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2014_02_247号Link 2

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2014_02_247号Link 2
しょう・きゅう・し
2014.
新年総会 新年宴会
年末年始松阪市歯科休日応急診療所利用状況
フッ化物に対する質問と解答見解
歯科診療所立入検査結果
地域医研修会アンケート結果
会員の皆様へのお知らせ
役員会報告
継松杯
訪問歯科診療依頼状況
口腔ケアステーション
月間行事予定表
会務日誌と編集後記
2
NO.247
1
21
22
30
33
34
36
52
53
54
59
60
一般社団法人
松阪地区歯科医師会
新年総会 新年宴会
日時 平成 26 年1月13日(月)
場所 華王殿
午後3時より
定刻3時 村田議長により開会が宣言 高森副会長より開会の辞 長井会長
より挨拶 総務委員 礒田先生より指名点呼が行われた。まず三重県健康保険
団体連合会審査課課長薮内啓之さんと審査管理課松田充代さんより福祉医療費
助成制度の改正について説明があった。引き続き長井会長より報告があり、3
月に会員交流会開催の予定であることが発表された。県歯より浜瀬理事が報告
高森副会長より会務報告が行われた。休日診療当番について 訃報のお伝え、
教育功労賞と終身会員は該当者が無かったこと 入会予定者について、などで
あった。津田副会長からは地域8020運動推進協議会について、松阪市保健
条例の進捗状況についての説明がなされた。
また各理事より委員会報告が行われた。
連盟総会では県歯連盟橋本会長 東副理事長にお越し頂き 県歯連盟の財務状
況が大変厳しいこと 他県連盟の会費が三重県より高いこと 会費の値上げが
必要であることなどの説明があった。また連盟の存在意義についても分かりや
すく説明して頂いた。
午後4時半より県歯田所会長 芝田専務理事より時局講演会が行われた。
田所会長は会長就任後松阪での初めての御講演であった。地域完結型医療の実
現と歯科についてまた芝田専務理事よりは短時間で医科歯科ガン連携などにつ
いて御講演頂いた。終了後集合写真を撮影した。
午後6時より地主委員長始め福祉厚生委員会の先生方により新年宴会が開催
された。田村厚生労働大臣(代理) 山中市長 久保多気町長 中井明和町長
尾上大台町長など御来賓をお迎えし、協力団体表彰には三重県歯科衛生士会様
に贈られ中瀬古会長が授賞された。各テーブルは大いに盛り上がり、恒例の自
転車じゃんけんでは大瀬先生が優勝された。
1
長井会長
挨拶
吉田徹士先生
2
ここから新年宴会です。
地主福祉厚生委員長
いつもありがとうございます。
津田副会長開会の挨拶
3
長井会長
歯科医師法の歴史なども交えて
山中市長
去年は選挙直前でした。
4
県歯田所会長
田村大臣代理
山崎秘書
5
松阪市
東教育長
三重県健康福祉部石濵先生
6
協力団体表彰
三重県歯科衛生士会松阪支部
7
中瀬古会長
乾杯
明和町
中井町長
8
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13
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16
橋本連盟会長
芝田県歯専務理事
東県歯連盟副理事長
浜瀬敏彰先生
17
橋本先生
18
巴戦を説明する吉田昌夫先生
19
高森副会長閉会の挨拶
ダンディな浜瀬先生
写真撮影
20
広報委員会
西井先生
年末年始歯科休日応急診療所
担当者
12月29日
村田幸一朗先生
12月31日
伊藤法彦先生
1月1日
川村英司先生
1月2日
橋本政憲先生
1月3日
下里武巳先生
21
受診者
・フッ化物に対する質問と解答見解
大台町を皮切りに、明和、多気、松阪とフッ化物洗口を用いた新しい公衆衛生事業が進
んできています。 更に、明和、松阪では歯科保健条例を制定し、官民一体となった、
街づくりの活動が組み立てられようとしています。
行政や関係団体の賛同や協力を得た多職種連携の中、永い人生の各年代ステージでの各歯
科保健課題がある中、優先事項として児童、学童へのフッ化物洗口が進められてゆきます。
その過程で、PTA 等へのフッ化物の説明を、丁寧に行い、周知をしてゆく必要もあります。
フッ化物洗口モデル園の園医や公衆衛生委員会が、地域に入りフッ化物洗口の説明会を
行ってゆく中で直面した質問を集め、それに対する見解解答を整理いたしました。
広く開示し、園や学校での活動に応用していただければと存じます。
所属
○印:質問
、()内文章:解答見解(解答は複数ですが色で優先を表すものではありません)
○学校という集団の場で劇薬を使うのは本当に子どもの健康に良いのか。
1、
(大台町園 (学校は大人への基礎蓄積の場、その集団の場で応用してこその公衆衛生。学童期
医、校医)
に組み立ててゆくべき健康課題。劇薬でない方法を採用している。)
(この質問は少なくとも二つの内容が入っています。まず、溶かす前のミラノール
は確かに劇薬ですが、調整したあとは劇薬ではなくなります。単に濃度の問題です。
そして、フッ化物を用いて集団で洗口を行うのは現在の日本で最も安全で効果的な
むし歯の予防法です。)
○恒常的に何年も続くとどうなるのか不安になる。
(子供の成長に合わせ、その時期に応用します。幼児、学齢期の児童に応用される
事が、成長、育ちを育む観点から的確な導入時期です。育ちの中の食の問題も同様
です。)
(フッ化物が使われ出して 60 年、日本で洗口が始まって 40 年がすでに経っていま
す。 4 歳から 14 歳(年中から中 3 まで)継続するのが最も望ましいと結論が出
ています。)
○原発と同じ。いいことばかり言って実現させようとしている気がして不安。
(原発は企業の経営や、それを享受する人の問題が争点。原発問題は最初から企業
の、特定の人への金銭的利害関係の中で進むのが原発問題。地域でのフッ化物応用
には、特定の人に利益は発生しません。また、フッ化物洗口での説明会ではその是
非をいつも説明しています。子供の健康改善を、良識ある大人が意識を持って取り
組む街づくり活動です。)
(フッ化物はもともと私たちの身体、周りのすべてに含まれていて、毎日飲んだり
食べたりしているものです。原発とは違います。)
○賛否両論あるものを教育現場に持ち込まないでほしい。劇薬でも薄めれば大丈夫
なんて思えない。
(否定論者は、同じ反対論を、人を変え論じています。これは、健康教育の一環。
希釈すれば、安全なものになる。 大丈夫なんて思えないという感情論を間に受け
て、翻弄されないで下さい。危険なもの、副作用のあるものを、歯科医師会がわざ
わざ子供に応用する筈はありません。)
(反対する意見はありますが、その根拠はありません。適切な意味の賛否両論では
ありません。科学的根拠のしっかりした賛成と、根拠のない反対があるということ。
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劇薬か、劇薬でないかは法律で濃度によって分けられているだけです。)
○希望者のみに実施しているが、良いことであれば全員に実施したらよいと思う。
なぜ「希望者」だけとするのか。
(実施に対する屁理屈ですね。 導入時には、クッションを持たせることが必要。
その中で考えてゆく事が、学校現場では必要。児童の、PTA の学びの場だから。)
(説明とそれに基づく理解、そして参加という道筋が大切だからです。)
○学校という集団の場で劇薬を使うのは本当に子供の健康に良いのか。以前は予防
2、
(大台町園 接種は集団で行っていたが、現在は個人が医療機関で行っている。学校では飲み薬
医、校医)
も与えてないのに薬を使って予防することは本当に良いのか。
(劇薬でないものに調整して使うのです。フッ素等の自然元素は、同様の特性を持
つものが多い。 学校で使用しなくなった薬剤とは、どれも即効性のある、浸透、
吸収力の強い薬剤を除外した(感冒薬、鎮痛薬、解熱薬、下痢止め、制吐剤、消毒
薬などが該当)。 それは、アレルギー発生や、対応の適当性を親や地域が厳しく
問いただす社会構造になったためもあり、そのことに対応し責任を持てなくなった
ためと思われる。 フッ化物洗口は、非常に緩徐で、長期に継続することでしか効
用が現れない為、この質問にある薬剤の捉え方と同様には論じられません。生活に
密着した疾患は集団での躾や育ちの中で、効果を表す。集団での好ましい保健行動
の定着は、子供の特性。)
○フッ化物のメリットだけでなく、デメリットも話してほしい。
(応用が適切でない時の弊害は、常にご説明しています。)
○平成 22 年 10 月 28 日付のタイムズ紙ではアメリカではフッ素濃度を下げること
を記載しており、平成 23 年 1 月 18 日にはフッ素水道水の中止を求めている。
(アメリカでは、フッ化物の応用が多方面で行われているため、水道水の調整見直
しも当然である。)
○ 2 月 3 日には日本弁護士連合会ではフッ素について中止を環境大臣、文部科学省
に申し出ている。このデータを見ると公の場で一律にフッ化物洗口をやっても
いいのか心配になる。
(どのようなデータのことかが判らない。わからないデータには答えられない。)
(日弁連の意見書の基になったデータは、反対論を唱えるグループが長年使ってい
る根拠のないものであり、すでに、この意見書に対しては、日本歯科医師会、日本
学校歯科医会、日本口腔衛生学会、日本小児歯科学会など、公に認められた専門団
体からフッ化物応用を進めるべきとの見解が出されている。)
○ やったとしてむし歯はとめられたとして高血圧とかがんに関係するのではない
か等報告されている。
(フッ化物と、高血圧・発がん性とは、全く無関係です。)
(フッ化物と高血圧、がんなど、他の病気との関連は各国の公的機関から否定され
ています。上記報告はデータの取り方がいい加減であるという結論もでています。)
○ 今決めてしまうのが本当に大丈夫なのか。将来的に 何かあったとき責任を取
るのは誰なのか・・・となるとすぐには答えを出せない。
(今決めてしまうのは・・・? 先進県の40年もの実績の中で健康被害の事例は
ありません。2、3年前タミフルやリレンザが広く世に出た時、同様な反論がなか
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ったのは何故でしょう?これらには事故がありましたが。国がその責任を取ってい
ます。)
(60 年、40 年という歴史があるのに、これ以上いつになったら結論を出せるので
しょうか。責任をとるのは実施主体です。)
○ 専門家でフッ素反対の人の意見を聞きたい
(フッ素反対派の方の論は、取り付く島がない。専門家で反対派の人はいません。)
(反対派の論は既に否定されている内容を、繰り返し述べているだけです。それを
見たり聞いたりすれば、不安を感じたり、怖くなったりしますが、すべて根拠のな
いものです。文明社会では人の発言を無理矢理止めることはできません。私たちは
それら一つ一つにていねいに応えていきます。)
○現在全国的に広がっているということがよくわからなかった。40 年以上前に
よいということがわかっていながら、やっていないところがあるということは、
やはりなにか問題があると思う
(わからない状態なのに反対している方が実に多いです。何かが問題であるなら、
その問題は何なのか調べてみようともしない。なにか・・では、フッ化物洗口の意
見交換をする公の場では、意見になりません。ただ大きな声で場を席巻しているだ
け。この手の質問に振り回されないことが大事です。なにか・・の部分に逆質問し
ても良いですね)
(今まで、我々が積極的に正しいことを広く伝えてこなかったため、よくわからな
いので不安に思う、さらに、反対論者がセンセーショナルに煽ることで反対の方向
に導こうとする。やっていないところがあるのは事実ですが、全国的に広がってい
ることも事実です。)
(3、多気町
モデル園医、
校医)
○ 個々子供の体は違うので、丁寧に一人一人の子供に合わせた予防をやっていき
たいと思う
(丁寧にという言葉には、同感です。しかしそれはフッ化物洗口を集団の場で用い、
公衆衛生における予防活動を丁寧に行うということです。)
(一人一人の子どもに合わせた予防はかかりつけ歯科医の責務です。しかも一人一
人に合わせるということは、その子の性格、生活、保護者の性格、家族の生活、
就労状況、生活環境などを踏まえたものでなくてはなりません。口の中を見ただ
けでできるものではありません。それをするのがかかりつけ歯科医です。そして
口腔清掃、食生活、フッ化物塗布などはかかりつけ歯科医が本当にその子に適切
な予防をしてください。それとともに、広く多くの子どもたちに応用できる予防
方法がフッ化物洗口なのです。できるだけ多くの選択肢を示し、どれだけ組み合
わせることができるか、が重要なのです。)
○ 兄弟がいて(弟)一人が保育園でフッ素洗口を始めた。以前から自宅で洗口を
していた場合、自宅での洗口を、保育園でもフッ素洗口している弟は控えた方
が良いですか?
(控える必要はありません)
○小学校では継続してもらえないなら、自宅で購入するのですか?
(松阪管内の小学校では実施に至っておらず、今のところその方法でしかないと思
います。 児童の問題は、個人に責任転嫁、自己責任にしてゆくと、各部署が責任
追及されないのでそんな傾向にある昨今です。 さみしい社会構造と、コミュ二ケ
ーション不在の昨今です。)
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(自宅で購入して自宅で続けるしかありません。しかし、続けなければ効果があり
ません。毎日家で続けるのは誰にとっても苦痛です。やる本人、やったかどうか
確認し、やらせようとする保護者等、フッ化物に対する十分な理解があったとし
ても継続できる家庭は30%くらいといわれています。)
(4、多気町
モデル園医)
○ 自宅でする場合、保管場所はどこが良いですか?
(例えば冷蔵庫、利便性として洗面台、)
(自宅でしたら、小さい子どもの手が届かない場所、洗面所の棚など、うがいする
場所とあまり離れていない方がよろしいかと思います。)
○現在歯科医院にてフッ素塗布を受けているが洗口に参加しても大丈夫なのか?
(大丈夫です!)
○ 週5回でなく週1回では効果がないのか。(5回もするのが大変では?)
(週一回法でも効果はあります。その際は、濃度を上げます。 原則は低濃度、毎
日が推奨です。)
(保育所、幼稚園など、4,5 歳児は低濃度で週 5 回、小学校になると濃度を上げ
て週 1 回が多くなります。これはカリキュラムの余裕の関係によります。原則は低
濃度毎日が推奨です。)
(5、多気町
モデル園医、
校医)
(6、明和町
モデル園医、
○保護者説明会では、園医としてフッ素洗口を実施したその効果を主観的な所見
(私の場合小学校の校医もかねているので)として説明しているが効果的である。
(ありがとうございます。地区での校医の健診制度の研修も必要になってきます)
(ありがとうございます。園医、校医はその施設のかかりつけ歯科医です。園医、
校医の先生からのご説明は学校側、保護者側ともにしっかりと聞いていただけま
す。これからもよろしくお願いいたします。)
○ フッ素という薬で虫歯予防するのは、ビタミン剤で子どもの栄養管理をするよ
うなもので邪道である。
(ビタミン剤だけで栄養管理をする事例ってどの様なものなのでしょうか?基本
的な食事もしている筈ですが・・・? 同様に、フッ素だけでするのではありませ
ん。歯磨き、間食の取り方とのセットものです。生活リズムの提案と確立も児童に
は必要です。)
(むし歯はなったら直すよりも予防が大切であることは論を待ちません。その予防
には、口腔清掃、食生活、フッ化物利用を組み合わせることが重要です。歯ブラシ
の毛先が入らないところがむし歯になりやすい場所であり、砂糖以外でもむし歯菌
は栄養とすることから、フッ化物利用は必要です。
○ フッ素入り歯磨き粉が市販されているがそれを使用すれば十分ではないのか
(十分ではありません。 子供の健康増進を進める上で、取り巻く社会はますます
複雑、多様になってきました。別の方法も取り入れないと命長い人生に対応しきれ
ません。)
確かに、日本でむし歯が減ってきたのはフッ化物配合歯みがき剤の増加によるも
のであり、とくに 12 歳児 DMFT の減少はこれによるものです。しかし、むし歯
の予防に関するフッ化物利用は、それに加えて、フッ化物塗布、フッ化物洗口を
組み合わせる方が、より効果的です。
○ アレルギー体質だけど使用していいのか。
(問題ありません。)
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校医)
○ 家庭でおこなっているが、2回してもいいのか。
(行ってください)
○ フッ素は歯科医院で塗ってもらっているのでいいのではないか。
(個人でよくなると同時に、地域全体も良くなろうとする園や学校での洗口の取り
組みであることを理解してください。自分だけよかったら良いという捉え方ではあ
りません。)
○毎日少しづつ飲み込んでいたら、フッ素中毒になるのではないか。
(洗口をすると、口の中に洗口液が残りますが、その中に含まれるフッ素の量はお
茶一杯分に含まれる量と同じです。また、不要なフッ素は尿で出て行きます。)
(フッ化物中毒の質問が出てくる、その不安部分を聞いてあげてください。世の男
性などは毎日、適量の晩酌をしていますがアルコール中毒になり廃人になると心配
する方は居ない。 深酒すると病院に搬送されないと治りません。)
○体調が悪い時に洗口してもいいのか。
(体調が悪く、うがいし難い時は休めばいいのです)
2
(7、明和町
モデル園医)
(8、明和町
モデル園医、
校医)
(9、明和町
モデル園医)
以下の資料でかなり網羅されていると思います。 1)三重県歯科医師会のパンフレット 「幼児のためのフッ化物洗口マニュアル」の Q&A 2)H24,12,21 に松阪歯科センターでの研修会 「明和町子どもの歯と口の健康づくりフッ化物塗布事業研修会 事項書」
内の Q&A 及びそこに添付されていた明和町のでの保護者の意見一覧(?) 以上ご参考までにご連絡させていただきます。 ○ 歯科医院で定期的にフッ素塗布をしているが、それは続けた方が良いか?
(並行して続けてください。)
○ 余った洗口液は次の日に使ってもよいか?(先生より)
(次の日も使用可能です。夏場以外なら、約 1 ヶ月ほど使用可能です。洗口液の購
入予算に余裕があるなら、毎日作り、残りは捨てるという習慣にしたら、管理しや
すい側面もあります)
○ 誤って飲んでしまった場合は、どの様に対応すればよいか?(先生より)
(1 回量なら、そのまま通常通りの生活を送って大丈夫。あれば牛乳を飲ませてお
きます。)
○ 洗口後は何分間飲食を控えるのか?(先生より)
(30 分)
○アトピー体質、アレルギー体質の子どもでも大丈夫ですか。
(フッ素にアレルギーを誘発する作用はありません)
○ 飲み込んだらフッ素中毒になりませんか。
(洗口に使用する量では起こりません)
○ 劇薬指定の劇薬は学校では扱えませんが。
(劇薬を使用するのではありません。調整されて後のフッ化物は、学童に良好な歯
の健康を構築する栄養素と考えられています。)
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(さらに、法律の改正で学校が直接購入することができるようになりました。より
一層洗口実施の環境が整ってきています。)
○ フッ素洗口は団体でするものでなく、個人でするものとちがうか。
(三重県では新しい取り組みなので、見聞される機会が少なく、そのように感じる
のでしょう。他府県では学校現場で学童の健康推進の手法として、当たり前の取り
組みになっています。)
(洗口は低い濃度で続けることで効果がでてきます。より多くの子どもがむし歯予
防が可能となり、家庭環境に関係なく、学校に通うことがむし歯予防につながり、
健康格差を解消していくために、集団で行うことに意味があります。)
(10、松阪
園医)
○ フッ素に長年接しているとがんになると言われているが。
(見識不足です。もしそうであれば、砂糖や塩を食していると、ガンになるのでは
ないかという質問も成り立つことになります。使用する量、用法の問題。その量、
用法を間違うと、砂糖や塩でも健康被害は起こります。)
(フッ化物利用に反対する人が言っていることですが、既にフッ化物利用とがんを
含め病気との関係はないという結論が多くの国の公的研究機関、政府から出ていま
す。)
○ フッ化物はどのようにしてう蝕を予防するのか?
(最石灰化の促進です)
○ いろいろなフッ化物応用法を組み合わせることは有効なのか。
(有効。継続することが大切)
○ フッ化物はいつ頃から始めて、いつ頃まで続けるのか?
(幼児期~中学まで。しかし、全年齢の方に使用して有効に作用する。)
(11、公衆
衛生委員)
○ フッ化物を摂り過ぎた場合にどの様な害があるのか?
(摂り過ぎたとは、どの様な状況を想定しているのでしょうか?一回量のことか、
継続的な場合なのか?通常の毎日法で使用する場合は、摂り過ぎということは起こ
りません。通常規定量を継続している場合は、長期間に渡っても摂り過ぎという弊
害は起こらない。)
(普段の生活ではあり得ないような量のフッ化物を採り入れて歯に色がついてし
まったり、骨が脆くなってしまうことがあります。)
○ アレルギーは絶対に出ませんか。
(アトピーや蕁麻疹のことか?アナフィラキシーのことか?どちらにせよフッ素
という元素は、それらの事を誘発しません。)
(ちなみに、絶対という言葉は不適切です。どれだけ理解し、どれだけ習熟し、か
つ油断せず、適切な方法で行うことで安全に使用できるのです。)
○ 体調が悪い時はどうすればよいですか。
(体調が悪い時は、学校を欠席しますでしょう!その行動と同様にすればよい。例
えば、うがいで咳き込むような状態なら、その日は洗口を休めば良いだけ。余裕を
持って考えること。成長への促進にはキチキチの捉え方をしなくてよいものです。)
(体調が悪いとき、例えば、咳やくしゃみが止まらない、しゃっくりが突然でる、
鼻がつまっていてうがいをすると息ができない、等のときは、洗口をお休みして
ください。)
27
○ ブクブクうがいの出来ない子はどうすればよいですか。
(ブクブクうがいができるようになってから実行。練習させることです。)
○ 妊婦はフッ素洗口してもよいのですか。
(胎盤通過性はありません。行って問題ありません)
(12、公衆
衛生委員)
(13、松阪
園医、校医)
(14、松阪
園医、校医)
○ 何歳からフッ素を使用してもよいのですか。
(保育園、幼稚園ころは、洗口に必要なブクブクうがいができるようになる年齢で
す。単に F の使用であれば、歯が萌出した頃からベビー用のフッ化物を塗布するこ
とが勧められます)
○ 今家でフッ素洗口しているのですが(兄弟で)弟が園でフッ素洗口するように
なると家では弟は洗口してはいけないのか。
(そのまま家庭でも行ってください。兄弟で良い習慣が出来上がっています。)
○ フッ化物の学校における保管の方法を教えて下さい。
(フッ化物用の保管場所を設ける事が勧められます。鍵のかかる保管庫ならより良
いです。)
(法律では鍵までは書いていませんが、子どもが触れないようにするためです。)
○ フッ化物に対する人体への影響、歯牙への影響についてきかれました。
(調整した洗口用のフッ化物溶液のことでしょうか? またどんな影響を懸念し
ての質問ですか?このように広い質問には、先ずその質問点を明らかにしてから答
えることが賢明です。ポイントを当てないと返答にズレを生じ、一般の方には誤解
を生じたまま理解されることがあります。)
(過量に多ければ歯のフッ素症、骨のフッ素症がありますが、むし歯予防に使うの
では起こりえません。というのが基本です。これは、水でも塩でも多すぎれば害に
なるのと同じです。)
○ フッ素は、いつ始めて、いつまで続ければよいのか。
(前述の回答参照)
○ フッ化物は初期むし歯を治す効果があると聞いたが、本当ですか?
(本当です!)
(初期虫歯とは脱灰し始めで歯の最表面は残っていて、内部から溶け出している白
濁の状態です。実質欠損の無い、脱灰状態のう蝕に対して修復効果があります。)
○ フッ素塗布は、何ケ月ごとに行ったらよいのですか?
(年3~4 回=3~4ヶ月ごと!)
○ フッ素洗口液とデンタルリンスのちがいは何か?
(モンダミンなどのことですか? フッ素先行液は最石灰化を促進するもの。モン
ダミンは歯周病、歯肉炎における口臭消臭目的のものとの相違です。後者はアルコ
ールにての浸透性を強調してあり子供には使用困難です。一般の家庭では混同し
て、虫歯予防のつもりでモンダミンを使用している事例を見かけます。)
(薬局、薬店でフッ化物洗口剤を購入することは現実にはできません。)
○ フッ化物配合ジェルを使用できる年齢に達していない子供は、量を少なくした
ら使っていいのか?
(この質問の場合、何歳児のことでしょうか?ジェルとは、ホームジェルやジェル
テインを指していますか?フッ化物塗布製剤と同様に考えれば良いですね。 これ
28
(15、松阪
園医、校医)
らは水で洗い探して使用するものではないからです。)
○ フッ素塗布は、いつからすれば良いですか?
(2歳からと区切れば考えやすいです。多種の要素を加味して。)
(フッ化物塗布は原則、歯が生えてきたらできます。現実は子どもがどれだけ
塗っている間我慢できるか、防湿がどれくらいできるか、防湿のワッテを飲み込
んでしまうリスクはないか、歯と歯の間はどれくらい開いているか等々を判断す
ることになります。しかし、フッ化物の正しい知識は常に伝えておくことが望ま
れます。)
○ フッ素洗口についての方法や有効性が知りたい。
(広く周知されている内容で十分です。)
○ 歯科医院でフッ素を塗ってもらったのですが、歯ブラシにたっぷり山盛りに歯
みがき剤のようにフッ素をつけて歯をみがくようにして塗っていただきまし
た。きっとたくさん飲み込んでいると思いますが、身体に害はないでしょうか?
(通法量では問題ありません。たっぷり感の受け止め方でしょうか?防湿してあれ
ば大量に使っても効果に変わりないので、量としては子供の歯磨きブラシの長径の
半分ほどで十分!)
予測される質問
(16、松阪、 ○ フッ化物の安全性
園医)
(広く周知されたおります事で十分、大丈夫です)
○ 既にフッ化物を使用している場合、重複して使用してもよいか?
(歯磨き粉のことでしょうか? 重複して構わないです。)
3
(17、松阪
園医、校医)
○ フッ化物においてアレルギーはあるのか。 (先の回答参照) ○ フッ素の毒性について、急性毒性、慢性毒性はどのくらいの量からでるのか。 (毒という言葉を使う質問に潜む、潜在的疑問を聞き出すことが必要です。どのよ
うな毒性を心配しているのかを聞いてください。そこに焦点を当てると的確に質問
に答えてゆきやすいです。毒と決めてかかっている方には返答の術がありません。
通常使用料範囲であれば、毒性という範疇には、はるかに縁遠いものです。) (急性中毒症状は体重1kgあたり5mg、洗口液だと 25,6 人分以上、慢性中毒は
洗口とは無関係で、長年にわたり飲用水に 1~2ppm を超えると歯のフッ素症、8ppm
を超えると骨のフッ素症がでてくることがあります。また、歯のフッ素症について
は、歯の形成期のみの問題で、歯冠が形成されればなりません。生えてから洗口を
始め歯に色がついて歯のフッ素症になることはあり得ません。反対派の人たちが言
うことがありますが、初期むし歯や、飲み物による着色が多いようです。) ○ フッ化物洗口液の使用期限は1回作るとどのくらいもつのか。 (1ヶ月として下さい。水道水で溶解してあるから大丈夫!家庭での使用では、冷
蔵庫保管してあればさらに大丈夫!
しかし、水道水でも一ヶ月以上置いたもの
は飲まないでしょう。飲めるけど飲まないですね。) ○ フッ化物洗口、歯面塗布、フッ化物配合歯磨剤を3つ共併用しても良いのか。 (良い。その事より継続が効果をあらわします。 家庭・個人では継続がむつかし
29
(18、公衆
衛生委員)
いが、学校などの集団行動の中では、継続が実現できます。) (日本では三つを組み合わせるのが最も理想的と結論が出ています。) ○ 学校等での集団でのフッ化物洗口の廃液は環境汚染にならないのか。 (実際に排水口で測定したところ、法律の基準に対して、遙かに達しておらず、問
題ありません。) (どんな環境汚染を想定してのことですか? 食器を洗ったあとの洗剤は、普通に
流しています。フッ素だけが環境汚染で取り沙汰されるのは何故でしょうか? 醤
油もサラダ油も流していますね。 しかし自然元素に近い形、海水成分に近い形の
ものは環境汚染には抵触しません。洗剤や食用油は、汚染と関係あります。) ○人工透析を行っている人にフッ化物応用を行っても問題は無いのか。 (出ないと思いますが、フロリデーションのところで、何かで読んだことがあったと思っ
たので一応書きました。) (ありません) ○ フッ化物において、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ
化スズ等あるが、効能の違いはあるのか。 (フッ化スズ・・フッ化第一スズです。継続しないと、何を使っても効果は得難い)
(とにかく使うことが重要です。) ○ フッ素は飲み込んでも大丈夫でしょうか。
(何を心配しての質問ですしょうか? そこをしっかり捉えて回答することを心
がけましょう。思い違いで質問者の意図と違った答えで、また質問者が間違って理
解してゆくことがある。先入観で答えないこと! 特にこのようなファジーな質問
には注意します。松阪では、フッ化物は日頃から考えたことがなく、周知が行き渡
っていないので、この際、良い知識を与えてあげましょう。)
○ どの時間にやりますか。
(実施校や園と相談して決めるものです。 例:登校後1時限目の前に行う、給食
後に行う 等。)
○ アレルギーはなく本当に安全か。
(前述通り)
以上にて Q&A 終了です。
解答・見解
30
:
三重県健康づくり室、企画委員会
歯科診療所立入調査結果について
31
32
平成 25 年
地域医療研修会
アンケート結果報告
平成 25 年 9 月 1 日の地域医療研修会(菊谷武先生による講演)において、ア
ンケートが実施されました。ご協力頂いた先生方には厚く御礼申し上げます。
今回実施されたアンケート集計結果に関してご報告申し上げます。
集計
51 名
(出席者 96 名)
内訳(歯科医師 31 名、医師 1 名、歯科衛生士 20 名、介護専門員 5 名)
総合評価
8.57 点
(10 点満点
437 点/51 名)
講演内容の評価
「摂食嚥下の知識・技術の向上」で最も評価が高く、
「訪問歯科診療への取り
組み」「口腔ケア知識の普及啓発」の項目で比較的高評価を頂きました。
一方で「他業種との連携」「地域住民への支援」「歯科衛生士の知識・技術の
向上」という項目ではおおむね良い評価だったものの、中には物足りないと
いう評価も見られ、今後の課題としてあげられました。
感想
「目からウロコの素晴らしい内容、講演でした。」
「もう一度、菊谷先生に5つの項目(講演内容の評価の5項目)について連
動した講演をお願いして下さい。」
というお言葉をいただきました。
今後の地域医療研修会への内容の希望
全体としては「口腔ケア」に最も多くの希望がありました。(28 名)
歯科医師では「在宅・高齢者医療」の希望が最も多く(16 名)、歯科衛生士、
介護専門員では「口腔ケア」の希望が最も多くありました。(歯科衛生士 12
名)(介護専門員3名)
今回のアンケート結果をふまえまして、次回以降の地域医療研修でより会員の
先生方の一助となるような企画に取り組んで参りたいと思います。
研修会へのご要望も地域医療委員会までどしどしお申し付け下さい!
(地域医療委員会
33
黒井建志)
会員の皆様へのお知らせ
交流会の御案内
日時 平成 26 年3月30日(日)予定
場所 フレックスホテル
松阪地区歯科医師会の会員は平成 26 年 1 月現在115名です。平成20年に会
史を作成し顔写真入りで会員が掲載されました。それ以降
浜口文則先生 松本一幸先生 稲森康二郎先生 谷宣幸先生 大西薫児先生
黒井建志先生 川村英司先生 長野治先生 下里武巳先生 橋本政憲先生
藤井温之先生 小村国大先生 が入会されました。街ですれ違ってもお互いに
判らなくても困ります。
そこで交流会を開き懇親を深めたいと思います。会員の先生方、是非出席して
下さい。懐かしい貴重な写真も公開致します。今20年+αの写真を整理して
いますが、既に笑いが(涙が)止まりません。
新年会集合写真が出来上がりました
34
シニア玉手箱掲載記事
夕刊三重新聞社が発行のフリーペーパーです。
7回目の掲載です。
35
日時
場所
出席
会長挨拶
役員会報告
平成 26 年 1 月22日(水) 午後8時より午後10時10分
歯科センター
長井会長以下理事全員
報告事項
(1) 会長報告
条例制定について夕刊三重記事について 交流会について セコム安
否確認について
(2) 一般会務報告
1)会議報告
①松阪地域災害医療対策協議会連絡調整検討会
日時 平成25 年12 月19 日(木) 14 時00 分 から 16 時00 分
場所 松阪商工会議所3 階 第1 研修室
出席 澤田事務局員
議題
1.第1 回松阪地域災害医療対策協議会等の概要について
2.広域災害・救急医療情報システム(EMIS)の登録状況について
3.災害医療情報伝達訓練の実施について
②歯の健康まつり企画検討委員会(1/15) 公衆衛生委員会の項参照
③災害時の対応・体制に関する委員会(1/18)企画委員会の項参照
2)会務報告
①松阪市公開ワークショップについて(条例制定の為に市が主催で)
3月に予定 小人数のグループで行う
②松阪地域8020 運動推進協議会ついて
③予算総会(3/30)日程ついて
フレックスホテルで予定
④保健功労賞(県歯)該当者について 今年は西岡先生
⑤国保連合会総会時の説明に対する質問について
⑥プロジェクター貸し出しについて
中村宏先生
市民病院に1週間
⑦ホームページの担当委員会の移管について
36
企画から広報に
(3) 各委員会報告
企画委員会
津田副会長
(出席会議)
1月18日(土)19:30 三重県歯科医師会・災害時体制整備担当者会議
(事業活動)
12月19日(木) 9:30 岐阜県山形市 高富小学校F 洗口先進地視察
1月 7日(火)20:00 地域医療委員会口腔ケアモデル事業打ち合わせ
1 月 8 日(水)20:00 公衆衛生委員会
1月13日(月)15:00 新年総会、新年会
1 月15 日(水)20:00 歯の健康まつり準備検討会
1月21日(火)20:00 口腔ケア検討会(地域医療委員会)
(意見聴取事項・協議事項)(報告事項)
企画、地域医療、公衆衛生委員会共通事項
① 本年度フッ化物洗口モデル事業:(進捗:1 月より4 私立保育園幼稚園で本
稼動)
② 市条例制定を目標とした、公開ワークショップ3/2 日曜13 時 橋西公民館
(要員選定)
条文検討ワークショップ:新年度4月以降に実施:松阪市主催
③ フッ化物の地域への啓発必要!・・・公衆衛生委員会でモデル事業のプレゼ
ン反省検討会。
・ 公衆衛生委員の担当園、校にて講話の展開
・ 園、学校の現場では健康教育のスタンスも必要
・ 将来的に歯周病対策を視野に、学校では歯肉炎対策も必要(学校は受け入れ
易い)
④ 周術期ガン口腔ケア病診検討会—3/9(講演:市民病院、済生会病院)
⑤ 園医、校医、の歯科検診の精度管理(講師:県歯 羽根常務)3/30総会時
に併催
⑥ 安否確認SECOMの整備普及率 松阪47%
◎H26 災害時の対応・体制に関する委員会郡市歯科医師会担当者会議
日時 H26年1月18日(土) 19時30分 ~ 21時00分
場所
三重県歯科医師会館
出席 県歯より辻副会長、芝田専務、羽根常務、熊谷理事、桑名理事、
郡市歯科医師会より桑員―永田、四日市―加藤、鈴鹿―小林、
亀山―岡、津―林、松阪―津田、伊勢―福田、志摩―中井
37
尾鷲―八原、南紀―和手、伊賀―中川、
報告・協議題
① 石巻赤十字病院における東日本大震災初動の記録
・ 拠点病院におけるトリアージの実際
② 全国 7 地区日本歯科医師会 平成26 年度災害コーデイネーター(身
元確認・災害歯科保健医療)研修会について
・ 2 月9 日(日)13時~17 時 愛知県歯科医師会館予定 東海信越
ブロック担当者
・ 三重感歯科医師会より10名、県警5 名 計15 名参加(静岡研修未
参加者対象)
・ 身元確認に稼働できる人員を、各歯科医師会より10 名選出し災害
時に準備してほしい!
・ 避難所での支援活動案を模索したい。→各歯科医師会にて、災害対
策支援チームを設定しておいてほしい。
・ H26 年度は各歯科医師会での災害研修会を支援してゆく方向性。
③ SECOM 安否確認システム登録状況について
登録者を増やしてほしい。→ 資料:未登録者一覧(病院歯科医師は
除く:施設登録の会員であるため、個人ID 番号が設定されていない)
・ 70歳以上の会員ほど登録して欲しい
・松阪登録率:49、55%
④ 災害時の福祉厚生について
・ 日歯福祉共済制度:加入者が死亡、又は重度障害になった場合に、
死亡共済保険金または障害退会共済保険金を給付する800万円!
・互助会では:90万円、全焼―300万円、全壊・流失―100万円
⑤ 新型インフルエンザ等発生時における特定接種に関する医療機関の
登録について
・ 原則として各歯科医師会毎に1 箇所(1診療所):新型インフルエ
ンザのパンデミックによる、患者の口腔ケアに従事する診療所の歯科
医と衛生士を選出。
・ 県行政への届出期限:3 月10日
38
会計
高森副会長
(出席会議)
口腔ケア推進事業反省会打合せ会(1/7)
歯の健康まつり企画検討委員会(1/15)
(事業活動)
総務・社保委員会合同慰労会(12/26)
総務委員会(1/13)
地域医療委員会
辻理事
(出席会議)
12 月16 日(月)地域けあネット
12 月19 日(木)学校歯科保健先進地視察
1 月 7 日(火) 口腔ケア推進支援事業打ち合わせ
1 月13 日(月) 新年総会
(事業活動)
1 月17 日(金) 地域医療委員会
◎地域けあネット
日時 平25年 12 月16 日(月) 19 時から21 時
場所 松阪地区医師会館
◎学校歯科保健先進地視察研修
日時 平25年12月19日(木) 9時15分から 18時
場所 岐阜県山県市立富岡小学校
松阪より長井会長 津田副会長 辻理事 杉山理事 西村理事
吉田章男先生 浜瀬県歯理事 伊藤県歯理事が参加
39
40
41
42
43
44
1富岡小学校の歯科保健活動の紹介
富岡小学校 養護教諭 伊藤 あずさ 先生
2学校内見学
3山県歯科医師会の取り組み紹介
山県歯科医師会 尾野 康夫 先生
4学校歯科保健について講演
朝日大学歯学部長 口腔感染医療学講座社会口腔保健学分野教授
磯崎 篤則先生
◎委員会開催
開催日
1 月17 日
出席者
横山雅一 司馬超 田中務 黒井建志 辻泰明
協議事項
地域医療研修会の振り返り
来年度研修会
地域医療委員会予算について
3 月9 日松阪地区がん連携研修会について
歯周病健診の啓発について
45
広報委員会
北野理事
(出席会議)
会議松阪市多文化共生ネットワーク会議
(事業活動)
会員名簿完成 配布 49770円 150部
しょうきゅうし1月号 送信 郵送
県歯郡市会短信
総会 新年会写真撮影 西井委員
◎松阪市多文化共生ネットワーク会議
日時 平成25年12月16日(月)午前10 時から
場所 第二隣保館 2階 大会議室
店舗における外国人差別掲示への取り組みについて
フィリピン被災地への支援活動について
◎松阪市フィリピン協会から支援協力の要請
大使館 カトリック教会 友人 知人などを通して届けることを検討してい
る。届けた後は必ず支援した人に報告を約束する。
歯科医師会より3千円支援することとなった。
委員会開催
日時 平成26 年1 月13日(月) 午後2時半より
場所 華王殿
出席者 北野 岡田 勝田 西井
欠席者 松井 松本
協議事項
来年度予算 事業について
予算 昨年度より概ね電話番号簿 名簿を除いた額
事業 電話番号簿 名簿は製作せず。他は同様。
担当を大体確認詳細は次回の委員会で。
意見 しょうきゅうしの製本を考えてはどうか
46
医療管理委員会 中瀬理事
(出席会議)
1/13 新年総会
(事業活動)
委員会開催
1. 開催 1/15
2. 出席者
石濱、西村(国)、村瀬、長野 合計5 名
欠席 松葉
3. 協議事項
① 平成26 年度医療管理事業計画及び予算について
平成26 年度より予算増額
② 救急薬剤配布について
前回配布より3年経過 2 月中に配布予定
③ 県歯より依頼の「平成25 年度 医療監視報告書」について
本年度医療監視対象の診療所より聴き取り報告予定
福祉厚生委員会
地主理事
(事業活動) 1 月13 日 新年宴会
(報告事項) 3 月30 日 交流会開催予定
委員会開催 1回目
1. 開催日平成25 年12 月26 日
2. 出席者
地主、植松、浜瀬、松本、下里、橋本、稲森
3. 協議事項
新年宴会打ち合わせの詰め“ 席決め
交流会開催について
委員会開催 2回目
1. 開催日平成26 年1 月13 日
2. 出席者
地主、植松、浜瀬、松本、下里、橋本、稲森、松田
3. 協議事項
交流会開催について 3 月30 日 場所 フレックスホテル予定に
47
総務委員会
鮒田理事
理事者報告 (総務委員会)
(出席会議)
12 月26 日 総務委員会慰労忘年会(社保委員会合同)
1 月13 日 総務委員会
松阪地区歯科医師会新年総会・連盟総会(華王殿)
松阪地区歯科医師会新年宴会(華王殿)
(事業活動)
1 月 6 日 事務局PCの保守・メンテナンスをリコージャパン(三重)と
正式契約
1 月13 日 26 年度予算・新年総会運営について委員会開催
松阪地区歯科医師会新年総会運営・写真撮影準備
(協議事項)
理事者PCの会員貸し出しについては現行の使用方法にて様子を視て
必要があれば、ご協議頂きます。
(報告事項)
総会・連盟総会準備物の紛失、破損なし
総会・連盟総会欠席者への資料配布について事務局へ指示
委員会開催
1. 開催日 1月13日 午後2時00分~ (華王殿)
2. 出席者
高森 鮒田 藤井 礒田 浜瀬(敬) 小村
3. 協議事項
・総会準備、運営について ― 受付、点呼、
・議事録作成について ― 浜瀬
・写真撮影時の座席誘導について
・総会準備物・配布資料の撤収・確認について
・ 26 年度総務予算案の検討
48
社会保障委員会 杉山理事
(出席会議)
12月19日 学校歯科保健先進地視察研修
1月13日 新年総会
1月15日 歯の健康まつり企画検討委員会
(事業活動)
12月26日 総務委員会・社会保障委員会合同慰労会
委員会開催
1.開催日 平成26年1月7日(火) 午後8時~
2.出席者 松島・小田寛・川村・杉山拓紀
欠席
大瀬・林尚史
3. 協議事項
平成25年度 社会保障事業計画及び予算書について
社会保険事業・・・社会保障委員会
1)社保研究室の開催(年3回)
2)県歯社保担当からの情報伝達
(会員連絡FAX 及び「しょうきゅうし」への掲載)
3)県歯社保担当理事による社保講習会の開催
4)社保関連事務のサポート(施設基準届出など)
5)社保関連質問への対応
6)他の委員会との共催による講習
49
公衆衛生委員会 西村理事
12月19日 山県市先進地視察
わかば保育園保護者説明会
3月30日 予算総会終了後、学校健診についての講習会を予定
委員会開催
1月8日 公衆衛生委員会
各自のF 洗口事業の反省、今後における課題
ビデオを見て反省会を予定
歯の健康まつり関連
1月16日 歯の健康まつり2014企画検討委員会
◎実行委員会へ健康まつりの企画、アイデアを提案する
◎キャッチフレーズを次回までに考えてきてもらう
(市条例のからみもあるのでフッ化物をメインにしてはどうか)
◎今年も腹話術でいきたい
◎被災地の物産展
◎警察にも参加してもらう(駐車場でのイベント)
◎名札をひも付きにする
◎衛生士学生に市民優先を徹底する
◎昼食試食会をしておく
◎フッ素洗口を文化会館で行ってはどうか
◎橋西センター1階和室の利用
◎体育館内での飲み物はどうか
など
50
学術委員会 馬瀬理事
(出席会議)
1.13 新年総会および新年会
H26.7.3(木)14:00-17:00 前期学会
鶴見大学歯学部講師 中川洋一先生を予定。
演題は未定(口腔粘膜疾患からドライマウスまで)
委員会開催
開催日 1/13
協議事項
①予算の件について
華王殿が例年総額8万円程度だったが、今回から値上げと消費税ア
ップで13万円、交渉で11万円に下がったが、学術講演会として
は高すぎるとのことで、これからは困難であると結論。
②前期学会の確認
協議事項
(1) 平成26年度事業計画・予算案の確認に関する件
松阪地区歯科医師連盟役員会
県歯連盟会長橋本先生が新年総会で御挨拶され会費について言及された。
会費について長井会長より説明があった。
51
第24回
継松杯麻雀大会
今年も恒例の継松杯が、1月19日に行われ、久々に私(森)が優勝しました。
故継松久雄先生に因んだこの大会も今回24回を数え「光陰矢の如し」である。
発足当時は4卓、5卓と賑やかに和気あいあいとやっていたが、最近は2卓となり、ここ
にも時代の変化を感じます。
ところで今回は私にとって正に『溜飲が下がる』大会となりました。というのは、一昨年
の大会では、うかつにも浜瀬太郎先生に、見え見え(意図が分かっている)の役満(国士無
双)を振りこみ、最下位になってしまったが、今回はその浜瀬先生に一矢報いることが出来
たのと、「何より」これを傍観していて「馬鹿笑い」した、継松、長井両先生に競り勝って
優勝したからである「ああ、清々した」。
何はともあれ、疎遠となった会員の皆さんとゲームを通じて懇親出来る事が何よりです。
今後も多くの仲間が参加してもらえればと思ってます。
ちなみに私のようなロートルには、ボケ防止になるとか・・・。
参加者と入賞は次の通りです
・参加者 (浜瀬敏彰・継松・長井・東・小林・浜瀬太郎・松本一幸)先生と森 以上8名
・入賞者
優 勝
森
雅胤
準優勝
長井 雅彦 先生
三 位
継松 正実 先生
BB賞
東 惣一郎 先生
森
52
雅胤(記)
訪問歯科診療及び口腔ケア申し込み
受付日
患者情報
主訴
(H25年11月25日~12月24日)
疾患名
栄養
介護度
担当
備考
歯科医師名
11月25日
86歳
女性
義歯作製希望
陳急性脳梗塞
経口
要介2
肺がん術後
大市尚司
在宅
(近隣住所)
独居生活
吉田
高齢者
骨間接疾患
認知症
12月24日
84歳
女性
義歯作製希望
認知症
経口
要介4
徹士
(かかりつけ) 集合住宅
担当
53
地域医療委員会
【口腔ケアステーション】
12月活動状況(11月25日~12月24日)
日付
11月
12月
訪問先
患者数
25日
在宅
1
26日
のろま倶楽部
5
在宅
3
フラワーヴィレッジ笹川
1
アミーユ松阪
2
有料老人ホームこころ
3
27日
在宅
2
28日
アサヒビハーラ
2
GHやまぶき
1
カトレア
1
アミーユ松阪
1
在宅
1
エクセレントまつさか
6
29日
在宅
1
30日
さくら園
1
花の丘病院
1
在宅
1
陽だまりの庄
1
ローマリンダ
1
GH カトレア
3
カトレア
10
むつみ園
1
花の丘
1
2日
在宅
2
3日
有料老人ホームこころ
2
在宅
2
エクセレントまつさか
3
のろま倶楽部
5
在宅
1
のろま倶楽部
5
老健やまゆりの里
1
エクセレントまつさか
4
むつみ園
14
在宅
1
松阪天啓苑
9
アサヒビハーラ
2
GH やまぶき
1
ローマリンダ
1
1日
4日
5日
6日
8日
54
花の丘
1
カトレア
1
フラワーヴィレッジ笹川
1
有料老人ホームこころ
2
在宅
2
エクセレントまつさか
3
在宅
2
ホームひさみ
3
老健やまゆりの里
1
アミーユ松阪
6
在宅
3
花の丘
1
花の丘
1
さくら園
1
在宅
4
エクセレントまつさか
3
有料老人ホームこころ
2
老健やまゆりの里
9
在宅
1
のろま倶楽部
5
老健やまゆりの里
1
エクセレントまつさか
6
22日
ローマリンダ
4
23日
カトレア
10
24日
在宅
2
フラワーヴィレッジ笹川
1
有料老人ホームこころ
2
シニアヴィレッジみくも
1
9日
10日
11日
12日
14日
17日
18日
19日
稼働日
24
日
患者数のべ人数
55
182
人
【平成 25 年度
口腔ケアステーション症例検討報告会
報告】
日時:平成 25 年 12 月 21 日(土)19:30~21:30
場所:歯科センター2F
出席:大矢
1.
岡本
瀬戸口
鈴木
小山
近田
前田
尾上
症例報告
岡本 DH
70 代男性
在宅
パーキンソン病
主に配偶者が口腔ケア
中心静脈栄養のみ
頻回の吸痰
月 2 回の歯科介入
協力的
過去 2 回誤嚥性肺炎
問題点:原因不明の発熱
C 多数歯牙
舌苔
口腔乾燥
奥舌の舌苔に 40 分程かかる
強固に付着の乾燥痰
課題:ケア時間の短縮
寝たきり
アズノールの使用
口腔ケアの介入を増やす?
検討内容:
ケア時 SPO2 は?
IN(栄養・水分量)・OUT(排泄量)は?
発熱原因は?
ネブライザーを頻回に
加湿器を使用
マスク着用
などで口腔乾燥を予防
すべての舌苔除去は困難なのでリラクゼーションを多くしてみては?
配偶者の精神的支持と現状維持でいいのでは?
満足度は?
大矢 DH
80 代女性
有料介護施設
月 1 回の歯科介入
脳出血
右片麻痺
失語
ADL 低下
発熱後、意識レベル低下
拒否なし
問題点:体調の把握がしにくい
検討内容:
協力的な職員から、様子を聞き出す
介護職
ふだんの様子
NS 服薬の変更など
ベッドのギャッジアップ可能かどうか?⇒車椅子移乗可能であればほとんど OK
ベッドサイドに禁忌の体位などが書いている場合が多いので確認する
事故につながりやすいので、ケア終了後はベッドの角度を元に戻す
鈴木 DH
70 代女性
老健施設
アルツハイマー
問題点:脱落寸前のブリッジ
根面にプラークと食渣
開口困難
食事・口腔清掃全介助
月に 2 回歯科介入
う窩にクラスプが引っかかる
拒否・抵抗あり
意思疎通困難
舌で押し出し、薬液を吸ってしまう
終了になったが、義歯の使用やブリッジ脱落が危険なので予後が心配
検討内容:
他の利用者のケアのついでにその方の様子をのぞいたり、職員に聞いてみては?
ブリッジが脱落していないか職員に注意してみてもらうようにお願いしてみる
56
2.
開口器について
各種開口器
(クローバー歯科より拝借)
オーラルケア
亀水
硬い樹脂
薄い硬い樹脂
厚く硬いシリコン
テーブルシートを
ペンライトを
破折片で
指やペンライトを
丸めて糸で縛る
差し込める
死亡事故
差し込める
厚みを調整できる
割り箸開口器の作成方法
① 割り箸に角綿を巻く
② ガーゼをきつく巻きつける
③ 根元から糸を巻き、先端から
根元に戻り、結ぶ
口腔内に入る
④ 袋に入れて滅菌する
先 3~4 ㎝は
ぴっちり巻く
開口量に合わせ
裾は適当
割り箸 1 本~3 本
使用方法
持ち方の注意
犬歯より奥に
頬で固定
良くない持ち方
固定点が遠い
頬で固定
57
ずれると危険
3
3.
その他
液状濃厚流動食
夕刊三重
4.
JUICIO(ジューシオ)ミニ
200kcal 経口・胃瘻
シニア玉手箱
ケアステーション勉強会
口腔ケアの関連トピック
講師
125ml
平成 26 年
2 月 1 日(土)19:30
~
誤嚥性肺炎、ドライマウス、栄養補助食品について
(株)明治メディカル栄養事業部
大吉慎様
(文責
58
口腔ケアステーション歯科衛生士
尾上美和)
松阪地区歯科医師会月間行事予定表
日
曜
松 歯 会
(県歯会)
1
土
口腔ケアステーション勉強会
2
日
3
月
4
火
5
水
その他
平成26年2月
診療及び健診担当医
休日
3歳児
1.6歳児
市民病院
地域包括支援センター運営
協議会(津田)
口腔ケア推進支援事業
6
木
(グループホームやまぶき)
浜瀬敬
歯の健康まつり
津田
大森
第2回企画検討委員会
7
金
8
土
9
日
10
月
11
祝
12
水
13
木
14
金
15
土
16
日
17
月
18
火
19
水
20
木
21
金
22
土
23
日
24
月
25
火
26
水
27
木
28
金
黒井建
西井
松島
8020協議会
馬瀬
口腔ケア実践研修(七栗)
(谷)
伊藤・阪口
勝田
濵口文
役員会
松田・地主
田中泰
後藤
田中務
郡市会長会議
藤川・北野
59
県歯他
【会務日誌】
12月
1月
29日~
3日
7日
8日
11日
13日
15日
17日
18日
19日
事務局年末年始休業
事務局年末年始休業
社会保障委員会
口腔ケア推進支援事業反省会打合せ
公衆衛生委員会
歯科センター定期清掃
新年総会・宴会
広報委員会
総務委員会
医療管理委員会
歯の健康まつり第 1 回企画検討委員会
口腔ケア推進支援事業(グループホームやまぶき)
地域医療委員会
広報委員会慰労会
災害時の対応・体制に関する委員会(津田)
鶴歯会
継松杯
【編集後記】
皆様は一月(睦月)の過ぎるのが速いと感じたことはないですか? 確かに十二
月(師走)も、仕事やイベントに追われてドタバタ過ぎて行きますが、頑張ったぞ
という充実感が残ります。それに対して一月は、特に何もしていない内にもう
二月(如月)?…御屠蘇気分と言う訳でもないのですが、私だけでしょうかね(^^;
今一度気持ちを引き締め直して、二月に臨みたいと思います(^^)v 本年もご指
導の程よろしくお願い致します。
(岡田明彦 記)
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