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SVR-PLCLC(FIT)GY
Ver.2.00 SVR-PLCLC(FIT)GY, SVR-PLCLD(FIT)GY F&eITシリーズ PLCリンクサーバユニット RS-232C通信タイプ SVR-PLCLC(FIT)GY ¥ 40,950 (本体価格 ¥39,000) RS-422通信タイプ SVR-PLCLD(FIT)GY ¥ 40,950 (本体価格 ¥39,000) SVR-PLCLC(FIT)GY[SVR-PLCLD(FIT)GY]は、ネットワーク 上のコンピュータからシーケンサ(PLC)の内部レジスタ情 報を取得/ 更新することを 実現するハードウェアユニット 写真は、SVR-PLCLC(FIT)GYです 。 です。 イントラネット/ インターネット 網を介して、遠 く離れた RS-232C[RS-422]リンク型シーケンサ(PLC)の稼 動 状 況を 仕様 監視したり 、設定値 の更新を行 うことができます。 PLCリンクサーバに は、RS-232Cのシリアルポート を持つ 機能仕様 SVR-PLCLC(FIT)GYとRS-422/485のシリアルポート を持つ SVR-PLCLD(FIT)GYがあります。 SVR-PLCLC(FIT)GY, SVR-PLCLD(FIT)GY 仕様項目 RS-232C部 SVR-PLCLC(FIT) シリアル規格 EIA-232-F データ転送速度 300~921.6kbps RS-422部 SVR-PLCLD(FIT) シリアル規格 RS-422、RS-485 データ転送速度 300~921,600bps イーサネット規格 IEEE802.3u、IEEE802.3 特長 有線LAN部 ・シリアルケーブルで 接続したシーケンサの レジスタに F&eITプロトコルでアクセスできます。 ・添付ドライバライブラリを 用いることにより、パソコン による制 御プログラミング が簡単に 行えます 。 ・有線LANは、10BASE-T/100BASE-TXに対応 しています 。 データ転送速度 10/100Mbps アクセス方式 CSMA/CD 通信方式 半二重(Half Duplex)/全二重(Full Duplex) 有効ポート数 1(10BASE-T/100BASE-TX) 電源電圧 5.0VDC ±5% (ACアダプタ添付) 消費電流 0.4A(Max.) 外形寸法(mm) 25.2(W)×64.7(D)×94.0(H) (ただし、突起物は含まない) 質量 100g ・添付ユーティリティソフト にて各種設定 が簡単に行えま す。 設置環境条件 ・IDスイッチ 、MODEスイッチで 簡単に設定 できます。 ・他のF&eITシリーズ 製品と同 様、35mmDINレール取 り付け 機構はユ ニ ッ ト本体に標 準で装備されています。 ・SVR-PLCLC(FIT)GYは、RS-232Cに対応しています 。 ・SVR-PLCLD(FIT)GYは、RS-422/485全二重に 対応し て い 条件項目 条件内容 使用周囲温度 0∼50℃ 保存周囲温度 -10∼60℃ 周囲湿度 10∼90%RH(ただし、結露しないこと) 浮遊粉塵 特にひどくないこと 腐食性ガス ます。* 1 耐ノイズ性 *1半二重通信(信号線はTxのペアのみ)には対応していませ ないこと ライン ノイズ※ 静電耐圧 ん。 耐振動性 掃引耐久 ACライン/2kV、信号ライン/1kV (IEC1000-4-4Level 3、EN61000-4-4Level 3) 接触/4kV (IEC1000-4-2Level 2、EN61000-4-2Level 2) 気中/8kV (IEC1000-4-2Level 3、EN61000-4-2Level 3) 10∼57Hz/片振幅0.15mm 、57∼150Hz/2.0G X、Y、Z方向各80分(JIS C0040準拠、 IEC68-2-6準拠) 耐衝撃性 15G X、Y、Z方向各11ms正弦半波 (JIS C0041準拠、IEC68-2-27準拠) 接地 D種接地((旧)第3種接地) ※ : 添付 AC アダプタ使用時 ソ フ ト ウ ェ ア 仕様 仕様項目 実装プロトコル SVR-PLCLC(FIT)GY、SVR-PLCLD(FIT)GY IP (RFC 791)、ICMP (RFC 792)、 UDP (RFC 768)、ARP (RFC 826) 1 SVR-PLCLC(FIT)GY, SVR-PLCLD(FIT)GY Ver.2.00 サポートソフトウェア (添付) 商品構成 目的、開発環境 に合わせて当 社 製 サポートソフトウェアの ・本体( 下記のいずれか) ご使用 をおすすめします。 [SVR-PLCLC(FIT)GYま た はSVR-PLCLD(FIT)GY]… 1 ■F&eITシリーズ共通関数(F&eIT共通汎用) ・説 明 書 …1 F&eITプロトコルを使用 して機器へアクセスするための関 ・ACアダプタ …1 数です。 ・ゴ ム足 …4 <動作環境> ・マ グ ネ ッ ト…2 主な対応O S Windows 2000、 NT 4.0 SP3以降 、Me、98 ・マジックテープ…2 組 主 な 適 応 言 語 Visual C++ Ver.4.2以 降 ・ジャンパ…5 (SVR-PLCLD(FIT)GYのみ) ■ノード設定、ファームウェア更新用ユーティリティソフト ・RS-232Cクロスケーブル…1 (SVR-PLCLC(FIT)GYのみ) ネットワーク上 に存在する機 器の検出や各種設定の読み書 ・フロッピーディスク…1 き、ファームウェアの更新時 に使用するユーティリティソ ・登録カ ー ド &保 証 書 …1 フト で す 。 ・登録カード返送用封筒…1 <動作環境> ・Question用紙…1 主な対応O S Windows 2000、 NT 4.0 SP3以降 、Me、98 シリーズ製品 (別売) ■リモートペリフェラル RS-232C-イーサネット メディアコンバータ : RP-COM(FIT)GY RS-422-イーサネット メディアコンバータ : RP-422(FIT)GY ■入 出 力モ ジ ュ ー ル 絶縁型デジタル入出力モジュール 入力8点/出力8点: DIO-8/8(FIT)GY 絶縁型 デジタル 入力 モ ジ ュ ー ル 入力16点 絶縁型 デジタル 出力 モ ジ ュ ー ル 出力16点 : DI-16(FIT)GY : DO-16(FIT)GY 絶縁型 アナログ入 力モ ジ ュ ー ル 12bit , 8ch : ADI12-8(FIT)GY 絶縁型 アナログ出 力モ ジ ュ ー ル 12bit , 4ch : DAI12-4(FIT)GY 絶縁型カ ウ ン タ モ ジ ュ ー ル 24bit , UP/DOWN 2ch : CNT24-2(FIT)GY ■HUB ユニット スイッチングHUBユニット 8ポ ー ト : SH-8008(FIT)GY ■サ ー バ ユ ニ ッ ト I/Oアシストサーバユニット : SVR-IOA(FIT)GY モニタリング& コントロールサーバユニット : SVR-MMF(FIT)GY セキュリティサーバユニット : SVR-SEC(FIT)GY ■電 源ユ ニ ッ ト AC-DC電源ユ ニ ッ ト 入力85-132VAC, 出力5V DC 3A : POW-AD13GY AC-DC電源ユ ニ ッ ト 入 85-264VAC, 出力5VDC 2A : POW-AD22GY AC-DC電源ユニット 入力85-264VAC, 出力5VDC 4.6A(230VAC時 ) 4.2A(115VAC時 ) : POW-AD25GY DC-DC電源ユニット 入力10-30VDC, 出力5VDC 3A : POW-DD10GY DC-DC電源ユニット 入力30-50VDC, 出力5VDC 3A : POW-DD43GY ACアダプタ : POA-AD22 2 入 力 96-264VAC, 出 力 5VDC 2A Ver.2.00 SVR-PLCLC(FIT)GY, SVR-PLCLD(FIT)GY 外形寸法図 (1.2) (1.2) 94 31.5 14 SVR-PLCLC 3.5 25.2 64.7 4 [mm] 3 SVR-PLCLC(FIT)GY, SVR-PLCLD(FIT)GY ◆RS-422/485機器 との 接続 入出力インターフェイス ケーブル の接 続 ■RS-232Cコ ネ ク タ <SVR-PLCLC(FIT)GY> コネクタ形式 本製品へのケーブルの接 続 例 を下図 に示します。 RS-422/485インターフェイスの伝送は、2線間(+、-)での D-SUB 9ピン(雄) 1 Ver.2.00 相対的な電位差 が信号として 意味を持つ差動方式です。耐 5 No.4-40UNC インチネジ ノイズ性を向上 させるために 、なるべくシールド・ツイス トペアケーブル( 平衡線/ より対線) を使用してください。 6 9 ピン番号 略称 信号名 1 DCD キャリア検出 入出力 入力 2 RXD 受信データ 入力 3 TXD 送信データ 出力 4 DTR 端末レディ 出力 5 SG 6 DSR モデムレディ 入力 7 RTS 送信要求 出力 8 CTS 送信可 入力 9 RI リングインジケータ 入力 備考 未使用 RS-422モード RTS、CTSを外部機器と 接続 するときの 接続 例 − シグナルグランド 未使用 添付RS-232Cケーブル の結線図< SVR-PLCLC(FIT)GY > 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TxD+ TxD+ TxD- TxD- RxD+ RxD+ RxD- RxD- RTS+ RTS+ RTS- RTS- CTS+ CTS+ CTS- CTS- SG SG 外部機器 RS-485全二重モ ー ド RTS、CTSを自己 ル ー プさ せ る と き の 接続例 ■RS-422/485コ ネ ク タ <SVR-PLCLD(FIT)GY > コネクタ形式 D-SUB 9ピン(雄) 1 5 No.4-40UNC インチネジ 6 ピン番号 略称 9 信号名 方向 入出力 TxD+ TxD- TxD- RxD+ RxD+ RxD- RxD- SG SG 外部機器 備考 1 DCD キャリア検出 SG Signal Ground 入力 - 2 RXD 受信データ RTS+ Request to Send TXD 送信データ RTS- 入 入力 力 誤った結線 で接続す る と、接 続 機 器や本製品 の故障原因 入 出力 力 になります。 DTR 端末レディ TxD+ Transmit Data TxDSG シグナルグランド 出 力 出力 CTSDSR モデムレディ Clear to Send CTS+ RTS 送信要求 入 入力 力 RxD+ CTS 送信可 Receive Data RxDRI リングインジケータ 出 入力 力 3 4 5 6 7 8 9 未使用 出− 力 出力 入 力 入力 出 力 未使用 適合 コネクタ 例 17JE-13090-02(D8C)[DDK製 , F(雌 )タイプ] 4 TxD+ ▼注意 Ver.2.00 SVR-PLCLC(FIT)GY, SVR-PLCLD(FIT)GY F&eITプロトコル仕様 インターネットの急速な普 及により、様々な所にEthernetによるLANが張り巡らされるようになりました。このため多くの機 器がNetworkにアクセスできるようになり 、このインフラを利用したFA機器やSOHO用機器が数多く利用されるようになってい ます。しかし、これらの機器はあくまで単 体として機能することが前提であり、Networkの最大の利点である相互接続による メリット が生か せ て い な い の が現状 です。 そこで、コンテックが持つNetwork技術やIO機器の技術を統合 し、上はWANから下はRemote I/Oまで有機的に 結合した通信 サーバ構想を 提案します。 通信サーバで 使用する共通 プロトコルを 定義します。 通信サーバ構想に基づくすべての製品に実 装される共通プロトコル層を規定します 。よって、通信サ ー バ仕様に準拠した製 品は、同一の手順で機器情報などをアクセス することができます。 ■F&eITプロトコルの位置付け F&eITプロトコルは以下のプロトコル層を定義します。 アプリケーション層 ACX、DLL、etc デバイス依存コントロール層 F&eITプロトコル層 F&eITプロトコル仕様 トランスポート層 UDP、ICMP ネットワーク層 IP、ARP データリンク層 Ethernet(IEEE802.3) 、etc 物理層 ◆基 本 仕 様 ■概念 F&eITプロトコルは、機器のすべての資源(リソース、情報など)を仮想空間に割り付けます。機 器へのアクセスは、すべて仮 想アドレスを指定してアクセス することになります。また、 仮想空間は、機器共通情報、機器固有情報、I/O空間、メモリ空 間などに分割されます。 仮想空間と実際の物理資源の格納場所、格納方法とは無関係です。 00000000h∼000FFFFFh 機器共通情報(1MB) 00100000h∼001FFFFFh 機器個別情報(1MB) 00200000h∼002FFFFFh 機器個別情報定義(1MB) 00300000h∼003FFFFFh I/O空間(1MB) 00400000h∼004FFFFFFh メモリ空間(1MB) FFE00000h∼FFFFFFFFh ファームウエア更新用領域(2MB) ■デ ー タ通 信 手 順 F&eITプロトコルは、 コネクションレス型のUDP/IP上にコマンド応 答 型とトラップ型の2種類のアクセス手 順を持ちます。 ( 応答型) ( ト ラ ッ プ型) 制御側 機器 制御側 機器 書き込み/読み出し要求 機器情報 応答 機器情報 情報受信 ステータス受信 5 SVR-PLCLC(FIT)GY, SVR-PLCLD(FIT)GY Ver.2.00 DINレールへの取り付け ■取 り付 け方 法 ■取 り外 し方 法 ①マイナスドライバなどで固 定フックを押 し上げると、固 ①ユニット の固定フ ッ クを下げ、 ロックを解 除します。 定フック がロ ッ ク可能 な状態 になります。 35mmDIN レール 35mmDIN レール 真横から見た図 ここを押して、固定フックを 上げてください ②ユニットをDINレールの上部から引っ掛けて、下部をDIN レールに 押し付 けます。 ②固定フックの ロックを解除 した状態で、 ユニットの下部 を手前に 引き出 します。 真横から見た図 真横から見た図 ③固定フックが 自動的にロ ッ クされ、ワンタッチで取り付 けができます 。 固定フック 6 ③ユニットを上に上 げると、DINレールから簡単に取り外 すことができます 。 真横から見た図 真横から見た図 Ver.2.00 SVR-PLCLC(FIT)GY, SVR-PLCLD(FIT)GY 接続構成 接続方法 SVR-PLCLC(FIT)GYまたはSVR-PLCLD(FIT)GYの上位 コン ◆ケ ー ブ ル の 接続 ピュータからF&eITプロトコルでI/O領域にアクセス すると RS-232Cコネクタに、添 付しているRS-232Cクロスケーブル シリアルケーブルで接 続されたシーケンサの データを読 を接 続し て く だ さ い。 み/ 書きを行うことができます。 (SVR-PLCLC(FIT)GYの場合) UTPコネクタに、UTPケーブルを接続 してください。 パソコン < ネットワークケーブル> 以下の仕様に 対応したケーブルを使用してください。 カ テ ゴ リ3, 4, 5UTPケ ー ブ ル(10BASE-T使用時) カテゴリ5UTPケーブル(100BASE-TX使用時) CONTEC COM POWER CONTEC POWE R COM MO DE MODE 345 ID 01 EF 2 BCD Vo+ 5VD C VoFG 89 67 A 89 67 A F0 1 2 E BCD ID 10/100M RS -232C 345 Vo+ 5VDC VoFG ACT RS-232C クロスケーブル LIN K R P-COM 1 0/10 0M R S-232C SVR-PLCLC(FIT)GY シーケンサ または SVR-PLCLD(FIT)GY ■対 応 シ ー ケ ン サ リンクユニット ・ MELSEC-Q QJ71C24 (サポートプロトコル: 4C Frame, 形式4) ・ MELSEC-Q QJ71C24-R2 ACT LI N K UTP ケーブル SVR-PLCLC ▼注意 SVR-PLCLC(FIT)GYは、DTE(データ端末装置)です 。 DCE(回線終端装置)と接続する場合は、ストレートケー ブルを 使用し て く だ さ い 。 (サポートプロトコル: 4C Frame, 形式4) CPU ◆電源の接続 MELSEC-Q シ リ ー ズ 電源入力コネクタに添付のACアダプタを接続してください。 モ デ ル Q00, Q00J, Q01, Q02, Q02H, Q06H, Q12H, Q25H また、別売の電 源ユニット(POW-DD10GY, POW-AD22GY, POW-AD13GY)を接続す る こ と も可能です。SVR-PLCLC(FIT) ▼注意 GYと電源ユニットの接続 は、ユニットまたは モジュール 他のLAN機器に悪影響を及ぼさないために、IPアドレ フェイスに装備 している脱 着 型コネクタよ りケーブル接続 ス、サブネットマスク などを適切 な値に設定 してくださ します(対応ケ ー ブ ルはAWG28∼16)。 い。 ▼注意 電源ユ ニ ッ トは発熱しますので、 通気孔を被 せないよう に、SVR-PLCLC(FIT)GYまたはSVR-PLCLD(FIT)GYとの 間 に2.0cm以上のスペースを開けてください。 <添付ACアダプタを 使用> CONTEC POWER COM AC アダプタ MODE 89 67 A ID 01 EF 2 BCD 345 Vo+ 5VDC Vo- 10/100M RS-2 32C FG ACT L I NK SVR-PLCLC < 別売の電源ユニットを使用> ケーブル接続 CONTEC CONTEC POWER POWER COM MODE Vo+ 89A 67 ID FG 01 EF 2 BCD 5VDC Vo- 345 Vo+ 5VDC Vo- RS -232 C FG 10∼30VDC VoFG POW-DD10 1 0/100M Vo+ ACT LI NK SVR-PLCLC ( 例 : POW-DD10GY) 製品の価格・仕様・色・デザインは、予告なしに変更することがあります。 7