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用 語 集
用
語
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■アルファベット
CFC(クロロフルオロカーボン)
炭素、フッ素、塩素からなる物質で俗称はフロン。洗浄剤、冷却材、発泡剤、噴霧
剤などとして広く使用されてきた。化学的に安定で大気中に放出されると対流圏では
ほとんど分解されずに成層圏まで達する。そこで太陽からの強い紫外線で分解し塩素
原子を放出し、この塩素原子が触媒となってオゾン層を分解する反応が連鎖的に起き
る。
【独立行政法人環境再生保全機構のHP 用語集から引用】
http://www.erca.go.jp/yobou/taiki/yougo/kw25.html
ESCO事業
ESCO(Energy Service Company)事業は、ビルや工場などにおける省エネルギー改
修を促進し、地球温暖化対策の一環としても導入が期待される新しい省エネルギー・
サービス事業のこと。
ESCO 事業では、全ての費用(建設費、金利、ESCO 事業者の経費)を省エネルギー
改修で実現する光熱水費の削減分で賄うことを基本としている。そのため、ESCO 事
業の実施により自治体が損失を被ることがないよう、事業採算性が重視され、自治体
の新たな財政支出を必要としない。
さらに、契約期間終了後の光熱水費の削減分は全て自治体の利益になる。また、省
エネルギー効果の保証を含む契約形態(パフォーマンス契約)をとることにより、自治体
の利益の最大化を図ることができるという特徴を持つ。
【加古川市環境配慮率先実行計画 用語解説から引用】
http://www.city.kakogawa.lg.jp/resources/content/913/20110930-132254.pdf
HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)
炭素、フッ素、塩素、水素からなる物質で、フロン類に比べるとオゾン層破壊係数
が低いことから代替フロンとして普及が進んできた。しかしながら、モントリオール
議定書の見直し・強化によりオゾン層破壊物質に指定され先進国では 2020 年までに、
開発途上国では 2030 年までに生産中止となる予定である。
【独立行政法人環境再生保全機構HP 用語集から引用】
http://www.erca.go.jp/yobou/taiki/yougo/kw96.html
HFC(ハイドロフルオロカーボン類) → 温室効果ガスを参照
塩素を持たないためオゾン層を破壊しない。しかし、代替フロンは二酸化炭素の数
百倍~数万倍の温室効果があり、地球温暖化の原因になるとして問題となっている。
【経産省HP】
http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/ozone/outline_dispotion.html
LED(発光ダイオード)
LED とは「発光ダイオード」と呼ばれる半導体のことで、“Light Emitting Diode”
の頭文字をとったもの。LED はこれまでの白熱ランプ・HID ランプと異なり、半導体
結晶の中で電気エネルギーが直接光に変わるという新しいしくみを応用した光源で、
電気消費量が少なくてすむため、省エネ・省 CO2 化につながる。
【高砂市地球温暖化対策実行計画(区域施策編) 用語集から引用】
http://www.city.takasago.hyogo.jp/index.cfm/6,24881,c,html/24881/20120322-132019.pdf
NOx(窒素酸化物)
窒素の酸化物の総称であり、一酸化窒素、二酸化窒素、一酸化二窒素、三酸化二窒素、
五酸化二窒素などが含まれる。通称ノックス(NOx)ともいう。
大気汚染物質としての窒素酸化物は一酸化窒素、二酸化窒素が主である。工場の煙や
自動車排気ガスなどの窒素酸化物の大部分は一酸化窒素であるが、これが大気環境中
で紫外線などにより酸素やオゾンなどと反応し二酸化窒素に酸化する。そこで、健康
影響を考慮した大気環境基準は二酸化窒素について定められているが、排出基準は窒
素酸化物として基準値が決められている。
窒素酸化物は、光化学オキシダントの原因物質であり、硫黄酸化物と同様に酸性雨の
原因にもなっている。また、一酸化二窒素(亜酸化窒素)は、温室効果ガスのひとつ
である。
【環境省・気象庁 用語集から引用】
http://occco.nies.go.jp/yougo.html#tagyo
PFC(パーフルオロカーボン) → 温室効果ガスを参照
炭素とふっ素のみから構成される化学物質であるため不燃性で安定な性状であり、か
つオゾン層破壊効果がないことから、フロン類の代替物質として利用されてきた。
しかし一方で、PFC は強力な温室効果(CO2 の 6,500~9,200 倍)を有しているこ
とから、類似のハイドロフルオロカーボン類(HFC)、六ふっ化硫黄(SF6)と共に「京
都議定書」における排出削減対象物質となっている。
【環境省HP PFC 破壊処理ガイドラインから引用】
https://www.env.go.jp/earth/ozone/cfc/pfc-dd_gl.pdf
PM(粒子状物質)
Particulate Matter の略称。粒子状物質ともいう。
さまざまな種類や大きさ(粒径)の粒子の総称。発生源としては、人為起源と自然
起源とに分けられ、さらに、人為起源は、工場・事業所及び家庭等からの固定発生源
と、自動車、船舶及び航空機による移動発生源とに分けられる。
PM のうち、大気中に浮遊するものが浮遊粒子状物質(SPM:Suspended Particulate
Matter)で、粒径が 10 マイクロメートル以下の粒子についての環境基準が定められて
いる。
一方、粒径 2.5 マイクロメートル以下の超微粒子は PM2.5 と呼ばれ、肺の奥まで入
りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されており、中
央環境審議会における審議を経て、2009(平成 21)年9月、PM2.5 に係る環境基準が
告示された。
【環境省 環境影響評価情報支援ネットワークHP 用語集から引用】
https://www.env.go.jp/policy/assess/6term/h.html
SF6(六フッ化硫黄) → 温室効果ガスを参照
Sulfur Hexafluoride の略称。
融点-50.7℃、昇華点-63℃で、1 個の硫黄原子(S)と 6 個の弗素原子(F)からなる
無色無臭の気体。空気を 1 としたときの比重は約 5.1 。
熱的、化学的に安定で、耐熱性、不燃性、非腐食性に優れているため、変圧器など
に封入される電気絶縁ガスとして使用されるほか、半導体や液晶の製造工程でも使わ
れている。
地球温暖化係数が 23,900 と大きく大気中の寿命が長いため、地球温暖化防止排出抑
制対象ガスとなった。
【一般財団法人環境情報センター(EIC)HP 環境用語集から引用】
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=index&index=S
■ア行
アイドリング・ストップ
信号待ち、荷物の上げ下ろし、短時間の買い物などの駐停車の時に、自動車のエン
ジンを停止させること。信号での停止時に、ギアをニュートラル位置に切り替えるな
どメインスイッチを切らなくてもエンジンを停止できる装置も開発され、大都市の路
線バスを中心に普及が進みつつある。
【兵庫県地球温暖化対策方針 用語解説から引用】
http://www.kankyo.pref.hyogo.jp/JPN/apr/keikaku/taisaku_houshin_honbun201308.pdf
インバータ
直流電力から交流電力を電気的に生成する電源回路、またはその回路を持つ電力変
換装置。ほかに交流電力を別の大きさ、周波数、位相の交流電力に変換する装置にイ
ンバータが使われる。用途として、モーター制御や電源装置、放電灯安定器などに使
われている。
【電気事業連合会HP 電力用語集から引用】
http://www.fepc.or.jp/library/words/energy/shiyou/kouritsu/1225569_4625.html
ウォームビズ
平成 17 年度から環境省で推進している冬の地球温暖化対策の一つで、暖房時の室温
20℃設定で心地良く過ごすことのできるライフスタイルのこと。
【環境省報道発表資料(H25.10.1)から引用】
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17196
温室効果ガス
太陽エネルギーによって暖められた地表面から輻射される赤外線の一部を吸収し、
再び放射することで、地表面の温度及び気温を保つ効果を持つ気体のことをいう。
京都議定書では、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、ハイド
ロフルオロカーボン類(HFCs)、パーフルオロカーボン類(PFCs)、六ふっ化硫黄(SF6)
の 6 種類を対象としている。
【兵庫県地球温暖化対策方針 用語解説から引用】
http://www.kankyo.pref.hyogo.jp/JPN/apr/keikaku/taisaku_houshin_honbun201308.pdf
ガス種類
エネルギー起源
二酸化炭素
非エネルギー起源
二酸化炭素
メタン
一酸化二窒素
HFC
PFC
SF6
人為的な発生源
産業、民生、運輸部門などにおける燃料の燃焼に伴うもの
が全温室効果ガスの9割程度を占め、温暖化への影響が大
きい。
セメント製造、生石灰製造などの工業プロセスから主に発
生。
稲作、家畜の腸内発酵などの農業部門から出るものが半分
以上を占め、廃棄物の埋立てからも 2~3 割を占める。
燃料の燃焼に伴うものや農業部門からの排出がそれぞれ
3 割~4 割を占める。
エアゾール製品の噴射剤、カーエアコンや冷蔵庫の冷媒、
断熱発泡剤などに使用。
パーフルオロカーボンの半導体等製造用や電子部品など
の不活性液体などとして使用。
変電設備に封入される電気絶縁ガスや半導体等製造用な
どとして使用。
【環境省 実行計画策定マニュアルから引用】
平成 25 年 5 月 31 日の法改正により、平成 27 年 4 月 1 日から追加される三フッ化
窒素(NF3)は、半導体化学でエッチング液として使われ、特に液晶ディスプレイや
シリコンベースの太陽電池フィルムの製造工程で使用される。【当社調べ】
■カ行
環境ラベリング対象品
環境保全に役立つ商品にマークをつけて国民に推奨する制度のこと。
1978 年に始められた旧西ドイツのブルーエンジェルというラベリング制度のほか、
カナダの環境チョイスプログラム(1988)
、日本のエコマーク(1989)
、EU のエコラ
ベル認証制度(1992)等がある。
【一般財団法人環境情報センター(EIC)HP 環境用語集から引用】
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=index&index=S
クールビズ
平成 17 年度から環境省で推進している夏の地球温暖化対策の一環で、冷房時の室温
28℃でも快適に過ごすことのできるライフスタイルのこと。
【環境省報道発表資料(H25.4.26)から引用】
https://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16596
5R
リデュース(reduce:廃棄物の発生抑制)
,リユース(reuse:再利用),リサイクル
(recycle:再資源化),リフューズ(refuse:不使用)
,リペア(repair:修理)のこと。
平成 12 年に循環型社会形成推進法において 3R の考え方が導入され、リデュース、リ
ユース、リサイクルの優先順位で廃棄物処理およびリサイクルが行われるべきである
と定められた。5R は、リフューズ、リペアの言葉を加えたもの。
【当社調べ】
国際エネルギースタープログラム
パソコンなどのオフィス機器について、稼働時、スリープ・オフ時の消費電力に関す
る基準を満たす商品につけられるマーク。日本、米国のほか、EU 等 9 か国・地域が協
力して実施している国際的な制度で、経済産業省が運営している。
【環境省 HP から引用】
https://www.env.go.jp/policy/hozen/green/ecolabel/a04_02.html
■サ行
再生可能エネルギー
自然界で起こる現象から取り出すことができ、一度利用しても再生可能な、枯渇し
ないエネルギー資源のこと。水力、バイオマス、太陽光、太陽熱、風力、地熱、波力
等がある。
【兵庫県地球温暖化対策方針 用語解説から引用】
http://www.kankyo.pref.hyogo.jp/JPN/apr/keikaku/taisaku_houshin_honbun201308.pdf
省CO2
機能や効果などが同程度でも、従来より CO2 の排出量を少なくすること。省エネル
ギーがエネルギー消費量を少なくすることに対し、省 CO2 は必ずしもエネルギー消費
量の削減量を伴わなくとも発電用燃料を石炭から石油へ、石油から天然ガスへと、よ
り CO2 排出量の少ない燃料へ転換したり、化石燃料を用いずに再生可能エネルギーを
用いたりするなどの取組みによって CO2 の排出量を少なくすること。
【高砂市地球温暖化対策実行計画(区域施策) 用語集から引用】
http://www.city.takasago.hyogo.jp/index.cfm/6,24881,c,html/24881/20120322-132019.pdf
潜熱
物質の状態が変化するときに必要とされる熱エネルギーのこと。
例:水が蒸発する際に気化熱として地表面などから奪われる熱のこと。
【環境省 ヒートアイランド対策マニュアルから引用】
https://www.env.go.jp/air/life/heat_island/manual_01/02_chpt1-2.pdf
■タ行
低公害車
窒素酸化物(NOX)や粒子状物質(PM)等の大気汚染物質の少ない、または全く
排出しない、燃料性能が優れているなどの環境性能に優れた自動車。燃料電池自動車、
電気自動車、天然ガス自動車、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、
低燃費かつ低排出ガス認定車のこと。
【環境省HP 低公害車ガイドブック 2012 から引用】
http://www.env.go.jp/air/car/vehicles2012/LEV_chapter1.pdf
■ハ行
バイナリー発電
地熱流体の温度が低く、十分な蒸気が得られない時などに、地熱流体で沸点の低い
媒体を加熱し、媒体蒸気でタービンを回して発電するもの。地下の地熱エネルギーを
使うため、化石燃料のように枯渇する心配が無く、長期間にわたる供給が期待される。
【資源エネルギー庁 HP から引用】
http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/renewable/geothermal/
ハイブリッド自動車
ハイブリッドとは、
「混成物」を意味する英語。
ハイブリッド自動車とは、ガソリンや軽油を燃料とするエンジンと電気で動くモー
ターの 2 つの動力源をもつ自動車のこと。それぞれの利点を組み合わせて従来のエン
ジンのみの自動車より省エネを図っている。
【兵庫県地球温暖化対策方針 用語解説から引用】
http://www.kankyo.pref.hyogo.jp/JPN/apr/keikaku/taisaku_houshin_honbun201308.pdf
発光ダイオード → LEDを参照
ヒートアイランド
都市部において、高密度にエネルギーが消費され、また、地面の大部分がコンクリ
ートやアスファルトで覆われているために水分の蒸発による気温の低下が妨げられて、
郊外部よりも気温が高くなっている現象。
【兵庫県地球温暖化対策方針 用語解説から引用】
http://www.kankyo.pref.hyogo.jp/JPN/apr/keikaku/taisaku_houshin_honbun201308.pdf
ヒートポンプ
熱を低温側から高温側に移動させる装置のこと。冷暖房用のエアコンなどに用いら
れている。冷媒を圧縮・膨張することで水をくみ上げるポンプのように、低温側の熱
を高温側にくみ上げる装置が主。
【電気事業連合会HP 電力用語集から引用】
http://www.fepc.or.jp/library/words/energy/shiyou/syouene/1225576_4626.html
フロン
フルオロカーボン(フッ素と炭素の化合物)の総称である。化学的にきわめて安定し
た性質で扱いやすく、人体に毒性が小さいといった性質を有していることから、エア
コンや冷蔵庫などの冷媒用をはじめ、断熱材等の発砲用途、半導体や精密部品の洗浄
剤、エアゾールなど様々な用途に活用されてきた。
【経産省、国交省、環境省のフロン回収・破壊法パンフレットから引用】
https://www.env.go.jp/earth/ozone/cfc/law/kaisei/pamph1309/001.pdf
■マ行
未利用エネルギー
河川水・下水等の温度差エネルギー(夏は大気よりも冷たく、冬は大気よりも暖かい
水)や、工場等の排熱といった、今まで利用されていなかったエネルギーの総称。
【資源エネルギー庁 新エネルギー政策についてから引用】
http://www.enecho.meti.go.jp/energy/newenergy/newene07.htm
■ラ行
ライフサイクルCO2
製品や商品の使用時のみではなく、原料採取から廃棄に至るまでに発生する全 CO2
排出量。
【当社調べ】
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