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平成 27 年度 事業報告

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平成 27 年度 事業報告
平成 27 年度
事業報告
~支え合い、助け合い、
励ましあって、つながる福祉~
社会福祉法人 宇治市社会福祉協議会
(コラボネット宇治)
平成 27 年度 当会事業
総括
当会は、平成 27 年度の事業方針として、二点の大きな柱を掲げていました。その二点から、この 1
年間を総括します。
多くの住民で福祉活動を支える仕組みづくりを進めます。
…誰もが支え、支えられるつながりのある地域福祉の輪を広げます。
平成 27 年度は、介護保険制度改正や生活困窮者自立支援制度が施行される、福祉諸制度の大きな転
換期のスタートの 1 年になりました。その中で、学区福祉委員会の委員やボランティア活動者の高齢化
もどんどん進んできていると実感しています。
学区福祉委員会では、学区福祉委員会連絡協議会にて「健康寿命」というテーマで講演会を実施した
り、福祉委員募集強化月間などの取組みが行われました。また、宇治ボランティア活動センターでも、
個人登録者等を対象の中心に据え、積極的にボランティア活動の参加を促す「ボランティアマッチング
サロン」なども展開されてきています。それぞれの分野の中で、「担い手不足」を解消すべく、取組み
を進めておられ、当会としても積極的にかかわりを持ちながら支援を行っています。
活動者同士がつながり合い、情報交換をする場として「うじピョンカフェ」を開催しましたが、参加
者からは「自分たちの活動が、社協に評価をしてもらっていることに勇気がわいた」、
「わたしたちの少
し先輩たちの活動を知って、元気が出た」などの声もいただきました。活動交流の場の必要性を改めて
認識し、その中で「支える人たちの支え合い」があることを実感しました。
これらの取組みを通じて、
「コーディネーター役」としての当会の役割の遂行を強く実感することに
なりました。
コラボネット宇治の新たな役割について検討を行います。
…民間の立場での地域福祉推進の枠組みをつくります。
平成 27 年度は、当会の「相談機能」を意識したつながりの構築も多くありました。当事者の相談か
ら、新たな団体へつないだり、教育現場と連携しての相談対応などが求められた場面もありました。
また、宇治市福祉サービス公社との合同の勉強会の開催等を通じて、公共性の高い「民間組織」とし
ての双方の役割を考える機会を設けるなどの取組みも行ってきました。介護保険制度改正がきっかけで
はありましたが、お互いの組織を知ることで、連携や協働を考えるきっかけにつながっています。
これらはいずれも、当会の「民間」という立場から、広報紙の情報掲載からつながったものや、行政
とは違う公共性という「信頼」があって、展開されてきているものでもあります。
しかしながら、これらの「相談機能」に役割を発揮していくための基盤である財源確保等においては、
困難な状況は続いています。当会の住民会員への加入は、年々減少し、平成27年度は1千万円を割り
込みました。その状況を鑑み、新たに自動販売機設置事業を通じて、「1㎡でできる社会貢献」を打ち
出しているところです。
今後も、寄せられている相談に丁寧に対応し、他機関、行政と連携して取組みを進めていきます。そ
の中で、財源の確保等にもつなげていけるように展開を考えていきます。
1
目
次
第1章 新たなつながりによる活動者・協力者の輪の拡大
…3
1.第3次宇治市地域福祉活動計画
「うじピョンのいいね!アクションプラン」の推進
2.異業種とのネットワークの構築
第2章 全員参加の地域福祉活動の推進
…5
1.学区福祉委員会活動との協働
2.ふれあいサロン事業の促進
3.介護予防普及啓発事業B型(地域参加型)リハビリ教室の実施
4.子育てに関する支援
5.中学生と赤ちゃんの交流事業の実施
第3章 協働によるボランティアや当事者活動の推進
…21
1.宇治ボランティア活動センターとの協働
2.宇治市災害ボランティアセンターの運営
3.当事者支援・各種関係団体との協働
4.宇治福祉まつりの開催
5.新春福祉のつどいの開催(表彰関係含む)
6.京都文教大学との連携によるボランティア活動の促進
7.身体障がい者デイサービス事業の実施
8.身体障がい者移動支援事業の実施
9.在宅高齢者介護者リフレッシュ事業の実施
10.宇治市老人福祉センターサークル協議会への運営協力
第4章 安心した日常生活を送るための支援
…40
1.各種相談事業の実施
2.各種資金貸付等の実施
3.福祉サービス利用援助事業(日常生活自立支援事業)の実施
4.各種関係機関との連携
第5章 法人運営の強化
…48
1.財源の確保
2.多角的な広報活動
3.時代の変化に対応した取組みを進める体制の検討
4.計画的な役職員研修の実施
5.実習生の受け入れ
6.宇治市総合福祉会館の管理運営
7.会務の運営
【アイコン表示について】それぞれの実施内容には、活動財源が分かるアイコンを表示しています。
毎年 10 月~3 月にかけて実施する、赤
い羽根共同募金の配分金で実施する
事業に表示。
宇治市社協の会費収入等の独自財源、
基金の運用益を元にして実施する事
業に表示。
毎年 12 月に実施している「歳末たす
けあい募金」の配分金で実施している
事業に表示。
宇治市や京都府社協からの委託金や
補助金、助成金により実施する事業に
表示。
参加者や利用者からの負担金により
実施する事業に表示。
2
第1章 新たなつながりによる活動者・協力者の輪の拡大
1.第3次宇治市地域福祉活動計画「うじピョンのいいね!アクションプラン」
の推進
第3次地域福祉活動計画冊子を 1,000 部作成するとともに、地域福祉活動・ボランティア活動団
体、関係機関、福祉施設等への配布を通じて、市内全体での地域福祉・ボランティア活動にかかる
担い手、協力者づくりを共に進めていけるよう呼びかけを行っています。
平成 27 年度は、自治会町内会等を基盤にしてサロン活動や助け合い活動の相談が多かったこと
もあり、本会にかかわりのある自治会町内会単位の活動者を中心に集まっていただき「うじピョン
カフェ」を開催しました。
(うじピョンカフェの実施)
実施日
平成28年3月19日(土)9:30~12:00
実施場所
宇治市総合福祉会館
実施目的
参加者
内容
実施して
地域福祉活動計画のふりかえりを行うとともに、自治会町内会等を基盤として活
動をしている団体同士の意見交換などの場とする。
39名
・新崎先生によるミニ講義「なぜ、今つながりが大事なのか」
・うじピョンカフェ(ワールドカフェ方式によるグループ意見交流)
今回は、行政の福祉部局以外にも声をかけ、実施をしました。また、自治会町内
会等を基盤として活動している団体からは、見守り活動をする上での考え方など
をまとめた資料を配布されたり、積極的にご参加いただけたことはよかったで
す。その後、参加団体から「ほかの活動も知ることができてよかった」との声も
いただくことができました。こういう場を設定することも大事ですが、日々の業
務の中で活動者同士の声を集めることができるようにしたいと考えています。
第 3 次地域福祉活動計画策定委員長の新崎国広先生
ワールドカフェ方式による交流会では、多くの意見が
からのミニ講義。その後、ワールドカフェ方式の
出され、お互いの活動のヒントをたくさんいただく
交流会のファシリテートを務めていただきました。
ことができました。
3
2.異業種とのネットワークの構築
平成24年度に実施した「May I help you」(お手伝いしましょうか?)事業で、高齢者などサ
ポートが必要な方への対応や困りごとについて、事業所関係者との意見交換をした中で、認知症の
方への対応に苦慮することがあるとの意見が出ていました。
ま
ち
それを受け、『事業所から届け、思いやり!!~高齢者も安心して生活できる地域に~』をテー
マに京都地域包括推進ケア機構の協力を得て、各事業所に認知症の方への対応や、高齢者への接遇
などの研修を学ぶ、
「京都高齢者あんしんサポート企業養成講座」を開催しました。宇治商工会議
所の協力も得て、宇治商工会議所会員にもチラシを郵送いただきました。年々、参加企業は少なく
なっており、今後の開催方法には課題が残ります。
(京都高齢者あんしんサポート企業養成講座の実施)
実施日
場 所
実施目的
参加人数
実施して
①平成27年11月24日(火)13:30~16:00
②平成27年11月30日(月)13:30~16:00
①宇治市産業会館 多目的ホール ②宇治市総合福祉会館 大広間
・事業所の皆さんにも認知症についてや高齢者への対応を知っていただき、認
知症になっても暮らし良い宇治市を目指す。
・事業所会費協力会員に案内し、顔の見える関係を構築する。
① 9名( 8事業所)
②18名(11事業所)
参加頂いた企業からは、ロールプレイングを交えた内容に高い評価を頂いてい
ます。
「認知症の症状についてなんとなく知っていたけど、対応はどうしたら良
いのか不安があった」との意見もあり、認知症への理解は広がっているが、実
践への不安があるということが分かりました。
認知症の人と家族の会京都府支部の役員の方から、
認知症を正しく理解するための講義をいただきました。
ロールプレイでは高齢者の接遇を学ぶほか、
実際の介護体験は、参加者からも好評です。
異業種同士の交流にもつながっています。
4
第2章 全員参加の地域福祉活動の推進
1.学区福祉委員会活動との協働
(1)学区福祉委員会事業への補助金交付による支援
事業費補助金として、1学区あたり 175,000 円を上限に補助しました。事業内容としては、
多世代交流事業の取組みが多く、中でも子どもボランティア育成事業に長年取り組む地区では、
当時、子どもであった人たちが高校生となり、独居高齢者の友愛訪問に参加する事例もあり、世
代を通じた福祉活動として効果を上げています。
一人暮らし高齢者等への会食・配食事業に対しては材料費として1食あたり 350 円上限に補
助しました。また、一人暮らし高齢者等を対象に、月1回以上の訪問活動や生活支援に対して誕
生日の記念品や手土産に要する経費として、一人につき年額 1,000 円を上限に補助しました。
歳末たすけあい「ふれあい」事業として、プレゼントの配布を含めた各戸への見守り声掛け活
動の事業には、1世帯 1,000 円を上限に 150,000 円、左義長等の世代間交流を目的とした住民
交流活動には、上限 130,000 円を交付しました。また、各活動の経費として上限 25,000 円を
補助しました。
(学区別一人暮らし高齢者等訪問事業及び給配食事業の実施状況)
学区名
御蔵山
訪問実績対象者数(人)
25 年度
26 年度
27 年度
14
14
実施せず
木幡
宇治
岡屋
南部
菟道
菟道第二
神明
大開
大久保
西大久保
伊勢田
小倉
91
85
77
215
206
206
102
97
99
140
139
130
180
184
183
145
140
140
152
176
171
97
96
99
31
31
23
128
128
117
114
124
127
244
238
231
西小倉地区社協*
132
126
114
槇島
175
162
184
訪問対象者数
1,960
1,946
1,901
※本事業は、22学区福祉委員会のうち、
16の委員会で実施しています。
学区名
給配食実績数(食)
25 年度 26 年度 27 年度
御蔵山
341
339
178
木幡
147
163
146
宇治
1,552
1,413
1337
岡屋
223
276
221
南部
161
164
178
三室戸
791
797
719
菟道
190
164
166
菟道第二
253
238
224
神明
1,057
763
661
大開
366
423
407
大久保
587
713
583
西大久保
545
542
508
平盛
100
101
105
伊勢田
189
168
161
小倉
818
618
620
西小倉地区社協*
2,495
2,223
2182
槇島
1,425
1,141
1200
北槇島
199
146
188
合計
11,439 10,392
9,784
※本事業は、22学区福祉委員会のうち、
20 の委員会で実施しています。
*西小倉地区社協は、3学区(北小倉、西小倉、南小倉)の合計です。
5
訪問者数の減少している理由としては、福祉委員の減少が考えられます。新規で加入される福祉
委員もおられますが、退会する福祉委員もおられ、実際に活動をいただける福祉委員の数の減少が
うかがえます。また、給配食の実績数の減少は、その福祉委員の数の減少から、回数減や方法の変
更が余儀なくされ、減少していることがうかがえます。
(歳末たすけあい「ふれあい」事業 対象と補助金額)
(単位:円)
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
対象
補助金額
対象
補助金額
対象
補助金額
御蔵山
高
142,550
高
148,376
高
151,000
笠取
高・介
12,600
高・介
12,840
高・介
12,000
笠取第二
全
77,580
全
77,632
全
92,000
木幡
高
105,000
高
95,000
高
89,000
宇治
高
175,000
高
175,000
高
175,000
岡屋
全
155,000
全
155,000
全
155,000
南部
高
76,000
高
76,000
高
74,000
三室戸
障・親・介
44,500
障・介
37,000
高・介
55,000
菟道
高
175,000
高
175,000
高
175,000
菟道第二 高・障・親・介
108,978 高・障・親・介
96,946 高・障・親・介
104,747
神明
高
175,000
高
175,000
高
175,000
大開
高
119,445
高
107,005
高
83,610
大久保
高
171,000
高
175,000
高
175,000
西大久保
高・介
144,000
高・介
144,000
高
129,000
平盛
高
173,969
高
175,000
高
175,000
伊勢田
高
133,000
高
118,000
高
126,000
小倉
高・障・介・難
175,000
高・難
175,000
高・難
175,000
西 小倉地区社協
高
184,000
高
176,000
高
164,000
槇島
高・障
144,000
高・障
110,500
高・障
110,500
北槇島
高
114,600 高・障・親
65,000 高・障・親
104,000
補助金額合計
2,606,222 補助金額合計
2,469,299 補助金額合計
2,499,857
高・・一人暮らし高齢者及び高齢者夫婦世帯 障・・障がい児・者世帯
親・・・一人親家庭世帯 介・・介護されている世帯
難・・難病者のおられる世帯
全・・・地域住民全体
学 区
各学区福祉委員会では、住民交流の「まつり」や、高齢者のつどい、敬老会などが
実施されています。
6
(2)学区福祉委員会連絡協議会への支援
学区福祉委員会連絡協議会の役員会や代表者会議の運営を支援し、運営費助成を行いました。ま
た、その事務局として、下記の事業の実施を支援しました。
(福祉委員交流研修会)
実施日
実施場所
実施目的
参加者
内容
平成27年8月29日(土)
Ⅰ部(研修)
15:00~16:50
Ⅱ部(懇親会) 17:00~19:00
Ⅰ部(研修)
;宇治市総合福祉会館
Ⅱ部(懇親会);宇治市産業会館
各学区で健康年齢を伸ばす取り組みを各学区で開催できる土壌づくりを行う。また、
学区福祉委員会の横のつながりの増強及び福祉委員の研鑽と親睦を図り、今後の学
区福祉委員活動の発展に寄与する。
Ⅰ部(研修) 17学区62名
市社協会長 事務局6名
Ⅱ部(懇親会)13学区31名
市社協会長 事務局6名
Ⅰ部 健康寿命をのばすには~生活習慣病予防の「運動」と「食事」について~
講師;医療法人 徳洲会 宇治徳洲会病院
栄養管理室 管理栄養士 辻 勇 氏
リハビリテーション科 理学療法士 主任 池田 弘毅 氏
Ⅱ部 懇親会
(学区福祉委員会募集強化月間)
実施日
実施目的
実施内容
結果
平成28年2月1日~3月31日 (2ケ月間)
今後も学区福祉委員会の活動を継続していけるように、次世代の担い手の確保に向
けて宇治市全学区福祉委員会で取り組む。
宇治市政だより、城南新報、洛南タイムス等、各広報紙に掲載を頂くとともに、学
区福祉委員会も個別で口コミを行い、活動者の輪を広げる。
①城南新報
1月31日
②洛南タイムス
2月 2日
③市政だより
2月15日号
④FM うじ出演
2月17日
原副代表幹事 事務局1名
⑤社協だより
3月15日号 特集記事
福祉委員募集強化月間では、49名の新規加入者があった。
(福祉委員研修会)
実施日
実施場所
平成28年2月27日(土)12:00~16:30
舞鶴市中総合会館
全国、京都府下の地域福祉活動の実践を学び、宇治市内の学区福祉委員会活動の発展強
実施目的
化を目指す。
参加者
18学区33名
第4回 きょうと地域福祉活動実践交流会 への参加
内容・テーマ
「ご近助」×「出番」×「絆」=ご当地実践∞(むげんだい)
~来て!見て!話して!いいとこどり~
7
2.ふれあいサロン事業の促進
高齢者、障がいのある方、児童や子育て中の親子などが孤立することなく、身近な地域で支え合
える仲間づくりの場であるサロン活動を促進するため、社協だよりに助成金情報を掲載し、登録を
呼びかけ、運営相談や活動助成を行いました。
相談の中で、高齢者サロンの新規立ち上げや運営等にかかる内容が多くありました。福祉サービ
ス公社の介護予防事業の活動終了者がグループ継続のためにサロン事業を利用する傾向がありま
す。目まぐるしく変わる介護保険制度改正の流れの中で、当会が進める支え合いとしての地域福祉
活動に加え、介護予防機能を持つ社会資源としての機能が求められています。
(1)サロン補助金交付推移
119 団体からサロン申請(内補助金申請サロン 107 団体、登録サロン 12 団体)がありました。
補助金交付選考会(6月 16 日実施)を経て、107 団体に補助金交付を行いました。
(Hot!ふれあいサロン登録数及び助成金交付の推移)
年 度
助成金総額(円) サロン数(登録のみ)
新規登録数
平成 25 年度
3,462,000
124(17)
5
平成 26 年度
3,390,000
118(13)
10
平成 27 年度
3,342,000
119(12)
10
(サロン登録内訳)
分類
高齢者サロン 高齢者・障がい者サロン 障がい者サロン
箇所数(割合) 84(71%)
6(5%)
3(2%)
子育てサロン 目的別その他サロン
18(15%)
8(7%)
子どもも参加し地域交流の場になっています。
多世代が地域に関心を寄せるきっかけになっています。
(2)サロンへの情報提供
サロン運営に必要な民間助成金制度の情報提供を行い、申請に係る相談対応も行いました。
高齢者サロンを中心に宇治市の保健師や栄養士による出張講座に加えて、宇治市が実施する消費
生活・環境学習・介護保険制度などの各種出前講座や、民間医療施設の出前講座の情報提供を行い
ました。
8
(3)サロン研修会の開催
サロンで活用できる介護予防の健康体操などの情報提供のため、研修会を開催しました。(介護
予防普及啓発事業(地域参加型B型リハビリ)事業の研修会と合同で実施)
(サロン研修会の実施)
実 施 日
実施場所
実施目的
参 加 者
内
容
実施して
平成 28 年3月 29 日(火)13:30~15:00
宇治市総合福祉会館
気軽にできる体操プログラムを学び、地域活動として普及する。
55 名(22 サロン)
講師 宇治徳洲会病院 リハビリテーション課 理学療法士 辰巳泰浩 氏
テーマ 「腰痛予防と運動」についてスライド上映と体操実技演習
アンケート結果から受講満足度は高く、今後も健康体操やレクリエーション指導を望む
声が寄せられました。
体操のニーズは高く、予想以上の参加者でした。
9
(平成 27 年度 サロン一覧)
№
登録
サロン名
会場校区
対象
決定額
1
槇島ホットサロン
槇島
高齢者・障がい者
55,000
2
ミニサロンひろの会
大久保
高齢者
37,000
3
虹の会
西大久保
高齢者
55,000
4
ゆうわ会
宇治
高齢者
19,000
5
北槇サロンふれあい会
北槇島
高齢者
19,000
6
HOT ふれあいサロンかようかい
小倉
高齢者
55,000
7
一福会
南部
高齢者
37,000
8
野神ふれあいサロン
菟道第二
高齢者
19,000
9
うたごえ喫茶みなみ風
宇治
障がい者
19,000
10
ホットサロンやすらぎ
槇島
高齢者
37,000
わくわくサロン
平盛
高齢者・障がい者
12
風車の会
宇治
高齢者
19,000
13
京かのこ
木幡
高齢者
19,000
14
ミニホットサロンひまわり
大久保
高齢者
19,000
15
サロン広芝
宇治
高齢者
19,000
御蔵山サロン
御蔵山
高齢者
-
17
平尾ふれあいサロン
御蔵山
高齢者
55,000
18
てまりの会
木幡
高齢者
19,000
明星ホットサロン
三室戸
高齢者
-
20
サロンピノキオ
木幡
高齢者
19,000
21
蔭山 HOT サロン
小倉
高齢者
19,000
22
ほっとふれあいサロンひまわり
宇治
高齢者
9,000
よもやま会
北小倉
高齢者
-
11
16
19
23
○
○
○
○
10
-
24
おこしやす
宇治
高齢者
37,000
25
ともしび
西大久保
高齢者・障がい者
43,000
26
サロンあざみ
木幡
高齢者
19,000
27
HOTふれあいサロン権現
菟道第二
高齢者
19,000
28
HOT!ふれあいサロンユートピア
御蔵山
高齢者
25,000
29
フレンドサロン
南部
高齢者
19,000
30
南山ふれあいサロン
御蔵山
高齢者
37,000
31
もみじ会
大久保
高齢者
31,000
32
ホットサロンやまぎわ
南小倉
高齢者
19,000
33
にら花の会
宇治
高齢者
19,000
34
ホットサロンさくら
大久保
高齢者
19,000
35
わかば会
槇島
高齢者
19,000
ふれあいサロン撫子の会
大開
高齢者
-
37
折鶴サロン
菟道
高齢者
37,000
38
どんぐりっこ
伊勢田
育児中の親子
55,000
39
喜楽会
槇島
高齢者
19,000
40
ポヨポヨキッズ
菟道第二
育児中の親子
37,000
41
わんぱくクラブ
大久保
育児中の親子
31,000
42
ドラえもんサークル
小倉
育児中の親子
55,000
43
お茶の子会
南部
高齢者
19,000
44
プチ MAMA 倶楽部
西小倉
育児中の親子
19,000
45
ほっこりすぺーすあい
御蔵山
その他(青少年)
55,000
46
ぐるぐる
小倉
育児中の親子
55,000
47
HOTふれあいサロンあじさい
小倉
高齢者・障がい者・育児中の親子
55,000
48
バルーンクラブ
小倉
育児中の親子
43,000
49
Toddlers トドラーズ
小倉
育児中の親子
55,000
36
○
11
50
華連グループ
神明
高齢者
37,000
51
さくらんぼ会
木幡
高齢者
37,000
52
子育てサークルころりんこ
小倉
育児中の親子
43,000
53
Hot!ふれあいサロンのんこ
大久保
高齢者
55,000
54
きっずくらぶ
岡屋
育児中の親子
31,000
ふれあいサロン“はる”
木幡
高齢者
-
56
むらさき気楽会
槇島
高齢者
55,000
57
ホットサロンゆうゆう
岡屋
高齢者
25,000
58
ズンドコサロン
西大久保
高齢者
30,000
59
子育てサークルミッキーマウス
菟道第二
育児中の親子
20,000
60
親子サークルあそビバ!
北槇島
育児中の親子
43,000
61
Hot!ふれあいサロンすみれ
小倉
高齢者
19,000
62
ふれあいサロンやよい
木幡
高齢者
19,000
63
フリースペースおやすみ
西小倉
青少年
25,000
64
にこにこピーチクサロン
岡屋
育児中の親子
37,000
65
白寿お茶飲み会
宇治
高齢者
37,000
66
くりくま健功会
大久保
高齢者
37,000
67
楽しく料理を作ろう会
北槇島
高齢者
19,000
68
北槇ハーモニー
北槇島
高齢者
37,000
69
すみれ会
宇治
高齢者
19,000
70
イキイキ教室203
小倉
高齢者
31,000
71
サロン妙楽
菟道
高齢者
19,000
72
北内HOT!ふれあいサロン
槇島
高齢者
25,000
岡屋
育児中の親子
55,000
南部
高齢者
19,000
55
73
74
○
子育てママのアカペラグループ
TwinkleTweety
サロン車田
12
75
ユニエスさくら
菟道第二
高齢者
55,000
76
ハモフレ
神明
育児中の親子
49,000
77
開ひまわり会
神明
高齢者
37,000
78
笑って運動サロン
小倉
高齢者
55,000
79
育児サークルはらぺこあおむし
御蔵山
育児中の親子
37,000
80
井戸端かふぇ・まんぷくじゃ
宇治
その他(全て)
31,000
81
丸山はづきの会
南部
高齢者
19,000
82
さわやか会
大開
高齢者
25,000
83
下村ほっとサロン
槇島
高齢者
25,000
84
ホットふれあいサロンつるかめ
槇島
高齢者
25,000
85
ほっとほっとサロン
宇治
高齢者
25,000
86
色えんぴつ
御蔵山
高齢者
55,000
87
多文化コミュニティサロンさらだぼうる
菟道第二
外国出身の人
55,000
88
おやこサロン にこにこたっち
菟道第二
育児中の親子
19,000
89
岡屋イキイキ会
岡屋
高齢者
19,000
90
ワクワク光
菟道
高齢者
19,000
91
サロン槇の島
槇島
高齢者
25,000
92
サロン巨椋
槇島
高齢者
19,000
93
サロンなでしこ
小倉
高齢者
37,000
94
○
サロンふれあいの森
北槇島
高齢者、児童
-
95
○
紙芝居「ことわ」
大久保
乳幼児・児童・家族
-
96
○
楽老会
木幡
高齢者
-
97
○
何でもサロン
菟道第二
障がい者
-
ちゅうりっぷの会
大久保
乳幼児・児童・家族
ふれあいひろば
岡屋
高齢者
うさぎはらっぱであそぼうよ!
宇治
児童青少年
98
99
100
○
13
31,000
37,000
101
ミニステージイン宇治
菟道
市民
19,000
102
天神台サロン絆
神明
高齢者
25,000
103
花
木幡
高齢者
19,000
104
ふれあいサロン田原
西大久保
高齢者
19,000
105
友和会
小倉
高齢者
19,000
106
サロン白川
菟道
高齢者
19,000
107
さらだぼうるふれんず
南部
外国出身の人
37,000
おやこサロンにこにこメロディー
大開
育児中の親子
-
109
サロン足腰改善体操友の会
菟道
高齢者
37,000
110
ふれあいサロン川東
菟道
高齢者
25,000
111
いこいの広場
槇島
高齢者、障がい、児童
19,000
112
神明カフェ
大久保
高齢者
37,000
113
平尾台囲碁茶ロン
御蔵山
高齢者、児童
19,000
114
サロン絆
伊勢田
高齢者
31,000
115
菟道北ふれあいサロン
菟道
高齢者
37,000
116
さわやか会サロン同好会
広野
高齢者
31,000
117
木曜サロン
神明
高齢者
30,000
118
サロンいきいき
槇島
高齢者
37,000
119
文化サロン「ゑん」
大久保
高齢者、障がい
19,000
108
○
14
3.介護予防普及啓発事業B型(地域参加型)リハビリ教室の開催
地域の住民同士が共に、体操、レクリエーションのプログラムを通じて、介護予防を進めるため
の教室を開催し、より多くの市民の方に、ボランティアとして参加いただけるように、今年度は地
域交流センター5箇所を使用しボランティア研修会を開催しました。また、FMうじにおいて PR
しました。
(ボランティア研修会開催状況)
実 施 日
実施場所
実施目的
参 加 者
内 容
実施して
第1回: 平成27年 7月15日(水)10:00~11:30
第2回: 平成27年10月29日(金) 9:30~11:30 ※代表者交流会
第3回:①平成28年 2月22日(月)10:00~11:30
②平成28年 2月23日(火)14:00~15:30
③平成28年 2 月24日(水)14:00~15:30
④平成28年 2月25日(木)10:00~11:30
⑤平成28年 2 月26日(金)10:00~11:30
第4回: 平成28年 3月29日 (火)13:30~15:00
第1回:ゆめりあうじ
第2回:宇治市総合福祉会館
第3回:①特養まごころ園 ②ハーモニーやまはた ③宇治愛の郷
④ヴィラ鳳凰 ⑤伊勢田明星園
第4回:宇治市総合福祉会館(サロン研修会として開催)
地域での介護予防に資する自発的な活動の普及啓発と住民の活動の育成
第1回:67 名 第2回:58 名 第 3 回:①20 名②8 名③24 名④31 名⑤17 名
第4回:55 名 合計:280 名
第1回:みんなの認知症予防ゲーム 講師:高林実結樹 氏
第2回:代表者交流会 各地域介護予防ボランティア意見交流会
第3回:0円工作 紙を使って作ろう 講師:二木 博子 氏
第4回:腰痛予防と運動 講師:宇治徳洲会病院 理学療法士 辰巳泰浩 氏
認知症予防ゲームの大切さ、進め方、関わり方、コツなどを学ばれ、「0円工作」
「腰痛予防と運動」は各地域で、すでに取り組まれ、地域の仲間と介護予防に役
立っています。代表者交流会では、意見交換をされ各地域の取組みの参考となり、
また、他地域のボランティアとの繋がりもでき、新しいボランティアの加入もあ
りました。
宇治市内の福祉施設の地域交流拠点を会場にして実施した「0円工作」は、
さっそくにプログラムに取り入れていただいています。
15
(宇治市内の介護予防普及啓発事業【地域参加型 B 型リハビリ教室】ののべ人数の推移)
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
実施回数(回)
利用者のべ人数(名) ボランティアのべ人数(名)
854
7,324
11,150
848
7,291
11,197
831
6,421
10,572
(介護予防普及啓発事業【地域参加型 B 型リハビリ】開催状況)
教 室 名
小学校区
実施回数
(回)
利用者
実人数(名)
利用者のべ
人数(名)
ボランティア
のべ人数
(名)
ほっこりくらぶ
神
明
40
9
272
573
さわやかくらぶ
御蔵山
44
12
399
363
すこやか広野
大久保
36
11
237
578
ニコニコ菟道
あったか平盛
菟
平
42
38
15
14
392
389
687
515
道
盛
のんびりくらぶ
西大久保
38
13
325
578
みむろど健康教室
三 室 戸
44
9
295
519
なごみ岡屋
ホット大開
岡
大
屋
開
39
42
12
10
246
275
303
410
元気おうばく
宇
治
43
10
308
439
きらきら菟二クラブ
ハスの実くらぶ
お茶の実くらぶ
しらさぎクラブ
菟道第二
小
倉
木
幡
南 小 倉
43
42
37
43
14
8
8
11
416
215
225
319
656
952
468
622
ふれあい北槇
北 槇 島
47
14
459
525
槇島あすなろ会
ぬくもり伊勢田
南部てんとう虫教室
スマイル西小倉
槇
島
伊 勢 田
南
部
西 小 倉
43
41
44
43
11
10
13
11
401
351
382
301
469
661
544
449
フラワー北小倉
北 小 倉
42
5
214
261
831
220
6,421
10,572
合計
4.子育てに関する支援
(1)
「赤ちゃんサロン・広場・パーク」の開催
(「NPO 法人子育てを楽しむ会(楽しむ会)」と共催)
1歳になるまでの子どもを持つ親同士の仲間づくりや情報交換の場として、「赤ちゃんサロン」・
「赤ちゃん広場」
・
「赤ちゃんパーク」を実施しました。参加者の気持ちをほぐすプログラムの後、
交流を促すフリートークの時間を設けるほか、小グループでのおしゃべりタイムを設けるなど、参
加者が交流しやすくなるような工夫をしています。
また、市内に引っ越してきたばかりの方や、子どもとともに安心してでかけられる場所を知りた
いという参加者の希望を受け、
「クチコミ情報コーナー」として、模造紙に参加者自身が訪れてよ
かった場所を書き出してもらう取組みを実施したり、楽しむ会スタッフや当会職員が個別に情報提
供を行ったりしています。
さらに、赤ちゃんの発達段階や母親の心身の状況が不安定なため、孤立している状態などが把握
16
できた場合には、母親の話を傾聴し、必要な際には地域の子育て支援団体を紹介しています。スタ
ッフ間で情報の共有をし、対応方法の協議を行うほか、宇治市保健推進課に毎回の広場での状況を
伝え、母親が孤立しないように支援の工夫をしました。
参加者の人数が全体として減少傾向にあるため、平成28年度においては、本事業以外への外出
先の有無など、参加者の状況を把握する機会を設け、楽しむ会と協議をしながら、平成29年度事
業内容や回数の検討を図っていきます。
(赤ちゃんサロン・広場・パーク開催実績)
名称
対象
(市内在住に限る)
実施日時
実施場所/参加費
実施回数
参加状況
(スタッフ数:保育
サポーターは含まず)
赤ちゃんサロン
妊婦および1ヶ月から
4ヶ月の赤ちゃんと親
原則 毎月第4木曜日
10:00~12:00
赤ちゃん広場
5ヶ月から8ヶ月の
赤ちゃんと親
原則 毎月第1金曜日
宇治市総合福祉会館/参加費 200 円
各 10 回 ※4 月と 8 月は開催していません。
101 組
(59 名)
192 組
(67 名)
(赤ちゃんサロン・広場・パーク参加状況の推移)
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
赤ちゃんパーク
9ヶ月から 12 ヶ月の赤
ちゃんと親
原則 毎月第3金曜日
赤ちゃんサロン
120
127
101
赤ちゃん広場
217
282
192
141 組
(60 名)
(単位 組)
赤ちゃんパーク
206
180
141
赤ちゃん広場での交流の様子。ベビータッチをしながら、
赤ちゃんもお母さんもリラックスできる時間をつくります。
(2)
「おしゃべりキャッチボール」の実施
(
「NPO 法人子育てを楽しむ会(楽しむ会)
」への委託)
宇治市に転入されて1年未満の0歳~3歳までの子どもを育てる母親、アレルギーのある子ども
を持つ母親、多胎児を育てる母親を対象に、宇治市内の当事者グループや助産師の協力を得て実施
しました。当事者同士の交流を行うことで、情報の交換や悩みの共感などができ、参加者のリフレ
ッシュの時間となりました。当会としても、活動されている当事者や悩みを持つ方の声が聴ける貴
重な機会となっています。
宇治市に転入されて 1 年未満の方については、宇治市内の地図を会場に貼り付け、参加者に見て
もらいながら自由に情報交換を行いました。情報が不足している方が多く、幼稚園等の情報から買
い物先や車で出かけられる場所の情報など、幅広い情報を必要とされていました。
17
アレルギーのある子どもを持つ親については、参加人数が増加傾向にあります。現在の就園前の
問題だけではなく、幼稚園・学校などの進学にともなう子ども自身や周囲の方々へのアレルギーの
理解についてなどに不安を感じている参加者もあり、ゲストの方から様々なアドバイスを受けてお
られました。
多胎児を育てる親の回についても、参加者が増加傾向にあります。子どもの数が増えるため、ス
タッフの見守り体制に工夫が必要です。毎回参加される方と初めて参加される方とがスムーズに交
流ができるように、交流のコーディネートも必要となってきています。また、母親だけの参加では
なく、祖父・祖母・父親など支援をしてくれる家族とともに参加される方もありました。妊婦の参
加もあり、専門職である助産師や乳児を育てる当事者からのアドバイスなどを受けることで不安を
軽減する効果も出ていると考えられます。
(おしゃべりキャッチボール開催実績)
テーマ
対象
宇治市に 1 年未満に転 アレルギーのある
入された子育て中の親
子どもを持つ親
市民全般
① 7月 8日(水)
②11月11日(水)
③ 3 月 2日(水)
実施日
時間;10:00~11:30
① 6月11日(水)
②10月14日(水)
実施場所・参加費
宇治市総合福祉会館/無料
親子数(参加者数)
①4組(12名)
②4組( 8名)
①9組(19名)
②8組(17名)
③1組( 2 名)
多胎児の親
① 5月20日(水)
② 9月16日(水)
③12月 9 日(水)
④ 2 月10日(水)
① 4組(12名)
② 9組(27名)
③ 6組(17名)
④12組(38名)
多胎児を育てる親の会は、参加者も多くなっています。
親同士が交流できるように見守りの体制にも工夫をしてい
ます。
(3)子育てサークルなどへの情報提供および広報
子育てサークル見学希望者との連絡調整及び相談に対応しました。また、宇治市子育て支援基幹
センター主催の子育てサークル交流会に参加し、当会の実施する子育て事業をPRしました。希望
される子育てサークルへは、当会が実施している赤ちゃんサロン・広場・パークにおけるサークル
PR の時間を設け、サークル員の募集の場を提供したほか、宇治市総合福祉会館に常設している子
育て情報コーナーで市民向けの各種情報の発信の場を提供しました。
18
5.中学生と赤ちゃんの交流事業の実施
乳児から1歳半頃までの赤ちゃんと親が「赤ちゃんボランティア」として中学校を訪れ、中学3
年生と交流をはかる事業です。当会はボランティア募集、調整、当日のサポート、実施後のフォロ
ーを行いました。中学生が実際に赤ちゃんを抱き、命の重みや温かさを肌で感じ、子育て中の親の
思いを聞く中で、自分自身も大切に育てられたことや命の尊さを学びました。参加した親にとって
も、“ボランティア”を身近に感じてもらうきっかけとなりました。
平成27年度は、東宇治中学校、黄檗中学校、宇治中学校、南宇治中学校、槇島中学校で実施し
ました。黄檗中学校においては、地元の学区福祉委員会の協力を得て、交流事業を実施することが
できています。今後とも本事業を理解し、協力いただける団体を広げる必要性があります。特に、
学区福祉委員会のかかわりでは、小地域を拠点として様々な活動を行う団体の存在を、参加する若
い世代へ知っていただける機会になると考えおり、かかわりが持てる中学校の取組みから広げてい
ければと考えています。
近年、赤ちゃんボランティアが集まりにくい傾向があります。今後も多くの団体と連携を深めて
いけるよう、声かけをしていきたいと考えています。
平成27年度は、東宇治中学校での取り組みに長岡京市の主任児童委員の方の見学がありました。
また、平成28年度実施に向けて、西宇治中学校より相談があり、実施に向けた打合せを進めてい
ます。
(東宇治中学校)
実施日
実施場所
対
象
協力者
赤ちゃんボランティア数
平成27年6月29日(月)、6月30日(火)、7月1日(水)
東宇治中学校
東宇治中学校3年生(6クラス)
NPO 法人子育てを楽しむ会
岡屋・菟道地区民生児童委員協議会
80組(のべ組数)
(黄檗中学校)
実施日
実施場所
対
象
協力者
赤ちゃんボランティア数
平成27年 10 月8日(木)、9日(金)
黄檗中学校
黄檗中学校 3 年生
NPO 法人子育てを楽しむ会
東宇治・木幡地区民生児童委員協議会 宇治学区福祉委員会
61組(のべ組数)
(宇治中学校)
実施日
実施場所
対
象
協力者
赤ちゃんボランティア数
平成27年10月26日(月)
、27日(火)
、28日(水)
宇治中学校
宇治中学校 3 年生
NPO 法人子育てを楽しむ会
神明・琵琶・宇治地区民生児童委員協議会
92組(のべ組数)
19
(槇島中学校)
実施日
実施場所
対
象
協力者
赤ちゃんボランティア数
平成28年2月23日(火)、24日(水)
槇島中学校
槇島中学校 3 年生
NPO 法人子育てを楽しむ会 まきしま絆の会
槇島地区民生児童委員協議会
70組(のべ組数)
(南宇治中学校)
実施日
実施場所
対
象
協力者
赤ちゃんボランティア数
平成28年3月9日(水)
南宇治中学校
南宇治中学校 3 年生
NPO 法人子育てを楽しむ会
大久保地区民生児童委員協議会
34組
赤ちゃん交流に参加してくださる親世代への地域福祉や
ボランティア活動への関心を高める働きかけも積極的に
行う必要があります。
20
第3章 協働によるボランティア・当事者活動の推進
1.宇治ボランティア活動センターとの協働
~特に、個人の声に耳を傾けていこう!~
平成27年度は、宇治ボランティア活動センターの「ボランティア マッチング サロン」の取組
みを応援することで、個人登録者にも積極的に声掛けを行ってきました。
(1)宇治ボランティア活動センター運営への支援
宇治ボランティア活動センターでは、運営委員会を毎月第4水曜日と定例化し、実施されていま
す。運営委員会同様、役員会も定例開催されており、事前に議論を整理したうえで、運営委員会を
開催する体制を継続して取られています。当会事務局からも職員が1名、運営委員として運営に参
加し、運営委員間の連絡調整等に協力しています。
(2)ボランティア活動の啓発支援
宇治ボランティア活動センターでは、啓発活動として、情報誌「パートナー」を定期発行(奇数
月:2,300 部発行)しています。ボランティア活動センターに登録している個人や団体、宇治市内
を中心とする関係機関・施設に配布しています。センターの活動紹介のみならず、読者からボラン
ティア活動の参加に関する問合せをいただいています。当会事務局職員も運営委員として、紙面作
成に協力しています。
3 月 5 日には「バリアフリー上映会」
、
「ボランティアフェスティバル(おもいの駅伝)」という
啓発イベントが実施されました。市民の方が気軽に参加できるイベントを通じて、ボランティアへ
の裾野を広げたり、障がい者理解を深める機会となりました。
バリアフリー上映会は今回で18回目を迎えまし
おもいの駅伝は10回目を迎えました。
「障がいの
た。映画会の冒頭には、視覚障がい者、聴覚障が
ある人をセンターに」をコンセプトにし、現在は
い者から思いを伝えていただく時間も設けていま
ボランティアフェスティバルと同時開催にしてい
す。
ます。
ボランティアフェスティバルでは、若い世代のボランティア参加を考えるため、シンポジウムなどの
企画を行いました。登録グループからも、若い世代が参加して企画を盛り上げてくれています。
21
(3)運営委員会の組織強化に向けた取組み
宇治ボランティア活動センターでは、平成26年度以降、SNS を活用した情報発信を推進されて
います。Facebook を活用した外部への情報発信と併せて、運営委員間での連絡調整手段としての
利用も進んでいます。
9月26日(土)には、平成28年4月に施行される障害者差別解消法をテーマにした運営委員
研修を開催し、法律施行を目前に控え、地域でできる障がい者への関わり方などについての意識を
深めました。研修会には一般の方も招き、身近な手話コミュニケーションについて学ぶ「身に手話
講座」も併せて実施されました。
12月5日(土)には、現在、ボランティアにどのような役割が期待されているのかをテーマに
した運営委員研修を開催しました。京都府社会福祉協議会より講師を招き、地域福祉の最前線から
地域に自分たちの住む地域にどのような取組みや働きかけが必要となるのかを共に考える機会と
しました。
また、愛荘町社会福祉協議会、東近江市社会福祉協議会から視察を受け、宇治ボランティア活動
センターの運営のあり方、住民協働によるセンター運営についての意見交流を行いました。
障害者差別解消法を学んだあと、参加者で手話を学びました。
簡単な自己紹介ができると、ろうあ者も喜ばれます。
現在の社会情勢を踏まえて「ボランティアとは何か」を改めて
考える機会になりました。
2件の視察は、いずれも「住民協働ボランティアセンター」というテーマ
での受入れで、パイオニア的な存在であると改めて認識しました。
22
(4)ボランティア同士の連携強化とボランティア活動の支援
宇治ボランティア活動センターでは、7 月13日(月)にボランティア活動拠点となっている福
祉会館の清掃及び交流会を開催し、登録グループや個人登録者の交流の場を設けました。
また平成 26 年度に引き続き、宇治市生涯学習センター、宇治市福祉サービス公社との三者で定
年退職者層をターゲットに、ボランティアや市民活動への参加のきっかけづくりを目的とした「は
じめよう!セカンドライフ」を開催しました。その他、年間の参加イベントは以下の通りです。
いずれの取組みにも、積極的な声かけを実施しました。
(宇治ボランティア活動センター運営委員によるイベント参加実績)
参加日
イベント名(開催会場)
11 月 28 日(土) 文教大学共生(ともいき)フェスティバル(京都文教大学)
年間 6 回
「はじめよう!セカンドライフ」講座
当会職員の
参加協力
参加
一部参加
宇治ボランティア活動センターでは、個人ボランティアへのアプローチを模索されており、個人
ボランティアと施設でのボランティア活動とをつなぐ場として、平成 26 年度に試行実施された「ボ
ランティアマッチングサロン」を、平成27年度は3回実施しました。7月19日(日)初回のマ
ッチングサロンを企画されましたが、当日は気象警報の関係で、残念ながら中止となりました。10
月 4 日(日)
、平成 28 年1月31日(日)に実施をした際には、総勢 50 名ほどの方が参加されま
した。
ボランティアを初めてしようと考えている方が気軽に立ち寄れる雰囲気づくりや運営委員のコ
ーディネート向上の機会となり、また、ボランティアをした個人とボランティアを求める団体・施
設等をつなぐ場となっています。
また、
「ボランティアマッチングサロン」の取組みは、
「第4回 きょうと地域福祉活動実践交流
会」で報告をしました。
ボランティアマッチングサロンは、たくさんの
施設や個人登録者も参加して行われました。
23
(6)ボランティア相談
(当会の担当職員によるボランティア相談件数)
月
件数
(単位:件)
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計
11
14
17
27
17
14
18
26
21
22
13
12 212
(担当職員によるボランティア相談件数)
年 度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
件
数
134
118
212
(相談者の属性(所属)
)
所属
人数
(単位:名)
個人 当事者団体 登録団体
113
1
11
施設
25
病院
0
学校
1
福祉関係機関
27
(相談内容)※複数内容あり
内容
件数
ボランティアをしたい
70
ボランティアを求む
61
「ボランティアをしたい」への対応
問い合わせ
109
合計
212
合
計
240
(単位:件)
件数
「ボランティアを求む」
、
「問い合わせ」への対応
ボランティア派遣
ボランティアグループへつなぐ
制度を紹介
個人登録者へつなぐ
広報
ボランティア団体、施設、他機関を紹介
ボランティアセンター団体を紹介
情報提供
登録団体等見学
運営委員につなぐ
13
7
60
0
3
そのほか
12 他機関へつなぐ
運営委員へつなぐ
継続(保留)
情報提供
対応できず
V調整取り下げ
2.宇治市災害ボランティアセンターの運営
(1)総会および講演会の開催
(第8回総会)
実施内容
その他
26
(単位:件)
(相談対応)※複数回答有
実施日
実施場所
行政
8
平成27年4月19日(日)15:00~16:00
宇治市産業会館
(総会)
①平成 26 年度事業報告
②平成 26 年度決算報告(一般会計及び特別会計)
③平成 27 年度事業計画案の審議
④平成 27 年予算案の審議
24
件数
0
55
0
1
2
20
3
15
86
8
0
(講演会)
日時
場所
平成27年4月19日(日)13:30~15:00
宇治市産業会館 3 階 大会議室
内容
災害ボランティアセンターの運営と協働のあり方
(後援・助成 公益財団法人京都新聞社会福祉事業団)
加入団体:37団体 60名 運営委員:15名
参加者
講師
実施して
特定非営利法人にいがた災害ボランティアネットワーク
理事・事務局長 李 仁鉄(り じんてつ)氏
日常の延長上にある「災害」を具体的な事例をもとに説明され、顔が見える関
係づくりの大切さを教えていただきました。また、
「常設型」の意味として、
「隣
の人の声を聴く」「つらさを受け止める」など、普段から顔が分かっているか
らこその役割期待を丁寧に伝えていただきました。
災害時に限らず、ボランティア活動で大切なこととして、「その人らしい暮ら
しを取り戻すこと」「主語は被災された方々であること」などの視点をたくさ
ん伝えていただきました。
改めて、「日常」に考えていることや思いは、災害時にも大事にしていくべき
視点であること、その「日常」のつながりが災害時にも生かされることを参加
者の多くが確認できた講演会になったと思います。
李さんからは、普段のボランティア活動と同じ
視点で「災害時」もかかわることの大切さをご
教示いただきました。
(2)運営委員会等の開催
(運営委員会開催)
会議名
運営委員会
開催回数
5
主な内容
・京都府災害ボランティアセンターの運営委員選出
・具体的な取り組みとスケジュール
・京都府災害ボランティアセンター初動支援チームの研修
参加
・宇治市防災訓練
・宇治市災害ボランティアセンターが伝えていきたい内容
・今年度の具体的な取り組み(案)
・京都府災害ボランティアセンターの図上訓練への協力
・防災リーダーフォローアップ研修への講演
・西小倉地区防災訓練の事前会議の参加者
・運営委員の交代(川瀬氏から安留氏へ)
・西小倉地区防災訓練の参加内容
・平成27年度 事業報告
・平成28年度 事業計画案
・平成28年度 事業予算案
25
(3)広報・普及活動
本センターの啓発のため、回覧板の配布や出前講座の案内チラシを作成しました。
また、加入団体に協力頂き『災害が教えてくれた宇治らしいつながり~京都府南部豪雨災害を経
験して~』の冊子データを、インターネットのホームページ上で発信することができました。そ
の他の啓発活動として取り組んだことは下記のとおりです。
(宇治市防災訓練)
日時
場所
平成27年9月6日(日)9:00~11:00頃(雨天のため早く終了)
宇治市立宇治中学校グラウンド
内容
災害ボランティアセンター啓発ブースの展開
・リーフレット、回覧板配布
・出前講座の案内チラシ配布
・京都府南部地域豪雨災害パネルの展示
運営委員:8名
参加者
(西小倉地域防災訓練)
日時
場所
平成27年11月29日(日)9:00~12:30
南小倉小学校グラウンド
内容
災害ボランティアセンター啓発ブースの展開
・リーフレット、回覧板配布
・出前講座の案内チラシ配布
・京都府南部地域豪雨災害パネルの展示
運営委員:6名
参加者
(パネルの貸出)
京都府南部地域豪雨災害の展示パネルを貸し出しました。
日時
場所
平成 27 年4月12日
平尾台第一児童公園
平成 28 年2月6・7日
宇治市生涯学習センター
平成 28 年3月9~11日 市役所ロビー
内容
公園サロンの際に展示
まなびんぐの際に展示
東日本大震災写真展にて展示
防災訓練等の場で、回覧板やパネルなどを使って啓発活動を行っています。
26
(4)京都府災害ボランティアセンターへの協力
平成 27 年度、28 年度の京都府災害ボランティアセンターの運営委員として、宇治市災害ボラ
ンティアセンターより海老名副代表に参加いただいています。
運営委員会への参加が3回と、京都府内、市町村域における『現地災害ボランティアセンターの
円滑な立ち上げ・運用ポイント(手引き)
』見直し作業部会に、5回出席いただいています。
(5)研修・イベント等への参加
日時
場所
平成 27 年
京都産業大学
6月 6日(土) むすびわざ館
6月27日(土) 京都タワーホテル
6月28日(日)
京都ガーデンパレ
ス
府立山城総合
運動公園
城陽市福祉センタ
12月 7日(月)
ー
京都産業大学
12月16日(水)
むすびわざ館
10月18日(日)
平成 28 年
京都文化博物館
1月23日(土) 別館ホール
3月 3日(木)
ひと・まち交流館京
都
3月14日(月)
京都ガーデンパレ
ス
内容
京都府災害ボランティアセンタ
ー
全体研修会
京都府災害ボランティアセンタ
ー
初動支援チームフォローアップ研修
京都府災害ボランティアセンタ
ー
災害VCの先遣・初動期支援に重
要な視点
京都府災害ボランティアセンタ
ー図上訓練
災害復興NPOリレーションズ
設立に向けた準備会
災害ボランティアセンターの情
報発信力
京都府災害ボランティアセンター
10 周年記念事業「私と災害ボラ
ンティア」
災害時連携NPO等ネットワー
ク制度及び加盟登録協定に関す
る募集説明会
京都府災害ボランティアLO(調
整員)養成講座について
(6)出前講座による啓発事業
(宇治市防災リーダーフォローアップ研修への参加・講演)
日時
場所
平成27年12月13日(日)9:30 ~12:00
うじ安心館
内容
講演 宇治市災害ボランティアセンターの取り組みについて
グループワークへの参加
運営委員:7名 事務局:3 名
参加者
27
対応者
運営委員3名
事務局1名
運営委員1名
運営委員5名
事務局1名
事務局1名
運営委員1名
運 営 委 員 3名
事務局1名
運営委員2名
事務局1名
運営委員1名
3.当事者支援・各種関係団体との協働
~つながりやすさナンバーワンを目指して~
(1) 当事者団体・ボランティア関係団体との調整・支援
当会に寄せられた情報、相談から、各種団体とのつなぎを行いました。
平成 24 年度に当会で主催した「うじピョンカフェ(座談会)
」でつながりができた、退職教員グ
ループの「子育て・教育支援センター虹」と「宇治市連合母子会」とのコラボレーションによる一
人親家庭の夏休み学習塾が、平成 25 年度からスタートしています。平成27年度は「子どもの居
場所づくり事業」として、概ね毎週月曜日、年間50回、小学生を対象として学習する『場』の提
供を実施されました。通常の活動は「子育て・教育支援センター虹」のアットホームな雰囲気の場
で宿題などの学校での課題やその他の学習をする場として実施されました。また、長期休暇には平
成25年度から引き続き、多くの退職教員の協力を得ながら様々な授業を企画され、楽しみながら
学習する場として実施をされました。当会は連絡調整等で協力しました。
「青年の社会参加を応援する会 実のり」には、相談の場としての宇治市総合福祉会館の活用や、
「働く」体験の一環として、当会の住民会費、共同募金、歳末たすけあい募金の町内会に依頼をす
る資材の仕分け作業などを行っていただきました。
また、高次脳機能障害のある家族のための当事者団体を作っていきたいという、当事者からの相
談があり、今後、宇治市地域自立支援協議会等と協力をしながら、立ち上げ支援をしていきたいと
考えています。
(2)財政的支援
平成 26 年度より、
「赤い羽根コラボ助成金」制度を創設し、主に市内で活動をしている団体への
助成を公募制で実施しました。赤い羽根福祉活動補助金制度の頃より実施をしてきた、事業助成に
加え、運営助成、新規事業助成を新たに設け、団体の幅広い活動への支援を行いました。結果、新
規団体からの申請もありました。
また、制度の定着化にともない、新規事業助成について申請をされる団体も増加しています。そ
れら団体からの立ち上げ相談等もあり、随時対応を行っています。これらの団体は、立ち上げ間も
ない活動であることが多く、活動状況等の現地確認や相談対応等の必要があります。
(赤い羽根活動補助金交付・赤い羽根コラボ助成金の交付の状況)
年度
平成25年度
平成26年度
申請額(円)
2,384,000
3,453,000
平成27年度
3,649,000
決定額(円)
2,384,000
3,453,000
申請事業件数
58
運営費
16
事業費
70
新規事業
2
運営費
14
3,498,000
事業費
65
新規事業
6
決定件数
58
16
70
2
13
65
5
新規団体
0
3
3
2
2
1
3
NPO 法人わくわく KYOTO の取組み。
ダウン症児がダンスや音楽を楽しんでいます。
28
(平成 27 年度 赤い羽根コラボ助成交付一覧)
1
団体名
宇治市子ども会連絡協議会
2
3
まんぷく会
宇治市視覚障害者協会
4
5
ユニ宇治マンション自治会
NPO 法人わくわく KYOTO
6
宇治市字幕つけサークルトトロ
7
8
御蔵山ゆう輪蔵ぶ
宇治市介護者(家族)の会
9
11
NPO 法人アウンジャ
DV 被害支援部
宇治市障害者スポーツ大会
実行委員会
宇治市要約筆記サークルエコー
12
宇治リーディングボランティア
13
宇治手話サークル太陽
14
宇治難病患者連絡会
15
16
17
18
コンタクトパーソン「結」
宇治地区保護司会
おはなしたまてばこ
宇治市要約筆記サークルやまびこ
19
(公)京都府原爆被災者の会
宇治支部
宇治市障害者施設連絡協議会
10
20
精神保健サロン「元気です会」
事業名
新春子ども大会
球技大会
研修活動
地域交流懇談会
点訳ボランティア養成講座
研修旅行
ふれあいの集い
ミニサロン
ダウン症児・者とその家族、支援者と交流
運営助成
字幕制作及び字幕付き上映会
運営助成
地域住民(会員)の交流の場づくり
会報「ほのぼの」、暑中見舞い、年賀状
親睦交流会
サロンせせらぎ(地域のつどい)
運営助成
DV 被害者同伴児居場所づくり
決定額
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
83,000
25,000
50,000
20,000
21,000
7,000
40,000
50,000
50,000
50,000
20,000
100,000
第 39 回宇治市障害者スポーツ大会実行委員会
50,000
機関紙「エコー便り」発行
中学校福祉体験学習
難聴者コミュニケーション訓練
運営助成
視覚障がい者向け各種情報の音訳事業
リスナーと URV の交流事業
学習、研修会
社会見学(サークル員手話通訳体験)
新年交流会
医療相談会
患者・家族交流会「楽しく手づくり木工教室」
新年交流会
運営助成
社会を明るくする運動 7 月強調月間運動
運営助成
聴覚障がい者及び団体への支援
要約筆記者の研修
聴覚障害者と要約筆記の啓発
運営助成
被爆体験を語る 語り部活動
会員交流会及び健康相談会
うじはんどめいどフェア
市役所ロビーほっショップ・オープンカフェ
精神障がい者サロン運営事業
精神障がい者野外レクリエーション事業
精神障がい者クリスマス会
50,000
36,000
40,000
20,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
20,000
32,000
20,000
33,000
30,000
16,000
20,000
40,000
21,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
29
22
団体名
わぁわぁネット
23
宇治市連合喜老会
24
宇治市難聴者協会
25
宇治市ろうあ協会
26
27
28
のびのびの木
NPO 法人カフェ頼政道
宇治市障害児・者父母の会
29
NPO 法人洛南福祉会 JACS
洛南共同作業所
NPO 法人生活よろず相談所
「たよりになる輪」
30
31
32
手話通訳者協会
宇治市肢体障害者協会
33
心ぽかぽか和みの会
34
微笑みの会
35
36
宇治市父子会
宇治市連合母子会
37
38
ユニ宇治「生活サポート隊」
放課後山の遊び場 KULKUL
事業名
わぁわぁネット全体交流会
わぁわぁネットミニ交流会
機関誌発行
友愛活動
シルバーリーダー研修会
手話勉強会
機関紙「はと」の発行
創立 30 周年記念事業
運営助成
やまぶき事業
第 16 回敬老会
社会見学
運営助成
運営助成
カフェ頼政道 日帰りバス旅行
音楽療法
レクリエーション
新成人を祝う集い
30 周年記念誌発行事業
音楽療法
精神保健サロン
第 6 回たよりになる輪音楽会
公開学習会(第 9 回)
卓球バレー交流会
パソコン講習会
市民とのふれあいの集い
運営助成
運営助成
見守り訪問事業
声かけ強化事業
盆踊り
運営助成
ひとり親家庭ふれあいバーベキュー
親子料理教室
冬休み親子工作教室
親子クリスマスの集い
ユニ宇治「生活サポート隊」事業
放課後の山の遊びと親子の集い事業
30
決定額
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
20,000
50,000
50,000
50,000
20,000
20,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
15,000
19,000
50,000
50,000
20,000
20,000
34,000
14,000
100,000
20,000
50,000
50,000
50,000
50,000
50,000
20,000
4.宇治福祉まつりの開催
~いろんな人の「ステキ」が輝き、つながりが生まれるイベントを目指して~
市民や福祉関係者で実行委員会を結成して、関係団体・関係者・一般市民の絆づくりを目的に、
平成 27 年 11 月1日(日)に開催しました。今回は記念となる 30 回目の開催となりました。本会
のスローガンである、「支えあい、助け合い、励まし合って、つながる福祉」をコンセプトに、毎
年恒例の企画に加え、新たにお楽しみ抽選会や写真コンテストなどを行い、出展団体や来場者が楽
しみながら交流できるよう努めました。
(実行委員会)
実施日
実施目的
参加者
内 容
実施して
プ レ:平成 27 年 5 月 18 日(月)19:00~21:30 宇治市産業会館
第 1 回:平成 27 年 6 月 25 日(木)19:00~21:30 宇治市総合福祉会館
第 2 回:平成 27 年 7 月 13 日(火)19:00~21:30 宇治市産業会館
第 3 回:平成 27 年 8 月 5 日(水)13:30~16:30 宇治市産業会館
第 4 回:平成 27 年 9 月 8 日(火)19:00~21:30 宇治市総合福祉会館
第 5 回:平成 27 年 10 月 14 日(水)19:00~20:45 宇治市総合福祉会館
第 6 回:平成 28 年 2 月 16 日(火)19:00~20:45 宇治市総合福祉会館
宇治福祉まつりの企画や運営に関する協議・検討
宇治福祉まつり実行委員 18 名、事務局 4 名
宇治福祉まつりの企画立案と検討、運営面の協議・確認等
平成 27 年度は、本会会長を本部長と位置付け、さらに本会理事も主体的に関
わりながら、市民、個人ボランティア、学区福祉委員会、福祉施設などで実行
委員会を組織しました。また本会の実習生や元実習生、レオクラブの子どもた
ちなど若い世代と一緒に取り組みました。
(全体会・福祉の店出店者説明会・事前PRなど)
実施日
実施目的
参加者
内 容
実施して
①全体会
第 1 回:平成 27 年 8 月 5 日(水)10:00~12:00 宇治市総合福祉会館
第 2 回:平成 27 年 9 月 18 日(月)14:00~15:30 宇治市産業会館
②福祉の店出店者説明会
平成 27 年 9 月 4 日(金)19:00~21:30 宇治市総合福祉会館
③事前PR
平成 27 年 9 月 20 日 10:15~11:00 FMうじ出演
平成 27 年 10 月 24 日
9:00~17:00 宇治橋通り商店会
フレンドマートJR宇治駅北店前
①・②:宇治福祉まつりの企画・運営内容を参加団体と共有したり協議したりす
る。
①・②:宇治福祉まつり参加団体、宇治福祉まつり実行委員 18 名、事務局 4 名
①・②:企画や運営内容の連絡、共有、協議
①・②:実行委員会で提案された企画・運営の内容について、まつり当日の参加
団体の皆さんと共有しました。様々な意見が出され、見直しできることは見直
すなど参加者全体で福祉まつりを盛り上げるための場となりました。
31
(2015 宇治福祉まつり当日)
実施日
平成 27 年 11 月 1 日(日)8:45~17:00
実施目的
参加者
内 容
実施して
宇治市総合福祉会館一帯
宇治福祉まつりに参加される団体、参加者、実行委員相互の交流
宇治福祉まつり参加者に対する地域福祉活動等の啓発
当日のスタッフ、実行委員含め 6,000 名以上 参加団体 91 団体
宇治中学校吹奏楽部の演奏
ステージでの 30 秒アピール:13 団体
オープニング(開会宣言、来賓あいさつ)
ステージ発表:12 団体
展示、相談・体験コーナー:(展示)30 点、(相談・体験)12 ブース
福祉の店:35 店
子ども広場:6 団体
スタンプラリー:8団体
響け♪写真コンテスト(響け!ユーフォニアム特別企画)応募者 27 名 40 作品
天候に左右されることや参加者の安全面等を考慮して、今年度は団体パレードの
実施を見合わせた結果、吹奏学部の演奏や参加団体による 30 秒 PR がよりスムーズ
に実施できました。
ステージ発表では新たに子どもたちによる源氏物語の朗読や学生がよさこいを披
露するなど新たなつながりが生まれました。
新企画として、各店舗での買い物をすると、当日に使える金券やスペシャル抽選
券が当たる「くじ引き」を行いました。くじを引く時に、出展団体と来場者の会話
が自然に増えたことで、より交流が深まりました。
また、宇治市が舞台となったアニメ「響け!ユーフォ二アム」に関連する特別企
画として、宇治での青春の思い出の写真や宇治の風景と楽器がコラボレーションし
た写真を公募しました。応募者 27 名のうち、宇治市外から 15 名の応募あり、宇治
に縁のある全国の方に福祉まつりや宇治に関心を持ってもらうきっかけの一つとな
りました。
大盛況だったくじ引き。子ども広場や福祉の店も多くの来場者でにぎわいました。
ステージの最後のよさこいソーランも、盛り上がりました。
32
5.新春福祉のつどいの開催
(新春福祉のつどい)
実施日
実施場所
参加者
目的
内容
実施して
平成28年1月30日(土)10:00~13:45
パルティール京都
会長表彰・感謝状贈呈者 表彰状受賞者94名、感謝状贈呈者9団体
参加者316名(来賓33名、受賞者76名、一般207名)
年の初めにあたり、福祉関係者が一同に会し懇親を深めるとともに、地域福祉
推進への決意を新たにするため開催しました。
第1部:福祉功労者表彰・感謝状贈呈式典
第2部:宇治市立東宇治中学校吹奏楽部による演奏
第3部:懇親会
「平成28年新春福祉のつどい」より、特別賛助会員にもご案内を差し上げて
います。また、自動販売機設置事業にご協力をいただいている団体や企業に感
謝状の贈呈を行いました。会場内では特別賛助会員への加入呼びかけや、共同
募金運動への呼びかけも行っています。平成 26 年度から行っている当会の取
組みを説明する資料の同封なども行っています。多くの皆さんにご参加をいた
だき、定着をしている取組みでもあるので、当会としての思いをもっとアピー
ルしていくことも必要だと考えています。
東宇治中学校の演奏では、アンコールもあり、とても和やかな雰囲気でした。
多くの皆さんが「明日からも活動を頑張ろう」と思っていただく機会になっています。
6.京都文教大学との連携によるボランティア活動の促進
平成 23 年度より京都文教大学から「ボランティア演習」科目の業務委託を受け、大学生のボラ
ンティア活動のきっかけづくりを始めました。
平成 27 年度は 28 名の履修登録がありました。平成26年度と比べて履修登録者は減少してい
ます。年度により差があります。大学生が学内にとどまらない活動に参加することを目的としてお
り、演習終了後も継続してボランティア活動をしている学生もあります。平成 27 年度の履修登録
をした学生の中には、宇治ボランティア活動センター主催の「宇治ボランティアフェスティバル」
にて、シンポジストを務めるなど、この授業をきっかけに様々なつながりが生まれました。
33
(履修生の推移)
年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
春学期(名) 秋学期(名)
9
8
20
15
16
12
合計(名)
17
35
28
宇治ボランティア活動センターへ演習参加した学生の様子。
継続してボランティアを行うきっかけになっています。
7.身体障がい者デイサービス(各種教室)事業の実施
~参加者みんなで、延べ利用者数を 10%増やそう!~
身体に障がいのある方が、できるだけ多く社会参加の場を得られるよう、コーラスや生け花など、12
の教室を開催しました。教室参加者の高齢化による登録人数の減少や、メンバーの固定化が課題です。
一方、教室の時間中にするちょっとした参加者や講師との会話を心の拠り所としている視覚障がいのあ
る高齢障がい者の声を聞くこともあります。難聴者で、高齢になってから、パソコン教室に参加した方
は、習得した技術を活かし、自身が所属する団体の広報紙をパソコンで作成されるようになるなどのエ
ピソードも聞いています。登録人数だけでは測ることのできない側面も多々見られます。
京都府障害者コンクールや市役所市民ギャラリー、宇治市生涯学習センターのロビーにおいて作品の
出品・展示をしました。また、平成 26 年度からは、教室間交流会の開催を宇治ボランティア活動セン
ターの「おもいの駅伝」にコラボ参加しています。教室に参加する障がいのある人だけでなく、地域住
民やボランティアへの啓発につながっています。
(実施状況)
年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
教室数
教室開催回数
12
12
12
173
175
168
登録者数(名)
91
82
71
のべ
利用者数(名)
1,059
958
730
タブレット教室ではわかりやすく、参加者のペースに合わせた
教室をしていただいています。
34
8.身体障がい者移動支援事業の実施
~常時声を掛けられるガイドヘルパー数を 20%増やそう!~
平成 27 年度は、調整件数、派遣実施数共に平成 26 度と比べて少し下回りました。平成 25 年度
から 26 年度の伸びは、介護保険改正を見据えた動きでケアマネジャーなどからの相談も多く見ら
れましたが、その動きが平成 27 年度は大きく変化しなかったこと、利用者の体調等もあり、キャ
ンセル等も多く見られたことが影響していると考えられます。本事業の利用者や登録ガイドヘルパ
ーの高齢化や固定化が課題として出ていると考えられます。
(ガイドヘルパー登録者及び利用登録者数・派遣調整数)
(カッコ内は男/女)
年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
ヘルパー
利用登録者(名) 派遣調整(件)
登録者数(名)
30(11/19)
19(10/9)
192
30(11/19)
20(10/10)
291
30(11/19)
20(10/10)
270
派遣実施数
(件)
177
265
254
※派遣調整したうち、15 件は利用者申出によるキャンセルや荒天等による支援の中止でした。ガイドヘルパーの調整ができず不調と
なったケースが 1 件ありました。
9.在宅高齢者介護者リフレッシュ事業の実施
市内の介護激励金受給者を対象に、日頃の労苦を労うため、介護者の誕生月に季節のフラワーア
レンジメントを 505 名に贈呈しました。また、要介護認定3以上の高齢者を在宅で介護されてい
る方のリフレッシュと介護者同士の相互交流を目的に開催する、介護者家族交流会を年間2回実施
しました。
平成 27 年度は、1 回目(10 月 17 日)は宇治市内の会場にて、54名の参加者が介護者(家族)
の会の介護体験発表と笑いヨガの体験をし、その後、テーブルごとの交流をおこないました。
2回目(12 月 12 日)は京都市内での会食と吉本祇園花月での観劇を行いました。37 名の参加
がありました。会食の席では、宇治市介護者(家族)の会の紹介を行いました。
宇治市内での会食会に参加された方からは、当事者団体である介護者(家族)の会への入会希望
の連絡が入ったり、笑いヨガについての問合せがあるなど、反響がありました。
京都市内での取り組みでは、観劇に対する評価は高いものの、会食交流の時間が1時間未満と短
く、「もう少し参加者同士の交流を持ちたかった」という意見があります。デイサービス等の利用
時間を考慮すると、時間的余裕がない中、企画内容の再考が必要です。
また、1 回目、2回目の案内を 1 度に送付し、参加者にどちらかを選んでいただけるようなとり
まとめの方法を実施しました。その結果、申込みの人数が減少しており、案内送付の方法について
は、再度協議が必要であるという結果となりました。
(花束贈呈の推移)
(単位;名)
年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
人数
557
543
505
35
(介護者家族交流会)
年度
平成 25 年度(1 回目)
平成 25 年度(2 回目)
平成 26 年度(1 回目)
平成 26 年度(2 回目)
平成 27 年度(1 回目)
平成 27 年度(2 回目)
定員
50
60
70
65
70
60
(単位;名)
申込
参加者
83
68
46
37
62
47
61
54
68
54
44
37
笑いヨガや吉本新喜劇は好評ですが、観劇などは交流の時間が少ないことが課題です。
10.宇治市老人福祉センターサークル協議会への運営協力
宇治市総合福祉会館では、高齢者が趣味サークルの活動をされています。そのサークル運営に関
する相談対応、各サークルの連絡組織である、宇治市老人福祉センターサークル協議会(USK)
の運営支援を行いました。
年々サークル数や登録者数は減少しています。背景には、USK 以外にも多くの集会所、公民館、
コミュニティセンターで社会教育活動が行われており、身近に参加できるサークルなども多く存在
していることも考えられます。
(老人福祉センターサークル数の推移)
年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
サークル数
登録者数(名)
22
22
21
登録者(名)
430
438
402
(シルバーウエルネス舞台発表大会・展示発表大会開催の支援)
実施日
場 所
実施目的
発表内容
① 舞台発表大会:平成27年 9月26日(土) 9:00~17:00
② 展示発表大会:平成27年10月 3 日(土)13:00~16:00
4 日(日)10:00~16:00
①宇治市文化センター小ホール
②宇治市総合福祉会館
サークル間の各発表・展示等の成果の発表とサークル間交流
①合唱・舞踏・太極拳・カラオケ・民謡・謡曲・詩吟・三味線・大正琴・ダンス
②華道・書道・陶芸・糸てまり・編み物・茶道・ちぎり絵
36
(当会活動への協力状況)
USKでは、広く社会福祉へ貢献することを目的に、各サークルの参加者からの寄付金を当会ふ
れあい基金等に寄せていただきました。
(団体会費等への協力状況)
年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
団体会費
45,700
43,900
40,200
(単位:円)
ふれあい基金
68,115
71,535
60,317
共同募金
56,200
48,050
41,421
11.その他の事業
(1)訪問見守りボランティア強化事業助成
京都府社協の「訪問見守りボランティア強化事業助成金」を活用して、各団体の見守り活動支援
を行いました。
(訪問見守りボランティア強化事業の助成実績)
団体名
見守り人数(人)
5
14
10
10
14
35
9
11
11
25
10
27
7
10
10
6
11
9
233
136
206
16
17
42
53
937
アルスシルバー会
神明栗駒喜老会
西小倉連合寿喜老会
芝東クラブ
槇島東喜老会
きらきらクラブ(北広野老人クラブ)
開地区喜老会
砂田喜老会
名木喜老会
城南荘喜老会
西小倉睦喜老会
南遊田第一喜老会
一里塚さわらび会
善法和広会
五ケ庄東部喜老会
北堀池ローマンクラブ
大和田もみじ会
西岡屋喜老会
小倉学区福祉委員会
南部学区福祉推進委員会
宇治学区福祉委員会
御蔵山学区福祉委員会
傾聴ボランティアサークルかかし
心ぽかぽか和みの会
特定非営利法人善法雇用促進協議会
合
計
37
助成金額(円)
18,000
18,000
18,000
18,000
18,000
25,500
18,000
18,000
18,000
25,500
18,000
25,500
18,000
18,000
18,000
18,000
18,000
18,000
32,000
32,000
32,000
18,000
18,000
25,500
32,000
536,000
(2)東日本大震災被災者・被災地への支援
①避難・移住状況(当会把握世帯 18 世帯 48 名、うち子ども 15 名 ※平成 28 年3月 31 日現在)
宇治市への避難世帯数は、最も多かった平成 24 年度の 32 世帯 85 名に比べて減少しました。東
日本大震災に伴う避難から5年が経過する中で、就職の悩み、子どもの進路相談や不登校の悩み、
帰郷に関する相談など、個々の生活ニーズが多様化しています。
②「集まっぺ!みちのくびとの交流会in宇治」の取組み
当会の被災者支援(広域避難者支援)活動が中央共同募金会から評価され、「タケダ・赤い羽根
広域避難者支援プログラム」から 80 千円の助成を受けて実施することができました。助成金は、
歳末たすけあい募金実績に計上されています。
(第 10 回集まっぺ!みちのくびとの交流会の開催実績)※平成 24 年度からの通算回数
開催日時
場 所
内 容
参加者
実施して
平成27年7月11日(日)17:00~19:30
宇治市総合福祉会館
東北郷土料理(福島県会津地方「こづゆ」
)の調理および夕食懇談会
近況報告(避難先の入居期間、故郷の復興状況と帰省、各種支援情報)
情報交換会
避難世帯 6 世帯 9 名、連合自治会世話人 9 名、NPO 法人 1 名、大学 1 名、
事務局 2 名、合計 22 名
宇治や帰郷先での次の一歩につながる貴重な交流会となっています。
(関連行事への参加)
開催日時
場 所
内 容
参加者
実施して
平成 27 年 10 月 11 日(日)9:00~15:00
宇治市立平盛小学校グラウンド
第 40 回府営西大久保団地体育祭
避難者8名、事務局1名
みちのくチームとして、地元住民に受け入れられる毎年恒例の事業です。体を動
かしながら、近況報告といった情報交換の場になっています。被災者支援事業と
して地域の理解を得ることで、東日本大震災義援金協力など寄付文化が高まりま
した。
開催日時
場 所
平成 27 年 11 月 21 日(土)10:00~14:00
西小倉地域福祉センター(下ごしらえ)
西宇治公園多目的運動広場(炊き出し)
宇治市農林まつりへの参画 ― 宇治市産野菜を使った東北郷土料理 ―
福島県会津地方郷土料理「こづゆ」調理及び試食交流
避難者7名、事務局1名
東日本大震災の影響で宇治に暮らす方が、
「支えられる立場」ではなく、
「担い手」
として主体的に郷土料理を振る舞い、宇治の方とのコミュニケーションを図るこ
とができました。
調理等の一体感が得られる取り組みは、離れて暮らす人達にとって、自然な情報
交換やつながりづくりの場として効果的です。
内 容
参加者
実施して
38
農林まつりに参加し、
「支えられる人」が「支える人」へ。
(3)給付金等による支援
歳末助け合い募金の配分金を活用し、交通遺児を励ます会やひとり親家庭の新入学児童を祝い励
ます会などで激励金やお祝い金等をお渡ししました。
39
第4章 安心した日常生活を送るための支援
1.各種相談事業の実施
ふれあい福祉センターとして、職員による「福祉なんでも相談」を実施しています。また、専門
相談として、京都弁護士会や京都司法書士会等に委託し、法律相談、登記相談、多重債務相談、成
年後見相談、年金・社会保険相談を実施しています。その中で、週1回開催している法律相談は、
相談希望者が定員枠を超える日があり、他の機関の相談を案内することもあります。
(ふれあい福祉センターの相談実施実績)
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
福祉なんでも
相談
364
391
279
法律
相談
481
488
462
(単位:件)
登記相 年金・社会
談
保険相談
167
1
167
12
149
6
多重債 成年後見
務相談
相談
18
13
25
12
8
8
合計
開設日
1,044
1,095
912
245
246
246
2.各種資金貸付等の実施
(1)生活福祉資金貸付事業の実施
全国的な経済不況、生活不安などに対応して平成 21 年 10 月から、生活福祉資金制度をはじめ、
失業者や低所得者に対する貸付要件の緩和が図られました。平成 26 年度からは制度が変わり、生
活保護世帯でも生活必需品の購入費が借入可能となりました。その影響で福祉費の相談、貸付が増
えています。
また、当会が行う相談事業としての特性を活かし、教育支援資金等での相談対応の際には、貸付
だけにとどまらず、ボランティア情報や地域福祉活動の情報も提供しています。今は「支えられる
人」ですが、この貸付制度を活用し生計をたてなおしたら、「支える人」として、地域とのかかわ
りを持ってほしいと考えています。実際に、宇治ボランティア活動センターのボランティア活動に
参加を促し、孤立しがちな相談者を貸付制度以外の方法で地域とつなぐ役割を果たしました。
(生活福祉資金貸付実施実績)
平成25年度
資金種別
平成26年度
平成27年度
件数
金額
件数
金額
件数
金額
(件)
(円)
(件)
(円)
(件)
(円)
生活支援費
8
生活支援費(増額)
7
総合支援資金
一時生活再建費
0
住宅入居費
1
臨時特例つなぎ資金
0
生業
技能習得
19
福祉資金
療養
一般福祉
緊急小口
10
教育支援費
45
教育支援資金
就学支度費
36
不動産担保型生活資金
0
合計
126
6,886,454
2,420,000
0
133,773
0
8
9
0
0
0
6,080,961
3,774,000
0
0
0
2
4
0
0
0
1,181,036
2,100,000
0
0
0
4,889,673
31
7,054,693
25
5,881,191
940,000
13,250,000
16,417,000
0
44,936,900
20
48
47
0
163
1,958,000
13,584,000
21,339,000
0
53,790,654
14
61
60
0
166
1,370,000
15,342,000
27,094,000
0
52,968,227
40
(2)くらしの資金貸付事業の実施
年に2回(夏期:7月、冬期:12 月)に低所得者世帯を対象にくらしの資金の貸付(10万円
限度)を実施しています。また5月、9月、1月の年3回、残額通知と督促状を発行して、貸付者
への連絡を行っています。
(くらしの資金貸付件数)
(単位:件)
合
年度
夏期
冬期
平成 25 年度
17
23
件
数
56
平成 26 年度
19
23
平成 27 年度
16
19
計
貸付事由
3,980,000
生活
費
25
医療
費
7
借金
返済
0
40
4,150,000
17
9
35
3,410,000
21
3
金額
(円)
2
交通
事故
0
0
5
2
4
失業
養育
その他
0
6
0
0
11
0
0
5
3.福祉サービス利用援助事業(日常生活自立支援事業)の実施
介護・福祉サービスの選択や利用、日常の金銭管理に不安がある方に対して、安心して自立した
地域生活が送れるよう、関係機関との連携を図り、福祉サービス利用援助を行っています。
(1)契約状況
(実契約者数) 生・・生活保護世帯 非・・非課税世帯 他・・その他の世帯
認知症
高齢者等
区分
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
生
3
6
8
非
3
5
6
知的
障がい者等
他
0
1
1
生
2
2
1
非
4
4
5
他
0
0
0
精神
障がい者等
生
8
10
13
非
0
1
3
他
0
0
0
(単位:人)
その他
生
1
0
0
非
0
0
0
合計
他
0
0
0
生
14
18
22
非
7
10
14
他
0
1
1
(新規利用者)生・・生活保護世帯 非 ・・非課税世帯他 他・・その他の世帯 (単位:人)
認知症
高齢者等
区分
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
生
1
4
3
非
2
2
4
知的
障がい者等
他
0
1
0
生
0
0
0
非
0
0
1
他
0
0
0
精神
障がい者等
生
3
3
5
非
0
1
1
他
0
0
0
その他
生
0
0
0
非
0
0
0
(2)相談調整等の件数の推移
(相談・連絡調整活動の実施状況)
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
認知症
高齢者等
1,078
1,250
1,399
知的
障がい者等
934
1,040
685
合計
他
0
0
0
生
4
7
8
非
2
3
6
他
0
1
0
(単位:回)
精神
障がい者等
1,611
1,888
3,151
41
その他
121
276
2
合計
3,744
4,454
5,237
(3)生活支援員の資質向上と相互交流
福祉サービス利用援助事業における「生活支援員」の養成や知識の研鑽を深め、利用者への相談
援助を学ぶための生活支援員新任研修及び現任研修への参加を呼びかけました。宇治市より新任研
修に5名、現任研修に3名が参加しました。
(4)福祉サービス利用援助事業の啓発に関する取り組み
福祉サービス利用援助事業を、より多くの方に知って頂く機会にするため、本事業の啓発を行い
ました。また、平成27年度は当会の住民会員募集のチラシに本事業の事業内容について掲載を行
いました。
(NPO 法人山城権利擁護ネットワーク主催 法人後見サポーター養成講座への講師派遣)
日時
場所
対象
内容
参加者
参加して
平成27年11月8日(日)11:00~12:00
ゆめりあうじ
法人後見サポーター講座受講者
福祉サービス利用援助事業の説明
13名
NPO 法人の主催の講座で、毎年講座開催をされています。成年後見制度と福祉サ
ービス利用援助事業の説明を行うことで、制度としても連携をして利用者の支援
を展開していることの啓発につなげています。また、市民後見や法人後見として、
すぐに活躍をする場面がないということも伺っており、当会の生活支援員として
の活動の場も紹介するなどして、連携を図っています。
(5)南山城北中部広域社協合同講座の実施
福祉サービス利用援助事業を啓発する機会と専門員の資質向上を目的に、平成27年度は、南山
城北中部の8市町社協(宇治市・城陽市・久御山町・八幡市・京田辺市・木津川市・井手町・宇治
田原町)と京都府社協との協働にて、
「生活支援員資質向上の研修」及び民生児童委員との連携を
図ることを目的に実施しました。
特に、民生児童委員との連携を図る講座の案内の際には、民生児童委員協議会の理事会に出席し、
福祉サービス利用援助事業の説明をさせていただきました。民生児童委員の役員の皆さんに、事業
の概要を知っていただくことができたことが大きな成果でした。
(生活支援員資質向上の研修について)
日時
場所
内容
参加者
平成28年2月3日(水)13:00~16:00
京田辺市社会福祉センター
①想いを引き出す利用者さんとの接し方について
講師;堀 善昭氏(武庫川女子大学 講師)
②生活支援員 実践報告
Ⅰ木津川市社会福祉協議会 生活支援員 高萩 正明氏
Ⅱ城陽市社会福祉協議会 生活支援員 池井戸 睦男氏
③グループワーク
生活支援員 45名(内、当会 3 名)
各市町村社協専門員・担当職員 府社協担当職員 13名(内、当会 2 名)
42
(
「心が通い合う見守り活動をとおして」~地域をつなぐ民生委員~)
日時
場所
内容
参加者
平成28年2月26日(金)13:30~16:00
宇治市生涯学習センター
①制度説明
きょうと高齢者障害者生活支援センター 所長 田畑 ゆかり 氏
②つなぎ役!民協活動の素晴らしさ
講師;野村 裕美氏(同志社大学 准教授)
③パネルディスカッション
コーディネーター;同志社大学 准教授 野村 裕美 氏
パネラー;京田辺市民生児童委員協議会 野添 清子 氏
京田辺市社会福祉協議会 専門員 森田 里佳 氏
木津川市民生児童委員協議会 福岡 一美 氏
木津川市社会福祉協議会 専門員 髙﨑 浩基 氏
民生児童委員(事務局職員含)166名 (宇治市内から58名)
4.各種関係機関との連携
(1)地域包括ケアシステムの構築に向けた関係機関との連携、協議への参加
平成 24 年度より、地域包括支援センター主催で、地域住民と関係者との連携や地域づくりを目
的として、圏域ごとに「小地域包括ケア会議」(年3回)が開催されています。また、総括をする
会議として、宇治市健康生きがい課主催で「地域包括ケア会議」が設けられています。
(小地域包括ケア会議の出席)
平成27年 7月15日(水)14:00~16:10
平成27年12月 2 日(水)14:00~16:00
平成27年 4月28日(火)10:30~12:00プレ会議
平成27年 7月14日(火)11:00~12:10プレ会議
平成27年 9月25日(金)14:00~16:00
東宇治南
平成27年11月12日(木)10:00~12:00
私のまちの声かけプロジェクト
平成28年 1月21日(木)14:00~16:00
平成27年10月22日(木)14:00~16:10
中宇治
平成28年 3月10日(木)13:30~16:10
平成27年 9月30日(水)13:15~15:15
北宇治
平成27年10月30日(金)13:30~15:30
平成28年 3月15日(火)15:00~17:00
平成27年 5月29日(金)14:00~15:00
西宇治
平成27年 7月18日(土)14:00~15:15
平成28年 1月23日(土)14:00~16:00
南宇治
平成27年10月26日(月)14:00~16:00
高齢者支援を基軸にした地域福祉の推進
いずれの圏域においても、その圏域の学区福祉委員担当か協議テーマの担当者1名
圏域によっては、プレ会議(事前打ち合わせ会議)にも出席をしているケースがある。
各地域の特色が出ている会議になっていますが、当会の役割がなかなか見出しにくいと
ころが共通しています。プレ会議に参加したりして、会議の調整、地域の実情をお伝え
するのですが、その点の理解が福祉関係者や医療関係者に深まっていない点が課題と言
えます。
東宇治北
実施日
(圏域ごと)
参加目的
参加人数
参加して
43
(地域包括ケア会議の出席)
実施日
①平成27年6月3日(水)14:00~16:00
(場所・参加職員数) ②平成28年2月3日(水)14:00~16:00
地域住民と関係者との連携、他職種とのネットワークの構築
参加目的
高齢者支援を基軸にした地域福祉の推進
総括会議として年2回の実施になります。第1回目は、新たに3団体の参画が
ありました(京都府栄養士会、京都府薬剤師会、リーガルサポート京都支部)。
宇治市初期認知症総合相談支援事業の報告のもと、認知症に関するテーマ(高
齢者支援)を中心に進められることが多くなっています。第2回目は、専門的
ケアと市民や様々な業種とのネットワークを中心に宅配事業者との連携が議
参加して
題となりましたが、やはり「認知症」のテーマを中心に進められました。宇治
市の地域包括ケアシステムの構築過程の特長として、認知症医療・ケアからの
組み立てが挙げられます。実際に地域で暮らす高齢者の困りごとと、制度改変
の流れの中、現場を知る地域包括支援センターや福祉サービス公社との連携に
おいて当会の役割や意義を改めて見直す時期にあります。
(2)認知症医療連携協議会
奇数月の第 3 金曜日の午後、洛南病院にて開催されており、出席しています。主に、認知症カフ
ェや相談の様子などの報告がされています。
(3)
「認知症の人にやさしいまち・うじ」実現のための意見交換会
平成 27 年 3 月に宇治市長が宣言した「認知症の人にやさしいまち・うじ宣言」を実現していく
ために、宇治市では「れもねいど」という名称で、「認知症の人にやさしい宇治市」をめざし、取
組みを進めています。
その「れもねいど」を進めるための準備会として、3回の会合を行いました。
(準備会)
①平成27年 8月19日(月)14:00~16:10(うじ安心館 28 名)
実施日
②平成27年 9月14日(月)14:00~16:05(うじ安心館 32 名)
(場所・参加者数)
③平成27年10月19日(金)9:30~11:30(市役所 29 名)
認知症施策の中で、地域とのかかわりを探る。
参加目的
当会で実施している「高齢者あんしんサポート企業」の養成講座などの関係性
を考える。
これからの取組みであるが、今までかかわりのなかった商工会議所や事業所と
参加して
のつながりを宇治市は模索されているため、当会にしても新たなつながりがで
きる可能性があると考えています。
(れもねいど推進協議会)
①平成27年12月14日(月)15:00~16:30(うじ安心館 23 名)
実施日
②平成28年 1 月25日(月)15:00~16:30(うじ安心館 23 名)
(場所・参加職員数)
③平成28年 3 月 1 日(火)15:00~16:14(洛南病院 約 30 名)
認知症施策の中で、地域とのかかわりを探る。
参加目的
また、当会で実施している「高齢者あんしんサポート企業」の養成講座などの
関係性を考える。
認知症当事者が語るお話には説得力があり、そこに当会として何ができるのか、
考えさせられる機会になりました。平成 27 年度は事業所への啓発に注視され
参加して
てきました。平成 28 年度以降も認知症のことを理解するための人材の養成等
も続くので、地域との動向を見ながらかかわりを考えたいと思います。
44
(第 2 回認知症フォーラム)
実施日
平成28年3月21日(月)13:30~16:30
参加者
当会;島崎貴士
参加して
登壇者が多く、当会の出番も短い中ではありましたが、パネラーとして当会の
局長が「節度のある介入が、お節介である」という言葉を用いて、誰もが排除
されない社会を目指すことが当会のかかわりであるということが説明されまし
た。
参加者の中に男性が多くおられたこと、また、福祉委員や民生委員、ボランテ
ィア活動者など、地域福祉活動や市民活動の参加者もおられ、関心の高さが伺
えました。
(4)宇治市福祉サービス公社受託「生活支援体制整備事業」の三者協議
介護保険制度の改正により、総合支援事業を展開していく必要から、宇治市がその体制整備を行
う事業として、平成27年度は宇治市福祉サービス公社に委託をされています。当会も参加してそ
の体制整備を考える協議を、平成 27 年 5 月から月 1 回ペースで、実施しています。
また、モデル事業として宇治市伊勢田町の若葉台自治会のたすけあい活動の仕組み構築の会合に
参加をしています。
(三者協議)
実施日
(場所・参加職員
数)
参加目的
参加して
①平成27年 5月14日(木) 9:00~11:00
②平成27年 6月29日(月) 13:30~15:15
③平成27年 7月31日(金) 9:30~11:20
④平成27年 8月25日(火) 14:00~16:05
⑤平成27年 9月29日(火) 14:15~16:00
⑥平成27年10月21日(水) 14:00~16:00
⑦平成27年11月27日(水) 14:00~16:00
⑧平成27年11月30日(月) 13:00~14:35(大垣市視察)
⑨平成28年 1月 7 日(木) 11:00~13:35
⑩平成28年 1月22日(金) 15:33~17:00
⑪平成28年 2月 8 日(月) 13:30~15:20
⑫平成28年 2月22日(月) 13:35~15:45
⑬平成28年 3月23日(水) 14:00~16:45
介護保険改正を巡る地域福祉活動と専門職との連携のあり方の協議。また、総
合支援事業の実施に係る、今後の地域福祉活動団体との調整を考える。
宇治市福祉サービス公社と当会の役割分担と連携のあり方の再構築を探る。
宇治市が実施主体となり進めていく介護保険事業への大きな方針転換となる
ため、職員間でも法改正の内容の共有が急務となり、6 月に職員会議では正職
員を対象に、勉強会を実施しました。このことから、宇治市福祉サービス公社
との連携を考え、共同での勉強の場を持つことになりました。
特に後半は、視察研修や委託事業の中での「健康長寿サポーター養成講座」に
おける、地域福祉活動の実践者の報告者調整などを行いました。
45
(5)宇治市福祉サービス公社との合同勉強会
実施日
(場所・参加職員
数)
目的
内容
参加者
実施して
①平成27年12月15日(火)18:00~20:20
②平成28年 1月26日(火)18:00~20:00
③平成28年 2月22日(月)18:00~20:00
介護保険制度改正をきっかけに始まった「生活支援体制整備事業」の取組みの
中で、宇治市福祉サービス公社と当会の関係を考える機会が増えたことを受
け、お互いの組織を知り、お互いの組織を考える機会を持つため。
①「その時、歴史は動いた“~公社設立当時のことを知る~」
ゲストスピーカー 塚原理俊さん 岡野英一さん
②「お互い知る第一歩~“いま”を知る」
話題提供者 田實 敬幸さん 島崎 貴士
③「みんなで語る、みんなで考える、『未来の宇治の福祉』のカタチ~ぽっぽ
とうじピョンにできること~」
講師 大谷大学 志藤 修史さん
①当会;24 名 公社;約 30 名 府社協;1 名 宇治市;4 名
②当会;24 名 公社;35 名 宇治市;9 名
③当会;19 名 公社;30 名 宇治市;6 名
多くの職員の皆さんに参加いただくことができました。改めて双方の沿革の歴
史などを聞き、宇治市福祉サービス公社との関係性を知る機会になりました。
宇治市福祉サービス公社からも、当会の多岐にわたる取組みに対して驚きの声
が上がるなど、
「福祉専門職同士」においても、当会の役割、存在が見えにく
いことが浮き彫りになりました。
平成 28 年度も継続して、「連携」や「協働」のあり方を学ぶ機会にしたいと
考えています。
手上げ方式の参加でしたが、多くの職員が参加しました。お互いに相手のことを初めて知ることが
多く、組織間連携を考える大きな一歩になりました。
46
(6)そのほか、関係機関との連携
(府立高校教員との意見交換)
平成27年度は市内のある府立高校の教員との意見交換会を行いました。これは府立高校の教
員からの声によるものでした。きっかけは、生徒の家族の経済的な困窮、児童虐待などを高校の
教員だけで解決することが困難という思いをお持ちだったことです。その意見交換を通じて、高
校の教員も学校で行えることの限界を超え支援されていることを知りました。また、そのつなが
りで、中学校の先生からも相談が寄せられることもあり、市内の福祉関係だけでなく、教育機関
との連携についても考える機会になりました。
(生活困窮者支援団体との意見交換、連携)
当会の生活福祉資金借受人からの相談をきっかけに、
「フードバンク京都」
「セカンドハーベスト
京都」という団体からの相談を受けました。いずれも、食の支援を通じて生活困窮者を一時的に支
援する仕組みを考えておられる団体です。実際に、「青年の社会参加を応援する会実のり」が行っ
ている「家族相談」をきっかけに、実際の支援につなぎました。事例は多くありませんが、寄せら
れる相談のひとつひとつに丁寧に向き合って、連携を深め、コーディネーター役としての当会の役
割発揮に今後も務めます。
47
第5章
法人運営の強化
1.財源の確保
(1)地域活動を支える当会会費の増強
住民会費の傾向として、世帯数の大きな町内会で「役員の負担が大きく取り組めない」という意
見があり、平成 24 年度より理事と事務局による会費検討チームを設置しました。平成 26 年度は、
事業所や個人に会費に対して、口座引き落としを導入しています。また、平成 26 年 9 月 5 日より、
寄付金の所得税税額控除の対象となりました。(住民税は、府民税のみ)
平成 27 年度は、住民会費が前年度比約 80 万近く減額になり、その結果、1,000 万円を割って
しまいました。一方で、寄付金が約 60 万円近く増額になっています。寄付金の増額は、名簿の提
出が困難になっていること、自治会町内会で一括が多くなっていることが要因と考えられます。ま
た、住民会費の減額は、自治会町内会への加入者の減少等も影響があると考えられます。
住民会員は、当会の根幹にかかわる会費種別でもあり、協力をいただけるように役職員が一致協
力して取り組む必要があると考えています。
(平成 27 年度 会員募集の状況)
(単位 円)
当会の会費・寄付金
平成 25 年度
15,073,757
平成 26 年度
14,983,358
平成 27 年度
14,744,886
(平成 27 年度 会員種別ごとの状況)
(単位 円)
住民会費
寄付金
賛助会費
事業所会費
団体会費
施設会費
特別賛助会費
平成 25 年度 11,402,500 1,091,057
295,500 1,434,000
560,700
290,000
-
平成 26 年度 10,612,500 1,242,692
244,766 1,073,000
553,400
280,000
977,000
平成 27 年度
248,300 1,061,000
528,700
291,000
962,900
9,835,000 1,817,986
(2)寄付金の受け入れと「ふれあい基金」
「ボランティア基金」
「災害時支援活動準備金」
の適正運用
様々な方からの寄付の受入れ及び「ふれあい基金」「ボランティア基金」の運用による財源確保
に努めました。
(寄付(物品)の推移)
ふれあい基金寄付
災害時支援活動準備金※1
件数
件数
金額
金額
指定寄付
件数
金額
寄付物品
件数
内容
平成 25 年度
20 1,341,358
29
243,315
5
188,684
4 車椅子・切手 ほか
平成 26 年度
20 1,338,616
62
298,625
2
48,210
10 消火器・車椅子ほか
タブレットパソコン7台、
平成 27 年度
14 5,518,849
4
96,685
3
165,534
8 輪投げ、官製ハガキ
ほか
※ 会館窓口ふくろう募金は1件とカウント。
※1 災害時支援活動準備金は、住民会費の2%分を含まず、指定寄付として受けた分のみ掲載。
48
(各基金運用実績)
(単位:円)
ボランティア基金
ふれあい基金
(142,067,586 円)
運用益
基金積立
基金取崩し
(121,788,928 円)
基金額
運用益
基金額
平成 25 年度
1,981,281 1,341,358 7,564,800 139,110,121
1,836,717
121,788,928
平成 26 年度
7,013,896 1,338,616 5,000,000 135,448,737
6,431,143
121,788,928
4,891,699
121,788,928
平成 27 年度
11,323,890 6,618,849
0 142,067,586
※平成 27 年度より、長期貸付回収金もふれあい基金積立てに計上
(3)自動販売機の設置推進
企業の社会貢献を進める観点から様々な法人や事業所等のご理解を得ながら、飲料用自動販売機
の設置を進め、その収益を地域福祉活動・ボランティア活動の拡充に活用しました。
(各自動販売機手数料収益実績)
愛の郷(玄関前)
愛の郷(地域交流室)
㈱ミヤモト
旦椋公会堂
開地域福祉センター
東宇治地域福祉センター
計
(単位:円)
収益実績額
119,373
136,424
73,643
100,831
35,683
637
466,591
備考(設置期間)
12ヶ月間(4月-3月)
12ヶ月間(4月-3月)
9ヶ月間(7月-3月)
9ヶ月間(7月-3月)
6ヶ月間(10 月-3月)
1 ヶ月間(3月-3月)
旦椋公会堂や開地域福祉センターは、学区福祉委員会のお
声かけをきっかけに設置が実現しました。
(4)赤い羽根共同募金・歳末たすけあい募金運動・災害義援金募集の実施
10 月1日から自治会・町内会、関係団体・事業所などへ共同募金運動を展開しました。また、
宇治市内独自の啓発資材として、「チャチャ王国のおうじちゃま」、「ちはや姫」、「うじピョン」絵
柄の入った寄付つき年賀はがきを 7,700 枚発行しました。制作に携わったのは、青年の社会参加を
応援する会実のり、NPO 法人まちづくりねっと・うじです。協力者から指摘のあった、印刷上の
課題について再考する必要があります。学校募金運動では、新たに PTA との協力関係が築けた地
域がありました。とくに、中学校を中心に、組立式募金箱による募金協力が奏功しています。
府内の他市町村に比べ、街頭募金運動への参加団体やグループ募金への協力が多いことは、宇治
の募金会の強みです。しかし、依然として、共同募金額の7割を占める戸別募金の減少傾向には歯
止めがかかりません。共同募金運動は、平成28年度に 70 周年を迎えます。引き続き共同募金理
49
解の呼びかけと、新たな募金運動の模索が必要となっています。
(募金実績)
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
(単位:円)
一般募金
13,395,979
12,307,865
12,951,733
歳末募金
9,542,964
9,144,710
8,832,282
合計
22,938,943
21,452,575
21,784,015
(災害義援金実績)
(単位:円)
№
義援金名
募集期間
募金額
1 屋久島町口永良部島新岳噴火災害義援金 平成 27 年 6 月 3 日~12 月 25 日
4,717
2 茨城県台風18号等災害義援金
平成 27 年 9 月 11 日~11 月 30 日
89,393
3 栃木県台風18号等災害義援金
平成 27 年 9 月 14 日~11 月 30 日
4,672
合
計
98,782
組み立て式募金箱で、保育園や小学生、中学生への呼びかけを行い、若年層への寄付文化の醸成に
努めました。また、イベントなどで積極的に共同募金運動を PR しました。
2.多角的な広報活動
(1)SNS(twitter、facebook)の活用
当会の事業のほか、地域の福祉活動やボランティア活動等の「今」をつぶさに書き込むことで、
素早い情報発信につながっています。また、発信したことが、別のフォロワーにて再発進されるな
どで、当会の事を知らない方にも情報が伝わるきっかけとなっています。
(2)ホームページの運用
新着情報に、他団体の活動情報や催し等を掲載することで、市内の福祉活動情報を知りたい人に、
「社協のページを見れば催し情報がわかる」と思ってもらえるような記事掲載に努めています。
50
(3)新聞を活用した広報「月イチ・うじピョンの○○な話」
地元紙の洛南タイムス社の協力により、毎月末に「月イチ・うじピョンの○○な話」というコー
ナーを持ち、当会の活動や活動を通じた心あたたまるエピソードを紹介しています。
実施日
毎月末
実施目的
当会の認知度の向上および、市民に地域福祉・ボランティア活動を伝える。
4月:災害をキーワードにした「つながり」づくりからの再発見~ボラン
ティア活動とは~(ボランティア活動について)
5月:赤い羽根共同募金で、宇治市を良くする取り組みを応援!(赤い羽
根コラボ助成の案内)
6月:孤立を防ぐ「ホットライン」
(宇治市視覚障害者協会の紹介)
7月:相談件数の少なさが示す「つながりの強さ」(明星町自治会ビーナ
スの会の紹介)
8月:青春の風景と思い出、教えてください。~響け!写真コンテスト~
(福祉まつり特別企画PR)
9月:見えにくいけど大切なこと(実習生による当会の紹介)
内 容
10 月:
「宇治福祉まつりの季節です」
11 月:
「支える人が支えられ、支えられる人が支える」ボランティア活動
(実習生による当会の紹介)
12 月:
「地域に住む高齢者の心も支える、
『ウチがいちばん』な地域の活動」
(実習生による当会の紹介)
1 月:
「tea for you~ボランティアマッチングサロン~」(宇治ボランティ
ア活動センター主催ボランティアマッチングサロンの紹介)
2 月:
「福祉会館で、駅伝大会!?」(宇治ボランティア活動センター主催
おもいの駅伝の紹介)
3 月:
「学区福祉委員会って!?」
(学区福祉委員会募集強化月間に合わせ
た紹介)
記事掲載を SNS で知らせてくださる福祉委員の方などもおられ、地域の
実施して
皆さんにも応援をいただいているコーナーであると感じています。
(4)広報紙「社協だより」の発行
実施日
実施場所
実施目的
内
容
実施して
①6月 15 日号 ②9月 15 日号 ③3 月 15 日号
市内約 80,000 世帯にポスティング
当会事業の周知および各種団体、活動情報の集約と発信
①特集:宇治ボランティア活動センターマッチングサロン
回覧板の配布/赤ちゃんボランティア募集/介護予防普及啓発ボランティ
ア研修案内/自動販売機設置の取組み/平成 26 年度収支報告/各種団体
の催し紹介・うじピョンの〇〇な話/平成 26 年度社協会費協力一覧
②特集:赤い羽根共同募金開始のお知らせ
・2015 宇治福祉まつり/響け!写真コンテスト/1 ㎡でできる社会貢献高
齢者あんしんサポート企業養成講座告知/赤ちゃんボランティア募集/宇治
ボランティア活動センターからのお知らせ/各種団体の催し紹介
③特集:学区福祉委員ってどんな人!?
・中学生、高校生に伝えたい「心の病気のこと」/響け!写真コンテスト結
果発表/当会からのお知らせ/各種団体の催し紹介
当事者家族の相談会も、社協だよりをきっかけに相談があり、当会と連携して
生活困窮者自立支援や各種団体へつなぐ「ニーズの掘り起し」になった例もあ
りました。
「施設の求人を掲載してほしい」などの意見も出され、住民からだけ
でなく、社会福祉施設からもコーディネーターの役割が期待されています。
51
3.時代の変化に対応した取組みを進める体制の検討
宇治市との連携を深めるとともに、当会の職員の業務遂行における資質を向上させるために、職
員1名の宇治市役所への出向を行いました。
平成27年度から実施されている生活困窮者自立支援制度は、宇治市の担当課との協働を図りな
がら、当会の相談、貸付事業との連携の実態を振り返り、当会としての今後の協議に向けての問題
把握を引き続き行っていきます。
新たな介護保険制度への対応については、宇治市福祉サービス公社の「生活支援体制整備事業」
に参画し、宇治市、関係機関との協議を定期的に行いながら当会の役割について検討を進めていま
す。併せて、宇治市福祉サービス公社と、これからの地域福祉推進における両者の役割について学
習会を行いました。この学習会は平成28年度も引き続き行っていきます。
また、社会福祉法改正に伴う社会福祉法人制度改革については、平成28年度事業実施(地域貢
献事業)に向けて情報収集に努めました。
国全体でこの先数年間に予定されている地域福祉を取り巻く制度改正を見越しながら、住民主体
の地域福祉活動推進に向けての体制整備について、今後も取り組んでいきます。
4.計画的な役職員研修の実施
役職員が担当事業に関連する研修会や、スキルアップをはかるための講座に参加し研鑽を積みま
した。
(研修受講実績)
主な業務区分
法人運営
総 務
接遇・対人関係
貸 付
地域・ボランティア・
子育て・サロン
福祉サービス利用援助事業
災 害
人 権
広 報
救命講習
参加実績 のべ人数 役職員が参加した研修事例
19 回
118 名 社協活動全国会議、公社との勉強会等
4回
5名 マイナンバー対応セミナー等
DV 支援者研修、人が育つ・職場が変わる気づ
6回
8名
き力セミナー等
5回
14 名 生活福祉資金貸付事業担当職員研修等
コミュニティワーカー実践研究会、第4回き
8回
11 名
ょうと地域福祉活動実践交流会等
2回
2名 現場職員のための特定個人情報研修等
4回
5名 府災害 VC 初動支援チーム養成研修等
5回
6名 人権講座等
0回
0名
1回
2名 救命講習会
評議員会の終了後、役職員を対象にした研修会を
開催しました。
52
5.実習生の受け入れ
当会では、社会福祉士の受験資格取得のために必要な社会福祉現場実習を受け入れています。平
成27年度は、1名増えて、社会福祉士実習指導者資格者は現在3名です。
平成27年度は、8月 24 日から佛教大学の学生を 1 名受け入れました。10 月 19 日からは、龍
谷大学から 1 名、花園大学から 1 名の学生を受け入れました。実習受け入れをきっかけに、宇治福
祉まつりの実行委員に参画をしたり、宇治ボランティア活動センターの若者のシンポジウムに登壇
するなど、資格取得以外にも、地域住民としての活躍をいただくこともできました。
平成28年度以降も、若年層の福祉活動への参画等を拡げていくことにもつなげるように、実習
生の受け入れを展開していきたいと考えています。
6.宇治市総合福祉会館の管理運営(指定管理事業)
宇治市から指定管理者として受託運営している総合福祉会館は、3つのセンター機能(※)に留
意しながら管理運営を行いました。老人福祉センター個人利用人数と浴室利用人数はそれぞれ減少
傾向となりました。
(総合福祉会館団体利用状況)
(単位:名)
1階利用計
2階利用計
3階利用計
合計
団体数 人数
団体数 人数
団体数 人数
団体数
平成 25 年度
298
964 9,431 2,264 39,806 1,271 18,051 4,497
平成 26 年度
297
687 9,146 2,303 41,291 1,172 19,696 4,462
平成 27 年度
298
910 8,284 2,414 39,856 1,075 18,826 4,399
※1階:身体障害者福祉センター、2階:老人福祉センター、3階:福祉センター
開館日数
人数
67,288
70,133
66,966
(老人福祉センター個人利用人数)(単位:名)
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
男性
5,718
5,902
4,652
(浴室利用者数)
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
女性
3,661
3,263
2,875
合計
9,379
9,165
7,527
(単位:名)
男性
4,869
4,874
3,813
女性
2,452
2,042
2,007
合計
7,294
6,916
5,820
7.会務の運営
正副会長会(三役会)
、理事会、評議員会、監事会を開催し、議案等重要案件について協議・承
認を得る中で、適正な法人運営をはかりました。
53
(理事会・評議員会の開催状況)
第1回:5月 11 日(月)13:30~15:43 出席理事 14 名/出席監事1名
①平成 26 年度事業報告について
②平成 26 年度社会福祉事業拠点区分 資金収支決算について
※平成 26 年度監査報告
③平成 27 年度社会福祉事業拠点区分資金収支予算補正について
理
事
会
評
議
員
会
第2回:7月 16 日(木)15:00~16:41 出席理事 15 名/出席監事2名
①評議員の委嘱に関する同意について
第3回:10 月 28 日(水)10:00~12:00 出席理事 10 名/出席監事1名
①就業規則の一部改正について
②嘱託職員に関する規程の一部改正について
③臨時職員に関する規程の一部改正について
④個人情報保護規程の一部改正について
⑤特定個人情報取扱規程の制定について
⑥指定寄付について
第4回:12 月 18 日(金)15:00~16:45 出席理事 10 名/出席監事1名
①社会福祉事業拠点区分 資金収支予算補正案について
②収益事業拠点区分 資金収支予算補正案について
第5回:3月 17 日(木)10:00~12:25 出席理事 12 名/出席監事0名
①人事案件について
②職員の出向に関する協定書の締結について
③職員給与規程の一部改正について
④職員給与規程の一部改正について
⑤福祉サービス利用援助事業実施要綱の一部改正について
⑥社会福祉事業拠点区分 資金収支予算第3次補正案について
⑦平成28年度事業計画案について
⑧平成28年度資金収支予算案(社会福祉事業拠点、収益事業拠点)について
第1回(155 回)
:5月 25 日(月)10:00~11:33
出席評議員 24 名/出席理事9名/出席監事0名
①理事の選任について
②平成 26 年度 事業報告について
③平成 26 年度 社会福祉事業拠点区分 決算について
※平成 25 年度監査報告
④平成 27 年度社会福祉事業拠点区分資金収支予算補正について
第2回(156 回)
:1 月 25 日(月)10:00~11:13
出席評議員 28 名/出席理事 10 名/出席監事1名
①社会福祉事業拠点区分 資金収支予算補正案について
②収益事業拠点区分 資金収支予算補正案について
第3回(157 回)
:3月 30 日(水)13:30~15:23
出席評議員 28 名/出席理事 12 名/出席監事0名
①理事の選任について
②社会福祉事業拠点区分 資金収支予算第3次補正予算案について
③平成 28 年度 事業計画案について
④平成 28 年度 資金収支予算案について
関係機関
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小学校区での
市内の様々な
地域住民による
施設や
福祉の活動
関係機関
ボランティアや
民生児童委員
当事者の活動
協議会の活動
宇治市社会福祉協議会(コラボネット宇治)は、地域の皆さんやボランテ
ィアの皆さんが行っている福祉に関わる活動を応援したり、それぞれの活動
をつなげたり、広げたり、また、当会を中心とした活動を地域の皆さんと一
緒に行うことによって、少しでもたくさんの幸せを皆さんと共有できる活動
をしています。
地域福祉のクローバーが、幸せの四つ葉になりますように。
平成27年度
事業報告
発行:宇治市社会福祉協議会(コラボネット宇治)
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