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Systemwalker Centric Manager V12.0L10/12.0 全体監視適用ガイド
Systemwalker Centric Manager V12.0L10/12.0 全体監視適用ガイド J2X1-1810-03Z2(00) Microsoft® Windows NT®/ Microsoft® Windows® 2000/ Microsoft® Windows Server™ 2003 UNIX共通 まえがき 本書の目的 本書は、Systemwalker Centric Manager 12.0、およびSystemwalker Centric Manager V12.0L10で、全体監視運用を行う場合の機能概要について説明してい ます。 なお、本書は、Solaris OE/Linux/Windows版を対象としています。 本書の読者 本書は、Systemwalker Centric Managerを使用して、全体監視運用を行う方 を対象としています。 本書をお読みになる場合、“Systemwalker Centric Manager 解説書”をお読 みになり、Systemwalker Centric Managerの概要を理解しておくことが必要で す。 本書の構成 本書は、1章~5章および付録から構成されています。 第1章 概要 Systemwalker Centric Managerを使用した全体監視運用の概要について説明 します。 第2章 環境 Systemwalker Centric Managerを使用して全体監視運用を行う場合の環境に ついて説明します。 第3章 導入 Systemwalker Centric Managerを使用して全体監視運用を行うための環境構 築について説明します。 第4章 運用 Systemwalker Centric Managerを使用して全体監視運用を行う場合の運用方 法について説明します。 第5章 運用環境の変更 Systemwalker Centric Managerを使用した全体監視運用の運用環境の変更に ついて説明します。 付録A 全体監視での機能 Systemwalker Centric Managerを使用して全体監視運用を行う場合の機能に ついて説明します。 本書の読み方 コマンドで使用する記号について コマンドで使用している記号について以下に説明します。 i 記述例 [PARA={a |b |c |… }] 記号の意味 記 号 意 味 [ ] この記号で囲まれた項目を省略できることを示します。 { } この記号で囲まれた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 省略可能記号“[ ] ”内の項目をすべて省略したときの省略値が、下線で示 _ された項目であることを示します。 この記号を区切りとして並べられた項目の中から、どれか1つを選択するこ | とを示します。 … この記号の直前の項目を繰り返して指定できることを示します。 マニュアルの記号について マニュアルでは以下の記号を使用しています。 特に注意が必要な事項を説明しています。 注意事項 本 書 で は 、 Systemwalker Centric Manager の エ デ ィ シ ョ ン で 、 Standard Editionを“SE”、Enterprise Editionを“EE”、およびGlobal Enterprise Edition を“GEE”と省略していますので、各エディションをお読み替えください。 略語表記について ● Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard Edition、Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise Edition 、 Microsoft® Windows Server™ 2003, Datacenter Edition お よ び Microsoft® Windows Server™ 2003, Web Editionを“Windows Server 2003”と略していま す。 ● Microsoft® Windows® 2000 Professional operating system 、 Microsoft® Windows® 2000 Server operating systemおよびMicrosoft® Windows® 2000 Advanced Server operating systemを“Windows 2000” と略しています。 ● Microsoft® Windows NT® Server network operating system Version 4.0、 Microsoft® Windows NT® Workstation operating system Version 4.0 を“Windows NT”と略しています。 ● Microsoft® Windows® 98 operating system, Microsoft® Windows® 98 Second Editionを“Windows 98”と略しています。 ● Microsoft® Windows® Millennium Editionを“Windows Me”と略して います。 ● Microsoft® Windows® XP ProfessionalおよびMicrosoft® Windows® XP Home Editionを“Windows XP”と略しています ii ● Windows NT、Windows 2000およびWindows Server 2003上で動作する Systemwalker Centric Managerを“Windows版 Systemwalker Centric Manager”または“Windows版”と略しています。 ● Solaris™ Operating Environment上で動作するSystemwalker Centric Managerを“Solaris版Systemwalker Centric Manager”または“Solaris” と略しています。 ● Solaris™ Operating Environmentを“Solaris OE”と略しています。 ● HP-UX 上 で 動 作 す る Systemwalker Centric Manager を “ HP-UX 版 Systemwalker Centric Manager”または“HP-UX版”と略しています。 ● AIX上で動作するSystemwalker Centric Managerを“AIX版Systemwalker Centric Manager”または“AIX版”と略しています。 ● Linux上、Itaniumに対応したLinux上で動作するSystemwalker Centric Managerを“Linux版Systemwalker Centric Manager”または“Linux版” と 略 し て い ま す 。 ま た 、 Itanium に 対 応 し た Linux 上 で 動 作 す る Systemwalker Centric Managerの固有記事を“Linux for Itanium版” と略しています。 ● Solaris™ Operating Environment、HP-UX、AIX、Linux上で動作する Systemwalker Centric Manager を 、“ UNIX 版 Systemwalker Centric Manager”または“UNIX版”と略しています。 輸出管理規制表記 当社ドキュメントには、外国為替および外国貿易管理法に基づく特定技術が 含まれていることがあります。特定技術が含まれている場合は、当該ドキュメ ントを輸出または非居住者に提供するとき、同法に基づく許可が必要となりま す。 平成17年 6月 平成16年12月 初 版 平成17年 3月 1.1版 平成17年 6月 1.2版 商標について APC、APCロゴ、PowerChute、Smart-UPS その他のAPC製品名は、American Power Conversion Corpの商標および登録商標です。 Ethernetは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。 HP-UXは、米国Hewlett-Packard社の登録商標です。 MC/ServiceGuardは、Hewlett-Packard Companyの製品であり、著作権で保護 されています。 Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標ある いは商標です。 Microsoft、MS-DOS、Windows、Windows NT、Visual Basic、Windows Server、 ActiveSyncは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における 登録商標です。 iii Oracle、Oracle8i、Oracle9iは、米国オラクルの登録商標です。 Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 Sun、Sun Microsystems、サンのロゴマーク、Sun/Solaris/Java に関連する すべての商標およびロゴマークは、米国 Sun Microsystems, Inc. の米国およ びその他の国における商標または登録商標です。 Symantec、Symantecロゴ、Norton AntiVirusは、SymantecCorporationの米 国における登録商標です。 Tcl/Tkは、カリフォルニア大学、サン・マイクロシステムズ社、Scriptics 社他が作成したフリーソフトです。 UNIX は、X/Open Company Limited が独占的にライセンスしている米国およ び他の国における登録商標です。 VirusScanおよびNetShieldは、米国Network Associates社および関連会社の 商標または登録商標です。 Itaniumは、米国Intel Corporationの米国およびその他の国における登録商 標です。 その他の製品名は、各社の商標または登録商標です。 Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。 Portions Copyright © Contributors to ISODE Project Portions Copyright © 1983-1994 Novell,Inc. All Rights Reserved. JavaChartTM Copyright © 1996-1997 Visual Engineering,Inc.All Rights Reserved HashJava GNU Library General Public License All Rights Reserved,Copyright © 株式会社PFU 1995-2005 All Rights Reserved,Copyright © 富士通株式会社 1995-2005 Portions © 1994-1996 Attachmate Corporation.All Rights Reserved. iv 目次 第1章 概要 ..................................................................... 1 1.1 目的 ....................................................................... 2 1.2 機能概要 ................................................................... 3 第2章 環境 ..................................................................... 5 2.1 システム構成 ............................................................... 6 2.2 バージョン混在時の接続 ..................................................... 9 第3章 導入 .................................................................... 11 3.1 導入手順 .................................................................. 12 3.2 運用管理サーバの設定 ...................................................... 13 3.2.1 hosts、またはDNSの設定 ................................................ 14 3.2.2 インストールと環境構築 ................................................ 14 3.2.3 グローバルサーバ、およびSVPMの環境定義(GEEの場合) ................... 15 3.2.4 全体監視サーバの定義 .................................................. 15 3.2.5 Systemwalker Centric Managerの再起動 .................................. 15 3.2.6 構成情報の移出 ........................................................ 16 3.2.7 グローバルサーバ、およびSVPMのフォルダ情報の移出(GEEの場合) ......... 16 3.3 全体監視サーバの設定 ...................................................... 17 3.3.1 データベース領域の見積もり ............................................ 17 3.3.2 hosts、またはDNSの設定 ................................................ 17 3.3.3 インストールと環境構築 ................................................ 17 3.3.4 運用管理サーバを全体監視サーバに変更 .................................. 17 3.3.5 Systemwalker Centric Managerの再起動 .................................. 18 3.3.6 運用管理サーバを全体監視サーバに登録 .................................. 18 3.3.7 連携情報の受信 ........................................................ 18 3.3.8 監視イベント種別の追加 ................................................ 19 3.3.9 Systemwalker Centric Managerの再起動 .................................. 20 3.3.10 構成情報の移入 ....................................................... 21 3.3.11 グローバルサーバ、およびSVPMのフォルダ情報の移入(GEEの場合) ........ 22 第4章 運用 .................................................................... 25 4.1 全体監視運用のモデル ...................................................... 26 4.2 全体監視運用時の留意事項 .................................................. 28 第5章 運用環境の変更 .......................................................... 29 5.1 全体監視サーバの設定変更 .................................................. 30 5.2 監視対象となる運用管理サーバの追加/削除 ................................... 31 5.2.1 監視対象となる運用管理サーバの追加 .................................... 31 5.2.1.1 運用管理サーバの設定 .............................................. 31 5.2.1.2 全体監視サーバの設定 .............................................. 33 5.2.2 監視対象となる運用管理サーバの削除 .................................... 36 5.2.2.1 運用管理サーバの設定 .............................................. 36 5.2.2.2 全体監視サーバの設定 .............................................. 37 5.3 ノード情報の追加/削除 ..................................................... 39 v 5.3.1 ノード情報の追加...................................................... 5.3.2 ノード情報の削除...................................................... 5.4 全体監視の環境解除........................................................ 付録A 全体監視での機能........................................................ A.1 [Systemwalkerコンソール]での機能........................................ A.2 グローバルサーバについての全体監視サーバの機能(GEEの場合)............. vi 39 41 42 45 45 58 vii 第1章 概要 本章では、Systemwalker Centric Managerを使用した全体監視運用の概要に ついて説明します。 ファイル名:zen001.doc | 最終更新日時05/06/21 16:57 第1章 概要 1.1 目的 全体監視とは、個々のサイトを管理する運用管理サーバの上位に、それらを 集約する運用管理サーバ(全体監視サーバ)を置いて管理する運用です。 全体監視機能は、大規模なシステムの運用管理を行う場合に、サイトレベル でのイベント監視と全社(センタ)レベルのイベント監視を分割して行う運用 形態に対応した機能です。全体監視機能を利用すると、複数の運用管理サーバ とその配下のシステムについて、一箇所で集中監視することができます。 2 1.2 機能概要 1.2 機能概要 全体監視の環境で、利用できるSystemwalker Centric Managerの機能を以下 に示します。 機能分類 機能 専用 インター 説明 線型 ネット型 構成の管理 ネットワークの ノード検出 △ △ 自動検出はできません。 構成情報の管理 被管理側のノード構成情報を、管 理側の全体監視サーバへ移入し て管理します。 システムの構成 インベントリ管理 △ △ 被管理側で収集したインベント 情報の管理 リ情報は管理できません。 被管理側の運用管理サーバと、管 理側の間は、ほかのファイル転送 機能などで代替してください。 アプリケーショ アプリケーション × × ンの構成情報の 検出 管理 コンソール クライアントの Systemwalker コ ン ○ ○ コンソール ソール Webコンソール Systemwalker Web ○ ○ コンソール サーバ間連携(対処連携) ○ × 全体監視サーバ・被管理サーバの 一方で監視イベントの状態(未対 処/対処済等)を変更した場合、 他方のサーバでも監視イベント の状態が自動的に同期して変更 されます。 ポリシー配付 △ △ イベント監視の条件定義のポリ シーだけ配付できます。 資源の配付 資源配付 ○ ○ インターネット型の場合、HTTPS 通信で配付します。 簡易資源配付 × × Windows版で提供される2階層の 配付機能です。アウトソーシング では対象外となります。 被管理側で収集した異常メッセ ネットワーク 稼働監視 ノード状態の表示 × × ージ、およびしきい値超えなどの /システムの ノード状態の監視 × × イベントを管理側へ通知し、監視 監視 障害監視 トラップの監視 ○ ○ することができます。 MIBしきい値監視 × × 被管理側の[Systemwalkerコンソ システムのイベン ○ ○ ール]に出力したイベントをフィ ト監視 ルタリングし、管理側へ通知する 性能監視 システム性能監視 × × ことができます。 ネットワーク性能 × × アプリケーシ 稼働監視 ョンの監視 監視 性能情報の表示 × アプリケーション × の稼働状態の表示 × × 被管理側で発生した稼働違反、お よびしきい値超えなどのイベン 3 第1章 概要 機能分類 障害監視 性能監視 機能 専用 インター 説明 線型 ネット型 トを管理側へ通知し、監視するこ アプリケーション × × とができます。 の稼働状態の監視 被管理側の[Systemwalkerコンソ アプリケーション ○ ○ ール]に出力したイベントをフィ のイベント監視 ルタリングし、管理側へ通知する アプリケーション × × ことができます。 しきい値監視 アプリケーション × 性能表示 業務の監視 業務監視 業務構成の管理 リソースの関係管 理 ノードの変更監視 未登録固定IPノー ドの接続検知 固定IPノードの削 除/追加/アドレス 変更の検知 障害の対処 リモートからの リモート操作 操作 リモートからの 電源投入・切断 障害対処の自動 化 障害の管理 障害管理 サービスレベ ネットワークの ルの評価 評価 システムの評価 ○ ○ ○ ○ × × × × ○ △※ リモートコマンド ○ × サーバの電源投 入・切断 自動アクション リカバリフロー ヘルプデスク 性能情報グラフ表 示 レポーティング ○ × ○ ○ ○ × ○ × ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ インテリジェントサービス IDカードセキュリティ ○:使用可能 △:一部使用可能 ×:使用不可能 4 × 全体監視サーバでは監視ができ ません。 被管理側のイベントを管理側へ 通知した監視ができます。 被管理側のPC(Windows版)から 操作できます。 ※リモートコマンド投入や、電源 制御は利用できません。 自動アクションは、サーバごとに 実行してください。 評価レポート機能はマネージャ 側の機能です。 全体監視サーバまで収集された 情報を元に、レポート出力ができ ます。 第2章 環境 本章では、Systemwalker Centric Managerを使用して全体監視運用を行う場 合の環境について説明します。 ファイル名:zen002.doc | 最終更新日時05/06/16 17:03 第2章 環境 2.1 システム構成 全体監視機能を利用した運用には、以下の2種類があります。 専用線型 インターネット型 全体監視サーバ直下に、部門管理サーバ、業務サーバおよびクライアントは 設置できません。全体監視サーバ直下に接続できるのは、運用管理サーバだけ です。 また、全体監視サーバに接続している運用管理クライアントを、全体監視ク ライアントと呼びます。 本書では専用線型の場合の説明をします。インターネット型に関しては、 “Systemwalker Centric Manager インターネット適用ガイド BtoB編”を参照 してください。 以下に専用線型のシステム構成図を示します。 6 2.1 システム構成 ソフトウェア条件 インストール種別に応じて、それぞれ必要なソフトウェアをインストールし てください。 全体監視サーバ OS Windows Solaris OE Linux ソフトウェア条件 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 Systemwalker Centric Manager EE/GEE 12.0 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 インストール種別 運用管理サーバ 全体監視クライアント OS Windows Solaris OE Linux ソフトウェア条件 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 Systemwalker Centric Manager EE/GEE 12.0 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 インストール種別 運用管理クライ アント 運用管理サーバ OS Windows Solaris OE Linux ソフトウェア条件 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 Systemwalker Centric Manager EE/GEE 12.0 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 インストール種別 運用管理サーバ 運用管理クライアント OS Windows Solaris OE Linux ソフトウェア条件 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 Systemwalker Centric Manager EE/GEE 12.0 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 インストール種別 運用管理クライ アント 部門管理サーバ OS Windows Solaris OE Linux ソフトウェア条件 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 Systemwalker Centric Manager EE 12.0 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 インストール種別 部門管理サーバ ソフトウェア条件 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 Systemwalker Centric Manager EE 12.0 Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 インストール種別 業務サーバ 業務サーバ OS Windows Solaris OE Linux 配下となるサーバ(部門管理サーバ/業務サーバ)は、運用管理サーバ と同じバージョンレベル、またはそれ以前のバージョンレベルで構成し てください。運用管理サーバより以前のバージョンレベルで構成した場 合は、バージョンレベルに合わせて機能制限があります。 運用管理サーバがGEEの場合、全体監視サーバは、必ずGEEで運用してく 7 第2章 環境 ださい。 Solaris OE版、Windows版、Linux版の全体監視サーバが、UTF-8環境の 運用管理サーバを監視することはできません。全体監視サーバの監視対 象にUTF-8環境の運用管理サーバを含む場合には、Linux for Itanium 版の全体監視サーバを使用してください。 8 2.2 バージョン混在時の接続 2.2 バージョン混在時の接続 Systemwalker Centric Managerのバージョン混在時の接続について説明しま す。Systemwalker Centric Managerのバージョンが混在する環境で接続できる 組み合わせは、以下のとおりです。 表示されているSystemwalker Centric Managerのバージョンレベルは、 Solaris OE版、Linux版、およびWindows版のバージョンレベルを、以下のよう に共通に読み替えて表示します。 また、以下のサーバおよびクライアントは、同一バージョンとしてください。 全体監視サーバ、全体監視クライアント 運用管理サーバ、運用管理クライアント 共通 V4.0 V5.2 V10.1 V11.0 Solaris OE版 - 5.2 10.1 11.0 運用管理サーバ Linux版 V11.0L10 Windows版 V4.0L20 V5.0L30 V10.0L20/V10.0L21 V11.0L10 V11.0以降 ○ ○ ○ × V11.0以降 V10.1以前 V5.2 V4.0以前 ○ : 接続可能 × : 接続不可 注:Windows NT Serverだけサポート 全体監視サーバ V10.1以前 V5.2 × × ○ × ○ ○ × × V4.0以前(注) × × × ○ 9 第2章 環境 10 第3章 導入 本章では、Systemwalker Centric Managerを使用して全体監視運用を行うた めの環境構築について説明します。 ファイル名:zen003.doc | 最終更新日時05/06/16 17:07 第3章 導入 3.1 導入手順 新規に全体監視の運用環境を作成する場合の環境構築手順を、以下に示しま す。 12 3.2 運用管理サーバの設定 3.2 運用管理サーバの設定 新規に全体監視サーバを作成する場合に、監視対象となる運用管理サーバで 行う環境設定について説明します。 運用管理サーバで行う環境設定の手順を以下に示します。 1. hosts、またはDNSの設定 2. インストールと環境構築 3. グローバルサーバ、およびSVPMの環境定義(GEEの場合) 4. 全体監視サーバの定義 5. Systemwalker Centric Managerの再起動 6. 構成情報の移出 7. グローバルサーバ、およびSVPMのフォルダ情報の移出(GEEの場合) 各設定の詳細については、以降の章を参照してください。 なお、以降では全体監視サーバのホスト名をHost0として説明します。 運用管理サーバがクラスタシステムの場合 運用管理サーバがクラスタシステムの場合、運用管理サーバで行う環境設定 の手順を以下に示します。 各設定の詳細については、以降の章を参照してください。 ま た 、 Systemwalker Centric Manager の 再 起 動 の 方 法 に つ い て は 、 “Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド”を参 照してください。 1. 待機系でhosts、またはDNSの設定を行います。 2. 待機系でMpFwSetOvalコマンドを実行し、全体監視サーバを定義します。 3. 運用系で運用管理サーバの設定を行います。すでに環境構築済みの場合、 インストールと環境構築は不要になります。 環境構築手順を、以下に示します。 13 第3章 導入 3.2.1 hosts、またはDNSの設定 全体監視の環境構築時に、全体監視サーバや監視対象となる運用管理サーバ のホスト名を指定します。hostsファイル、またはDNSサーバにコマンドを実行 するサーバ上で、ホスト名解決できるように128byte以内のホスト名を設定し てください。 それぞれ、少なくとも次のサーバやクライアントのホスト名のアドレスが解 決できるように設定する必要があります。 全体監視サーバ 監視対象となる運用管理サーバ 3.2.2 インストールと環境構築 運用管理サーバのインストールと環境構築を行います。詳細は、 “Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。 14 3.2 運用管理サーバの設定 3.2.3 グローバルサーバ、およびSVPMの環境定義(GEEの場 合) Systemwalker Centric Manager GEEの場合、グローバルサーバ、およびSVPM の環境定義が必要です。詳細は、“Systemwalker Centric Manager GEE説明書” を参照してください。 3.2.4 全体監視サーバの定義 運用管理サーバで以下のコマンドを実行し、上位の全体監視サーバを定義し ます。コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレ ンスマニュアル”を参照してください。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f sub -h 全体監視サーバのホスト名 [-c 接続方法] [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f sub -h 全体監視サーバのホスト名 [-c 接続方法] 接続方法 運用管理サーバと全体監視サーバ間の接続方法を指定します。 MpFwSetOvalコマンドで指定したホスト名が、システム監視定義のメ ッセージ送信先システムですでに定義済みの場合、接続方法は MpFwSetOvalコマンドで指定した接続方法が有効になります。 次のどちらかを指定します。省略した場合は、“1”(必要時接続)を 指定したものとみなされます。 0 常時接続 1 必要時接続 実行例は以下のとおりです。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f sub -h Host0 -c 1 [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f sub -h Host0 -c 1 3.2.5 Systemwalker Centric Managerの再起動 Systemwalker Centric Managerを再起動します。 1. 以下のコマンドを実行し、停止します。 [Windows版の場合] pcentricmgr 15 第3章 導入 [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr 2. 以下のコマンドを実行し、起動します。 [Windows版の場合] scentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/scentricmgr 3.2.6 構成情報の移出 以下のコマンドを実行し、運用管理サーバにある構成情報をファイルに出力 します。出力したファイルはFTPなどで全体監視サーバに転送してください。 [Windows版の場合] mpcmnout.exe ファイル名 [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/mpcmnout.sh ファイル名 全体監視運用で移出・移入されるのは、次の情報です。 ノードの情報 ネットワークフォルダのプロパティ情報 [ノード管理]ツリー内の情報 それぞれの情報の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファ レンスマニュアル”を参照してください。 3.2.7 グローバルサーバ、およびSVPMのフォルダ情報の移 出(GEEの場合) Systemwalker Centric Manager GEEの場合、グローバルサーバ、およびSVPM のフォルダ情報をファイルに出力します。監視対象となる運用管理サーバで以 下のコマンドを実行し、出力したファイルはFTPなどで全体監視サーバに転送 してください。 /opt/systemwalker/bin/MpFwfldrio -o ファイル名 本コマンドは、監視対象となる運用管理サーバでの全体監視設定、お よびグローバルサーバを監視するための環境定義が完了している状態 で実行してください。 16 3.3 全体監視サーバの設定 3.3 全体監視サーバの設定 新規に全体監視サーバを作成する場合に、全体監視サーバで行う環境設定に ついて説明します。 3.3.1 データベース領域の見積もり 全体監視サーバのデータベース領域の見積もり方法は運用管理サーバと同 様です。フレームワークのデータベースの場合は、各被監視サーバ(運用管理 サーバ)で管理するノード数の合計ノード数で見積もってください。 ほかの機能のデータベースについては、その機能を全体監視サーバでも使用 する場合には、運用管理サーバと同様に見積もってください。 3.3.2 hosts、またはDNSの設定 全体監視の環境構築時に、全体監視サーバや監視対象となる運用管理サーバ のホスト名を指定します。hostsファイル、またはDNSサーバにコマンドを実行 するサーバ上で、ホスト名解決できるように128byte以内のホスト名を設定し てください。 それぞれ、少なくとも次のサーバやクライアントのホスト名のアドレスが解 決できるように設定する必要があります。 監視対象となる運用管理サーバ 全体監視サーバ 全体監視クライアント 3.3.3 インストールと環境構築 全体監視サーバとなる運用管理サーバのインストールと環境構築を行いま す。詳細は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してくださ い。 3.3.4 運用管理サーバを全体監視サーバに変更 以下のコマンドを実行し、運用管理サーバを全体監視サーバに変更します。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f sum [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f sum 17 第3章 導入 3.3.5 Systemwalker Centric Managerの再起動 Systemwalker Centric Managerを再起動します。 1. 以下のコマンドを実行し、停止します。 [Windows版の場合] pcentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr 2. 以下のコマンドを実行し、起動します。 [Windows版の場合] scentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/scentricmgr コマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュア ル”を参照してください。 3.3.6 運用管理サーバを全体監視サーバに登録 以下のコマンドを実行し、監視対象となる運用管理サーバを定義します。必 ず、監視対象とするすべての運用管理サーバを定義します。コマンドの詳細は、 “Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してくだ さい。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f add -h 被監視運用管理サーバのホスト名 [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f add -h 被監視運用管理サーバのホスト 名 3.3.7 連携情報の受信 Windows版の場合は、全体監視クライアントまたは全体監視サーバ、UNIX版 の場合は、全体監視クライアントで以下の作業を実行し、サーバ間連携情報を 受信します。 1. [ ス タ ー ト ] メ ニ ュ ー か ら [ プ ロ グ ラ ム ]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視設定]を選択します。 →[システム監視設定[接続先設定]]ダイアログボックスが表示され ます。 2. 接続先の全体監視サーバの[ホスト名]、[ユーザ名]、[パスワード]を入 力し、[OK]ボタンをクリックします。 →[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。 3. [サーバ間連携定義]ボタンをクリックします。 →[サーバ間連携定義]ダイアログボックスが表示されます。 18 3.3 全体監視サーバの設定 4. [連携先システム]リストから監視対象の運用管理サーバを選択し、[連 携情報受信]ボタンをクリックします。 →連携情報を受信します。 5. [OK]ボタンをクリックし、サーバ間連携定義を終了します。 以下のシステムでは、必ず連携情報を受信する操作を行ってください。 - 連携先システム一覧の連携情報受信日時欄に“??/??/?? ??:??” と表示されている連携先システム - システム構成が変更になった連携先システム - 被監視システムのホスト名が変更された連携先システム 3.3.8 監視イベント種別の追加 配下の運用管理サーバに登録されている監視イベント種別が全体監視サー バに登録されていない場合、Windows版の場合は、全体監視クライアント、ま たは全体監視サーバ、UNIX版の場合は、全体監視クライアントで以下の操作を 実行します。 1. [ ス タ ー ト ] メ ニ ュ ー か ら [ プ ロ グ ラ ム ]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視設定]を選択します。 →[システム監視設定[接続先設定]]ダイアログボックスが表示され ます。 2. 接続先の全体監視サーバの[ホスト名]、[ユーザ名]、[パスワード]を入 力し、[OK]ボタンをクリックします。 →[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。 3. [サーバ環境定義]ボタンをクリックします。 →[サーバ環境定義]ダイアログボックスが表示されます。 19 第3章 導入 4. [監視イベント種別]タブを選択し、[追加]ボタンをクリックします。 →[監視イベント種別設定(追加)]ダイアログボックスが表示されま す。 5. 不足している監視イベント種別を追加し、[OK]ボタンをクリックします。 配下の運用管理サーバに定義している監視イベント種別を、全体監視 サーバへ登録していない場合、登録していない監視イベント種別の付加 されているイベントが発生しても、監視イベント一覧に表示されません。 3.3.9 Systemwalker Centric Managerの再起動 Systemwalker Centric Managerを再起動します。 1. 以下のコマンドを実行し、停止します。 [Windows版の場合] pcentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr 20 3.3 全体監視サーバの設定 2. 以下のコマンドを実行し、起動します。 [Windows版の場合] scentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/scentricmgr 3.3.10 構成情報の移入 以下のコマンドを実行し、監視対象になる運用管理サーバから、転送された 構成情報のファイルを全体監視サーバに入力します。 [Windows版の場合] mpcmsumt.exe ファイル名 [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/mpcmsumt.sh ファイル名 運用管理サーバと全体監視サーバで、Systemwalker Centric Manager が使用するコード系が異なる場合には、構成情報のファイルをコード変 換してから入力してください。以下にコード変換方法例を示します。 - [Solaris OE版の場合] [SJISからEUCへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 sjtoeuc 変換前(SJIS)の構成情報ファイル名 > 変換後(EUC)の 構成情報ファイル名 [EUCからSJISへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 euctosj 変換前(EUC)の構成情報ファイル名 > 変換後(SJIS)の 構成情報ファイル名 - [Linux版の場合] [SJISからEUCへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 iconv –f CP932 -t EUC-JP-MS 変換前(SJIS)の構成情報ファイル名 > 変換後(EUC)の構成情報ファイル名 [SJISからUTF-8へ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 iconv –f CP932 -t UTF-8 変換前(SJIS)の構成情報ファイル名 > 変 換後(UTF-8)の構成情報ファイル名 [EUCからSJISへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 21 第3章 導入 iconv -f EUC-JP-MS -t CP932 変換前(EUC)の構成情報ファイル名 > 変換後(SJIS)の構成情報ファイル名 [EUCからUTF-8へ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 iconv -f EUC-JP-MS -t UTF-8 変換前(EUC)の構成情報ファイル名 > 変換後(UTF-8)の構成情報ファイル名 [UTF-8からSJISへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 iconv -f UTF-8 -t CP932 変換前(UTF-8)の構成情報ファイル名 > 変 換後(SJIS)の構成情報ファイル名 [UTF-8からEUCへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 iconv -f UTF-8 -t EUC-JP-MS 変換前(UTF-8)の構成情報ファイル名 > 変換後(EUC)の構成情報ファイル名 移入しようとするノードが、新ノードフォルダに配置されている場合、 所属すべきネットワークフォルダへ振り分けられます。 ネットワークフォルダの更新対象は、同じサブネットアドレスのフォル ダです。サブネットアドレスを変更したネットワークフォルダを移入し た場合、新規のネットワークフォルダが作成されます。 以下の作業は、移入コマンドでは実行できません。実行する場合は [Systemwalkerコンソール]から行ってください。 - ノード/フォルダの削除 - 代表インターフェースの変更 運用監視サーバにクラスタのノードが含まれている場合、全体監視サー バのクラスタフォルダ配下にはプライマリのノードしか表示されませ ん。 プライマリのノードでフェールオーバーが発生し、セカンダリで Centric Managerが起動した時にセカンダリのノードが表示されます。 3.3.11 グローバルサーバ、およびSVPMのフォルダ情報の移 入(GEEの場合) Systemwalker Centric Manager GEEの場合、以下のコマンドを実行し、監視 対象になる運用管理サーバから転送された、フォルダ情報ファイルを全体監視 サーバに登録します。 /opt/systemwalker/bin/MpFwfldrio -i ファイル名 本コマンドは、全体監視サーバでの全体監視設定が完了している状態 で実行してください。 22 3.3 全体監視サーバの設定 登録したフォルダ情報を有効とするためには、全体監視サーバ上で Systemwalker Centric Managerを再起動してください。 23 第3章 導入 24 第4章 運用 本章では、Systemwalker Centric Managerを使用して全体監視運用を行う場 合の運用方法について説明します。 ファイル名:zen004.doc | 最終更新日時05/06/16 17:07 第4章 運用 4.1 全体監視運用のモデル 以下のシステム構成図を元に全体監視運用で可能となる運用について説明 します。 全体監視運用では以下のような運用が可能となります。 東京センタから福岡営業所、および大阪営業所の運用を監視することが できます。 福岡営業所、および大阪営業所の運用管理サーバを、東京センタの全体 監視サーバで一元管理することができます。各営業所のシステム状況は、 リアルタイムに東京センタの全体監視サーバに通知されます。 東京センタと各営業所で運用管理作業を分担することができます。昼間 は福岡営業所、および大阪営業所で監視し、夜間は東京センタで監視す るなどの運用が可能となります。 全社的に使用する資源は、東京センタから配付し、各営業所で使用する ソフトは、各営業所の管理サーバから配付することができます。 また、資源配付は以下の3形態をサポートします。 - 運用管理サーバを配付サーバとし、全体監視サーバは配付結果監 視だけの運用 - 全体監視サーバを配付サーバとする運用 26 4.1 全体監視運用のモデル - (運用管理サーバは中継サーバの位置付けで運用) 全体監視サーバ、および運用管理サーバを配付サーバとする運用 (全体監視サーバから運用管理サーバへ資源を配付し、その資 源を運用管理サーバから配下サーバへ配付する運用) 全体監視機能を使用する場合、全体監視サーバの下位サーバとして二 重化運用している運用管理サーバを配置することはできません。 27 第4章 運用 4.2 全体監視運用時の留意事項 全体監視運用時の留意事項について説明します。 全体監視運用時のサーバ間連携についての留意事項 全体監視運用している全体監視サーバと運用管理サーバ間では、監視イベン トの状態(対処状況、対応者、メモ)の同期をとることができますが、次の注 意が必要です。 同一時刻、およびサーバ間連携定義機能の[サーバ間連携定義詳細]とし て設定した[監視イベントの同期時間]の時間内に、同じ内容のイベント が複数発生している場合、1件のイベントを[対処済]にすると連携先シ ステムでは、すべてのイベントが[対処済]となります。同様に、1件の イベントを[保留]にすると、連携先システムではすべてのイベントが [保留]となります。 返答要求メッセージは[返答]することにより、被監視システムで事象が 解決され、自動的に[対処済]となります。返答要求メッセージに対して、 [返答]を行わずに[対処済]、または[保留]とした場合、[対処済]、また は[保留]を行ったサーバだけが[対処済]となります。 返答要求メッセージに対して[返答]を行った場合、監視イベントの状態 (対処状況、対応者、メモ)は連携されません。 監視イベント一括対処(evtutlnt ustatusall)コマンドを使用した監 視イベントの状態の変更は、連携されません。 以下の自動対処が実施される監視イベントの状態の変更は、連携されま せん。 - アプリケーションの稼働違反メッセージ、しきい値違反メッセー ジ - Systemwalker Operation Manager か ら 通 知 さ れ る “AP:jobschExit: エラー:399:”、または“UX:jobschExit: エラ ー:”で始まるメッセージ - [ノード状態の監視]ダイアログボックスで、“イベントの自動対 処を行う”を選択した場合に発生する、ノード状態監視のメッセ ージ 28 第5章 運用環境の変更 本章では、Systemwalker Centric Managerを使用した全体監視運用の運用環 境の変更について説明します。 ファイル名:zen005.doc | 最終更新日時05/06/16 17:07 第5章 運用環境の変更 5.1 全体監視サーバの設定変更 全体監視サーバに設定されている以下の情報は、MpFwSetOvalコマンドによ り変更できます。コマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファ レンスマニュアル”を参照してください。 全体監視サーバのホスト名または登録済の運用管理サーバのホスト名 接続方法 設定の変更方法 以下のコマンドを実行してください。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f mod -h 変更対象となるサーバのホスト名 [-o 変更後のホスト名] [-c 変更後の接続方法] [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f mod -h 変更対象となるサーバのホスト 名 [-o 変更後のホスト名] [-c 変更後の接続方法] 設定情報の参照方法 全体監視サーバに設定されている情報は、以下のコマンドを実行すると参照 できます。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f inf [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f inf 30 5.2 監視対象となる運用管理サーバの追加/削除 5.2 監視対象となる運用管理サーバの追加/削 除 全体監視運用中に、監視対象となる運用管理サーバを追加、および削除する 場合の操作手順について説明します。 5.2.1 監視対象となる運用管理サーバの追加 監視対象となる運用管理サーバを追加する場合に運用管理サーバ、および全 体監視サーバで行うそれぞれの操作手順について説明します。 5.2.1.1 運用管理サーバの設定 運用管理サーバで行う設定について説明します。 なお、以降では全体監視サーバのホスト名をHost0として説明します。 1. hosts、またはDNSの設定 全体監視の環境構築時に、全体監視サーバや、監視対象となる運用管 理サーバのホスト名を指定します。hostsファイル、またはDNSサーバに コマンドを実行するサーバ上で、ホスト名解決できるように128byte以 内のホスト名を設定してください。 それぞれ、少なくとも次のサーバや、クライアントのホスト名のアド レスが解決できるように設定する必要があります。 - 全体監視サーバ - 監視対象となる運用管理サーバ 2. インストールと環境構築 運用管理サーバのインストールと環境構築を行います。詳細は、 “Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。 3. グローバルサーバ、およびSVPMの環境定義(GEEの場合) Systemwalker Centric Manager GEEの場合、グローバルサーバ、およ びSVPMの環境定義が必要です。詳細は、“Systemwalker Centric Manager GEE説明書”を参照してください。 4. 全体監視サーバの定義 以下のコマンドを実行し、上位の全体監視サーバを定義します。コマ ンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュア ル”を参照してください。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f sub -h 全体監視サーバのホスト名 [-c 接続方法] [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f sub -h 全体監視サーバのホスト 名 [-c 接続方法] 接続方法 運用管理サーバと全体監視サーバ間の接続方法を指定します。 MpFwSetOvalコマンドで指定したホスト名が、システム監視定義 31 第5章 運用環境の変更 のメッセージ送信先システムですでに定義済みの場合、接続方法 はMpFwSetOvalコマンドで指定した接続方法が有効になります。 以下のどちらかを指定します。省略した場合は、“1”(必要時 接続)を指定したものとみなされます。 ‐ 0:常時接続 ‐ 1:必要時接続 5. Systemwalker Centric Managerの再起動 Systemwalker Centric Managerを再起動します。 a) 以下のコマンドを実行し、停止します。 [Windows版の場合] pcentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr b) 以下のコマンドを実行し、起動します。 [Windows版の場合] scentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/scentricmgr 6. 構成情報の移出 以下のコマンドを実行し、運用管理サーバにある構成情報をファイル に出力します。出力したファイルはFTPなどで全体監視サーバに転送し てください。 [Windows版の場合] mpcmnout.exe ファイル名 [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/mpcmnout.sh ファイル名 全体監視運用で移出・移入されるのは、以下の情報です。 - ノードの情報 - ネットワークフォルダの情報 - [ノード管理]ツリー内の情報 それぞれの情報の詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレ ンスマニュアル”を参照してください。 7. フォルダ情報ファイルの移出(GEEの場合) 運用管理サーバ、および全体監視サーバがGEEの場合は、グローバル サーバ、およびSVPMのフォルダ情報をファイルに出力します。 監視対象となる運用管理サーバで、以下のコマンドを実行し、出力し たファイルを、FTPなどで全体監視サーバに転送してください。 /opt/systemwalker/bin/MpFwfldrio -o ファイル名 本コマンドは、監視対象となる運用管理サーバでの全体監視設 定、およびグローバルサーバを監視するための環境定義が完了し ている状態で実行してください。 32 5.2 監視対象となる運用管理サーバの追加/削除 運用管理サーバがクラスタシステムの場合 運用管理サーバがクラスタシステムである場合は、クラスタシステム上で運 用管理サーバが運用されている状態で、以下の設定を行います。 な お 、 Systemwalker Centric Manager の 再 起 動 の 方 法 に つ い て は 、 “Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド”を参 照してください。 1. 待機系で、1.および3.の設定を行います。 2. 運用系で、1.から7.の設定を行います。すでに環境構築済みの場合、2. の設定は不要になります。 5.2.1.2 全体監視サーバの設定 全体監視サーバで行う設定について説明します。 1. hosts、またはDNSの設定 全体監視の環境構築時に、全体監視サーバや監視対象となる運用管理 サーバのホスト名を指定します。hostsファイル、またはDNSサーバにコ マンドを実行するサーバ上で、ホスト名解決できるように128byte以内 のホスト名を設定してください。 それぞれ、少なくとも以下のサーバやクライアントのホスト名のアド レスが解決できるように設定する必要があります。 - 監視対象となる運用管理サーバ - 全体監視サーバ - 全体監視クライアント - 全体監視サーバ 2. 運用管理サーバを全体監視サーバに登録 以下のコマンドを実行し、監視対象となる運用管理サーバを定義しま す。必ず、監視対象とするすべての運用管理サーバを定義します。コマ ンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュア ル”を参照してください。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f add -h 被監視運用管理サーバのホスト名 [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f add -h 被監視運用管理サーバの ホスト名 3. 連携情報の受信 Windows版の場合は、全体監視クライアント、または全体監視サーバ、 UNIX版の場合は、全体監視クライアントで以下の作業を実行し、サーバ 間連携情報を受信します。 a) [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視設定]を選択します。 →[システム監視設定[接続先設定]]ダイアログボックスが表 33 第5章 運用環境の変更 示されます。 b) 接続先の全体監視サーバの[ホスト名]、[ユーザ名]、[パスワー ド]を入力し、[OK]ボタンをクリックします。 →[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。 c) [サーバ間連携定義]ボタンをクリックします。 →[サーバ間連携定義]ダイアログボックスが表示されます。 d) [連携先システム]リストから監視対象の運用管理サーバを選択 し、[更新]ボタンをクリックします。 →[連携先システム設定(更新)]ダイアログボックスが表示さ れます。 e) [被監視システムに関係なく連携する]の選択を外し、[OK]ボタン をクリックします。 f) [運用管理サーバ]リストを選択し、[連携情報受信]ボタンをクリ ックします。 →連携情報を受信します。 g) [OK]ボタンをクリックし、サーバ間連携定義を終了します。 以下のシステムでは、必ず連携情報を受信する操作を行ってく ださい。 ‐ 連携先システム一覧の連携情報受信日時欄に “??/??/?? ??:??”と表示されている連携先システム ‐ システム構成が変更になった連携先システム 34 5.2 監視対象となる運用管理サーバの追加/削除 ‐ 被監視システムのホスト名が変更された連携先システム 4. Systemwalker Centric Managerの再起動 Systemwalker Centric Managerを再起動します。 a) 以下のコマンドを実行し、停止します。 [Windows版の場合] pcentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr b) 以下のコマンドを実行し、起動します。 [Windows版の場合] scentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/scentricmgr 5. 構成情報の移入 以下のコマンドを実行し、監視対象になる運用管理サーバから、転送 された構成情報のファイルを全体監視サーバに入力します。 [Windows版の場合] mpcmsumt.exe ファイル名 [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/mpcmsumt.sh ファイル名 - - 運 用 管 理 サ ー バ と 全 体 監 視 サ ー バ で Systemwalker Centric Managerが使用するコード系が異なる場合には、構成情報のファ イルをコード変換してから入力してください。 Solaris OE版の場合のコード変換の方法例を以下に示します。 [SJISからEUCへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 sjtoeuc 変換前(SJIS)の構成情報ファイル名 > 変換後(EUC) の構成情報ファイル名 [EUCからSJISへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 euctosj 変換前(EUC)の構成情報ファイル名 > 変換後(SJIS) の構成情報ファイル名 移入するノードが、新ノードフォルダに配置されている場合、所 属すべきネットワークフォルダへ振り分けられます。 ネットワークフォルダの更新対象は、同じサブネットアドレスの フォルダです。サブネットアドレスを変更したネットワークフォ ルダを移入した場合、新規のネットワークフォルダが作成されま す。 35 第5章 運用環境の変更 - 以下の作業は、移入コマンドでは実行できません。実行する場合 は[Systemwalkerコンソール]から行ってください。 ‐ ノード/フォルダの削除 ‐ 代表インターフェースの変更 6. フォルダ情報ファイルの登録(GEEの場合) 運用管理サーバ、および全体監視サーバがGEEの場合、全体監視サー バで、以下のコマンドを実行し、監視対象になる運用管理サーバから転 送されたフォルダ情報ファイルを全体監視サーバに登録します。 /opt/systemwalker/bin/MpFwfldrio -i ファイル名 登録したフォルダ情報を有効とするためには、全体監視サーバ 上でSystemwalker Centric Managerを再起動してください。 5.2.2 監視対象となる運用管理サーバの削除 監視対象となる運用管理サーバを削除する場合に運用管理サーバ、および全 体監視サーバで行うそれぞれの操作手順について説明します。 5.2.2.1 運用管理サーバの設定 運用管理サーバで行う設定について説明します。 1. 被監視運用管理サーバの解除 削除する運用管理サーバで、以下のコマンドを実行し、被監視運用管 理サーバの解除を行います。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f rem –a [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f rem –a 2. 構成情報の変更 削除する運用管理サーバで、以下のコマンドを実行し、構成情報の変 更を通知します。 [Windows版の場合] opaconstat –d [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/opaconstat –d 3. Systemwalker Centric Managerの再起動 削除する運用管理サーバで、Systemwalker Centric Managerを再起動 します。 a) 以下のコマンドを実行し、停止します。 [Windows版の場合] 36 5.2 監視対象となる運用管理サーバの追加/削除 pcentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr b) 以下のコマンドを実行し、起動します。 [Windows版の場合] scentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/scentricmgr 運用管理サーバがクラスタシステムの場合 運用管理サーバがクラスタシステムの場合は、以下の設定を行ってください。 1. 待機系で1.の設定を行います。 2. 運用系で1.から3.の設定を行います。 な お 、 Systemwalker Centric Manager の 再 起 動 の 方 法 に つ い て は 、 “Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド”を参 照してください。 5.2.2.2 全体監視サーバの設定 全体監視サーバで行う設定について説明します。 1. 不要となる構成情報の削除 全体監視クライアントの[Systemwalkerコンソール]に表示されるノ ードから不要となるノードなどの構成情報を削除します。 2. グローバルサーバ、およびSVPMフォルダ情報の削除(GEEの場合) Systemwalker Centric Manager GEEの場合、削除する運用管理サーバ がグローバルサーバを監視していた場合に、全体監視サーバでgscmsmt コマンドを実行し、不要となるグローバルサーバ、およびSVPMフォルダ 情報を削除します。 /opt/systemwalker/bin/gscmsmt -d hostname -d hostname: 指定したhostnameのグローバルサーバ、およびSVPM情報を全体 監視サーバから削除します。 3. 全体監視サーバで、以下のコマンドを実行し、運用管理サーバを監視対 象から除外します。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f rem -h 被監視運用管理サーバのホスト名 [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f rem -h 被監視運用管理サーバの ホスト名 4. 全体監視サーバで、Systemwalker Centric Managerを再起動します。 a) 以下のコマンドを実行し、停止します。 [Windows版の場合] 37 第5章 運用環境の変更 pcentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr b) 以下のコマンドを実行し、起動します。 [Windows版の場合] scentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/scentricmgr 38 5.3 ノード情報の追加/削除 5.3 ノード情報の追加/削除 全体監視運用中にノード情報を追加、および削除する場合の操作手順につい て説明します。 5.3.1 ノード情報の追加 全体監視運用時に、監視対象の運用管理サーバでノード情報が追加された場 合、以下のどちらかの方法により、全体監視サーバへノード情報を反映させま す。 全体監視サーバで[Systemwalkerコンソール]を使用して、監視対象の運 用管理サーバで追加されたノード情報を作成します。詳細は、 “Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。 全体監視設定時に使用する構成情報の移入・移出コマンドにより反映し ます。 構成情報の移入・移出コマンドを使用する場合は、以下の操作を行います。 コマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュア ル”を参照してください。 1. Systemwalker Centric Managerが起動された状態で、ノード情報が追加 された監視対象の運用管理サーバから構成情報を出力します。 [Windows版の場合] mpcmnout.exe データの移出先ファイル名 [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/mpcmnout.sh データの移出先ファイル名 2. 移出データのファイルをFTPなどにより、全体監視サーバに送付します。 3. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerが起動された 状態の全体監視サーバで転送された構成情報を移入してください。 [Windows版の場合] mpcmsumt.exe ファイル名 [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/mpcmsumt.sh ファイル名 4. Windows版の場合は、全体監視クライアント、または全体監視サーバ、 UNIX版の場合は、全体監視クライアントで、サーバ間連携情報の受信を 実施します。 受信方法については、“5.2.1.2 全体監視サーバの設定”を参照して ください。 運用管理サーバと全体監視サーバで、Systemwalker Centric Manager が使用するコード系が異なる場合には、構成情報のファイルをコード変 39 第5章 運用環境の変更 換してから入力してください。 - [Solaris OE版の場合] [SJISからEUCへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 sjtoeuc 変換前(SJIS)の構成情報ファイル名 > 変換後(EUC)の 構成情報ファイル名 [EUCからSJISへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 euctosj 変換前(EUC)の構成情報ファイル名 > 変換後(SJIS)の 構成情報ファイル名 - 40 [Linux版の場合] [SJISからEUCへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 iconv -f CP932 -t EUC-JP-MS 変換前(SJIS)の構成情報ファイル名 > 変換後(EUC)の構成情報ファイル名 [SJISからUTF-8へ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 iconv -f CP932 -t UTF-8 変換前(SJIS)の構成情報ファイル名 > 変 換後(UTF-8)の構成情報ファイル名 [EUCからSJISへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 iconv -f EUC-JP-MS -t CP932 変換前(EUC)の構成情報ファイル名 > 変換後(SJIS)の構成情報ファイル名 [EUCからUTF-8へ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 iconv -f EUC-JP-MS -t UTF-8 変換前(EUC)の構成情報ファイル名 > 変換後(UTF-8)の構成情報ファイル名 [UTF-8からSJISへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 iconv -f UTF-8 -t CP932 変換前(UTF-8)の構成情報ファイル名 > 変 換後(SJIS)の構成情報ファイル名 [UTF-8からEUCへ変換する場合] 以下のコマンドを実行します。 iconv -f UTF-8 -t EUC-JP-MS 変換前(UTF-8)の構成情報ファイル名 > 変換後(EUC)の構成情報ファイル名 5.3 ノード情報の追加/削除 5.3.2 ノード情報の削除 全体監視運用中に、監視対象の運用管理サーバでノード情報が削除された場 合、全体監視サーバで[Systemwalkerコンソール]を使用して、同じノード情報 を削除してください。 以下に手順を示します。 1. [Systemwalkerコンソール]の[機能選択]ボックスで[編集]を選択しま す。 2. 削除するノードを選択します。 3. [Systemwalkerコンソール]の[オブジェクト]メニューで[削除]を選択 します。 →削除確認の画面が表示されます。 4. [はい]ボタンをクリックします。 →選択したノードが削除されます。 41 第5章 運用環境の変更 5.4 全体監視の環境解除 全体監視運用の解除について説明します。全体監視の環境を解除した場合、 全体監視サーバは、運用管理サーバとなります。 以下にイメージ図を示します。以下のイメージ図では、全体監視サーバが、 運用管理サーバ1、運用管理サーバ2を監視運用している環境で、全体監視の環 境を解除しています。 42 5.4 全体監視の環境解除 全体監視サーバが、運用管理サーバ1、運用管理サーバ2を監視していた場合 の環境削除手順を以下に示します。 1. 運用管理サーバ1、運用管理サーバ2で、以下のコマンドを実行し、被監 視運用管理サーバの解除を行います。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f rem –a [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f rem –a 2. 運用管理サーバ1、運用管理サーバ2で、以下のコマンドを実行し、構成 情報の変更を通知します。 [Windows版の場合] opaconstat –d [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/opaconstat –d 3. 運用管理サーバ1、運用管理サーバ2で、Systemwalker Centric Manager を再起動します。 a) 以下のコマンドを実行し、停止します。 [Windows版の場合] pcentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr b) 以下のコマンドを実行し、起動します。 [Windows版の場合] scentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/scentricmgr 4. 全体監視サーバで、以下のコマンドを実行し、全体監視サーバを解除し ます。 [Windows版の場合] MpFwSetOval -f rem –a [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f rem –a 5. 全体監視サーバで、以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを停止します。 [Windows版の場合] pcentricmgr [UNIX版の場合] /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr 6. 全体監視サーバで、Systemwalker Centric Manager環境を削除します。 以下に環境削除を行う方法を示します。詳細は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。 [Windows版の場合] [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を選択し、[運用環境保守 43 第5章 運用環境の変更 ウィザード]から、削除してください。 [UNIX版の場合] MpFwSetupコマンドを実行し、環境設定メニューから削除を選 択します。 44 A.1 [Systemwalkerコンソール]での機能 付録A 全体監視での機能 全体監視での機能について以下に示します。 A.1 [Systemwalkerコンソール]での機能 [Systemwalkerコンソール]での機能について、選択可能、および選択不可な 機能を以下の表に示します。 [機能]メニュー メニュー項目 機能選択> 機能一覧 監視 編集 動作情報 監視機能終了 編集機能終了 Systemwalkerコンソール終了 権限 モード - - - 更新 - - 更新 - - - - - - 監視 編集 - 専用 線型 - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ インター ネット型 - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 他条件 45 ファイル名:zen00a.doc | 最終更新日時05/06/21 16:58 付録A 全体監視での機能 [ファイル]メニュー メニュー項目 監視ツリーの選択 - - 専用 線型 ○ 監視ツリーの作成 更新 編集 ○ ○ 監視ツリーの削除 更新 編集 ○ ○ 監視ツリー情報の表示 - - ○ ○ ルートフォルダ配下の監視 - 監視 ○ ○ 指定フォルダ配下の監視 - 監視 ○ ○ 更新 編集 ○ ○ ノード情報をCSV形式で保存 - 監視 ○ ○ 監視イベントログをCSV形式 で保存 MIBログの表示 MIB監視ログの表示 監視イベントログの検索 - 監視 ○ ○ - - - 監視 監視 監視 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 新ノードの振り分け 46 権限 モード インター ネット型 ○ 他条件 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 ツリーにアクセス権 限がある ノード管理ツリー、業 務管理ツリー選択時 ノード管理ツリー、業務管 理ツリー選択時に操作可能 です。 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 ノード管理ツリー、業 務管理ツリー選択時 ツリー、およびフォル ダ削除中以外 フォルダ複写中以外 ノード一覧ツリーでな い 編集機能時だけ情報の更新 が可能です。 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 指定フォルダの配下 を監視している ツリー切り替えが可能 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 ルートフォルダ以外 が選択されている ツリー切り替えが可能 ノード一覧ツリーである場 合だけ操作可能です。 ノード一覧ツリーである場 合だけ操作可能です。 A.1 [Systemwalkerコンソール]での機能 [操作]メニュー(全オブジェクト) メニュー項目 メッセージ一覧 リモートコマンドの検索 メッセージの検索 ノードの検出 拡張MIBの操作 リカバリフロー 性能監視対象一覧の表示> ネットワーク性能の表示 サーバ性能の表示 システム状態の表示 ブレードサーバ管理画面 性能情報の出力 資源配付の操作 簡易資源配付の操作 ヘルプデスク 利用者管理 操作メニューの登録 権限 モード - - - 更新 監視 監視 監視 監視 専用 線型 ○ ○ ○ × インター ネット型 ○ ○ ○ × - - - - - - - 監視 監視 - 監視 監視 監視 監視 × ○ - × × × ○ × × - × × × ○ 更新 操作 - 更新 操作 - - 更新 監視 × × 監視 監視 × × × × 監視 監視 監視 ○ × ○ ○ × ○ 他条件 ノード一覧ツリーである場 合だけ操作可能です。 GEE 運用管理サーバに定義ファ イルがある場合は、操作可能 です。 注1 [操作]メニュー(指定オブジェクト) メニュー項目 MIB情報の表示> システム情報 インタフェース情報 通信情報 TCP接続情報 UDPポート情報 Interstage情報 無線LANアクセスポイント 情報 MIBの取得 MIBの設定 HUB接続状況の表示 性能監視> ノード中心マップ型の表示 権限 モード - - - - - - - - 監視 監視 監視 監視 監視 監視 監視 監視 専用 線型 - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - - 更新 - - 監視 監視 監視 - 監視 ○ ○ × - × インター ネット型 - × × × × × × × × × × - × 他条件 ノードを単一選択している 場合は、操作可能です。 47 付録A 全体監視での機能 メニュー項目 - 監視 専用 線型 × - 監視 × × - 監視 × × - 監視 × × - 更新 更新 操作 更新 操作 - 監視 監視 - × × - × × GEE 監視 注2 注2 リモートコマンドの検索 - 監視 ○ ○ メッセージの検索 - 監視 ○ ○ 選択ノードがシステム監視 対象ノードの場合は、コマ ンド発行が可能です。(複 数選択可) ノードを選択している場合 (複数選択可)は、操作可 能です。 オブジェクトを選択してい る場合(複数選択可)は、 操作可能です。 更新 更新 - - 監視 監視 監視 監視 × × ○ ○ × × ○ ○ - 監視 ○ ○ 監視 × × 監視 × × クラスタコンソールの表示 更新 操作 更新 操作 - 監視 ○ ○ WSMGR 更新 監視 ○ ○ ペアノード経路マップ型の 表示 ノード詳細の表示(トラフ ィック) ノード詳細の表示(サーバ 性能) アプリケーション性能の表 示 グローバルサーバ連携> FNA/OSIノードの検出 資源操作 リモートコマンド ノード検出(フォルダ) ノード状態の初期化 リモートで電源を投入 リモートで電源を切断 バッチ業務 簡易資源配付(フォルダ) 簡易資源配付(ノード) 48 権限 モード インター ネット型 × 他条件 電源制御ありのノードを単 一選択している場合は、操 作可能です。 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 運用管理サーバに Systemwalker OperationMGR が イ ン ストールされている ノードを単一選択して いる 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 運用管理クライアン トがEEまたはGEE クラスタフォルダを 単一選択している 以下の条件を満たす場合 A.1 [Systemwalkerコンソール]での機能 メニュー項目 権限 モード 専用 線型 インター ネット型 操作 ハード監視 更新 操作 監視 ○ ○ リカバリフロー - 監視 ○ × プロキシの設定 更新 監視 ○ ○ ブレードサーバ管理画面 - 監視 ○ ○ ping arp telnet ftp traceroute(サブネット) - - - - - 監視 監視 監視 監視 監視 ○ ○ ○ ○ ○ × × × × × traceroute(ノード) - 監視 ○ × リモート操作 - 監視 ○ × 他条件 は、操作可能です。 (GEE) グローバルサーバフ ォルダを選択してい る WSMGRが定義されてい る 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 (GEE) SVPMフォルダを選択し ている ハード監視が設定され ている 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 ノードを単一選択して いる システム監視対象ノ ードを選択している 部門フォルダ・ノードを単 一選択している場合は、操 作可能です。 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 ノードを単一選択して いる 運用管理サーバに定義 ファイルが設定されて いる ブレードOIDが設定され ている ノードを単一選択している 場合は、操作可能です。 サブネットフォルダ・ノー ドを単一選択している場合 は、操作可能です。 ノードを単一選択している 場合は、操作可能です。 以下の条件を満たしている 場合は、操作可能です。 リモート操作がインス トールされている ノードを単一選択して いる 49 付録A 全体監視での機能 [イベント]メニュー メニュー項目 絞り込み条件 - 監視 専用 線型 ○ 絞り込みを解除 - 監視 ○ ○ 未対処イベントの最大件数取 り込み 未対処イベントの最大件数取 り込みの中断 - 監視 ○ ○ - 監視 ○ ○ 監視イベントの対処 更新 操作 監視 ○ ○ 監視イベントの一括対処 更新 操作 - - - 監視 ○ ○ 監視 監視 監視 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 更新 操作 監視 ○ ○ - 監視 ○ ○ 更新 更新 監視 監視 ○ ○ ○ ○ 更新 監視 ○ ○ 返答定義 影響範囲の表示 - - 監視 監視 ○ ○ ○ ○ 影響範囲の表示を中止 - 監視 ○ ○ 監視イベント一覧の検索 監視イベントの設定 監視イベント情報をクリップ ボードへコピー 連携製品の起動 イベントの発生元へジャンプ アクション定義 アクション定義の設定 (監視対象からはずす) アクション定義の追加 50 権限 モード インター ネット型 ○ 他条件 すべての利用者が使用可能 です。 絞り込み表示時だけ操作可 能です。 イベント情報受信完了後、 操作可能となります。 未対処イベントの最大件数 取り込み中は操作可能で す。 監視イベント一覧中のメッ セージを選択(複数選択可) している場合は、操作可能 です。 監視イベント一覧中のメッ セージが1件以上の場合は、 操作可能です。 監視イベント一覧中のイベ ントを単一選択および、イ ベントに対してコマンドが 設定している場合に操作可 能です。 監視イベント一覧中のメッ セージが1件以上の場合、ま たはイベントを単一選択し ている場合は、操作可能で す。 監視イベント一覧中のメッ セージが1件以上、またはイ ベントを単一選択している 場合は、操作可能です。 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 業務管理ツリーである 監視マップ表示中 イベントを単一選択 している 影響範囲表示中は操作可能 です。 A.1 [Systemwalkerコンソール]での機能 [オブジェクト]メニュー メニュー項目 作成 更新 編集 専用 線型 ○ 追加> ノードの追加 アプリケーションの追加 データベースの追加 管理者の追加 ワークユニットの追加 パッケージの追加 仮想ノードの追加 GSサブシステムの追加 - 更新 更新 更新 更新 更新 更新 更新 更新 - 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 更新 編集 ○ ○ - 監視 ○ ○ 更新 編集 ○ ○ - 監視 ○ ○ 更新 編集 ○ ○ - - ○ ○ フォルダの複写 削除 切り取り コピー 権限 モード インター ネット型 ○ 他条件 ツリーが表示されている場 合は、操作可能です。 監視ツリー上のフォルダを 単一選択している場合は、 操作可能です。 監視ツリー上のフォルダを 単一選択している場合は、 操作可能です。(GEE) 監視ツリー上のフォルダを 単一選択している場合は、 操作可能です。 監視マップ上で図形選択時 (複数選択可)操作可能で す。 ツリーの頂点以外を選択し ている場合(監視ツリーで は、単一選択、監視マップ、 およびリスト上では複数選 択可)は操作可能です。 監視マップ上で図形選択時 (複数選択可)操作可能で す。 監視マップ上で図形選択時 (複数選択可)操作可能で す。 ツリーの頂点以外を選択し ている場合(監視ツリーで は、単一選択、監視マップ、 およびリスト上では複数選 択可)は操作可能です。 監視マップ上で図形選択時 (複数選択可)操作可能で す。 監視マップ上で図形選択時 (複数選択可)操作可能で す。 51 付録A 全体監視での機能 メニュー項目 貼り付け - - 専用 線型 ○ アイコンを元の大きさに戻す - - ○ ○ 移動> フォルダへ移動 フォルダの並べ替え 前に移動 後に移動 検索 監視イベント一覧の絞り込み - 更新 更新 更新 更新 - - - 編集 編集 編集 編集 - 監視 - ○ ○ ○ ○ ○ ○ - ○ ○ ○ ○ ○ ○ 影響範囲の表示> 最重要のイベント発生時 重要のイベント発生時 警告のイベント発生時 - - - - - - - - - ○ ○ ○ - ○ ○ ○ 影響範囲の表示を中止 - - ○ ○ 重み付け - 監視 ○ ○ 更新 編集 ○ ○ 更新 - 更新 編集 - 編集 × ○ ○ × ○ ○ - - - - アプリケーションの関係付け プ 表示 ロ 更新 パ テ ィ アプリケーション> 52 権限 モード インター ネット型 ○ 他条件 切り取り操作後、操作可能 となります。 図形編集機能がONの時、操 作可能です。 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 監視イベント一覧中の メッセージが1件以上 ツリーの頂点以外の オブジェクトを単一 選択している 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 業務管理ツリーである 監視マップに表示さ れているオブジェク トを単一選択してい る 影響範囲表示時は操作可能 です。 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 業務管理ツリーである 監視マップ 上 のオブジ ェクトを単 一 選択して いる 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 業務管理ツリーである 監視マップ上のオブ ジェクトを選択(複数 選択可)している オブジェクトを単一選択し ている場合は、操作可能で す。 A.1 [Systemwalkerコンソール]での機能 メニュー項目 操作 操作 操作 操作 操作 - - - 監視 監視 監視 監視 監視 - 監視 監視 専用 線型 × × × × × - ○ ○ インベントリ情報の表示 - 監視 ○ ○ インベントリ情報の検索 - 監視 ○ ○ 起動 停止 強制終了 全停止 全強制終了 通知> E-Mailによる通知 ポケットベルによる通知 権限 モード インター ネット型 × × × × × - ○ ○ 他条件 以下の条件を満たす場合 は、操作可能です。 イベントを単一選択 している 監視マップ、およびリ ストで管理者オブジ ェクトを選択してい る ノードを単一選択している 場合は、操作可能です。 53 付録A 全体監視での機能 [ポリシー]メニュー メニュー項目 権限 ポリシーの定義> ノード> 部門共通 ノードの検出> フォルダ ノード状態の表示> フォルダ ノード ノード状態の監視> フォルダ ノード MIBの監視 フォルダ ノード DHCPクライアントの監 視 状況一覧 仮想ノードの監視 ネットワークの性能> 全体 フォルダ ノード サーバの性能 イベント> フォルダ - - 更新 - 更新 - 更新 更新 - 更新 更新 - 更新 更新 更新 モード 専用 線型 - - - - - × - - - × - - - × - × - - - × - × - - - × - × - × インター ネット型 - - × - × - × × - × × - × × × 更新 更新 - 更新 更新 更新 更新 - 更新 - - - - - - - - - × × - × × × × - × × × - × × × × - ○ 更新 - × ○ アプリケーションの監視 インターネットサーバ> ノード 資源配付> サーバ環境の設定 クライアント環境の設定 インベントリ 更新 - 更新 - - - - - - - - - - - × - × - × × ○ × - × - × × ○ インテリジェントサービス> スクリプトの管理 運用管理サーバ フォルダ - 更新 更新 更新 - - - - - ○ ○ × - ○ ○ × ノード 54 他条件 新ノード以外のフォルダ選 択時は、操作可能です。 システム監視エージェント がインストールされている ノードを単一選択している 場合は、操作可能です。 運用管理サーバだけ操作可 能です。(Windows版) A.1 [Systemwalkerコンソール]での機能 メニュー項目 権限 ノード 簡易資源配付 リカバリフロー> 環境定義 更新 更新 - 更新 グローバルサーバ連携> 監視アラームカスタマイズ 環境設定 イベント監視の動作環境> 全体 フォルダ ノード ヘルプデスクの動作設定> クライアントの設定 サーバの設定 利用者のアクセス権設定 ポリシーの配付 ポリシーの配付状況 - 更新 更新 - 更新 更新 更新 - - - 更新 更新 更新 モード 専用 線型 - × - × - - - ○ - - - - - - - - - - - - - インター ネット型 × × - × - ○ ○ - ○ × × - ○ ○ ○ × × - ○ ○ - ○ × × - ○ ○ ○ ○ ○ 専用 線型 ○ ○ ○ × ○ ○ インター ネット型 ○ ○ ○ × ○ ○ 他条件 運用管理サーバへ接続した 場合、どのノードを選択し ても操作可能です。 全体監視サーバへ接続した 場合は、運用管理サーバを 選択した場合だけ操作可能 です。 GEE GEE GEE [表示]メニュー メニュー項目 マップの表示 リストの表示 表示の設定 最新の稼働状態を表示 ツールバーの表示 ステータスバーの表示 権限 モード - - - - - - - - - 監視 - - 他条件 55 付録A 全体監視での機能 [オプション]メニュー メニュー項目 - - 監視 監視 専用 線型 ○ ○ - - - - 監視 監視 - - ○ ○ - ○ ○ ○ - ○ - - ○ ○ 更新 - 編集 監視 ○ ○ ○ ○ プロパティ - - ○ ○ 図形編集モード - - ○ ○ フォント設定 終了時の状態保存 - - - - ○ ○ ○ ○ 専用 線型 ○ ○ インター ネット型 ○ ○ 操作ウィンドウの表示 監視イベント種別ウィンドウ の表示 カスタマイズ グラフの表示 マップ> 保存 再読み込み 自動作成 コピー 権限 モード インター ネット型 ○ ○ 他条件 監視マップ表示中は、操作 可能です。 監視マップ表示中は、操作 可能です。 監視マップ表示中は、操作 可能です。 監視マップ表示中は、操作 可能です。 監視マップ表示中は操作可 能です。 [ヘルプ]メニュー メニュー項目 トピックの検索 バージョン情報 56 権限 モード - - - - 他条件 A.1 [Systemwalkerコンソール]での機能 [検出]メニュー メニュー項目 権限 モード 専用 線型 × × × × インター ネット型 × × × × 他条件 ノードの検出 更新 編集 アプリケーションの検出 更新 編集 GSワークユニットの検出 更新 編集 GSワークユニットオブジェク 更新 編集 トの検出 GSサブシステムの検出 更新 編集 × × FNA/OSIノードの検出 更新 編集 × × 仮想ノードの検出(全体) 更新 編集 × × 仮想ノードの検出(指定ノー 更新 編集 × × ド) ○:選択可能 ×:選択不可能 注1: Windows版の運用管理サーバ、および運用管理クライアントがWindows 版のMpWalker/DM V3.0、SystemWalker/CentricMGR V4.0からバージョンアッ プする場合だけ存在します。 注2:リポジトリの状態により、選択可能となります。 57 付録A 全体監視での機能 A.2 グローバルサーバについての全体監視サー バの機能(GEEの場合) Systemwalker Centric Manager GEEの場合、全体監視サーバと運用管理サー バの機能差を以下に示します。 機能 Systemwalker コンソール システム状態 ウィンドウ 概要 グローバルサーバの資源を 監視するためのコンソール グローバルサーバごとのシ ステムの状態を表示する ハード監視ウ グローバルサーバごとのハ ィンドウ ード監視画面を表示する グローバルサ ーバフォルダ 作成 グローバルサ ーバフォルダ 編集 監視コンソール上に監視用 のグローバルサーバのアイ コンを作成/表示する 監視コンソール上に監視用 のグローバルサーバのアイ コンの情報を編集する グローバルサ 監視コンソール上に監視用 ーバフォルダ のグローバルサーバのアイ 削除 コンを削除する SVPMフォルダ 監視コンソール上に監視用 作成 のSVPMのアイコンを作成/ 表示する SVPMフォルダ 監視コンソール上に監視用 編集 のSVPMのアイコンの情報を 編集する SVPMフォルダ 監視コンソール上に監視用 削除 のSVPMのアイコンを削除す る 資源フォルダ ホストアイコン配下の資源 の作成/変更 フォルダ(FNA/OSIオブジェ クト)を表示する グローバルサ グローバルサーバの資源配 ーバ経由の資 付(DRMS)と連携し、グロー 58 運用管理サーバ 全体監視サーバ(専用線) ○ △ Systemwalkerコンソール Systemwalkerコンソール ○ × Systemwalkerコンソール のシステム状態 ○ × Systemwalkerコンソール のハード監視 ○ ○ システム構成情報登録コ 全体監視のセットアップ マンドgscmadd ○ ○ Systemwalkerコンソール Systemwalkerコンソール のグローバルサーバプロ のグローバルサーバプロ パティ パティ ○ ○ 監視パス定義ファイルか 監視パス定義ファイルか らグローバルサーバを削 らグローバルサーバを削 除してシステム構成情報 除して構成情報削除コマ 登録コマンドgscmadd ンドgscmsmt ○ ○ システム構成情報登録コ 全体監視のセットアップ マンドgscmadd ○ ○ Systemwalkerコンソール Systemwalkerコンソール のSVPMプロパティ のSVPMプロパティ ○ ○ SVPMコンソール番号定義 SVPMコンソール番号定義 ファイル、および監視パ ファイルからSVPM情報を ス定義ファイルからSVPM 削除して構成情報削除コ 情報を削除してシステム マンドgscmsmt 構成情報登録コマンド gscmadd ○ × Systemwalkerコンソール のフォルダ作成 ○ × A.2 グローバルサーバについての全体監視サーバの機能(GEEの場合) 機能 源配付 概要 バルサーバを中継して部 門、業務サーバへ資源を配 付する システムメッ グローバルサーバのシステ セージの監視 ムメッセージ、および連携 製品(DF/ES、FCMSYS)のメッ セージを監視する ハードウェア グローバルサーバのハード 異常の監視 ウェア異常を監視する 運用管理サーバ 全体監視サーバ(専用線) ○ ○ Systemwalkerコンソール Systemwalkerコンソール ○ Systemwalkerコンソール のハード監視 グローバ ルサーバの○ FNA/OSI資源ごとに監視す Systemwalkerコンソール る 監視メッセージに対する対 ○ 処を行う Systemwalkerコンソール 返答要求メッセージに対し ○ て対処を行う Systemwalkerコンソール FNA/OSI オ ブ ジェクトの監 視 メッセージの 対処 返答要求メッ セージ対する 対処 リモートコマ グローバルサーバに対して ○ ンド リモートコマンドを投入す Systemwalkerコンソール る FNA/OSI 資 源 FNA/OSI資源の操作(活性、 ○ 操作 非活性)を行う Systemwalkerコンソール の資源操作 WSMGR連携 WSMGRの呼び出しを行う ○ Systemwalkerコンソール のWSMGR リモートコマ グローバルサーバに対して × ンドのAPI リモートコマンドを投入す るAPIを提供する ○:使用可能 ×:使用不可能 △:一部使用不可能 ○ Systemwalkerコンソール のハード監視 × ○ Systemwalkerコンソール ○ Systemwalkerコンソール ○ Systemwalkerコンソール × ○ Systemwalkerコンソール のWSMGR × グローバルサーバについては、インターネット型の全体監視はできません。 全体監視サーバでは、運用管理サーバ経由での監視となり、グローバルサ ーバを直接監視することはできません。 全体監視サーバでは、主監視パス確立時にメッセージが過剰に表示される 場合があります。 これは、グローバルサーバのコンソールで解決しているメッセージ (返答済みの返答要求メッセージなど)が表示される場合があるためで す。このような場合は、グローバルサーバのコンソール上にメッセージ が残っているか確認し、手動で対処済としてください。 59 付録A 全体監視での機能 60