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7.4. ネットワーク構成
① 汎用的な複数の製品(サーバ、OS 等)でソフトウェアが動作できること。 ② 利用者数、業務量が同程度の民間企業又は独立行政法人等で同規模以上のシステム に導入され、十分な稼動実績を有すソフトウェアを選定すること。 ③ 利用者の利便性に配慮したソフトウェア構成とすること。 ④ 安定性及び安全性の確保のため、導入するソフトウェアは調達段階での最新のバー ジョンを使用すること。ただし、本システムの運用に影響を及ぼすと認められる場 合には実績のあるバージョンを使用すること。 ⑤ ソフトウェアのバージョンアップ時は各業務に影響を及ぼさないこと。 ⑥ システム化の要件に対する機能の充足度、ユーザ要件の取込手法の柔軟性等費用対 効果を総合的に検討し、各製品の組み合わせを工夫すること。 ⑦ 導入するソフトウェアが、何らかの理由で継続して利用できない場合、厚生労働省 と協議し、代替ソフトウェアの提供について承認を得ること。 7.4. ネットワーク構成 本システムのネットワークの種別及びその責任の所在を図 7-2 及び表 7-1 に示す。 センタ 審査部 負荷分散 指定医療機関等 Webサーバ 支払基金センタ レセプト 電算処理 システム 支 払 会基 金 ・ 中 央 広 域 受付部 DBサーバ NW オンライン請求 システム WAN レセコン/ 日レセ 共用スイッチ FW 網 ルータ 労災行政情報 管理システム 労災レセプト 電算処理システム 調達範囲 認証局 審査機関 LAN① WAN① 図 7-2 LAN② WAN② LAN③ 本システムのネットワーク種別(案) 40 LAN④ 表 7-1 ネットワーク種別と責任の所在 ネットワーク種別 責任の所在 WAN① 支払基金・中央会 WAN 敷設業者 WAN② 広域ネットワーク網敷設業者 LAN① 指定医療機関等の LAN 敷設業者 LAN② 支払基金センタの LAN 敷設業者 LAN③ 労災行政情報管理システムに係る LAN 敷設業者及び審査機関の LAN 敷設業者 LAN④ ハードウェア導入・保守業者 本システムにおけるネットワーク構成に係る要件を以下に示す。 ① 本システムに必要となる LAN④の構築は、ハードウェア導入・保守業者が行うが、 受託者は LAN④の構築に必要となるネットワークの設計を行うこと。 ② LAN①を除くすべてのネットワークと本システムとの疎通テスト等に係る作業の 支援を行うこと。 7.5. アクセシビリティ要件 本システムにおけるアクセシビリティ要件を以下に示す。 ① 本仕様書「3.2.2. 画面設計要件」に示すとおり、利用者が操作しやすく、誤操作 の生じないシステムを構築すること。 ② 日本語で記述されたコンテンツのみを取り扱うこと。 ③ コンテンツの作成は「JIS X 8341- 3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信に おける機器、ソフトウェア及びサービス-第 3 部:ウェブコンテンツ」に準拠する こと。 第8章 設計・開発要件 41 8.1. 設計・開発実施計画の策定 設計・開発スケジュール、連絡体制、責任分担及び設計・開発期間中の体制を明記した本 システムの設計及び開発作業における実施計画を策定すること。策定した実施計画につい て必要に応じて厚生労働省と協議を行い、承認を得た上で、設計・開発実施計画書として 提出すること。 なお、設計・開発実施計画は、以下の要件を充たすこと。 ① 他システムとの調整及び試験稼動期間を考慮したスケジュールとすること。 ② 本システムの設計・開発において、効率的なリソース計画を行い、万全な体制を用 意し、明確にすること。 ③ 設計工程及び開発工程において、厚生労働省が画面の仕様及び操作性を適宜確認可 能な計画とすること。 8.2. 要件整理に係る要件 本システムの要件整理に係る要件を以下に示す。 ① 本仕様書に示す要件及びシステムの構築に必要となるすべての要件について、整理 すること。 ② 上記①で整理した結果を厚生労働省と協議の上、要件定義書として提出すること。 8.3. 設計に係る要件 (1) 設計業務共通要件 本システムの設計業務における共通要件を以下に示す。 ① 設計業務は、基本設計工程及び詳細設計工程に分けて計画を策定すること。 ② 基本設計工程は本システムの外部仕様を具体化する工程として位置づけ、本システ ムの利便性確保等の観点から厚生労働省等と密に協議を行い作業すること。 ③ 詳細設計工程は本システムの内部仕様を具体化する工程として位置づけ、保守性及 び信頼性等を確保するため受託者の専門的知見等を基に作業を推進し、厚生労働省 に対する確認について最小限となるよう、効率的な運営を目指すこと。 ④ 本システムが稼動する本番環境のほか、テスト環境及び保守環境の設計を行うこと。 ⑤ 設計段階における画面の操作性及び機能の仕様等について、厚生労働省がプロトタ イプ等を利用して確認できること。 ⑥ 設計環境(設計用のハードウェア、ミドルウェア及び設計ツール等)、作業場所等 は、受託者の負担と責任において準備すること。 42 ⑦ プロジェクト計画書に定める構成・変更管理要領に基づいて管理すること。法律改 正により、設計に変更が生じた場合は、厚生労働省と協議し対応方針を決定するこ と。 ⑧ 設計業務において作成する納入成果物は、構成・変更管理要領に基づいて管理を行 うこと。法律改正により、設計内容に変更が生じた場合は、厚生労働省と協議の上、 対応方針を決定すること。 ⑨ 別途調達予定の工程管理業者、本システム関連業者及び他システムに係る業者等と 連携して作業すること。 ⑩ 平成 22 年度にハードウェア導入・保守業者を調達するため、ハードウェアの導入・ 保守に必要となるドキュメント(基本設計書等)を、ハードウェア導入・保守業者 の調達に係る意見招請前に厚生労働省へ提出すること。なお、提出したドキュメン トについて受託者とハードウェア導入・保守業者間で修正が必要と判断された場合 は、受託者が厚生労働省に確認を行い、修正すること。 (2) 基本設計 「8.2 要件整理に係る要件」にて作成した要件定義書に基づき、以下に示す設計作 業を実施し、基本設計書として厚生労働省に提出すること。なお、以下に示す事項以 外でも必要と考えられる作業は、設計・開発実施計画書にて明記し、実施すること。 • 機能設計(業務機能、例外処理設計及び運用機能等の設計) • データ設計(E-R 図等を用いた概念モデル及び論理モデルの設計) • 画面設計 • 帳票設計 • システム方式設計(ソフトウェア構成及びハードウェア構成等の技術基盤の設 計) • 外部インタフェース設計 • 情報セキュリティ設計 外部インタフェース設計等においては、厚生労働省内外の機関との調整が発生する ため、厚生労働省と協力して課題の検討等の支援を実施すること。 (3) 詳細設計 厚生労働省から基本設計書の承認を得た後、以下に示す設計作業を実施し、厚生労 働省に対して詳細設計書を提出すること。なお、以下に示す事項以外でも必要と考え られる作業は、設計・開発実施計画書にて明記し実施すること。 43 • プログラム設計(開発するプログラム一覧及び仕様定義等) • データ設計(物理モデル) • 画面設計 • 帳票設計 • システム方式設計 • 外部インタフェース設計 • 情報セキュリティ設計 8.4. 開発に係る要件 本システムの開発に係る要件を以下に示す。 ① 開発環境(開発用のハードウェア、ソフトウェア及び開発ツール等)、作業場所等 は、受託者の負担と責任において準備すること。 ② 開発業務において作成する納入成果物は、構成・変更管理要領に基づいて管理する こと。法律改正により、開発内容に変更が生じた場合は、厚生労働省と協議し対応 方針を決定すること。 ③ 作成したソースコードについて、その情報セキュリティに関する妥当性を確認する ためのソースコードレビューの範囲及び方法を定め、これに基づいてソースコード レビューを実施すること。 ④ 作成したソースコードは、移行作業終了後に最新のものを厚生労働省へ提出するこ と。 ⑤ 開発段階において、画面の操作性及び機能の仕様等について、厚生労働省がプロト タイプ等を利用して確認ができること。 ⑥ 工程管理業者、本システム関連業者及び他システムに係る業者等と連携して作業す ること。 第9章 導入 9.1. 導入に係る要件 導入工程では、本システムの各種環境へハードウェア及びミドルウェア等の設置及び設定 等の作業を行う。本システムのハードウェア及びミドルウェアの導入に係る要件を以下に 示す。 ① 受託者は、下記②~⑧の要件を基に、導入実施計画書及び導入手順書を作成するこ と。 44 ② 本システムの本番環境、テスト環境及び保守環境のハードウェア及びミドルウェア の設置及び設定はハードウェア導入・保守業者が行うが、設置及び設定に必要とな る各種パラメータ等(製品特有の項目は除く)の情報は受託者が整理し、基本設計 書及び詳細設計書に含め、ハードウェア導入・保守業者に提示すること。 ③ 本稼動までの間に、受託者が定めたパラメータ等(ハードウェア導入・保守業者が 定めた項目は除く)により障害等が発生した場合は、受託者の責任において対応す ること。 ④ ソフトウェアの移行後、稼動に必要な設定及びデータを取得可能な機器については、 ハードウェア導入・保守業者に機器のバックアップの取得を依頼し、厚生労働省に 提出すること。 ⑤ 利用拠点及びセンタにおける受託者の作業は、閉庁日の実施を基本とする。ただし、 利用拠点及びセンタの業務に支障をきたさない作業については、開庁日の作業を可 能とするが、その際は厚生労働省の承認を得た上で、利用拠点及びセンタの業務に 支障をきたさないよう十分配慮し、作業を実施すること。 ⑥ 受託者が利用拠点及びセンタで作業を行う際は、利用拠点及びセンタの担当者に対 し作業開始及び作業終了について報告すること。 ⑦ 利用拠点及びセンタの担当者から受託者の作業について指示がある場合、受託者は これに従うこと。なお、導入スケジュールに影響する指示を受けた場合、厚生労働 省に指示を仰ぐこと。 ⑧ 導入日当日に障害発生等により導入が完了しないことが見込まれる場合、厚生労働 省に報告し、導入の再実施日について指示を受けること。 ⑨ 導入作業の完了後、受託者は導入計画書に基づいて適切に作業が実施したことを示 す導入結果報告書を作成すること。 9.2. 利用端末数 本システムの利用拠点及び利用端末台数は、別紙 6 に示す。 第10章 テスト要件 10.1. テスト計画の作成 実施する単体テスト、結合テスト、総合テストについて、テスト方針、実施内容及び実施 理由を記載し、テスト工程毎にテスト計画書として提出すること。また、厚生労働省が主 体となって実施する受入テストについては、テスト計画書案を作成し、提出すること。 テスト計画書に記載すべき事項を以下に示す。 45 • 受託者のテスト実施体制と役割 • テストに係る詳細な作業及びスケジュール • テスト環境(テストにおける回線及び機器構成、テスト範囲) • テストツール • テストデータ • 評価指標 10.2. テストに係る要件 (1) テスト工程共通要件 単体テスト、結合テスト、総合テストの各テスト工程において共通する要件を以下 に示す。 ① 受託者はテストの管理主体としてテストの管理を実施すると共に、その結果と品質 に責任を負うこと。 ② 受託者は厚生労働省、工程管理業者、本システム関連業者及び関連する他システム に係る業者等との作業調整を行うこと。 ③ 各テスト工程は、厚生労働省の関係者に対する作業負荷を抑える工夫をした計画を 立てること。 ④ 厚生労働省に対し定期進捗報告及び問題発生時の随時報告を行うこと。 ⑤ 各テストを行うため一連のテストケース(入力、出力及びテスト基準)、テストシ ナリオ(例外処理を含む)、テストデータ、テスト評価項目及びテスト手順を各テ スト実施前に整理し、テスト実施要領として作成すること。 ⑥ 各テスト終了時に、実施内容、品質評価結果及び次工程への申し送り事項等につい て、厚生労働省と協議の上、テスト結果報告書を作成すること。 ⑦ テスト時に使用した不要なデータ、ユーザ ID、プロセス、及びサービス等は本番稼 動前には完全に削除し、削除したことを示す記録を⑥のテスト結果報告書に含め、 厚生労働省に提出すること。 (2) テストデータ要件 本システムのテストにおいて使用するテストデータに係る要件を以下に示す。 ① テストデータは、原則として受託者で用意すること。 ② テストデータの管理は受託者が責任を持って行うこと。なお、テスト工程毎のテス ト計画書にテストデータの種類等を記載し、使用したテストデータは、テスト結果 と共に媒体で納入すること。 46 (3) テスト環境要件 本システムのテストを行うテスト環境に係る要件について以下に示す。 ① 単体テスト及び結合テストに必要な機器等は、受託者の負担と責任において準備す ること。 ② 総合テスト及び受入テストに必要な機器等は、ハードウェア導入・保守業者が導入 するため、テストを実施するために必要な各種設定を受託者の責任において実施し、 本番環境と同等の環境を準備すること。 (4) 単体テスト要件 開発したモジュール等の単位で、プログラムが正常に動作すること等のテストを行 うこと。 (5) 結合テスト要件 プログラム及びモジュールが、本システム全体において、正しく機能することを確 認するため、段階的に結合した状態でテストを行い、ソフトウェアの結合が完全であ ることを確認すること。 (6) 総合テスト要件 本システムの総合テストに係る要件を以下に示す。 ① 要件どおりに本システムが構築されていることを確認可能なテストを行うこと。 ② 本システムが納入可能であることを確認すること。 ③ 上記①及び②の確認に当たっては、ソフトウェアが仕様に適合し、かつ本番環境で 利用可能であることを確認できる評価指標を設定した上で、テストを実施すること。 ④ 性能及び負荷のテストにおいては、本番環境と同様な環境により負荷等をかけ、問 題が発生しないことを確認すること。 ⑤ 総合テストでは、以下の項目について確認を行うこと。 ア 機能性 • システム機能 正常系、異常系共に仕様書どおりに動作すること。 • システム間連携 他システムとの業務連動処理が正常に機能すること。 • 情報セキュリティ 情報セキュリティ要件を充たしていること。 47 イ 信頼性 • システム信頼性 信頼性要件を充たしていること。 • 障害回復 システムにおいて、障害が発生した際の処理が適切であること。 ウ 使用性 • ユーザ使用性 システムが要件及び説明書どおりに動作し、利用者が利用しやすいこと。 エ 効率性 • 性能 オンライン処理、バッチ処理の応答時間、スループットが適切であること。 • 負荷 システムの限界条件(データ量、処理量)下で、正常に動作すること。 (7) 受入テスト支援要件 厚生労働省が主体となって実施する受入テストに係る要件を以下に示す。 ① 受入テスト実施者が行う具体的な手順及び結果を記入するための受入テスト手順 書案を作成すること。なお、システムの操作に精通していない職員でも分かりやす いテストとなるように工夫すること。 ② 一部の利用拠点で先行的に受入テストを実施し、受入テストが問題なく行えること を確認すること。なお、先行的な受入テストを行う利用拠点及び時期等は厚生労働 省と調整の上、決定すること。 ③ 受入テストは厚生労働省が主体となって行うが、厚生労働省の求めに応じて受入テ ストをサポートするための要員を確保すること。 ④ 可能な限り本番環境と同等の受入テスト実施環境を準備すること。 ⑤ 受入テストで必要となるテストデータについて準備すること。 ⑥ 受入テストで確認された障害について、解析を行い、対応方針を提示し、厚生労働 省の承認を得ること。 ⑦ 厚生労働省に承認された対応方針に従い、プログラム及びドキュメント等を修正す ること。 48 第11章 移行要件定義 11.1. 移行計画の策定 本仕様書における移行とは、開発環境から本番環境への移行を指す。 本システムの移行に係る要件について以下に示す。 ① 移行作業の実施中及び実施後においても、システム停止時間帯を除いては業務の継 続に影響することがない移行計画とすること。 ② 他システムのスケジュールを考慮し、可能な限り影響を尐なくした移行計画とする こと。 ③ 厚生労働省と協議の上、移行実施計画書を作成すること。 ④ 移行の実施後、運用業務が円滑に遂行できるよう業務移行計画書を作成すること。 11.2. 移行に係る要件 (1) 移行の基本方針 本システムの移行に係る基本方針を以下に示す。 ① 移行作業はハードウェア導入・保守業者等と連携し、実施することとなるが、受託 者が移行作業の進捗管理及び障害管理等を行い、移行作業に係る管理責任を負うこ と。 ② 移行のために利用者が行う作業は、当該利用者以外では実施不可能と厚生労働省が 判断した作業にとどめること。 ③ 移行のために厚生労働省の作業が必要となる場合は、移行作業説明書を作成するこ と。 ④ 移行のために機器の追加が必要な場合は、移行期間中は受託者が提供し、作業終了 後に撤去すること。 ⑤ 受託者が他システムに係る業者と調整が必要となる場合は、厚生労働省の承認を得 た上で、厚生労働省を通じて実施すること。 ⑥ 移行作業実施後は、トラブル報告及び問い合わせが多く発生することが想定される ため、対処作業が円滑に行えるよう通常より多くの要員、対応時間を確保すること。 ⑦ トラブル発生時には速やかに原因究明に当たり、厚生労働省の承認の上、必要な対 処作業を行うこと。なお、対処作業は、受託者の責任と負担により実施すること。 ⑧ 移行日当日に、障害発生等により作業が中断した場合は、迅速にその原因を明らか にし、作業を再開できるようにすること。 49 ⑨ 移行の際に、他システム等に影響がある場合には、事前に厚生労働省及び他システ ム等の管理責任者に連絡すること。 (2) 移行設計 本システムの移行設計に係る要件を以下に示す。 ① 移行に係る設計として、ハードウェア、ソフトウェア及び環境設定等の移行設計を 行うこと。 ② 厚生労働省と協議の上、移行設計書を作成すること。 (3) 移行準備作業 本システムの移行の準備作業に係る要件を以下に示す。 ① 移行準備作業、移行作業及び検証等を対象とした移行手順書を作成すること。移行 作業の手順には、各作業が正しく行われていることの確認を含めること。 ② バックアップ等の準備作業、移行作業及び事後作業等に係る時間単位での移行詳細 スケジュールを作成すること。なお、移行詳細スケジュールは他システムの稼動時 間等を踏まえたものとし、他システムと同期を取るべき作業及び確認タイミング等 を明示すること。 ③ 厚生労働省、ハードウェア導入・保守業者の管理責任者及び他システムの管理責任 者等を含む作業体制図、連絡先一覧を作成すること。 ④ システム移行、データ移行について、正確性及び効率性を考慮し、移行プログラム を作成すること。 ⑤ 移行後の検証作業を、可能な限り移行プログラムにて行えるようにすること。 ⑥ 複数の観点で、移行作業において、想定されるリスクを識別、抽出すること。 ⑦ 抽出したリスクを分析し、回避、転嫁及び軽減等の対応計画を作成すること。 ⑧ リスクが顕在化した場合に備え、コンティンジェンシプランを作成すること。 ⑨ ⑧のコンティンジェンシプランを、厚生労働省との協議の上、移行実施計画書に記 載すること。 ⑩ 移行作業の実行是非の判断基準として、移行作業判定基準を定め、移行判定時にお ける予定値を定めること。なお、他システムへの影響範囲を十分に踏まえた上で、 移行作業判定基準及び予定値を決定すること。 ⑪ 上記の移行作業判定基準及び予定値を、厚生労働省と協議の上、移行実施計画書に 記載すること。 50