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さらなる企業価値の向上を目指して 湧田 節夫
証券コード 9832 さらなる企業価値の向上を目指して 株式会社オートバックスセブン 代表取締役 社長執行役員 湧田 節夫 2011年12月17日 1 本日お伝えしたいこと オートバックスセブンは・・・ z 自動車の総合サービス業として、国内No.1。 業績、財務体質が安定しています z 2008年以降、事業再構築を断行し、収益を改善させ、 現在はさらなる成長戦略を推進させています z 株主還元に力を入れています 2 会社概要 3 会社紹介 会社名:株式会社オートバックスセブン(証券コード:9832) 創業:1947年2月 業種:カー用品専門店のフランチャイズ展開 カー用品の卸売・小売、車検・整備、中古車販売など 時価総額: 1,223億円(2011年11月末現在) 連結売上高(2011年3月期実績): 2,364 億円 連結営業利益(2011年3月期実績): 120億円 連結ROE(2011年3月期実績): 4.1% 配当性向(2011年3月期実績) :75.9% 国内総店舗数: 523(2011年11月末現在) 総従業員数: 4,582(2011年9月末現在) 4 売上の基本はFCへの卸売、加えて子会社店舗の小売 (店舗数は2011年3月末現在) 5 連結売上高の構成 連結売上高 2,364億円(2011年3月期) その他 9.8% その他 1.5% サービス 7.4% タイヤ・ホイール 21.8% カースポーツ用品 6.1% 卸売部門 57.0% 小売部門 41.5% 車内用品 9.1% カーエレクトロニクス 25.3% 車外用品 10.1% オイル・バッテリー 10.4% 6 オートバックスグループの業態 オートバックス スーパー オートバックス タイプⅡ オートハローズ オートバックス セコハン市場 スーパー オートバックス タイプⅠ オートバックス C@RS 7 国内店舗ネットワーク(2011年3月末現在) オートバックス スーパーオートバックス オートハローズ オートバックスセコハン市場 オートバックスエクスプレス 404店 76店 5店 21店 7店 513店 8 店舗風景 売 場 ピット作業 タイヤの店頭売り 自動車(中古車)販売 9 海外店舗ネットワーク(2011年12月17日現在) 11店舗 (うちFC2店舗) 海外5エリア 26店舗 4店舗 (うちFC2店舗) 5店舗 (うちFC5店舗) 3店舗 4店舗 10 国内ナンバーワンブランドのカー用品専門チェーン 国内カー用品専門店の中で最高の販売力、購買力、集客力 z 国内最大級の店舗数 z ポイントアップカード会員、稼動会員約600万人 z 豊富な品揃え z カー用品と共に様々なサービスを提供 z 国家資格整備士 グループ約3,500名 国内ナンバーワン ブランド 11 圧倒的な市場シェア 2011年3月期 カー用品市場 1兆8,594億円 その他 7.1% ガソリン スタンド 11.2% 2011年3月期 カー用品専門店 トップ7の売上高 (億円) オートバックス ※ 2,745 イエローハット 1,114 376 ジェームス カー ディーラー38.1% ドライバースタンド 112 オートウェーブ タイヤ 専門店 16.0% 152 オートアールズ 125 65 モンテカルロ カー 用品店 27.7% オートバックス 14.8% オートバックス 58.5% 出所: オートマートネットワーク (2011年7・8月) ※オートバックス、スーパーオートバックス、オートハローズの店舗(FC店を含む)の売上 12 安定的な財務体質 資産の部 連結貸借対照表 負債・純資産の部 (2011年3月末) (単位:億円) 現金及び預金 438億円 流動資産 1,330 流動負債 406 固定負債 192 純資産 有利子負債 119億円 1,480 有形固定資産 369 自己資本比率:71.0% 有利子負債比率:5.7% 無形固定資産 59 総資産 2,078億円 投資その他 の資産 連結キャッシュフロー 319 (単位:億円) 2009年3月期 2010年3月期 2011年3月期 営業キャッシュフロー 70 189 154 投資キャッシュフロー 45 △47 △50 財務キャッシュフロー △93 △122 △118 13 今後の成長戦略 オートバックスBIGプランから オートバックス 2010 中期経営計画へ 14 2010年3月期以降、業績が改善 連結営業利益 (億円) 140 120 120 102 100 80 128 BIGプラン による回復 69 51 60 40 20 0 2008年3月期 BIGプラン以前 2009年3月期 2010年3月期 オートバックスBIGプラン 2011年3月期 2012年3月期(予) オートバックス2010中期経営計画 社長交代 15 オートバックスBIGプランで実施した項目 方針:規模拡大路線から収益性重視に変更し、 国内フランチャイズ事業に集中 実施事項 営業利益への効果 ・二輪用品FC事業撤退 国内 ・燃料卸売子会社(㈱ダイヤ・バックス)解散 ・中古車販売子会社(カーズ札幌㈱)解散 約+2億円 ・自動車学校(2校)売却 海外 ・米国事業からの撤退、子会社株式譲渡 ・台湾子会社の株式譲渡 約+34億円 ・本社コストの徹底的な見直し 本部機能 コスト 財務 ガバナンス ・人材派遣子会社、コンピュータシステム会社の売却 約+2億円 ・希望退職者募集 ・増配、自社株買いの実施 ・コア事業と関連性の薄い投資有価証券等の売却 社外取締役2名から4名へ増員(取締役9名中) ー ー 16 予想される事業環境の変化とオートバックスの目指す姿 事業環境の変化 •車保有台数、走行距離の減少 •ディーラー、ガソリンスタンドの拠点数の減少 •環境意識の高まり、ハイブリッドカーなどの増加 •少子高齢化によるドライバー人口の減少、若年層の車離れ オートバックスの目指す姿 提供価値 良い商品・サービス の求めやすい価格 利便性 安心・信頼 17 オートバックス 2010 中期経営計画 経営目標(2014年3月期) 連結営業利益 連結株主資本当期純利益(ROE) 連結株主資本配当率(DOE) 160億円 7.0% 3.0% 事業戦略 軸足を「国内FC事業」に置き、抜本的に強化することで 市場シェアと店舗収益率の向上を実現する 財務戦略 積極的な事業投資と株主還元強化により 株主価値のさらなる向上に努める 18 中期経営計画の施策と目標数値 中期経営計画の3つの柱 1.既存店舗の収益率を向上させる ・従業員の接遇の向上(研修の実施) ・買い物をしやすい売場への改装 ・仕入価格の見直し・・・など 2.新規出店により市場シェアを向上させる ・4年間で120店舗の出店を計画 3.海外事業の黒字化に加え、アジア地域 (特に中国)における事業拡大を検討 19 売場改装の実例 総合メンテナンスカウンター カーナビゲーション売場 改装前 お客様が相談しにくい 売場 ディスプレイなどが分散し、 比較しにくい。通路も狭い 改装後 カウンターを設置し、メンテナンス 関連商品を総合的にご案内できるように 価格帯・メーカー別に整理された陳列により、 比較が容易に。また十分な通路も確保 20 今年度より出店を加速 国内店舗数の推移 (店舗) 600 550 531 10 40 533 519 513 511 7 5 3 25 500 450 400 350 300 08年3月期 09年3月期 10年3月期 新規出店数 11年3月期 12年3月期(予) 13年3月期(予) 国内総店舗数 21 今年3月から11月までに出店した新店 オートバックス・熊本植木店 (2011年11月17日) オートバックス茨木西店 オートバックス川崎さいわい (2011年11月18日) (2011年11月23日) オートバックス豊川店 (2011年11月3日) オートバックス・千里丘店 (2011年10月28日) オートバックス・日田店 オートバックス宮の森店 オートバックス・富谷店 (2011年10月21日) (2011年10月7日) (2011年10月6日) オートバックス網走 (2011年9月30日) オートバックス松山保免店 (2011年4月21日) オートバックス 千葉ニュータウン店 (2011年11月3日) オートバックス・鶴岡 (2011年8月11日) オートバックス小浜店 (2011年3月26日) オートバックス函館広野店 (2011年3月31日) オートバックス十日町店 (2011年4月22日) オートバックス岩見沢店走 オートバックス杭全店 (2011年9月23日) (2011年8月12日) 車検と自動車販売の実績 (千台) 車検実施台数の推移 (全店舗ベース) 600 (千台) 車販売台数の推移 (全店舗ベース) 25 20.6 21.2 498 500 447 389 400 300 20 338 15.4 15 16.2 14.6 286 10 200 5 100 0 07年3月期 08年3月期 09年3月期 10年3月期 11年3月期 0 07年3月期 08年3月期 09年3月期 10年3月期 11年3月期 23 海外戦略の基本方針 アジアを中心に2~3年後に本格展開を目指す 中国: 今後の成長戦略の柱として準備を進める、 実験店舗を通じてビジネスモデルを検討 アセアン地域: 既存の地域を中心に、数店舗を増やす 上海曹安公路店の洗車レーン シンガポール3店舗目のロイヤン店 (2011年12月2日オープン) 24 現在の中国における店舗 北京太阳宫店 鄭州万通広場店 上海沪太路店 上海曹安公路店 25 事業環境の変化に対する取組み ハイブリッド車への取り組み 低圧電気取扱特別研修 受講者を全店配置へ 絶縁工具を約9割の店舗に配置 ⇒オートバックスグループ独自の 認証制度の導入(現在、約170店舗) グループ内における認証のステッカー 電気自動車の充電スタンドの設置 全国の店舗に試験的に15店舗 充電スタンド 26 目標数値の達成を目指す 連結営業利益とROE (億円) 160 8.0% 7.0% 7.0% 180 160 128 140 120 102 5.0% 5.0% 100 80 6.0% 120 3.8% 4.0% 4.1% 3.0% 60 40 2.0% 20 1.0% 0 2010年3月期 2011年3月期 2012年3月期 (予) 連結営業利益 2014年3月期 (予) 0.0% ROE 27 株主還元と株主優待 28 配当金は増配傾向 一株当たり配当金および株主資本配当率(DOE) (円) 160 140 5% 一株当たり配当金 DOE 135 125 120 100 100 配当方針変更 40 100 3.0% 4% 3.2% 3.2% 3% 2.4% 80 60 140 2.3% 58 2% 1.4% 1% 20 0 07年3月期 08年3月期 09年3月期 10年3月期 11年3月期 12年3月期 (予) 0% 2007年3月期下期以来大幅増配、以降毎年増配傾向 29 自社株買いを加え、充実した総還元性向 (億円) 自社株購入 配当支払額 120 100 80 60 62.1 38.7 98.5 98.5 99.0 53.7 52.3 52.9 44.8 46.2 46.1 2010年3月期 2011年3月期 2012年3月期(予) 24.6 40 0.5 20 38.2 37.5 2008年3月期 2009年3月期 0 総還元性向 自己株式取得数 期末株価(円) 636.3% 2千株 2,725 778千株 2,795 168.0% 159.4% 139.8% 1,600千株 1,600千株 1,600千株 2,985 3,160 30 お得な株主優待制度 株主優待制度 1,000円のお買い物に対して300円の割引券 (全国のオートバックスグループ店舗にて利用可能) 保有株式数100株以上 25枚(中間・期末の2回) 1,000株以上 50枚(中間・期末の2回) つまり・・・ 100株で年間15,000円分の割引 例えば、株価3,500円で弊社株式を購入した場合・・・ 配当利回り:14,000円÷350,000円 =4.0 %/年 優待券を加えると:29,000円÷350,000円 = 8.3%/年 <ご注意> ・配当利回りの配当金は当社予想です。 ・配当+優待利回り率は、年間で100株持っていた場合の優待内容の換算金額と配当金を合計したものを利回り計算したものです。 ・優待内容や金額、利回りは保証するものではありません。あくまで参考としてご利用ください。 31 2012年3月期 対外発表数値 (億円) 2012年3月期 2011年 3月期実績 (売上比) 通期 予想 通期 期初予想 上期 実績 下期 予想※ (売上比) (売上比) (売上比) (修正) (売上比) 通期・期初 予想比増減 連結売上高 2,364 2,332 1,147 1,191 2,338 +6 売上総利益 757 749 369 386 755 +6 32.0% 32.1% 32.2% 32.4% 32.3% 638 632 307 320 627 27.0% 27.1% 26.8% 26.8% 26.8% 120 117 62 66 128 5.1% 5.0% 5.4% 5.6% 5.5% 131 132 73 74 147 5.5% 5.7% 6.3% 6.2% 6.3% 62 73 42 41 83 2.6% 3.1% 3.7% 3.4% 3.6% ▲1.9% +0.3% ▲0.5% +1.8% +0.7% 販管費 営業利益 経常利益 当期利益 全店売上の前年比 (国内全業態) ▲5 +11 +15 +10 億円未満は四捨五入 対売上比・前年比は百万円単位で計算 32 おさらい オートバックスセブンは・・・ z 自動車の総合サービス業として、国内No.1。 業績、財務体質が安定しています z 2008年以降、事業再構築を断行し、収益を改善させ、 現在はさらなる成長戦略を推進させています z 株主還元に力を入れています さらなる企業価値の向上を目指してまいります 33 ご清聴ありがとうございます。 店舗共々、どうぞよろしくお願いいたします。 34 見通しに関する注意事項 当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。 これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、 今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。 ㈱オートバックスセブン IR・広報部 電話:03-6219-8718 35