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ワークショップ+トークイベントを開催します(4月20日~22日

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ワークショップ+トークイベントを開催します(4月20日~22日
平成 28 年 4 月 14 日
県政記者クラブ各位
宮城大学大和キャンパス図書館
「六限の図書館 Vol.7」ワークショップ+トークイベント
『 Super Collectable Notes “製本部のノート屋さん”』の
開催について
宮城大学総合情報センター(大和キャンパス図書館)では、4 月 20 日(水)~22 日(金)
に図書館イベント「六限の図書館」Vol.7 ワークショップ+トークイベント『Super
Collectable Notes “製本部のノート屋さん” 』を開催いたします。
図書館では、2014 年から「六限の図書館(ロクゲン ノ トショカン)」という自主企画イベントを
行ってきました。これまではトークイベントや上映会、2016 年は初めてワークショップを
開催します。学生だけではなく、地域の方々もご参加いただけるイベントです。学生の好
奇心を刺激し、図書館の違った楽しみ方、新しい発見を提供したいという思いで、試行錯
誤しながら開催しています。宮城大学総合情報センター(大和キャンパス図書館)の取り
組みについて、ぜひ多くの皆様に知っていただきたいのと同時に、たくさんの方にイベン
トにご参加いただければと思っております。
【ワークショップ】
日 時:2016 年 4 月 20 日(水)~22 日(金) 12:00~18:00
場 所:宮城大学大和キャンパス図書館内
内 容:自分だけのオリジナルノートをつくろう!
(無料!!)
※用紙(約 70 冊分)がなくなり次第、閉店とさせていただきます。ご了承ください。
【トークイベント】
日 時:2016 年 4 月 22 日(金) 18:00~19:30
場 所:宮城大学大和キャンパス図書館内 AV 閲覧室/メディアテーク
内 容:
「製本部」の皆さんをゲストに、その活動について、印刷製本、デザイン、ものを
つくるということについてなど、お話を伺います。
オリジナルノートを作った方は、ノート持参でご参加ください!
本イベントについては、公立大学法人宮城大学ウェブサイト http://www.myu.ac.jp/にも
情報を掲載いたしております。
ワークショップ、トークイベントとも参加自由(予約不要)
、無料、どなたでもご参加い
ただけます。
【お問い合わせ先】 公立大学法人宮城大学総合情報センター(大和キャンパス図書館)
〒981-3298 宮城県黒川郡大和町学苑 1 番地 1 (大和キャンパス本部棟 2F)
TEL:022-377-8313
FAX:022-377-8383
〈担当〉事務部学務課学生支援グループ(図書館担当) 安藤 美保
「六限の図書館 07 Super Collectable Notes “製本部のノート屋さん”
」実施概要
1.概要
本=出版物への理解を深める機会として、学生の必須アイテムでもある「ノート」を自作する体験プロ
グラム。ワークショップ形式で行う。また、地元で活躍するクリエイターによる自主的な取り組みを知る
ことによって、学生たちへの刺激となる。
2.実施内容
・印刷・製本技術の基本にふれながら、実際に DIY 感覚でノートをつくる体験を行う。
・ワークショップは 3 日間(1 日あたり 6 時間)
・つくったノートは持ち帰ることができる。
・最終日は、ワークショップ終了後、このワークショップを企画・運営している「製本部」のメン
バーによるトークイベントを開催する。
ワークショップ
(1)日
時
(2)場
所
(3)対
象
(4)定
員
(5)参 加 費
トークイベント
(1)日
時
(2)場
所
(3)対
象
(4)定
員
(5)参 加 費
(6)講
平成 28 年 4 月 20 日(水)~22 日(金) 12:00~18:00 まで
宮城大学大和キャンパス図書館内
参加自由(学部学科、学年は特定せず。教職員や一般の方も参加可)
3 日間でノート約 70 冊分の材料を準備
無料
平成 28 年 4 月 22 日(金) 18:00~19:30 まで
宮城大学大和キャンパス図書館内 AV 閲覧室メディアテーク
参加自由(学部学科、学年は特定せず。教職員や一般の方も参加可)
30 名
無料
師
製本部/講師 4 名(
「製本部」は、デザイナーや印刷加工の専門家からなる有志の
勉強会で、本など印刷物の可能性について研究しており、仙台市内でワーク
ショップなどを開催している。
)
(7)企画協力/ファシリテーター
小川直人氏(仙台メディアテーク学芸員/宮城大学事業構想学部非常勤講師
「映像デザイン」担当教員)
以上
平成 28 年度「 六限の図書館 」事業計画書
1.企画の概要及び目的
本事業は、学内学生、教職員および地域住民の方々を対象に、大学図書館をより身近に感じでもらうと
同時に、資料検索や自習のためだけではなく、交流や創発の場としての図書館の機能を拡張する契機とな
ることを目的とするものである。
3 学部に共通するテーマを軸に、学内外の人材との協働、所蔵資料の利活用も含め、柔軟に企画運営を
行う。
2.事業概要
(1)事業名称
六限の図書館(ロクゲン ノ トショカン)
(2)場
所
宮城大学大和キャンパス図書館及び太白キャンパス図書館
(3)実施回数
年間 4 回 原則として 18 時以降に実施
(4)対
象
学内学生、教職員、一般
(5)定
員
20~30 名(企画による)
(6)参 加 費
無料
(7)企画協力/コーディネーター
小川直人氏(仙台メディアテーク学芸員/宮城大学事業構想学部非常勤講師
「映像デザイン」担当教員)
3.平成 28 年度実施予定
第 1 回(通算 Vol.7)
(4 月 20 日~22 日/大和)ワークショップ+トークイベント
「Super Collectable Notes “製本部のノート屋さん”
」
第 2 回(6 月/大和)
上映と対話(コンテンツ未定)
第 3 回(6 月/太白)
上映と対話(コンテンツ未定)
第 4 回(11 月/大和) トーク (ゲスト未定)
製本部について
はじめに:
製本部とは、仙台で六丁の目の印刷団地の若手職人たちと、卸町のクリエイティブ・シェアオフィス「TRUNK」に入
居しているデザイナーたちが有志によって始めた、印刷・製本・デザインをめぐって活動する部活です。
印刷加工とデザインについて職人とデザイナーが興味を共有することから始まったこの部活は、試行錯誤の活動を通
して、活動自体の幅もメンバーの幅も広げながら活動を続けています。
これまでの活動:
●[ノート屋さん]「Super Collectable Note」(ながまちマルシェ、美容室「Garden Hair」)
今回の企画のへの入口となった「ノート屋:Super Collectable Note」は一番初め、仙台・長町で開かれた「ながま
ちマルシェ」へ出店されました。お客さんにはA5サイズに断裁されノート用の穴が空いた沢山の種類の紙を7mmの厚さ
になるまで自由に選び、自分だけのノートを作ってもらいました。この出店ではDIYでの楽しさをできるだけ提供した
いと考え、スプレーでの模様付けや、スプレーのためのオリジナルカッティングシートの制作などのオプションも用意
していました。
またこの次の機会として、店内にフリースペースのある仙台市内の美容院「Garden Hair」さんで期間限定のワーク
ショップとして出店し、一定期間、紙と製本機を置かせてもらいました。ここでは店内でスプレーなどのDIY加工が難
しかったため、Gardenオリジナル仕様として店名をデザインにしたオリジナルプリントの表紙を用意しました。
● [製本・造本]文化批評誌『S-meme(エスミーム)』の製作、他
東北大学大学院都市・建築学専攻が仙台市と協働して実施した、大学院生と社会人の協働教育プログラム「せんだい
スクール・オブ・デザイン」の五十嵐太郎スタジオとの協働によって、文化批評誌『S-meme』を造本製作の面から支え
ました。このプロジェクトでは、一号ごとに仙台の文化を色々な面から切り取りつつ「ウェブの時代に紙媒体にできる
こと」を思考するために非常にユニークな造本を目指す『S-meme』における造本デザインを、受講生と造本アイデア出
し・技術的な検討を繰り返しながら実現に結び付けてきました。『S-meme』の一連の取り組みは、2013年度グッドデ
ザイン賞を受賞しました。そのほかにも、『月刊 佐藤純子』など製本にも多数携わっています。
●[シルクスクリーン技法]シルクスクリーン研究会「襖」印刷
仙台市内のデザインオフィスUNIZONさんからのご依頼・協力体制の下、通常では考えられない襖サイズ(約
900 1800mm)でのシルクスクリーン印刷に取り組みました。ただの発注・受注関係ではなく「この大きさだとシルク
スクリーン印刷はどう刷れるのか」という実験的な目的を共有し、技術の可能性を探求するプロジェクトとなりました。
出来上がった襖は、仙台・本町の古民家を改装した居酒屋「玄孫」で実際に使用されています。
●[言語化]仙台文学館『仙台文学館ニュース』内コーナー「オッス!製本研究班」
仙台文学館が発行する『仙台文学館ニュース』の中で、「オッス!製本研究班」というコーナーを担当させていただ
きました。このコーナーでは、仙台文学館の書庫に眠る貴重な蔵書を、内容の面のみならず、造本やグラフィックデザ
イン等の面からも価値を発見し提示する野望を持って、書庫の中から興味深いものを選び出し、参加メンバー同士で感
想から技術的なことまで興味・発見を話し合い、その内容を記事にしました。
●[ワークショップ]こども芸術の村での製本ワークショップ「Super Big Book」の実施
京都造形芸術大学と東北芸術工科大学がスイスに拠点を置く財団「日本の子供たち」の」支援を受け企画・運営して
いる、東北の子供たちを対象とした芸術教育支援活動「こども芸術の村」で提供されるワークショップの一つとして、
大きな本をみんなで作る「Super Big Book」のワークショップを企画・実施しました。
このワークショップでは、子供達が小さな紙に描いた絵を、事前に別のワークショップで自分たちが漉いた大きな和
紙に描きなおし、さらにそれを和綴じにして一冊の本にする、という過程を通して子供達にデザイン的な大きさ変化の
面白みや製本するという行為の面白さ、ものづくりの楽しさに触れてもらいました。
〈製本部〉トークイベントメンバーについて
製本部とは、仙台で六丁の目の印刷団地の若手職人たちと、卸町のクリエイティブ・シェアオフィ
ス「TRUNK」に入居しているデザイナーたちが有志によって始めた、印刷・製本・デザインをめ
ぐって活動する部活です。
印刷加工とデザインについて職人とデザイナーが興味を共有することから始まったこの部活は、
試行錯誤の活動を通して、活動自体の幅もメンバーの幅も広げながら活動を続けています。
今回のトークイベントでは、ノート屋プロジェクトを運営する四人が登壇予定です。
̶斧澤未知子(おのざわ・みちこ)
1984年兵庫県神戸市出身。大阪大学大学院工学研究科地球総合工学建築工学コース修了。建築事
務所などを経て2011年6月-2015年3月東北大学大学院の社会人・大学院生向け人材育成プログラ
ム「せんだいスクール・オブ・デザイン」研究員。現在、フリーランスで表現者として、建築系出
版物の企画・編集、造本デザイン、作品の制作などを行っている。特に「せんだいスクール・オブ・
デザイン」ではユニークな装幀を持つ紙媒体として製作された文化批評誌『S-meme(エスミー
ム)』製作の講義アシスタントを務め、多人数の協働による雑誌制作プロセスの組み立て、デザ
インアイデアのとりまとめを通して紙のメディアが持つ可能性について強い関心を持ち、製本部で
は常識にとらわれない紙メディアでのアピールのアイデアを探求している。
̶菊地充洋(きくち・みつひろ)
1979年、仙台市生まれ。塩釜高等技術専門校情報通信技術科修了。有限会社菊信紙工所勤務。東
北大学大学院が実施した教育プログラム「せんだいスクール・オブ・デザイン」を修了し、生業
である製本業やその周辺のシルクスクリーン印刷の可能性を、地元のクリエイターたちと一緒に
より楽しめる方法や場所を開拓していく必要や楽しさを感じ、2016年2月よりDIY print studio
「analog」代表責任者としてクリエイター、そうでない人々にも開かれたものづくりの場所を提
供している。
̶根 朋子(こん・ともこ)
1984年生まれ。グラフィックデザイナー。東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックコース
卒業後、デザイン事務所を経て、フリーランスのグラフィックデザイナーとして活動中。 広告・
商品パッケージ・CI計画・パッケージやパンフレットなどのグラフィックデザインと共に、イラス
トレーションの仕事も行う。芸術と製本を組み合わせたワークショップを通じ、製本の分野への
興味関心を持つ。2015年より製本部に所属し、製本や印刷が生む新しい可能性と広がりを探して
いる。デザインやコミュニケーションを交えながら、分野やジャンルを限定せず幅広く活動中。
せんだいメディアテーク内 活版印刷研究会所属。
̶冨田小緒里(とみた・さおり)
1988年新潟県新潟市生まれ。千葉大学大学院教育学研究科美術教育専攻修了。文化事業に携わる
傍ら、製本部メンバーとして活動。本やノートといった紙媒体に対する常識を超え、その概念が拡
張されるような実験的な試みに興味を持っている。また、専門性を持った人々の集団が協働作業
をしながらクリエイティブなものをいかに制作していけるかという協働の形に興味を持っている。
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