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八戸市のプライマリーバランス(一般会計)の推移
八戸市のプライマリーバランス(一般会計)の推移 プライマリーバランスとは、国や地方自治体の財政状態を示す指標の一つで、市債(借金)発行額を除いた歳 入と、公債費(借金の返済費用)を除いた歳出の収支であらわされます。 歳出から除く公債費には、元金償還と利子償還がありますが、 ・元金償還、利子償還とも除いた収支をプライマリーバランス(元利ベース) ・元金償還のみ除いた収支をプライマリーバランス(元金ベース) といい、当市では、合併後、元金ベースでのプライマリーバランスの黒字化を維持しています。 この状態では、新たな借入額が返済額を下回っているため、市債の残高が着実に減少することになります。 プライマリーバランス (C) 歳入−市債発行額 (A) = 歳 歳出−公債費 (B) − (A) 市税収入、その他収入 入 市債発行額 (借金) (C) 歳 (B) 人件費、扶助費、普通建設事業費など 出 公債費 (借金返済) (C)=プラス →黒字 (C)=マイナス→赤字 【プライマリーバランスと市債残高の推移】 市債残高(億円) プライマリーバランス(億円) 60 1,000 51.5 51.5 50 40.9 40 ー 900 29.5 28.4 28.6 30 21.7 20 8.4 800 10 957.1 946.1 937.7 916.0 17年度 18年度 19年度 20年度 市債残高 プ ラ イ マ リ プライマリーバランス(元利ベース) バ ラ ン ス の 黒 字 化 0 プライマリーバランス(元金ベース) (単位:億円) 17年度 プライマリーバランス(元利ベース) 51.5 18年度 51.5 20年度 19年度 28.6 プライマリーバランス(元金ベース) 28.4 29.5 8.4 市債残高 対前年増減(=借入額−返済額) 957.1 △ 14.3 946.1 △ 11.0 937.7 △ 8.4 40.9 =(歳入 814.5−市債 92.4)−(歳出 814.5−元利償還 133.3) 21.7 =(歳入 814.5−市債 92.4)−(歳出 814.5−元金償還 114.1) 916.0 △ 21.7 ※17年度及び18年度は決算額、19年度は3月補正後予算額、20年度は当初予算額