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BL-WHY 2010年版 パンフレット

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BL-WHY 2010年版 パンフレット
Collection
Vol.1
∼ debut ∼
大正四年創業以来約100年、
「 温故知新」
をテーマに京黒紋付染め一筋に歩
んでまいりました。匠の技を持った先人の心技を仰ぎ、
それを凌ぐ逸品を追い求め
てきました。
そしてさらに高い技術力と斬新なアイデアを持って新たな黒のあり方を
追求し、
お客様の思いに応えることを
「心」
としています。
先祖代々、黒染一筋の弊社が、今上天皇即位の礼の後の大嘗祭において、小
忌衣(古代から伝わる神事に着用される上着)製作のご下命を賜ったことが、染の
新たな形を発信するきっかけとなりました。
そして、2010年1月に黒染めの技術力を
新しい形に変化させた今型アイテムとして、
デニムを中心としたブランドがデビュー
いたします。
京黒染、重ね染め、紋をテーマにした京都ならではの独自の技術に「こだわりと
思い」
を持った商品、
それが「BL-WHY」御黒染司 です。
また、弊社のデニム製作の「思い入れ」に共感を頂き、
デニムの神様といわれる
田垣繁晴氏とのコラボレーションによる田垣プレミアムアイテムも限定で販売いたし
ます。
今回販売いたしますデニムを通して、弊社の「黒にこだわる心」
をお客様にお伝
え出来る事を願っております。
(株)京都紋付
代表取締役社長
初代創業者
荒川金之介
「染み込むもの」
染まった手とともに過ごすのは、
3度目の経験になる。
1度目は、父。
鉄鋼業を営む父は、
いつも油でまっ黒の手をしていた。
そのまっ黒な手で私の顔をくしゃくしゃに触っても、私の顔は黒くはならなかった。
「染み込んで取れへん。」
そう言った父の手は、爪の間から指紋の溝の奥まで黒く染まって、
まるで地図みた
いだった。
二度目は社会人になってから。
学生の頃から好きで仕方なかったデニムを企画する仕事に就いた。
ふと気がつくと、周りにいるデニム工場の人たちは、
みんな青い手。
生地屋さんも、縫製する人も、洗い加工屋さんも、
みんな指先からグラデーションの
ようになって、
インディゴ色に染まった青い手をしていた。
そして、今。
バシャバシャ水の音やモンモン湯気の香る工場で、
ひたすらに黒を染める職人。
京都紋付に来て、
まず目に留まったのは、染め場の職人さんの黒い手だった。
春夏秋冬、透きとおった水に黒く染まった手を通して、止まることなく紋を入れる部分
のメンコを洗っている。
ただひたすらに黒のなかの黒を追究し尽した眼差。
染料が撥ねて染まった作業着も、
これまたかっこいい!
いつのときも、手を染めた人たちには、
ものづくりに真剣な職人気質が、染み込んで
いる。
その手のぬくもりに惹かれるままにここに行き着き、
まっ黒の技術を活かしたデニム
を作ろうと思ったのが、BL-WHYのはじまり。
あらゆる手のぬくもりを含んだ商品は、
これから渡るお客様の手によって、長い時間
をかけていろんな心の色を染み込ませていってほしい。
そう思うほどにこだわった、京都紋付のデニムです。
(株)京都紋付 アパレル事業部
BL-WHY企画担当 宮原 佑貴子
世界に誇る黒。
大正15年の創業以来、和装の世界で追究し続けてきた黒染めの技術。
この染色方法をデニムの生地に応用した、
とにかくまっ黒なデニムです。
様々なパーツに、手作業による技 が隠れています。
覗き紋
コインポケットに乗っかったこの丸い紋。京都
紋付の社章でもある
「心」
の紋がフロントポケ
ットから覗いています。京都でひとつひとつ手
捺染した、
漆プリントです。
印伝革パッチ
江戸時代から伝わる印伝は、革に漆を型染め
のようにのせていく伝統的な技。
このオリジナル
革パッチは京都でひとつひとつ手作業によって
作られています。
KUROZOME
皮パッチ
黒染め
フロントスタイル
<KMP-005-KU>
KUROZOME ストレート
●サイズ:28・29・30・32・34
ブーツカット
バックスタイル
<KMP-004-KU>
KUROZOME ブーツカット
●サイズ:28・29・30・32・34
バックスタイル
<KMP-004-KU>
KUROZOME ブーツカット
●サイズ:28・29・30・32・34
モデル身長175cm
<KMP-005-KU>
KUROZOME ストレート
●サイズ:28・29・30・32・34
モデル身長170cm
紋は、単なるシンボルではなく、身につける方のアイデンティティです。
京都紋付では、着物に入る家紋を職人がひとつひとつ思いを込めて描いてきました。
デニムのバックスタイルにうっすら浮かぶ紋。
紋は、
オリジナルでオーダーも可能です。
お気軽にお問い合わせください。
紋づくし
バックポケットを埋めつくす紋の数々。
よ∼く見ていろんな柄を見つけてください。
京都で一枚ずつ手捺染しています。
MON
紋
KUROMON
ブーツカット
D/# カラス
バックスタイル
<KMP-004-KM>
KUROMON ブーツカット
●サイズ:28・29・30・32・34
D/# カラス D/# 鷹の羽
AOMON
ブーツカット
D/# カラス
バックスタイル
KUROMON
ストレート
D/# 鷹の羽
バックスタイル
<KMP-004-AM>
<KMP-005-KM>
●サイズ:28・29・30・32・34
D/# カラス D/# 鷹の羽
●サイズ:28・29・30・32・34
D/# カラス D/# 鷹の羽
AOMON ブーツカット
<KMP-005-AM>
AOMON ストレート
●サイズ:28・29・30・32・34
D/# カラス D/# 鷹の羽
KUROMON ストレート
<KMP-005-KM>
KUROMON ストレート D/#カラス
●サイズ:28・29・30・32・34
モデル身長170cm
<KMP-005-AM>
AOMON ストレート D/#カラス
12
●サイズ:28・29・30・32・34
モデル身長170cm
13
黒染めの伝統的な技法である襲(かさね)染め。
古来は、黒をより黒くするために、別の色で染めた上に黒を染めていました。
下染めに使われていた色は実に多様。
これをデニムに応用するなら・
・・
第一弾の下染めは藍。
履き込むごとに黒は藍に、藍は白に近づいていき、色の調和を楽しんでいただけます。
藍下
下染の色は藍。
KASANE
襲
フロントスタイル
<KMP-004-KA>
襲(KASANE)ブーツカット
●サイズ:28・29・30・32・34
ストレートフロントスタイル
バックスタイル
<KMP-005-KA>
襲(KASANE)ストレート
●サイズ:28・29・30・32・34
14
15
<KMP-005-KA>
襲(KASANE)ストレート
●サイズ:28・29・30・32・34
モデル身長172cm
<KMP-005-KA>
襲(KASANE)ストレート
16
●サイズ:28・29・30・32・34
モデル身長175cm
17
黒紋付の歴史は
「黒」
の追及の歴史です。
往時の技術では深味のある色を出すため
には、何度も下染めを繰り返し、色を重ね
(襲―かさね)
ていく必要がありました。
大量の染料を使い、多くの手間がかかった
黒染めの生地は、非常に高価なものとされ
ていました。
長い年月をかけて染料や技術の改善を重ね、
染めの「黒さ」
を一心に競った結果、日本の
黒染めは世界最高のレベルの
「黒さ」
を実現
しました。
京都紋付の染工場では、古くから伝えられ
たこの技術を真摯に追求し、現在も
「黒」を
染め続けています。
The history of black-montsuki is that
of the search for the blackness.
In past technique, we have to perform
bottoming again and again to create
the depth of black color, so black
clothing needs plenty of dye, and then
it becomes very expensive.
Thus the competition of the blackness
has upgraded the Japanese KUROZOME
to the highest level in the world.
In the factory of the dyeing Kyoto
Montsuki, we pursue this technology
conveyed for a long time, and we
continue dyeing black.
18
19
1st PREMIUM GOODS
How to use
風呂敷エコバック
「ひっくり返して」
オリジナルバンダナ
「使用後はまたひっくり返して」
「結んで持ち手に!」
オリジナル風呂敷エコバック
「たたんで」
20
「コンパクトに収納!」
21
PREMIUM COLLABORATION
田垣繁晴氏との出会い。
かつてはパリでオートクチュールのデザインを手がけ、
のちに日本でレプリカデニムの先駆者となった田垣氏。
今まで培ってきた和装の技術をデニムに生かしたい という思いや、
メイド・イン京都 にこだわる、
BL-WHY企画に大変ご共感いただきました。
「手のぬくもりある商品を。」
ここには京都紋付と田垣氏の共通の思いがこもっています。
田垣氏の商品は、
どれもビンテージデニムの歴史をもとにした、
デニム好きのためのデニム。
革パッチの漆加工や、ポケットの紋の柄に、
ちょっとした京都オリジナルが見え隠れしています。
皮パッチ
<MON-2-RE>
ワークパンツ リペア
●サイズ:30・32・34
22
23
<MON-2-RE>
<KMP-005-AM>
<MON-3-OW>
<MON-2-OI>
●サイズ:30・32・34
●サイズ:28・29・30・32・34
●サイズ:30・32・34
●サイズ:30・32・34
ワークパンツ リペア
24
AOMON ストレート
レギュラーパンツ 糸抜きワンウォッシュ
ワークパンツ オイル
25
糸抜き部分
<MON-2-OW>
<MON-3-OW>
●サイズ:30・32・34
●サイズ:30・32・34
ワークパンツ ワンウォッシュ
<MON-2-OI>
<MON-3-WR>
●サイズ:30・32・34
●サイズ:30・32・34
ワークパンツ オイル
26
レギュラーパンツ 糸抜きワンウォッシュ
レギュラーパンツ リンクル
27
背当て部分ロゴ
<KMG-01>
BLサスペンダー
●サイズ:FREE
<MON-5>
ダブルブレスト
●サイズ:M
(32)
・
L
(34)
<MON-6>
ワークジャケット
●サイズ:M
(32)
・
L
(34)
<MON-0>
スプリングパンツ
●サイズ:30・32・34
28
29
<KMP-004-AM>
AOMON ブーツカット
●サイズ:28・29・30・32・34
D/# 鷹の羽
<MON-0>
スプリング パンツ
●サイズ:30・32・34
ダブルブレスト
●サイズ:M
(32)
・
L
(34)
<KMG-01>
<MON-2-OW>
●サイズ:FREE
●サイズ:30・32・34
BLサスペンダー
30
<MON-5>
<MON-3-OW>
レギュラーパンツ 糸抜きワンウォッシュ
●サイズ:30・32・34
ワークパンツ ワンウォッシュ
31
<MON-3-WR>
<MON-0>
<KMP-005-AM>
<MON-6>
●サイズ:30・32・34
●サイズ:30・32・34
●サイズ:28・29・30・32・34
D/#カラス
●サイズ:M
(32)
・L
(34)
レギュラーパンツ リンクル
スプリングパンツ
<KMG-01>
BLサスペンダー
●サイズ:FREE
32
AOMON ストレート
<MON-2-OI>
ワークパンツ オイル
●サイズ:30・32・34
ワークジャケット
<MON-2-OW>
ワークパンツ ワンウォッシュ
●サイズ:30・32・34
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会社概要
1915年
初代荒川金之介によって
荒川染工場として現在の地に創業。
1969年
2代目荒川忠夫により
株式会社京都紋付を設立。
1978年
黒染業界において画期的な濃色染めを
考案 純黒 として発表。
1981年
大ヒット商品である
「深泥黒」を完成。
1989年
今上天皇陛下大嘗祭における装束「小忌衣」
製作の御下命を賜り、再現製作する。
1991年
着物縫製業(中国)並びに着物加工業を
始める。
1996年
4代目として現社長荒川徹が就任
1998年
新社屋完成(延べ床面積1,325.07m2)
2001年
黒染め
(洋装)の研究開発を開始。
約半年後、洋裁業界では他に例を見ない
深い色合いの黒染めを開発。
「深黒」
と
命名、
『 御黒染司』の商標を登録。
2004年
エコテックス取得
2010年
KUROZOMEデニム発売
〒604-8823 京都市中京区壬生松原町51番地1
TEL(075)
315-2961 FAX
(075)
326-1277
http://www.kmontsuki.co.jp/ 四条通
京福電鉄
嵐山線
四条大宮駅
壬生寺
洛友中 文
坊城通
ダブルブレスト
●サイズ:M
(32)
・L
(33)
綾小路通
仏光寺通
高辻通
文
松原中
松原通
万寿寺通
五条通
大宮通
壬生通
千本通
34
ワークパンツ ワンウォッシュ
中央卸売市場
●サイズ:30・32・34
ワークパンツ ワンウォッシュ
JR
丹波口駅
●サイズ:30・32・34
リサーチ
パーク
東新道通
<MON-2-OW>
御前通
<MON-2-OW>
文
朱雀
第三小
嵯峨野線
●サイズ:M
(32)
・L
(33)
七本松通
ダブルブレスト
<MON-5>
京都市立病院
<MON-5>
阪急
大宮駅
Fly UP