今すぐ始められる医療費節約術！

今すぐ始められる医療費節約術！
☆ そ の 1.お 医 者 さ ん の か か り 方 ！
医師が定めた診療時間外や休日・深夜などの診療には，通常の料金のほかに割増料
金が加算されることを知っていますか？
〇医療費や医師の負担を減らすためにも、緊急の場合を除いて、通常の診療時間内
に受診しましょう。
〇休日や深夜(22 時～6 時)に病院・診療所に受診すると、たとえば初診（初診料 2,820
円）の場合、休日加算 2,500 円、深夜加算 4,800 円が加算され、最低 1 万円以上
かかることになります。
〇診療時間内でも平日夜 6 時以降、土曜日お昼 12 時以降は 500 円が加算される場
合があります。
〇6 歳未満の方は、乳幼児加算もありますので、診療明細書を一度チェックしてみ
てください。（1 点 10 円です。）
☆ そ の ２ .い き な り 大 病 院 は 無 駄 ！
大きな病院は安心だからと、軽い病気でもかかると色んな無駄が発生します。
〇時間の無駄
大病院は他の医院等からの紹介がほとんどです。初診の場合、後回しにされ長い時間待
たされることになります。
〇お金の無駄
ベッド数 200 床以上の大病院では、紹介状を持たずに受診すると初診料（2,820 円）に
特別料金が加算されます。
（1000 円～8000 円程度）
〇軽い病気は、かかりつけのお医者さんに診てもらいましょう！
☆その３．かかりつけ医を持ちましょう！
かかりつけ医は、あなたのことを良く知っています。
．．．．
病気の治療だけではなく、大きな病気の予防にも、色んな事を相談できるかかりつ
．．
け医 が大切です。
〇家の近くにあること
〇疑問や質問に丁寧に応えてくれること
〇必要に応じて、ほかの医療機関を紹介してくれること
〇相性が良く信頼できるお医者さんであること
☆その４．健康診断・がん検診を受けましょう！
日本では、生活習慣病（がん、糖尿病、高血圧、動脈硬化など）で亡くなる人が増え続
けています。
亡くなる人のおよそ３分の２は、生活習慣病が原因だと言われています。
定期的に健康診断を受けて、生活習慣病を予防し、医療費も節約しましょう。
〇健康診断・がん検診は、加入している健康保険又は市が実施しています。
〇年に一度は受診し早期発見で健康に暮らしましょう。
☆その５．ジェネリック（後発）医薬品を活用しましょう！
先発医薬品の特許が終了し、同じ薬効で安く開発ができるジェネリック医薬品を使う
ことでお薬代が安くなります。
〇市では、ジェネリック推進のために、ジェネリック希望シールを全世帯に配布した
り、ジェネリック医薬品推奨薬局制度を行ったりしています。
〇ジェネリック希望シールを保険証に貼ることで、言葉に出さなくてもジェネリック
に切り替えてもらうことができます。
☆その６．重複受診はやめましょう！
同じ病気で複数の医療機関を受診すれば、高い初診料を何度も払うことになります。
〇例：初診料 2,820 円×？回（再診料は 720 円）
注）H26.4 から初診料 120 円、再診料 30 円上がりました。
〇同じ検査や薬の重複によって、副作用が生じたり、体に悪い作用が生じたりする可
能性があります。
☆その７．調剤薬局は、平日夜 7 時までに利用しましょう！
調剤薬局にも加算がありますので、注意しましょう。
〇平日夜 7 時（土曜日は午後 1 時）以降は、夜間・休日等加算で 400 円が加算されま
す。