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株式会社キタムラ
株式会社キタムラ 2014年3月期 決算説明会 2014年5月21日 代表取締役社長 浜田 宏幸 Copyright(C) 2014 KITAMURA Co, Ltd. ALL Rights Reserved 2014年3月期 連結業績 連結業績は「増収・増益」となりました。 ① 売上高は、12,770百万円増収となりました。 ② 経常利益は、419百万円増益となりました。 ③ 店舗販売セグメントの売上高増、経常利益増が大きく寄与しました。 (百万円) 連結業績 売 1 上 高 2013年 3月期 2014年 3月期 139,307 152,077 前年比 前年差 109.2% 12,770 営業利益 2,059 2,536 123.1% 476 経常利益 2,256 2,676 118.6% 419 当期純利益 931 1,098 117.9% 166 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 2014年3月期 個別業績 個別業績も「増収・増益」となりました。 ① 売上高は、16,014百万円増収となりました。 ② 経常利益は、427百万円増益となりました。 ③ ハード部門の売上高増が大きく寄与しました。 (百万円) 個別業績 売 2 上 高 2013年 3月期 2014年 3月期 118,276 134,290 前年比 前年差 113.5% 16,014 営業利益 1,207 1,655 137.0% 447 経常利益 1,683 2,111 125.4% 427 当期純利益 700 972 138.9% 272 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 2014年3月期 報告セグメントごとの売上高・経常利益 「店舗販売」が大きく増収・増益になりました。 「レンタル」は、DVD・CD及びゲームソフトの販売減少、 移転オープン費用等で減収・減益になりました。 (百万円) 報告 セグメント 2013年3月期 売上高 店 舗 販 売 122,298 売上高 1,786 134,290 前年差 売上高 経常利益 経常利益 2,196 11,991 409 レンタル 5,323 105 5,069 38 △253 △67 服飾卸販売 1,688 152 1,677 160 △10 7 写真卸販売 5,067 368 5,158 352 91 △15 そ の 他 5,158 215 6,074 327 916 111 調 整 額 △228 △372 △193 △399 34 △26 2,676 12,770 419 合 計 3 経常利益 2014年3月期 139,307 2,256 152,077 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 2014年3月期 店舗販売セグメントの商品部門別売上高 イメージング部門・ソフト部門は減少しましたが、 サービス部門・ハード部門が大きく増加しました。 ① ② ③ ④ イメージング部門は、デジカメプリント・フィルムプリントが減少しました。 サービス部門は、 Apple製品サービスの店舗数拡大により増加しました。 ハード部門は、デジカメ・スマートフォンが大きく伸びました。 ソフト部門は、記録メディア・電池・インク・ペーパーが減少しました。 (百万円) 店舗販売 セグメント 売上高 構成比 2014年3月期 売上高 前年比 前年差 96.8% △1,471 3.0% 188.8% 1,864 構成比 46,335 37.9% 44,864 2,098 1.7% 3,962 ハード部門 53,153 43.5% 65,553 48.8% 123.3% 12,400 ソフト部門 14,981 12.2% 13,860 10.3% そ の 他 5,730 4.7% 6,049 イメージング部門 サービス部門 合計 4 2013年3月期 122,298 100.0% 33.4% 92.5% △1,121 4.5% 105.6% 319 134,290 100.0% 109.8% 11,991 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 2014年3月期 イメージング部門の売上実績 内製プリントの売上高が大きく減少しました。 ① デジカメプリント、フィルムプリントが減少しました。 ② フォトブック、外注プリント(年賀状含む)が増加しました。 イメージング 部門 内製プリント 内デジカメプリント 内フィルムプリント 外注プリント フォトブック 証明写真 その他 カメラのキタムラ計 スタジオマリオ計 その他 合 計 5 2013年3月期 売上高 22,434 19,855 2,578 6,367 1,804 3,503 2,090 36,198 10,114 22 46,335 構成比 48.4% 13.7% 3.9% 7.6% 4.5% 78.1% 21.8% 0.1% 100.0% (百万円) 2014年3月期 売上高 20,589 18,632 1,957 6,497 2,022 3,509 2,202 34,819 10,045 44,864 前年比 前年差 91.8% 93.8% 75.9% 102.0% 112.1% 100.2% 105.4% 96.2% 99.3% 96.8% △1,845 構成比 45.9% 14.5% 4.5% 7.8% 4.9% 77.6% 22.4% 100.0% △1,223 △621 130 218 6 112 △1,379 △69 △22 △1,471 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 2014年3月期 デジカメ部門実績 一眼・ミラーレスは、売上高、販売台数ともに大きく増加しました。 ① コンパクトは、スマートフォンの撮影機能向上の影響もあり、 売上高、販売台数ともに大きく減少しました。 一眼・ミラーレスは、専門店の強みを活かせる高機能の新商品が増え、 売上高、販売台数ともに増加しました。 ② コンパクトの平均販売単価は、高級機種へのシフトにより、前年を上回りました。 一眼・ミラーレスの平均販売単価は低価格機種の増加により、前年を下回りました。 デジカメ 部門 コンパクト 一眼 ミラーレス 合 計 6 売上高 販売台数 実績(百万円) 前年比 9,009 89.1% 実績(台数) 453,233 平均販売単価 前年比 75.5% 26,051 128.3% 339,424 137.0% 35,060 115.3% 792,657 93.5% 実績(円) 前年比 19,877 118.0% 76,751 ー 93.6% ー © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 2014年3月期 出退店状況 45店出店し、25店退店した結果、 期末時点の店舗数は、1,311店になりました。 ① 出店は、カメラのキタムラ2店、スタジオマリオ12店、 Apple正規サービスプロバイダ認定店31店です。 ② 退店は、カメラのキタムラ20店、スタジオマリオ5店です。 店舗数 2014年3月期 下期 2014年3月期 2013年 通期 出店 出店 出店 退店 退店 3月末 退店 2014年 3月末 カメラのキタムラ 905 0 13 2 7 2 20 887 スタジオマリオ 375 9 5 3 0 12 5 382 11 19 0 12 0 31 0 42 1,291 28 18 17 7 45 25 1,311 Apple 正規サービス プロバイダ認定店 合 計 7 2013年 3月末 2014年3月期 上期 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 2014年3月期 総括 2014年3月期総括「主要施策」の結果(その1) 1 デジカメ・スマートフォン の販売強化 2 O2Oの推進 ① デジカメは、コンパクトが売上高、販売台数ともに減少するなか、一眼レフやミ ラーレスでは売上高、販売台数ともに増加しました。 ② スマートフォンは、販売店舗数を92店増やし413店に拡大しました。 取扱いキャリアは、ドコモを130店増加し355店に、auを15店増加し91店に、 ソフトバンクを49店増加し312店に拡大しました。 ① 2013年8月に、キタムラネットショップをモール化し、総合的な商品の提案や、 お客さまの利便性向上を実現しました。 ② 2014年1月に、「カメラのキタムラネットショップ楽天店」が「楽天ショップ・オブ・ ザ・イヤー」を、また「カメラのキタムラネットショップヤフー店」が「ヤフーショッ ピングベストストア」を、それぞれ受賞しました。 3 出店 8 ① 「カメラのキタムラ」を2店、「スタジオマリオ」を12店、「Apple正規サービスプロ バイダ認定店」を31店、合計45店出店しました。 退店は「カメラのキタムラ」20店、「スタジオマリオ」5店の合計25店です。 これにより、期末の店舗数は、「カメラのキタムラ」887店、「スタジオマリオ」 382店、「Apple正規サービスプロバイダ認定店」42店の合計1,311店になりま した。 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 2014年3月期 総括 2014年3月期総括「主要施策」の結果(その2) 4 七五三・年賀状 ① 「スタジオマリオ」は、最大需要の七五三撮影で客数が前年同期比1.8%増と なりましたが、お出かけ衣装レンタルの無料化により、売上高は、前年同期比 0.7%減となりました。 ② 「写真付き年賀状」は、「キタムラオリジナルデザイン年賀状」「デザイナーズ年 賀状」を強化し、「印刷タイプの年賀状」では高品質・スピード仕上げを実施し ました。 スマートフォンに加え、タブレット端末からも年賀状が注文できるようにしました。 その結果、年賀状の販売枚数は、6,390万枚(前年同期比4.2%増)となりまし た。 ※5代目スタジオマリオガール 狩野 海音ちゃん 9 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 2015年3月期 4つの柱 2015年3月期・4つの柱 すべての活動を「プリントにつなげる」戦略を強化し、継続します。 1 デジカメ・スマートフォンの 販売強化 3 2 4 オムニチャネル の推進 10 出店 七五三・年賀状 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 戦略目標: すべての活動を「プリントにつなげる」 すべての活動を「プリントにつなげる」戦略を強化し、継続します。 活動 プリント 店頭での「おまかせ体験」 デジタルカメラの販売 スマートフォンの販売 ネット会員の獲得 Apple製品の修理サービス スタジオマリオの撮影 データベースを機軸とした 新しい写真ビジネスの構築 11 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 店頭での「おまかせ体験」 お店を「お客さまの新しい写真体験の場」にします。 店頭での「おまかせ体験」(お客さまの「写真選び」のお手伝い)を 通じて、イヤーアルバムの良さや作る楽しさを味わっていただき、 プリントの増加につなげます。 「おまかせ体験」パンフレット 12 「おまかせ体験」イメージ © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます デジカメ・スマートフォンの販売をプリントにつなげる カメラのキタムラでデジカメ・スマートフォンをご購入いただいた お客さまに、お試しクーポンを配布し、プリントにつなげます。 お試しクーポンの内容 プリント10枚無料 フォトブック1冊半額 マイフォトボックス10GB 1年間無料 スタジオマリオ 無料お試し券 13 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 柱1: デジカメ・スマートフォンの販売強化 デジカメ・スマートフォンの販売を強化します。 ① デジカメは、販売好調な一眼・ミラーレスをさらに拡販します。 高機能商品の比率を高め、販売台数増と荒利益額増の両方を目指します。 ② スマートフォンは、複数のキャリアを取扱う店を増やしていきます。 継続的な業務見直しにより販売力強化と顧客満足向上を目指します。 取扱店(キャリア別) スマートフォン取扱店舗数 410 413 2013年 3月末 321 ドコモ 252 225店 2014年 3月末 +130店 355店 211 164 au ソフトバンク 11年 9月 14 12年 3月 12年 9月 13年 3月 13年 9月 76店 263店 +15店 +49店 91店 312店 14年 3月 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 柱2: オムニチャネルの推進(O2O、クリック&モルタル) オムニチャネルをさらに進めて、 店舗とEC両方の客数・売上高の増加を目指します。 2014年3月期実績(百万円) 2015年3月期目標(百万円) 宅配売上 14,600 宅配売上 15,000 店受取売上 28,900 店受取売上 35,000 EC関与売上* 43,500 EC関与売上* 50,000 115%以上 の成長 実現したこと • キタムラネットショップの物販サイトを統合しま した。 • キタムラネットショップのイメージングを強化し ました。 スマートフォンに加え、タブレットでも年賀状が 注文できるようになりました。 実現すること ・メーカーさまとの情報共有をすすめ、納期の明 確化により、おとりよせ販売を伸ばします。 ・キタムラネットショップと、楽天、Yahoo!、 Amazonの各店の運営を共通化し、オペレー ションコストをさらに引き下げます。 *「EC関与売上」とは、「宅配売上」と「店受取売上」の合計のことです。 15 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 柱3: 出店 市場の変化に合わせた店舗の統合・再配置を推進します。 スクラップ&ビルド事例(中津店) •グループ会社のビコムキタムラが運営するTSUTAYA中津店と、カメラのキタムラ中津店を 移転し統合しました。さらに、スタジオマリオを新規併設出店しました。 •2014年4月25日にオープンしました。 16 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 柱3: 出店 (Apple正規サービスプロバイダ認定店の出店) Apple正規サービスプロバイダ認定店をさらに増やします。 Apple正規サービスプロバイダ認定店 出店状況 42店展開中 (2014年3月末時点) 17 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 柱4: 七五三・年賀状で収益向上 写真の最大イベント、七五三・年賀状で収益向上を目指します。 ① 「七五三」撮影で、スタジオマリオの客数・売上高の増加を目指します。 ② 年賀状は、6,500万枚(前年比101.7%)の獲得を目指します。 A) 写真年賀状の注文アプリに加え、印刷年賀状の注文アプリを追加し、 スマートフォン・タブレットからの注文をさらに便利にします。 B) 年賀状の宛名データ化サービスに加え、 年賀状注文と同時に、宛名を印刷するサービスを開始します。 スマートフォン、タブレットからの注文イメージ 18 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 2015年3月期 連結業績予想 以上の取り組みにより、2015年3月期の業績見通しは、 売上高147,500百万円、経常利益2,300百万円、 当期純利益1,000百万円を見込んでおります。 消費税増税前の駆け込み需要の反動と、期末に駆け込み需要 そのものがないことよる減収・減益を見込んでおります。 (百万円) 連結業績 売 19 上 高 2014年 3月期 2015年 3月期 152,077 147,500 増減率 増減額 97.0% △4,577 営業利益 2,536 2,150 84.8% △386 経常利益 2,676 2,300 85.9% △376 当期純利益 1,098 1,000 91.0% △98 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 2015年3月期 報告セグメントごとの業績予想 報告セグメントごとの業績予想は次のとおりです。 (百万円) 報告 セグメント 売上高 2015年3月期 経常利益 売上高 増減額 経常利益 売上高 経常利益 店舗販売 134,290 2,196 130,300 2,050 △3,990 △146 レンタル 5,069 38 5,300 50 231 12 服飾卸販売 1,677 160 1,600 50 △77 △110 写真卸販売 5,158 352 5,100 320 △58 △32 そ の 他 6,074 327 5,400 140 △674 △187 調 整 額 △193 △399 △200 △310 △7 89 152,077 2,676 147,500 2,300 △4,577 △376 合 計 20 2014年3月期 © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます 将来見通し等に関する注意事項 本資料につきましては投資家の皆様への情報提供のみを目的としたものであり、売買の 勧誘を目的としたものではありません。 本資料における、将来予想に関する記述につきましては、目標や予測に基づいており、 確約や保証を与えるものではありません。また、将来における当社の業績が、現在の当 社の将来予想と異なる結果になることがある点を認識された上で、ご利用ください。 また、業界等に関する記述につきましても、信頼できると思われる各種データに基づい て作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。 本資料は、投資家の皆様がいかなる目的にご利用される場合においても、お客様ご自身 のご判断と責任においてご利用されることを前提にご提示させていただくものであり、当 社はいかなる場合においてもその責任は負いません。 21 IRに関する問合せ先 株式会社キタムラ 取締役 管理部長 菅原 孝行 電話:045-476-0777 E-mail:[email protected] © キタムラグループ 本資料の内容の無断の転載・引用を禁じます