PDF : 855KB / P.22 ～ P.23

営業概況 : イメージング ソリューション
経営戦略
Fujifilm in Brief
営業概況
重点事業の成長戦略
成長を支える基盤
財務セクション
イメージング ソリューション
事業分野
フォトイメージング
売上高
売上高推移
3,736 億円
億円
（対前年度 ＋8.0%）
光学・電子映像
営業利益
当期の概況
イメージング ソリューション部門の連結売上高は、
インスタントカメラやスマートフォン用カメラモジュー
ルの売上が好調に推移したことなどにより、3,736億
円（前年度比 8.0% 増）
となりました。当部門の営業
利益は、
フォトイメージングの好調に加え、固定費削
減効果などにより、36億円となりました。
4,000
3,000
3,460
54%
59%
58%
41%
42%
増
インスタントカメラ チェキ の
好調。
スマートフォン用カメラモジュー
ル、
テレビカメラ用レンズなどの
販売増。
2,000
36 億円
1,000
46%
（対前年度 黒字化）
0
売上高構成比率
’11
’12
フォトイメージング
’13
減
(年度)
全世界的なコンパクトデジタル
カメラの需要減少。
光学・電子映像
営業利益（損失）推移
光学・
電子映像
億円
42%
フォト
イメージング
58%
13 対 12 増減要因
36
50
増
0
インスタントカメラなど、フォトイ
メージングの好調。
– 50
電子映像分野での徹底的な
固定費削減と高級機種への
シフト。
– 81
「FUJIFILM X-E2」
13 対 12 増減要因
3,736
3,750
– 100
’11
–8
’12
’13
(年度)
「FUJIFILM X-T1」
チェキ「instax mini 90
ネオクラシック」
2011年度
2012年度
2013年度
* 2013年度第1四半期に行われた組織変
¥3,750
¥3,460
¥3,736
メーション ソリューションからイメージング
(81)
(8)
36
3,274
3,273
3,221
減価償却費
146
133
135
設備投資額
129
98
93
億円
HDTVレンズ
売上高
営業利益（損失）
総資産
「Year Album」
更により、光学デバイス事業をインフォ
ソリューションへ変更しています。これに
伴い、2011年度及び2012年度の数値を
リステートしています。
FUJIFILM Holdings Corporation
22
営業概況 : イメージング ソリューション
Fujifilm in Brief
フォトイメージング
光学・電子映像 *
事業の概要
事業の概要
「撮影」から「出力」まで、あらゆる製品・サービスを提供
経営戦略
重点事業の成長戦略
デジタルカメラ・さまざまな用途のレンズを提供
営業概況
T
成長を支える基盤
O
P
I
C
財務セクション
S
スマートフォン対応でさらに広がる チェキ の世界
スマホ de チェキ 「instax SHARE SP-1」
写真フィルムの国産化を果たして以来、
カラーフィル
レンズやイメージセンサー、画像処理プロセッサー
ム、
インスタントカメラ チェキ などの撮影媒体から、写真
など独自の技術力を生かしたプレミアムデジタルカメラ
え、
撮影した画像をプリントしたいというニーズも高まっています。
用カラーペーパー、
プリント機器、
フォトブックをはじめとし
「 X シリーズ」をはじめとして、テレビカメラ用レンズや、
このプリンターは、
スマートフォンにインストールした専用ア
た付加価値プリントサービスなどの出力媒体まで、
「撮
スマートフォン用カメラモジュールなどさまざまなレンズ関
影」から
「出力」に至る、写真に関わるあらゆる製品・
連製品などを提供しています。
サービスを展開しています。
* 2013年6月に「光学デバイス」と「電子映像」を統合し、新たな事業として再編しました。
スマートフォンの普及とともに搭載カメラでの撮影機会が増
プリを使って画像データをワイヤレス
で送信し、
スピーディにチェキフィルム
にプリントできます。専用アプリには、
ソーシャル・ネットワーキング・サービ
スとの連携サービスの他、撮影時の
時間や天気、場所が印字できる機能
当期の実績と今後の取り組み
当期の実績と今後の取り組み
2013年9月に チェキ「instax mini90ネオクラシック」
電子映像分野では、
スマートフォンの急激な普及によ
を、2014年2月にスマートフォンで撮影した画像をチェキ
る全世界的なコンパクトデジタルカメラの需要減少の影
フィルムにプリントできるプリンター スマホ de チェキ
響を受けて売上が減少しましたが、高級機種「 Xシリー
「instax SHARE SP-1」
を発売したことなどにより、
インス
ズ」
の販売は好調に推移しました。
また、徹底的に固定費
などが備わり、
プリントの楽しみがさらに
広がります。
スマホ de チェキ
「instax SHARE SP-1」
プレミアムデジタルカメラ「X シリーズ」のラインアップ拡大
「FUJIFILM X-T1」
近年、
レンズ式交換カメラ市場においてミラーレスカメラが
タントカメラ及びインスタントフィルムの販売が大幅に増
を削減しました。
加しました。
また、
「 Y e a r A l b u m 」などの付 加 価 値
今後も独自技術を生かした
「Xシリーズ」
や交換レンズ
プリントビジネスの拡大及び為替の円安などにより売上
のラインアップを拡充し、
レンズ交換式カメラを中心に販
が増加しました。
売を強化していきます。
今後は、
アジアを中心に好評なインスタントカメラの
光学デバイス分野では、
スマートフォン用カメラモジュール
販売を、米国や欧州など幅広い地域でも伸ばしていくと
の販売が大幅に増加し、
テレビカメラ用レンズなどの販売
際立つ解像力を発揮し、長年にわた
ともに、付加価値プリントなどカラーペーパーのシェアを
も好調に推移したことにより売上が大幅に増加しました。
り蓄積した色再現技術で、
卓越した写
引き続き高めていきます。
今後は光学・電子映像として新たに再編した体制で、
占める割合が上昇しています。
2014年2月に発売したプレミアム
ミラーレスカメラ
「FUJIFILM X-T1」
は、
これまで一眼レフカメラ
を好んで使ってきたプロカメラマンやハイアマチュア層から高
い評価をいただいています。独自の
センサーと画像処理エンジン、高精
細フジノンレンズの組み合わせにより
真画質を生み出します。
「FUJIFILM X-T1」
レンズや画像に関する高い技術力を最大限発揮できるビ
ジネス展開を狙っていきます。
FUJIFILM Holdings Corporation
23