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小形ギヤードモータ
COMPACT AC GEARED MOTORS -GUIDE- 小形ギヤードモータ -可変速タイプユニットモータの概要・仕様- Qギヤヘッドの許容軸トルクについて Q概要 出力 可変速タイプユニットモータは、 モータの回転速度によって使用できるトルクが制限されます。 (左ページのスピードトルク曲線図の斜線部) 6W,15W,25W,40W,60W,90W 定格電圧 従って、可変速タイプユニットモータを使用する場合のギヤヘッドの許容軸トルクは、 下記計算式より算出し、 そのトルク以下でご使用ください。 100V,200V * ±10% (定格電圧に対して) 使用電圧範囲 電源周波数 TP : 求めるギヤヘッドの許容軸トルク 50Hz/60Hz TP=TM × i × J 90∼1400min−1 (50Hz) 90∼1700min−1 (60Hz) 速度制御範囲 ので、 そのトルク以下でご使用ください。 ただし、 ギヤヘッドには許容トルクが設定されています (WP.1012『ギヤヘッド取付時の許容トルク』) ボリュー厶にて設定 (アナログ設定) 速度設定 (例1) 90Wのモータを500min−1で運転し、 減速比50で使用する場合 左ページのスピードトルク曲線図よりTM=0.3N・m、 左ページの表よりギヤヘッドの伝達効率J=70% よって、TP=0.3×50×0.7 =10.5N・m −10℃∼40℃ 使用温度範囲 i : ギヤヘッドの減速比 J : ギヤヘッドの伝達効率 (左ページ) 5% (標準値) 速度変動率 TM : 可変速タイプユニットモータの使用限界スピードトルク 保存温度範囲 −20℃∼60℃ 使用湿度範囲 85%RH以下 (結露のなきこと) 減速比150で使用しようとする場合 (例2) 40Wのモータを60Hz1000min−1で運転し、 TM=0.16N・m、J=75%なので、TP=0.16×150×0.75=18N・m と計算できますが、40W用ギヤヘッドの減速比150の許容軸トルクは P.1012の表より9.80N・mなので、 ギヤヘッド出力軸にかかるトルクが 9.8N・m以下になるように負荷トルクを小さくする必要があります。 *±10%は電源電圧の変動範囲であり、常時使用可能な電圧ではありません。 Qスピードトルク曲線図(使用範囲) •6W •15W 50Hz使用限界線 (N・m) 0.10 Q回転方向の切替 50Hz使用限界線 (N・m) スイッチ 仕様 0.2 0.08 60Hz 使用限界線 60Hz 50Hz 50Hz トルク 0.04 60Hz リード線を取り はずしてください。 0.1 0.02 ー方向運転 1800 0 500 1000 1500 回転速度 (min−1) •25W •40W 50Hz使用限界線 (N・m) 50Hz使用限界線 (N・m) 50Hz 50Hz 0.5 60Hz 使用限界線 トルク 1000 1500 1800 0 •60W 0 500 1000 Qスピードコントローラの取付方法 1800 Ⅰ. 角穴をあけて取り付ける方法 1.0 1.0 60Hz 使用限界線 60Hz 50Hz 60Hz 使用限界線 60Hz 取り付け機器 トルク 0.6 0.4 0.2 81+1 0 90 ±0.2 トルク 2―M4ねじ 0.2 0 500 1000 0 1800 1500 0 500 回転速度 (min ) −1 1000 1500 回転速度 (min−1) 1800 53 +1 0 可変速モータの使用限界を示します。可変速モータはこの使用範囲の斜線内部で使用してください。 使用限界線を越えて (斜線のない部分で) 使用しますと、 モータの温度上昇が高くなり焼損のおそれがあります。 さらにギヤの歯折れ等を引き起こします。 Type 3 3.6 5 6 PACMGX PACMGZ 7.5 9 10 12.5 15 18 減速比 20 25 81% 81% 30 36 50 60 75 90 75% 75% φ23 φ17 コントローラ本体 100 120 150 180 1取り付ける板に角穴をあけます。 2コントローラ本体とフロントパネルを組み合わ せたままM4のネジとセットで固定します。 フロントパネル 4―φ3.5 (断面図A) 50±0.2 (断面図A) *使用限界線について Qギヤヘッドの伝達効率 φ7 2―M4ねじ ナット 2―M4または2―φ4.5 0.8 0.6 本体取付用ねじ (M3さらネジ) 2―φ7.5 13.2±0.2 90±0.2 50Hz 0.4 1 -1013 Ⅱ. 角穴をあけずに取り付ける方法 (N・m) 50Hz使用限界線 0.8 1500 回転速度 (min−1) 50Hz使用限界線 •90W (N・m) “CCW” “COM” を接続します。 正逆運転 0.2 500 反時計方向 “CW” “CCW” の端子にスイッチを増設しますと、正逆運転ができます。 E注意 モータが停止してから、 スイッチを切り換えてください。動作中に切り換えると故障のおそれがあります。 0.3 0.1 0 “CW” “COM” を接続します。 カップリング モータ トルク 60Hz 時計方向 E注意 ギヤヘッドと組み合わせますと、 ギヤヘッドの出力軸の回転方向は、減速比により、 モータの回転方向と逆になる場合があります。 0.4 回転速度 (min−1) 0 60Hz 使用限界線 60Hz モータの出力軸側から見て スピードコントローラ裏面の端子台の結線換えによ り、回転方法が変わります。端子を “CW” “CCW” ど ちらか一方に接続してください。 1800 コントローラ本体 2.0以下 90゜ 1500 φ6.5 1000 φ3.5 500 26±0.2 0 0 回転速度 (min−1) 0.25 0.20 0.15 0.10 0.05 0 スイッチ 15±0.2 0 単極双投 ON−OFF−ON 100V電源:5A−200VAC以上 200V電源:3A−400VAC以上 COM CW CCW AC AC FG 12±0.2 トルク 0.06 60Hz 使用限界線 1取り付ける板に穴をあけます。 2スピードコントローラ本体からフロントパネルを取り外します。 3スピードコントローラ本体をM3のさらネジとナットで固定します。 4フロントパネルを取り付ける板に組み付け、M4のネジとナットで固定します。 E取り付ける板の板厚は、2mm以下のものをご使用ください。 70% 1 -1014