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平成28年度 科学研究費助成事業の経費使用について

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平成28年度 科学研究費助成事業の経費使用について
平成 28 年 4 月 1 日
学術情報部学術研究支援課
平成28年度 科学研究費助成事業の経費使用について
※今回の変更箇所は斜字表示しています。
目次
P02
P02
Ⅰ 直接経費使用について
1.「物品」、「その他」の使用について
(1) 発注
(2) 検収
(3) 支出伝票の作成
P13
2.「旅費」の使用について
(1) 出張前
(2) 出張後
(3) 出張依頼
P22
3.「人件費・謝金」の使用について
(1) アルバイト代
(2) 謝礼
P32
4.収支簿について
P33
Ⅱ 間接経費の使用について
P35
資料 旅費マニュアル(抜粋)
1
Ⅰ 直接経費使用について
科学研究費助成事業(以下「科研費」)の直接経費の使用につきまして説明いたします。
(科学研究費補助金を以下「補助金」、学術研究助成基金助成金を以下「基金」と略します。)
1.「物品」、「その他」の使用について
発注から学術情報部学術研究支援課(以下「学術研究支援課」)へ書類を提出するまでの
手順は次のとおりです。
(1)発注
・単価 5 万円未満の物品等(委託費等含む)
業者へ直接発注をお願いします。費目に関係なく直接発注できます。ただし、大学からでな
ければ発注できない場合(教職員専用ソフトウェア等)に限り、物品購入工事施工請求票(以
下「物工票」とする)に記入のうえ、学術研究支援課まで提出してください。
・単価 5 万円以上の物品等(委託費等含む)
施設課から発注します。
(業者への直接発注、及び立替払いはできません。)
2
① 備品費、機械器具、印刷製本費、賃借料、その他委託費、計算委託費、保守料、修繕料、
ソフトウェア費(施設課扱い物品等)
原則として所属する学部・研究科事務室に備え付けてある科研費専用の物工票(補助金
用、基金用の 2 冊を用意してあります)に必要な事項を記入のうえ、学術研究支援課へ提出
してください(科研費プロに発注予定の物品等を入力しておいてください(7-10 頁「支出伝票
の作成」))。発注方法について希望のある場合は学術研究支援課まで連絡してください。
補助金→科学研究費補助金
基金→学術研究助成基金助成金
学術研究支援課
起票日
品名を詳細に記入
ノートパソコン
見積書があれば
○○○○
○○○○
○○
添付してください
発注者名
○○○○
○○
1
台
発注者名・内線番号
納入場所・数量
★各学科事務室に用意してあります。
3
② 薬品材料費、新聞雑誌費、図書費(経理課扱い物品)
単価が 5 万円以上の物品であり、かつ、物工票の対象とならない物品(薬品材料、新聞、
雑誌、図書)の購入を希望する場合は、必ず事前に「薬品材料・図書・雑誌等購入依頼書」を
学術研究支援課へ提出してください。(科研費プロに発注予定の物品等を入力しておいてくだ
さい(7-10 頁「支出伝票の作成」参照))
記入日・
署名・捺印
○○○○
○○○○
○○○-○○
1
58000
58000
㊞
○○○
品名の詳細を記入
見積書があれば添付してください
★様式は本学ホームページよりダウンロードしてください。
4
③ 立替の場合について
単価が 5 万円未満の物品等(委託費等含む)および、航空券代、学会等の出張に関わる参
加費は立替で支払うことができます。
※航空券代、学会等の参加費は除く
(2) 検収
・事務室が検収を行う場合
事務室担当者は以下のとおり事務手続きを行ってください。
①納品物を受取る
②受取りと同時に納品物が発注したものに間違いないか確認する
③納品・請求書を受取る(必ず②を行ったうえで受取ってください)
④納品・請求書が記載要件を備えているかどうか確認する
⑤納品・請求書の所定の箇所に研究者の受領印および事務室の検収印を押印※1 する
⑥作成した支出伝票とともに学術研究支援課へ送る
※1 納品・請求書への検収印押印は次によります
・納品・請求書が同一書類⇒右下の「検収印」欄に押印する。
・納品・請求書が別書類⇒請求書には押印せず、納品書に「検収印」を押印する。
検収場所:科研費受領者の所属する学部・研究科事務室
検収時間:月曜日~金曜日、9 時~11 時 30 分、12 時 30 分~18 時 30 分
(授業開講期間以外および水曜日 9 時~11 時 30 分、12 時 30 分~17 時)
5
・学術研究支援課が検収を行う場合
次の場合は学術研究支援課に連絡してください。
① メーカーから物品だけが直接送付される等の場合
② 開封困難な物品の場合
冷凍物品、生き物等、開封ができない物品等につきましては、納品用保護容器(クーラー
ボックス等、通常納品に際して入れている容器で構いません)に物品等を入れたまま、検収を
受けてください。その際、保護容器に内容物を明記したラベルを貼付してください。
③ 事務室開室時間以外の検収について
学部・研究科事務室の開室時間以外に納品される場合は、必ず学術研究支援課まで事前
に連絡してください。連絡があった納品のみ、後日学部・研究科事務室で納品書に検収印を
押印します。
≪注意事項≫
★ 以下の場合は次のように検収を受けてください(例示)。
区分
検収方法
修繕料、保守料、賃借料、 成果物のある場合
原則、物品と同様の検収
計算委託費、その他委託
作業完了報告書等に検収
費、広告費等
印刷関連
その他
成果物の無い場合
印を押印
コンビニ等でのコピー
領収書に検収印を押印
製本
原則、物品と同様の検収
翻訳料、校正料
翻訳、校正済み原稿の写
しに検収印を押印
★ 未検収物品等の納品は認められません。
★ 学術研究支援課で検収した場合は、検収後に学部・研究科事務室にて検収印を受
けてください
★ 立替で購入された物品の検収は、購入された物品と領収書等を持参の上、学部・研
究科事務室で検収を受けてください。
★ 科研費受領者または代理の者が不在の場合、業者が研究室等に物品を残置したま
まにする事は絶対に避けてください。
6
(3) 支出伝票の作成
納品された物品について、科研費プロにて支出伝票を作成します。
●「物品費」、「その他」の支出伝票作成
(「旅費」、「人件費・謝金」の支出伝票についてはそれぞれの説明箇所にて記載しています)
① 検収印押印済み納品書、請求書または領収書を用意していただき、科研費プロにログイ
ンしてください。(https://acoffice.jp/kakenhi/login.do)
(本学 HP「科学研究費助成事業」のページからもアクセスできます)
新年度に科研費プロを使用開始す
② 「支出」をクリックします。
る際は、必ず『切替』ボタンを押し、
最新年度を選択してから使用開始
してください。
7
③ 「新規入力」をクリックします。
④ 下記の必要項目に入力または選択し、「次へ」をクリックします。
太枠部分が必要項目です
教員 ID でログインすると自動
的に表示されます。2 課題以
上採択されている場合、各事
務室 ID でログインする場合は
「参照」から選択してください。
経費費目を選択
不要
参照を選択
科研費執行の場合は振込のみ
不要
支払期限がある場合に入力
※入力後は必ず「次へ」をクリックしてください。「Enter」キーでは登録されません。(「検索」、
「参照」、「登録」でも同様です。
8
⑤ 支払先を選択してください。(前画面「参照」をクリック後)
⑥ 下記の必要項目に入力し、「登録」をクリックします。
ⅰ) 「物品費」の場合
2016
納入日・検収日を入力
※複数の場合、最新の納
品日、検収日を入力
品名を入力
※複数の物品を一つの伝票で処理する場合は
「○○○ 他」(最新の日付の品名を入力)
金額を入力
50 万円以上の場合は実績報告書等に記載が必要のため詳細を入力
ⅱ) 「その他」の場合
2016
納入日・検収日を入力
※但し、検収日は検収を受けた場合
のみ
品名を入力
※複数を一つの伝票で処理する場合は
「○○○ 他」(最新の日付の品名を入力)
金額を入力
9
⑦ 「支出伝票出力」をクリックし、「支出伝票」を印刷します。その後、「登録」をクリックしま
す。
支出伝票を出力
・支出伝票(例)
※支出伝票と検収印押印済み納品書等、請求書または領収書をセットにして学術研究支援課まで
10
提出してください。
★支払先が科研費プロに登録されていない場合
支出伝票作成前に各学科事務室を通して次の書類を経理課へ提出してください。
・業者へ支払う場合、A と振込先が記載されている書類(写し可)を添付してください。
・個人へ支払う場合、A、B と通帳の写し等を添付してください。
A. 「科学研究費 新規振込先登録依頼書」
★様式は本学ホームページよりダウンロードしてください。
11
B. 「科学研究費 銀行口座振込依頼書」
★様式は本学ホームページよりダウンロードしてください。
12
2.「旅費」の使用について
(1) 出張前
科研費により出張する場合は、事前に科研費プロに入力し、「支出伝票」、「旅費申請書
(所属長印のあるもの)」、出張関係の書類を学術研究支援課まで提出してください。
① 科研費プロを開きます。
② 「支出」をクリックし、「新規入力」をクリックします。
③ 「起票日」、「課題番号」、「経費費目」、「支払先番号」を入力または選択し、「次へ」をクリ
ックします。
教員 ID でログインすると自動
的に表示されます。2 課題以
上採択されている場合、各事
務室 ID でログインする場合は
「参照」から選択してください。
旅費を選択
不要
参照を選択
科研費執行の場合は振込のみ
不要
支払期限がある場合に入力
13
④ 下記の項目に入力のうえ、「旅費申請書出力」をクリックし「旅費申請書」を印刷します。
その後、「登録」をクリックしてください。
分担者が出張の場合は入力しなおしてください
旅費請求額・・・(運賃+急行・特急料金+バス・その他+日当+宿泊費)
詳細を入力すると自動的に合計金額が計算されます。
別途請求(会費・航空券代など)の場合
「備考―その他」に記入
日当及び宿泊料については、別表(36 頁)を
参照してください
・旅費申請書(例)
所属長
印
14
⑤ 「支出伝票出力」をクリックし、支出伝票を印刷します。その後「登録」をクリックします。
・ 支出伝票(例)
※「支出伝票」「旅費申請書」出張関係の書類一式を所属長決裁終了後、学術研究支援課まで提出してください。
15
《注意事項》
旅費の算出については、本学「旅費マニュアル」(2014.7.1 経理課発行)に基づきますので巻
末の資料をご覧ください。なお、特に次の点にご注意ください。
― 国内旅費 ―
★旅費計算の起点および終点は主たる勤務地とします。
自宅から直接用務地に向かう場合でも、自宅を起点には考えません(帰着も同様)。
また、通勤手当を支給している区間の交通費は支給しません。
★30km 圏内への出張に対しては、日当は支給しません。
★旅費申請書に、用務の日程・場所・内容がわかるもの(案内書等)を添付してください。
★新幹線のグリーン車の利用はできません。
★急行料金、特急料金は一列車 100km以上の乗車について支給します(指定席料金も同
様)。
☆別途請求で会費などを請求される場合は、科研費プロの旅費入力画面「備考―その他」
に、その旨を入力しておいてください
― 外国旅費 ―
原則、国内旅費と同様の注意事項ですが外国旅費のみに係る注意事項を記載します。
★旅費申請書に海外出張期間中の日程表(出張地、宿泊地の分かるもの)を作成し添付し
てください。
★航空券代を請求する際には、領収書または請求書、搭乗経路や座席のクラスが分かるも
のを添付してください。
★海外出張される際は「渡航届」を教務課へ提出してください。
(17 頁を参照)
★教授、42 歳以上の准教授・専任講師についてはビジネスクラスの利用が可能です。
★宿泊費の支給を伴う出張を行った場合は、「出張報告書」に「宿泊の事実を証する書類」
を添付してください(領収書や利用明細書の写し等)。
16
★様式は本学ホームページよりダウンロードしてください。
17
(2)出張後
科研費により研究代表者が出張した場合は、帰着後 1 週間以内に出張報告書(次頁)を学
術研究支援課に提出してください。
ただし、出張を依頼された者(研究分担者)が作成する場合、宛名は出張を依頼した者
(研究代表者)とし研究代表者に提出してください。
出張報告書の記載について以下に説明します。
「1.研究種目」…平成○○年度科学研究費補助金(○○研究)または平成○○年度学術
研究助成基金助成金(○○研究)と名称を記入してください。
「2.研究課題」を記入してください。
「3.用務地」には、例えば東京都○○区、○○市○○町と記入してください。
「4.用務先」には、例えば○○大学○○学部、○○研究所○○部門と記入してください。
「5.出張日」を記入してください。
「6.用務の概要」には、用務先で行った研究等の内容が明確に分かるように記載してくださ
い。
例えば、「研究打合せ」もしくは「文献資料収集」のみで内容が分からないような記載は避け
てください。また、対応者の氏名も記載してください。出張先用務が客観的に確認できる書
類があれば添付してください(打合せの議事録や打合せ後の対応者とのメールのやりとり
(写し)等)。
《注意事項》
★航空機を利用の場合は、使用済みの航空券の半券を提出してください。
★宿泊費の支給を伴う出張を行った場合は、「出張報告書」に「宿泊の事実を証する書類」
を添付してください(領収書や利用明細書の写し等)。
☆分担金の場合の宛名は代表者宛にお願いいたします。
18
補助金→科学研究費補助金
基金→学術研究助成基金助成金
★様式は本学ホームページよりダウンロードしてください。
19
(3) 出張依頼
研究遂行上、他の研究機関に所属する者に出張を依頼する場合には、次ページに示す出
張依頼書を作成してください。ただし、出張に要する実費を謝礼で支出する者の場合には必
要としません。
研究機関に所属しない者に出張を依頼する場合には、本人宛に依頼してください(出張依
頼書は不要)。
依頼者は研究代表者又は研究機関の代表者(研究機関の代表者から委任を受けた者を含
む)とします。
出張依頼書の記載について以下に説明いたします。
「1.出張者の所属部局・職・氏名」・・・記入してください。
「2.用務」には、この出張と科研費による研究内容との関連が明確にわかるように出張目
的を記入してください。
「3.用務地」には、例えば東京都○○区、○○市○○町と記入してください。
「4.用務先」には、例えば○○大学○○学部、○○研究所○○部門と記入してください。
「5.出張日程」を記入してください。
「6.旅費支給額」を記入してください。(別紙記入可)
「7.費用の負担」には出張を依頼する代表者の研究種目等をご記入ください。
《注意事項》
★出張後は帰着後 1 週間以内に出張報告書を提出していただくよう依頼してください。
★航空機を利用の場合は使用済の航空券の半券を提出していただくよう依頼してください。
★宿泊費の支給を伴う出張の場合は宿泊の事実を証する書類を提出してください。
★出張費は銀行振込となります。科学研究費銀行口座振込依頼書(12 頁を参照)と通帳の
コピー(口座番号の分かる箇所)も添付してください。
☆出張承諾書が必要な場合は、学術研究支援課でも作成いたしますので出張依頼書のデ
ータを送ってください。
★出張依頼書提出時に科研費プロに入力のうえ、「支出伝票」も提出してください。
20
補助金→科学研究費補助金
基金→学術研究助成基金助成金
★様式は本学ホームページよりダウンロードしてください。
21
3.人件費・謝金の使用について
(1)アルバイト代
① 事前に作業従事者の「アルバイト雇用予定書」を提出してください。
アルバイト雇用予定書提出後、出勤予定日時までに変更があった場合は、その都度学術
研究支援課まで連絡してください。
② 作業従事者に作業従事後、研究代表者が所属する学部・研究科事務室で「学生アルバ
イト・短期アルバイト職員勤務明細書」(25 頁)に必要事項を記入させ、押印してください。
学生アルバイト・短期アルバイト職員勤務明細書は作業従事者ごとに作成してください。
・「業務の内容」は、例えば「○○○データの整理」、「○○○実験の補助」等、詳細に記入
してください。
・「勤務時間」欄は、例えば 13:00~16:30 と詳細に時間を記入してください。
・「アルバイト職員の連絡先」欄は、作業従事者本人が必要事項を記入してください。
・「時給900円×実働時間数で計算します。1日の勤務時間が6時間を超える場合は、1時
間以上の休憩を付与してください。
・交通費が支給されますので「交通費明細」に記入してください。
(学生の場合、自身の通学するキャンパスで作業従事する場合は支給しません。(休暇期
間中は除く))
③ 「学生アルバイト・短期アルバイト職員勤務明細書」と科研費プロより「支出伝票」を作成し
学術研究支援課へ提出してください。
●下記に科研費プロから「人件費・謝金」の支出伝票の作成方法を記載いたします。
ⅰ)科研費プロを開き、「支出」→項目に入力、選択→「次へ」
教員 ID でログインすると自動
的に表示されます。2 課題以
上採択されている場合、各事
務室 ID でログインする場合は
「参照」から選択してください。
「人件費・謝金」を選択
不要
参照を選択
科研費執行の場合は振込のみ
不要
支払期限がある場合に入力
22
ⅱ)必要項目を入力し、「登録」をクリックします。
例)アルバイト代(○○氏 データ入力)
アルバイト代→不要
謝礼→要入力
ⅲ)「支出伝票出力」をクリックし「支出伝票」を印刷します。その後、「登録」をクリックします。
23
・支出伝票(例)
※「学生アルバイト・短期アルバイト職員勤務明細書」と「支出伝票」を出力し学術研究支援課へ
提出してください。
《注意事項》
★アルバイトの方に交通費を支払うことができますが、授業期間中に通学キャンパスでアル
バイトをする学生については交通費を支給いたしません。(休暇中は交通費を支給できま
す)
★月毎の出勤表ごとに科研費プロに入力のうえ「支出伝票」を作成してください。
★立替払いはできません。
★長期間にわたるアルバイトの場合は学術研究支援課にご相談ください。
★アルバイト代は銀行振込となります。「科学研究費 銀行口座振込依頼書」(12 頁を参照)、
「科学研究費 新規振込先登録依頼書」(11 頁を参照)、通帳のコピー(口座番号の分か
る箇所)を経理課に提出してください。
★短期アルバイト(社会人)の場合、年間3回目より税金がかかります。必ず総務で確認を
してください。
24
銀行振込のみです。窓口
支払いはできません。
○
○○○○
○○○○
○○
○
○
○
研究代表者の印
○
㊞
○
○
○
○
13
00
17
00
データ入力
4
3600
800
13
00
17
00
データ入力
4
3600
800
7200
近鉄
1600
興戸
京都
8800
800
押印しない で
ください
○○○○○○○
○○○○
25
★様式は本学ホームページよりダウンロードしてください。
(2)謝礼
「謝礼」の場合、「謝礼支払稟議書」を総務課に提出し、決裁を受けます。稟議書の決裁に
は2~3日必要となるので、支払日を指定する場合、遅くとも2週間前までには学術研究支援
課へ提出してください。
①
「謝礼稟議書(29-31 頁参照)」に研究代表者名、年月日を記入のうえ、研究代表者印
を押印。
② 「平成○○年度科学研究費補助金による謝礼」または「平成○○年度学術研究助成基
金助成金による謝礼」と記入。
③ 必要事項を記入。
④ 「謝礼支払稟議書」と科研費プロで「支出伝票」、「支出伝票(源泉税額分)」を作成し提
出してください。
(作成方法については 26-28 頁を参照してください)
※謝金の場合は「支出伝票出力」をクリックすると「支出伝票」、「支出伝票(源泉税額
分)」の2つの伝票が印刷できます。
ⅰ)「支出伝票」(例)
複数名に支払う場合は支払先
の入力は不要
複数名に支払う場合は
「謝金(○○氏 他○名)」
26
ⅱ)「支出伝票(源泉税額分)」(例)
27
《注意事項》
★所得税率は報酬額に対して 10.21%。税込額は本人受取額÷0.8979 で計算し、小数点以
下は切り捨てます。
(例)謝礼として 50,000 円を渡したい場合、
50,000÷0.8979=55,685.488・・・
よって、予算執行額(謝礼支払金額)は 55,685 円となります。
★謝礼の立替払いは認められませんが、例外として次の場合は認めますので事前にご相
談ください。
(例)外国で調査研究を行った場合、現地でのガイド等(ガイド、チャーター運転手含
む)に対する謝礼については立替払いを認めます。
ただし、ガイド等による謝礼の領収書は必ず提出してください。
★謝礼受取人が外国人の場合、海外の口座に送金することはできますが、税金、振込手数
料が割高になります。また源泉徴収が不要の場合や、20%の源泉徴収が必要となる場
合もありますので、注意してください。
★アンケート回答(アンケートの結果で個人名が特定できるように掲載する場合を除く)の場
合、源泉徴収は不要となります。
なお、広報誌等に掲載するためのインタビューや取材、座談会出席者に対する報酬、TOIEC試
験受験者に受験料相当額を謝金として支払う場合は源泉徴収が必要です。
★謝礼は、銀行振込となります。「科学研究費 銀行口座振込依頼書」(12 頁を参照)、「科
学研究費 新規振込先登録依頼書」(11 頁を参照)、通帳のコピー(口座番号の分かる箇
所)を経理課へ提出してください。
★謝礼を同一用務で多人数に支払う場合も謝礼稟議は 1 枚にまとめて記入してください。
(添付書類として謝礼を支払う方々の一覧の作成をお願いします。)(30-31 頁を参照)
28
○一名の方へ謝礼を支払う場合
○○
記入日・
○
○
同じ日付にしてください
署名・捺印
(科研費プロの「起票日」に合わせてください)
㊞
補助金→科学研究費補助金
基金→学術研究助成基金助成金
平成○○年度科学研究費補助金による謝礼
○○
銀行振込のみ
★様式は本学ホームページよりダウンロードしてください。
29
○同一用務で複数名に謝礼を支払う場合(例)
○○
○
○
同じ日付にしてください
(科研費プロの「起票日」に合わせてください)
○○
○○
○○ ○○ ○○
印
補助金→科学研究費補助金
基金→学術研究助成基金助成金
平成○○年度科学研究費補助金による謝礼
○○ ○○
他 ○ 名
別紙参照
別紙参照
銀行振込のみ
★様式は本学ホームページよりダウンロードしてください。
30
★様式は本学ホームページよりダウンロードしてください。
31
4.収支簿について
収支簿が必要な際は科研費プロで作成できます。伝票作成時に科研費プロに入力が登録
されると自動的に収支簿が作成されます。(学術研究支援課へ随時提出する必要はございま
せん)
① 科研費プロを開いてください。
② 「帳票出力」をクリックし、「帳票選択」より補助金の場合「(B-1)科学研究費補助金収支
簿」、基金の場合「(E-1)収支簿」を選択してください。□にチェックして収支簿を作成してくだ
さい。
収支簿の種類を選択してください
予定額:入力完了の支出金額
実績額:支払完了の金額
・収支簿(例)
32
Ⅱ
間接経費の使用について
間接経費につきまして簡単に説明いたしますので一読してください。
(間接経費は科研費プロを使用して伝票処理いたしませんので、年度初めに収支簿を配
布いたします)
定義
間接経費:直接経費に対して一定比率で手当され、競争的資金による研究の実施に伴う研
究機関の管理等に必要な経費として、被配分機関が使用する経費。
被配分機関:競争的資金を獲得した研究機関又は研究者の所属する研究機関。
使途
間接経費は、競争的資金を獲得した研究者の研究開発環境や研究機関全体の機能の向
上に活用するために必要となる経費に充当する。具体的な項目は別表 1 に規定する。
なお、間接経費の執行は、本指針で定める間接経費の主な使途を参考として、被配分機
関の長の責任の下で適正に行うものとする。
「競争的資金の間接経費の執行に係る共通指針」より
本学における間接経費の取扱いについて(「科学研究費助成事業の執行マニュアル」より)
直接経費と間接経費を合算した金額の 10%を施設使用料及び事務経費として受け取り、
残りについては間接経費を受け取った研究者を優先させて研究環境の整備に用います。
例えば直接経費 100 万円、間接経費 30 万円を受け取った場合は、30 万円の間接経費の内、
13 万円((100+30)÷10)を施設使用料及び事務経費として本学が受け取り、残り 17 万円
(30-13)を間接経費を受け取った研究者を優先させて研究環境の整備に用います。
【間接経費の執行を希望する場合の手続き】
発注はすべて大学が行うため、科研費受領者が直接業者に発注することはできませんの
で注意してください。
執行を希望する場合は次頁の間接経費執行希望書に記入のうえ、学術研究支援課へ提
出してください。
なお、直接経費として充当すべきものは対象外となりますので注意してください。
《注意事項》
★金額に関わらず間接経費執行希望書を提出してください。
★補助金・基金ともに間接経費は繰り越すことができません。
★出張、謝礼、アルバイト代を執行する場合は執行希望書の提出は不要です。
出張稟議書、謝礼稟議書、アルバイト雇用予定書を事前に提出してください。
★間接経費での海外出張については日当、宿泊費は支給できません。
学会参加費に関しては、事前提出であれば支出可能です。
33
記入日・
署名・捺印
補助金→科学研究費補助金
基金→学術研究助成基金助成金
○○○○
印
○○○○
○○○○
品名の詳細を記入
見積書があれば添付してください
34
○○○○
資料
旅費マニュアル(抜粋)
○旅費規程(1955年5月7日改正)
旅費規程
改正
1955年5月7日
1960年7月1日
1962年7月1日
1968年4月1日
1969年5月10日
1972年4月1日
1974年4月1日
1976年4月1日
1978年4月1日
1980年4月1日
1982年4月1日
1984年4月1日
1986年4月1日
1988年4月1日
1991年4月1日
1993年4月1日
2000年2月26日
2000年12月16日
2007年4月1日
第1条 教職員が社用のため出張するときは、この規程に定める旅費を支給する。ただし、外国に出張する
場合の旅費については別に定める。
第2条 この規程における出張は、次のとおりとする。
(1) 一般出張
(2) 国内研究員制度による出張
(3) 学会、研究会及び研修会のための出張
(4) 修学旅行等、引率及び諸行事のための出張
第3条 第2条第2号及び第3号の旅費については、この規程に定める旅費を限度とし、各学校、学部の年
度予算に基づき支給する。
第4条 第2条第4号の旅費については別に定める。
第5条 旅費の種類は、交通費(鉄道運賃、船舶運賃、航空運 賃 、そ の 他 の 運 賃) 、 日 当 及 び宿 泊費 と し 、
別表の基準により支給する。
第6条 旅費は、最も 経済的な通常の経路及び方法により計算する。ただし、校務上の必要又は天災等によ
り経路等を変更した場合は、実際にとった経路及び方法により計算する。
第7条 旅費計算の起点及び終点は、勤務地とする。ただし、通勤手当を支給している区間の交通費は支給
しない。
第8条 鉄道運賃は、次の各号に規定するところによる。
(1) グリーン料金を徴する線路による場合は、別表イ又はロ項該当者が1列車 100キロメートル以上の
乗車についてグリーン料金を加算して支給する。
(2) 急行料金又は特別急行料金は、1列車100キロメートル以上の乗車について支給する。
(3) 前号にかかわらず、JR新幹線の利用については、姫路、岐阜羽島、宇都宮及び高崎以遠は新幹線
料金を支給する。
第9条 船舶運賃で等級を設けない船舶による場合は、その乗船に要する額とする。
第10条 航空運賃は、特に所属長(学校長、部館所長をいう。)が必要と認めた場合のみ支給する。
第11条 日当は別表にかかわらず、次の各号に該当する場合は支給しない。
(1) 勤務地から近距離地域への出張で、各交通機関の通算距離が片道 30キロメートル以内の場合
(2) 今出川校地、岩倉校地、香里 校地、京田辺校地、北小松校地及びその他これに準ずる場所への出張
第12条 宿泊費は別表にかかわらず、次の各号に該当する場合は、増減して支給する。
(1) 校務として本法人施設に宿泊の指定がある場合は、その施設の所定の料金を支給する。
(2) 校務の都合上宿舎を指定されたときは、宿泊費実費を支給する。
第13条 本法人以外の機関、団体等から旅費の一部又は全額の支給を受けた場合は、その支給額と、本法人
からの支給額とを比較して、より少額の支給額を戻入れるものとする。
第14条 業務上の都合により特に経理責任者が必 要と認めたときは、別表ハ項該当者の交通費、日当及び宿
泊費について、別表ロ項を適用することができる。
附 則
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第1条に定める外国に出張する場合の旅費については、当分の間、国家公務員等の旅費に関する法律を準
用し、この法律に定める旅費を限度とし、各学校、学部の年度予算に基づき支給する。
附 則
この規程は、2001年4月1日から施行する。
附 則
この規程は、2007年4月1日から施行する。
別表
項
職名
イ
ロ
学長
校長、部長、教
授、課長及びこ
れらに準ずる
もの
(イ)(ロ)以外
の教職員
区別
交通費
日当
鉄道運賃
実費
実費
実費
船舶運賃
特等実費又は
グリーン料金
特等実費又は
グリーン料金
1等実費又は
グリーン料金
その他の車賃及び航空運賃
実費
実費
実費
(a)
終日の場合
4,500円
3,700円
3,300円
(b)
日帰り
(8時間以内)
2,300円
1,900円
1,700円
3,200円
2,700円
2,300円
15,000円
13,000円
13,000円
(c) 18時以後の出発又は午前
中に帰着
宿泊費
備考
ハ
1
ハ項該当の教職員中42歳以上の准教授、専任講師、助教及び教諭については、交通費のみロを
準用する。
2 列車寝台を利用した場合は、宿泊費を支給し、寝台料金は支給しない。寝台を利用しない場合
は、船車中泊費として、終日の場合の日当と同額を支給する。
3 乗車距離片道500キロメートル以上の日帰り出張の日当は、終日の場合の倍額を支給する。
4 前日からの出発又は翌日帰着で当日用務のない場合は、日当 (c)とする。
36
○旅費交通費取扱要領(1988年3月23日制定)
旅費交通費取扱要領
1988年3月23日
制定
改正
1993年10月1日
1999年12月1日
2008年4月1日
2010年7月7日
(出張の定義)
第1条 旅費規程による出張とは、校務のため一時その勤務地を離れることをいう。
(今出川、京田辺2校地間の交通費)
第2条 今出川、京田辺キャンパス間を移動する場合の交通費は、地下鉄の今出川と近鉄の興戸又は三山木
間支給し、奈良交通バスを利用する場合は興戸又は三山木と同志社大学正門までを支給する。
(京田辺キャンパスからの出張)
第3条 京田辺キャンパスからの出張については、次のように取り扱うものとする。
(1) 交通費の支給は2校地間交通費の取扱いに準ずる。
(2) 興戸又は三山木と同志社前間に通勤手当を支給している と きは 、 こ の 区 間の 交 通 費 を 支給 しな い 。
(3) 近鉄を利用する場合、規程第 11条第1号にいう通算距離は、実際の経路にかかわらず、興戸起点で
計算する。
(特急料金)
第4条 規程第8条第2号にかかわらず次の場合は、特別急行料金を支給する。
(1) 近鉄を利用する場合の大和八木以遠
(2) 関西国際空港を利用するために、JR西日本又は南海電車を利用する場合
(校用乗物等の利用)
第5条 校用の車及び学校が借りきる車等を利用して出張した場合の交通費は支給しない。
(運賃不明及び変更の場合)
第6条 遠隔地の交通機関利用のため運賃が不明で事前に旅費を請求しなかった場合は、帰校後速やかに精
算をしなければならない。
(タクシーの利用)
第7条 タクシー料金は、次の場合の利用に限り支給する。
(1) 緊急の用務
(2) 重要書類、荷物等運搬用務
(3) 他に適当な交通機関のない場合
(4) 深夜(23時以降)の退出、早朝(7時以前)の出 勤
(5) 部長・館長・所長およびこれに準ずる者の利用
(6) その他所属長が必要と認めたもの
2 タクシーの乗車は原則としてチケットを利用する。これによらない場合は、後日領収書を提出して精算
するものとする。
3 タクシーチケット及び請求書には、用務・使用理由・利用者を明記し、課長・事務長又は所属長の承認
を得るものとする。
(日当・宿泊料の支給基準)
第8条 交通費を支給するJR及び私鉄の出発駅を7時 30分までに出発しなければならない場合は、前日の
宿泊を認めることができる。用務終了後ただちに出発しても、22時30分までに出発駅に到着できない場合
は、当日の宿泊を認めることができる。
(学会及び研究調査旅費)
第9条 以下の出張に伴う旅費は、旅費規程第5条のほか次により取扱うものとする。
(1) 学会出張のための旅費、研究調査旅費及び 付記(1)に係る旅費はグリーン料金を支給しない。ただ
し、付記(2)に係る旅費については、この限りではない。
(2) 国内研究の場合、予算管理責任者が必要と認めたときは、学会出張のための旅費を使用することが
できる。
(研修会旅費)
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第10条 研修会旅費は次により取扱うものとする。
(1) 学外団体主催研修については、規程 (ロ)項該当者であっ て もグ リ ー ン 料 金を 加 算 し な い。 ただ し 、
運営委員および主催者の招聘により講演等を行うものはこの限りでない。
(2) 国内研修、在外研修については別に定める。
(予算の流用)
第11条 外国留学旅費、国内留学旅費、研究旅費、一般旅費間の予算の流用はしてはならない。
(出張稟議書及び支出伝票(旅費))
第12条 出張稟議書及び支出伝票(旅費)は次の要領で記載する。
(1) 発令は原則として出張者の所属長が行うものとする。
(2) 出張者は、出張稟議書を作成し 所属長及び用務主管長の承認を得るものとする。
(3) 時刻は24時間方式で記入する。
(4) 運賃計算欄は各交通機関ごとに記入する。
(5) 用務(目的)欄は、具体的に記入し、用務の期間及び所要時間を記入する。
(6) 日時、場所、内容等が具体的に記載されている、学会の開催要項などの資料を原則として添付する。
(7) 打切支給の場合においても全額計算記入する。
(8) 42才以上の准教授・専任講師・助教が (ロ)項該当交通費を請求する場合は、出張者・職名欄に「 (ロ)42
才以上適用」と記入する。
(旅費の請求)
第13条 旅費の請求は、原則として出張日までに行わなければならない。ただし、やむを得ない理由により
出張日までに発令することができない場合及び次項第3号又は第 17条第3項第3号により請求する場合
については、この限りではない。
2 旅費のうち、航空運賃及び鉄道運賃のうちグリーン料金については、次の各号に定めるいずれかの方法
により請求しなければならない。
(1) 納品請求書により、本学から直接旅行代理店等に支払う。
(2) 料金表などに基づき支出伝票(旅費)により概算請求し、後日旅行代理店等が発行する領収書によ
り精算する。
(3) 旅行代理店等が発行する領収書を支出伝票(旅費)に添付の上請求する。
(学外者の旅費)
第14条 学外者に旅費を支給する場合の取扱いは、他に定めのある場合を除き、旅費規程及び本取扱要領に
準じるものとする。ただし、日当は支給しない。また、旅費規程第7条に定める旅費算出の起点及び終点
は、本務機関又は自宅の経済的に合理的な地点と読み替えるものとする。
(本学学生の旅費)
第15条 本学学生に旅費を支給する場合の取扱いは、他に定めのある場合を除き、旅費規程及び本取扱要領
に準じるものとする。ただし 、日当は支給しない。また、旅費規程第7条に定める旅費算出の起点及び終
点は、通学地と読み替えるものとする。
(出張報告)
第16条 出張者は、出張から帰校後、速やかに出張報告書を作成しなければならない。ただし、旅費規程第
11条第1項に定める出張(勤務地から近距離への出張)についてはこの限りではない。
2 宿泊費の支給を伴う出張の場合は、出張報告書に宿泊の事 実 を証 す る 書 類 を添 付 し な け れば なら な い 。
(外国旅費)
第17条 旅費規程附則に定める外国に出張する場合の旅費については、以下のとおり取扱う。
2 外国旅費の種類は交通費(航空運賃、船舶運賃、鉄道運賃その他の運賃)、滞在費及び旅行雑費とする。
3 交通費のうち、航空運賃の請求は、次の (1)~(3)に定めるいずれかの方法により行うものとする。
(1) 納品請求書により、本学から直接旅行代理店に支払う。
(2) 旅行代理店が発行する旅客運賃見積書を支出伝票(旅費)に添付の上概算請求し、後日旅行代理店
が発行する領収書により精算する。
(3) 旅行代理店が発行する領収書を支出伝票(旅費)に添付の上請求する。
4 交通費のうち、航空運賃の利用等級は、旅費規程第5条に か か わ ら ず 、 次 に定 め る 等 級 を上 限と す る 。
(1) 旅費規程第2条第1号に定める一般出張(ただし、付記(1)及び(2)に係る出張を除く)による場
合
旅費規程別表に定める イ項 ファーストクラス
38
同
同
ロ項 ビジネスクラス
ハ項 エコノミークラス
(2) 付記 (1)及び(2)に係る出張の場合
旅費規程別表に定める イ項及びロ項 ビジネスクラス
同 ハ項 エコノミークラス
(3) (1)又は(2)以外の場合 エコノミークラス
5 出入国のために要する本邦内の鉄道運賃その他の運賃について、旅費規程及び本取扱要領に定め る国内
旅費に係る取扱いに準じて請求することができる。
6 現地での移動に係る交通費について、領収書又はそれに代わるものにより請求することができる。
7 滞在費は、日当及び宿泊費とする。日当は、旅費規程別表に定める金額の 1.5倍(ただし、別表に定め
る額を上限とする)とし、宿泊費は、旅費規程別表に定める金額とする。
8 前項にかかわらず、付記(1)及び(2)に係る滞在費については、別表の取扱により支給することができ
る。
9 前々項にかかわらず、旅費規程第2条第1号に定める一般出張(ただし、 付記(1)及び(2)に係る出張
を除く)の宿泊費については、別表に定める金額を限度として、実費請求することができる。
10 滞在費は、本邦を出国する日から入国する日までの日数に応じて算出する。
11 旅行雑費は、査証手数料、入出国税、空港使用料の実費額とする。
(外国からの招へい者の旅費)
第18条 外国からの招へい者の旅費に関する取扱いは、原則とし て本 取 扱 要 領 第 17条 に 準 じ るも のと す る 。
ただし、相応の理由がある場合には、加減して支給することができる。
(その他)
第19条 旅費規程第2条第4項に定める出張は、別に定める。
(改廃)
第20条 この取扱要領の改廃は、常任委員会の議を経て学長が決定する。
附 則
この取扱要領は、2010年4月1日から施行する。
科研費はこれに含まれます
付 記
付記として定める事業 は、下記のとおりとする。
(1) 専ら補助金 並びに公益法人等企業以外からの寄付金及び受託事業収入を資金源泉とするもの
(2) 専ら企業からの寄付金及び受託事業収入を資金源泉とするもの
別表
金額及び地域区分は国家公務員等の旅費に関する法律に定めるとおりとし、区分は下記のとおりとする。
日当・宿泊費
旅費規程別表に定めるイ項 国家公務員職務区分に定 める指定職
旅費規程別表に定めるロ項 国家公務員職務区分に定める7級以上
旅費規程別表に定めるハ項 国家公務員職務区分に定める6級以下3級以上
39
I.
海外公務出張の旅費について
◎旅費規程第1条及び、付則1に基づき、旅費交通費取扱要領第18条及び第19条のとおり支給する。
※日当及び宿泊費の取扱いについては、下表を参考にしてください。
なお、旅費規程に定める「イ」
「ロ」
「ハ」の項別だけでなく、出張先によっても支給限度額が異なります。
「指定都市」
「甲地方」
「乙地方」
「丙地方」の地域区分については、国名別地域区分早見表(次頁)を参考に
してくだい。
もしくは、総務省行政管理局の法令索引検索画面(http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi)
で地域区分の定義を調べることもできます。
(法令名:
「国家公務員等の旅費支給規程」第十六条~第十九条)
●日当(1)
旅費交通費取扱要領第 18 条 7 項
イ
学 長
国家公務員職務区分
指定職
(参考)旅費規程別表に定める額(終日の場合)
指定都市
支給額(用務あり)
甲地方
乙地方
丙地方
支給額(用務なし)
ロ
校長、部長、教授、
課 長 及 び こ れ らに
準ずるもの
7級以上
ハ
(イ)(ロ)以外の
教職員
6級以下3級以上
4,500 円
3,700 円
3,300 円
6,750 円
5,550 円
4,950 円
5,600 円
5,100 円
5,000 円
4,500 円
4,200 円
3,800 円
4,800 円
4,050 円
3,450 円
科研費はこちらを適用します
●日当(2)
旅費交通費取扱要領第 18 条 8 項(旅費取扱要領別表)
イ
学 長
国家公務員職務区分
指定職
(参考)旅費規程別表に定める額(終日の場合)
支給額
ロ
校長、部長、教授、
課 長 及 び これ ら に
準ずるもの
7級以上
ハ
(イ)(ロ)以外の
教職員
6級以下3級以上
4,500 円
3,700 円
3,300 円
指定都市
8,300 円
7,200 円
6,200 円
甲地方
7,000 円
5,600 円
5,100 円
6,200 円
5,000 円
4,500 円
5,200 円
4,200 円
3,800 円
乙地方
丙地方
●宿泊費
旅費交通費取扱要領第 18 条 7 項~9 項(旅費取扱要領別表)
イ
学 長
国家公務員職務区分
指定職
(参考)旅費規程別表に定める額
支給額
ロ
校長、部長、教授、
課 長 及 び こ れ らに
準ずるもの
7級以上
ハ
(イ)(ロ)以外の
教職員
6級以下3級以上
15,000 円
13,000 円
13,000 円
指定都市
25,700 円
22,500 円
19,300 円
甲地方
21,500 円
17,200 円
15,500 円
18,800 円
15,100 円
13,500 円
16,100 円
乙地方
丙地方
※機内泊分は支給しません。
40
12,900 円
11,600 円
国 名
ア
カ
区分
アイスランド共和国
アイルランド
アゼルバイジャン共和国
アフガニスタン・イスラム共和国
甲
甲
乙
甲
アメリカ合衆国(米国)
甲
アラブ首長国連邦
アルジェリア民主人民共和国
アルゼンチン共和国
アルバニア共和国
アルメニア共和国
アンゴラ共和国
アンティグア・バーブーダ
アンドラ公国
イエメン共和国
イスラエル国
イタリア共和国
イラク共和国
イラン・イスラム共和国
インド
インドネシア共和国
ウガンダ共和国
ウクライナ
ウズベキスタン共和国
ウルグアイ東方共和国
エクアドル共和国
エジプト・アラブ共和国
エストニア共和国
エチオピア連邦民主共和国
エリトリア国
エルサルバドル共和国
オーストラリア連邦
オーストリア共和国
オマーン国
オランダ王国
ガーナ共和国
カーボヴェルデ共和国
ガイアナ協同共和国
カザフスタン共和国
カタール国
カナダ
ガボン共和国
カメルーン共和国
ガンビア共和国
カンボジア王国
ギニアビサウ共和国
ギニア共和国
キプロス共和国
キューバ共和国
甲
丙
丙
乙
乙
丙
丙
甲
甲
甲
甲
甲
甲
丙
乙
丙
乙
乙
丙
丙
丙
乙
丙
丙
丙
乙
甲
甲
甲
丙
丙
丙
乙
甲
甲
丙
丙
丙
乙
丙
丙
甲
丙
例外都市
国 名
ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフラ
ンシスコ、ワシントン(指定)
アブダビ(指定)
サ
タ
41
ギリシャ共和国
キリバス共和国
キルギス共和国
グアテマラ共和国
クウェート国
クック諸島
グルジア
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(英国)
グレナダ
クロアチア共和国
ケニア共和国
コートジボワール共和国
コスタリカ共和国
コソボ共和国
コモロ連合
コロンビア共和国
コンゴ共和国
コンゴ民主共和国
サウジアラビア王国
サモア独立国
サントメ・プリンシペ民主共和国
ザンビア共和国
サンマリノ共和国
シエラレオネ共和国
ジブチ共和国
ジャマイカ
シリア・アラブ共和国
シンガポール共和国
ジンバブエ共和国
スイス連邦
スウェーデン王国
スーダン共和国
スペイン
スリナム共和国
スリランカ民主社会主義共和国
スロバキア共和国
スロベニア共和国
スワジランド王国
セーシェル共和国
赤道ギニア共和国
セネガル共和国
セルビア共和国
セントクリストファー・ネーヴィス
セントビンセント及びグレナディーン諸島
セントルシア
ソマリア共和国
ソロモン諸島
大韓民国
タイ王国
区分
甲
乙
乙
丙
指定
乙
乙
甲
丙
乙
丙
丙
丙
乙
丙
丙
丙
丙
甲
乙
丙
丙
甲
丙
丙
丙
甲
指定
丙
甲
甲
丙
甲
丙
丙
乙
乙
丙
丙
丙
丙
乙
丙
丙
丙
丙
乙
乙
乙
例外都市
ロンドン(指定)
アビジャン(指定)
ジッダ、リヤド(指定)
ジュネーブ(指定)
国 名
ナ
ハ
タジキスタン共和国
タンザニア連合共和国
チェコ共和国
チャド共和国
中央アフリカ共和国
中華人民共和国
チュニジア共和国
(北朝鮮=)朝鮮民主主義人民共和国
チリ共和国
ツバル
デンマーク王国
ドイツ連邦共和国
トーゴ共和国
ドミニカ共和国
ドミニカ国
トリニダード・トバゴ共和国
トルクメニスタン
トルコ共和国
トンガ王国
ナイジェリア連邦共和国
ナウル共和国
ナミビア共和国
ニカラグア共和国
ニジェール共和国
ニュージーランド
ネパール連邦民主共和国
ノルウェー王国
バーレーン王国
ハイチ共和国
パキスタン・イスラム共和国
バチカン市国
パナマ共和国
バヌアツ共和国
バハマ国
パプアニューギニア独立国
パラオ共和国
パラグアイ共和国
バルバドス
ハンガリー
バングラデシュ人民共和国
東ティモール民主共和国
フィジー共和国
フィリピン共和国
フィンランド共和国
ブータン王国
ブラジル連邦共和国
フランス共和国
ブルガリア共和国
ブルキナファソ
区分
乙
丙
乙
丙
丙
丙
丙
丙
丙
乙
甲
甲
丙
丙
丙
丙
乙
甲
乙
丙
乙
丙
丙
丙
乙
丙
甲
甲
丙
丙
甲
丙
乙
丙
乙
乙
丙
丙
乙
丙
乙
乙
乙
甲
丙
丙
甲
乙
丙
例外都市
国 名
香港(乙)
マ
ヤ
ラ
パリ(指定)
42
ブルネイ・ダルサラーム国
ブルンジ共和国
ベトナム社会主義共和国
ベナン共和国
ベネズエラ・ボリバル共和国
ベラルーシ共和国
ベリーズ
ペルー共和国
ベルギー王国
ポーランド共和国
ボスニア・ヘルツェゴビナ
ボツワナ共和国
ボリビア多民族国
ポルトガル共和国
ホンジュラス共和国
マーシャル諸島共和国
マケドニア旧ユーゴスラビア共和国
マダガスカル共和国
マラウイ共和国
マリ共和国
マルタ共和国
マレーシア
ミクロネシア連邦
南アフリカ共和国
南スーダン共和国
ミャンマー連邦共和国
メキシコ合衆国
モーリシャス共和国
モーリタニア・イスラム共和国
モザンビーク共和国
モナコ公国
モルディブ共和国
モルドバ共和国
モロッコ王国
モンゴル国
モンテネグロ
ヨルダン・ハシェミット王国
ラオス人民民主共和国
ラトビア共和国
リトアニア共和国
リヒテンシュタイン公国
大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国
リベリア共和国
ルーマニア
ルクセンブルク大公国
ルワンダ共和国
レソト王国
レバノン共和国
ロシア連邦
区分
乙
丙
乙
丙
丙
乙
丙
丙
甲
乙
乙
丙
丙
甲
丙
乙
乙
丙
丙
丙
甲
乙
乙
丙
丙
乙
丙
丙
丙
丙
甲
丙
乙
丙
丙
乙
甲
乙
乙
乙
甲
丙
丙
乙
甲
丙
丙
甲
乙
例外都市
モスクワ(指定)
II. 旅費計算にあたっての注意事項
旅費の計算は、
『駅すぱあと』を基準としてください。
※出張日に注意。運賃(特に特急運賃)は時期によって異なるので、必ず出張日を入力の
上探索してください。
〇 起点終点について
起点終点は主たる勤務地とします。ただし、通勤手当を支給している区間の交通費は
支給しません。
(旅費規程第 7 条)たとえ、自宅から直接出張先に向かう場合でも、自
宅を起点にはしません。出発・帰着日時も同様に、主たる勤務地を出発・帰着したも
のとして考えます。
よって、
1.京田辺キャンパスを主たる勤務地とする教職員が東京に出張する場合
奈良交通バス
近鉄
同志社大学正門
興戸(三山木)
JR
京都
JR
東京
※通勤で近鉄電車を使用する場合、近鉄電車の最寄駅を興戸もしくは三山木どちらか
を選ぶことができます。
したがって、近鉄電車を利用する場合、京都方面、奈良方面どちらに向かう場合で
あっても、出張者が通勤経路で選択している駅(興戸もしくは三山木)を利用しま
す。
2.今出川キャンパスを主たる勤務地とする教職員が東京に出張する場合
地下鉄
今出川
JR
京都
JR
東京
という、経路になります。
43
○経路について
駅すぱあとの探索結果で、一番安くて、一番早い経路を選択します。
支給額は、前述にもあるように、勤務地を起点として計算し、その後通勤手当を支給
している区間の重複があれば、差し引きます。よって、まずは勤務地を起点とした場
合に一番安くて、一番早い経路を選択してください。駅すぱあとの検索結果は、検索
指定に沿った「探索順」で表示され、一番安くて、一番早い経路が最初に表示される
ものではありませんので、ご注意ください。
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