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シンプルで働きやすいオフィス
シンプルで働きやすいオフィス 株式会社オールアバウト 様 2009年10月 300坪 200人 ナチュラルモダン お客様との対談形式インタビューです。 オールアバウト様のオフィス移転は今回で3回目になります。 本日はあらためて、オフィスに対する思いや、今回の移転に懸けた こと、そして今後のオフィスのヴィジョンを江幡社長さまにお聞きして みました。 ◇ 江幡社長が描く御社のオフィスコンセプトとは、どのようなもの でしょうか? 江幡社長 江幡社長 All Aboutは多種多様なユーザーを持つ大人向けのメディアですから、 オフィスは色々な個性を持った人が、いきいきと働ける、集える場所で ありたいと思っています。 コンセプトは常に、シンプルモダン、オープン、コミュニケーションフリー、 フレキシビリティーです。 【シンプルな箱に、人という個性をつけていく】ということを意図しています。 これまでの移転を通じて、オフィスに対する考え方に何か変化は ありましたか? 江幡社長 コンセプトは変わっていませんが、移転ごとに進化してきていると 思います。 シック な 雰 囲気 の エン ト ラン ス 進化しているというと、新しいオフィスで特に意識したのは、どのような点ですか? はい。今回はスペース機能の強化、特にコミュニケーションフリーを意図した、コミュニティエリアの充実です。 今回のご移転に関してですが、御社のオフィスで気に入っている ところはどこですか? 来 客ゾーン は落 ち 着 き の ある 空 間 江幡社長 前回よりオフィス面積は削減しましたが、機能性を損なうことなく全体の パッケージングができている点ですね。オフィス内の使いやすさはアップ しましたし、高効率なオフィスになりました。 南窓面と柱の間のスペースをミーティングスペースにしたり、オフィス内に 皆で集まって見られるプロジェクターとスクリーンを設けたり、2フロアーに 別れてもスペースアイテムによりコミュニケーションを隔てない工夫を したことが良かったと思います。 外部を利用していたスタジオ機能を社内で設けたことにより、時間効率と ともに経費削減にもつながっています。 では、次に移転(またはリニューアル)するなら、何を実現したい ですか? 江幡社長 2フロア間の移動はコミュニケーション上の弊害があるので、できれば 1フロア。理想は1階の路面店オフィスが良いです。いろいろな人が 出入りしやすいサロン的な場所、そしてブランドを全面に出せるからです。 またショールーム的なイメージで、オフィスを外から人に見られている 感覚があるのも良いと考えています。 そして、できればもっと「遊び」を入れたいと思っています。遊びとは、 時代性があるもの、今までにないもの、あるいは一見無駄に見えるけれど 無駄ではない面白さ、そういった仕掛けを入れていければと考えていま す。 左 : 窓 に面 した ミーティ ン グ ス ペース 右 : 商 品 撮 影の た めス タジオ を社 内に 設置 いろいろな構想があるんですね。 そういった点では、オフィスの移転が経営に及ぼす影響はあると 思いますか? フレ キシブル にサ イズを変え られ る 会 議 室 江幡社長 あると思いますし、重要なことです。「人」が資源と考えているので、 人が来やすい立地、働きやすいオフィス、働いてみたいと思われる オフィスにはこだわりたいです。 これまでも1年半~2年ごとにオフィスを変えてきました。 少しお話を変えまして、オールアバウトという会社を一言で表すと、 何でしょうか? 江幡社長 人の力とテクノロジーを融合して、世に役立つサービスを創り続ける会社 です。 今は、『専門家がガイドする総合情報サイトAll About』を中心に、インター ネットのメディアやサービスを展開しています。 世の中で活躍している色々な人々が関係しあってサービスを提供していき ますので、社員もいろんなキャラクターの人間がいます。動物園みたいな 会社です。 左 : 社 内 会 議室 は ガ ラス 張 りで 明 る く 右 : 2 面採 光 で 広 が りの ある リフレ ッ シュルーム なるほど、「動物園」とは個性を大事にされている社風が現れた例えですね(笑) では、これからの事業展開についてはどのように考えていらっしゃいますか? 江幡社長 All Aboutはすでに月間1,700万人のユーザに利用されていますが、さらにコンテンツやサービスを充実させて メディアの影響力を高めていきたいと思います。加えて、専門家の皆さんの事業拡大を支援する「All About プロファイル」やネット上のセレクトショップ「All About スタイルストア」などのサービスも強化して参ります。 オールアバウトは単なるインターネット会社ではないので、裏側にいる多くの専門家や個人とのつながりを基盤に 新しい事業にトライしていきます。そうすれば、事業は無限に広がって行くと思っています。 最後になりますが、江幡社長のオフィスに対する考え方にはいつも、私たちの方が刺激を受けているほどです。 私たちは御社のこれまでの移転すべてに関わらせていただきましたが、コマニーの対応について、どのような 点を評価していただいたのでしょうか? また、これから期待する点がありましたら、お聞かせください。 江幡社長 フレキシブルなところでしょうか。私のオフィスづくりの考え方に対する理解が、コマニーさんは早いと思います。 期待するところとしては、「遊び」などプラスアルファの部分に関する提案をいただけると良いですね。 ご期待に添えるように頑張ります! いろいろなお話、ありがとうございました。 ブリディア EUP フレームの細さとシンプルなデザイン 様々なオフィスにフィットするスタン の際立つ、シャープな仕上がりのハイ ダードなハイパーティション パーティション 商品ページへ 商品ページへ オールアバウト様のオフィスデザインを担当するようになり、5年が経ち、今回で3回目の 移転でした。 デザインすることで大切としていることは、その時のオールアバウト様の感性(=不変の 中の進化)に敏感でいることです。 いつも素敵な方々と多くの話をしながらオフィスを創り上げていて、いまから、次回の オフィスのあれこれを考えています。 担当デザイナー 野村 大輔 会社名 株式会社オールアバウト 様 代表者 代表取締役社長兼CEO 江幡 哲也 事業内容 ホームページ 専門ガイドによる総合情報サイトの運営、インターネット広告、オンラインショッピング、専門家 マッチング、情報誌事業 http://corp.allabout.co.jp/