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HP ProLiant サーバへのUSBキーの組込み (DL385G2編)
HP ProLiant サーバへの USB キーの組込み (DL385 G2 編) 日本ヒューレット・パッカード株式会社 はじめに ............................................................................................................................ 2 USB キーについて ............................................................................................................... 3 静電気防止バンドの着用 ...................................................................................................... 4 DL385 G2 への組込み ........................................................................................................ 5 2008 年 4 月 Rev. 1.0 はじめに 本ドキュメントは、HP からご提供している USB スティックからブートする仮想化製品 「HP ProLiant iVirtualization」 を お取り扱いいただく販売パートナ様向けの資料です。 HP ProLiant 製品の仮想化オプションとして提供している USB スティックを、HP ProLiant / HP BladeSystem の内部 USB ポートに装着する手順をご紹介します。 2008 年 4 月 2 USB キーについて HP ProLiant サーバに組み込む 「HP ProLiant iVirtualization」 シリーズの USB キーは、薄く平たい金属製の形状です。 幅が狭くなっている側に接続端子がついており、これをサーバの内部 USB コネクタに組み込みます。 また、USB キーは端子形状の関係から表裏があることに注意が必要です。 表裏を逆にしてコネクタに挿しこむことはで きません。 本書では 『SanDisk®』 とロゴのプリントされた側を 表側 として説明します USBキー 表側 『SanDisk®』 とプリントされている 側が表です。 このほかの特徴として、 接続部分に 2 つの四角い穴と 2 つの小さな溝があります。 挿入方向 サーバの USB コネクタに対して 矢印の方向に挿しこみます。 USBキー 裏側 ロゴのない無地の側が裏です。 接続部分には 2 つの四角い穴が ありますが、この穴はプラスチック で埋まっています。 溝はありません。 (USB キーの形状や印刷されているロゴは、今後変更される場合があります) 3 静電気防止バンドの着用 精密機器にとって静電気は大敵です。 人間の体内にある微量な静電気でも破損するおそれがあります。 作業中は必ず静電気防止バンド (帯電防止ストラップ・グラウンドコード) を着用し、体内の静電気を除去してください。 静電気防止バンド 静電気防止バンドを手首に巻きま す。 アースに接続 体内の静電気を逃がすためには、 バンドにつながっているコードを アースラインに接続する必要があり ます。 アース端子が近くに無い場合は、 写真のようにサーバケースの金属 部分に接続してください。 4 DL385 G2 への組込み HP ProLiant DL385 G2 ラックマウントサーバへ USB キーを組み込む手順を説明します。 本作業では、次の工具が必要です。 T-15H トルクスドライバー Step1 DL385 G2 外観 HP ProLiant DL385 G2 です。 Step2 ラッチのロックを解除する アクセスパネル (フタ) を外すため、 まずはラッチのロックを解除します。 Open Lock ロックはマイナスドライバーもしくは T-15H のトルクスドライバーで回す ことができます。 5 Step3 ラッチのレバーを持ち上げる ラッチのレバーを指で持ち上げます。 ロックが解除されている状態で 矢印の方向に指を入れて軽く持ち 上げてください。 Step4 アクセスパネルを外す レバーを更に上げると、同時に アクセスパネルがスライドします。 写真の位置までスライドすると、 アクセスパネルを外すことができま す。 Step5 DL385 G2 内部 アクセスパネルを外した状態です。 CTO などにより、他のオプションパ ーツが組み込まれている場合があ ります。 ○印の位置に 内部 USB コネクタがありますが、 アクセスするためにはカバーを取り 外す必要があります。 6 Step6 内部USBコネクタの位置確認 ○印が内部 USB コネクタです。 USB キーを矢印の方向に挿しこみ ます。 写真のように、コネクタのすぐ側に ある黒いカバーが邪魔をしているた め USB キーを挿しこめません。 Step7 カバーの取り外し① コネクタの側にある黒いカバーを 取り外します。 まずはカバー上のツメに挟まってい るケーブルを外してください。 3 ツメは 3 か所あります。 ケーブル や網を傷つけないように注意してく ださい。 構成によってはケーブルが無い 場合もあります。 1 2 1. 2. 3. 7 Step8 カバーの取り外し② ケーブルを外した状態です。 写真の○印の部分に指を入れ、 上に持ち上げるとカバーが外れま す。 Step9 DL385 G2 内部USBコネクタ カバーを取り外した状態です。 USB コネクタにアクセスできるよう になりました。 8 Step9 DL385 G2 内部USBコネクタ近影 挿入方向からコネクタを見た写真で す。 Step10 USBキーの組込み USB キーを表裏に注意しながら 写真の位置まで挿しこみます。 (ロゴのついた面が上になります) 力を入れすぎると破損しますので、 細心の注意を払ってください。 約 5mm 奥までは挿しこめません。 正しく差し込むと、写真のように 約 5mm ほど浮き上がります。 Step11 カバーの取り付け 外したカバーを取り付けます。 内部接続ケーブルも、Step7 の写真を見ながら元のツメに戻してください。 ツメに戻す際はケーブルや保護する網を傷つけないように注意してください。 9 Step12 アクセスパネルを閉じる アクセスパネルを被せる際は、 レバーが上がっていることを確認し、 写真のようにスライドさせた位置に パネルを載せてください。 ラッチのレバーを下げると、スライド しながらパネルが閉まります。 ラッチのロックを開封時の状態 (→ Step2) に合わせて完了です。 10 © 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. The information contained herein is subject to change without notice. The only warranties for HP products and services are set forth in the express warranty statements accompanying such products and services. Nothing herein should be construed as constituting an additional warranty. HP shall not be liable for technical or editorial errors or omissions contained herein. Apr 2008