慢性疾患」に含まれる具体的な疾患名を例示したこと
などが挙げられます。
当該調査結果については、今後、専門家による詳細な分析を進め、そ
の結果を公表する予定としています。
※障害学生・・・・身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳及び療育
手帳を有している学生又は健康診断等において障害が
あることが明らかになった学生。
JASSO PRESS
調査概要及び回収状況
(1)目
的:障害学生の今後の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学、短期大学及び高等専門学校における障
害学生の状況及びその支援状況について把握し、障害学生の修学支援の充実に資する。
(2)対
象:大学(大学院、大学院大学及び専攻科を含む。)、短期大学(大学内に短期大学部を有している場合を含む。専攻
科を含む。)及び高等専門学校(専攻科を含む。)
(3)調査方法:悉皆調査
各学校が日本学生支援機構のウェブサイトより調査票をダウンロード。回答を記入後、メール添付にて提出。
(4)調査期日:平成 27 年 5 月 1 日現在
(5)回収状況:全学校数 1,182 校(前年度 1,185 校)(回収率 100%)
独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)
学生生活部 障害学生支援課/小越、蝿野
TEL: 03-5520-6176 FAX: 03-5520-6051
E-mail: [email protected] URL: http://www.jasso.go.jp/
平成 28 年 8 月 25 日
学生生活部 障害学生支援課
「平成 27 年度(2015 年度)大学、短期大学及び高等専門学校における
障害のある学生の修学支援に関する実態調査」の結果報告について
1.
調査対象
全国の大学、短期大学、高等専門学校 全 1,182 校(回収率 100%)
2.
調査時期
平成 27 年 5 月 1 日現在(調査の実施:同年 9 月)
※平成 17 年度より毎年実施
3.
調査内容
(1)障害学生数・支援障害学生数
(2)障害学生在籍学校数・支援障害学生在籍学校数
(3)支援の実施状況(授業支援・授業以外の支援)
(4)障害学生支援に関する体制等(委員会、支援部署、施設・設備等)
(5)障害学生支援に関わる研修・啓発活動実施状況
(6)障害のある生徒の受入に関する配慮及び入学者数等
(7)障害学生の卒業後の進路
(8)発達障害学生支援状況(発達障害が疑われる学生への支援)
4.
前年度調査との主な変更点
○障害種別・区分の整理
障害学生の実態をより正確に把握することができるようにとの観点から、以下のとおり、障害種別・下
位区分について実態を踏まえた整理・改善(主なものとしては、昨年度調査までの定義等は変更すること
なく、障害種別の「その他」に計上されていたもののうち精神疾患、精神障害、知的障害を「精神障害」
として独立したカテゴリーに整理)を行なうとともに、調査の過程でどの区分に分類すべきか問い合わせ
の多かった疾患名等について、具体例として明示した。
平成 26 年度まで
障害種別
下位区分
障害種別
下位区分
障害種別
下位区分
障害種別
下位区分
平成 27 年度
視覚障害
盲、弱視
盲、弱視
聴覚・言語障害
聾、難聴、言語障害のみ
聾、難聴、言語障害のみ
肢体不自由
上肢機能障害、下肢機能障害、上下肢機能障 上肢機能障害、下肢機能障害、上下肢機能障
害、他の機能障害
害、他の機能障害
病弱・虚弱
(区分名を明示するとともに、例として示している疾患名以外で本区分に該当する疾患名の
うち、問い合わせが多かった疾患名を例として明示)
○心臓機能障害、じん臓機能障害、呼吸器機 内部障害等 ……心臓機能障害、じん臓機能障
能障害、ぼうこう又は直腸の機能障害、小
害、呼吸器機能障害、ぼうこう又は直腸の
腸機能障害、ヒト免疫不全ウイルスによる
機能障害、小腸機能障害、ヒト免疫不全ウ
免疫機能障害、肝臓機能障害及び神経疾
イルスによる免疫機能障害、肝臓機能障害
患、悪性新生物その他の疾患の状態が継続
及び神経疾患、悪性新生物その他の疾患の
して医療又は生活規制を必要とする程度
状態が継続して医療又は生活規制を必要
のもので、医師の診断書がある者
とする程度のもので、医師の診断書がある
者
他の慢性疾患 ……身体虚弱の状態が継続し
○身体虚弱の状態が継続して生活規制を必
要とする程度のもので、医師の診断書があ
て生活規制を必要とする程度のもので、
る者 又は、健康診断等において上記の障
医師の診断書がある者 又は、健康診断
害があることが明らかになった者
等において上記の障害があることが明ら
かになった者
※てんかん、アトピー性皮膚炎、食物アレル
ギー、アナフィラキシー等はここに計上
する。
※上記は「学校教育法施行令 障害の程度」 ※上記は「学校教育法施行令 障害の程度」
及び「身体障害者福祉法施行規則 別表第
及び「身体障害者障害程度等級表」また
五号 身体障害者障害程度等級表」または
は「小児慢性特定疾患」に該当する者を
「小児慢性特定疾患」に該当する者を指し
指す。これに当てはまらない疾患等につ
ています。これに当てはまらない疾患等に
いては、「その他の障害」に計上する。
ついては、「その他の障害」に計上してく
ださい。
平成 26 年度まで
障害種別
下位区分
障害種別
下位区分
障害種別
下位区分
平成 27 年度
重複
発達障害
(日本精神神経学会における病名見直しに準じて下位区分の名称を更新)
SLD……限局性学習症/限局性学習障害
LD:学習障害
ADHD:注意欠陥/多動性障害
(旧LD:学習障害)
ADHD……注意欠如・多動症/注意欠如・
高機能自閉症等:高機能自閉症及びアスペル
多動性障害 (旧注意欠陥/多動性障害)
ガー症候群
ASD…自閉スペクトラム症/自閉症スペ
クトラム障害 (旧高機能自閉症等:高機能
自閉症及びアスペルガー症候群)
精神障害
(
「その他」に含まれていた精神疾患、精神障害、知的障害を、
「精神障害」として独立させ
て設定し、加えて、そこに含まれる疾患名を例示。
)
統合失調症等……統合失調症、統合失調型障
害及び妄想性障害(ICD-10 F20-F29 に該当
する疾患)
気分障害……躁病エピソード、双極性感情障
害、うつ病エピソード、反復性うつ病性障
害、持続性気分(感情)障害等(ICD-10
F30-F39 に該当する疾患)
神経症性障害等……不安障害、強迫性障害
(強迫神経症)、重度ストレスへの反応及
び適応障害、解離性(転換性)障害、身体
表現性障害、神経衰弱等(ICD-10 F40-F48
に該当する疾患)
摂食障害・睡眠障害等……摂食障害、睡眠障
害、依存を生じない物質の乱用等(ICD-10
F50-F59 に該当する疾患)
※ナルコレプシー、睡眠時無呼吸症候群は
ここに計上する。
他の精神障害……上記にあてはまらない精
神障害。高次脳機能障害、依存症候群、人
格障害、トゥレット症候群、性別違和(性
障害種別
下位区分
同一性障害)、緘黙症、知的障害、診断名
が確定していない抑うつ状態等。
その他の障害(平成 26 年度調査までは「その他」)
(「精神障害」として他の項目に整理した精神疾患、精神障害、知的障害を除き、さらに、
本区分に該当する疾患名のうち、問い合わせが多かった疾患名を例として明示)
視覚障害、聴覚・言語障害、肢体不自由、病 視覚障害、聴覚・言語障害、肢体不自由、病
弱・虚弱、重複及び発達障害に該当しない障 弱・虚弱、重複、発達障害及び 精神障害 に
害があり、医師の診断書がある者。又は、健 該当しない障害があり、医師の診断書がある
康診断等において上記の障害があることが 者。又は、健康診断等において上記の障害が
明らかになった者。
あることが明らかになった者。
※知的障害、精神障害、精神疾患等はこの区 ※多汗症、原因の特定できない過敏性腸症候
分に計上してください
群、頻尿等はここに計上する 。
※「病弱・虚弱」の定義に当てはまらない慢
性疾患等で、医療または生活規制を必要と
する程度のものは、この区分に計上してく
ださい。
5.
主な調査結果の推移
(1) 障害学生在籍人数
平成 27 年度の障害学生数は 21,721 人で、平成 26 年度(14,127 人)から 7,594 人増加
している。障害学生在籍率は 0.68%で、平成 26 年度(0.44%)から 0.24 ポイントの増加。
0.68% (%)
(人)
25,000
21,721人
20,000
0.42%
0.44%
10,000
0.16% 0.17%
0.4
14,127人
13,449人
0.32%
0.27%
5,000
0.5
0.37%
15,000
0.6
その他の障害
精神障害
発達障害
重複
11,768人
0.3
10,236人
0.22%
8,810人
0.20%
病弱・虚弱
肢体不自由
0.2
7,103人
6,235人
4,937人5,404人
聴覚・言語障害
視覚障害
0.1
全学生数における障害
学生数の割合
0
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
0.0
18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度
図1 障害学生数と障害学生在籍率の推移
(2)発達障害学生数
平成 27 年度の発達障害(診断書有)学生数は、3,442 人で、平成 26 年度(2,722 人)
より 720 人増加している。発達障害の中では、ASDの学生数が最も多く、平成 26 年度
から比較した伸び率はADHDが最も高い(前年度比 154%)
。
SLD
ADHD
ASD
発達障害の重複
2,301 人
2,500 人
1,956 人
1,773 人
2,000 人
1,324 人
1,500 人
1,037 人
843 人
1,000 人
560 人
423 人
500 人
94 人
人
0 人20 13
人
平成
18年度
133 人
219 人
49 人
26 人
19 人
平成
19年度
83 人
31 人 63 人
平成
20年度
図2
平成
21年度
140 人
216 人
256 人
298 人
363 人
180 人 183 人 289 人
116 人
118
人 139 人
114 人
81 人 84 人
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
平成
26年度
406 人
175 人
平成
27年度
発達障害(診断書有)学生数の推移
※1 ASD:自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(旧高機能自閉症等:高機能自閉症及びアスペルガー症候群)
ADHD:注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害(旧注意欠陥/多動性障害)
発達障害の重複:ASD、ADHD、SLDのいずれかが重複している者
SLD:限局性学習症/限局性学習障害(旧LD:学習障害)
※2 発達障害の重複については、平成 23 年度に調査項目を追加
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